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これ、びっくりライム生姜ケーキ。
びっくりと書いたのにはわけがあって、下の写真がびっくりの理由。
さて。5月6日、結局、4つ(半)のケーキを焼いた誕生日。
ケーキを焼いている合間に日記に記入した私ですが、
その後、山盛りになっている用具を片づけに入って、気がついた。
! なんと~ !
泡立てた卵白が、半分ばかり残っている!
作り方の写真を撮るのに気をとられて、卵白を全部入れるの、忘れてた。
なんてこった~
・・・。
ということは、焼きチーズケーキは、嵩が減る。
ずっしり重たいけど、小さめ。
・・・。
ああもう~!!
というわけで、
急遽もう一つ焼いたのです。
4つ半というのは、このチーズケーキ、スペインから帰ってくる友達を訪ね、夜からハイデルベルクへ行くので、おみやげ用に小さいものを焼いたため。
さて~。
もう一つ焼くべきか否か迷ったのですが、
チーズケーキ、美味しくなかったら困るし・・・というわけで。
焼けるとすれば、もう、レシピブックなんか見なくて済む、
基本のケーキ。
で、でも、グーゲルフップフと呼ばれるマーブルケーキは、
型からきちんとはずれるか怖いので、パス。
うーん・・・
カトルカールの要領で、卵白分、アーモンドプードルを入れたら、いいか。
夏っぽい味付けにしたいけど、果物は買っていないし・・・・
味付けに、ライムと、ちょっと目先を変えて、生姜を入れてみよう!
というわけで。
生姜のケーキは、初めてです。
卵白がたくさん入るので、ついでに粉も軽いものに換え。
急に思いつく、ココアやチョコが入らないケーキ・・・。
(チョコレート、もう、買い置きがなかったの。ココアは赤ワインケーキに入っているし。)
ライムは大さじ4杯。
生姜は、チューブのもの、絞り出して3センチほど。
残りの材料はこちらです。
卵白3個分、
全卵3つ、
バター180g
砂糖150g
洋酒 大さじ3ー5
コーンスターチ160g
小麦粉10g
ベーキングパウダー7g
アーモンドプードル100g。
作り方は、簡単。
オーブンは170度に温めます。
1.バターに砂糖を数回に分けて加え、泡立て。
2.卵黄を3個、ひとつずつ、1に加えて、更に泡立て。
3.ライムジュースと生姜と洋酒(今回はコアントローとラム酒)を加えて混ぜる。
4.コーンスターチ、小麦粉、ベーキングパウダーを篩って数回に分けて、2に混ぜます。
練らないように、気をつけて。
5.アーモンドプードルも加えて、さっくり混ぜます。
6.最後、卵白をがっしりと堅く泡立て、数回に分けて、5に混ぜます。
7.ベーキングシートを敷くか、バターを薄く塗って粉をはたいた24センチの型に入れ、
焼きます。
焼くとき、はじめの40分は170度で。その後、150度に下げて、20-30分焼きます。
で、出来たケーキがうえのもの。
熱いうちに、ライムジュースにパウダーシュガーを入れて、練った砂糖を塗ります。
でね、これ、作り方を見ても分かるとおり、生地はひとつしかないんです。
ボールひとつ分の生地を、型に入れて、とんとん、とちょっと揺すって。
そしてオーブンに入れるだけ。
で、切り分けてみたら、こんな風に。
なぜか2層にしっかり別れてました。
下の部分は、アーモンドプードルが入っている部分。
上の部分は、アーモンドプードルなしの部分。
勝手に分離したのねぇ。
味は、ちょっと生姜の辛みが効いて、ライムでさわやかに。
生姜と聞いて、ちょっと引く人が結構いたんだけど、
食べてみて、あら!という感じだったようです。
軽めで、生クリームを添えて食べても、美味しいケーキ。
焼き上がってすぐ、
端っこの、ペーパーの間に入り込んだ、クッキーみたいになった生地をかじったら、
ちょっと粉っぽいかな?という感じがちょっとあったので心配だったんだけど、
さっき食べた感想:
上の黄色い部分は、しっかりとしっとりとして、ライムが効いている。
下の、ナッツがしっかりしている部分は、
ほろほろ崩れるとまでは行かないけど、ナッツの分だけ、すこし乾いた感じ。
で、両方を一度に口に含むと、ちょうどいいのかな。
私は乾いた感じのケーキはあまり食べないのだけど、これは夏っぽくていいかなぁ。生姜のぴりっとした辛みもすこ~しあって。
ドイツの人は、 十分しっとりしている。
といってくれました。
皆様、試してみて、改良バージョンが出来たら、教えてください(笑)
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