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ぴけっと

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2004/01/01
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カテゴリ: エヴァンス
■Yesterday I Heard The Rain/Bill Evans

あけましておめでとうございます

今年もぼちぼちと書いてゆこう♪

理論に偏るのでもなく、感情に偏るでもなく、自分ではバランスが取れているつもりなのだが。
『文章がうまい』とはよく言われるが、今まで数多くの文章を読んできて、そこから自分のフレーズを生み出す術を身に着けたからだ(思い上がり)ψ(`∇´)ψ ケケケ~

ただ、今は文学に対して魅力がないから読まない。
想像力が現実を超えるものが少なくなった、いや見かけなくなった。
音楽はこの三十路半ばの男の胸をおもむろにわしづかみにするだけの力がある。

胸をじんわりさせるような力を活字には今、感じない。


自分には到底、そういうものを書くことは出来ないし、演奏することも出来ない。
悲しいかな。

さて、新年1枚目。
いつもと変わらずエヴァンスで。
これは73年に初来日公演を行う前の音源だ。
エディ・ゴメスとマーティン・モレルのトリオ。
このトリオの作品としてはこのアルバムの頃が一番完成度が高いのではないだろうか。
同年2月のパリ公演ではいささか凡庸に感じられた音も、ここでは新たな展開を感じさせる。
リリカルな『Up With The Lark』で始まる。
この曲はこの演奏が初演とのこと。
その後、ラストトリオの最後の演奏までレパートリーに加わることになるナンバーだ。

エヴァンスのトップの出し方も心地よい。
『What Are You Doing The Rest Of Your Life?』は曲のイメージとしてはエレピのほうがよく似合う気もする。
ルグランの曲だが、ルグラン自身の演奏よりもいいと感じる。
やはりルグランは作曲家であって、エヴァンスは演奏者であるのだなということで。
『My Romance』を聴くと、ゴメスではやはり・・・と思ってしまう。

これはジョニー・マンデルのナンバー。
『Yesterday I Heard The Rain』邦題、”雨のつぶやき”ともいう。
この演奏が発見されるまでは、日本での演奏が初演と言われていた。
『Who Can I Turn To』はミュージカルより。
『Some Other Time』はラファロとのバンガードでの演奏も有名。
このゴメス、モレルのトリオ以降は演奏としては残ってない。
『Autumn Leaves』『Someday My Prince Will Come』も折にふれ何度も演奏した愛演曲だ。
リリカルなエヴァンスの魅力を引き出してくれる名曲だ。

1.Up With The Lark
2.What Are You Doing The Rest Of Your Life?
3.My Romance
4.Emily
5.Yesterday I Heard The Rain
6.Who Can I Turn To
7.Some Other Time
8.Autumn Leaves
9.Someday My Prince Will Come


このトリオの末期の音源ではよく思えないゴメスも、ここではいいな。
主導権をとり、攻撃的にいっている。

さて、今年こそはフルコンプリート、出来るだろうか。


I Will Say "So Long!"
For All We Know,We Will Meet Again.
誰に言うわけでもない独り言だ。
返事はいらない。
そのまま読み捨ててくれてかまわない。






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Last updated  2005/01/02 04:01:52 PM
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