January 8, 2013
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カテゴリ: 気になるTV番組
今日は快晴で気温が12℃近くまで上がり、昼間は暖かくて過ごし
やすかったです
暑いのがニガテな私にとっては、冬のほうがまだうんとマシです。

でもそう思えるのは、私が冬は温暖な太平洋側気候の地域に住む
人間だからでしょう。
雪国とか北国の寒い地域にお住まいの方にとっては、暖かい春が
早く来て欲しい気持ちが強いでしょうね。

北国・・・といえば、今年のNHK大河ドラマ 『八重の桜』 は、舞台が

そして会津といえば、戊辰戦争のときに政府軍に最後まで抵抗して
悲劇の象徴となった地です。

『八重の桜』 で、おそらく前半のクライマックスになる会津戦争は
もう少し先の話になりますが、今年の正月に 『白虎隊~敗れざる
者たち』
が放送されました。
で、その感想はというと・・・

ドラマのタイトルになっている 『白虎隊』 はインパクトがかなり弱くて、
会津戦争の悲劇に対する感動はあまりなかったです。
26年前の 『白虎隊 (1986) 』 の感動の再来を期待した人には、
6年前の 『白虎隊 (2007) 』

ただ違う見方をすれば、けっこう味わいのあるドラマでした。
西郷頼母(会津藩家老) 役の 北大路 欣也さんは、NHK大河ドラマ
『篤姫』 の 勝 海舟 と重なったり、萱野権兵衛(同軍事奉行) 役の
小林 稔侍 さんは、『白虎隊 (2007) 』 では 西郷頼母 役だったので
それと重なったり。

かけ合いはじっくり聞いていたいものでした。

また幕末といえば新撰組で、土方歳三 は華のある役どころなの
ですが、今回はそれを岸谷五朗さんが演じて・・・
あー、どうしても 『江』 の 秀吉 がかぶって、土方の役に期待される
ような 「颯爽とした男前ぶり」 は、ちょっとイメージと違ってました。
むしろ、日向内記 を演じた 山田純大 さん(父親、杉良太郎さんを
ふと感じる)のほうが、この時期の土方の役が似合ったのでは?
と思ったくらいに。

でも岸谷さんが演じる土方も、胸がキュンとくる気持ちの表現とか
感じられて、いつもと違う土方も味わいがありました。
また、西郷一族が自刃する場面では、身なりを整え着物のすそを
ひもで縛ったりと、武家の女性の自害の作法や死に臨む心情も
丁寧に描かれて、興味深いものでした。

ただ、筆頭家老の西郷がなぜ生き残ったかという理由の部分は、
なんだかなーという感じだったし、できれば戦争責任をとらされて
切腹した萱野権兵衛@小林稔侍さんの演技が観たかったです。
ま、それでもラストの、西郷を救った えなりかずき さんの演技は、
ぐっとくるものがあって良かったですが。

こうしてみると、名のある役者さんたちが勢ぞろいする年末年始の
スペシャル時代劇って、やっぱいいですね。
『黄門さま』 が当分TVに帰ってこれなさそうなので、こうした形で
時代劇を継続していって欲しいものです。

  • DSC03236.jpg
これは昨年暮れに、名古屋市東区にある徳川園で撮った、ライトアップです。
幕末で徳川の世が終わったけど、ここに隣接する徳川美術館で見る
尾張徳川家の美術工芸品は圧巻のものばかりです。







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Last updated  January 9, 2013 12:15:13 AM


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