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Jul 6, 2008
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坂上田村麻呂の頃の「蝦夷征伐」

ア イヌ征伐と聞くと、どんなに恐ろしいことをしたんだろう? と震え上がります。しかし、司馬遼太郎という、日本が誇る碩学が



「狩猟民族を稲作文化に引き込むことだった」と単純明快に説明しています。



 古代から、日本は負けた人に優しいという伝統があります。なので、征伐と言っても人を殺して民族を絶やすことではありませんでした。それは単に、稲作文化に組み込んでしまうことだったのです。実際、考古学的に集落を調べてみると、縄文人(=アイヌの直接の先祖)と弥生人が融合して行ったさまが分かるのだそうです。(これの出典は明らかではありませんが、私がネットで読んだ)もちろん、大和朝廷としては、縄文人に稲作を押し付けて、彼らから税金を取りたかったでしょう。しかし、殺して土地を奪うのではなく、融合する方を選んだと言うのが、日本人らしいと言えるのではないでしょうか?

 もちろん稲作文化に抵抗し、先祖伝来の狩猟生活を捨てなかった人たちもいました。彼らは、北と南に逃げました。北海道のアイヌと沖縄。この人たちは縄文人の直接の子孫と考えられているそうです。



 結局、これまで言われている通り、日本人は弥生人と縄文人のミックスです。私たちは最初から、対立をするより融合を求めた人たちの子孫です。殺人を嫌った優しい人たちの子孫です。


 この、日本人の生き物を殺すのは嫌いだとか、負けた人がかわいそうと言う感覚はいろいろなところで顔を出すようです。


 例えば、日本は、動物の殺傷を嫌い、それに携わる人を軽蔑する傾向がありました。穢多、非人と呼ばれた人たちも、その正体は動物解体業者だったらしいです。漁師は海から魚を取るだけだけれど、動物は生きているものを殺すという感覚で見られたからでしょう。



 百済が滅びた時、わざわざ人質に来ていた百済王子を国王に立てて、半島まで行ったのも、日本人の負けた人がかわいそうだという、価値観から来たと思われます。







 驚くべきことですが、「国として機能できないから日本と併合したい」と朝鮮のほうから申し出たとき、やはり日本人は弱いものに=負けたものに優しいと言う伝統を発揮しました。日本は、当時最貧国であった韓国に国家予算の20%を注ぎ込んで近代化したのです。



 強きをくじき、弱いものを守れ! が日本の武士道だったのもこれらを考えると当然の流れだと思います。








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最終更新日  Aug 4, 2008 01:44:20 PM
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