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本を見てた。元気になるための…と言う内容だった。ちょっとクスッと笑えるような、幸せになれるようなことがたくさん書かれてた。その中の一節。心の中で、抱きしめてあげること。そうすれば、離れていても愛は伝わる。抱きしめてもらったこと、いつも思い出す。柔らかい、上着の感触。かすかに香るタバコの匂い。触れ合う頬と頬、そしてその温度。私の体を抱きしめる強い力、太い腕。その言葉で思い出す。胸元に顔をうずめる彼の頭を抱きしめる。柔らかい髪をなでる。大きな肩をなでる。広い背中をさする。耳に、頬に触れる。また、抱きしめる。抱きしめられたことと抱きしめたことを一緒に思い出してなんだか、いつもの倍幸せな気持ちになれた。そうだね。伝わるかもね。
Jan 31, 2004
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ログだけでは残しきれない些細な気持ち大きな事件キレイな言葉。ここに残せる限り残そうとして始めたページでした。1人の時に振り返ったり、うれしい時、切ない時に読み返したり、寂しい時にあの時間に帰ったり、自分にとって、大切な場所になっています。昨日の日記は本当は別のことを書こうとしていながら、気づいたら、内容があのように…。でも、今の自分の正直な思いで、消さなくてもイイかな…とアップしました。しかし…読み返してみて…コレって自分が見る立場だったら…結構困るなぁ…感想も書けないなぁ~書き込みもないだろうなぁと思ってしまいました。(苦笑)でもでも…いつも来てくださる方が読んで下さったり書き込みをしていただいたり…私の思いを読んでくださっている方がいること、あのような文章に心温まるお言葉をいただけたこと、すごく、感激しています。うれしかったです。最初は、残せればいいとだけ思っていました。でも、ここでたくさんの方に出会うことができました。素敵な方たちに出逢えたことに感謝したいです。ここで出会った皆さんに。「ありがとう。」
Jan 30, 2004
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会った時、言われた言葉。「思ったより荷物少ないやん。カバン2つで来るって言ってたからどんな荷物だ?マズイな~って思ってたんだけど~」マズイ?とうとう片道切符で逃げてきたと思った?なんて思いながら、当然そんなことを聞ける訳もなく。最近は何だか、付き合いが落ち着いて今の状態に慣れてしまったとでも言うのか、メッセで毎日会う。メールは時々。(9割こっちから。)電話はしない。この状況でお付き合いしてる。考えたらもう1月も終わる。年越しを一緒にしたこと。ネット環境が不自由でメールのやり取りが増えた時間。あの夢の4日間。忘れ物事件。いろんなことがあったな~と思いながらこんな毎日が続いていくことが嬉しいような、ちょっと切ないような。状況さえ整うなら、また飛んで行きたいと思う私。会うのは、もっと落ち着いてからでいいんじゃないと言う彼。まだまだ状況は整いそうもないけど、そんな言葉を聞いていると、お互いの現実は捨てずにいようって背負ってるものは下ろさないでいようって考えてる彼の思いがやっぱり、痛い。お互いのいる場所がお互いの持っているものが何であろうと私たち2人の関係は2人だけのものだって考えてくれていることは嬉しいけど。実際、どうしたいのと言われると理想と現実が錯綜する。生きる時間が長くなるにつれて背負うものはたくさん増えて思いのままに走ったとしてもきっと、心には傷が残る。そして、もっともっと傷つけられる人が出てくる。その途端、2人だけの関係は2人だけのものでなくなる。全てを背負う覚悟は?それに、私が何もかも捨てて飛んで行ったら彼はどうするだろう。受け止めてくれるのか、困った顔をするのか、いくら仮の、ありえない話だとしても、怖くて聞けない。ただただ、会いたいんだけどな。ただただ、一緒にいたいんだけどな。難しいね。
Jan 29, 2004
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小包が届いた。私の名前が、彼の字で。私の苗字は、よく間違われる字だけど、きちんと書かれてた。ヨシ。(笑)気を使って職場に送ってくれた。すぐにでも開けたくて、その場で開けたけど中身を堪能するのはやめておいた。と言うか、箱ごと抱きしめたかったけど、ヘンに思われるのも困るので、やめておいた。(笑)大体が、不在中に電話を受けた管理職が「やたら遠いところから荷物来てるらしいけど…」と不思議そうにしていたし。(笑)忘れ物と一緒に入っていた不思議な小物たち。私の気持ちは彼でいっぱい。私のカバンは彼からもらったものでいっぱい。また、カバンが膨らんでく。嬉しい。それにしても、忘れ物。こんなに長い間、彼のもとにいたなんてキミが一番うらやましいよ。(笑)
Jan 28, 2004
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先週まで雪がひどかった。今週に入ってからは1回も降ってない。雪が降らないと、冷え込みが厳しくなる。職場でも、ストーブの近くの席なのに何だか寒くて、ストールを膝にかける。ストールのデビューは、彼と会った日。羽織ってみると意外に暖かかった。彼もふざけて、頭から被り、2人で似合う~って笑いあった。夕方、ますます寒くなった。青かった空が、夕陽に染まり始める。今、1つだけ願いをかなえてもらえるなら、彼に抱きしめて欲しい。寒かったね、ってぎゅっと抱きしめて欲しい。背中を回る腕の優しさとほおから伝わる体温とかすかに香るタバコの匂い。遠い空の下彼のハグを思い出して切なくなる時間。
Jan 27, 2004
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仲良くなると、もっともっと知りたくなる。周りにあるいろんなもの。周りにいるいろんなひと。周りにある風景。そして、あなた自身。この前、初めて名前を教えた。うっかりと言うか、幸いと言うか、彼の元に忘れ物をした。持っていっていたお土産をすごく気に入ってくれてまた送るよ、って住所を教えてもらってた。帰ったら、絵葉書送るね。その後、忘れ物発覚。(笑)じゃ、葉書と引き換えに送る~♪さて。葉書、何を書こうかな。旅行中のお礼。あとは…毎日会って話してるし…どうしようかな。あ。そうだ。あなたを毎日思い出す職場で私の机の上で書くのも、悪くないな。休日出勤の、職場でいつもの環境の中で、あなたを思い出して書くのって、いいかもしれない。何でもないいつもの風景を見ながら。心地よく、宙ぶらりんになりながら。初めてあなたに見せるためにフルネームを書いた。あなたが決して呼ぼうとしない、リアルの名前。どんな思いで、伝票に書いてくれたのかな。ずっと思ってた。彼は知っていたけど、呼んでくれたことはない。呼んでも、HN。それも、変わる。私は誰。あなたは誰。そう思う私も彼の名前を呼べないでいた。やっぱり、HN。名前は、知ってるけど呼ばれないなら呼べなくて。帰り際、呼んでみた。「○○君!」「何?(笑)」HNを呼ぶ時と、まったく同じ反応だった。(笑)「1回呼んでみたかっただけ~。」「そっか~。まぁ、どっちでもいいけど~(笑)」名前が何でどこに住んでてどんな背格好でどんな仕事をしててそんなことはどうでもよくて毎晩会ってること。繋がってること。これが全てだって、彼は言う。うん。そう。ほんと、そう。あなたが、私が誰であろうと会いたくて、毎晩会ってたくさんの話をして会えなければ寂しくて、大好きで大好きで、それが全てだった。でもね、名前を呼んでほしいと思うこともあるよ。抱きしめられる距離にいる時に、あなたの声で私を。
Jan 26, 2004
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メッセをするようになって、もう4ヶ月近くになる。会う前は、とろけるような言葉ばかり交わしていた私たち。実際会い、お互いがリアルの一部になってからはそういうことも少なくなった。日常の何気ない話。ゲームの話。昔話。会った時の話。馬鹿話。馬鹿話。馬鹿話。(…爆)そう、もともとがおかしい話が好きで、会った時もゲラゲラ笑いまくることばかりで、ロマンティックなような、だったのがコメディ化してきていた感がある。(笑)だからこそ、たまにささやく言葉がもっともっと、いとおしくなれるのかもしれないけど。昨日会えたのはちょっと遅い時間で、少しして2人の共通の知人も入ってきて呼んだから、実際2人で話せたのは短時間。最近もずっと忙しいみたいで、休日出勤続き。思えば自分も最近までそんなシフトで働いていたけど、今はだいぶ楽になったのでずっと休んでない話を聞くと、大丈夫かなって思ったりする。「仕事、どうだった?」「上手く行ったよ。」「よかったねw」「何と言うか…上手く行くのは、君がいるからだと思う。幸運を、分けてもらってるような気がする。ありがとう。」何気ない、会話の隙に愛していること愛されていることそれが無意識の中になりそうな時に、彼は私に愛をくれる。あなたがいるから、私は今日も元気です。時々寂しいけど、痛むこともあるけど、あなたがいるから、笑っていられます。私の方こそ、たくさん。ありがとう。
Jan 25, 2004
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あの、夢のような時間。私は家に戻り、仕事も始まった。元の、リアルの時間の中にいる。仕事もそこそこ順調で楽しく、夜パソコンを開くのを楽しみに、一日を過ごす。そんな時間の中。1人でぼーっとする瞬間、目の前が開けることがある。あの日、見た風景。隣に彼がいる。私の気持ちごと、あの場所に戻る。そして私は、うっとりする。この前、メッセで話していた。「フラッシュバックするんだ。」彼も、あの時間が急に蘇ると言う。遠い距離をはさんだ私たちは日本の南と日本の北で、同じ時間を同じ空間を同じ瞬間を思い出してる。「私もするよ。」「うん。それが、本当に幸せなことなのかはわからないけど、幸せな気分には、なれるね。」また、キーを叩けなくなる。わかってる。その、通りなんだけど。誰かが話しかけてきたり、何かの音で私はリアルに戻る。幸せだと思っていたものは幸せな気分をくれるものであって、本当の幸せではないのかもしれない。「幸せって、何?」答えのない質問を、してみる。答えは1つじゃないっていつも言う彼が、答えをくれる訳もなく。誰かを好きになるって、どうしてこんなに嬉しくて、どうしてこんなに切ないんだろう。
Jan 24, 2004
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一緒にいると、何でもないことをしたくなる。そして、そんな時間がフラッシュバックする。彼が「ねぇ、耳掃除して。」と綿棒を持ってきた。あぁ、そんなに楽しいことがあった、と思い綿棒を受け取る。大きなベッドの上に私は座り、彼は私の膝まくらの上で横になる。猫のように丸まって、静かに。コソコソコソコソと掃除をする。「大丈夫?」「うん。」静かな部屋で、2人とも、それ以上しゃべらないで。私もしてもらった。彼の膝まくらの上。私よりも、丁寧に、そして優しく、掃除してくれる。あまりにも、気持ちよくて、目をつぶる。手の感触と、膝の温度。あぁ、このひとがすき。
Jan 23, 2004
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彼と会ってから、もう10日が経った。最後の朝に開けてもらったピアスホールも化膿しないで順調順調。(笑)無事に開いたら、したかったピアスがあった。あまりアクセサリーをつけるのは好きじゃなかったけど、これならつけたい!これしかつけたくない!と言うのがあった。何としかし。狙い目をつけていたそのピアス、想像以上にデカすぎることに穴を開けてから気づいた。(爆)デザインがすごくよくて、サイズのことを何も考えてなかった。耳からはみ出るのはどうだろう…。(爆)どーしたものか。(笑)彼とのチャット中にその事実に気づき、メッセにリンクをはって同じページを見せた。感想は、「デカイ!(笑)」ダメだぁ。(爆笑)メッセを続けながら、あちこちのサイトを探してみる。ピアスって、本当にピンきりで何百円から何万円まで幅が広い。あれこれ見てみるけど、どうも心に引っかかるものがない。ずっとこのシースルーピアス?それもイヤだぁ。(笑)すると、彼がどこかのリンクを貼り付けてきた。「コレならいいんじゃない?」ターコイズのシリーズだった。そう言えば、ターコイズなんて持っていなかったけど、私が普段着てる服のブランドでもターコイズのアクセサリーは出していて、考えたら合うはずで、普段の服にコレをつけたら、と考えてもやはりピッタリだ。「服の趣味に合うんじゃない?」一緒に探してくれてたことも嬉しかったけど、私が「好みなのないよー」って言って困っていたのにあっさり「そうですな」と言えるモノを見つけてくれたのも嬉しかった。「こんなのはどう?」って貼られたリンク。確かに、かわいい。「わー高い!」たくさん買うわけじゃないことを考えるとこれなら買っていいと思ってたけど、彼にしてみたら高かったらしい。(笑)そのサイトの別商品も見てみた。同じターコイズでも、デザイン違いで結構値段が変わる。安くても、かわいいのがあって見てたらまたリンク。「これなら安いよ~」…って見たら、同じモノだった。やっぱり感覚が同じらしい。(笑)「今見てた~」「あなたが選んでくれたのを買おうかな。」と言うか、もう買う気でいた。逢った時のゲームで勝った時、自分で穴を開けてピアスを買ってもらうことも考えたけど、形のあるものはなくなってしまうかもしれないし、私自身昔から、人からもらったモノ…指輪とか、時計とか無くした経験があって、そんな自分だからそれはやめておこうと思ってた。(苦笑)開けてもらった穴は一生残るわけだし、そっちの方がやっぱりイイ。選んでもらって自分で買うならいいかなって。あなたの開けた、ピアスホールにあなたの選んだピアス。仕事で、つけられるのは週末だけだけど週末の私の耳は、あなたのもの。「でもコレはプレゼントの方がいいんじゃないかな。」「え?買ってくれるの?」「あーしまったぁ!」「?」「言わないでおけばよかったぁ。黙って買って『同じの買っちゃったよ~』って言わせた方が面白かったのに~!」「優しさだけのオトコ」を自称する彼は、時にはイジワル小僧に変わる。それがまた、かわいかったりする。(笑)
Jan 22, 2004
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8月の終わりにBRのサイトに出逢って気づけば5ヶ月もたった。ゲームそのものにはまった時期があって、殺し合いのゲームなのに毎日のように面白い話ができる人にも出逢え、思い出せばあの頃は、そのサイトに行くのが楽しかった。当時も色々な人がいた。ボケと突っ込みのような会話ばかりで、思わず笑えちゃう人。年頃なのか、何もかもに不満を抱いていつも愚痴ってはすっきり帰って行く人。みんなの見ているはずのゲームチャットで関係ないエロトークに話を咲かせる人。ルール違反をしてまでいい結果を残そうとする人。それを捕まえて騒ぐ人。考えたら色んな人がいたなぁ。当時は管理人さんもあまり来なくて、でも常連さんたちが、おかしいと思うことはきちんと注意してあげて、それなりの秩序が保たれて、楽しく遊べてた。今もそこのサイトには行くけど、当時一番多かった中三生は受験で1人2人と消えて行き、それ以上の年頃の人も、他に楽しいことが見つかったのかいつしか消えて行き、こんな私もゲームはしないで覗くくらいになっている。懐かしさに、入りたくなることもある。でも、今来ている人は知らない人がほとんどで、それはそれで全然構わないのだけど、仲良しグループができあがっている中に1人で飛び込む感じになるのもちょっとやり辛く、話しかけられるのもいいけれど、仲良くなりすぎるとゲームが成立しなくなっちゃったりして、何となく、入っていない。そもそも、「このキャラ見つけたんだけど私の知ってる人かなぁ?殺していいのかなぁ?」と言うのもゲームの主旨上変な話だ。(苦笑)私たちなら平気でやり合ってたけどなぁ。それに、今でも結果を出さずにやられて逆切れしてチャットを荒らしたり、暴言を吐いたりする人がいても、上手くそれを止めてあげられる人もいなくて、後でチャットのログを見てすごいことになってるなぁって感じることが結構ある。その場に立ち会えていれば注意でもしようかと思うけど、ゲームにも入ってない時には説得力もなく、入っていて注意できてもさらに火をつけてしまうこともあり、最近は「はぁ…。」で終わることの方が多くなった。(苦笑)あれだけ楽しませてもらっていい出逢いをもらったサイトでそういう状態を見てると、悲しくなることもある。冬に入る頃、行かなくなった直前まではもうハイスコアを出すよりも、一緒に動くとか、一緒に休憩するのが目的で思えばそれもゲームの主旨と違うんだけど。(苦笑)やっぱり主旨と違うことをし続けるのも飽きるのか、他のゲームをしたり、チャットもあるしで最近は彼も私も入らなくなった。たまに、当時の子が来ていると嬉しくて話すこともあるけど、もうあの時間に戻れないのがちょっと寂しかったりする。大きなモノは、残してくれたけど。今は彼がいつも使うキャラクターも他の人が独占状態で使っていて、それは全然構わないんだけど、ゲームチャットでその名前を見ると、未だにドキッとしてしまう自分がいたりする。彼の入っているそのキャラクターと私が入ったキャラクターで一緒に休憩して夜を越したり、内緒話をしたりしたことが、やたら懐かしくなる。そんな状態なのに、あの日空港でお互いが、いつものキャラで2人っきりで出逢えたことがすごく、嬉しくなる。彼はあの時、「来ると思ってた。」そう言った。わかっていて、たまたま空いてたキャラに入って私を待っていたこと。まさかと思いながら、ゲームチャットを開いてまさかと思い続けながら彼かもしれないことにかけて、いつものキャラで入ったこと。出逢えた場所。迷っても、行けば会える場所。この先ゆっくり入ってゲームを堪能することはあまりないかもしれないけど、私たちにとって、大切な場所のひとつ。
Jan 21, 2004
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うちのダンナ。のんきで滅多に怒らない。趣味は特にない。テレビっ子でゲーマー。結婚して、2人の生活に慣れ、一緒にいても空気のようになってきた。構って構ってとちょっかいをかけても「今テレビ見てるから!」「ゲーム中!」と言われてしまう。前のようにドキドキすることも当然なく、恋愛は終焉に向かって今はもう、家族としての付き合いなんだって感じるようになっていた。それが、立場が逆転。「構って構って~」「いや、今チャットしてるから…」「ゲーム中だから…」「今日も構ってくれなかったぁ…」「だって自分だってそうだったでしょ…」「今は違うもん!」ネットなんてしない、ましてやチャットなんてわからないダンナ。ただ、数ヶ月も夜はパソコンの前に向き合ってる私を見ていれば何か不穏なモノも感じているはずだ。と言うか、考えたら普通ならわかるところまで来ているのかもしれない。最近やたら、まとわりつくようになってきた。それは別にいい。普通のことだ。私が、普通じゃないだけだ。いつもは、テーブルを挟んで向き合ってる。いや、向き合っていると言うよりダンナの目線はTVだし、私の目線はPCの画面だし、お互い違うことをしているんだけど。昨日、私の横にきた。ちょうど、彼と話している最中に。そんな緊急事態の時は、メールを送る。でも、あまりそんなメール送りたくない。察してもらうのも嫌。昨日は、画面をじーっと見てた。誰かと何かを話していることはわかったみたいだけど、誰?とだけ聞かれ、たまたま彼が冗談のように名前を入れてくれてたので、画面上にあるその名前を教えた。「じゃあ、30分待ってね。」30分で会話を終わらせないと…謝らなきゃ…珍しく彼が饒舌に話している時で余計悔しかったし、悲しかったのだけど待っている間も、画面を見てる。「見ないで欲しいんだけど…」「いや、ここで待つ。」私、帰ってきてからだ。ゲームやTVに夢中で、私を構わなかったダンナは、何かがあるって、本能で感じてる。携帯を持って、トイレに行く。仕方なく、メールを打った。携帯からMSNは時々遅延が起きる。レスが帰ってこないまま、彼は「寝たかな?」と。「ゴメン…また…。」「そうだよね。(苦笑)こっちこそ、ゴメンね。」「謝らないで…謝られるのも、嫌。」「俺が言うのも変だけど…寂しいんだよ、きっと。今日は早いけど…これくらいにしよう。おやすみ。」「ねぇ…自分の幸せが、他人の不幸の上にならないならどんなにいいことだろう…。」「そうだね。」彼が打つ言葉を見ながら、泣けてくる。ダンナが最近珍しく、愛してると言ったこと。私達の関係も大事にしたい、でもリアルは大事にしないとと考えてる彼。暴走しかけの、ヤバイ自分。愛も、情も、何でこんなに痛い?メッセを落とした。一番悲しい落ち方だった。今までになく。雪、どれくらい降ってるか、見てくる。電話を持って、外に出る。昼よりは小降りになった雪が、暗闇を舞い、積み上げられた雪の明かりが、やたらきれいで私は、彼に電話をする。「もしもし?」「ゴメン…」「こっちこそゴメン…」「謝らないでよ…すごい雪。今ね、外。」「ええ~?」「雪の状態見てくるって、外出てきちゃった。」「それすごく胡散臭い~(笑)風邪引かないうちに戻らないと~」「うん。切るね。おやすみ…」「ありがとう。」「私の方こそ…ありがとう。」泣きたい時は、お風呂に入るのがいいって、昨日初めて知った。
Jan 20, 2004
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高校3年の頃…ずっとずっと昔。東京にいた私は、曇り空の下、暗い色彩のコートがたくさん目に付く人ごみで、遠くに行きたいと感じてた。どうしてだろう。あの頃も、寒かったのに北へ行きたいと思ってた。もっともっと、北へ。受験が終わり、北海道まで来て、こちらで就職して、結婚相手に出会い、今の自分がいる。寒いけど雪が多いけど住みやすくて、東京は帰るところでいいやって思ってた。今の私は思う。何であの時、東京にしがみつこうと思わなかったんだろう。南に行きたいって、感じなかったんだろう。私たちは、海を2つ隔てている。本州を挟んで、別れてる。日本は狭いってよく言うけど、その距離は、けして短くない。だからこそ、夢が見られるときは何を差し置いても飛んで行きたい。多少のお金とほんのわずかなチャンスしか今の私にはないけれど、彼に逢えるなら、飛んで行きたい。でも、やはり簡単なことじゃなくて次はいつなんだろう、次はあるのかな、逢っている時も、ふと頭をよぎってしまう。彼にも、無理をしようという気はなく、(してるんだろうけど…)いずれ機会があれば…と言う言い方しかしない。約束はしない。「もっと、落ち着いてからがいいと思う。お互いの生活の基盤ができて、しっかりしてから…。」私は子どもも産んで家庭が家庭らしくなって仕事も復帰して懐かしく、彼を思い出す。きっと。彼は一生を共にできる人を見つけ一緒になっていいお父さんになってバリバリ働き続けてたまーに私のことを思い出す。多分。やっぱり彼の頭の中では私たちの気持ちははこの先、繋がり続けてでも歩く道は一瞬、ほんの一瞬交差しても道は重なり続ける訳でも手を繋いだまま、同じ道を歩いていける訳でもなく先なんて、考えない人だけど今度はなんて、言わない人だけど彼の見ている先が、ちょっとだけ見えて、悲しくなる。そして、全てを投げ出せれば変わったのかもしれないのにと後悔したり仕方がなかったと思ったりふらふらする自分がいる。会いたいよ。会いたいよ。
Jan 19, 2004
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前の日の続き。今は、いつもならメッセで話してる時間。今日は、1人。今、彼は夜行に乗ってる。1日、メールをしてたのも楽しかった。朝も、昼も、繋がってた。リアルの中で着信音がバイブが鳴って、私を2人の世界に連れ戻してくれて、繋がった空の下、私はうっとりしてた。夜しか逢えない毎日の中で、特別の、1日になった。さっきも、メールが来た。開いて、驚いた。眠い、って。眠そうな顔の自分撮り。(笑)自分撮り送ってもらったの、初めてだった。うわー!って笑ってしまった。ちょうど今日は彼の好きな髪形だったから、私も自分撮りして送ってみた。メッセで逢えなかったけど、1日、一緒にいられたね。素敵な日だったよ。おやすみなさい。
Jan 18, 2004
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今日、彼は出張。だから、今日はメッセで逢えない。昨日もかなり待って、もう逢えないのかな、と思った頃に入ってきた。かなり遅く、そして今朝も早いのにいつまでも話してた。ヤバイ、もう寝なきゃねと1時ごろ落ちた。ぼーっと通勤路を走りながら、今頃あの別れた空港で飛行機を待ってるのかな、なんて思ってた。午前中には出張先に着くはず。仕事にも余裕があって、ふと携帯を見てみた。メール来てる!彼からだった。携帯メールを向こうから送ってくれるなんてすごく珍しい。ワクワクしながら開いた。飛行機が欠航になって、別の便にするって内容。あれ?通勤途中の時間帯…気づかなかった。空港で途方に暮れながら、打ってくれたんだ。嬉しい。楽しいことがあったり、キレイなものを見たら、昼間にメールを送ることがある。気づいてくれればレスもすぐくれるけど、気づかないことの方が多いみたいで、夜逢った時にその話になることが多い。送っても、昼は1本。どうしても、送りたいときだけ。レスを送る。ちょっとしたら、返ってきた。やった!2本目!どうにか飛べたみたいで、着けたらしい。午前中の早い時間に今日の仕事が終わった私は普段の勤務中は全然気にしない携帯に神経が集中してた。だって、レス返してくれるんだもん。(笑)1枚、画像を送ってきてくれた。電話会社は違うけど、そのままのアドでも送れることがこの前判明した。真っ青な空。彼の街にも、今彼がいる街にも、そして私の住む街にも、つながってる空。陽射しは、向こうと変わらないと言う。やっぱり、あの時眩しく感じたのはあの時間だったからなのかな。今彼がいるのは、私の街からも直行便がある。今日は仕事が少ない日で、もう少し早くわかっていたら休みを取ってしまったかもしれない…。例えちょっとしか一緒にいられなくても、片道2時間で…あなたに逢えるなら、飛んで行ったのに…。海をひとつだけ越えれば逢えるなんて、そうそうないチャンスだったのに。
Jan 17, 2004
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すぐに、レスが返せなかった。この人の言葉に殴られたと言うか、優しくなでられたと言うか、それも何だか久しぶりな気がして、その一行を、見つめてた。そして、画面を通して話す私たち。日常が帰ってきた。レスを、返す。「あの陽射しは、忘れない…」彼も泣いていた。家でよかった、って。2人で同じ画面を見つめて泣いていた。キャラ同士も同じ場所で落ち合うことができた。言葉を交わす。ずぶずぶと、ついさっきまでの甘美な時間を思い出し、言葉を、紡ぐ。あの街のどこかで、いつも会う、パソコンの前であなたは私に話しかける。夢から覚め切れない私は真下にたくさん人が歩くガラス戸の前のパソコンの前であなたに話しかける。さっきまでの温度を香りを陽射しを残酷なくらい鮮明に、思い出しながら。あなたの街が好き。あの山が好き。あの海が好き。あの空が好き。あの空気が好き。あの陽射しが好き。あなたが好き。
Jan 16, 2004
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搭乗して、すぐにドアが閉まった。出発予定時間を数分過ぎ、慌てて飛んでいくかのよう。早く空港に着いていたのにチェックインが遅れ、さらにいつもの癖で通路側の席を取ってしまい、後悔しながら離れている窓の外を見る。まだ、あそこで見送っていてくれるのかしら。それとももう、車に戻って走っているのかな。飛行機がふわっと浮いた。みるみるうちに高度を上げ、さっきまであなたと走った道が、あなたと見た山や海が、あなたといた空港が、小さくなっていく。だんだん雲の下に街はかすんでいく。あなたの、住む街が。持ってきた本を読む気もなく、ぼーっと、4日間をリフレインする。この先きっとフラッシュバックするそして私を生かす過ぎ去った時間を思い出しては幸せに、そして痛く思い出す。羽田に着いた。乗換えまで1時間半ほどあって、まず行ったのはネット喫茶だった。帰ってきて、パソコンを立ち上げてくれてれば。逢えないかな。また、今までのように画面を見ながらあなたを思う時間が始まる。今はあなたに逢いたい。逢いたい。いつものメッセは使えなかった。DLもできなかった。メールだけ、1本打った。思い立って、ゲームサイトの併設チャットに行ってみた。いなかった。私たちだけがわかるように一言だけ書き残した。どこにもいない…。ゲームの方を見ていた。クリスマス以来、やってない。だから、いないかもしれない。久しぶりだ。しばらくネットもできなかった。いや、なくても大丈夫だった。家ではパソコンにかじりついて、夜になれば離れられなくなる私は、ネット中毒かもしれないと思っていたけど、彼さえいれば、何もいらなかった。参加者が、2人いた。休日の、夕方。珍しく、少ない。でも、1人が彼のいつも使ってるキャラクターだった。まさか。ゲームチャットの方でも、話はできる。その人は、どんな言葉を話してる?ログを追ってみた。二言だけ、話してた。でも、まさか。話し方、同じだよ。その人を残して、もう1人が落ちた。ゲームに、入ってみよう。あと1時間もできないけど、ゲームで遊べなくてもいい。記録もいらない。もしかしたら。「こんばんは。」挨拶を書き込んでみた。返事がなかった。選んだキャラは、最近ずっと使い続けている子。違うのかな。彼じゃないのかな。最近、そのキャラをよく使ってる人がいる。その人も、彼と同じような静かな話し方をする人だから、その人かもしれない。それならそれで、仕方ない。黙々、マウスを動かしてゲームを進める。時間が経っていく。そして、やっと相手が言葉を放つ。「見えなくなるまで、空を見ていた…。」隣の席の人が、怪訝そうに私を見た。涙が、あふれた。
Jan 15, 2004
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早めに、空港まで走った。今日も、いい天気。空港に車をとめて、手ぶらのまま外に出た。まだ時間あるね。少し、歩こうか。うん。半歩先を歩く彼が、手を差し出してくる。私はその手を握る。陽射しを浴びて、笑いながら歩く。まだまだこんな時間が、ずっと続くかのように。5年前の冬、サンフランシスコ空港にいた。女同士の気楽な西海岸旅行。楽しい時間を過ごし、帰国の便に乗るために送迎車から降りて、駐車場を歩いていた。確かその日は、曇り空だった。現地の男の人と、日本人と思われる女の人が、抱き合っていた。相手の全てを慈しみ、愛し、別れを忘れて、相手だけでいっぱいになりながら、抱き合っていた。切なく、美しい光景だった。私たちも、キスをした。一瞬だけ唇を重ね、顔を離して笑った。周りを眺めて、少し照れた顔で、また笑った。荷物を持って、空港に入る。「ついさっき、ここで会ったばかりのような気がするのに。」「そうだね。本当、時間の感覚が変になる。」「うん。そうだね。おかしくなってる…」チェックインが遅れていた。手荷物検査が遅れているのか、東京へ行く客は長い列を作り、少しイライラした顔で、検査を待っていた。並ばないで、彼の横にいた。外の景色を見たり、縮まない列を見たりしながら、まだまだ、遅れてもいいと思いながら、彼の横にいた。「一緒に並ぶよ。」列が短くなり始めた頃、彼がそう言った。私の荷物を持ち、一緒に歩き出す。顔を、みつめる。笑う。検査は進まない。列の最後尾にいながら、最後の一瞬を味わう。逢える喜びに必ずついて回る、別れの苦しさと一緒に。検査が、目の前に迫っていた。彼が、私に荷物を渡した。「また、会おうね!」逢いたいって思っていれば、きっと逢える。それが、いつのことになるか今年中なのか、何年も先なのか、その頃も今のような関係でいられるのか、全くわからないことだけど、きっと、逢えるよね。検査を終えた客が、どんどん機内に乗り込んでいく。出発予定時間がもう過ぎていて、空港職員がすぐに機内に入るように促している。振り向いたら、窓の向こうに彼が立っていた。窓に駆け寄る。荷物を床に置く。窓に手を当てて、顔を寄せる。彼も窓の向こうから手を重ね、顔を寄せる。そして、目をつぶる。それが、最後のキス。
Jan 14, 2004
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海峡と橋が見える、広いドライブインにいた。その日だけちょっと曇ってて、せっかくの景色がもったいないなぁと言う気候だった。風も強くて、ちょっと寒かった。でも、2人とも見たことがなかった景色で、風に吹かれて寒い寒いと言いながら、対岸を眺めては驚き、橋を見ては感動してた。2人だけで写真を撮った。この旅行中の唯一、2人きりの写真。今も私の携帯の中で、肩を寄せ合って、笑ってる。夕方だった。ドライブインに泊まっては、おやつを買ったり缶コーヒーを買ったりしてたけど、そこではたこ焼きを買った。それほどお腹がすいていた訳じゃなかったのに、地場産のたこを使ってると言う宣伝で、2人で1箱だけ買った。車の中で、彼が箱を開けた。「私そのまま食べようとしたらソースこぼしそうだよ。」そしたら、彼が私に食べさせてくれた。楊枝に刺すと、柔らかくて形が崩れそうなたこ焼きを箱を下に持ち、私の口に入れてくれた。熱くて、はふはふ言いながら食べる。美味しいね。でも熱いね。そうだね。でも美味しい。食べ終わると、また彼は私にたこ焼きを差し出してくる。私は口を開けて、入れてもらう。幸せな時間だったな、って今でも思う。
Jan 13, 2004
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前に会った時、彼にお願いしていてかなわなかったことがあった。私の体に、傷を残して。見えるところに、残して。彼は、どこにつけようか迷っていたけど、結局つけないまま帰っていってしまった。東京にいた時に、ピアッサーを探した。欲しいものは探すと、なかなか見つからない。やっと見つけて1つ買った。後でよく見たら片耳用で、慌ててもう1つ同じのを買いに戻った。2つの、ピアッサー。荷物に、忍ばせてあった。約束どおり、ゲームをした。負けたら、罰ゲームね。メッセで状況を連絡しあいながらそれぞれが準備をして来て、彼にゲーム機のハードを持ってきてもらって宿のTVに繋いでそれぞれのデータで対戦した。あーでもないこーでもないと言いゲラゲラ笑ったり、おかしい!と言ってみたり…で、勝った。V。(笑)私、バンザイ。「やったぁぁぁぁぁ」彼は、布団の上で大の字になって「負けた…」でね。罰ゲーム…ふふふ。コレ。ん?ピアッサー。耳に穴をね、開けてもらおうと思ってたの。コレ(ピアッサー)丸ごとつけるの?でかすぎない?違うから。(笑)この針で穴ができて、シースルーピアスがつくから…最後の日、あなたが開けて。わかった。最後の朝。机の上に置いておいたピアッサー。「じゃ、やるか…」私が寝ている間に、説明書をきちんと読んでいたらしく慎重になるべき手順も、きちんとわかってた。鏡を持ってきてくれ、どの辺に開けようか、私に聞いてきた。私が鏡を持ち、隣で彼がこの辺かな?とペンの先端で場所を決める。やり直しの利かない、一発勝負。大きな窓からの陽射しがやたら眩しく、今日も空と海が眩しい。一緒にいることが当たり前にさえ感じてしまう4日目の朝。別れの朝。夜には、またあれだけの距離を…本州を挟んで離れてしまうことも意識の中にありながら、目をそむけていたい、朝。ピアッサーで耳を挟む。針が、私の耳を貫いた。乾いたバネの音と共に、一瞬のことだった。軽い痛み、心臓が少し、ドキドキ言ってる。あなたの、つけた傷。私の耳を貫通する感触を私の体を開ける感触を覚えていてね。忘れないでね。何年たっても、何十年たっても、あなたの右手がふとした時に思い出して私があなたの横に、ほんの少しの間だけど、いたことを思い出してくれればいい。私たちは、遠くで違う道を歩いていくのかもしれないけれど。
Jan 12, 2004
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昔から、私は旅行が好きだった。初めての土地の、初めての景色。聞き慣れない言葉。食べ物。自然。いらない物を全て洗い流してくれるような忘れさせてくれるような優しい空気に出逢えること。1人で、好きに歩くのが好きだった。気を使わず、気の向くまま歩いたり、休んだり、戻ってみたり、文庫本を持って電車に乗り込み景色や方言が変わっていくのを何となく感じながら本を読み耽ることが、好きだった。2人で知らない土地を歩くことがこれほどまでに嬉しいことで幸せなことだなんて感じたのは、初めてかもしれない。明日も、明後日も、一緒に。パソコンの前でたくさんの同じ時を過ごしてきた。あなたを思い、たくさんの言葉を交わしてきた。2人で過ごす、沈黙の時間はそれ以上に私を酔わせる。再び、パソコンの前でキーを叩く私の目の前に、消えない残像が、今でも広がる。手は、届かないけど。たくさんの言葉は、いらなかった。「会いたかった…」「会いたかった……明日も、今日ならいいのに…」2人きりで、いられれば。
Jan 11, 2004
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眩しかったのは、日差しのせいだけではないのかもしれない。あなたの助手席。私の住む街とは違う風景、町並み、日差し…何もかもが、あなたの日常。2人で見ていることが非日常なことのはずなのに景色そのものは、あなたの世界。空気も水も太陽も何もかもあなたのものを肌で感覚で全て感じたい抱きしめて、全てを持って帰りたい。一緒の車でドライブするのは初めてだった。運転する姿も初めて見た。ずっと、車で移動した。滞在先も毎日変わったし、色々な県を走った。長い時間を車の中で過ごしていた気がする。それにしても、何て楽なんだろう。煙草に火をつけたくなるタイミングも休憩して一息つきたくなるタイミングもお腹がすくタイミングも眠くなるタイミングも、同じ。気を使ってないのに、楽。メッセでも話さないような些細なことを話したり、どうでもいい下らないことで笑ったり、それ以上に沈黙もあったけどそれすらも、心地いい。毎日のように運転をしている私がこれだけ長い間運転席から離れたのは久しぶりだった。それなのに、助手席に座って煙草の火をつけたり、缶コーヒーを開けたり、信号待ちで髪に触れたりすることが当たり前のようなことに感じられてきて、その時間がずっとこの先永遠に続くかのような錯覚さえ、おぼえた。
Jan 10, 2004
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東京の天気は今日もいい。日が早く暮れる北海道とは違って、太陽も高い。空も青く、広がってる。前の日の晩。メッセが、繋がらなかった。メールも送ってみたけど、レスもない。ちょっと心配になる。でも、行くしかない。きっと、待っててくれてる。いざとなったら、一泊分のホテルは取ってる訳だしどうにでもなる。荷物を両肩に下げて、空港への道を急ぐ。いつもなら、北に向かう便にしか乗らない私が南行きの便に乗る。いつもとは違う航空会社に搭乗口。表示される、向こうの気温。何もかもが、嘘のように。待っていた今日が来た。1時間と少しのフライトだった。快晴。飛行機は、少しずつ高度を下げる。通路側の席から、窓の方を眺める。薄い雲の下に、海と見慣れない島が見えてくる。そして、街が広がる。あなたの、住む街。衝撃と共に、飛行機は着陸した。荷物を引き取る手間ももどかしくて預けなかったのに、いざとなると足が進まない。飛行機からの連絡デッキを歩いてると、無性に喉の渇きを感じる。お手洗によって、一息ついて行こう。窓から入る日差しが、やたら眩しい。東京の日差しでも眩しく感じたのに、はるかにずっと、眩しい。ゲートを出る。待合室が見える。辺りを見回す。彼らしき姿は見えない。いや、きっと。思ったとおりに。空港の到着出口を出る。見慣れない、それでいて眩しい景色をバックに彼は、煙草をくゆらせていた。振り向いて、笑う。私も、笑う。「…来ちゃった。」
Jan 9, 2004
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昨日もメッセで会えた。ほんの少しの時間だったけど、話したいことはいっぱいあって、あっという間だった。最近、旅行の話はしていなかった。12月の頭に行くことを決め、細かい計画を練って以来。その後彼は仕事で忙しくなり会えない日が多くなり、今は私が帰省中で、会えなかったりゆっくり話せなかったり。「もう明後日かぁ…」直前になってやっと、この話題。(苦笑)実に、感覚がない。明日の今頃には、もう2人でいる。なのに。前に会った時も、顔を見るまでは会える実感なんてわかなかった。帰ってすぐにメッセを立ち上げた時も、「昨日の夜は一緒にいたんだよ…」と言われても実感がわかなかったし、そう言っている彼もそうだった。今も、そう。また、線が点になる。なのに、私はピンと来てない。ずっと前から待ち焦がれていた2004年1月9日。その日はもう、迫っているのに。こっちに来て、当然仕事も休みでダンナも帰り、毎日をいつもと違う時間の中で過ごしている私は今までの平凡な日々の24時間と、今の24時間が全くの別物にさえ感じる。願わくば、感覚が狂ったまま気づいたら、彼の隣にいられればいい。顔を見るまで、実感はわかないのだろうけど。実感はわかないくせに、色々考える。飛行機事故のニュースが最近多い。落ちるなら、彼と会った帰りの便にして下さい。行きの便は、やめて下さい。風邪が、治らない。と言うか、悪化してきてる気がする。早く寝なきゃ。でも、治らなかったらどうしよう。移っちゃうかな。移るな!って言ってみようかな。でも、移ったら置き土産になるなぁ。かわいそうだけど。(笑)お土産だけで、カバン1個分…。実家の家族、どう思うだろう。行きからカバン2個?絶対オカシイ。(笑)何か説明しておいた方がいいのかしら。まだ彼は仕事中…明日は休みを取ってもらってる。今日中に片付けないといけない仕事も多いみたい。今日は、会えるかな。何と言って、家を4日間も空けるのかしら。日がだいぶ、傾いた。明日の夕暮れには、一緒に。
Jan 8, 2004
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お腹の肉をつまむと、ため息が出る。もうちょっとやせたかったなぁ。欲しかった服も買った。どれ、着ていこう。ピアッサーも、買った。荷物も、そろそろ準備しなきゃ。10年ぶりに行く街。初めての空港。飛行機の着く時間、わかってるのかな。また、喫煙所で煙草でも吸っているかしら。今度こそ、私から見つけよう。抱きしめたくなるかもしれない。もう、明後日。早く、会いたいよ。
Jan 7, 2004
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実家に帰ってから、ネット環境が変わった。自分のPCでもないし、接続もADSLからダイアルアップに。長々と繋ぐことも躊躇してしまう。それに、ダンナも一緒に来ていたし、こっちの友達に会ったりしてると、いつもはメッセをしている時間も外にいて、なかなか彼には会えない。携帯でメールのやり取りをしたりもするけど、彼は気づかないことも多い。気づいてもレスをくれたりくれなかったり。一度「メールしすぎるの、うざい?」と聞いてみたら「まさか(笑)」と帰ってきたから思うままに送ってるんだけど…どうなのかな。さて、一昨日昨日と帰りが遅くなった。予定してたことだったので、彼には「メッセできなさそう。メールするね。」と言ってあった。歩いていて面白いもの、見せたいものを撮っては送り…彼は仕事が始まってるのもあって、夜まではレスがなかったけれども帰り際に一本だけレスがあった。さすがに帰宅したのが12時頃で、メッセを立ち上げても会えなかった。いつもなら落ちる時間。仕方ないって思ったのだけど…メールフォルダ見たら…メールが来てる!内容はゲームのこと。確かに携帯でピコピコと打つ内容ではないけれど、私を思いながら打ってくれたんだ、と嬉しくなった。昨日もまた、遅くなった。一足早く向こうに戻るダンナを見送り、友人と会って飲んで帰ったのは1時。(不良主婦。)携帯にメールが1本。帰り際に、気をつけてねって。久々に1人になった。ゆっくりパソコン触れるなと、1時なのにPC立ち上げる。あ!またメールくれてる!…やはり、ゲームのこと。(笑)最近は馬作りもできないほど忙しい。(遊びで、というのがまた幸せなんだけど…笑)なのに彼の方は着々と進んでいるみたい。明日からやらないと…あと2日しかない。逆に言うと、あと2日で会えるんだけど会えるのが嬉しくて、でも勝負になるのか心配で。(幸せな悩みだ。笑)メッセも立ち上げてみる。当然いない。当たり前だ、って思ってた。「ん?」彼が、話しかけてきた。会えた!!!たった1日会えなかっただけで、いっぱい話したいことがあった。というか、立ち上げたのが1時だからまず会えないと思ってた。思いがけず、PCの向こうに、彼がいた。驚いた。嬉しかった。気づいたら3時。話しすぎ。(笑)今頃、職場でぼーっとしてなければいいけどな。(笑)
Jan 6, 2004
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思えば、小さな田舎町にこもって9ヶ月がたった。今、東京にいて感じる。情報や刺激がたくさんある。自分がじっとしていても、それは私の目の前を右から左に流れていく。昔は結構外で遊ぶのが好きだった。車で走るのも好き。でも、最近は雪の季節になり、こもっていることが多くなった。そうすれば、ネット中毒に拍車がかかる。何の楽しみも無い家の中で…。こっちに来て、毎日のように外を歩き、色々なものに触れて感じる。こもっているばかりだと、頭の中だけで色々なことが膨らんでいく。いいことも、悪いことも、毎日同じ環境と時間の中。やはり、刺激は欲しい。ネットの中だけではえられない、自分の手や足、肌で感じられる刺激。今は毎日、そういうものがある。だから余計、彼に感じたことや思ったことを、伝えたくなる。単調な毎日の中の会話も悪くないけれど、そうじゃない時間の中の、いつもと違う自分を。彼に出会って、初めての帰省だ。彼を思いながら見る景色はやはり違ってて、今はメッセも満足にできない毎日だけど、買ったばかりのカメラつき携帯で、写真を撮っては全て見せたくなる。些細なものでも、ほんの少しでも、共有できたら、嬉しい。彼の仕事も始まり、私は私で夜遅くまで出ている毎日。メールでのやり取りがちょっとだけ増えた。昨日は会えなかったけど、長いメールをくれていた。期待してもいなかったことだけに、嬉しかった。メッセが出来る毎日がいとおしいけれど、夢の続きを待つ、今の時間もやっぱり悪くない。
Jan 4, 2004
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飛行機の匂いを、久しぶりに嗅いだ。あの時、彼はどんな思いでこの匂いを嗅いだのかしら。やっと、少し南に行ける。あなたとの距離、880mile。今日で、半分以上の距離を来た。昨日は、4時間くらい話してた。偶然会えて、そのまま付き合ってもらって、途中、複雑な話をするのに、電話もできた。結局その話はすぐに終わって、全然関係ない話をしてた。あと6日。「実感が、わかないよね。」「俺も。ピンと来ない。」「きっと、会うまでわかないんだろうな。会った後も、きっと。」「うん。その時間だけが、切り取られたように。」「プカプカと、浮かんでる。」この前みたいに。また会うことはあるのかなって思ってた。会いたいとは願ってた。願えば会えるとは思ってた。あの時も、あの前後の自分の時間、オフの時間もメッセをやってた時間も全て含めて、あの2人で過ごした24時間だけは、どこか、特別な違う場所に浮かんでる。切り取られたかのように。その時間の、続きを、もうすぐ。2人で。東京は、暑い。汗をかきながら、歩いた。今日は、あなたの街と同じくらいの気温だったって聞いた。少しずつ近づくことを味わえる。会える時間。メッセは思うようにできないけれど、あの日の続きを見えない続きを見るまで880mile先の街で再会するまで修学旅行の前日のような思いで、待ってる。
Jan 3, 2004
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珍しく、リアルタイムの話です。年越しした後も馬で遊びながらメッセをしていた私たち。途中で管理人さんも来て、3人で話していたところ、急に無言に…。いきなり初詣に誘われたとかで、うちら2人があっけにとられているうちにそれはもう早業で落ちた。「ええ~~?しばらくメッセできないのにぃ!!!」(という言葉すら届かなかった…苦笑)翌日の昨日もメールを送ってみるけど、反応ナシ。確かに携帯メールは気づかないことが多いって言っていたけど…。泣。(笑)そんな中、旦那の実家で親戚たちに囲まれ、緊張の一夜を過ごす私。ネット中毒とは言ったものだけど、やっぱり私はそうなのか?ネット中毒?彼中毒?どっちでもいい。何とかして~…という正月1日を過ごす。(苦笑)そして今日2日。明日から帰省、私の実家へ。旦那の実家ではみなパチンコに行くとか…私も嫌いじゃないけど、パチンコに行くくらいなら…と自宅に帰って来ました。(夜にはまた戻らないとならないのだけど…)PCの方にもメールはなく、ちょっとがっかり。メッセも念のため、立ち上げてみる。こんな真昼間じゃ、きっと会えない。間違っていてくれれば…そんな期待も、当然敗れる。やることもあって帰ってきたので、家事をしたりメールのレスを打っていたら…キター!!!!何で?何でいるの???嬉しい。即座に話しかける。今は会話途絶え途絶えだけど、ゲームしながら話してます。夕方までだけど。それでも、まさかと期待してなかっただけに、嬉しい。そして、来週の今頃には機上です。
Jan 2, 2004
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12月31日の11時過ぎ、いつも通りにメッセで落ち合い、馬を作りながら一緒に新年を迎えることができました。(笑)今年もあなたをもっと知れますように。今年もあなたといっぱい話ができますように。今年も少しでも長い時間、隣にいられますように。あなたのこれからの1年が、あなたを優しく包んでくれますように。苦しみや悲しみの外で素晴らしい仲間に囲まれ楽しいことや、嬉しいことに出会い、いつも笑顔でいられますように。遠くから。sakana。
Jan 1, 2004
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