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本が好き、悪口言うのはもっと好き評価:★★★★☆エッセイ。--- 梗概 -------------東アジアの国名表記にメスを入れ、わが国の外交にも影響を与えた痛快篇「『支那』はわるいことばだろうか」をはじめ、狩野亨吉、江馬修、李白と杜甫らを論じた傑作人物エッセイ、「書評十番勝負」「新聞醜悪録」「湖辺漫筆」など、すべての本好きに捧げる名篇を収めて第11回講談社エッセイ賞を受賞した快心の評論集。(「BOOK」データベースより)-----------------------過去と対話せず、現在と語るのみでも、生きるだけなら生きられる。しかしそれでは、自分がどこにいるのか、どういう道筋をたどってここにいるのかさえわからないではないか。われわれが、安心して、自信を持って現在に生きるには、現在の素性を知らねばならない。現在の素性を知るには、過去に話を聞いてみなければならない。(P54より) ほとんど打ち終えた後に記事が全部とんだ!!(#゚Д゚)発狂して暴れそうになったけど(笑)悪いのは間違いなく自分なので、なんとか怒りをおさえました・・・。 めっちゃ好きですこの本!!よくぞ言ってくれたと痛快になるエッセイあり。ほぉーとかへぇーとか嘆息もれまくりで勉強になる評論あり。コスパの高い一冊です。中でも、日本語について書かれたエッセイが特に好きでした。 最近は、新聞や本、ニュースキャスターが平然と日本語の誤用を垂れ流してますよね。見聞きしてるだけでイライラしちゃう。そりゃ私も間違った日本語を知らず知らず使っていることもあると思います。なるべく正しい日本語を使おうと、知らない言葉はもちろん、知ってる言葉も辞書をひくようにはしてますけれど。ただ、新聞や本などの活字や、公共の電波を使うニュースキャスターは、絶対正しい日本語を使うべきでしょ!!彼らが平然と間違った日本語を使ってそれがまかり通るのが信じられない。せめてあとで訂正するべきなんですが、それがなされてないところをみると、そもそも間違った日本語を使っていることに気がついていないんでしょうね。頻繁に見聞きするもので今ぱっと思いつくのは・・・二重敬語。らぬき。さいれ。破天荒。姑息。確信犯。悩ましい。耳障りetc。言葉は時代とともに意味がかわるといえども、『破天荒』に代表されるような、いわゆる故事成語は絶対意味がかわることは許されないと思います。 私のような浅学菲才の者でもイライラするんだから、著者のような博学な方にはさぞストレスが多いことでしょう(笑)そのこともおもしろおかしく書かれていて、勉強になるとともに楽しませていただけました♪楽しめて勉強になるのに安い(笑)かなりコスパの高い一冊です。お勧めですよ♪=== 15冊目 読了 ===
2011年01月30日
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大暗室評価:★★★☆☆ 江戸川乱歩全集第十巻。 イェーーイ(*´∀`*)頼んでおいたCDが届きましたっ!!超嬉しいーー♪ P!nk / Greatest Hits・・・んだけども、ハタと気がつきました。通常盤買ったって。輸入盤でよかったぢゃん。゚(ノД`)゚。 海外CDは輸入盤の方がかなり安いので今までずっとそうしてきたんですけど。如何せん、CD買うなんてのは5年振りくらいなんで(笑)うっかり通常盤買ってしまいましたとさ。価格が倍くらい違うからさーーー。まっいっか。今からガンガン聴きます(*・∀・*) あっ。乱歩大先生ですな。ほぃ。おもしろかったです。収録作品は『怪人二十面相』と『大暗室』の二作です。前者の方は読んだのが昨年夏ころなので、もうまったく内容覚えてない(´ε`;)そんなこんなでてきとーな感想と相成りました。もうしわけなしっ(´Д⊂=== 14冊目 読了 ===
2011年01月29日
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歎異抄評価:★★★☆☆ --- 梗概 -------------「アミダ如来はんにいただいた信心を、おれのもんやいう顔で取り返そういうのんは、ホンマにアホらしいことやで」。天災や飢饉に見舞われ、戦乱の収まらない鎌倉初期の無常の世にあって、唯円は師が確信した「他力」の真意を庶民に伝えずにいられなかった。親鸞の肉声、ここに蘇る。(「BOOK」データベースより)-----------------------有栖川有栖先生の江神シリーズ最新作『女王国の城(上)』『女王国の城(下)』が文庫になってたなんてっ( ゚∀゚)・∵.超嬉しい♪早速買いました(笑)早く読みたいーーー♪楽しみだーー(*´∀`*) 親鸞・唯円・・・懐かしいです。日本史の教科書の鎌倉時代には欠かせない名前ですねぇ。鎌倉時代に出てきたたくさんの宗教・経典等について頭こんがらがりながら一生懸命理解に努めた記憶があります(*´ω`*)あぁ懐かしい日々・・・♪・・・って懐古趣味に浸っててはいけませんね(笑) ざっと説明すると、親鸞は法然に師事し浄土真宗の開祖となりました。唯円は親鸞の弟子の一人。親鸞の死後、親鸞の教えの理解に対して様々な異議がでてきて、師匠親鸞の真意とは異なる理解がなされてしまうことを嘆いた唯円。彼が、親鸞師匠から直接学んだ自分こそが親鸞の真意を伝えなければっ!!と発意して認めたのが『歎異抄』というわけです。親鸞師匠の教えとは『異』る理解が伝わっていることを『嘆』いて書かれたことから『歎異抄』というのだとか。 なるほどねぇ。口語訳なのでさくさく読めます。しかも関西弁だし(笑)宗教は勉強しだすとおもしろいかも。浄土真宗を学ぶ導入書としてはありかな?この本きっかけで深く掘り下げていくのもよいかもしれません。鎌倉時代にたくさんの宗教がでてきたってことは、その時代背景を知ることは欠かせません。動乱の時代だからこそ人々は救いを求めたわけで。深いなぁ~。宗教を学ぶと必然的に歴史を学ぶことになりますね。おもしろい。物事ってすべてつながってるんだよなぁ。・・・と全く本書に関係のないことをしみじみ感じました(笑)=== 13冊目 読了 ===
2011年01月28日
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日教組評価:★★★☆☆ 今日こそは、洗車してーー、部屋の掃除してーー。あっでもランチに五右衛門行かなきゃ♪しかもおごりでっ(笑) 日教組・・・。まぁおもしろかったし、正鵠を射た意見にも納得。著者は色々おっしゃってますが、私は思う。日教組が悪いと(笑)書きだしたらきりがないけど。日教組の組織率は確かに低下しているが、奴らの政治への影響力は低下しては決していない。実際民主党の支持基盤には日教組があるわけだしさ。日教組や日本の教育については、過去の記事で散々語ってきたので今日はここまで。=== 12冊目 読了 ===
2011年01月27日
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春琴抄評価:★★★★★ --- 梗概 -------------盲目の三味線師匠春琴に仕える佐助の愛と献身を描いて谷崎文学の著点をなす作品。幼い頃から春琴に付添い、彼女にとってなくてはならぬ人間になっていた奉公人の佐助は、後年春琴がその美貌を弟子の利太郎に傷つけられるや、彼女の面影を脳裡に永遠に保有するために自ら盲目の世界に入る。単なる被虐趣味をつきぬけて、思考と官能が融合した美の陶酔の世界をくりひろげる。(裏表紙より)-----------------------先日、『帰れま10』で洋麺屋五右衛門が取り上げられてて。めっちゃおいしそうーー♪うちの近くにはないのかな?と調べたら・・・すんごい近くにありました(笑)しかも、週に何度も通る道沿いに(笑)どんだけ私って周囲に目が行ってないんだろうか・・・。 ページ数にしてわずか80ページ足らず。にもかかわらず、読み終えた後の心地よい疲労感。素晴らしいです。非常に深遠な物語です。 有体な説明をすれば、主人の春琴を慕う奉公人佐助が深い愛でその身を犠牲にしてまで愛し続けるって話なんですが。これじゃ皮相的な理解にすぎないと思います。これは決して佐助の、己を犠牲にした献身愛を描いたものではない。むしろ逆に、佐助のエゴイステックな愛の物語と言った方がまだ正鵠を射ているのかもしれない。 佐助は、自らの美貌に自信を持ち、高慢な態度で接する主人の春琴が好きなんです。女主人春琴にぶたれたり、なじられたりして恍惚としている。しかし、春琴はある時その美貌を奪われてしまう。自信を失くし、かつての高慢さを失う春琴を見たくないがため佐助は自分の目を突き盲目となる。こうして彼は永遠に自信に満ち溢れ高慢な春琴を手に入れることに成功するのです。その後も奉公人という立場を決して譲らず献身的に春琴を世話する佐助。これって自己犠牲の献身愛に傍からは見えるんだけども、実際は、佐助は被虐的立場にその身を置くことが快感でたまらなく、佐助自身の喜びのためにやっていることなのだと思う。後年、結婚をしたがらなかったのが春琴ではなく佐助であるという描写があり、その中で佐助の被虐趣味が窺知できる。この描写からも、佐助は決して主人への愛のためだけに献身してきたのではないということがわかる。 春琴の方は大分気が折れて来たのであったが佐助はそう云う春琴を見るのが悲しかった、哀れな女気の毒な女としての春琴を考えることが出来なかったと云う畢竟めしいの佐助は現実に眼を閉じ永劫不変の観念境へ飛躍したのである彼の視野には過去の記憶の世界だけがあるもし春琴が災禍のため性格を変えてしまったとしたらそう云う人間はもう春琴ではない彼は何処までも過去の驕慢な春琴を考えるそうでなければ今も彼が見ているところの美貌の春琴が破壊されるされば結婚を欲しなかった理由は春琴よりも佐助の方にあったと思われる。佐助は現実の春琴を以て観念の春琴を喚び起す媒介としたのである(略)(P70より) ・・・なんとも深い。色んなエッセンスがギュッと凝縮されてきれいにまとまり、一つの物語になっている。様々なテーマを絡ませながら物語へと昇華させる。繊細な感性が織り成す美しい布のようです。読んでいるだけで、柔らかく心の襞に触れられているような感じがするほど。すーーっと脳に言葉がしみ込んでくる。表現法、言葉選び、すべてが完璧なんです。何もかもが。さすがは文豪谷崎潤一郎って感じです。感無量。間然するとこなし!! 今度は『細雪』に挑戦したいなーー(*´∀`*)=== 11冊目 読了 ===
2011年01月26日
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じゃじゃ馬馴らし評価:★★★☆☆ シェイクスピア全集。第20巻。--- 梗概 -------------ヴェローナの熱血紳士ペトルーチオは、パドヴァの大金持ちのじゃじゃ馬娘、舌鋒鋭いキャタリーナをあの手この手で口説き落とし、結婚にこぎつける。そしてじゃじゃ馬の「調教」に乗り出すのだが...。キャタリーナの妹ビアンカとその求婚者たちを交えながらくんずほぐれつの舌戦を繰り広げる軽快な喜劇。 (「BOOK」データベースより)-----------------------久々に悪夢にうなされました。おそろしやおそろしや(゚´ω`゚)ほんと怖かったんですよ・・・。思い出しただけでも吐きそう。゚(ノД`)゚。 久々のシェイクスピアです。この全集、忘れたころに出るなぁ。あっ。内容ですね。いや~正直いうと、登場人物の名前がたくさんで(笑)さくさくっと読んだので感想書ける域にまで達してない・・・(´・ω・`)えへ♪ってなわけで、早々に撤退しますっ(=゚ω゚)ノ=== 10冊目 読了 ===
2011年01月25日
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マネジメント信仰が会社を滅ぼす評価:★★★★★ 【内容情報】マネジメントが下手だから会社が傾くのではない。マネジメントなんかに頼ろうとするから会社が傾くのである。本業で稼げない時に人事制度や情報システムを精緻化させて何の意味があるのか。どんなに見栄えのよい事業計画を作っても、経営者に「意志」がなければ机上の空論である。日本企業は今こそ、「マネジメント信仰」をすてて、愚直に「ビジネス」と向き合うべきなのだ。組織人に覚悟を促す警世の書。(「BOOK」データベースより)【目次】序章 マネジメントがビジネスをダメにする/第1章 症状(1)意見はあっても意志はなし/第2章 症状(2)都合のよいことばかりを考える/第3章 症状(3)管理はするけど無責任/第4章 症状(4)顧客よりも組織を重視する/第5章 日本企業の危機的状況/第6章 経験と勘と度胸を重視せよ/第7章 他人を変えるより自分が変われ(「BOOK」データベースより) 他人のモチベーションをコントロールできる手法があるのならば、親や教師はその方法を使い、世の中は優等生ばかりになっているはずだ。現実に、そうなっていないということは、他人のモチベーションをコントロールできる方法はないということを証明している。 (中略) マネジメント信仰も同じことだ。企業の業績を確実に向上させるマネジメント理論や手法など存在しない。マネジメント理論や手法自体は、どこかの会社で成功した事例に基づくものかもしれないが、それがあらゆる会社に通用するとは限らない。セミナーやマネジメント本で紹介されている理論や手法を真似したところで、成功するとは限らない。(P148より) 閉塞感で満ち、混沌とした現代日本には慧眼の書。著者は、会社の最終目的はビジネスの成功であり、マネジメント理論はその目的実現のための手段に過ぎない。ビジネスが“主”であり、マネジメントはあくまで“従”にすぎない。という至極当たり前のことを主張している。ご留意いただきたいのは、著者は決してマネジメント理論を全否定しているわけではないことだ。マネジメント理論はうまく使ってなんぼなのに、現在は会社がマネジメントという言葉に踊らされ本来の目的(=ビジネスの成功)を見失い迷走していることに著者は警鐘を鳴らしている。 この主張は、ビジネスだけでなく政治にも通底している。卑近な言い方であるが、政治とは本来、日本国・日本国民のあるべき姿、向かうべき方向の確たるビジョンがあり、それを実現するためにはどうするべきかを多角的に検討しながら、目的を実現していくものである。マニフェストやアジェンダなんてのは、目的実現のためにどうすべきかの手段や目標をまとめた従的ものであるはずだ。目的実現(=主)ありきのマニフェスト(=従)であるにも関わらず、現状は、“従”に踊らされ、耳目に入りやすい文言をうたい、目先の支持を得ることだけに終始する。主客転倒甚だしいのが現状だ。本来の目的を見失い、みな保身にばかりとらわれている。長期的ビジョンを持たず、繰り返される近視眼的な主張、議論。他を批判するばかりで実現可能性のある対案出せず。出口の見えない状況を打破しなければならないのに、その手段が分からず。また、分かっていても、何か行動して失敗・批判されることから逃げ、相手を蹴落とし己の現状を維持することに終始する。誰もがこの閉塞感に満ちた現状を脱却したいと思っているはずなのだが、現況を打破してくれる誰かが現れるのを待っているだけなのだ。自分がその誰かになることはしない。すっかり守りの姿勢が染み付いてしまっている。 ・・・すっかり脱線していつのまにやら政治論になってしまってる(笑)本題に戻って。かなり溜飲が下がる一冊です。マネジメント本、マニュアル本が巷間に溢れるいま、ここまではっきりと、マネジメント理論やらマニュアルに踊らされてるなんて愚の骨頂!!(いや、ここまではっきりは言ってないですけど(笑))って主張されているので、すんごくすっきりします!!ビジネスでも政治でも、自縄自縛に陥った日本社会に一石を投じる一冊ではないでしょうか。=== 9冊目 読了 ===
2011年01月24日
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春雨物語評価:★★★☆☆ 心を収めれば、誰も仏心を得、解き放てば妖魔となる(P129より) 春雨とビーフンとマロニーさん。似て非なるものなのか?どう違うんだろう?(笑) 本題。上田秋成は、以前『雨月物語』を読みました。そちらの方がおもしろかったなぁ。現代語訳していただいてはいるんですが、如何せん時代背景から登場人物から、なにかと歴史・古典の知識がないと理解しきれない・・・(笑)浅学菲才の私には難しかったです。お恥ずかしい限り(´;ω;`) でも古典はなかなかおもしろいですね。色々と読んでもっと古典に親しみたい。この角川ソフィア文庫は、ビギナーズクラシックスシリーズとか、古典に親しむ一助になるよい本がたくさん出ているので、たくさん読んでいきたいと思います(*´∀`*)=== 8冊目 読了 ===
2011年01月23日
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白銀ジャック評価:★★★☆☆ 長編。--- 梗概 -------------「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。今、犯人との命を賭けたレースが始まる。圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。(「BOOK」データベースより)-----------------------昔バイトしてたコンビニに行ったら、仕事熱心でかわいらしい男の子がバイトしてまして。推定24歳。年下の男の子。おばちゃんの図々しさ全開で話してみたら(逆ナンじゃないですよっ!)な、なんとっ!!21歳だって!21歳!!平成生まれ!!!( ゚д゚)・・・これは犯罪だと思い、そそくさと昭和生まれ女は撤退しました・・・(笑) 閑話休題。うーーーん・・・。今年に入って読んだ東野作品はどれもイマイチだなぁ・・・。この作品も、なーーーんかゆるいなぁ・・・。別に一年前の事件いらなかったんじゃない?って思う。事件を複雑に見せるために無理やり色んなエピソード詰め込んで、結局最後に慌てて整合性を図った感が否めない・・・。最後の最後まではドキドキハラハラ、どうなるのかって思ったけど。最後は失速。無理やりパズルはめこんじゃった感じ。肩透かしでしたねぇ・・・。あと、私はウィンタースポーツしませんので、スキーやスノボーの用語理解に頭フル回転でした(笑)=== 7冊目 読了 ===
2011年01月22日
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ワーニャ伯父さん / 三人姉妹評価:★★★☆☆ --- 梗概 -------------若い姪と二人、都会暮らしの教授に仕送りしてきた生活。だが教授は...。棒に振った人生への後悔の念にさいなまれる「ワーニャ伯父さん」。モスクワへの帰郷を夢見ながら、次第に出口のない現実に追い込まれていく「三人姉妹」。生きていくことの悲劇を描いたチェーホフの傑作戯曲二編。(「BOOK」データベースより)-----------------------ああ、どこに行ったんだ、どこに消えたんだ、ぼくの過去は?ぼくがまだ若くて快活で、頭がよかったあのころ、大きな夢や思想に胸をふくらませていたあのころ、現在と未来が希望にかがやいていたあの過去はどこに消えたんだ? (P291より) 文学は、時代背景が分からないと理解しきれないところがあります。ですので、これもさほどよく意味は分かりませんでした(笑) ただ、両方に共通して書かれていたのは、『取り戻せない過去を嘆きながらも生きていかなければならない』ってこと。物語の随所で、どうしようもできない、やり直せない過去を悔みながらも死ぬこともできず、ひたすら耐えて耐えて生きていかねばならないという表現が、言葉をかえて見られます。・・・感想はこの程度しか書けない・・・(;´∀`) あっ。突如日本語講座です。『ワーニャ伯父さん』の『伯父さん』について。老婆心ながら解説します。『伯父さん』と『叔父さん』の違いについて。『伯父』・・・自分の父母の兄にあたる人。『叔父』・・・自分の父母の弟にあたる人。伯母と叔母も同じです。・・・みなさんご存知ですよね(笑)老婆心もいいところですのぅ・・・。僭越さをお許しくださいませ~(´ω`;)=== 6冊目 読了 ===
2011年01月21日
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6時間後に君は死ぬ評価:★★★★☆ 連作ミステリー短編集。全6話。--- 梗概 -------------6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが─刻一刻と迫る運命の瞬間。血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、稀代のストーリーテラーが卓抜したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。(「BOOK」データベースより)-----------------------今、自分はどこにいるのだろう。どこへ向かえばいいんだろう。生きていくための道しるべが欲しい。(P232より) 『ミステリー』とありますが、ほぼファンタジー?ファンタジー嫌いの私ですが、これはかなり好きです!!特に好きだったのは、以下2話。 『恋をしてはいけない日』 彼氏がいない期間がないというくらい常に恋愛をしている主人公、未亜(みあ)。そんな彼女がめずらしく次の恋人を確保する前に彼氏を振ってしまった。それ以来なぜか彼氏ができない日々が続く・・・。そんなある日、未来が見えるという圭史という青年に未来を見てもらうことになり・・・。自分は臆病だったんだ。人を好きになっても、いつも怯えてた。いつかは嫌われるかもしれない。捨てられるかもしれない。未亜は相手ではなく、自分自身を愛していた。自分のことしか考えてない恋愛をしていた。 (P200より) 初めて本当の恋を知った主人公を待ち受けていたのは、不可避の悲しい結末だった。それでも、未亜はようやく本当の愛の意味を知ることができるのです。なんかきゅっと胸が苦しくなるけど、それでも希望が持てるお話でした。ただ、展開はすぐ読めちゃったけどね(笑) 『ドールハウスのダンサー』プロのダンサーを目指す主人公。なかなかオーディションに受からず、先の見えない人生に焦燥感ばかりが募る日々を過ごしていた。悶々とする日々の中、時折自分の未来が見えるようになる。これは、既視感?予知?不思議な能力の正体は・・・。未来が薔薇色なのかどうかは、頑張ったところで誰にも分からない。逆に、頑張れば頑張るだけ、間違った努力をしているんじゃないかとか、これまでの苦労が徒労に終わるんじゃないかとか、焦る気持ちだけが強くなっていく。報われるのは、ほんの一握りの人間だけなのだ。 (P232より) これーーー!!めっちゃ好きでした。『夢は必ず叶う』なんて子供騙しを信じるほど若くもなく、現実を知り過ぎてしまっている主人公。夢を追い続けるべきなのか?人生の岐路に立たされた主人公が選ぶ道は・・・。いいよっいいよっ!!めっちゃ好き!!夢は追い続ければ叶うなんて嘘っぱち。夢をつかめるのはほんの一握り。大半は夢破れ、現実世界に戻っていくんです。ただ、この話はそこで終わらない。夢を諦めるってことは、決して負けることでも逃げることでもない。人生は色んな選択肢があって、夢という道を歩んでもいいし、違う道を選んでもいい。そこにはまた別の幸せが待っているんだって教えてくれる。それは決して妥協や諦念の道を選んだってことではない。夢追い続けることが素晴らしくて、夢に見切りをつけて別の道を歩くことは諦めることなんだって思われがちだけど、別に夢を追い続けることが王道で立派なんてことはまったくなくて。夢に見切りをつけることは、また新しい道を選ぶっていう素晴らしいことだと思います。夢は所詮夢ですから。曖昧なもので、甘い響きに目がくらむけど。別の道でまた次の目標みつけて幸せつかめばいいのです。あぁーーーすんごい好きだわこの話(*´ω`*) 全体としては、未来は自分の力で変えられるっていうありがちなテーマですけど(笑)1話1話はとても含蓄があって、嘆息がもれます。=== 5冊目 読了 ===
2011年01月20日
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ダイイング・アイ評価:★★★☆☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------記憶を一部喪失した雨村槇介は、自分が死亡事故を起こした過去を知らされる。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める・・・。(「BOOK」データベースより)----------------------ある人間の本質が、それまで外側から見えていた部分からだけでは類推できないことを、彼は彼なりにこれまでの経験で知っていた。(P152より) ・・・。限りなく★2に近い★3つです。つまらなかった理由は大きく3つ。 一つ目。どのキャラクターも深みがなく、感情移入できない。人物描写がイマイチ。 二つ目。ストーリーが二転三転するのはいいんですけど、手を広げ過ぎてあっちゃこっちゃでころころころころと話が展開しすぎ、結局どれもこれも微妙な衝撃しかない。ネズミ花火を何個もするより、でっかい花火一個どかんとあげるような話の展開が好きな私には・・・。 三つ目。結局は非現実的、オカルトな話だったこと。私は、ミステリーは現実的な解決してくれないとフラストレーションが溜まります(笑)ミステリーの醍醐味は、いかに不可解な事件を現実的手段で解き明かすのか?というところにあると思っているので、オカルトな解決策ではすっきりしない。オカルトオチなら結局のところなんでもありだと思うから。オカルトっぽく見えることを現実手段で解決するならいいけどさ。 そんなわけで、辛口評価となりました。東野さんの作品は、絞られたテーマを深く掘り下げて書かれてるものが好きです。『さまよう刃』とか、『手紙』とか。そういう作品は、登場人物にも深みがあって、感情移入できるし。この作品は、手広くしすぎて結局テーマも曖昧模糊な感じだし、謎をたくさんちりばめ過ぎて登場人物に感情移入できず。残念でした(´;ω;`)=== 4冊目 読了 ===
2011年01月19日
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犯罪ホロスコープ(1)評価:★★★☆☆ 連作ミステリー短編集。全6話。--- 梗概 -------------売れっ子ライター・虻原がマンションから転落死した。その建物にはかつて虻原が所属していた劇団の主宰者が住んでいた。二人には感情のもつれがあったらしいのだが...。虻原は連載コラムの最終回に不可解な俳句を残していた。はたして俳句に隠された意味とは?(表題作)。六つの星座にまつわる謎の数々を、名探偵・法月綸太郎が鮮やかに解決してゆく。連作本格推理。(「BOOK」データベースより)----------------------昨日は雪で、今冬一番の冷え込み・・・。そんなときに!そんなときにっ!!壊れるなよマイファンヒーター(#゚Д゚)信じられない・・・。その壊れ方がまたすごくて、温風じゃなく冷風がでるって・・・。誰かの呪いなのかっ!?ってまぢで思いましたょ(笑)夏まで置いておいて、暑くなったら置き型クーラーとして使おうかな?(*´д`*) さてさて。綸太郎探偵登場ですよ。実はこれ、ほとんど昨年読み終えてて、最後のお話をようやく昨日読み終えたのです。だから、最終話以外は内容もう覚えてません('A`) ギリシャ神話好きにはいいですね。実は私、大学のときギリシャ神話にはまって、ギリシャ神話関連本を読み漁ってました。ただ、飽き性なので一気に読んで一気に忘れましたけど(・ε・)この中に出てくる、カストルとポルックスの話は初めて読みました(記憶にないだけだと思いますが(笑)) カストルとポルックスは双子で、兄カストルは人間の子で弟ポルックスは神の子。なぜ兄は人間で弟は神の血が流れるのか?それは、母であるレダが、白鳥に化けた神ゼウスと交わった日の夜に、レダの夫(人間)と交わって双子ができたから。まぁこんな複雑な出生ではあるが、兄弟は仲良く育つ。で、色々あって二人が参戦した戦いで兄が死ぬ。弟も死にかけるんだけど父ゼウスが助けちゃう。でも弟は、兄が死ぬなら自分も死ぬといって、結局二人は死ぬ。そんで仲良く星になったのが双子座だとか。 かなりざっくり書いたけど(笑)備忘録のため。まっこんな感じです。やはりギリシャ神話はおもしろいなぁ。また個人的にブームが再燃しそう(*‘ω‘ *)ちなみに、<1>とあるので、<2>も出版予定だそうです。2で完結みたい。ただ、作品さえも書けていないそうなので(笑)出版はいつになるやら・・・。とのこと。=== 3冊目 読了 ===
2011年01月17日
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あの頃の誰か評価:★★★☆☆ ミステリー短編集。全8話。 俺たちはただ自分の気持ちを楽にするために、罰則ごっこをしていただけなんだ。(P321より) めずらしく短編です。どの話も東野圭吾っぽくないなぁ・・・。全部テイストが違って、楽しめるのは楽しめる。ただ、東野圭吾というだけで、私はかなり期待してしまうだけに、今回は肩透かしをくらった。なんでも、この短編集は書きおろしってわけではなく、わけあって今日まで日の目を見なかった作品を集めて改稿し、出版にいたった一冊だそうで。ある意味東野圭吾の長年の歴史が詰まってるとも言える。バブル時代に書いた作品が初っ端に収録されていることを鑑みれば、かれこれ20年近く前の東野作品も読めるってことなんだよなぁ。だから逆にいうと、今日の東野圭吾ファンには物足りなさを感じたり・・・(笑)今まで収録されなかったってことは、いい意味でも悪い意味でも「わけあり」なんだから、評価もすぱっと分かれるのかも。私には物足りない。こういう作品だからお蔵入りしてたのかなーーなんて失礼なことまで思いました(´・ω・)でも、名作『秘密』の原型となった短編も収められてたのは嬉しかった★もともとはあんなお話だったのねっ!!っていう感動がありました♪=== 2冊目 読了 ===
2011年01月15日
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ラットマン 評価:★★★☆☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間とは、家族とは、愛とは─。(「BOOK」データベースより)----------------------お風呂の栓するの忘れてお湯はりしちゃった・・・。「お風呂の栓を確認してください」って言ってくれる機械くんには感謝感激ですが・・・。言うのがおせーーーよっ(笑)結構お湯が流れてから言うんだから・・・まったくっ!!-------って、反省しろよ自分っ!!はぃはぃ。そうです。私がわるぅございましたっ。゚(ノД`)゚。 2011年最初の読了本です。タイトルのラットマンとは、多義図形の一つ(ねずみ男じゃないですよっ(笑))。多義図形とは、同じ絵なのに見方によって全く異なる絵に見えるもののこと。婦人と老婆の絵とか有名かな?ふむ。途中でどんどん話が二転三転し、息つく間もなく読ませます。が。二転三転の「転」が・・・。私にとっては大したことなかった。ふぅーん。ってな感じで。ミステリーとしてはさほどでした。でも、人生の悲哀というか、皮肉さというか、そういう観点からみると読み応えがありましたね。人の気持ちって難しい。相手を思いやったつもりがそれが逆に相手を苦しめてたりすることもあって。なんだか切なくなって、胸がきゅっとなりました。=== 1冊目 読了 ===
2011年01月14日
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