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2004/12/20
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カテゴリ: 言葉
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Last updated  2021/05/30 05:27:29 PM
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Re:阿波弁の面白さ・楽しさ/12月20日(月)(12/20)  
Lady Bird  さん
思わず笑ってしまいました。
私が住んでいたところは転勤族の人が多く言葉は特に方言を使うこともなく
笑える話もありませんでした。
関西の人は元気というか 強いですね。
時々こちらの電車の中で 平気で大きな声で関西弁で会話している人に出会います。
前に大阪に行くことがあり ちょっと時間がありましたので 地下鉄をひとりで
乗ってぶらぶらしたのですが 異国にいるような感じでした。(笑)
慣れてしまえば そんな感じもないのでしょうけどね。
(2004/12/21 03:55:20 PM)
Lady Birdさんへ  
 僕は、仕事の関係上、地元の人と付き合うことが多かったので、
そのうちに、阿波弁でコミュニケーションをとろうと努力している自分がいました。
(今ではもう、かなり忘れてしまいましたが…)。

 今でも関西で、徳島出身の人に久しぶりに会うと、思わず、
「おー、えっとぶり(久しぶり)やねー」なんて、わざと親しみを込めて、
阿波弁で挨拶するんですが、
相手は「えっとぶりなんて言われたの、
本当に久しぶりやわ」なんて言って、笑っていました。

(2004/12/22 12:59:08 AM)
方言は文化でっせ!  
ケルティック・タイガー さん
阿波弁の話、めちゃめちゃおもしろかったです。
昨今、テレビ放送を中心に東京発の情報がやたらと多いんで、方言がどんどん押しやられているような気がします。
事実、ぼくの周りでも(あっ、ぼくは生粋の浪花っ子です)、ちゃんとした大阪弁をよぉ話さない(話せない)子どもがぎょうさんいてはります。それに、「にぬき」(ゆで卵のこと)など死語になった大阪弁も少なくないし……。
日本全国津々浦々、みんな標準語ばっかり喋ったら、ホンマ、金太郎アメみたいになってしもうて、ちっともおもろいことあらへん。
ぼくは死ぬまでずっと大阪弁を喋り続けます。なんでやと言うと、それがぼくのアイデンティティーのひとつやからです。
そうそう、非関西人の人は、よく関西弁とひと括りにしはるけど、京阪神の三都市をとってみても、かなり違いがあるんですよ。
例えば、「来ない」という言葉。京都人は「きぃーひん」、大阪人は「けぇーへん」、神戸人は「こーへん」といった感じで。
ずっと大阪弁で書き綴ってしまいました(変換しにくので、時間がかかってしゃーないです)。読むづらかったですか。ごめんなさい。ここらで失礼します。
(2004/12/30 10:12:23 AM)
ケルティック・タイガーさんへ  
 ケルティック・タイガーさん、すんません。
書き込み、今の今まで見のがしてました。ホンマにお恥ずかしい。

>事実ぼくの周りでも、ちゃんとした大阪弁をよぉ話さない(話せない)子どもがぎょうさんいてはります。

 そうですね。実感として、僕もそう思います。
親の世代だって、ちゃんと方言しゃべれるのが、どれだけおるか疑問です。
 原因としては、(1)核家族化で、祖父母の言葉を聞く機会が減ってる
(2)パソコンやテレビゲームの影響で、子ども同士の会話も希薄になってる
(3)標準語化を推し進めるテレビ番組の影響

 なんて分析してるんですが、どない思いはりますか?

>日本全国津々浦々、みんな標準語ばっかり喋ったら、ホンマ、金太郎アメみたいになってしもうて、ちっともおもろいことあらへん。

 まったくもって同感でーす! 方言は文化遺産です!

>そうそう、非関西人の人は、よく関西弁とひと括りにしはるけど、京阪神の三都市をとってみても、かなり違いがあるんですよ。
>例えば、「来ない」という言葉。京都人は「きぃーひん」、大阪人は「けぇーへん」、神戸人は「こーへん」といった感じで。

 僕も、大学入るまでは神戸出身の友だちが少なくて、
「こーへん」とか「書いとぉ」とか、初めて聞いたときは、
同じ関西でもこんなにちゃうのかと、びっくりした記憶があります。
(2005/02/14 05:59:55 PM)
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 転勤族にとって、その土地土地で暮らす楽しさはいろいろあるが、「食」の探求に加えて、僕は、方言とふれ合い、自分でも喋る面白さが好きだった。

 かつて住んでいた徳島市では、阿波弁(徳島弁とも言う)が話されている。阿波弁と言っても、県内の地域によって、若干違いはあるのだが、有名なところでは、「~けんど」「~けん」に代表される語尾だ。(そう言えば、「けんど茶屋」という名前の居酒屋もあった)。

 語尾の言葉も特徴的だが、接続詞の「ほなけん」(だから、だけど)、「ほなけんど」(しかし)なんて言葉も、頻繁に耳にする。女性は「です」の意味で、「~じょ」という言葉をよく使うが、これがすごく色っぽい。「ほうなんじょー」(そうなんですよ)と耳元で言われるととても艶っぽく、ゾクゾクっとする(と感じているのは僕だけかもしれないが)。阿波踊り

 阿波弁は、関西弁とイントネーションはやや似ている。四国の他の3県と違って、関西の民放テレビすべての電波が届くという地理的な条件も影響したのかもしれない。だから徳島県人は、みんな小さい頃から「吉本新喜劇」を見て育っている( 写真 =徳島と言えば、やはり「阿波踊り」。老いも若きもお盆の4日間、踊って燃える)。

 語彙にも関西弁と共通のものもたくさんある。例えば、「かく」(運ぶ)、「こすい」(ずるい)、「食べさし」(食べかけ)、「ちびる」(摩耗する)、「ちょける」(ふざける)、「なんぼ」(いくら)、「のーなる」(なくなる)、「見てくれ」(外見)、「よーけ」(たくさん)、「わや」(駄目、めちゃくちゃ)なんて言葉は、徳島の人は、阿波弁だと思っている人が意外に多いが、実は関西弁とほぼ同じ意味で、共に使う。

 だから関西方面から転勤してきた場合、言葉の上では馴染みやすい土地とも言えるが、阿波弁でしか使われない意味で、使う言葉があるので要注意。

 徳島へ転勤した僕が一番戸惑ったのは、ある病院に初めて行った際、看護師さんからいきなり、「せこいですか?」と聞かれた時。関西弁でも「せこい」という形容詞は使うが、「ケチ」とか「(お金に)きたない」「ずるがしこい」なんて意味でしか使われない。

 しかし、徳島では(関西弁での意味で使うこともあるが)その「せこい」を、「苦しい」「しんどい」なんて意味で、かなり一般的に(!)使う。だから徳島でビジネスの相手から、「あんたの仕事もせこい仕事やねー」なんて言われても、決して怒ってはいけない。同情されているのだから…。

 もう一つ忘れられない言葉。ある時、年配の男性2人連れAさん、Bさんと同席した。Aさんは「Bと僕はちんちんの仲ですけん」と僕に紹介した。僕の頭の中は混乱する。「えー! ちんちん??」。「この2人は、ひょっとしてゲイ友?」。

 もちろん、そんな意味であるはずはない。答えを先に言うと、「ちんちん」とは阿波弁で「仲良し」という意味。ただし、このエピソードを徳島の30~40代の友人に話したら、「えー、そんな言葉、僕らの世代ではもう使いませんよー」と反応した。だから、阿波弁の「ちんちん」ももう死語になりつつあるようだ。












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