草加の爺の親世代へ対するボヤキ

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2020年11月04日
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前回との関連で、内面・心を磨く事について書き加えてみようと思う。

 私は前回、周りの人を見れば良い。反面教師が大勢いるからと書いた。私自身がそうして来たから、そ

のまま書いてしまったのでが、現代は人が大勢いるだけで、親しく、心を接する様な人間関係は希薄にな

ってしまった。孤立し、家族関係さえ満足に持てていない人々に対して、少しばかり不親切な言葉であっ

たかも知れない。そう反省しております。

 然らば、どうしたら良いか。それを一緒に考えたいと思う。私も、世間に出るまでは、狭く、限られた

人間関係の中だけで育っている。娯楽といえば紙芝居とか、ラジオ、映画くらいしかなかった。毎日顔を

合わすのは家族と、隣近所の人々、学校の先生や級友ぐらいだった。後は自然環境としての虫とか小鳥と

言ったものぐらいしか、私にはこの世に友と呼べる相手はなかった。



うした非常に限られた、謂わば極限的な狭隘な情報源を経て来る物だけに絞られていた。

 そして私は、謂わば都会の自然児として成長した。だから、私は現代という社会に生を受けながら、実

質は孤独な原始人と同様な在り方をしていた事になる。事実、私は「一人称の世界で呼吸して」いたの

だ、ある日、ある時に、はっと「我に還った」瞬間を迎えるまでは。

 この、私が実際に経験した 奇妙な覚醒 をどう説明したらよいのか、正直、私は途方に暮れるよりほ

かに、仕方を知らない。私は限られた人々とは言え、確かに社会的な存在だった筈なのに、実質は一人だ

けの世界に生きていたのだから。一人称の世界だとか、原始人だとか表現したのは、苦し紛れではあって

も、誇張や、誤魔化しではない。

 こうした大人への実質的な脱皮の第一歩は、誰にでもあるプロセスなのであろうが、私の場合には徐々

にではなく、あたかも雷に打たれでもしたかのごとくに、余りにも急激にやって来た訳である。

 活字の次に、社会との接触という点で、テレビの持っていた意味合いは非常に強かった。しかし、たか



この世のイメージは暗く、忌まわしいそれであった。それ程の潔癖症とも思えないが、こんなの嫌だ、死

んだ方が増しなくらいだ。死への刹那的な衝動を覚えた事は一再ならずあった。しかし、強烈な恐怖感の

為に実行は出来なかった。

 十代終わりのこうした暗く、絶望的な心理状態の息苦しさは今でも鮮明に覚えているのだが、何故そん

なにも自分が心理的に追い込まれてしまったのか、については定かではない。自分の事であるのに。余り



て生命を健全に保つメカニズムが、我々の身体には生まれながらに備わっているのだろうか。

 さて、本題に戻ろう。自分の心を磨くには、一生涯自分とだけ付き合っているやり方では、上手くいか

ないであろう。第一、そんな風に生きるのは、凡人には無理な相談だろう。

 自分以外、他者との交流がどうしても必要である。他者という鏡に映った自分を知り、自己矯正を図る

必要がある。当たり前の事だが、人間は社会的な存在であるのだから。他者と、社会との平衡、バランス

を取りながら、自己の生き方を上手にコントロールしなければいけないだろう。そのコントロールの仕方

に巧拙はあるにしてもだ。

 だから、何かしら、自分に適した社会、乃至は、他者との接点を探し、出来ればそれを量的、質的に高

めていく努力が求められる。最低限の努力、最低限の忍耐、は生きるに必要不可欠と腹を括って、精一杯

の頑張りを発揮しよう。少しずつ、余り無理をしないで、一歩が無理なら半歩でも、四半歩でも、兎に角

目的に向かって前進しよう。

 私の知っている人達の中で、一番ハンディキャップを背負っていると思われる、「引きこもり」状態の

人を想定して、考えてみようと思う。

 彼らは、テレビやインターネットを活用することは、無理なく出来ているようでありますから、最初は

一方通行で構いませんので、それをツールとして使い、実社会との接触、交流を始めてみよう。そして、

とにもかくにも自分を豊かに、人間味ある魅力に溢れた個人として作り上げる工夫を、様々に試みて下さ

い。自分が今現在でも社会にとって意味のある、それゆえに重要な一人の社会人なのだという自信をしっ

かりと確立して下さい。これが、非常に重要であります。自己肯定感を強く持つこと。誰がなんと言おう

とも揺るがない、地球に匹敵する自信を持って下さい。( 神を信じられればよいのですが、取り敢えず

は自分自身をしっかりと信じて下さい。誰にも迷惑を及ぼす事のない、人間としてこれ以上はない、立派

な行為なのですからね )

 この世で今現在、最も困難で苦しい状況の中に立たされている私や貴女は、もしかしたら、いやいや、

きっとそうに違いないのですが、正真正銘の神仏から一番多くの慈愛を受けているのです。今、受けてい

る艱難辛苦という闇は、光を探すのには最高の条件なのですから。今、最も必要としている光は、真の闇

の中でこそ輝きと光度を発揮する事は、謂わば自明ではありませんか。

 それから、念の為に付け加えるのですが、私が比喩として使っている光とは、肉体の眼が捉えるそれで

はなく心が、魂が求めている糧であり、水であり、温かさなのであります。その光は、今現在、どの様な

経由地をも経由しないで、ダイレクトにあなた目掛けて直進している。後はあなたの方で、心の目で、魂

の眼力でしっかりと受け止めれば良いだけなのです。

 いや、実を言いますと、今だけではなく、ずっと以前から最良の条件は整えられ、準備されていた。た

だそのピークが来ているだけと、正しく認識して下さい。 ( えっ、何でそんなことが、お前に分かる

のかですって。経験者だからなのですよ。私も嘗て心の地獄、魂の煉獄に居て、様々な辛酸を舐めていた

者だからなのです、実は。経験者は語るのであります ) 

 エリートと言う言葉がありますが、神によって選ばれた選良という意味に解釈してよいのですが、苦し

みを他人よりもより多く受けている事が、その大きな目印となります。キリストイエスを思い浮かべてく

ださい。罪なくして人類の罪科を一身に背負って磔の刑に処せられ御方ですね。その心と魂の貴族の列

に連なる資格のあるエリートの名に最も相応しい有資格者として、貴女は、貴方は今在るのですよ、間違

いなく。あなたが悩んでいる苦しみには大いなる意味が有る。あなたは謂わば人類の代表者として、悩む

に値する有意義な悩みの渦中にあり、あなたの懸命な努力によって全人類が救われる。キリスト教のバイ

ブルはそうしたメッセージを担って神から与えられた宝物の一つと御承知おき下さい。

 イスラム教にはアッラーの啓示が、仏教には釈迦牟尼の悟りが全人類の宝物として与えられているの

と同様であります。

 正真正銘の絶対者は、様々な民族と時代とに応じて、様々な呼びかけ、色々な教えをなさって下ってお

られる。それは人類が人類である限り永遠に続けれれる絶対者からの有難い恩寵の一端であります。

 よく、自力かそれとも他力か、と言った議論がなされることがありますが、どちらも正しいという方が

現状に即している。自力と他力とが両々相俟ってこそ物事は上手く成り立っている。啐啄同時、つまり卵

の中の雛鳥と外側に居る親鳥とが心を一つにして殻を同時に嘴でつつく行為があってこそ、無事に雛鳥が

この世に誕生できる現実と、非常にうまく合致する。大事な事の基本は皆同じなのであります。

 この世で自分はたった一人切りだ。そう孤独を噛み締める個人の主観的な真実と、いやいや、君はひと

りきりでなんかじゃないぞ、断じて、と彼に呼びかける絶対者の無償の慈愛。客観的に俯瞰してみれば、

広大無辺な慈愛に包まれた果報者としての、客観的な真実と、両者は共に並び立つ真実でありましょう。

 人間が客観の真実に目覚めているかいないかに関わらず、絶対者の不断の働きかけは止む刻がないので

すが、これは考えてみると大変有難い、涙が出るほどに有難い事ではありませんか。

 自分の心を自分の力で磨く。これは紛れもない事実でありますが、俯瞰して大局的に見れば、大きな他

力の愛情に助けられ、後押しされて自分を磨かせて頂く。これがありのままの在り方です。孤独だ、一人

ぽっちだ、も本当なら、そのままで、孤独なんかじゃない、暖かい親の恩愛に包まれているから寂しくな

んかないのだ。これも本当の本当のことでありますね。

 もっともっと身近に、心を磨く手助けをしてくれる教科書の様な書籍は無数と言って良いほどに、数多

くあります。図書館に足を運べないならば、パソコンや携帯を使って検索すれば、丁寧な解説や、現代語

訳も手軽に見ることが出来ます。

 出来ないのではなく、しないのだ。生きるとは苦だとは、仏教の教えのいろはであります。苦を逃れて

いては生きている意味がありません。苦からは逃れられないと観念して、今できる最小限の努力で、前進

しよう。前も後ろも、わけが解らなくなっているですって。今のあなたがよいと感じる方向が前と理解し

て、体をともかくも動かしてみよう。じっとしていては埓が空きませんので。後は、自然に任せていれば

よい。見えない手があなたの手を取って善導して下さる筈ですから。何度も言うようですが、及ばずなが

らこの私・古屋も、声さえ掛けて下されば幾らでもサポート致します。嘗ての私の教え子の諸君、御元気

でお暮らしですか。君も、君もみんな皆素敵な人たちでしたよ。自信を持って世の中に出て行こう。そし

て、遠慮などせずに私に声を掛けて下さいな。私はまだまだ元気で頑張っておりますよ。一緒に、世の中

を少しでもよくする為に、一隅を照らす努力を続けようではありませんか。

 世直しする人、この指止まれ!





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最終更新日  2020年11月04日 10時53分25秒
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