青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2022.05.04
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日テレの情報番組『ニュースエブリィ』で
聴覚障害を持つ方でもできる
デフサッカーの普及をされている植松隼人さんが
紹介されていました。

お茶の用意をしながらの
ながらテレビだったのですが
「補聴器をつけているから
上手く話せるからと言って
全部聞こえているわけではないんです。」


母や叔母達の補聴器の事でいろいろ学んだので
補聴器という言葉が気になったのだと思います。

画面に映っていたのは
子供たちに囲まれて
楽しそうにサッカーを教えている
若い活発な男性でした。

以前新聞の投稿欄か何かで読みましたが、
聴覚障碍のある若い女性が
おしゃれな色付きの補聴器をつけていたら
(今、補聴器の色形は多様化しています。)
電車で隣に座った男性が

突然怒鳴って補聴器を耳から取り上げ
床にたたきつけて壊したそうです。

補聴器なので音楽の音漏れがあったわけもなく
迷惑を被ったわけではなく
ただの思い込みによる暴挙です。


最低な人なんでしょうけど、
若い人だって子供だって
補聴器が必要な人がいるということが
パラスポーツの話からも
広く認知されれば良いなと思います。

植松さんは生まれつき聴覚障害があり
補聴器をつけているのですが、
屋外等では
(多分、雑音が多いのと、声が遠いので)
聞こえにくいのだそうです。

高校生の頃所属していたサッカー部では
自分だけ聞こえず、
指示に沿った行動ができないので
仲間はずれになってしまったと
詳しくは言われませんでしたが
大変な思いをされてきたようでした。

そんな思いをしても
植松さんはサッカーが大好きなんでしょうね、
障がいを持った子供達も
そうでない子供達も楽しめる
デフサッカーの普及に努めているそうで、
番組では手話や旗などを使って
聴覚に頼らないでも楽しめる
サッカーを紹介していました。

印象的だったのは
植松さんと子供達の距離がとても近い感じで
教える方も学ぶ方も
楽しく熱心に取り組んでいる感じが
画面を通して感じられたことでした。

そしてそこに、日テレのキャラクター着ぐるみ
「そらジロー」が来ていて、
子供達と手話を一緒にしたのですが、
そらジローって
手がとっても短いうえに指がないので
手を合わせたり指を動かしたりが
全くできないんです。
でも、一生懸命、自分にできる「手話」を
子供たちに合わせてやっていたのも印象的でした。

自分にできる範囲で一生懸命やって
皆で楽しくなることが大事だなって。

植松隼人さんの活動について
正しく書くために検索したら、
サッカー好きの
気さくなお兄さんという印象でしたが
2010年デフフットサル日本代表で
2017年から
デフサッカー男子日本代表監督だそうです。

5年も日本代表監督を続けているけど
偉い人としてだけ収まっているんじゃなくて
地道な活動をしっかりされているのは
子供達との練習を見ていても現れていました。

高校時代、仲間外れにされてつらくても
そこでやけになって諦めたりせず
努力されたからこそ
10年後には日本代表になり
そこからまたいろんな努力を続けているからこそ
日本代表監督を続けているんだと思います。

私もできることを楽しく頑張ろうと思いました。











画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2022.05.10 07:42:30
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