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本日のワインはキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ・ランチャ2003年、生産者はフェルシナです。フェルシナはキャンティ・クラシコ地区の最南端に位置する生産者です。素晴らしいサンジョベーゼの逸品「フォンタローロ」で知られるサンジョベーゼのスペシャリストですが、個人的にはカベルネのマエストロ・ラロもとても好きだったりします。このワインは、たまたま入ったスーパーに、なぜか1本だけ棚に古いヴィンテージのものがありましたので、買ってみました。さて、感想です。ダークガーネット、少し茶色掛かった色合いに見えます。グラスからは白粉、ローズウッド、インクの香りが漂ってきます。口に含むと桑の実等の黒果実と柔らかな赤胡椒、そして熟成のニュアンスとしては土や森の下草っぽい感じが出てきています。それらが、少しビターなミルクチョコレートで全体が柔らかく包み込まれています。2003年ですがデミボトルの影響か90年代の半ば位の印象も受ける程、タンニンは殆ど角が取れて丸くなっており酸もピークを過ぎた感じです。それでも、やはり熟れた果実味は十分残っており、とても美味しくいただけました。
2017.01.30
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本日のワインは、サント・ステファノ・ビアンコ2013年、生産者はカンティーナ・ムッチです。アブルッツォ州のワイナリーでファランギーナとトレビアーノの混醸となります。麻布十番のイタリアン、ラ・コメータで頂いて美味しかったので1本買って帰りました。(輸入元の直営店がすぐ近くにあります)さて、感想です。グレイがかったイエロー色。グラスからは柑橘の皮、レモンピールのような香りが漂ってきます。口に含むと、ハチミツレモンの味わい、そして少しトロピカルなパイナップルやネーブルの香りも。しっかりとした骨格に、トロみ感の出てきている熟した果実味をもちつつもキリッと辛口で、ブイヤベースにとても合ってました。
2017.01.23
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本日のワインはドゥトゥン2012年、生産者はヴィエ・ディ・ロマンスです。フリウリ=ヴェネツィア・ジュリアにおける最高のワイナリーのひとつで、そのワイナリーの中でも最高のシャルドネとソーヴィニョン・ブランが(半分づつ)使われている、フラッグシップです。さて、感想です。灰色がかったライトイエロー。グラスからはビワ、白桃などの柔らかい果実香。口に含むと、先の香りに加え、梨、シロップ漬けのチェリー、みかん、ネーブル、バナナなど色々な果実がお口のなかをぐるぐる。それに暖かなニュアンスのスパイス、ハーブ、そしてしっかりとした灰分、ミネラル。味わいがとても重層的で深みのある構成なのに非常優しい飲み口で、気が付かないうちにするすると飲んでしまっている印象。12年の出来は、今飲んで素晴らしく美味しく仕上がっていると思います。
2017.01.15
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本日のワインはBOW!赤2015年、生産者はドメーヌ・オヤマダです。セパージュはカベルネ・フラン、マスカット・ベーリーAに少しの巨峰とのこと。さて、感想です。少しくすんだ色合いのルビーレッド。グラスからは梅ガム、ヨーグルトのような少し発酵した香りがします。少しビオっぽいです。口に含むと、野イチゴ、ラズベリー、そしてスモモ等の優しくピュアな味わい。タンニンはあまり感じられないのに、しっかりと赤ワインとして成り立っており、とても飲みやすくストレスフリーな感じにいただけました。まさにテーブルワインという感じで、食事トータルとして前菜からお魚、お肉までとても合わせやすい印象です。
2017.01.09
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本日ワインは、アマローネ・デッラ・バルポリチェッラ2005年、生産者はラルコです。アマローネの巨匠クインタレッリの弟子、とのことですが、残念ながら比較を語れるまでクインタレッリを飲んでいません(涙)。セパージュはコルヴィーナ55%、ロンディネッラ35%、モリナーラ、クロアティーナとで10%です。新年1本目なのでちょっといいの、飲んでみました。さて感想です。全体的に茶色掛かったガーネット色。グラスからは濃縮されたチェリー、タラゴンの様な柔らかなハーブ香、甘草、ヴァニラ。口に含むと、熟したプルーンやレーズン、イチジクな果実味、そしてスパイスにハーブ、チョコレート、カフェラテ。少しの酸化を感じつつも、きっとず~っとこんな感じだろうな、と思わせられる柔らかくまろみのある酸、とことん熟して乾燥させた様な果実の濃縮感。兎に角、甘くて、柔らかくて・・・そしてフニッシュお苦みが心地よいです。。。あけまして、おめでとうございます。
2017.01.04
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