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文化祭(準備1日目)


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ディサイション・パワード 第1話「対面」


ディサイション・パワード 第2話「離反」


ディサイション・パワード 第3話「再会」


ディサイション・パワード 第4話「仲間」


ディサイション・パワード 第5話「戦闘」


ディサイション・パワード 第6話「参入」


ディサイション・パワード 第7話「暴走」


ディサイション・パワード 第8話「後悔」


ディサイション・パワード 第9話「新型」


ディサイション・パワード 第10話「敗戦」


ディサイション・パワード 第11話「成長」


ディサイション・パワード 第12話「約束」


ディサイション・パワード 第13話「決意」


ディサイション・パワード 第14話「決戦」


ディサイション・パワード 第15話「宇宙」


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ディサイション・パワード 特別編


ハジマリノ歌


ハジマリノ歌 Leonus1「時の旅人」


ハジマリノ歌 Nova1「夢叶ウ時」


ハジマリノ歌 Leonus2「過去への帰途」


ハジマリノ歌 Nova2「一カラノヤリ直シ」


ハジマリノ歌 Leonus3「自分の才能」


ハジマリノ歌 Nova3「変エラレナイ未来」


ハジマリノ歌 Leonus4「英雄かぶれ」


ハジマリノ歌 Nova4「知リタイ」


ハジマリノ歌 Leonus5「幼馴染」


ハジマリノ歌 Nova5「ワグナー隊結成」


ハジマリノ歌 Leonus6「宿敵との再会」


ハジマリノ歌 Nova6「宿敵トノ再会」


ハジマリノ歌 7話「俺とお前をつなぐ物」


ハジマリノ歌 Leonus8「つかの間の休息」


ハジマリノ歌 Nova8「敷カレタレール」


ハジマリノ歌 Leonus9「全面戦争へ」


ハジマリノ歌 Nova9「使ウ者使ワレル者」


ハジマリノ歌 Leonus10「不落の要塞で」


ハジマリノ歌 Nova10「生ジル歪ミ」


ハジマリノ歌 Leonus11「過去に」


ハジマリノ歌 Nova11「仲間ト手駒」


ハジマリノ歌 12話「繋がる剣」


ハジマリノ歌 別12話「それぞれの道」


ハジマリノ歌 13話「帰国」


ハジマリノ歌 14話「疑いの矛先」


ハジマリノ歌 15話「動き出す勇士」


ハジマリノ歌 16話「裏切りと追放」


ハジマリノ歌 17話「反逆者」


ハジマリノ歌 18話「彼女の役割」


ハジマリノ歌 19話「巡り逢い」


ハジマリノ歌 20話「思い出の場所」


ハジマリノ歌 21話「同じ道」


ハジマリノ歌 22話「大切ナ仲間」


ハジマリノ歌 23話「終焉の場所へ」


ハジマリノ歌 24話「過去を消して」


ハジマリノ歌 25話「しもべの最期」


ハジマリノ歌 26話「決まっていた関係」


ハジマリノ歌 27話「最後の場所へ」


ハジマリノ歌 28話「結末の果てに」


ハジマリノ歌 29話「戦争と平和の狭間」


ハジマリノ歌2 Story1「悪のない世界」


ハジマリノ歌2 Story2「戦火の予兆」


ハジマリノ歌2 Story3「初戦」


ハジマリノ歌2 Story4「通過点」


ハジマリノ歌2 Story5「突然の介入者」


ハジマリノ歌2 Story6「実力の差」


ハジマリノ歌2 Story7「二国の基地」


ハジマリノ歌2 Story8「闘技大会」


保管庫


2007年02月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
少年は広島県のとある所で産声を上げた。

一ヶ月に数回は必ず風邪をひき、近くに小児科があるにも関わらず、遠くの病院まで行っていたそうだ。
その少年も成長し、小学校に入学する年齢になった。

とても臆病な性格に育った少年は、初めての登校の日、母親に通りすがりの上級生を捕まえてもらい、一緒に登校してもらった。
ビクビクしながら教室に入ると、そこには知らない人が沢山いて、机には一つずつ大きな文字のひらがなで名前が書かれた紙が張ってあった。
少年は辛うじて字が読め、自分の席を見つけることに成功した。
当然友達がいるはずもなく、一人席に座っていた。
少年が、ふと隣の席を見てみると、男子生徒の名前が書かれていた。

彼とは偶然か必然か、高校までずっと同じ学校へと進むことになる。

入学して数日が経ち、少年も次第に学校の空気に慣れてきていた。
友達も出来、というよりはクラスのほぼ全ての男子とは楽しく会話出来るほどになっていた。
『ほぼ』というのは、少年にも好き嫌いがあったのだ。
小学校低学年時、この時期が最も人になつき易かったのかもしれない。

少年はいきなりクラスの中で目立つこととなる。
ある日の放課後、他のクラスの別にその時は友達でもなかった偶然会った少年2人と、くつ隠しをしたのだ。
安易で最も小学生に流行るいたずらだ。
それが翌日バレ、3人は相談室へと連れて行かれた。
通常、このような場所に連れてこられるというのは密かに行われるのだが、あろうことか、大々的に教室の中で担任に追求されたのだ。
クラスメイトの視線が注がれる中、怒られ、教室を連れ出される。

その事件以降、少年は徐々に変わり始めた。

入学式から一年が経ち、少年も2年生に進級していた。
自分達の下に下級生が出来た。
これもまた小学生に好評な、弱いものイジメを目論んでいたのだ。
当時の友人を3,4人引き連れ、入学して間もない1年生の教室へと乗り込んだ。

突然現れた他学年の生徒に戸惑う1年生を尻目に、少年達のグループは見境無しに暴れまわり、ついに目をつけていた少年にたどり着いた。
まさに少年が殴りかかろうとした時、入り口で見張りをしていた1人が、突入したクラスの担任の姿を確認し、叫んだ。
見切りをつけた少年達は、一斉に教室を飛び出す。
その姿を、もろにそのクラスの担任に目撃され、何かを叫ばれた。
しかし、逃げることに懸命な少年達はそれを無視し、一目散に自分の教室へと戻っていった。

案の定身元は割れ、すぐに呼び出しをくらった。
全員が呼び出され、長々と説教をされた上、危害を加えられた1年生達に謝罪をするハメになる。
この謝罪も、この上なく屈辱的だった。

少年には小さな『いたずら』の他に、ハマっていることがあった。
それは、上級生とつるむことだった。
子ども会のソフトチームに入っていた少年は、各学年に必ず知り合いがいた。
また、それとは全く関係ない人にでも突然近寄っていき、取り込んでいったのだ。
さらに、少年の行動はエスカレートし、一人で廊下を歩いている上級生を襲撃することを楽しんでいた。
ストリートファイトの真似事なのか、それでも傍から見たら通り魔としか見えようがない。
だが、そのことは教員一同には何故かバレずお咎め無しだった。

さらに時が経ち、少年は3年生になった。
少年はここで、また新しい分岐点に立つことになる。
1,2年生の時はクラス替えがなかったが、3年生以降は毎年クラス替えが行われることになったのだ。
初恋の人とも離れ離れになり、仲の良かったクラスの殆どの友人とも別のクラスになった。
そう、学校がつまらなくなったのだ。
しかし親の手前学校にいなければならなかった少年は、することがなくなり、徐々に大人しくなっていった。
だがこの年、残りの小学校時代を共に過ごす親友を見つけることになる。

5年生になった年、まさにこの学年が少年の人生を決めるきっかけとなる。
その時の担任が、臨時教員のS氏だった。
S氏は少年が2年生だった時、担任が産休に入るということで一度だけ受け持ってもらったことがある。
馴染みやすい先生で、少年は彼のことが好きだった。
しかし反面、S氏は度が行き過ぎて生徒から反感を買うことも多かったという。
このS氏が3年生の時2学期まで担任をしていたクラスは、彼が学校を去る時に号泣したという伝説が残っていた。
少年は、たかが教員が一人学校を去るだけでクラス中が号泣したという事実が信じられなかった。
むしろ信じていなかった。

5年生のクラスには、3年生の時に出会った親友Kとも同じクラスになった。
4年生の時に好きななった女の子とも同じクラスになった。
小学校時代、少年が最高に浮かれていた年だったかもしれない。

そして5年生の終わり、信じられないことが起こった。
親友Kが県外へ転校することになったのだ。
少年にとってありえない出来事だった。
親友Kが引っ越すのは終業式の次の日だという。
その終業式でもありえないことが起こった。
あの担任だったS氏も今年いっぱいで小学校を去るという。
そのような発表もあり、教室中に悲しい空気が流れた。
少年のクラスが帰りのSHRで歌っていた歌、スピッツの『空も飛べるはず』。
最後のHRでそれが流れ始め、クラスメイトたちが涙した。
最後くらい歌おう、と提案だったが、誰もが涙し、歌えるような状態でなかった。
だが、その中少年は泣かず、教室中を眺めた。
少年の他に3人ほど泣いていない人がいた。
本当に泣くんだ、この人がいなくなるときは、みんな。
少年はそう思った。
そして、少年の夢も決まった。

俺は教師になる。

たかが臨時教員。
しかし、彼の学校で過ごしている姿を見ていると、自分もそうなりたいと、単純にそう思ったのだ。
S氏には人をひきつける魅力があったのだ。
後々この夢が少年を苦しめることになろうとは、その時は想像もしていなかった。
その日以来、S氏との再会は実現していない。
そして、親友Kは旅立っていった。

全てを失った感じになってしまった少年は、残り一年を薄っぺらい人付き合いでやり過ごした。



少年は小学校を卒業し、中学校に入学する時が来た。
といっても、小学校から私立に行った人以外ほぼ全員がそのままエスカレーター。
他校との干渉も持たず、見慣れた顔ぶれだけが揃っている。
実質何も変わっていなかった。

少年は陸上部に入ることにした。
バスケ部と最後まで悩んだが、基礎的な運動能力を身につけるなら、陸上がいいとふんだのだ。
いつも単純な考えだが、真面目だった。
しかし皮肉なことに、この部活に入部することで友達を失い、性格もいい加減になり、今の少年を形成する元凶となることとなる。

真面目だったのは最初だけだった。
共に入部した少年T、少年M(小学時とは違う)、少年Y、と一緒に、いつもサボっていて面白い先輩の方についていってしまったのだ。
当時の部長はそのことを嫌い、1年生と3年生の間にみぞが出来てしまった。
少年はさすがにこれではマズイと思い、一人行動を起こす。
部長を取り込んだのだ。
その効果もあってか、3年生とのみぞは埋まった。
しかし事件は起こる。

1年生、中学校に入って初めての文化祭。
その日だった。
少年の下から目線のキャラクターのせいもあり、先輩達からの執拗なイジリ具合に、少年にストレスが蓄積していた。
根の性格がキレやすいので、耐え切れなかったのだ。
そんな起爆寸前の少年の導火線に、火をつけたのは部長だった。
バスケ部にいた少年Kと一緒に文化祭をまわっていた少年。
廊下を歩いていた時、部長とすれ違い、その時にわざと肩をぶつけられたのだ。
少年は、キレた。
すぐに部長を追いかけ、背後から思い切り殴りかかった。
部長と一緒にいた陸上部の先輩が、突然の出来事に困惑している。
当然だ。
普段ヘラヘラしている少年が、鬼の形相で友人である部長に殴りかかってきたのだ。
部長は一瞬動揺をしていたが、悟られぬようにするためか、少年を無視して歩き始めた。
少年はその態度にも腹が立ち、罵声を飛ばしながら殴りかかる。
そこに、やっと少年Kが追いつき、少年をとめる。
部長はどうにか助かり、その場から逃げ出した。

それから先、3年生はあのサボり魔の先輩以外は少年を避けるようになった。
部長や、あの時隣にいた先輩が言いふらしたのだろう。
それの影響もあり、少年はさらに同級生達と近づいた。

2年生になったある時、2年生のクラスで一緒になった少年K(さっきのとは違う)が部活をやめようか、と言ってきた。
バスケ部にいた彼だ、スポーツをやめるにはもったいない。
そこで少年は陸上部に誘った。
それに快く乗ってきた少年Kは陸上部に入部した。
その少し後に、文化祭の時に少年を止めた少年Kも陸上部に入部した。

2年生も終わろうかとした時、ついに少年はやってはいけないことをしてしまった。
陸上部に一緒の時期に入った友人Tと絶交状態になったのだ。
些細なことだったし、少年のほうに非があった。
しかしお互い引けなくなり、口も利かなくなった。
そこから少年は転がり落ちていく。
持ち前の人を取り込む力で、自分の後輩達を取り込み、少年Tを孤立させたのだ。
少年Tは部長になっていた。
少年は自分より地位を持つ人間を陥れるのに成功したことに陶酔していた。
人の人生を変えることより楽しいものはない。
少年の性格はさらに悪くなっていった。

しかし、少年の天下も終わりが来た。
半月か一ヶ月ほど孤立させることを続けたが、後輩達がそれを見続けて、やめたほうがいいと言い出したのだ。
少年は、もう彼らを押さえる力を持っていなかった。
少年Tのタフさに負けたのだった。
少年は部活内でも孤立を始めた。

3年生に進級。
少年Tとの関係は、当然戻っていなかった。
少年Tは少年K(勧誘した方)と少年Mと同じクラスになった。
少年を除く陸上部部員は、さらに仲良くなっていった。
一方の少年は、バスケ部の少年達とつるむようになっていた。
同じクラスにバスケ部員が多かったのだ。
このことにより、陸上部部員といる時間よりバスケ部の少年達といる時間のほうが長くなった。
そしてまた、少年は同じ過ちを繰り返す。

3年生の終わり頃、あの少年K(文化祭の時の方)とみぞが出来た。
これもまた些細なことで、少年に非があった。
しかし、これもまた互いに引けなかった。
引けなくなったのだ。
少年はそれを引きずったまま中学を卒業。
高校へとステージを移すことになる。

少年と同じ高校へいった少年達。
少年M(小学生時)、少年K(文化祭の方)、少年T(陸上部の)。
あと数人増える予定です。





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最終更新日  2007年03月12日 20時35分05秒
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