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連休は空けてあったけど、結局動き出したのが遅くて交通機関が押さえられなかった。やっぱり会えない。会いたいとも他の方法はないのかとも言わない。連休の予定は0。休みだけぽっかり空いて。向こうだって休みだから行くことはできるけど、そんな毎月行ってられる距離じゃない。大体、彼に会いたいと言われてない。調べてみたけどバスがなかった、と言った彼の次の言葉は仕事で断った先方に悪いことをした、高速バスの行き先がTDLだから満席だったんだと。余計にしらけた。オンにしながらほっといてた。会えないのは残念だったけど、あまり頑張ろうとしてなさそうな彼にがっかりしていた。放置したから理解する男じゃない。でも話す気にならなかった。話しかけられても素っ気無い返事をしていたら、疲れたと言い出す。私が素っ気無いときや怒っているときにこういうことを言う。小学生じゃないんだからとまたアタマに来るんだけど。長い友達と喧嘩になったらしく、というより一方的に怒られてしまい、どういうことか、どうすればいいかわからないと言う。何でそれで怒るのかもわからないという。「今はわかんないんだろうなぁ」と言う。これが引き金になって私は乱射開始。あのね。ログ見ればかなりあるはずなんだけどあなたいつも「今はわからない」「永遠にわからない」って言うけれど、それって考えもせずわかろうともしてないんでしょ。それがメチャクチャ腹立つんだけど。いや、今の状況を説明しただけなんだけどwだからさ、状況なんてどーでもいいんだよ。気持ちの問題なんだよ。私が自分の気持ちを悶々と説明しているのにアンタは状況の説明かよ。そんなこと聞きたくねぇよ。大体何よ。会えないのはいいよ。バスがない。先方に悪いことした、TDLが行き先だったからって知らないよ。うむむでも私が怒っても、あまり聞いてないんだろうとか考えてないんだろうって気がするよ。うーん、怒らせるつもりはないんだけど…その辺がダメなのかなぁ。悪気はないんだけどなぁ。悪気がないって本心よね。この前別れ際に駅で「少しちゃんと休みを取ったほうがいいよ」と言ったときも「それ、君のために言ってるんでしょ?」みたいなことを返してきたでしょ。あぁ、もうこうやって会ってるのは私だけのためなんだって思った。そのときが初めてじゃないけれど。うーん、酷いヤツだな。酷いよね。会いたいのか会いたくないのかわからないもん。だから無理させてる気がして、約束ができても凹んでたりする。うむむまぁあれだね。分け入っても分け入っても青い山って感じだね。ありがとう。へ?気分が楽になった。体もは?結局、こうやって話をしたかったんだなぁへ?君と話ができて、楽しくなった。アンタ、おかしくねぇか!?かみ合ってるような、チグハグのような。「自分は酷いヤツ」という自覚は生まれつつあるようですが、変わる気もなさそうです。あ、1年放置してメッセをあげたらいつもどおり挨拶しそうだよね、とも言ったのですが多分そうだね、と言っていました。付き合い続けたらまだまだ疲れそうです。(´Д`)
Apr 28, 2006
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かみあわないままメッセを落としたのが21日の夜。22日の昼。久しぶりに晴れた日だった。気まぐれな春の天気のせいか、ずっと曇りがちで久しぶりに青空を見た気分だった。山脈がきれいだったのでメールを送る。即座にレスがきた。向こうは雨らしい。街を歩いている最中だったのか、花の写真だった。昨日23日。メッセを上げたけれど、話しかけられなかった。話しかけることもできなかった。今日24日。雪が降った。吹雪いた。冬に逆戻り?メールを送った。雪景色。レスはない。メッセも上がらない。私も弱っているけれど、彼はもっと弱っている。だからきっと傷つけあう。香りも温度も表情もわからないメッセの中。いや、メッセすらなくなったらもうあとは切れるだけ。春の雪景色は寂しい。2月の雪景色に春を待ち、3月の別れに涙して、やっと4月が来たのにまだ冬の残像が大切なものを奪っていく気がして。
Apr 24, 2006
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今日は帰りが遅かったけれど、PCを急いで立ち上げたらもう彼がインしていた。いつものようにインしたけれど、話しかけられることもなく落ちてった。繋いでいるときはいつもインしているけど、オフラインの状態にしてある。彼が入ったらインすると、向こうから話しかけてきてくれて、会話が始まるんだけど今日は10分経っても20分経っても何もなく、30分後にはもう落ちてた。前にもこんな感じでオフにされたことがあったけれど、気づかなかったそうだ。でも、今日のはきっと違う。わかってて話しかけないんだと思う。私から話しかけることもできるけれど、あえて話さないつもりなのかもしれないならとそれもできなかった。何度もこんなことばかり繰り替えすんじゃ、やっぱり疲れる。わかろうともしてもらえないんじゃ、何を言っても暖簾に手押しで。喧嘩は好きじゃないけれど、分かり合うためには必要なときがあると思ってた。でも、それも避けられてしまうんなら。
Apr 23, 2006
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soraさーん。もし見ていたら、よかったら連絡ください。
Apr 22, 2006
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喧嘩売っちゃったわけで(´Д`)売っても買ってもらえないんだけど。それどころか「永遠にわかんないんだろうなぁ」とか「後になってから気づくんだろうなぁ」って結局は、わかろうともしてないってことだよね?しばらくメッセで仕事の話をしなかった彼がまた仕事でいっぱいになって(何だか両極端)やっぱり、切り替えができないらしい。サラリーマン時代はそんなことなかったのに、って。いや、自分の専門分野を物知り顔で語られて面白くなかったのもあってまた喧嘩売ってしまったってわけで。(´Д`)でも、同業者としてしか向き合ってもらってない気がして。「好きだよ」って言ってくれた彼はもうどこにもいない気がして。たかがメッセなのに、泣きそうになった。しばらく会えないかもしれない。初めてのことでいっぱいで、連休もまだ全然わからないって。それは仕方ない。今は仕事の波に乗ることが先だから。だからせめて、メッセの中では大切にして欲しいのに。
Apr 22, 2006
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ルジェ クレーム ド カシス 彼はお酒を飲めない。何度かつきあって、1杯目だけ注文して口をつけることはあってもグラスの半分も飲めない。甘いものばかりが好きで、コーラだったりジュースだったり。で、そのたびに私に「甘いものいい加減にしなさい!」と言われて、シュンとする。(ふりかも)少し飲もう、と駅前の焼き鳥屋に入って彼もまたつきあって、チューハイを頼んだけれど、少し飲んで顔が赤くなってる。私は2ヶ月話せなかった分…メッセしてなかったのと、聞いてもらえなかったのと、話さなかったのと。それを取り返すかのように、とにかく話しまくった気がする。彼は笑いながら聞いては箸を進める。帰り道、コンビニに寄った。最近、カシスオレンジにはまってるんだよね。そうなんだ?これはきっと好きだと思う。飲ませたいなぁ。ええー、いいよー。きっとここにはないって…あった!(・∀・)(´Д`)カシスの小瓶とオレンジジュースを買って帰った。ビジネスホテルだったせいか、グラスがなくて茶碗に作らなきゃいけなかったのが情けなかったんだけどグラスを頼むのももう面倒で、そして、オレンジの色とカシスの色で見た目もどことなく毒々しくて彼は口をつけるのを躊躇った。いいから飲んでみて……美味い…。飲みやすくて危険だ、と言いながらちびりちびり口をつける。また、他愛のない話をする。しなきゃいけなかったはずのことは出てきてるような、出てきていないようなで今まで会ったときと同じような過ごし方をして。(いつも以上に時間を惜しんだはずだったけれど)もうちょうど一週間前だ。彼の髪を、顔を、肩を抱きしめていた。たった7日前の今、私は彼の匂いの中にいた。
Apr 15, 2006
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数ヶ月前、彼は場所を借りて、自分の会社の全室の床に1枚1枚タイルカーペットを貼った。ポイントになるから、と私のアフィリエイトを使って大量のカーペットを買い、何日間か、進み具合をメールで見せてくれていた。開封して、1枚1枚カーペットを敷いていくのは大変な作業だったらしく、「盗まれるものは何もないけれど、カーペットはがされたらショックで寝込むね」って笑ってた。雇っている人たちが帰る前に私を探しに街に出てきてくれてた。私を連れて会社に戻ると、もう人がひけていなかった。ドアを開けて通された部屋は、全部メールの画面で見たものばかりで私が送った珊瑚工作も飾られてた。遠い世界の遠い話と思って聞いていた彼の話や、切り取られた写真の中の世界だったそれが、目の前にあった。ものめずらしそうにそれらを見ている私を、彼は自慢げに案内する。「あ、カーペット」「がんばったでしょ?これは大変だったよ~」「(´∀`)……よーし全部はがす!!!」2枚目をはがす前に取り押さえられた。ちっ。(・∀・)
Apr 14, 2006
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ビリヤードをしていた。infoseekの9ボールは時々していたけど、リアル9ボールは初めて。彼がブレイクを打ってスタート。学生の頃結構やっていたらしい彼と、就職してから近所の店によく行っていた私と。…で、どうなるかというとナイス手玉イン( ゜∀゜)(↑造語です。手玉がポケットに入りまくりってことで(´Д`)あまりに彼が手玉インを繰り返すので、脇のホワイトボードにその数を書き挙句の果てには5番が残ってるのに9番を狙って入れちゃうもんだから「ずる」の項目も作って正の字でカウントしたさ(´Д`)それを見てけらけら笑う彼。前の日の夜にはこんな光景、想像もしなかった。結果は私の4連勝です。ナイス俺(・∀・)
Apr 13, 2006
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数日振りに彼がイン。会ったあとのメッセは、また画面の先なんだなと。あの風も、あの街も、彼も。何度会って何度繰り返しても、その寂しさにはいまいち慣れない。1時間ほど話した。仕事の話をしなかった。私はまたいつものように、彼の話を待っていたけど、仕事の話をするでもなく、私が話しても遮ることもなく。あんな話をしたからなのか、会った直後で一昨日のことが話題だからなのかはわからないけど。きっとまた、繰り返すかもしれない。行き先がない思いを溜めたまま、いつまでも続くの?という状態。それはまたすぐのことかもしれないし、ずっと先のことかもしれないけれど、あれだけの思いをしても、今も私のそばに彼はいる。彼のそばに私はいる。
Apr 11, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1、part2、part3からの続き私の顔を見てまた笑顔になったとたん、むせこんだ。咳が止まらない。落ち着いてからもまだハァハァ言ってる。「大丈夫なの?」「いや、久しぶりに走ったから…」こんなことになるなら、画像でも撮って場所を知らせればよかった。最近は待ち合わせをしていても、フラフラされてなかなか会えなかったり突然帰ると言っては余韻も何もなかったりで、そんなわずかな時間…私にとっては貴重な時間なのに、そんな時間は気にしてないんだと思ってたから。息をそこまで切らせて、走って思い当たるところをひたすら探してくれるだなんて思わなかったから。「意地悪だなぁ(´∀`)」「(´Д`)!…ここまで来て意地悪って言われて帰るの?私」「だって~、急すぎるもん。メール見て驚いた…」「いや、来ていることだけは知らせようって。あなた来ないかもって思ってたし…」「どうしてよ?」メールの返事もないし、向き合うつもりがないかって思ってたから。…とは言わなかった。黙って伊達眼鏡と帽子を外した。「え?似合わない?」「眼鏡は似合わない!ネクタイにニット帽は変!」「ええ~、みんないいよって言ってくれるのに~」そう言いながら手をつないできた。-------------------------------------------------------------------------------翌朝9時過ぎ、駅。荷物は来たときと変わらないぐらいに軽いままで、また帰りの切符を買った。空の青は鈍く、それでも何だか暖かくて気持ちよかった。1人だったら歩こうと思っていたR公園には行き損ねたし、Y山にも行き損ね…けど、会えたから。まだ間に合うから!と電車を2本やり過ごした私を彼はグーでこづく。「ひどい!何でここまで来てグーで殴られるのよ!?」「だってワガママすぎるもん!」「ワガママじゃないよ」「ワガママだー」大丈夫だよー。ちゃんと間に合うから。慌てて行く必要ないって。ダメだってー。間に合わなかったらどうするの?なら東京経由で帰るもん。どうにか今日中に道内に入れればいいもん。ダメだから。乗りなさい。絶対大丈夫だから。そうやってまた快速を見送って。早く乗れという彼の言葉も無視して。「ふー…このあと少し時間あるね。朝飯食べてく?」「胃、もたれてるからいらない…(´Д`)」「コーヒーでも飲もうか?」「あ、コーヒーは飲みたい」構内のFF店に入る。電車は15分後。これには乗らないとアウト。正面に座った彼が、私を見据えて言う。「結局…話しなかったなぁ」「…そうだね」「俺ね……」しばらく間が空く。「…色々大変なのよ(苦笑)」「そうだろうね。でも楽しいんだね。」「うん。楽しい。会社勤め時代がやっぱり辛かったんだってすげー思う。今すごく楽しいもん」「そうだね」「でも、わかってないというか…こうなればどうなるとか、先のことが全然予想つかなくて」「うん」「見通しも甘いんだろうなぁって思う。」「うん、それは聞いてて思う。甘いよ。」「やっぱりそうか…」「同じことの繰り返しだけど。私が黙って聞いていられればいいんだけど。でも、わかった。ただ聞いてもらえなくて、全部仕事のことになって、やっぱりそれが辛くて。それだけだったんだけど。」結局何が変わったとも思えないし、メッセでしていた会話とも、送られてきたメールとも、彼の言葉は変わってなくて。私の言葉を受け止めるでもなく、自分でいっぱいいっぱいで辛いんだけど、それでも楽しくて、聞いて欲しくて。私がそれごと受け止めるしかないんだろうと思う。離れるか寄るかはわからないけど、彼がそうでしかいられないなら。あ。「ヤバイ、行かなきゃ」「あ!」時計を見たら2分前。狭いテーブルの間を小走りに抜けて改札に戻る。頭をなでて、頬をなでて、キスして。「元気でね」「うん」改札をくぐって、電車まで歩く私を姿が見えなくなるまで彼は立ってた。電車に乗る前に改札のほうを振り向くと、手を大きく振ってる。手を振り返す。発車のアナウンスが聞こえる。ふっと彼の残り香がする。電車が動き出す。
Apr 9, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1、part2からの続き以前来たときとは違うホテルだった。でも今日は足がない。駅前に越したことはない。それに明日は9時には出なきゃ帰れないから。フロントにあったPCは、親子が使っていて触れなかった。触りたかった。どうなるわけでもないけど、思ってることも今のことも書きたかった。メッセもさすがに気になった。彼はときどき携帯を忘れる。電源が切れることもある。メールを見ないとも限らない。そうなれば、やっぱりタイミングが合わなかったと思うしかないんだけど。シングルルームは狭かった。荷物を置いて、とりあえず部屋の電気をつけられるだけつけた。千歳で買ってきたガイドブックを捲ってみたけど、上の空でそれでもじっとしていられなくて、外に出ることにした。夜が遅い街じゃない。先にご飯を食べて、あとは少し歩いてみよう。この街に来るのは4回目。最初は学生時代に中継地点として通っただけで、街は全然見てない。2,3回目は彼に出会ってから。だから私はこの街を、彼を通してしか知らない。歩いている道がどこに続いているのかも、いまいちわからない。ガイドブックを開くのも観光客然としてしまうのが何となく嫌で、恐らくこっちに行けば、という方へ歩くことにした。見慣れたところが出てきた。あ、前に来たところだ。ここなら少しはわかる。4月のぬるい風。千歳の駐車場の空気とは違う。私が子どものころに春だと思っていた4月の気候がここにはある。ビルが立ち並び、車通りもそこそこあって、土曜の夜のせいか、何人かで出歩いている人ばかりで。電話が鳴った。メールじゃなくて電話だった。彼だった。電話がきた。「…はい」「来てるの!?」「来てるよ」「いや、打ち合わせしてたらメール着てるから…びっくりした…。どこにいるの?」「わかんない…1人で歩くの、初めてだし…とりあえずご飯食べようと思って出てきた」「うん、じゃあ飯食おう。俺もう少ししたら行くから」「仕事中じゃないの?」まだ彼の後ろに喧騒が聞こえる。職場らしき喧騒。「いや、もう終わるから。で、どこ行けばいいの?」「駅からは遠ざかってるんだけど…じゃ、探してよ」「ええー(´Д`)」8時近くになって、あちこちでお店を閉め始めた。電話がきてから20分、30分と経っても彼は来ない。駅に戻ろうにも道がわからなくなってきたので、また商店街に戻る。ぼんやりベンチに座って、行きかう人を眺めたり携帯でネットしようと思っては電話が来るかもと思いとどまったり。でも、近くまできたら電話でもくるかと思っていたけど来ない。やっぱり仕事終わんないのかな。仕方ないか、滅茶苦茶なことしてるもんな、私。Sub:腹減った…本文:いつまで待てばいい?(´Д`)さすがに1時間近く経ったときにメールを送った。すぐにコールバック。「駅まで行って…前行ったほうかって探してみてたんだけど…いないからえ?駅じゃない…わかった、すぐ行く」かなり息の切れた話し振りで…本当に探してたんだ?それでも私のいた商店街はかなり大きい。果たしてそこにいて会えるのか?なんだけど、わかってるんだろうか。来る気配もない…というときにまたメール。画像メールだ。近くにいるみたいだけれど、見覚えのない通り。電話する。「○○の近くにいるから。」「ええー、△△のほうかと思ってそっち行ってた…。」「あ、△△にも行ったんだけどそこから結構歩いてきちゃった。」「じゃ、俺の見当は悪くなかったんだ…今行くから!」ものすごくゼエゼエ言いながら電話が切れた。走ってる?走って私を探してる?人通りが切れそうな通りを見ていた。ネクタイ姿の彼が向こうから走ってきた。すごい笑顔で走ってきた。
Apr 8, 2006
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危ない橋と危ない賭け part1からの続きしばらく眠った。ドリンクサービスをしていたけれど、やり過ごしてまた眠った。着陸の少し前に目が覚めた。えらく機体が揺れている。外はもう地上にかなり近づいているのか、畑の間を道路が走っているのが見える。視界はやたらぼやけている。霧のせい?機体は揺れ続ける。空港が見えてきた。空港名が見えてきた。なのに。飛行機がいきなり上向きになった。上昇し始めた。え?上昇し続けてる。今、空港名が見えたじゃない?何で?年に何回も飛行機に乗ってる私だって、ここまでの揺れはなかなかない。おかしい。何かおかしい。なのに、乗客たちはやたら静かで。いや、みんな私と同じことを考えていたかもしれない。でも私、この便に乗ってることを誰にも教えてない。飛行機に乗っていることさえも。1、会えない2、会えるけど何ともならない3、会えて何とかなる選択肢はそれだけじゃない?4、飛行機が落ちる?スチュワーデスが「期待の揺れは運行に何ら支障がありませんので…」と言っているけれど、空港を目の前に上昇…しかも、ものすごい揺れを伴いながら上昇し始めたことだけで頭がいっぱいでさらには「今空港を目の前に上昇を始めましたが、原因がわかり次第お客様に説明いたします」そう言いながら、5分経っても10分経ってももはや街が見えないところで揺れ続けるだけで、説明なんてされなくて。しばらくしてあった機長からの説明は、中国からの黄砂と強風で視界が極端に悪かった、とのこと。そう説明があって暫くののち、やっと期待が下降し始めた。タイヤが地にぶつかった音を聞いてやっとホッとした。こんなところじゃ死ねない。メールチェックをしたら、飛んでいる間に1本入っていたらしい。彼だった。いつものような画像だけのメールじゃない。開いて少し驚いた。テキストだけで、しかもいつにない長文で。そう、私の言葉に答える。「実感はないけれど、自分は確かに変わった。」そう始まっていた。向き合おうとはしてくれているんだと思う。でも、前のオンオフの切り替えができていたころとは違って、今はもう24時間が仕事のことでいっぱいだと。だからメッセをしていても、彼にとって私は彼女ではなく同業者として話しかけてるって。いや、彼女ではなく、というと御幣があるかもしれないけれど、彼の仕事が始まってからは、彼にとっての私は同業者にすぎなかったんだ。そう、彼の言う「甘い囁きも吹っ飛ばして」続く仕事のこと。でもオンオフの切り替えは今は難しい、って。それ以上は難しいな…またメールするから、って。そう、それは一昨日のかみ合わないメッセと同じで。結局は私がどうにかなればいいということ?私はもう、ここまで来てるのよ?久しぶりの人ごみと、久しぶりの駅だ。生活の中にこんな喧騒がなくなってもう長い。だからこの駅独特のざわめきや匂いには懐かしさがあって好きだ。ここからは快速1本で彼の街に着く。行き先の掲示板を撮って送ろうと思ったけれど、やめた。着いてからにしよう。18時過ぎで、もうかなり暗い。買い物客がパラパラと町外れの駅で降りていく。車内に少し余裕ができた。窓の外から海を眺める。暗くて橋の鉄骨の先が見えない。しばらくすると、海の向こうに明かりが見えてきた。彼のいる島。19時過ぎに駅に立つ。8月にきたときには、彼が外の灰皿の前で煙草をすいながら私を待ってた。でも今日は、いるはずもなく。その灰皿も撤収されてなくなっていた。8ヶ月ちょっとの間にも、こうして変わってる。夜景モードで駅からの眺めを撮った。メール添付して、タイトルに「駅」とだけ入れて本文は書かないまま送信する。喉がやたら渇いてきた。予約したホテルは駅からすぐに見える。そのまま鳴らない電話を持ったまま、彼の残像があるこの場所にいるのは何ともやるせなくって。そのままホテルに入ることにする。会えないこと前提で予約していたシングルルーム。10分経っても、20分経っても電話は鳴らない。やっぱり鳴らない。
Apr 8, 2006
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9時ごろ目が覚めた。PCの電源も落とさないまま、メッセも上げっぱなしで寝ていた。窓から見える空は半端に青く、散らかった部屋の中でしばらくぼんやりする。今日は泊まりで出かけられる。札幌に遊びに行くから、と伝えてある。泊まりで?そう。ちょっと気分が疲れてるから…パッと遊んでくる。そのままIEを開きなおした。無理だって思ってた。そんなことできないって思ってた。でも私、どこまで待てるんだろう。向き合える日は来るのかもしれないけど、それはずっと遠い先にしか思えない。それまでに、もうどうでもいいってなりそう?今だって半ばそんな気分だ。ダメだ、行こう。最寄の空港からは直行がない。東京経由?往復4本の航空券なんてさすがに買えない。千歳から?千歳からだって直行はない。しかもここから千歳まで4時間弱。でも、隣県までの便はある。それが14時過ぎ。ここから車で走って千歳からの便に乗って、そこからバスとJR乗り継いで2時間弱。厳しいけど。行ける。行こう。それでも迷ってた。走りながら迷ってた。昨日のレスだってこない。会えるとも限らない。昨日のレスが来ないから、今から行くなんて伝えられない。いや、伝えられたにしても止められて終わりだろうから。だから向こうに行ってから、来ていることだけ伝える。会えるかもしれないし、会えないかもしれないし。会えなかったら終わりだ。彼にも街にもさよならして帰ってこよう。いや、会えても…どうなるかわからないけれど。顔を見られれば、少しは違うかも。少しでも変われるかも。可能性なんて、そうたくさんあるとは思えないけれど。どうなっても、それはもう、そのときで。それでも一般道から高速に乗り、千歳空港が見えるまで迷ってた。迷うぐらいならこんなことすることない。でも物理的にはこんなことができる時間はもうしばらくない。気分的にももう限界だった。いつまでこんな、向き合えない気分を味わい続けたらいいんだって。意外に早く空港に着いた。ぼんやりとお土産屋を見て回るけど、会えるとは限らない。メールがこないのだって、気づいていて返してこない可能性だってある。いつもならどっさり買うお土産も、買わなかった。さすがにタラップを通ったときには罪悪感が沸いた。でも座席に着いたら覚悟ができた。走り出した飛行機は暫くしてふわっと浮き、石狩平野が窓の外に広がった。
Apr 8, 2006
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件名:おつかれです本文:あれから何度もログを読み返してました。 話さないのがいけなかったのかな。単に余裕がないだけなのかな。 どうにもかみあってなくて、わかりあえてなくて、また悲しくなりました。 どうすればいいのかな。こんなメール、送る必要があったのかなかったのか。結局メッセも上がらない。レスもこない。メッセを上げたまま、ぼんやりとPCを触っていた。答えてよ。それは、伝わらない。
Apr 7, 2006
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久しぶりにメッセを上げた。インにも気づかないまま話しかけられた。そして彼が話し出したことは、仕事のことだった。結局、彼は何も気づいてなかったし考えてなかった。2週間話せなかったのは、自分の仕事が忙しかったからだとしか思ってなかった。仕事でいっぱいになっていたことも、一度、仕事の話はたまにやめようと話したことも私の話を聞いていなかったことも、全部認めたけれど私が悲しい思いをしていたことは理解してくれなかった。自分の状態は理解していても、お互いがお互いの主張ばかりで相手の思いを汲めないんだってわかった。理解できない彼に思っていたことをほとんど話した。でも聞いていたかどうかわからない。私が話している最中にも彼は自分の言い分を返してきてるから。聞けなかったのかもしれない。今の彼には、私を受け止める器はない。今の彼の話を黙って聞いてあげることはできるのかもしれないけれどそれで溜まるフラストレーションの行き場がない。彼を本当に思うならできるのかもしれないけど、辛かった。それで自分が立てなくなるならば、そこまでする必要はない。そんな私の状態を理解できない彼に、そこまでしたいとも思わない。昨日のログを読み返すたびに悲しくなる。聞くだけ聞いて、話すだけ話して、寝ると言ってメッセを落としたきりメールもない。メッセも上がらない。どうにもしようがない。わかりあえなかった。わかりあいたかった。
Apr 6, 2006
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~減った会話と増えるズレ~結局、3月の中旬からずっとメッセしないままでいます。風邪が長引いたことや、帰りが遅い日があったことや、意図的に上げない日があったことで、会話していません。彼がくれるメールにレスをしているぐらいです。メールはほぼ毎日くるようになりました。花が咲いているからなのか、忘れないでねなのか、覚えてるよなのか、惰性なのか。2月の半ばに、一度向こうに行こうという話がありました。彼の起こした会社を一度見て欲しいって。同じ業種にいたこともあったから、どうなのか見て欲しいって。何もなければ3月末ぐらいだけど、どうなるかわからないからまたその時期にって話をしたまま延々続く仕事の話に引き気味になって、風邪もひいて長引いて、その時期になるころには話をもうしていませんでした。実際忙しくしていたので先週は無理だったのですが、彼もその話を覚えているのか怪しいし、2回目にまたその話を出したときには「それよりも」と話を遮られたので、それきりしていませんでした。で、そのまま3月になり、メッセもしなくなって。今週に入って2回ほど立ち上げてみましたが、彼のほうが忙しいようです。先週まではいつもの時間にちょこちょこ入っていたみたいですが、今週になってからは夜遅く「遅くなった」とメールが来ることが増えました。そうなるのはわかっていたことで。散々言ったけど、彼だけがわかってなかった。あんな時間がずっと続くと思っていた。違うって、絶対タイミングが合わなくなるって。散々言ったのに。今週末は休みが取れました。無理矢理取りました。話ができれば週末に行こうかと考えていましたが、無理そうです。仕事の休みがずっとなかったので純粋に気分転換したい。彼抜きで、純粋に自分だけのための休日にしようかと考えています。メールなど下さっている方々、ありがとうございます。レス遅くなっていてごめんなさい。しばらく取り込んでいました…ゆっくり返信させていただきますのでお待ちくださいね。
Apr 5, 2006
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