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緑内障を発症したヒメちゃんの右目、「見えていないのでは?」と思われる行動が日常生活で頻発している。医師の診断の際も、右目の反応はほとんどない。眼圧のコントロールに成功しているし、眼底検査でも視神経は良好な状態なのが見えるのに。緑内障そのものの経過が良いにもかかわらず、眼の反応がない、ということは、つまり視力を失った、ということだ。緑内障を発症した原因を調べる検査をするために今日も眼科医へ。一般的には「隅角」という房水が排水されるための器官が詰まると緑内障を発症するのだけど、ヒメの隅角は健常だった。おそらく隅角の管の奥が詰まっているのだろう、という診断。これは開放型の緑内障といい、徐々に悪化していくパターンが多いタイプで、ビーグルが最もなりやすい犬種らしい。私が気付かなかっただけで、ヒメの緑内障は徐々に進行していたのかもしれない。確かに気になる行動はあった。昨夏、レディが亡くなった頃からヒメはおかしな行動をとるようになった。立った状態からバウのような姿勢になり、顔をカーペットやベッドシーツに擦りつけるような行動がみられた。頬から頭部にかけて赤みを帯びている時もあったため、痒がって擦りつけているのかも、と思っていた。前肢で直接、目をかいたりするような仕草はなかったため、眼の異状と結び付けて考えもしなかったのだ。でも、もしかしたらこれは眼の奥に違和感があっての行動だったかもしれない。今となっては、どうだったのか判明しないことだけど・・・今後の方針としては、トルソフトとキサラタンの2種類の点眼薬で眼圧が上がらないようにコントロールし続けること。左眼もいずれ開放型緑内障を発症する可能性が高いので、定期的に眼圧を測ることが必須になる。特にヒメの場合は、シニアだし心疾患もあるため気温や気圧の変化にも影響を受けやすい。気温の変動の激しい3月から暑気の収まる10月までは、最低でも月1回は眼圧を測定しなければならない。片眼を失明しても、ヒメは以前と変わらず明るく、私が傍にいればご機嫌だ。見えないことによるストレスを傍で感じることもない。医師は、「人間のように左右の眼で見ることで、奥行きなどを立体的にとらえたり、文字を書いたりするわけではないから、人間ほどのストレスはない筈」と言っていた。それでも、ヒメちゃんが得意だった空中でのボールキャッチもできなくなってしまった。左眼も視力を失ってしまったら、ヒメの生活は一変せざるを得ないだろう。兆候を見逃さないようにしなくては・・・
2011.01.31
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浦和で開催されたOPDESのアジ競技会に参加。年が明けてから、綺羅りんの体調不良や、ヒメちゃんの緑内障の通院などで、アジ練に全然行っていない我が家。とは言っても10日間くらいなのだけど、競技会を前にしてまったく練習できていないのはかなり不安なので、前日に練習をお願いした。こんな状態で出陳して大丈夫なのか???今回はスティープルとAG2に出陳。スティープル CR 8席私のハンドリングのギクシャクしたところに一番の問題が。そして綺羅と一体感のない走り。練習では時々、綺羅からガツガツと意欲的な走行を引き出せる時がたま~にある。でも本番でそれを実感できたことは一回もないなぁ。綺羅は指示に従ってよく走っていた。でも、ボーダーコリー全盛のラージ・スタンダードクラスではCRできることを目標に走っていては虚しい。綺羅(ラブ)の普通の走行に限界を感じた1走でもあった。綺羅の身体能力を極限まで引き出せるハンドラーのスキルと、綺羅との一層の信頼関係の強さの必要を実感した。AG2 CR 1席スティープルよりは乗っている走行だったように思う。でもビデオを見ると、ハンドラーの身体の返しの遅さやコマンドのタイミングの悪さ、なにより犬から離れすぎている距離感の悪さがよく分る。課題山積だけど、とりあえずはこれで次回からは3度に昇格できることになった。
2011.01.24
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緑内障を発症したヒメちゃんの眼圧を劇的に下げてくれた点眼薬、キサラタン。19日 およそ20分おきに点眼し続け、夕方に眼圧を測りに病院へ。ヒメちゃんの右目の眼圧は8まで下がった。下がりすぎなのだけど、点眼の間隔を空ければ眼圧は上がる、とのこと。今後は、どの時間配分で点眼するのがちょうどいいのかを探りながら通院。眼圧を測りながら模索するしかないので、毎日通院しなくてはならない。眼科医が1時間以内の場所でよかった。20日 1時間おきの点眼に。朝イチのヒメちゃんの眼は状態が悪い。睡眠中は点眼しないためだ。今日は昼前に病院へ。午前中に3回しか点眼していないにも拘わらず、眼圧は9と好調。午後以降は点眼の間隔をもう少し空けることに。とりあえず眼圧のコントロールに成功できていて一安心。ただねぇ、この点眼薬のキサラタン。とっても高価。ボトルは普通の大きさだけど、中身は2.5mlしか入っていない。昨日は20分おきに頻繁に点眼したので、1日で使い切った。このボトル1本で4500円也。人間の緑内障でも同じ点眼薬を使うらしいのだけど、高価な眼薬なり
2011.01.20
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16日の夜、いつものように和室で過ごしていた。コタツの中に潜り込んでいたヒメちゃんが這いつくばる様にして出てきた。呼吸が苦しそうで、寒い廊下に行きたそうなものの立ち上がることも出来ずに そのまま伏せてしまう。胸の鼓動が不規則で激しい。ゆっくりと立たせて、一緒に廊下に。ヨロヨロながらも歩く。水を運んだけれど飲まない。しばらくすると和室に戻りたそうなので、和室へ。ファンヒーターの前でくつろぐ姿は、ほんの5分前の様子とはまったく違い、いつものヒメちゃん。なんとなく目がショボショボしているような気がしたものの、室内が乾燥しているからかな、と思っていた。17日、ヒメちゃんに特に変わった様子はないように見えた。年が明けてから ぐっと寒くなったこともあって、なんとなく元気がないような感じはずっとあったので、特にいつもと変わらなく思えた。ただ、夜になって、右目が半分くらいしか開かなくなった。特に目やにが出る、ということはなかった。18日。起きたらヒメちゃんの眼が腫れあがっていた。ヒメちゃんは以前、心筋症の疑いを医師から言われたことがあるが、心筋症が進行すると血圧等にも影響が出て眼球のブドウ膜が加圧されて網膜剥離を起こす可能性がある、という話をされたことを思い出す。9時になるのを待って、眼科の専門医に電話。この専門医は完全予約診療のため、急患の診療は通常診療が終わった夜7時からになる。出来たら、ヒメちゃんの正確な心臓のデータを調べてから来院してほしい、とのことで、日中は磯子のかかりつけ医へ。18日の日中。磯子の病院にて。右目がまだ開いている。ヒメちゃんの心臓は心筋症ではなく、拡張型の心肥大で僧帽弁膜症だった。左心室・心房の肥大が顕著で、血液の鬱滞があるため、そろそろ心臓のための投薬を始めたい、とのこと。夜、眼科医へ。すぐに眼圧を測る。右目96、左目14。正常数値が15前後とのことなので、明らかに右目の状態は異常。先生は、「眼が相当痛いはずです。こんな数値は見たことない。」と。そして「急性緑内障ですね」と。緑内障の処置は2通り。1つは点眼薬で眼圧を下げる。もう1つは外科処置で、眼球内に溜まった水を抜く。心疾患のあるヒメちゃんには麻酔は禁忌なので、外科処置は行えない。針を眼に刺して眼球内の水を抜くことができれば、かなり眼圧が下がることも期待できるし痛みも緩和されるハズだけど、ヒメちゃんは嫌がってしまう(当然だけどね、眼に針が近づいてきたら誰だって怖いよ)。点眼薬を7分おきにさして様子を見ることになった。幸い、眼球や瞼の内側に傷がないとのことで、点眼薬がしみて痛いということはないようだ。夜9時の時点での眼圧は右目62まで下がった。1時間半で30ほども下がったということで、点眼に期待がもてる。翌日も自宅で頻繁に点眼して、どこまで眼圧が下がるか夕方また来院して数値を測定することになった。19日午前中。自宅にて。右目がほとんど開かない。一夜明けて、ヒメちゃんの右目からは大量の目やにが。昨年、眼科医の行ったセミナーで受けた資料を引っ張り出して読み返してみる。・緑内障発症後、短期間で眼圧を下げ網膜や視神経への圧迫を解除しないと失明。・緑内障発症初期は非常に痛い。・痛みから眼を開けたらがなくなる。・めやにが多くなる。・一旦発症すると生涯、点眼治療が必要。等々、読めば読むほど怖くなってしまう内容。緑内障の発症原因としては最も多いのは隅角の問題。隅角とは房水が眼の外に出ていくための入り口なのだけど、先天的に隅角の形成不全だと緑内障を発症しやすいらしい。ヒメちゃんの場合は、高血圧が原因だろう。ヒメちゃんの視神経や網膜は、昨夜の時点では問題なかった。眼圧のせいで視神経に支障が出た場合も、72時間以内なら再生できる可能性があるらしい。もちろんヒメちゃんの場合は年齢的にも難しいだろうけど。夕方の眼圧測定で数値が下がっているといいな・・・
2011.01.19
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今年は和室にコタツを入れた。人間もコタツから離れられなくなって、コタツ周りに様々なものが・・・我が家の動物たちもほとんど和室で過ごすようになった。風の冷たかった本日も ガラスの内側では日向ぼっこしながらスヤスヤ
2011.01.10
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なんだか綺羅りん 身体が辛そうだ。レントゲンでは異常はないようなので、筋肉・スジ・腱の故障かもしれない。最初に異変に気付いたのは、今月の5日。精度の高いヒールポジションを刷り込み直し強化中のトレーニングの最中だった。正しいヒールポジションはハンドラーと犬のつま先ラインが一直線上にあり、犬の顔が常にハンドラーに向けて仰向けで胸と喉が上に向かって一直線になるような姿勢。これを強化している時、綺羅の腰が落ちてしまう。まるでクマのぷーさんのような座り方になってしまうのだ。ハンドラーが慣れないと、犬にかなり負担の大きな姿勢を要求してしまうことにもなりかねないトレーニングではあったのだけど・・・座り直させれば普通の停座になるので、大ごととは考えていなかった。でも、その4日後のこと。この日はアジクラブ内コンペで、綺羅は全6走した。朝イチの走行から勢いがなくテンションも低い。CRするもののタイムが出ない。テンション上げを図ったり、ご褒美を変えてみたりしたものの、いまひとつ。すると先生が、「綺羅、ジャンプの跳び方がいつもと違ってますね。体調が悪いかも」と。何度もビデオを見返してみると、確かにジャンプの前での躊躇が見られ、空中での跳び方もいつもと違う。思い当たる原因は2つあった。1つは先月のアジ練でのアクシデント。走行中に私と綺羅はバッティングしてしまい、足をとられた私が綺羅の上に尻もちをついた形になったのだ。この時、私の衣類はまったく汚れていなかったので、私の全体重を受け止めてしまったのだと思う。アクシデントが起きた走行運悪く、いつもお世話になっている犬護舎さんは12月も1月も休診期間で、病院には行ったもののレントゲンに異常がなければ臨床医にできることはない。自宅で、温浴やマッサージをしてはいたけれど、日常生活でも痛みを感じるような素振りはなかったため、普通にアジ練にも行っていたし、ダンスの練習もし、年末のアジコンペにも出た。年が明けて、アジ練の頻度を増やしたことが2つ目の思い当たる原因。3日・5日・7日と続けてアジ練に行ったのだけど、さすがに都下。寒風の吹くフィールドで5~6時間も過ごすのは結構きつい。犬は人よりも寒さには強いハズだけど、もしも綺羅に腰痛や肩・首の痛みがあったとしたら、可哀そうなことをしてしまった。アジ練に行った日は帰宅後に温浴させるのだけど、湯に浸かったままウットリとした表情のまま寝てしまう綺羅にとってはかなり辛かったのかもしれない。犬護舎さんに事情をお話したら、休診期間ではあるけれど何とか施術をしてくださることになり、ちょっとホッとしているところ。大事ないといいなぁ。しばらくはアジ練もお休みしないといけないかもね。
2011.01.10
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