2005年01月の記事一覧 | シーナのおいしい～日記

春の香りをいただきます

自由が丘の、クィーンズ伊勢丹へ買い物に行った。最近のお気に入りは、ここの自社ブランドGreenQの、ブルーベリーハニーコンポート。ふっくらとしたブルーベリーが、砂糖ひかえめに煮詰められている。これを、小岩井のヨーグルトに入れていただくのが、我が家の朝の定番。おいしいよ～ヨーグルトは、整腸作用もさることながら、花粉症対策にもいいというし。それに、眼精疲労にブルーベリーは◎だし、ね。時にトッピングを、キウィやバナナに替えて、朝は食事のほかに、こういったものを摂るようにしているんだー･･･で、クィーンズシェフで、野菜売り場をふらふらしていると、それはそれは美しい「うるい」が、まるで待っていたかのようにこっちを見ていた。「わぁ、きれい」迷わず２パック手に取り、さて、ぬたでもするか･･･と一品決まり。するとダーリンが「そろそろたらの芽も食べたいなぁ」と。そちらに目をやると、ふきのとうやうどやセリと並んで、ダーリン大好物のたらの芽が、これまた待っていた。よしっ、今日は、春野菜の天ぷらにしよう。おっ、エビもタイガーの立派なのが売っている。ひとり一尾ね。実は、私は、最近あまり家で揚げ物をしない。理由はいくつかある。○いい訳だけど、忙しくって、揚げ物をしてられない。　（揚げ物って、後も大変でしょう･･･？）○揚げ物は、揚げたてがおいしいから、揚がるそばからいただくから･･･　→シーナは、家族と一緒に食卓につけない。さみしー○油分の摂取量に、最近とみに気を遣っている。　外食やデリバリでは、必要以上に油分を摂っているし、　家でも炒め物など、結構油は使っている。　家でまで、これ以上揚げ物で油を摂らなくてもいいんじゃないかな、と。などなど、一応、最後に書いた「健康」がいちばんの理由なんだけどねぇ･･･天ぷらは、プロに目の前で揚げてもらうのがいいし、他の揚げ物は･･･そういえば、そんなに大好きでもないかな。たまにトンカツと牡蠣フライを食べたくなるくらい、他のフライって、私も家族もあまり欲しがらないしなぁ。ってなわけで、久しぶりの家での天ぷらとなったわけで。「今日はママは席につかないわよっ」と、Ｍｙビール＆塩＆天つゆ＆箸はキッチンにセットし、料理開始！うどは、皮と芽を天ぷらに、中身はうるいとぬたにした。セリは、ごま油で炒めて、甘辛く味付け。お味噌汁はこれまたうちで流行っている「山伏茸」を具に。あとは、じゃんじゃん揚げていく。この日は、　うど　ふきのとう　たらの芽　たまねぎ　人参　さつまいも　エビ（タイガー）を天ぷらにした。春の香りは、まだ、ユウスケには苦手なものも多かったけれど、苦味やえぐみが本当に美味しく、ビールはいつの間にか冷酒に変わり、春を満喫したのでありました。たまねぎや人参などの定番は、たっぷり作って、翌日の蕎麦に添えられることはいうまでもない･･･だって、揚げ物って、後片付け面倒だもの。一度にたくさんやっちゃわなきゃね。

蕎麦定食、お待ちどうさま。

和洋中問わず、麺類が大好き。若い頃、「麺」の料理教室に通ったこともある。中華麺も打ったし、パスタも作った。うどんやほうとうも力を込めてこね、蕎麦も打った。感想･･･どのメニューも名店でいただくのが美味しいのは当然だけど、中でも、ラーメンは手作りがむずかしく（というか、美味しくなかった　^^;）、二度と自分では作るまい、と思った次第。まぁ、最近では「時間がない」「外が美味しい」と言い訳をして、自分で麺を打つことなど、とんとなくなったけど。蕎麦vsうどんという、日本の麺の二大対決では、若い頃の私は、圧倒的にうどんに軍配を上げていた。むっちりした食感が好きなのと、やはり若い食欲、蕎麦よりも食べ応えがあったからだろう。四国へ出張した際は、心底うどんを賛美した！さて、しばらく前に教育テレビを眺めていると、「蕎麦」をとりあげた番組をやっていた。私はあまりテレビは見ないことにしているが、目的もなくつける時がある。例えば夕食後、子どもたちも寝て、ダーリンはつき合いで遅くなる。爪の手入れでものんびりしようか、疲れて本を読む気もないな･･･なんて時。そういう時は教育テレビをつける。ずるずるっ、と、小気味よい音を立てて、出演者が蕎麦を食す。･･･なんだか無性に蕎麦が食べたくなってくる。そういえば、一週間ほど前、修善寺で、行き当たりばったりに入った蕎麦屋が、大当たりだった。冷水できゅっとしまったニ八蕎麦は、蕎麦の香り高く、まずは数本そのままいただいて、次にちょこっとつゆをつけ、やっと蕎麦にわさびを乗せてみる。･･･喉越しがいい。品がないのかもしれないが、せいろが大きく、量がたっぷり。（少なめで２枚、時間差でいただけたら、尚、よかった）定食でついてきた天ぷらは、これまたでっかいエビが２尾と、野菜の天ぷらが、かぼちゃ・なす・さつまいも・etc･･･やけに大量。蕎麦も天ぷらも多すぎるほどだったが、ひとつひとつの味がとても良い。しかもそれで定食一人前、税込み千円。安～2500円くらいでも、充分満足だったと思う。さてさて、毎日頭を悩ます献立作り。しかし今夜は蕎麦定食、と悩む暇もない。よし、けちけちしないで材料調達と行くか。蕎麦は打つか･･･いやいや、美味しい蕎麦が食べたい。定食となれば、他のメニューにも時間が必要だし。自分で打った蕎麦など、味も知れている。大きめのスーパーで、物色し、打ち粉のたっぷりついた深大寺蕎麦を買った。炊き込みご飯をつけようか。家族は、夕食に麺だけだと物足りなく思うだろうから。根菜たっぷりに油揚げなど加え、ガスで炊く。お酒の入る炊き込みご飯は、ガスで炊くと焦げやすいが、具材を油で炒めておくと焦げにくい。－－－お焦げの量もほどよくできる。それから、定食だもの、お刺身もつけよう。ひとり２切れくらいでいい、本マグロと平目。次は天ぷら。甘エビとかぼちゃ、ししとうに決定。少量の天ぷらを揚げる時は、手を抜いて天ぷら粉を使う。天ぷらがメインじゃないから、天ぷら粉の量を調節できた方が都合いい。近くの八百屋で、美味しく漬かったから、というぬか漬も添えよう。蕎麦は、慎重に、２人前ずつ茹でることにした。できた瞬間食べて欲しいもの、子どもたちも箸を手に待機（笑）、まずは子どもから始めてしまう。ダーリンと私は、修善寺で買ってきた、黒米で作ったと言う日本酒を片手に、これをよそい、あれを盛り付け、蕎麦も天ぷらもできたてを同時に出す算段。今日は子どもたち、自分の飲み物以外は手伝わなくていいわ。かえって手間が増える･･･なんて、ごめん！我が家のカウンターは、もうほとんど学生食堂と化し、しかしようやく、親の分の定食もできあがり。なんだかもう、ものも言わず食事が進み、最後はとろける蕎麦湯をいただいて、うん、これでルティンもばっちり摂れたね。前出の番組で言っていたけれど、ルティン（血管を丈夫にする、目に良い、など優れた物質）を摂るために、蕎麦を食べるのは、出し殻食べてるのと同じ、蕎麦湯に成分が出てしまっているので、蕎麦湯は必ず飲みましょうねー、とのことだった。あ～、美味しかった。「おひとり様、1500円です」と言うと、モナは笑っていたけれど、ユウスケは「えぇっ、そんなに払えない･･･」と困惑顔。「お年玉があるでしょう･･･」なーんて、食後にちょっとユウスケをかまって、随所に手抜きを入れた蕎麦定食の晩餐は、大成功に終わったのでした。

スマトラ島沖地震･津波被害

すっかりご無沙汰しているうちに、ひと月半も経ってしまいました･･･年末年始に、ご挨拶いただいていた方々にも、大変失礼を致しました。私自身は、服喪中なので、新年を祝うということはないのですが、やはり、新しい年に、昨年の反省（これがまた、ひじょーに多い）と共に、今年の目標を立てているところです。ところで、昨年末に発生したスマトラ島沖の地震・津波ですが、あまりの大惨事に言葉もありません。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。実は、我が家はこの冬休みに、プーケットへの旅行を予定していました。あと一週間地震の発生が遅かったら、私たち家族もあの災害に巻き込まれていたでしょう。ニュースを見るたびに胸がつまります。