おしゃれ手紙

2005.05.10
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カテゴリ: 生活
ばら

今、家の前の巾5mの小さな花壇は真紅の薔薇の花でいっぱい。

そこで私は、開ききった花を切る。

切っても切っても、次々に花は開き、毎日30分は、開いた花を切る。

花を切りながら、ふと薔薇と女性が重なる。

開ききった花は、人間なら熟女と呼ばれる年齢か・・・。

まだまだ、美しいのだ。

切るのをためらうくらいに・・・。

でも、開いたら、切らなければならない、それが、花の定め。



花が終わっても生きていいのは、人間だけ。

他の植物や動物は、老いを支える力がない。

私が切っているのを見ながら、お隣のIさんが

「このくらいの花が一番きれいね。」と八分咲きの花を見ながら言う。

私は、彼女にその枝を切って渡しながら

「20歳くらいの乙女やからね、この薔薇は」と言う。

「私らは、これ?」と私と、同い年のIさんは、私が摘み取った開ききった薔薇を指差し笑う。

++

この時期、毎日、毎日、薔薇を摘む。

切っても、切っても、また新しい薔薇の花が咲いてくる。

それはまるで一世を風靡した美少女が、大人になっても、次から次に美少女が現れる、そんな感じなのだ。



★英語でしゃべらナイト
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 
★5月7日 *江戸っ子の心意気:初かつお* UP






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Last updated  2005.05.10 20:19:14 コメント(16) | コメントを書く


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