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相思令 Everlasting Longing最終話「希望の明日へ」御察司を独断で動かし、玄烈(ゲンレツ)に内政干渉させた罪で捕まった君綺羅(クンキラ)。玄烈は回廊で控えていたが、綺羅が連行される姿を見て思わず正殿に押し入ってしまう。「私の妻を勝手に拘束しないでくれ、私は綺羅と平和のため狼主の座を捨てた だが綺羅に手を出すなら焱南(エンナン)に平和など永遠に訪れないと思え!」玄烈は炎南の民のため平和を築こうと努力した綺羅を罪に問うなら、炎南王に忠誠を誓う民がいなくなるだろうと警告した。( ˶´꒳`˵ )前髪ウエイロンの破壊力♡趙潢(チョウコウ)は玄烈の諫言にも一理あると認め、結局、綺羅を釈放した。こうして無事に玄烈と君府へ戻った綺羅。「王上とどんな話をしたの?」「私の妻に手を出す者には誰だろうと容赦しないと言った 王上が君を許したから、私も王上を許したんだ」その時、2人はなぜか慌ただしい邵祈民(ショウキミン)の部屋に気づいた。綺羅と玄烈が祈民の部屋に駆けつけると賀機遥(ガキヨウ)が呆然と立ちすくんでいた。聞けば玄青蔻(ゲンセイコウ)が北泫へ帰ると決め、荷物をまとめているという。しかし玄烈は玄青蔻の様子がおかしいと知った。「烈哥哥!青鳴(セイメイ)は?一緒じゃないの?青鳴を連れて北泫へ帰るわ」玄烈は玄青蔻を傷つけないよう話を合わせ、祈民なら三不管へ行ったと嘘をついた。「北泫で合流しろ、お前は先に帰って新居の準備を…」「じゃあ北泫で青鳴が来るのを待つわ」玄烈は賀機遥を連れて中庭に出た。「王上に青蔻の状態を説明して十分な世話を頼め」「私がお守りします」( ˙꒳˙ )やっぱり好きなの?玄青蔻と賀機遥は北泫へ帰った。そんな中、玄烈は羅奇(ラキ)に届いた西鑲(セイジョウ)の密偵からの文で北泫の危機を知る。すでに羅執舟(ラシュウシュウ)は西鑲を離れ、兵馬を集めていた。「実は先日、李(リ)妃が逝去されたそうです」羅奇の話を聞いた玄烈は羅執舟が復讐のため挙兵したと分かった。しかし孫昭敏(ソンショウビン)は匪賊を一掃するため辺境にいるはず、王都に良将がいない。「…帰って」その声は綺羅だった。綺羅は例え狼主の座を捨てたとしても、国への責任を果たすべきだと玄烈の背中を押した。「北泫へ帰って、今日の別れが明日の再会を可能にしてくれる」「…安心しろ、君も子供も私が責任を持つ」綺羅と玄烈は再び離ればなれになろうとも、互いに自分の責任を全うしようと決めた。( ;∀;)前髪なくなる出発の朝、羅奇は結局、君絳絹(クンコウケン)に告白できないまま帰国することになった。馬の準備をするため独り正門を出た羅奇、その時、絳絹が現れる。すると絳絹は羅奇の無事を祈って急いで縫ったお守りを渡した。「俺は最後まで少主に従う覚悟だ、もし戻れたら君を娶る、君の婿に…」羅奇はすでに婿入りすると決意していた。( ๑≧ꇴ≦)婿入りするのかーいw玄烈と羅奇が出立した。最後まで気丈に振る舞っていた綺羅だったが、北泫王が玄烈を手放すとは思えず、再会できる日が来るのか不安になってしまう。しかし国事に比べれば男女の情など取るに足らぬもの、何より今は父と妹たちがそばにいてくれた。炎南王は榷場(カクジョウ)を管理する臣下が見つからず頭を悩ませた。確かに遠く離れた三不管(サンフカン)に派遣されれば何年も妻子と離れることになる。すると綺羅がやって来た。綺羅は新しい武器の見本と設計図を献上して忠誠心を示し、自分を榷場に派遣して欲しいと嘆願する。「榷場は貿易の中心地、商人である私なら能力を発揮できます」一方、北泫でも榷場の管理を任せられる臣下がいなかった。玄旭(ゲンキョク)は女だてらに匪賊の討伐を担ってくれた孫昭敏を高く評価していたが、さらに榷場の管理まで押し付けることはできない。その時、剣戟の音が聞こえたかと思うと、突然、門が開いた。「王上!羅執舟が兵を率いて侵入しました!」「羅執舟?…なぜ生きている?!」羅執舟が王城に攻め入った。内官は禁軍が食い止めているうちに北泫王を逃がそうとしたが、玄旭は宝剣を抜いて玄武殿を飛び出してしまう。その時、先陣を率いていた冬銀(トウギン)が玄武門を突破、禁軍と対峙した。するとついに羅執舟が現れる。「羅執舟!王宮を襲うとはこの不届き者め!」「今日こそ李梵音の敵を討つ!」羅執舟は玄旭めがけて三叉槍を放ったが、禁軍の盾に阻まれた。「かかれっ!」反乱軍と賀機遥率いる禁軍が激突。内官たちは北泫王を無理やり脱出させようとしたが、羅執舟が追いついた。「私をここまで追い詰めたのはお前だ…梵音さえ無事なら戻らぬつもりだった なぜ彼女を自由にしなかった?!悪いのはお前らだ!異民族を蔑視する北泫の貴族だ!」「無礼者め!」ついに玄旭と羅執舟が剣を交えた。2人は激しい攻防を繰り広げたが、やがて羅執舟は玄旭を蹴り飛ばし、剣を振り上げる。その時、王宮に駆けつけた玄烈が羅執舟を阻止、玄旭を救った。玄烈は玄旭の盾となり、羅執舟に剣を向けた。「阿烈…なぜ玄旭を守る?そいつは私たちの助けで王位に就き、お前は兵権を統一した 貢献者のお前に玄旭は何をしてくれた?」羅執舟は玄旭に斬りかかろうとしたが、玄烈はそのまま盟友の胸を刺してしまう。「もうやめろ」すると羅執舟は自ら玄烈の剣を貫通させ、その場で倒れた。「阿烈…お前に救われた命だ…お前に返す…お前の手で死ねるのなら本望… 来世でまた兄弟になろう…」その時、羅執舟の目の前に笑顔の李梵音の姿が見えた。『執舟?執舟!』愛しい人の面影を追って旅立った羅執舟。ちょうど同じ時、満身創痍だった冬銀も主を追うように息絶えてしまう。玄烈は羅執舟の脱獄を見逃し、これまで生存を隠していた。しかし北泫王を救い、公主を無事に連れ帰ったことから、玄旭は全て水に流すことにする。「羅執舟の件で世も思い知った…もうお前と君綺羅の中を隔てることはすまい だが狼主の座だけは辞退することを許さぬ、お前には北泫を守る責任がある」玄烈は悩んだ末に狼主の印を受け取ったが、その代わり榷場に派遣して欲しいと嘆願した。そして1年後が過ぎた。榷場に赴任した綺羅はついに玄烈と再会を果たす。三不管は孫昭敏が匪賊を排除したおかげで安全になり、梁州も工房のおかげで豊かになったという。「そう言えば羅奇は?」その頃、君府では羅奇の大きな声が響き渡っていた。「絳絹(コウケン)!戻ったよ!」羅奇は人目もはばからず絳絹のおでこに口づけし、周囲を唖然とさせていた。玄烈は約束を守り、綺羅と子供のそばへ戻った。「綺羅、会いたかった」玄烈は綺羅のこと、必ず榷場の管理人になるはずだと踏み、三不管への赴任を申し出たという。「相談があるの、玄礎(ゲンソ)と君碩(クンセキ)のどちらかは君家で教育を受けさせたい」「駄目だ、家族は離れるべきではない」「誤解しないで、引き離すわけじゃないわ 2人には他者を理解することを学んでほしい 異なる文化のもとで育っても2人は肉親として両国の平和を望むはず この方法なら炎南王も北泫王も安心すると思うの」「だが子供の将来まで決めるのは残酷ではないか?」「これもあの子たちの運命よ 私たちが世を去ったら両国の平和を守り、榷場を管理する役目を引き継いでほしい」「はお、言う通りに」( ߹꒳ ߹ )獅子舞に戻る終わり(੭*ˊ꒳ˋ)੭ 完走したぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!と言う満足感だけで終わったw顔値は高いけれど、年齢差カップルならやっぱりそれなりの内容じゃないとねえ〜長歌行以来の無理やり設定でした( ̄▽ ̄;)
2026.01.14
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相思令 Everlasting Longing第29話「永訣の時」君綺羅(クンキラ)たちは亡き鄭源(テイゲン)の供養に現れた相国府の使用人に接触した。聞けば使用人は鄭源の下僕で、かつて命を救ってくれた恩人だという。すると下僕は鄭源が自害ではなく殺されたと知り、綺羅に協力することにした。綺羅たちが君府へ戻ると凌(リョウ)家職が慌てて飛び出して来た。実は相国が来ているため、玄烈(ゲンレツ)将軍は入らない方がいいという。宋蔚(ソウイ)は君成柳(クンセイリュウ)の見舞いと称して医者を同行していた。綺羅と邵祈民(ショウキミン)が駆けつけると、医者がちょうど父の脚を触診している。すると相国と目配せした医者がわざと強く捻り、君成柳がうめき声をあげた。「爹!大丈夫?」驚いた綺羅は咄嗟に父の脚に手を伸ばすと、医者が綺羅を止めるふりをして手首をつかみ、脈を診られてしまう。その頃、出兵した羅執舟(ラシュウシュウ)はひとまず密林に潜伏していた。すると後を追ってきた冬銀(トウギン)が現れる。「大人、死ぬ時は一緒です!」玄青蔻(ゲンセイコウ)は姿を見せない祈民を探していた。するとちょうど凌家職と出くわし、玄烈たちと王宮へ行ったと知る。「なぜ烈哥哥まで王宮に?」その頃、羅奇(ラキ)は君綉捆(クンシュウコン)の工房を訪ねていた。玄烈の代わりに開店祝いを届けた羅奇は手伝いに来ていた君絳絹(クンコウケン)を見つける。しかし絳絹が好きでも北泫に帰る身では婿にはなれないと気づき、絳絹に八つ当たりした。「他の条件はいいが婿にはなれない!」「…あなたに頼んだ覚えはないわ!」「俺の他に誰かいるのか?!」そこへ突然、玄青蔻が現れる。「羅奇!烈哥哥と青鳴(セイメイ)が危ない、王宮へ行くわよ!使節団を連れて行けば入れるわ」すると羅奇は絳絹に自分を選べと言い残し、飛び出して行った。君成柳は炎南王から呼び出されるのを待つより、自分たちから釈明した方が良いと判断。綺羅たちは玄烈を連れて炎南王に謁見した。実は北泫(ホクゲン)の密偵も花嫁代理の話も全て嘘で、綺羅は北泫で玄烈の狼主就任を助け、子まで宿したという。何より祈民が全く報告して来なかったことに趙潢(チョウコウ)は衝撃を受けた。「何て奴らだっ!」すると玄烈は不適切だと分かっていながら綺羅と離れられず、北泫王から再三、帰国を促されても留まったと説明した。しかし玄烈に何かあれば北泫と戦になるのは必至、炎南王も手を出せない。「そなたに3日やろう、すぐ炎南を離れろ」君成柳はすかさず炎南王の恩情に感謝し、先手を打って玄烈の口を封じた。炎南王は玄烈を見逃すことにしたが、祈民の裏切りは許せなかった。しかしそこへ使節団の一員という名目で玄青蔻が駆けつける。「処分はさせないわ!北泫の駙馬よ!」趙潢はその娘こそ綺羅の代わりに祈民と婚礼をあげた北泫の公主だと知った。趙潢は北泫王の妹の手前、祈民を罰することができなくなった。そこで祈民だけを残し、綺羅たちをひとまず先に帰してしまう。一方、王宮を出た玄烈は羅奇と賀機遥(ガキヨウ)に急ぎ北泫王に文を送るよう命じた。「炎南に在留する理由が必要だ」炎南王は君家を許したわけではなかった。趙潢は綺羅がこのまま玄烈との子供に百工の技術を継承させれば憂いが残るという。「祈民、選択肢は2つだ、玄烈を殺すか、綺羅の子を殺すか」祈民が君府に戻った。炎南王は綺羅が自ら三不管へ出向き、榷場(カクジョウ)を確認するよう命じたという。「禁足は解除されました、内密にということです…玄烈、一緒に来るか?」「行こう」その夜、玄青蔻は祈民のため手作りの料理を準備して出迎えた。すると祈民の様子がどこかおかしい。「どうしたの?今夜は素直なのね?」「私は駙馬だ、これからは君の言うことを聞くよ」「だったら北泫に帰りましょう!王宮が嫌なら新居を建てて2人で暮らせばいいわ」「いいね、でも最後の仕事が残っている、それが終わってからだ」「はお、帰りを待ってる」翌朝、玄青蔻が目を覚ますとすでに祈民は出かけたあとだった。侍女の話では朝早く綺羅たちを連れて出かけたという。「最後の仕事って…なぜ君綺羅と一緒なの?」その頃、祈民は綺羅と玄烈を乗せた馬車を御して森の中を駆けていた。しかし途中でこっそり飛び降りてしまう。…小姐、お許しください、あなたを守るためです、今後は玄烈があなたを守ってくれる…祈民が馬車を見送っていると、炎南王が差し向けた安(アン)指揮率いる武徳司(ブトクシ)が現れた。「やはり初めから信じていなかったか」「御察司指揮使は王命に背き君綺羅を逃した、この場で処刑する!」一方、玄青蔻は羅奇と賀機遥と3人で綺羅たちの馬車を追いかけていた。その頃、窓から外を見た綺羅は祈民の姿がないことに気づき、玄烈に引き返すよう頼んだ。しかし武徳司に囲まれ孤軍奮闘していた祈民は安指揮が放った弓矢に倒れ、川辺に転落してしまう。虫の息となった祈民を最初に発見したのは玄青蔻だった。「青鳴!解毒薬が完成したの、これを飲めば良くなるわ」玄青蔻は青鳴の口の中に薬を入れようとしたが、祈民は拒んだ。「頼む…これを小姐に…王上は決して許してくれない」すると祈民は玄青蔻に自分の令牌を託した。「君綺羅のために死ぬと?私のことは少しも気にかけてくれないの?」その時、祈民は薄れゆく意識の中で綺羅が走って来る姿を見つけた。「すまない…来世では…ぐっ!」綺羅は無我夢中で駆けて来たが間に合わず、祈民は玄青蔻の腕の中で絶命してしまう。炎南王は王命に背いた祈民が死んだと聞いた。恩を仇で返された炎南王は深く落胆し、祈民の死が綺羅と玄烈の絆を強固にしてしまったと嘆く。「もうあの2人を叩くことはできぬ、改めて難題を解決する術を考えねば」君府へ無言の帰宅を果たした祈民。君家が悲しみに包まれる中、実は綺羅たちの留守中に鄭源(テイゲン)の下僕が訪ねていた。綉捆は姉に薬湯を届けがてら、下僕から預かっていた文を渡す。文には相国府の見取り図と書斎に丸がついていた。一方、祈民を失い、その衝撃から寝込んでしまった玄青蔻。しかし夢の中で祈民と再会を果たし、念願の幸せを手に入れていた。その夜、羅奇と賀機遥が相国府に潜入。下僕から届いた文の通り、書斎の壁の裏には密室があった。密室には財宝が隠されていたが、驚いたことに奚(ケイ)部の刻印入りの黄金が入った箱と、12年前に君非凡(クンヒボン)が書いた連弩の図面が見つかる。翌朝、何も知らずに起きて来た宋蔚は相国府の中庭で待機している綺羅と玄烈に気づいた。「せっかく来たのだ、王上のため私が後顧の憂いを断とう…皆の者っ!」「大人、お静かに…すでに御察司が包囲しています」綺羅の手には祈民が残してくれた御察司の金牌があった。宋蔚が南王の前に引っ立てられた。すると武器密売の証拠を前にしても、宋蔚は亡き鄭源の仕業だったと責任転嫁する。「私が気づいた時には手遅れで…長年の功に免じて隠しておりました いずれ報告して罰を請うつもりだったのです 王上、この女は北泫の狼主と密通した裏切り者、言葉巧みに私を陥れようとしています!」しかしこんなこともあろうかと鄭源は家族を守るため相国の罪を記していた。「鄭源は死の直前にこの証拠を下僕に送り、下僕が受け取っていました」綺羅は下僕から手に入れた証拠を献上、宋蔚は天牢で処刑を待つことになった。宋蔚が引きずり出された。そこで内官は玄烈が謁見を待っていると伝える。すると炎南王は綺羅が御察司を独断で動かしたと断罪、捕えろと命じた。つづく( ˙꒳˙ )あれ?ラスボスと思われた相国が消えた!
2026.01.13
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相思令 Everlasting Longing第28話「愛の贈り物」父親と自分の間で板挟みになる君綺羅(クンキラ)のため、君成柳(クンセイリュウ)に自ら罰を請うた玄烈(ゲンレツ)。そうとは知らず、綺羅は邵祈民(ショウキミン)から禁軍に密告があった日、鄭(テイ)氏商店の者が採寸に来ていたと聞いていた。君成柳は結局、玄烈を罰することができなかった。これまで君家を守るため重荷を背負ってきた娘が手に入れた愛。玄烈を失ったと知って綺羅は死ぬほど嘆き悲しんでいたという。思えば玄烈は命懸けで禁軍を君府から引き離し、この目で身を挺して娘を守る姿を見た。玄烈が炎南(エンナン)に来てからというもの、これほど生き生きとした綺羅を見たことがないという。「どうかご安心を、今後は綺羅から離れずそばにいます」「立ちなさい」君成柳は玄烈の真心に触れ、2人の婚姻を許した。祈民が綺羅への報告を終えて屋敷に戻ると、玄青蔻(ゲンセイコウ)が勝手に旧宅から引っ越していた。「夫婦なんだもの、同居するのは当然でしょう?」祈民は戸惑いながらも、玄青蔻を突き放せず受け入れてしまう。こうして炎南で愛する人との幸せをつかんだ玄烈と玄青蔻。しかしその頃、西鑲(セイジョウ)では李梵音(リボンイン)を失った羅執舟(ラシュウシュウ)が挙兵の準備を始めていた。冬銀(トウギン)は過去を捨てて前を向くよう諫言したが、羅執舟は李梵音を冷遇して死なせた北泫(ホクゲン)王をどうしても許すことができない。「お前は来なくていい…私は彼女のために生きて来た、何としてでも行かねば」炎南と北泫の講和がまとまった。玄旭(ゲンキョク)は三不管の匪賊を一掃して誠意を見せることにしたが、肝心の狼主が不在のため孫昭敏(ソンショウビン)に任せることにする。そこへ玄烈の配下が少主から届いた文を持ってやって来た。…皇兄、北泫と炎南の和議が結ばれ、使節団も近く帰国します青蔻も無事です、しかし祈民と一緒にいたいと帰国を拒んでいます私からもお願いします、青蔻の想いを尊重して祈民を駙馬と認めてやってくださいそして私はこのまま身分を隠して炎南に残ることをお許しください綺羅と添い遂げたいのです奚長昆(ケイチョウコン)と炎南の結託を解明するのも目的のひとつです狼主印をお返しします…君家の家業は無事、長房へ戻った。しかし家訓により当主になれるのは男子だけ。そこで長老たちは長房に集まり、傍系から男子を選んで後継者にするよう迫った。すると君成柳は家訓から不要な一条を抹消すると言い放ち、一存で″女は家を掌ることなかれ″という文を消してしまう。「綺羅、今日から君家の営む店のすべてはお前が差配せよ」北泫から玄青蔻を連れ戻すよう文が届き、駙馬の祈民を同行しても構わないとあった。玄青蔻は兄が認めてくれたと大喜び、玄烈も炎南王のことなら北泫王が話をつけてくれると安心させたが、祈民は首を縦に振らない。その夜、玄烈は綺羅に自分で彫った2人の木彫り人形を贈った。「君のいない人生は考えられない、この人形のように永遠に手をつないで共に歩みたい 私の妻になってくれるかい?君と子供を守り、一生、愛し続けると誓う」「あなたを信じている、でもやっぱり父の同意を得てから…」すると中庭から妹の声が聞こえた。「長姐!安心して!もう同意してるわ!」綺羅が回廊から中庭をのぞくと、すでに家族たちが並んで2人の婚姻を喜んでいた。幸せに包まれる君家。そこで羅奇(ラキ)は密かに思いを寄せる君家の末女・君絳絹(クンコウケン)にそれとなく婿の条件を聞いた。「美男子が好き、それからたくましくて一緒に君家を守ってくれる人」羅奇はまんざらでもない様子だったが、最後の条件を知って戸惑ってしまう。「一番、大事なのは…君家に婿入りできる人!」一方、君綉捆(クンシュウコン)は姉夫婦の絆と比べ、自分と鄭書亭(テイショテイ)の関係がいかに脆弱かを思い知らされた。物静かで素直な綉捆は反抗したこともなく、父が決めた縁談を黙って受け入れていたが、今となってはそれが正しかったか分からない。そんな時、綺羅から二房に軟煙羅(ランエンラ)を渡したのが鄭書亭だったと聞いた。踏ん切りがついた綉捆は翌朝、家族に婚約を破談にすると伝え、自立するために自分の刺繍工房を持ちたいという。その夜、相国・宋蔚(ソウイ)は鄭源(テイゲン)の報告に激怒した。実は密偵の密告者を調べていた綺羅の護衛が鄭氏商店を突き止めたという。「店の者がそやつの剣に百工の伝承者の模様があったと…」しかし話はそれだけで終わらなかった。死んだと思っていた玄烈が生存し、君綺羅を助けて君鈺珏(クンギョクカク)から店を取り戻してしまったという。「役立たずめ!うせろっ!」一方、玄烈は仕事で忙しい綺羅のため汁物を差し入れていた。そこへ祈民が報告にやって来る。「やはり密告したのは鄭氏商店の店員でした 影の主は相国の家職・鄭源です、剣の模様を見せておいたので今夜、動くかと…」綺羅は玄烈と祈民と3人で鄭宅を訪ねた。夜更けというのになぜか開いたままの正門。3人が中に入ってみると、鄭源は首を吊って死んでいた。すぐ役所に連絡したが、官吏は現場を検証して早々に自害と認定し、亡骸を運び出てしまう。その時、祈民は黒い布を被せられた鄭源を見てふと思い出した。「小姐、北泫で見かけた炎南の密偵は鄭源です」物陰に隠れていた玄烈が戻って来た。すると自害にしては骸の状態がおかしかったと気づく。恐らく首を絞められ殺害されたあと誰かが吊る下げたため、顔が下を向いていなかったのだ。「だがその程度のことをなぜ監察官が気づかない?」「監察官も手駒に過ぎないわ」鄭源を殺して監察官も動かせる人物は相国だけ、しかし高位の相国から証拠を探るのは難しい。「もし相国に出入りができて鄭源を慕う者を味方にできれば…」相国は炎南王の碁の相手をしながら、北泫との和平交渉が順調なのも君綺羅の働きのおかげだろうとほのめかした。「どういう意味だ?」「交渉中に狼主が君家に来ていたゆえ、和議も順調だったのかと…え?ご存知なかったと?」一方、君府では君成柳が鄭書亭に破談を言い渡していた。鄭書亭は君鈺珏に騙されたと釈明、二度と過ちを犯さないと誓ったが、綉捆はもう惑わされない。「私たちの縁は尽きたわ、婚約を破棄します」君成柳は自分に見る目がなかったと綉捆に詫びた。「今度こそ良縁を見つける」「相手は私に決めさせてください、私も長姐や三妹妹のように自分で選びたいのです」「ああ?絳絹、お前…」店に行って来る!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘その頃、綺羅たちは葬儀店の前で張り込みしていた。すると相国府の使用人が現れ、買い物をして出て来る。一方、炎南王は相国の讒言により綺羅と祈民が自分を裏切っていたと確信、憤怒していた。「祈民は放っておけば死ぬ、だが綺羅と玄烈は確かめることがある」相国府の使用人は密かに鄭源を供養していた。すると綺羅たちが現れ、鄭源が自害ではなく殺されたと知る。「鄭源は任務をしくじったゆえ宋蔚が口封じに殺したんだ」実はその使用人は相国から些細な失態で殺されそうになったところを鄭源に救われていた。綺羅は恩人の無念を晴らすため協力して欲しいという。つづく( ๑≧ꇴ≦)木彫り人形イラネー!
2026.01.11
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相思令 Everlasting Longing第27話「涙の再会」玄烈(ゲンレツ)の面影を探して街をさまよう君綺羅(クンキラ)。やはり思い過ごしだったとあきらめかけたその時、綺羅を見守る人影が動いた。綺羅はその人影を追って矢倉に登ると、ついに愛しい人を見つける。すると玄烈は無我夢中で走ってきた綺羅を受け止めた。「本当にあなたなのね…」「私に消えて欲しかったのだろう?なぜそんなに悲しむんだ? もうお互いを苦しめるのはやめよう」「そうね」一方、羅奇(ラキ)は君府へ忍び込み、君絳絹(クンコウケン)と再会した。しかしすでに玄烈と自分の正体を知った絳絹から姉と父を傷つけたと責められ、叩き出されてしまう。綺羅は自分の寝殿に玄烈をかくまった。聞けば廃屋の焼け跡で発見された2体は玄烈と羅奇の衣を着せた兵士の骸だったという。あの時、禁軍に火を放たれ逃げ場を失ったが、玄烈たちは廃屋の地下室に逃れて無事だった。「すぐ知らせようと思ったが、禁軍だらけの王城で身動きが取れなかったのだ」すると絳絹から知らせを聞いた君成柳(クンセイリュウ)が現れ、綺羅は玄烈と一緒にいるところを見られてしまう。玄烈は君成柳の逆鱗に触れる前におとなしく退散した。君成柳は二度と玄烈と会わないよう警告したが、綺羅は今回の件で玄烈と生きて行くと決めたという。しかし君成柳は認めず、今回ばかりは妹たちも父の味方についた。「今、玄烈と別れたら私は一生、悔やむことになる」「王上が知ったらどうなると?議論の余地はない!一緒にはなることは許さぬ!」玄烈と羅奇は玄青蔻(ゲンセイコウ)と賀機遥(ガキヨウ)が身を寄せる君家の旧宅に避難した。「何しろ少主は君姑娘を誘拐し、老爺を赤焰(セキエン)峡谷で襲ったと思われていますから…」「何だって?赤焰峡谷?…私が指示したのは断頭(ダントウ)谷のはずだ」そこへようやく目が覚めた賀機遥が駆けつけた。「少主…本当に少主だ!」すると勝手に抜け出していた玄青蔻も帰って来た。「烈哥哥!やっぱり生きていたのね!」玄烈は玄青蔻の無事な姿を見て安堵し、明日にも賀機遥と北泫へ帰るよう命じた。しかし玄青蔻は拒否、実は青鳴(セイメイ)と同衾し、もう夫婦だという。( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)はあ?その夜、邵祈民(ショウキミン)が君府を出ると玄烈たちが待ち伏せしていた。「玄烈…やはり生きていたのか」「青蔻を愛していないのに名節を汚したな?…彼女を傷つけたら許さぬ」「私たちの問題だ、お前には関係ない、そっちこそ、小姐を傷つけたら許さぬ 確かに公主と婚礼を挙げてしまったが、大切なのは小姐だけ」「綺羅は私が守る、お前は心配するな」君成柳は綺羅に禁足を命じ、絳絹を目付け役にした。一方、玄烈は軟禁されている綺羅に会うため、君家の中でも柔軟そうな末女を味方につけようと思いつく。その役目を任されたのが絳絹と親しい羅奇だった。羅奇は君府の塀にある穴を発見、恥を忍んでそこから中に入ることにした。しかし警戒していた絳絹に見つかってしまう。羅奇は自分が書いた講談話を見せたかったと釈明、すると講談本に目がない絳絹は羅奇を招き入れた。綺羅の部屋に突然、玄烈が入って来た。実は羅奇が絳絹の気を引いているうちに忍び込んだという。そこで玄烈は君成柳を誘き出して襲撃したのは何者かの手引きだと知らせた。「確か爹が銭(セン)都にいる時、北泫から届いた文を二叔が受け取って知らせたの (はっ)文をすり替えたんだわ」「もしや君家商隊を馬賊に襲わせたのも…」「私から実権を奪いたいだけだと思っていた、まさか排除しようとしていたなんて 必ずこの借りを返してもらう」「綺羅、私も一緒に戦う、北泫では独りで解決しようとして多くの誤解が生じてしまった これからは何が起ころうと君と一緒に向き合うよ」( ゚ェ゚)そういうの、もういいから@真顔w一方、絳絹は羅奇が書いた講談本に甚く感動した。するとこの物語は玄烈と綺羅の話で、全て実話だという。絳絹は2人が幾多の苦難を乗り越え愛し合うようになったと知り、玄烈が本当に長姐を愛しているなら止めないと言った。こうして互いに意識し始めるようになった羅奇と絳絹。しかしその時、綺羅の様子を見に来た君成柳に見つかってしまう。君成柳は玄烈が綺羅に会いに来ていると気づいて急いで綺羅の屋敷を訪ねた。しかし玄烈の姿は見えず安堵する。「綺羅、二房が来てお前との和解を望んだが、印章を手放すつもりはないらしい」「私に任せてください」一方、祈民は禁軍が誰の指示で君府の捜索に来たのか調べていた。すると匿名で君府に密偵がいると密告文が届いたと分かる。そこで祈民は御察司に密告文が届いた当日、禁軍統領府に出入りした者を探るよう命じた。その夜、玄青蔻は解毒薬を自ら試して具合が悪くなった。玄烈に知らせるなと言われた賀機遥はやむなく祈民を呼んだが、何も知らなかった祈民は自分にそんな価値はないと困惑する。「価値なんて関係ない、ただあなたの命を救いたいだけ、だから私のそばにいてくれる?」「…青蔻、ともかくもう自分の体で試したりするな」祈民は責任を感じ、玄青蔻の肩を優しく抱きしめた。すると賀機遥はいたたまれなくなって出て行ってしまう。( ˙꒳˙ )やっぱり好きなのかしら?玄烈はほとぼりが覚めるまで綺羅の武器庫に隠れていた。百工の継承者の技術に目を見張る玄烈。「どう?驚いた?ふふ、もう帰れるわよ」そこへ綺羅が隠し扉を開けて迎えに来た。すると玄烈が書き付けを差し出し、君家の印章を取り戻す鍵だという。翌朝、錦織坊では君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)が途方に暮れていた。明日は王宮への納品の日だが軟煙羅(ランエンラ)は失敗。頼みの綱の相国には門前払いされ、助けを請う文を送るもなしのつぶてだった。そこへ玄烈にけしかけられた店主たちが押しかけ、納品できるのかと問い詰められてしまう。実は二房は綺羅たちに渡すまいと生糸を買い占めていた。納品できなければ代金を支払えず、どの店も取り返しがつかない。「君非凡(クンヒボン)の頃は問題なんて起こらなかったのに!」するとそこへ綺羅が現れた。「皆さん落ち着いて~私が代わりに納品します、でも二房が条件をのんでくれないの」君鈺珏はこの期に及んでも拒否、君家唯一の男子たる自分が当主だと譲らなかった。すると君成松も家業のため協力すべきだと訴え、まるで綺羅が自分たちをいじめていると言わんばかりに店主たちの同情を引く。その様子を妹たちと一緒に駆けつけた君成柳が見ていた。綺羅は玄烈からもらった文で二房に鎌をかけた。実は二房が馬賊に君非凡と君成柳を襲わせ、その報酬を要求してきたという。「こんな文でっちあげだ!」君鈺珏は慌てふためいたが、そこへ文を届けた飛脚が現れ、確かに届けたと証言されてしまう。「認めなくてもいいわ、私が代わりに山虎寨に銀1万両を送っておいた 銭さえ渡せば証言してくれるかもね」追い詰められた君成松は息子を救うため、自分が馬賊に頼んだと罪を被った。しかし役人が駆けつけ、二房父子は連行されてしまう。すると綺羅は飛脚役の男にこっそり金子を渡した。こうして玄烈と協力し、錦織坊と印章を取り戻した綺羅。君成柳は仲睦まじい2人の姿に困惑したが、絳絹は姉の変化を喜んだ。「爹、二姐…長姐は変わったと思わない?笑顔が増えたわ、玄烈が姐夫になるのも悪くないかも」その頃、西鑲(セイジョウ)で暮らす羅執舟(ラシュウシュウ)は密偵からの鳥文で李梵音(リボンイン)が死んだと知った。にわかに信じられず、呆然となる羅執舟。すると冬銀(トウギン)がひざまずき、実は李妃が冷遇され、病の床にふしていたと明かした。羅執舟は現実を受け入れまいとしたが、やがて泣き崩れてしまう。その夜、玄烈は身重の綺羅を気遣い、屋敷まで送った。しかし帰るふりをして君成柳の元へ出向く。君成柳はちょうど祖廟で独り、妻の霊位に向かって綺羅の想い人が北泫人だと嘆いていた。「君老爺」「またやって来たか?!」「どうしても綺羅を諦められぬゆえ、どうかお許しください」玄烈は万が一の時には狼主の座を降りて生涯、綺羅と暮らす覚悟だと訴えた。確かにかつて綺羅を守れなかったのは自分の過ちだという。すると玄烈は自分の鞭を君成柳に渡した。「炎南には自分の罪を認めて杖刑を請う習いがあるとか 綺羅へのこれまでの償いに私を罰してください、その代わりもう一度だけ機会を」玄烈は背を向けて片膝をついた。つづく( ߹꒳ ߹ )羅執舟…
2026.01.09
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相思令 Everlasting Longing第26話「突然の別れ」君綺羅(クンキラ)が未婚で懐妊したという噂は瞬く間に広まった。翌朝から君府には注文の取り消しが殺到したが、綺羅は家族さえいれば何も怖くないと歯牙にも掛けない。しかし末女・君絳絹(クンコウケン)から北泫(ホクゲン)の密偵が捕まったと聞いて綺羅の顔色が一変した。「城外の榕川胡同(ヨウセンコドウ)にある廃屋よ、禁軍が火を放って焼き殺したとか」「徳烈(トクレツ)と羅奇(ラキ)は?」「…昨夜から見ていないけれど」その廃屋は玄烈(ゲンレツ)が婚礼から綺羅をさらって逃げた場所だった。綺羅は取るものも取りあえず屋敷を飛び出した。すると多くの野次馬が集まる中、ちょうど禁軍が焼け跡から2体の骸を発見、人垣をかき分けて運び出す。骸には白い布がかけられ顔が見えなかったが、その時、見覚えのある鞭が落ちた。綺羅は誰もいなくなった現場で玄烈の鞭を拾い、泣き崩れてしまう。綺羅が倒れた。絳絹の話では運ばれる密偵の骸を見て卒倒したという。「一体、誰なの?」邵祈民(ショウキミン)はもはや隠し通すことができなくなり、全て明かした。禁軍に焼き殺されたのは雇っていた徳烈と羅奇、しかし密偵ではなく徳烈の正体は北泫の狼主・玄烈だという。「…彼が小姐の腹の子の父親です」すると君成柳(クンセイリュウ)は今の話を決して口外しないよう釘を刺した。その夜、綺羅はようやく目を覚ました。すると机の上にある鞭に気づき、玄烈を失ったことを思い出して悲しみに打ちひしがれる。…子供を思うなら帰って、この子の父親が誰か知られず静かに暮らしたいの…綺羅はあの暴言が玄烈との最後の別れになったと思うとやりきれない。しかしふと玄青蔻(ゲンセイコウ)と賀機遥(ガキヨウ)がいることを思い出した。祈民は綺羅を連れて玄青蔻と賀機遥が避難した客桟を訪ねた。もしや今回も玄烈の巧妙な策だったのかもしれない。綺羅は一縷の望みに懸けたが、賀機遥もちょうど公主に玄烈たちが殺されたと報告したところだった。「君姑娘、公主を頼みます、私は敵を討って亡骸を取り返してきます!」「駄目よ…殺されに行くようなものだわ、私があなたたちを守る それが玄烈のために唯一できることだもの」綺羅は客桟にいては危険だと考え、2人を君府へ連れ戻した。賀機遥は亡き玄烈のため綺羅の誤解を解くことにした。「少主はあなたを命より大切に思っていました」あの時、玄烈は王命のため孫昭敏(ソンショウビン)との婚姻を拒めなかったが、実は策を講じていたという。本来なら婚礼当日、孫昭敏と綺羅が入れ替わり、孫夫人の養女となった綺羅を孫部公主として娶ったと報告する手はずだった。しかし事情を説明する前に綺羅が逃亡、崖から身を投げてしまう。玄烈は綺羅が亡くなっても北泫王に自分の妻は生涯、綺羅1人だと宣言していた。「あの勇敢な少主が唯一、恐れたのはあなたを失うことでした」すると賀機遥は玄烈が残した綺羅の小豆の腕輪を返した。その頃、軟煙羅(ランエンラ)で王宮の受注を勝ち取った君鈺珏(クンギョクカク)は製法書がないため布を織れずにいた。そこで鄭書亭(テイショテイ)に製法書を盗み出すよう頼み、今回もあっさり手に入れることに成功する。一方、玄烈の深い愛情を知った綺羅は自分の浅はかさを嘆いていた。絳絹はどちらにせよ身を投げるまで綺羅を追い詰めたのは玄烈だと非難したが、綺羅は否定する。「あの人は私のために何度も困難を乗り越えようとしてくれた、なのに私は… 今なって分かるの、最も辛いのは別れではなく、独りで生きることよ あの人が心配で北泫へ帰らせようとした、まさか死ぬなんて…考えもしなかった…ゥッ」「長姐…」絳絹はどうしたら良いのか分からず、ただ綺羅を抱きしめることしかできなかった。西鑲(セイジョウ)では羅執舟(ラシュウシュウ)が質素ながら穏やかな日常を取り戻していた。冬銀(トウギン)は北泫の密偵から李梵音(リボンイン)の苦境を知らせる鳥文を受け取っていたが、主を傷つけまいと報告していない。そんなある日、動くこともままならなくなった李梵音が床を離れたかと思うと、迎えにきた羅執舟の幻を見て旅立ってしまう。北泫王・玄旭(ゲンキョク)は若かりし頃の美しい李梵音に思いを馳せたが、これも天が定めた生死だと割り切った。( ˙꒳˙ )ん?ネズミー?祈民は炎南王に謁見し、綺羅の懐妊の噂は流言に過ぎないと報告した。しかし北泫の密偵が君府に出入りしていたと報告を聞いているだけに趙潢(チョウコウ)は疑念が拭えない。そこで綺羅を呼んで目の前で医者の脈診を受けるよう命じた。すると医者は疲労が見れるものの脈は安定していると診断する。綺羅と祈民は無事に解放されたが、疑り深い炎南王は祈民が肝に銘じるよう今月の薬を渡さなかった。綺羅と祈民はこんなこともあろうかと先手を打っていた。「危なかったわ、脈の異変を消す薬を飲んでいたおかげね」実は祈民は毒使いの玄青蔻に頼んで一時的に脈を正常にできる薬を作っていた。安堵して部屋に戻った綺羅だったが、その裏で薬をもらえなかった祈民は毒の発作が始まってしまう。君家にかくまわれている玄青蔻は賀機遥の厳しい監視のせいで青鳴(セイメイ)と会えずにいた。「公主を守るのが私の役目、夜も更けたゆえお休みください」ふて腐れた玄青蔻は寝台に横になり、香を焚くよう頼んだ。賀機遥は香炉に火を入れたが、迷魂散(メイコンサン)が混ざっていると知らず眠ってしまう。玄青蔻は祈民の部屋へ駆けつけた。すると毒の作用で激しい悪寒に苦しんでいる青鳴の姿を見つける。玄青蔻は急いで自分が作った薬を飲ませたが祈民は震えが止まらず、結局、一晩中抱きしめて温め続けた。一方、君鈺珏は手に入れた製法書で納品する軟煙羅を完成させていた。あとは3日後に王宮へ届けるのを待つだけとなったが、思わぬ事件が起こる。昨日までは何でもなかった絹布が日に当てたところ変色したのだ。「君綺羅め…私を陥れたな」図らずも玄青蔻と一夜を共にしてしまった祈民。しかし祈民の身の上に何が起こっているのか知らない綺羅は、誰の指示で禁軍が君府へ来たのが探ってほしいと頼んだ。「分かりました」祈民はすぐ出かけて行ったが、その時、綺羅は誰かの視線を感じて付近を見回す。その時、君鈺珏の怒号が響き渡った。「君綺羅!出てこい!」君成松(クンセイショウ)と君鈺珏が失敗作を持って乗り込んできた。実は綺羅は品評会の前に次女・君綉捆(クンシュウコン)から準備しておいた見本の軟煙羅が1枚なくなったと聞いていたという。「あなたたちを疑っていたら、案の定、当日に軟煙羅を出してきた せっかく受注を譲ってあげたのに、王宮に納める品を作り損じるなんてね」鄭書亭が盗んだ製法書は綺羅がわざと置いた未完成のものだった。二房父子は自分たちの悪行を棚に上げ、綺羅の仕打ちに憤った。納品できなければ罰を受け、錦織坊も潰されてしまう。「ふん、そちらに比べたら私の報復など手ぬるいわ 助けてあげてもいいけれど条件がある、印章を返して」「君綺羅よ、私から錦織坊を取り上げられると思うな! お前は未婚で身ごもった上に家訓にも背くのか?!とっとと君家から…うわっ!」その時、どこからともなく飛んできた石が君鈺珏の足に直撃、その場にひざまずいてしまう。すると綺羅は玄烈が品評会でも君鈺珏に玉を放ったことを思い出し、咄嗟に屋敷を飛び出して行った。つづく彡(-_-;)彡 ウエイロンが出ないとか…
2026.01.08
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相思令 Everlasting Longing第25話「薄絹の対決」偶然、介添人の話を耳にし、君綺羅(クンキラ)と邵祈民(ショウキミン)の婚姻に疑念を抱いた君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)。一方、玄烈(ゲンレツ)と羅奇(ラキ)は使用人に成りすまし君府に留まっていたが、運悪く君綺羅の店に出入りする姿を鄭源(テイゲン)に見られてしまう。君成松と君鈺珏は念のため婚礼当日の君府の様子を調べ始めた。すると婚礼の夜、君府の前でうっかり眠ってしまった物乞いが酒に酔った新郎が出て行く姿を見たという。さらに君府の使用人が祈民から誰も寝殿に入らぬよう厳命されたと分かった。にわかに現実みを帯びてきた花嫁替え玉説。そこで君鈺珏はこの噂を広め、君綺羅の名節を傷つけようと企んだ。その頃、綺羅は数日後に迫った王宮の絹布(ケンプ)選びの準備を始めていた。すると凌(リョウ)家職が駆けつけ、街中が″君府の婚礼は偽装、花嫁が替え玉だった″という噂で持ち切りだという。末女・君絳絹(クンコウケン)は失笑したが、綺羅と祈民の顔が曇った。「長姐?まさか…」「王上の耳にも入る、王宮へ行ってくるわ、詳しい話は後で」綺羅と祈民は急いで出かけることにしたが、中庭で玄烈と出くわした。「綺羅、私も君と一緒に君家を守る」玄烈は責任を感じて綺羅に協力を申し出たが、突き放されてしまう。「婚姻のことだけれど、祈民に嫁ぐと決めた時、私は過去を捨てた、早く私の前から消えて」しかし祈民は綺羅の心の中にいるのが自分ではないと分かっていた。相国も綺羅の替え玉の噂を聞いて驚いていた。「私も列席していたが気づかなかったな~」( ๑≧ꇴ≦)おじーちゃんwすると玄烈を探っていた鄭源は北泫の講和団と玄烈が接触していないことから、炎南に単独で潜入したと報告した。「君綺羅の婚礼が原因かもしれません、北泫で2人は深い仲でした」相国は玄烈と綺羅が12年前の真相に近づくのを恐れ、禁軍に北泫の密偵がいると密告するよう命じた。焱南(エンナン)王は綺羅と祈民が偽装夫婦だと知り激怒した。綺羅は作り話で釈明、輿に乗る直前、店に盗人が入ったと聞いて咄嗟に親戚の娘を替え玉にして出かけてしまったという。すると祈民も綺羅の言う通りだと認め、市中の噂で王の威厳や君家の名声に傷をつけたくないと退婚を申し出た。綺羅は炎南王の怒りを鎮めるため婚姻に関係なく忠誠を誓うと約束し、榷場(カクジョウ)設立のため差し出す絹布15万疋を君家が献上するという。北泫にも玄青蔻(ゲンセイコウ)が青鳴(セイメイ)と婚礼を挙げたと報告が届いた。北泫王・玄旭(ゲンキョク)は衝撃を受けた王太后を心配し、急ぎ賀機遥(ガキヨウ)に妹を連れ戻させることにする。その頃、霽月(セイゲツ)殿に軟禁された李梵音(リボンイン)は病の床にいた。侍女は衛兵に金をつかませ医者を呼んで欲しいと訴えたが、もはや李梵音の生死など誰も気にしていないとあしらわれてしまう。一方、脱獄した羅執舟(ラシュウシュウ)は母の霊位を故郷の西鑲(セイジョウ)で祭ることが叶った。しかし幼い頃に母と交わした約束を守れなかったと涙してしまう。当時、まだ幼い羅執舟はなぜ父と離れて暮らさねばならないのか分からなかった。すると母は父には北泫に正妻と娘がいると話し、もし愛する女子ができたら悲しませてはならないと言い聞かせる。『分かったよ、娘』何とか愛する人の命だけは救うことができた羅執舟、せめて李梵音が冷遇されぬよう祈るばかりだった。玄烈の助言に従い、絹布を差し出す条件で炎南王から見逃してもらった綺羅。しかし王の暗衛である祈民は主を裏切った罰として鞭打ちの刑を受けていた。さらに忠誠心を示すため毒酒を賜ってしまう。祈民はこれから毎月1回、薬をもらって毒の作用を抑えなければならず、再び裏切ることがあれば壮絶な最期を迎えることになった。綺羅が屋敷へ戻ると奥院で思わぬ騒ぎになっていた。玄青蔻が青鳴(セイメイ)を探しに寝殿から出て父に見つかってしまったという。君成柳(クンセイリュウ)は事情を聞こうと娘たちを連れて祖廟に入った。事情を聞いた君成柳は驚愕、屋敷に北泫公主がいると炎南王に知られたら君家は終わる。しかし綺羅は北泫で守ってくれた友人を見捨てられないと訴えた。すると君成柳は綺羅の腹の子の父親も北泫人だと気づいて呆然となる。「北泫とは関わるな、ともかく急いで2人を逃せ」鄭書亭(テイショテイ)は恥知らずな君綺羅の影響で君綉捆(クンシュウコン)まで堕落していると憤った。憂さ晴らしに酔香(スイコウ)楼で酒を飲んでも客たちの話題は君綺羅の偽装夫婦の件ばかり。そこへ君鈺珏が現れた。君鈺珏は君綺羅をおとなしくさせたいなら自分に協力するよう懐柔、すると鄭書亭は頭に血が上ってうっかり口を滑らせてしまう。「君綺羅め、嫁入り前に身ごもるとは破廉恥なっ」その夜、綺羅が閨房に戻ると玄烈が待っていた。玄烈は綺羅と祈民が破談になったと知って話し合いたいと訴えたが、綺羅は頑なに拒む。「北泫の狼主と百工の継承者が結ばれるはずない、お互い自分の国で生きるべきよ 烈将軍、あなたが北泫でよき妻と子に恵まれるよう祈っているわ」「…分かった」ちょうど同じ頃、祈民がふらふらになって屋敷へ戻ってきた。玄青蔻はようやく帰ってきたと呆れながら君家に自分のことがばれたと伝えたが、青鳴の様子がおかしい。実は罰を受けた祈民の背中は血だらけ、しかも毒に当たっていた。翌朝、王宮による絹布選び当日、祈民は何もなかったふりをして綺羅の前に現れた。「祈民、どうして破談を申し出たりしたの?」「小姐に後悔して欲しくなかった、婚姻を結ばずとも私が君家を守ります」祈民はすでに老爺にも退婚を許してもらったと報告した。玄烈は君鈺珏が品評会で必ず何か企んでいると警戒、羅奇と一緒に綉園(シュウエン)をのぞいてみることにした。すると錦織坊が綺羅と全く同じ絹布・軟煙羅を提出し、会場は騒然となっている。実は君鈺珏の軟煙羅は鄭書亭が綉捆の部屋からこっそり盗み出したものだった。綺羅は軟煙羅を考案したと主張する二房父子に作り方を説明しろと迫った。しかし二房父子は秘密を明かせば綺羅に真似されると苦しい言い訳をする。「二叔?本当は作り方を知らないのでは?」すると綺羅は王城中の工房が集まる中で自分が考案した製法を披露してしまう。追い詰められた君成松は矛先を綺羅へ向けようと考え、息子から聞いた綺羅の秘密をばらした。「肉親に対してなんて酷い仕打ちを!綺羅、お前が身ごもったことを必死に隠してきたのに… 恩を仇で返すのか?!」会場は騒然、君鈺珏も父と一緒になって煽った。「何てふしだらな女なんだ~君綺羅っ!」その時、玄烈が放った玉が口の中へ直撃、君鈺珏は倒れてしまう。一方、君家では玄青蔻が必死になって青鳴のため解毒薬を作っていた。玄烈は綺羅を連れて屋敷の裏庭へ引っ張って行った。「私の子を身ごもりながらなぜ北泫へ帰れと?…私の気持ちを考えたことはないのか? 私は決して諦めない、綺羅、私は帰らぬ」「子供を思うなら帰って、この子の父親が誰か知られず静かに暮らしたいの」すると綺羅は怒って戻ってしまう。そこへ羅奇が駆けつけた。禁軍が北泫の密偵の捜索で君府へ向かっているという。驚いた玄烈は羅奇と2人で禁軍を引きつけ、その間に玄青蔻と賀機遥を逃すことにした。「綺羅には何も言うな」禁軍が君府に到着すると2人の曲者が屋敷から飛び出すのが見えた。頭領たちは直ちに2人を追跡、郊外の空き家へ追い詰める。「中を探せ!数名は裏へ」しかし正面の部屋を調べた2人の兵士だけ戻って来なかった。頭領は中に密偵が隠れていると確信し火矢を放つよう命じる。空き家はあっという間に燃え広がり、中にいた玄烈と羅奇は炎に巻かれてしまう。つづく
2026.01.07
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相思令 Everlasting Longing第24話「偽りの婚礼」邵祈民(ショウキミン)は君綺羅(クンキラ)の商談相手が玄烈(ゲンレツ)だと知り嫉妬、思わず婚礼衣装が完成したと口走ってしまう。「小姐が嫁ぐ相手は私だ、さっさと炎南(エンナン)を離れろ」玄烈は我が耳を疑ったが、綺羅はいつ誰に嫁ごうと自分の自由だと言い放ち、帰ってしまう。綺羅たちが屋敷へ戻ると父・君成柳(クンセイリュウ)が帰っていた。実は炎南(エンナン)王が婚儀に出席できるよう釈放してくれたという。「お前たちの婚姻は長年の望みだった、祈民、これからは綺羅を守ってやってくれ」ようやく家族が揃い、久しぶりに穏やかな時間を取り戻した君家。そしてあっという間に綺羅と祈民の婚儀当日を迎えた。君綉捆(クンシュウコン)と君絳絹(クンコウケン)は姉の幸せを願って髪に櫛を通し、支度部屋を出た。婚礼衣装を眺めながら、青い花の前で誓った玄烈の言葉を思い出す綺羅。その時、突然、玄烈が現れ、綺羅を抱きしめた。「君は私のもの、他の男には嫁がせぬ!私を愛しているのに認めないのか?」しかし綺羅の決意は固く、玄烈の腕を振りほどいて婚礼衣装に手をかけた。「着替えます、将軍はお帰りください、邪魔しないで」(´-ω-`)ハイハイハイ、離れて離れて…(真顔w)祈民は夢に見た綺羅との婚姻が現実となり、天にも昇る心地だった。長老や多くの招待客たちの見守る中、新郎新婦は拝礼の儀を済ませて夫婦と認められ、いよいよ寝所で床入りの儀となる。高鳴る鼓動を抑えながら紅蓋頭をゆっくりめくり上げる祈民、しかし花嫁の顔が見えると思わず手が止まった。(^ꇴ^)<青鳴(セイメイ)! ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<なぜ公主?!実は花嫁は綺羅ではなく玄青蔻(ゲンセイコウ)だった。「あなたは私の駙馬でしょう?…私の許しもなしになぜ別の女と婚礼を?」玄青蔻は悪びれる様子もなく、炎南のしきたりに従って夫婦の杯を交わそうと言った。しかし激怒した祈民は杯を跳ね除けてしまう。玄青蔻は祈民の冷たい仕打ちに深く傷ついたが、それでも拝礼の儀を済ませた以上、祈民は自分だけのものだと諦めなかった。その頃、綺羅は首の痛みで目を覚ました。玄烈の手刀で眠らされたと気づいた綺羅は急いで婚礼に戻ろうとしたが、そこに玄烈が現れ、邪魔されてしまう。「どいて!放して!」「他の男には嫁がせない!」玄烈は取り乱した綺羅を強く抱きしめた。「綺羅、ここは王城の外なんだ、どちらにしても今夜は戻れない」「外?ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ…何てことしてくれたの?!もう君家は終わりよ!」一方、祈民は玄青蔻を置いて夫婦の閨房を出て行った。回廊で密かに公主を警護していた賀機遥(ガキヨウ)は窓からそっと中の様子を確認、すると公主が酔い潰れて眠っている。その頃、綺羅は玄烈に婚礼を挙げねばならない事情を明かしていた。実は祈民は君家に潜入していた王の密偵で、この婚礼は王命だという。「祈民との婚姻を断れば王上は君家の裏切りを確信する、そうなれば君家は滅ぶしかない」「心配するな、私が手を考える」早朝、綺羅は玄烈と一緒に君府へ戻った。婚礼が中止となり、さぞや屋敷は大騒ぎだろうと思ったが、なぜか閑散としている。すると祈民が寝殿の中庭で呆然と立ちすくんでいた。玄烈を恨めしそうに睨みつける祈民、その時、花嫁姿の玄青蔻が閨房から現れる。「烈哥哥、戻って来たの?」実は王命により炎南へ発った賀機遥は偶然にも王宮から抜け出した玄青蔻と一緒になった。仕方なく公主を追いかけ炎南へ到着、2人は祈民と綺羅が婚姻すると知る。しかし玄烈が綺羅を連れて逃げるのを目撃し、玄青蔻はこっそり支度部屋に侵入して綺羅に成り代わっていた。『公主、婚姻は人生の一大事ですよ?もし後になって…』『青鳴が他人の婿になる方が後悔する』妹たちは紅蓋頭をかぶった玄青蔻を姉だと信じて疑わず、玄青蔻も一言も声を出さなかった。結局、そのまま拝礼の儀が行われたが、祈民は公主に指一本ふれておらず、潔白だと訴える。玄烈もさすがに婚姻は遊びではないと叱りつけ、賀機遥に玄青蔻を連れ帰るよう命じた。しかし玄青蔻が反発、玄烈は綺羅を探しに来ても良いのに自分はなぜ駄目なのかと迫る。玄烈は何も言い返せなくなったが、その時、綺羅がこのまま婚礼を済ませたことにしようと言い出した。すると玄烈と玄青蔻が反対し、話は振り出しに戻ってしまう。「長姐?…起きた?」その声は絳絹だった。綺羅は玄烈たちに声を出さないよう注意してから中庭へ出た。「話し声が聞こえたけど…」「祈民と商売の話をしていただけよ~そう言えば新しく雇うと言っていた話は?」「はっ!そうだ!今日、会いに行く約束だったの」すると絳絹は慌てて出かけて行った。玄烈は祈民と夫婦の芝居を続けるなら部屋を別々にするよう要求した。「君の暮らしに口を挟むつもりはない、だが情勢が緊迫している、青蔻を置いてやってくれ」「…なるべく早く連れ帰ってね」こうして玄青荒と賀機遥は君府でかくまってもらうことになったが…。一方、炎南王は北泫(ホクゲン)の使者から届いた講和文書を受け取っていた。北泫が三不管に榷場(カクジョウ)を設けるゆえ、毎年、銀10万両と絹布15万疋を献上して欲しいという。しかしこの数年、税収は辺境防衛強化に回され、国庫は底を突きかけていた。「使者と話し合いを…投資を惜しむな」すると内官が綺羅と祈民の婚礼も滞りなく済んだと報告した。絳絹は釈放された羅奇(ラキ)を迎えに行った。君府への道すがら絳絹が講談本を好きだと知った羅奇。その時、物陰にいる玄烈に気づき、絳絹には急用を思い出したので出直すと誤魔化し別れた。羅奇は玄烈の話を聞いて目を丸くした。(´⊙ω⊙`)<俺が少しいない間にそんなことが…すると玄烈は自分も何とか君府に潜り込みたいという。( ・`ω・´)<もちろん青蔻を守るためだ( ̄▽ ̄;)<ハイハイ…君府を訪ねた羅奇は玄烈を同郷の″徳烈(トクレツ)″と紹介、自分と一緒に雇って欲しいと頼んだ。絳絹は力持ちの男2人で一月20文なら安いと考え了承したが、羅奇は早速、契約書を差し出す。「手回しがいいのね」一方、相国は炎南王が君綺羅と護衛を婚姻させたと知り、やはり北泫に留まっていた君綺羅の忠誠心を疑っていると分かった。絳絹が新しく雇った使用人は玄烈と羅奇だった。しかもすでに契約書を交わし、違約金は100両だという。綺羅は玄烈が何も知らない絳絹に契約させ、自分が反対しても断れないよう仕組んだと分かった。「…仕方ないわね、役所に届けを出しておいて」綺羅は玄烈を自分の部屋へ連れて行った。「堂々たる北泫の狼主が炎南の君家で下働き?…ったく、実は契約の話がしたいの 絹布15万疋のうち500疋を借りたい、それで納品を一月のばして欲しい もちろん利子をつける、四月後に600疋を一括で返すわ」「良い条件だな、だが断る」「じゃあどんな条件ならいいの?」「私の要求は分かっているはずだ、祈民と一緒になるな」「…いいわ、契約書を書き直す」一方、祈民は玄青蔻から屋敷を歩き回ると脅され、仕方なく公主の世話を焼いていた。そんなある日、君成松(クンセイショウ)と君鈺珏(クンギョクカク)は街の茶屋で偶然、君家の婚礼で介添人だった夫人の話を小耳にはさんだ。何でも君家の婚礼の際、君綺羅の声が違っていたという。実は玄青蔻は輿から降りる時、ふいに介添人から腕をつかまれ、うっかり声を出していた。『触るな』つづく(´-ω-。` )さすがに祈民が哀れ過ぎて…
2026.01.06
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相思令 Everlasting Longing第23話「冷ややかな邂逅」貸し店舗を借りるため、劉(リュウ)家の前で一夜を明かした君綺羅(クンキラ)と妹たち。翌朝、根負けした使用人が取り次いでくれることになったが、綺羅が急に倒れてしまう。邵祈民(ショウキミン)たちは急いで綺羅を屋敷へ連れ帰り、医者を呼んだ。そこで初めて君綉捆(クンシュウコン)と君絳絹(クンコウケン)は姉が身ごもっていると知り驚愕する。事情を知るのは祈民だけだったが、祈民は綺羅の口から直接、聞いて欲しいと言って医者を見送りに出た。姉妹は君家のために身重を隠して駆け回っていた姉を気遣った。しかし思いがけず綉捆を探して勝手に奥院へ入り込んだ鄭書亭(テイショテイ)が姉の秘密を聞いてしまう。「何だって?!君家の長女が未婚で懐妊?!」鄭書亭は君綺羅を恥知らずだと罵り、綉捆とは破談だと言い捨て帰ってしまう。|•́ㅿ•̀ )また面倒くさそうなのが出てきた…鄭書亭は酒楼で憂さ晴らしした。するとその帰り道、運悪く薬舗帰りの絳絹に友だちとの戯れ言を聞かれてしまう。「別に君家の娘が惜しいわけじゃない、次はどの家の娘にするか迷っているだけさ」「何ですって?君家のおかげで学問を続け、生活できたのに… 利用して捨てるなんて詐欺師ね!」大衆の面前で恥をかかされた鄭書亭は激怒、しかし絳絹に思わぬ助太刀が現れた。玄烈(ゲンレツ)と羅奇(ラキ)が街を散策していると前から娘が走って逃げてきた。羅奇は追いかけてきた男に蹴りを入れて止め、それとなく娘に指南して男に平手打ちを喰らわせる。すると怯んだ男に娘が言い放った。「君家は姻戚として鄭家を助けてきた、破談にするなら銭を返して」焦った鄭書亭は酔った勢いで愚かな発言をしたと謝罪したが、絳絹は助けてくれた羅奇に会釈して帰ってしまう。その時、羅奇は絳絹が炎南の密偵から届いた君非凡(クンヒボン)の絵姿にそっくりだと気づいた。「あっ…あれは君非凡だ!」羅奇は慌てて絳絹を追いかけた。しかし絳絹に不審者と間違われ、追い払われてしまう。玄烈は羅奇が助けた娘が綺羅の妹だと知って君府まで尾行した。すると屋敷に入った絳絹がちょうど祈民と出くわし、2人の会話が漏れ聞こえてくる。「″三小姐″、店舗を借りてきました、この親書に掌柜の手印もあります」「良かった!これで″長姐″の努力も無駄じゃなかったのね」綺羅が目を覚ますと妹たちはすでに自分が身重だと知っていた。「長くなるからいずれゆっくり話すわ」綺羅は自分のせいで妹たちの体面が傷つくことを心配し隠していたという。しかし妹たちは綺羅を全面的に信用してくれた。玄烈は真実を確かめるため君府に忍び込んだ。君府が寝静まった頃、覚悟を決めて綺羅の寝所に足を踏み入れた玄烈。すると驚いたことに寝台で綺羅が横になっていた。玄烈は愛しい人の寝顔に恐る恐る手を伸ばしたが、その時、侵入者に気づいた綺羅が起き上がり、護身用の短剣を突きつける。しかし目の前に立っていたのは玄烈だった。玄烈は孫昭敏(ソンショウビン)との婚礼の誤解を解こうとした。しかし綺羅は予期せぬ再会に激しく動揺、話を遮ってしまう。「あれは策だったんだ…」「どうでもいい、崖から飛び降りた時、私たちの縁は切れたの」「綺羅、私に死んだと思わせ、一生、苦しめるつもりだったのか?! あんな危険な真似をして、本当に死ぬところだったんだぞ?!」「それでもいい、たとえ体がばらばらになってもあなたから離れたかった」その時、屋敷を巡回していた祈民が異変に気づいて駆けつけた。「玄烈?!お前か?!」祈民は思わず玄烈の胸ぐらをつかんだが、綺羅がなだめた。「いいから帰ってもらって…あなたは北泫(ホクゲン)へ帰って、二度と会わない」「はお、君の望み通りに」玄烈は綺羅の冷たい態度に深く傷つき出て行った。綺羅は万が一にも炎南王に怪しまれぬよう祈民との縁談を急いで進めることにした。一方、羅奇は玄烈から綺羅が生きていたと聞いてにわかに信じられない。「崖から飛び降りたのに?怪我もなく?」「そうだ、元気だった」羅奇は朗報を喜んだが、玄烈はなぜか機嫌が悪く、明日にはもう帰るという。( ゚ロ゚)ハッ!!<そうか、君姑娘は少主を許していないのか…翌朝、綺羅は妹たちに祈民との縁談を報告していた。すると鄭書亭が謝罪にやってきたと知らせが来る。綉捆は正門まで出たが、姉の悪口だけは許せないと不快感をあらわにした。しかし鄭書亭の上辺の優しさにほだされ、許してしまう。玄烈と羅奇は宿を引き払って帰ることにした。しかし玄烈は綺羅への未練が残り、足取りが重い。その時、羅奇が店に入る綺羅の姿を見かけた。「あ、君姑娘だ!…追いかけますか?」「…行きたいなら行けよ」( ˘ω˘ )<へそ曲がりなんだから…(ボソッ羅奇が玉清漪(ギョクセイイ)の中をのぞくと、ちょうど綺羅が王(オウ)掌柜と交渉していた。何でも君鈺珏(クンギョクカク)という男が手を回し、綺羅の商売を邪魔しているらしい。王掌柜は君非凡の姉でも炎南一の商家である君家を怒らせることはできないと困惑していた。しかし綺羅は君鈺珏が質を落とした商品を値を上げて売りつけていると見抜く。「傲龍堡(ゴウリュウホ)で石(セキ)家から白玉を買い付けたわ、欲しいなら回してあげる でも良い品は仲間にしか回さない、出資する気はある?」綺羅が上質な白玉を見せると、王掌柜は喜んで契約書に署名した。玄烈は羅奇から綺羅の苦境を聞いて驚いた。実は君家の商いが君鈺珏という男に乗っ取られ、綺羅は新店舗のため金策に奔走しているという。(  ̄꒳ ̄)<お前は君家の様子を探って来い!(^ꇴ^)b<でも今日、発つって…(Ŏ艸Ŏ)ハッ!行ってきます!ε=┏( ・_・)┛しかし羅奇は錦織坊で偶然、君鈺珏と出くわし、見せしめに懲らしめたものの役人に捕まってしまう。綺羅が屋敷へ戻ると玄烈が待ち伏せしていた。聞けば羅奇が捕吏に捕まり、投獄されてしまったという。その時、ちょうど絳絹が迎えに出てきた。綺羅は玄烈と他人のふりをして何も約束せず屋敷へ入ったが、妹に牢へ行って欲しいと頼む。「羅奇という者がいる、銭を使って出してやって 私にとても良くしてくれたわ、それに…とても可愛いの、ふふ」一方、君成柳を王宮に留めていた炎南王は綺羅と祈民の縁談を決めたと伝え、婚礼に参加できるよう帰宅を許した。牢を訪ねた絳絹は羅奇が自分をつけてきたあの変態男だと知った。そこで少し懲らしめようと獄吏に銭をつかませ、数日ほど反省させてやってくれと頼んで帰ってしまう。すると何も知らずに玄烈が面会にやって来た。聞けば綺羅が妹を使いに寄越し、3日後に牢を出たら君家の店で雇うと約束してくれたという。「私が君家に入り逐一、報告します!」王城に西鑲(セイジョウ)の商人が大量の絹布を買い付けにやって来た。噂を聞いた綺羅も早速、見積もりを出して入札に参加、交渉権を得ることに成功する。そこで商人に指定された屋敷を訪ねたが、待っていたのは玄烈だった。「なぜあなたが?…本当に絹布が欲しいと?」「炎南の織物は美しい、手ぶらで帰るのは惜しいからね でももし君を助けたいと申し出ても拒否するだろう? 私は最も安値をつけた店を選んだだけだ、嫌なら別の店から…」「どうしてもこの仕事が欲しいの、条件は?」「特にない、君を信じるよ」相国・宋蔚(ソウイ)は西鑲の商人が綺羅の店を選んだと聞いて違和感を感じた。小さな店で15万疋(ヒキ)も織れるとは思えず、そもそも大口の契約をするなら各店の状況を調べて慎重に相手を選ぶはずだという。すると綺羅に負けた君鈺珏がやって来た。君鈺珏は綺羅に大口の商いを横取りされたと相国に泣きついた。そこで宋蔚は手を貸す代わりに錦織坊の利益2割を差し出すよう迫る。君鈺珏は驚いたが背に腹はかえられなかった。 (๑و•̀ω•́)و <分かりました、必ず君綺羅を潰してください!祈民が待っていると契約を済ませた綺羅と玄烈が出て来た。西鑲の商人が玄烈だと知った祈民は激しく嫉妬、わざと縁談の話を耳に入れてしまう。「小姐、花嫁衣装が仕上がりました、帰ったら試着を」つづく( ๑≧ꇴ≦)二房wwwってか玄烈、どうやって綺羅の部屋を突き止めたんだろう?
2026.01.06
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相思令 Everlasting Longing第22話「帰ってきた娘」北泫(ホクゲン)では玄烈(ゲンレツ)に代わって蘇部・蘇延徳(ソエントク)が炎南(エンナン)討伐を命じられた。しかし血気にはやった蘇延徳が国境で焱南の三矢連弩で射殺されてしまう。その弩(イシユミ)は玄烈の父を殺した当時の弩よりかなり改良されていた。百工の継承者を失ってもなお新兵器を開発した炎南。焦った北泫王・玄旭(ゲンキョク)は玄烈に出陣を迫ったが、弩を見た玄烈は自分が出陣しても勝ち目はないという。「今こそ三不管に榷場(カクジョウ)を、三国の安定と平和こそ肝要かと…」玄旭は頑なに戦を拒む玄烈に憤怒したが、王太后が玄烈を下げてしまう。王太后は確かに玄烈にも理があり、玄旭が望まぬとも今は和平しかないと諭した。頭を冷やした玄旭は不本意ながらも使者を送ると決める。一方、玄烈は改良された弩に衝撃を受けていた。あれほど複雑で精密な構造は君綺羅(クンキラ)でしか作れないはず、彼女の遺作なのだろうか。「あるいはまさか…君の国へ行って確かめなければ」( ˙꒳˙ )獅子舞?wその頃、戦況を聞いた炎南王・趙潢(チョウコウ)は北泫王がなぜ新たな狼主を出陣させないのか不思議だった。「玄旭は幼い頃、母親が政を担っていた、己が権力を握った今、人を従わせるには成果が必要 ふっ、君綺羅を留める器量がなかったことを恨むのだな」すると君綺羅が待っていると聞いて会うことにした。綺羅は約束通り家族が解放されることを願って謁見した。すでに自分が改良した弩で戦が優勢だと聞いていたが、綺羅は民を慈しむ炎南王なら和平を望むはずだと上奏する。すると炎南王は綺羅を炎南に留めておくため、世子に嫁ぐよう命じた。綺羅は身分が違いすぎると訴えたが、炎南王は側室の身分など誰も気にしないと笑う。…ここで拒めば父親が解放されない…そこで綺羅は時間稼ぎのため、婚礼衣装を自分で縫いたいと懇願、許しを得た。こうして無事、釈放が認められた君家長房。しかし君成柳(クンセイリュウ)だけは王宮に留まるよう命じられた。君府に君綉捆(クンシュウコン)、君絳絹(クンコウケン)、使用人たちが戻り、屋敷は再び活気を取り戻した。再会を喜ぶ三姉妹、そこへ綉捆の許嫁・鄭書亭(テイショテイ)がやって来る。綺羅は初対面だったが、鄭書亭は気位が高く傲慢な男だった。まさか綺羅が君非凡(クンヒボン)だとは知らず、当主が三不管で亡くなり頼れる男もなく、長女では立ち行かないという。「じゃあ、あなたは二妹(Rメイ)の寄る辺になれるの?もし春の会試に落ちたら…」「なんと不吉なことを!…来るべきではなかった!」すると綺羅の態度に怒った鄭書亭は帰ってしまう。綉捆は慌てて鄭書亭を追いかけ、引き止めた。姉の言葉はきつかったかもしれないが、事情が事情ゆえ縁談については慎重にしたいと申し出る。冷静に考えた鄭書亭は少なくとも会試まで君家が必要だと考え、態度を一変させた。「私には君しかいない、家族は破談だというが、私は君と添い遂げるつもりだ」その頃、賀機遥(ガキヨウ)は北泫王に玄烈が羅奇(ラキ)を連れて炎南に向かったと報告していた。玄旭は談判に水をさすつもりかと激怒、しかし賀機遥は少主が身分を隠して出かけたと安心させ、父親の死についてまだ疑問があるからだとかばう。すると玄旭は羅奇だけでは心許ないと賀機遥を送ることにした。「何かあればすぐ文を送れ」王太后が慌てて玄旭を訪ねた。青華(セイカ)殿に行ったところ侍従たちが全員、倒れていたという。実は禁足だった玄青蔻(ゲンセイコウ)が香炉に迷魂散(メイコンサン)を混ぜ、見張りの侍従たちを眠らせ逃げ出していた。玄旭が直ちに門衛を呼んだところ、門衛は公主と賀機遥が一緒だったことから、てっきり王命だと思って外へ出してしまったという。驚いた王太后はすぐ連れ戻すよう頼んだが、玄旭は無理強いするとかえって危険だとなだめた。その頃、霽月(セイゲツ)殿では李梵音(リボンイン)が冷遇されていた。息子の無事を祈りながら孤独に耐える李梵音。一方、密かに脱獄した羅執舟(ラシュウシュウ)は冬銀(トウギン)を連れて西鑲(セイジョウ)に移り住むことにした。炎南では二房に錦織坊を奪われた綺羅が新しい店舗を探し回っていた。しかし先回りした君鈺珏(クンギョクカク)に邪魔されてしまう。まさか同じ街に玄烈と羅奇(ラキ)がいるなど知る由もなく、綺羅は身重の体で奔走した。その頃、炎南に到着した玄烈たちは酔香(スイコウ)楼に部屋を取り、ひとまず君府を訪ねることにした。しかし店の男の話では君家の長子が大罪を犯して亡くなり、今や誰も君家に近寄らないという。「あまり関わらない方がいいですよ?…この先の川沿いにある大きなお屋敷です」君鈺珏が暴漢に襲われた。綺羅の仕業だと気づいた君鈺珏は君府に押しかけたが、綺羅は言い掛かりだと一蹴する。しかし君鈺珏は証拠を持っていた。「下手人が落とした笛だ、北泫の狼の骨で出来ている!」「炎南にも狼はいる、そもそも明らかに北泫のものじゃない、どいて(ドン!」綺羅は冷たくあしらって出かけて行ったが、実はその笛の持ち主に心当たりがあった。あれは邵祈民(ショウキミン)が綺羅をさらって北泫から脱出しようとした時のこと。確かに笛の音と同時に見知らぬ黒衣の刺客たちが現れ、追いかけてきた玄烈たちを足止めしていた。綺羅は人目につかない矢倉に登って笛を吹いた。やがて1人の男が駆けつける。「…主じゃなくて残念ね」驚いた男は口封じに綺羅を殺そうとしたが、祈民が現れ止めた。祈民は御察司の指揮官・麒麟(キリン)だった。御察司は百官と富商を見張る炎南王直属の隠密組織。祈民は13歳で君家に潜入したが、君家を自分の家だと思うようになり裏切ったことはないという。確かに炎南王はやけに君家に詳しかった。「あなたを疑ったこともあったけれど考え過ぎだと思った、だってあなたは家族だったから」すると綺羅は呼び笛を返した。「ここに来る前に参内したの、北泫が和議を提案して戦を免れたそうよ 急ぎ嫁ぐよう言われたわ」祈民は炎南王に謁見。君綺羅に身分を知られたと明かし、これを口実に世子ではなく自分が綺羅を娶りたいと嘆願した。「王のため一生、君綺羅を監視できます」炎南王は祈民が君綺羅を好きなのだと気づき、確かに監視の手間が省けると2人の縁談を認めた。その頃、綺羅は路地裏に空き店舗を見つけた。絳絹は人通りが少く店も狭いと眉をしかめたが、綺羅は品質が良ければ評判は上がるという。「貸主の家を訪ねましょう」祈民は馬車で綺羅と絳絹を劉(リュウ)府へ連れて行った。しかしすでに君鈺珏が手を回したのか門前払いされてしまう。そこで綺羅は我慢くらべだと表門に馬車を止め、祈民には裏門の見張りを頼んで店主が折れるまで待つことにした。すると心配した綉捆が外套と手火鉢を持って駆けつけ、姉妹3人で夜を過ごすことになる。一方、玄烈は宿屋の窓から街の夜景を眺めていた。「綺羅、君が生まれた炎南に来たよ、明日、君府を訪ねてみる」つづく( ๑≧ꇴ≦)二房w
2026.01.05
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と言うわけで今年も素敵な乗馬シーンに出会えますように~♡✨さて現在、絶賛配信中の【玉茗茶骨】グリナザはやっとハマり役に当たりましたね~前半はナザ演じる大小姐をめぐる婿候補の男たちが陰湿な争いを繰り広げています内容はさておきスパダリwナザはもちろん、ナザに救われた新任の県令役ミンハオの子犬感がイイ!YouTubeでは第8話まで、毎日1話ずつ更新されています完走しました!こちらは番宣でバラエティーに登場したロンロン+マイマイカップル!ロンロンの破壊力すごい!カッコいい!まあ相変わらずコミュ障ではありますがw今回の見所は何と言ってもハニーちゃんとハスキーの生存確認!2人の跳舞が可愛い〜( ˶´꒳`˵ )Hello Saturdayさて配信待ちドラマのご紹介(どちらも包包)江湖夜雨十年灯※2026年2月22日配信予定!月明千里大本命はもちろんこちら!400歳の魔頭ディリラバ!慕胥辞→白日提灯( ๑≧ꇴ≦)ミタイミタイミタイミタイミタイミタイミターイ!では本年もよろしくお願いします┏○゛
2026.01.05
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