KUROうさぎの『コンサートを聴いて』
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
鑑賞日:2018年6月3日(日)10:00開演入場料:¥3,600 (スクリーン4/B列) 【配給】松竹株式会社METライブビューイング2017-2018シーズン歌劇「サンドリヨン ~シンデレラ~」マスネ作曲 全4幕(フランス語/字幕付)会場:ミッドランドスクエアシネマ指揮:ベルトラン・ド・ビリー演出:ロラン・ペリー管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団合 唱:メトロポリタン歌劇場合唱団出演:サンドリヨン/リュセット:ジョイス・ディドナートシャルマン王子:アリス・クート妖 精 :キャスリーン・キムド・ラ・アルティエール夫人:ステファンニー・ブライズパンドルフ :ロラン・ナウリ上映時間:3時間4分(休憩1回)MET上演日:2018年4月28日感想: シンデレラを原作にしたオペラは、ロッシーニ「チェネレントラ」が有名だが、マスネ作曲「サンドリヨン」がMET初演、ライブビューイングがあるとのことで、名古屋のミッドランドスクエアまで出掛けた。 今回前日にチケットを取ったため前から2列目しか取れず、当日は何と満席に。METライブビューイングの知名度も上がってきているのでしょう。 幕間のインタビューで演出のロラン・ペリーが、子供が持っていた童話の本を意識したとのことで、壁にはフランス語で文字が書かれ、Cendrillonの文字を使った馬車も登場。 衣装もメルヘン的な世界で、意地悪姉妹や継母のスカートの形や大きさ、舞踏会での貴族の女性の衣装が個別にデザインされ、手が込んだ衣装でさすがMET。 歌手では、継母役ステファンニー・ブライズがその容姿と歌い方で如何にも意地悪役にピッタリ。王子役アリス・クートはズボン役ソプラノでディドナートとの二重唱が美しい。 タイトルロールのジョイス・ディドナートは安定した歌声と素晴らしい演技で流石です。但し衣装が肩出しのドレスのため、がっしりとした体格が目立って、小柄な王子役とはアンバランス。 本作品が「チェネレントラ」より有名にならなかったのは、王子がズボン役の影響もあるのでしょう。 今シーズンのMETライブビューイングは本作品で終了。音楽監督レヴァインの解雇は大変残念だったが、ヤニック・ネゼ=セガンが就任し、2018-19シーズンはネトレプコ、カウフマン(本当に出るのか?)、ガランチャなど出演予定とのことで今から楽しみ。 End
2018.06.03
コメント(0)