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去年大量のノブを知り合いのキッチンリフォームの方から注文頂いたのですが、一度に全品出荷されず、ようやく最後のノブが到着した。おおよそ3ヶ月くらい掛かったという感じなので、気の長い話であるが、北米のメーカーはどこもこんな感じです。真面目な日本人からすると、信じられない話ですが世界の大多数の人たちの常識は、こんなものです。それにしても、このクリスタルノブは綺麗でしょ。キッチンキャビネットだけでなく、洗面や家具の引き出し、収納ドアの取っ手として使えば、家の中が華やかになりますね。前に他のクリスタルノブを紹介しましたが、こちらもイタリアの高級クリスタルで有名なムラノのガラスです。一つひとつ手づくりしたバラのデザインですので、どれ一つ同じ形はありません。工業製品のガラスと違って、そんな点も贅沢ですよね。
2012年01月31日
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今朝起床したのは、夜も明けぬ午前5時。家族は誰も起きてきません。今日は、朝から金華山のふもと、岐阜市で地鎮祭を行う為会社を6時半に出ようとスタッフと約束したのです。現地に着いたのは、午前8時過ぎ。地鎮祭が始まるのが午前10時ですから、準備の時間は相当ありました。敷地には霜が下りていたので、ブルーシートを敷き飛ばないように杭で留めました。そして、近くの神社から笹竹を5本切ってきて、それも全て木杭を添えて敷地の周囲に立てました。最後に、笹竹に荒縄を張って準備完了。それにしても早すぎた。でも、いいんです。こんなに遠くの私たちに「是非私たちの家を建てて欲しい」と言って頂いたのですから、頑張らない訳にはいきません。勿論、お客さんも準備にたくさん時間を掛けて頂いたのが、よく分かりましたからね。神主さんが祝詞を上げている間に、だんだんと背中が暖かくなってきましたが、それでも気温は5度。本当にいいお天気になってよかったです。このおうちは、なかなかちょっとお目に掛かれない輸入住宅になると思いますので、皆さんも乞うご期待!
2012年01月30日
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北米でよく見かけるオーバースライダー式のガレージシャッター。大きなスプリングの力を利用して重いガレージドアを引き上げるので小さく非力なモーターでも十分に開閉出来る。非常に合理的に考えられているので、国産のオーバースライダーでもこうした輸入部材を取り入れて造っているところも少なくない。ただ、こうしたガレージシャッターは、定期的にバランスをチェックしてあげる必要がある。左右のガイドレールに均等に力が加わっていないと、重さのあるシャッター自体が徐々に傾いてしまい、そのうち開閉が難しくなることも珍しくない。このシステムの理屈さえ分かっていれば、素人の皆さんでも自身で十分調整が出来るとは思うが、予備知識なしに下手にボルトを外そうものなら、重量物だけに危険も伴う。自動車でも車検が必要なように、ガレージドアも定期点検をお願いしたいと思います。最低5年に一度はして欲しいですね。人間の造るものに、一生メンテナンスがいらないなどというものは、あり得ません。手間暇掛けて、その便利さや美しさを維持出来るのです。そういうことにお金を掛けても惜しくない、そんな愛着のある住まいにして欲しいですね。輸入住宅のガレージドアでお困りの方は、お問い合わせ下さい。お力になれるようでしたら、手助けさせて頂きますよ。
2012年01月29日
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先日、お客様との打合せの時に寄り道した。半田市にある赤レンガの古い建物を見に行った。この建物は、100年程前に建てられたものだが、未だに地元の市民に愛されている。構造自体がレンガなので、レンガの壁の厚さも半端じゃない。実は、この建物は、あの味ぽんで有名なミツカン酢が明治期にビール事業を興した際に建築したものだそうな。今は、お酢の生産ではほぼ独占と言えるミツカンだが、その当時の社長は本業以外に、ビール事業、銀行事業、繊維生産などたくさんの事業に挑戦したらしい。ただ、その事業はことごとく失敗し、当時の事業で残っているものは本業以外ないという。そういうことから言えば、本業以外に手を出してはいけないという教えに聞こえるが、私はそうは思わない。そういう精神が現代にも受け継がれ、80年代に味ぽんという新規事業を成功させ、今では納豆事業をも伸ばしている。お酢というものを発展させ、同じ発酵食品に挑戦したから、世界のミツカンになったのだ。先日、あのアメリカを代表した巨大企業、コダックが潰れた。常に変化する事業環境に乗り遅れたのが原因だ。ニーズを探り、いいものを造ることが、私たちホームメイドにも必要に違いない。この赤レンガの建物のように、後世に残るレンガ積みの輸入住宅を建てていきたいと思う寄り道でした。
2012年01月27日
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12月初め、ヴァイスロイ社製ダブルハング・ウィンドゥ(上げ下げ窓)のメンテナンスの話を書かせて頂きました。サッシを吊る為のコイル・バランスの交換メンテナンスの相談を頂いたという記事でしたが、ようやくその部品がカナダのメーカーから出荷されました。勿論、将来他の窓にも同じメンテナンスが必要となることを想定して、予備の部品も調達しました。ただ、窓の大きさや重さに合わせてバランス部品も異なりますので、そういう点を確認しながらの作業でした。今まで直接取引のない海外メーカーとのやりとりですから、普通の住宅会社さんは、時間とコストが合わないという理由でやらない仕事かも知れません。そういった意味では、当然私たちも相応の利益を頂ける話ではありません。ですから、建築屋さんは、こんな部品ひとつの問題で窓を枠ごと国産品に交換しましょうなんて話を言い出すんですね。確かに時間も労力も掛かりますが、住宅メーカーは有償無償を問わずしっかり維持管理に対応していくという姿勢がなければいけません。それは、輸入住宅メーカーでも国産住宅メーカーでも基本同じです。ただ、そういった理念が欠落している日本人の多いこと。何とも情けない限りです。新築する時の契約金額に反映されていない見えない部分を忘れないで下さいね。お金より情熱や覚悟が大切です。
2012年01月23日
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大府市 N邸に設置した照明器具のひとつ。こちらのデザインもティファニーコレクションと呼ばれるもので、薄暗い雰囲気のインテリアにはよく合いますね。バーカウンターのようなデザインのキッチンに取付けましたが1900年代前半のクラシックな感じが出ています。シンプルモダンが主流の住宅業界にありながら、ひとり我が道をいくといったところでしょうか。素敵なインテリアには、素敵なアクセサリが欠かせません。デザインを優先するか、価格を優先するかは、皆さんの価値観で決まります。どちらが絶対ということはありませんが、その選択で自分の進む道が見えてきます。住むことが一番ですが、更に一歩進んで、暮らしの豊かさを感じさせてくれるのが、こうしたもののような気がします。
2012年01月19日
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今、エクステリアの仕事をデザインしています。この仕事は、私たちが直接請け負ったものではないですがお話を聞くとホームメイドでしか出来ないようなデザインにこだわりがあるようです。多分、この門扉のデザインを見て頂ければ、それが皆さんにもお分かり頂けるのではないでしょうか。まるで、ベルサイユ宮殿のような優雅なデザインでしょ。当然、自動開閉装置も付けますので、自動車に乗ったまま操作出来るようになります。それにしても、こんな美しい門扉が付くとそれに合わせてエクステリア全体もデザインしないといけないですから普通の外構屋さんでは手に負えないだろうなぁ。デザインコーディネーションや施工プランも私たちの大きな武器なんです。さてさて、あとはいくらでやれるか。
2012年01月17日
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昔、タイタンというブランドで有名だったクイックセット社の輸入のドアノブ。今でも日本の輸入住宅ビルダーの多くが、ここの製品を使っています。結構、日本向によく考えられたドアノブなんですが、全てが素晴らしいという訳ではありません。長所もあれば欠点もあるんですね。写真のドアノブの金色の台座が浮いてきて、中の黒い金属部分が見えています。実は、構造的に初めから台座が浮くようになっているのです。この台座を少し浮かすことで、中に隠された脱着レバーが露出してノブがドアから外れるのです。ノブが外れることで、中に入っている固定用のビスをドライバーで締め直すことが出来ますから、長い間使ってガタガタ緩んだドアノブをしっかり固定するというメンテナンスが可能となります。でも、台座を少し動かすと浮いた感じになるというのは、何か気持ちが悪いと思う方もいらっしゃるでしょうねぇ。輸入資材に限らず、何でもクセというものはありますから上手に付き合っていけるといいですね。メンテナンスをして欲しいという方は、お問い合わせからご相談下さい。
2012年01月14日
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以前、輸入の掃き出しサッシのガラスが破損して交換が必要という話をブログに書きましたが、12月にアメリカより取り寄せたハード社製の窓ガラスを取付けましたので、その写真をお見せします。LOW-Eという断熱処理をされたガラスですから、少し緑がかった色でなかなか美しく見えますね。輸入の掃き出しサッシは、強化ガラスがペアで入っていますから、防犯対策としては持ってこいなんですが、その分ちょっと重いのが難点でしょうか(笑)また、モーティシィーロックと呼ばれる防犯性の高いドアロックも経年劣化で調子が悪くなりましたので、この掃き出しサッシを含めて、2箇所交換しました。モーティシィーロックは、内部に小さなバネが入っていてそれが劣化するとロックする為のフックがうまく出なくなってしまうのです。(これは、別件でもお話しましたね)手間は掛かりますが、こうしてちゃんとメンテナンスすれば輸入住宅は高いクオリティと美しさを保つことが可能です。輸入住宅にお住まいの皆さん、どうぞ大切にしてあげて下さいね。<関連記事>Hurd Windows社製掃き出しサッシの破損(2011年05月08日):
2012年01月12日
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土曜の夜から、自転車通勤を再開しました。実は、12月の半ばからずっと風邪を引いていまして、今でも寝床に入ると咳が出るくらい。医者に行ってもなかなか治らないので、クリスマス辺りから自転車通勤を自粛しておりました。でも、2週間近く自転車に乗らないと、体力が更に落ちてきますから意を決して会社に保管しておいた自転車を出してきました。でも、しょっぱなに乗ったのが夜ですから、その寒さはハンパじゃなかったです。私が自転車に乗る時に着用している上下のサイクルジャージは、何と夏用。汗が乾いてクールダウンするように考えられているので、乗っているとスースーします。一応、ウインドブレーカーを羽織っていますが、それでも結構きついです。その上、ロードレーサーですからペダルは重いし、前傾姿勢で体は痛い。体力低下で息まで上がってしまいますから、年寄りの冷水と言っても過言ではありません。それでも、オークションで買った細身のスーツに体を合わせるべく今日も自転車に乗って帰る私ですぅ。中年なんだから太りゃいいのに、ストイックですねぇ。そうそう、今日、半田のお客様と無事ご契約頂きました。高台に建つレンガの古城が、おうちのイメージです。体力を付けて、一生懸命仕事しますよぉ!
2012年01月09日
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年末が押し迫った12月22日。岐阜のN邸で地盤調査を行った。長良川が流れる金華山のふもと。河川の堆積土が地盤形成していることが予想されるそんな場所だが、畑だった表層を除いては意外と堅い土壌だとの調査結果を得ることが出来た。今後どの程度の地盤補強が必要かを決める訳だが、安心するのは早計です。義務化された10年間の瑕疵保証制度によって、地盤の不同沈下が起きないような工夫が一般化するようになった。そういった点では、一定の安心感があるように見えるのだがこの保証は地震に対して安全であるということを保証してくれるものではない。地震のような非常時ではなく、平常時において部分的に地盤が緩んだり、家が傾いたりすることはないという意味での保証であることを忘れてはいけない。つまり、深層での地下水の減少による全体的な地盤沈下や地震などで断層が顕在化したことによる基礎及び家屋の損害は保証対象外なのである。そりゃそうだよね、東日本大震災の時だってあんな堅い山が崩壊するくらい動くんだから、地表の薄皮だけを補強しただけの人間の浅知恵で、自然の大いなる力に勝てる訳はありません。自然の力に逆らわず、その力を受け流す。そんな工夫をすることくらいしか、我々に出来ることはないと思わなくてはいけません。よく住宅メーカーは、耐震性を誇張してPRしますが、ディズニーランドのある千葉県浦安市で起きた地盤の流動化のケースや、岐阜県根尾谷で発生した数メートルの高低差が発生する断層上では、生活インフラの寸断によって、住宅としての一定の機能が失われてしまうのは避けられません。地盤改良による地盤保証は、あくまで災害が発生しない平常時に、地盤の不具合が発生しないことを保証するに過ぎないことを覚えておきましょう。地震保険もしかりです。地震保険によって支給される保険金は、国全体で一定額が定められています。その額は、保険に加入している全世帯の全額を賄える訳ではありません。保険料に応じて、総額を均等に分配するだけですから、保険金の全額が下りるという過信は禁物です。勿論、我々の最大限の努力は必要ですが、家が無傷であることを願うより家が倒壊しないレベルまで頑張ってくれて、人命を守ってくれることが家づくりにおいて大切なのだと考えて下さい。災害時は、自分一人が大丈夫ということはないのですから、傷付いた人を助け、共に苦難を分かち合う姿勢で生きていきたいものですね。命を守ってくれただけでも家や周りに感謝する。そんな精神こそ苦しい時代を生き抜く力になるように思います。
2012年01月06日
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