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カテゴリ: コラム
今週の「わさドラ」は、オールスター中継のためお休みだったのだが、その日の21時からの金曜ロードショーで「ルパン三世」のスペシャルが放送されていた。ご存知のように、ルパン役が山田康雄氏の死去で、栗田貫一氏に交代した国民的人気アニメである。(ところで、ブラッディエンジェルスのソフィ役が 能登麻美子 というのには驚いた。う~ん、違和感はさほど感じないのだが、ちょっと似合わないなあ・・・。さすがに東城綾、アンゴルモアのイメージが強いから…。)


ルパンの場合は、声そっくりの栗田氏に引き継いで、(言い方は悪いかもしれないが、)運よく生きながらえたが、しかし、ルパン以外の主要メンバーを見ると、すでに60代後半~70代という高齢。不謹慎な話かもしれないが、いつ役を降りてもおかしくないのは紛れもない事実である。では、もしそうなったとき、一体「ルパン三世」はどうする気なのだろうか。

人気のある長寿アニメほど、一番気になる問題として、声優交代というのが必然的に上がってくる。ではどういう形で交代させるべきなのだろうか。声の似ている声優を使う。一気に代える。あるいは、交代させずに終わらせる。選択肢としてはこの3つに絞られると思う。

交代して続けるというかたちであれば、やはりルパンと同様、声のそっくりな声優が見つかればそれにこしたことはない。その方がファンの反発も少なくて済む。が、そう簡単に見つかるものではない。それに、声がそっくりなだけではだめで、それなりの演技力がなければ、務まらないだろう。やっぱり、前任者とはどこか違うものになってしまうだろう。だから、当然ファンの反発はつき物だろう。ましてや一気に代えるとなれば、ファンの反発は2倍、3倍にも膨れ上がるだろう。しかし、作品を存続させるためには、声優交代は避けては通れない道である。


もう一つの選択肢は、もう終わらせてしまう。この人なしのこのキャラはありえない。だから終わらせる。もちろん新しいものが見られなくなるという寂しさはあるが、この人の演じたこのキャラは永遠であってほしい。ファンにとっては、そういう思いのほうが強いだろう。今はDVDが以前よりも売られているから、聞きたければいつでも聞ける。

短期的に見ればそれでいいかもしれない。が、10年後、20年後、30年後…長期的に見ればどうなるだろうか。どうしても若い人たちは、自分と同時代のものに走ってしまう傾向が強い。再放送でもすれば、なんとか後世にも伝えられるかもしれないが、しかし結局のところは、年配だけが盛り上がるといたかたちになってしまう。良作が埋もれてしまうことにつながりかねない。(それでもいいというファンもいるだろうけど)


難しい問題である。声優を交代してもしなくても、どっちもメリット、デメリットはあるわけで、どっちが正しいともいえない。ファンもさまざまな考えを持っていることだろうし、誰が決めるわけでもない。「ドラえもん」にしても、大山さんのまま、あのような形で続けていても、当然ファンの批判はあっただろう。

声優交代をさせるか否か。それは、作品のテーマ性を重視するか、キャラクターイメージを重視するかによって決まってくるのではないかと思う。「ドラえもん」の場合は、(本当は一言では表せないほどいろんなものを持っているのだが、)子供たちに夢と希望を与え、楽しませるという、「ドラえもん」の作品において一貫したテーマがあった。そのテーマ自体を守り、後世に伝えていくことが重要だと、スタッフは考えたのだろう。大山のぶ代さんら前声優陣も同様に思っていたことで、これはスタッフ・キャスト陣の総意であったわけだ。だから、思いきった声優一斉交代ということをやったのだろう。




結局のところ、どの選択肢が正しいかどうかなんて我々が決められるものではない。最終的には、やはりスタッフが重要だと思った路線に落ち着くのが筋である。たとえ、批判するファンが現れたとしても。そのスタッフの示した方向性をしっかり見た上で、もし自分に合わないようなら、それは見なくて構わない。人気があるといえども、嫌いな人だっているのだから。

はたして、「ルパン三世」がとる道は・・・?


さすがに、反対派に「わさドラ」推奨論を唱えるのにも、そろそろ限界というか、もういいだろうという気がし始めたので、少しまとまりのない文章だったが、最終結論のような形でこの記事を書かせていただいた。まあ、ファンがバラバラになってしまうことは寂しいのだが、やはり仕方のないことか。もちろん、私は「わさドラ」を今後も応援していくし、毎週見ていくつもりだ。

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最終更新日  2005年07月23日 14時29分41秒コメント(0) | コメントを書く


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