June 29, 2021
XML
カテゴリ: 気になるTV番組
2021年NHK大河ドラマ 『青天を衝け』 の感想です。

この回は前半は、14代将軍・徳川家茂の死去によって
にわかに慶喜の周辺の動きが慌ただしくなり、その動きに
巻き込まれるかのように吉沢 亮さん演ずる渋沢篤太夫の
身辺や心情が動いていきました。

そして後半は、幕末といえばこの方、町田啓太さん演じる
新選組の副長・土方歳三が存分に魅せてくれました。

新選組の土方といえば、写真に残る洋装になったご本人の

今までの中では大河ドラマ『新選組!』の山本耕史さんが
最高にカッコイイと私は思ってます。

でも町田啓太さんの土方も、いやあ~もう、素敵ですね。
篤太夫の吉沢 亮さんと並んで、そして二人の会話の場面で
少しだけ入った渋沢成一郎(高良健吾さん)がいて、これ
では武州という地は男前揃いなのかと錯覚するくらいです。

この先の戊辰戦争のときに、町田啓太さんの土方歳三と
高良健吾さんの渋沢成一郎が絡む場面があるといいなと
勝手に期待しております。

さて地図のゼンリンさんが、武州に関する地図のデータを
UPしてくれました。


 めちゃくちゃ広くないですか?
こちら

大河ドラマ館も2か所でオープンしています。
※埼玉県深谷市  こちら   ※東京都北区   こちら

※こちらも盛り上がっています ⇒  #青天を衝け
 ドラマ内のことが解説されてます  #青天ナビ


慶応2年(1866)7月、第14代将軍・徳川家茂は第二次長州征伐に出陣したものの、
大坂城で病に倒れてそのまま死去しました。
その急報はすぐに京の一橋邸にいる側用人の猪飼勝三郎(遠山俊也さん)の元へ。
ところがそんな重要度の高い情報を、知らせを聞いた猪飼が驚いてつい「何?、上様が
身罷られた!?」と声を大にして言ってしまったので、秘するはずのその情報は結局、
瞬時に下々まで知れ渡ってしまいました。
渋沢篤太夫(吉沢 亮さん)は猪飼の話を聞こうと近寄り、そして次の将軍はもう我が殿
(徳川慶喜)しかないという推測になり、家臣一同は話に聞き耳をたてていました。



しかし今の日の本で将軍になるということは、火中の栗を拾うようなもの。
我が殿の徳川慶喜(草彅 剛さん)の身を案じた篤太夫は、殿が屋敷にいるうちに進言を
と思い、上役たちの制止を振り切って慶喜の元に駆け寄りました。
今のご公儀はもうもたない、そうなれば国中の非難は殿に集まる、かつての自分のような
血の気の多い者が殿の命を狙う、そんな危ない将軍になる理由なない、どうか一橋に残り
自分に殿を支えさせて欲しい、と思いをこめて必死に慶喜に訴えました。
しかし慶喜は静かに「言いたいことはそれだけか」とだけ言って、立ち去っていきました。



亡き家茂は江戸城を出るときに、自分になにかあったら次の将軍は田安家の亀之助に
してほしいと天璋院に頼んであり、天璋院もその遺命を果たそうとしていました。
しかし幕臣や慶喜寄りの親藩は、時期将軍は慶喜しかいないと強く主張し、慶喜が徳川の
世は滅亡するだろうと語ると、永井尚志(中村靖日さん)は前に進み出て、家茂は病の中
次の将軍は慶喜に頼みたいと言ったと偽りを言いました。
慶喜に話の真偽を訊かれた板倉勝静(永井秀樹さん)が肯定したので慶喜は何かを悟り、
もしその言がまことならばとした上で、「自分はこの先思うまま徳川の世に大鉈をふるう
かもしれないが、それでよいのだな?」と皆に念押しをし、一同も同意しました。



慶喜は徳川宗家を相続し、次の将軍になることが事実上決まりました。
我が殿が将軍になる、自分たちは直参になると一橋家の家臣たちは喜びにわきましたが、
それは同時に今も続いている長州征伐に行くということでした。
側近の原 市之進から部署の割り当てがあり、篤太夫は御用人手附として本営に入ること
となり、殿・慶喜に言いたい放題言ったのに重用してもらえるということでした。
篤太夫(栄一)と成一郎(喜作)は出陣しましたが、幕府側の小倉城が陥落して幕府の
敗北は決定的となり、その知らせを大坂城で聞いた慶喜は撤退を決めました。



攘夷も慶喜による長州征伐もうまくいかず、思うように事が運ばない孝明天皇はふと、
洛北の村で蟄居生活を送る岩倉具視(山内圭哉さん)のことを思い出しました。
その岩倉の元に薩摩の大久保利通(石丸幹二さん)が訪ねてきていて、自分は徳川を利用
して天子様の力を大きくしたいのに公家たちの頭が古くて~と岩倉は愚痴を言ってました。
しかし大久保から、薩摩も長州も徳川を捨て天子様を戴く世を作りたいと考えている、と
聞かされると岩倉は急に元気になり、長く続いた武家の世を終わらせ天子様が王政復古を
果たす好機が到来!とがぜん意欲がわいてきました。



慶喜が徳川宗家を継いだことで一橋家の家臣の一部は将軍家に召し抱えられることになり、
篤太夫(栄一)と成一郎(喜作)は一橋家を離れることになりました。
篤太夫が仕事の引継ぎをしていると猪飼が来て、猪飼は江戸の一橋家に戻ると言います。
篤太夫たちが京に来て一橋家の家臣となってからずっと、篤太夫たちの世話を焼いてくれ、
子だくさんで金がないと言いながら金を貸してくれ、人集めで岡部に戻った時は代官から
篤太夫と成一郎を守ってくれた猪飼でした。
猪飼や今は亡き平岡円四郎に可愛がってもらえた篤太夫には、離れがたい一橋家でした。



篤太夫と成一郎は大坂の幕府陸軍奉行所に配属され、書記官として働いていました。
御家人となったものの、一橋家にいたころのように自分の考えを殿・慶喜に提言したり、
お家のために自分の考えを生かして働くということはなく、上司から言われたことをただ
やるだけで、身分は上がっても彼らには退屈な日々でした。
二人とも精神的にイライラがつのってて、この先はどうするという話になったとき、話の
はずみで取っ組み合いの喧嘩となりました。(この二人のワチャワチャは見てて楽しい)
幼い頃からずっと共にいる二人だからイライラ解消に互いにちょうど良かったのですが、
周囲にはそのように映らずちょっとした騒ぎになりました。



そんな篤太夫に臨時の仕事として、謀反の疑いがある大沢源次郎を捕らえよとの命が下り、
護衛に新選組の土方歳三(町田啓太さん)らが来ました。
多少は剣に腕の覚えがある篤太夫だったので、初めは土方の護衛を断りました。
しかし多勢に無勢の状態になり、あわやこれまでかと思ったら土方が助けに来ました。
ところが大沢の配下らを倒した後で土方はなぜか篤太夫に刃を向け・・・



土方は剣を横に一振りし、篤太夫は悲鳴をあげて身体を引いたものの、
てっきり自分がやられた!・・・かと思ったら、



土方が狙ったのは押し入れに潜んでいた大沢でした。
(このあたりは篤太夫と違って幾度も実践を重ねてきた土方ですね)
こうして大沢の一味は捕らえられ、篤太夫は役目を果たせました。



大沢の捕縛の後で何とはなしに二人で話が始まり、篤太夫は幕臣でありながら今の
幕府に対する批判や今の心境など、思うところを土方に語っていました。
そんな篤太夫に土方は驚きつつもさらに話が進むと、実は二人はどちらも武州の百姓で
あったことがわかり、互いに妙な親近感がわいてきました。
百姓から武士になったことへの今の思いはそれぞれ違うけど、どちらも日の本のために
命を懸けて働く、この日の本を守りたい、その思いは同じでした。
そして、いつかまた会ったときに互いに恥じぬようにと約束をして別れました。
(この後で土方が渋沢成一郎と顔を合わせた場面も、この先のことを思うと胸熱でした)



朝廷から慶喜への将軍宣下はまだでしたが、それはもう決まったようなもので、
小栗忠順(武田真治さん)は今後は慶喜を盾にして公儀を守ろうと考えていました。
そんなときフランスの公使ロッシュからパリ万博の出展をどうするのか、公儀から誰を
送るのかを決めて欲しいと催促がきていました。
小栗から相談の書状を受け取った慶喜は、ふと篤太夫のことを思い出しました。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 29, 2021 04:00:23 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: