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レイジがミハエルと距離を置いてキャノンを構えた。キャノンは鎧と同じ赤い装甲が装着され、そこからコードが何本も出ている。「二人とも、さがれ!!」「あいよ」レオンとマリがレイジの後方へ下がる。それを確認して、レイジが発射体勢に移る。「吹き飛べ!!」「まずい!クラウド、避けろ!!」ミハエルが叫ぶ。だが、クラウドはそれを聞いて敢えて動かなかった。「何やってるの、クラウド!!」アイナも必死に呼びかけた。「これが本物なら」次の瞬間、レイジのキャノンからいつもの数倍の威力はあろう粒子砲が放たれた。「あのガキ、避けねぇつもりか?」レオンが唖然として見ている。「見せてみろ、力を!!」クラウドは眼帯を外す。その直後、粒子砲がクラウドの全身を包んでいった。ミハエルとアイナが絶句する。レイジは不敵に微笑んだ。しかし、その表情は一変してしまう。射程範囲にあったものは全て吹き飛んでいる、にも関わらず、そこにはクラウドの姿があった。「あれは・・・」レオンは気付いた。「あいつ、DSバリア持ってやがる」「えっ?」「なに!?」マリとレイジが思わず聞き返した。「これで対等に渡り合えるな。無能がぁぁ!!!」クラウドは叫びながらレオンに向かって突っ込んで行った。レオンは振り下ろされた剣を受け流す。「こいつは・・・っ」レオンは距離を置くため森の中に駆けて行った。それをクラウドが追って行った。「マリ、これはちょっとマズい状況だな」レイジが片膝を地面についた。「諸刃の剣ね、それ」マリがレイジに防御魔法をかけて守る。「アイナ、あそこの二人を殺れ。俺はクラウドを追う」「わかった」二人は分散し、アイナがマリとレイジに襲いかかった。「使えないサイボーグはここで!」「させない!」マリが炎で壁を作った。「チッ」アイナは二人に近寄れなくなる。「今のうちに」マリはレイジを担いでレオンを追おうとした。「まだ逃げる気か!!」クラウドがレオンを煽る。するとレオンは逃げるのをやめ、クラウドの方へ向きなおした。「俺が何も考えずに逃げると思ったか?」「あ?」「そのDSバリア、どこで手に入れた」「答える筋合いはない!!」クラウドは痺れを切らし、レオンに斬りかかる。その時、クラウドの足に何かが引っ掛かった。次の瞬間、彼の八方から無人機銃の集中砲火が開始された。「ブービートラップ。・・・やはりあの時殺しておくべきだったか」クラウドは一発も銃弾を浴びることもなく、バリアに守られて平然と立っている。「でもな」クラウドの後ろで何かが倒れる音がした。彼は嫌な予感がして振り返る。そこには後方からの銃撃に遭ったミハエルの姿があった。「あっ・・・あぁ・・・」「お前のミスだ、ガキ」レオンはミハエルの姿を見て顔をしかめた。「(あの状況で全ての被弾箇所が急所を外している?あいつ、避けきれないと判断してわざと・・・。三発しか被弾していないのも奇跡・・・、いや・・・)」レオンは剣を構える。「最後はお前だ」「貴様はああああ!!!!」クラウドは怒りに任せてレオンに向かって行った。「ぐぅっ・・・」以前の何倍も強くなっているクラウドに多少焦りを見せながらも、レオンは攻撃を切り払っていく。「本気を出さないとヤバいか」レオンは得意の瞬発力を活かした移動でクラウドの後方へ回る。「終わりだ!」剣を振り下ろした瞬間、クラウドの姿は目の前からなくなっていた。「遅い」「なっ!?」いつの間にかクラウドはレオンの後方にいた。スピードでレオンは負けたことがなかった。自信があっただけに、驚きは隠せない。「とどめ!!」クラウドがレオンの背中から剣を突き刺す。しかし、ベテルギウスの装甲を貫けなかった。その時、大きな爆発音と共にスピーカー音のような声が聞こえてきた。「ワルキュリア隊はこの山を離脱した。残念だったな、レオン・クライン」その声は忘れもしない、ミリアルド・ハーネスのものだった。「ハーネス!!」どこからしているのか分らない声に向けて叫ぶ。「君たちは、ここで死ね」次の瞬間、二度目の爆発が起こった。「クラウド・・・」ミハエルが吐血をしながらクラウドを呼んだ。「地崩れが起きる。逃げるぞ」「なに!?俺たちも巻き込むつもりなのか!!」クラウドはミリアルドに疑念を持ったが、今は彼を連れて逃げることが優先と判断した。「逃がすかよ」レオンがクラウドに斬りかかる。クラウドはなんとか回避し、ミハエルを安全な場所へ移動させた。「レオーン!!」マリの声が聞こえる。また、次は地面の下から爆発が起こり、地崩れが起こる。「キャッ!」「アイナ!!」崩れた地面と共に落ちていくアイナ。が、寸前のところでミハエルが腕をつかんだ。「足を・・・、引っ張るな・・・」「ごめん・・・」「だが・・・、今引っ張っているのは腕だな・・・」そう言ってミハエルは微笑み、アイナを引き上げた。「ありがとう。でもさっきのは寒すぎだよ」アイナがミハエルにそう言って微笑んだ。「クラウドは!」彼らの視線の向こうで、クラウドはレオンと闘っていた。激しすぎて速すぎる二人の闘いに目がついていかなかった。「あいつは来る。先にトラックを追うぞ」「えっ・・・、うん」ミハエルとアイナはクラウドを信じ、安全確保とトラックを追うことにした。レイジはクラウドを狙って撃とうとする。しかし、標的の動きが速すぎて照準が合わない。「なんだってんだよ、あいつ!!」「魔法で足止めしたいけど、こっちも狙いが合わない」マリも狙うに狙えない状況だった。下手に攻撃すると、レオンの邪魔になりかねない。そうしているうちに再び爆発が起こり、マリとレイジのいた足場が崩れ始める。「マズい!」「レオン!!」二人はどうすることも出来ず、下山方向に回避する。そのうちレオンたちの姿は見えなくなった。「マリ、一度下山しろ。捜索部隊を呼ぶんだ」「えっ、なんで?」レイジが一瞬うつむいて言った。「あのガキが負けるにしろ、レオンが負けるにしろ、どの道この場は爆発の関係調査しなければならない」「・・・うん、わかった」マリは、「縁起でもないことを」と内心思ったが、彼女の中にその想像がないと言えばウソだった。二人にはかろうじて見えていたのだ。クラウドという少年に押され、傷だらけのベテルギウスとレオンの姿を。「そろそろ死ねよ!!」「黙れ!!」レオンが剣を突く。しかし、それはクラウドのバリアで防がれる。それを振り払い、クラウドがレオンを剣で斬りつけた。レオンはDSバリアで防御する。だが、なぜかそれが無効化されてしまう。「何故なんだ!!」攻撃をベテルギウスで受ける。次の瞬間、地下の爆発が連続して起こった。地面が激しく揺れ、レオンの背後の地面が崩れ落ちた。クラウドはそれを見逃さなかった。「落ちろぉぉぉ!!!」レオンに思い切り突進し、剣を突き刺した。レオンは後ろによろめく。クラウドはすかさず剣で炎術を使った。「炎龍!!」その爆発的威力でレオンは空中へ放り出された。「がっ・・・」空中で身動きが取れなくなったレオンは、崖の上にいるクラウドのことを見た。その少年の顔は、目つきが鋭く悪魔のような冷たい表情をしていた。そしてその姿は次に起こった爆発の中に消えていった。「(終わりか・・・。リカード、トール・・・マリア・・・)」レオンは真っ逆さまに崖の下へと落ちて行った。
2008年04月07日
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3時間後、準備を済ませワルキュリア隊はボルドー軍との合流地点へ向けて出発した。運転席に座っているのは、違う兵士だった。その光景を見て、アイナはまた切なくなっていた。そこにクラウドが肩を叩いてきた。アイナは振り返る。「倒そうな、次こそ」彼女の目からは自然と涙が溢れ出ていた。「うん・・・」人目を気にせず、アイナはクラウドに抱きついた。助手席のセレーナはそれに気づき、空気を変えようと荷台に向けて話しかけた。「予定時間にあまり余裕がない。山道を通る。酔うなよ」隊員はキョトンとしている。「どうした?」セレーナが問うた。すると隊員の一人が吹き出し、笑いだした。それにつられる様に次々と隊員たちが笑いだした。「だって、隊長・・・そんなクールに『酔うなよ』はないですよ」セレーナは恥ずかしくなり、すぐさま前に向きなおった。「もうすぐ山道だ。しっかりつかまっていろ」ワルキュリア隊の針路上にレオンたちはいた。「来たぞ。予測通りだ。レイジ!!」「任せろ」レイジは物陰から飛び出し、ワルキュリア隊のトラックへ向けてキャノンを連射した。弾の数発がトラック前部に着弾し、残りは地面に当たり粉塵を舞いあげた。「うわあああぁぁぁ!!!」数人の隊員が外に投げ出される。「ハンドルを切れ!!」セレーナが運転手の隊員に指示を出す。しかしよく見ると、彼はさっきの状況で被弾し、すでに死亡していた。セレーナは焦って運転席に乗り移る。そして、どうにか立て直そうとハンドルを切った。トラックはレオンたちの横を通り過ぎ、山道へと突入した。「乗って!!」マリが車で走ってきてレオンとレイジが飛び乗り、トラックを追撃した。「奴らはすでに虎穴の中だ。仕留める」3人の乗る車は徐々にトラックとの距離を縮めていく。それを見たクラウドがセレーナに訴えた。「隊長。俺たちが奴らを食い止めます」「は?そんな命令は出していない」「必ず追いつきます。今のままでは全滅です」セレーナは黙ってトラックを進める。「隊長もそう考えているのでしょう?足止めをしようと。最悪自分で。だがあなたは必要な方だ。死なせるわけにはいかない」ミハエルがクラウドの意見を推すような発言をした。セレーナは図星を突かれたという風な反応をしてしまった。「お前には何でもお見通しか、ミハエル。いいだろう。ただしこれだけは守れ。・・・死ぬな」クラウドとミハエルは微笑み、了解、と言って荷台の出口の方へ向った。「私も行くわ」アイナが2人のあとを追おうとした。「いいのか?」「死なないもの」クラウドがそれを聞いてうなずき、3人はトラックから飛び降りた。それを見てマリはアクセルを全開にして突っ込んだ。クラウドたちはそれを回避する。「行かさん!!」ミハエルがライフルを構え、車の右後輪を撃ち抜いた。「なに!?」車はまっすぐ走れなくなり、停止した。「何が虎穴だ」「うるせぇ。こうなったんだから仕方ねぇだろ」レオンが頭をかきながら言った。そしてベテルギウスを装備し始めた。レイジもベテルギウスと同じ型の赤い鎧を装備した。「はぁ、またこれを着て戦うのか」「文句を言わない」「はいはい。じゃあ、マリア。援護頼むぜ」「任せて」「行くぞ、レオン!」「言われずとも!!」青と赤の鬼神が3人に向かって突っ込んできた。レオンの首からはネックレスがぶら下がっている。その先についているのは、白龍のウロコだった。大事な戦闘の時は必ずつけて出るお守りのようなものだ。「その眼帯、あのガキか」「お前はっ!!」レオンが剣を振り下ろし、クラウドはそれを剣で受け止めた。「まだ生きてたか!」「お前を殺すまでは死なない!!」クラウドの目からは憎悪を感じさせられた。「クラウド!!」ミハエルが後方から援護射撃をしてきた。レオンは回避することもなく、ベテルギウスの装甲で防いだ。「バーカ」「お前の相手は俺だ!!」レイジがミハエルに向けてキャノンを連射した。ミハエルは草陰に飛び込んで回避した。それと入れ替わりでアイナがレイジに斬りかかった。「ウォール」だがそれはマリの防御魔法によって防がれた。前大戦を切り抜けた者たちの強さとコンビネーションは一筋縄では崩せない。クラウドたちは苦戦を強いられるのが必至だった。
2008年03月31日
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なんでいつもこうなるんじゃろ…。
2008年01月08日
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クラウドが病院に戻ってきた。ミハエルは彼が左目に黒い眼帯を付けているのにすぐ気付いた。「なんだ、それは」「あ?」その時、さらにミハエルは違うことに気づいた。「お前・・・。誰だ、誰が印を解いた!!」「何の話をしているんだ、ミハエル。俺は今すごく清々しい気分なんだ。力が体中からあふれてくるようだ」かつて自分が半分だけ解いたクラウドの力を制御する封印。それが完全に解かれていることに気づいたのだ。クラウドは黙ってそのまま病室へ戻って行った。「あいつの封印について知っているの3人しかいない。だとしたら・・・、チッ」ミハエルは口元を険しくさせ、荒々しい足取りでどこかへと歩いて行った。レオンはリカードと本国の基地内を歩いていた。「あと三日後に作戦か。本当にあんな少数精鋭で大丈夫なのか?なんなら俺も―」「言ったろ。そしたら誰がトールのそばでサポートしてやれるんだ?レイジとマリもいる、大丈夫だ」彼らはあれからバレンシアとボルドーについて怪しいところ、人物の情報について調べつくした。そこで、所々怪しいところを発見した。バレンシアの第三基地で戦闘したワルキュリア隊。あそこに所属している兵士の多くに不可解な点が見当たったのだ。隊長、セレーナ・ワルキュリア。元精鋭部隊パトリオット所属の優秀な兵士であり、現在は有能な自部隊の指揮官。パトリオット所属の前、彼女はボルドーのミリアルド・ハーネス直属の部隊に所属していた。隊員、ミハエル・ドール。性別・男、生年月日不明。前所属部隊なし。ほとんど謎に包まれていて、詳細不明。隊員、クラウド・ラン。性別・男、生年月日不明。両親不明。バレンシア移住前はカディス国籍。隊員、アイナ・フィガー。性別・女、生年月日不明。特化能力育成機関出身。隊員、ノルン・ヴェルダンディ。性別・男、生年月日不明。カディス軍との戦闘中に戦死。他の隊員は詳細まで書かれていたが、彼らは不明な点が多かった。ボルドーにいたっても同じような状況がいくつか見つかった。特殊部隊ファントム、ミリアルド・ハーネス直轄部隊。専任指揮、フレイ・クヴァシル。エリス・エゼキエル、特殊部隊ファントム隊長。生年月日、性別、経歴不明。フギン、ムニン、フレキ、ゲリ。生年月日、性別、経歴不明。フギン、ムニン両名は戦闘中に戦死。このファントムという部隊に至っては、これ以外の隊員全員の詳細も不明だった。「とにかく、俺たちはあのバレンシアの部隊を追う」「スパイしたみたいで俺は気が乗らないけどな」「仕方ないだろ。偶然の産物だ」レオンとリカードは訓練場に来ていた。「それまで付き合ってもらう」「わかってる。手は抜かないぞ」二人とも剣を抜いた。「手負いの部隊だ。確実に仕留める!」レオンはいつになく意気込んでいた。一週間後、ワルキュリア隊は次の場所へ移動しようとしていた。「クラウドの容体も回復した。これ以上長居する必要がなくなったからな」セレーナがそう言った。その視界にまだ割り切れていないアイナの姿が入ったが、セレーナは無視をした。「次の目的地はボルドーの西海岸だ。ボルドー軍との共同戦線で極東を迎え撃つ」クラウドは鋭い目つきでその話を聞いていた。「そこでだ。もう着いて来れないと思うものは今すぐ本国へ帰れ。邪魔だ」アイナは一瞬ビクッとしたが、目をそらしてうつむいた。「恐らく敵は最新の兵器を使ってくる。必ず誰かがそれの餌食になる。死ぬと判って死にに行きたくない者は着いてくるな」キツイ言い方だったが、セレーナなりの優しさだった。だが、誰も先に抜けると言い出てくる者はいなかった。「アイナ、抜けるなら今だぞ」ミハエルが冷たく言った。「大・・・丈夫・・・」アイナは弱弱しく言った。「・・・まぁいい。1時間後に出発する。行きたくないものはトラックに乗るな。以上」そう言ってセレーナはその場を去った。1時間後、トラックには残っていた人数の3分の2の人数が乗っていた。アイナの姿はトラックにあった。「行くのか」「あんたたちだけには置いて行かれたくないわ。それに・・・、ノルンの仇もまだとってない」ミハエルの言葉にアイナが反発した。そこにクラウドが口をはさむ。「あいつを討つのは俺だ。誰にも邪魔はさせない」「とにかくだ。ここに残った以上、まずは極東戦を考えろ。奴らに強力な兵器があるとはいえ、ボルドーも何かしら用意していると言っていた。勝ち目がないわけではない」ミハエルの話に2人が食いついた。その様子を助手席に座っているセレーナが見てボソッと言った。「人間兵器か。嫌な役回りを受けたものだ。だが―」彼女は未来を見据えていた。
2007年12月02日
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最近ヒマがなかったけど今日は究極にヒマだな…? みんなモバゲ登録して俺を助けてちょ 笑
2007年10月07日
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ワルキュリア隊がカディス第三中継基地に敗北してから半年の月日が流れた。すぐに攻め入ってくると思われた極東も、まだ侵攻してきていなく、ボルドーとバレンシアは万全の体勢で『敵』を撃つことができる状態になっていた。カディスへの風当たりは以前より徐々に強くなってきており、『カディス狩り』という騒動も起こるほどになっていた。そしてこの1か月ほど前、眠り続けていた少年が目を覚ましていた。クラウド・ランの左目あたりには包帯がグルグルと巻いてあった。「散歩に行くのか?」ミハエルがクラウドに訊いた。「うん。病室は狭いし、体が動かせなくて息苦しいからね」クラウドはそう答えて病室を出た。病院の玄関を出ると、右手にアイナがボーっと立っていた。だがクラウドは声をかけることもなく、そのまま立ち去った。アイナが抜け殻のようになっている原因、それはノルンの死だった。ノルンは医療施設に搬送され、クラウドと同時に手術を受けたが、すでに手遅れの状態でそのまま手術室で息を引き取ったのだった。アイナはいつも一緒にいた仲間の死にショックを受け、抜け殻のようになっていたのだ。クラウドは小さな訓練場で射撃の練習をした後、ブラリと街へ出てみた。大きな商店街の通りを人混みをスルリと抜けながら歩いていた。その時、後ろから声をかけられた。「クラウド・ランだな?」サングラスをかけた茶髪でオールバックの男だった。クラウドの知り合いではなかった。「なんです?」「君の秘密を知る者だ」男はそう言って薄らと笑った。「俺の秘密だと?」「そうだ。そして渡したい物もある」そう言って何かを取り出した。「なんだそれは」「ボルドーで極秘裏に開発された、義眼だよ」「義眼?」「君は今左目がない。どうかな、これを使ってみては」知らない人間に突然そんなことを言われても受け入れられるはずがない。だが、男は続けてこう言った。「負けっぱなしでいいのか?レオン・クラインに」その言葉を聞いてクラウドは逆上し、男の胸倉を掴んだ。「お前」「この義眼はすごいんだぞ?奴が持っているDSバリアをも上回る上等品だ」「あのバリアを?」クラウドの手の力が緩んでいく。「そうだ。それにこの義眼を付ければ視力も回復する優れ物だ。なに、一瞬精神と接続する時に痛みを感じるだけだ」クラウドの気持ちが揺らいだ。目が覚めてからの訓練というのも、レオンに対して復讐する一心で耐え抜いてきたも同然だった。「なぜそこまで俺に?」「勝ってほしいからだよ、カディスの獅子に」男は微笑んで言った。「実を言うと、俺はボルドーの人間だ。カディス、そしてレオン・クラインには邪魔をされ続けてきた。奴らはもはやボルドーやバレンシアのみならず、西欧の敵であるんだよ」その時クラウドはレオンという男の存在を肯定した。西欧の敵、悪であると。そして仲間を殺した最大の敵だと。「俺は軍人じゃないからな。奴を直々に倒すことはできない。だから君が目覚めたという情報を聞いて駆け付けたというわけだ。君なら彼に対する恨みもあるだろうからね」「わかった、やってやる。あいつを倒せるなら、なんでも」「その意気だ」男はクラウドの包帯をほどき始めた。その下には痛々しいほど大きな傷が左顔面を走っていた。「その傷に誓え。奴を殺すと」男は義眼を取り出し、クラウドの左目に強引に突っ込んだ。「ぐああああぁぁぁああぁぁああぁあぁぁあ!!!」クラウドが物凄い悲鳴をあげた。辺りを歩いていた通行人たちの足が止まる。そんなものは気にしていられないほどの痛みを伴い、クラウドは涙やよだれを流しながら地面をのた打ち回っていた。しばらくして、痛みが治まってきたのか徐々に静かになっていった。「接続できたらしいな。ほら、立て」男がクラウドを無理やり立たせる。そして額に手をかざし、なにか呪文を唱え始めた。「あいつが半分まで解放していたのは見てわかった。今回は完全に解放させてもらうぞ、モルモット」男が呪文を唱え終わると、クラウドは自分の足で立ち、男の方を見た。左目を開いた瞬間、クラウドの目の前にバリアのようなものが展開された。お前の眼に光が当たっている時にバリアは展開される。使わない時は目を閉じておけ」クラウドはキョトンとしながらも左目を閉じた。「これもやる。悪役っぽくなるけどな」男は黒い眼帯を彼に向けて投げて渡した。クラウドはそれを受け取りつけてみた。傷は隠れないが、目に光が当たることは避けられる。「こんなものを・・・」「気にするな。それを使って奴を殺せ。じゃあな」「待て!あんたの名前は!」「・・・オーフェン、とでも言っておこうか」オーフェンと名乗った男はそのままその場を去って行った。
2007年08月15日
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第三中継基地の中にレオンたちは移動していた。レオンは会議室のデスクを思い切り殴った。「なんのつもりだ、ハーネス!!」リカードとマリアもうつむいたままだった。沈黙が流れる中、リカードが口を開いた。「一度本国へ戻らないか?」「それは考えた。だが、今ここを空けるわけにはいかない」レオンがそう答えた。「いえ、レオン。一度トールに会ってちゃんと情報を交換してきて」「マリア?」「さっきハーネスが言ってたことだって、今までの世界からしたら飛躍しすぎよ。もしかしたら本国の諜報部には少しくらい情報が入っていたかもしれないし」「だが・・・」レオンが言葉を詰まらせる。「大丈夫。あなたの部下があんなにいるじゃない。それに、ここの指揮官を誰だと思っているの?」マリアが胸を張って言った。レオンは少し考え、こう言った。「わかった。行くぞ、リカード」「あぁ」レオンとリカードは準備をし、空間転移をして本国へと飛んだ。ワルキュリア隊はボルドーの医療施設に来ていた。クラウドとノルンは手術室の中に入っていた。アイナが手術室の近くの椅子にうなだれて泣いている。ミハエルはその近くで腕を組んでうつむいていた。「大丈夫・・・だよね・・・?」アイナが震えた声でミハエルに訊いた。「信じろ」彼はただ一言そう言った。その時セレーナはミリアルドと話をしていた。「遠路はるばるご苦労だったな」「いえ、それは構わないのですが・・・」セレーナはまだ何か言いたそうだった。「ヘリや兵器のことか?」「はい」ミリアルドはセレーナの考えていることを言い当てた。「今バレンシア本国にも連絡を入れていることなのだが、ローラシアの手先である『極東』が西欧に攻め入ろうとしている」「それは先ほどお聞きました」「無論君たちのような優秀な部隊にも参戦をしてもらうつもりだが、それだけでは勝てん。奴らの世界には普通に戦闘機は空を飛ぶし、戦艦は海を走る。それに生身の人間だけでどうやって対抗できるか。無茶な話だ」セレーナは黙ってミリアルドの話を聞いている。「我々は自分たちの故郷である西欧を守りたいのだよ。なにがあっても、自分たちの手で」ミリアルドがセレーナの目を見て言う。「力を貸してくれないか?」ミリアルドが手を前に出した。セレーナはその手を握った。「喜んで。共に守りましょう、西欧を」「感謝するよ」ミリアルドは微笑した。カディス本国にレオンとリカードの姿があった。「クライン様、マルサス様、こちらです」側近にトールの部屋へ通された。扉を開けると、そこにはレイジとマリの姿があった。「お前ら?」「・・・第七基地が陥とされた。仮面をつけた変な連中、たった三人に・・・」レイジがそう言った。「たった三人に!?」「どういうことだ、それは!!」リカードは絶句し、レオンはレイジに問いただした。「異常な強さだったんだ・・・」「ゴメン、私もいたのに・・・」レイジとマリはひどく消沈していた。「第七基地の兵士はほぼ全滅。彼らを合わせても生き残ったのは十数人だった」トールがそう説明した。「お前たちが来たのはハーネスの話をするためだろ?」すぐにトールが質問した。「あぁ、お前の所になにか情報は入ってきていないのか?」リカードが答え、訊いた。「ローラシアが何らかの動きをしていたのは我々も掴んでいた。だがボルドーが機動兵器を造っていたとまでは・・・」「そうか・・・」レオンが久しく口を開く。「悔しいが俺たちにはローラシアを迎え撃つ手だてがない。西欧を外国から守れるのはボルドーだけだ」「・・・」誰もがなにも言えなかった。「極東、と言ったか?それを撃退したとする。そうすればハーネス支持は今以上に跳ね上がるぞ。そうなるとカディスに対する風当たりも強くなる」「判っている。だが」「戦闘機や戦艦は造らない。それはもう絶対動かしてはいけないことだ。だが、うちにはあれがある」全員がレオンのことを見る。「オドアケルの遺産。グングニル」彼の言葉にトールが反発した。「あの大量殺戮兵器を使えというのか!!そんなことをしたら奴と同じだ!!」「そのまま使えと言っているんじゃない。今精神系の医学が進んでるんだろ?それを軍事転用すればいい」「神経系・・・」レオンがトールに対策案を持ち出した。
2007年08月13日
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こんなに悩んだことはありませんでした・・・。タバコの減りがすごいです。
2007年07月29日
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ご機嫌麗しゅうw更新かなり滞ってますが、素で時間がないのよん♪えっ?mixiは更新してるじゃないかって?まぁ、そりゃあ、ねぇ・・・wあちら側の住人になりつつあるっていうか、もうなってるっていうか・・・wとにかく!ここを捨てる気もないし、mixiをサボる気もないし。当然現実を捨てる気もないしww更新は・・・、気長に待ってくださいw
2007年04月02日
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突然のカディスの英雄の出現に、戦場にいた者たちは息を呑んだ。レオンは全身の筋肉をフルに使って、爆発的なスピードで動き始めた。それを見てミハエルは目を大きくした。「まさか・・・、今のクラウドの力がセーブしてあるとはいえ、生身の人間があんな動きができるはず・・・」レオンは容赦なく所属不明の部隊を殲滅した。しかも一人で、ものの数分で。まさに魔人のような姿と、地獄のような光景だった。レオンの視線がバレンシアの皆の方へ向けられた。「レオン!」リカードが叫ぶ。「リカードか。ご苦労だった。派遣部隊はすぐに基地へ帰投しろ」「そうじゃない!条約の破棄など聞いていないぞ!バレンシアの人たちだって知らなかった!」リカードが必死に訴える。「・・・そうか。ここで皆殺しにしようとも思ったが、お前が言うなら本当なんだろう。なら今すぐおとなしく撤退しろ。追い打ちはしない」レオンはバレンシアの軍人に向けてそう言い、マントを翻した。「待て!レオン・クライン!!」ミハエルが彼に銃口を向ける。「ミハエル!?」リカードが気づき、それを止める。が、クラウドが代わりに飛び出し、レオンに向かって斬りかかった。「お前が!お前らのせいでノルンが!!」思い切りレオンの頭上から剣を振り下ろす。完全に振り切った時、剣は何にも当たらず地面にめり込んだ。それと同時に、クラウドは後ろから蹴り飛ばされ、前方に倒れ込んだ。「クラウドより・・・速い・・・」誰もが唖然とする。そこでミハエルが叫んだ。「クラウド!そいつは『能無し』だ!何の能力も見えない!」「能無し?・・・」彼らの言う能無し。それはクラウドで言う炎の素質のことで、素質を持っていない軍人のことを指す差別用語だ。ミハエルにはそれを見抜く能力もあるらしい。「なら!!」クラウドはレオンから距離を取り、剣を振り下ろした。剣先から炎の渦が噴き出される。だが、レオンは冷静に右手を前に出し、DSバリアでそれを防いだ。「あれは!」セレーナがそれに気づいた。油断したリカードの腕をほどき、ミハエルが飛び出し銃を撃った。レオンはそれを避けられず、直撃した。「電光の一撃だ・・・。そんな鎧では防げ・・・!?」ミハエルの撃った弾は、レオンはおろかベテルギウスにも傷一つつけていなかった。「マリアもこれで気が済んだだろ。テストは終了だ」レオンは今の攻撃を避けられなかったのではなく、わざと避けなかったようだ。そこに、またクラウドがレオンに向かっていった。「どれだけ硬くても!!」尋常でないスピードで突っ込んでいった。が、それも軽々と避けられ、逆に後ろに回られ首根っこをつかまれた。「命知らずもいいが、それでは無駄死にするだけだ」レオンはクラウドを投げ飛ばす。「まだ若い。お前に生きる術をやる、ガキ」彼は剣を抜き、地面を滑って行くクラウドの左目を目掛けて剣を振り上げた。「ぐ、ぐわああああぁぁぁぁ!!」クラウドが悲痛の声を上げる。「クラウド!!」ミハエルがすかさず駆け寄った。クラウドは顔を押えてもがいている。顔からは血が流れていた。「レオン!やりすぎだ!」リカードがレオンに近づいた。「変な情を入れるな。奴らは、敵だ。・・・俺が言えた口ではないか。早く他の連中も連れて来い」レオンは基地の方へ戻って行こうとした。「隊長!」リッドがレオンに駆け寄り、一緒に歩いて行った。リカードはトラックの方へ行き、隊員たちに指示を出す。そして、ふとセレーナの方へ視線をやった。「大損害だ」「・・・。はやく彼らを病院へ連れて行った方がいい。危険です」「わかっている。ではな、リカード・マルサス」セレーナはそう言って自分の部下の元へ戻って行った。その時、彼らの頭上から轟音が聞こえてきた。レオンは空を見上げ、そして驚愕した。「ヘリだと!?誰が乗っている!!」あやしく黒光りをしているヘリが、地面に降り立った。そこから降りてきたのは、ミリアルドだった。「ミリアルド・ハーネス・・・」「はじめましてかな?レオン・クライン」レオンは彼のことをにらみつけた。「貴様!どういうことだ、これは!!西欧の条約では飛行できる乗り物、船、その他車以外の軍事転用可能な乗り物は開発禁止になっているはずだ!!」それを聞いて、ミリアルドは笑った。「古い、古いんだよ、レオン・クライン!」「なんだと?」「すでに我々が西欧のトップに君臨したも同然。法など近代国家に近づけるため、いくらでも変えてやる」「ふざけるな!!」「それに、知らないのかね?世界が西欧に攻め込もうとしているのを。すでにローラシアは侵攻してこようと計画している」「なっ・・・!?」「奴らには強力な戦艦もあれば戦闘機もある。それに生身の歩兵がどう対応できるか。どうにもできないさ!だから力が必要だろう!すべてを守るために!!」「こいつ・・・!」「むしろ君たちのほうが悪だ!そんな甘ったれた古い約束に身を委ねていては、何にも勝てない!守れない!!」ミリアルドの持論に、レオンは反論しようとした。が、ローラシアという世界最大の国が攻めてくるという情報を聞き、安易に口が出せなかった。「悪いが、すでに我が国の軍力は機械化が秘密裏に進んでいた。これで最新の戦争ができる。ローラシアとも互角に戦えるんだよ」「・・・ッ」「さぁ、早く乗りたまえ、バレンシア軍人の諸君。怪我人もいるようだ」バレンシア軍の皆はどうしようもない状況で、救世主が現れたような気がした。急いでこの大きなヘリに乗り込む。「ミリアルド・・・」「久しぶりだな、ミハエル」二人はボソッと会話を交わし、ミハエルはすぐにクラウドの応急処置を始めた。「ではな、レオン・クライン。せいぜいカディスの理念に飲み込まれんよう気をつけるんだな」「待て!ハーネス!!」ヘリはすぐに飛び立ち、レオンはその場に立ち尽くした。
2007年04月01日
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昨日はバイトの方におごってもらいーの、親切にしてもらいーの。楽しかったんですが、学校がクソ。マジゼミの連中勘弁してほしいわ。滅殺したいね。あぁ、今日朝電車でヤヨさんと遭遇しました。いやぁ、大人っぽくていい女になってました(死狙おうか思ったしw・・・無理か。にしても、待ち時間が暇すぎて困る。どうしろって言うんだよ・・・。あー、暇。
2007年03月10日
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mixiからの引用ですwふぅ、一日二つの記事は辛いぜwwガオガイガー!とかブライガー!とかダイターン3!とか・・・、なんて番組だ。 そして。 やっぱ火曜日だろ、大学は!ww 今日は先週より増して楽しかった。 てかおもろかったw 2コマ目からなので、軽く社長出勤。 と、見せかけようとしたら、なんか車の事故でJRが遅れてる・・・。 まぁ、それでも時間余ったんじゃけど。 それからヒマ潰して体育館に行って、着替え場に行こうとしたら、同じ授業っぽい人発見。 無理矢理一緒に行く。 着替え終わってメインアリーナ、だったかな。 そこに行こうとしてたら、行き違いにやってきた男子にいきなり・・・。 「おぅ!」 ・・・?お、おぅ!(だ、だれ?w) 「着替えって上でしたん?」 あぁ、うん・・・(馴れ馴れしいな、知り合いか?) 「荷物は?置きっぱ?」 そうよ(・・・いや、知らんぞこんな奴w) でも、なんか流れでこの知らん奴とバドやってましたw あぁ、その前にもう一人の方に『合気道サークル』の勧誘されたw 入らんっちゅーにw その後、時間も微妙だったので飯も食わず図書館で時間潰して3コマ目へ。 3 コ マ 目 、 英 会 話 ! ! やっふーい! 先週の俺たち4人組。 何か知らんが妙に仲良くなってたw 俺においては彼らとこの授業でしか接する機会がなかったのですが・・・w 一週間のブランクもものともせず! てか、俺と島根のがほとんど喋ってて、福山の女の子聞いて愛想笑いばっかw こいつら、もう離さねぇ! と思っていたら、いきなり席替えorz さようなら~、愛媛・福山の子(ToT)/~~~ って、島根の! お前は席移動せんのかよw俺もだけどw 今週のお隣さんも女の子♪ これはこれは、先生。 あなたには感謝ですね。 ・・・が、そうもいきませんでした。 そのオンナ、想像を絶するア●で・・・。 英文が書かれたプリント貰って、ペアで会話を作りましょうみたいなことするんだったんじゃけど・・・。 英文がほとんど読めません、この人orz 初めに自分でそんなこと言いよったんじゃけど、まさかマジとは。 「useって何?」 ・・・(;一_一) もうこれ以上愛想笑いで過ごせないと判断し、英語をいちいち教えながら授業w 英会話になってませんw しかも極めつけは、 「I'm Hiroshima.」 とかorz 質問が「あなたは広島のどの辺出身ですか?」みたいなヤツだったんじゃけど・・・。 「私は広島です」って・・・w どんなカミングアウトなんやwとか喋ってると、島根が気になったのか後ろ向いてきたので、そのことを話すと爆笑w そのオンナは笑いながらも必死に言い訳ww 実際笑いごとじゃないんだよー!(~_~;) でもいい加減相手するの疲れて、眠くなってきた。 オンナの方も携帯いじり始めるし。 もういいや、って感じになってきた時に、歩いてパートナーテキトーに作って会話しろと。 おぉ、中学生みたいw でも、これが一番面白かったかも! 先生が「では、始めてください」って言った瞬間に俺と島根でバカやって。 次に愛媛とバカやりながら会話して。 3人目標で、あと一人を暇そうだった誰か知らん奴に話しかけて。 終わった後にまた島根とバカやってw こいつマジでいいw 高校の時のノリでイケる!w とうとう見つけたぞ!こういう人を探してたんだ! でも学科が違うんだよなー・・・。 土日の合宿一緒に行きたかったなー。 で、話してて、他の知らん人たち話しかけてくんなオーラ出しまくっとるよね、って話しよった時。 あの福山の子が、「相手して~(T_T)」とw やっぱり知らん人たち妙に絡みづらい。 バリアだよバリア。トリプルバリアだよ。 俺が相手してあげようとした時、島根が先生に呼ばれて、一人になってた女の子の所へ連れて行かれる。 しかも、出会い頭に「ハァイ!」とか言いよるしw 欧米かwイクラちゃんかw んで、俺と福山の子はラボラボモードに(妄想 いや、英会話面白い! 来週が楽しみぃ・・・、ってGWなんだよなー。 くぅぅぅ!早く来い、火曜! 4コマ目、ことば学入門。 寝るw 次に起きた時は別世界でした。 し か も ! なんか問題解いて提出せにゃならんとか! レポートだけって聞いたのに・・・。 おぉ・・・、ピンチだろ・・・。 隣見てみると、友だちも寝とるw おぉい!しっかりせいw 知らん人の横に勝手に座り、色々聞きまくるw 自信はないがなんとか提出。 気になったとこを先生に聞くと、聞いたとこは合ってたらしい。 まさか、ことば学のセンスある?w それから普通に帰ってゴロゴロ。 たしか契約書書くとか言ってたので塾へ。 授業の合間に来てくれた室長に、えっ、今日呼んだっけ?的なことを言われる。 えぇぇええぇぇ・・・。 それ、いじめ過ぎでしょうよ・・・。 屋根裏ちゃんが授業やってて、色々教えてくれたので作業をする。 室長が来てくれるまでの時間潰しが出来てよかった。 てか、さっさとやっとかにゃならん作業だったw おぉ・・・、危なかったゼィ。 危うく怒られるとこだった。 その後室長の手助けもあり、作業もトントン拍子に終了。 契約書のこともチャッカリ思い出してたらしく、その話もして。 木曜は大丈夫か?って聞かれて、大丈夫です!と答えようとしたけど・・・。 なんか大学の変な集まりが入っとるorz あれマジでウザいんですけども! 2コマで帰れる日なのに、16:30まで待たにゃならん。 高校からの友だち2名に福山の子、心理学の愛媛3人組の1人に確認済みw もう・・・、最悪・・・。 バイト出れんわ、待たにゃならんわ・・・。 ヒマでしょうよ!! あー、歯科検診でも行ってこよ。 そして、寝とこw とまぁ、全般的に楽しかった一日でした♪
2007年03月09日
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寂しくなるようなこともありましたが、待つことにしましょう。えぇー、いつもながら一時間目待ちです。こういう時間にしか更新しない私って・・・w火曜の授業が終わってしまったので、もう楽しみな授業はほぼ皆無、と。あー、今から宗教学・・・。憂鬱だ。
2007年03月08日
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今日はいろいろあったなー。妹的な存在の常連さんがブログやめるって聞いて。親しくなった仲間がいなくなっていくのって、寂しいよね・・・。彼女の帰りを待ち続けようと思います。そして、バイト先決定(かも)。そのバイト先とは・・・。塾講師♪大変そうじゃけど充実してそうで、今から楽しみです。その反面不安もたくさんじゃけど・・・。それでもがんばろうとおもいます。
2007年03月07日
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最近暇な時間が多く、苦痛でしかたありません・・・。はぁ、どうしよ・・・。
2007年03月06日
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今日は1コマ目待ちw一時間も早く来てしまったorzそれまでにもバス乗り間違えるわ、バスカード入れ忘れるわ・・・。しかも今日は3コマ目のゼミが休講ということで、2,3コマ暇です・・・。誰か、私の暇をつぶして下さいwあー、宗教学と英語Aか・・・。萎えるな・・・。昨日の女の子に会えないかなー。(切実に)
2007年03月05日
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久々っ!あー、今二コマ目待機中です。暇です。てなわけで更新してるわけですが・・・。友達ができませんorzピンチです、マズイです。・・・困ったなぁ。
2007年03月04日
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授業がやっと始まったよ・・・。入学してから早10日。・・・遅いんじゃないか?とまぁ、そんなことを言いつつも、遅刻しないよう1,2本早めの電車に乗って行こうと。チャリを停め、颯爽と歩いていくと、ホームに電車が調度よく入ってきた。ラッキー♪満員電車、通勤ラッシュ・・・。ギャル、でもないけど尻の軽そうな女子高生がナンパされただされんかっただと話しているわ、おっさんが後ろから変なプレッシャーかけてくるわ・・・。何度やっても慣れるものじゃないな、あれは。暑いし。電車降りて歩いていると、走ってホームに駆け上がる人たちが。なんだ?福男を選ぶ祭りか??ならば参加するしかないじゃないか!と、みんなの後ろについて行くと、もうホームに電車が。あら、タイミングのいいこと。電車を乗り換え、線路が 一 本 し か な い ○○線に。・・・すごい、無法地帯だ。中学や高校の教室の中みたいな状況になってる・・・。なんでこんなに賑やかなんだ?休憩中か?っていうくらい。おっさんはスポーツ新聞折りたたんで読んでるしw電車降りてバス停に向かうと、バスが来てる。あら、またタイミングのいいこと。乗って学校着いたら8時10分・・・orz授業は9時からだっ!!暇なのでウロウロと校内を探検する。途中で電光掲示板に興味をそそられ、見てみるも・・・。字がぼやけて見えないorzガッカリしつつ外に出てみると、偶然まめを発見!朝一番のケリをおしりにチョンッと喰らわせ、合流。50分後、授業開始。・・・おっさんよ、何の話をしているんだい?80分/90分は話し続けてたな・・・。いや、でも楽そうだったよ、おっさんの授業は。で、次一時間空くので図書館へ。そこでも偶然友だちに会う。大学で数少ない知り合いにこうも偶然に会えるとは。奇遇だなwちょいと早い昼食を済ませ、また図書館へ。しばらくして友だちからメールが。合流することに。そいつの昼食が終わり、次はゼミ。ギリギリの時間に部屋に入ると・・・。・・・。・・・・・・。・・・・・・・・・。怖っ!なんだ、こいつらは!なんだ、このドヨ~ンとした空気は!!しかもなんで電気つけてないんだ!!!ヤンキーっぽい人はおらんかったけど、空気と顔が怖すぎるぞ。先生が入ってきて、キャラと声が想像と一致したので、まんまな人だとか思ってたんじゃけど・・・。授業の進行がグダグダ・・・orzもっと計画的にやりなさい!ショボーン(´・ω・`)としながら建物の外に出て、他の人たちにメールでも送ろうかな、とか思っていると、後ろから声をかけられる。「さっきゼミ一緒だった人よね?」キ、キミは・・・。誰だorzいや、思い出した!バンド組んでる、ナンチャラ ドライブってバンド組んでる人だ!しかも爽やかイケメンくんだ!しばし会話をしてみるも、あまり話す内容もなく。まさに『内容がないよう』状態で・・・。ん?とりあえず、飲み物を買いに行くというので、一緒に行くことに。なんだ、この積極的な青年は。この爽やかさとカッコ良さとバンドマンを組み合わせたような知り合いは、過去いただろうか。まさかの接点だ、ゼミを最大限に利用するしかないじゃないか!次の授業も同じだったので一緒に行こう、という話をしていた途中で、「ちょい、タバコ吸ってくるわ」と。そこで、俺も行きたかったけど、タバコ吸うキャラで通してないので、間違って買ってしまったホットコーヒーをチビチビ飲みつつその場待機。そこに、午後から社長出勤だった友だちと、またまた偶然に会う。これだけ人がいて広い構内で・・・。何人と偶然の再会を果たしているんだ・・・。知り合いの数が少ないだけに、物凄い確立だぞ。コーヒーを飲み終わったらいい時間に。しかし、彼が戻ってきてない。まぁ、先に行ったんだろうと割り切って、教室に行く。・・・すでに先生もいるし、メッチャ生徒もおる。着席しとる・・・。一瞬、「遅刻か!?」と思わせるほどの優等生ぶり。あっ、あの名も知らぬバンドマンは!?・・・いた。置いて行きやがったな、この野郎っ!wなんか不気味な英語教師の授業を終え、やっと帰宅することに。ゆうて、そんな長くは感じんかったかも。帰りの電車。乗り換える電車に乗ろうとしたら、すでにホームに入ってる。急がねば!てか、メッチャ人乗ってる!!帰省ラッシュじゃw無理矢理乗り込み、手すりも持てぬ場所に追いやられ。バランスをとりながら頑張っていると、横の方から聞いたことあるような声が・・・。!?高校にいた女子がいっぱいいる。同じクラスだったゴブ・・も確認。へぇ・・・、そんなに知り合いがいる学校なんだ・・・。ほとんどホームみたいなものじゃないか。いいもん!俺は新生活を楽しむんだもん!!プンプン、とかやりながら電車を降り、帰宅。あのバンドマン、何としてでも取り込まねば。あっ、今日はあのどストライクだった子を電車で見かけんかったorz
2007年03月03日
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やっと一週間が終わりました。色々と大変でしたが、まぁなんとかなりました。明日事前登録履修の結果がメール発送されます。全部抽選漏れしてなけりゃいいが・・・。
2007年03月02日
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チクショウチクショウチクショウ!! 何だって言うんだ! 三年目にしてエイプリルフールのウソがバレたww やられた、V3達成が・・・。 見え透きすぎたウソだったから無理もないか。 それよりもショックだったのが、入学式。 体育館で式、ということで何となくやな予感はしてたんだけど・・・。 まさかの・・・。 パイプ椅子orz 高校でもそんな酷い扱いじゃなかったぞ! ちゃんと式用に講堂もあって、椅子は硬かったけど綺麗だったし。 多少でも私立だからと期待した俺がバカだった・・・。 工大高は体育館の横からウィーン!とかって椅子が出てきたりするとか聞いてたから。 てか、すげぇな。 バスケットオールコート四枚分の体育館にパイプ椅子並べるとか。 スタッフ、天晴れ!w 学長の話が長かったとか、式の大半寝てたとか、尻が痛くなってイゴイゴしてたとかいうのは、心の中に留めておくとして。 ゼミ選択に悩まされています。 5人ピックアップしろ、とか書いてあるけど・・・。 第一希望の弥生さん(←先生w)しかパッとしたのがいませんorz こうなったらなんとしでても、弥生さんのゼミに参加してやる! 他は・・・、明日考えるか。 あー、メンド・・・。
2007年03月01日
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ぐふふっ、明日はエイプリルフール♪・・・じゃなくて。メインは大学の入学式!ヤバいです、この私が大学生です。どうするよ?w体ばかり成長して、中身は中学生のまんまwwそういえば、童心に返るスピードが加速したのは高校2,3年だったような・・・。あのメンバーのせいか。・・・まぁいいや。とにかく、明日入学式です!大学の空気吸ってきます。・・・でもあの学校、校舎の中が小学校と公民館の合体したような感じだったんだよな。仕方ないよな、バカなんだもん・・・。所詮あんな学校どまりだよ、俺なんて・・・(;_:)ダメだ、プラス思考にいこう!目覚めよ、才能!4年後が楽しみじゃのぉ(●´艸`)
2007年02月23日
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最近mixiメインで日記更新してますね・・・。ちょくちょくこっちに文章でも移してこようかな。あっ、ちゃんと生きてますよーwみなさーん、俺生きてますからねーww・・・誰も見ちゃいねぇか。
2007年02月22日
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第三中継基地区域内で戦闘が始まってしまった。どこから湧いてくるのか、またトラックが侵入してきた。リカードは激しく応戦し続けた。「キリがないな」リッドもトラックの付近で一生懸命銃で応戦している。その時、派遣部隊のリッドに『おじさん』と呼ばれていた兵士が撃たれた。「おじさん!!」リッドが叫んだ。その間にも、数名の兵士が撃たれていく。そこに、やっとクラウドたちが戦闘に参加してきた。「こいつらぁ!!」アイナがやられた鬱憤を晴らすかのように敵を斬りつける。ミハエルも冷静に敵を撃ち抜いていき、あっという間に五人を倒した。クラウドも序盤から飛ばしていった。「大丈夫か?」「えぇ・・・、隊長は?」「私は大丈夫だ」ノルンとセレーナはまだトラックから出られずにいた。「耳をふさげ」セレーナが言い、ノルンは耳をふさぐ。彼女は銃を抜き、窓ガラスを撃ち破った。「出るぞ」セレーナとノルンはやっと外に出れた。「戦闘を始めやがった。無人機銃にリンクしろ」「撃つんですか!?」「止めるためだ。急げ」兵士に指示し、レオンは準備を始めた。彼は出撃する気でいたのだ。「待って」マリアが言った。「止めるな」「違うわよ。出るならついでにお使い頼まれてくれない?」「お使いだと?」レオンは思わず聞き返した。「本国で作った最新型強化アーマー『ベテルギウス』。これがプロトタイプなんだけど、それの実験に協力してほしいの」「試作の実験台?俺がか?」「そう、あんたが。上官命令よ。強度はすでにお墨付きだから、実戦で動きやすいかどうかを見たいの」マリアの口癖だ。上官命令。レオンが言う事を聞かなくなると、すぐにそう言う。「・・・わかったよ。着ればいいんだろ、着れば」レオンは渋々ベテルギウスを装着するために部屋を移動した。マリアの近くにいた兵士が彼女に言った。「いいんですか?隊長を出撃させて。知りませんよ?」「あれのテストも必要なの。カディス独自開発の『ベテルギウス科学合金』を始めて鎧に使用したんだから。それにより従来の鎧よりも数段軽くなっているんだけど、強度は充分。超軽量化に成功したわけ。見てたら判るわよ」だが、彼女の中にも不安はあった。戦闘区域を少し離れた場所に、エリスと四人の少年の姿があった。「そろそろだ」エリスの指示と同時に、少年たちは奇声を上げながら飛び出して行った。エリスは戦闘に参加する意思がないのか、その場から動かなかった。「ひゃはー!!お前らぁ!!」フギンが登場と同時に一人の兵士の頭を鉄球で吹き飛ばした。「へぇ、初めてじゃん」「うるせぇ」フレキの挑発にフギンは照れくさそうに反応した。後方からロケット弾が飛んできた。ムニンだ。「あいつら!」クラウドは少年たちに気付いた。「ハハッ、そろいもそろってご丁寧にっ!!」ゲリがトライデントを兵士に突き刺した。「誰か聞こえるか?」カディスのトラックへ基地からの通信だった。「はい・・・、聞こえます・・・」リッドが応答した。「カディス兵は物陰に隠れろ。無人機銃を撃つ」リッドはすぐに了解し、叫んで兵士たちに伝えた。その時だった。彼らのいる四方から突然銃弾が飛んできた。情報が早く伝わったカディスの兵士たちはトラックの陰に隠れることができた。「ぐわっ・・・」「ノルン!」ノルンの右足が無人機銃の弾に当たった。クラウドが近寄った。「大丈夫だ・・・、早く行け・・・。援護くらいならしてやれる」ノルンの精一杯の言葉だった。「・・・わかった」その時、クラウドは昨晩のことを思い出していた。―昨夜―「おっす、クラウド」「ノルン。どうしたの?」「いや、眠れなくてよ。散歩してたらお前見つけて」「そう」「はぁー、カディスの獅子か。どんな人なんだろうな」「さぁ」「強いんだろ?きっと」「名前だけ先走りしてったんじゃない?」「ハハハ、そうかもしんないな。そういえばよ、クラウド」「うん?」「お前の夢って何よ?将来やりたいこととかさ」「うーん・・・。物心ついた時から、軍に入って戦わなきゃって思ってたから。今の状態が夢かな」「そっか」「ノルンの夢は?」「俺の夢?俺の夢はね」「うん」「・・・教えてほしい?」「うん。だから聞いてんじゃん」「ハハッ、俺の夢は・・・。内緒」「なんだよ、それ。カップルじゃないんだからさぁ、気持ち悪ぃよ」「ハハハッ。まっ、もし来年の闘技大会でお前が優勝したら教えてやるよ」「ずるいな、それ。俺は話したのに。まぁいいや。それ、約束だぞ。ちゃんと教えろよ」「あぁ、教えるよ。優勝出来たらの話だけどな」「絶対するし。ここまでもったいぶったんだからさ、しょーもない夢だったら、怒るよ?」「あー、怖ぇ。よし、今日は寝るかな。そろそろ眠くなってきた」「うん。俺も寝るわ」「じゃ、おやすみ」「おやすみ」夢・・・。俺の夢って、こうやって人を殺すことなのか・・・?クラウドはもう一度戦闘を開始した。「ハッハー!」ゲリがトライデントで斬りかかってきた。クラウドはそれを剣で受け流す。そして攻撃に移ろうとしたが、なぜか前のように物凄い動きが出来ない。攻撃は当たらなかった。「疲れてるのか・・・?」クラウドは慎重な戦闘に切り替えることにした。「もらい」クラウドが頭上を見上げると、フレキが大鎌を振り下ろしてきていた。「危ない!」そこにアイナが割って入り、攻撃を切り払った。「どしたの、クラウド。いつもの調子じゃないじゃない」「あ、あぁ、ごめん」「それより、あいつ。どうやって止めよう・・・」アイナはムニンのことを指さして言った。兵士が多くいる所に向けて弾を撃ってくる。敵味方関係なく吹き飛ばしていく光景を見て、クラウドは頭にきた。「俺が行く」「わかった」クラウドはムニンに向けて走り出した。その行く手にフギンが現れる。「ハハッ、前いた奴!」彼は鉄球を投げてきた。クラウドはそれを切り払った。そして、フギンを無視してムニンの方へ走って行った。「無視かよ、コラァ!!」さらに無視をされ、フギンはキレそうになった。その時、彼の視界の中にある光景が入った。「ヘヘッ、虫の息」負傷したノルンの姿だった。フギンはブースターで加速し、一気にノルンとの間合いを詰める。「もらったぁぁぁ!!」「!?」ノルンは彼の存在に気付き、回避をしようとしたが、さっきの怪我のせいで動きが遅れた。その場の判断で、どうにかしようと銃を構える。そして、鉄球が放たれると同時に、銃を撃った。それによって鉄球の軌道がずれた、が、横っ腹に直撃した。フギンは衝撃で飛ばされ、ノルンは横腹の肉がえぐり取られた。「があああぁぁぁ!!!」ノルンが悲痛な悲鳴を上げる。「ノルン!!」「ノルン!?」クラウドとアイナが同時に叫ぶ。その時、クラウドは何かに目覚めたかのように、頭の中がスッとクリアになった。次の瞬間、彼は爆発的なスピードでムニンに近づく。「チッ、こいつ!」「お前らはぁぁぁ!!」クラウドはムニンのロケットランチャーを斬り、そしてムニンの腹部を突き刺した。剣はそのまま貫通し、ブースターにも突き刺さる。剣を抜くと同時にブースターが爆発し、ムニンは跡形もなく消え去った。「痛ぇな、コラ!!」フギンが起き上がり、ノルンに止めを刺しにいこうとした。「やめろぉぉぉぉ!!」「なんだよ。じゃあお前から!!」フギンは鉄球を振り回し、そしてクラウドに向けて投げた。クラウドは瞬間移動したように見えるほどの動きで回避し、地面で思い切り踏ん張った。「消えろぉぉぉ!!」彼が剣を振り下ろすと、一筋の炎の渦がフギンに向けて飛んで行った。「なにっ!?」ブースターで回避しようとしたが、出来なかった。炎に包まれ苦しむフギン。クラウドはそれでも容赦をしなかった。「お前は、お前だけは!!」「こぉのぉぉぉぉ!!」フギンの最後の抵抗を回避し、そしてクラウドは剣を分離させ、片方をフギンの脳天に突き刺し、もう片方で腹部を突き刺した。それも貫通し、ブースターも貫く。剣を抜き、クラウドが距離をとると、大爆発を起こし消え去った。「げっ、マジかよ。やられた!?」「・・・マズい?」「あぁ、十分マズいね。逃げようぜー」フレキとゲリは分の悪さを見極め、戦闘区域を離脱して行った。クラウドは怒りのままに周辺の敵兵を斬り殺していく。「クラウド!」リカードが呼びかけた。しかし、全く聞こえていない。アイナはすぐにノルンの所へ行った。「ノルン!ノルン!!」腹からはおびただしい量の血が流れ出ていて、もう息をするのもままならない状態だった。ミハエルはクラウドの戦っている姿を眺めていた。「傍観者気取りか?」そこにセレーナが来た。「ノルンが重体ではないんですか?」「ここは戦場だ。死ぬときは死ぬ」彼女の言葉はこれ以上ないほど冷たかった。あれほど近くにいて、慕っていた部下なのに。だが、ミハエルもほとんど同じような感覚でいた。その時、基地の方から轟音と共に人の叫び声が聞こえてきた。その周辺には粉塵が巻き上がっている。「お前ら、この区域から離脱しろと言ったはずだぞ」粉塵が徐々に晴れてくる。そこには、青色の鎧と防弾ガラスの機能を果たすアイガード付きの兜を身にまとった男が立っていた。ここ数年伸ばし続けた金髪が、兜の隙間から出てきている。その男は敵兵の首をつかみ、持ち上げていた。「生きて帰れると思うなよ、雑魚共」その男こそレオン・クラインだった。「レオン・・・」リカードがつぶやいた。「レオン・クライン」ミハエルがボソッと言った。その表情には憎悪と呼べるものが含まれていた。
2007年02月21日
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ミリアルドたちはカディスを除く各国に対して先ほどの映像を流し、やっと仕事が終わっていた。「これでカディスに対して疑念を持っていた国が我々側につくでしょう」「そうですね。いや、流石はハーネス議長司令殿」そこに、兵士が一人やって来て、国王に耳打ちをした。「何?!逃げられただと!!」「すいません!現在総力を挙げて捜索中しております!!」国王がやれやれといった顔をした。「テルのことですか?」「え?えぇ、そうです」ミリアルドがそれを聞いて微笑した。「国王が以前から邪魔だとおっしゃっていましたから、私の方でも手を打たせてもらいました。今ボディーガードが奴らを追っているところです。任せてもらえませんか?」「そ、そうですか。手間を取らせてしまい・・・」「いえ、むしろいい機会です。私の『人形』たちのテストを行うのに」人形と言う単語に引っ掛かったが、バレンシア国王はその件についてはもう触れなかった。シンたちは完全に押されていた。相手の攻撃を受け流すので精一杯の状況に追い込まれていた。「チッ・・・、これ以上は・・・」「俺も無理かも。弾薬が切れた」「仕方ねぇ。時間稼ぎも結構できたろ。こうなったら・・・」シンが叫んだ。「逃げるぞ!!」完全に敵に背を向け、全速力で走り出した。仮面の三人組はそれを追い始める。その時、パレがベルトから煙幕弾を落とした。みるみるうちに辺りが煙に包まれる。「屈辱だぞ、これは・・・」「仕方ないでしょ。ここで死んじゃ元も子もないし」バルドルをシンが勇気付けている。パレは動きやすくするために、重すぎる武器や弾薬の尽きた武器を落としながら走っていた。「あいつら凄い強かったよな。頭の回転も速そうだ」「そうだけど・・・。どうした?」パレの言葉をシンが聞き返した。「その戦闘に慣れた感覚が身を滅ぼす、ってね」彼がそう言った瞬間、後方で大爆発が起こった。三人は一度立ち止まり、後ろを振り返る。「パレがやったのか?」「あぁ、煙幕と一緒に簡易式地雷もばら撒いてやった。粉塵爆発のおまけ付きだ」シンとバルドルは、ポカーンとして彼のことを見た。「粉々でしょ、あれじゃ」「だな」そう言ってシンとパレが歩き出そうとした時、バルドルが言った。「待て。まだ生きている」「え?」二人はもう一度振り返った。徐々に煙が晴れてきた所に、三つの人影が浮かんでいた。「マジ・・・かよ」「・・・ッ!?」「ウソだろ・・・。人間じゃないのか」爆煙の中から出てきた一人の体は、胸の下から根こそぎ吹き飛んでいた。しかしその状態でも生きていて、他の二人に抱えられていた。だが、それ以上に三人が驚愕したのは、体が吹き飛んでいる人物の素顔だった。体と共に仮面も吹き飛び、素顔があらわになっていた。「ミハルド・オドアケル!?」バルドルが声を上げた。「でも、あれはカディスの獅子が殺したんじゃ?」シンが聞いた。「あぁ、レオンが倒したはずだ。ノヴァと一緒に戦って」パレも愕然としていた。まだ戦ってくるかと、三人は武器を構える。だが、仮面の集団はこれ以上は無理と考えたのか、またはそういう作戦だったのかは知らないが、撤退していった。「フ・・・ッ、助かった・・・」シンが安堵の声を漏らす。「兵士の口から出る言葉か、それは」「たしかに」バルドルのツッコミにパレが笑った。「とにかく、俺たちは生き残った。すぐにでも司令に追いつこう」三人は近くの町まで歩くことにした。その頃、トールの耳に信じられない情報が舞い込んできた。「なんだと!どういうことだ、これは!!」その情報とは、やはりボルドーとバレンシアの同盟のことだった。同盟を結ぶだけならまだしも、カディスとの同盟を破棄し、二国同盟がカディスに軍事制裁を加えるというものも含まれていた。バレンシアもボルドーも、カディスへは連絡をしていなかった。しかし、グラナダから情報が漏れてしまったのだ。その混乱に促されるかのように、グラナダでは暴動が起こり、大惨事になっているという情報も入ってきていた。「何故こんな事態に・・・」その時、トールはハッと思い出した。「リカードは!派遣部隊はどうなっている!!」トールが怒鳴り、側近たちが慌しく動き始める。それと入れ違いに軍の仕官が走ってきた。「その件ですが」「どうなんだ?」「現在補給を済ませて第三中継基地に移動中とのことです。バレンシアの部隊も同行と」「第三中継基地か・・・。通信を繋いでくれないか?」「分かりました」仕官が指示をし、すぐに通信が試みられた。第三中継基地司令室に通信が入った。もちろんマリアが通信に出る。「はい。ロンド国王!?」「緊急だ、そのまま聞け。現在、未確認部隊及びバレンシア軍の部隊とカディスの派遣部隊が第三基地に向けて進行中だ。いいか、奴らが基地区域内に入ってきたら直ちに派遣部隊意外に離脱命令を出せ」突然そう言われ、マリアは状況が読み込めなかった。「あの、未確認部隊には判るのですが、何故バレンシアの部隊にも?」「バレンシアが一方的に同盟を破棄してきたんだ。その上ボルドーと同盟を組んでカディスに攻めてくる宣言してきた」それを聞き、マリアは驚いた。「そんな・・・、まさか」「あぁ、各地の基地襲撃事件の罪を全て我々のせいにされたみたいだな」その時、マリアの後ろから声が聞こえた。「へぇ、そんなことになってるのか」「レオン!?」「レオン!」マリアとトールは同時に驚いた。「あなたいつの間に」「いいだろう。俺のいる基地に攻め入ろうとは身の程知らずが」そう言い残し、レオンは部屋を出て行った。「・・・。では、処置の方は私共現場の者に任せてもらってもよろしいですか」「あぁ、任せる。では」そして通信が切れた。その頃、ついにワルキュリア隊は未確認部隊を捉えた。その場所は、すで第三中継基地の区域内だった。「見つけたぞ。今日こそ仕留める!」セレーナの声がし、隊員たちの士気が高まる。未確認部隊のトラックはスピードを上げ、引き離そうとしてきた。ノルンはアクセルを最大まで踏み、ついていこうとする。その時だった。通路の端に建っている放送用スピーカーから声が聞こえてきた。「こちら、第三中継基地所属クライン隊隊長、レオン・クラインだ」その名前に一同が反応する。「レオン!?」「隊長!!」リカードとリッドが言った。「カディスの獅子か」セレーナが冷静な目をしながらその通信を聞く。「進行中の全部隊に告ぐ。カディス軍所属部隊を除くものは直ちに停止し、本区域から離脱をしろ」それにはリカードも驚いた。「どういうことだ?ここまで追い詰めておきながら」セレーナは真意を探ろうと通信を取ろうにも、通信機は故障しているのでどうしようもない」レオンはレオンで警告を無視する連中に苛立っていた。「これが例の制裁ってやつか、バレンシア。その未確認部隊はボルドーってところか」その発言の意味は、ワルキュリア隊と派遣部隊の隊員には分からなかった。「どういうことだ。制裁だと?」セレーナも状況がつかめずにいた。リカードは業を煮やし、レオンとの通信を試みた。「レオン!レオン!!」「リカードか」通信は通じた。「どういうことだ!制裁とは何のことだ!!」「やはりまだ伝えられていなかったか。バレンシアは一方的にカディスとの条約を破棄した」その発言にワルキュリア隊の一同とリカードは唖然とした。「その上、奴らはボルドーと連携を取り、各地の基地襲撃の汚名をカディスにかけ、軍事制裁に踏み切ると発表したんだ」「なんだと・・・」その時だった。未確認部隊のトラックが急ブレーキを踏んだ。「なっ!?」ノルンはブレーキを踏み、それを避けようとハンドルを切った。スピードは緩まず、そのまま傾き横転した。「ぐわあああっ!!」隊員たちは外に放り出される。少し後方を走っていたリカードの乗るトラックはどうにか回避でき、その横を通り過ぎた。「ワルキュリア隊長!!チッ!」リカードが叫ぶ。彼らのトラックも未確認部隊のトラックの前で停車した。未確認部隊のトラックから、続々と人が降りてくる。確かにそれは奴らと同じ服装をしていた。が、それは今まで追ってきた奴らではなかった。「別部隊か」リカードたちもトラックを降り、戦闘態勢に入った。遂に状況は急速に悪化していくことになる。
2007年02月20日
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ワルキュリア隊とカディスの増援部隊は一度補給の為に街に寄っていた。「隊長」「どうした?」ノルンがトラックの中で作業しながらセレーナを呼んだ。「通信機の調子が悪いんですよ。ノイズが入るし、通じてないみたいなんです」「困ったな。それは軍仕様の物だから、その辺でどうにかできるわけではない。仕方ない、第三中継基地に入ったらバレンシアに連絡してもらおう」「わかりました」ノルンは作業を止め、外に出た。「あの戦闘での被害は?」ワルキュリアがノルンに聞く。「両隊合計で戦死者8名、負傷者12名。あとは弾薬などの消耗品くらいです」「そうか、ご苦労。・・・早く奴らを捕らえて基地に戻りたいものだ」「そうですね」その時、二人の前方から買出しに行ったクラウド、アイナ、リカード、リッドの姿が見えてきた。「君たち・・・、何故俺だけに・・・」「女の子に持たせる気ですかぁ?」「俺はまだ子どもですよ」アイナとクラウドがそれぞれ言った。「リカードさんも形無しですね」「君も手伝え・・・」全ての荷物を持ったリカードを見て、アイナとリッドが笑った。クラウドも最初よりは彼との距離が縮んだようだ。あの戦闘以後、みなはリカードを遠ざけるよりもむしろ、距離を縮めようとしていた。あの強さに対する恐怖も多少なりともあったが、力強い仲間の出現に対する喜びのほうが大きかったのだ。「あっ、隊長。買出し終わりました」「ご苦労。・・・しかし何故リカードだけが荷物を?」「今まで力を出し惜しみしていた罰です」「君は・・・」クラウドの発言でリカードはたじたじとなり、セレーナも少し微笑んだ。リカードは荷物を置き、セレーナと向き合った。「行きましょう。準備は整いました」「あぁ、出発だ」二台のトラックは補給を終えて町を出た。しかしこの時、もう少し町を出るのが遅ければ、無線が故障していなければ、事態が急速に悪くなることはなかった。バレンシア本国中央基地の中に、シンの姿があった。バレンシア国軍最高司令官、ヴィルヘイム=テルのいる部屋へ行く途中だった。廊下を歩いている時、前からバレンシアの仕官に引率されながら数人の人物が歩いて来ていた。シンは一度立ち止まり、一礼をした。そして顔を上げた時、ある人物の顔を見た。「あれは・・・、ボルドーのハーネス・・・?」団体の中にいた人物の一人が、ミリアルド・ハーネスだった。「会談かなにかか。だが・・・」彼はミリアルドの存在以上に気になったものがあった。それは、彼の周りにいたボディーガードのような人たちの存在だった。それらは全員仮面のような物で顔面を覆っていたのだ。変な奴らだ、と思いながらヴィルヘイムの部屋に向かった。ノックをし、中に入る。「失礼します。テル最高指令」「シンか」部屋の奥にヴィルヘイムの姿があった。なにやら探し物をしているらしく、シンに背中を向けたまま本棚をゴソゴソとあさっている。「パトリオット隊員に相応しいと思われる人物を選抜してきました」「そうか。あの闘技大会も役割を果たしているようだな」あの大会は、ヴィルヘイムが提案したものだった。大会をしながら優秀な兵士を見つけるという意味があったのだ。シンはそのための監査官、というような立場だった。「えぇ。今回はこの三人です」そう言って、シンはデスクの上に三枚の資料を置いた。ヴィルヘイムは作業を止め、資料を見た。「なんだこれは。子どもばかりじゃないか」「はい、確かにみな少年少女です。ですが、実力はその辺の兵士よりも格段と上です」その資料は、クラウド、アイナ、ミハエルの物だった。「前代未聞だぞ・・・。まぁこのことはもう少し考えさせてもらう」「わかりました」その時、部屋の扉が勢いよく開けられ、一人の兵士が飛び込んできた。「テル最高司令!!」「どうした、騒々しい。ノックぐらいせんか」「それどこれじゃ・・・、テレビを点けて下さい!」「テレビ?」ヴィルヘイムは言われるがままに部屋のテレビを点けた。そこには、バレンシア国王とミリアルド・ハーネスが握手をしている映像が流されていた。「なんだこれは・・・」テレビの中でアナウンサーが喋っている。「これは新しい時代への第一歩となるのでしょうか!今、わが国バレンシア国とボルドー独立王国が同盟を結びました!!現在、各地の基地を襲撃するというカディスの横暴な態度に対しての処置とも言われていますが、現状を打開するに最も相応しい判断だという声が多数を占めています!」映像はそのままで、音声がアナウンサーからテレビ出演者のものに変わる。「えー、この同盟締結のきっかけとも言えましょう、カディスとの条約は確実に破棄されるでしょうね」「そうですねぇ。まぁ、それが当然の判断だと思います」ヴィルヘイムとシンは驚愕した。「指令・・・、議会は」「まだ最終決定はしていない!我々が断固拒否していたんだぞ!!このような強引な手を打ってくるとは・・・」その時、建物の下の方から銃声が聞こえ始めた。「銃声!?」「あぁ、当然だろう・・・。我々が口を割れば全て無駄に終わるんだからな。始末しようってことだろ」「そんな・・・!?」シンは愕然とした。「指令、ご判断を」そこに、また部屋に入ってくる人物たちがいた。「指令!ん?シン!」「貴様、こんな所で何をもたもたしている!!さっさと脱出しろ!!」それはすでに武装をしたバルドル・ヘルモードとパレ=ロワイヤルだった。彼らも今、パトリオットに所属するメンバーなのだ。「バルドル、パレ・・・。あぁ、わかった。指令、非常エレベーターで」「わかった」ヴィルヘイムは壁に備え付けられている指紋認証装置に手をつける。すると扉が開き、エレベーターが姿を現した。「足音が近づいてきている!急げ!!」バルドルが叫んだ。「よし、乗り込んだぞ!お前たちも早く!!」シンが言い、バルドルとパレもエレベーターに乗り込み、地下へと降りて行った。「下の状況は?」「最悪だ。ほとんどやられた。見つけたパトリオットの兵士には逃げるように指示したが」パレが表情を曇らせながら説明した。「そうか。だが、お前らが無事でよかった。心強い」「そんな悠長なことを言っていられる状況でもないぞ。バレンシアから落ち延びられるかどうかも微妙なところだ」バルドルは三年前より成長しているようだった。そこにチンッという音がし、エレベーターのドアが開いた。「急ごう。出口に車を用意させている」「流石だな、仕事が早い」ヴィルヘイムに褒められ、パレは少し照れくさそうに笑った。その時、後方から駆けてくる足音が聞こえてきた。「マズい、追っ手がもう」「もうすぐ出口だ、急げ!!」五人は走る速さを上げ、一気に出口まで駆けた。その時、一発の銃声が聞こえ、それと同時に同盟の情報を持ってきた兵士が倒れた。「!?・・・ッ」だが、彼らに止まることは許されなかった。出口を出て、そこにはすでに車が止まっていた。「みなさん!」「無事か。よし!」四人はジープに飛び乗り、同時に猛スピードで走り出した。そして、どうにか本国内からの脱出に成功した。「・・・私は逃げ出してよかったのだろうか」ヴィルヘイムが突然そんな事を言った。「やはりあの場で他の兵士と共に」「バカな事は言わないでください。今のバレンシアはどうかしています。その状況を打開するために、あなたは一度体勢を立て直そうとしているだけです」シンが親身にフォローをした。「・・・そう言ってもらうと助かる」「必ず元に戻しましょう、バレンシアを」バルドルとパレは以前にこのような光景を見たことがあった。「これじゃ三年前のカディスと一緒だな」「あぁ」「バルドル!パレ!!」彼らの言葉にシンが怒鳴った。「俺たちの行動が間違ってるって言ってるわけじゃない。ただ、手口が似てんだよ。あのオドアケルって総帥の時と」それを聞き、シンは熱くなった自分を責めた。「すまん」「いや、いいんだ」そう言ってパレがふとバックミラーを見た。すると、そこには後方からジープで走ってくる三人の人物の姿があった。「なんだよ、あれ」パレが振り返って見る。それにつられて、シンとバルドルも後方に目をやる。「あれは・・・」シンには見覚えがあった。「あの仮面の奴ら・・・、ハーネスのボディーガードだ!」「なんだと?」ヴィルヘイムが聞き返した。「決定か?首謀者が」「わからんけど、容疑者だね」「どうする?逃げ切れる保障はないぞ」シンとバルドルとパレは顔を見合わせ、うなづいた。「君、安全運転で頼むよ」「そそ、指令の身になにかあっちゃ困るしね。ちゃんと合流してよ」「いくぞ!!」そう言って三人はジープを飛び降りた。「お前たち!!」ヴィルヘイムが叫ぶ。「すぐ追いつきます!構わず行って下さい!!」シンがそう言って笑顔で返した。ヴィルヘイムの乗ったジープの姿がどんどん小さくなっていく。「さぁ、後戻りできないぜ?」「シン、お前。武器持ってきてるのか」「もち。いつも腰からぶら下げてるよ。まっ、鎧つけてないから直撃したらマズいかな」仮面の連中が乗るジープが止まり、全員が降りてきた。「さてと、覚悟決めようぜ。お互いにさ?」シンがそう言い、三人は仮面の連中に向かっていった。
2007年02月19日
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あぁー、いい加減サボりすぎだわね・・・。ほんま、ゆうてネタがないんよね。えっ?じゃあなんで今日は書いてるのかって?それはね・・・。たまには更新せんと、私の存在忘れられてしまいそうじゃん?wえっ、そんなお前のことなんて知ってる人いないって?そ、そんなこと言うなよΣ(゚Д゚|||)友だちの一人や二人、見てくれてるんだもんね(。-`ω-)あぁ、それでホントネタがないんで、ついさっき見つけた漢字。これ読める人いるかな・・・。真木綿言っとくけど、『シンモメン』じゃないよ?wそれじゃあマンマじゃんw私も偶然発見したんじゃけどね。いや、そんな読み方しないでしょ、って。ん?なんか最初のほうで意味わからんとこに太字があったって?さぁ、なんでしょうね。なんでしょ・・・w
2007年02月18日
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ボルドーではミリアルドが動き出そうとしていた。「基地に対するテロ行為、以前より頻繁になっているようだな」「あぁ、深刻な問題だ。早急に手を打つ必要がある」ミリアルドの言葉にフレイが言った。ミリアルドはフフッと冷笑し、こう言った。「バレンシアと地道に会談をしてきた成果を試す時か。もう大丈夫だろう」彼の指示で、兵士たちが動き始めた。「バレンシアの代表と?」「そうだ。『カディスの悪事』がここまで露呈したのだ。もう拒む理由もあるまい」ミリアルドは玉座に深く腰掛け、脚を組んだ。兵士たちの作業が終わり、準備が出来た。「繋げ」指示通り、すぐにバレンシアの代表に通信が繋がった。「これは、ハーネス議長指令」バレンシアの代表が言った。「もう用件はご察しでしょうが。今こそ動き出す時だと思います」ミリアルドが紳士的に言った。「そのことですが、事が深刻化すれば貴国側につくと、先日の議会で決定しました。国王も同意いたしました」「そうですか、では対応の方は」「承知しております。カディスとの条約破棄。そしてバレンシア・ボルドー間の条約を締結」ミリアルドは微笑した。「フフッ、話が早く進んで助かります。私はこれから貴国へ向かいます。あぁ、あとカディスへは二日このことの連絡は遅らせてください。ルール違反、と言われるかもしれませんが、平和を守るためです」「承知しました。では、両国の平和の為に」そして通信は切れた。フレイはミリアルドに言った。「事が上手く進みすぎだ。おかしくないか?」「たしかに。だが、失敗はないに越した事はない。余計な時間のロスをしている暇はないんだよ、俺たちには」フレイはあの日、カディスのロンド国王ことトール・ロンドがボルドーへ訪れた日以降、何かが裏で何かが動いている気がしてならなかった。「これから忙しくなる。お前も早く行動に移れ」「・・・わかった」ミリアルドの指示で、フレイは部屋を出て行った。その後姿をミリアルドは、鋭い目つきで睨みつけていた。その頃、ポイント200には強奪犯たちの姿があった。「動き出したらしいぞ」エリスが少年たちに言った。「俺は不満だぜー、エリス。なんで俺たちが囮なんだよ」ゲリが不満タラタラに訴えかけた。「ったく、ホントだぜ。俺は体が動かしたくて仕方ねぇってのに」「弱いくせに」「んだと!!」フギンとフレキが言い合いをしているのを、エリスは何も言わず見ていた。「で、どうすんだよ。あんな雑魚どもに任せてよ」ムニンがエリスに聞いた。「潜伏している部隊と奴らが接触したら、次の目的地に行く。そこは暇しなくてよさそうだぞ」「マジか!っしゃー、元気出てきた」少年たちは、はしゃぎ回っていた。エリスはそれに関心を示すわけでもなく、ただ空を見つめていた。「あの程度の部隊でやられるのであれば、リカード。お前はそれまでだったということだ」彼はボソッと独り言を言い、立ち上がった。「どこ行くんだよ」「便所だ。ついてくるなよ」そう言って、エリスは町の中を歩いて行った。ワルキュリア隊のトラックの後ろを走行しているトラックに、リカードは乗車していた。彼は助手席に座っており、運転席にはあのリッドが座っていた。「君は隊長なんだろ?グラナダまでも君が運転を?」「えぇ。まぁ、私が一番年下ですし、いきなり隊長だ、なんて言われてもパッとしないんで、こういうことやってる方が落ち着くっていうか」リッドは笑顔で答えた。「おーい、ボウズ。目的地まであとどれくらいだ?」後方から中年の男性の声が聞こえてきた。「えー、三時間くらいでしょうか。おじさん、車酔いは大丈夫ですか?」「ハッハッハ!俺が車に寄ったとこ見たことあるか?まぁ、さっきこいつがブチまけやがったがよ」「ちょ、言わんでくださいよ」リカードはこの会話を聞いて、レオンはどんな状況で軍務を行っているのか心配になった。「妙に親しいんだな、この部隊は」「隊長の下についている人たちはみんなこうですよ。階級とか関係なしに仲がいいっていうか」「・・・その馴れ合いが足手まといにならなければいいが」最後にリカードがボソッと言った。「何か言いました?」「いや、なんでもないよ」その時、セレーナから無線に通信が入った。「前方に未確認部隊だ!前だけじゃない、いつの間にか全方位囲まれていた!!戦闘準備を」「なんですって!?」リカードは窓から身を乗り出して後方を見た。まだ少し遠いが、三台のジープが追ってきていた。「コレ借りるぞ」リカードは双眼鏡を使って、もう一度後方を見た。ジープに乗っている人間が着ている服が、あの時襲撃してきた部隊、そして強奪部隊のリーダーと同じ服装だった。「チッ、あの部隊だ!そちらはどう対応を?」「ミハエルを使ってできるだけ数を減らす。残った連中は直接接近戦で叩く」「わかりました。こちらもそちらの指示に従います」「わかった」リカードは戦闘準備に取り掛かった。「君は今安全運転に集中してくれよ」「了解です」再び剣を握る時が来た。ミハエルはライフルを持ち出し、荷台の後方へ行った。それに気付いたリカードの乗るトラックが避ける。視界が広がった瞬間、ミハエルはライフルを撃った。それは一台のジープの右前輪を撃ち抜き、ジープは回転して横転した。続け様にもう一台も仕留める。そして、最後の一台にも狙いを定め、エンジンタンクを撃ち抜いて炎上させた。この腕の良さには、今まで何度か見たことがあるクラウドたちですら脱帽するほどだった。「隊長、側面と前方の部隊は?」「危険だ。後方だけでいい」「了解です」セレーナは敵が囲んでくるだけで、攻撃をしてこないことを不審に思っていた。「どうします?」「そのまま進め。奴らの出方が判らん」「わかりました」ノルンは現状維持で車を進めた。その時、遂に未確認部隊が動き始めた。徐々に二台のトラックとの距離を詰めてきたのだ。「リカードです。ワルキュリア隊長」「わかっている。迎撃準備!総員、戦闘だ!出撃しろ!!」クラウドはそれを聞き、トラックが止まるか止まらないかくらいのタイミングで飛び出した。それを筆頭に、次々と隊員が出撃する。リカードもトラックを降りた。「おーい、十人ほどここに残ってくれ。トラックと隊長を」ノルンがそう言った。「あいつら」セレーナが不意に口を開いた。「はい?」「カディスの連中は、もしも本当にあの部隊がカディスの者たちだったら、身内と殺しあうことになる」「そうですね。でも―」「奴らに不穏な動きがあったら撃て。躊躇う余裕はないぞ」ノルンは愕然とした。セレーナの命令の内容に、そしてそれを任されて実行するのが自分だということに。「どうした?」「い、いえ、了解しました」ノルンは複雑な思いと共に出撃した。相手側からも続々と兵士が出撃してきた。クラウドはそれらを片っ端から玉砕していった。「お前らは!」愛用の剣を振り、敵兵をなぎ倒す。「いつまでこんなことを続ける気なんだ!!」今日も尋常でない動きと、素質である炎を使った攻撃で敵を一掃していた。アイナとミハエルもクラウドほどではないにせよ、善戦していた。その後方で、ノルンはカディス側の行動の様子を監視していた。「お前たち!」リカードも前線で戦っていた。「お前たちは一体何者なんだ!!」兵士の一人に戦いながら問いただした。「何故我々を攻撃するんです?同士のくせに」リカードは目を丸くした。「カディスの為に、ロンド様の為に戦っているのに、何故あなた方は邪魔をするんです?」「黙れ!!」リカードの頭の中は、一瞬にして真っ白になった。その感覚は、昔の友に戦友を殺された時にも味わったものだった。リカードはその兵士を思い切り切り裂き、次に目に入った敵を突き刺した。その目つきは非常に鋭く、敵を倒すことしか見えていないようだった。その光景に、監視をしていたノルンは驚愕した。「相手が身内なら・・・、こんなことできるはずが・・・。ウグッ・・・」次々と殺されていく敵兵の姿。もはや惨殺とも言えよう光景を目の当たりにし、吐いてしまった。「リカード・・・さん・・・」アイナは絶句した。今まで見ていた彼からは、想像もつかない姿だった。クラウドも、思わず手が止まってしまった。トラックから狙撃をしていたミハエルも、攻撃をやめてそれを見ていた。「どう思う?」セレーナがミハエルに冷静に聞いた。「少なくとも彼と奴らに繋がりはないかと」「だな」リカードは尚も敵を斬り殺していた。敵はとうとう撤退して行った。「待て!!」リカードは全身返り血を浴び、剣から血を滴らせながら叫んだ。敵を追おうとするリカードを、クラウドとノルンが止めに入った。「リカードさん!」「もう戦闘は終了しました!もういいんですよ!!」やっと彼らの言葉が聞こえたらしく、リカードは暴れるのをやめた。「ハァ、ハァ、ハァ・・・」リカードは息切れをしながらも、呼吸を落ち着かせ、冷静になろうとした。ふと、手に剣を持っていることに気付き、目線まで持ち上げた。真っ赤に染まり、血が滴り落ちている。「あっ、あぁ・・・」リカードは剣から手を離し、うずくまった。「なにも・・・、何も変わっていないじゃないか・・・」そこにセレーナがやってきて、リカードの腕をつかみ無理矢理立たせた。そして、平手を一発左頬へ喰らわせた。リカードは彼女のことをおどおどとした目で見た。「迷うな。お前にはもう引き返す権利はない。前へ進め!」真っ直ぐな鋭い目でセレーナが一喝した。リカードは呆然と彼女の顔を見ている。セレーナは話を変えた。「『あの隊長』のところへ連絡が入った。奴らはもうポイント200にはいないらしい。カディス本国方向へ逃走したという情報があったそうだ」「・・・そうですか」リカードはトラックの方へ歩いて行こうとした。そして彼がセレーナとすれ違い際に言った。「なら次に向かうべき場所は第三中継基地です。急ぎましょう」セレーナは通り過ぎたリカードの後姿を見た。「リカードさん・・・」リッドが心配そうな顔をしながら出迎えた。「急ごう。時間がない」その時のリカードの顔に、もう迷いなどは見られなかった。
2007年02月17日
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大会も終わり、出場した四人は宿屋でしっかりと休みを取っていた。ラウンジにはリカードとセレーナの姿があった。「聞きたいことがあるんですが」「なんだ?」「クラウドのことです。前からあんなに凄いヤツだったんですか?」リカードはずっとそのことが気がかりだった。「シンも言ってましたがあんな動き、人間業じゃないし、もちろん短期間で習得できるはずがない」「・・・私も驚いているんだ、あいつの変貌ぶりには」セレーナ自身も彼の変わり様を信じれていなかった。「たしかに、戦闘が優秀な訓練生だったと報告はきているが、ずば抜けてというほどではなかったはずだ」「そうですか・・・。いや、でも彼のおかげで周りの者たちも成長しているはずです。次こそ強奪犯の討伐を果たしましょう」「あぁ、そうだな」その時、セレーナは思い出した。「そういえばカディスからの増援はどうなっているんだ?」「恐らく明日には到着するはずです」二人は会話を終え、各々の部屋へと戻って行った。翌朝、リカードたちのいる宿屋にシンがやってきた。「おっす」いつものように軽いノリでやってきた。そして、キョロキョロと辺りを見渡し、クラウドを見つけたところで視線を固定した。「ボウズ」クラウドは自分が呼ばれたことに気付き、シンの所へ寄って行った。「よく休めたか?」「えぇ」「・・・もしもだ。もし、俺とお前が一回戦で戦っていたら、勝てた気がしない。決勝で戦ってもそうだった。だから・・・」シンが一度声を詰まらせ、そして改めて言った。「次だ。次会った時にもう一度戦ってくれ。今回のような勝ち方では後味が悪いからな」そう言って笑顔で手を差し出した。クラウドもそれを見て笑い、握手をした。「きっとこれから戦争が始まる。ここだけの話、カディスが地方の基地を攻めているらしい」それを聞いて、リカードがシンの方へ寄って行った。「どういうことだ」「詳しくは知らん。ただ、そういう情報が俺のところへ入ってきた。今のところ、バレンシアとボルドーの基地だけを攻撃してきているらしい。攻めてきた連中の服装が、カディスの国王がボルドーに行った時に反乱を起こした奴らのと同じだったそうだ」リカードは唇を噛んだ。あの反乱はカディスが意図的に起こしたものと信じている者が少なくなくなってきているのが現状だからだ。「とにかく敵がカディスじゃないにしろ、暴動を起こした奴はいる。それが今や各地に広がっているんだ。もう、話し合いじゃ止められんかもしれん」リカードは黙り込み、周りのみなも黙っていた。「もしそうなった時は、お前ら。必ず勝ち残れ。戦争は試合じゃない、その場限りの一発勝負だ。負ければ全てが終わる。未来がほしければ勝ち続けるしかない。たとえ相手が誰であろうと」クラウドはシンの顔を真っ直ぐ見て、力強く言った。「わかりました。シンさんも約束してください。勝ち続けると」彼の言葉にシンはハッとした表情を見せた。その後ニコッと笑って言った。「当然。じゃ、俺本国に戻らんといけんから。元気でな」シンは最後にリカードの方を見た。リカードはそれに笑顔で答え、シンも微笑んでその場を去って行った。それと入れ替わりに、若いカディスの兵士が駆け込んできた。「あっ!やっと見つけましたよ、リカードさん」その兵士はすぐにリカードの前に来た。そして、周りにいるクラウドたちを見て一礼した後、また話し始めた。「クライン隊長命によるカディスからの増援です。あっ、派遣隊隊長の『リッド・クルーミー』三等兵です」それを聞き、その場にいた全員が驚いた。「三等兵!?」クラウドが驚きのあまり声に出してしまい、後ろに立っているいつもクールなミハエルでさえ唖然としていた。リカードが冷静を装いながらリッドに聞く。「き、きみはレオンの隊の隊員なのか?」「はい!」「・・・で、なんで三等兵の君が増援部隊の隊長なんだ」「はぁ。なんでも隊長がその日最初に見たのが私だったらしく・・・」それを聞いて、また全員が驚いた。というよりは、呆れ返っていた。「・・・他の隊員は?」「同様の選び方だと・・・」セレーナは思わずリカードの腕をつかみ、廊下の方へと連れて行った。「どういうことだ」「いや、それは俺にも・・・。昔から仕官向きの性格ではないことは確かなんですが」「だからと言ってふざけ過ぎるだろ。本当にあのカディスの獅子がそんな腑抜けたことを」「すいません・・・。すぐに連絡をして抗議してきます」リカードはその場を駆けて行った。セレーナはラウンジに戻り、リッドに言った。「とりあえずそちらの戦力を確認したい」「わかりました、こちらです」リッドはそう言ってセレーナを連れて行った。取り残されたクラウドたちは、ただただ唖然とするしか出来なかった。カディス軍第三中継基地。「いつまで寝てんの!!」ここでの日課のような叫び声が基地内に響き渡った。叫び声が聞こえてきた部屋の前の廊下を歩いている兵士たちはクスクスと笑っている。「あ・・・、あぁ。おはよう、マリア」「おはよう、じゃないわよ。なんで職務もしないで寝てばっかいんのよ」「だってよ、夜遅くまで仕事じゃんか」「最近はみんなそうよ!各地の基地の襲撃犯はカディスだ、とか言われてんだから」叫び声の主は、第三基地指令、マリア・ロザリオだった。それに言い訳ばかりで対応しているのが、第三基地直属クライン隊隊長である、『カディスの獅子』ことレオン・クラインだった。彼は前大戦後、カディス国内のみならず、他の国でもその二つ名で通用するようになっていた。訓練は大真面目にやるのだが、事務仕事は全くと言っていいほどやらない。「はぁ、こっちの苦労も知らないで・・・。さっ、早く起きて」そう言って、マリアはベッドの上からレオンを叩き出した。「っしょー。しゃあねぇ、仕事すっか」レオンは頭をかきながら、渋々職場へ向かおうとした。その時、不意に部屋のドアが開いた。「あっ、隊長。リカード・マルサス様から通信が入ってますが・・・、どうします?」「あー・・・、切っとけ」レオンには連絡を入れられることに見覚えがあったので、面倒臭そうにそう言った。「ちょ、ダメでしょ!今すぐつないで」「わ、わかりました!」部屋にあった通信機に内線を移し、画面にリカードの顔が映った。「レオン!」いきなり怒鳴られた。「どういうことだ!あんな手抜きな部隊を増援によこして!!」マリアの脳裏に、また悪い予感がよぎる。「手抜きじゃねぇよ。俺の隊の隊員は全員優秀なんだ。誰が行ったって充分だぜ?」「だからといって、三等兵が隊長の部隊なんて有り得るか!!他の隊員にだってメンツやプライドと言うものも」「あー、大丈夫大丈夫。全員の同意の下だから。もういっか?俺仕事中だから」レオンは寝癖頭をボリボリとかいた。リカードはそれを見てため息をつく。「バレンシア側の隊長にはどう説明すりゃいいんだよ・・・」「リカード」マリアが見ていられず出てきた。「増援部隊の指揮はあなたに任せるわ。それなら相手側も納得でしょ?」「あぁ、そうさせてもらう・・・。ありがとう、マリア」この性格の差で、指令にマリアが任命されたのだ。「じゃあ、これで」「うん、頑張ってね」通信が切られた。レオンがコソーッと部屋を出ようとしている。「どこ行くの?」マリアの声に、レオンはビクッとした。「あ、いや、仕事・・・」「レオン!!」今日もレオンの残業が決まった。リカードが通信を終えてをセレーナの下へ行こうとした時、基地内アナウンスでリカードの名前が呼ばれた。情報部からだ。強奪犯の居場所が判明したのだと思い、急いで道を戻って行った。建物に入り、すぐ情報部に聞いた。「見つかったんですか!」「えぇ。目標はポイント200、中規模な町にいるところを捉えました」リカードは衛星写真を見せられる。カディスの高技術による衛星から撮影された画像だけあり、とても鮮明だった。「こいつだ・・・、間違いない。あの時の、リーダ-とか言っていた奴だ」銀髪で顔の下半分を覆ったマスク。そしてあの所属不明の軍服。周りにいる少年の数が、セレーナが言っていた少年の数とも一致していた。「ポイント200だな。ありがとう」リカードはそう言って、衛星写真を持って駆け出した。リカードはセレーナにその情報を伝えた。「決まりだな。行くしかない」「えぇ、すぐにでも」セレーナは無線を取り、全隊員に集合をかけた。それを聞いていたクラウドたちは、新たにそれぞれ意気込んでいた。「あいつら」「今度こそ!」「ぶち殺す」特にクラウドは今まで負けっぱなしだけあり、他の誰よりも気迫が違った。そして、ワルキュリア隊はグラナダを出発し、ポイント200へと向かった。
2007年02月16日
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闘技大会もセカンドステージに進んだ。司会の説明によると、シード権選手が登場する準決勝までがセカンドステージ、それからあとがファイナルステージだという。セカンドステージは一対一のタイマン勝負で、一撃でも攻撃が当てれば勝ちとなる。その次のファイナルステージは、タイマン勝負ということは変わらないが、三回攻撃を命中させれば勝ちとなる。そして、ファーストステージを勝ち進んだクラウド、アイナ、ミハエルはセカンドステージを突破した。その時、ファーストステージ敗退をしたノルンは、リカードの隣に座っていた。「だから、な?そう落ち込むなよ。優勝することが目的じゃなかったんだから」「でも・・・、他の三人は残ってるんですよ・・・。しかもクラウドに目を取られて後ろから斬られたとか・・・」リカードはノルンを励ますことに手こずっていた。「ついにシンの登場か・・・」彼はシンのことも気になっていた。昔もたしかに実力者だった。剣技にしても、体術にしても、銃の使い方にしても、何でも自分のものにしていった。戦闘のエキスパートになれるんじゃないか、と彼は思っていた。あれから数年経って、自分のように、彼も成長しているはずだ。そういう点で、リカードは楽しみにしていた。そして、ついにファイナルステージが始まった。ミハエルを含む勝ち残った三人と、シンが登場した。「さぁ、遂にシン・フェインの登場だ!ルールはさっき話したとおり。それと、対戦相手もセカンドステージと同様にルーレットで決められる。最初の対戦は誰と誰だ!!」巨大液晶に四人の顔がランダムに出る。そして、最初の対戦が決まった。「出た!いきなりシンの登場だ!対戦相手は、今回初登場のミハエル・ドール!目隠しをしたままの状態で戦う、かなりのイレギュラーだ!二人は所定の位置へ」司会に誘導され、ミハエルとシンが位置につく。「取らなくていいのか?それ」「大丈夫です」シンの挑発に、ミハエルは全く乗らなかった。「じゃあ、始めてもらおう!ファイナルステージ初戦!レディー・・・、ゴー!!」合図と同時に飛び出したのはシンだった。「今までの鈍足と同じと思うな」シンは物凄い速さのピッチで走りだした。「出た!これが『疾風のシン』の二つ名を持つ男の速さだ!!」ミハエルは動じることなく、様子を窺っている。「クールだねぇ」シンが最初の一発を撃った。それはもう直撃コースだった。が、ミハエルはそれを完全に見切った様子で、弾を余裕で避け、撃ち返して来た。だが、今までの敵とは違い、動きが速い。一筋縄ではいかなかった。「あいつ、銃弾の弾道も見切れるのか。尋常じゃないな」シンは一度止まり、向きを変えて一気にミハエルに接近していった。「無茶だ!あいつ何を」リカードはシンの無謀ともとれる行動に、思わず立ち上がった。ミハエルもその行動の意味が判らず、戸惑った。「何を考えている」とにかく、敵を近づかせないために銃を撃とうとした。「ッ!!」シンが一瞬先に引き金を引いた。それとほぼ同時にミハエルが引き金を引いた。次の瞬間、シンの撃った弾が破裂し、ミハエルは反応が遅れて顔面の半分がペイント塗れになった。ミハエルの弾はシンの銃に当たり、銃は後方に飛んでいた。「雷、か。たいそれた素質だな」シンは手がしびれているのか、反対の手で押さえていた。「だが、俺の勝ちだ。散弾が命中したからな、惜しかった」「それがあなたの素質ですか」「物体変化、それが俺の素質」「弾の変化に気付くのを遅らせるための行動、ですか」「そう。その『眼』は厄介だからな」決着がついた。「決まった!まさかの散弾銃の攻撃でファイナル初戦を制したのはシン・フェインだ!!」会場が沸き上がった。その後、シンは銃部門でV2を果たした。立て続けに特殊武器部門のファイナルステージが始まった。組み合わせが決まり、アイナとシンは決勝に残らなければ当たらない組み合わせとなった。初戦はアイナの方だった。相手は巨漢で巨大な剣を持っている。アイナとはま逆のタイプだった。「お嬢ちゃん、辞退したほうがいいんじゃねぇか?ペチャンコになっちまうぜ?」「ご心配なく。大きければ大きいほどやり易いですから」アイナは相手の挑発に挑発で返した。「なにやらすでに火花が散っているようだが、そろそろ本戦に入ってもらおう!いくぞ!レディー・・・、ゴー!!」大男はいきなり剣を振り上げ、アイナに向けて振り下ろしてきた。直撃すればただでは済まない。アイナはやはりそれを見切り、大剣の急所を捉え、確実に受け流した。大剣はその勢いのまま地面にめり込み、男は身動きが取れなくなっていた。「だから言ったでしょ。デカさだけじゃ無理って」アイナは容赦なく男を斬りつけ、三つの傷をつけた。会場の予想を裏切る結果に、会場中がどよめいた。「ハハッ、やるじゃん。さすが」シンが拍手をしながら寄ってきた。「シンさんはまだ終わってないでしょ?」「あー、キツい。じゃっ、決勝で会いましょ会いましょ」シンは余裕の表情で対戦相手の前に立った。武器は何も手にしていない。「シン・フェイン。ホントにこの部門じゃ武器使わないんだな」「まっ、使い慣れない武器なんて、足手まといの何物でもないからね」シンは対戦相手に気さくに応えてやっていた。そして、司会の合図があると同時にシンは相手の懐に飛び込み、三発重い拳を喰らわせた。特別仕様のアーマーに三つの凹みが出来ている。どれだけ強い力なのか、想像がつかない。「じゃ、次は君だよ。アイナちゃん♪」さすがにアイナもシンの強さを目の当たりにして、少々ビビッていた。「ついに特殊武器部門も決勝戦だ!一人は銃部門V2を果たしたばかりのシン・フェイン。そして、その対戦相手は、意外にも可愛い女の子だ!どんな戦いを見せてくれるのか。レディー・・・、ゴー!!」シンは特殊な素質を持つアイナを警戒していた。おもむろに接近すると返り討ちに遭ってしまう。疾風のシンの二つ名を持つ男も、身動きが取れずにいた。動かないシンを見て、アイナが言った。「こないんですか?じゃあ私から」アイナは一気に間合いを詰めた。「避けるしか・・・」シンは自慢のピッチ走法で走り出した。だが先読みされ、彼の進行方向にアイナが割って入った。「!?」「クラウドの動きに比べたら」アイナはシンの肩に手を置き、そこを軸に背後に回った。「遅いっ!」そして、シンの背中を斬りつけた。まさかの展開に、リカードも含め会場中が声をもらした。「彼女・・・」「アイナ、すごい!」が、それはシンの作戦だった。瞬時に彼女の腕をつかんだ。「悪く思うなよ」そして、彼女のボディに三発拳を喰らわせた。その衝撃で、アイナはその場にうずくまった。「げっ、やり過ぎたか」「ハッ・・・、ハハッ・・・。強いですね・・・」「肉を切らせて骨を絶つ。実戦不足の君になら通用すると思った。いい経験になったろ?」シンはニカッと笑い、アイナも苦しいながらも笑顔で対応した。そして、ついに剣部門のファイナルが始まった。シンはコレに優勝することで、前代未聞の三部門V2達成という偉業を成し遂げることになる。会場の客も期待していた。しかし、その期待をぶち壊すかもしれない人物が登場した。クラウドだった。準決勝の相手を瞬殺し、決勝に先に上がっていたシンの目の前に立ちはだかった。「少年、お前はどんな訓練をつんだんだ。その動き、人間業じゃないな」「そうですか?まだ体がついてきませんけどね」とはいえ、習得したてのアクションに、クラウドの体はボロボロだった。体力も相当削れていた。「さぁ、注目の決勝。勝つのはシンか!はたまたルーキーのクラウドか!全身全霊をかけて戦ってくれ!レディー・・・、ゴー!!」やはり、合図と同時に突っ込んだのはクラウドだった。身をもって体感すると、クラウドの動きは予想以上に速かった。一瞬でシンのアーマーに傷をつけた。「なっ!?」「まだだ!!」すぐに体勢を変え、再びシンに襲い掛かる。「チッ、マジでヤバいな」シンは二度目の攻撃にはなんとか対応でき、回避した。体勢を立て直そうと立ち止まった瞬間、炎の龍がシンに向かって突進してきた。「クッ・・・!!」それもギリギリで回避した。攻撃をする隙が来ない。シンは、実戦意外では使わないと自分で決めていた必殺技を使おうと思った。バッと体勢を立て直し、構えを取る。と、その時、前方にいたクラウドが倒れた。「ん?」シンは呆気に取られた。「体力が持たなかったな」「ミハエル・・・」客席にミハエルも上がってきていた。「おーっと、これは誤算だったか。クラウド・ラン、戦闘不能のため、三部門V2達成だ!シン・フェイン優勝だ!!」シンはクラウドのそばに寄って行った。「まだ、完成じゃなかったのか」「ハハハ・・・、無理しすぎました」シンは表情を険しくした。こいつはまだまだ強くなる。今の状況でここまで強い。彼が戦場に出たら、と想像しただけでおぞましかった。「今日はゆっくり休めよ」そう言い残し、勝者のコメントも残さずシンは会場を去って行った。
2007年02月15日
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訓練を終えたクラウドたち四人は、疲れた様子で軍の宿屋に入った。そこのラウンジで、聞いたことのある声が聞こえてきた。「あの子たちだ。まだ若いし、実戦経験も少ない」「へぇ、たしかに子どもばかり」その声の主はセレーナで、話し相手がシンだった。シンの隣にはリカードが座っていた。あれから、シンがセレーナと話がしたいということで、リカードがパイプとなって対面させ、ずっと話をしていたのだ。「君たち、ちょっと」リカードが四人を呼ぶ。「何です?俺たち疲れてるんですけど」クラウドが鬱陶しそうに言った。「そういうな。お前たちが実戦を積むチャンスだ。と言っても、ただの闘技大会だが」「闘技大会、ですか?」セレーナの言葉にノルンが聞き返した。「そういうこと。ここじゃ年に一回闘技大会が行われてるんだ。つってもまだ今年で三回目だけど。剣部門、銃部門、特殊武器部門の三つにわかれてるんだけどさ。どう?」シンが四人に参加を勧めた。「なにも優勝して来いとは言わない。自分の技量がどの程度か見極めてくることが目的だ」セレーナの言葉を聞いて、ミハエルが言った。「なるほど。それなら俺たちにとっても利益になる部分がある。参加してみる価値はあるな」前向きなコメントだった。それに触発され、他の三人も参加の意を表した。「うん!私も参加してみます」「俺もです。今日の訓練でも年下のクラウドにボロボロにされたし、最近腕がなまった様な気がする。自分の力量を調べてみたいです」「じゃあ俺もお願いします」「決まりだな」セレーナがシンの方を向いた。「わかった。じゃあ、エントリーは明日の朝9時までで、10時から開催だから。場所は中央のドームだ」「クラウドとノルンが剣部門、ミハエルが銃部門、アイナが特殊武器部門だな」確認を取って、シンが立ち上がった。「明日楽しみにしてるよ。俺も参加するからさ。じゃっ」そう言って去って行った。「陽気なヤツだな」「昔からああゆうヤツです」セレーナとリカードは今日一日で打ち解けたようだった。「リカードさんは出ないんですか?」アイナが突然聞いた。「俺はダメらしいんだ。特殊部隊所属だからって。君たちを客席から見てるよ」リカードとセレーナはパトリオットのシンが何故出場できるのか疑問だったが、シンは理由を教えてくれなかった。翌日、クラウドたち四人は早朝から訓練をしていた。ミハエルはもちろん、アイナやノルンは徐々にクラウドの動きに慣れてきていた。そして、訓練を終えた四人は闘技大会のエントリーを済ませ、本番を待っていた。「無理はするなよ。目的は」「わかってますよ。自分のレベルを見極めるんでしょ」リカードの言葉に突っかかるようにクラウドが言った。リカードはだいぶクラウドの性格が分かってきた。「他のみんなもな」クラウド以外の三人は素直だった。入場の時間が来て、彼らはドームの中に入って行った。リカードは客席に上がってきていた。そこでそこにいてはいけないはずの人物を見つけた。「シン!?」「よぉ、リカードじゃんか」シンだった。「お前、出るんじゃなかったのか?」「いいんだよ、まだ。まっ、後々分かるよ。そういやワルキュリアは?」年上のセレーナを普通に呼び捨てに出来るシンの神経が、リカードを呆気に取らせた。「あぁ、仕事が残ってるからって宿屋だよ。強奪犯の報告も溜まってるらしいし」「そうか。俺も自分の部隊持ちてぇなー」彼はまだ出世し足りないようだ。そう言っているかと思うと、大会が始まりそうな気配をつかみ、すぐに話を切り替えてきた。「始まるぜ」会場が暗くなり、ついに闘技大会が始まった。スポットライトが司会の男に当たり、男に人に視線が集中する。そして、司会進行の声がドーム内に響き渡る。「ついに始まった、第三回グラナダ基地闘技大会!今回もツワモノ揃いの凄い大会になりそうだ!中でも注目されるのが、そう!前大会で前代未聞の三部門全制覇を果たした脅威のチャンピオン、シン・フェインのV2達成だ!!」それと同時に、ライトがシンに浴びせられた。「チャンピオン!?」リカードは驚愕した。しかも三部門制覇という偉業を成していたという事実。彼は、やっと納得した。前の大会に出た時、シンはまだパトリオットに入っていなかった。その時期にこの偉業を成し遂げ、その後に特殊部隊配属ということになった。大会企画がシンを外すことは出来ず、今年も特例で出場ということになったようだ。「今年はどんな戦いを見せてくれるのか、シン・フェイン!彼は全試合準決勝までのシード権を持っている。彼の勇姿を見たければ、最後まで勇者たちの戦いを見届けてくれよな!!」次の瞬間、ドンッという音と同時に照明が点き、紙吹雪がドーム内を舞っていた。「そういうことだから、ファーストステージはここで見させてもらうよ」「そ、そうか」シンはケラケラと笑いながらリカードに話しかけた。「まずはファーストステージ、銃部門からの開幕だ!全ての部門はファーストステージ、セカンドステージ、ファイナルステージにわかれている!まずはファーストステージの説明からだ!ファーストステージは各部門、全参加者によるサバイバルバトルだ!ここで一気に各部門12人までに絞り込まれるぞ!!さぁ、生き残るのは誰だ!!」銃部門エントリー者たちが入場してきた。その中にミハエルの姿があった。「あれ?あいつ、日常生活の訓練で目隠ししてたんじゃないのか?」シンがリカードに聞く。「さぁ。でも、俺が最初に会った時からつけてたけど」「ふぅん」シンはミハエルのことをじっと見た。「銃部門においてはペイント弾を使うことになっている!他の二部門は実戦用の武器を使うが、その代わりに特別仕様のアーマーを装着してもらうことになっているぞ!もちろん、自分の素質を使うのは無制限だ!じゃあ、銃部門ファーストステージ・・・。レディー・・・、ゴー!!」司会の合図と同時に銃声が響き始めた。シンはずっとミハエルのことを見ていた。ミハエルは二丁の銃を抜き、そして連射し始めた。それらの全てが的確に、敵の急所を命中していく。会場がどよめき始めた。「あいつ、心眼か・・・」シンが言った。「なるほど。だからずっと目隠しをしているし、むしろ肉眼で見て動くより心眼のほうが慣れているから動きの判断が早い。マスターしているのか、彼は」リカードも初めて知る事実だった。「ふん、大したことない」ミハエルは自分の予想よりも低いレベルに呆れていた。そして、試合終了のブザーが鳴った。もちろん最後の12名の中に、ミハエルもいた。「すごい、すごいぞ!今回も現れた新顔だ!あの目隠しをした男は何者なんだ!!」司会のテンションも上がっていた。「興奮も冷めないが、このままいくぞ特殊武器部門!!次はユニークな武器使いたちがここに集結!新しい戦いが見れるはずだ!」出場者たちが入場してくる。「これにはアイナがエントリーしていたな」「あの女の子か。さぁ、どんな戦い方を見せてくれるのかな?」司会の合図があり、戦闘が始まった。アイナは愛用のダガー付きリングを握り締め、敵のいる方へと走っていく。と、いきなり背後から斬りかかられた。「危ない!」リカードが思わず立ち上がる。しかし、アイナは彼の心配とは逆に、相手の武器を受け流し、倒した。「心配いらんみたいだな」シンに言われ、リカードは安堵し席に着いた。「彼女も特殊な眼を持っているみたいだね」「特殊な眼?」「あぁ、物体の急所を見極めるってとこかな。今の受け流しもそうだと思う。ほら、また」アイナはまた相手の攻撃を受け流し、倒した。「素質かな?特殊だね。戦い方は地味だけど、確実性はある。あとは体がその眼についていけるかどうか」シンがそんなことを話しているうちに、試合が終了した。アイナも最後まで残っていた。「すごいじゃないか。実戦経験ほとんどないんだろ?でも、今のトコ全員残ってるじゃん」「次がメインの剣技か」リカードが言った。「あぁ、あのボウズたちが出るんだっけ。強いって言ってたな、あの幼い方」剣部門の選手たちが入場してくる。クラウドとノルンは離れて別々の所にいた。「さぁ始まるぞ。ファーストステージのラストを飾るは最大の見せ場!剣部門だ!!」会場が一斉に沸き上がる。「あのチャンピオン、シン・フェインも最も得意とする剣技。彼の対抗馬になるのは誰だ!レディー・・・、ゴー!!」開始と同時にクラウドは爆発的なスピードで、大勢人がいる中に突っ込んでいった。次の瞬間、その中から火柱が上がり、多くの人が吹き飛ばされた。「なっ・・・」「ウソだろ、おい。なんであんなのが相手して、強奪犯が止められないんだよ」リカードもシンも、絶句していた。「クラウド、飛ばし過ぎだって」ノルンはクラウドに目を取られていた。次の瞬間、後ろから斬りつけられてしまった。「あっ、ヤバッ・・・」ノルンは呆気なくやられてしまった。「クラウドはほんの短期間で成長している。強奪犯のリーダーと戦った時よりも、格段と強くなっている」「いや、しかしよリカード。あんな動き、人間業じゃないぜ?しかも、特殊武器にも入りそうな、あのでっかい首尾が剣になってる武器。あれ持って動いてるとか・・・」予想だにしない展開で、一気に剣部門の戦いは終わった。250人ほどいた参加者のほとんどは、クラウドにやられていた。「油断できないねぇ。じゃ、俺もそろそろアップしてくるわ」そう言って、シンは席を立ち、去って行った。
2007年02月14日
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最近mixiメインに生息しているような気が・・・。 楽天ちょい重たいんよね、日記書くとこ。 (-∀-ノノ゛☆ハイハイ注目★ もうみんな「買った、買った」と言うスーツ。 時間がなかったもので、今日買いに行きました。 偶然最初に見つけた店員さんに話し掛けたら、何やら困った様子。 多分アルバイトか新米さんだったのかな。 棚の陳列ばかりやってたし。 ちょっと向こうから見てた店員さんがやってきて、ヘルプしてあげてました。 その店員さんもといお姉さんが、どう表現したらいいか分からんが、雰囲気が可愛かった(どうでもいいw そのお姉さんがずっとスーツ選びとか手伝ってくれたんじゃけど、やっぱ可愛かった(´ー`) いや、言いたいのはそこじゃなくてね。 ・・・やっぱそこも半分入っとるかもしれんけど、家帰って袋から色々取り出してみたら、ナロータイと普通のネクタイが1本ずつ、計2本入ってたんよぉ。 あれって、勝手についてくるもんなん? 選んだ時には普通のネクタイしかなかったんじゃけど。 誰か・・・、教えてくださいw ついてくるもんなんかね? 母親曰く、「お姉さん、間違えて入れたんじゃない?」って。 あぁ、何点セットみたいなヤツだったんよぉ。 ネクタイの部分見たら、何円以内のネクタイ、って書いてあったんじゃけど・・・。 もし間違えだったら、袋詰めしとったのあのお姉さんじゃし、気の毒な感じが。 いや、容姿云々じゃないんですけどね。 なんせ善人ですから、俺(*^_^*) 今の所、俺の解釈で「お姉さんからのプレゼント」ってことにしてるんですが。 どうなんじゃろ・・・。
2007年02月13日
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遅くなりましたが、十九日の内容です。ボーリングを終えてライブハウスへ。その途中に、待ち合わせた友人を拾いに行く。ちゃんとコンビニで立ち読みして待ってましたw多少迷われることが危惧されたが、なんら迷うことなく到着。そこで、初めて知ることになるんですが・・・。7組のSとかKたちがいる!明らかにこいつらが演奏しそう。すげぇー、カッコイイじゃんw周りの客っぽい人たちの中にも同じ高校出身者がチラホラ。へぇ、やっぱ友人Hの他にも高校出身者が演奏するから、呼ばれた人も知り合いが多いのか。そんなことを3人で話しながら中に入ると、いるわいるわ、同じ高校の人たちwこんなにもいるとは。予想してた以上にホームな感じwそこで同じクラスだった友人THに会う。7組のMと一緒に居る所を発見。半月ぶりくらいかぁ。ガヤガヤと喋っていると、後ろからどつかれた。誰や、と振り返ると、1年の時同じクラスだったジャイアン。ジャイアン)「盛り上がるなら前だろ!」畔戸)「おぉーwじゃあ前行くか」友人H)「そうじゃねw」ということで、前のほうへ進んでいると、次は肩をつかまれた。今日はよく絡まれる日だ・・・。今度は誰だ、と振り返ると、まさかの人物がそこに。卒業企画で登場した、親友Kだった!親友K)「よぉ」畔戸)「おぉぉ!」親友K)「どしたん、今日は」畔戸)「誘われたんよ。てか、お前この前メールブチッたろ」親友K)「ん?wまぁ、あとでゆっくり話そうで!」畔戸)「おぅ」そんな感じで最前列をキープしていると、1組目が始まった。さっきの7組のSやKがいるバンドじゃ!バスケ部の連中、THやジャイアンやMたちグループが大騒ぎwそれに便乗して私たちも熱狂。1組目からめっちゃ汗かいたし。それなので、次のバンドは知らない人のグループだったし、後ろの方で休憩。そこで、同じクラスだった女子Nと再会。女子N)「チョンチョン」畔戸)「ん?」女子N)「おっすw」畔戸)「おぉー、Nさんじゃあん」女子N)「おーい」友人H)「ん?おっ、久しぶり!」女子N)「20日ぶりくらい?」畔戸)「じゃね。久しぶりじゃw」その後、ドリンク券で貰ったジュースを飲みながら、3組目を観る。これ、失敗したわぁ。このグループ、知り合いはおらんかったんじゃけど、この日が解散ライブだったらしくてメッチャ盛り上がっとったんよ。でも、ジュースのコップ持っとるし、友人Hは荷物預かっとるしw入れんかったー。失敗orz次が同じ高校出身者の女子のバンド。後ろの方からめっちゃ野次飛ばされよったなー。「トカゲー!」とか言われよったし、多分知らんヤツにwこのバンドのドラムの人が面白かった。ちょい、てかだいぶ太めの赤髪の人だったんじゃけどね。キャラクター濃い過ぎじゃけwネタバンドだったね。そしてラスト5組目。まさかのトリに友人Hの友だちであり、元好きだった人のいるバンドが。ラストだったし、その女子いるし、周りも凄かったし、前列総出で男子女子入り乱れて発狂w1つ2つ前のバンドまでは、盛り上がってきて後ろから押す時も、前に女子がいたら危ないけぇやめとったみたいじゃけど、もう関係なしだったね。極度の人口密度の中で全員が暴れるんじゃけw故意にボコられてもわからんし、あれじゃあwそんなテンションのおかしい状態でライブ終了。4時間立ちっぱだったしw最後がうちの高校卒のバンドだったんで、周りを見ても顔見知りしかいないwあっ、と思い出し、親友Kを探してみるが・・・。やっぱいなかったwなにがゆっくり話そうかw二人ともそんな時間なかったねー。また今度会った時にでもゆっくり話すことにしよう。その後、一緒に来た3人で遅めの晩御飯。モスに着いたのが9時半前頃か。高校の思い出話や、友だちの進路。仕舞いにゃ、私のクラスでのコメントに対するダメ出しw色々くっちゃべって、店出たのが10時15分頃。そこから市電乗って、チャリ乗って、友人Hと別れて一人でチャリをこいで家に帰る・・・。今から1時間だよ!帰ったら12時前か・・・。そんなことを思いながら急いで帰る。帰る。帰る・・・。着かんじゃないか!wと、線路を通ろうとして徐々に線路に近づいていた時、突然目の前から歩道が消え、一段落ち、植木の中に突っ込み、線路の目の前に吹っ飛んだorz事故った!高校時代にやった柔道の受身の御陰か、全く怪我はないが、植木はへしゃげとるわ、チャリの前輪はひん曲がるわでてんやわんや・・・。車も通ってなく、通行人もいなかったので、誰にも見られていなかったのが不幸中の幸いか。それ故に、前方が見えずにこうなったんだけれども。(街灯つけろよな、あそこ)ブルーな気持ちで残りの道をこいでいく・・・。はぁ・・・、最後の最後で凹んだし。案の定、チャリは壊れてたしね。左に引っ張られるようになったしwネタになってよかったけどさ。で、書きながら気付いたことなんじゃけど。どれだけ盛り上がってても、どれだけブルーでも、主観メインでありながらも周りを常に見てることに気付いた。盛り上がっとんのは外面だけで、実はずっと冷めとんかもしれんわ、私。
2007年02月12日
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またまた久しぶりの更新です。昨日の話なんで、昨日の日付で。しかも長くなりそうなので、二部構成で。昼から友人Hとボーリングに行くことになっていたので、チャリで出発。チャリで出発・・・。チャリで・・・。着かんやないかorz一時間くらいかけて、やっと友人H宅に到着。2時過ぎまで話して、出発。ちょいちょい迷いながらボーリング場到着。その迷ってる間に『男と女の子』とかいう、児童ポルノ法違反を臭わせる店があったことはあえて触れないとして。ボーリングするのには名前が必要。さて、プレイヤー名は何にするか、と。私がふと目を上げた先に『エンジョイボーラー』という文字が。それでいこう!wじゃあ友人Hの名前は何にしよう。その辺りを眺めていると、『レディースデー』という文字が。それでいこう!wwということで、畔戸改めエンジョイボーラーと友人Hことレディースデーは受付に行こう、とした時、あるものを発見。3ゲーム1400円と5ゲームパック1400円と。・・・なんで?wじゃあ5ゲームいこうぜ!ってことで、トチ狂った5ゲームが開始wなんか上のスクリーンには『5Gパック挑戦中!』みたいなことが。・・・黄金伝説かなんかか?w横のレーンには、チンピラみたいな角刈りと坊主がおるし。なんか黙々とカーブの練習してるし・・・w私もカーブを投げたかったが、真面目にやってる人の横でふざけてたら申し訳ないと思い、1ゲーム目は普通にいくことに。エンジョイボーラーの方が先だったので、記念すべき一投目を。一投目を・・・。おい・・・。なんでボールが回転してないんだよorz穴がコッチ向いたまま平行移動しとるしwwこれはまさか・・・、と思って、ボールが出てきた時に触ってみると・・・。やっぱり。ヌルヌル・・・。油塗りすぎじゃ!じゃけボールが滑ってったんじゃんか。ここが安い理由は、設備が悪いからか・・・。練習にもならんぞ。しかし、あと5ゲーム残っとるし・・・wしゃんなろー!やるしかないじゃないか!!しかし結果も出るはずがなく、134・・・。2ゲーム目も、1ゲーム目が思わしくなかったので普通にやろうと。・・・139。このあたりから、大概疲れが見えてきたwなんか変わったことやろう、ってことで、3ゲーム目の途中から左手で投げてみることに。やればやるほど上手くなっていくwwこの時だったかな。左手で投げて、ストライクが取れたんですよ!それが調度7レーン目で、あとから知ったんですが、ここのボーリングでは7レーンでストライクを取ると、1ゲーム無料券がもらえるらしく。後ろから突然声をかけられまして・・・。オバサン)「7レーンでストライク取りましたねー。これ、無料券です」畔戸)「・・・(気付いてない」オバサン)「『エンジョイ』さんですね」畔戸)「ん?(あっ、俺のことかw)」オバサン)「おめでとうございます。次も頑張ってね」畔戸)「あっ、はぁ・・・」あんな名前にするんじゃなかったorz呼ばれても気付かんしwwでもまさか、左手で投げて初めて取ったストライクで無料券がもらえるとは。まさに『黄金の左腕』w今度ボーリング行った時も左手でチャレンジしてみよ♪でももう疲れ果てていた私は、ついに壊れ始め、コントロールもままならなくなり・・・。惨敗orz友人Hは疲れ知らずなので、まだまだおかしなことをwチェストパスみたいな感じでボーリング玉投げてみたり、自分のスネを使って滑り台みたいにして転がしてみたり。後ろ向いて股の下から投げてみたりwこれが凄かったんよ。ストライク取ったけぇねwww私も友人Hも大爆笑だったしwムービーとっておけばよかったと思ったし。やっとの事で5ゲームが終わり、今日のメインであるライブに行くことに。でももうクタクタで、むしろメインが終わった後の2次会のあとの3,4次会みたいなwボーリング場を出ようとエレベーターに乗ったら、ボーリング大会優勝者みたいな人たちのポスターが。その中に変なのが・・・。レディース杯みたいなので、おっさんが優勝しとる・・・wお前違うだろ!!wwエレベーターん中でも爆笑しとったしwあー、これも写メ撮っときゃよかったな・・・。そしてこの日メインのライブ会場へと続く・・・。(その2で書きます)
2007年02月11日
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少年は近所の高校へと進学した。無難な線で推薦という、楽な道で進学できたので、少年に何の苦労もなかった。少年と同じ中学からは10数人がこの高校へ来た。しかし、根っから仲のいい友達はいなかった。仲の良かった2人は、中学時代に縁を切ってしまったからだった。少年は入学式の前に悩んでいた。周りを見ても知らぬ人ばかり。同じクラスにはあの陸上部時代に同期だった友人Tがいた。当然話をするはずがない。友人がいないこともそうだが、もう1つ少年には考えていることがあった。キャラクター作りだ。さすがにもう小学校や中学校のように好き勝手し、遊びまわっているわけにもいかない。考えた結果、将来の為の通り道の為に高校に行くことに重点を置くとし、問題を起こさぬよう静かに過ごすことを決めた。だが、さすがに一人で高校生活を乗り切る自信はなかった。その時、少年の目に飛び込んできたのは、中学の最後に絶交状態になった少年Kだった。プライドの高い少年だったが、背に腹は変えられなかった。少年の方が折れ、少年Kに話しかけたのだ。それをきっかけに、徐々に元の状態に戻っていった。少年は一週間もしないうちに、出席番号の近い人たちとは大体仲が良くなっていた。その中で、高校を卒業した後も連絡をとるほどの少年と出会う。少年M(ノッポ)。少年が彼と初めて話をしたのは、英語の時間だった。初めてのその英語の授業の時、一足先に席に着いていた少年は、隣が誰なのか気になっていた。その席に偶然隣に座ったのが少年Mだった。少年の少年Mの第一印象は、微妙だった。タッパがあり、声も低く、真面目そう。正直絡みづらそうと思っていた。少年は、そんな第一印象の少年Mに極力話しかけまいとしていた。だが、話しかけなければならない状況が出来てしまったのだ。授業を進行する先生が、席順に指名し始めた。英語がからっきしダメな少年は、当然問題など解けていなかった。隣を見てみると、解けているようだった。仕方なく声を掛けてみる。すると、意外といい人だった。少年はそれを機に少年Mと親交を始めた。学校外で、少年は思わぬ再会をする。小学校5年生の時に転校した、親友Kが帰ってきたという情報を聞いた。そして、人づてにメールアドレスを彼から聞き、メールを始めた。夏休み頃に会うこととなり、叶わぬはずだった再会が実現したのだった。彼から少年は、色々と情報を聞いた。特に同じクラスにいる少年Iというゲーマーについてだった。金にルーズ、性格悪い、女の趣味が悪い、親父がハ●ているなどなど。そして決定的なアドバイスをもらった。メールアドレスは教えるな。少年は少年Iとあまり話したことがなかったので、アドレスは知らないし、教えていなかった。今からでも実行できるアドバイスだった。だが、親友Kの親切も無残に散ってしまうのである。高校に入って始めての体育祭。この日は昼から雨が降り始め、生徒は昼休みから教室待機だった。暇になった少年は、迂闊にも携帯を取り出してしまったのだ。それを見ていた少年Iは少年に不意に近づいてきた。そして、少年の了承もなしに携帯を取り上げ、半ば強引に少年のアドレスを自分の携帯に入力し始めた。少年は呆れて物も言えず、親友Kの忠告は守れなかった。しかし、この少年Iの存在が、少年を助ける存在となる。少年は芸術の授業で音楽を選択していた。同じく音楽を選択していたのが少年Iと、陸上部の少年Tだった。少年は初め、最悪だと思っていた。少年Iのことはともかく、少年Tと同じ空間にいる気まずさが耐え切れなかったのだ。当然少年Tも少年のことを意識し、話そうとはしない。この二人の壁をぶち壊したのが、少年Iだった。何も事情を知らないが故に出来ることだったと思う。彼は音楽の授業ごとに、何か話すことがあったら少年や少年Tに話を振ってくる。たまに少年Tと話していた流れで少年に話を振ることがあった。初めは少年Tも少年も、その現象が起こるたびに表情を強張らせていた。しかし、それも一年ほど続くことで徐々に慣れてきて、最終的に、ぎこちなくはあるが普通に話すことが出来るまでに関係が回復した。今では絶妙な距離感で、前よりもむしろ気兼ねなく交流が出来ている。その大きな影響となったのが、少年の隣に座っていた奴の携帯のエロアプリだったとは情けない。少年の性格だ。性格はそうそう直せるものではない。やはり、この年に1人の友人を失ってしまう。少年T(さっきとは別人)。彼も少年と同じ中学からの人だったが、実際高校に入るまでほとんど話をした事がなかった。この一年足らずで急速に近づき過ぎたからかもしれない。この少年Tとは、結局関係を修繕しないまま高校生活を終えてしまう。少年はこの時、まだ気付いていなかった。自分が友人を失う理由を。自分という人間を。
2007年02月10日
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今日は中学時代の友人たちとカラオケ&ボーリングに行ってきました。無理な声出しに副流煙。声が嗄れてしまい、大変じゃwしかし懐かしいメンバーだったよ、私にとっちゃ。髪の毛の色が変わっとったりはしたけど、みんな昔と同じような役回りで。楽しかったですよ。しばらく会わんかったら、高校の友人たちと一緒にいるより新鮮な感じ。付き合いはこいつらの方が長いのにね。9人の団体でカラオケ行ったんじゃけど、フリーは空いてなく。3,4時間ほどカラオケで、あとはボーリングに。カーブが使えなくなってて凹んだが、2ゲーム目で真面目にやったら、多少低かったけどまずまず。月曜にもボーリング行くんで、その時のための練習ということでwではでは、今日は疲れたんでこれくらいで。
2007年02月09日
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少年は広島県のとある所で産声を上げた。体重も多少軽めで、病弱だった。一ヶ月に数回は必ず風邪をひき、近くに小児科があるにも関わらず、遠くの病院まで行っていたそうだ。その少年も成長し、小学校に入学する年齢になった。とても臆病な性格に育った少年は、初めての登校の日、母親に通りすがりの上級生を捕まえてもらい、一緒に登校してもらった。ビクビクしながら教室に入ると、そこには知らない人が沢山いて、机には一つずつ大きな文字のひらがなで名前が書かれた紙が張ってあった。少年は辛うじて字が読め、自分の席を見つけることに成功した。当然友達がいるはずもなく、一人席に座っていた。少年が、ふと隣の席を見てみると、男子生徒の名前が書かれていた。少年M。彼とは偶然か必然か、高校までずっと同じ学校へと進むことになる。入学して数日が経ち、少年も次第に学校の空気に慣れてきていた。友達も出来、というよりはクラスのほぼ全ての男子とは楽しく会話出来るほどになっていた。『ほぼ』というのは、少年にも好き嫌いがあったのだ。小学校低学年時、この時期が最も人になつき易かったのかもしれない。少年はいきなりクラスの中で目立つこととなる。ある日の放課後、他のクラスの別にその時は友達でもなかった偶然会った少年2人と、くつ隠しをしたのだ。安易で最も小学生に流行るいたずらだ。それが翌日バレ、3人は相談室へと連れて行かれた。通常、このような場所に連れてこられるというのは密かに行われるのだが、あろうことか、大々的に教室の中で担任に追求されたのだ。クラスメイトの視線が注がれる中、怒られ、教室を連れ出される。自分ならバレないと思っていた少年には、この事が非常に屈辱的だった。その事件以降、少年は徐々に変わり始めた。入学式から一年が経ち、少年も2年生に進級していた。自分達の下に下級生が出来た。これもまた小学生に好評な、弱いものイジメを目論んでいたのだ。当時の友人を3,4人引き連れ、入学して間もない1年生の教室へと乗り込んだ。彼らは行動を起こす前日、生意気な1年生を見つけていたのだ。突然現れた他学年の生徒に戸惑う1年生を尻目に、少年達のグループは見境無しに暴れまわり、ついに目をつけていた少年にたどり着いた。まさに少年が殴りかかろうとした時、入り口で見張りをしていた1人が、突入したクラスの担任の姿を確認し、叫んだ。見切りをつけた少年達は、一斉に教室を飛び出す。その姿を、もろにそのクラスの担任に目撃され、何かを叫ばれた。しかし、逃げることに懸命な少年達はそれを無視し、一目散に自分の教室へと戻っていった。案の定身元は割れ、すぐに呼び出しをくらった。全員が呼び出され、長々と説教をされた上、危害を加えられた1年生達に謝罪をするハメになる。この謝罪も、この上なく屈辱的だった。少年には小さな『いたずら』の他に、ハマっていることがあった。それは、上級生とつるむことだった。子ども会のソフトチームに入っていた少年は、各学年に必ず知り合いがいた。また、それとは全く関係ない人にでも突然近寄っていき、取り込んでいったのだ。さらに、少年の行動はエスカレートし、一人で廊下を歩いている上級生を襲撃することを楽しんでいた。ストリートファイトの真似事なのか、それでも傍から見たら通り魔としか見えようがない。だが、そのことは教員一同には何故かバレずお咎め無しだった。さらに時が経ち、少年は3年生になった。少年はここで、また新しい分岐点に立つことになる。1,2年生の時はクラス替えがなかったが、3年生以降は毎年クラス替えが行われることになったのだ。初恋の人とも離れ離れになり、仲の良かったクラスの殆どの友人とも別のクラスになった。そう、学校がつまらなくなったのだ。しかし親の手前学校にいなければならなかった少年は、することがなくなり、徐々に大人しくなっていった。だがこの年、残りの小学校時代を共に過ごす親友を見つけることになる。5年生になった年、まさにこの学年が少年の人生を決めるきっかけとなる。その時の担任が、臨時教員のS氏だった。S氏は少年が2年生だった時、担任が産休に入るということで一度だけ受け持ってもらったことがある。馴染みやすい先生で、少年は彼のことが好きだった。しかし反面、S氏は度が行き過ぎて生徒から反感を買うことも多かったという。このS氏が3年生の時2学期まで担任をしていたクラスは、彼が学校を去る時に号泣したという伝説が残っていた。少年は、たかが教員が一人学校を去るだけでクラス中が号泣したという事実が信じられなかった。むしろ信じていなかった。5年生のクラスには、3年生の時に出会った親友Kとも同じクラスになった。4年生の時に好きななった女の子とも同じクラスになった。小学校時代、少年が最高に浮かれていた年だったかもしれない。そして5年生の終わり、信じられないことが起こった。親友Kが県外へ転校することになったのだ。少年にとってありえない出来事だった。親友Kが引っ越すのは終業式の次の日だという。その終業式でもありえないことが起こった。あの担任だったS氏も今年いっぱいで小学校を去るという。そのような発表もあり、教室中に悲しい空気が流れた。少年のクラスが帰りのSHRで歌っていた歌、スピッツの『空も飛べるはず』。最後のHRでそれが流れ始め、クラスメイトたちが涙した。最後くらい歌おう、と提案だったが、誰もが涙し、歌えるような状態でなかった。だが、その中少年は泣かず、教室中を眺めた。少年の他に3人ほど泣いていない人がいた。本当に泣くんだ、この人がいなくなるときは、みんな。少年はそう思った。そして、少年の夢も決まった。俺は教師になる。たかが臨時教員。しかし、彼の学校で過ごしている姿を見ていると、自分もそうなりたいと、単純にそう思ったのだ。S氏には人をひきつける魅力があったのだ。後々この夢が少年を苦しめることになろうとは、その時は想像もしていなかった。その日以来、S氏との再会は実現していない。そして、親友Kは旅立っていった。全てを失った感じになってしまった少年は、残り一年を薄っぺらい人付き合いでやり過ごした。少年は小学校を卒業し、中学校に入学する時が来た。といっても、小学校から私立に行った人以外ほぼ全員がそのままエスカレーター。他校との干渉も持たず、見慣れた顔ぶれだけが揃っている。実質何も変わっていなかった。少年は陸上部に入ることにした。バスケ部と最後まで悩んだが、基礎的な運動能力を身につけるなら、陸上がいいとふんだのだ。いつも単純な考えだが、真面目だった。しかし皮肉なことに、この部活に入部することで友達を失い、性格もいい加減になり、今の少年を形成する元凶となることとなる。真面目だったのは最初だけだった。共に入部した少年T、少年M(小学時とは違う)、少年Y、と一緒に、いつもサボっていて面白い先輩の方についていってしまったのだ。当時の部長はそのことを嫌い、1年生と3年生の間にみぞが出来てしまった。少年はさすがにこれではマズイと思い、一人行動を起こす。部長を取り込んだのだ。その効果もあってか、3年生とのみぞは埋まった。しかし事件は起こる。1年生、中学校に入って初めての文化祭。その日だった。少年の下から目線のキャラクターのせいもあり、先輩達からの執拗なイジリ具合に、少年にストレスが蓄積していた。根の性格がキレやすいので、耐え切れなかったのだ。そんな起爆寸前の少年の導火線に、火をつけたのは部長だった。バスケ部にいた少年Kと一緒に文化祭をまわっていた少年。廊下を歩いていた時、部長とすれ違い、その時にわざと肩をぶつけられたのだ。少年は、キレた。すぐに部長を追いかけ、背後から思い切り殴りかかった。部長と一緒にいた陸上部の先輩が、突然の出来事に困惑している。当然だ。普段ヘラヘラしている少年が、鬼の形相で友人である部長に殴りかかってきたのだ。部長は一瞬動揺をしていたが、悟られぬようにするためか、少年を無視して歩き始めた。少年はその態度にも腹が立ち、罵声を飛ばしながら殴りかかる。そこに、やっと少年Kが追いつき、少年をとめる。部長はどうにか助かり、その場から逃げ出した。それから先、3年生はあのサボり魔の先輩以外は少年を避けるようになった。部長や、あの時隣にいた先輩が言いふらしたのだろう。それの影響もあり、少年はさらに同級生達と近づいた。2年生になったある時、2年生のクラスで一緒になった少年K(さっきのとは違う)が部活をやめようか、と言ってきた。バスケ部にいた彼だ、スポーツをやめるにはもったいない。そこで少年は陸上部に誘った。それに快く乗ってきた少年Kは陸上部に入部した。その少し後に、文化祭の時に少年を止めた少年Kも陸上部に入部した。2年生も終わろうかとした時、ついに少年はやってはいけないことをしてしまった。陸上部に一緒の時期に入った友人Tと絶交状態になったのだ。些細なことだったし、少年のほうに非があった。しかしお互い引けなくなり、口も利かなくなった。そこから少年は転がり落ちていく。持ち前の人を取り込む力で、自分の後輩達を取り込み、少年Tを孤立させたのだ。少年Tは部長になっていた。少年は自分より地位を持つ人間を陥れるのに成功したことに陶酔していた。人の人生を変えることより楽しいものはない。少年の性格はさらに悪くなっていった。しかし、少年の天下も終わりが来た。半月か一ヶ月ほど孤立させることを続けたが、後輩達がそれを見続けて、やめたほうがいいと言い出したのだ。少年は、もう彼らを押さえる力を持っていなかった。少年Tのタフさに負けたのだった。少年は部活内でも孤立を始めた。3年生に進級。少年Tとの関係は、当然戻っていなかった。少年Tは少年K(勧誘した方)と少年Mと同じクラスになった。少年を除く陸上部部員は、さらに仲良くなっていった。一方の少年は、バスケ部の少年達とつるむようになっていた。同じクラスにバスケ部員が多かったのだ。このことにより、陸上部部員といる時間よりバスケ部の少年達といる時間のほうが長くなった。そしてまた、少年は同じ過ちを繰り返す。3年生の終わり頃、あの少年K(文化祭の時の方)とみぞが出来た。これもまた些細なことで、少年に非があった。しかし、これもまた互いに引けなかった。引けなくなったのだ。少年はそれを引きずったまま中学を卒業。高校へとステージを移すことになる。少年と同じ高校へいった少年達。少年M(小学生時)、少年K(文化祭の方)、少年T(陸上部の)。あと数人増える予定です。
2007年02月08日
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ワルキュリア隊のトラックは、カディス・バレンシア合同基地グラナダに来ていた。隊員はそれぞれトラックを降りる。「ヒュー。さすがグラナダ。栄えてるねー」ノルンが田舎から都会へ出てきた少年みたいな声を上げた。「二つの国が共同で開発した基地だもんね」「両国の絆、か」アイナが言い、それに続いてミハエルが意味深に言った。クラウドも彼らの近くにいたが、別に基地に対して反応はしなかった。「リカード」セレーナがリカードを呼んだ。「情報部に行くぞ。奴らの情報もつかまなければならないし、あの障壁のことも」「わかりました」「お前たちはしばらく自由にしてていい。疲れているのなら、施設の休憩室にでも行っていろ」彼女はそう言い残し、リカードを連れて歩き始めた。「どーするよ?」「うーん・・・」ノルンとアイナが困った風な顔をしている。その時、ミハエルがクラウドに声を掛けた。「行くぞ」「・・・どこに」「訓練だ」三人のミハエルに向けた表情が変わった。「おいおい、マジかよ。確かに戦闘に負けたからって焦るのは判るけどよ、休む時は休んで―」「黙れ。俺はクラウドに言っている。お前はこのままでいいのか?」クラウドは黙っている。「だとしたら、とんだ腑抜けだな。少なくとも俺はそんな奴だとは思っていなかった」「なんだと・・・」ミハエルの言葉にクラウドは頭にきた。「お前はまだ実力不足だ。だが素質はある。伸ばす箇所がまだ残っているんだ。無論俺も、他の二人も」三人から言葉が消えた。そこでクラウドが口を開いた。「わかった、やろう。俺もこのままで済ますわけにはいかない」「その意気だ。お前たちも付き合え」彼の言葉を聞いているうちに、ノルンとアイナもやる気になっていた。「おう!やってやるよ、この野郎」「もう、私だってあいつらなんかに!」四人は訓練施設に向かって行った。その頃、リカードとセレーナは情報部のある建物に着いていた。「カディスのリカード・マルサスだ。IDナンバーは92047933」受付の女性にそう伝えた。「確認しました。ご用件は?」「これの情報がほしい。行方を調べてもらいたいんだ」リカードはそう言って、トラックを強奪した部隊のデータをまとめたディスクを渡した。女性はそれをPCに取り込み、内容を本部へ送る。「これ、先日バレンシアの基地襲った部隊ですよね。すぐには見つからないかも知れませんよ」「わかってます。でも、出来るだけ急いでください」「わかりました」用件を伝え終わり、二人はその場を離れた。「私の出る幕はなかったな」「えっ・・・、あぁ・・・、すいません」「なにを謝る?」つかめない性格のセレーナにリカードは困惑していた。その時、さっきまでいた受付の方から大きな声が聞こえてきた。「なんでぇよ!だからさぁ、うちの隊の増員を」その声の持ち主は男で、金髪だがもみあげだけを赤く染めている。バレンシアの軍服を着用していた。「あの髪型・・・」リカードはどこかで見覚えがあった。「はぁ、もういいわ。わかった、悪かったね。今度ライブする時招待するから堪忍な」そう言って男が彼らの方を振り返った。そして、男がリカードのことを見て、何かに気付いた風なリアクションを取った。「お前・・・」「シン!」「やっぱり!お前、リカードじゃないか!!」シンと呼ばれた男がリカードの方へ向かって走ってきた。『シン・フェイン』、彼はリカードがバレンシア軍の養成所にいた時、訓練を共にした友人だった。「おい、どうしたんだよ。お前、前の大戦以来カディスにいるんだろ?あっ、ここ合同基地だからか」「まぁ、今はバレンシアの隊と行動しているけどな」その時、リカードはハッとしてセレーナの事を見た。「知り合いか。今は自由時間だ、好きにすればいい」そう言ってセレーナは歩いていった。「あれ、元『パトリオット』のセレーナ・ワルキュリアじゃ」「そう。クールなんだけどな、それ以上につかめない人で」リカードは、シンの胸元に光る勲章に目がいった。「これ・・・」「あら、気付いた?そう、俺様もパトリオット所属の軍人になったのよん」パトリオットとは、バレンシア軍の部隊の中でもトップに立つ精鋭部隊である。「すごいな、出世じゃないか」「もちろん。なるって言ったろ?養成所時代に。次は総帥だな」「相変わらずだな、お前は」リカードとシンは笑いを交わした。訓練場にはクラウドたち四人の姿があった。「マジで本物使ってやる気か?」「偽物を使ってどうする。安心しろ、俺の銃の弾はペイント弾だ」ノルンとアイナ、そしてクラウドは個々の実践用の武器を握っていた。「クラウド、ちょっとこっちに来い」ミハエルに言われるがままに、クラウドは近づいていく。そして、ミハイルは彼の額に手のひらを当て、何かブツブツと唱えた。「なにやってるんだよ」「聞いていてよかった」「何が?」「いや、こちらの話だ。よし、訓練を始めよう。とはいえ、実践用の武器を使った本格的な物だ。油断をすると怪我をするぞ」クラウドの質問にミハエルは答えず、訓練は開始されようとしていた。「内容は、クラウド対俺たち三人だ」その言葉に三人が一斉に彼のことを見る。「三対一!?」「ちょ、それは無理があるんじゃ」アイナとノルンが一斉に言う。しかし、クラウドは違った。「何の思惑だか。いいよ、やろう」「素直だな。始めよう」ノルンが先頭に立ち、その後方にアイナ、そしてミハエルが配置された。「開始だ」ミハエルの号令と同時に、ノルンが駆け出した。「やるんなら本気だ!死んでも知らないぞ!」ノルンは走りながら剣を構え、未だに突っ立っているクラウドに突っ込んでいった。そして、剣を頭上から振り下ろした。と次の瞬間、クラウドの姿が消えた。「消え・・・っ?!」それと同時に背後に気配を感じた。「うそだろ・・・」背後に立っていたのはクラウドだった。「なんだよこれ。俺の体・・・、前と違う」「今、クラウドすごいスピードで動いたよね・・・?」クラウドは消えたわけではなく、高速で移動し、ノルンの背後に立っていたのだった。「何をしている。まだ終わっていないぞ」ミハエルに言われ、クラウドはノルンの頭をコツンと叩いた。「なによ、急にどうしちゃったの。クラウド」アイナは武器を構え、クラウドの攻撃に備える。しかし、気付いた時には武器は弾かれ、アイナの後方へ飛んでいた。「さすがだな。初めから制御が出来るか」ミハエルは二丁の銃を構えて、隙がないほどの速さで連射した。クラウドは尋常でないスピードでそれを回避し、一気にミハエルの懐に飛び込んで行く。「これでっ」「あまい」ミハエルはクラウドの頭に手を置き、それを軸に彼を飛び越え、背後に回って後頭部に銃口を突きつけた。「負けた」「あと少し練習が必要だな」ノルンとアイナは唖然としていた。「なになに、あの二人」「クラウドは突然おかしい速さで動き始めるし、ミハエルはそれを見切ってるし・・・」二人はクラウドとミハエルの方へ歩いて行った。「二人ともそんな力隠してたの??ずるいしぃ」「俺んが先輩なんだよ。負けてられるか。次いくぞ、次!」クラウドは未だに自分の動きが信じられず呆然としていて、ミハエルはみんなの団結に笑みを浮かべた。「次だ。始めるぞ」四人はそれから夜まで訓練を続けた。
2007年02月07日
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これでやっとこさです。本当に受験が終わりました。この一年間・・・、普通だった(ぇwさほど努力もしなかったし、むしろだらけてたからなぁ・・・。とにかく、終わったことは終わったんで、明日くらいからチョクチョク更新再開していきます。
2007年02月06日
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えらい久しぶりな感じがします、が仕方なかったということで。忙しいんですよ、最近は。今日は四日ぶりくらいに学校に行きました。いつも通り12時ごろ家を出て、いつものように学校へと向かう坂道を。上ろうかと。上ろう・・・。ん??なんか上のほうからうちの学校の生徒がいっぱい降りてきてる!なんじゃこりゃ??うおっ、チャリで降りてくる奴もいるし。それ以上に歩いてる奴、多っ!・・・なんだよ。なんでコッチ、ジロジロ見てんだよ。同じ学校の生徒で、しかも俺んが先輩だろうが。すれ違う奴ほぼ全員から視線を感じるぞ。一体何が・・・。まさか・・・。集団下校!?いや、そんなはずは。おっ!後輩とすれ違ったw向こうも気付いとるしw真相を究明すべくB.Jにメールを。なんと・・・。学年末テスト真っ只中でしたwなるほど。じゃけあんな時間に生徒が帰ってたんか。通りで物珍しい感じで見られてたわけだw・・・待てよ。生徒が居らんくなった学校、まだ開いとんか?一抹の不安がよぎる中、校門が見えてきた。・・・タバコ吸いに先生が出てきとる。日本史のヤクザじゃ。出来ることなら触れられずに校内に入りたいが・・・。無理だった。畔戸)「こんにちは」先生)「おぉ、どうしたんや」畔戸)「勉強しようかと」先生)「ハハハwやっぱり勉強は制服着とったほうがしまるか」畔戸)「ははは・・・(家じゃ集中出来んだけですがw」そんなこんなで校内に。下駄箱を見ると・・・。おっ、友人TKがおる。頑張ってるなぁ。国公立の結果、どうだったんじゃろ。そんな事を考えながら進路へ向かう。その途中の演習室の中を覗きながら歩いていると、来年度の教科書やらが詰まったダンボールが山積みに。あぁ、どおりで私服の若い人が多いはずだ。アルバイトだな。進路に入ると・・・、TKがいないwなんだよ、あいつどこにいるんだ?まぁいいや。ということで、国語の問題集を延々と解く。所要時間3時間20分弱。(休憩も含む)ほぼぶっ通しで10題。簡単な問題集だったけど、久々にこんなにやると疲れるぜぃ。そうそう、その休憩中に自販機行ったんじゃけど。コーヒー飲もうとして110円投入。ピッと押して、ガタッと音がして、スッと手を入れてコーヒーを・・・。コーヒーを・・・。んん!?コーヒーがない!?なんでや!なんでないんよ!!信じられず自販機の取り出し口の中を隅々まで手探りで探してみる。おっ、あった!・・・。なんじゃ、この鉄片は!!これのどこが缶コーヒーか!・・・マジさえん。コーヒー出てこんとか。これ以上ここでこんなことしてると、誰かに見つかって怪しまれても困るなー。あっ、こんなところにフタっぽくなっとるとこがある。開いてみるか・・・。・・・。おっ!ちょっと缶が見えた!あった!俺様の缶コーヒーwよかった、よかったぁ・・・。ん?・・・。冷たかろうがぁ!!なんでや!ホットだろ、普通にこんな寒い日は!!あぁ!?・・・。ホットの位置が変わっとるorzいつもの流れで押したボタンの位置が『つめた~い』になっとる・・・。教えてくれよ、そういうことは。(自分の責任w仕方無しに冷たい缶コーヒーを、春なのに冬風の吹く吹き抜けのフロアで飲む。そして部屋に戻って勉強。4時前だったかなー。時計見ようとして顔上げたら、その方向に私服の人が。・・・こいつなんで私服で来てんだ?卒業しても制服で来いって書いてあったのに、まったく。時間も確認して再び問題を解き始めたら、小走りで誰かがこっちにやって来るのが横目で見えた。さっきの私服の奴だ!知り合いか!?顔を上げてみる。・・・。担任orz担任)「問題集やってる?」畔戸)「(なんで小走りだったんだ?)あぁ、はい。これ、この問題集の最後の問題ですよ」担任)「おぉ・・・。じゃあ土日でやる問題集は?」畔戸)「まだ受験校の問題集やってないんで、それをやろうかと(あぁっ!俺脚組んだまんま喋ってるw)」担任)「そう。それなら、それをやりなさい。あと、それの間違えた所ももう一回やるんよ」畔戸)「(ゆっくり脚を下ろしながら)はーい」・・・焦った。突然現れるんだもんな。てか、いつ教室に入ってきたんよ?イリュージョニストじゃないんだから・・・。そんな感じで終わったかな、今日は。B.J、学校入れたわw決戦は来週日曜日。
2007年02月05日
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少年の遍歴1部 小学校~中学校2部 高校1年~高校2年(前半)3部 高校2年(後半)~高校3年(卒業まで)この目安でいこう。節目と、言えなかった感謝の意も込めて・・・。
2007年02月04日
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登校しましたよ、卒業式の翌日に。何も変わらない日常が繰り広げられてましたよ。まぁ、色々くだりがあるので、登校シーンから。なんでまた、この坂道を登ってるんだろ・・・、と思いながらいつも通り登校。家を出る前にB.Jと『上履き』の話をメールでしていて、彼は持って帰ったが私は持って帰っていなく。まぁ明日も学校行くし、いいか、的な考えでいたんですが、流石に私の一つだけ下駄箱に入っているのもハズい。それも考えながら色々思考をめぐらせていると、不意に友人TKのことが出てきた。そういえば、あいつは今日の打ち上げ行ったんだろうか?行ったんだろうなー、県外出るとか言ってたし。Hちゃんは「みんな行かんけ俺も行かん」って言ってたし、B.Jも同じようなもんだったし。一人行っても、ってことで行かんかったが。カラオケ行きてぇなー、もう友人TKと会うこともないのかなー、などと勉強に関係のない方向へと逸れていき。そんなことを考えていると、学校に到着。そこで再び思い出す。あっ、上履きマジで一つだけだったらハズいなー。一歩一歩生徒玄関に近づいていく。さぁ、どうだ。・・・。半数以上置いて帰ってんじゃねぇかorz(上の写真)うちのクラスはどれだけ怠けモンの集まりだ?w自分で処分は面倒で、残った者に任せよって・・・。隣を見てみろ、隣を。あの7組でもうちの二分の一程度だぞ。あっ、まさか。連中、また学校に来ようとしてるのか?・・・。何人来る気だよ。余計な心配した、とブツブツ言いながら進路資料室に。卒業式翌日だし、みんな打ち上げとか行って自分独りだけ部屋の中とか嫌だな、と思いながらドアを開ける。おっ、意外にいるじゃねぇか。・・・いた。友人TKが打ち上げ行かずに進路にいたw冷めてるなーw小論書いてるよ。畔戸)「ヤホー」友人TK)「おっす」会うこともないのか、としみじみ感慨にふけていたのに、直後に再会w頑張り屋さんだもんな、彼は。気持ち切り替えて後期の勉強か。私には出来ないな。ということで、私も勉強開始。途中で友人TKも帰ってしまう。周りが知らない人だらけ。イ、イ・・・、イヤだぁぁぁ!!無理なんだよ、俺はぁ・・・。一人も知っとる人がおらんと無理なんだよぉ!!話しなくても、いるだけでいいんだよぉ!!・・・心細い。大学行けねぇよ・・・。何が何でも後期で受からんと。タフじゃない俺は。知り合いが必要・・・。今考えると、小学校から中学校にはみんなスライドしただけだったし。高校入学時にも中学時代の友人を引き連れ。大学・・・。どうする、俺!たまらなくなり、部屋を出る。休憩しよう・・・。自販機に行きジュースを飲み、進路へ戻る。帰る途中に窓の外を見ると、向かいの通路に二つの人影が。・・・あいつは。友人TKwお前、帰ったんじゃなかったんかよwもう一人は女子で傍から見たらカップルっぽかったけど・・・。どうなんじゃろ、あれは普通の友だちだったような気がするけどなー。まぁいいや、と部屋に戻る。しばらく勉強していると、今日はワンピースの発売日だったことを思い出す。帰らないとwさっき質問に行った時、担任に「英語、質問しに行きなさいよ」と執拗に言われましたが、無視w大丈夫、今度行きますから、きっと。店に行く途中、中学時代の友人とチャリ同士ですれ違う。すれ違いざまに手を振って終わっただけでしたが。曇りなのにサングラスかけた雰囲気の違うお友達がいましたし。邪魔にならない程度に。本屋に行ったら、あったあった。ちゃんと購入。あとで読みます。帰ったら、昨日撮った写真が出来上がってた。見てみる。・・・。く、暗いorzフラッシュたき忘れたのが何回もあったので、暗いのが何枚も。失態だ・・・。まぁ、これはこれで想い出ってことにしときます。今度会うとき友人Hにクラスの最後の集合写真見せてもらおー。
2007年02月03日
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今日はいつになく神妙な面持ちでしんみりとした・・・。日なんかではありませんでしたw今日は五時半起きで準備し、七時に出発。20分頃約束をしていた友人Hにメールを送る。畔戸)「いつ頃着きそう?」 返信友人H)「マイナス10分くらい」・・・。もう着いてんのかよΣ(゚Д゚|||)チャリをこぐ。あの坂を、最後の最後でこぐ。チクショー!!七時半、到着。案の定ひと気もなく、教室の中に入ると友人Hが窓の外を一人で眺めていました。畔戸)「ヤホー」友人H)「おっ、来た」畔戸)「悪い悪い、遅れて」友人H)「いや、思いのほかバスが早く着いただけじゃけぇ」畔戸)「じゃあ、なにやる?」友人H)「じゃあ、これで」・・・ラケットとピン球。畔戸)「卓球!?w」友人H)「ザッツ ライトw」畔戸)「それは思いつかんかったわw」友人H)「俺なんてむしろこれしか思いつかんかったしww」卓球を開始wネットの代用はガムテやビニールテープなどを三つ並べた机の真ん中に置いてました。15分くらい卓球をしていると、阪神とバイオが教室に。阪神)「・・・卒業式の日になにやっとん。友人H)「いや、むしろ」畔戸)「卒業式じゃけぇw」阪神)「あっ、そう・・・」男子だったらノッてきてくれたかもしれんのにorzやっぱこういう行事ごとの時は女子が早い。それよりも早い私らは、暇人なだけw女子も集まってきたし、30分卓球やってたのでそろそろ次の遊びに移行。トランプw写真や友達との高校生活最後の会話、最後のロングで喋ることの思案などで忙しそうな女子方は参加するはずもなく。畔戸)「二人で出来るゲーム・・・」友人H)「うーん・・・。ばばぬき?」畔戸)「二人でやったらほとんどジャンケンで決まるようなもんじゃんwまぁ、やってみようぜ」続くはずもなく・・・。畔戸)「スピードしようぜw」友人H)「おぉ、いいね」さっきよりは続いたが・・・。畔戸)「うーん・・・」友人H)「小富豪は?」畔戸)「それだ!さすが」友人H)「まかせて」友人)←昨日のヤツ「なにやっとんやw」副会長)「おぉ、トランプw」畔戸)「おっ、副会長!トランプやる?」副会長)「あー、ごめん。この後用事あるけぇ」畔戸)「なるほどね。おっ、これは勝ったろ。あと二枚だし、強い」友人H)「・・・えいっ!(運に任せて山札引いて見ずに場に出す」畔戸)「!?ジョーカーΣ(゚Д゚|||)」友人H)「おっ、勝ったw」畔戸)「ウソだ!ふざけるな、運だけでww」友人)「あ、あるんじゃね、こういうこと・・・w」副会長)「はははw」畔戸)「チクショー・・・。おっ、そうだそうだ。副会長おるし、写真撮ろうぜ」友人H)「いいね!撮ろう撮ろう。あっ、そう言えば」一同)「?」友人H)「コンビニでカメラ買うのに『一万円』出したら店員さんテンパって『十万円』って打ち込んだけぇねwほら、レシート」畔戸)「ホンマじゃww」友人)「てか、このはしたの数十数円はなんなんw」友人H)「しかもお釣りと出した金の数が合ってないけぇねww」あのレシートはすげぇw一生取ってたほうがいいなwここからは撮影会&雑談。それから集合。そこで、いつもながらうちのクラスの癖が発動。女子F)「女子Iが『先生!』って言うけぇ、その後に『ありがとうございました!』って言うんだって」畔戸)「ハハ・・・。わかった。そうなんだってさ、聞こえてた?」女子H)「うん、なんとなく・・・」畔戸)「じゃあ、後ろ回してね」友人TK)「でも、こんなのやって大丈夫なんかね?」畔戸)「思ったw怒られそうだし」最初のクラスの入場が始まる。畔戸)「ねぇ、あんなサプライズ、やって大丈夫なん?」女子F)「それ思ったけど、去年もやったらしいし。多分大丈夫なんじゃない?」畔戸)「なるほど」女子F)「女子I、ちゃんと言えるんかね?」畔戸)「まぁ、あのキャラじゃしw」女子F)「そうじゃねw」入場。担任が座ると同時に生徒も座る、ということになってたんですが、忘れてたw周りが座り始めて焦って座ったしw眠たくて眠たくてしょうがなかったが、なんとか起き続ける。朝早かったんだから眠たいのは仕方がないじゃないか!そんなこんなで一人格闘していると、クラスごとの呼名が始まる。2組の男子、やばかったわw女子Fの彼氏なんかも大きな声で元気よくやってたもんだから、女子F、恥ずかしそうに俯いてたしwそうそう、その彼氏。私と幼稚園が一緒だったらしいです。(母親情報)で、うちのクラスの呼名が始まる。女子F)「緊張する・・・」畔戸)「ハハw昨日言っとったみたいに、名前呼ばれんかったらどうする?」女子F)「それ、マジさえんしw」自分の名前が呼ばれ、声を出そうとしたらタンが詰まって声が上手く出せませんでしたorzマジ焦ったし。なにもこのタイミングでなくてもよかろうに・・・。それ以降は式を眺め続ける。校歌斉唱の時は、一番以外知らなかったので、歌えず。そして退場。宣言通り女子Iが合図を出し、何とか成功。女子Hと「Iさんの声聞こえるかね?」とか心配しとりましたが、心配に及ばず。辛うじて聞き取れましたw退場は左右の列からペアになりながらだったんですが、私の隣がガンダム。・・・と呼ぶのは気が引けるが(友人のあれの為)、わかりやすくするために。ガンダムを見てみると・・・、泣いてる!畔戸)「泣いとるじゃん」ガンダム)「・・・」畔戸)「(シカトかましよったΣ(゚Д゚|||))」あれは完全にシカトでしたね。見向きもしなかった、あの野郎。いや、あのウーマン。外に出てみると、数人の女子も泣いてる。女子は基本涙腺がゆるいのか、はたまた感情がこもりやすいのか。そのあと歌を歌うためもう一度入場することに。入場直前に7組のEに会う。畔戸)「泣いてないじゃん」7E)「お前の顔見とったら泣けてくるわ」畔戸)「ちょっ、どういう言い草やw」7E)「まだまだ、今からよ」畔戸)「そうか。今からが本番よね」7E)「教室で一人ずつ何か言うじゃん?あれん時がヤバいかも」畔戸)「あー、わかるわ」合わせてはみたが、全くわかりませんw後々書きますが、結局泣きませんでしたからー。それから入場、合唱、退場。そして最後のロング。副担任2名からのコメントの後、卒業証書渡し。特に担任からのコメントはない様子でトントンと個人のコメントまで行き着く。B.Jのコメントは・・・、まぁいいやw二年間のキャラ設定について間違ったことを訴えつつ、フォローしてた感じでしたw友人Gのは最初三名の空気を入れ替えたね。友人G)「えー、2年間楽しかったです。それで・・・。・・・一発芸をやれ、とのことなんですが、思いつかないんでこれで終わります」親御さんたちも笑ってたし、ナイスだG!って感じに。友人Iのコメントは、キャラ通り控えめの普通程度。友人Oのコメントは、真面目なのかふざけてるのか解りませんでした。友人O)「みんな、それぞれ道があると思うけど、命だけは大事にしてください」どうしても言いたかったのか、それw真面目だったら悪いんだが、生徒、親含めて笑われていましたw正直、面白かったw特別紹介、女子Kはモンゴルへのジャージ寄付を募ってしめるしw友人Kはユンケル勧めて終わるし。友人TKは、確か真面目なこと言った後に県外のドコドコいるんで近く来たら寄ってね、って。友人THは、今だから言えるクラスの第一印象を言ってました。今思えばいい面も悪い面も合わせて楽しかった二年だった・・・。友人Nにいたっては、手抜きw「言いたいことは、式でオエライサンが言ったので」とかw友人Hも結構真面目に。そろそろ私の番に・・・。実は前日、コメント考えてきてくださいと言われ、200字の紙を渡されたんですが、書いてないし考えてないorzどうしよう。まずい、次だ。じゃあHさんが喋っている間に考え・・・。早っ!終わっとる!!あぁ・・・、どうしよう。そんなこんなで名前が呼ばれる。渋々前に出る私。あー、どうしよう。担任)「おめでとう(証書と花を渡す」畔戸)「どうも」担任がハケて教卓の前に。私は今年、ずっと席が変わらなかった関係もあり、一番後ろに座ってました。あの席からはみんなの後頭部しか見えなく、人に見られてる圧力がない場所だったんです。そしてこの瞬間、初めてこの位置から全員の顔を見たんじゃないかという圧力を感じた。なんだよ、この感じ。押しつぶされそうw教師になるなどと言っている人間が、これで大丈夫なんか・・・?あとには引けん!アドリブで・・・。クラスでの行事、楽しかったです。男子のみんなで言ったら・・・。修学旅行の、あの日の、夜・・・。↑最後の部分言った時に、その夜部屋にいた連中の顔を見る。友人H、恥ずかしそうw友人N、Hを見て笑ってるw友人G、苦笑。B.J、苦笑w他の奴らの顔は、思い出せん。横からこんな声が飛んできた。「気になるw」教えれねぇなw友人Hが学校来れなくなってしまう。あっ、もう卒業したんか。んで、コメント再開。想い出に残りました。あっ、あと先生。次、弟入って来るんでよろしくお願いします。小ウケ&さっきの声。「リアルじゃけぇw」リアルだよw担任にいつか言おうと思ってたけど、なんか話のオチに使ってしまった。どう落とすしめるか思い浮かばなかっただけじゃけど・・・。でも、どうにかいい具合にしめれてよかった。最後に。ありがとうございました。これだけは、言わないと。みんな言ってるのもあるけど、ホント連中には感謝しっぱなしだったから。友人Mは短めで真面目に。友人YTもバランスのいい感じのコメントを。そして男子大トリの友人YS。決めてくれたねー。友人YS)「(卒業証書丸めて口元へやって)○高、サイコー!!」教室中爆笑w席に戻ってきたら「キャラじゃない」とか言われてたしw全員のコメントも終わり、担任の言葉。女子の何人かがすすり泣いている。担任も泣いてる。そして、最後の号令。終わった・・・。と思わせたところで、我々生徒一同から二年時の合唱曲をプレゼント。男子が始めたDJ OZMAのアゲアゲみたいなパフォーマンスで歌ってたのが、女子にも伝染w6分近くあれは、正直肩が痛かったw男子は相変わらずおふざけも入れて、最後まで自分ららしかった。女子も数人が泣いて、他は普通に歌ってて。感極まってグダグダにはならず、いいバランスだったし。最後のロング・・・。よかったと思います。最後もいい想い出になりました。結局、あーゆー場で泣くことのないまま終わってしまったが・・・。(むしろ感動もしなかった・・・)延々と続くものがいいものだと、必ずしも言えるわけではありません。人も死ぬから尊く、そして意味があるように。○○高校 高校生の3年5組は、ああやって区切りをつけるからいい想い出になるんだと思います。ただ、この場所で築いた関係性。これだけは壊したくないですね。時間差があるからかもしれないけど・・・、中学の時以上にいい連中に出会えたかも。そういう気持ちです。お疲れ様でした。
2007年02月02日
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今日は11時から卒業式のなんかのアレがあって、じゃあついでに朝勉強しようということで、昨日から友人を一人誘ってました。通いなれた緩やかな坂道を今自転車で走る~♪ってな感じで坂を歩いていると、その友人からメールが。友人)「寝坊したっっ」そうwまぁいいや、ってことで一人で学校へ行く。図書室に入ると・・・、こんな朝早くても数人いる。すげぇな、こいつら。しばらく私も勉強をしていると、友人がやってきた。友人)「アチー」畔戸)「じゃあ、外出る?」友人)「おう」廊下で会話をしていて、途中で私が便所に行きたくなったので、友人を連れて行く。そして便所に入ったら・・・、臭い。ちょいピーピー気な一番臭い感じ・・・。友人)「臭っ!」畔戸)「くっ・・・、ん!?お、ぉぃ・・・(小声で」友人)「ん?・・・あっ!?」―二人でトイレを飛び出す―畔戸)「誰か個室入っとったじゃんかww」友人)「ヤバいヤバいww上の階のトイレ行こw」畔戸)「でも、あんなストレートにw俺途中で気付いて止めたのに」友人)「俺も言った後に気付いてヤバいと思ったしw」しばらくこの話で笑ってました。10時半頃場所を教室の方に移動。しかし、まだうちのクラスの男子諸君はほとんど来てなかったので、さっきの友人の所へ行こうとした。その時、他の所から声が。友人Y)「畔ちゃーん」畔戸)「ん?どこだ??おっ、おった。どうした?」友人Y)「机運ぶの手伝ってー。クラス今俺しかおらんのだって」畔戸)「おぉ、任せとけ。俺様が!」友人Y)「おぉー、マジで助けてくれたwありがとー」経済)←経済受けた時偶然隣の席だった「よぉ」友人Y)「おいぃ、クラス俺一人でやりよんでぇ?」経済)「そっか、ガンバレ。で、畔ちゃんは何しとん?」畔戸)「おっ、助けてって言われたけぇ人助けよd(-`)」経済)「そうw」友人Y)「ちょい手伝ってやぁ。あっ、畔ちゃんありがとう。こいつ来たけぇいいよ」畔戸)「そう?じゃあ頑張ってね」しばらくしてクラスの男子諸君が集まってきたので教室に行く。畔戸)「おっはー。おぉっ!Hちゃん、こんな所で奇遇ジャン!w」友人H)「おっ、珍しい。奇遇じゃねぇw」こんなバカな会話ばかりしてる連中です。合唱練が始まるということで、講堂へ移動。歌歌って教室へ。飯食って、ショート済ませてリハーサルへ。リハーサルが終わってショート。その後に掃除。そしてロング。・・・疲れたwそれからもストーブの煙突直したり、担任への寄せ書き書いてみたり。みんな素っ気無いもので、最終的に教室に残った男子は私と友人H。女子諸君もいなくなり、二人だけ。二人じゃUNOもロクに出来ねぇ。友人Hが寄せ書き書いて、そのあと卒業文集を見ていると、担任が教室に戻ってきた。担任)「あら、二人とも」畔戸)「あっ、先生」友人H)「どうもw」畔戸)「(寄せ書き、寄せ書き)」友人H)「・・・(寄せ書きを担任の視界に入らない場所へ」担任)「わぁ、立派な花。すごいねぇ」畔戸)「あ、花とか置いてあったんじゃ」担任)「卒業文集見てるの?」友人H)「はい」畔戸)「滅茶苦茶おもしろいですよw」担任)「そうwよかった。それだけ喜んでもらえたら、作った子たちも喜ぶわ」友人H)「だってみんな素じゃしね、この文章w」担任)「でもひどいんよ、みんな」畔戸&友人H)「?」担任)「セルフサービスでみんな自分のは作っとんのに、私のは作ってくれてなかったんよ」畔戸)「プッwだはははw」友人H)「それはw」担任)「まったく、薄情というか、自分勝手というかw」畔戸)「ある意味まとまりのあるクラスじゃね。おっ、のんちゃん『ぬた』が嫌いらしいよww」友人H)「『ぬた』ってなに?」畔戸)「『ぬた』はねぇ、どういうんじゃろ」担任)「『ぬた』知らない?あのネギみたいなのと白味噌と酢でちょちょっと。あとアサリも入れたり」畔戸)「そうそう!それ!」担任)「よね」友人H)「へぇー、なんかおいしそうですね」担任)「おいしいよー。今度ご馳走してあげるよ」友人H)「じゃあご馳走されますw」畔戸)「じゃあ一緒にのんちゃんもw克服できるかもw」担任)「ははは、そうじゃねwあっ、畔戸くん。やっぱり明日問題集渡すのもあれじゃけぇ、今渡そうか?ちょうどいいし」畔戸)「あぁ、はい。わかりました。じゃあ、ちょっと行ってくるわ」友人H)「おう」―問題集もらって教室へ―友人H)「・・・(ウロウロ」畔戸)「どしたん?」友人H)「おっ、帰って来た。一人でおったら寂しくて」畔戸)「ダッハッハッハww」担任)「あらぁ・・・、ごめんねw」それから私らは6時半まで卒アルやら文集やら昔話で盛り上がってましたw明日は卒業式、100字程度のコメント、考えてません。そういや、何気に担任に別府大学勧められたんだけど・・・。
2007年02月01日
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明日は待ちに待った登校日♪ということで、明日は朝から図書室行って友達と勉強してきます。その後合唱練習らしい。そんでロング。卒アルとか配布らしい。そのあと、どうしようかな。誰か一緒に教室残ってくれんかなー。UNOしてぇw
2007年01月31日
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もう今週の水曜と木曜が楽しみで楽しみで。えっ?なにがあるんだって?登校日と卒業式ですよ、ですよ?残り少ないあのクラスだしさー。せっかくなら楽しまんと損でしょ?別れるのが寂しいよー、とか言ってる暇あったら楽しもうぜ♪
2007年01月30日
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はぁ・・・、萎える。
2007年01月29日
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昨日のことですが、久しぶりのクラスだったので。一時頃教室に入る。わー、結構閑散としてる・・・。友人TKとHと一緒に喋ってたんですが・・・。三人)「暇」学校ってこんな暇だったかぁ?徐々に人がやってくる。だんだん賑わいが出てきた。そうそう、きっとこんな感じだったはず。連中との話もやっと盛り上がり始めた時、担任が入ってきた。担任)「はーい、席着いて」・・・寂しいじゃねぇか。友人TK・H・N・THはみんな席近いのに。なんで俺だけぇぇぇ!チクショウ・・・。そんなことを考えてると、なにか紙を配られた。なんだこれは?なになに?クラスアンケートか。なるほどね、卒業文集か。プロフィール書く紙も配られたし。担任の隙を見計らってみんながいる所に移動。畔戸)「あそこの席、寂しいんだよぉ」友人TH)「はははw」友人H)「これとか無理くない?」友人TK)「あぁ、マジで可愛い子3人ってヤツじゃろ?」友人H)「そうそう。冗談込みだったら余裕なのにねー」畔戸)「いや、そんなの決まっ―(途中で言うのやめる」担任)「・・・席移動してる人たち。自分の席に戻りなさい」畔戸)「そんなっ・・・」友人TH)「バイバイw」畔戸)「チクショウ・・・」担任)「今から服装頭髪検査します。全員起立。前後でOKか見合ってください」畔戸)「見て見てーw」友人TK&H)「ハハw」友人TH)「うーん、ダメじゃの」畔戸)「なんでやΣ(゚Д゚|||)」それからしばらく配布されたプリントの説明を受け、残りはアンケート&プロフ作りに。畔戸)「うーん、早く結婚しそうなヤツねぇ」友人H)「誰がおるじゃろ」畔戸)「うーん・・・。(辺り見渡し)あっ!おったよw女子Y」友人H)「プッwめっちゃしそうw」畔戸)「夫三人はおるで。もう子どもとかもいそうだし」友人H)「確かに」畔戸)「次はぁ、出世かぁ。男子は断然友人TKだな」友人H)「なるほどw州知事とかなりそうだしw」畔戸)「おぉ、ぴったしw流石じゃね」友人H)「可愛い子ねぇ。あっ、転校したKさんとか」畔戸)「おっ、なるほど。イイねd(ω・`)」友人H)「マジで付き合うのアリかぁ」畔戸)「Kさんで」友人H)「進学先でモテそうな人」畔戸)「Kさんで。てか、いいお母さんになりそうな人って。みんなヤンママみたいじゃね?w」友人H)「おったよ、一人」畔戸)「誰?」友人H)「MATSUさんw」畔戸)「おぉwwマジでお母さんジャン。じゃあMASUさんは?」友人H)「あれお母さん通り越しておっさんなっとったじゃんw」畔戸)「あの顔は油断し過ぎだったよねwこれ、一途な人だって」友人H)「一途かぁ」畔戸)「Hちゃん決まりじゃろ」友人H)「ありがとうw俺も自分の名前書いとこw」そんな感じでアンケート書いてたら授業が終わりましたwこの後掃除だったんですが、今からまだ試験がある人は帰っていいらしく。帰宅。しようとした時にB.Jに運悪くつかまる。畔戸)「プロフのぶっちゃけ話んとこにお前のサイトのURLとか書きよったよ」B.J)「マジ?!」畔戸)「うそよ」B.J)「ウソかよ」畔戸)「アンケート、守ってあげたい人とか書いた?」B.J)「のんちゃんしかおらんじゃろw」畔戸)「なるほどねぇ(守りたかねぇが)」B.J)「あれ守ってあげにゃ生きてけんてw」畔戸)「他なんがあったっけ?」B.J)「一途な人ってトコにGとHと畔ちゃん書いたよ」畔戸)「俺って一途なのか!?」B.J)「一途よ」畔戸)「知らなんだ・・・。めっちゃ目移りするんだけど」B.J)「俺なんて見た女の人みんな『綺麗だぁ』とか『可愛い』とかなるし。マジ病んどる・・・」あと一週間後に登校日。8日後に卒業式。あと二回だよぉ、あのクラスが揃うのも。やっとあの中で居場所を見つけたのに・・・。作れたのに・・・。遅すぎたorz全部ぶち壊した見返りをやっと乗り越えれたのにな。あと二回、楽しもう。ねっ、B.J?
2007年01月28日
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探すと知り合いっているもんですね。他クラスの女子が3人ほど確認されましたw変なのからクラス連絡網回ってくるし。すげー。
2007年01月27日
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色々ありましたよ、最近。私大に落ちて、後期頑張ることになって。なんとか一校合格して。それでもわがままで後期受けさせてもらうことになって。3月中旬まで頑張ります。
2007年01月26日
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日記書かんとこんなにアクセス数落ちるんか・・・。多少余裕が出来たんで、夜にでも更新します。
2007年01月25日
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