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“送り火”
★★★★☆
短編集。全9話。
いいねぇ~ヽ(´▽`)/~♪初めて重松清さん読んだんだけど、めちゃくちゃいい。ちょっと怖いホラー要素入った話もあり。
でもベースは人生の折り返し地点にいる男女の日常風景。その中に漂う哀愁、郷愁・・・。年を重ねれば必ず誰もが抱く感傷、感慨。自然と生じてくる問題。色んな要素が内包されてます。
こういう深~いお話大好き。感慨も一入です(*´ー`) 特に好きだったのは、『シド・ヴィシャスから遠く離れて』と『もういくつ寝ると』かな。前者を読んだ後こう思った。若い時って今思い出すと恥ずかしいぐらい頑迷だったり、ちょっとした矛盾も許せなくて、1+1は2にしかなり得ないって頑なに信じてたりしたなぁ、って。
あの向う見ずな頑迷さ、純粋さは若さの特権なのかも。大人になると頑迷ではいられないし、正しいことが全て勝つわけじゃないってことがわかってくるし、それを認めて受容できるようにもなってくる。結局現実と折り合いをつけなくちゃいけなくて、夢見てばっかはいられない。
でもそれでいいんだし、それが大人になることなんだって分かってるけど、時々、大人の庇護のもと、頑なに正しいと思うことを主張して、それが通るんだと信じてた頃が懐かしく思ったりします。
こうやって過去を懐かしむようになったら年を取った証拠だとか(笑)でもたまには懐古趣味に浸って楽しんでもいいよね?(笑)懐古趣味は大人の特権さ(笑)
気に入ったぞぉ~重松清さん。また何か読んでみよ~っと(o^∇^o)ノ
新堂冬樹 『君が悪い』 2011年08月20日
薄田泣菫 『完本 茶話 (下)』 2011年07月03日
笹本稜平 『恋する組長』 2011年06月28日