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下記サイトに引っ越しました。http://himekiramama.blog.fc2.com/http//nikukyugohan.blog.fc2.com/ 手作り犬・猫食
2011.05.31
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5月14・15日、山中湖にあるドッグリゾートwoofにて、ドッグダンスのデモに参加しました。綺羅リンは室内環境が苦手。会場が大きくなればなるほど、音響の反響やら、空間の閉塞感やら、飼い主には推測しきれない要因が、綺羅を苦しめるように思えます。思えば、1歳の時に初めてAFCの室内ジムに入った日も、扉が開かれた向こうに40畳ほどの室内空間を見た瞬間に後ずさりしたままジムに入ることの出来なかった綺羅君だったのでした。Woofの、indoorスペースは小学校の体育館が優に2つは入る広さ。綺羅にとっては十分にストレスではあります。過去に参加した、神戸で開催されたOPDESのダンス競技会でも普段のパフォーマンスの3割以下の精度。機会があって出させていただいた屋外でのデモでは、綺羅の鼻先50センチの場所に焼き鳥を持ったお子様がいてもまったくno problemに演技に集中できていたのに・・・私の中では、室内環境に対する苦手意識が満載となったのでした。そして先月、アナウンスもなかったせいもあって観客が1人もいなかったWoofでのデモ。この時も、観客がいなかったせいもありハンドラーがまったく緊張していなかったにもかかわらず綺羅のパフォーマンスはメタクソでした。ビデオコンペでは高得点が得られたルーティンを、室内演技用に急遽変更。綺羅にとっては難しくないと思われる内容に変更してみました。実際はそれでもエラーが出てしまう現実・・・http://www.youtube.com/watch?v=ubi2Y9pM-VY完璧ではないけれど、それなりに成功体験と言えるかな?これは2日間のデモの2日目の演技。初日の方が集中も高く、動きにもキレがあったように思う。宿泊施設での管理の仕方や食餌の与え方など、改善点はまだまだあるかも。ハンドラー飢えをさせるべく、競技会の前はクレートに閉じ込めたり散歩を制限したりする方法もあるけれど、綺羅の場合は逆効果のよう。日頃よりも意識的にスキンシップを多く取る方が綺羅の自信をつけるように感じた。でも、これがベストなパフォーマンスを引きだせているかどうかは不明。今後、試行錯誤しながら、良いパフォーマンスに結びつく関係性の築き方を模索していきたい。
2011.05.16
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約3カ月ぶりのアジ競技会。今年になってから3度に昇格した綺羅にとっては、キチンと走行することが一番大事。でも、ちょうど秋に開催される世界大会の選抜とも時期が重なっていて、競技会の雰囲気がいつもと違う感じ7日朝から雨。車の中は少し蒸している。午後からの出走で、犬の管理には少し気を遣う必要あり、かな。サービスコースに見える難易度。http://www.youtube.com/watch?v=BdL-8md0iacAG3 CR 4席8日25度近くまで気温があがるという予報。綺羅はAG3とSTCにエントリー。OPDESはロングジャンプの規約がJKCよりも厳しくて尻尾がかすっただけでも失敗をとられる。http://www.youtube.com/watch?v=Ypyz9gugpLgSTC 失敗1 4席AG3 途中棄権で失格前日のAG3、今日のSTCでのコンタクト、綺羅は完全に駆け抜けになってた。確実に止まる、というのが私との約束事なのに・・・ このAG3でも駆け下りたため、今後を考えれば以降を走らせない方がよかろう、と判断して、途中退場(泣)こんな仕上がりで競技会に出る方がいけないのだろうけど。7日のAG3をCRしたので、一次予選通過。6月に開催されるセミファイナルにエントリーできることになった。まっ、3~5日の大会はお祭り、ってことで気楽に楽しむつもりだけど、その前にある今月末のJKCでは、きっちりと止まってね、綺羅りん。
2011.05.11
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春日部で行われたアジ競技会。前日は春のような天候だったのに、朝からぐっと冷え込んだ。風が冷たい一日。2度クラスはS/MクラスとLクラスが同時進行だったので、午前中に競技終了~。JP2 失敗1 12席/68頭中綺羅の走りが乗っていない。上手くテンションを上げることに気が回らなかった。3番~4番、6番~7番のフロントスイッチのタイミングがかなり遅い。バー落下した8番~9番のフロントスイッチが正しいタイミング。タイミングの遅いスイッチを2回も繰り返したせいで、その感覚に慣れた綺羅が8番バーを落とした、という先生からのご指摘。ごめんね、綺羅りん。AG2CR 7席/68頭中JPよりは乗っている走行。リードアウトし過ぎ。シーソー前のエアーで進路を塞いでいるハンドラー。ほんっとに、ごめんね、綺羅りん。綺羅りんの足を引っ張り続けているワタクシ・・・綺羅りん、でもこのDWのタッチはいただけないわね、勝手に駆け抜けになってるわよ。練習を強化しなくっちゃ。2走とも綺羅とハンドラーとの繋がりが悪い。どの速度・距離感が綺羅のベストな走りを引き出すのか、まだよく分っていないのだ。映像で見ると、どこも綺羅と離れ過ぎている自分。あ~、練習しなくちゃぁ。トントンとCRして、3度リーチになっちゃった。こんな状態じゃ、とても3度なんて走れないもんね。練習、練習。
2011.02.28
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浦和の秋が瀬でアジ競技会。前々日・前日と雪やら雨やらが降ったので、朝4時の家を出るけど車が凍りついている。道路も凍ってしたし、スタンドに寄り給油しようとしたけど、給油口が開かないほどの冷え込み。会場は埼玉県なので横浜よりももっと冷え込んでいた。一面、霜で真っ白。綺羅がエントリーしているスティープルチェイスは10時頃で溶けた霜がぐちゃぐちゃで大変ではあったのだったけど、7時頃に走行するクラスにエントリーしていた犬達は着地の度に肢に負担がかかったのじゃないだろうか・・・綺羅はこの競技会から初めて3度を走行する。3度昇格に伴って、エントリークラスもスタンダードからラージに変更することにした。スティープルチェイスCR 2席さすがに一次選考を兼ねている競技だけあって難しいコース設計。ストレートトンネルから90度でのスラエントリーで、綺羅のスキルでは絶対に出来ない。いずれはこうしたシークェンスもマスターすべきなのだけど、今日のところは姑息な手段を使うことに。コース前半のタイヤ後ではハンドラーが犬の走行ラインにのってしまって、次の障害を見えなくしている。直トン前でエアーに入りアウト側をハンドラーが走行し、トンネルから出てきた綺羅の意識を外側に向けることでスラの入り口を見つけやすくする、という作戦。検分ではバッチリだったけど、綺羅の走行が早くてエアーに入れなかった。Aフレ前のフロントは完全に邪魔。突っ込みどころ満載の結果になっちゃった。AG3失敗2 順位不明ダブルーバーのダブル落下という失敗。原因は3つ前のDWのコンタクトでの自分の立ち位置。もっと先行できる位置に立っていなければならなかった。遅れてしまえば綺羅が逆トンネルに入る可能性がでてくるため、突っ込み気味に入った結果ダブルバーから離れてしまう。早く次の指示を出さなければAフレをコミットする可能性があるため、身体の返しを早めたことがバー落下の原因。綺羅は2走とも張り切ってよく走行していた。アジは短時間を集中して身体を動かす、ハンドラーとの関係性を見ることのできる競技だ。タイムトライアルである以上、結果が出せなきゃ意味がない、とも思うのだけど、最近の綺羅のアジの姿を見るのが大好きだ。結果が伴えば更にいいのだけど、結果が伴わなくても何となく満足もちろん失敗をさせてしまった自分のいたらなさには、とってもとっても悔しいのだけどね。綺羅が自信とともに母に応えようと一生懸命になってくれることが嬉しくてしかたないのだ。母ちゃんのハンドリング術を磨かねばね(笑)
2011.02.14
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昨年末に出したビデオコンペの結果が届いた。11月の神戸でのライブコンペが終わってから作ったルーティンは、12月を10日も過ぎてから出来上がったため完成度は低かった。撮影すると失敗ばかりで、その都度、簡単なムーブに置き換え。綺羅には若干のストレスサインが見られるけど、大きなエラーはない映像だ。技術点8.57 芸術点8.53 3席/4エントリー中3名のジャッジの方からスコアシートには、細部にまで渡ってのアドバイスがびっしり。綺羅のムーブやポジションについての講評よりは、ハンドラーの動き・姿勢・振り付けに対する改善のアドバイスがほとんど先日参加したファンマッチの際にいただいたアドバイスと併せて、ルーティンを作り直す参考にしよう。あ~、それにしても綺羅りん。ライブコンペでも これくらい精度が保てるといいのだけどなぁ・・・
2011.02.12
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フリースタイルのファンマッチとセミナーが八王子で開催された。綺羅は「おもちゃの兵隊のマーチ」でエントリー。ファンマッチなのでコンペと違い順位はつかないけれど、スコアシートはいただける。12月のビデオコンペの結果がまだ届かないので、このスコアシートはどうしても欲しかった。モチベーターの使用もOK。私は、よせばいいのに、フードを持って演技した。綺羅にとっては人前での演技はフルストレスだ。それは綺羅自身のストレス、と言うより、「私」のストレスを感じとってストレスになる、と言った方が正しいのだけど・・・ストレス下の綺羅は、なんとかストレスを軽減しようとして、いつも以上にフードにフォーカスするようになる。その結果、ムーブはすべて荒くなるし、ハンドラーの手の動きにつられて違うムーブになってしまう。4つ入れているポジションはすべて雑だったし、トリックのエラーも6ヶ所もあった。スコアシートには3人のジャッジからの厳しくて親身なコメント。点数は当然のごとく低く、ノービスクラスとしては合格ラインに達しない。1種目しか出なかったのに非常に疲れてしまい、帰宅後は食事もせず入浴もせずにそのまま爆睡。翌日は1日セミナー。自主練の友人とそれぞれのスコアシートを見せ合う。感想としては、昨年のコンペよりも格段にジャッジラインが厳しくなったこと。昨年エントリーした演技では、ビギナークラスもノービスクラスも合格出来なかったのじゃないかしら、綺羅チーム。ルールの改定や、選曲やルーティンの構成での注意点などをレクチャーされた。選曲については分っているつもりでいたけれど、前日にたくさんのペアの演技を観た後なので説明された内容がよく理解できた。チームのカラーによく合った選曲・衣装のチームもいたし、そうでなかったチームもいたから。厳密で正確なポジションを維持しつつムーブを取り入れていくハビチエーションや、決められたリンクデザインを即興で演技などの実技での講習もあった。この実技での講習は、頭の痛い結果のオンパレードだった。基礎の基礎の部分なので、絶対におざなりにしてはいけないことなのに、精度の低さが露呈ジャッジの先生方はとても気さくに親身に質問に答えてくださる(感謝)。ルーティンの構成要素や振り付けについて、「あの出だしのポーズ、兵隊やなくてロボットやん」「あのハンドラーのムーブ、嫌いやねん」「おもちゃの兵隊にちゃんとなれてるなぁ、ええやん。と思ったら、急に素の動きが出よったで」「中盤まではまぁまぁ。後半はちっともおもちゃの兵隊やないねん」などなど、耳に痛い言葉が・・・振り付けは大幅に変更。綺羅のムーブも構成要素のレベルをぐっと下げて作り直すことにした。3月のメッセ、4月のコンペまでには、なんとか形にしたいものだ。本当に実になることの多い充実した2日間だったけれど、すっごく疲れた。遠征でもないのに、この疲れはなんなのかしら・・・
2011.02.08
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緑内障を発症したヒメちゃんの右目、「見えていないのでは?」と思われる行動が日常生活で頻発している。医師の診断の際も、右目の反応はほとんどない。眼圧のコントロールに成功しているし、眼底検査でも視神経は良好な状態なのが見えるのに。緑内障そのものの経過が良いにもかかわらず、眼の反応がない、ということは、つまり視力を失った、ということだ。緑内障を発症した原因を調べる検査をするために今日も眼科医へ。一般的には「隅角」という房水が排水されるための器官が詰まると緑内障を発症するのだけど、ヒメの隅角は健常だった。おそらく隅角の管の奥が詰まっているのだろう、という診断。これは開放型の緑内障といい、徐々に悪化していくパターンが多いタイプで、ビーグルが最もなりやすい犬種らしい。私が気付かなかっただけで、ヒメの緑内障は徐々に進行していたのかもしれない。確かに気になる行動はあった。昨夏、レディが亡くなった頃からヒメはおかしな行動をとるようになった。立った状態からバウのような姿勢になり、顔をカーペットやベッドシーツに擦りつけるような行動がみられた。頬から頭部にかけて赤みを帯びている時もあったため、痒がって擦りつけているのかも、と思っていた。前肢で直接、目をかいたりするような仕草はなかったため、眼の異状と結び付けて考えもしなかったのだ。でも、もしかしたらこれは眼の奥に違和感があっての行動だったかもしれない。今となっては、どうだったのか判明しないことだけど・・・今後の方針としては、トルソフトとキサラタンの2種類の点眼薬で眼圧が上がらないようにコントロールし続けること。左眼もいずれ開放型緑内障を発症する可能性が高いので、定期的に眼圧を測ることが必須になる。特にヒメの場合は、シニアだし心疾患もあるため気温や気圧の変化にも影響を受けやすい。気温の変動の激しい3月から暑気の収まる10月までは、最低でも月1回は眼圧を測定しなければならない。片眼を失明しても、ヒメは以前と変わらず明るく、私が傍にいればご機嫌だ。見えないことによるストレスを傍で感じることもない。医師は、「人間のように左右の眼で見ることで、奥行きなどを立体的にとらえたり、文字を書いたりするわけではないから、人間ほどのストレスはない筈」と言っていた。それでも、ヒメちゃんが得意だった空中でのボールキャッチもできなくなってしまった。左眼も視力を失ってしまったら、ヒメの生活は一変せざるを得ないだろう。兆候を見逃さないようにしなくては・・・
2011.01.31
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浦和で開催されたOPDESのアジ競技会に参加。年が明けてから、綺羅りんの体調不良や、ヒメちゃんの緑内障の通院などで、アジ練に全然行っていない我が家。とは言っても10日間くらいなのだけど、競技会を前にしてまったく練習できていないのはかなり不安なので、前日に練習をお願いした。こんな状態で出陳して大丈夫なのか???今回はスティープルとAG2に出陳。スティープル CR 8席私のハンドリングのギクシャクしたところに一番の問題が。そして綺羅と一体感のない走り。練習では時々、綺羅からガツガツと意欲的な走行を引き出せる時がたま~にある。でも本番でそれを実感できたことは一回もないなぁ。綺羅は指示に従ってよく走っていた。でも、ボーダーコリー全盛のラージ・スタンダードクラスではCRできることを目標に走っていては虚しい。綺羅(ラブ)の普通の走行に限界を感じた1走でもあった。綺羅の身体能力を極限まで引き出せるハンドラーのスキルと、綺羅との一層の信頼関係の強さの必要を実感した。AG2 CR 1席スティープルよりは乗っている走行だったように思う。でもビデオを見ると、ハンドラーの身体の返しの遅さやコマンドのタイミングの悪さ、なにより犬から離れすぎている距離感の悪さがよく分る。課題山積だけど、とりあえずはこれで次回からは3度に昇格できることになった。
2011.01.24
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緑内障を発症したヒメちゃんの眼圧を劇的に下げてくれた点眼薬、キサラタン。19日 およそ20分おきに点眼し続け、夕方に眼圧を測りに病院へ。ヒメちゃんの右目の眼圧は8まで下がった。下がりすぎなのだけど、点眼の間隔を空ければ眼圧は上がる、とのこと。今後は、どの時間配分で点眼するのがちょうどいいのかを探りながら通院。眼圧を測りながら模索するしかないので、毎日通院しなくてはならない。眼科医が1時間以内の場所でよかった。20日 1時間おきの点眼に。朝イチのヒメちゃんの眼は状態が悪い。睡眠中は点眼しないためだ。今日は昼前に病院へ。午前中に3回しか点眼していないにも拘わらず、眼圧は9と好調。午後以降は点眼の間隔をもう少し空けることに。とりあえず眼圧のコントロールに成功できていて一安心。ただねぇ、この点眼薬のキサラタン。とっても高価。ボトルは普通の大きさだけど、中身は2.5mlしか入っていない。昨日は20分おきに頻繁に点眼したので、1日で使い切った。このボトル1本で4500円也。人間の緑内障でも同じ点眼薬を使うらしいのだけど、高価な眼薬なり
2011.01.20
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16日の夜、いつものように和室で過ごしていた。コタツの中に潜り込んでいたヒメちゃんが這いつくばる様にして出てきた。呼吸が苦しそうで、寒い廊下に行きたそうなものの立ち上がることも出来ずに そのまま伏せてしまう。胸の鼓動が不規則で激しい。ゆっくりと立たせて、一緒に廊下に。ヨロヨロながらも歩く。水を運んだけれど飲まない。しばらくすると和室に戻りたそうなので、和室へ。ファンヒーターの前でくつろぐ姿は、ほんの5分前の様子とはまったく違い、いつものヒメちゃん。なんとなく目がショボショボしているような気がしたものの、室内が乾燥しているからかな、と思っていた。17日、ヒメちゃんに特に変わった様子はないように見えた。年が明けてから ぐっと寒くなったこともあって、なんとなく元気がないような感じはずっとあったので、特にいつもと変わらなく思えた。ただ、夜になって、右目が半分くらいしか開かなくなった。特に目やにが出る、ということはなかった。18日。起きたらヒメちゃんの眼が腫れあがっていた。ヒメちゃんは以前、心筋症の疑いを医師から言われたことがあるが、心筋症が進行すると血圧等にも影響が出て眼球のブドウ膜が加圧されて網膜剥離を起こす可能性がある、という話をされたことを思い出す。9時になるのを待って、眼科の専門医に電話。この専門医は完全予約診療のため、急患の診療は通常診療が終わった夜7時からになる。出来たら、ヒメちゃんの正確な心臓のデータを調べてから来院してほしい、とのことで、日中は磯子のかかりつけ医へ。18日の日中。磯子の病院にて。右目がまだ開いている。ヒメちゃんの心臓は心筋症ではなく、拡張型の心肥大で僧帽弁膜症だった。左心室・心房の肥大が顕著で、血液の鬱滞があるため、そろそろ心臓のための投薬を始めたい、とのこと。夜、眼科医へ。すぐに眼圧を測る。右目96、左目14。正常数値が15前後とのことなので、明らかに右目の状態は異常。先生は、「眼が相当痛いはずです。こんな数値は見たことない。」と。そして「急性緑内障ですね」と。緑内障の処置は2通り。1つは点眼薬で眼圧を下げる。もう1つは外科処置で、眼球内に溜まった水を抜く。心疾患のあるヒメちゃんには麻酔は禁忌なので、外科処置は行えない。針を眼に刺して眼球内の水を抜くことができれば、かなり眼圧が下がることも期待できるし痛みも緩和されるハズだけど、ヒメちゃんは嫌がってしまう(当然だけどね、眼に針が近づいてきたら誰だって怖いよ)。点眼薬を7分おきにさして様子を見ることになった。幸い、眼球や瞼の内側に傷がないとのことで、点眼薬がしみて痛いということはないようだ。夜9時の時点での眼圧は右目62まで下がった。1時間半で30ほども下がったということで、点眼に期待がもてる。翌日も自宅で頻繁に点眼して、どこまで眼圧が下がるか夕方また来院して数値を測定することになった。19日午前中。自宅にて。右目がほとんど開かない。一夜明けて、ヒメちゃんの右目からは大量の目やにが。昨年、眼科医の行ったセミナーで受けた資料を引っ張り出して読み返してみる。・緑内障発症後、短期間で眼圧を下げ網膜や視神経への圧迫を解除しないと失明。・緑内障発症初期は非常に痛い。・痛みから眼を開けたらがなくなる。・めやにが多くなる。・一旦発症すると生涯、点眼治療が必要。等々、読めば読むほど怖くなってしまう内容。緑内障の発症原因としては最も多いのは隅角の問題。隅角とは房水が眼の外に出ていくための入り口なのだけど、先天的に隅角の形成不全だと緑内障を発症しやすいらしい。ヒメちゃんの場合は、高血圧が原因だろう。ヒメちゃんの視神経や網膜は、昨夜の時点では問題なかった。眼圧のせいで視神経に支障が出た場合も、72時間以内なら再生できる可能性があるらしい。もちろんヒメちゃんの場合は年齢的にも難しいだろうけど。夕方の眼圧測定で数値が下がっているといいな・・・
2011.01.19
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今年は和室にコタツを入れた。人間もコタツから離れられなくなって、コタツ周りに様々なものが・・・我が家の動物たちもほとんど和室で過ごすようになった。風の冷たかった本日も ガラスの内側では日向ぼっこしながらスヤスヤ
2011.01.10
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なんだか綺羅りん 身体が辛そうだ。レントゲンでは異常はないようなので、筋肉・スジ・腱の故障かもしれない。最初に異変に気付いたのは、今月の5日。精度の高いヒールポジションを刷り込み直し強化中のトレーニングの最中だった。正しいヒールポジションはハンドラーと犬のつま先ラインが一直線上にあり、犬の顔が常にハンドラーに向けて仰向けで胸と喉が上に向かって一直線になるような姿勢。これを強化している時、綺羅の腰が落ちてしまう。まるでクマのぷーさんのような座り方になってしまうのだ。ハンドラーが慣れないと、犬にかなり負担の大きな姿勢を要求してしまうことにもなりかねないトレーニングではあったのだけど・・・座り直させれば普通の停座になるので、大ごととは考えていなかった。でも、その4日後のこと。この日はアジクラブ内コンペで、綺羅は全6走した。朝イチの走行から勢いがなくテンションも低い。CRするもののタイムが出ない。テンション上げを図ったり、ご褒美を変えてみたりしたものの、いまひとつ。すると先生が、「綺羅、ジャンプの跳び方がいつもと違ってますね。体調が悪いかも」と。何度もビデオを見返してみると、確かにジャンプの前での躊躇が見られ、空中での跳び方もいつもと違う。思い当たる原因は2つあった。1つは先月のアジ練でのアクシデント。走行中に私と綺羅はバッティングしてしまい、足をとられた私が綺羅の上に尻もちをついた形になったのだ。この時、私の衣類はまったく汚れていなかったので、私の全体重を受け止めてしまったのだと思う。アクシデントが起きた走行運悪く、いつもお世話になっている犬護舎さんは12月も1月も休診期間で、病院には行ったもののレントゲンに異常がなければ臨床医にできることはない。自宅で、温浴やマッサージをしてはいたけれど、日常生活でも痛みを感じるような素振りはなかったため、普通にアジ練にも行っていたし、ダンスの練習もし、年末のアジコンペにも出た。年が明けて、アジ練の頻度を増やしたことが2つ目の思い当たる原因。3日・5日・7日と続けてアジ練に行ったのだけど、さすがに都下。寒風の吹くフィールドで5~6時間も過ごすのは結構きつい。犬は人よりも寒さには強いハズだけど、もしも綺羅に腰痛や肩・首の痛みがあったとしたら、可哀そうなことをしてしまった。アジ練に行った日は帰宅後に温浴させるのだけど、湯に浸かったままウットリとした表情のまま寝てしまう綺羅にとってはかなり辛かったのかもしれない。犬護舎さんに事情をお話したら、休診期間ではあるけれど何とか施術をしてくださることになり、ちょっとホッとしているところ。大事ないといいなぁ。しばらくはアジ練もお休みしないといけないかもね。
2011.01.10
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OPDESのウィンタービデオコンペの締め切りが、「12月末日必着」から「12月末日消印有効」に急遽変わり、助かった。送付先が福岡なので、年末時期に関東から送るとなると遅くとも29日には発送しないと届かない可能性が出てくる。期限が「消印有効」になったので、29日・30日も自宅傍の公園で撮影した。今年開催されたOPDESのフリースタイル競技会は今までに3回。3回とも綺羅は「007のテーマ」でエントリーした。4月、6月、11月とエントリーするごとに内容をバージョンアップさせたわけだけど、さすがに同じ主催の競技会で4回続けて同じ曲でエントリーすることは避けたい。で、「おもちゃの兵隊のマーチ」。これは来年3月に幕張メッセでPAWFECT主催の競技会に出陳する際に、「著作権フリーの曲」であることが条件になっているため使う曲。でも、スキルもセンスもない私には3カ月で2曲を仕上げることは無理なので、OPDESでもPAWFECT用の曲でエントリー。この「おもちゃの兵隊のマーチ」のルーティンを作り上げたのは、12月の10日も過ぎてから。練習期間がほとんどないに等しく、半ば、ビデオコンペのエントリーは諦めかけていた。12月の24日から立て続けにビデオ撮影日を設けるものの、綺羅はムーブでのエラーを連発。やはり練習が少なすぎる、ってこと。撮影する度に、作ったルーティンの個所個所をレベルダウンしていくしかなく、当初の内容よりも格段にシンプルな内容になった。急場凌ぎの撮影とは言え、綺羅が出来るはずのムーブのみで構成=「007」の時とやっていることはほとんど変わっていないにも拘わらず、前後のムーブが変わるだけで出来なくなってしまう、ってところが現実。予約していた室内での撮影結果はすべてエントリーできるレベルではなかったため、日を変えて自宅近くの公園にて撮影。満足のいく内容ではなかったけれど、どうしても・ルーティンの構成についての評価・リンクデザインについてのアドバイスが欲しいのだ。今回のコンペのために撮影した場所は4カ所だったのだけど、そうして撮影場所を変えてみることで綺羅の変化に気付くこともあった。こうした小さな副産物もエントリーすることの有意義な点かも。
2010.12.30
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12月22日、平塚の四ノ宮でJKC主催のアジ競技会に参加。前夜からの大雨で河川敷の会場はぐちゃぐちゃ。駐車場に入るだけでも大変な状況で、競技の開始時間も大幅に遅れた。綺羅が出走する2度クラスは午後1時が競技開始予定とのことで、午前中は同じクラブのメンバーのビデオを撮ったり、3度の出走を観たりしてのんびり過ごした。JP2 CR/4席綺羅の出走は午後2時も過ぎたころで、「今日はボク、何しに来たんだろう」ってくらい待ち時間が長かった。JKCにしてはめずらしく直線が長いコース設計で、私が苦手なバックスイッチが必須になった。フロントもタイミングによってはバーノックを誘発しかねないコース。案の定、バーを落とすペアが続出。私に改善すべき点がいくつかあったものの、綺羅はよく走ってたと思う。バーを落とさないように自分で間歩を調整して跳んでいたのがビデオをみるとよく分かる。棚ボタで4席。AG2 CR/4席この半年間、タッチで必ず止まる、ことを強化してきた。本番でもきっちりと止まることが、今日の課題。先生は、「1度や2度クラスで表彰台に上がったって、何の意味もない。3度に昇格するまでは、タッチでキッチリと止まることを本番でも強化することが優先。」とハッキリ断言するのだけど、それは確かだ。先生はこの競技会ではチーフをされていたためお忙しそうだったが、ラッキーなことにコースの攻略アドバイスをもらえた。AG2「綺羅の場合はこのポイントで、○○にハンドラーが動くと○○な失敗になるから気をつけるように。」綺羅のためにもらったアドバイスは5個所。同じクラブのメンバーでやはり2度を走るボーダー君には、綺羅と違うアドバイスをしていた。ハンドラーや犬のスキルや身体能力に合わせて的確なアドバイスが出来る、っていうことが本当の意味でのプロなんだろう。こうしたアドバイスがなくても、自力でCRできる検分力を身につけなくちゃ。走行し終わった直後に、先生からダメ出しの嵐(笑)でも、アリガタイ。2走を終えて、綺羅はよく頑張って走っていたと実感。コンタクトで止まること、バーを絶対に落とさないこと、を自分の責任として分かってきたような手応えがある。スラのエントリーも少しは進歩してきたし、上等、上等。一歩一歩前進できている感じが母はとても嬉しい。表彰式が終わって帰路。駐車場の泥に車がハマってしまい、何人もの人に押してもらって やっとの思いで河川敷から出たのは言うまでもない。
2010.12.25
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12月4日はヒルトン東京ベイで開催された 師匠本村 伸子先生のランチョンセミナーへ。ホテルのランチらしいお食事を堪能した後に、目的のセミナー。今回のセミナーは、10月にアメリカで開催されたAHVMA(American Holistic Veterinary Medical Association)で本村先生が受講された報告のためのセミナー。渡米できたとしても言葉の壁もさることながら、獣医師でなければ受講できないセミナーなので、毎年、自費で渡米して勉強され続ける本村先生の姿勢には頭が下がる。また、こうして得た知識を私達に惜しみなく与えてくださるのはありがたいことだ。アメリカでは年々、この学会の規模が大きくなり、全4日間の開催で複数ブースで同時にセミナーが開催されているそう。あらゆるホリスティックに関する報告が各ブースで行われているようだが、スポンサーがそれぞれにつくため、そのスポンサーに有利になるような内容になるようになってくる傾向にあるそう。日本でもそうだけど、ほとんどの場合この大手スポンサーって奴が諸悪の根源なのにね今回のセミナーで最も私の関心を引いたのは、2007年に起きたドッグフードのメラミン混入事件の2次障害の件。2007年、アメリカでは大規模なドッグフードのリコール問題が起きた。メラミンを混入すると、数値的にはフード中のたんぱく質量が多いような偽装ができる。犬・猫の食事内容は本来は動物性のたんぱく質が主原料になることが望ましいけれど、原材料費が高価になるし、利幅を大きくしたい企業側は植物性のたんぱく質を混ぜることで、フード中のタンパク価を少しでも稼ぎ、コストを少なく利幅を大きくすることを図る。そうして、安価な中国製の小麦グルテンを原材料に加えることになった。ちなみに原材料が中国製でも、フードの原産国の表示はアメリカやカナダ、となる。中国では、乳児用の粉ミルクにメラミンを混入させて、乳児が肝・腎機能障害になったり死亡したりして問題になったのは記憶に新しいところ。同じ理屈で、動物用食に使われるフード原材料にもメラミンが混入された。タンパク価が高い方が原材料費が高価になるため、納入業者が偽装したのだ。このメラミンが混入した小麦グルテンが原材料となったフードを食べて死亡した犬達は、アメリカだけで数千頭。下痢・嘔吐の症状に始まり、肝機能障害を起こし死亡した犬達。肝機能障害がいずれ肝ガンに移行するのは時間の問題で、事件から3年経った今年あたりから肝ガンを発症して死亡しているケースが出始めているらしい。このフードのリコール問題による被害件数は現在進行形なために正確な数値は把握できないのが現状だ。手作り生食の我が家。こうしたフード食の現況を知りつつも、対岸の火事の心境だったことも事実だ。しかし・・・2007年のペットフードリコール問題は大規模な回収が行われたのだが、回収された大量のペットフードの行き先に問題があった。これらは本来、焼却処分されるべきモノだけど、畜産業界に流れたようだ。豚・鶏・魚の飼料として流出した事実が記録に残り、実際に豚・鶏の尿からメラミンが検出されているという。・・・恐るべし企業体質。当面、アメリカ産の畜肉は購入しない方が賢明であると思う。そしてそして、生食の最大のアキレス腱である、衛生面についても。今年、アニマルセラピーとして老人医療施設やホスピス施設に入る犬達は、来園前3カ月間は生食を食べないこと、とする条例がアメリカで発表された。その理由は、生肉に付着しているボツリヌス菌やサルモネラ菌。犬の生体内にこれらの菌類は通常生息しているため、犬には問題がないけれど、その排泄物や嘔吐物にはこれらの菌類が当然付着している。排泄物の処理をした後の手洗いや排泄物そのものの管理などを徹底しないと、幼児や老人などの免疫力の低い対象には問題が出てくる可能性がある。生食を謳った食材で、冷凍のソーセージ様(肉類と野菜のミンチ)になったものが日本でも売られるようになった。この食材からリステリア菌・ボツリヌス菌が検出されたそう。あくまで、アメリカでのリコールですけど・・・基本的にはキチンと手洗いする。排泄物を放置しない。ってだけで問題が大きくなるようなことではないのだけどね。生食を選択したことで、我が家の犬達のQOLが飛躍的に向上したことは、レディさん・ヒメちゃんが高齢化しても元気で過ごせたことで実感できている。でも、それで安心してしまってはダメなんだよね。自分の力では学習できない内容を積極的に機会を設けて教えてくださる本村先生に感謝!そして 自分が「知り続けたい」と思う気持ちをなくさないようにも気をつけなくちゃね。
2010.12.09
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綺羅君との新しいルーティンとして選んだ「おもちゃの兵隊のマーチ」。あ~、まだムーブが決まらないよ~著作権フリーの曲、という条件で曲探しをしたのが、そもそも間違ってるんだよね。選択肢が極端に狭まって、綺羅と私の雰囲気に合っている、とかいうことがおざなりになってしまう・・・フリースタイル関連の今後のイベントとしては、OPDES ビデオコンペ 12月末締め切りOPDES ファンマッチat東京 2月初旬PAWFECT コンペat幕張メッセ 3月下旬OPDES ライブコンペat東京 4月上旬できれば、来年の上半期をこの曲で練り上げたい気持ちがあるものの、いま一つ曲に対して思い入れが持てない事実・・・それに、著作権フリーを条件にしているPAWFECTのコンペはコンペといいつつ実際はデモに近く、当日はメッセで観てくださった観客票も成績に加算されるため、ポジションアピールするよりも観客受けする派手なトリックをたくさん盛り込んだほうが有利なのだ。しかし、こうしたルーティンはOPDESのようなオビを重視する団体のコンペではまったく評価されない。だけど、私と綺羅のスキルでは、あと3カ月でOPDES用・PAWFECT用と2曲を形に仕上げるのは無理なんだよなぁ・・・人間の振り付けを先に考えて、そこに綺羅が出来るムーブをはめ込むスタイルで私はルーティンを作る。ルーティンの構築に行き詰りつつも綺羅を動かしながら練習。人間の振りをしてみたら、教えていないポジションにスムーズに入り動く綺羅。もちろんハンドターゲット在りきのムーブなのだけど、前進もバックもサイドステップも出来て驚く。意図的に教えるムーブよりも 犬が自ら動くムーブの方が動きやすいってことなんだよね、きっと。そういえば 伏せたままバックするムーブも教えたのではなく、綺羅が自分でやり始めたムーブを強化したんだった。犬が自ら始めたムーブの方がスムーズに動けるってことだよね。ルーティン構成の手助けをしてくれてありがとね、綺羅りん。今週末には新しい衣装も仕上がってきちゃう。早く仕上げなくっちゃ(汗)
2010.11.29
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2011年3月26・27日に幕張メッセでジャパンペットフェアが開催される。このイベントで、PAWFECTさんはドッグダンスの競技会を開催しUSTREAM配信をする予定。その本選の予選会が11月20日に名古屋であった。USTREAMで配信する関係上、著作権の問題が発生するために、本選では著作権フリーの曲での参加が条件となる。予選では曲の制限がなかったため、先日のOPDES競技会と同じに、ヒメは「マンマミーア」、綺羅は「007のテーマ」で参加。ジャッジは、日本でのドッグダンスの草分け的な存在のカリスマ東先生と、日本が世界に誇れるトップハンドラーのMAMI.先生。朝5時半に出発し、途中に強烈な渋滞に何度も巻き込まれ、名古屋に到着したのは11時。疲れた~。車中ではずっと寝ているものの、ヒメも移動で疲れたのか、集中が途切れてふらふら~っとするところがあった。でも、予選通過を目標にエントリーしたわけじゃないからね、いいのだ。あと何回、ヒメちゃんと人前で踊ることが出来るだろう。温かい目で見てくれる人たちの前で踊る機会をもらえることは とても嬉しい。ジャッジの先生からは 温かいコメントをいただけた。やはりヒメちゃんとのパフォーマンスは 内容的には大したことはないのだけど、見ている人に伝わるものがあるんだろうな。ヒメちゃん 16.1ポイント綺羅君は・・・う~~~ん、まぁ、今の綺羅のスキルではこんなものでしょう。高望みしても仕方ないしね。リンクが狭かったのも困った。OPDESの本リンクは9m×18mなので、その広さに合わせて作っているルーティン。特に遠隔でのムーブではリンクサイドまで綺羅が達してしまっても、次のムーブまで8拍以上も余っているような状態になってしまった。臨機応変に対応できるスキルが私にも必要・・・ジャッジからのコメントは、綺羅に対してのものではなく、すべて私自身への注意名古屋チームのお友達からも指摘されていたことだし、自覚もあるわ。綺羅りん 18.1ポイント予選会の様子は下記URLでご覧になれます。http://www.ustream.tv/channel/pawfect-jp?lang=ja_JP「007のテーマ」は人前で演技することはもう当面ないので、きちんとルーティン通りに演技したかったのだけどな。今の綺羅のスキルには コンテンツが多すぎた、ってことで、構成を考えた私の失敗作となった。綺羅は危なっかしいながらも 4位で何とか予選を通過。3月の本選は「おもちゃの兵隊のマーチ」でのエントリーになる。衣装はもうすぐ出来上がってくるハズ。肝心のルーティンがほとんどできていない・・・(汗)来月上旬までには形にしないとなぁ・・・本選という目標をいただけたこと自体、恵まれているなぁ、と本当に思う。大きな会場でのイベントだし、足を運んでくださる方にも楽しんでいただける内容になるよう頑張らなきゃね。綺羅りん 特訓ですよ~
2010.11.22
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11月14日(日)、群馬県館林市で開催されたフライボール競技会に参加。今回の大会では、我がチームCHDは2チーム編成でDiv.2とDiv.3にエントリーした。綺羅はDiv.2のスタート役。前回参加の台場での大会は台風直撃だったため、2レース(全8ヒート)で途中棄権。今回はフル出走で全20走。私がフライングをさせると綺羅が走らなくてはならない回数が増えてしまい、1走1走の精度が落ちてしまう。フライングをさせないこと、体力を温存させながら全ヒートのタイムを一定に保つことが目標。フルで1日出走するのは、1月の大会以来だ出走直前。スタート合図の点滅する信号を見ながら、綺羅を離すタイミングを計る。綺羅は走りたくて、興奮で体がフルフルと震えている。自信をもってまっしぐらにBOXに向かって走る綺羅。全20走、すべて4.8秒台~5.1秒台で走りきることができた。成長したね、綺羅りん。フライボールはとてもシンプルなスポーツだけど、チーム競技なだけに醍醐味がある。タイムロスを少しでも減らすためのパッシング、出走順をどう構成するのか、など、チームの個性を生かして構成すれば、ボーダー4頭での編成のチームにも勝つことができるのだ。ラブ・オーシー・パピヨン・ボーダーの4頭で編成したこのチームで、20秒台が何回も。緻密なパスが出来るようになれば、19秒台だって夢じゃない。1日終わってみれば、見事、Div.2は優勝。Div.3も2位に。Div.3のチームはほぼデビューに近い犬が2頭加わっての参戦だったことを思えば、十分な結果1位になるとロゼッタをいただける。全員で記念写真。それにしても、綺羅が楽しそうだったことが飼い主的には一番の印象に残ったこと。確信的な自信をもって作業を楽しんでいる綺羅と共有できる時間がもてることが幸せだと思う。そして、綺羅なりの速度で「成長しているんだなぁ」と実感できた1日でもあった。さっ、12月の大会に向けてタイトターンの練習に勤しもうね!!
2010.11.22
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14歳にしてフリースタイル競技に初参加したヒメちゃんヒメちゃんに出来るトリックのみで曲を構成したので、とってもシンプルな内容。いつもプリプリと尻尾を振り続けている姿が印象的なので、その動きに合ったイメージで「マンマミーア」を選曲した。マンマミーアの前奏部が尻尾プリプリな感じに合ってた気がして(笑)トリックをエラーしてしまっても、ダルメシアンらしくふら~っ、と離れてしまっても、「ヒメちゃんは存在自体が奇跡のように素晴らしい子」なのだから、そんな失敗は何でもないのだ~、ってノリで出陳(笑)そしたらヒメちゃん、ママもびっくりなほどのポジションキープ優勝奨励賞をいただきました。シニア犬での参加だからジャッジが甘かったのか?シニア記念での受賞?とか、いろいろ思い、ジャッジに直接その旨を聞いてみた。「作品としてよくまとまっていたし、構成要素・曲・衣装・犬との一体感、それらのすべてがよかったことが評価されたんですよ」とのことで、嬉しい~
2010.11.09
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5日(金)はWCFO主催の、6日(土)はOPDES主催のフリースタイル競技会が神戸であった。綺羅は両日とも「007のテーマ」でエントリー。ヒメちゃんはOPDESのスタータークラスに初エントリー。7日(日)は1日セミナー。今年の3月から取り組んできた「007のテーマ」は競技会での演技は今回が最後になるため、納得のいく演技がしたかったのだけど、結果としては散々になってしまった。WCFO ビギナークラス 15.3点/20点満点(14.6点合格)OPDES ノービスクラス 16.1点/20点満点(16.0点合格)一応、どちらもギリギリ合格はしたけれど、内容は本当に酷い出来だった。週の初めには、行ったことのない室内ランでの本番練習をしたりもして、仕上がり自体は悪くない、と思っていただけにかなりガッカリ。綺羅はいろんなことの習得も早いし、意欲もあって、頭のイイ子だ。コンペ会場でのストレスも最近はほとんど感じない。ただ、トレーニング以前のところに問題があるように思う。つまり、私との関係性。日常生活の中でのちょっとした対応の間違いや、トレーニングを人間がしたいがために基礎を疎かにしたツケなんだろうな・・・今回、ダンス競技に初参加したヒメちゃんは 初回にして『優秀奨励賞』をいただいた。ヒメちゃんとの練習量なんて 綺羅との時間に比較したら1/10にも満たない。ルーティンもシンプルだし、評価されることを前提に出陳していないから。ヒメは初めてのリンクでも臆することなく、っていうか、私しか見えていなかっただろう。可愛らしく、楽しそうに、生き生きと動いてくれていた。「可愛くて可愛くて 可愛すぎるヒメちゃんを見て~」ってだけで出陳したので、私も緊張なんて微塵もなかった。ヒメと綺羅で何が違うんだろう。信頼関係?我が家は普段、ノーリードでの生活だ。ただし、それは車があってのことで、例えば渋谷の街中をリードなしではとても綺羅と歩くことはできない。でも、ヒメちゃんとなら「ヒール」というコマンドなしでも、歩くことができるように思う。実際に試してみて、出来るか出来ないか、ではなく、ヒメとなら歩けるように思える。7日に参加したセミナーでも 競技に関する質問以外にも、「シツケ」レベルについての質問が私以外の人からも出ていた。ダンス競技をするから、トリックやポジションについてのトレーニングを重ねればいい、ってことじゃないことは 競技者は誰しも痛感しているんだろうな。練習でできることを どうやって本番でも発揮させられるようにするか。とりあえずやるべきことがいくつか見えているのだから、そこから取り組んでみよう。はぁ~、課題山積だよ 綺羅君。
2010.11.09
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10月23日 ヒメちゃんは14歳のお誕生日を迎えた8月にレディが亡くなってヒメはかなり動揺したようで、少しバランスを崩してしまっている。アレルギー様の症状が始まり、今も身体を痒がったりすることも・・・でも、とにかく何でも無事に14歳を迎えられてよかったあいかわらずバタバタと慌ただしい我が家なので、お誕生日はアジ練。翌日は那須で綺羅りんのG.C.T受験の付き添い~、だったヒメ。以前のように お誕生日だからといって特別に何かをすることもなくなってしまったけれど、「健康で幸せであることが普通」である、ってこと自体がとっても幸せすっかりご無沙汰のAFC。レッスンに伺わなくなって もう8カ月以上か?施設のTriple Crownのところにヒメの写真が載っていた。AFCでは クラブ内で開催されるオビコンペ・アジコンペ(2度)・G.C.Tの3つを同年内に合格すると 達成年度のシールを貼った写真を飾ってくれる。その犬が亡くなっても、退会しても写真は飾り続けてもらえるので、どうしても達成したかった。ダルメシアンではお初よ~こんな感じに写真を飾ってくれているAFC24日は綺羅りん G.C.Tに無事に合格したので、綺羅りんの写真も'10のシールとともに飾ってもらえるだろう。見た目にも若く、元気なヒメちゃん。「ママが大好き~」って笑顔をいつも見せてくれるヒメちゃん。来月の神戸でも、とびっきりの笑顔をみんなに見せちゃって~。健康で笑顔で過ごし続けられる14歳となりますように・・・
2010.10.26
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あぁ、更新をサボりがちなブログ・・・先週末のことですが、ウォーターワークの西湖大会に参加。ウォーターワークは各クラスの中に習得すべき科目が複数あって、その科目ごとの難易度が10段階評価の得点に反映される競技。例えば、難易度2の科目で10点満点をとっても、総合得点としては20点しか獲得できない。綺羅がエントリーしたいるOPEN CLASSでは難易度が1~5まであって、総計で200点満点。昨年の競技会では、難易度5の科目で5点しかとれなかった。つまり、50点獲得できる科目で25点、だったってこと。他にも細かいミスがあって、164点/200点。今年は、この難易度5の科目に対する綺羅の苦手意識を払拭することだけを目的にしたレッスン&自主練。猛暑だった今年は西湖の水温も高く、綺羅にとっては比較的楽しく自信を積めた練習内容だった。ニモカカワラズ・・・競技会は9月最終週で、練習時よりも当然、水温も低く、濡れた身体に秋風が身に滲みる(泣)難易度の低い科目までは綺羅の精度は悪くなかった、のだけど・・・昨年と同じ科目で、水に入るものの途中で戻ってきてしまうこと2回。競技中はダブルコマンドやハンドラーによる補助、水中にハンドラーが入る、などは大幅な減点・または失点になるけれど、「ボク、寒いからやだぁ・・・」と戻ってくればそれで済まされる、という経験にしたくなかったため、3度目は自分も水に数歩入って指示。やらずに済まされなそうなことが分かると、ちゃんとやるんだよな綺羅・・・この科目は0点でも然るべき、だけど、ジャッジの温情で4点。つまり20点獲得。総合で166.4/200点。160点がOPEN CLASSのボーダーラインで、来年はEXPERT CLASSに上がるように言われたけれど、この科目の苦手意識を克服できるまでは昇格させるつもりはない。本番よりも過酷な環境での練習が必須、ってことだな。とりあえず、10月中の西湖で今年最期の練習。来春は九十九里あたりでの自主練から始めてみるつもり。足元の砂が波に持っていかれる違和感の中でも作業に集中できれば、西湖大会は綺羅にとってツライものではなくなるハズ。「え~、ボク、やだぁ~」とか言ってみても、お母ちゃんにも通用しませんから。9月に4歳になって、肉体的にも綺羅は随分と立派になった。年中、下痢していたけれど、乳酸菌株を与え続けているせいか、1日、水中作業をしても下痢することはなくなった。身体が出来上がったのなら、次は精神を鍛えないとねぇ。楽しく、1歩ずつ、前に進もうね
2010.10.03
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週末は西湖へ。今夏、3度目のウォーターワークのレッスン。これでもう、来週末には競技会となってしまうのだから、一夏で習得できることが少ないのも仕方ないかも。今日は、綺羅が大好きなガッちゃんが一緒ガッちゃんは昨夏、199点/200点という驚異的な成績だったので、今夏は上のExpert Classに昇格。綺羅の成績はまずまずだったけど、苦手な項目も確実に習得することが今夏の目標なのでクラスは昨年と同じOpen Class。レッスンは他のワンコも一緒で、来週の競技会を踏まえて順に項目をこなす形式だった。綺羅はほぼパーフェクトにこなし、自信ありげな表情。前日に4歳の誕生日を迎えたし、アジやダンスの練習が精神的な成長を促したことは明白で、気力・体力とも充実してきた感を贔屓目ながら感じるこの調子で来週の競技会もこなしてほしいものだなぁ。ガッちゃんの番がくると、待機中の綺羅はじーっとガッちゃんの動向を注視している。時おり、鼻を鳴らしたりむごむご言ったりしながら。どうも、ガッちゃんがしていることが刺激になって自分もやりたいらしい(笑)レッスン終了後に、Expert Classの項目を練習してみるとすぐに出来た。意外とライバル心とか持っちゃったりしてる?(笑)たまたまなのだろうけど、視覚で得た情報を理解して身体を動かせるなんてスゴイ。ただし、ガッちゃんがしている、ってことが綺羅にとって大きな意味があるので、他の優秀なワンコのパフォーマンスを見せても、「無関心~」ってなっちゃうだろう(笑)私と遊ぶと写真が撮れないので、ガッちゃんパパに遊んでもらっているところを連写(笑)水中のダミーを探して潜る綺羅。あったよ~!!パパと遊ぶ綺羅に我慢できなくなって ガッちゃんも参加(笑)1日たっぷり遊んで夕方に帰路へ。帰りの東名は大渋滞。ありえないような事故がいくつも起きてた。高速代が1000円だから、どこか行こうかドライバーが起こす事故が多すぎる。用事があって出かける人間にはすごく迷惑。1000円はアリガタイのは本音だけど、早くなくなってほしいよ、この制度。
2010.09.20
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またまた神戸へ。横浜から神戸までは1回(30分)の休憩で、7時間強で着く。今回で3回目の神戸への遠征。だんだん距離の感覚が麻痺してきたかも。金曜昼過ぎに出発し、8時頃に到着。土曜日がファンマッチ、日曜がセミナーの日程。今年、綺羅が取り組んでいるのは「007のテーマ」。3月のビデオコンペ、6月のライブコンペと、コンペ毎にジャッジから得られる講評と演技の結果から、構成をスキルアップさせてきた。次の11月のライブコンペに向けて、6月のルーティンから50%ほど内容を変えた。新しいムーブはまだ綺羅の習熟度が低い。実際にコンペの時にそのムーブを取り入れるかどうかは、今月いっぱいの練習度合いで決めるつもり。そういう意味では、ふだん練習することのない会場で出来るかどうか試すことができるファンマッチは貴重な経験。フードを持たずに演技をしたかったが、未習熟のムーブとポジションがいくつかあるためフードを持って演技。思っていたよりは出来たかな。綺羅の失敗点はすべてハンドラーのせいだった(泣)ハンドラー自身の動きの練習がかなり必要と痛感。そして、ジャッジからの厳し~い講評。言われることは、「ゴモットモ」なことばかり。はぁ~、練習あるのみですな。関東よりも暑い!と思われる神戸。この暑さの中で、綺羅はよく頑張ってた。同行してくれたヒメちゃんも偉いね。コンペまであと2ヶ月、どこまでツメていけるか頑張ってみよう。セミナー終了後、即帰路につき、日付が変わった頃に帰宅。翌日は腑抜けのようになっていた飼い主と犬達(笑)。でも、翌日の火曜からは自主練習会も再開。私たち、かなりのオタクよね。
2010.09.10
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8月最後の週末はフラボチームの合宿なのだけど、ウォーターワークのレッスンは一夏で3~5回ほどしか受けられずにコンペとなるので、我が家はフラボ練習よりもウォーターワークのレッスンを優先させてもらう。メンバーは早朝に富士周辺の公園で早朝練習後、西湖畔でBBQ。夕方にまたフラボの練習の予定。綺羅家はBBQから参加。でも昼BBQからアルコールを飲んでしまい、夜までだらだらと食べ続け、翌日も朝からだらだらとBBQで、フラボの練習はなかった綺羅家だった(笑)だらだら食べ続け~(笑)1ヶ月前、この湖畔でレディさんが入水自殺をしようとしたことを思い出してしまうかと思ったけれど、意外に大丈夫だった。彼女の心情を理解できたからかな。なんだか似ているヒメと綺羅。同居していると表情が似てくるのか?沖合いで、水中に沈んだダミーを捜して潜る母と岸を何度も往復して泳ぐヒメちゃん。この秋で14歳なんだよね。いつまでも元気でいてね。9月から フラボの競技会が再開。スタートドッグの綺羅をフライングさせないように母も頑張らねば!
2010.09.10
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レディさんが亡くなって2週間が過ぎた。このところ、レディさんを失った悲しみに捉われてしまう日がある。ヒメは そんな飼い主の心境を感じて傍に寄り添って離れないでいてくれる。亡くなった当初はショックで感情的になったりもしたけれど、メールやコメントをくださった方々に返信することで気持ちの整理がついてきたような気もしていた。何より、レディさん自身が選んだ旅立ちの日だったようだし、あまりに潔すぎる最期で、「本人が納得しての最期だったのだから」と自分の気持ちを抑え込んできたような感もあった。意識的に綺羅のレッスンやトレーニングを変わらぬペースで続けてもいたし、自分を含めた犬や猫の日常に追われた、ということも、レディさんのいない生活に実感がなかった理由の1つかもしれない。だけど近頃、「本当にレディはいなくなってしまったのだ。もう2度と触れることもできないし、彼女が私の顔を舐めることもなくなってしまった」ということをしみじみと思う。いくらレディが「自分の後を継ぐのはモミジとカエデよ」と言ったからって、モミジはモミジ、カエデはカエデだ。ヒメはヒメだし、綺羅は綺羅だ。誰もレディの代わりになれるハズもない。いつの間にか、レディの遺影や遺骨を置いてある和室で過ごすことが習慣になった。そうして 静かな悲しさにオチてしまう。朝から予定がたてこんでバタバタしていたり、トレーニングやレッスンの予定がある日はいい。でも、そうでない日はいけない。昨日は仕事も休んでしまった。大丈夫な日は大丈夫なのだけど・・・しっかりしなきゃぁ、ね。
2010.08.25
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モミジ「うまうま」カエデ「冷たくて ボクはちょっと・・・」綺羅君「はやくぅ!食べたい!はやくぅ!」ヒメちゃん「たくさん待ったんだから、ガッツリ食べるわ!」4頭で仲良く食べました!
2010.08.23
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レディさん呼吸も苦しくて、痛みのある肉体からフリーになって、今はこんな風に走っているかしら・・・とても自立していて お互いの存在を尊重し合うような関係を望んだレディさん。私が思うような「愛犬」の振る舞いとはかけ離れすぎていて、レディさんを理解しにくかった。16年間も身近で飼い主を見守ってくれてありがとう。ヒメや綺羅を受け入れ、時には優しく、時には厳しく接してくれてありがとう。モミジやカエデを一番最初に受け入れてくれたのも レディさんだったね。自分の「生」も「死」もすべて理解し、受け入れ、選んだレディ。優しくされることは好んだけれど、哀れまれたりすることは自尊心が許さなかったわね。あなたの最期は 凛として潔く カッコよすぎるくらいでした。母は レディの最期の選択を聞いて、「あやかりたい」って言ってたわ。たくさんの方々から 電話やメール、お花をいただきました。何も出来なかったレディさんが いろいろな方々からその「存在」を認めてもらえたようで嬉しかったです。どうもありがとうございました。
2010.08.13
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8月8日。レディさんの誕生日。16歳の誕生日は、命日になった。私は早朝から綺羅と愛知県に出かけて不在中のことだった。誰も傍にいなかったから定かではないのだけれど、おそらく午後4時19分頃に逝ったのだと思う。最期、苦しまなかったか。一人で逝くことが寂しくなかったか。このことだけが 私には気掛かりだった。レディさんは発作を起こしたようで、苦しんだらしい。そして、「今年の夏は越せそうにないから、逝くなら今日」と日を選んでいたから、一人で逝くことは全然寂しくなかったそうだ。誕生日を1つの「区切り」として 日を選ぶなんてレディさんらしい。最期の瞬間の様子や死後の自分の姿を私に見られたくなかった、とも話した。先日、西湖で湖に入水したのは、やはり、痴呆からの徘徊ではなく覚悟の行動だった、ということなんだろう。一夜明けて、葬儀。母が火葬に付き添ってくれた。今はまだ ありがとう という想いよりはごめんねという気持ちの方が強い。レディさんがいなくなってしまった実感はまだ湧かないのだけど、弔問に訪れてくれる方や、心配して電話をくださる方々と話をしていると 堰をきったように感情的になってしまう自分に気付く。こんな私を心配して まだ近くにいてくれているんだろうな。ありがとうね、レディさん。
2010.08.09
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超マイペースで天然のモミジ(♀)彼女は自宅前の公道(幅6メートル)お気に入り。「暑くないのか?」と思いつつ、モミジがくつろぐ場所は風通りがよく、なかなか快適。我が家は本年度、町内会の役員で、毎日曜の夜9時は町内パトロールのお役目があり、コースに分かれて1キロほどの行程を10分くらい、他の役員と一緒に拍子木を叩きながら町内の道路をくまなく歩く。ほとんどヒメちゃんがそれに同行しているのだけど、先週末はモミジも同行と言うか、玄関を開けた時にすり抜け出て一緒についてきてしまったのだ。さすがに犬のようには飼い主の足元を離れずに歩く、というのは出来ないけれど、宅地の門柱から門柱へ、たまに足元へ、とちょろちょろしながらパトロールしきった(スゴイぞ、モミジ)他の役員さん達も「猫がついて歩くのねぇ」と口々に言う。その間、カエデは、と言えば、自宅のクーラーの効いた部屋でゴロゴロ。まっ、カエデは慎重だからね。♂だし、自宅外で喧嘩の経験もあるし、モミジのようには天真爛漫にはいかないのかもね。「結構、風もよく通るし、気持ちいいのよ~」「モミちゃん、こんな処でゴロゴロしてたら危ないよ。おウチに帰ろうよ」同胎でもこれだけ性格が違うのね。両親はどんな性格だったのかしら・・・
2010.08.03
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レディさんの認知症、飼い主が考えていたよりも進行しているらしい。一般的に犬の認知症の症状としては、・後退できなくなる。クルクル回る。・夜鳴き(理由なく、単調で高い声で鳴き続ける)・排泄の失敗・異常な食欲・攻撃性などを挙げられる。この中で、レディさんにあてはまるのは、後退できないこと、と、排泄の失敗。食欲については若い頃から食欲旺盛だったからわからない(笑)排泄を失敗するために、オムツができないレディさんはサークルに隔離されるようになった。そこで目が醒めた時に昼夜を問わず、「ここから出せ~(怒)!」とばかりに何時間でも鳴き続ける。でも、これは理由があって吠えているわけだから、認知症の夜鳴きとは別物。後退できないことについては、脊椎症で後肢の衰えが顕著だから下がれない、のかもしれない。排泄の失敗については、老化と共に括約筋が弛緩しがちなうえ、感覚が鈍化してしまっているのだろう、とも考えていた。日曜の早朝3時頃、母はキャンプに持参する食料や飲み物を車に積み込んでいた。ヒメと綺羅は既に車に乗り込んでいて、開いている門扉からレディさんが出るのがチラリと見えた。両手が荷物で塞がっていたので、車に乗せてから、急いで公道を見てもレディさんの姿がない。たったの10秒くらいのことなのに!慌てて、周囲の住宅街の中を走りながら探す。なんと、レディさんは自宅から100メートルほども離れたところを、トットコトットコ歩いてた。いつものふらふら・ヨロヨロした足取りではない。しっかりと歩き、確信的に前に進んでいた。レディの肩の辺りを ポンッ と叩いて、「ちょっとレディさん、一人でどこ行くのよっ!」と言うと、ハッとしたような顔をし、私に付いて自宅まで戻ってきた。「何を考えていたんだろう・・・ いや、何も考えていないのか?」などと、西湖に向かう道中に運転しながら思う。そして、その日の夜、夕方から始まった雷雨は3時間ほども続き、雨の止んだ間に入浴施設へ。風呂から帰ってきて、クレートに都合4時間ほども入っていた犬達をトイレ出し。まず、レディさんを車から降ろし、ヒメと綺羅のバリケンの扉を開けるためにレディから離れた10秒、いや、5~6秒ほどの間に、またもやレディさんは一人でトットコ歩いてた。真っ暗なキャンプ場で足元もよく見えないのに、一直線に湖に向かって行く。慌てて後を追いつつも、「水際でオシッコしたいのかな。それとも喉が渇いてるのかしら」などとノンキなことを考えていた飼い主。レディさんは足元が水中に入っても、足取りを変えることなくそのまま沖に向かって進み続けた。呆然とする飼い主。だって、レディさん 泳ぐことなんか好きじゃないのに。自分が水中にいることすら、分かっていないようにも見える。名前を呼び続ける私に、がっちゃんママが驚いて来てくれた。「パパ、短パンなんでしょ。レディちゃん連れ戻しに水に入って!」がっちゃんパパに確保されるまでの間に、レディは岸から7メートルほども進んだろうか。もちろん、足がつかないところまで行っていて、時々、ゴフッ、と頭が沈む。でも、決して岸に戻ろうと振り返ることはせず、真っ暗な沖に向かって進もうとしていた。岸辺でライトを振る母やがっちゃんママの光も見えなかったのだろうか・・・がっちゃんパパに抱かれて岸に着き、タオルで飼い主に身体を拭かれてからは飼い主の後を付いて歩いているのだけど、その足取りはふらふら、ヨロヨロのいつもの足取り。何かが乗り移ったみたいに歩き方が変わる時、まったく耳も聞こえないし、周りも見えなくなってしまうようだ。がっちゃんママが「やだ~、レディちゃん。入水自殺?」と冗談交じりに言ってたけど、傍から見たら、本当にそんな風に見えるような出来事だった。帰宅後、この話を知人にしたところ、「完全な認知症状」と言われた。老人の認知症の症状の1つに徘徊がある。この徘徊、一見すると、「徘徊」には見えない足取りの老人が多いらしい。だから、他人が傍から見ると、「目的地に向かって、しっかりと歩いている老人」にしか見えない。「老人の徘徊」なんて言葉のイメージでは、目的もなくふらふらと歩いていて危なっかしいような印象だけどね。で、今回のレディさん。まったくこの「認知症性徘徊」なんだそうだ。そういえば、サークルに入れる際に以前は寂しがって5分ほど鳴いたりしたけれど、この1週間ほどはまったく鳴かない。休息をとり、起きたら「ココから出せ~!」と鳴く。サークルから出しても、私やヒメや綺羅が居る寝室には入ってこようとせず、階下に下りるべく、階段のところから離れない。自力では転がり落ちてしまうので抱いて庭に出してやると、それで気が済んでいるようだ。まさに自分の欲求のみに従っているかのような行動は 次から次へと思いいたる。なるべく午前中は庭で過ごさせるべく、飼い主も草むしりなどをして庭にいる時などは、傍に寄ってきて甘えるそぶりもみせたりするのだけど・・・サークルで過ごす時間そのものが、レディの感情を司る脳の働きに影響を与えてしまったようにも思えてならない。レディさん どこまでイってしまうんだろうか・・・
2010.07.28
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前日からキャンプしていたがっちゃん家と、ウォーターワークのレッスン後に合流~がっちゃんパパとあっくんパパは湖からカヌーで登場カッコいい~綺羅は大好きながっちゃんとはじけまくってた。アタシだって 少しだけど泳いだんだから~このお方は 常にマイペースさて、今回が初めてのアウトドア体験となるモミジとカエデ。一応、ハーネスとリードを着ける。車の中から西湖を見ているモミジとカエデ。ちょっとビックリ!でも、興味もあるぞ(笑)慎重なカエデ(♂)に比べて、天然なモミジ(♀)はずっと車の中にいることは退屈で仕方ないらしく、すぐに地面におりてゴロゴロしてた。早朝はリードを着けて母と10分ほど散歩もし、黒ラブのがっちゃんやパピヨンのギーちゃんともご挨拶。でも、「ジーッ」と見つめられるのは苦手らしい(笑)。さらっとスルーして欲しいのに・・・、ってところでしょうか。ものすごい雷雨が3時間ほども続きすぐ近くに雷が落ちたり、レディさんの自殺未遂など、ハプニングもあったけれど、楽しい2日間だった。回数を重ねればモミジもカエデも立派なアウトドア猫にもなれそうだし、今夏中にまたキャンプに行きたいな~
2010.07.28
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今夏もウォーターワーク今年の課題は 苦手項目の克服。ウォーターワークにはレベルに応じたクラスがあり、各クラスにそれぞれ項目がいくつかある。綺羅は2番目のOPENクラスなのだけど、全体の出来はまぁまぁ。ただ、完全に理解と習得できていない項目があるので、今年はコンペに出ることを前提とせず、苦手項目をまったくの初心に戻って楽しく克服したい私の悪い癖なのだけど、綺羅の「お母ちゃんを喜ばせたい。褒めてもらいたい。」という気持ちをいいことに、どんどん先を急いでしまいがち。綺羅にとったら、「これでいいのかなぁ。ちょっと不安だなぁ」という程度の仕上がり加減なのに次々にやらせてしまう上、コンペにも出してしまった。それで大丈夫な犬もいるかもしれないけど、綺羅はそういうタイプではないことが よ~く分かったので、不安要素をキッチリと克服してもらいたいのだ。綺羅の苦手なことの1つに、「岸から溺者にロープを届けに泳いでいく」という項目がある。犬は 岸でロープを咥え、溺者の周りを回って、ロープの端を掴んだ溺者を牽引して岸までひっぱってくる、というのが一連の作業。ハンドラーは送り出しのための「GO!」コマンドしか言えない。ロープを咥えて沖に向かって進む際、肢が着く深さと 泳ぎ始めの境目あたりが、綺羅にとっては不安らしく、ほぼ50%の確立でロープを落としてしまう。「ロープを咥えたまま進む」から「ロープを咥えたまま泳ぐ」の移行が分かっていない、というか・・・遊びでボールをレトリーブする時は まったく!気にしてないのにねきっと綺羅にとってウォーターワークは お仕事モードなんだろうなぁ。1回目のレッスンは まずまずの成果。水中でのオスワリもちゃんと出来るようになってた。これは「ヒール」を強化した成果だ。やはり、基本をしっかり習得させれば、どんな状況化でもちゃんと出来る様になるって証。いろんな項目が出来るようにならなくていいから、苦手に思っていることを1つ克服出来たら、綺羅にとって自信に繋がるよね。それって、何にも変えがたい貴重なことだよ。ゆっくり綺羅ペースでいいから 楽しく克服しようね~
2010.07.27
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先月のドッグダンスコンペのDVDがあまりにも酷かったためクレームのメールを事務局に送った際、綺羅の1回目の演技の映像が残っているのなら譲っていただけないかお願いした。今日、フラボ練から帰宅したらポストにそのDVDが入ってた。早速、観てみる。2回目の演技とは比較にならないほど、精度が高い。「吠え」もあるし、トリックのエラーもある。でも、2回目の演技と比較したら、技術点・芸術点共に1.0ポイントくらいの差があるのは明白。1回目の演技は曲が途中から流れたため、規定の演技時間に満たなかったこともあって、再演技を許されたのだけど、熱中症になっちゃうかもと思うほど暑い環境で、1回目の演技から15分程度しかあいていないのに2回目の演技をしたからって、よりよいパフォーマンスができる筈もなく・・・コンペ当日の進行や配慮に関して、事務局は本当によくしてくださったと思っているのだけど、こと撮影についてだけは納得がいかない。今回送っていただいた映像も、綺羅は何回もフレームアウトしていた(もちろん自分も)。実際の競技会で、遠隔の際にどれだけの距離を犬が離れることが出来たのかを知ることは、大きな意味合いをもつだけに、今後は是非、改善していただきたい。それでも、採点対象になった演技の映像を欲しい、という要望に即座に対応していただけたのはとても嬉しい。技術点8.1 芸術点7.65 ビギナークラスいっそのこと、関東のOPDES関連のトレーナーさん達もダンスコンペにエントリーするべく練習を始められるといいと思うのだけど。そうすれば映像の重要度合いも十分に分かるだろうし、たった1つのポジションでさえ完璧に犬に理解させることの難解さも理解できるでしょう。そしたら、あんなズサンな撮影、絶対にできなくなるハズだもの・・・
2010.07.17
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3畳サークルで過ごしていただく時間が増えたレディさん。やはり、この空間はお好きでない。「何で、アタシだけこんなところに隔離するのよ~」といった感じにヒャンヒャン鳴き続けること多々。それでも入れられた直後5分くらいで諦め眠りに入るのだけど、排泄やら何かの拍子に寝覚めた時がいけない。夜中の2時だろうと早朝4時だろうと、「ココから出せー」とばかりに鳴き続ける。サークルを外からバンッと叩くと直後は黙る。が、すぐに鳴き始め、こちらが聞こえないフリを決めこんだら2時間鳴き続けてた(泣)正直、この10日ほど睡眠不足そして閑静な住宅街だけに、夜中の鳴きはいつかクレームに繋がるのでは?との思いも・・・最悪の場合、導眠剤を処方してもらうことも考えなくてはならない日がくるかも。庭で排泄させてから車に乗せても、10分後にバリケンの中で排泄してしまったりすることもあり、綺羅のレッスンに同行することがなくなったレディさん。自宅で待機していれば、当然、日中には眠ってばかり。昼夜逆転も仕方ないかも~、と考え、今日は綺羅のフラボ練に同行早朝練習なので渋滞がなければ1時間ほどで練習場所に着く。1時間なら排泄の失敗をしない確立もグッとあがる失敗なく練習場に着き、日陰に繋がれるレディさん。とにかくクレートの中に入れてしまうと眠ってしまうので、日中に眠らずに過ごしていただきたい。午前中でも気温は32度まで上がったし、ちょっと辛かったと思うのだけど、できれば投薬は避けたいからね。車中を同行してくれる友人がいたため、今日は睡魔に襲われることはなかったけれど、この10日ほどは運転中に意識が朦朧としてしまった時が数回。レディさんの鳴き声でまともに眠れないのも事実なのだ。日陰にいたとはいえ気温が高かった本日、レディさんはそれなりにお疲れになったよう。帰宅後は飼い主も撃沈。ヒメのマッサージをしながら畳で寝てしまった。起きれば、3頭ともそれぞれの場所で爆睡。レディさんもフラボの仲間から声がけしてもらったり、触ってもらったりしたのがいい刺激になったのか、いつもよりも顔に表情が戻ってきた夕方も散歩に行き、食餌を済ませると、体力の限界らしく熟睡している。仕事で家を不在にする日は、犬達は日中のほとんどを寝て過ごす。それで問題なかったのだけど、レディさんの場合は夜鳴きに繋がってしまうんだよねぇ・・・今後は「排泄失敗セット」(お湯・水・小さいバケツ・トイレットペーパー・雑巾・ペットシーツ・ゴム手袋)を常に携帯して、極力、綺羅やヒメと一緒に外出させるようにしよう。日中に寝てしまう時間を減らさなくっちゃ。体力の消耗にならない程度にね。来月のお誕生日、心からお祝いしてあげたいもの。上手く、一緒に生活できるように、母ちゃんも試行錯誤してみるからね。レディさんも頑張ってね。
2010.07.17
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今日はメンテナンスの日。いつもはアジ練帰りに寄るのだけど、「腱」のマッサージのためだけに出かける。10時からの予約なので、7時50分頃に出発。しか~し、金曜だからなのか、大渋滞。犬護舎さんに着いたのは30分遅れ。ごめんなさい。幸い、次の予約(5頭分)を入れていた方のキャンセルが出た、とのことで、見ていただけることにラッキー!自宅でもケアを続けてきた割に、綺羅君の腱の肥厚はシブトイらしい。特に股関節周り。手首は以前よりも曲がるようになってきた。施術中、綺羅君は「ヴゥー」とか「ヒンヒン」とかうるさい。立ち上がったり、のた打ち回って仰向けになったり忙しい(笑)そういう処ほど触ってもらわなきゃぁ。今回がお初のヒメちゃん。先生は「あぁ、ダルメ特有の堅さがありますね」と。そして、股関節の付く向きが弱冠ずれているらしく、「お座り」の姿勢がちょっと変、とのこと。前肢の接地位置が極端に後ろで、前肢指と後肢指はほぼ一直線上にあるくらい。ヒメは生後50日で我が家に来た時からこんなオスワリで、その姿の愛らしさに「小ちゃなオスワリ」と私は喜んできた。でも、股関節の付き位置のせいで、キチンと腰をおとしたオスワリが出来ないがための姿だったことが判明。また、後肢を回転させると股関節も動いてしまうことから、分厚い腱がココにあることが分かるそう。本来、後肢の動きは股関節からは独立しているハズなそうな。「あっ、でも、ヒメちゃんはみるみるほぐれていきますね。綺羅君よりは成果が早く出ますよ」とのこと。それでも施術後の綺羅の歩様を観察していた先生、「少しずつですが改善するでしょう。もっと状態がよくなれば、バックステップの際の一歩がもっと大きくなりますよ」とのこと。コレは嬉しいダンスのパフォーマンスに大きな影響が出るね。次のルーティンに入れるつもりで練習中のムーブについても、身体の負担がないかどうか訊いてみた。「綺羅の様子をよく観察しながら、練習後に身体を気にする様子があるなら止めておいてください。全身の肥厚がなくなってからの方がいい動きもあります」とのこと。今、練習中のムーブは身体の負荷が大きいとは思わないのだけど、今まで意識してその動きをしたことがないことは明らかで、ちょっと動きがドンくさい。メンテナンスを続けることで、スムースな動きにできるかもね。今月末から始めるウォーターワークについても、「可能な限り、どんどん泳がせてください」とのことで、ちょうどよかった。ホリスティックケアの第一線をいかれるだけあって、Tタッチのことも食餌ケアのこともよくご存知で、施術中に話が盛り上がる。結局、2頭で2時間余りも診ていただけた。帰宅後、ヒメも綺羅も爆睡していたのは言うまでもないお母ちゃんも腰痛を飼っているだけに、ケアしてもらいたいんだけどなぁ・・・綺羅りん、腰のツボを踏み踏みするテクニック、先生に教えていただきなさい(笑)
2010.07.16
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先月のフリースタイルコンペのDVDが送られてきた。ダンスのコンペでは 写真もビデオも一切禁止のため、自分の演技を客観的に観る材料が極端に少ない。主催者側の用意したビデオでのみ撮影されるので、とても貴重な反省材料になる。がっ!!!何コレ~!!(怒)ひどいよ。ざらざらの画像。いまどき、こんなに低画質の映像を見ることって滅多にないよ!綺羅の演技は採点されたものじゃない演技が入ってた。実は、綺羅の演技の時に音響トラブルがあったため、このコンペの時に2回パフォーマンスをした。結局、2回踊ったからって 犬の集中力は保てるものではないし、1回目の曲が途中から始まった時のパフォーマンスの方がよかった。採点は1回目のパフォーマンスのものが採用されたと思われるのに、映像は2回目のものが収録されてる。これじゃ、採点に即した反省とかできないじゃないっ!!コンペに居合わせた人の記憶の中にしかない1回目のパフォーマンス。2回目の演技ではトリックのエラーも続いたし、綺羅の「吠え」は1回目よりも酷くなってた。この映像を見て、「何で、こんなに高得点なんだろう??」って思う人がたくさん出てきちゃうと思うわ。そして、他の出演者の映像も酷かった。遠隔は高難度のムーブで、上級者はそれを取り入れているチームも多かった。なのに、犬もハンドラーもフレームアウトしたままの映像が多い!こんなのってアリ??撮影者は居眠りでもしてたんだろうか??リンクどころか、リンク上をカメラが固定されたままの時もあったし、望遠のみで米粒のようにしか写っていないペアも・・・こんなことなら各自、ホームビデオで撮影する方がよっぽど今後の参考になるよ。特に100%のパフォーマンスができなかったペアの場合、上手くいかなかった箇所の反省はビデオに頼るところが多いのに。ハンドラーの身体の向き、犬の表情、視線の先に何を見ていたか、その瞬間瞬間の1つ1つを把握するためにビデオは大切なのに・・・写真・ビデオの撮影を禁止する以上、誰もが納得する映像を提供してほしい。しかも有償なんだから・・・映像への不満はおいといて・・・自分の演技力のなさにガックシこれほど酷かったとは・・・上体の姿勢・手の動き・足さばき、すべてが酷い~。記憶の中の演技よりも50%引きくらいにしか綺羅も動けていない。きゃ~、ホントにこんな演技でよくあれだけの点がとれたと思うわ(汗)11月に向けて新しい曲のルーティンを作り始めたところではあるのだけど、「007」のあまりの不出来さに悔しさがふつふつ。踊りこんで、11月のコンペは「007」で完璧に決めるわ!!
2010.07.15
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週末2日間、仙台のクラブアジ競技会へ。いやぁ~、綺羅&母のスキルではまったく歯のたたないコースでした全4走してクリーンランなし。競技の成果は散々たるものだったけれどいろいろと思うところのある2日間で、自分にとってはとても意味のある競技会となったように思う。私は愛犬と様々なスポーツを楽しんでいる。ダンス、オビ、アジリティ、フライボール、ウォーターワーク、実猟、などなど。何故、それらのことをやるのか誰かに「スゴイね」と言われたいからではないし、ポイントを重ねて、タイトルが欲しいわけでもない。競技会に出ることが目的でもないし、表彰されたいからでもない。もちろん、義務感からでもない。では、何故、競技会に出るのか・・・普段の練習の成果が 本番でどこまで発揮できるか確認したいから。様々なドッグスポーツをするのは、綺羅と「本当の意味での絆」を構築したいだけだ。「楽しい」ことは大前提だけど、練習を共有する時間が一番の目的。犬に何かを習得させるために、要求している内容をどれだけ分かりやすく伝えることができるか。綺羅は どこまで理解できていて どこから不明瞭に感じているのか。これをキチンと観察して、綺羅に分かりやすいように細分化して、細分化した一つ一つを丁寧に習得させる。この過程がどれほど大切で、この過程でどれだけ犬との関係性を深めることが出来るか計り知れない。昨夏から約1年間、丁寧に丁寧に脚側を教えてきた。現在、綺羅がほぼ完璧に獲得できているポジションは3つ。この3つを教えるのに1年!ほとんど毎日、1回30分~1時間のトレーニングを1日に1~2回。でも、やっただけのことはあり、習得過程で理解できた時に綺羅が見せてくれる笑顔と自信の表情は私を本当に嬉しくさせてくれる。そして これだけ時間をかけて丁寧に取り組んだことは 綺羅にとって大きなストレス下でも一定のパフォーマンスを維持できる。このストレス下、というのはマイナスの意味でのストレスも、非常な興奮時も含まれる。入賞が目的じゃない私がアジリティを綺羅とする目的は、「ベストラン」と言えるような走行を経験したいがため。1頭の犬の生涯で「ベストラン」なんて3回あればいい方だろう。タイムなんていい。ましてや、何位になったっていい。順位なんて他の犬との比較の結果で、私と綺羅の走行には関係ない。綺羅をこういう風に走らせたい。走行ラインはこうで、自分のハンドリングはこう、と思った通りにコースを攻略できたら、一体感も達成感も味わえると思うのに・・・はぁ~、綺羅りん。お母ちゃん 何をどうしたらいいのか じっくり ゆっくり 考えてみるね。
2010.07.12
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来月16歳の誕生日を迎えるレディさん。誰もが「え~16歳!すごいねぇ。頑張ってるねぇ」と言ってくれる。飼い主としても 心疾患がありながら よく頑張っているなぁ、と思うところではある。しかし老化に伴い、排泄の問題が顕著に・・・紙おむつをビリビリに裂いてしまうレディさんなので、排泄の問題は深刻なのだ。2年ほど前から、排泄の失敗はみられるようになった。食餌をしながら排尿したりするのを見て、飼い主はその場で呆然としてしまったりもした。いつしか、排泄の失敗は当たり前のことになり、在宅時は時間を見計らって庭に出したりすることで失敗の回数を減らしてきた。でも、心疾患が進み、利尿剤を投薬されるようになって排泄の読みができなくなってきた。車に乗せて10分後にバリケンの中で排尿したりすることも。帰宅すると廊下や階段が汚物まみれになっていることも多々ある。リビングのソファでくつろいで寝ながら、身じろぎもせずに排便してしまうことも時々。飼い主は 犬3頭・猫2匹と一緒のベッドで寝ているのだが、異臭に目覚めると目の前にレディの便があったことも・・・飼い主が専業主婦でないこともあり、時間を見計らってトイレに促してやることも常にはできない。そして何より、人間の精神状態が平静でいられない。頭では仕方ないことなんだ、と分かっていても、毎日 カーペット類やカバー類を洗い続けることが負担で、レディに対して優しい目と手を向けられない。可哀想だけど、レディさんの生活スタイルを少し変えてもらうことにした。我が家では6畳間を動物達のトイレ部屋にしている。そこに3畳弱ほどのケージを組み立てた。これは綺羅がパピーの頃、カミカミ星人だったので飼い主不在時に使っていたもの。飼い主の不在時や就寝時はレディにここに入ってもらっている。朝、目覚めるとレディは「ヒンヒン」鳴いて起きたことを知らせる。トイレを済ませてから、みんなと一緒のベッドにあがりまた眠る。不思議に、このコットの上では寝ながら排便したことはない。大人しく従ってくれるものの、ここで一人で寝るのは厭だろうし、深くは眠れないのかもしれない。熟睡している時の方が、寝ながら排便しちゃったりするってことなんだろうか・・・ケージに連れていかれるレディをヒメも綺羅もごく普通に見送っている。犬達の方がアッサリしている。私は、と言えば、少しの後ろめたさとともに、帰路、「あ~、今日も廊下が汚れているんだろうな」という重たい気分からの解放を感じている。我が家が選んだ方法、ヒメの時には用いないかも。他のお宅では どんな対応をしているのだろう・・・
2010.07.01
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春日部で行われたアジ競技会へ。今回の競技会から2度に昇格。前回の競技会からおよそ1ヶ月。その間、レッスンには1回しか行っていない。無謀だぁ・・・でも、綺羅チームは速さを追求しているわけではないからね。今の段階では、アジでの約束事を1つ1つキチンとこなすことが大事。6時過ぎに会場に着くと、蒸し暑い~。そして、駐車場はリンクサイドから遥かかなた荷物をタープに下ろすのに、往復するだけでゲンナリ。JP2検分では、それほど難しくは見えなかったコース。でも微妙に角度がいやらしい。標準タイムは37秒。綺羅の走行は37.35で、0.35秒のタイム減点がついた。結局、このコース、CRしたのはたったの1頭、ということで2席~。初めて、赤いロゼッタをいただいた。AG2バタバタなハンドリング。動画を見ると、「優しくないハンドリングだな」と突っ込みどころ満載。綺羅は怒りもしないで、よく走ってくれてる。感謝だわね。Aフレ下りで手があがってしまい、1ミス。助走がないようなコース上で、駆け抜けコンタクトをどう成功させるか、が今後の課題だわ~。1度ではCRさえすればそこそこの順位に入れたけれど、2度ではそれだけでは通用しないことを実感犬の走行ラインのブレをいかに少なくするか、1箇所0.3秒の違いが何箇所にもなれば1~2秒の差になる。3度の走行を観ていて、「いい走行だな」と思っても標準タイムに達しないペアが何組もいた。当分は2度での修行が必要だな。練習時に、アジリティの楽しさを綺羅にどれだけ感じさせられるか、が速度にも大きく関わってくるだろう。そして人間のハンドリングの無駄をどれだけなくせるか。課題がいっぱいだ・・・
2010.06.26
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横浜在住の我が家。オビレッスンもアジレッスンも埼玉県まで通っている。いっそのこと、同じ日にレッスンを固めちゃえ~、ってことで、9:00~ オビ16:00~ アジ18:00~ メンテナンス今月上旬に、綺羅の身体に痛みがあるような症状があったので、アジのコーチもダンスの大御所KURO先生も推奨する「犬護屋」さんにアジ練帰りに行ってきた。Tタッチやスェーデン式マッサージは知っている私。でも、この「犬護屋」さんのケアは、腱を刺激することで、脳から腱を緩める指令を出すことを目的にしているらしい。すっごく興味がわくぞ~。生後半年で綺羅を迎えた時、綺羅の左後脚の腓節の「クッ、クッ」とした動きが気になった。ナックリングとまではいかないのだけど、歩く度に捻るような動きがわずかだがある。見慣れてしまえば大したことではないように感じてしまうのだけど、マッサージでは改善できなかった。先生は綺羅の身体全体を触ると、「全身 非常に腱が肥厚していますね。特に肋骨部と股関節」と仰った。筋肉の収縮が柔軟でない場合、身体を何とか動かそうとするため腱に負担がかかり肥厚するのだそうだ。筋肉の両端は腱で、腱によって筋肉は骨と繋がっている。身体の動きが柔軟でないのはラブという犬種特性かと思っていた。母がいろんなこと(アジだのフラボだのダンスだの)を綺羅に要求してきたため、綺羅は柔軟でない身体を頑張って使いながら腱を肥厚させてきたのだろう。そしてストレスの多い犬の場合は、大きな呼吸がしにくいせいで、肋骨部と背骨周辺の腱の肥厚が顕著になる、とも言われたストレス・・・ブリーダーのところで見た時から綺羅はおとなしく、同胎のコにもみくちゃにされてたっけ・・・我が家に来てからも、レディに何度もかまれたり、居場所がなくて寂しい思いをしたんだった施術を受ける間、触られる部位に違和感があるのだろう、綺羅はモジモジ、おどけたフリをして仰向けになったり、触られた場所をカミカミしたり、忙しない。時々、目がトロンとする部位もあるのだけど・・・しばらく 定期的に通ってみようね。お母ちゃんが、自宅で完全にケアできる手技を身につけるまで
2010.06.24
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2週間ぶりのオビ練。ドッグダンスコンペ後、最初のオビ練でもある。O澤先生「コンペはどうでしたか?」私 「あるムーブ以降、吠えがひどかったです」o澤先生「では、吠えのあったムーブの前のムーブからやってみてください」コンペの時、「吠え」は数箇所あった。そして、吠えている時、トリックのエラーも。「吠え」のきっかけになったムーブは2箇所。1つはフロント位置(ハンドラーに対して横向き)で、私は後退・綺羅はサイドステップになるムーブの後、反転してからバックウィーブに入るところで吠えた。「吠える」ということは、犬の頭は当然、冷静ではない。綺羅は吠えながら、左脚側からのバックウィーブなのにスピンをした。その場で動いて見せると、O澤先生「おそらく、バックウィーブに入る前の、フロントでの横付きのポジションが獲得できていなかったことが吠えの原因でしょう」確かに・・・ルーティンの流れの中では、このムーブについては違和感もなく綺麗に動けている。でもポジションに入った後、サイドステップの動きに移るととても綺麗に動くけれど、ポジションに入れたまま私が動かないと、自立してそのポジションを維持できない。ということは、ポジションを理解できていない、ということなんだよね。練習時、どんなに完璧にできても、それは「本当の意味で出来る」ってことと必ずしもイコールじゃない。ストレス環境下になればなるほど、または、ハンドラーの心情が平静でなければないほど、ほんのちょっとの不確実要素(犬の理解度として)は大きなミスに繋がる。失敗の1~3つ前に、失敗の原因要素があるっていうのは、アジリティと一緒だあ~、「不安」を「吠え」で表現することを覚えてしまった綺羅。今後は不確実要素のあるムーブはルーティンの中に取り込めないわどんなに高い技術点の評価を受けても、吠えてしまったら芸術点で合格ラインは望めない・・・地道な努力が必要、ってことだわね・・・とってもポジションについては厳しいO澤センセ。ご本人曰く、「ボクはポジションおたくですから(笑)」 でもね、こうして的確な指摘をしてくださる先生が、通える範囲にいるってことは恵まれてるってことよね。
2010.06.24
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6月20日、関東で初めて開催されたOPDESのドッグダンスコンペへ。会場が山梨県の上ノ原で、我が家からは週末は大渋滞になる16号線と中央道で行くことになるため、午前3時起床・4時半出発。渋滞が始まる前に中央道に乗れたため、会場には6時半前に着く。この時点で、蒸し暑い会場は大学の体育館なので、エアコンがない。大型の扇風機を何台も設置してくれていたけれど暑い。ヒメ・レディは連れてこなくて正解。午前中はスタータークラス。一緒に練習してきた仲間の演技に、見ていて手足に力が入ってしまう。見知らぬペアでも、リンク内を不安そうにウロウロする姿を見れば、その姿が1年前の綺羅にかぶってしまい「頑張れ!」と涙ぐんでしまう。犬もハンドラーも嬉しそうなペアに 感動して涙がでる。今まで、アジやフラボ、ウォーターなどいろんなドッグスポーツの競技会に参加してきたけれど、こんなに感情が動くのは初めて(笑)笑ったり、泣いたりし過ぎて、ニコママ・鈴凛ママと「疲れちゃったね(笑)」なんて言うほど(笑)午後になって暑さもピーク。衣装に着替えて、出番を待つ。「上手くやる必要はないんだから。綺羅を信じて大丈夫」と思いながらも、緊張してきて気分が悪くなってくる。今回が初めてのエントリーのセナママが「アジの出走前の緊張とは、緊張度合いが全然違う」と言っていたけど、ホントにそうなんだよねぇ。出番が来て、スタートポジションにつき曲のかかるのを待つが、曲が流れない。待たされたあげく、曲は途中から流れた。やり直させてもらおうか、このまま続けてしまうか、瞬間迷うが、振りとコマンドは即座に出たので、そのまま演技。綺羅はあるムーブから吠え始めた。サブリンクでの練習では完璧だったトリックも、いくつかエラーが続く。やはり左後半身が痛いのか、右脚側に綺麗に入れず吠えまくる。でも、集中は持続できた。私から1度も集中が途切れず、動き続けてくれた。技術点8.1点、芸術点7.65点。演技中の吠えは、0.2~1.0点の減点となる(芸術点から)。綺羅は後半、ほとんど吠えていたから、かなり減点されただろう。集中が持続しただけに、失敗したトリックは明白。その分の減点は技術点から。演技が終わるとすぐメインジャッジから講評をいただけれのだけど、失礼なのは承知で、私は綺羅とサブリンクへ走る。頑張ったご褒美はすぐにあげたいもの(笑)メインジャッジのA先生は私の意図を分かってらっしゃったのだろう。笑いながら「さようなら~」と言ってらした(笑)。いつも練習を一緒にしていた友達はノービスクラス。今まで見た中で 一番素敵に見えた。演技中のハンドラーの心情が手に取るように伝わってくる。緊張なんかではなく、少しの興奮と喜びに溢れた感じだ。彼らのおかげで自分のモチベーターを保てたのも事実で、上達を目指し続けて努力を怠らない仲間は刺激でもあり、素敵な財産でもある。彼らも8点台の好成績で演技を終えた(嬉)演技中、私は綺羅のことしか見てなかったのではないだろうか。実は、演技中のことはほとんど覚えていない。ドッグダンス競技会では撮影は一切禁止なため、写真もビデオもない。出演者のみ購入可能なDVDが後日販売されるのが待ち遠しい。私も綺羅も どんな表情で踊っていたのだろう(笑)
2010.06.22
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OPDESのフリースタイルコンペに、綺羅は過去3回(ライブ2回・ビデオ1回)参加している。ライブの2回は酷いパフォーマンスで、初めて参加した昨年夏などは、あまりの出来にショックで足元がぐらぐらしてしまいそうだった今から振り返れば、ワタシが大きな勘違いをしていたためで、綺羅のせいではなかったのだけど・・・綺羅は小さな頃から、聞き分けのよい、優しい、飲み込みの早いコで、「しつけ教室」レベルでは十分に「優秀な犬」であった(笑)。母はこのレベルの綺羅をコンペに出しちゃったのだ。上手くいくハズがなかったのだ。リンクの中に入って、「ココで何かをやらなくちゃいけないらしいことは分かるんだけど、ボク、何をやったらいいんだろう。やらなきゃいけないことがよく分からないし、ココから逃げ出したいよ」というかのような綺羅の行動・・・母が「綺羅は出来る」と思っていた様々なことのうち、ほとんどのことは本当の意味で綺羅が「獲得」できていないことに初めて気付いた。神戸から帰宅してすぐに、ヒールポジションだけの刷り込みなおしに取り掛かったっけ。あれから1年。犬が本当の意味で「獲得」するってことがどういうことなのか、初めて分かった。たった1つのポジション、たった1つのトリックでも、犬が出来るからと言って、それが「獲得」できているとは限らないということ。「獲得」できるほど刷り込まれたことがあるということは、犬にとって自信に繋がるだろう。それがたとえ、ストレス環境下であっても。今回のコンペに向けて、2月からルーティン作りに取り掛かり、3月から3ヶ月間、今までに経験がないほど反復して練習してきた。ポジションの強化については、丸々10ヶ月かけた。コンペのために始めたことだけど、練習を通して綺羅との関係もかなり深まったように思う。重ねてきた練習の時間に意味がある。綺羅はポジション(左・右)も綺麗になったし、トリックの精度もあがってきた。コンペ当日は、上手くいかなくってもいい。母から集中さえ逸らさないでくれれば。笑顔で過ごせる一日になりますように・・・
2010.06.22
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綺羅りんの腰痛。2週続けてアジ練もお休みしたし、ボール遊びも控えめにしただけあって少しは改善。歩様も見た目には普通になったので、久しぶりにフラボのチーム練習に参加。綺羅は楽しそうに走ってた。でもね・・・その翌日のダンスのレッスンでは状態が一番悪かった時、左後脚の膝を伸ばすことができなかったことから、左の方が痛みがあるのだろう。右脚側に犬をつける時、犬は左後脚を意識して使わないと、正しいポジションに入ることができない。つまり、左後脚を左横に動かすようにしないと、前半身よりも尻が外側になってしまう。綺羅に「ディスサイド」と言うと、私の顔を見ながら「ウォン ウォン」吠える。吠えて自己表現をするコじゃないから、「脚が痛いからちゃんと出来ないよ!やりたくないよ!」と訴えるのはよっぽどのことだろう。少しでも腰の負担を減らすようにルーティンを変えることにした。翌日は梅雨入りしたこともあり、何もさせずに過ごす。休息日をはさむと状態が改善するらしい。翌日、公園で練習しても、自宅内で練習しても、ポジションに(ヒール・ディスとも)綺麗に入るし、サイドステップも綺麗。ホッと一安心。で、今日は競技会前最後の通し練習。綺羅は・・・ すごく「吠える」犬になってた。何故、吠えるようになっちゃったんだろう。痛み?怒り?コレは早急な改善が必要。コンペが終わり次第、この問題に正面から取り組まねば。屋根付きのスペースだったとは言え、気温は30度以上、湿度も高く、人間も辛い環境で、綺羅はよく集中して頑張ってた。コンペ当日は トリックをエラーしてもいいよ。ポジションも乱れちゃってもいい。今まで一緒に練習してきた時間そのものが 何よりも大事で意味があるから。本番は上手くいったらなおいいけど、上手くいかなくったっていいんだ。母から集中さえ途切れなければ・・・帰りにお台場に寄り、水泳&温浴。ウォーターワークをやってる綺羅に子供だましみたいなプールで泳がせるのも「・・・」だけど、河や湖の水温は今の綺羅の背筋&脚には冷たすぎるからね。20分ほど休憩しながら泳ぎ、10分間温泉に浸かる。温泉は気持ちよいのか、湯に浸かってじーっとしている。コレを毎日、保障してあげられればかなり回復も早いんだろうけどね。30分で5200円也。我が家の財布じゃ、週に2回くらいが限度だな。帰宅後、強めのマッサージ。ヒメちゃんが「ワタシも~」と割り込んでくる可愛いヤツ飼い主によるセルフケア。出来ることがある、ってのは嬉しいことだ。こんな時間も関係を深めるいい時間になるんだよね、きっと
2010.06.16
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今月20日のドッグダンス競技会に向けて、自主練仲間と本リンクと同じ広さの室内スペースで通し練習をした時のこと。3月から取り組んでいる「007のテーマ」はコンペ向けに何箇所もアレンジ。曲の最後に難度の高めのトリックを入れた。曲の前半でもエラーがあったのだけど、このトリックの指示をしたところ綺羅は私に向かって吠え、コマンドに従おうとしない。この場では、とりあえず短い距離だけでもそのムーブを何とかやらせて(あ~、このやらせる、ってすっごく厭だわ)褒めて、フードも与えて終えた。綺羅自身が曲の展開を覚えるくらいに練習してきたハズなのに、綺羅のこの拒絶に私はかなり落ち込んだ。コンペまでの2週間、踊りこんで練習を重ねなければ・・・翌日月曜の朝トレ。テンションはいいものの、トリックのエラーが続く。「う~ん、練習の仕方が悪いのかな」などと考えながら、公園から自宅に戻る。ふと、綺羅の歩様がおかしいことに気付く。どこがどういう風に、とは上手く説明できないのだけど、歩様が均一でなくビコタコしている。仕事から帰宅すると、朝よりも足運びはさらに悪くなっていた。背中から足先にかけてTタッチをしようとするが、仰向けになって触らせようとしない。火曜「停座」や「臥伏」をさせると、左右の後脚が対称になっていない。ストレッチをしようとすると、左後脚は後方に膝を伸ばすことが出来ない。これは尋常ではない。A.Cが出来る友人に写メを送ると、「腰がだるくて、脚がつっぱる感じ」とのこと。マッサージ師のクレユリママのアドバイスで、肩から尻にかけてアイシングとホットパット(温湿布)を5分おきに繰り返して1時間。2時間ほど空けてから、また5分おきに1時間。昨夜は触ろうとすると嫌がったのに、温冷湿布の繰り返しは嫌がらない。水曜前日と同様にアイシングとホットパッドを交互にする。背中・腰に触らせてくれる。Tタッチをすると眠る。木曜朝イチから温浴。湯の中で気持ちよさそうに座っている綺羅。浴後にストレッチをすると、後方にも膝を伸ばせるようになっていた。綺羅が拒絶したトリックは、プレイバウの姿勢のまま後方に下がるムーブ。これは私が教えたのではなく、綺羅が自らやり始めた。自分でしているのだから身体の負担は大きくないと思っていたのだけど、腰部に負担がかかっていたらしい。先月の開腹手術で2週間ほど何もしない期間があった。普通の飼い主さんの愛犬よりも通常の運動量の多い綺羅にとって、この2週間で筋肉が痩せた。特に背筋が細ったのだろう。ハンドラーと対面で立ったままバックするムーブと、伏せてバックするムーブは、ハンドラーとのポジションも同じだし、「下がる」という行為が同じため、犬が混同しやすい。で、コマンドを徹底的に理解させるために、この3週間で繰り返し練習したのがいけなかったみたい。参加させてもらう筈だったペット博でのデモも手術でキャンセル、術後も養生で練習できず、5月中旬時のトレーニングの精度は4月前半の状態まで後退していた。そのことに「焦り」を感じてしまったことで、練習が密になりすぎちゃったのかもしれない。ごめんね、綺羅りん。綺羅の身体が痩せたことは誰の目にも明らかだけど、当然、筋力だって落ちたんだよね。そのことに母が誰よりも気付いてあげなきゃいけなかったのに・・・反省・・・
2010.06.10
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川崎・扇島で開催されるアジ競技会。1年前、この川崎での競技会から綺羅はJKCの競技会に出始めた。う~~ん、1年経ってまだ1度かぁ・・・朝5時に家を出ると寒い。寒いのでヒメもレディもお留守番。会場に5時半に着くと 既にタープを張る場所がない聞けば、場所取りは前日の夜からテープを張っていたらしいん~ムム、そんなのってアリ?しかし、仙台の時も駐車場の場所取りは金曜夕方には始まっていたらしいからなぁ。海っぺりの公園なので、風がひっきりなしに吹きつける。寒い~この1週間ひどい風邪っぴきの私。昨夜も夜間に酷くなる咳でほとんど寝ていない。この寒さと風でさ、らに風邪がひどくなっちゃうかも~~綺羅の手術やら何やらで、結局、アジ練はもう1ヶ月以上もしていない。クリーンすることよりも、今日の目標は、・スタートでしっかり待つ・スラのエントリー・タッチゾーンで止まるの3つ。アジをやる上で、「私と綺羅とのルール」をちゃぁんと覚えているかどうかの確認。JP1 失敗2テンションが高いがスタートで待てた。母が途中でコースをウッカリ忘れたため、バーノック。一瞬、トンネルに吸い込まれそうになったが、呼び戻せた。クリーンできなかったけど、綺羅はちゃんと自分の仕事を覚えていた。エライ!AG1 CR4席JPの動画を観て、反省。私ったら、何て怖い顔で、怖い声でハンドリングしているのかしら・・・なるべく笑顔で、コマンドは優しく、を思いながら走行。綺羅はタッチでもちゃんと止まって母の顔を見たし、スラもバッチリ偉いわ~そしてそして、1年かかってやっと2度へ昇格~でも、競技会で2度を走るかどうかはまだ決めてないけど・・・ photo by Muffy
2010.05.29
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スタジオホッチさん主催のドッグダンスフェスに参加。予報通り、強烈に暑い夏日。10時の時点で既に25度を越していた。ワンズには過酷な環境だわね5月前半は入院・休養のため、綺羅は活動休止状態だった。この「何もできなかった2週間」は大きくて、その後の10日間では4月末の時点の精度まで戻すことが出来なかった。しかも、先週末に大御所の先生達からいただいたアドバイスをルーティンに反映&新たなトリックの獲得、なんて無理~綺羅はまだ、ハンドラーの真後ろのポジションの理解が低いのでフードを手に持ったのが、全体に大きく響いてしまった。入院中の絶食が効いたらしく、退院後の綺羅は食べ物への執着がものすごくなった。そのため、手にばかりアテンションがいってしまう。全体の出来としてはまずまず。中途半端にルーティンを綺羅自身が覚えているため、曲のフレーズに関係なく、どんどん先を急いでトリックをやっていた。修正しなくちゃね。昨年の神戸でのコンペ時に、ふらふらと徘徊していたことを思えば、大きな前進。もっとも、コンペに出すに値するほどの練習をしてあげなかったことが最大の原因だったのだけれども。手にフードがあったとは言え、綺羅の集中は一度も私から外れなかった。エライね演技中は余裕がないので見えないのだけど、ビデオで見ると千切れんばかりに振られた尻尾。これを見ると、ダメダメな演技だったとしても十分に満足できる。ダンスやっててよかった。ハンドラーの余裕のなさは明白だし、構成も手直しが必要、そして綺羅のトリック・ポジションの精度もあげなくては。これほど1曲に時間と見直しをかけたのは初めて。ここまでやっても、これだけの成果しか出せないのだ。昨年、コンペに出ていた状態がいかに無謀だったか、と思い知らされる。来月のコンペまでちょうど1ヶ月。どこまで修正できるか。頑張ろうね、綺羅りん。綺羅りんが一緒に頑張ってくれるのだから、母は羞恥心というものを捨てることにしました(笑) 演技が終わって、友人がまた一言。「衣装はすごくよかったけど、靴は何とかしなきゃダメなんじゃない?」「・・・確かに」映像で見ると、足袋でも履いているみたい(笑)だもんね。ちょっと辛口なコメントだけど、言ってもらえることはアリガタイ。言ってもらえるうちが花ってことよね。
2010.05.22
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これはリビングに置いてあるビーズクッション。モミはこの姿勢のまま 眠ってることが多い。写真を撮ろうとカメラを向けたら、目を覚ました。顔が小さいコだから、すっごくバランスが悪く見えるわ~(笑)緊張感ゼロね。
2010.05.22
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