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2007年01月08日
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●『新作映画・そして僕自身のためのノート』連載第13回目



体験するために、危険になったイラク入りをしようと思ったが、
日本人青年香田君がイラクで武装勢力に捕まった。
僕は彼のイラク入りを止めなかったことを今でも悔やんでいる。
彼は僕と同じように危険を冒しても「戦争という状況」を体験し、
自分の生きる道を決めたかったと思う。
僕は彼の葬儀に参列し彼の両親に詫びた。

僕はその後、戦時下のイラク入りの機会がなくなり、
膨大な本を読みふけることになった。
また、911ボーイングを捜せというDVDにもめぐり合う。
そこには、911事件の政府発表とは違う事実が検証されていた。
また、田中宇(さかい)さんという国際政治ジャーナリストの
HPには今まで知らなかった「イラク戦争の真実」や
だれが世界を動かしているかなどの記述などがあり驚く。
世界では日本も含め、さまざまな情報操作が行われていた事実が
僕の頭を駆け巡った。

2005年9月、世界中の貧困問題を何とかしようという
ホワイトバンド運動に出会い、
僕は諦めていたフィリピンの貧困にもう一度向き合うことになる。
世界中で、3秒にひとり、子どもたちが貧しさのために食べ物がなく、
水も汚いといった理由で死んでいる現実にただ驚いた。
1日に換算すると世界中で2万5千人の子どもたちが貧しさのために
死んでいるこの世界とは一体なんなのか。
僕は怒りがこみ上げた。

僕はようやくこの数年でいろいろなことがわかってきたように思う。
世界各国が国益で政策を行っていく現実において、
世界の中心だったアメリカ政府が問題にしなければ、
利益をまるで生み出さないアフリカの飢餓や
アジアの貧困問題などはどうでもいいことなのである。
また「世界は、イラク戦争阻止の世界中の反戦1000万人の
行動や声でも変わらなかった」ことを思えば、
アメリカ政府は石油や軍需産業の国益などでイラク戦争に
突入したのかともかんぐりたくなってきた。

日本政府だって実はアメリカ政府の言いなりで、アメリカ国債を
毎年20兆円買わされたり、沖縄基地のグアム移転予算7000億円を
だすことさえも、日本国民は知らず知らずのうちに
納得していることになってしまっている。
僕は次第に、世界は、石油、穀物、金、ダイヤモンド、金融、
原子力、マスコミを支配した人々により動かされているのではないか
と考えるようになっていった。

2006年4月、現在のフィリピンは、次はイラン戦争かとの懸念からか
石油高の影響をもろに受け、毎週毎週物価が上がっていた。
このままいけば間違いなく物価が日本並みになるだろう。
街ではホールドアップが横行し、MONEYを稼ぐために人々は
たとえ嘘を言っても、泥棒しても、人を殺しても生き延びることに
必死になっている様である。
たぶんこの国はもうすぐ飢餓のために人々、特に子どもたちから
死んでいく予感がする。
この国の薬は高くて買えないし、まるで、サバイバルゲームを
しているみたいに子どもたちが死んでいく予感がする。
誰が石油や薬の値段を決めているというのか。

「いったい世界はどんな構造になっていて、誰が世界の政策を
決定するというのだろうか」


~以上、四ノ宮浩監督手記、
『新作映画・そして僕自身のためのノート』より転載~

※次回【13】は1月10日(水)掲載予定です。

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★『(仮題)天国の子どもたち』公式HP
http://sensotoheiwa.office4-pro.com/





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最終更新日  2009年02月24日 01時06分30秒
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