『西郷どん』感想第１回～島津斉彬公を演じる渡辺謙さんがカッコ良過ぎです！

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January 8, 2018

『西郷どん』感想　第１回～島津斉彬公を演じる渡辺謙さんがカッコ良過ぎです！

テーマ：どんなテレビを見ました？(79186)

カテゴリ：気になるＴＶ番組

2018年になり、ＮＨＫ大河ドラマは 『西郷どん』 が
始まりました。
個人的には、歴史よりも愛の方向に傾いていった昨年
のは、大河ドラマとして好きになれませんでした。
でも今年のは、私の好きな幕末から明治の時代の大河
ドラマとして、けっこう楽しめそうです。

この『西郷どん』は、西郷隆盛が２度目の島流しから
戻ってきてから、西郷の歴史の舞台での活躍が始まる

なので前半は感想も軽く、部分的にいきます。

第１回は、出だしはまあこんな感じかと楽しめました。
感想サイトをいくつか見て、ツッコミ個所になるほど
と思いつつも、方言のセリフがよくわからないことには
さほど抵抗はありませんでした。

そしてツイッターの　 #西郷どん 。
すごく参考になって面白いです。
こちらでもモチロン、渡辺謙さんが絶賛です。
『真田丸』のときの昌幸パパ＠草刈正雄さんのように、
主役じゃなくても視聴者をグイグイ引っ張ってくれる

西郷小吉（渡辺蒼くん、後の隆盛）たちは偶然にも、大砲の実験をしている
天狗（実は島津斉彬公；渡辺謙さん）と初めて出会います。
天狗は小吉たちに「弱い者の身になれ。強くなければやっつけられん。」
と説教しつつ、別れ際には甘い物に飢えている少年たちに「口止め料」と
してカステラをくれました。優しいお方です。

小吉の祖母（西郷きみ）を演ずる水野久美さんです。
この方はドラマではキツイ役や気難しい役が多いので、こうして優しい
祖母の役で出てくれて、なんか嬉しいです。

小吉の母（西郷満佐）を演ずる松坂慶子さんです。
この方は『篤姫』のときの、篤姫とともに戦う女・幾島のイメージから
今回はガラリと印象が変わり、小吉の優しい母になりました。

斉彬は江戸藩邸には影武者を置いて、こっそり薩摩に戻っていました。
斉彬は父・島津斉興（鹿賀丈史さん）に世界情勢を強く訴えても、斉興は
「また斉彬の西洋かぶれじゃ。相手にすんな。」と言うだけです。

斉興の側室の由羅（小柳ルミ子さん）は、我が子・久光（青木崇高さん）が
可愛いくてしかたがない溺愛ママです。
そして久光は、これまた育ちが良くて野心のない、お人好しそうな方です。
今作での “ぼったま” は、この久光公でしょうか。

伝統行事の「妙円寺詣り」がドラマに組み込まれて紹介されています。

薩摩藩重臣の赤山靱負を演じる沢村一樹さんです。
この方も『篤姫』で、人望があり「先生」と呼ばれ慕われていた小松清猷を
演じていて、今作ではそのイメージが重なります。

身分を隠して妙円寺詣りを見に行ったのに、成り行きから「お世継ぎ様」
とバレてしまった斉彬。
でも頑張った小吉たちに「子は、国の宝だ。お前たちのような者が
いれば、薩摩は安泰だ。頼もしく思うぞ。」と少々の無礼は気にせず、
優しく声をかけていってくれました。

斉彬のお褒めの言葉を胸に、日々武術の稽古に励む小吉でした。
しかしある日、上級武士の子が仕掛けてきた喧嘩が元で、腕に大怪我をして
武術ができなくなりました。
悔しさと悲しさで、竹林の中で一人涙しています。（映像が綺麗です）

そんなときにまた、狩りをしていた斉彬公と野原で出会います。
小吉は斉彬に、自分はいつか斉彬様のおそばで忠義を尽くしたい、
しかし怪我で二度と刀が持てなくなった、生きていてもしょうがない、
と大泣きして訴えます。それを聞いた斉彬は小吉に・・・

メソメソするな、このやっせんぼ（＝弱虫）！
死んではならぬ。
侍が重い刀を２本も差して、そっくり返る時代は
終わるんだ。
これからはな、かよわき者の声を聞き、民のために
尽くせる者こそが、真の強い侍となる。
お前は、そういう侍となればよい。

去ろうとする斉彬に小吉はもう一言、訴えます。
「おいは、斉彬様にまた、お会いしとうございもす！」
「お前が強い男になっていたらまた会おう。強くなれ！」
と言葉を残し、斉彬は去っていきました。
小吉が少年ながらに斉彬公に男惚れし、生涯をかけて忠義を尽くそうと
心に誓った瞬間でしょうね。

後日、小吉たちは赤山靱負邸で世界地図を見せてもらう機会がありました。
世界の中での日本の小ささに、さらにその中の薩摩の小ささを知ります。

しかし異国の地図の中に「Cangoxina（鹿児島）」が記されていることを
知り、世界が鹿児島を見ていると聞かされ、少年たちは胸が高鳴りました

世界が見ているこの薩摩の国のお役に立てるようになりたい。
少年たちは城山から桜島を見つめながら、そう心に誓います。
ツイッターの #西郷どんで、桜島の映像で大正溶岩が消されていて、
今は存在しない「烏島」があり、時代考証がすごいと紹介されてます。
昨年は “セントレア事件” で恥をかきましたからね。

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