フィリップ・パ~ロウ探偵事務所
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『地球温暖化』という言葉は、1988年アメリカ上院の公聴会でのJ・ハンセン氏の「最近の異常気象、 とりわけ暑い気象が地球温暖化と関係していることは99%の確率で正しい」という発言から注目されるようになった。20年前か。。。アメリカでの異常気象、猛暑などのニュースは20年以上前から毎年のように聞いているような気がする。日本国内での異常気象とはまるでスケールが違う、というか何だか別次元の出来事で、どうも同じ起源の問題として扱うのには違和感がある。。。『地球温暖化』の原因はいくつかある。しかし、その全ての原因を合算しても、今現在のような平均気温の上昇を説明できない、と言われている。要するに、まだよくわかっていない、ということだな。よく耳にする『温室効果ガス』というのはそのいくつもの原因のうちのひとつ。今わかっている気温上昇の原因の中で、特に貢献度が高いというわけではない。CO2はそのいくつかある『温室効果ガス』のうちのひとつ。ICPP(国連の気候変動に関する政府間パネル)が「人為的な温室効果ガスが温暖化の原因である確率は9割を超える」と報告したことから、日本では、世界的に温室効果ガスの削減目標を掲げた京都議定書を議決するという動きになり、CO2排出量が問題視されるようになった。なぜCO2なのか。。。ここからは私の勝手な推測。まずひとつには、CO2については人類の努力によって排出量を抑制することが可能だから、という単純な理由と、CO2排出量を抑制すると、石油資源の使用量の抑制につながる、というわけではないか、という気がする。当たり前のことだが、石油資源は有限で、今のペースで石油を消費し続けていくと、近い将来使い尽くしてしまう。どのぐらいで使い切ってしまうかというと、研究者によって説はいろいろで、50年から100年ってとこらしい。もっと早いと主張する説もある。このことを前面に出すと、おそらく危機感が高まり原油価格が高騰する。日本政府もおそらく水面下で、激しい争奪戦に加わっているだろうと予想はつく。将来的に、石油資源の枯渇は避けられないが、それを先延ばしにする対策はかなり以前から研究され実用化されている。原子力発電から、最近ではバイオエタノールなどがそれにあたる。(ただしこの2つはかなりのデメリットがあるので私は賛成できない)CO2排出量削減もその対策のひとつに過ぎないのではないか。車をなるべく使わない、またはアイドリングストップ、3R運動(リユース・リデュース・リサイクル)などによって、石油の無駄遣いは確実に減る。ただ、CO2排出量削減キャンペーンは、欧米諸国ではどうもあまり浸透していない。なんだかとりとめのない文章になってきた。。。結局何が言いたいかを箇条書きにすると以下の通り。1. 『地球温暖化』の原因はCO2だけではない。2. CO2排出量削減キャンペーンは地球温暖化抑制策というよりは、石油資源の枯渇を先延ばしにするための対策である。3. 環境問題は地球温暖化だけでなく、他にも大気汚染・水質汚染、広い意味においては石油資源の枯渇・途上国の食糧不足など深刻な問題はいくらでもある。あくまでも私の個人的な見解だよ。全然わかっちゃいねえな!って反対意見もあると思う。このあたりの事情については、かなり議論が分かれるところみたいだし。それで、できるだけややこしい理屈や細かい数値を書くのは避けた。できる限り、テレビや新聞などの情報だけを鵜呑みにしないで、様々な意見を見比べていくことが大事じゃないか。。。↓もっとよく知りたい、という方のために一応wikipediaのリンク地球温暖化-wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96地球温暖化に対する懐疑論-wikipediahttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E6%87%90%E7%96%91%E8%AB%96
2009/01/08
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