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ちょっと更新が遅れましたが7月24日しんのすけが大学病院を退院してリハビリ専門病院へ転院しました。転院自体は車椅子タクシーなる便利なものがあるので問題ないのですがそれなりの入院生活で荷物が増えているので引っ越し荷物運びはワタシの仕事です。(笑)朝9時に大学病院に行き荷物をまとめます。本来なら手術を執刀された先生他、お世話になった方全員に土下座でもしたい気分なのですが皆さんお忙しい方ばかりなのでお礼を言うどころか会う事も叶わずその場にいた看護師さん数名にお礼を言って病院を後にしました。あまりにあっさりとした退院に物足りなさを感じつつもしんのすけを生かせてくれた全ての方に感謝です。本当にありがとうございました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、ほどなくしてリハビリ病院に到着。この病院はその名の通りリハビリに特化した病院。病院に着いたしんのすけは間髪入れずにCT検査に入ります。その後、担当医から撮影されたCT画像等を見ながら今後のリハビリ方針を説明されました。CT画像によるとしんのすけはやはり脳にダメージを受けていてその影響で脳から足の筋肉に指令がうまく伝わらないような感じらしい。しかし、大学病院での治療やリハビリの成果で歩行器を使って歩く程度まで回復しているのでこのままリハビリを続ければ日常生活できるレベルまでは回復する見込みがあるという。担当医の先生は大学病院から受け取った資料を見たイメージよりも実際のしんのすけの足の動きがしっかりしているのに驚いたそうです。これなら短時間で社会復帰が可能かもしれないとのお墨付きをいただきました。そこで、しんのすけは通常の入院患者よりもハードなスパルタリハビリを実施する事になりました。毎日1回2時間のリハビリを3回行う予定だそうです。ただ、リハビリと言っても歩行訓練だけがリハビリだけじゃなくてパズルを解くような頭の訓練や、指先を使う作業のような訓練も平均的に行うので1日6時間歩かされるという事ではないそうです。病室にはWIFIが完備されておりしんのすけは持ち込んだタブレットでyoutubeやU-NEXTでさっそく動画を楽しんでいます。ワタシはお仕事で頻繁には面会に行けないのですが娘とスマホを使ってTV電話をしているらしい。さて、しんのすけの新しい生活が始まったわけですが思ったよりも早く自宅に戻れる日がくるような気がします。頑張れしんのすけ!!!
2024.07.30
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しんのすけがくも膜下出血で倒れてから3週間が経ちました。おかげ様でしんのすけはとても元気です。ワタシも一時は心が折れそうになりましたが皆さんに支えられてどうにか持ちこたえました。さて、そんなしんのすけ。身体中に取り付けられていた点滴のホースやコード、センサー等全ての物が外れています。食事も現在では普通食が出るようになってようやく落ち着いてきた感じです。現在は全ての治療は全て終了しているみたいで定時に体温、血圧、血中酸素等を測定するだけで主にリハビリが中心となっています。心配していた手術後の脳血管攣縮や水頭症などの合併症も起こりませんでした。ただ、手術時に脳内の重要な血管を1本犠牲にしたのは事実なので何らかの障害が出る事は明らかでしたがどうやら足首の麻痺という形で表れてきています。足首が曲がらないので歩くことができず現在は車椅子が必須です。こういっては何ですが目が見えなくなる、言葉が離せなくなる、手が使えなくなる等の事を考えたら足首の麻痺で済んでいるのは相当に運が良いのではないでしょうか?今後リハビリを繰り返せば再び歩けるようになる日も来るような気がします。そんなしんのすけですがお世話になった大学病院からリハビリ専門病院への転院が決まりました。これからはそちらでリハビリに勤しむ事になります。手術後に意識を取り戻したしんのすけが「家に帰りたい!」と泣いていたのを胸がつぶれるような思いで聞いていたのですが今では、「家に帰るためにリハビリ頑張る!」と、言ってくれるようになりました。なんというかバラバラに壊れてしまった家庭が徐々に戻りつつある感じです。さて、これからどうなるのか今でもわかりませんが明石家さんまさんの名言が心をよぎります。「生きてるだけで丸儲け!」ホント、そう思います。
2024.07.21
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7月12日、ついにしんのすけの頭のドレーンチューブが取れました。通常脳内の出血は時間とともに分解されるのですが、その分解過程で生じる分解物が脳血管攣縮を生じると考えられています。ですので脳内の出血を髄液とともに体外に排除し、その後に起こる脳血管攣縮を予防あるいは少しでも軽減しようとする目的で行われるのが脳槽ドレーンなのです。そのドレーンチューブが外されたという事は脳血管攣縮が起こる可能性が非常に少なくなったと、いう事なのでしょうか?(面会に行ったのが日曜日だったので医師から話は聞いてませんが)要するに手術の後の最大の難関を乗り切ったのかもしれません。しんのすけは人工呼吸器のチューブも外されて普通に食事もできるようになりました。また車椅子で移動してリハビリ室でリハビリを開始しているようです。まだ点滴のホースと身体に取り付けられた各種センサーのコードがつながっているのですが以前に比べたら雲泥の差。自由の身になったと言って良いでしょう。しんのすけはとても元気です。看護師さんの名前はほとんど覚えていて積極的に話しかけ笑いを取りに行きます。このコミュニケーション力はどこから来るのか不思議です。また手も自由になったので病室に持ち込んだタブレットでyoutubeを見たりしているそうです。今日でしんのすけが倒れて2週間です。一時は頭の中が真っ白になって何も考えられなかったワタシですが生死を彷徨ったのが夢だったんじゃないかと思う今日この頃です。それほどしんのすけは回復しました。そろそろ次を考えなければなりません。大学病院は緊急を要する人のための施設。緊急事態を脱したら次の方のために場所を空けなければなりません。具体的にはリハビリ専門病院への転院となります。まだまだ悩みは尽きませんね。(;^ω^)
2024.07.14
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しんのすけがICUからSCUに移りました。ICUは集中治療室。SCUは脳神経外科専用の集中治療室らしい。これを聞いたときは病状が悪くなったのかと心配しましたが看護師さんの説明によると手がかからなくなったので移動したとの事これって喜んでいいのか?SCUに移動したしんのすけICUにいた時は実は手を拘束されていました。しんのすけの頭にはドレンチューブ等のパイプが刺さっているのですがこれはいわば命綱ともいうべき重要なパイプ。だた、入院患者によっては錯乱してこのパイプを引き抜こうとする方がいらっしゃるらしい。なので患者の命を守るために手をベッドに縛り付けて拘束するのだ。(もちろん家族の同意の上)SCUに移動したしんのすけは意識も聞き分けもしっかりしているので晴れて手の拘束が解かれたのです。それと同時に痛みに慣れてきたのか? それとも痛みが治まってきたのか今までの鬱憤を晴らすかのように堰を切ったようによく喋るようになりました。看護師さんの名前はほぼ全員覚えていて積極的に話しかけまた自分の好きな戦国武将の話題をネタに盛り上がりわずか1日でSCUの人気者と化したようです。しんのすけが元気になるのはうれしいのですがあまりに急すぎる。なんでもそうだが急激というのはあまりよくない。増してやしんのすけは今までの鬱憤晴らしという感がぬぐえないのある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・案の定、はしゃいだ翌日は熱を出して大人しくなりました。面会に行っても半分寝てるような感じでうつらうつら・・・・元気だったのがいきなり静かになるもの複雑な心境。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とか、思ったらワタシが面会から帰ったあと薬が効いてきたようで、リハビリステーションのお兄さんとめっちゃ話が盛り上がっていたそうです。あ、ちなみにSCUに移ってからは付き添いが可能となりマイ奥さんが付き添ってくれてますので逐一情報が入ります。全体的にはとても元気なしんのすけ。それはそれで喜ばしい事なのですがただ、医師の話としては術後1週間後くらいから脳血管攣縮が始まるそうです。これは脳の血管が縮まる現象で適切な処置をしないと脳梗塞を引き起こし意識障害、手足の麻痺、重大な後遺症が起こる可能性があるらしい。いよいよ最後の難関がやってきます。これさえ乗り切ればなんとかなる感じ。頑張れしんのすけ!もうちょっとだ!
2024.07.10
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しんのすけがくも膜下出血で倒れてから1週間が経ちました。様態が急変する非常に危険な3日間を無事に乗り切れて一安心ですが術後2週間は気を抜けないようです。ただ、くも膜下出血の外科手術とはいえ歴史のある手術で超一流の病院に経験豊富な最高の医師と看護師さんに診てもらっているのでそういう意味では安心しています。ある方にこんな事を言われました。「この治療をこんなタイミングで受けられるって 大きな力に守られてるな、って思います。」日曜日でたまたまワタシが自宅に居た事。しんのすけが就労支援施設ではなく自宅に居た事。大学病院に迅速に受け入れて頂いた事。また日曜日の夜にも関わらず各方面の専門の方が即座に大集結して下さった事。たまたま手術室が空いていた、また必要な機材が揃っていた事。などなど・・・・・どれか一つ欠けてもしんのすけは助からなかったかもしれません。ワタシもしんのすけは何か大きな力に守られているような気がします。さて、本日、面会に行ってきました。しんのすけは昨日(土曜日)に人工呼吸器が外されました。今は自己呼吸できています。意識もしっかりしており手も握れるし足も動かせています。昨日面会に行った娘の話では集中治療室に持ち込んだ犬のぬいぐるみを気にしたりスマホで再生する曲を聴いて誰が歌っているのか質問してきたらしいです。意識も思考もしっかりしてるみたいです。全体的には経過は悪くないので麻酔や鎮静剤の量を徐々に減らしているそうです。ただ当たり前ですが今まで薬で抑えていた痛みを感じるようになったようで今日は終始不機嫌で痛みに耐えているようでした。痛みに耐えている姿を見るのは辛く手を握る位の事しかできない自分にもどかしさを感じるのですがそんな事言ってたら頑張っているしんのすけに笑われてしまいますね。ワタシもがんばります。今日の日の出来事がいつか笑い話にできる日が来る事を信じて・・・・
2024.07.07
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しんのすけのお見舞いに行ってきました。今後は忘備録として経過を綴っていきます。ご了承下さい。手術から1日経った。もし病状急変等の事情があれば携帯に連絡が来る事になっているがそういう連絡はなかった。便りがないは良い知らせという事だろう。今日は病院から指示された入院用品を持っていった。歯磨き、コップ、オムツ、その他タオルとか・・・・・しんのすけは人工呼吸器に繋がれて口から気管にチューブが入っている。もちろん食事など出来はしないが歯磨きを早急に持ってくるように言われていた。はて???実は上記のような状態だと常に気管に異物が入っている状態なので肺炎等の感染症を引き起こしやすいらしのだ。それを予防するために歯磨きは大事らしい。もちろん、しんのすけはICU(集中治療室)に入ってるので看護師さんがやってくれる。お見舞いと言ってもICU(集中治療室)に入るのは厳格な手続きが必要。家族であっても1日2名までだ。娘は昨日1日自宅で待機していたのだが情報が入らず、知らされず、ずっと眠れずやきもきしていたらしい。なので、ICU(集中治療室)にはマイ奥さんと娘に入ってもらった。しんのすけは眠っていたそうだ。その後、執刀医から現状の説明を受けた。しんのすけの頭には排水用のチューブが刺さったままなのだが患部から新しい出血は見受けられないとのこと白血球等の数値は上がっているがこれは想定内の数値。この状態が続けば近々人工呼吸器は外せるかもしれないとの事。総じて今のところ経過は悪くないらしい。まだまだ気は抜けないらしいが・・・・その後、看護師さんからの説明としてしんのすけは麻酔状態ではあるが呼びかけには反応してうなづいたり手を握ったり足を若干動かす事ができたそうだ。昨日の医師の説明から半身不随を覚悟していたので嬉しい知らせだ。また、看護師さんからの提案としてしんのすけの好きなものをICU(集中治療室)に持ち込んでも良いとの事。なので、しんのすけの大好きな犬のぬいぐるみとスマホを持ち込む事にした。犬のぬいぐるみは、今までの入院はもちろんキャンプや修学旅行等必ず持っていっていた大のお気に入り。ぬいぐるみではなく自分の弟のように大事にしている。かなりボロボロなのだが・・・・・・スマホにはしんのすけの好きな音楽が入っている。これでしんのすけの耳元で音楽を流してもらう事にした。昨日までは暗黒に包まれてた雰囲気だったのですが少し光が見えたような気がする。しんのすけを生かせてくれた全ての方に感謝します。m(_ _)m
2024.07.02
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日曜日の夜にも関わらず専門医が駆けつけてくれてしんのすけの緊急開頭手術が始まった。予定では5時間ほどかかるという・・・・・・・ドラマでよくあるシーンだが待合室の時計をひたすら見る事しかできない。時間が経つのがとてつもなく遅い。待合室の時計にはなぜか秒針がなかった。手術の経過を待つ家族の心情を察しているのか?秒針の動きが家族の神経を逆なでしないためなのか?神は細部に宿るというが、この病院すげぇ・・・・・・・何考えてるんだ俺???午前1時頃に始まった手術。午前6時には終わるかと思われたが7時なっても動きがない。8時になっても動きがない。考えないようにしても悪い考えがぐるぐると頭をかき回す。ついに9時になった。手術時間は8時間を超えている。そして、手術が終わったと連絡が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホッとしたのもつかの間執刀医はあまり良い表情をしていなかった。生唾を飲み込むしかできない。医師の話を要約すると以下の感じ。●動脈瘤の場所が血管の裏側にあり非常に処置しにくい場所にあった。 また患者が若いために脳に弾力があり血管をかき分けて患部にたどり着くのが大変だった。●動脈瘤をクリップで挟むのだが動脈瘤のすぐ隣に重要な血管があり 血管を避けると動脈瘤の止血が不十分になる。●神経の反応を見ながらギリギリの止血場所を探すのだが 試行錯誤しているうちに動脈瘤が裂けて手術中に出血が起こった。●止むなく重要な血管を巻き込むような形で動脈瘤をクリップで止血した。要するに命を優先するために重要な血管を1本犠牲にしたとの事。この事によって手足の麻痺、目が見えなくなる、言葉が離せなくなる等の重大な障害が出る可能性がある。非常に不本意な結果になって申し訳ないとの事だが執刀医を責められる訳などない。しんのすけの命を救ってもらって感謝しかない。・・・・・・・・・・・・・・・・・・手術は終わったが頭の中に貯まる水を抜くホース等いろんなパイプに繋がれているしんのすけもちろん意識はない。これで一安心かというとそうでもないらし。今後2週間が山で合併症との戦いになるという。うまく乗り越えても身体麻痺との戦いが始まりそうだ。半日前までは普通の生活だったのが想像もしなかった地獄に突き落とされた気分です。正直、この先どうなるかわかりません。最悪の結果になる可能性も否定できません。ただ、しんのすけはまだ生きています。生きるために戦っています。ワタシも戦います。全てを犠牲にする覚悟はできています。注:現在も正直気が動転しています。もしコメントを頂いても返信できないかもしれません。 ごめんなさい。
2024.07.01
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しんのすけがくも膜下出血、ただちに処置しないと命が危ない。突然の出来事に思考が追いつかないワタシですが現実は待ってはくれなかった。脳の出血場所を特定するために、太ももの大動脈からカテーテルを入れて脳内に直接造影剤を注入しての精密検査が必要との事。3度目のCT検査だ。もちろん全身麻酔が必要。日曜日の夜10時を回っていたが麻酔の専門医が駆けつけてくれ全身麻酔について事細かに説明してくれた。さらに脳外科の専門医にも話が伝わっていて準備中だという。すぐに、しんのすけの全身麻酔&カテーテル挿入による精密検査が始まった。その結果、脳の血管に瘤(こぶ)が見つかり出血場所が特定された。現在出血は自然に止まっている(傷口にかさぶたができるような感じ)だがこの状態だと高確率で瘤(こぶ)が裂けて再出血する。そうなると即死は免れないとの事。これに対する処置は2通りある。●頭を開頭して外科手術を行う。 破裂した血管の瘤をクリップのような物で挟み止血する。 伝統的な手術で経験も豊富だがかなりリスクも高い。●血管からカテーテルを差し込み細いチタン製の針金を瘤(こぶ)内部に充填して 瘤(こぶ)を裂けにくくする。身体の負担は少ないが完治にならない場合もある。愛媛大学医学部附属病院の脳外科医の専門医によるとしんのすけの破裂した血管の瘤は2mm程度で小さくそのおかげで症状が軽かった。通常の破裂脳動脈瘤は5mm~10mmくらいらしく破裂により即死に至る事も多いらしい。ただ、動脈瘤が小さいためにカテーテルでの処置が難しく再発や合併症のリスクが高い。専門医としては開頭外科手術をおすすめするとの事。頭を開頭してメスを入れる??????頭の中が真っ白になって足が震えだした。しかし、考える時間がない。時間が経てば経つほど状況は悪くなるらしい。家族の承諾さえあればすぐに緊急手術を行えるとの事。日曜日の夜にこんな緊急手術が行える。愛媛大学医学部附属病院もの凄さに感心している自分もいた。お願いします・・・・・・・医師に頭を下げるワタシが居た。午前1時。しんのすけが吐いてから6時間も経っていないのにしんのすけの開頭手術が始まった。長くなったので続く・・・・・・・注:現在も正直気が動転しています。もしコメントを頂いても返信できないかもしれません。 ごめんなさい。
2024.07.01
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昨夜の夜、しんのすけが倒れました。脳出血(くも膜下出血)でした。ワタシは、ほぼ1日経った今でも気が動転していて何をしたら良いのかわからない。何ができるのかわからない。何を考えたら良いのかわからない。もうオロオロするばかりで木偶の坊と化しております。正直、この先どうなるのか?どういう結末が待っているのか?まったく先の見えない状態です。何もできないワタシですが何もしないとイライラして気が狂いそうになるのでせめて起こった出来事を時系列に記録する事にしました。ワタシはブログにはネガティブな事や暗い話題は極力書かないようにしてきましたが今回ばかりはご容赦下さい。記憶がどんどん飛びそうな気もするので忘備録の意味もあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昨日(6月30日 日曜日)の夕方、夕食の準備(日曜日はワタシの担当)をしていると居間で遊んでいたしんのすけがキッチンにやってきた。お茶を飲みたいという。コップに麦茶を注いで渡すとしんのすけは一気に飲み干した。その時、しんのすけの後頭部が妙に汗まみれなのが見えたのでタオルで拭いたやった。その瞬間大量の嘔吐・・・・・・キッチンの床に大量の嘔吐物を撒き散らす。ただ、ワタシは慌てなかった。正直慣れてるからである。しんのすけは元々免疫が弱くすぐに病気をもらう事が多いインフルエンザ、嘔吐下痢症、コロナも・・・・・そのたびに突然嘔吐する事が多いので慣れているのだ。しんのすけを居間に連れていき横に寝かせて嘔吐物の処理をする。処理が終わって居間に戻るとしんのすけの顔色が明らかに悪い。しばらく様子を見る事にした。そのうちにしんのすけが頭が痛いと言い出した。しかも尋常じゃない苦しみ方だ。しんのすけはよく病気をもらう方だが頭痛を訴える事はあまりない。何かいつもと違うような嫌な予感がした。しんのすけの様子を見ながらスマホで「嘔吐 頭痛」と検索。すると、吐き気を伴う頭痛は危険との記事が多い。いや、まさかな・・・・・・・・とか思いつつ翌日の仕事の段取りを考えていたワタシでした。まさかこんな大事になるとはその時には想像もできませんでした。とは言え、しんのすけの苦しみ方がおかしい。日曜日の夜なので診療してくれる医療機関は限られている。どうする?救急車を呼ぶか?いや、救急車だとどこに連れて行かれるかわからない。また、救急車が到着する時間ももったいない。しかし、悩んでいる暇はなかった。意を決して、お世話になっている愛媛大学医学部附属病院に電話してみた。実は先日も親知らずの抜歯でここに入院していたので何かと話が早かろう。しかも四国でも最高峰の病院だ。電話してみると、意外にもすぐに連れてきてとの事。もう着の身着のままで車に飛び乗りしんのすけを救急外来に連れて行った。救急医が対応してくれたのですが病状を伝えると救急医は顔色を変えすぐに簡易CT検査をする事になった。その結果、脳内に異常が見受けられる。脳卒中が疑われるので血管に造影剤を注入してのCT検査に切り替えるという・・・・・・・その結果、脳内で出血しているくも膜下出血だろうとの事。ただちに処置しないと命の危険があるとの事。つい数時間前まで普通の日常生活だったのが突然地獄に叩き落とされたような感覚でもう何が何やらわからないワタシであった。長くなったので続く・・・・・・・注:現在も正直気が動転しています。もしコメントを頂いても返信できないかもしれません。 ごめんなさい。
2024.07.01
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