おしゃれ手紙

2008.02.07
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カテゴリ: 映画
ペルセポリス:あらすじ
1978年、イラン。
9歳の少女マルジは、パパとママ、大好きなおばあちゃんに囲まれて、幸せに暮らしていた。
しかし革命が起き、翌年には戦争が始まるなど、イランは激動の時を迎える。
この混乱を避けるため、マルジは、ウィーンに留学することに。
ティーンエイジャーのマルジは楽しい日々を送っていたが、次第に西欧文化をイスラム文化のはざまで悩むようになり、自由を手放してでも帰国を決意する。
再び家族の元に戻ったマルジは、さまざまな社会の制約の中ででも逞しく成長していく。

イランとイラクの戦争というと、湾岸戦争を思い浮かべる。
派手に、戦闘機が飛び交って、それをテレビが中継した。

けれども、そこで暮らす人々の苦悩を私は知らなかった。
この映画は、イランの少女の目を通して戦争の愚かさを描いたもの。
健康的なマルジは、戦争という悲惨な時代にあっても、普通の女の子と同じように、おしゃれをし、音楽を聴く。
でも、マルジは、恵まれていたんだと思う。
危険が迫れば、ヨーロッパに逃げるという選択ができたのだから。
高校や大学にも行っているし、両親も健在。

ほとんどの市民は、親やきょうだいが死んで、危険な目にあっても逃げる所もなく、暮らす・・・。



カンヌ映画祭などで大評判になり、仏で大ヒットを記録したアニメ。
イスラムと西欧の2つの文化の間で成長していく少女の青春もようが感性豊かにつづられる。

「ペルセポリス」という名称は「ペルシアの都」と、「都市を破壊する」を掛けた一種の言葉遊びであったとも言われている。
戦車は、車の200倍ものCO2を出し、
戦闘機にいたっては、10000倍のCO2を出す。

人間一人が一生で出す二酸化炭素を、F16戦闘機は8時間飛ぶだけではき出してしまう。

地球温暖化防止のためにも、戦争はもうイラン。

第80回アカデミー賞■長編アニメーション賞■ノミネート作品。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2月7日 *お粥(かい)さん* UP
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Last updated  2008.05.02 21:58:40
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天地はるな@ Re[1]:9月のおしゃれ手紙:連歌と茶道(09/30) ミリオンさんへ 京都は観光客が多すぎて最…
ミリオン@ Re:ごちそうさん歌・サラダ記念日(07/06) こんばんは。 サラダは美味しいですね。食…
ミリオン@ Re:ウラワザをもって、おフジ様、登場!!(07/05) おはようございます。 野球は面白いですね…
ミリオン@ Re:へび年ですから:口縄坂(10/01) おはようございます。 大阪に行くのが楽し…

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