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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第38話「権勢と犠牲」蒙古(モウコ)のホルチン部にどちらの公主を嫁がせるのか。頭を抱える乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)だったが、清の皇帝として家族の事情より朝廷を優先しなくてはならない。嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)もホルチン部との関係を重視するなら最も信頼できる者を嫁がせるのが最善だと助言した。弘暦は娘である固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)が適任だと分かっていたが、皇后が永琮(エイソウ)を失ったばかりで、娘と別れさせるのは忍びないという。すると太監・李玉(リギョク)が皇后の弟・傅恒(フコウ)が来たことを伝えた。皇太后は息のかかった大臣に次女・恒媞(コウテイ)の輿入れを反対させていた。しかしこの数日、皇帝は自分を避けており、動向が分からない。そこで後宮でも妃たちに寝物語で進言させようと思いつくが、役に立ちそうな妃がいなかった。侍女・福珈(フクカ)はそれとなく嫻貴妃を勧めたが、皇太后は如懿に頭を下げるのは嫌だと拒む。すると驚いたことに如懿が自ら訪ねてきた。如懿は皇太后の憂いを払いたいと切り出した。そこで大臣たちに長公主の輿入れを上奏させ、皇太后からも直接、皇帝に進言するよう勧める。つまり娘を嫁がせた時の″利益″を皇太后が知っている、そう印象付けるのだ。「皇太后側のあらゆる勢力を使い、皇太后が娘の輿入れを望んでいると思わせれば 長公主は嫁がずに済むのです」無論、皇太后も恒媞がホルチン部に嫁げば朝廷での立場が有利になることくらい分かっていた。長女・恒娖(コウサク)をジュンガル部に嫁がせた時は職責のため母親の心を押し殺したが、今になって恒娖を思わぬ日はない。もはや立場も職責など関係なく、母親として恒媞だけは手放したくなかった。如懿は皇后ももちろん母としての思いで娘の輿入れに反対していると承知し、だからこそ先に娘を嫁がせると決めた者が娘を手元に残せるという。その時、皇太后はふと気づいた。「利益とはすなわち権勢か… あいじゃが権勢を狙えば富察(フチャ)氏一族が動揺し、皇后に圧力がかかる… 皇后は富察氏の娘として一族の利益を重んじる… 一族に娘の輿入れを迫られたら承知するしかない…」皇太后は如懿の巧妙な策に感心し、思わず賢い女子だと漏らす。しかし如懿は弘暦の力になりたかったと話し、皇太后にも昔の恩が返せると言った。「それだけか?皇后を恨んでいるのでは?」「滅相もない」老臣・張廷玉(チョウテイギョク)の進言もあり弘暦はついに娘の璟瑟を嫁がせると決心した。しかしどうにも心が晴れず、せめて娘が喜んで嫁いでくれればと願う。そこで如懿と純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)に娘の説得を任せた。如懿は気が進まなかったが、李玉から純貴妃には了解を得たと言われ、断れなくなってしまう。その頃、琅嬅(ロウカ)は思いがけず傅恒から璟瑟を嫁がせるべきだと言われ、怒り心頭だった。如懿が一計を案じたおかげで今や富察氏はこの大きな後ろ盾を鈕祜禄(ニオフル)氏に与えてはならないと躍起になっているらしい。侍女・素練(ソレン)までが一族のことを考えるようなだめ、傅恒が重病の皇后の万一を考えたと教えた。しかし琅嬅はやはり母として娘と離れたくないと涙に暮れる。そこへ如懿が訪ねて来た。如懿は皇帝から公主を説得するよう命じられたと報告した。初耳だった琅嬅だったが、重要な決定の前には皇帝から相談を受けているので報告はいらないと見栄を張る。「私は天下の母の手本として皇上と同様に国を第一に考えるわ 璟瑟は嫡公主よ、清にすべてを捧げて当然です」如懿は琅嬅が自分の前で弱みを見せられないことを利用し、見事に璟瑟を嫁がせるという言葉を引き出した。すると琅嬅は悔し紛れに、如懿が皇帝の嫡福晋になり損ねたため、自分が病に倒れた隙を狙って出しゃばる気かと難癖をつける。如懿は未だにそんな昔の話を記憶していたのかと驚き、執念は人を混乱させると諌めた。「…私は大清国の国母よ、混乱したことなどないわ」「皇上は皇后娘娘をよく理解されておられます、公主の輿入れに同意すると皇上はご存知でした 天下の民のため、そして公主の将来のため、富察氏の栄華のために同意するはずと…」「あなたの叔母君も同じことを考えていたはず、あなたを3阿哥や皇上に選ばせようと必死だったわ でも今は一族に有力者はいないようだけど…」琅嬅に叔母のことを侮辱され、さすがに如懿の顔から笑顔が消えた。「私には有力な身内も子供もおりません、皇后娘娘と違い福がないので… 冷宮から戻れたのも奇跡ですし、気ままな暮らしで満足です 身内に迫られ、意に反することをせずに済む…子供との悲しい別れもないわ」すると琅嬅は激情に駆られ、思わず机を叩いて声を荒げた。「いい気にならないで!皇上の命令を果たすといいわ!」どうやら2人の舌戦に決着がついたようだ。「公主の門出を見届ける日まで何とぞお大事に、では失礼いたします」如懿が下がると琅嬅は激しく咳き込み、素練が差し出した茶に八つ当たりした。如懿は蘇緑筠と一緒に璟瑟の寝殿を訪ねた。しかし日頃から妃嬪たちを妾と蔑んでいる璟瑟が2人の話に耳を貸すはずもない。蘇緑筠は穏やかに皇帝の命で来年の3月に公主がホルチン部へ嫁ぐと教えたが、璟瑟は嫌だと言った。優しく諭しても嫁がないとの一点張り、困り果てた蘇緑筠は如懿に目配せする。そこで如懿は公主なら天下のために尽くすべきだと切り出し、この輿入れこそが母親への孝行になると教えた。「7阿哥が亡くなり皇后娘娘の頼りは公主ただ1人、皇后の座を確かにするには後ろ盾が必要よ 公主がホルチン部に嫁げばそれが手に入る」如懿の言葉で璟瑟の表情が一変した。蘇緑筠は言い過ぎではないかと心配したが、如懿は親の苦しい胸の内が分かっていないと手厳しい。「皇上が国を安定させるためには必要なことなの 皇后娘娘は天下の母の手本なのに公主は天下のわがまま娘ね、己の責務も果たさないで 身分が卑しい奴婢でさえ自分の職責を果たすわ」璟瑟は母に助けを求めたが、かえってホルチン部との姻戚がいかに重要かを説かれ、富察一族にとって大きな助けになると説得された。璟瑟はついに覚悟を決め、清と富察氏の栄華のために命令に従うと告げる。しかし琅嬅は娘を手放す辛さに耐えかね、再び倒れてしまう。一方、弘暦もまた璟瑟を遠方に嫁がせなければならない現実に苦悩していた。璟瑟が生まれる前、琅嬅の最初の娘が夭折(ヨウセツ)し、哲妃(テツヒ)も難産の末、第2公主と共に亡くなっている。弘暦は長い間、ひとり娘だった璟瑟を溺愛し、ついつい甘やかしてきたと分かっていた。すると如懿は都に公主府を建て、しばしば里帰りさせれば寂しさも和らぐと進言する。「…そうするしかない」弘暦は大きくため息をつき、今は璟瑟が生涯、幸せに暮らすことを願うだけだと言った。皇太后のもとに聖旨が届いた。固倫和敬公主はホルチン部へ輿入れ、また恒媞(コウテイ)は柔淑(ジュウシュク)長公主に封じられ、理藩(リハン)院侍郎・宗正(ソウセイ)に来年嫁がせるという。皇太后は娘が都に嫁げばいつでも会えると喜び、今回は如懿の功績が大きいことを認めた。琅嬅の身体は予想以上に弱っていた。侍医・斉汝(セイジョ)は皇后の病の原因は心にあると報告、病は治せても心は治せないとさじを投げる。そこで弘暦は行幸を切り上げ、揺れが少ない水路での帰京を決めた。皇帝一行の船は途中の港で一夜を過ごすことになった。琅嬅は床を離れて皇帝を訪ねていたが、弘暦から無理をせず横になるよう勧められる。弘暦は琅嬅が下がると、山東(サントウ)の巡撫(ジュンブ)が楽師を呼んだので嫻貴妃に聞かせてやれと李玉に命じた。琅嬅は素練と蓮心(レンシン)に支えられ、桟橋を歩いた。すると素練は月が見たいという皇后のため、侍医に診察を遅らせてもらうよう知らせに行く。そこへちょうど如懿がやって来た。「嫻貴妃…どこへ行くの?」「皇上から楽師が来ていると…」「(ギギギギ…)行きなさい」琅嬅は激しい嫉妬にかられ、頭に血が上ってよろめいた。心配した蓮心は船に戻るよう促したが、琅嬅はまだ外にいたいという。その様子を密かに玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)が見ていた。すると蓮心が皇后のために薬を取りに戻り、琅嬅が桟橋で独りきりになる。そこで白蕊姫はすぐ近くに停泊している船に乗り込んだ。船では蘇緑筠と愉(ユ)妃・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が談笑していた。そこへ白蕊姫が加わり、3人の楽しげな声は外にいる琅嬅の耳にも届く。「ご存知かしら?東巡に発つ前、欽天監(キンテンカン)が言ったそうよ? ″離宮に客星が見える、皇后に災いが降りかかるやも″と…まさに大当たりね! 皇后が病に倒れたのは星回りのせいよ」白蕊姫は聞こえよがしに言った。驚いた琅嬅は船に近づくと、今度は白蕊姫が第7皇子が亡くなったのは因果応報だと話している。「子供が死んだのは母親の悪行の報いよ! 2阿哥も7阿哥も元気だったのに突然、亡くなるなんて~」琅嬅は愕然となった。「因果応報?悪行の報いが我が子に? 私のせいで永璉(エイレン)と永琮が死んだというの?」琅嬅は恐ろしさのあまり急いで自分の船に戻ることにした。しかし細工された渡り板で足を滑らせ、川に転落してしまう。薬を取りに戻っていた蓮心はちょうど皇后が落ちるところを見た。しかし付近に誰もいないことを確認し、そのまま見捨ててしまう。一方、蘇緑筠は水音がすると気づいて様子を見に行こうとしたが、白蕊姫は寒からと言って制止した。海蘭も人が落ちたなら助けを呼ぶはずだと言ったが、その時、皇后が川に落ちたと叫ぶ声が聞こえて来る。真っ先に川に飛び込んで皇后を助けたのは御前侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)だった。凌雲徹は今回の功績により末位の藍翎(ランレイ)侍衛から三等侍衛に昇格した。しかし琅嬅は全て水を吐き出したものの、極度の興奮と心身疲労により、痰濁(タンダク)が心を覆っているという。意識は朦朧とし、何でもうわ言で″因果応報″と口走っているとか…。斉侍医の話では皇后の命の火が消えかかり、最期が近いという。つづく
2019.09.30
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第37話「譲れぬ親心」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)の嫡子である第7王子・永琮(エイソウ)は天然痘に感染、幼い命を落とした。誰もがこの事実を皇帝に伝える勇気がなく、仕方なく皇太后が奉先(ホウセン)殿で息子の回復を祈る弘暦の元へやってくる。「永琮は…亡くなりました」すると弘暦は張り詰めていた糸が切れ、その場にへたり込んだ。「でもそなたには他の息子もいる、この悲しみを必ず乗り越えなさい さもなくば紫禁城の天が崩れ落ちてしまいます…」皇太后は悲しみをこらえ、弘暦を慰めた。娘の恒媞(コウテイ)が参内し、皇太后は幸せなひと時を過ごした。葬儀が重なって落ち着かない正月となったが、正月が明けると皇帝と東巡に旅立つため、しばらく娘にも会えない。弘暦が即位して13年、初めての東巡、秦の始皇帝と漢の武帝も東巡で泰(タイ)山での封禅(ホウゼン)を重視していた。一方、皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は息子を失った衝撃から床に伏せっていた。固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)は弟が亡くなっても自分がいると元気づけたが、琅嬅は娘では何の役にも立たないと落胆する。「娘なんて息子の添え物に過ぎない… 息子がいなければ、娘は雪中に送られる炭にも及ばないわ…いないよりはましな程度よ」琅嬅は息子を守れなかった自責の念に駆られ、もはや生きている意味などないと嘆いた。しかし璟瑟がうっかり父皇が妃嬪たちを連れて山東(サントウ)へ出かけると口を滑らせ、思いがけず琅嬅を奮起させる。侍女・素練(ソレン)の話では皇帝も皇后の同行を望んでいるものの、重病の琅嬅を心配して秘密にしていたという。琅嬅は嫻貴妃(カンキヒ)の台頭を恐れ、何が何でも東巡に行かねばならないと焦った。「ダメよ、永璉(エイレン) と永琮がいなくなっても皇后はこの私よ!まだ死んでいないわっ!」すると琅嬅は自ら重い身体を起こし、侍医・斉汝(セイジョ)を呼ぶよう命じた。欽天監(キンテンカン)は皇帝に謁見し、天象により東巡の出発は2月4日が最も吉だと報告した。しかし離宮に客星(カクセイ)が見えるため、皇后に災いが降りかかるかもしれないと懸念する。弘暦は息子を失った皇后にそれ以上の災いなどないと一蹴したが、太監・李玉(リギョク)に念のため警戒するよう命じておいた。乾隆帝一行が都を出て半月が経った。琅嬅は無理を押して同行し、一緒に泰山に登って碧霞元君(ヘキカゲンクン)にも参拝する。予想以上の回復ぶりに弘暦は驚いていたが、実は琅嬅は斉侍医の薬で気力を保ち、素練の化粧で顔色をごまかしていた。そんな中、弘暦は蒙古(モウコ)でも一大部族であるホルチン部から色布騰巴勒珠爾(スプタンバルジュル)の許嫁に清(シン)の嫡出公主を要望される。巴勒珠爾は皇子たちと共に尚書房で学び、2年前に輔国公(ホコクコウ)に封じられた周知の人物だ。しかし未婚で嫡出の公主と言えば、皇太后の次女で長公主・恒媞か琅嬅の娘・璟瑟の2人しかいなかった。皇帝からその話を聞いた琅嬅は動揺を隠せない。その時、皇后の寝殿に玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)が挨拶にやって来た。ちょうど皇帝と話し中だと止められ、仕方なく少し散歩でもして来ると言って離れたが…。その夜、白蕊姫は皇太后を訪ねた。「公主の縁談が朝廷で議論されており、皇上は皇太后より先に皇后に相談していました 私が挨拶に伺った際、皇后は自分の娘を一心にかばい、長公主を嫁がせるよう主張していたのです」皇太后は憤慨したが、白蕊姫が自ら動いて知らせてくれたことに感謝する。すると白蕊姫は皇太后の憂いは自分が取り除くと約束した。「でも妙ですね、皇后は重病だったのになぜ急に回復したのか…」「回復などしておらぬ、薬で命をつないでいるのだ」「なるほど~では娘を遠方に嫁がせるとなれば、衝撃に耐えられぬやもしれませんね?」玫嬪が下がると、侍女・福珈(フクカ)は慶常在(ケイジョウザイ)や舒嬪(ジョヒン)より役に立つと褒めた。「和敬公主は高慢です、蒙古で苦労したほうがいいでしょう」いつも嫡出であることを鼻にかけている璟瑟、ならば嫡出の務めを果たしてもらえばいい。皇后の病状を探っていたのは嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)も同じだった。そこで白蕊姫は金玉妍に接触し…。翌朝、葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は皇帝を待ち伏せ、散歩に同行したいと言った。しかし弘暦はまた公主の縁談の件で意見しに来たと分かっている。すでに皇太后の息のかかった大臣たちが恒媞を差し出すことに2刻も反論し、さらに玫嬪まで加勢に来ていた。結局、意歓は皇帝を諫めることができず、何も言えずに下がってしまう。その様子を福珈が見ていた。|ωー́ )ジーッ皇太后は役立たずの舒嬪を引っ叩いた。「皇上の妃嬪にしてやった恩を忘れたのか?!あん?全て私のおかげであろう!」今まで舒嬪の真心に配慮し、皇帝への進言を強要してこなかった皇太后だったが、今回ばかりは一大事だ。「情にもろい者は推挙せねばよかった…いずれ仇となるぞ」皇太后は憤慨して出て行ってしまう。↓使える駒と使えない駒皇后への挨拶に向かった烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は遊廊で弘暦に出くわした。弘暦は今は皇后に会わない方が良いと止め、散歩に誘う。今や朝廷と後宮は公主の輿入れで大騒ぎだった。大臣にはわめき立てられ、皇后には泣いて懇願され、板挟みに苦しむ弘暦…。如懿は皇太后も皇后も間を置けば理解できると話し、その時に決断を下してはどうかと進言した。皇太后は夜更けというのに琅嬅を呼びつけ、自分が先帝から下賜された豪華な真珠の首飾りを差し出した。「璟瑟は年頃の娘だ…嫁入り道具として贈ろう」しかし琅嬅は受け取らず、自分が輿入れの時に先帝からもらった金の鴛鴦を献上する。「恒媞長公主はホルチン部に嫁ぎます、これを嫁入り道具に加えてください」皇太后と琅嬅は自分の娘を遠方に嫁がせまいと牽制し合った。結局、2人は互いに贈り物を下げ、激しい言葉の応酬となる。「璟瑟は皇上とそなたの子、庶出の公主たちに比べて高貴である 璟瑟も嫡出であることを吹聴し、称号をもらって以来、庶出の弟妹を見下しておる ホルチン部に嫁がせるべきだ」「年若い璟瑟は礼儀知らずで嫁になど出せません」「婚家で苦労すれば自然と礼儀も身につく、母親に教わるよりずっと有効だ それに今回の嫁ぎ先であるホルチン部は蒙古の中でも尊貴な部族だ」「ならば長公主のお相手に最適では?」皇太后は一歩も引かない琅嬅に苛立ちを隠せなかった。如懿は弘暦にそろそろ休むよう勧めた。しかし弘暦は公主の件が解決しなければ落ち着かないという。その時、李玉が現れ、福珈が皇太后と皇后の仲裁を求めていると報告した。驚いた弘暦はすぐ出かけることにしたが、ふと立ち止まってきびすを返す。自分が行けば2人から助太刀を求められるだけだ。弘暦は皇后が軽率にも皇太后に会いに行ったことに憤り、李玉にともかく皇后を連れ戻せと命じる。困惑した李玉は皇太后の話に割って入ることなどできないと訴えた。すると如懿が斉侍医を行かせてはどうかと進言する。皇后の薬を届けたことにすれば双方が窮地を脱せると言うのだ。皇太后はかつて長女を遠方に嫁がせていた。自分のそばには恒媞のみ、どうしても手放したくない。「そなたは姑を悲しませても構わぬというのか?」「滅相もない、でも私は永琮を亡くしたばかり、璟瑟が唯一の我が子です そばに置いて孝行させ、永琮の供養もさせねば…」これまで義母に忠実だった琅嬅だったが、今回ばかりは譲れなかった。「それに私は兄嫁として長公主の将来が心配です ″詩経″によれば″摽(オ)ちて梅あり その実7つ 我を求む庶士 その吉に迨(オヨ)ぶべし″ 長公主はお年頃なので機会を逃してはなりません」嫁から諌められた皇太后は我慢ならず、思わず琅嬅の泣き所をついた。「そなたは大した兄嫁だ… だが当時、込み入った事情がなければ皇后になっていたのは嫻貴妃だ そうすれば今ここで兄嫁を自称しているのも嫻貴妃になる 嫻貴妃が兄嫁だったら、私の立場も理解してくれただろう」皇太后の一撃に激しく咳き込む琅嬅、しかしそれでも折れる様子はない。「嫻貴妃に子はいません、ホルチン部に嫁ぐのはおのずと長公主になります 皇上も悩まずに済むでしょう」皇太后が頑なな琅嬅にへき易していると、ちょうど斉侍医が現れた。斉侍医は皇后には決まった時間に服薬が必要だと訴え、2人の口論を収めることに成功する。すると最後に皇太后は、己の身が持たねば娘を長い目で見守れないと釘を刺した。琅嬅は必ず病を克服して娘の門出を見届け、皇上と添い遂げると言い返す。「よろしい、あいじゃーもそなたの望みが叶うよう祈ろう」皇太后は憤慨して席を立った。如懿の妙案が功を奏した。しかし今度は老臣・張廷玉(チョウテイギョク)が謁見にやって来る。そこで弘暦は如懿を屏風の後ろに行かせて話を聞かせることにした。すると張廷玉は皇太后派でないにも関わらず、恒媞を嫁がせることに反対だという。実は皇太后の長女・恒娖(コウサク)はジュンガル部に嫁いでおり、恒媞まで尊貴なホルチン部に嫁がせれば、蒙古王室の二大部族の子が皇太后の娘婿になってしまう。そうなれば朝廷における皇太后の勢力がますます増長するだろう。張廷玉は大臣たちの反対が皇太后をかばうためだけとは言い切れないと言った。「皇上の天下を守りたくもあるのです…」翌朝、弘暦は未だ公主の輿入れに結論を出せずにいた。如懿は張廷玉の話も一理あると納得し、弘暦が一番、優先したいことは何かと尋ねる。すると弘暦は真っ先に清の皇帝として家族の事情より朝廷を優先すべきだと言った。つづく( ๑≧ꇴ≦)あいじゃーが皇后に押されている〜www
2019.09.29
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第52話「旭鳳の追放」魔界で復活を果たした旭鳳(キョクホウ)、しかし両親がすでに亡くなったと知った。孤独に苛まれた旭鳳は密かに天宮へ位牌を拝みに来たが、いくら探しても母の位牌が見つからない。「旭鳳…もう探すな」その声は天帝となった兄・潤玉(ジュンギョク)だった。潤玉は荼姚(タヨウ)に先賢(センゲン)殿に祭られる資格などないと言い放った。やむなく先帝の位牌は安置したが、それも不本意だという。父と荼姚は世を欺き、2人のせいで六界は殺戮が絶えなかった。しかし旭鳳は義母とは言え母が兄を育てたと訴え、親を殺めて良心が痛まないのかと憤る。すると潤玉は、両親の権力に守られながら時代の寵児として生きて来た旭鳳には現実が見えていないのだろうと揶揄した。「考えてみたことがあるか?先の水神が錦覓(ジンミー)の相手に私を選んだ理由を そしてなぜ私が乱臣賊子(ランシンゾクシ)となり謀反を起こし、簡単に帝位を得られたのか? お前の母の死について誰ひとり追求しようとしない理由をな 私が策を巡らせたのではない、あの2人が悪行を重ねてきたからだ!」潤玉は今や天界が安定し、錦覓も幸せに暮らしていると言った。「お前は必要ないのになぜ戻った?」「黙れ!ジンミーの話はするな…」「なぜ恥を忍んでまで命を取り戻した?往生際の悪いヤツめ…まあよい 私とジンミーとでお前を一度、殺したのだ、また殺せば良い」「今日の言葉を覚えておけ…いつか後悔させてやる」「期待して待とう…」2人はついに決別し、同時に剣を突きつけた。騒ぎに気付いた天兵たちが駆けつけた。そこにはかつて旭鳳が重用していた破軍(ハグン)星君の姿もある。潤玉は侵入者を捕らえろと命じ、天兵たちは旭鳳を包囲した。しかしその時、錦覓が駆けつけ、旭鳳をかばう。「やめて!来ないで!」旭鳳は自分を守る錦覓の姿に驚いたが、それが誤解だと気付いた。「私があなたを殺した…その恨みは他の者ではなく私に…」「(はぁ~)水神、命を差し出すほど天帝に深い情があるのか~ だが天帝も同じように水神を想っているだろうか?」錦覓はとにかく早く逃げろとささやいたが、旭鳳はまた不可解な行動をする錦覓に呆れてしまう。「天帝を守りながら私の味方もするとは…今日の演目は何だ?」「お願いだから早く逃げて!」そこで旭鳳は錦覓を人質に取り、じりじりと後退した。「私たちの木は枯れたのだ…」旭鳳は最後にそう言い残し、錦覓を解放してひとりで出て行ってしまう。潤玉はすぐ天兵たちを差し向け、後を追うことにした。すると錦覓が自分の胸を刺し、旭鳳を見逃すよう潤玉を脅す。「近づいたら命を絶つわ!」その頃、旭鳳はゆっくり天宮を歩いていた。実はかつての家臣たちは皆、旭鳳に恩があり、そのまま黙って旭鳳を見送ることにする。旭鳳は共に戦った臣下たちに感謝し、ただこれからは進む道が異なると言った。そこで裳裾を切り裂き、今日を限りに袂を分かつと宣言する。「戦場で会っても手心は加えるな」天兵たちは旭鳳をあっさり逃した。しかし潤玉は破軍星君たちの忠義心に免じ、罪には問わないと告げる。ただしこれを最後にするよう釘を刺しておいた。錦覓は七政(シチセイ)殿の前でひざまずき、旭鳳を見逃すよう嘆願した。しかし潤玉は錦覓に会おうとしない。「旭鳳は私が最も欲しいものを手に入れている…」誰にも制止されず先賢殿に出入りできた旭鳳、それを御前将軍の破軍星君ですら見逃した。そして錦覓の瞳に映るのは今も旭鳳だけ、心の中には旭鳳しかいない。「ミーアー、私は君のためなら何でも犠牲にする 命の半分をも差し出すが、私はその目に映らぬのか 皆が私を裏切り、旭鳳のために尽くす…だったらもう容赦はせぬ」(TㅅT)しくしく…一方、旭鳳は日没の地に戻り、臨淵台(リンエンダイ)で拾った霊火珠(レイカシュ)を母と見なして埋葬した。暮辞(ボジ)は一緒に弔ってくれたが、恐らくその目にも母は悪辣非道に映っていたのだろう。両親の庇護の下で育ち、天界で最も尊い2人の言葉が全て正しいと思って育った旭鳳、今になって思えば両親の過ちを止められなかった自分にも責任があるのかもしれない。再会した潤玉は理路整然とし、その言葉に反駁(ハンバク)する術もなく、両親の尊厳も守れなかった。「天界は見知らぬ土地で私の故郷ではなくなっていた…鳳凰の木もだ… そなたと同じく、もう帰る家がない…」すると暮辞は違うと否定し、かつて先の水神を監視していた時に聞いた水神の心の声を教えた。「″心休まるのは我が里のみ″と…」暮辞は両親と一族をなくし、故郷も失った。当時の心の支えは恨みだったが、やがて両親と一族が唯一の生き残りとして自分に恨みを持つことなく生きることを望んでいると分かったという。「今、私を支えているのは″希望″です」穂禾(スイカ)が旭鳳の隠れ家に薬を届け、帰って行った。未だに穂禾を信じられない卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)だったが、旭鳳は穂禾が自分を傷つけることはないと安心させる。穂禾が金丹を飲ませてくれたと信じている旭鳳は穂禾に深い恩があり、借りがあると言った。鎏英はともかく旭鳳の身体の調子を心配し、霊力を高められるように朱雀の卵を渡す。「天后を訪ねた時に殿下が朱雀をくれたのよ」旭鳳はかつて水系の錦覓が過って朱雀の卵を食べてしまった時のこと@3話を思い出し、何とも複雑な心境になった。すると急に苦しくなって咳き込んでしまう。暮辞は驚いて旭鳳を脈診したが大事ではなく、回復したばかりなので修練を急がないよう助言した。旭鳳の隠れ家からの帰り道、鎏英は暮辞の髪に白髪があることに気づいた。卞城王府に戻って鏡を見た暮辞は衝撃を受け、不安に駆られる。近い将来、力を失って老いと病に苦しみ、鎏英を忘れてしまう…。「そうなっても私が好きか?」「蝉も蜻蛉(カゲロウ)も命は短いけど幸せに生きている、10年も一緒に過ごせるのは幸せよ」鎏英は何があろうと一緒に立ち向かおうと励ました。潤玉が七政殿を出ると、まだ錦覓がひざまずいていた。錦覓は黙って通り過ぎようとした潤玉を引き止め、旭鳳を許して欲しいと嘆願する。「必死なのだな…分かった、約束する」潤玉は錦覓を立たせたが、錦覓は急に気を失ってしまう。翌朝、元気になった錦覓は寝殿から出ようとした。しかし結界にぶつかり、弾き返されてしまう。ちょうど通りかかった鄺露を呼び止めて聞いてみたが、結界は潤玉の意向だった。「陛下にも苦しい決断なのです」鄺露はそう言って去ってしまう。錦覓は仕方なく水術で彦祐(ゲンユウ)を召喚した。しかし彦祐にもこんな強固な結界は破れないという。錦覓は落胆してその場に座り込むと、玄祐も回廊に座り込んだ。「火神が生き返ったらしいが君の仕業?」「…うん」「だから陛下が六界に命を出したのか~火神の神籍を剥奪し、天界を追放した」「許すと言ってたけど、ひどい仕打ちだわ…」錦覓は失望したが、彦祐は以前の穏やかな夜神ではないと教える。生母が天后に惨殺されるのを見て、その怒りの矛先が火神に向いたのだ。すると錦覓はふと初めて天界に来た頃の無邪気だった自分を思い出した。あの頃はまだ両親の敵や愛憎など知らず、ぶどうの精霊として誇りを持っていたという。そして旭鳳もまた自身に満ちて、活力のある鳳凰だった。潤玉は優しく、とても善良だったのに…。「あの幸せな日々はもう戻ってこない…それに鳳凰の木も枯れたわ…」思えば全ては隕丹から始まった。旭鳳との日々に後悔などないが、ただ旭鳳に申し訳ないという。「聞きたくない!昔のことは聞きたくないんだ!」彦祐は急に立ち上がり、結界を破れる者を探してくると言った。一方、魔界にいる旭鳳は修練に勤しんでいた。しかし焦り過ぎたのか、急に身体が冷気にむしばまれてしまう。そこへちょうど穂禾がやって来た。穂禾は旭鳳の身体を心配しながら、実は旭鳳が神籍を剥奪され、天界を追放されたと教えた。その頃、天界では月下仙人が璇璣(センキ)宮に押しかけていた。門衛は中に入れてくれなかったが、ちょうど潤玉が現れる。「なぜ旭鳳の神籍を?!天帝になったのだ、旭鳳を追い詰めるな! そなたの弟で一度、死んだのだぞ?」月下仙人は旭鳳にとって命を奪うより残酷だと訴えた。すると鄺露は旭鳳が天帝に剣を向けたと話し、錦覓が止めねば殺されていたと教える。まさか錦覓が潤玉に加勢するとは…。困惑する月下仙人に潤玉は、錦覓と旭鳳が結ばれることはないと断言して行ってしまう。つづく(^ꇴ^)♪蚯蚓だ〜って螻蛄だ〜って飴坊だ〜って〜って、鎏英ったら慰めにもなっていないような…w
2019.09.29
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第18~22話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください宇文紫(ウブンシ)こと扶搖(フーヤオ)は淑(シュク)夫人に封じられ、侍女・時嵐(シラン)と一緒に後宮・昭雁(ショウガン)宮にやって来ました中央にある豪華な御殿は歴代の皇后が住んでいたという永嘉(エイガ)殿また寵姫たちの住まいと言えば妗悦(キンエツ)楼と初錦(ショキン)苑があるとかするとあのお騒がせ娘の高普若(コウフジャク)もここで合流し、全員が揃ったところで太監は国王が決めた寝殿を発表します貴(キ)夫人・唐芷蓉(トウシヨウ)→永嘉殿徳(トク)夫人・簡雪(カンセツ)→芷蘿(シラ)居淑夫人・宇文紫@扶搖→醉衍(スイエン)居また夫人から漏れて采女(ウネメ)となった付嘉怡(フカイ)、納蘭菁(ノウランセイ)、陳香榭(チンキョウシャ)、張婉婷(チョウエンテイ)、劉珏琪(リュウギョクギ)は内廷府が決める住居に入りますすると詔にはなぜか賢(ケン)夫人・高普若だけ寝殿がありませんでした激怒して太監を引っ叩き、すぐ確認しろと怒鳴りつける高普若扶搖たちは何がと騒ぎを起こす賢夫人に呆れ、潮が引くようにさっさと自分たちの寝殿に移動してしまいます後宮の主なメンバーはこちら↓醉衍居は静かで趣があり、扶搖は一目見て気に入りましたそこへ早々に簡雪がやって来ます実は高普若が永嘉殿に住みたいと駄々をこねて唐芷蓉を困らせているため、やむを得ず自分の住まいを譲ったとか簡雪は醉衍居の客房に住まわせてもらえないかと頼み、扶搖は快諾します扶搖が房間で一休みしていると、今度は唐芷蓉が訪ねて来ました唐芷蓉は扶搖にたくさんの礼物を届け、国公の庇護を受けるいわば姉妹同士だと意味ありげに伝えますしかも一緒に永嘉殿に住まないかと提案しますが、扶搖はまた高普若がうるさいからと遠慮しました唐芷蓉は納得し、最後に宮中は恐ろしいところなので慎重にした方がいいと助言し帰って行きますその夜、扶揺は早速、偽軒轅旻(ケンエンビン)こと長孫無極(チョウソンムキョク)の玄霊真葉(ゲンレイシンヨウ)を奪うため、行動開始一方、無極は表向きお気に入りの妃・唐芷蓉を寝殿に呼んでいました2人は浴房に移動、そこへ宦官たちが国王の着替えを運んで来ます実はその宦官のひとりが扶揺でしたしかし無極は宦官の中に扶搖がいるとあっさり見破りますすると無極はふいに桂花の羹が食べたいと漏らし、唐芷蓉は得意料理なので用意して来ると言って出て行きましたそこで無極は扶揺@宦官だけを残し、他の宦官たちを全員を下げることに…こうして巨大湯殿を舞台に扶揺と無極の玄霊真葉を巡る激しい攻防戦が始まりましたすると無極は扶搖を水中に引き込み、思わず口づけしてしまいます…何度も何度も君をかわし、避けて来た…でも思い通りにいかないな、幾度となく君と巡り合う…これが定められた縁なら、いっそ心のままに( ゚д゚)やけに深い風呂だな~って( ๑≧ꇴ≦)足つくんかーいっ!するとそこへ唐芷蓉を人質にして刺客たちが乱入します唐芷蓉はそのまま卒倒、一方、扶揺は無極が刺客と格闘中に湯殿に落ちた玄霊真葉を見事にゲット!その後、無極に加勢し、勝機を失った刺客たちは退散しましたしかし扶搖は怪我をした無極を介抱している間にうっかり玄霊真葉を取り返され、今夜は断念することに…実は無極、刺客と応戦した際、わざと腕を斬られていましたこれを口実に内宮の衛兵を更迭して総入れ替え、宮中にいる国公・斉震(セイシン)の密偵を放逐することに成功します翌朝、事のてん末を聞いた斉震は、刺客騒ぎが無極の自作自演だと気づくことに寒衣節を前に夫人たちが動き始めます実は寒衣節の宴では国王が王妃を指名するのがしきたりなんですね~そんな中、扶搖は偶然、侍女と太監が寒衣節の宴で高普若が不思議な力を持つ水霊鏡(スイレイキョウ)を使って目を引こうとしていると話しているのを立ち聞きします一方、唐芷蓉は斉震に接触、王妃にしてくれるなら何でも従うと頼み込んでいました宗越(ソウエツ)が国王の寝殿にやって来ました実は斉震の一人娘・斉韻(セイイン)が龍鱗甲(リュウリンコウ)を持っていると言うのです斉韻は予定より3ヶ月も早く産まれ、生まれつき血脈が逆流し、筋骨も常人と違って不揃いという逆血病だったとか大夫は皆6歳まで生きられないと診断しましたが、なぜか斉韻は元気に生きていたのですその当時、ある高尚な道士が斉震に助言していました斉韻の体は陰による寒気がとても強いため、龍鱗甲を身につけて陽の力で抑えれば生きながらえると宗越は確証を得るため、斉韻を診察できる機会を待つことにします(  ̄꒳ ̄)なるほどね〜どうしても龍鱗甲が欲しくて世子をはめたのね〜ってえ?じゃあ、御鱗台にあった龍鱗甲は何だったの?扶揺は高普若の鏡で正体がバレることを懸念し、先回りして鏡を壊そうと思いつきましたそこで男装し、鏡があるという萃梁(スイリョウ)殿に忍び込みますが、白狐を操る謎の白衣の女・仙是美(センゼビ)に捕らわれ、摂坤鈴(セツコンリン)を奪われてしまいます斉韻は再び失踪しようと画策、雲痕は賑わう街の中を探し回りますすると思いがけず宗越が斉韻を捕らえていました郊外に足を伸ばした宗越と雲痕雲痕は自分の出自を知っても、未だ踏ん切りがつかない様子です今の雲痕にとって斉震と斉韻が家族ですからね~宗越は自分の道は自分で選べと強制しませんが、敵の犬となるなら雲痕はもはや軒轅の者ではないと言い放ちます↓ポ〜ニィテ〜ルゥ~♪板挟みに苦しむ雲痕、ただ愛しい斉韻に何かあれば決して許さないと警告でもね~悲しいかな斉震にとって雲痕はただの下僕でしかないのよ~(´・_・)、宗越も雲痕に敵同士の2人に未来などないと現実を突きつけて別れましたが…無極は江風(コウフウ)から扶揺が行方不明だと報告を受けますそこで早速、老鼠・元宝(ゲンポウ)に扶揺の捜索を依頼元宝は見事に萃梁殿で捕らわれた扶搖を発見しますが、白狐に襲われます元宝は逃げ惑いながら扶揺の檻の中へすると白狐が檻に突進して激突、そのお陰で檻が壊れます扶揺は白狐の注意を自分に引きつけて元宝を逃し、肩を噛まれながらも何とか撃退その時、白狐を操っていた仙是美がいきなり衝立の奥から飛び出してきましたその頃、唐芷蓉は今夜こそ夜伽をすべく、無極に色仕掛け中でしたそこに元宝が駆けつけます無極は元宝を追い払うふりをしましたが、唐芷蓉を点穴して眠らせてしまいます意識のない仙是美を前に呆然とする扶搖そこに無極が到着し、扶搖の無事を確認して安堵しますすると目の前に倒れている白衣の女に気づき顔色が一変、実は仙是美とは先王の長公主であり天権(テンケン)国の徳(トク)王妃でもある軒轅暁(ケンエンギョウ)でした軒轅王族とは言え継承できるのは男だけ、どうやら軒轅暁は"禁錮(キンコ)の術"で閉じ込められているようですが、その時、高普若が水霊鏡を取りにやって来ます無極は話を中断し、急いでその場を離れることに…醉衍居扶搖は傷口の手当ての途中で眠ってしまい、無極は心配でそのまま付き添っていましたようやく目を覚ました扶搖は大げさな扱いに困惑しますが、無極は狐霊に噛まれたので内傷を負っていると説明します「すまなかった、まさか君をこんな危険な目に遭わせてしまうなんて… 駆けつけるのが遅れてしまった」無極は珍しく神妙な面持ちでしたが、すぐにいつものお調子者に戻ります次第に打ち解ける2人、しかし急に扶揺が激しい胸の痛みに襲われました実は摂坤鈴がすでに扶搖の血脈と連結していたため、急に引き離されて精気が失われていたんですね~驚いた無極は扶揺の穴道を封じ、自分の内力を分けることに…無極は簡雪に扶搖を任せ、密道を通って密かに軒轅暁を訪ねましたそこで摂坤鈴を返すよう頼むと、軒轅暁は自分の掌を3手受けることができたら返すと提案します無極は間髪入れず承諾し、見事に3掌を堪え抜くことに成功すると軒轅暁は癇癪を起こしながら仕方なく摂坤鈴を返還します無極は急いで扶搖に届けることにしますが、急に軒轅暁が呼び止めました「あの人は、元気なの?」「…あの方には今、17の側室の部屋があります、それでも心配を?」↓気が触れている様子だけど、まだ謎だらけの人無極は密道に入ると激しく喀血してしまいます何しろ扶搖の応急処置で内力を使ったところに、軒轅暁を拘束している穹蒼(キュウソウ)の禁固術の功法が炸裂したわけですからね扶揺が目を覚ますと簡雪が摂坤鈴を持っていました「取り返したわよ!公子は鈴を置いてお帰りになったわ」扶揺はようやく簡雪も無極の配下だと気づきます…でも簡雪が越してきた時点で視聴者はみんな(^ꇴ^)知ってたー!寝殿に戻った無極はひとまず内傷を治すと、再び扶搖が危険にさらされることを恐れ、宮中から出すことにします思わぬ決断に江楓は猛反対、天権国へ持ち帰るよう命じられた摂坤鈴をなぜ扶搖に返してしまったのか困惑します主の心に扶搖がいることは分かっていますが、そもそも婚約者がいる身…( ゚д゚)え?そうなの?しかしどちらにしても主の命令は絶対、江楓は扶搖が安全に宮中を出られるよう手配するしかありません無極の寵愛を独り占めしている唐芷蓉しかしカモフラージュに利用されているだけなので初回は刺客騒ぎ→2回目は点穴されて気がつけば朝という現実wそうとは知らず、斉震は養女の宇文紫をないがしろにして唐芷蓉を寵愛している国王に激怒します雲痕はどちらにしても唐将軍が義父に忠実だとなだめましたが、斉震は絶対の忠誠などないことを誰よりも知っていました無極は扶搖が自分に見切りをつけるよう、唐芷蓉との仲睦まじい様子を見せつけることに簡雪は傷ついた扶搖を連れて醉衍居へ戻り、中院で無極をどう思っているのか尋ねます扶搖は無極を秘密が多くて信用できないとしながらも、なぜか全てが無極につながっていて、いつの間にか気がつくと彼のことを考えるようになっていたと吐露しました「好きってことよ!」簡雪は思わずそう叫んでしまいますつづく
2019.09.27
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第18~22話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください第4週の舞台は宮中へ、またメンバーも入れ替わりますさて斉震(セイシン)は大事な駒である宇文紫(ウブンシ)が火事を逃れて一安心雲痕(ウンコン)に国公府から逃亡する時、毒矢を受けた刺客を探すよう命じますそんな中、斉震が急に喀血雲痕は驚いて医聖・宗越(ソウエツ)を呼びます宗越は矢傷を隠して斉震を診察し、薬の準備のため離れに戻りますすると雲痕が現れ、手伝うという名目で薬に問題がないか見張ることに雲痕は薬材を切り始めますが、宗越は雲痕の手首にある傷を見て幼い頃を思い出しますあの時、剣の稽古をしていた宗越は、過って弟の手首を斬ってしまったことが…客桟では天煞(テンサツ)国の烈王・戦北野(センホクノ)と小七(ショウシチ)が昨夜、扶揺(フーヤオ)が現れたと雅蘭珠(ガランジュ)から聞かされていました理由は分からないけど、宇文紫として国公府に留まるとかすると先に帰した側近の統領・紀羽(キウ)から鷹羽封(ヨウウフウ)が届きます(※封じ目に鷹の羽が付いている緊急用の書簡)発信地は葛雅(カツガ)砂漠と氷原の境界からでしたが、密書を読んだ北野は…扶搖はいよいよ宇文紫として秀女選びのために宮中へ出発道すがら侍女・時嵐(シラン)は最初に生娘かどうか検査があると教え、扶揺は困惑します( ๑≧ꇴ≦)<何それ?!私は家畜かっ!@フーヤオすると馬車が急停止、付近から悲鳴が聞こえたかと思うと、扶搖は何者かに連れ去られてしまいます扶搖を連れ去ったのは誰でもない戦北野でした北野は扶揺を助けたつもりでしたが、実は扶搖が事情があって望んで入宮すると知りますそこで北野は扶揺に摂坤鈴(セツコンリン)を託しましたなぜか扶搖は常人と違い、邪気の影響を受けないんですね~実は事情があってすぐ太淵を離れることになった北野再び神器を巡って争いが起きると懸念し、摂坤鈴と相性がいい扶揺に不思議な縁を感じて預けることにしました扶搖は自分を信頼してくれた北野の気持ちを汲んで了承、その代わり必ず戻るよう迫ります「再会したらお酒をおごってもらうわよ?」「はぉ!約束だ」一方、斉震は宇文紫の失踪を受け、朝議で謝罪、必ず見つけ出すと約束します偽軒轅旻(ケンエンビン)・長孫無極(チョウソンムキョク)は大火に見舞われ何かと忙しい国公のため、捜索を章鶴年(ショウカクネン)に一任すると決定そこでこの機に乗じ、章鶴年が上奏した戍軍(ジュグン)八衛の予算増を認めてしまいます表向き斉震の傀儡となった偽軒轅旻、しかし国王の座についてみれば権力が一極集中しないよう、すでに手を打っていたんですね~その時、行方不明となった秀女が見つかったと急報が舞い込み、正殿に運び込まれます宇文紫の侍女・時嵐は馬車が盗賊に襲れたものの、人違いだったのか小姐を湖に投げ込んだと説明すると意識がないふりをしている扶搖を見た無極は笑いをこらえるのに必死そんな主人の顔を見て時嵐まで今にも吹き出しそうです無極はともかく宇文紫の治療のため、国公府から宗越を呼ぶよう命じました最近、どこか上の空の雲痕…19話ではいよいよ雲痕の出自が明らかになります義父が喀血して倒れたあの日、雲痕は宗越の左肩の怪我に気づいて刺客だと確信、深夜ひとりで離れを訪ねていたんですね~すると以外にも宗越はあっさり自分が刺客だと認めます「貴殿の本当の誕生日は6月4日、今年で19歳… お前が入府したのは5歳で、老管家(執事)が斉震に″自分の甥″だと嘘をついた 老管家は死ぬ前、本当の誕生日を教えたのだろう? そして口止めしたはずだ、誰にも言わないように、特に斉震には… 何年もずっと己の出自を調べてきたのだろう?消息は分かったか?」雲痕は驚愕し、みるみる顔から血の気が引いて行きました…あれは仁宗(ジンソウ)王が壮年期だった頃文懿(ブンイ)世子の名声はあまねく知れ渡り、太淵の民は世子のことを見聞きはしても、仁宗王のことは知らないというほどだったとか仁宗王は讒言(ザンゲン)により世子への疑心を強め、これを利用した奸人が謀略を進言世子への嫉妬と猜疑心にとらわれた仁宗王は容認してしまいます「世子を陥れたのは当時、世子の良き親友であり、今や権力を欲しいままにしている斉震だ 文懿世子の一族は滅ぼされ、誰もが根絶したと思っていた しかし私が知る限り、2人の後人が残っている…」すると宗越は衣をはだけて右肩の入れ墨を見せますそれは確かに雲痕の肩にある入れ墨と同じ蛟龍(コウリュウ)でした↓不可能、不可能!絶対不可能!の図父と仰いで来た斉震が一族の敵と知った雲痕、当然、すぐには受け入れられませんそこで宗越は証が欲しいなら邱(キュウ)先生を探しに行くよう勧め、城南の飴細工だと教えました宇文紫の診察にやって来た宗越は、顔を見るなり扶搖だと見抜きます扶搖は宗越の元気そうな姿を見て一安心宗越は念のため脈診だけすると、少々、驚いて霊薬が入った薬袋を渡しておきます「黒は人を救う用、白は人を殺す用、朱紅は…使う前に私に聞いてくれ」診察を終えた宗越は困惑していました扶搖は生と死の間にあるような脈…尋常ではありません一方、戦北野は雅蘭珠と小七に扶搖が入宮したと教え、天煞に戻ると伝えます雅蘭珠と小七は烈王に従うと決めますが、北野は非常に危険な旅になるため、2人が足手まといになるとあきらめさせました仕方なく途中まで愛しい北野を見送った雅蘭珠…しかし宿に戻ると荷物をまとめ、やはり後を追うことにします小七は扶搖を守るため昆京に残ると決め、天煞チームとはここでお別れ~大殿で秀女選びが始まります無極はまず目についた定遠(テイエン)将軍・唐伯年(トウハクネン)の娘・唐芷蓉(トウシヨウ)を選び、他は国公に丸投げまあ~ほとんど斉震の息がかかっているわけで、遠回しの嫌がらせでしょうか?しかし斉震は殊勝なフリをして辞退すると無極は初めからやり直しと宣言し、今度は″如意(ニョイ)回し″で天に決めてもらうと言いますこうして扶搖を含む9人の妃が決定、改めて国王に拝謁することに…無極は早速、お気に入りの唐芷蓉を貴(キ)夫人に封じますが、章鶴年(ショウカクネン)が慌てて諫言しました慣例として冊封は貴・徳・淑・賢の四夫人を選び、その中からいずれ王妃が決まりますすると無極は面倒臭そうに目の前にいた翰文(カンブン)院・簡深(カンシン)の娘・簡雪(カンセツ)を徳(トク)夫人に、ついでとばかりに隣にいた宇文紫を淑(シュク)夫人に封じました斉震はまだ″賢(ケン)夫人″が残っていると進言しましたが、無極はなぜか今日はここまでだと切り上げてしまいます邱先生を訪ねた雲痕は、義父・斉震が本当に実父の敵だと知ることになりました世間から栄達のため主人を裏切ったと蔑まれて来た邱先生、しかしその裏には事情が…15年前、世子府に格殺勿論(斬り捨て御免)の勅命が下され、邱先生が2人の公子の命を救うためにはどうしても斉震の信任を得るしか方法はなかったのですしかもそれは誰であろう文懿世子からの指示でした…(꒦ິ⌑꒦ີ)当時、世子府はすでに見張られて動きがとれず、邱先生は世子の命令で世子の謀反を暴露する訴状を書きますこれをきっかけに邱先生は斉震の信頼を得て世子府の亡骸回収の担当に、こうして2人の公子を救出することに成功しますすると邱先生は最後に、こうして今日まで生き延びたのは雲痕に真の敵を伝えるためだと訴え、親の敵を父と呼んではならぬと諌めました国公府に西平(セイヘイ)郡王・高嵩(コウスウ)が乗り込んで来ました国公が即位させたあの国王が自分の娘・高普若(コウフジャク)を四夫人に選ばなかったと知り、もしや頭角を現して来た唐伯年と自分を天秤にかけているのではと疑いの眼差し…しかし雲痕が宮中からの詔書を届けます斉震は高普若が賢夫人に封じられたと教えてなだめましたが、高嵩は懐疑的でしたもしや斉震が自分の力を誇示するため、わざと仕組んで翻弄したのでは?斉震は誤解だと訴えましたが…斉震と高嵩が結託していると知っていた無極は、疑り深い2人が警戒し合っている関係を利用して見事に溝を作ることに成功しかし江楓は父親に似て傲慢で短気な高普若が後宮で揉め事を起こすのではないかと心配します実は無極の狙いはそれ、騒ぎを起こしてくれればそれだけ自分たちの好機が増えることになるとか一方、唐伯年は娘を推薦してくれた国公を大恩人だと崇めました長年、辺境に駐在していることから朝廷のことには疎く、執事に礼物を届けさせて娘の世話を頼みますこれで斉震は南西の国境を守る重鎮の掌握に成功したわけですねそんなある日、宗越は久しぶりに街に出ると、いつのまにか酒楼が大盛況です給仕の話では五八同城集(ゴハチドウセンシュウ)に求人を出したところ、若くも腕の良い料理人が来てくれたとかなんとその料理人は斉震の娘・斉韻(セイイン)でした(´⊙ω⊙)oO(あの猫を抱っこしていた小娘だ!←定かではないw幼なじみだった宗越は呆然、確か斉韻は不治の病だったはず、まさか完治したのでしょうか?そこへ雲痕が衛兵を率いて現れました宗越は思わず顔を背けて息をひそめると、斉韻は雲痕に居場所がバレてしまったとぐずり出しますその姿は幼い頃と全く変わっていませんでした斉韻が見聞を広めたいと出かけてから早3年、ようやく国公府に帰って来ました実はこうして無事に五州を遊歴できたのも、父が密かに人を派遣して守ってくれていたと知る斉韻父の愛情を知って反省したのか、習い事や見合いをしないという条件で家に戻ることに同意しますすると父の白くなった頭を目の当たりにし、思わず涙が…そこへ雲痕が黒猫を連れて戻って来ます斉韻は笑顔に戻り、黒猫に花花(ファファ)と名付けて抱き上げましたつづく
2019.09.26
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三生三世十里桃花 Eternal Love第22話「離怨の反乱」脱獄した離怨(リエン)が北荒で反乱を起こし、夜華(ヤカ)が成敗したはずの金猊獣(キンゲイジュウ)まで現れた。報告を聞いた天君は夜華への失望を隠し切れない。かつて大羅天(ダイラテン)にいる元始天尊(ゲンシテンソン)に見込まれて関門弟子となり、2万歳と言う若さで上仙に飛昇、四海八荒に自分が墨淵の身代わりでないことを証明した夜華…。しかし人間界で金猊獣と戦ってからと言うもの、度々、天君を落胆させている。夜華はこの失態を償う機会が欲しいと懇願し、自ら兵を率いて北荒へ行くと申し出た。すると天君は今回の出陣が最後の機会だと釘を刺す。「夜華、お前は確かに儲君(チョクン)だが、皆に太子殿下と呼ばれていても油断するのは早い まだ太子印を授かっていない、それは四海諸侯からの推戴(スイタイ)を得られていないからだ もしまた何かあればお前だけでなく、洗梧(センゴ)宫全体が連座することになるぞ」(´・ω・)おじいちゃん、無茶苦茶言うな~天君は3皇子・連宗(レンソウ)にも北荒への出征を命じた。すると素素が″陥れられた″と訴えた件を持ち出し、今夜にも調査のため洗梧宮の仙娥を全て入れ替え、普化天尊(フカテンソン)に尋問させると決める。(´⊙ω⊙)おじいちゃ~ん「では決まりだ、2人はここに残れ、もうすぐ翼(ヨク)君や首領たちが来るゆえ 北荒の戦時について話し合うといい」天君が出て行くと、ようやく夜華と連宗は緊張が解けた。「天君の目的は洗梧宮からお前に忠実な仙娥を全部、排除することか~ これからはもっと細心の注意を払わなきゃな、夜華」そこへ離鏡(リケイ)がやって来た。離鏡は皇太子が北荒へ出兵すると知り、長兄の反乱を鎮圧するため自分も兵を率いて追従したいと申し出た。夜華は離鏡を疑っているわけではないと前置きし、ただ翼界の重臣たちが自分たちの大皇子を討てるか疑問だという。しかし離鏡は天族に敵意を持つ臣下はこの7万年で一掃したと安心させた。この機会に北荒の平定を幇助することで、翼族の分支である鮫人族が皇太子を傷つけた一件を帳消しにしたいと言う。夜華は離鏡の理由を聞いて納得し、北荒で戦功を立てれば鮫人族に関して今後一切、翼界を追及しないと約束した。皇太子の寝宮である洗梧宮、その中にある一攬芳華(イチランホウカ)が素素(ソソ)の寝殿だ。侍女・奈奈(ダイダイ)は皇太子に会えない素素のため、素素が紫宸殿(シシンデン)に補湯(ホトウ)を届けてはどうかと提案する。確かに禁足を命じられたが、洗梧宮の中なら出かけても問題はない。紫宸殿の仙娥たちに聞いたところ、ちょうど今、皇太子が寝殿にいるという。素素は少しはにかみながら、嬉しそうに出かけて行ったが…。『夜華…』「この声…素錦(ソキン)天妃?」素素がちょうど房門を出た時、銅鏡からなぜか素錦の声が聞こえて来た。『あの娘を助けようとしたのはあなたのためよ、どうして分ってくれないの? お腹にあなたの子供がいるから、あなたの母妃だってあの娘の命乞いをした 私だって危険を承知であの娘をかばったわ 分ってる、あなたが人間を娶ったのは私への当て付けだって… 私が天君に嫁いであなたを裏切ったから、そうでしょう? だけど私に何が出来たと言うの?どうすればよかったの? 四海八荒の女子で誰が天君の恩寵に抗うことができるというの? 教えてちょうだい、夜華(うっ)まだ私を愛しているわよね? あなたが彼女を素素と呼ぶのは、私の名に"素"という字があるからね、そうでしょう?(シクシク…』素錦は夜華が落とした銅鏡を利用し、わざと素素に嘘を吹き込んだ。…夜華、どうして分ってくれないの?…あの人間よりずっとあなたを愛しているのにその頃、物陰にひそんでいた素錦の侍女・辛奴(シンド)は素素がお盆を落として落胆する姿を目撃、計画が成功したことを確認した。出征が決まった夜華は自分の銅鏡を探して素錦の寝殿に乗り込んだ。「銅鏡を返せ」「銅鏡…どんな銅鏡?」素錦は知らない振りをしたが、夜華の鋭いまなざしに言い逃れできないことを悟る。「ああ~思い出したわ、鮫人族との戦であなたが落した銅鏡のことね? 拾ったまま忘れていたわ(汗」素錦は仕方なく銅鏡を返すと、夜華は無言のまま帰って行った。夜華が一攬芳華を訪ねると、素素はすでに寝台に入っていた。しかし珍しく夜華が来たと言うのに、素素は目も合わせず沈んでいる。「どうした?」「・・・・・」「何かあったのかい?私に教えてくれないか?」「…何か用?」「北荒を守るために半年ほど駐屯することになったんだ」(´・ω・)夜華、がんばれ「(ふうー)また半年行ってしまうのね」「少なくとも半年だが…ぁ、今までのように銅鏡で話せるよ」ハッ!!( ゚ロ゚)NGワードキタコレ「・・・・・」「私と話したいと思った時は銅鏡を使えばいい」(´⊙ω⊙`)空気読め~っ!「…くれぐれも身体に気を付けて、私、ちょっと調子が悪くてお見送りできないわ…」「具合が悪いのか?」夜華は驚いて手を伸ばしたが、素素はスッと手を引っ込めた。「何するの?」「私は…(そのぉ)…ただ顔が見たくて…」「見ても仕方ないわ…帰って」夜華はなぜ素素が冷たいのか分らないまま、仕方なく帰って行った。ヤッパリネ( ´・ω・)´・ω)(ω・`(・ω・` )ぁぁぁ__翼界に戻った離鏡は早速、将軍たちを招集、自ら兵を率いて北荒へ向うと伝えた。しかし臣下たちの反応は薄い。反乱を起こしたのは翼族の大皇子・離怨、先の翼君の敵討ちを旗印にしていた。もし自分たちが天族の鎮圧に力を貸すとなれば民心は離れるだろう。翼界では少なからず先の翼君の敵討ちを望む氏族があったが、全て離鏡が制圧して来た。これに不満を募らせた鮫人族は長海へ撤退、年貢も納めなくなってしまう。離鏡はもちろん不満を持つ氏族があることも、自分が天族の言いなりだと揶揄されていることも知っていた。しかし天下が太平となって初めて民は安心して暮らせるというもの、離鏡は自分が翼君である限り、7万年前のような死傷者十数万人という戦を見たくないと漏らす。「これ以上の議論は無用!今日中に出兵する!」翼后・玄女(ゲンジョ)はお腹の子をあきらめ切れず、巫医(フイ)にある治療を強要していた。実は青丘(セイキュウ)にいた頃、翼界に特別な方法があると聞いたことがある。ある薬草で病児を早産させ、その病児を完治させる法術があるとか…。巫医は確かに法術はあるが非常に危険だと警告した。この法術を使用した者は天に逆らったとしていずれ報復に遭うという。巫医はなぜ産んでも命のない胎児に執着するのか困惑したが、玄女は苛立って巫医を追い出した。玄女は分っていた。この子を出産できなければ、もう次の機会が訪れることはないだろう。離鏡は7万年前の結婚式から自分に触れようともせず、あらゆる手を尽くしてやっと授かった子供だ。「例え病気の子供でもいいの、彼は私に同情してくれるわ 同情して時々、会いに来てくれる、他の女人のところで酔い潰れているよりはマシよ …我が子よ、母はきっとあなたを産んでみせるわ!」夜華は氏族の首領たちと合流し、北荒の軍営にいた。しかし北荒の地形は複雑で、平坦な海底だった長海と違い水路が多く、また初めての土地なので困難が予想される。すると離鏡がいち早く地形を知る方法があると言った。「本君が聞いたところでは、太子殿下は青丘白浅(ハクセン)と祝事があるとか」離鏡は白浅の4兄・白真(ハクシン)なら皇太子を幇助してくれるはずだと進言する。白真は十里桃林に常住しているが、実は自分の家は北荒夏周にあった。夜華は早速、十里桃林の白真を訪ね、事情を説明した。白真は3ヶ月で北荒の地勢図を太子殿下の幕舎へ届けると約束したが、この機に乗じて恩を着せる。「ただし覚えておいてください 殿下を助けるのは我ら青丘の未来の娘婿だからで、天族太子だからではありません もし小五を侮辱するようなことがあれば、簡単には許しませんよ」(((;꒪ꈊ꒪;)))oO(子供がいますけど…夜華が帰ると、折顔(セツガン)は堅物ぶっていた白真をからかった。それにしてもこのまま白浅がいないのに婚儀が進んでしまうのが気にかかる。未だ消息が分からない白浅…。すると折顔は昨夜、星象を観察してみたところ、白浅に命の心配がないどころか紅鸞星(コウランセイ)が出ていたと教えた。「紅鸞星?!まさか駆け落ちして青丘に戻って来ないと?!」「駆け落ちしたかどうかまでは分らんよ、しかし紅鸞星が出ていたのは間違いない 小五は太子と婚約しているのに、別の誰かと相思相愛というのはまずいのでは?」「ふっ、構わないよ、他に意中の人がいるなら縁談を破棄すればいい」確かに最初の縁談を破談にしたのは天族の方、同じことをされても文句は言えないはずだ。それでも白真は夜華から頼まれた件はしっかりやるつもりだという。今回の貢献が後の婚約破棄の埋め合わせとなろう。鳳凰に襲われた白鳳九(ハクホウキュウ)だったが、東華帝君(トウカテイクン)の仙力ですっかり治っていた。しかし帝君の側にいたいため、まだ人の姿に戻れない振りをしている。そんなある日、酒を飲んだ帝君は書房で居眠りを始めた。鳳九は人の姿に戻って声を掛けてみたが、帝君が起きる様子はない。「帝君…やっかいな青丘白鳳九はもう去っと思っているでしょう? 恩知らずな娘だと思っているわよね… 恩返ししたくないわけじゃないの…ただどうすれば報いることができるのか分らなくて…」すると鳳九は帝君の寝顔を見ているうち、思わず鼻に口づけしてしまう。 (Ŏ艸Ŏ) oO(うわっ!鳳九は慌てて書房から逃げ出すと、帝君はゆっくり目を開けた。白鳳九はすぐ成玉元君(セイギョクゲンクン)に報告した。しかし口づけしても帝君に何の反応もなかったいう。すると成玉は帝君がおそらく寝たふりをしていたのだと言った。「私は信じないな~東華帝君はかつて大軍を率いて敵を退治して来た人よ? 誰かがこっそり口づけなんて出きるような隙なんて見せるはずないわ 私が思うに…もしかしたらあなたの事が好きで、渡りに船だったのでは?」「(テレ)冗談言わないで~♪ふふふ」夜華の側近・伽昀(カイン)は天宮へ書信を届けると、またすぐ戦地へ戻った。しかし母・楽胥(ラクショ)宛ての書信はあっても、一攬芳華には何の音沙汰もない。夜華が発ってようやく素素が泣き止んだところだっただけに、奈奈は思い悩まぬよう主を気遣った。「何か美味しい物でも持って来ますね♪」そこで素素は回廊の階段に腰掛けて奈奈を待つことにする。するとふいに九尾狐が現れた。「小狐狸、また来たの?」( ˘ω˘ )ふん!姑姑とこれほど似ていなかったら会いになんて来るもんですか「小狐狸?この数日で私ね、ふと気づいたことがあるの」(・д・)気づいたって何を?「夜華は口下手だし、あまり笑わないけど、俊疾(シュンシツ)山で私に付き合ってくれたのは、 少し私のこと好きだったからよね? もし彼が少しでも私を好きでいてくれるなら、やっぱり彼のそばにいたいの」( ತ _ತ)太子のどこが良いの?素錦天妃とも関係あるし、あなたを身ごもらせたし…私の姑姑とも婚約したし…どんだけややこしいんだか〜(๑ ・᷄ὢ・᷅)、「いずれにせよ彼は私を娶った、東荒大澤で誓いを立てたの 私は彼の妻よ、今はお腹に彼の子供もいる、それにこんなに彼を愛してる… 信じるわ、いつか彼にこの想いが通じて、私を愛してくれるようになるって」( ๑≧ꇴ≦)キッキッ!「お前は天上の狐狸だからどういう修行をするのか知ってる? もし私が修練して仙人になれたら、彼は少しは私に優しくしてくれるかしら?」( ˘ω˘ )分らないけど~司命と成玉に聞いてみるわ!鳳九は司命星君と成玉元君に修仙とはどんなものか聞いてみた。2人は話せば長くなるとため息をついたが、その時、東華帝君が戻って来る。すると鳳九は慌てて九尾狐の姿に戻った。「そなたたち、私の書房で何をしている?」「あ?!あ、小狐狸と遊んでいました、可愛いわね(ヨシヨシ) あ~小仙、急用を思い出しました(小狐狸→司命)帝君、成玉は失礼いたします」「あ…(小狐狸抱っこ)」「小狐狸を気に入ったようだな、連れて行くか?」「いいえ~いいえ!小仙、生まれてこのかたこういう爪がある物は苦手でして…(サササッ」司命星君は九尾狐を降ろすと、慌てて帰って行った。「司命が言ってたな、修仙とか何とか…」(; ゚ェ゚)誤解しないでください~私は小狐狸で満足満足、転生してもおそばにいられるなら〜「神仙に生生世世(転生)はない…ただでさえ人生はひどく長いからな」そう言うと帝君は鳳九をなでた。( ゚ロ゚)てっ帝君、読心術が使えるの?!約束通り、夜華の幕舎に白真から地図が届いた。すると届けに来た白真の書童・雲生(ウンセイ)が帰り際、主からの伝言を伝える。「九尾狐一族が太子殿下をお助けできるのはここまでとのことです 殿下はまたこうおっしゃいました "この地図を太子殿下にお渡ししたからには、今後、青丘白浅帝姫を侮辱するような事あらば 談判に行く″と…」分支の首領たちは青丘狐一族は率直で爽快だと笑った。すると離鏡は水路に慣れた自分の軍10万が先鋒を務めると申し出る。「3ヶ月以内に本君が必ずや北荒叛軍を追い詰めてみせます 太子殿下は四大陸路を守り、残党を迎え撃つのみ」実は離鏡にはひとつだけ願いがあった。反乱軍が壊滅して夜華が兄の離怨を取り押さえたら、自分に引き渡して欲しいという。「己で決着を付けたいのです」夜華は了解し離鏡に任せることにした。北荒の平定も目星がついた。そこでその夜、夜華は森を抜けてひとり、丘の上に立つ。…3ヶ月、また3ヶ月か…素素…まさか天宮へ戻っても君が日々、私を待つことになるとは夜華は銅鏡を眺めていたが、素素の声は聞こえて来なかった。つづく
2019.09.26
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瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~延禧攻略 Story of Yanxi Palace第1話「運命の紫禁城」時は乾隆6年2月2日。この日、宮中では重要な行事となる秀女選びと新人女官の試験が控えていた。ヒロインは新人女官の魏瓔珞(ギエイラク)↓掃除の試験を終えた新人女官たちは次の刺繍の試験のため紫禁城を移動中、秀女選びに参加する名門の娘たちを見かけた。秀女たちに興味津々の吉祥(キッショウ)と錦繍(キンシュウ)、するとふいに錦繍に小突かれた吉祥がうっかり手桶を落として水をぶちまけてしまう。旗袍(チーパオ)の裾を汚された烏雅(ウヤ)青黛(セイタイ)は激怒し、慌てた吉祥は平伏して謝罪した。しかし烏雅青黛は怒りが収まらず、吉祥の手を血が出るほど踏みつける。すると見かねた魏瓔珞が咄嗟に助け舟を出した。「おみ足を失礼いたします、大事な日に血を見ては縁起が悪いというもの…」瓔珞は烏雅青黛があげた足を手で制止すると、履物の底に蓮の花が刻まれていることに気づく。そこで地面に自分の香り袋から白い粉を出し、さらに玲瓏(レイロウ)の香袋からも赤い粉を出して混ぜ合わせた。瓔珞はその粉を履物の底の蓮に埋め込んで烏雅青黛を歩かせると、歩くたびに蓮の印が残る。「南斉(ナンセイ)の潘妃(ハンヒ)は金の蓮を敷いた道を歩き、 その美しさは金蓮歩(キンレンポ)と称えられ寵愛を得たとか…」瓔珞の進言に烏雅青黛はすっかり機嫌を直し、吉祥を解放した。しかしこれには瓔珞の思惑が…。今日は秀女選びの最終選考、しかし皇后・富察(フチャ)氏は気乗りしなかった。すると側近の筆頭侍女・爾晴(ジセイ)と明玉(メイギョク)に後宮の主人として同席するよう説得され、仕方なく準備を始める。こうして乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)と皇后の天敵である貴妃(キヒ)高(コウ)氏が揃い、3人で妃選びが始まった。するとやがてあの烏雅青黛の順番がやって来る。しかし烏雅青黛は蓮の印を残したせいで皇帝の怒りを買うことになった。実は″金蓮歩″の潘玉奴(ハンギョクド)は妖妃であり、寵愛した蕭宝巻(ショウホウカン)は暗君だという。烏雅青黛は秀女選びから引きずり出され、戒めとして父親まで罰を受けることになってしまう。一方、烏雅青黛を姉と慕っていた納蘭(ナーラン)淳雪(ジュンセツ)や陸晩晩(リクバンバン)は後宮入りが決まった。ちょうど同じ頃、新人女官たちは刺繍の試験中だった。しかし吉祥は踏まれた手の血で刺繍を汚してしまい、途方に暮れる。すると正面の席だった魏瓔珞は残りの線香の長さを確認、まだ時間があると踏んで吉祥と自分の刺繍を取り替えた。刺繍の判定は総管・呉書来(ゴショライ)だった。呉総管は吉祥の刺繍を気に入り、さらに魏瓔珞の刺繍を絶賛する。すると納得がいかない女官がいきなり瓔珞の不正を訴えた。責任を感じた吉祥はひざまずいて自分のせいだと認めたが、咄嗟に瓔珞が2人の刺繍は共同作品だと説明する。「ご覧ください、もともとひとつの図案でしたが、効率を考えて別々に刺繍しました」確かにどちらの刺繍も未完成で、不正とまでは断定できない。呉総管は結局、宮使いとして仲間を助けた瓔珞を選び、代わりに告げ口して和を乱した女官を除名とした。秀女選びも終わり長春(チョウシュン)宮に戻った富察皇后。しかし明玉は貴妃が高家の権勢を笠に着て傲慢な態度を取ったと憤慨している。皇后は気にも留めていなかったが、そこに皇帝から扁額「敬修内則(ケイシュウナイソク)」と宮訓図「太姒(タイジ)子を諭す」が届いた。すると皇后は悲しそうな表情になり、少し休みたいと言って侍女を下げてしまう。皇后は3年前に我が子である第2皇子を失って以来、未だ立ち直れずにいた。実は「太姒 子を諭す」の″太姒″は周の文王の正妃で武王の生母、聡明かつ仁徳があり文王と民に深く愛されたという。つまりこの絵は一国の母としての責務を忘れるなという戒めとも取れた。皇后は皇帝の心から愛する人ではあったが、皇子の死後から2人の間には微妙な距離ができている。一方、儲秀(チョシュウ)宮の貴妃のもとには「西陵(セイリョウ)蚕を育てる」が届いていた。宮訓図を見た嘉嬪(カヒン)金(キン)氏は、なぜ貴妃がこれほど荒れているのか分からない。「これは皇上からの忠告よ!勤勉な妃になれとね!」貴妃は皇帝からまるで自分が皇后を虐げていると責められているようなものだと憤慨した。嘉嬪は考えすぎだとなだめ、実は皇帝が古代の賢良な后妃の物語を12枚の宮訓図として絵師に描かせ、六宮すべてに送ったと教える。「にゃんにゃん、皇上は質素で倹約に努められるよう望んでいるだけですわ」貴妃は口の達者な嘉嬪のおかげですっかり機嫌が直った。承乾(ショウケン)宮では嫻妃(カンヒ)輝発那拉(ホイファナラ)氏の母親が娘に発破をかけていた。皇后と貴妃と同期でありながらまだ妃、高氏一族は出世街道まっしぐらだというのに、嫻妃は寵愛争いから距離を置いている。母親は呆れて帰っていったが、嫻妃はただ愛する皇帝と添い遂げることを願っていた。皇帝が意味ありげな宮訓図を送ったせいで妃嬪たちは一喜一憂していた。これは弘暦の狙い通り。こうして考え事があれば寵愛を争う暇がなくなり、弘暦もしばし静かに過ごせるというわけだ。その晩、宮門の閉じる時刻となり、やがて灯りがともされた。刺繍の腕を評価された魏瓔珞たちは繍房に配属され居所へ向かっていたが、道すがら妃とすれ違う。威厳ある一行の迫力に錦繍は思わず妃嬪の儀駕(ギガ)隊だと驚いたが、世話役の方(ホウ)女官が違うと言った。「″儀駕″と呼ぶのは皇后一行だけ、先ほどは高貴妃だから儀仗(ギジョウ)よ」他の妃嬪たちの一行は采仗(サイジョウ)と呼び、使えるのは宮の主人のみだという。今夜も妃嬪たちが集まった。いつものように皇后は欠席、純妃(ジュンヒ)もまた風邪で伏せているという。↓スカジャンと葉っぱ隊高貴妃は純妃が1年の半分は病で寝込んでいると揶揄したが、ふと愉貴人(ユキジン)の姿がないと気づいた。そこで嘉嬪は愉貴人と盟友である怡嬪(イヒン)柏(ハク)氏に事情を尋ねると、怡嬪は咄嗟に体調が悪いと答える。しかし貴妃は怡嬪のわずかな動揺を見逃さなかった。そこへ養心殿の太監・李玉(リギョク)がやって来る。「散会せよ~」つづく(^ꇴ^)後宮モノなのに展開が早く、何よりヒロインがすぐ仕返ししてくれるのでストレスになりませんと言うか正義感を通り越して過剰防衛?そのうち逆に「瓔珞を怒らせちゃダメだーーーっ」と思うようになります(笑いつもちょうど良いところで♪つづく~となるので早く続きが見たくなっちゃうのよねエンタメ後宮という新たな分野の予感です〜分からないけど…( ̄▽ ̄;)
2019.09.25
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第13~17話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください扶揺(フーヤオ)が顔を変えてついに5日目の朝、再び術をかけないと半刻もすれば正体がバレてしまいます房間で鏡を見ながら焦る扶揺、そこへ宇文紫(ウブンシ)の侍女・時嵐(シラン)がやって来ました実は新王即位の祝いで巻き狩りが開催されるため、府中の娘は全員参加が義務だとかどうやらあの偽軒轅旻(エンケンビン)が王位を手にしたようです扶揺はどちらにしても顔の件があるので行くつもりはありませんでしたが、裴瑗(ハイエン)も来ると気づき、時嵐の提案で面紗を被って出かけることにします一方、国王となった長孫無極(チョウソンムキョク)は巻き狩りに天煞(テンサツ)国の烈王・戦北野(センホクヤ)を招待していました北野は狩場で新国王があの洞窟で会った男だと知り驚愕しますこうして北野は宴席で偽軒轅旻と自分の暗殺を企てた国公・斉震(サイシン)と同席することに戦北野は数日前に賊に襲われ宿舎を焼かれたものの、今は客桟にいると話します「まあ~取るに足らぬ小悪党など放っておくさ♪だがしかし… 天煞の神器・摂坤鈴(セツコンレイ)が盗まれたのだ、太淵の見解を聞きたい」摂坤鈴は人の五官を操り、寒暑を自在に与えるという神器無極はそんな宝が盗まれたのかと大げさに驚き、それにしてもなぜ太淵に持ってきたのか尋ねます思わず国公に聞いてくれと揺さぶりをかける北野そこで斉震はかつて天煞の使臣にある話をしたと切り出しました「長淵の水には霊気がある、かつて龍鱗甲(リュウリンコウ)もそこで奇跡を見せたと… 天煞王もそれをお知りになり、長淵で摂坤鈴を試そうとしたのやも?」すると斉震は紛失したのではなく、烈王がどこかに置き忘れたのではと牽制します舌戦を繰り広げた北野と斉震、しかし結局、無極が神器を必ず見つけると約束し、その場を納めました国公府の執事が狩場に現れ、雲痕(ウンコン)は何事かと駆けつけます実は裴瑗が勝手に小七を連れ出してしまったとかすると狩場に裴瑗が到着し、モフモフの毛皮をすっぽりかぶせた小七を連行して御前に現れ、この死罪の賎奴を獲物にしたいと提案しましたその時、妙齢の娘たちの後ろに紛れていた扶揺は獲物の足元を見て小七だと気づきます扶揺は一足先に小七を乗せた馬を追いかけ森の中へするとその先で裴瑗が待ち伏せしています一方、新国王と一緒に森に入った斉震はうさぎがいると教え、無極を罠にはめました「あとは非煙(ヒエン)殿主に任せよう~」狩場で玄元以来の手合わせとなった扶揺と裴瑗またしても扶揺は裴瑗を退けましたが、小七だと思っていた獲物は阿烈(アレツ)でした阿烈は扶揺の首に匕首(ヒシュ)を突きつけ、その隙に裴瑗が背後から刀を振りかざしますしかし無極が物陰からつぶてを投げ、裴瑗と阿烈が卒倒扶揺は再び無極に救われ、偶然にも本物の小七を発見しますすると突然、森に突風が巻き起こり…無極は非煙が来たと気づき、咄嗟に扶揺と小七を先に逃がします扶揺は運良く戦北野と遭遇北野が小七と首から下げていた摂坤鈴とを無事に切り離すのを見届け、後のことを任せて無極の助太刀に戻りますその時、無極は非煙の樹葉精に手を焼いていましたが、思いがけず扶揺が登場!そこで扶揺は奴闘場でなぜ自分に刺されたのか尋ね、ようやく事情を知るんですね~やがて2人は葉なら燃やせばいいと気づき、互いの剣の摩擦で火花を起こして樹葉精を攻略しましたしかし今度は林に転がっている岩が集まり、巨大な石の妖怪が出現ここは逃げるしかない2人でしたが、巨石妖怪が転んだ無極を踏み潰そうとします扶揺は無我夢中で飛び出し、無極に覆い被さると…さすがに五色石少女を殺すわけにはいかない非煙、仕方なく巨石妖怪を消し、退散します↓扶揺の思いがけない行動に期待が膨らむ無極…「私が大切か?」すると良いところで国王を探す衛兵の声が…小七の救出という目的を果たした扶揺はここで姿を消すことにしますが、突然、無極が点穴してしまいます無極が娘を抱いて慌てて森の中から戻って来ました国王の無事な様子に呆然とする斉震、すると娘を江楓(コウフウ)に預けた無極がいきなり噛みつきます「森で妖怪に襲われ、あの娘がいなければここには戻れなかった! これは私の即位に不満な国公のしわざでは?」驚いた斉震は咄嗟にこれは天からの試練だと訴えます実は太淵の歴代国王は王位を継ぐ時に天が与える試練を越えなければならず、その試練は天法と呼ばれているとか「天法を乗り越えたのなら、これはまさに吉兆です!」斉震が拱手(コウシュ)すると、一斉に臣下たちがひざまずいて祝福しましたそこで無極は怒りを治め、自分を助けた娘を宮中に呼ぶよう命じますその娘とは…宇文紫を預かったことなどすっかり忘れていた斉震国王に指摘され、屋敷に戻ると慌てて長寧府からの文を確認しますすると宇文紫という娘は本当に覇星の相だったんですね~そこで斉震は宇文紫を国王の側に置き、自分の駒として使おうと画策翌日、宇文紫の寝殿まで自ら足を運びますすでに顔が戻っていた扶揺はあたふたしていると、見兼ねた時嵐は顔にあざがあることを忘れないよう助言扶揺は時嵐に正体を知られて動揺しますが、実は時嵐の主人があの偽軒轅旻だと分かります扶揺は狩場で疫病に感染したと言い訳し、顔を見せませんでした「それにあざもあるので醜いのです」斉震は美しくても才徳がなければ意味がないと褒め、宇文紫を自分の養女として迎え、宮中へ送り込むと伝えます扶揺は殊勝に今後は義父に従うと答えてその場を切り抜けましたが、もはやここに残る理由などありません一方、戦北野が客桟に連れ帰った小七はすっかり回復そこで扶揺を救出に向かうと決めますが、北野から無謀な行動は控えるよう釘を刺されてしまいますその夜、ひと段落した斉震は再び過ちを犯した裴瑗を屋敷に監禁すると伝令しかし裴瑗がひとりで負傷して戻ったことから、恐らく摂坤鈴はすでに烈王が取り戻したと気づきますすると雲痕が新国王の気になる動向を報告しました密偵の話では国王が章鶴年(ショウカクネン)を呼び、戍軍(ジュグン)八衛の俸給について協議したとか雲痕は苛立ちを隠せませんが、ともかく国王の妃選びが先決です無極のもとに早速、妃候補となる秀女の肖像画と履歴が届きました江楓はひとりひとり説明して行きますが、実はほとんど斉震が送り込む内偵帝王の後宮も権力の"戦場"のひとつ、無極は誰ひとり簡単な秀女などいないと分かっていましたすると無極はそろそろ時間だと気づき、江楓を連れて密かに御鱗台の間へ…龍鱗甲(リュウリンコウ)は五州四件神器のひとつです伝説によると穹蒼(キュウソウ)大戦後の治世を守るため、神が霊跡に取り押さえられた四獣を4つ神物として残したとか健康や万病の問題を全て解決するという龍鱗甲当時、あの賢明な文懿(ブンイ)世子さえ私蔵していた龍鱗甲で位を奪おうとして身を滅ぼしたという噂でしたしかしその実、文懿世子の功労があまりに大きく、当時の軒轅王が嫉妬と猜疑心にとらわれ、陥れて殺しています一方、扶揺は国公府を逃げ出すと決め、時嵐の助けを借りて寝殿に火を放ちます屋敷内が騒ぎになったところで男装した扶揺は裏の塀から脱出しようとしましたが、うっかり庭に仕掛けられた曲者用の鈴を踏んでしまいますあっという間に屋敷内に衛兵が現れ、身動きが取れなくなる扶揺すると黒装束の宗越が現れ、扶揺を連れて逃げてくれましたが、斉震の放った矢が宗越の肩に命中してしまいます御鱗台の水流の中心に浮遊しているのが龍鱗甲の1片のうろこ何とこの鱗ひとつで太淵の空を維持し、五州の山・川・湖・海を統御してるって言うんですから、龍鱗甲本体を手に入れたらどんな自然も意のまま征服できるというワケ(^ꇴ^)まさに気象予報士泣かせですな~(←違うっwその時、密偵から思いがけず国公府で火事だと報告が…斉震は逃走した曲者2人を追跡しているようですが、無極はすぐその2人が宗越と扶搖だと分かります宗越は約束通り″例の物″を届けに来られるでしょうか?龍鱗甲の在りかを知ることが出来るのは1年のうち今この時しかありません国王の寝殿の地下道から突然、扶搖が現れました扶搖の話では、毒矢を受けた宗越と宮中の密道へ逃げ込んだものの宗越が動けなくなり、代わりに来たといいます一方、薬を塗って急をしのいだ宗越は怪しまれないよう、今のうち国公府へ戻っていました扶搖は宗越から預かった包みを無極に渡します実はその中に入っていたのは御鱗台を開ける鍵扶搖は興味津々でしたが、狩場で気絶させられたことを根に持っており、無関心を装います無極はあのまま扶搖を手放せば二度と会えなくなると思ったと吐露しましたが、扶搖は秘密ばかりで狡猾な無極の言葉を信用できないと塩対応そこで無極は江楓に寝殿を任せ、御鱗台に扶搖も連れて行くことにします密道案内は小さな密偵・老鼠の元宝(ゲンポウ)↓御鱗台を見た扶揺はどこかで見たことがあると驚きました無極は御鱗台ならこの世にひとつだと教え、早速、鍵を放ちます鱗は見たこともない美しい光を発して結界を開き、ついに龍鱗甲が出現すると扶搖は急に意識が遠のき、ふらふらと台の上に登り始めました無極は咄嗟に扶搖を止めようとしましたが、その首に五色石があることに気づきます…龍鱗甲がこの子を召喚している…彼女の身体の中に封印があるのか?…龍鱗甲はこの子の封印を解くことができる…しかしひとたび解かれたら彼女の運命が変わってしまう…いや解かなければ命に危険が及ぶ…私はどうしたらいいんだ師尊から五色石少女を探し出すという重大な任務を任された無極、実は扶搖こそが五色石少女だったんですね扶搖が目を覚ますと、いつの間にか国王の寝所に戻っていましたすると無極は扶搖が良くおかしな夢を見て、起きると身体が重いはずだと言い当てます扶搖はなぜ分かるのか訝しむと、無極は扶搖が入宮したら説明すると条件を出しました「知りたくないか?君の夢とその石の関係を?」確かに太淵王宮に秘密があると言っていた周叔(シュウシュク)、しかしやはり扶搖は気が進みませんそこで無極はある賭けを持ちかけます「これは私がいつも身につけている玄霊真葉だ 1ヶ月以内にこれを奪い取ることができたら君の封印を解くのを手伝おう ただしできなかったら、私の言うことを聞いてもらう」「…約束は守ってね」扶搖は条件をのみ、元宝に道案内を頼んで密道から帰って行きました↓玄霊真葉と元宝まさか無極が探していた娘がフーヤオだったとは…「帝非天(テイヒテン)を呼び覚まし五州を暗黒に陥れるのか? 連れ帰り復命するか、もしくは封印を解くのを助けるか…」扶搖は深夜の客桟へ忍び込み、雅蘭珠(ガランジュ)を起こして換臉(カンケン)術で再び顔を変えてもらいます時間がないため詳しい事情は説明できず、慌てて国公府へそして早朝、焼け跡から行方不明だった宇文紫(ウブンシ)が無事に発見されますつづく
2019.09.24
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第13~17話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください太淵郡主・裴瑗(ハイエン)は宿敵・扶揺(フーヤオ)を抹殺するため奴闘場に兵士を集結扶揺は賤奴たちを巻き込まないよう1人で裴瑗の前に立ちはだかりますその時、戦北野(センホクヤ)と雅蘭珠(ガランジュ)は後方から兵士たちに襲いかかって部隊を混乱させ、扶揺を援護していました扶揺は何と言っても破九宵(ハキュウショウ)、肩に矢が刺さった程度では一介の兵士など相手になりませんしかし裴瑗は扶揺を自分に引きつけ、暗器を放とうと画策これに気づいたのが遅ればせながら奴闘場から出て来た偽軒轅旻(ケンエンビン)こと長孫無極(チョウソンムキョク)でした無極は咄嗟に裴瑗の前に飛び出し、扶揺に胸を刺されてしまいます扶揺は呆然としているうちに兵士に包囲され、首を突かれて卒倒これで裴瑗は扶揺を始末できると思いましたが、口の上手い無極が扶揺をなかば強引に連れ帰ってしまいますその様子を見ていた戦北野と雅蘭珠は急いで無極の後を追うことにすると裏道に入った無極はふいに立ち止まり、黙って扶揺を北野に託します「私といては安全とは言えない、世話を頼む」さて軒轅旻に逃げられてからというものツイていないのが国公・斉震(サイシン)裴瑗が勝手に動かした衛戍(エイジュ)営は斉震が手塩にかけて作った精鋭部隊で、奴闘場で騒ぎを起こしたことは朝廷でも噂になってしまいます折しもこの日、軒轅暉(ケンエンキ)が正式に太子となる冊封の儀面目を潰された斉震は国公府に戻るなり裴瑗に激昂、しかも養子・雲痕(ウンコン)の報告が火に油を注ぐことに実は奴闘場に現れた軒轅旻を取り逃がした上、暗殺されたはずの戦北野まで元気で客桟にいると言うのですしかしそこは転んでもただでは起きない斉震(^ꇴ^)烈王暗殺の疑いなら晴らせると踏み、この際、戦北野を丁重にもてなして天煞(テンサツ)王の牽制に利用しようと思いつきますともかくもうすぐ紅月、軒轅旻がいないなら軒轅暉を拉致しなくてはなりません刺された無極は五州医聖・宗越(ソウエツ)のもとで密かに手当宗越と密衛・江楓(コウフウ)は無極とあろう者が情にほだされ、こんな大怪我をしたと揶揄します無極が扶揺を気に入っているのはバレバレのようですが…( ̄◇ ̄;)一方、戦北野と雅蘭珠のお陰で回復した扶揺北野は摂坤鈴(セツコンレイ)を盗んだのが小七(ショウシチ)ではないと知っていたと告白、謝罪します誤解が解けたところで扶揺は2人に小七が国公府にいるらしいと報告北野はならば摂坤鈴も小七と一緒に国公府にあると断言しました実は摂坤鈴は戦家に代々伝わる至宝でありながら邪気を持ち、激しい冷気を発して身につけた人間の五臓六腑にまで寒気を沁み渡らせるとか戦家の血脈だけはこの影響を受けませんが、犯人は恐らく自分の身を守るため小七に摂坤鈴を付けて盗んだのです扶揺と戦北野は摂坤鈴と小七を取り戻すため協力することにするとちょうど国公府に長寧宇文府の娘・宇文紫(ウブンシ)が越して来ると分かりますしかしその娘が道中で駆け落ち北野は宇文紫の年の頃や背格好が扶揺に近いと知ってなり済ませると確信し、途方に暮れる使用人を籠絡しましたそこで斉震に顔を知られている扶揺は雅蘭珠の換顔(カンガン)術で顔を変え、まんまと宇文紫として国公府に潜入することに成功!ただし術の効果は5日間、この間は水や鏡など光を反射するものに注意しなくてはなりません一方、無極も摂坤鈴の行方を探していました雲痕が軒轅暉を拉致し、あとは紅月を待つだけとなった斉震しかし世子の冊立以来、政敵・章鶴年(ショウカクネン)が朝廷を掌握し、国王の体調まで回復しています今こそ宗越を国王の寝所へ送り込む時そこでその夜、総監・曹成(ソウセイ)の手引きで宗越が国王の治療に現れます軒轅靭(ケンエンジン)は見慣れぬ医者を警戒、しかしどこか文懿世子に似ていると気づきますが…宗越は治療を終えて国公府へ医聖と呼ばれるだけあって宗越の腕は確かでした国王は病状が快方に向かいましたが、一転、急死してしまいますその頃、扶揺は戦北野と合流、国公府の裏庭にいました実は日中、扶揺が裏庭を通った時、あの五色石が反応を示したんですね裏庭には怪しい開かずの門がありましたが、扶揺が五色石に意識を集中させると、2人は洞窟へ飛ばされます↓顔のあざが変身中の印開かずの門の向こうには迷路のような洞窟が広がっていましたすると五色石が扶揺の首から離れて2人を摂坤鈴のもとへ先導、しかし小七の姿がありません北野はともかく摂坤鈴を取り返そうと手を伸ばしましたが、そこに突然、無極が現れ、阻止しますさすがに何者かと怪しみ出す北野扶揺は扶揺で無極が裴瑗をかばったと誤解していることから無視しますしかし無極もまだ身分を明かせず、また「そのうち分かるよ~」とだけ…実はこの洞窟、斉震の陣法が敷かれていました摂坤鈴に触れた途端、全員が木っ端微塵になってしまうという罠だとか何より摂坤鈴はいったん使用されたら、その人間の身体と連結されてしまうため、無理やり引き離せばどちらにしても小七を救うことはできませんそこで無極は斉震が3日以内に摂坤鈴を使用すると教え、その時に切り離された小七を救出できると説得しましたついに紅月の日斉震はついに軒轅暉の血を摂坤鈴の力で自分の体に取り込み、御水の術を手に入れることに成功しますそこで試しに術を使ってみると滝の水が逆流満足した斉震は摂坤鈴にまだ用途があると考え、再び小七の首に下げて保管することにしました一方、小七の居場所を探す扶揺は偶然、水牢の前で門衛ともめている裴瑗を見かけますどうやら国公の命で誰も入れないようですが、そこへお久しぶり燕驚塵(エンキョウジン)が登場燕驚塵は無理を言わないようなだめましたが、裴瑗は強引に入ってしまいますそこで扶揺もそのまま物陰にひそんでいると…やがて燕驚塵と裴瑗が小七を連れて水牢から出てきます驚いた扶揺は助けに向かおうとしますが、突如、現れた宗越が阻止宗越はけが人を連れて警戒が厳しい国公府を脱出するなど無理だと言い聞かせ、小七を救いたいなら機会を待つよう説得しました国王が崩御し喪に服す昆京城しかしすでに空の亀裂からいくつもの巨大な飛瀑が現れています大臣たちはすでに祭場に集まっていましたが、肝心の世子・軒轅暉が行方不明すると斉震が満を持して祭場に到着しますしかし急報が届き、雲痕は城内で軒轅旻を捕らえたと知らせに斉震は何やら裏があると気づきますが、もはや用済みのため雲痕に始末を任せて屍を検分するよう命じます斉震は長い階段を登って祭場に到着し、自分も水を御す力があると告白すると追い詰められていた大臣たちは″天の滝を御す者、御麟台に封じる″という千年の古訓を持ち出し、太淵を救った者こそ王だと明言しました(꒪ᗜ꒪;)章鶴年ガーンさて斉震、一世一代の大舞台!龍袍を身にまとい文武百官が自分にひれ伏す姿を妄想しながら御水の術を放ちますしかし予想に反して飛瀑が消える様子はなく…ザワザワ…>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<ザワザワ…斉震は章鶴年に揶揄されながらもあきらめず、必死に御水の術を繰り出しましたするとやがて見事に空の裂け目を封じることに成功したではありませんか!ohhhhh~>ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ<ohhhhh~大臣たちは一斉に太淵の継承者にひれ伏します宿願を果たした斉震は感無量で振り返りましたが、そこにいたのはあの軒轅旻…実は水を御して太淵を救ったのは軒轅旻でした必殺アイーン攻撃か!(꒪ᗜ꒪;)@斎震太淵の危機を救ったのは外でもない、行方不明だった世子・軒轅旻でした無極は計画通り斉震を翻弄してまんまと王位をかすめ取ることに成功しかし怒り心頭なのは斉震です斉震は即位の儀の朝、新国王の仕度の間に乗り込みましたすると無極は玄元で黒衣の賊に拉致され、気づいたら昆京で監禁、でも警備の隙をついて逃げ出し、国公が良く奴闘場に来ると聞いて探しに行ったところ、そこで奴婢に刺されて死ぬところだった~と大げさに説明ლ(⁰д⁰ლ)<郡主に会わずばこの命、落としていただろう~( ー̀ωー́ )…@チベスナ斉震軒轅旻は何とも食えない男ですが、ここは黙って引き下がるほかない斉震儀式では自ら新国王に玉璽を渡すという屈辱を味わうことになりますそれにしても御水の術を得たのになぜ御鱗台で失敗したのでしょうか?実は斉震が試しに水を御して成功したのは、近くに雲痕がいたからなんですね~果たしてその理由とは…?!目の前で王位を奪われ、失意の斉震、なんとか気力を奮い立たせて挽回を誓います一方、太淵国王となった無極は宗越から往診を受けていましたこのまま斉震が黙っているとは思えず、必ず刺客を送り込んでくるはず…すると総監が現れ、慣例により新国王の即位後には宴席が開かれると説明します無極は宴などつまらないと一蹴、師走というのに狩猟にすると強引に決定しました軒轅暉になりすまして無極に協力していたのは穹蒼(キュウソウ)郡主・太妍(タイケン)でした太妍は寝殿に忍び込み、協力する見返りに自分と勝負してくれるはずだと言っていきなり無極に襲い掛かります実は修行を怠って穹蒼の御水術に頼ったせいで軒轅暉が傷つき、無極は不本意ながら太妍に協力を頼むことになったとか(←ここ意味が分からなかった無極は師叔(シシュク/師匠の弟弟子)に言いつけると脅しましたが、太妍の気性では難しそうそこで仕方なく太妍の気穴を突いて内傷を負わせ、しばらく無茶できないようにして追い返しましたすると太監に扮した江楓が天権(テンケン)国皇からの密書を届けますどうやら国皇は早くも摂坤鈴の一件を聞きつけたようで、無極も失敗は許されなくなりましたつづく( ๑≧ꇴ≦)声が裏返っちゃう斉震がががwところで太妍は雅蘭珠とは正反対でツンデレという解釈でいいのかしら?
2019.09.24
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第36話「敵討ち」衛答応(エイトウオウ)・衛嬿婉(エイエンエン)は幼なじみの侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)を再び裏切り、栄華を選んだ。嬿婉が夜伽を務める夜、嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は予想通り落胆している凌雲徹を見つける。「この前みたいにやけ酒はあおらないでね…愚かな行いは一度で十分よ」「そうですね…しかも相手は同じ人、馬鹿げてる」そこで如懿は凌雲徹も嬿婉を見習って将来を考えるよう提案し、御前侍衛はどうかと勧めた。しかし凌雲徹は下五旗の出身、御前侍衛は上三旗に属する者でなければならない。如懿は何事も例外があると安心させ、恩人に将来性のある道を歩ませたいと言った。「ただし嬿婉のことは忘れなさい」「…お言葉を肝に命じます」こうして凌雲徹は養心殿の侍衛に抜擢される。それは嬿婉が皇帝の寝所で楽しそうに戯れる声を耳にしなければならない辛い仕事だった。9月から天然痘が流行、河北(カホク)から都まで蔓延し、多くの子供たちが亡くなった。皇太后も乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)も皇子や公主への感染を懸念し、長春(チョウシュン)宮では病弱な第7皇子のため出入りする人間を制限すると決める。そんな騒ぎの中、如懿と珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は急に慧賢皇貴妃(ケイケンコウキヒ)の侍女だった茉心(バツシン)から呼び出された。茉心と言えば皇貴妃のつてで古董房に移ったはずだが、今さら何の用なのか。茉心は人気のない居所でひとり、うずくまっていた。如懿は不幸があったのか尋ねると、母が死んだという。そこで惢心(ズイシン)に葬儀代として銀子50両を贈るよう指示したが、茉心はなぜかそれでは足りないと言った。「母を見送ったら別の葬儀が控えています…100両は頂かねば…」茉心が袖をめくると、すでに天然痘に感染していた。海蘭は驚き、自分たちを呼び出したのは病を移して復讐するためかと憤慨する。しかし茉心は皇貴妃が恨んでいたのは皇后で、皇貴妃に代わって敵を討つと約束したことを伝えた。ただ今や瀕死の身、どうにもならず2人の力を借りたいという。「ようやく手段を見つけたのです… 7阿哥は皇后の宝物ですが、病弱ゆえ天然痘にかかればおしまいです」「…茉心、子供に手をかけるなど無理な相談よ?」如懿は即座にきびすを返した。海蘭は皇后への恨みが強く、如懿のためにも復讐したかった。「冷宮で殺されかけたわ、情けは無用よ!じぇじぇが怖いなら私がやる!」しかし如懿は生きるだけで精一杯の第7皇子を哀れに思い、同じ母として残酷になれないと一蹴する。「じぇじぇ!」「ダメよ」すると如懿たちが帰るのを見届けた嘉妃(カヒ)の侍女・貞淑(テイシュク)が茉心の部屋に向かった。衛嬿婉は常在(エイジョウザイ)に昇格した。すると偶然、敷華(フカ)門で嫻貴妃と愉妃に遭遇、しきたり通り挨拶する。「年の瀬は多忙でしょうがご自愛を、宮中の諸事が回らなくなります」「…そう、では帰るわね」茉心の件もあって機嫌が悪かった如懿はあからさまに嬿婉を避けた。嬿婉はあの穏やかな嫻貴妃の変わりように驚き、思わず自分が嫌いかと聞いてしまう。恐らく自分が権力に媚びて凌雲徹を捨てた薄情者だと責めているのだろう。しかし嬿婉は自分にも事情があると訴えた。「嫻貴妃娘娘はウラナラ氏のご出身だそうですね、誉であり負担でもあるのでは? 冷宮で苦労しながらも家族のために決してあきらめなかった 私も同じです、卑しい出自ゆえに白眼視される苦しみは高貴な方には分からない でも私も家族のことは忘れません」「別の道も選べたはずよ、あなたは誠実な人を裏切った」如懿は憤慨して歩き出したが、嬿婉は後を追って必死に食い下がった。「私は親から栄光を引き継げません、頼れるのは自分のみです 真心という私的な感情など手放しても構いません」すると如懿は自分で選んだ道なら幸せに生きるよう伝え、足早に去って行った。侍女・瀾翠(ランスイ)はなぜ主人が嫻貴妃のことをここまで気にするのか分からないが、嬿婉は気にして当然だという。皇后は出産後に体調を崩し、今や後宮を仕切っているのは嫻貴妃だ。「敵視されたくないの」衛嬿婉は侍女の2人を敬事房へ行かせ、舒嬪(ジョヒン)だけが皇帝から賜っているという子宝の薬を調べさせた。そこで2人は太監・徐安(ジョアン)の気をそらせ、舒嬪に処方される薬を少量くすねてしまう。嬿婉は皇帝が処方した薬ならてきめんに効くと期待し、同じ薬を所望したが…。その夜、貞淑は密かに玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)を茉心の居所に案内した。すると茉心は玫妃の子を殺めたと認め、皇后が即位後の初の子を芸妓出身に産ませたくないと考えたからだと暴露する。しかし白蕊姫は自分を恨んでいた高晞月(コウキゲツ)の仕業ではないかと怪しんだ。茉心は確かに皇貴妃も関与したが皇后の命令だったと訴え、儀嬪(ギヒン)の時も皇后は優しいふりをして自分が育てるとまで言ったが、実は第2皇子を脅かす子が邪魔だったと説明する。「よくお考えください、皇貴妃は感情を偽ることが苦手です、陰謀など企てられません 腹黒い皇后が皇貴妃を操り、嫻貴妃を陥れたのです」白蕊姫は確かに皇后の嫡福晋の位は嫻貴妃から奪い取ったものだと思い出し、嫻貴妃を目の敵にして当然だと気づく。「はお、そういうこと…数年かかったけれど、やっと真相を突き止めた…」そこで貞淑が白蕊姫をたきつけた。「皇后は7阿哥を授かりました、他人の子を殺しながら… 何の罪も受けなくて良いと?」「いい訳ないわ!天が許さない!この私が許すものですか!」白蕊姫が声を荒げると、茉心は皇后も報いを受けるべきだと言った。「7阿哥も…」そこで白蕊姫は長春宮の乳母の肌着に茉心の天然痘を付けるよう手を回した。乳母は何も知らずに届けられた肌着を身につけてしまい…。翌日、衛嬿婉は養心殿に差し入れを届けに来た。そこでようやく凌雲徹が御前侍衛になったと気づいたが、凌雲徹は一切、視線を動かす様子はない。その時、弘暦は後宮を取り仕切る如懿を労い、2人で夕食を楽しんでいた。太監・進忠(シンチュウ)の取り次ぎで殿内に入った嬿婉は、燕の巣を煮込んだので2人の膳に献上したいという。弘暦はちょうど嬿婉を貴人(キジン)に封じる話をしていたと教え、封号も決めてあると喜ばせた。しかし嬿婉が料理を出してみると、弘暦の顔から笑顔が消えてしまう。「如懿、衛常在に教えてやれ、燕の巣はどう料理する?」「(え?私?)…燕の巣は淡白な汁物にするのが一番よ?脂っこい物とは合わない 衛常在は3両もの燕の巣を他の食材と混ぜ合わせた、素材の持ち味が台無しに…」失態をさらした嬿婉は慌てて謝罪し、下がることにした。すると動揺したせいか後退しながらうっかり陶器にぶつかって蓋を落としてしまう。「申し訳ありません!白磁を壊してしまいました…」「白磁?それは甜白釉(テンパクユウ)だ…まあよい、下がれ」嬿婉が逃げるように帰って行くと、弘暦は大きなため息をついた。「聡明な女子だと思っていたが興ざめだ…」「何をお考えに?」「何でもない」如懿はそれ以上、追求しなかったが…。弘暦の落胆ぶりは嬿婉にも手に取るように分かった。すると上の空だったせいか、殿前の石段でうっかり踏み外してしまう。凌雲徹は咄嗟に手を出して衛常在を助けたが、嬿婉は憤慨した。「バカにしないで、私はもう貴人よ!」「お支えしただけですが何か?」凌雲徹の表情はもはやかつてのよしみのことなど忘れているように見えた。しかし嬿婉もこのまま恥をさらしただけで引き下がるわけにはいかない。嬿婉はこれから教養を身につけ、いつか嫻貴妃を超えようと決意した。食事を終えた頃、養心殿に侍医・斉汝(セイジョ)がやって来た。如懿はその間に湯浴みに向かったが、化粧台の鏡を見てかんざしが足りないことに気づく。そこで惢心に準備を任せて自らかんざしを探しに戻ったが、ちょうど弘暦と斉汝の話を耳にした。「皇上、申し上げるのも恐ろしい話です 先日、私の弟子が衛常在の侍女・春嬋(シュンセン)からこの薬と同じ物を用意しろと命じられました 弟子は困惑し、私に相談に来たのです」斉汝がその薬を調べたところ、舒嬪に処方した子宝の薬と全く同じ物だった。確かに衛常在は懐妊を切望していたが、まさか舒嬪のところから盗んだのだろうか。斉汝は入手経路が分からず困惑していると、弘暦はあっさり衛常在にも同じ薬を処方するよう命じた。「皇太后に推挙された舒嬪が安易に懐妊せぬよう飲ませている薬だ、どのみち体に影響はなかろう」如懿はかんざしを探すことも忘れ、湯殿に戻った。何も知らずに懐妊を夢見ている葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)を思うと、何ともやるせない。「惢心、もしあなたの信頼する人が陰であなたを騙していたら怖いわよね? 騙されている人に真相を教えて悲しませるなら話さないでおく?」「騙されていても幸せで、真相を悲しむと?…なら教えません」如懿はやはり黙っていようと決めたが、寝所で弘暦と顔を合わせても笑顔になれなかった。しかし弘暦とそろそろ床に入ろうかという時、長春(チョウシュン)宮の太監・趙一泰(チョウイッタイ)が駆け込んでくる。「皇上!皇上!7阿哥が乳母から天然痘をうつされました!」弘暦は慌てて長春宮へ駆けつけた。宮中で最初に感染したのは年老いた女官で、慧賢皇貴妃の侍女・茉心の母親だという。その後、茉心も感染したがすでに亡くなっていた。乳母の感染経路はまだ分からず、ともかく永琮(エイソウ)は擷芳殿(ケツホウデン)で隔離、治療させると決める。富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は涙ながらに自分で看病したいとすがりついたが、弘暦は皇帝として他の者の安全を考えなければならないと言い含めた。如懿が翊坤(ヨクコン)宮へ戻ると、海蘭がちょうど永琪(エイキ)を寝かしつけたところだった。「7阿哥が天然痘に感染したの…ハイラン?あなたの仕業?」「じぇじぇ、私も皇后に復讐したいけど、子に罪はないとじぇじぇに止められた あれ以来、茉心と会っていない、今回の件には一切、関わっていないわ」穏やかな海蘭でもさすがに心外だったと見え、珍しく憤慨していた。「私の考え過ぎね…でもあれだけ用心していたのに、なぜ感染したのかしら?」「分からないわ…事故にせよ、茉心が他の者に頼んだにせよ、皇后は自業自得よ」永和宮では白蕊姫が嬉しそうに琵琶の音を響かせていた。侍女・俗雲(ゾクウン)は長春宮が大変な時だと諌めたが、白蕊姫は自分が弾いているのではないという。「慧賢皇貴妃が復讐に来たのよ?あははは~! …今まで私だけが子を偲び泣き暮らしていたけど、皆も泣けばいいわ、私と一緒に!」白蕊姫は復讐を果たして舞い上がっていたが、急に卒倒してしまう。一方、嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は長春宮の騒ぎなど他人事のように2人の皇子をあやしていた。そこへ貞淑が不安そうな顔でやって来る。「主儿…」「7阿哥はどうせ薄命だった、手を下したのは玫嬪で私たちではない」「分かっていますが怖くて…」すると金玉妍は吉報があると話題を変え、3人目を懐妊したと教えた。第7皇子の治療で上役の侍医たちが出払い、玫嬪の治療には江与彬(コウヨヒン)がやって来た。江与彬は玫嬪が出産後から不正出血が続いていることを見抜き、貧血状態で興奮したことから卒倒したと説明する。「長生きするためにも心穏やかにお過ごしください…」「つまり…私の寿命は長くないということ?」白蕊姫は出血が長く続いたため、すでに気血が消耗されていた。弘暦は奉先(ホウセン)殿でひとり、息子の回復をひたすら祈っていた。如懿は食事を差し入れ、せめて水でも飲むよう勧めたが、断られてしまう。一方、琅嬅も3日3晩、飲まず食わずで一睡もせず、擷芳殿の門に座り込んでいた。中庭では侍医や女官たちが慌ただしく行き交っていたが、殿内の息子の様子は見えない。明日は大晦日だ。侍女・素練(ソレン)はもうすぐ回復すると励まし、年が明ければ何もかも好転すると安心させる。しかしその時、無情にも侍医の悲痛な声が響き渡った。「7阿哥がお亡くなりに…!」琅嬅はあまりの衝撃に耐えきれず、腰を抜かすように倒れた。つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)ぁぁぁ…琅嬅が哀れ~皇后はもっと陰湿な感じが出てると良かったな〜この皇后だとついつい可哀想で同情しちゃう(汗
2019.09.23
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第35話「女官の野望」第5皇子・永琪(エイキ)は嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)と愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)、2人の母に愛され、賢く活発な男の子に育っていた。一方、宿願を叶えて嫡子を産んだ皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)だったが、第7皇子・永琮(エイソウ)は病弱で、満一月の頃から母乳に薬を混ぜて与えているという。生後3ヶ月になっても身体が大きくなる様子もなく、夏だというのに2度も風邪を引いていた。侍医・斉汝(セイジョ)を頼るしかない琅嬅と富察夫人だが、早産が原因で病弱な王子は10歳まで予断を許さない状態だと宣告されてしまう。その上、産後の肥立ちが悪い琅嬅は再び懐妊できる可能性がなかった。斉汝は養心殿で皇帝に謁見した。皇后は病弱な第7皇子と後宮の諸事により、心労で健康をひどく損なっているという。今日は七夕で次は中元、万寿(バンジュ)、中秋、重陽(チョウヨウ)と式典が続く。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は皇后にとって重い負担となると懸念し、代役を立てることにした。その夜、弘暦は如懿と2人で星空を見上げながら、皇后の代わりに差配役を任せたいと頼んだ。如懿は純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)に依頼して欲しいと辞退したが、弘暦は純貴妃には判断力が欠けるため何の助力も得られないと認めない。すると実はすでに褒美があると言って化粧箱を渡した。中には七夕の祝いに真珠で作らせた美しい薔薇のかんざしが入っている。「皇后は仏手柑(ブッシュカン)の花、純貴妃には紫陽花 それに嘉妃(カヒ)、愉妃、舒嬪(ジョヒン)皆に1つずつ贈った だが薔薇はそなただけだ、そなたは特別だからな、大切に想う証だ」弘暦は如懿の髪に挿してやると、その手を握りしめた。「如懿よ、朕のそばから離れないでくれ…」中元の朝は見事な快晴だった。しかし夜になると急に激しい雷雨となる。「中元節は霊が戻る日よ、死者の霊は湿った場所を好むわ…」「驚かせないでよ~」侍女たちは結局、灯籠流しをあきらめた。そんな嵐の夜、金玉妍(キンギョクケン)のお産が始まる。侍女・麗心(レイシン)は長春(チョウシュン)宮に駆けつけ難産だと訴えたが、琅嬅は泣き止まない第7皇子に掛り切り、産婆と侍医に頼めと追い返してしまう。啓祥(ケイショウ)宮では金玉妍の苦しそうな悲鳴が響き渡っていた。侍女の桜児(オウジ)こと衛嬿婉(エイエンエン)は物陰に身をひそめ、もっと苦しめと呪いをかける。すると侍女・貞淑(テイシュク)に呼びつけられ、この大雨の中、皇帝を呼んで来いと命じられた。衛嬿婉はびしょ濡れになって養心殿に到着し、事情を説明した。李玉(リギョク)は高斌(コウヒン)が謁見中のため、終わったら皇帝に知らせると約束する。「ずぶ濡れだな、進忠(シンチュウ)?桜児を送ってやれ」「はい…」進忠は美しく哀れな桜児に目をつけた。進忠はひと目見ただけで桜児が虐められていると分かった。この大雨なのに使い走りを命じられ、腕にはあざがある。そこで道すがら、一生を女官で終えるには惜しい顔立ちだと褒めた。「王欽(オウキン)の一件以来、女官と太監は通婚できぬ、だがひそかにむつみ合う者も多い」驚いた嬿婉は進忠の傘から逃げるように飛び出したが、進忠は思わぬ提案を持ちかけた。「私の上役・李玉は嫻貴妃の力で出世した…桜児、その美貌を使って賭けに出ぬか? お膳立てをしてやるから皇上の寵愛を得るが良い、失敗したら私の女になれ 誰からもいじめられぬ、どうだ?」嬿婉はふと立ち止まると、その場にひざまずいて教えを請うた。金玉妍は難産の末、第8皇子・永璇(エイセン)を産んだ。しかし誕生祝いは規定通り、名前を決めたのも内閣と、全てにおいて嫡子と差をつけられ不満を募らせる。「永璇の″璇″の意味は美しい石よ?玉ですらない!皇上ったらうちの子に会いにも来ないっ!」「まったくです、″霊が戻る中元節に生まれた8阿哥は不吉な子だ″と皆が噂を…」「黙りなさいっ!」麗心はうっかり口を滑らせ主人の逆鱗に触れてしまう。金玉妍はその怒りを桜児に向けたが、嬿婉にとってもはやそれが原動力となった。中秋節の夜、弘暦は第8皇子の満一月の祝いに啓祥宮を訪ねた。ようやく機嫌を直した金玉妍だったが、そんなある日、皇子を連れて長春宮へ行く途中、御花園でばったり如懿と出くわす。そこで金玉妍は如懿への当てつけに早速、桜児を呼びつけ、まともに扇ぐこともできないのかと頰をつねった。しかしちょうど長春宮に向かう皇帝の一行が通りかかる。貞淑は慌てて桜児を後ろに隠し、皇帝の目に留まらないよう侍女たちが壁になった。その時、嬿婉はわざと声を発する…「ァィョ~」進忠はすかさず女官が叩かれたようだと進言、日頃から目下の者に寛容にと言い聞かせてきた弘暦はその女官を呼んだ。弘暦は嬿婉がどこか如懿に似ていると顔をほころばせた。しかし女官が本名は衛嬿婉だが嘉妃から″桜児″と言う名をもらったと聞いて顔色が一変する。さらに嬿婉の頰はつねられて真っ赤になり、腕はあざだらけだった。慌てた金玉妍は謝罪し、懐妊中で苛立っていたと言い訳したが、皇帝はごまかされない。「無礼者!嫻貴妃の幼名は青桜だと知っておろう?! …これより衛嬿婉と名を戻せ、啓祥宮にも戻るな!」そこで如懿はこの機会にすでに22歳だという嬿婉を家に帰し、侍衛と結婚を認めてはどうかと提案した。ところが弘暦は嬿婉が気に入ったので御前女官としたいという。如懿は凌雲徹(リョウウンテツ)との約束を果たすため嬿婉本人に選ばせようと言ったが、予想外の答えが待っていた。嬿婉は少し考えていたが踏ん切りがついたのか、皇帝に仕えるという。喜んだ弘暦は進忠に嬿婉の面倒を任せ、金玉妍にすぐ寝宮に帰って反省するよう命じて長春宮へ向かった。恩人である凌雲徹が想い女と結ばれるよう願っていた如懿…。結局、その厚意は嬿婉の野望を前に無となってしまう。如懿は惢心(ズイシン)に今日の一件を凌雲徹に伝えるよう頼んだが、凌雲徹がひどく落ち込むことは分かっていた。進忠の思惑通り、衛嬿婉はまんまと養心殿に入った。しかし道が開けるのは嬿婉が皇帝の妃になってからの話…。進忠は嬿婉に皇帝の心をつかむよう指示し、早速、着替えさせて皇帝の書斎に送り込んだ。「これより先はお前自身の力で切り開け…」衛嬿婉は皇帝に平伏し、助けてもらった感謝を伝えた。弘暦は嬿婉を特別扱いしたわけではなく、嘉妃が嫻貴妃の幼名と同じ字を与えて虐げたことに憤ったと教える。すると嬿婉は第23話で皇帝と話したことがあると訴え、その時のことを叶えるためではなかったのかと戸惑った。「思い出した、永璜(エイコウ)の侍女をしていた女官か」「思い出してくださいましたか? 皇上はあの時、もしかしたら私といつか″嬿婉と良時に及ぶこともあろう″と…」弘暦は自分の言葉を誤解するなと否定し、今となってはそう言ったのかも定かではないとわざと冷たくする。そこで嬿婉はおしゃべりが過ぎたと謝罪し、それより痩せたようなので衣を仕立て直さねばと言った。「以前は四執(シシツ)庫で皇上の衣にお仕えしており、毎日、体つきを思い浮かべていました …私は皇上をお慕いして女官になりました 遠くからでもお姿を拝見するだけで、心が温かくなりました 今、陛下は目の前にいます…私の胸は燃え盛っています…」弘暦はすっかり嬿婉に魅了され、衣を作り直したいので採寸してくれと手を広げる。華奢な手で皇帝の胴回りを計り始める嬿婉…。ちょうど皇帝を抱きしめる格好となった時、頃合いを見計らっていた進忠が差し入れを持って入ってきた。「申し訳ございません!」「ちょうど良い、勅命を伝えよ 衛嬿婉を答応とする、永寿(エイジュ)宮と侍女2名を下賜し、夜伽を命じる」その夜、衛答応となった衛嬿婉は馬車を断り、歩き慣れた道を妃として歩いておくことにした。しかしその途中、石段に座り込んでいる凌雲徹に気づく。嬿婉は侍女たちを先に行かせ、凌雲徹の元へ向かった。「夜伽を務めるの…長くは話せない、言いたいことは何?」「無理強いか?」「いいえ」「よりを戻したいと言ったよな?あの時の言葉は全部、嘘か?」「違うわ、あの時はそれが唯一の逃げ道だった」あの頃は嘉妃に虐げられ一刻も早く逃げ出したかったが、やはり自分を守れるのは自分だけだと気づいたという。かつて父は内管領(ナイカンレイ)だったが、失脚して罰せられ、このままでは女官でいるしかない。毎日、虐げられ蔑まれる、そんな日々はまっぴらだった。すると凌雲徹は寵愛などいずれ尽きると釘を刺す。全てを失ってから後悔しても遅いのだ。しかしもはや何を言っても嬿婉には届かない…。「四執庫にいた時は美しい着物を眺めるだけだった きれいに整えても袖に手も通せない、でも今はこの通りよ! 夜伽の時は特別な馬車が迎えに来るの、でも私は歩いて向かう 妃としての第一歩を自分の足で確かめたい、寵妃となるまでの道のりがどれほどかを…」凌雲徹は吹っ切れたのか、ようやく立ち上がって選んだ道をしっかり歩めと言った。「後悔しないよう祈っている…」「あなたの邪魔がなければ私は栄華を極められる…ごめんなさい、雲徹哥哥」「…衛答応、滅相もございません」凌雲徹のわきまえた挨拶に嬿婉は言葉を失い、しばし動けずにいた。ここから先に進んだらもう引き返せない。その時、侍女が呼ぶ声が聞こえた。嬿婉はついに決心し、過去に別れを告げる。「さようなら…」「衛答応、どうか息災で…」凌雲徹は侍衛として拝跪し、衛答応を見送った。衛嬿婉は決して振り返らなかった。やがて養心殿に足を踏み入れると、もはや迷いなど感じられない。その頃には凌雲徹のために流した涙もすっかり乾いていた。つづく(  ̄꒳ ̄)もう、男って…w雲徹哥哥ったら、美人は真心より権力になびく…って読まなかったのかしら?
2019.09.23
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三生三世十里桃花 Eternal Love第21話「嫉妬と陰謀」夜華(ヤカ)が霊宝天尊(レイホウテンソン)の天泉で傷を癒していると連宋(レンソウ)がやって来た。連宋は夜華が何日も一攬芳華(イチランホウカ)を訪れていないと知り、愛しているがゆえに無関心を装わねばならない夜華の気持ちを察してやり切れない気分になる。すると気配を察した夜華は咄嗟に話題を変え、極寒の地から離怨(リオン)が逃げ出したと言った。そこに天君がやって来る。法会をサボっていた連宋は慌てて拝礼し、夜華を心配して様子を見に来ただけだと言い訳してすぐ出て行った。素素(ソソ)は天妃・素錦(ソキン)に言い含められ、上清境にやって来た。そこでばったり法会に来た北海水君・桑籍(ソウセキ)と身重の少辛(ショウシン)夫妻に出くわす。少辛は素錦が同伴している娘が青丘の主人に似ていることに気づき、目が離せなくなった。すると素錦は2人に素素を紹介、夜華が人間界にいた時の恩人で、お腹には夜華の子がいるため天宮にいると教える。2人の馴れ初めを聞いた桑籍は、あの夜華にまさか色事があるとは予想外だと驚いた。素錦は夜華が天泉にいると聞き、素素を連れて立ち寄った。すると施設の前に天君の仙娥たちが控えている。どうやら中に天君と夜華が一緒にいるらしい。そこで素錦はあえて自分たちが来たことを知らせないよう命じ、階段を登って入り口に立った。一方、一攬芳華では奈奈(ダイダイ)がひとり、殿内を掃除していた。するとそこに上清境から来たという見知らぬ仙娥が現れ、素素がいつも持っている扇子を所望していると伝える。奈奈は出かける時に素素から箱にしまっておくように頼まれた扇子だと思い出し、すぐ寝殿を出た。素錦はわざと素素に天君と夜華の話を聞かせた。素素は2人の話から夜華に青丘白浅(ハクセン)という許嫁がいると知り、衝撃を受ける。すると話を終えた天君が現れ、素素の姿に気づいて気分を害したようだった。素錦は楽胥(ラクショ)から素素を一攬芳華から連れ出して気晴らしをさせるよう頼まれたと嘘をつく。しかし天君は人間が来てはならないと叱り、すぐ帰るよう命じて法会に向かった。夜華は素素が来ていると知り、慌てて顔を見せた。「なぜ君がここにいる?」「ぁ…」「…あ、夜華、私が素素を連れて来たの、彼女を責めないで」「洗梧宮(センゴキュウ)の問題だ、素錦天妃が介入することではない」素錦は夜華に冷たく突き放され、お節介だったと謝って帰って行った。「…今後、彼女とは付き合うな」「うん」すると夜華は天族の礼法で人間が来ることはできないと教え、送って行くことにした。夜華が素素を送り届ける途中、ちょうど法会の会場で2叔父と少辛が天君の前にひざまずいていた。桑籍は少辛が身ごもったことから正式に名分を賜りたいと懇願したが、少辛を見た天君は当時の息子の不孝を思い出し憤慨する。その様子を司命星君(シメイセイクン)に頼み込んで法会に潜り込んだ白鳳九(ハクホキュウ)も見ていた。すると天君は招待客の目もあることから2人に下がるよう命じ、法会の邪魔になると追い返す。仕方なくあきらめて下がる桑籍と少辛…。ちょうどそこへ奈奈が扇子を届けにやって来た。奈奈は反対側にいる素素に気づいて駆け出そうとしたが、ある神仙が密かに術を放って奈奈を突き飛ばしてしまう。|ω-)_ピン!⌒☆(ノ・⊿・)ノうわぁ!≡≡≡≡≡≡ ⊂⌒~⊃* >ω
2019.09.17
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第34話「献身と思惑」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は数日ほど寝込んでいたが、疥癬(カイセン)と判明した。看病していた嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は弘暦から感染、養心殿の偏殿で治療を受けている。報告を受けた皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は皇太后と一緒に皇帝の容体を見に来たが、その痛ましい姿に思わず涙した。皇太后は縁起が悪いにもほどがあると叱り、ともかく妃嬪らで順番に看病するよう指示する。ただし懐妊中の純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)と皇子を持つ嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は近づけないよう命じた。しかし交代の看病では誰かがうつれば病が広がると懸念し、琅嬅は自分ひとりで看病すると申し出る。すると皇太后は琅嬅の深い愛情に感心し、皇后に一任すると決めた。皇太后から許可をもらったものの、琅嬅は妃嬪たちが黙っていないと警戒した。そこで感染を防ぐという理由で妃嬪たちには養心殿へ来ないよう命じておく。また後宮の采配は自分に忠実な嘉妃に任せ、日夜を問わず皇帝を介抱した。「皇上、私がおそばにいます…やっと2人きりですね、誰も邪魔する者はいません」その夜、発見が早く弘暦より症状が軽かった如懿は病床を離れた。再び弘暦の看病へ向かったが、皇后が感染の広がりを防ぐため1人で世話をしていると知る。仕方なく如懿は身を引き、寝宮に戻って静養することにした。翌朝、鍾粋(ショウスイ)宮に妃嬪たちが集まった。皇帝の容体が心配な妃嬪たちだが、皇后を差し置いてしゃしゃり出ることも出来ない。するとつまらそうに参加していた舒嬪(ジョヒン)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は、妃嬪たちの不毛な話し合いに飽きて早々に引き上げた。そこで安華(アンカ)殿に向かい、皇帝のために祈りを捧げる。その夜は激しい雨になったが、意歓は高僧から言われた通り自ら経幡(キョウバン)を作り、ずぶ濡れになりながら庭に掲げた。一方、養心殿では弘暦が目を覚ましていた。すると弘暦は真っ先に自分の手を握って眠り込んでいる如懿を心配する。しかし李玉(リギョク)から嫻貴妃は病に倒れ、皇后が付き切りで看病したと聞かされた。ふと気がついた琅嬅は皇帝の顔を見て安堵したが、弘暦は皇后を休ませ、代わりに舒嬪に世話をさせろと冷たい。琅嬅は皇帝がまだわだかまりがあると気づき、自分が目障りなら顔を隠すので、感染を広めぬためにも仕えさせて欲しいと訴えた。そこへ素練(ソレン)が皇后自ら作ったという粥を運んで来る。弘暦は琅嬅の真心を無下にできず、結局、粥を食べることにした。意歓は皇帝の病状が好転したと知り、養心殿に駆けつけた。知らせを聞いた琅嬅は仕方なく外へ出ると、意歓が殿前でひざまずいている。すると意歓は皇后に休むよう勧め、自分のように子供のいない者が看病すると申し出た。しかし琅嬅は頑なに拒み、決して認めない。仕方なく意歓は手作りのお守りだけでも渡して欲しいと頼んだ。「ありがたいわ、でも後で自分で渡す方が皇上もお喜びになるでしょう?戻りなさい」琅嬅は弘暦との2人きりの時間を決して邪魔させなかった。弘暦が本復した。皇帝の世話は皇后と嫻貴妃と舒嬪だけで、他の妃嬪は相変わらず皇帝と会えない日々が続いている。その間に疎遠だった皇帝と皇后の関係も修復、やがてついに皇后が懐妊した。皇后の懐妊を知った意歓は翊坤(ヨクコン)宮にいた。「私には関係ないわ、嬉しくないのにお祝いは言えないもの(ハァ~)私、あの人、大嫌い」「…そんなこと人前で言っては駄目よ?」如懿はこれからも付き合うことを考え、お互いに顔を立てねばならないと諭した。すると意歓はただ少し悲しいという。実は自分は懐妊しにくい体質のようで、夜伽のたびに皇帝から子宝の薬を賜っていたが、まだ恵まれなかった。しかし如懿は皇帝から薬を賜ったのは意歓だけだと教え、寵愛が深い証拠だと喜ばせる。そこへ養心殿の太監・進保(シンホウ)が皇帝からの薬を届けにやって来た。如懿は弘暦がわざわざ飲むのを見届けさせていることにいささか驚いていたが…。「苦いでしょう?口直しに甘いものを食べたら?」「これは浙江諸曁(セッコウショキ)産のお菓子なんです、私の故郷の味よ」「満州の娘さんには見えないわね、浙江から来た江南(コウナン)のご令嬢みたい」長春(チョウシュン)宮は皇后の出産に向けて厳戒態勢を整えた。待ちに待った娘の懐妊で今日は富察夫人が参内している。診察した侍医・斉汝(セイジョ)はおそらく皇子だと伝え、皇后と夫人を喜ばせた。しかし皇后の身体は懐妊に望ましい状態だったとは言えず、脈は力がなく糸のように細いという。すでに懐妊に適した年齢を過ぎている上、端慧(タンケイ)皇太子の逝去で心労も多く、直前には皇帝の看病で疲れていた。斉汝は皇后の身体が衰弱しているため、子を守るために″よもぎ燻(イブ)し″で治療するという。すると夫人は斉汝が命がけで娘と子供を守るよう遠回しに恫喝した。「決して忘れないで、皇后のお腹の子は富察氏一族の希望であり、″斉家″の命運にも関わるとね」娘にとってこれが最後のお産となる。夫人は富察一族の将来を背負ったこの子供を何としてでも産ませなければならなかった。金玉妍は表情には出さないものの内心、誰より皇后の懐妊に焦っていた。嫡子が生まれれば自分たちの希望が消える、しかし皇帝が望んでいるのは嫡子…。ともかく皇子が1人では心許ない。皇帝は皇后の懐妊以来、毎夜、長春宮に通っていた。そこで金玉妍はちょうど皇帝の輿が啓祥(ケイショウ)門の前を通る頃、北琴の音を響かせて舞の影を映す。弘暦は美しい音色に誘われて啓祥宮に立ち寄り、その夜はそのまま留まった。蘇緑筠の3子は第2公主だった。弘暦は2人目の娘を喜び、璟妍(ケイケン)と名付けて褒美も下賜したという。また金玉妍も希望通り懐妊を果たした。固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)はお腹の子に母を独り占めにされて不満だった。すると母から純妃にも公主が生まれたため、姉として自覚を持てと言われてしまう。しかし璟瑟は公主とは言え自分は嫡子だと訴えた。「それに…もし妹が生まれれば私と同じですね?」「何を言うの?!生まれるのは絶対に弟よ!」母の口調は急に厳しくなり、璟瑟は驚いて口をつぐんだ。皇太后は皇后がよもぎ燻しを始めたものの、子が保てる保証はないと斉汝から聞いていた。侍女・福珈(フクカ)は確かに皇后は若くないとこぼし、もし月足らずで産まれたら子供も弱いだろうと懸念する。「舒嬪なら心配ないのに~ 夜伽のたび子宝の薬を飲ませても未だに子ができぬとは、もしやその薬に問題があるのでは?」皇太后は福珈の言葉でふと皇帝が葉赫那拉氏を警戒しているのではと疑った。もしくは自分を警戒しているのやも…。「我らの皇帝はどうも御心が読めぬ」(  ̄꒳ ̄)もう、アイジャーったらw乾隆11年3月。嫻貴妃・烏拉那拉氏は皇后・富察氏の代理として親蚕礼(シンサンレイ)を取り仕切った。蚕の神を祭り、桑の葉を蚕に与えることで、農耕と養蚕の奨励を示す儀式である。絶対安静の琅嬅は仕方ないと分かっていても、やはり皇后にとって大事な儀式を皇帝が如懿に任せたことが悔しかった。それは金玉妍も同じだったが、慧賢皇貴妃(ケンケイコウキヒ)亡き今、煽る相手はもっぱら蘇緑筠である。「ァィャ~今日の嫻貴妃の得意げな顔…腹立たしかったわ___ 子供の数も資格も純貴妃娘娘が勝っているのに、なぜ嫻貴妃が代理を?」しかし蘇緑筠は漢軍旗、王府では格格(ゲゲ)に過ぎなかったことから立場をわきまえていた。「言うだけ無駄よ、怒るとお腹の子に触るわ」「大事にしたところでどうせ庶子だもの、嫡子には勝てない」「嫌な話はやめて、私の見立てではきっとまた皇子よ?」金玉妍は嬉しかったが、わざと公主を望んでいる言った。「だって皇后のお子がもし公主だったら、私が皇子を産むと嫌われるわ~」「それなら私が産んだ3阿哥と6阿哥は皇后に嫌われているの?」「iyo~!そんな意味じゃないわ~」(; ̄◇ ̄)<あははは~ おほほほ~>( ̄▽ ̄;)種まきの季節になった。しかし大規模な干ばつのせいで民は畑が耕せず、このまま秋に何も収穫できなければ動揺が広がるのは必至…。そこで弘暦は1ヶ月の間、斎戒沐浴(サイカイモクヨク)をすると決めた。一方、金玉妍は懐妊6ヶ月になり動くのも一苦労、身体中が痛くなってきた。しかし皇帝は嫡子が気がかりで、自分の子は添え物に過ぎない。「何とかして皇上の心を私に向けたい、この子のためにも…」そんな中、琅嬅がまだ8ヶ月というのに陣痛が始まった。斉汝は手を尽くしたが子が下りてくるのを止められず、このままお産が始まる。その頃、弘暦は天壇(テンダン)で雨乞いの儀式、皇太后と妃嬪たちも安華殿で祈祷中だった。やがて妃嬪たちが疲れ切った頃、長春宮の太監・趙一泰(チョウイッタイ)が飛び込んでくる。「太后!太后!皇后に皇子がお産まれに!」皇太后は仏のご加護に感謝し、妃嬪たちを帰して見舞いに行くことにした。すると嫡子の誕生を待ちわびたかのように雷鳴が轟く。「今日は4月8日、お釈迦様の誕辰(タンシン)よ、皇后のお子は縁起がいいわ 雨が降るかしら?」如懿の言葉通り、ついに雨が大地を湿らせた。弘暦は念願の嫡子に永琮(エイソウ)と名付けた。″琮″は祭祀の用具で家業継承の意もあることから、弘暦は自分の期待も込めたという。琅嬅は難産で辛い思いをしながら、それでも自ら寝ずに皇子の世話をしていた。驚いた弘暦は自分の身体も大切にするよう言い聞かせたが、琅嬅はこうして嫡子を出産し、たとえ死んでも後悔はないという。長春宮で第7皇子の満1ヶ月の祝賀会が開かれた。皇太后は嫡孫に先帝が康熙帝(コウキテイ)から賜った長命鎖を贈り、弘暦は恩赦の勅命を下して天下に喜びを示すという。すると急にか細い声で第7皇子が泣き始めた。乳母・春娘(シュンジョウ)は恐らく寝不足だと説明し、偏殿で休ませることにする。「何だか元気のない皇子ね…(ヒソ」玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)は思わず隣の金玉妍に囁いた。「…眠たいからでしょう」長春宮からの帰り道、金玉妍は蘇緑筠に愚痴をこぼした。「7阿哥が生まれてから皇上は他の皇子をお忘れみたい…」「7阿哥しか目に入らないのよ…」蘇緑筠は自分たちの庶子が嫡子に勝てるはずないと言った。それにしても永琮の鳴き声はまるで猫のように弱々しく、赤ん坊が寝不足というのもおかしな話…。すると蘇緑筠は乳母から聞いた話を教えた。「うっかり鈴を鳴らしてしまったら一晩中、鳴き続けたとか…」「本当に?7阿哥はちょと弱すぎるわね~」つづく(  ̄꒳ ̄)何だかフラグが立ちましたねえ~さて来週はいよいよ嬿婉が動き出しそうです
2019.09.16
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第33話「末期の報復」咸福(カンフク)宮に嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)がやって来た。中庭は閑散としていたが、きらびやかな孔雀だけがかつての栄華を思い起こさせる。正殿では慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)が来るはずのない皇帝を待っていた。すると急に帳が開いて眩しい光が差し込んで来る。「皇上…」しかし現れたのは予想外にも如懿だった。高晞月は如懿が落ちぶれた自分を笑いに来たのだと思った。しかし如懿は悲惨な経験をした自分が笑える立場ではないと否定し、実は高晞月も謀られていたと教える。「私を罠にかける人はあなたしかいない…」「…皇上が斉汝(セイジョ)に診させているのに症状は悪くなるばかり、私には無理よ? あなたが飲んでいる薬には余分な物が加えられている その薬のおかげで一時は症状が和らぐけれど、その実、気血を傷つけている」如懿は自分が知っているのは薬のことだけだと教え、それとは別にもっと意外なことがあると言った。「私たちに子ができなかったのはその腕輪のせいよ」高晞月は到底信じられなかったが、如懿はかんざしで腕輪の留め金をこじ開け、零陵香(レイリョウコウ)を出してみせる。実は如懿もたまたま腕輪を床に落とし、中身が散乱して分かったと言った。衝撃の事実に呆然とする高晞月…。するとすでに腕輪から取り出していた如懿は、まだ身ごもらないところをみると手遅れかもしれないという。「…子は産ませないと最初から決めていたのよ どうりで子宝の薬を飲んでも効果がなかったわけね」長年、忠義を尽くしてきた高晞月は皇后の裏切りに憤り、如懿に過去の真相を明かすと決めた。しかし如懿は話したければ知るべき人に話すよう勧めて帰ってしまう。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は高晞月に会おうとしなかった。しかし如懿は高晞月がもう長くないことから、高斌(コウヒン)に臨終の状況を説明できた方がいいと進言する。悪事を公表せずに貴妃としての体面を守ったのは弘暦だ。如懿はそれなら会いたいという高晞月の願いも叶えてやってはどうかという。咸福宮に皇帝が来訪すると通達があった。高晞月は病身でありながら、冊封の時に着用した思い出の礼服に着替えてその時を待つ。すると辺りが暗くなる頃になってようやく弘暦が現れた。「皇上…あの迎春の宴以来、3年と10ヶ月ぶりにお会いできました」余命いくばくもない高晞月は自分の罪を認め、墓場まで持って行くつもりだった秘密を白状すると切り出す。弘暦はそれが事実ならば、どんな内容でも高氏一族は巻き込まないと約束した。「皇上のお心を探るため、皇后は蓮心(レンシン)を嫁がせ、王欽(オウキン)の籠絡を… 阿箬(アジャク)にも恩を売り、主人を裏切らせました 端慧(タンケイ)皇太子の逝去も嫻妃が呪ったせいだと恨んでいました 私は皇后のご意向に従い、双喜(ソウキ)に命じて毒蛇を冷宮に放ったのです 皇后は重陽節でも嫻妃を焼死させよと指示を… 風湿(フウシツ)を生じさせる食事に言及したのは嘉妃(カヒ)ですが、 細工するよう私に命じたのは皇后です」そして高晞月は金の腕輪を渡した。もちろん弘暦は如懿と高晞月が輿入れした時に皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)が贈ったものだと承知している。「まさか零陵香が仕込まれていたなんて…長期に使用すると身ごもれぬ植物です 私と嫻妃は十数年も付けていた…懐妊せぬ理由を案じながら…」しかし弘暦は事実を受け入れられず、皇后を侮辱すれば罪に問われると脅した。高晞月は皇帝が皇后に失望するのが怖いのだと指摘、自分を悪事に走らせた原因は皇帝にもあると訴える。「今日こそはっきり答えてください、さもないと安らかに死ねません なぜ私は斉侍医の治療で病が悪化したのです?」高晞月は皇帝も自分との子を望んでおらず、薬に手を加えたのだと考えた。そもそも妃選びでは皇帝に選ばれず、先帝と皇太后のおかげで格格(ゲゲ)になったようなもの…。長年、寵愛されながら、自分の身体は斉汝に管理されていたのだろう。弘暦は寵愛する相手を傷つけるはずがないと否定したが、高晞月との溝は埋まらなかった。「もうよい…臨終の際には諡号(シゴウ)を下賜する」「皇上…早くも私の諡号をお考えに?」虚しさに襲われた高晞月はふと来世では平凡な家に嫁ぎ、家族で助け合い、良妻賢母として生きたいと漏らした。すると弘暦は諡号に″賢″の字を入れると約束し、帰ってしまう。高晞月はひとりになると思わず高笑いした。…皇上、斉汝を利用して私を陥れたのでしょう?なぜお認めにならないのです?…私からもお返しをしました実は高晞月は皇帝が座る椅子に細工をしていた。…私の病が皇上の仕業なら皇上は天に召される、違うならしばし病を患うだけですすると高晞月は茉心(バツシン)に皇帝が使った座布団をすぐ燃やせと命じる。それは疥癬騒ぎの時に使っていた座布団だった。弘暦は気を落ち着かせるため、翊坤(ヨクコン)宮に立ち寄った。するとまず如懿の腕輪を自ら外してやる。「この腕輪はもう古い、新調するといい 明日、翡翠の腕輪を届けさせる、侍医に滋養の薬を処方させよう」如懿は弘暦が高晞月に会って来たと分かった。「如懿…そなたも謀(ハカリゴト)を?」「…誰かに陥れられそうになれば身を守るために動きます そんな場合は私とて謀を巡らすでしょう」「朕に対しても?」「(フルフル)陛下とは信頼し合う仲でありたいわ」弘暦は野暮な質問だったと反省し、高晞月の話を聞いて疑心暗鬼になっていたと吐露した。何やら急に普段は忠実に仕えてくれる后妃たちが他人のように思えて来たという。しかし弘暦はようやく冷静になり、高晞月が過去に何をしていようと体面は保ってやりたいと話した。そこで太監・李玉(リギョク)に慧貴妃を皇貴妃に、如懿と純妃(ジュンヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)を貴妃に、愉嬪(ユヒン)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)を愉妃に昇格させると命じる。「如懿よ、純妃を共に昇格させたのは屈辱だろうが、2人も皇子を産み永璜(エイコウ)も育てた 無下にはできぬ」「…子を産めぬ私が悪いのです」「子がなくてもそなたへの情は薄れぬ」弘暦は如懿の手を取って安心するようなだめたが、如懿は子を持てない寂しさを拭えなかった。その朝は雪になった。侍女・茉心(バツシン)は目を覚ました主人に気づき、今日は顔色がいいと喜ぶ。高晞月はうっすら笑みを浮かべ、こんなに眠ったのは久しぶりだと話した。「夢まで見たわ…父上と母上が出てきたの、私が心配だと… 回復したら家に帰ってこいと言われたわ…」そこで茉心は主人が皇貴妃に昇格したと伝えた。高晞月は少し驚いた表情を見せたが、小さくため息をついて遺言を残しておく。「茉心…古董房の仕事を見つけてあるから、そのうち内務府から連絡が来るわ 誰が私を陥れたか忘れては駄目よ…」すると窓の外を見た高晞月は雪が降っていると気づいた。「外に出てみたい…」茉心は高晞月を支えて雪が舞う中庭に連れて行った。高氏の権勢により皇帝からの寵愛を受けて来た高晞月、しかし如懿への対抗心から策に溺れ、寂しい最期を迎える。「主儿!目を開けてください、主儿!」茉心は中庭で倒れた主人の死を悟り、その場で叩頭した。「必ずや敵を討つとお約束します!」乾隆10年、皇貴妃高氏が逝去、諡号を慧賢(ケイケン)皇貴妃とした。弘暦は老臣の高斌(コウヒン)を慰めるため、葬儀も盛大だったという。「斉汝が数年かけて成し遂げてくれました」皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は侍女・福珈(フクカ)の言葉に頷き、斉汝を労った。暗躍して来た高父娘、高晞月はこうして寿命が尽き、高斌も娘との死別という悲しみを味わうことになった。弘暦は養心殿に琅嬅と如懿を呼んだ。琅嬅は高晞月の死を悼んで涙に暮れていたが、それがかえって弘暦と如懿を白けさせる。すると琅嬅は、皇貴妃が亡くなってから皇帝が長春宮に来てくれないとこぼした。弘暦は2人の仲が良かったため刺激したくないと言ったが、どこか態度がおかしい。「皇貴妃は死の間際に本心を明かした、思い出すと悲しくなる…」如懿は皇帝の言葉を聞いた琅嬅の動揺を見逃さなかった。「皇上も今夜、皇貴妃の絵の前で本心をお話しください 皇貴妃が生前、言えなかった話は夢の中で聞かせてくれるでしょう」琅嬅は皇帝と嫻貴妃の言葉に困惑し、咄嗟に皇貴妃の家族を引き立ててはどうかと進言する。しかし弘暦は皇后が朝廷に口を挟むなと苦言を呈し、如懿にまで皇帝が公私をきちんと区別することは長年、連れ添う皇后なら理解しているはずだと諌められてしまう。その時、琅嬅はふと如懿が金の腕輪をしていないことに気づいた。如懿が黙っていると、弘暦は皇貴妃と対の腕輪ため、悲しみを引きずらぬよう外させたと説明する。「それから永璜の生母・哲妃(テツヒ)の死も哀れだった、哲憫(テツビン)皇貴妃に追贈しようと思う」弘暦は先に皇后を帰した。高晞月の死により心にしこりが残った弘暦…。高晞月は美しい顔の裏に邪心を隠していたが、琅嬅の善良な顔の裏には何が隠れているのだろうか。弘暦は如懿に思わず自分には見抜けないと漏らした。養心殿は針のむしろだった。琅嬅は呆然としたまま長春宮に帰ると、侍女・素練(ソレン)だけに弱音を吐く。「皇上は突然、嫻貴妃の腕輪を外させた…勘づかれたのかも… なぜ諸瑛(ショエイ)まで哲憫皇貴妃に封じたの?きっと私を責めているのよ…」素練は考え過ぎだと言ったが、慧賢皇貴妃の死後から皇帝が自分を避けているのは明らかだった。如懿の言葉も気にかかる、″皇貴妃には生前、言えなかった話がある″と…。琅嬅は高晞月が死ぬ前に自分の秘密を漏らしたのではないかと怯えて泣いた。しかし素練は高晞月が皇后を売ることは自分も売ることになり、あり得ないとなだめる。そもそも事実を知ったなら皇帝が皇貴妃に昇格などさせるはずがないという。数日、寝込んでいた弘暦は疥癬に感染していた。養心殿で看病していた如懿も発病し、偏殿で治療を受けることになってしまう。報告を受けた琅嬅は皇太后を頼って一緒に養心殿に向かった。斉汝の話では慧賢皇貴妃に会いに行った時に感染したと思われ、根治には時間がかかるという。ともかく皇太后と琅嬅は防備を整えて寝所に入り、皇帝の容体を見た。弘暦はちょうど薬を飲んで眠ったところだったが、身体中の発疹が何とも痛々しい。すると琅嬅は苦しむ皇帝の姿に衝撃を受け、思わず泣き出してしまう。つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)さようなら~高晞月それにしても高晞月は華美な装いより簡素な方がキレイだった~
2019.09.15
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第8~12話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意くださいこつ然と姿を消した太淵(タイエン)国の世子・軒轅旻(ケンエンビン)雲痕(ウンコン)は玄元山を一斉に捜索しますが見つからず、残すは山の東側にある五州医聖・宗越(ソウエツ)の離れのみとなりましたしかし宗越が機転を利かせて追い返すことに成功、扶揺(フーヤオ)たちは危機を脱します扶揺は自分と小七(ショウシチ)を助けてくれた偽軒轅旻・長孫無極(チョウソンムキョク)に感謝し、この恩は必ず返すと約束します無極は扶揺に急接近して「今の言葉、忘れないからな~」といたずらっぽく笑うんですが…全くときめく要素がな…い…( ̄◇ ̄;)だって雲痕の方がカッコいいから~wすると無極が扶揺に一緒に下山しないかと持ちかけます実は明日は雷雨、玄元渓流が増水するので水の流れに乗ってふもとまで脱出できるとか扶揺は同意しますが、その前に復讐を果たさねば気が収まりませんしかし矢傷があるしな~と思ったら、傷口が開かぬよう無極が入れてくれた内力があると知りますただしその効果は2刻…その夜、山は激しい雨になりました寝殿に潜んでいた扶揺は裴瑗(ハイエン)が入って来るなり、いきなり襲い掛かります♪ひと~つ、人の世の生き血を吸い~ってな感じで扶揺は裴瑗の顔、腰、肩を切り、自分と小七、周(シュウ)爺を苦しめた報復としました裴瑗は死んだと思っていた扶揺の反撃に激昂、隙をついて剣を手にすると、邪道と言われる"祭血神功(サイケツシンコウ)"で応戦しますしかし相手は破九宵(ハキュウショウ)ですからね~結局、裴瑗は深手を負って豪雨の中で倒れることに…「今日のところは見逃してやるぜ」(๑・᷄ὢ・᷅)<甘いんだよな~フーヤオ…視聴者の総ツッコミの中、思わぬ伏兵が!扶揺が帰り際に振り返ると、裴瑗からいつも虐待されていた侍女・阿烈(アレツ)がこの機に乗じて卒倒した裴瑗の顔を切りつけていました…( ̄◇ ̄;)ぁ___扶揺は水門で無極と合流無極はすでに内力の時間が切れてふらふらになった扶揺を点穴しますそこへ水路を捜索していた追っ手たちの声が!無極は扶揺と一緒に激流に飛び込み、意識が遠のく扶揺に口移しで空気を送ります( ̄◇ ̄;)いらないのよ、いらないのよ…こういう演出w翌朝、裴瑗が目覚めると、顔中に包帯が…(* >ω
2019.09.13
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三生三世十里桃花 Eternal Love第20話「妻を守るために」昭華宮(ショウカキュウ)が火事になり、楽胥(ラクショ)は仕方なく素素(ソソ)を自分の寝宮で引き取った。そこで楽胥は改めて天君に命乞いをしたのは素素のためではなく、お腹の中の子のためだと釘を刺す。そもそも夜華(ヤカ)には天族皇太子として婚縁が決まっており、たとえ人間界で夫婦の誓いを立てたとしても認められないという。素素は反論しようとしたが、楽胥から自分が話している時は口をはさまないことが掟だと叱られてしまう。病床の夜華が薬湯を飲んでいると天君がやって来た。天君は長海に到着した日の夜に進軍したのはうかつだったと指摘、夜華も自ら罰を請う。しかし連宗(レンソウ)は皇太子が怪我をしたことで将士たちの闘志が上がり、わずか3日で大勝利を収めることになったとかばった。すると天君は薬王と侍女たちを先に下げ、素素の件を尋ねる。夜華は表情を変えず、かつて金猊獣(キンゲイジュウ)を討伐して軽症を負った際、その娘に世話になったと説明した。「娘のお腹の子は私の恩寵(オンチョウ)です」天君は恩返しと聞いて安堵し、将来の天君が情に溺れてはならないと戒めた。ただ娘が子を宿した以上、天界に留めるという。夜華は動揺を隠し、人間を天界に置くのは天族の掟に背くと進言した。ところが天君は天族の子供なら天界に留めると譲らず、素素の処遇は夜華の帰還後に改めて考えるという。必要以上に反対すればかえって怪しまれることから、夜華はおとなしく了解するしかなかった。その時、急に素錦が娘を心配しているようなふりをして口を挟む。「いっそ恩旨を出して娘に側妃を賜わってはいかがでしょう? 天君のひ孫の母親に何の名分もないとなると、世の嘲笑を買ってしまいます」「ならぬ!娘は人間だぞ!太子の側妃にはなれん!」連宗は咄嗟に素錦の考えは天族の礼法に違反すると批難し、何より青丘白浅(ハクセン)に弁明できないと反対して父の怒りを治めた。父と素錦が出て行くと、連宗は素錦が以前にも増して腹が読めなくなっているとへき易した。それにしても素素が天界に留められれば、無論、平穏で暮らせるはずがない。夜華は素素が無事に子供を産んだら忘川の水を飲ませ、全てを忘れさせると決めた。「私を忘れさせ、完全に縁を絶ちます」天君は浅はかな発言をした素錦を咎めた。すると素錦は袂から夜華が落した銅鏡を出し、実は夜華がこの法器であの娘と連絡を取り合っていたと告げ口する。「大切に思っていない相手にこの銅鏡を贈るでしょうか?」素錦は夜華が第2の桑籍(ソウセキ)にならないための提案だったと釈明した。あの人間を天宮に留めて自分たちの手元に置いておけば、うまく解決できると考えたという。天君は納得し、引き続き留意するよう命じて帰って行った。そこへこんな夜更けに長海の第2公主・緑袖(リョクシュウ)がやって来る。緑袖は長海の特産で千年に一株しか採れない水霊芝(スイレイシ)の差し入れに来たと言った。しかし素錦は緑袖が夜華に近づく魂胆だと見抜き、自分が届けると言ってなかば強引に取り上げてしまう。夜華の左胸の創傷は深かった。翌朝、手当てをした薬王はまだ少なくとも20日は静養すべきだと進言する。しかしそこへ側近の天枢(テンスウ)と伽昀(カイン)がやって来た。実は昨日、昭華宮が突然、火事になり、あの娘が巻き込まれたという。どうやら翼(ヨク)君・離鏡(リケイ)の坐騎(ザキ)の不注意らしい。夜華は素素が心配で居ても立ってもいられず、すぐ天宮へ戻ると決めた。素素は楽胥と一緒に夜華の到着を待っていた。するとついに天宮へ戻った夜華が挨拶にやって来る。「夜華!」素素は喜んで駆け寄ろうとしたが、楽胥から叱られてしまう。「無礼者!太子と面会する時はどのように礼を尽くすべきであったか?」「(あ…)素素、太子殿下に拝謁いたします」素素がその場で平伏すると、夜華はまず母に挨拶してから一瞥もせず素素に言った。「君は身重だ、挨拶は簡単で良い、下がりなさい」「…はい」夜華は素素を守るため、心を鬼にして突き放す。しかしそうとは知らない素素は皇太子・夜華の冷たい態度に困惑するばかりだった。太晨宮(タイシンキュウ)の東華帝君(トウカテイクン)は皇太子の早い回宮に驚いていた。司命星君(シメイセイクン)は深刻な怪我ではなかったのだろうと言ったが、天君が薬王に口止めしていることから、帝君は額面通りに受け取れない。するとそこへ白鳳九(ハクホウキュウ)が茶を運んで来た。「ふぉんじぅ?先日、洗梧宮(センゴキュウ)から出て来たな?」「(;╹⌓╹)ああ?わ、私がなぜ洗梧宮に?(アハハハ)」ジーッ(⊙ω⊙`)司命「あの方角には洗梧宮以外に誅仙台(チュウセンダイ)しかない ならば誅仙台に月でも見に行ったのか?」「(;╹⌓╹)ツキ・・・(;╹ꇴ╹)そうでした! あの夜は月が美しかったので青丘のことを思い出しまして… 誅仙台に行ったことを忘れていました(へへへ」「しぃま?そんなに気に入ったならまた行くが良い」「…ありがとうございます」不穏な空気に気づいた鳳九は、司命星君に目配せして下がった。白鳳九が門の前で待っていると司命星君が呆れた様子でやって来た。実は誅仙台は法力が使えなくなる忌まわしい場所であり、神仙たちが避けて通る場所だという。帝君は司命星君に洗梧宮が物騒なところゆえ、鳳九に近づかないよう伝言を頼んでいた。楽胥は洗梧宮の一攬芳華(イチランホウカ)を素素の寝殿に決めた。仙娥たちは数万年も放置されていた寝殿を不満そうに掃除していたが、そこへ夜華がやって来る。すると夜華は仙娥の世話を受けられるのは称号を持つ者だけだと叱り、仙娥たちを下げてしまう。素素は唖然としていたが、誰もいなくなってようやく夜華はいつもの優しい顔になった。夜華が素素のもとに駆け寄ると、2人はしばし固く抱き合った。夜華の無事な姿に安堵する素素、一方、夜華は火事に巻き込まれた素素を心配する。すると素素は腕の火傷を見せた。夜華は紅蓮業火(クレンゴウカ)の傷だと気づき、痕は消えないと教える。仕方なく素素は袖で隠すと言ったが、夜華は心が痛んだ。「素素、私が戻って来たからには二度と辛い思いをさせないよ」「どうりであなたが自分の家族の話をしなかったはずね なぜ何も言ってくれなかったの?あなたが九重天の太子だってこと…」「すまない、あの時、君に話しても何も良い事がなかったから…」「これから私たち、どうすればいいの?」「私たちは天宮にいる間、用心深く暮らすしかない 表向きそなたに冷たく接するが信じてくれ、これも全てそなたを守るためなんだ 素素…私は君がこの洗梧宮でしっかり静養し、無事に子が産まれることを願っている よいか、決して誰とも関わってはいけないよ」素素は小さくうなずくと、夜華は優しく素素のおでこに口づけしたすると夜華は自ら選んだ仙娥を殿内に呼んだ。奈奈(ダイダイ)は人間界の仙山から昇進させた小仙娥で、今日から素素に仕えるという。一攬芳華を追い出された仙娥は楽胥に皇太子の命で戻ったと報告した。何でも皇太子が経験もない仙娥を素素に付けたという。楽胥は夜華が北海水君の二の舞になることを恐れていた。人間である素素は子供を産めばおのずと人間界に戻ってくれるが、この件が公になれば太子の前途に影を落とすことになる。しかし素錦は天君が青丘を配慮してこの件をもみ消すつもりだと安心させた。「洗梧宮には大小100以上の屋敷や庭があります 奉仕する仙娥も多いですが、この件を知るものは限られていますから 素素は洗梧宮の一攬芳華の中にいて外出することもありません」すると楽胥は自分の代わりに素素のしつけを素錦に任せた。この日、長海で共に戦った首領たちが紫宸殿(シシンデン)に集まった。実は翼(ヨク)族・離鏡(リケイ)の奏状によると、北荒で誰かの兵が天族の3つの城を落としたという。すると首領の1人が脱獄した離鏡の長兄・離恩(リエン)が謀反を起こしたのではと言った。確かに離怨と言えば7万年前の大戦で残した火種である。そこで夜華はまず当時の大戦について詳しい話を聞くことにした。奈奈は下界から来た仙娥のせいか素素に優しかった。奈奈の話では洗梧宮にいる夜華の夫人は素素だけ、夜華は多忙で深夜遅くまで政務を執ることがあるという。一方、夜華は素素のことを気にかけながらも、決して会いに行かなかった。しかし時間ができると銅鏡に素素の様子を映し出して見てみる。夜華はつわりで具合の悪い素素を見るとどうにも心配になり、法術で一攬芳華へ忍び込んだ。すると気配を感じたのか素素が目を覚ましてしまい、咄嗟に法術で姿を消す。そこで冷めていた湯に術をかけて温め直してやると、素素はてっきり奈奈が取り替えてくれたと思ったようだ。素素は白湯を飲むとまた眠りにつき、夜華は翌朝、奈奈が来るまでずっとそばに付き添っていた。一攬芳華に離鏡がやって来た。離鏡は巫医(フイ)から素素が身重だと聞いたため、様子が気になったという。すると素素が1日にして洗梧宮に輿入れし″娘娘″になったと知って驚いた。離鏡はともかく巫医に脈を診るよう命じたが、素素はそれが天規に背かないか心配になる。そこに素錦が現れ、天宮には薬王がいるため無用だと断った。離鏡はその女人が天君の側室だと知り、大人しく引き下がるしかない。すると素錦は身重の素素を気遣い、とても優しく接してくれたが…。離鏡が寝殿に戻って来た。玄女(ゲンジョ)は離鏡が洗梧宮へ行ったと知り、あの白浅(ハクセン)に良く似た人間が気に入ったのだと嫉妬する。離鏡は勘ぐるなと叱って話を止め、ともかく2人で法会に行くことにした。すると門衛が天族を裏切った翼后は寝殿から出られないと制止する。玄女は翼后に無礼だと憤慨したが、離鏡はおとなしく戻るよう命じた。「君上!私は翼族の后、あなたの妻です!これはヘイトですよ、ヘイト!」「だからなんだ?翼族の太平こそ最重要だ、早く入りなさい」仕方なく玄女はふて腐れながら殿内に戻って行った。素錦は自分が素素の味方のように振る舞った。初めはおどおどしていた素素だったが、子供が産まれれば全て丸く収まると言われて安堵する。すると素錦は殺風景な殿内を見回し、ふと机にある墨も筆も夜華の好みではないと気づいた。どうやら夜華はここへ来ていないらしい。そこで素錦は夜華と親しい関係だと自慢するため、夜華が鮫人族との戦で死にかけたと教えた。「死にかけた?!」「あら、彼の身体の傷を見ていないの? 私は長海にいたから何日も付きっきりで介抱したけど、傷口を直視できなかったわ~ 彼は弱音を吐かない性格だから、重傷だなんて口にはしないのよ~ うふ、昔から無口だったわ 私は夜華と一緒に育ったの、天君に嫁いでからは話す機会が減ってしまったけれど…」素素は夜華を心配して思わず涙をこぼした。すると素錦は話を変え、一緒に霊宝天尊(レイホウテンソン)の法会へ行こうと誘う。素素は勝手にここから出られないと断ったが、素錦は楽胥の命だと嘘をついた。「妹妹、外へ出ることを恐れていてはだめ、これからは夜華と共に群仙の拝跪を受けるのよ?」「天族の規則は私には分りません、もし間違いがあったら教えて下さい」ようやく素素を説き伏せた素錦はふと寝台の上にある玉清崑崙扇(ギョクシンコンロンセン)に気づいた。しかし素素は贋作だと教え、奈奈に扇子をしまっておくよう頼んで素錦と出かけてしまう。つづく( ̄◇ ̄;)あくまで恩寵ですから、ええ
2019.09.12
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三生三世十里桃花 Eternal Love第19話「囚われた素素」その夜、夜華(ヤカ)率いる天族、長海、西海の連合軍が出陣した。激しい雨の中、対峙する連合軍と鮫人(コウジン)族…。すると首領が息子を殺された恨みをこの斬魄刀(ザンキトウ)で晴らすと怒号を響かせた。夜華はいよいよ青冥剣(セイメイケン)を抜き、天族太子として最後の戦いに挑む。「シャーーーッ!」同じ頃、俊疾山(シュンシツザン)も激しい雷雨に見舞われていた。落ち着かない夜を過ごしていた素素(ソソ)、そこで銅鏡に話しかけてみるが夜華からの応答はない。「眠っているのね…」その頃、夜華は懸命に戦っていた。やがて首領と一騎討ちの様相となり、間合いを見ながら刺し違えたように見せかける。計画通り斬りつけられた夜華、しかしすぐに反撃し、首領の息の根を止めた。すると夜華は力尽き、その場で崩れ落ちるようにひざをつく…。「夜華ぁ!」「太子殿下ぁ!」連合軍が騒然となる中、連宗は夜華に肩を貸してその場から連れ出した。「夜華!夜華!目を覚ますんだ!夜華!持ちこたえろ!」素素の銅鏡から突然、緊迫した声が聞こえてきた。驚いた素素は銅鏡に向って必死に呼びかけるが、深手を負った夜華にその声は届かない。「夜華、待ってて!」夜華の身に何かあったと気づいた素素は思わず草屋を飛び出した。素錦(ソキン)は連宗に運ばれて行く夜華に気づき、慌てて後を追った。すると雨でドロドロになった地面から夜華の名を叫ぶ女人の声が聞こえる。それは夜華が途中で落とした銅鏡だった。その時、無我夢中で飛び出した素素がちょうど仙障を破ってしまい、その存在が発覚してしまう…。素素は天宮に引っ立てられた。しかしそこがどこなのか、上座の老人が何者なのか見当もつかない。混乱する素素は夜華を探そうと立ち上がったが、天君は無礼な人間の娘に激怒した。「ここをどこだと心得る、天宮であるぞ?!」「…天宮?」天君は夜華の女子だという娘を鎖妖塔(サヨウトウ)に放り込めと命じたが、そこへちょうど楽胥(ラクショ)が駆けつけた。素素は咄嗟にその女性に助けを求め、夜華と夫婦になり、お腹の中には子供がいると訴える。驚いた楽胥は素素の脈を診ると、確かに身ごもっていると分かった。楽胥は天君と夫・央錯(ヨウサク)に人間の娘が夜華の子を身ごもっていると報告した。夜華の生死が分からぬ今、この娘のお腹にいるのが唯一の跡取り…。央錯と楽胥は天規を犯した罰を自分たちが代わりに受けると申し出て、夜華の子は見逃して欲しいと懇願する。すると天君はひとまず娘を誰もいない昭華宮(ショウカキュウ)に入れ、厳しく見張るよう命じた。一方、深手を負った夜華はようやく目を覚ました。しかしそこが水晶宮だと気づき、計画が失敗に終わったことを知る。「夜華、聞いてくれ、3日前にお前が鮫人族の首領に斬られた直後、 お前の人間の妻は仙障を突き破ってしまった… 仙障の外に出たゆえ、父君に見つかったんだ」驚愕した夜華は素素を助けに行こうとしてもがき、傷口が激しく痛んだ。連宗は必死に夜華を制止し、素素を守るために生きろと叱咤する。実はお腹に子供がいたおかげで素素は無事だった。しかし夜華は天君に知られた以上、素素との関係はもう終わりだと落胆する。「せめて素素の命を守るため、天君に素素に何の関心もないと思わせなくては…」そう言うと夜華はせきを切ったように泣き始めた。天君にようやく夜華の消息が届いた。皇太子は交戦の一日目に鮫人族首領の斬魄刀で斬られ瀕死の状態だっが、戦に影響しないよう秘密にしていたという。ただし薬王の診断では夜華の元神は損なわれておらず、天君は一安心した。すぐに様子を見に行きたいところだが、すでに法会の招待状を発送済みのため中止にできない。そこで天君は連宋に夜華の面倒を任せることにした。天族皇太子を斬りつけた長海鮫人は翼(ヨク)族の支族だった。老臣たちは翼族まで責を負うことになると恐れたが、肝心の翼君・離鏡(リケイ)に会えない。実は離鏡は政務もそっちのけで人間界に入り浸りだった。仕方なく玄女(ゲンジョ)は天界から届いた法会の招待状を持って離鏡に会いに行く。しかし相変わらず離鏡の態度は素っ気なかった。そこで玄女は老臣たちの訴えを伝えて翼界に戻るよう説得したが、離鏡はこのまま天宮へ向うという。ただし法会に参加するのではなく、鮫人族の件を天族に謝罪するためだ。「理由がどうあれ君が兵符を盗み出したことも大罪だ だが夫婦である以上、本君は君を処罰できない…続きは宮殿に戻ってからにしよう」すると玄女は離鏡の腕にすがりつき、実はお腹に離鏡の子がいると教えた。どうやら離鏡が玄女を司音(シイン)と間違えて床を共にしたあの夜、子供を宿したらしい。「君上は父親になるわ、まさか嬉しくないの? 玄女は7万年も待ち焦がれて来たわ、やっとこの日が来たのよ」「もういい、お前と宮殿に戻ろう」その夜、夜華は急に苦しみ出し、吐血した。連宗は慌てて薬王を呼んで診察させたが、そこにいきなり素錦が乗り込んで来る。憤慨した連宗は素錦の前に立ちふさがり、叱責した。「君は天君の小天妃だ、あろうことか儲位の寝宮に勝手に立ち入るとは… 今すぐ出て行けっ!」素錦は仕方なく部屋を出て、外で夜華を見守った。すると銅鏡からまた女人の声がする。『夜華…夜華?大丈夫なの!夜華?!何か言って?何とか言ってよ!』素錦は銅鏡を眺めながら、素素への言い様のない嫉妬に駆られた。司命星君(シメイセイクン)は白鳳九(ハクホウキュウ)に皇太子に人間の女子がいたと教えた。九尾狐一族の鳳九には白浅(ハクセン)と婚約しながら別の女子がいるという皇太子を理解できない。しかし司命星君は人間界の帝王さえ後宮に大勢の妃がいるものだと話し、天族の太子ともなれば子孫繁栄のため多くの側室が必要だと言った。鳳九は馬鹿馬鹿しいと憤慨、皇太子の女人を問い詰めるべく、昭華宮に潜入してしまう。昭華宮はわびしく、扉も錠で閉ざされていた。鳳九は扉を叩いて声をかけたが、女子は泣いてばかり…。すると仙娥たちの声が聞こえ、鳳九は咄嗟に九尾狐に化けて石灯籠の後ろに身を隠した。「″人間のことは口外するな″との命だけど…太子がいない間にまさかあの者を?」「しっ!黙って!北海水君の件を忘れたの?」仙娥たちの様子を見た鳳九は、どうやら思ったより複雑な事情だと悟る。本来なら白浅のために人間を問い詰めるべきだが、どうもあの人間が可哀想に思えて来た。離鏡は玄女と一緒に大紫明宮に戻った。玄女は嫁いでから7万年、初めて幸せな3日間を過ごしたと喜び、離鏡と一緒に天宮へ行きたいと懇願する。しかし玄女は体調が悪く、離鏡は反対した。玄女に睨まれた巫医(フイ)は、確かに仙女である翼后と翼族の子はお腹の中でそれぞれの気息が反発し合っていると説明したが、静養すればいずれ良くなると取り繕う。離鏡は結局、玄女の同行を認め、念のため巫医を連れて天界へ向かった。仙娥は離鏡たちを上清境の寝殿に案内した。すると離鏡は第7話で天君に献上した寒月芙蕖(カンゲツフキョ)を見に行きたいと頼む。仙娥は昭華宮の横にある蓮花池まで案内することにしたが、玄女は体調が悪いので遠慮した。翼君の座騎(ザキ)・火麒麟(カキリン)は寝殿で待つよう命じられたが、ふと漂ってきた桃の花の香りに誘われて出かけてしまう。玄女は離鏡の姿が見えなくなると途端に苦しさで顔を歪めた。実は仙女である玄女は翼界に長くいたせいで身体を損傷し、もともと身ごもるのに適していない。巫医は脈診したが、もはや子供の心音を感じることができなかった。「娘娘、真実をお話しします、小殿下に生きている兆しはありません」巫医はすぐ翼界へ戻るよう進言し、何より自分の身体を大事にするよう説得した。しかし玄女はせっかく身ごもった子供をどうしてもあきらめられない。そこで巫医に秘密を守るよう迫り、一族の命を盾に約束させた。離鏡が寒月芙蕖を眺めていると霊宝天尊(レイホウテンソン)がやって来た。2人は7万年前、崑崙のふもとの洞窟で巡り合ったことを懐かしんだが、その時、仙娥たちが助けを求める声が聞こえて来る。驚いた霊宝天尊が振り返ると、昭華宮から火の気が上がっていた。霊宝天尊と離鏡が駆けつけると仙娥たちが宮門から飛び出して来た。どうやら中に人がいるので助けを呼びに行ったらしい。すると離鏡は石塔楼の後ろに火麒麟が隠れているのを見つけた。離鏡は自分の坐騎が原因の火事だと謝罪、霊宝天尊は責めることなく法術で消火してくれる。そこで離鏡は宝剣で錠を壊し、扉を蹴って中に飛び込んだ。離鏡は意識を失くして倒れている素素を見て驚いた。てっきり司音だと思った離鏡は素素を抱き上げ、霊宝天尊にちょうど自分の巫医がいると断り、急いで寝殿に連れて行く。玄女は慌てて戻ってきた離鏡の様子を見に行くと、寝台に横たわった娘を見て愕然とした。…ヒィ!あの子がなぜこんな所に?いいえ、あり得ないわ…愛おしそうに娘を見つめる離鏡、そこで玄女は天族の幻化(ゲンケ)だと訴え、司音と私交があった離鏡を騙すつもりだと警告する。しかし離鏡は玄女の手を振り払い、巫医に紅蓮業火(クレンゴウカ)にのまれた司音の手当てを任せた。すると脈診した巫医はこの娘がただの人間だと教える。驚いた離鏡は術を使って確認してみたが、確かにその娘は何の仙気も持っていなかった。愚かにも神仙と人間の見分けも付かないほど混乱しようとは…。そんな離鏡の落胆とは裏腹に玄女はほっと胸を撫で下ろしていた。…この子の顔は司音と言うより白浅に見えたわ、でもどちらでもなくて良かった…離鏡は落胆して寝所を出た。すると回廊で待っていた火麒麟が現れ、謝罪する。「ここは大紫明宮ではない、九重天だ!なぜ天宮で紅蓮業火を使ったんだ?」「あのわびしい宮殿から懐かしい香りがしたんです のぞいてみると鎖がかかった寝殿の中に女の人がいて泣いていたから… その~彼女を助けようと思ったんです 鎖は千年寒鉄(センネンカンテツ)だったから法術で切れなくて…」「だから火を使って燃やそうと思ったのか」「君上は言いましたよね?私の紅蓮業火は万物を灰にできると」「そうだ、確かに万物を灰にする、だがお前は火脚を意のままに操れないんだ だからお前が鉄鎖を燃やそうとすれば、宮殿まで燃え広がってしまう まあ仕方がない、天君がこの件を追及しないことを願おう」その時、素素が意識を取り戻した。素素は見知らぬ部屋で目を覚ました。離鏡は慌てて駆けつけたが、やはりその娘は自分を知らないらしい。「私は翼君の離鏡、私の坐騎が過って火をつけてしまったんだ…本当に申し訳ない」「そうだったの…彼らが私の命を奪おうとしたんだと思ってた」「彼ら?」そこへ火麒麟が申し訳なさそうに枕元までやって来た。素素は一瞬ひるんだが、まだ子供だと気づく。「あなた…いくつ?」「7万300歳」「ななまんさんびゃく…(っておい」「姐姐(ジェジェ)、姐姐は桃の花の良い香りがするね」すると素素は急に夜華がどこにいるか知らないかと聞いた。夜華は司音に瓜二つの娘と皇太子の関係が気になったが、ちょうどそこに楽胥が現れる。楽胥は素素を助けてくれた翼君に感謝し、天規を犯して昭華宮で反省させていたと説明して引き取っていった。素素を治療した巫医は離鏡にあの娘が身ごもっていると教えた。「君上、天族は厳しい律法を重んじで来ました それなのに一介の人間を天宮に閉じ込めているとは、それも身ごもっている人間です どうやら複雑な事情がありそうです」離鏡は司音に似ている娘に興味があったが、天宮に来たのは謝罪するためだと思い直す。「本君が力になってやれることはないだろう」つづく( *´꒳`* )もうね~夜華の声がいいのよ~(笑
2019.09.11
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※この日記には日本未放送ドラマのネタバレが含まれていますのでご注意ください※中文での視聴により内容の正確性については一切、保証できません浅情人不知 Love Is Deep (現代劇)全40話物語は病院の乳腺科から始まります「ではシャツを脱いで…下着も外して下さい」ヒロイン・鄭叮叮(ヂォンディンディン)は先週から右胸に疼痛があり、検診にやって来ました「何だか胸が苦しいんですけど…」「息を止めているからですよ」担当医は若くてイケメンの医者・寧爲謹(ニンウェイジン)ディンディンは無意識に息を止めてお腹を凹ましていたんですね~(^ꇴ^)(;╹⌓╹)oO(ディンディンったら~何考えてるの?相手はプロの医者なのよ?)寧先生はディンディンの胸にしこりを発見、乳腺線維腺腫と診断しました気おくれしたディンディンは思わず手術を他の先生に頼めるかと聞きてしまいます「私に何か問題でも?」「いっいいえ…」ディンディンは仕方なく超音波検査へ向かいますが、その時、寧先生はディンディンのバッグに見覚えのある猫のキーホルダーを発見…あれは!実はディンディン、寧先生の運命の女性だったんです↓ディンディンと寧先生ディンディンは″誠品生活″という会社で社長・陳珣(チェンシュン)のアシスタントをしています2人は学生時代から6年の付き合い、一緒に会社を興して?1年前から交際中その夜、出張中の陳珣は予定が遅れて会社の2周年パーティーの日に帰ると連絡しますするとなぜか予定を変更してパーティーの花をバラに変え、シャンパンを用意するよう頼まれるディンディン結局、手術のことは話せませんでしたバラとシャンパンと聞いたディンディンの幼馴染で同僚の筱楓(シァォフォン)はプロポーズだと気づきます早速、ディンディンを連れてプロポーズに相応しいドレスを買いにフォーマルウェアのお店へ筱楓はウェディングドレスまで試着させ、それをプレゼントすることにします「もしそうじゃなかったらどうするの?」と困惑しながらも悪い気はしないディンディンそこに偶然、スーツを取りに来たという寧先生と鉢合わせします改めてディンディンのバッグについている猫のキーホルダーを眺めていると、ディンディンが自分の手作りだと教え、猫を飼っているという寧先生にプレゼントこれで寧先生の寝室には猫の人形が2つ並ぶことになりましたさて誠品生活2周年パーティーの当日気がつけば社員全員、社長がディンディンにプロポーズすると知っていますやがて空港から駆けつけた陳珣が現れますが、横には元カノ・温梓馨(ウェンズーシン)の姿が…温梓馨はモデルで偶然にも出張先で陳珣と再会、今後は誠品生活の広告塔になると発表ディンディンは大恥をかいてしまいます温梓馨は陳珣を取り戻す気満々ですが…翌朝、ディンディンが出社すると社員たちも何と声をかけていいのか分からず微妙な空気が流れますそんな中、大猫(ダーマオ)から急ぎの仕事が動揺していたせいかディンディンはミスしてしまいますその穴を埋めたのが温梓馨でした陳珣の隣にいるのは自分だったのに、気がつけばその場所に温梓馨が…しかもその夜、ディンディンは陳珣が自分のマンションに温梓馨と一緒に入っていく姿を目撃してしまいます↓陳珣と温梓馨手術当日、ディンディンは陳珣に辞表を提出、別れを告げます陳珣は温梓馨のことなら誤解だと訴え、ともかく好きなだけ休めばいいよ~それでいいだろう?的なあしらい方しかしディンディンの機嫌は治らず、子供みたいに拗ねていると逆ギレしてしまい…(꒦ິ⌑꒦ີ)おぅ…ディンディンは身を引くと決め、会社を出て行きました筱楓は社長室に乗り込み、今日の午後3時にディンディンは手術すると教えます誤解していた陳珣は驚いてすぐ病院へ行こうとしますが、どうしても仕事を抜けられません手術室の前で待機するディンディン承諾書にサインを求められますが、なかなか書けませんもしや陳珣が来てくれるのでは…最後の望みをかけるディンディンでしたが…ここまでが第1話です第2話になると寧先生の妹・寧爲璇(ニンウェイシュェン)が登場!寧先生が完全防備で世話していた飼い猫ですが、本当の飼い主は妹なんです爲璇はイギリスの大学に留学していましたが勝手に退学して帰国いつの間にかペットコニュニケーターの資格を取得し、夢だった猫カフェを開くと言い出します↓飼い猫の名前は寧爲難(ニンウェイナン)、愛称はナンナン前向きでいつも明るい爲璇が好きなのが兄の親友で形成外科医の高仁(ガオレン)寧先生が硬派でクールなら高仁は軟派で調子がいいタイプ爲璇はしつこく追いかけ回しますが、高仁にとっては妹も同然、恋愛対象にはなりません一方、寧先生に想いを寄せるのが同期で同じ乳腺科の舒怡然(シュイーラン)怡然は親同士が友人ということもあって寧先生の親からバックアップがあり、学部主任に協力してもらいながら寧先生にアプローチしますが…↓高仁と舒怡然寧先生は一見、完璧そうですが、実は父親と確執がありましたなぜ寧先生が専門を乳腺科にしたかというと、幼い頃に母親を乳がんで亡くしたからですしかし母が病で苦しんでいるというのに父には別の女性が…父が母の死後、再婚すると知った寧兄妹は猛反発今に至るまで父との溝は埋らず、もちろん義母のことなど無視です実は母を失って雨の中を呆然とたたずんでいた寧少年に手を差し伸べたのが小ディンディンでしたその時、ディンディンは手作りの猫の人形を渡していたのですが、寧先生はずっとその女の子が忘れられなかったんですね~夢にまで見た女の子と再会した寧先生は妹の協力のもと、ディンディンにアプローチ可愛いのは寧先生がディンディンを1人の女性として意識し始めてから診察ができなくなってしまう場面ですあわあわして結局、怡然に頼むんですが、ディンディンもなぜ?って顔しています(^ꇴ^)ストーリー自体はよくある話です三角関係や仕事での挫折、交際反対されたり、親子の確執があったり…そしてやっと丸く収まったかと思いきや、事故が起きるは、記憶なくすは、海外へ行くは…って( ๑≧ꇴ≦)<ありがち~wwwしかし優しくて完璧だった寧先生が最終回でやらかします(笑もう寧先生にはガッカリだよ…からの現在2周目~‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››自分でもなぜここまで気に入ったのかは不明です(笑そもそもナンナン目的で視聴開始おそらく知っている俳優さんがゼロで先入観がなかったことや英語字幕だけで十分、楽しめたからなのかも?それにしてもあの両親からディンディンは生まれないだろ〜(笑時々、こう言ったツッコミどころもあるにはありますが、本国の人しか分からないジョークもないし、逆になぜか日本ネタありしかも期待を裏切るwシンプル衣装に、飛び抜けて嫌なキャラクターもいない主題歌や挿入歌もクセがなくて好きですこれから動画でも華流ドラマを見てみようかな?って方にはピッタリかもしれませんお勧めです←理由は定かじゃないけどw
2019.09.10
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第32話「身代わり」花(カ)房・衛嬿婉(エイエンエン)が長春(チョウシュン)宮に届けた牡丹は″百花の王″と称される姚黄(ヨウコウ)だった。すると嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)があることに気づく。「ぁぁ…嫻妃(カンヒ)の衣にある花の刺繍も姚黄のように見えるけど?」難癖をつけられた烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は一瞬、言葉を失った。実は昨日、内務府から届いた衣だったが、色に惹かれて柄まで気を留めなかったという。しかし金玉妍は他意がなくとも着ることは許されない柄だと非難した。如懿はこんな些細なことで皇后は気を悪くしないと牽制したが、すぐその場に拝跪して謝罪する。「皇后娘娘、こちらの衣は後ほどお届けしますのでご処分を…」「気にしなくていいのよ、下がって…」富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は体面を守って寛容に対応したが、如懿が帰るとあからさまに不機嫌になった。皇后から花を下げろと命じられた衛嬿婉は、また大きな鉢植えを抱えて帰ることにした。しかしちょうど殿内に入って来た太監・趙一泰(チョウイッタイ)と出会い頭に衝突、鉢植えを落として割ってしまう。激怒した趙一泰は倒れた嬿婉の胸ぐらをつかみ、いきなり叩き始めた。機嫌が悪い琅嬅は引き続き外で叩けと容赦ない。慌てた嬿婉は必死に許しを請いながら嫻妃に連れられ、初めて来たと訴えた。「私が粗相をせぬようご配慮賜り、こちらへお連れ頂きました 嫻妃娘娘は慈悲深い方ですから、女官は皆、慕っています…」後宮の恐ろしさを知らない嬿婉はうっかり口を滑らせ、皇后と嘉妃の不興を買ってしまう。そこで金玉妍は皇后のために死ぬまで叩けと命じたが、琅嬅が止めた。嬿婉が嫻妃を称賛したばかり、ここで皇后が無慈悲になるわけにはいかない。「いっそあなたの寝殿で働かせたらどう?」「…はい、道理を知らぬため私がしっかりとしつけます」金玉妍は嬿婉に如懿の幼名・青桜(セイオウ)から一字を取って桜児(オウジ)と名付け、その日から早速、虐め始めた。金玉妍は啓祥(ケイショウ)宮に母国様式の部屋を持っていた。侍女・貞淑(テイシュク)は主人と2人きりになると、桜児を虐め過ぎれば皇后に媚を売っているように思われると指摘する。しかし金玉妍はそれが狙いだと笑った。確かに皇后には皇子がなく、慧貴妃(ケイキヒ)も病の身、媚びる必要はないが、皇帝が皇后を重視している以上は従うしかない。金玉妍は嫻妃に劣等感を抱いている皇后のため、桜児を身代わりに虐げて皇后の鬱憤を晴らしていた。こうして長年、皇后に従って来た金玉妍は今では皇后から厚い信頼を得ている。もはや自分たちの第4皇子が世継ぎになるのも確実だろう。大皇子には生母がおらず、第2皇子は早世し、第3皇子には見込みがない…。「努力が身を結ぶのも目前ね、でも世子と夫婦ならどれほど幸せだったか」実は金玉妍の心にいるのは弘暦ではなく、母国の世子だった。…金玉妍は初めて王と謁見した席で、世子に一目惚れしたやがて父親から世子との縁談を聞かされるしかしそれから間もなく、清から王府へ嫁ぐよう知らせが来たまさか世子が同意するとは世子の真意が知りたくて問いただそうとも考えたが、本人の顔を見ると何も言えなくなった…今の金玉妍が愛する世子のためにできること、それは後宮で力を得て世子が栄光をつかめるよう尽くすことしかなかった。「世子の笑顔だけを見ていたいの…出会った時のようなあの笑顔をね…」金玉妍は世子が餞別にくれた数珠を握りしめ、ひとしきり泣いていた。如懿の父・那爾布(ナルプ)の死はやはり慧貴妃の父・高斌(コウヒン)の仕業だった。報告を聞いた皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏はさすがに大胆不敵だと呆れる。侍女・福珈(フクカ)は皇帝と嫻妃に伝えるか尋ねた。皇太后は弘暦が真相の解明など望んでいないと分かっていたが、嫻妃の性分では真相を知れば黙っていないだろう。朝廷の安定にも支障が出ると考えた皇太后は伏せておくと決めた。「いずれ使い所があるはずだ…」(  ̄꒳ ̄)あいじゃーめw啓祥宮を訪ねた純妃(ジュンヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)は中庭で桜児を見かけて驚いた。「あの娘は永璜(エイコウ)の侍女だった衛嬿婉でしょう?」金玉妍は自分が桜児という名を与えたと教え、皇后の怒りを買ったのでしつけていると説明する。すると蘇緑筠は皇帝に近づけないよう忠告した。実はかつて皇帝を誘惑しようとしたことがあり、それで鍾粋(ショウスイ)宮から追い払ったという。思わぬ事実を知った金玉妍はただでさえ虐げていた桜児をさらにこき使い、決して皇帝に合わせないよう号令した。一方、凌雲徹(リョウウンテツ)は突然、姿が見えなくなった衛嬿婉を心配していた。すると偶然、侍女たちの列の中にいる嬿婉を見かける。凌雲徹は咄嗟に先頭にいた侍女に道を尋ねふりをしてどこに仕えているのか確認した。言葉をかけることもできない嬿婉は精一杯、目で苦境を訴えて足早に去って行く。その時、凌雲徹は嬿婉の手首に痣があることを見逃さなかった。凌雲徹はちょうどお参りで坤寧(コンネイ)宮に立ち寄った惢心(ズイシン)を頼った。惢心は事情を調べて主人に報告すると、如懿は金玉妍が衛嬿婉を自分の身代わりにして虐げていると気づく。しかし鬱憤ばらしが目的なら嬿婉に身の危険はないだろう。如懿はぐっすり眠っている永琪(エイキ)の顔を覗き込むと、声を落として言った。「機を見て助けると凌雲徹に伝えてちょうだい」そう言えばもうすぐ端午節、如懿は海蘭(ハイラン)が届けてくれた厄除けの香り袋を永琪の腰につけて見せることにした。端午節を迎え、妃嬪たちが長春宮に集まった。琅嬅は虫除けや厄除けになる雄黄(ユウオウ)やよもぎを入れた香り袋を贈り、皆で五毒餅(ゴドクヘイ)を食べようという。すると金玉妍は如懿への当てつけに後ろで控えている桜児を呼んだ。桜児はひざまずいて五毒餅の皿を掲げると、玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)が見たことのない作法だと驚く。しかし金玉妍は作法ではないと言った。「だって侍女は主人に仕えるものよ?嫻妃、そうでしょう?」婉常在(エンジョウザイ)・陳婉茵(チンエンイン)は思わず女官たちも八旗の出、皇帝の恩典に浴していることから虐げるのは良くないと諌めた。「あら?桜児、これは無理強いかしら?」「いいえ、お仕えするのが私の務めです…」さすがに妃嬪たちは横暴な嘉妃に眉をひそめた。そこで如懿は花房の衛嬿婉を知っていると話し、なぜ名前を変えたのか尋ねる。金玉妍は桜の花のような唇だから桜児だとしれっと答え、誤解しないで欲しいと言った。「私の名と同じ字を使うのなら、その女官は私が引き取ってもいいかしら?」如懿は助け船を出したが、金玉妍が拒否した。「お断りよ、この娘はどことなく嫻妃に似ているでしょう? 嫻妃が引き取って皇上の目に留まり、皇上が心移りなさったら取り返しがつかないわ」その時、琅嬅が2人の話を遮った。「嫻妃は侍女が必要なら内務府に頼みなさい、嘉妃から奪わぬように」「…はい」長春宮からの帰り道、海蘭は如懿に衛嬿婉に関わらない方がいいと助言した。実はかつて衛嬿婉は皇帝に取り入ろうとしたという。如懿は嬿婉が凌雲徹を袖にした理由を知り、花房に飛ばされてよりを戻したのだと分かった。「惢心、嬿婉を諦めるよう凌雲徹に伝えて」憤慨した如懿は恩人である凌雲徹がバカを見るだけだと言い捨てた。季節は冬になった。純妃が第二子となる第6皇子を出産、琅嬅は早速、鍾粋宮を訪ねる。すると一足先に皇帝が見舞いに来ていた。赤子を挟んで幸せそうに談笑する皇帝と純妃…。その姿を見た琅嬅はかつて永璉(エイレン)を出産した時の自分と皇帝の姿を重ね、水を差すような気がして引き返してしまう。琅嬅は三十路を過ぎ、一向に嫡子を身ごもれず焦っていた。子宝に恵まれる薬の薬効を高めるため倍量を煎じさせ、また実家の母から届く生薬まで服用する。その上、大皇子・永璜(エイコウ)が結婚したことも拍車をかけた。永璜にもし孫が生まれれば皇長孫になる。永璜の生母・哲妃は難産で命を落としたが、実は皇后の仕業だとまことしやかにささやかれていた。琅嬅は永璜の耳に入れば誤解されると恐れ、永璜が皇太子になることだけは避けたい。するとその時、琅嬅は急に鼻血を出してしまう。琅嬅は薬を乱用したせいで身体の調和が崩れていた。侍医・斉汝(セイジョ)は生薬をやめて処方通り薬を飲むよう諌め、気を損なって吐血すると治す術がなくなると警告する。すると琅嬅は侍女たちを下げ、慧貴妃の具合を聞いた。斉汝の話ではこの冬を越せないという。その頃、すっかり寂れた咸福(カンフク)宮で高晞月(コウキゲツ)が目を覚ました。するともはや余命いくばくもないと悟り、涙が頬を伝う…。一方、養心殿に高斌が娘の病状を尋ねに来た。毓瑚(イクコ)は皇帝が目をかけているとだけ伝え、その旨を報告する。弘暦はただ分かったとだけ答え、見舞いに行く様子はなかった。凌雲徹は衛嬿婉を心配していた。偶然、見かけて声をかけると嬿婉は泣き出し、ろくに食事も与えられず、いじめられているという。しかし嫻妃は嬿婉を助けようとして嘉妃から侮辱されたとか。凌雲徹もさすがにもう頼ることができなかった。そんなある日、咸福宮で疥癬(カイセン)が発生した。侍女たちは疥癬にかかり、慧貴妃の侍女・星旋(セイセン)は命まで落としてしまう。咸福宮の侍女たちの居所は閉鎖され、持ち物は全て焼かれた。気がつけば高晞月のそばにいるのは実家から連れてきた茉心(バツシン)しかいない。高晞月は最後にどうしても皇帝に会いたいと訴えるが…。一方、養心殿でも弘暦と如懿が斉汝から高晞月の病状を聞いていた。「慧貴妃のお命はもってあと2日ほどかと…」つづく( ತ _ತ) 金玉妍に全然、同情できないんですけどw来週は高晞月ががが…お楽しみに♪
2019.09.09
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第31話「亡霊騒動」翊坤(ヨクコン)宮の鬼火騒動が一段落した頃、今度は慧貴妃(ケイヒキ)の咸福(カンフク)宮で亡霊騒ぎが起きた。その夜もよもぎ湯につかり、よもぎ酒を飲んで寒気を癒す高晞月(コウキゲツ)、しかし今日が阿箬(アジャク)の四十九日と聞いて何やら嫌な予感が…。すると宮中が寝静まった頃、高晞月は阿箬の声で目を覚ました。阿箬の亡霊を見た高晞月は飛び上がり、阿箬が自分の命を取りに来たと大騒ぎで逃げ惑う。侍女や宦官たちが駆けつけ懸命に主人を守ったが、亡霊が見えるのは慧貴妃だけだった。翌朝、侍女・茉心(バツシン)は診察を終えた侍医・斉汝(セイジョ)を門まで見送りに出た。斉汝の見立てでは慧貴妃は乱心ではなく、極度の恐れから取り乱しているだけで、他に異常はないという。そこで心を落ち着かせる薬を飲ませ、引き続きよもぎで温めるよう指示した。侍医・江与彬(コウヨヒン)は物陰からその話を聞いていたが…。阿箬の亡霊は消えるどころかますます高晞月を悩ませた。なぜ阿箬は慧貴妃を追い詰めるのか、後宮では慧貴妃が阿箬を陥れたからではないかと噂になる。やがて高晞月は食事も喉を通らなくなり、床に伏せった。報告を聞いた皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は、皇帝が帰京して騒動を知れば自分が責められると憤る。そこで亡霊の噂話をした者は杖刑(ジョウケイ)30回と御触れを出し、ともかく嘉嬪(カヒン)・金玉妍(キンギョクケン)と一緒に見舞いに行くことにした。琅嬅はかつて慧貴妃に世話になった娘・璟瑟(ケイシツ)を同行させ、咸福宮にやって来た。しかし閉め切った寝殿は暗く、魔除けの布やお札が垂れ下がって異様な雰囲気をかもし出している。璟瑟は思わず怖いと訴えると、琅嬅は侍女・蓮心(レンシン)に娘を託し、外で待たせることにした。すると病床の高晞月はすっかりやつれ、阿箬の亡霊が毎日、現れると怯えている。呆れた琅嬅は慧貴妃以外は誰も阿箬を見ていないと指摘したが、高晞月の妄言は止まらなかった。その頃、中庭では侍女・星旋(セイセン)や太監・双喜(ソウキ)が公主の遊び相手になっていた。すると璟瑟は鬼ごっこに飽きてしまい、双喜が飼っている蛇を見たいと頼む。双喜は喜んで公主を案内することにしたが、その時、見舞いに来た嫻妃(カンヒ)の姿に気づいた。蛇の話を聞かれてしまい気まずい双喜…。しかし烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は皇后と嘉嬪が面会中だと知ると、安華(アンカ)殿の高僧が写した経を渡し、すぐ引き返した。思いがけず双喜が蛇を飼っていると知った如懿、そこで侍女・惢心(ズイシン)は早速、太監・三宝(サンポウ)に調査をさせることにした。高晞月はなぜ自分だけが阿箬に恨まれるのか納得できなかった。そもそも阿箬を見限ったのは皇后、自分はその意に沿って動いただけだなのに…。高晞月は自分が皇后の身代わりではないかと訴え、琅嬅を動揺させた。「娘娘、嫻妃を殺そうとした件をお忘れですか? 冷宮の火災、食事への小細工、皇后も関わったはず… 砒素を入れたのも娘娘の指示だったのでは?」憤慨した琅嬅は長年の姉妹の情に免じ、病ゆえの失言は不問に付したが、自分への侮辱は許さないと言った。取り乱した高晞月は皇后の手をつかんですがりつき、見かねた金玉妍が慧貴妃をいきなり引っ叩く。「貴妃、もしや本当に乱心したのでは?たわ言にも程がある」金玉妍は今の高晞月の一言で高氏一族が得た栄華が水の泡になると脅した。我慢ならなくなった琅嬅は嘉嬪を連れ、部屋の中を片付けるよう命じてさっさと帰ってしまう。皇后の側近・素練(ソレン)は常軌を逸した慧貴妃の言動に焦った。何とか慧貴妃の妄言を封じ、皇帝の耳に入るのだけは阻止せねばならない。そこで密かに嘉嬪を頼り、知恵を借りた。「誰も貴妃を信じないよう仕向ければいい」「どうやって?」「怯えて口走ったのではなく、ご乱心だとしたら?乱心者のたわ言など誰も信じないわ」「では一体どうすれば?」するとその夜、咸福宮に内務府から安息香が届いた。山西(サンセイ)に出かけていた乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)が帰ってきた。如懿から思わぬ報告を聞いた弘暦は憤慨し、長春宮へ向かう予定を取り消して双喜を呼ぶよう命じる。養心殿の太監・進保(シンホウ)はすぐさま咸福宮の太監たちを連行して拷問すると、双喜は冷宮の毒蛇の件を白状した。また慧貴妃は食事係の馬(バ)太監を買収し、食事にも細工していたという。しかし砒素の件は明らかにされず、弘暦は双喜が洗いざらい話すまで毓瑚(イクコ)に見張るよう命じた。その夜、弘暦は長春宮で休んだ。慧貴妃の亡霊騒動を聞いた弘暦は困惑し、この件には琅嬅も関わらず、慧貴妃を養生させておけばいいという。実は来月、各地の使者たちが来ることになっていた。嘉嬪の母国からもまもなく玉氏の人間がやって来る。そこで弘暦は即位後の第1子を産んだ嘉嬪を妃に昇格させると決めた。翌朝、双喜が捕まったと聞いた高晞月は養心殿を訪ねた。しかし殿前に控えていた李玉に止められ、双喜の件ならかばいだてしても無駄だと言われてしまう。双喜は先帝の玉飾りを盗んで捕らえられたが、全て白状したとか。「お身体に障りますので知る必要はありません、″慧貴妃は無関係だ″と皇上も仰せでした」「…双喜は他に何か言ってた?」「したことを述べたまで…」「(ひいっ)」高晞月は急にその場にへたり込んだかと思うと、何度も叩頭して皇帝に許しを請うた。するとそのまま卒倒してしまう。慧貴妃は意識を失ったまま輿に乗せられると、李玉は皇帝の命として重病の慧貴妃を外出させてはならないと言った。弘暦が双喜の供述書を読んでいると如懿がやって来た。双喜は冷宮の蛇の件は認めたものの、景陽宮の件は否定しているという。弘暦は双喜が慧貴妃の指示で多くの悪行を犯したせいで思い出せないのだと言った。高晞月が心を病んだのも悪事の発覚を恐れたのだろう。如懿は高晞月の裏に皇后がいると匂わせたが、弘暦は皇帝としての体面上、自分の正妻が関与していたと認めたくない。何より皇后には疑う証拠もなく、不用意に皇后を調べれば後宮に動揺が広がると説明した。慧貴妃に関しても重臣・高斌(コウヒン)を守るため、表向き処罰と分からぬよう咸福宮に幽閉し、降格もないという。「貴妃は病に取り憑かれ半分は死人も同然だ、もう侍医にも見せぬ」皇帝の処分では恨みが収まらない如懿…。弘暦は如懿が不満だと分かっていたが、5皇子・永琪(エイキ)の養育を持ち出して機嫌を取った。翊坤宮の鬼火騒ぎは如懿の演出だった。予想通り皇子殺しの罪を阿箬に着せた慧貴妃はやましさから心を病んでしまう。江与彬がよもぎに混ぜた幻覚を見る草で亡霊が見えたのも自業自得だった。こうして報いを受けることになった高晞月…。しかし如懿は自分を陥れた者が他にもいるため、まだ納得できなかった。金玉妍は嘉妃(カヒ)に昇格し、冊封の儀の夜は皇帝が啓祥(ケイショウ)宮に祝いにやって来た。子供を産んでも変わらず娘のように美しい金玉妍、弘暦は妃の中で最も情が通じるのが嘉妃だという。そんなある日、如懿は長春宮からの帰り道で偶然、移動中の凌雲徹(リョウウンテツ)と出くわした。そこで頼まれていた衛嬿婉(エイエンエン)の仕事の件を伝える。「今後は必要な時だけ各宮に花を届ける仕事に、花の世話は免除よ」凌雲徹は満面の笑みをうかべ、心から感謝した。如懿は2人がよりを戻したと知り、皇帝に結婚の許可を頼むことにする。凌雲徹は思わぬ幸運に恵まれ、その場で拝跪した。その夜、弘暦は産後の回復を祝って愉嬪(ユヒン)の夜伽札を選んだ。珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は養心殿に運ばれたが、身体に残ったあざのことを言い出せない。結局、布団をめくり上げた弘暦が気づき、その夜は海蘭を延禧(エンキ)宮へ返した。翌朝、海蘭は翊坤宮を訪ねた。皇帝の目を見れば2度と自分が夜伽をすることはないと分かったという。如懿はあきらめず治療するようなだめ、何より永琪がいると励ました。すると海蘭は如懿と永琪がいれば他は何もいらないという。その日は雨になった。如懿は永琪を連れて長春宮にご機嫌伺いに出かけたが、偶然、相合傘の凌雲徹と衛嬿婉と出くわす。凌雲徹はこの機会に衛嬿婉を嫻妃に紹介すると、惢心は眉の感じが少し主人に似ていると驚いた。実は嬿婉は洛陽産の牡丹・姚黄(ヨウコウ)を長春宮に届けるところだが、皇后の前で粗相をしないか心配だという。如懿はちょうど自分も長春宮へ行くところだと教え、一緒に行こうと誘った。長春宮には嘉妃がいた。「実の子でなくとも嫻妃は子育てが上手だわ~」相変わらず嫌味な金玉妍、しかし如懿は冷静に愉嬪が丈夫な子に産んだのだと返す。琅嬅は元気そうな永琪を見て安堵し、乳母と一緒に隣の部屋へ下げた。そこで如懿はこの機会に嘉妃を揺さぶってみる。「妙な話です、愉嬪は本来、少食です 安胎薬の効果で食欲が増すことは母と子には有益なはず なのに精気を胎児に吸い取られ、愉嬪は衰弱し胎児だけが成長した 追放された侍医が分娩を促す薬を投与しましたが、斉侍医はそれが過剰だったと… 急なお産で出血が増え死にかけた、だから皇上が追放したのです」如懿の話は海蘭の難産が意図的なものであったことを示唆していた。気まずい空気が流れる殿内…。すると琅嬅は役立たずの侍医は追い出すべきだと同意し、いずれにせよ愉嬪と子が無事で良かったとその場を収めた。そこへ蓮心に呼ばれた嬿婉が牡丹の鉢植えを届けに入ってくる。琅嬅は喜んで部屋の隅に置くよう命じた。「この姚黄はまさしく″百花の王″ね~」その時、金玉妍があることに気づく。「ぁぁ…嫻妃の衣にある花の刺繍も姚黄のように見えるけど?」つづく(^ꇴ^)まさかのフェイスローラーが(笑
2019.09.08
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第2~7話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください太淵(タイエン)の国公・斉震(サイシン)は謀反を起こし、軒轅(ケンエン)王族を殲滅する計画でした側近の養子・雲痕(ウンコン)はすでに太淵の都・昆京(コンケイ)の兵馬を掌握し、国王も薬で昏睡させ、王位継承の儀まで生かしておく手筈を整えましたが、思わぬ盲点があったんですね~謀反の夜、国王は病床に乗り込んで来た斉震に王族しか知らない秘密を暴露していました実は五州大陸の規定により王位が途絶えた場合は王権を天權(テンゴン)国へ返還すると決まっていたのです軒轅一族が途絶えれば水を御す者がいなくり、太淵はただの湿地になってしまうとか(꒪ᗜ꒪;)斉震ガーン驚いた斉震は急きょ計画を変更ちょうど捕縛していた泉都(セント)の宗子・軒轅旻(ケンエンビン)を世子に据えて時間を稼ぎ、その間に"御水の術"を習得しようと企みますそこで居場所が不明と言われる穹蒼(キュウソウ)幻生殿の殿主・非煙(ヒエン)を頼ることに噂では幻生殿は林州にあると言われ、中でも玄元山は五州玄奇の地、軒轅王族の血脈もここから来ていましたこのために斉震はわざわざ自ら玄元に来たんですね~折しも玄元派は8年に1度という畋斗賽(デントサイ)斉震はこの競技会を観戦するという名目で玄元山に留まります御輿は軽い方が良い…と言うわけで白羽の矢が立った放蕩息子の軒轅旻しかし噂にたがい案外あなどれない男ですそれもそのはず、その正体はいずれ五州を統治する天權国の太子・長孫無極(チョウソンムキョク)今回は流血せずに太淵国を平定することが任務ですそんな無極の力強い味方が第1話で軒轅旻を助けた五州医聖・宗越(ソウエツ)宗越はどうやら軒轅王族と深い関係があるようですが…それはまだ先のお話(^ꇴ^)さて見事な″御水の術″で軒轅旻だと証明した無極実は単純な御水の術なら″穹蒼の術″でも操れるんですね〜しかし疑り深い斉震に怪しまれないよう術をパワーアップさせる必要がありましたそこで深夜、貴重な百芝蘭(ヒャクシラン)を手に入れるため、禁崖に忍び込みますすると思いがけず玄幽部の扶揺(フーヤオ)とバッタリ実は扶揺も病気の小白(ショウハク)のため百芝蘭が必要でした2人は百芝蘭を巡って争いますが、結局、一枚上手だった無極が持って帰ってしまいます無極は夜が明けてから宗越の離れに百芝蘭を届けます宗越は仙法で花の中から実を取り出すと、これを飲んだ無極は驚いたことに水を御す力が増大実は崖で小娘に手間取って遅れたと教えますが、面白い娘だったと気に入った様子ですするとその日の歓迎の宴で無極と扶揺は早々に再会することになりました扶揺は宴の給仕に駆り出され、百芝蘭を奪った男と再会しかしその男が世子・軒轅旻だと知り、本物と面識がある扶揺だけが偽物だと気づきます一方、無極は禁崖の一件をバラされると危惧して扶揺を宴から連れ出しましたが、驚いたことに扶揺は自分が偽物だと知っていましたそこで無極は取引きを持ち掛けたものの、扶揺の条件はあの百芝蘭無極はすでに食べてしまったため説得しようとしますが、邪魔が入って扶揺に逃げられてしまいます無極は宗越からもらった秘薬の霊丹を玄幽部へ送りますこれは仙露と言って36種類の珍しい花の露を集め、49日間も精製して作った薬で、本来は無極が万が一の時に飲むためのでした扶揺と小七(ショウシチ)は効果があるのか分かりませんでしたが、ともかく小白に飲ませることに…で、この小白が実は子豚というオチ↓美味しくなる前に死んじゃうよ~って、小七ちょっとwww玄元派の弟子・裴瑗(ハイエン)は掌門の子息・燕驚塵(エンキョウジン)に横恋慕、恋敵の扶揺を嫌っていますなんとも面倒臭いキャラですが、実は斉震の姪で太淵郡主でしたこれまで身分を隠して修行して来ましたが、斉震の登場で自ら身分を告白すると姑父の権勢のおかげでトントン拍子に燕驚塵との縁談がまとまります燕驚塵は以外にも扶揺に裴瑗を娶ることになったと報告、斉震の権勢が必要だとはっきり認めましたただし扶揺への気持ちが変わったわけではなく、妾として迎えたいから一緒に昆京へ行こうと都合がいい大師兄wしかし当然、扶揺は受け入れられず、別れを告げます縁談が決まったものの燕驚塵の心が扶揺にあると知って裴瑗の怒りが爆発そこで扶揺を畋斗賽に参加させ、排除しようと企みます実は息子を案じる掌門にとっても扶揺を消せる絶好の機会だったんですね~いつの間にか競技会へ名乗りを上げたことになっていた扶揺しかし大師兄への当てつけもあって参加を決めます小娘など簡単に始末できると思いきや、扶揺は第1関門を突破します↓第1関門のダンジョンに出てくる神獣・呲鉄扶揺は接近してくる偽軒轅旻をいぶかしみながらも、少なくとも敵ではないと認定いちおう本人に正体を聞いてみますが、無極は「そのうち分かるよ~」とはぐらかします↓無極と老鼠・元宝このあたりからもはや″裴瑗vs扶揺″と言うより″必ず扶揺を助けちゃう無極vs裴瑗″の様相w裴瑗は扶揺が第2関門に出られないよう仕組んだもののまた失敗しますただこの頃になるとさすがに扶揺も活路を見出すためには戦わねばならないと覚悟を決めるんですねすると扶揺の秘密を知る唯一の人物、周(シュウ)爺が自分の杖・燒火棍(ショウカコン)を授けます実はこの杖、玄元山の秘境に眠る密室の鍵でした扶揺は第2関門でも偽軒轅旻のおかげで勝者の証しを手にしましたが、あと一歩というところで渓谷の滝壺に落下してしまいますしかし手から離れた燒火棍が形を変え、淵底にある石版の裂け目に突き刺さると…この異変を察知したのがあの非煙でした非煙はついに五石少女が出現したと気づきます「師祖・帝飛天(テイヒテン)…五州に…ついにあなたが五州に…」渓谷の池で発見された扶揺は玄幽部で三日三晩も眠り続けますその間、扶揺は淵底で人型となった水から剣術の修業を受ける夢を見ていましたようやく意識を取り戻したものの、衝撃のせいか扶揺は落下してからのことを覚えていませんするとその日以来、扶揺は夢遊病のように覚えのない場所で目覚めるようになり、なぜか身体中が筋肉痛…実は扶揺、本人も知らぬ間に玄元派の禁断の功法・破九宵(ハキュウショウ)を会得していたのです扶揺は第2関門の勝者の証しとなる珠を持ったまま落下したため、第3関門への参加が認められました次々と脱落していく弟子たち、すると驚いたことに扶揺が勝ち残ります誰もが驚愕する中、最後の1人は予想通り燕驚塵が勝ち残り、最終決戦は2人の直接対決に燕驚塵は愛する人を傷つけたくないと辞退を迫りましたが、扶揺はケリをつけて自由になりたいと拒否しますついに師弟や招待客の前で2人の試合が始まりましたここで扶揺は夢の中で会得した秘術を繰り出し勝利しますが、その功法が原因で収監されてしまいます↓最終決戦で戦う扶揺燕烈はこれまで秘密にしていた隠し部屋に息子を連れて行きました洞窟には掌門だけが引き継いできた破九宵の一部が再現されていますかつて玄元派を興した師祖が手に入れたのが散逸した秘伝書・破九宵…この超絶技を会得したおかげで師祖は瞬く間に豪傑として名を馳せ、玄元派を立ち上げますしかし数代の後に破九宵が紛失、そのまま途絶えていました破九宵を手にした者が乱世を制する…昔日の栄光を取り戻すためにはどうしても法譜が必要なのです燕烈は扶揺に法譜を出すよう迫り、誰から習ったのか厳しく追求しましたが、扶揺には何がなんだか分からず、ただ困惑するばかりでしたその夜、周爺が扶揺の牢に現れますそこで見張り番を薬で眠らせ解錠、ただのおじいちゃんと思いきや、周爺は術を使って扶揺を閉じ込めている結界を解きます「いろいろできるのじゃ~」って一体、何者なの?wそして扶揺も周爺から破九宵の話を聞き、なぜか自分が会得してしまったと知りますともかく周爺は扶揺を連れて密道から脱出しかし扶揺がいないと気づいた弟子たちが逃げ道を塞ぐため水門を下ろし、周叔は扶揺をかばって挟まれてしまいます周叔は最後の力を振り絞り、扶揺に秘密を明かしました「お前はただの子供でなはい、生れながらにその身体には5重の封印があったのだ この5重の封印が解けなければ、お前は生涯、平穏なはずだった しかし思いがけず破九宵を修練し、破九宵の功法の心力がお前の経脈に順応、 5重の封印が目覚めてしまった…」すると周叔は懐から五色石の首飾りを出し、扶揺を拾った時に首から下げていたと教えます「これを付けて五州の国々を巡るのだ、各国に霊気が凝結した場所があるはず 五色石がお前をそこへ導き、封印を解いてくれる…」周叔は自分の知っていることを全て伝えて絶命…その時、悲しみに暮れる扶揺の後ろから門弟たちが迫ります周爺でも扶揺の手首を縛っている乾坤(ケンコン)の鎖まで切ることは出来なかったんですね…結局、抵抗もできない扶揺は再び収監されることに一方、昆京では国王が衰弱して水を御す力が弱まり、御麟台(ギョリンダイ)の頂部に亀裂ができていました昆京は豪雨に見舞われ、1日も早い世子の王位継承が待たれますその知らせは玄元山の斉震の元に届きますが、御水の術を得るまで回京するわけにいきません王位をあきらめるくらいなら、太淵を滅ぼすことになっても構わないと…父から裂魂散(レツコンサン)を託された燕驚塵は破九宵の秘密を聞き出すため地下牢へこれを飲ませれば相手は一刻だけ言いなりに、しかしその後、心神を失って腐肉と化すという恐ろしい毒薬ですしかし牢に扶揺の姿はなく、燕驚塵は何とか逃げ延びたのだと安堵実はお騒がせ裴瑗が勝手に扶揺を崖の上に連行していたんですね~裴瑗は人質の小七を突き出し、小七の命と引き換えに扶揺に自害を迫ります扶揺は迷わず身を投げますが、裴瑗は約束をたがえて小七も突き落としましたここで無極登場w→扶揺を捕まえて一緒にくるくる~♪→岩肌に足場を見つけて避難→ここで扶揺が後から落下して来た小七をキャッチ!→しかし裴瑗が念のため待機させていた配下の矢が扶揺の肩を直撃してピンチ!→最終的に無極がツルにつかまって二人を確保し救出!→宗越の離れへついに雲痕が幻正殿の霊験と合致する場所を発見その晩、斉震は付近を厳重に警護させ、自らの血をろうそくに垂らしますやがて雷鳴がとどろき、霧の中から幻正殿が姿を現しました斉震は御水の術を得たいと懇願し、正直に太淵の王になりたいと訴えますすると非煙の声が聞こえてきました非煙は願いを叶えるには相応の対価が必要だと要求、そこで斉震は望みが叶えば非煙に望む物を捧げると約束します「はお、汝の望みを叶えようではないか …紅月の日、摂坤鈴(セツコンレイ)を使って軒轅の血を導き、天地に捧げよ お前に御水の術を授ける」燕烈は勝手に動いた裴瑗に怒り心頭です扶揺を始末するという同じ目的ではありましたが、今や破九宵を手に入れることが先決しかし裴瑗は廃れた秘術書なんかどうでもいい、邪魔者の扶揺を早く消したくて仕方ありません扶揺は宗越の治療のおかげで無事でした(^ꇴ^)ご心配なく!宗越は庭から鍼を投げるという離れ技でw扶揺に触れることなく治療します小七も無事でしたが、念のため別の場所でかくまうことに…玄元派に戻った斉震は天煞(テンサツ)王・戦南城(センナンジョウ)に密書を送ります非煙が言っていた″摂坤鈴″ですが、実は天煞の秘宝なんですねまた軒轅の血が必要なため、軒轅旻を紅月の日まで幽閉するよう指示しますそこで雲痕はすぐ世子の寝殿へ駆けつけましたが、すでにもぬけの殻…実は密偵・江楓(コウフウ)が一足先に斉震が非煙と接触し、雲痕たちが太子を狙っていると伝えていました無極は咄嗟に梁の上に隠れ、気配を消して難を逃れますさて無極はこのまま正体を隠し、策士の斉震を相手に無血で動乱を鎮めることができるでしょうか?来週へつづく
2019.09.06
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三生三世十里桃花 Eternal Love第18話「決戦前夜」気弱な長海水君は鮫人(コウジン)族に正面切って宣戦布告する勇気はなかった。そこで疊風(チョウホウ)はその突破口として将兵たちに兵変を演出させようと思い付く。夜華(ヤカ)は素素(ソソ)を連れて軍営まで来たが、営内には傷兵たちがいるため、外で待つよう告げた。疊風は崑崙(コンロン)山を下山して以来、長年、長海水君の代わりに長海軍を率いて来た。そのため将兵たちは自ずと疊風を信服している。確かに息子がいないことも長海水君の弱みの1つだった。すると疊風が営内の中央に立ち、将兵たちに自分に手を貸してくれないかと呼びかける。しかし傷兵たちはどこか覇気がなく、大局を変えることなど無理だと嘆いた。何より戦になって負けた時、家族に対する鮫人族の報復が怖いという。そこで疊風は隣にいる夜華が実は天族の皇太子だと公表、鮫人族を一掃する覚悟だと教えた。将兵たちはようやく天宮から助けが来たと喜び、ひざまずいて鮫人族を追い出して欲しいと懇願する。夜華は将兵たちの前で必ずや長海から鮫人族を追い出し、永久の太平をもたらすと誓った。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ<おおお~!夜華が軍営から出て来ると、素素はひどい吐き気に襲われていた。心配した夜華は疊風に清潔な天幕で軍医に診てもらいたいと頼む。すると驚いたことに素素は懐妊していた。夜華は軍医と疊風にこの件を内密にするよう頼んで外してもらうと、黙って素素を抱きしめる。ともかく大戦が始まる前に一刻も早く身重の素素を人間界に送り届けなければならなかった。「なぜ私だけなの?」「これが最後だ」「本当に?」「約束だ」「…はぉ、もう一度だけあなたを信じる」しかし夜華の顔は心なしか嬉しそうに見えなかった。「子供ができたと聞いたのに浮かない顔ね…」「そうか?」「さっきからあなたの笑顔を見てないけど…」「ぁ…どうやって笑ったらいいか分らないほど嬉しいんだよ(ふっ」「ふふふ~公子おめでとうございます、父親になるんですね」素素はふざけて拝礼すると、夜華も真似をした。「君にもお祝いを、母親になるんだね」夜華はつわりがある素素のために自ら夕食を用意した。それにしても経験がないという割に夜華の料理の腕は良い。すると素素は夜華がどんな子供だったのか聞いた。きっとお腹の子は夜華のような子供になるかもしれない。実は夜華の母は難産で、自分を産むまで7日も苦しんだという。「じゃあ、お母さんはきっとあなたを特別に可愛がったでしょう?」「…甘やかされたとは言えないな、私は生まれてすぐ母と引き離され、成長してから母に会えたんだ」夜華の恩師はとても高名だった。夜華は毎日、辰の刻には机の前に座り、一度、腰を下ろしたら最後、家のすべての灯りがともる戌の刻末まで勉強していたという。「いくら恩師がちょっと名高いからって、そんな辛い目に遭わされるなんて… 天界の太子じゃあるまいし、毎日、苦行させる必要ないのにね」「そうだな(ふっ」一方、離怨(リエン)と臙脂(エンジ)は金猊獣(キンゲイジュウ)を連れて長海へ脱出していた。そこで母の従弟にあたる鮫人族の首領に兵を貸して欲しいと頼んだが、首領は夢でも見ているのかと一蹴する。「お前の母妃が死んで10万年、お前の父君が東皇鐘(トウオウショウ)に封印されて7万年、 今ではお前のあの体たらくな弟が翼族を治めている 何を今さら?よくもまあそんな大口を叩けたもんだ」鮫人族は権力も権勢も失った離怨を見限り、さっさと追い返した。↓おじさん、顔色悪いから…w水晶宮の宴に鮫人族の首領の代理で小公子・紅児(コウジ)と従者がやって来た。すると長海水君は2公主・緑袖(リョクシュウ)に酌をするよう強要する。紅児は緑袖を気に入り、父に嫁いで何番目かの夫人になるより、自分に身を委ねてはどうかと迫った。憤慨した緑袖は鮫人族の顔色ばかり見ている父を非難したが、長海水君が娘を庇う様子はない。そこへ将軍が慌てて駆け込んで来た。報告を聞いた長海水君は顔色が一変、しかし紅児には軍の内部で起こった些細な事だと取り繕う。そこへ疊風が夜華を連れて現れた。疊風は宴の席で将兵が反乱を起こしたと報告した。将兵たちを説得することができなければ鮫人族と戦うまでもなく、長海は破滅するだろう。兵変が起きたと知った紅児たちは驚いて立ち上がったが、長海水君は必死にただの誤解だとなだめた。すると黙って聞いていた夜華がついに口を開く。「長海水君は優柔不断だと聞いていたが、この噂が事実だとよく分った 本君ははなはだ遺憾である…」紅児は生意気な小仙を見て不気味に微笑むと、夜華に歩み寄っていきなり手を振り上げた。しかし夜華は片手を伸ばしただけで鮫人族2人を一瞬で突き飛ばしてしまう。あまりの威力に呆気にとられる紅児や長海水君たち、そこで疊風はこの人物こそ天族の皇太子だと教えた。長海水君は皇太子が身分を隠して長海に来ていることなど知る由もなく、慌てて拝跪した。「殿下、他人の讒言(ザンゲン)など信じないで下さい 私は長海で17万年、大功はなくとも一貫して本分を守って参りました 神族の体面を損なうようなことなど何も…(汗」「…しぃま? ではなぜ鮫人族の横暴を天宮に報告しなかった? 長海水君があろうことか取るに足らない鮫人族の首領の息子にへりくだり、兵変を隠すとは… それでも水君か?」夜華は水君が民を守れず、将兵たちの反乱も制圧せず、家族まで犠牲にしようとしたと糾弾した。「これでどうして本君が信用できると?!」叱責された長海水君は驚いて思わずその場にへたり込んでしまう。「じゃんちぃらいっ!」「ひぃぃぃ〜」皇太子の逆鱗に触れた長海水君は必死に命乞いした。そこで疊風は哀れな伯父を立たせ、助け船を出す。実は太子が長海にお出ましになったのは鮫人族を殲滅させるためであり、保身のためには祭旗(血祭り)しかないという。長海水君は鮫人族の報復を恐れていたが疊風に説得され、ついに紅児と従者2人の斬首を命じた。息子の首を見た首領は怒りが爆発、夜華への報復を決意した。こうして夜華の計画通り、長海水君は天宮を頼らざるを得なくなり、出兵を要請する。そして翌朝、夜華はまた素素に目を閉じるよう頼み、法術で俊疾山(シュンシツザン)へ送り届けた。夜華は子供が生まれるまでに必ず帰ると約束し、戻ったら2度と離れなくていいと安心させる。「もし何かあったら銅鏡で私を呼ぶんだ、必ず半月以内に戻って来る」「もし半月を越えたらどうすればいいの?(ボソッ」「(ふっ)私が戻らなかったどうするつもりだい?」「もし戻らなかったら、あなたにもう半月あげるわ、それ以上は許さないから」「分った、でも素素、これだけは覚えておいてくれ 私が留守の間は絶対にこの林から一歩も離れてはいけないよ? 君は私の子供を身ごもっているから簡単に私の家族に勘付かれてしまう もし見つかったら大変なんだ」「…なぜ大変なの?」「戻ったら全部、話してあげよう」「私にはもうあなたの子供までいるのに、あなたの家族に会えないの?」夜華はその質問には答えられず、ただ小さくため息をついて素素の頬を優しく包み込んだ。「私の帰りを待っていてくれ、どこか良い場所を探して君の十里桃林を作ろう」「うん♪」夜華は仙障を敷いて草屋を守り、天界に素素の存在がバレないことを祈って天宮へ戻った。長海での報告を聞いた天君は出兵を認め、夜華に1ヶ月で平定するよう命じた。しかし夜華は7日で鮫人族の首領を討つと宣言する。天君は頼もしい孫の姿を喜び、鮫人族を降伏させて四海にその威厳を示すことを期待した。すると最後に青丘との縁談について、閉関中の白浅が出て来たらすぐ婚礼を行うと伝える。どちらにしても戻るつもりがない夜華は拝命し、寝宮に戻った。夜華は3叔父の連宋(レンソウ)に協力を求めた。連宗は改めて女人1人のために未来の天君の座を捨てるのかと尋ねたが、夜華の決意は固い。自分がいなくなっても天君はすぐ良き継承者を見つけるだろう。夜華はこの戦で天君に育ててもらった恩を返すと話し、連宋に頭を下げた。「これも因果だな…」夜華に青丘との縁談を押し付けた連宋、その後ろめたさを早くも清算する時が来たらしい。そこで自ら証人となり、天君に皇太子が跡形もなく消えたと証明してみせると言った。ただしこの件は慎重に慎重を重ね、決して焦ってはならないと釘を刺す。万が一にも天君が疑心を持てば、例え三界五行の外に隠れても天君自ら夜華を連れ戻して刑を受けさせるはずだ。夜華と連宋が洗梧宮(センゴキュウ)を出ると宮道に素錦がいた。天君の命で婚儀の準備のため、仙娥たちに寝宮周りの掃除をさせているという。素錦は夜華との再会を心待ちにしていたが、結局、夜華は1度も素錦と目も合わせずに通り過ぎた。夜華は連宋と一緒に母を訪ねた。息子の来訪を喜ぶ楽胥(ラクショ)、しかし夜華は出産してすぐ母のもとから離れて育ったせいか、息子とは言え決して礼節を怠ることはない。それが楽胥に母子の情が薄いことを痛感させ、すぐそばで世話をすることができなかった罪悪感に苛まれた。実は青丘白浅との縁談を知ったのも自分が最後だったという。この結婚はもちろん、太子という名分を与えられた夜華は幼い頃からあまりに多くの事をあきらめて来た。楽胥は夜華が普通の子供なら何にも縛られずに済んだと嘆き、思わず涙ぐむ。連宋は思わず今日の義姉はやけに感傷的だと笑った。すると楽胥はなぜか夜華が出兵すると聞いて胸騒ぎがするという。連宗は3日もすれば吉報が届くはずだと安心させると、夜華は珍しく母の手を握りしめた。「私が出立したら、母妃にはくれぐれもご自愛くださいますように…」心なしか目は潤んでいるように見える夜華…。連宋はこれが母子の最後の別れになるのかと思うと、何とも複雑な心境になった。一方、俊疾山では素素が草屋で夜華の帰りを待っていた。しかし今はもうひとりではない。「あなたの父さんは留守なの、我慢してね 天地に拝礼して夫婦になったのに家族に会わせてもらえなくて、まるでお妾さんみたい 出かけることもできないし、窮屈よね…」素素は1人で食事をしながら、ふと窓から空を見た。今頃、夜華はどこで何をしているのだろうか。夜華はすでに長海の軍営にいた。天兵の他に長海軍が1万、疊風も西海から3万の精兵を率いている。すると思いがけず幕舎に軍装姿の素錦が現れた。素錦は素錦族の唯一の生き残りとして、天君から各分支部族の首領と共に戦に参加する許可をもらったという。憤慨した連宗はすぐ素錦を幕舎から連れ出し、皮肉たっぷりに批判した。「君は武器さえ持つことができない、戦装束だけ立派に整えても何の意味もないぞ」「…私は太子と存亡を共にするつもりです」連宋は素錦が天妃になってもまだ夜華をあきらめていないと気づき、呆れた。しかし素錦は青丘白浅が先の婚約を破談にして夜華に嫁ぐことから、天宮では予想外のことが起きるとほのめかす。「馬鹿なことを!」連宗は珍しく声を荒げ、開戦を前に夜華の足を引っ張ることはするなと釘を刺した。夜華は敵の意表を突くため今夜、出陣すると決めた。鮫人族も到着したばかりの夜華がよもや攻撃して来るとは夢にも思うまい。「戌の刻に出陣する!」皆が慌ただしく準備にかかった。連宋は素錦という思いがけない不確定要素に苛立ちを隠せなかった。今夜の擬死計画は完璧にやり遂げなければならず、素錦に尻尾をつかまれてはならない。すると夜華は鮫人族の斬魄刀(ザンパクトウ)なら一太刀(ヒトタチ)で必ず″死ねる″と言った。もちろん本当に命を落とすことはなく、刀との間合いを計り、見た目だけ深刻そうな傷をつけるだけだという。しかし連宋は諸刃の剣だと反対した。「3叔父、これだけはお願いします、事が終わったら私を隠し場所へ運ぶことをお忘れなく そして天君に復命を、私が跡形もなく消え去ったと…」「…3叔父から最後にひとつだけ聞かせてくれ この戦の後、天宮の太子夜華は消える、それでいいんだな?」「本望です、ここから抜け出し、この身が2度と束縛されることはない…」そう言うと夜華は笑顔を見せた。つづく( ๑≧ꇴ≦)<じゃんちーらい!いやあ〜カッコいい~!…声が←結局そこwそして皇太子からまさかの遺憾砲が(笑それなのに急にア○ムになっちゃって…もう飼えないからw
2019.09.06
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三生三世十里桃花 Eternal Love第17話「長海への旅」東華帝君(トウカトウカ)は酩酊状態の白鳳九(ハクホキュウ)を抱き上げ、太晨宮(タイシンキュウ)へ帰ることにした。するとちょうど門の前で3皇子・連宗(レンソウ)と出くわしてしまう。連宗は桑籍(ソウセキ)と夜華(ヤカ)に続いて東華帝君まで青丘の婿になるつもりかとからかったが、その時、一瞬だけ鳳九が顔を上げた。「(ぁ…)失魂果(シツコンカ)を食べたようですね~」連宋は成玉元君(セイギョクゲンクン)のいたずらだと気付いたが手遅れだった。帝君は連宋に自分の″彼女″に尋ねろと言って寝宮に入ってしまう。連宋はあろうことか帝君に戯言を弄し、早合点した自分を恨んだ。翌日、鳳九は書房にいる東華帝君を訪ねた。確認してみるとやはり帝君が自分を抱いて宮殿まで戻り、酔い覚ましに神醒湯(シンセイトウ)を3杯も飲ませてくれたとか…。(๑ŏ _ ŏ)<ぁ…神醒湯の件も追加になりますか?「私は構わんぞ、引き続きそなたの命を救った恩に計上しても…」(;╹⌓╹)<ぁあ?「なんだ?返さないのか?」(๑ŏ _ ŏ)<いえ…鳳九は姑姑・白浅(ハクセン)の顔を潰してはならないと、神醒湯の分も恩返しすると決めた。鳳九にとって白浅はお手本であり、実は両親から姑姑の若い頃にそっくりだと言われるという。「ほお?君は姑姑に似ているのか…(ピコーン!) 君の姑姑は幼い頃に崑崙虚に弟子入りしたが、そなたに比べてずい分と横暴だった 玉清崑崙扇(ギョクシンコンロンセン)で天君が送った18名の上仙を追い出したんだからな」「(ん?)姑姑は崑崙でそんな事があったなんて言ってなかったけど…ハッ!」鳳九はうっかり口を滑らせ、白浅が司音だと事実上、認めてしまう。思わぬ失態に落ち込む鳳九、すると帝君が鳳九の肩を叩き、案ずるなと声をかけた。東華帝君と言えば四海八荒の大事以外には一切関心がないというのが定説、噂話などしない稀な神仙だという。ある日、何の前触れもなく夜華が草屋に帰ってきた。まるで何事もなかったかのように黙々と料理を作る夜華…。素素(ソソ)は何も聞かずにかまどで火をおこしていたが、やがて涙があふれ出してしまう。「ねえ、あなたが行ってしまってから1年と9ヶ月よ? あなたは戻って来るのが怖くならない?私だって年を取るのよ?」「怖いよ、だから一緒にいられる方法を考えている」しかし素素の頭の中は不安でいっぱいだった。夜華の家族に嫌われているのではないか、本当は妻がいるのではないか。夜華は涙に暮れる素素を抱きしめ、安心させた。すると素素は鍋から煙が吹き出したことに気づいて慌てて夜華に教える。「何もそんな面倒なおかず作らなくても…」「焼かないのか?毎日、生肉を食べさせられないだろ?」「まるで誰かに生肉を食べるよう強要されたことがあるみたい(ふふ」「確かに無理強いした人がいた」「本当?そんな無神経な人が?あなたに生肉を食べるよう強要するなんて…」「(ふっ)いいからほら、準備して」素素は久しぶりに夜華と食卓を囲んだ。しかしその幸せも長くは続かないと知る。そこで素素は今度は自分も一緒に連れて行って欲しいと懇願した。夜華はとても危険な旅のため無理だと言ったが、素素は自分にとって何より怖いのは夜華と離れることだと訴える。「私はずっとあなたの居場所も、いつ戻って来るのかも分からないのよ? こんなのもう嫌なの…夜華?あなたにとって私は何?これでも妻なの? もし妻なら苦楽を共にすべきでしょう?」素素は危険にさらされようとも夜華と一緒にいられるなら構わないと言った。すると夜華はついに決断する。「…支度をして、明朝一番に出かけよう」翌朝、男装した素素は出立の前に籠の小鳥を逃がしてやった。すると夜華が素素が身を守れるよう玉清崑崙扇を渡す。素素は鼻を扇子で軽く叩く白浅の癖が出ると、どこか見覚えのある山水画に気づいた。確かに以前、自分が持っていた扇子とよく似ている。しかし夜華は綢扇(チュウセン)など皆、似たようなものだとごまかした。夜華は素素を連れて長海へ出発した。2人は旅路を楽しんでいたが、やがて長海近くで運悪く鮫人族と出くわしてしまう。夜華は素素を隠して鮫人族に応戦、すると長海軍が駆け付け、すぐに一掃してくれた。隊を率いていたのは西海水君の2皇子で崑崙虚の大弟子・疊風(チョウホウ)。疊風は墨淵(ボクエン)と司音(シイン)にそっくりな2人組を見て目を丸くしたが、すぐ他人の空似だと分かった。しかし司音に似ている男装の女子が玉清崑崙扇を持っている。果たしてこの2人は一体、何者なのか。すると夜華は疊風を少し離れた場所へ連れて行き、天族の太子であることを伝えた。実は内密で長海に来たため身分を隠していると教え、素素にも秘密だと頼む。すると疊風はなぜ自分の身分が分かったのか尋ねた。「天族の分支頭領から聞いた、この数万年、君が鮫人族を食い止めて長海水君を助けて来たと それに君は私を師父である墨淵上神と見間違えただろう?」疊風は皇太子の洞察力に敬服し、玉清崑崙扇の来歴を知りたいと頼んだ。夜華の話では人間界に落ちた後、輾転(テンテン)として翼君・離鏡(リキョウ)の手に渡り、それを取り戻したのだという。離鏡と聞いた疊風の表情は一瞬、険しくなったが、ひとまず皇太子を長海へ案内することにした。「″殿下″ではなく私のことはこう呼んでくれ…華夜(カヤ)と」夜華と素素は疊風の案内で長海の水晶宮にやって来た。ここからは人間界を離れ、仙境に入る。仙界での1日は人間界の1年、ここで1日過ごす度に人間界では四季が巡るということだ。素素は驚いて思わず声を上げ、確か芝居で神仙が長生きだと聞いたという。しかし疊風は仙境で長く生きられても無意味だとこぼした。この7万年ずっとある人を探し続けて来たが、未だ手がかりすら見つからないという。「身内を探しているの?」「肉親ではないが、それ以上です」一方、脱獄した離怨(リエン)は臙脂(エンジ)とわずかな腹心と共に洞窟に潜んでいた。そこへ長海へ脱出する手配を整えた金猊獣(キンゲイジュウ)が戻って来る。離怨にとって最も安全なのは母の一族である鮫人族を頼ることだった。すると金猊獣は出発する前に腹心たちを殺してしまう。臙脂は共に育った腹心たちが裏切るはずないと激しく非難したが、離怨はこの世に信頼できる腹心などいないと声を荒げた。長海水君は疊風の友人だという夜華と素素を温かく迎え入れてくれた。夜華は早速、疊風に事情を説明に行くことになり、仕方なく素素は暇つぶしに散策に出る。すると偶然、長海水君の2公主・緑袖(リョクシュウ)と侍女の話が聞こえて来た。素素は物陰で2人のやり取りを盗み聞きしていたが、やがてうっかり声を漏らしてしまう。危うく見つかるところだったが、夜華が現れ、素素の口をふさいでその場から連れ出した。素素は公主の話が面白かったと笑い、早速、夜華に話して聞かせた。「公主は鮫人族の首領に嫁ぎたくないの それで西海水君の2皇子に嫁ごうと考えたけど、でも天上の太子をあきらめられないって 面白いと思わない?だって2人が公主をどう思っているか分からないのにね 特に話が太子のことに及ぶと、すごく熱がこもってたわ~ 天族の太子ってそんなに有名なの?」「天族の太子は四海八荒でただ1人だ、有名じゃないはずないだろう?」「それもそうね…でも長海の公主が面識もない相手に恋い焦がれるなんて 天族の太子ってよっぽど好感度高いのね」すると素素はふと潮の香りしかないと気づき、桃の花を嗅ぎたいと言った。夜華は一年中、桃の花が咲いている場所があると教え、素素に目を閉じるよう告げると…。素素が目を開けると一面に桃の木が広がり、まるで幻境のようだった。夜華は青丘の十里桃林だと教え、ある人がとても長い時間をかけて植えた桃林だと説明する。その人は暇に任せて桃の花を世話をしたり、桃花醉(トウカスイ)を醸造しているという。何とも自由な生活だが、素素は自分たちも俊疾山(シュンシツザン)で同じような暮らしをしてると言った。「ここの人はあなたのお友達なの?」「たった数回、会っただけだ」「彼はどこ?」「いないみたいだ、実は君を連れて来たのはその人が不在だからだ」「あなたたち、仲良くないの?」「(ぷっ)そうじゃないよ、ただ今、会うのは都合が悪い」夜華は素素に桃花醉を飲ませてやった。人間となった白浅は十里桃林で大好きな折顔(セツガン)の酒を飲んでも記憶は戻らない…。しかし不思議とどこか懐かしい感覚があった。「それにしても君がそんなに酒に強いとはね」「我ながら驚いたわ(ふふ)でも勝手に飲んじゃっていいの?」「構わない、もう彼に会うこともないだろう」「もう会いに来ないってこと?」「ああ、来ない」「じゃあ、もう十里桃花は今日で見納めね…」「これから私が植えるよ」「私も十里、欲しいわ!」こうして2人は十里桃林で楽しい夜を過ごした。翌朝、夜華は熟睡した素素を抱いて水晶宮へ戻った。寝殿に素素を寝かせた夜華は疊風と合流し、散策しながら鮫人族の件を話し合う。夜華は長海水君に鮫人族との戦を決断させる方法を模索していたが、疊風に考えがあった。すると偶然、2公主と出くわす。緑袖は侍女に急かされて疊風に挨拶したが、隣の秀麗な男に一目で惹かれてしまう。↓美川師兄!光ってるw太晨宮の涼亭。東華帝君が連宗と一局、手合わせしていると、白鳳九が差し入れを持って来た。するとちょうど連宗が青丘との縁談について話している。「父君が結婚の日取りを来月3日に決めました」「そんなに急いでいるのか?」「青丘白浅も2番目の許婚がまた奪われるのが怖いんでしょう?だから急いで嫁に行きたいん…」( ̄^ ̄)੭ꠥ⁾⁾ドン!憤慨した鳳九は碁盤にいきなり差し入れを置いた。「私の姑姑は四海八荒で最も美しい女人、何を恐れることがあるって言うの?(ムッ それにこの結婚は両家の長老同士が決めたもの、姑姑が気に入るかどうかも分らないじゃない? どうして奪われるのを怖がる必要が?」 「…小殿下、君のおかげで助かったよ、本当ならこの対局は負けと決まってた」鳳九はようやく自分が碁盤の石をぐちゃぐちゃにしてしまったことに気づいた。帝; ̄_ ̄)・・・(´⊙ω⊙`)・・・(^∀^連天君は白浅が擎蒼(ケイソウ)を封印したと公にし、功を立てた白浅を花嫁に迎えると四海に告示した。未だ白浅の行方が分らない青丘は困惑し、狐帝はこの縁談を破棄しようとする。しかし折顔は自分と狐帝でまとめた縁談を訳もなく破棄すれば非難されると反対した。白真(ハクシン)も立て続けに縁談が壊れれば、白浅の名誉に傷がつくと懸念する。そこで折顔は白浅が擎蒼を封印した際に負傷したとし、現在も閉関して静養していることにしようと提案した。長海では疊風が夜華と素素を軍営に案内していた。しかし素素は緑袖が自分たちにずっとついて来ることに困惑する。「まさか寝室までついて来ないわよね?」夜華はやきもちかとからかうと、軍営の中には傷兵が多いので素素を外で待たせることにした。緑袖は男装の素素に華夜には妻がいるのか聞いた。素素は怪訝そうにしながら、人間の妻がいると教える。しかし緑袖はあきらめるどころか、人間の妻なら離縁してもらうと言い出した。自分が仙力を与えれば華夜も神仙、神仙になれば掟で人間とは一緒にいることができないという。「なら本人に仙人になりたいか聞いてみないと…」「ふふ、神仙になりたくない人間なんているかしら?」つづく(  ̄꒳ ̄)面倒くさそうなの来た…w
2019.09.05
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三生三世十里桃花 Eternal Love第16話「夫婦の約束」翼(ヨク)后・玄女(ゲンジョ)から兵符を手に入れた臙脂(エンジ)は金猊獣(キンゲイジュウ)と2人で極寒の牢にやって来た。そこには両腕を鉄鎖でつながれ、脚を氷で固められた痛々しい姿の離怨(リエン)がいる。離怨はてっきり離鏡(リケイ)が自分を殺すよう命じたと誤解したが、臙脂は思わず兄に抱きつき涙した。「大哥、助けに来たのよ!」一方、玄女は司音(シイン)の扮装で酒に酔っていた離鏡を誘惑することに成功した。しかし寝台で目覚めた離鏡はそばにいるのが玄女だと気づいて態度を一変させる。玄女はいつまで経っても司音を忘れられない離鏡に苛立ち、司音に利用されているだけだと訴えた。「墨淵(ボクエン)が死んだ時だって、玉魂が欲しくてあなたの愛を利用したじゃない!」しかし玄女の言葉など我関せず、離鏡は魂が抜けたかのように寝殿を出て行ってしまう。そこへ将軍が駆けつけた。臙脂が極寒の牢から離怨を連れ去ってしまったという。実は臙脂が兵符を持っていたため、属下も止めることができなかったのだ。「なぜ臙脂が兵符を…あれは俺のところに…(はっ!)」離鏡は玄女の仕業だと気づき、きびすを返して寝殿に戻った。厳しく追及された玄女は、臙脂に頼まれたからだと訴える。「まさか臙脂があなたを裏切るなんて思わなくて…」「離怨の母妃は鮫人族だ!ヤツは必ず長海へ逃げる! もし鮫人一族が挙兵したら翼界も大混乱になる、お前もただでは済まんぞ!」離鏡は激高して玄女を引っ叩くと、すぐに将軍を呼んで捜索を命じた。「この件は隠密に、九重天に知られぬよう秘密裏に動け」夜華(ヤカ)は素錦(ソキン)の祭祀に同行し、行宮に落ち着いた。人間界に残して来た素素(ソソ)が心配でたまらない夜華…。すると素錦の様子を見て来た連宗(レンソウ)が息急き切って戻ってくる。素錦なら首領たちと会っているため、今なら人間界へ行けそうだ。そこで夜華は衛兵に自分の許可なく誰も中に入れてはならないと命じ、人間界へ戻った。ところが思いがけず素錦が皇太子の寝所にやって来る。衛兵は皇太子の命令だと入室を断ったが、素錦はあきらめ切れず、自ら面会を求めた。中にいた連宗は右往左往するばかり、咄嗟にろうそくの火を消してみる。部屋の明かりが消えると、素錦は暗に拒まれたと思い、おとなしく引き下がった。連宗はほっと胸を撫で下ろしたが、こんなその場しのぎの方法ではいつかバレてしまうだろう。その頃、急いで草屋に戻った夜華は素素の姿がないことに困惑していた。そこで狩りをしていた当時の林に戻ってみると、弓矢を抱きかかえたまま眠っている素素を見つける。2人は半年ぶりに再会し、固く抱き合った。「片付けなきゃならない大切な用事があったんだ」「だからって何も言わずに行ってしまうなんて…」「私が悪かった」「あなたって人は胸の内の10のうち3しか話してくれないわ だから私はあなたを全て理解することができない…」「3だけでも本心だ、信じてくれ」「(うんうんうん)分かった、あなたが言いたくないなら無理強いしない でもだからってひとりで抱え込まないで、そうじゃないと妻だとは言えないもの」夜華は黙って素素の涙を拭いてやった。素素は自分をなだめてもくれない無口な夜華に呆れたが、すぐに機嫌を直す。しかし2人の時間は長くは続かなかった。翌朝、夜華は目を覚ますなり素素に出かけると言った。今度は戻ってくるまで1年か2年かかるという。そもそも寂しくて結婚した素素、しかし幸せがずっと続くわけではないと知った。夜華は素素の悲しそうな顔を見て心が痛んだが、何も言ってやれない。仕方なく素素はここで待っていると約束し、夜華を見送ることにした。すると夜華は離れていても素素が安心できるようにある鏡を贈る。「この鏡に話しかければ、例え私がどこにいても聞こえるんだ もし忙しくなければ君と話ができるよ」「夜華…あまり私を待たせないでね あまり長く待たされたら、私、怒ってしまうかも… 本当に怖いの、あなたがまたどこかで血まみれで倒れたら私、どうしたらいいの?(シクシク」「素素…もし私が全て失っても、ついて来てくれるかい?」「(ぷっ)だってもともとその鉄剣くらいしか持っていなかったじゃない? その剣だって私がちょっと薪割りに使うだけ、ほかに何も使い道ないもないわ(ふふふ 私が文句を言ったことある?」「確かに、全てを受け入れてくれた」夜華は素素が笑顔に戻ると、覚悟を決める。「目を閉じて…私の帰りを待っていてくれ」素素が目を開けると、すでに夜華の姿は消えていた。行宮では連宗が真っ暗な部屋で暇を持て余していた。すると夜華が予想外に早く戻って来る。ここは天族の分支、もし夜華が仙法を使って消えたと勘付かれたら面倒なことになるからだ。翌朝、夜華と連宗は素錦と首領3人が祖先に拝礼するのを見守っていた。そこで連宋は夜華から思わぬ計画を聞かされる。実は夜華は素素と人間界で添い遂げるため、死を装うと決めていた。神仙たちに自分が死んだと思わせることで素素の命を守り、晴れて自分たちは幸せになれる。しかし天君を騙すのは容易ではないだろう。だからこそ衆目の中で死ぬ必要があるが、ちょうど恰好の機会があった。それが鮫人族との戦だ。「天族には夜華がいなくなっても別の誰かが太子の位を継承するだけです もしここで決断しなければ、いずれ彼女の存在に勘付かれる、天君は彼女を見逃さないでしょう」夜華は皇太子の位より素素の命を選んだ。その前に皇太子の重任を果たすため、首領たちを説得して鮫人族を平定するつもりだ。「これが太子として果たす最後の仕事になるでしょう」夜華は行宮で首領たちをもてなした。首領たちは夜華が噂どおり戦神・墨淵とそっくりだと驚き、その姿に墨淵の面影を見る。そこで夜華はかつて墨淵と戦った時のように、もう一度、世のために立ち上がる気はあるかと聞いた。「はっきり言おう、私がここに来たのは鮫人族との戦いに出兵を請うため そして天族と分支頭領との情誼を強固にするためだ」しかし首領たちは苦笑いしただけで言葉を濁した。実は四海での戦の後、東華帝君が四海八荒の主人の座を天君に譲ったが、これに諸氏族が不満を持ち、直系と氏族の間に溝ができてしまう。確かにすでに昔の話ではあったが、何より7万年前の大戦で各一族は惨痛な代償を払っていた。夜華は首領たちの事情を汲み、犠牲となった同胞たちのために献杯してから改めて出兵を促した。「7万年前、父神の嫡子であり四海の戦神だった墨淵は天下を守るために元神を捧げた そして今回、鮫人族と戦うのも数万人という四海の民たちのため どうかお願いだ、遺恨を捨てて出兵して欲しい…」夜華は拱手して拝礼したが、首領たちは困惑する。正直なところ氏族たちは大戦が終わってから戦意を失っていた。夜華は決して無理強いしなかったが、それとなく素錦に目配せする。その意味を察した素錦は杯を手に立ち上がり、首領たちを鼓舞した。「素錦からのお願いです、伯叔父たちには遺恨を捨てて殿下と力を合わせてください 天下を守るために立ち上がることが亡き父の霊の慰めとなりましょう」首領たちは素錦の言葉に感銘を受け、夜華を信じていつでも軍を出すと声を上げる。そこで夜華は半月以内に反乱を平定したいと伝え、出陣の時は自ら先鋒となると宣言した。夜華は行宮を出てひとり、物思いにふけっていた。そこへ首領がやって来る。首領は長海で鮫人族を増長させた原因が臆病な長海水君だと指摘、有能な補佐を派遣すべきだと進言した。そこで長海水君が数万年来、頼りにして来た西海水君の2皇子を推薦する。2皇子は墨淵上神の弟子で、崑崙虚(コンロンキョ)を離れてもなお、ひとりで師匠と17師弟を探していた。これまでも鮫人族とは何度も手合わせした経験があるという。「墨淵上神の弟子?」「墨淵門下、大弟子・疊風(チョウホウ)です」すると首領は最後にある懸念材料を伝えた。長海水君が安泰を得ようと公主を鮫人族の首領に嫁がせるつもりだという。確かに公主が嫁いでからでは間に合わないと考えた夜華は、ひとまず自分が長海水君に会うと言った。その夜、夜華は行宮を抜け出し、人けのない崖で銅鏡を取り出した。「素素?」「あなたなのね?銅鏡が壊れたのかと思ったわ」「都合がつかなくてね」「実は大した用じゃないの…戻って来たら何が食べたい?先に準備しておくから」「素素…」「何?」「正直になったらどうだ?」すると素素は急に黙り込んでしまう。「怒ってるのかい?」「違うわ、小鳥と遊んでいるだけ、あなたと言い争いたくないの」「私はむしろ君に僕と言い争って欲しいが」「どうして?」「そうすればたくさん話しが聞けるから」「…夜華?今日ね、ちょっと思いついたことがあって相談したいの…」「何だい?」「思ったの、もしよ?もし子供がいたら、あなたがいなくても耐えられるかなって… あ、あなたが子供を好きじゃなくてもいいの、だからちょっと相談したいな~って 嫌いでも構わないのよ?本当よ?いなければいないで静かだし…(汗」「(ニコッ)男の子と女の子とどちらがいい?」「ほえ?」「戻るまで待ってて、君の口から教えてくれ」「(ニッコリ)うん♪」天宮に戻った夜華は早速、天君に長海に偵察に行くと報告した。開戦するには時期尚早ではあるが、準備は早い方が良いと訴え、敵の不意をつくことこそ勝利の鍵だと説明する。そこで夜華は今回、皇太子としての身分を隠して行くと決めた。もしみだりに出兵すれば各地の水君に実権を奪い返す気だと誤解を与えかねない。しかし長海水君と鮫人族を決裂させ、これを機に水君が天君に派兵を請えば戦う名目ができるという。天君は良い案だと許可し、そのまま進めるよう命じた。東華帝君は司命星君(シメイセイクン)を探して蓮の池にやって来た。すると偶然、白鳳九がいたが、どうも様子がおかしい。それもそのはず、鳳九は成玉元君(セイギョクゲンクン)からもらった失魂果(シツコンカ)を食べていた。鳳九はふらふら帝君の元までやって来ると、憧れの相手を前に思わず本音が漏れる。「帝君、実を言うとね~(ギュッ)ふぉんじぅ、あなたが好きです!うふふふっ♪」「私に言う必要はない、分かっている」しかし東華帝君は不思議だった。鳳九から見れば自分は年寄り、天地宗主だった時には鳳九の祖父すら結婚もしていない。「私が年下なのが気に入らないのね!」「もうよい、そこを動くでない」帝君は仙娥を呼んで鳳九を宮殿へ送らせることにした。しかし鳳九が帝君の衣の裾をつかみ、また織越(ショクエツ)に怒鳴られるので嫌だと拒む。そんな2人の様子を遠目から成玉元君と司命星君が見ていた。「小殿下は今、酷く酩酊しているの、本音を語っている姿って可愛いいのよね~ 帝君みたいな老いた樹にも花を咲かせることができるはずよ~」「おおお~!3殿下にもこれを食べさせて落としたんだ?そうでしょ、そうでしょう?」「あの"遊び人公子"の話はしないでちょうだい」すると帝君は仕方なく自ら鳳九を送って行くことにした。つづく((( *´꒳`* )))ふぉんじぅ、可愛い~♪
2019.09.04
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三生三世十里桃花 Eternal Love第15話「天族の政略結婚」九重天では素錦(ソキン)が嫁ぐ日を迎えた。侍女・辛奴(シンド)は主人に忠誠を近い、せめて自分だけには本心を打ち明けて欲しいと訴える。すると素錦は辛奴の手を握りしめ、これも全て夜華(ヤカ)に嫁ぐためだと教えた。↓2人合わせてドキンちゃん…ナンテ…震え声そこへ突然、天君がやって来る。天君は素錦とは名目だけの夫婦に過ぎないことから、今まで通りこの寝宮で暮らすことを認めた。素錦は心から感謝し、明日にでも先祖の祭祀に帰りたいと頼む。天君はこれを機に首領たちとのわだかまりをなくすため、連宗(レンソウ)と桑籍(ソウセキ)を同行させると決めた。しかし素錦は継承者である皇太子に来てもらうのが天族からの最善の誠意になると助言する。天君も確かに鮫人一族との戦で兵を率いるのが皇太子なら、先に分支の頭領たちと引き合わせた方が良いと納得した。一方、大紫明宮では玄女(ゲンジョ)が離鏡(リケイ)の令牌を臙脂(エンジ)に渡していた。どこか後ろめたい臙脂はこれも家族のためであり、兄弟2人が反目する姿を見たくないだけと言い訳がましい。しかし玄女はただ黙って微笑み、臙脂を見送った。離鏡の寝台には今でもあの時に置き忘れて行った司音(シイン)の衣服がある。「離鏡、あなたの最愛の妹があなたを裏切ったわ、大紫明宮の中であなたの味方はこの私だけになった 今度こそあなたの心を手に入れてみせる…」その頃、司音の手がかりを失った離鏡は蓮の池で酒をあおっていた。そこに司音の衣服を着た玄女が現れる。酔っていた離鏡は司音だと思い込み、思わず引き寄せ口づけしてしまい…。天宮の白鳳九(ハクホウキュウ)はようやく東華帝君(トウカテイクン)に謁見できたが、帝君は黙って出て行った。後を追いかけた鳳九は回廊に立つ帝君の後姿を見つけると、気まずそうに伏し目がちのまま近づいて行く。「帝君…鳳九からお話があります 今日、3殿下から聞きました、天界では恩返しを口実にあなたに近づく娘が多いと でも鳳九は違います、小さい頃から両親に教わって来ました ″一滴の水の恩を涌き出る泉をもって報いよ″と… 命を救ってもらった恩ならなおさらのこと、鳳九は若いけれど道理を心得ています 姑姑(ココ)も言っていました、"神仙たるもの、自分の心に率直であれ”と 今日、3殿下に聞かれました、鳳九が帝君に対して"そういう"感情はないのかと それで少し考えてみたんですが…鳳九も多少、帝君にそういう気持ちがあります 帝君、ご理解いただけましたか?」すると帝君がゆっくりと振り返った。鳳九はそこでようやく顔を上げたが、帝君の肩越しに天君と織越(ショクエツ)の姿が…。「話は終わったか?」「はっ…話は終わりました(汗」鳳九は顔から火が出るほど恥ずかしくなり、慌てて引き返して行った。天君はその美しい仙娥が青丘の小帝姫・白鳳九だと知って驚いた。鳳九を見下していた織越もまさか青丘の姫だと知って面白くない。すると天君はわがままな織越に白鳳九がいずれ五荒の1つを継承する女帝だと教え、青丘の者の機嫌を損ねてはならないと釘を刺した。「それにしても帝君は世俗から離れて久しい、あの姫の想いは無駄になるのぉ(ふっ」「(ピキッ)そう言えば、天君は素錦族の遺児を天妃に娶ったとか?」「いかにも」「天宮では久しく慶次がなかったはずだがな~」「(負けず嫌いかっ)」一方、人間界では結婚した素素(ソソ)と夜華が幸せな生活を送っていた。そんなある朝、1人で料理をしていた素素が鶏を焼こうとして火事を出してしまう。2人は中庭に避難して無事だったが、素素は婚礼衣装だけはあきらめられなかった。しかし夜華は火の勢いがすごいので危険だと止める。「だって新婚の衣裳なのよ?一生に一度の衣装なのに…」「なら毎日、新婚のままでいよう」「(ぉぉ~)夜華って情話も上手なのね…」「(ぅ…)」結局、草屋は全焼した。しかし素素はここに住みたいと落胆する。夜華は素素の願いを叶えるため、素素の目を手で覆い隠し、その隙に仙術を使った。素素が目を開けてみると、草屋はなぜか元通りに…。「あなた何者?まさか”私は妖怪でしたー"なんてオチじゃ? どうりで初めて会った時から変だと思った~大怪我したのにすぐ治っちゃったし 夜華、あなたもしかして…あの金猊獣(キンゲイジュウ)なの?」(´゚艸゚)∴ブッ<では私が怖いか?「夜華、あなたがどんな妖怪でもいい、だって私たち天地に拝礼して夫婦になったのよ」素素は夜華を金猊獣だと思い込み、ならばあの黒龍が探しに戻って来ると気づいた。今すぐここから逃げなくては殺されてしまう。夜華は妖怪だと分かっても自分について行くと決めた素素の深い愛情に感激した。「夫婦になったんだもの、あなたが人でも妖怪でも構わない あなたがいる場所が私のいる場所よ? あなたが罪を犯したなら私も一緒に命で償う、夫婦なら最悪の場合はそうするでしょう?」「もう一度、言ってくれないか?」「この世界でいつどこで何が起ころうとも、あなたが私を裏切らない限り 私は永遠にあなたから離れない」夜華は愛おしいさのあまり素素を抱きしめた。しかし素素は早く逃げようと夜華を急かす。「ぷっ、逃げることないんだ、僕は妖怪なんかじゃない 素素…私はただの人間だ ただ修道で登仙を目指してたんだ、ちょっとかじった程度だけど法術を学んだ …どうかした?がっかりしたのか?」「(ぷっ)違うわ、私ったらもう少なくとも100種類くらい考えてたの、逃亡の方法(ふふっ」天君と東華帝君が急に夜華の洗梧宮(センゴキュウ)にやって来た。仙娥の話では皇太子が体調を崩し、人払いして休んでいるという。天君はともかく皇太子に知らせるよう命じたが、そこに慌てて連宋(レンソウ)が慌駆けつけた。連宋は夜華がちょうど傷を癒している最中だと説明、仙娥が声をかけて万が一にも魔道に落ちたら大変だという。しかし天君は金猊獣からの傷など些細なことだと取り合わず、仙娥を急かした。その頃、夜華と素素は林の中にいた。夜華は素素が山菜を採っている間に狩りをしていたが、連宗からの合図に気づく。夜華は矢を放った瞬間に煙となって姿を消した。素素は矢が木に刺さった音に驚いて振り返ると、なぜか弓だけが落ちている…。「太子殿下?」仙娥が紫宸殿の扉に手をかけたまさにその時、急に扉が開いて夜華が現れた。夜華はわずかに呼吸が乱れていたが、連宗はほっと胸を撫で下ろす。しかしその頃、素素は夜華の弓矢を抱きしめ、林の中で途方に暮れていた。夜華は鮫人族の件で寝食を忘れていたため、疲れてしまったと取り繕った。すると天君は夜華と青丘白浅の縁談の相談に来たと話す。夜華は時間稼ぎのため、今はまだ望まれる名君となるため専念する時、よって結婚は時期尚早ではないかと訴えた。「どうかこの孫に2万年の修練の時間をお与えください」東華帝君は一理あると納得したが、天君は初めて自分の意に反した夜華をいぶかしんだ。何より寵愛していた次子・桑籍(ソウセキ)に裏切られた辛い経験がある。しかし東華帝君も縁談を焦り過ぎてはかえって狐帝が驚くと加勢した。「我らの皇太子が人に言えない病気でも持っているのかと疑い、かえって破談にされるやも」夜華は天君をうまく懐柔してひと安心した。しかし見送りに出たところで、今度はなぜ人間界で龍神の姿になったのか突っ込まれてしまう。そこで夜華は咄嗟に袂(タモト)から玉清崑崙扇を出した。人間界で偶然、出会った翼君がなぜかこの崑崙の法器を持っていたと説明、扇子を取り戻すためにあえて龍の姿を見せたという。夜華はこの法器が墨淵(ボクエン)の仙体を探す手がかりになると進言した。結局、天君は夜華の話に納得し、宴の後に素錦の先祖の参拝に同行するよう命じる。祭祀と言ってもそれは建前、夜華には次の天の主人として分支の首領たちと良好な関係を築いて欲しいという。「素錦が一緒ならうまく事が運ぶ、首領たちは忠臣の遺児である素錦を大事にしておるからな」夜華は連宋と一緒に寝殿に戻った。肝を冷やした連宗は天君が人間の娘を娶ることなど絶対に認めないと話し、よく考えるよう諭す。天上の1日は人間界の1年、2ヶ月もあれば夜華は添い遂げることができるが、もはや素素との関係は時間だけの問題ではなかった。しかし桑籍と同じ轍を踏むことだけは避けなくてはならない。連宋は今さらながら、兄を助けるために青丘との縁談を夜華に押しつけたことを悔やんだ。少辛(ショウシン)は幸いにも殺されずに済んだが、もし天君がこのことを知れば、夜華の愛する娘は酷い目に遭わされることは目に見えている。夜華はまだ心の整理がつかず、ともかく今は俊疾山に戻らねばならないと言った。連宗は咄嗟に引き止め、素錦と参拝に行かなければならないと反対する。その時、2人は誰かが来たことに気づき、話をやめた。紫宸殿に素錦がやって来た。祝宴が終わったのでこれから祭祀に出かけるという。すると連宗は夜華の恋路を助けるため、自分も参拝に同行することになったと教えた。素錦は思わぬ邪魔者の登場に戸惑ったが、断るわけにもいかない。仕方なく素錦は道のりが長いため、行宮で1泊すると伝えた。( ತ _ತ) <一泊だと?!白鳳九が居所に戻ると、急に先輩仙娥たちの態度が変わっていた。実は今日、帝君から白鳳九が身分を隠して修練のために太晨宮に来ていると伝達があったという。すると先輩は白鳳九のために部屋を用意したと教えた。驚いた鳳九はここでいいと言ったが、帝姫が奴婢と同じ部屋で暮らすことはできないという。(๑ŏ _ ŏ)<ここで皆と暮らすことが修練なの!いいわ、自分で帝君に話して来るから東華帝君は書房で茶を飲んでいた。白鳳九はわざと足首に巻いてある帝君の鈴を鳴らすが、何も言ってくれない。仕方なく鳳九は恩返しに来た以上は身分を忘れたいと切り出し、仙娥たちと一緒に住む許可を求めた。帝君は止めるつもりはないと認め、太晨宮に入ったのは本当に恩返しのためなのか尋ねる。白鳳九はその通りだと答え、何か望みがないか聞いた。そこで帝君は鳳九に誘導尋問しながら墨淵と白浅の関係を探ってみる。しかしこう見えて鳳九は口が堅かった。するとこれ以上、恩人を騙すことに気が引けたのか、鳳九は咄嗟に茶碗を洗ってくると断って出て行ってしまう。白鳳九は慌てて門を出ると、ようやく一息ついた。(˘•ε•˘)oO(おかしいわ、なぜ帝君は姑姑と墨淵のことばかり聞いて来るのかしら?すると織越が後ろから急に声を掛けたせいで、鳳九は茶碗を落して割ってしまう。「ああ___大変だわ…驚かせないで!」鳳九は帝君が墨淵からもらった大事な茶碗のことで頭がいっぱい、織越は無視されてガミガミ文句を言っている。「ああ___うるさくて頭が痛い___」その声は帝君だった。帝君に会えた織越は喜んで挨拶したが、用がなければ下がれと追い返されてしまう。「ふぉんじぅ?墨淵上神がくれた茶碗を割ったな? また新たな借りを作ったが、恩返しに追加するか?」「そうやって数えるものなのですか?」すると帝君は黙って戻って行ってしまう。(๑ŏ _ ŏ)oO(姑姑~墨淵師父に早く戻ってもらわないと…鳳九はこのままでは永遠に恩返しが終わらなくなると焦った。つづく※一滴の水の恩を涌き出る泉をもって報いる→小さな恩も忘れず何倍にもして返すこと、″滴水之恩 当涌泉相報″(^ꇴ^)帝君vs天君、おじいちゃん同士プライドの戦いw
2019.09.04
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第51話「鳳凰の復活」兜率(トウスイ)宮でついに九転金丹(キュウテンキンタン)が完成した。太上老君(タイジョウロウクン)は金丹を受け取って嬉しそうに帰っていく水神を見送りながら、思わずため息を漏らす。すると隠れて見ていた天帝・潤玉(ジュンギョク)が姿を現した。「面倒をかけたな」「陛下、いつまで神上に隠せるとお思いで?」「・・・」錦覓(ジンミー)は金丹の話を教えてくれた船頭の老人を訪ねることにした。すると老人が早合点し、いつも忘川の果てまで行く娘が来たと勘違いする。そこで錦覓は誰と間違えたのか聞いてみた。老人の話では名前は知らないものの、孔雀の扇子を持っている娘だという。孔雀の扇子と言えば穂羽扇(スイウセン)…。錦覓は穂禾(スイカ)だと気づき、その娘が降りた場所へ連れて行ってもらうことにした。錦覓は日没の地に降り立った。道すがら暗器で死んだウサギを見つけると、穂禾の武器だと気づく。するとそこから誰かの足跡が続いていた。そこで足跡を追って行くと、やがてある洞窟から穂禾と卞(ベン)城王の密談が聞こえて来る。「隠れ場所を提供していただき、卞城王に感謝を…」「火神は恩人だ、礼などいらぬ」実は穂禾も太上老君の金丹を手に入れようとしていたが、今やお尋ね者の身となり、天界に入れなかった。しばらくは自分の霊力で旭鳳の魂魄を保ち、結界で守る方法しかないという。錦覓は2人が帰ったのを見計らい、結界を破って洞窟へ入って行った。王府に戻った卞城王は頑なに出征すると言い張る鎏英(リュウエイ)に手を焼き、仕方なく秘密を漏らした。実は火神の1魄が残り、日没の地でかくまわれているという。父を誤解していたと知った鎏英はわだかまりが解け、戦には参加しないと決めた。洞窟を出た穂禾だったが、ふと胸騒ぎがして急に引き返した。一方、錦覓はついに洞窟で旭鳳が残した最後の魂魄を発見する。そこで九転金丹を口移しで旭鳳に送り込むと、今にも消散しそうだった旭鳳の身体は次第にその姿を取り戻した。鳳凰は夜空に舞い上がってまばゆい光を放ち、六界にその復活を知らしめる。その時、錦覓は誰かが来る気配を察し、咄嗟に蝶と化して姿を隠した。↓もはや定番ではありますが…金丹デカっ!「ジンミー…」旭鳳は錦覓の存在を感じながら目を覚ました。しかしそこに穂禾が駆けつける。戸惑う旭鳳は思わずなぜここにいるのか聞いた。穂禾の話ではここ日没の地で自分の復活に尽力したという。旭鳳は話を聞きながら、なぜか頰についていた涙を拭き取って尋ねた。「復活?」「そうです、お忘れですか?ジンミーの手で灰になりかけたことを…」旭鳳はようやく愛しい錦覓から元神を壊されたことを思い出した。そこで穂禾は先帝が全霊力を使って旭鳳の魂魄を拾い、自分に託したと説明する。今や夜神が天帝に即位し、廃天后は死に追いやられていた。すると穂禾は急に胸を押さえて苦しみ出す。聞けば大量の霊力を費やして旭鳳の魂魄を守り、天界で金丹を盗んだので疲れたせいだとか。しかし旭鳳はあまりに辛い記憶を思い出し、なぜ助けたのかとうな垂れた。一方、蝶と化した錦覓は旭鳳の無事を確認し、こっそり洞窟から脱出した。そして2度と旭鳳に会わないと誓い、人知れず帰ってしまう。鳳凰の復活に気づいた魔尊・固(コ)城王は日没の地へ向かった。暮辞(ボジ)から知らせを聞いた鎏英は旭鳳を救うため先回りすることにしたが、洞窟で思いがけず穂禾と出くわしてしまう。暮辞を苦しめた穂禾に激怒する鎏英、しかし暮辞は今はそれどころではないと制止した。その時、奥から生き返った旭鳳が現れる。「ふぉん兄!」潤玉は錦覓が倒れたと聞いて寝殿に駆けつけた。仙医の話では錦覓は″幽冥(ユウメイ)の火″で元神が傷ついているという。回復には最低でも半年、潤玉はどこまで自分を傷つけるつもりかと呆れた。「…分かっている、ついに旭鳳を救ったのだな、君の勝ちだ、満足したか?」「ごめんなさい…」それは錦覓のうわごとだった。驚いた潤玉は顔を近づけて確認してみたが、実は旭鳳への謝罪だと知る。「ふぉんふぅぁん…ごめんなさい、許して…」↓ちょっと怖いw卞城王は魔尊に追従し、火神を探すふりをしながら捜索をかく乱した。その間に密かに旭鳳を安全な場所へ避難させる。しかしこれからどうすればいいのか旭鳳は途方に暮れた。そこで卞城王は広い心を持って智謀に長けた旭鳳が魔尊となって太平をもたらして欲しいと訴える。「天帝と肩を並べられるのは六界でも魔尊だけ、敵を討ちたいなら…」「ご厚意に感謝する、だが天界と魔界はあまりにも違う、私には務まるまい」そこへ鎏英と暮辞が現れた。鎏英は魔界なら能力主義だと話し、強ければそれでいいと励ます。実は外部の者でも大長老・擎(ケイ)城王の血を賜ればその資格が与えられた。しかし旭鳳にとって天界は故郷、同族に刃を向けることなどできるはずもない。「志は千差万別、争いに加わる気はない…」旭鳳はそう言ってひとり隠れ家に入ってしまう。鎏英は頭が硬い旭鳳に呆れた。しかし暮辞は、かつて戦神として魔族を殺めていた旭鳳が急に矛先を故郷を向けろと言われても黙ってうなづけないと理解を示す。故郷はあれど親を失い、兄と殺し合い、愛する人にまで裏切られた旭鳳…。あの誇り高き鳳凰が耐え難いほどの災難に遭い、果たして立ち直ることができるだろうか。すると鎏英は偶然、赤い砂岩を発見、旭鳳の薬になると喜んだ。その時、急に暮辞の鼻から血が流れる。暮辞は必死に隠そうとしたが、鎏英は暮辞の命がわずかという事実を急に突きつけられた思いだった。その夜、旭鳳は父と母の夢を見た。孤独に苛まれた旭鳳はこらえ切れず、密かに天宮に戻って思い出の場所を訪ねる。すると栖梧(セイゴ)宮では錦覓が咲かせてくれた鳳凰花が枯れていた。臨淵台(リンエンダイ)では母が残した霊火珠を見つけ、悲しみに暮れる。そして両親を弔うため、祖先の位牌が並ぶ先賢殿(センケンデン)にやって来た。しかし先帝の位牌はあるものの、どんなに探しても母の位牌がない…。鄺露(コウロ)は天帝に誰かが先賢殿に侵入したと報告した。しかし結界は天帝しか破れないはず…。すると政務中だった潤玉は静かに奏状を閉じた。「間違いない、旭鳳だ…」つづく(  ̄꒳ ̄)太微と荼姚の画像は自粛しました…(笑
2019.09.03
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三生三世十里桃花 Eternal Love第14話「愛の誓い」翼(ヨク)族公主・臙脂(エンジ)は長兄・離怨(リエン)を救出するため、翼君・離鏡(リケイ)の兵符を盗み出すことにした。しかし腹違いの兄とは言え離鏡は誰よりも自分に優しく、父よりも近い存在であったのも事実、そんな2兄を裏切るのは気がひける。臙脂は最後の望みをかけ、離鏡に子供の頃は兄妹3人で楽しく過ごしていたと話し、離怨への情を思い起こさせようとした。しかしかえって離鏡の機嫌を損ねてしまう。兄弟の和解という望みはあっけなく打ち砕かれ、臙脂は仕方なく話題を変えて玉清崑崙扇(ギョクシンコンロンセン)を見せた。残念ならが司音(シイン)に会ったわけではないが、中栄国(チュウエイコク)で出会った人間の娘が俊疾(シュンシツ)山で拾ったという。すると離鏡はかつて司音から俊疾山へ出かけようと誘われたことを思い出し、すぐ探しに行くことにした。翼后・玄女(ゲンジョ)は離鏡から湯地に来ないよう釘を刺されていた。しかし冷遇されて未だ子も成せないことから湯地に乗り込み、翼君の相手をしている妾に八つ当たりする。騒ぎに気づいた離鏡は子のことなら縁に任せるしかないと相手にしなかったが、玄女は急いでいる離鏡を見て、また司音を探しに人間界へ行くのだと気づいた。「司音が失踪して7万年も経つのですよ?なぜ今も執着を?」「分をわきまえろっ」2人の様子を見ていた臙脂は兵符を手に入れる妙案を思いついた。そこでひとり取り残された玄女にそっと寄り添い、手を握る…。離鏡は俊疾山に入り、司音を探した。すると遊歩道を見つけたが、その先に行っても竹林が広がるばかり…。実は草屋の周りには天族皇太子・夜華(ヤカ)が仙障を張り巡らせていたため、離鏡の目には何も見えなかった。しかし夜華は翼君の存在に気づき、すぐ後を追う。離鏡はふと気配を感じて振り返ると、一瞬、我が目を疑った。「墨淵(ボクエン)上神?!」「私は天族太子・夜華だ」離鏡は拝礼して身分を告げ、人違いした非礼を詫びた。夜華は気にせず、金猊獣(キンゲイジュウ)を自分が退治した後、この山は天族が禁地にしたと説明し、誰もいないので捜索する必要はないと告げる。翼君の手には玉清崑崙扇、夜華は司音上仙を探していると分かった。離鏡は皇太子の洞察力に感服し、司音の居場所を知っているか聞いてみる。しかし夜華も大戦後に司音が墨淵上神と隠遁(イントン)したということしか知らなかった。離鏡はその話を信じていないと落胆し、仕方なく帰ることにする。その時、夜華は崑崙の法器なら天族に返還すべきだと引き留めた。離鏡は拒むこともできず、結局、司音を探す唯一の手がかりを手放した。夜華は毎夜、素素(ソソ)が机で眠り込んだところで寝台へ移動させていた。いつものように無意識に夜華に抱きついて眠る素素、しかしその日はふと目を覚ましてしまう。「私ったらどうして床(トコ)で寝ているのかしら?」「君は夜半になると寝ぼけて自分で布団に入ったんだ、けが人の私に止められないだろう?」「じゃぁ、私があなたに抱きついたの?」「そうです」素素は気まずくなって起き上がろうとしたが、夜華が強く抱きしめた。「動かないで」「私、あなたの傷口にぶつかった?(チラッ」「(ふふ)」「…寝ちゃったの?」夜華が寝たふりをすると、素素は仕方なくそのまま眠りについた。宮娥(キュウガ)として太晨宮(タイシンキュウ)に潜り込んだ白鳳九(ハクホウキュウ)だったが、未だ東華帝君(トウカテイクン)に会えずにいた。司命星君(シメイセイクン)は東華帝君に恩返しなど無用だと言ったが、鳳九の決意は固い。そこで司命星君は鳳九が選んだ桃の花を帝君に献上し、それを褒めて拝謁の機会を作ることにした。東華帝君は部屋に飾られた美しい桃の花を気に入ったようだった。すると計画など知らない3皇子・連宋(レンソウ)が偶然にも桃の挿し花を褒めてくれる。そこで司命星君は花花公子(プレーボーイ)の連宋を利用し、この花を選んだのは新人の宮娥だと教えた。予想通り連宋は宮娥に興味を持ち、司命星君は早速、鳳九を呼ぶ。こうしてついに東華帝君と再会を果たした鳳九、しかしタイミング悪く、鳳九を送り込んだ張本人・成玉元君(セイギョクゲンクン)がやって来た。帝「そなたたち、今日は書房で一芝居打とうと申し合わせて来たのか?」玉「帝君の仰る意味がわかりませんが、ねえ?(汗)」司「分からないな~(汗)」玉「3殿下はどうです?(汗)」連「…本当に分からないんだが?」すると帝君はプイッと書房を出て行ってしまう。成玉元君は借りて来た猫のような鳳九の姿にがっかりした。しかし司命星君はせっかく自分が作った機会をむしろ成玉元君が無駄にしたとため息をつく。連宋はそこでようやく3人が顔見知りだと気づいた。「で、この宮娥の正体は?」「青丘白鳳九です」すると鳳九は恩返しに来たと説明した。連宋は夜華の話を思い出し、命を救われたからだと気づく。どうせ鳳九も夜華と同じように恩返しを理由にして帝君に好かれたいのだろう。これまでも数々の女性が同じような口実で帝君に近づこうとして来た。鳳九は本当に帝君が命の恩人なのだと訴えたが、連宋はそもそも帝君はそんなお節介ではないと信じない。連「では帝君対してそういう気持ちがないのか?」(´・ω・)ぅっ…鳳九は確かに否定できなかった。夜華が涼亭で休んでいると素素がお粥を持って来た。実はそろそろ米も尽きてしまう。そこで素素は家に食料がないと伝えた。「実は人間の面倒を見るのは正直、大変なの 半月分の果物と交換して得た米もあと数日で食べ切ってしまう」「確かに食糧がないのは問題だね、このままでは冬を越せない」「冬を越せるかが問題じゃなくて…」「では何?」「あなたの身体は回復したし、そろそろここを離れたらどうかなって…」「私に出て行けと?」「追い払う気はないのよ?ただあなたの面倒までは見られない…って言うか…」「君は僕を助けてくれた、だから私は当然、君に報いるためにいるんだ」「報いるなんていいの!見返りを期待して助けたわけじゃないわ」すると夜華がすくっと立ち上がった。「"君がどう思うか”と”私がどうするか"は別問題だ 私は恩知らずではない、君が受けようが受けまいがこの恩に必ず報いなくては(必死」「でも別に不自由はないの」そこで夜華は素素の前にしゃがみ込み、ゆっくり考えてくれと頼む。すると素素の口から思いがけない言葉が飛び出した。「あなたが本当に私に報いたいと言うなら、むしろその身を捧げるべきじゃ…」テレ(๑ŏ _ ŏ)・・・シーン・・・(⊙ω⊙`)ビックリ・・・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ@管理人素素は暮らしに困ってはいないが独りぼっちで寂しいと吐露し、そばにいて欲しいという。正体を隠している夜華は言葉に詰まると、素素は居たたまれなくなって席を立った。確かにこんな条件など断わられても仕方がない。「いいよ(あっさり」「…って、いいの?」夜華は素素の条件を受け入れ、この身を捧げると約束した。夜華が幸せを手に入れた頃、天宮では素錦(ソキン)が天妃となる日を迎えていた。しかし侍女・辛奴(シンド)は主人がなぜ寵愛も得られない年老いた天君に嫁ぐのか分からない。すると素錦は寵愛を得られないことが望みだと教えた。辛奴は忠誠を近い、せめて自分だけには本心を打ち明けて欲しいと訴え…。夜華と素素はふもとの中栄国で婚礼に必要な買い物を済ませた。そこで偶然、気がふれたあの嘘つき道士を見かける。2人は雲集茶楼に立ち寄ると、ちょうど客たちが嘘つき道士の噂話をしていた。実は道士には生き別れとなった妻がいたという。数日前に突然、子連れで戻って来たが、程なくして子供の実の父親が現れた。すると道士は棒で殴られたあげく一生分の蓄えまで盗まれ、ついに正気を失ったという。素素は嘘つき道士の哀れな末路を知り、報いを受けたのだと溜飲が下がる思いだった。素素は改めてあの草屋しか持っていない自分を娶るのかと確認した。すると夜華は求婚した素素の方が後悔しているのかとからかう。「心配しないで、あなたを見放さないわ」「(ふふ)」「でもこんな風に夫婦になったら、家族の人になんて報告するの? それともあなたも家族がいないとか…」「その件はまたいつか話そう」「お、おぅ」ちょうどその時、離鏡も中栄国で司音を探していた。すると人ごみの中に司音とそっくりの素素の姿を見かける。「阿音!」離鏡は急いで追いかけたが、すでに司音の姿はなかった。素素と夜華は2人だけで婚儀を上げることにした。夜華は婚礼衣装に着替えて寝所で待つ素素を迎えに行くと、素素は急に不安になってしまう。「夜華…もしもよ?長く一緒にいるうちに性格が合わないことに気づいたらどうする? 私たち、夫婦になるのは早すぎるんじゃ… あなたの両親にも会っていないし、息子が勝手に妻を娶ったと知ったら怒るわね…」夜華は何も言えずに黙っていると、早合点した素素は慌てて確認した。「そうだ!聞くのを忘れてた、あなた独り身なの? だって町であなたくらいの年頃の男は所帯を持っているわ」すると夜華は優しく素素をなだめた。「素素…私の家庭は複雑でひと言では説明できない、でもこれだけは覚えていてくれ 今日から君は私の妻だ、決して君を裏切ることはないよ」「いいわ、あなたを信じる」2人は手をつないで中庭に準備した祭壇の前に立った。しかし素素がいきなり面紗をあげてしまう。「(あっ)それは自分じゃなくて夫があげるんだよ?」「私、なんて言ったら良いのか分からなくて…」「私の言葉をそのまま繰り返せばいいんだ」夜華が素素が上げてしまった面紗をかぶせると、いよいよ拝礼の儀を始めた。「私、夜華はここ東荒大澤で四海八荒の神々様を証人とし、誓います 今日から素素と夫婦になり、永遠に愛し合い、幸せな時も困難な時も決して離れません」「私、素素は今日、ここ東荒大澤で四海八荒の神々様を証人とし、誓います 今日から夜華と夫婦になり、永遠に愛し合い、幸せな時も困難な時も決して離れません」2人は揃って手に持っていた小枝を折り、天地に拝礼した。拝礼の義を済ませた2人は、床入りの儀を迎えた。しかしこればかりは夜華も照れ臭くてなかなか先に進めない。すると素素がまた自分で面紗をあげてしまう。「もう夫婦になったから、いくつか言っておきたい事があるの」「(ぁぁぁ…まいっか)話して」「私たちは東荒大澤に誓いを立てたから永遠に夫婦よ 今後は私だけを一途に愛して、もし裏切ったら…」「どうする?」「あなたがもし私を裏切ったら今日の誓いを全て反故にする あなたを捨てて、永遠に相見えることはないわ」「(クスッ)なら捨てられたら他の女人に走るぞ?」「…冗談で言ってるんじゃないのに」夜華は素素をからかいながら、嫉妬する様子もまた愛おしくなった。「素素、目を閉じて…」夜華は素素に口づけし改めて誓う。「私が君を裏切ることは絶対にない」そして2人は再び唇を重ね、夫婦の契りを結んだ。つづく( ๑≧ꇴ≦)夜華wwwどうしていいか分からなくて素素の袖のゴミ取っちゃうとかwww
2019.09.02
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第30話「命懸けの出産」その夜は雪になった。養心殿の太監・李玉(リギョク)は翊坤(ヨクコン)宮へ阿箬(アジャク)を連行し、皇帝が嫻妃(カンヒ)に処置を任せたと伝える。「主人を裏切った末路を見せしめにせよと…」阿箬はすでに中庭でひざまずかされていた。しかし暴言を吐かないよう一生、話せなくなる薬を飲んでいるという。烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は皇帝の意向を悟り、宮中では真相の究明が必ずしも大切ではないと受け入れた。正殿から如懿と珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が出てきた。阿箬は今にも襲い掛かりそうになったが、宦官に両腕をつかまれて動けない。そこで如懿は三宝(サンポウ)に椅子を持って来るよう頼み、阿箬の目の前に腰掛けた。「結局、あなたの望みは叶ったのかしら?でも今のあなたからは何も聞けないのね 私を睨んでいるのは恨んでいるから?あなたが妃嬪になる道を阻んだからだと?」如懿はふと阿箬の長い爪に気づき、その手を握って引き寄せた。「きれいな爪だこと…こうやって爪を伸ばして使用人をはべらせる生活に慣れると、 侍女だった頃に戻りたくないのは当然ね あなたは自ら退路を断った、誰のせいでもない、全ては自分自身が招いたことよ?」必死に手を引っ込めようとする阿箬、しかし如懿はその手を両手で包み込んだ。「阿箬…共に育ったあなたを家族と見なしてきた、安定した暮らしをさせたかったわ でもあなたは私を陥れ、自分をも追い詰めた 後宮の他の誰かに陥れられても、ここまで心は痛まない あなたに深手を負わされるなんて思いも寄らなかったわ…」如懿が手を離すと、阿箬は力なくその場に倒れこんだ。「よく見ておくのよ、一度裏切れば終わり、忠実な者にはきちんと報いるわ」阿箬は冷宮に送られたが、結局、自ら首を吊り自害した。弘暦は病死として荼毘(ダビ)に付すよう命じたという。惢心(ズイシン)は報告を聞いた主人の気持ちを察し、そろそろ海貴人(ハイキジン)の子供が生まれる時期だと話題を変えた。如懿は確かに何の音沙汰もないのはおかしいと気づき、延禧(エンキ)宮へ様子を見に行くことにする。するとちょうど海蘭のお産が始まり、難産で苦しんでいるところだった。しかも運悪く主治医の江与彬(コウヨヒン)が玉氏(ギョクシ)の使者の診察に出かけていたため、許(キョ)侍医と李(リ)侍医が来ているという。一方、冷宮ではまさに阿箬の亡骸が燃やされようとしていた…。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)も慌てて延禧宮に駆けつけた。するとやがて第5皇子が誕生、元気な赤子の産声が響き渡る。しかし海蘭は出血が止まらず、昏睡状態に陥った。如懿は侍医たちに激怒したが、そこへ皇帝の命で斉汝(セイジョ)が到着、海蘭は九死に一生を得る。一息ついた如懿は皇子を腕に抱き、皇帝が待つ偏殿へ向かった。弘暦は皇子の誕生を喜び、実はすでに名前を永琪(エイキ)と決めていたと教える。″穆天子伝(ボクテンシデン)″に″璂(キ)と琪は玉属なり″とあり、″琪″は貴重という意味だ。また海蘭は嬪に昇格して称号は″愉(ユ)″を賜ると、出自が低いため第五皇子の養育は嫻妃が任される。そして最後に弘暦は今夜の侍医は無能だと一喝、全員を罷免した。如懿は弘暦を見送ると、海蘭が目を覚ますまで付き添うことにした。しかしどうしても腑に落ちず、罷免された侍医が宮外に出る前、誰と接触するか探るよう三宝に指示する。その翌朝、嘉嬪(カヒン)・金玉妍(キンギョクケン)は海蘭が皇子を出産、無事だったと知った。侍女・貞淑(テイシュク) は即位後初の皇子を産んだ主人とは比べものにならないと安心させたが、玉氏の使者を利用して江与彬を引き離したのに徒労に終わったとこぼす。すると侍女・麗心(レイシン)が現れ、許侍医が来ていると知らせた。貞淑が戻ってくると、金玉妍は許侍医が代金を受け取ったか確認した。許侍医は受け取ったが、侍医を罷免されたという。「宮中を追い出された侍医は用なしよ」「はい、心得ております」三宝は延禧宮にいる嫻妃に許侍医が貞淑と会っていたと報告した。動悸の症状があって治療してもらったと聞こえたが、嘉嬪の口添えがなければ奴婢の治療はできない。「主儿、黒幕は嘉嬪やも…」如懿は驚いた。嘉嬪と言えば皇后に媚びながら慧貴妃には面従腹背(メンジュウフクハイ)、もし本当に関与しているなら侮れない相手だ。しかし今、許侍医を捕らえても仕方がない。海蘭の安胎薬に誰が細工したのかまだ判明しておらず、分娩の時は確かに促進剤を飲ませるしかなかった。罪に問えるとすれば薬の誤用しかない。すると三宝はもし嘉嬪が関与していたら、皇后も関わっている可能性があると示唆した。如懿も分かっていたが、どんなに疑わしくても証拠がなければ無意味だと言った。宮中ではまことしやかに不吉な噂が流れていた。阿箬の棺を焼く時に妙な現象が起きたことから、それが原因で愉嬪が難産で苦しみ、昏睡したのではないかという。琅嬅は皇帝に報告し、確かに阿箬の悪行は死罪でも妥当であったが、誰もが不安に陥って嫻妃が非難の的になっていると耳に入れた。すると弘暦は後宮の皇后がどうあるべきか、崇高な理想論を持ち出して琅嬅を牽制する。「朕は幼い頃、いつも考えていた、後宮の長である皇后とはどうあるべきか? 蓮華座の上の観音のごとく慈悲の心で天下を憂うべきか? 悪行や嘘とは無縁で噂に惑わされず、出しゃばらぬ 全てを理解し、何でも知恵で解決する…どうだ?」弘暦は神仙になれなくとも高みを目指すことはできると言った。怪力乱神(カイリョクランシン)は宮中の禁忌、皇后たるもの秩序を乱さぬよう噂を封じるべき立場だという。琅嬅は養心殿をあとにすると、歩いて帰ることにした。永璉が死んで嫻妃が冷宮を出てから、自分に対する皇帝の態度が変わった気がする…。「我が子に先立たれても妃嬪の子が誕生したら妬まず恨まず笑って祝わねばならない はあ~本当に疲れるわ」皇帝は嫡子が欲しいと言うが、表面上は仲の良い夫婦を演じているだけではないだろうか。心もとない琅嬅、しかし例え見せかけの情しか残っていなくても、それにすがるしかなかった。その夜、ようやく海蘭が目を覚ました。「じぇじぇ…」「目が覚めたのね?まだ痛む?」如懿は元気な皇子だと教え、海蘭が愉嬪に昇格したと教えた。海蘭は自分と如懿2人の皇子を無事に出産できたと知って涙すると、今回ばかりは助からないと思っていたと吐露する。黒幕のせいで食欲が収まらず、胎児が育ち過ぎて産めない恐れもあった海蘭、もし如懿がそばにいてくれなければ敵の思う壺だったろう。「この恨みは絶対に忘れない…あの人たちはあらゆる方法で私たちを虐げてきた いつか全ての罪を償わせてやる…もう泣き寝入りしない これからはじぇじぇと子供を全力で守り抜くわ…座して死を待つのは嫌」「そうね…」如懿はすっかり生気が戻った海蘭を見て安堵し、優しい笑顔を見せた。皇帝が珍しく鍾粋(ショウスイ)宮で夕食を取った。純妃(ジュンヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)はこれを機に大皇子・永璜(エイコウ)の縁談話を持ちかける。弘暦は朝臣の令嬢を探していたが、純妃は富豪の娘は往々にして短気だと難色を示した。そこで遠縁の従妹の娘・伊拉里(リラリ)氏を推薦する。家柄は普通だが永璜より1つ年下で優しい娘だという。一方、偏殿では侍女・順心(ジュンシン)が主人に正殿へ挨拶に行くべきだと急かしていた。しかし婉常在(エンジョウザイ)・陳婉茵(チンエンイン)は出しゃばれば嫌われてしまうと遠慮する。皇帝は一夜限りの寵愛でも自分を忘れずに一昨年、常在に昇格させてくれた。陳婉茵はそれだけでも十分だと満足している。そんな婉常在の寝殿は自ら描いた皇帝の絵であふれていた。↓まさかの画伯登場!その夜、海蘭に付き添っていた如懿はようやく翊坤宮へ戻った。すると翊坤門に突然、永璜が現れる。如懿はすっかり大きくなった永璜との再会を喜んで菓子でも食べて行くよう勧めたが、永璜は純妃に内緒で来たからと遠慮した。仕方なく如懿は暇ができたら会いに行くと告げる。永璜は冷宮の母を心配していたが、元気そうな姿に安堵して帰って行った。そんなある日、如懿は養心殿で永璜に贈る筆を吟味していた。弘暦はいつまで迷っているのかと呆れながら、実は永璜を如懿に返そうと思っていたが、純妃との関係を心配したという。どちらにしても妻帯する年頃になり、もうすぐ親の世話は必要なくなるだろう。すると如懿が嫡子がいない今、永璜が名門の令嬢を娶ると邪心を抱く者たちが騒ぎだすと警告した。しかし弘暦は夫婦が仲むつまじければ家柄は関係ないと話し、純妃が推挙した縁談を教える。相手を聞いた如懿は安心し、その縁談に同意した。弘暦は午後から山西(サンセイ)へ発つことになっていた。山西の学政(ガクセイ)が不正を働き、厳罰に処さねばならない。弘暦はあらぬ噂が広まっているため、如懿に何事にも注意するよう助言した。すると養心殿からの帰り道、奴婢たちは嫻妃の輿だと気づくと避けて行く。実は今日で阿箬が亡くなって35日目、三十五忌は魂が戻ってくると言われる日だった。宮中では阿箬が化けて出ると噂になり、嫻妃に近づくのを恐れているらしい。その時、突然、雲行きが怪しくなり、雷鳴が轟いた。翌朝…。慧貴妃、純妃、嘉嬪はちょうど翊坤門の通りにさしかかり、昨夜の騒ぎが話題になった。実は翊坤宮で夜半に鬼火が現れ、霊媒師を呼んでお祓いをさせるという。純妃と嘉嬪はすぐ話題を変えて永璜の縁談の話を始めたが、高晞月(コウキゲツ)だけは上の空、先に帰ってしまう。高晞月は咸福(カンフク)宮に戻ったが、阿箬のことが気がかりだった。本当に阿箬が化けて出たのだろうか。身に覚えがある高晞月は不安でたまらなかった。そこへ冷え性の高晞月に斉汝からよもぎ酒が届く。よもぎ湯につかってよもぎを入れた枕で休めば寒気を取り除いてくれると言うが…。つづく( ๑≧ꇴ≦)うわあー!爪剥がされちゃうーっ!って思ったら違ったーーーっ(笑斉汝の差し入れって…つまりそう言うこと?!(´⊙ω⊙`)
2019.09.02
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第29話「毒の贈り物」翊坤(ヨクコン)宮に侍医・江与彬(コウヨヒン)が診察にやって来た。冷宮を出てからは嫻妃(カンヒ)の気鬱と風湿はかなり改善しているという。すると烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は皇后からもらった腕輪を託し、信用できる人に頼んで零陵香(レイリョウコウ)をきれいに取り除くよう頼んだ。議事で皇后から指摘されたこともあり、やはり腕輪を付けていないと疑われる。そこへ皇帝付きの女官・毓瑚(イクコ)がやって来た。冷宮の侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)の転属先だが、候補は坤寧(コンネイ)宮か円明(エンメイ)園だという。如懿は順治帝(ジュンチテイ)の時代から神を祭っていた坤寧宮が良いと伝えると、そこで毓瑚から思わぬ事実を聞いた。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は如懿が抜擢せずとも凌雲徹を高く評価していた。実は皇帝の依頼を受けた毓瑚が凌雲徹と趙九宵(チョウキュウショウ)に如懿を必ず守るよう命じていたという。2人の功は計り知れず、特に凌雲徹は何度も体を張って如懿を守っていた。海貴人(ハイキジン)が江侍医をひそかに送り込めたのも、実は皇帝が裏で斉汝(セイジョ)に手を回していたからだという。まさかこれほどまで弘暦が自分を案じてくれていたとは…。如懿は養心殿を訪ねると、弘暦はちょうど2人が互いに相手を描いた似顔絵を眺めていた。「この絵は郎世寧(ロウセイネイ)の所で保管させていたが、やっと取り戻した…」弘暦は冷宮で如懿が銀子を得るために作った品まで覚えていた。小物入れだけでも326個、刺繍した手巾は112枚…。実は如懿が手がけた品物は全て弘暦が目を通してから売りに行かせていたという。品物を見れば如懿が冷宮で捨て鉢になっていないことを確認できたからだ。海貴人に凌霄花(ノウゼンカズラ)を届けさせたのも、良く育って治療にも使えるからだった。如懿は毓瑚から真実を聞いたと話し、緑梅粉(リョクバイコ)を使ったと教える。確かに弘暦が顔を近づけると、梅の爽やかな香りが如懿に良く似合っていた。「こう申したな…大切なのは品物より、離さずにいてくれた朕の手だと…」そして弘暦は如懿の手を取った。「今後もこの手をしっかり握っておく、朕に身を委ねよ…」弘暦と如懿はわだかまりが解け、しばし固く抱き合っていた。凌雲徹の新たな生活が始まった。坤寧宮にはまれに皇后が妃嬪たちを連れてお参りに来るが、それ以外は暇でおだやかな職場らしい。すると休憩に向かう途中、偶然、姑姑(ココ)から叱責されている花(カ)房の衛嬿婉(エイエンエン)を見かけた。ひとりになった嬿婉はその場に座り込み、泣き出してしまう。そこに凌雲徹がやって来た。凌雲徹は冷宮を出た嫻妃に抜擢され、坤寧宮の侍衛になったという。如懿は侍女・惢心(ズイシン)と連れ立って庭園に出かけ、雪に隠れた白梅を探していた。紅梅は雪の中でも目に鮮やかで美しいが、白梅は香りで見分けるしかない。「この世の美は見極めるのが難しいからこそ尊いわ~」「嫻妃娘娘の考えに同意します」「舒嬪(ジョヒン)?」それは儲秀(チョシュウ)宮の葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)と侍女・荷惜(カセキ)だった。「どうぞ意歓とお呼びください、私も姐姐(ジェジェ)と… にゃんにゃんにゃんにゃん呼び合うなんて猫みたいだと思いませんか?」←とは言ってないw意歓は皇帝と食事をした帰りだと話し、如懿とは話が合いそうだと言った。「今度、遊びにいらしてください、ではこれで…」如懿は意歓を無愛想だが率直な娘らしいと評した。如懿と惢心は白梅を少し集めて帰ることにした。すると道すがら突然、凌雲徹が現れる。凌雲徹は自分も梅を集めていたと挨拶したが、如懿はすぐ何か頼みごとだと分かった。実は苦役で哀れな衛嬿婉に同情した凌雲徹は、嫻妃に別の部署へ異動させて欲しいと懇願する。事情を聞いた如懿は臆面もなく凌雲徹の同情を誘った衛嬿婉にあまり良い印象はないが、恩人の頼みを断ることもできなかった。その夜、衛嬿婉は夜勤の凌雲徹を訪ね、差し入れを渡した。凌雲徹は嫻妃が転属先を探してくれると教え、安心させる。喜んで帰っていく嬿婉の姿は以前の無邪気な姿と変わっていないように見えたが…。(  ̄꒳ ̄)もぉ〜男って…新年早々、養心殿に訃報が届いた。慎嬪(シンヒン)・索綽倫(ソチョロン)阿箬(アジャク)の父・桂鐸(ケイタク)が山で水害対策の際に落石に遭い、亡くなったという。そんな中、如懿の冤罪に関する調査もいよいよ大詰めを迎えていた。今日は迎春の宴、弘暦は后妃たちに貴重な真珠を贈った。皇后には一箱、妃嬪たちには一粒、しかし阿箬の化粧箱にはなぜか赤い粒が…。阿箬は思わず悲鳴を上げると、隣に座っていた玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)が箱の中をのぞいた。「皇上!これは辰砂(シンシャ)です!」すると控えていた毓瑚が実は皇帝からの命で皇子殺しの件を追跡調査していたと切り出した。共犯とされた宦官・小禄子(ショウロクシ)はすでに亡くなったが、弟の小福子(ショウフクシ)は山で草刈りの罰に処され、小安子(ショウアンシ)は皇陵で苦役に就いている。ところが2人の実家はとても裕福に暮らしていた。「慎嬪に銀子をもらったそうです… 小安子は慎嬪から命令されたそうです、″嫻妃に辰砂を要望されたと偽証しろ″と」阿箬は慌てて御前でひざまずき、全く身に覚えのないことだと訴えた。そもそも小安子なら慎刑司(シンケイシ)で服役中に喉を潰したはず、証言できないはずだという。すると慎刑司の記録を調べていた如懿は阿箬や侍女が訪れた形跡はなかったと話し、小安子の喉が潰れたことをどうやって知ったのかと迫った。しかし阿箬は人から聞いたが誰かは忘れたと言葉を濁す。そこで弘暦は慎嬪に当時の証言をもう一度、一語一句たがわず話せと命じた。阿箬は細かいことまで覚えていないとごまかしたが、白蕊姫がたまらず立ち上がる。「嘘つき!当時は事細かに話していたわ!なぜ思い出せないの?」海貴人(ハイキジン)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)もすぐさま追従した。当時、寝殿の化粧台の下から辰砂が見つかって嫻妃の罪が確定したが、証拠品をそんな分かりやすい場所に隠すはずはないという。「嫻妃が潔白だとして、寝殿へ自由に出入りし辰砂を仕込める者とは?! 沈水香(ジンスイコウ)の匂いまでこっそりつけられた…」「側仕えにしかできません…つまり慎嬪ということですね」結論をつきつけたのは意歓だった。阿箬は皇子暗殺の件だけでなく、冷宮の件への関与も疑われた。すると如懿がこの機に裏で糸を引いていた黒幕を暴こうとする。阿箬は思わず慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)を横目で見ると、焦った高晞月がいきなり立ち上がって声を荒げた。「なぜ私を見るの?呆れるわ!家族の安否も考えず悪事に手を染めるなんて!」高晞月は遠回しに阿箬を脅した。弘暦はこのままではらちが明かないと考え、ひとまず阿箬を養心殿の偏殿へ監禁するよう命じる。結局、阿箬は最後まで自分は潔白だと泣き叫びながら連行されていった。侍女・素練(ソレン)から介入しないよう制止されていた富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)はようやく口を開き、調査の続きは明日にしてはどうかと進言する。しかし弘暦は何も答えず、養心殿に帰ると言って出ていった。高晞月は不安になって長春(チョウシュン)宮を訪ねた。「皇后娘娘、もし阿箬が白状したら…」「何ですって?!」素練は思わず慧貴妃を遮り、慎嬪の悪事が露見しただけで自分たちには何の関係もないと言った。しかし冷宮の如懿を襲った件には皇后と慧貴妃が関わっている。琅嬅は口を割らせぬよう、阿箬の家族を人質にしようと考えた。すると高晞月が阿箬の父親の死後、2人の弟を高斌(コウヒン)が監禁したと報告する。琅嬅は安堵し、ならば阿箬も罪をひとりで背負うはずだと言った。翌朝、弘暦と如懿は養心殿で阿箬の取り調べを行なった。すると粗末な衣でひざまずいた阿箬は自分が皇子を辰砂で害し、嫻妃を陥れたと認める。しかしなぜそこまで如懿が憎かったのだろうか。阿箬は如懿が何かにつけ利口な自分を押さえ込もうとした上、陛下に見初められると追い出そうとしたと訴えた。§´⊙ω⊙)<朕に好かれた???弘暦は思わず失笑し、阿箬の憶測に過ぎないと呆れた。そこで夜伽の時は何をしていたのか如懿に打ち明けろと命じる。阿箬は拒んだが皇帝は容赦なく、仕方なく重い口を開いた。「…皇上から寵愛を賜ったことはありません」阿箬は確かに昼間は妃嬪として扱われていた。しかしひとたび皇帝と2人きりになると一介の奴婢に過ぎなかったという。召される度に薄い絨毯の上にひざまずいているだけ、しかし他の妃嬪たちからは寵愛されていると思われ、そしりや妬みを受けて来た。「皇上、どうしても分かりません!なぜ最初に私を殺さなかったのですか?!」「朕が引き取らねばそなたは他の者に殺されていた、そうなれば嫻妃の潔白が証明できなくなる」阿箬はすべて如懿のためだったと知り、愕然となった。弘暦は主人を陥れるような腹黒い者は初めてだと言い放ち、最後に黒幕が誰なのか追及した。しかし阿箬は決して白状しない。実は昨夜、密かに侍女が慧貴妃からの伝言を伝えていた。…″索綽倫家の存亡は慎嬪にかかっている″と…弘暦は頑な阿箬に業を煮やし、ひとまず如懿や侍女たちを全員下げた。そこで改めて黒幕を聞いてみたが…。しばらくして弘暦は如懿が待っている書斎に現れた。阿箬はどうしても口を割らないという。黒幕がいないなど到底、信じられないが、弘暦は妃嬪たちを1人ずつ審問すれば後宮が混乱に陥ると懸念した。「全て阿箬がやったことにしよう」如懿は納得がいかなかったが、弘暦の苦しい立場を理解するしかなかった。日も暮れる頃、毓瑚は皇帝に続報を届けた。実は阿箬の弟たちが高斌に監禁されているという。また小福子と小安子の実家に銀子を渡した件でも新たに慧貴妃が阿箬を通して渡したことが分かった。弘暦は阿箬が頻繁に長春宮に出入りしていたことも、慧貴妃が皇后の言いなりということも承知している。「黒幕は皇后だったか…」しかし皇后は自分の正妻であり、2人の嫡子を産んだ良妻賢母であって欲しい。弘暦は体面を守るため、万が一にも阿箬が皇后の関与を漏らさぬよう手を打つことにした。「永遠に黙らせねば…庶人に落とし、嫻妃に処置させる」ただし慧貴妃のことはもう少し泳がせることにした。養心殿の太監・李玉(リギョク)が偏殿に現れた。阿箬に皇帝から褒美の汁物が届き、これを飲めば妄言も吐けなくなり、誰も巻き込まれないという。すると李玉は阿箬の頰をつかんで口を開け、無理やり汁物を流し込んだ。つづく(´⊙ω⊙`)ウーン…何だかちょっとコレジャナイ感w
2019.09.01
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