おしゃれ手紙

2004.11.03
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テーマ: 里山生活系(100)
カテゴリ: トリビア
木の枝

猿田とは「猿が出てきそうな山の中の田んぼのある所」と思うのが普通。

しかし、以外にも、サルは猿にあらず。

「猿田」のあたりは、山裾が水田でかつては、沼だった所。

サルとは、アイヌの言葉のサル=芦だという。[ちめい5より]

そういえば以前、アイヌの生活を描いたドキュメンタリー映画、 「沙流川(さるかわ)アイヌ・子どもの遊び」 という映画を見たことがある。
沙流川という言葉が長い間ひっかっていたけれど、これで、謎はとけた。

沙流川は、芦の生えた川ということだったのだ。


かれらは、和人に追われ、北へ北へと逃げた。

本州からいなくなったように思ったが、彼らが住んでいたという証は地名として、しっかり残った。

古い地名には、その土地の形態を現したものが多い。
それだけ、自然が豊かで、そこに暮す人間達は自然と共に暮していたということか。

アイヌのことを思うとつい思うのは、熊のこと。

アイヌの人々は、鮭を採るとき、

一匹は神に、

一匹は、アイヌに、

一匹は熊に・・・といって最小限のものを採ったという。


台風のため、餌がなくなって里に降りてくる熊にドングリを撒こうという意見があった。
賛否は、両論ある。




・・・・・・・・・私が一番うなずいた「熊にドングリ」の意見です。
「憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチ」10/21

「飢えたクマが人を襲わないようにドングリを集めて山に運ぶ」企画の反響記事。

他の地域産のドングリを山中に置いてくる事が、「生態系を乱す」「自然に干渉しすぎ」と批判されてもいるようである。

「自然に一切干渉しないのなら、人間は山を切り崩したり雑木林を杉林に植え替えたりするべきではないし、クマに襲われても抵抗せずに死ねばよろしい」とつい短絡的に反発したくなってしまった。

そもそも生態系が乱れているから今年のクマ騒動が起きている訳で、「クマにドングリを運ぶ」という前向きな行動に致命的欠陥があるのなら、代わりにもっと優れた前向きな行動を提示して見せろ、と思う。





◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★11月1日 *七五三のトリビア「越後屋、そちもワルよのう」 UP







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Last updated  2013.11.11 20:32:04 コメント(12) | コメントを書く


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