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八王子市の「鹿島・くらしの懇談会」
東京・八王子市の鹿島ですが、
2月22日(土)に「くらしの懇談会」が開かれました。
参加者は5名でした。
日本共産党の望月しょうへい市議から、発表されたばかりの八王子市の来年度予算案について、その特徴が紹介されました。
参加者のそれぞれから、日ごろ暮らしのなかで感じている問題について、様々に懇談されました。
一つは、八王子では、この間に学校体育館へのエアコンの設置、学校給食の無償化が実現したこと。
市民が声をあげれは、政治は変わるということを示しました。
しかし、これまで八王子というのは東京都民の要求運動から取り残されがちだったんですが。全都のなかで唯一八王子だけが学校へのエアコン設置が、否定視されてきた。
数少ない(14パーセント)の設置してあった学校でも、それは「防災の目的のもので、教育目的のものではないから」といって、熱中症が問題になるなかでも、生徒には使わせないとの事態だったんです。
2022年9月には約7000名の請願署名が出されました。しかし、市議会では自民党・公明党などの反対により、否決されてきたいたんです。
自民・公明が牛耳る八王子市議会ですから、その上に乗っている八王子市政のことですから、この市民のあたりまえな要求が、議会と市政では否決されてきた。しかし、市民が声をあげで、去年の市長選挙を機会に、この異常な認識を変えさせたんです。
昨年12の議会ですが、「地域交通への財政支援強化と多摩モノレールへのシルバーパスの適用拡大」を求める意見書が、自民党・公明党議員により否決されました。
その否決の理由ですが、「八王子市単独で要望するのは不適切」だ、とか「小池都知事も適用拡大を(選挙の時)言ってたから」様子を見るべきであって、したがって意見書については反対だと。
市民・都民の切実な要求など、どこ吹く風です。ちっともわかってないんですね。
東京都議会だってそうでしょう。意見書は否決です。
否決しておいて、それでいてシルバーパスの2万510円を1万2000円にしたのは自分たちがやったなどと。多摩なんて利用できるのバスくらいなんですよ、それで1万2000円も払えなんて、おかしいですね。
三つ、国民健康保険料もひどい、八王子は全都で一番高いんです。
八王子市の広報でも紹介してますが。
年収400万円の4人家族の標準家計世帯ですが、
今年も値上げして、584,900円を、国保税だけでとるというんです。
家賃もあれば、食費もあり、教育費もあるでしょう。
それなのに国保税だけで、58万も取り立てる。
多くの自治体が、市民の負担が大変なので自治体独自の補助をしてますが、
八王子にかんしては、市独自支援をやめて東京都の基準そのもので徴収すると。
これも、値上げ反対の請願が、毎回のように議会に出されているのに、
自民・公明による否決と、その上に乗っている八王子市の当局です。
この三点からいえます。
この懇談の結論です。
まもなく、参議院選挙と東京都議会議員選挙がありますが、
この市民要求を蹴飛ばし続けている政治ですが、その現実の姿を市民のなかに明らかにすること。そして市民が自らの声をあげること。
このおぞましい悪政を変えるために、今こそ創意をもって運動をくり広げるべき時だと。