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本日のワインはバルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ2001年、生産者はジュゼッペ・クインタレッリです。ヴェネト州における安ワインの代名詞であるバルポリチェッラ(失礼!)で大変高品質なワインを造っています。(現在は故人でワイナリは孫が継いでいる?)さて、感想です。落ち着いた色合いの暗めのガーネット色。グラスからはインク、ブラックベリーや紹興酒、焦げたニュアンス、醤油やみそ等の発酵香。果実味は黒カシスやプルーン等の黒系果実。白胡椒のスパイス感に土っぽさも持っています。そして重厚で押しのあるエスプレッソ。残念ながら僅かに「ぶ」っぽいニュアンスもありました。後半、あまり気にならなくなったので別の香りかも知れないですが・・・。残念ながらクインタレッリは手持ちがあと1本。ALZERO1997、もったいなくて当分飲めません。
2015.01.27
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本日のワインはランゲ・ドルチェット2012年、生産者はマルケージ・ディ・バローロです。価格が安かった(千円ぽっきり)のとエチケッタが可愛かったので購入です。さて、感想です。エッジが紅紫色したルビー色。紫系の要素が強く感じます。コルクを開けた途端、ブウァっと広がるスミレの香り、ラムネやハーブ。口に含むとオレンジの皮、フレッシュなプルーンなど。濃厚さはあるのだけど瑞々しさも併せ持っており、そこがよりバランスをもたらしている感じです。名前は「ドルチェット」だけどかなりドライな感じが面白いですね。
2015.01.25
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本日のワインは、パッサマンテ・サリーチェ・サレンティーノ2012年、生産者はリ・ヴェーリです。プーリア州の生産者で、ネグロ・アマーロ100%のセパージュとなっています。さて、感想です。深く濃いガーネット色。インク、干したプルーンの様な黒系果実の香りがあります。凝縮した甘い香りで男性的なボリューム感を持っています。しかし、グミやアセロラ等の赤い果実を思わせる酸の存在が全体をバランスよくしています。焙煎の少し強いコーヒーを感じさせる樽香が心地よいです。その昔、地元(プーリア)のレストランでお勧めのワインとしてリ・ヴェーリを頂きました。それ以来、たま~に飲んでいるコスパの良いワインです。
2015.01.20
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本日は、お正月明けに飲んだ日本酒、りりた♂の第二の故郷とも言える広島のお酒「寳剱 純米吟醸 愛山」です。りりた♂の生まれ故郷である兵庫県産愛山を100%使用しています。裏のラベルでは、蔵内に湧く広島では稀といわれる湧き水を洗米・仕込み水全てに使用し醸しました、と書かれています。精米歩合は50%です。熟れた梨のような甘いよい香りがします。飲んでみると温度が低いうちはすっきりとドライな感じなのですが、少し上がってくるとフルーティなニュアンスが前面に出てきて、とても美味しいですね。たまにはいいです、日本酒。
2015.01.17
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本日のワインは、マゼール・ヴァルテッリーナ・スペリオーレ・インフェルノ2010年、生産者はニーノ・ネグリです。セパージュはキアヴェンナスカ100%。ロンバルディア州におけるネッビオーロの別名です。ヴァッレ・ダオスタ州ではピクトゥネールとも呼ばれています。さて感想です。暗めであるが透明感は高いガーネット色。グラスからはバニラ、絵の具、そして黒い果実。口に含むとブルーベリーを中心とした凝縮した赤い小さな果実たち。タンニンは固さや渋み感ではなく、陰干しはしていないと思いますが上位のスフルサートに通ずる朗らかで暖かな旨味を感じます。酸もまた、柔らかで優しいですが、しなやかな線がピシッ走っている感じで決してダレているわけでは無いのです。二千円前半で購入はお買い得だと思います。
2015.01.13
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本日のワインはフランケッティ2005年、ワイナリーはパッソピシャーロとなります。シチリアのエトナ地区にある畑でプティ・ヴェルドー80%、チェザネーゼ・ダフィーレ20%のセパージュで醸造されています。ワイン名の通り、トスカーナのテヌータディトリノーロのオーナーであるアンドレア・フランケッティ氏のワイナリーです。ちょっと前から様々な単一畑のパッソピシャーロを出して話題となっていますね。さて、感想です。透明感のある深い色合いのガーネット色。グラスからはブラックベリーやバニラの香り。口に含むと杏、プルーン等の様々な黒果実が香りますが、干し葡萄そのもののイメージも強いです。そして、柔らかな白胡椒や鉄っぽさ、ハーブ香、カフェラテに続いていきます。完熟の果皮とその実をそのままぎゅーっと凝縮させた味わいで、その甘さはどこまでも純粋に精製された果実の甘味であり、とても気持ちの良い果皮のほろ×2苦さとなります。奥行きと立体感、凝縮、そしてそれら全てが自然さを伴っている感じがとても好きです。いや、美味しい。伝説の銘醸ワイン、チンチナートを生んだトリノーロ畑のチェザネーゼ・ダフィーレ。それを(簡単に言えば)シチリアに植え替え20%使用しているだけに、いやたった20%の混醸だけど、確かにチンチナートのニュアンスが感じられます。いつか、エトナ産のチェザネーレ・ダフィーレ100%のワインが出来るのでしょうか?なんて事を考えていると、ちょっと嬉しくなりました。
2015.01.06
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