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2011.03.09

花粉症の症状を和らげる方法(2) 自宅編

テーマ：花粉症対策はこれでOK！(148)

カテゴリ：美容・健康

　前回は、外出時の花粉対策について述べましたが、今回は自宅でできる花粉対策について紹介します。

花粉症の症状を和らげる方法(1) 外出編

1. 室内を適度に潤す

　花粉は空気が乾燥すればするほど良く舞いますので、できるだけ室内を潤すことで床に花粉を集めるようにします。
　そして毎日床を拭き掃除しましょう。

　一番エコな加湿方法は濡らして絞ったタオルをハンガーに掛けて窓辺に吊るしておくことですが、室内を効果的に潤したければ、やはり加湿器がお勧めです。

　この空気清浄機は加湿もできるタイプのもので、室内を適度に潤しながらハウスダストや花粉を除去する効果に優れています。

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2. 涙を出す

　アレルギー症状が酷いからと言って、目を洗うのは良くありません。

　市販の洗眼液で目を洗うと、一時的に症状は良くなりますが、元々自分の目が持っている油分まで洗い流してしまうため、結果的にドライアイ症状が加速することになります。

　涙が出てくる状態になるとその涙で花粉が流されますので、柔らかいティッシュで拭き取ります。
　涙があまり出ずに目がゴロゴロするときは、感動する映画を見て泣くか、涙が出る程面白い番組や映画を観るようにして涙腺を緩くしておくと、症状が和らぎます。

3. 鼻洗浄をする

　鼻がいつもむずむずしている方は、鼻うがい（鼻洗浄）をお勧めします。

　コップ半分ほどのぬるま湯に塩をふたつまみほど溶かし、片方の鼻の穴に静かに流し込むと、鼻を通って喉に流れてきますので、それを洗面台に吐き出します。
　鼻の中に付着していた埃や花粉が洗い流されてすっきりします。

　最初は慣れが必要ですが、続けているうちに適度なお湯の温度、塩の量、吸い込むタイミングが分かってきます。

　私はこのような鼻洗浄器を使っています。
　タンクに専用液を注いでポンプを押すと、適度な水圧で鼻の中をすっきり洗浄してくれます。

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4. 身体を温める

　体温が低下すると鼻が詰まりやすくなります。
　特に花粉の季節は症状が悪化しますので、部屋の温度を上げたり、洋服を着込んだりすると体温が上昇して鼻の通りが良くなってきます。

　体温を上げる効果のある食品や飲み物を摂るのも効果的です。

　ショウガは身体を内部から温めるのでおすすめです。
　ショウガをすり下ろして温かいお湯に溶かして蜂蜜を加えると、おいしいショウガ湯になります。