青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2022.01.14
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テーマ: 在宅介護(1575)
今月国内で公開された中国映画
『こんにちは、私のお母さん』のタイトルが気になって
口コミなどを読んだら
親孝行したいとか、したかった人には
お薦めかもしれないので書いておきます。

この映画は
中国の喜劇女優のジア・リンさんが
実体験をベースに脚本・監督・主演に初挑戦し
世界興収900億円を記録している、

母と娘の物語だそうです。

日本公開当初は、観客のほとんどは
前評判を聞いている中国人だそうで
映画の内容も、笑いの部分は
中国人しかわからないジョークが
詰まっているようです。

また、当時39歳のジアさんが
高校生を演じていることを
無理がありすぎて内容がはいってこないという
評価も結構ありました。

この話の大部分がコメディであること、

そして何より、この映画を本人が演じたい事を
考えると、その部分にとらわれる必要は
ないんじゃないかと思います。

あと、ここまで美男美女が出てこない映画もめずらしい
という意見もありました。

美男美女をあえて出さない映画も結構あると思いますが、
私がレビューで見た限りは
若いお母さん役の方は綺麗な方だと思いますよ。
(ジアさんの相方の喜劇女優だそうです。)
齢を重ねたお母さん役も綺麗な方です。

母を綺麗な人に演じてもらう気持ちはわかります。
NHK朝ドラの『カーネーション』でも
コシノ姉妹は母の小篠綾子さんを演じる方を
綺麗な可愛らしい人にしてほしいと希望したと
自伝に書いていらっしゃいました。

大事な大事な人だから
敬意も表したいし、美化している部分もあるし
あとは何より、再現ドラマの中であっても
幸せな人であってほしいんですね。

この映画の英題は『Hi Mom』
邦題は『こんにちは、お母さん』ですが
原題は『こんにちは、リ・ホワンイン』と
監督=女優の実母の名前が使われています。

その理由を本人は、只の母親ではなく、
リ・ホワンインという人の事を
語りたかったからと答えています。
母としても大事な人だけど
一人の人として唯一無二だと言いたいのだと思います。
その気持ちはとてもよくわかります。

自分の母親とかそういう事の前に
その人本人のために幸せに生きていてほしい
生きていてほしかった
その一心なんです。

この映画を見に行くかどうかは決めていませんが
お母さんの事が気になっている人は
行かれるといいかもしれません。

ずっと中国語で、ほとんどの部分はベタなコメディで
最後15分で大泣きでハンカチ必須だとのことです。






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Last updated  2022.01.31 05:42:29
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