1曲目『Re: Person I Knew』で、高音域を押さえるたびに不機嫌になる、エヴァンスの姿が。 その両の手は、無残にむくんでる。 この手でよく演奏できるものだ。これも薬からくる、副作用か。 ピアノに対する不満を表すかのようなタッチはあるが、ミスではない。 ジョンソンは静かに目を閉じて、一心にベースをかき鳴らす。 なぞるようにおさえるのではなく、スナップを程よく利かせているのが見える。
『Who Can I Turn To』でのメロディとハーモニーの織り成すクライマックスはすばらしい。 『Gary's Waltz』の紹介の際に「今日のピアノは良くない」と苦言を呈する。 晩年の彼が好んで演奏したナンバーだ。
オリジナルナンバー『Turn Out The Stars』を経てアップテンポに『Someday My Prince Wil Come』へ。 ラバーバラとのフォーバースのやりとりがいい感じだ。 ラストトリオではあまり評価されることのないナンバーだが、やはりラファロ、モチアンとのあの奇跡とも言える演奏のすばらしさがあるからか。
1.Re: Person I Knew 2.Midnight Mood 3.Peacocks 4.Theme From M.A.S.H. 5.Quiet Now 6.UP With The Lark 7.In Your Own Sweet Way 8.I Do It For Your Love 9.My Romance 10.Mornin' Glory 11.34 Skidoo 12.But Beautiful 13.Who Can I Turn To 14.Gary's Waltz 15.Turn Out The Stars 16.Someday My Prince Wil Come 17.Minha(All Mine) 18.Nardis