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锦月如歌 Legend of The Female General第12話宋陶陶(ソウトウトウ)が山中で助けた男は胡元中(コゲンチュウ)という烈赫(レツカク)人の猟師だった。故郷を離れて久しく、妻を亡くしたばかりで悲しみが癒えずに供養に出かけたところ、倒れてしまったという。しかしそう言いながら宋陶陶に色目を使う男に禾晏(カアン)は違和感を持った。そこで宋陶陶と看病を代わることにしたが、偶然、胡元中が懐に密書を隠すのを目撃する。禾晏はわざと薬こぼして衣を拭きながら密書を奪い取った。すると烈赫語で書かれているため読めない。「あ~済まない、つい興味本位で」「亡くなった妻からの愛の詩なんだ」胡元中への疑念を深める禾晏。そこで禾晏は薬を飲んでいる胡元中に向かって矢を放った。すると胡元中は猟師と言いながら瞬時に矢を避ける。しかし見かねた宋陶陶が忠告した。「禾大哥、彼が気に入らないのね?でも怪我人なのよ?何度もいじめてはだめ」宋陶陶は禾晏が自分の手当てを受ける胡元中に嫉妬していると誤解した。その夜、禾晏が宿舎へ戻ろうとすると黒い人影が見えた。禾晏は即座に追撃、黒衣の覆面男と争いになる。すると賊は隙を見て逃げ出し、教官の宿舎に飛び込んだ。禾晏は帷を上げる間もなく長刀を突き刺したが、その時、馬大梅(バタイバイ)の亡骸が倒れてくる。「はめられた…」しかし運悪く巡回中だった総教官・沈瀚(シンカン)たちが見ていた。禾晏は怪しい黒衣の男を追いかけていたと説明、胡元中が怪しいと訴えた。烈赫人が主に使う武器は珍しい形の湾刀のため、長年使用すると親指や手首に発疹が出る。実は胡元中の手にもその発疹があった。通常、猟師が湾刀など使うはずがない。また胡元中が持っている妻が書いたという詩も怪しかった。禾晏は急ぎ烈赫語を読める者が必要だという。「私は相手の胸元に一撃を加えました、新しい傷があればそれも証拠になります」沈瀚は早速、胡元中を呼んだ。しかし胸元にそれらしき痕はない。「証拠もなしにどう信じろと?今のところお前が一番、怪しい」沈瀚は禾晏を収監、都督の帰りを待つことにした。「私を投獄するのは構いません、でも調べは進めてください、掖州(エキシュウ)衛が危険です」禾晏は新兵ばかり残った掖州衛に突如、烈赫人が現れたことを訝しんだ。肖珏(ショウカク)のいない掖州衛なら落とすのは容易いはず、もしや栗台(リタイ)城からの要請も嘘だったのかもしれない。すると宋陶陶がこっそり面会にやって来た。「私の薬でみんなを眠らせるから、ここから出て都督を待ちましょう」「それでは手遅れになりそうだ…」そこで禾晏は宋陶陶から眠り薬と腰帯をもらい、書き付けを託して沈教官に渡すよう頼んだ。「早く戻って」沈瀚は確かに宋陶陶から書き付けを受け取ったが、禾晏の過剰な反応だと高をくくっていた。翌朝、禾晏が投獄されたと知った仲間たちは沈教官に嘆願しようと宿舎を出た。その時、激しい馬の蹄の音と共に敵軍が現れる。驚いた兵士たちは咄嗟に武器をつかんで正門へ駆けつけ、沈瀚が先頭に立った。「何者だ!」「俺は烈赫の大将軍・日達木子(ジッタツボクシ)!掖州衛を滅ぼしに来た!」その頃、禾晏の牢に黒衣の賊が侵入した。賊はまだ眠っている禾晏に忍足で近づき剣を振り下ろしたが、突然、禾晏が飛び起きる。禾晏は宋陶陶からもらった腰帯を使って応戦、見事に賊の剣を封じた。「やっと来たか、雷侯(ライコウ)、これは旗の争奪戦で使ったお前の技だ」雷侯は病を装って軍営に残り、胡元中と呼応して禾晏を陥れていた。すると禾晏は眠り薬を雷侯の口に全部、流し込んでしまう。日達木子は助けを待っても来ないと不敵な笑みを浮かべた。今頃、栗台城へ向かった封雲(ホウウン)将軍たちは予定を変更して抜け道を使い、奇襲に遭っているだろう。その時、突然、禾晏が現れ、対峙する肖家軍と烈赫軍の間に割って入った。「私が相手だ!」…都督は戻らないし、新兵だけでは烈赫に敵わない、無駄死にするだけ…禾晏は将軍さえ捕まえれば勝機があると踏んだ。烈赫と言えば数年前、何如非(カジョヒ)だった禾晏が倒した相手だった。「先の将軍はお前の兄・日達木基(ジッタツボクキ)だな? 敵もその名を聞くだけで震え上がったそうだが、それも束の間 飛鴻(ヒコウ)将軍によってあっけなく首をはねられた、大将軍、ここで私と勝負しないか?」「身のほど知らずめ!…いいだろう」「私が負けたら好きにしろ、だがお前が負けたら私を″爹(ディエ)″と呼べ!」すると禾晏の目論み通り、挑発された日達木子は勇み立った。禾晏と日達木子の一騎討ちが始まった。禾晏のしなやかな鞭と日達木子の湾刀がせめぎ合い、沈瀚と新兵たちは固唾をのんで2人の戦いを見守る。すると激しい攻防の末、日達木子の湾刀が禾晏の脇腹を切り裂き、同時に禾晏の鞭が日達木子の横っ面を引っ叩いた。浅からぬ傷を負った禾晏と顔を深く傷つけられた日達木子は互いに鮮血を流しながら一旦、退いた。禾晏の負傷に気づいた新兵たちは援護しようと構えたが、禾晏は腰帯を引き抜いて傷口を縛る。一歩も退かない禾晏の態度に日達木子は兄から聞いた飛鴻将軍の姿を思い出した。「何如非は矢が当たっても軍の指揮を執り続けたとか、お前はそいつを彷彿とさせる」「私は何如非ではない、ただここにいる大魏の兵士たちは皆、私と同じ 命ある限り最後まで戦い抜く!中原にはこんな兵士がごまんといる 果たして烈赫にはいるかな?」すると憤慨した日達木子が再び禾晏に襲いかかった。頭に血が上った日達木子は禾晏の鞭に翻弄され、劣勢を強いられた。すると烈赫が人質にした宋陶陶と程鯉素(テイリソ)を連れて来る。その時、怯えた宋陶陶が兵士を突き飛ばして禾晏の元へ走り出し、日達木子の標的となった。咄嗟に鞭を放ち、宋陶陶の腰に巻きつけて自分の元へ引き寄せた禾晏。危ないところで宋陶陶は救ったが、代わりに背後から肩を突き刺されてしまう。しかし日達木子が湾刀を引き抜く一瞬の隙を突き、禾晏は振り向きざまに鞭で日達木子の首を捕らえた。満身創痍の中、禾晏は日達木子を倒した。「掖州衛将士們何在!」「在!」「烈赫人を討ち取れ!」「殺ァァァァァァァァァァ!」その時、肖珏と九旗営が帰還した。栗台城への道中、山道の崩落で足止めされた肖珏たち。抜け道が1本だけあると聞いて予定を変更したが、肖珏はそれが烏托(ウタク)の使う道だと知っていた。肖珏は伏兵がいると悟り、敵の狙いが掖州衛だと気づく。そこで副将を自分の身代わりにして先に進ませ、精鋭と共に先回りした飛奴(ヒド)たちと敵を挟み撃ちにするよう指示した。『私は先に掖州衛に戻る』肖珏は傷だらけの体で戦っていた禾晏を援護した。しかし力尽きた禾晏はついに倒れてしまう。「肖珏…来たんだね…」「お前はいつも自らを危険に晒す」「それは多分、信じているから…あなたが助けに来てくれると」すると禾晏は激しく喀血し、意識を失ってしまう。肖珏は禾晏を幕舎へ運び込み、程鯉素を呼んだ。しかし肖珏は手当てをする前に脈を見ろという。「はっ!禾晏は女子?!」程鯉素は肖珏がなぜ禾晏を気遣い、自分の幕舎にまで住まわせるのかようやく理由が分かった。「男でもつらいのに、女子の体で耐えるとは…」そこで肖珏に血を拭いて薬を塗るよう頼み、程鯉素は出て行ってしまう。肖珏は禾晏の肩の傷に薬をつけた。すると痛みで禾晏が目を覚ます。「痛むか?」「いいえ」「私の前では強がらなくとも良い」「都督…私、すごかったでしょう?」肖珏は思わず笑顔でうなずき、この時ばかりは禾晏を認めた。つづく( ๑≧ꇴ≦)とどー!←何?www
2026.08.11
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嫁东宫第4話(第10集~第12集)喩非宸(ユヒシン)は砕星(サイセイ)谷の根城で折檻されていた月見(ゲツケン)を救出、東宮へ戻った。「痛いか?」「ええ」傷の手当てをしながらようやく本音を漏らした月見。喩非宸は真心が通じたと喜んだが、結局、月見は何も話してくれなかった。「今日の件で私に何か言うことは?」「…危うく賊に殺されるところでした」喩非宸は心を開かない月見に苛立ちを隠せなかった。しかし砕星谷の根拠地を知った理由に月見はすぐ気づくはず、そこで目の色を変えて第二皇子に成り済ます。度彬(ドヒン)は正直に正体を明かし、月見の素性も分かっていると伝えるべきだと諌めたが、喩非宸は拒んだ。「太子妃の不安を取り除いてからだ」喩非宸は真実を知った月見が姿を消してしまうのが何より怖かった。喩非宸の予想通り、月見は喩非梵(ユヒボン)が皇太子に砕星谷の根拠地をばらしたと疑って冷宮に現れた。相変わらず馴れ馴れしく接近する喩非梵に容赦なく短剣を突きつける月見。「自重して」「嫂嫂が心配なだけなのに冷たいな~まさか皇兄に心が動かされた?」「いいえ!」しかし月見は明らかに動揺していた。すると月見は喩非梵に皇太子と結託していない証拠を出せと迫る。「そんなものはない、皇兄は曲者だととっくに忠告しただろう?」「協力関係もここまでね」月見が出て行くと隠れていた度彬が現れた。喩非宸は月見の心に自分がいると確信、しかしどうすれば月見が警戒心を解いてくれるのか分からない。すると度彬は男女の情愛に疎い主に助言した。「殿下、いいですか?恋愛は札遊びと同じ、大事なのは″切り札″です 賢い女子ほど慎重になります、安心感を得られないうちは何も言わないでしょう つまり家です、家の権利書に勝る物はありません」「拠り所のない月見に一番、大切なのは帰る場所なのだな?そして家族か」郡主の侍衛・沈黙(シンモク)は腕に装着できる暗器を沈念慈(シンネンジ)に贈った。使い方を指南しながら密着してしまう2人、そこへちょうど郡主を訪ねて来た皇太子が現れる。「ふっ、やっぱりな~」「どういう意味よ?何笑ってるの?!」沈念慈は皇太子に見透かされ、思わず声が裏返った。喩非宸は沈念慈が皇太后から別宅を賜ったと聞いていた。その別宅は周りを山に囲まれ、辰京(シンキョウ)で最も安全な屋敷だという。「売ってくれ」「どうして?」「1枚目の切り札として使いたい」皇太子が帰ると沈黙が現れた。「太子哥哥すら悟ったのよ?あなたはいつ切り札を出してくれるの?」しかし沈黙は相変わらず寡黙なまま、郡主はへそを曲げて行ってしまう。そんな郡主の後ろ姿を見送りながら、沈黙はふと表情が和らいだ。「…あなたが私を救ってくれた13歳の時に私の切り札は無くなりました」喩非宸は月見を連れて宸月(シンゲツ)別苑にやって来た。「今日からここが君の家だ」門をくぐった月見は一目見て気に入ったが、その時、喩非宸がいきなり襲いかかってくる。「修練に付き合おう」2人はしばし手合わせに興じ、自然と心を通わせた。やがて喩非宸がわざと剣を手放し、慌てて攻撃の手を止めた月見はバランスを崩してしまう。喩非宸は月見を抱き留め、そのまま一緒に倒れた。「殿下?!大丈夫ですか?お怪我は?」「ふっ、私が心配か?」月見はからかわれたと気づき、怒って立ち上がってしまう。するとそこが夜来香(イエライシャン)の花畑だと気づいた。「夜来香、またの名を月見草、君の好みが分からないから自分の好きな花を植えた どんな過酷な環境下でも咲き誇る、月見草は強い花だ 月を見守るように夜にしか咲かないが、香りが良く、花も美しい…」喩非宸は告白し、月見の髪にかんざしを挿した。心を動かされた月見は気持ちを偽れなくなり、思わず自分から唇を重ねてしまう。月見を取り逃した桃金娘(トウキンジョウ)は恐る恐る谷主に報告した。しかし谷主は気にするなと許し、別の案があるという。「5日後、柳(リュウ)坊の天字(テンジ)一号室に太子を連れて来させろ 奴の名声を地に落としてやる 月見に関しては…異心を抱いた刀は不要だ、機を見て排除しろ」桃金娘は月見を呼び出した。月見は根拠地を教えたのは自分ではないと釈明、すると桃金娘から証明するために皇太子を天字一号室へ誘導するよう指示される。「それだけですか?」「ええ、これは今月の解毒薬よ」月見は喩非宸が柳坊へ入る様子を確認した。そこで後を追うことにしたが、店の前で偶然、東影(トウエイ)国の郡王と鉢合わせになる。郡王は美しい月見に一目惚れ、しかし配下から約束の時間だと邪魔されてしまう。「待たせておけばいい、美人を連れて行く!」しかし気がつくとすでに月見の姿はなかった。月見は柳坊の向かいの楼閣にいた。すると郡王たちが柳坊へ入って行く姿が見える。…なるほど、喩非宸と郡王の密会を捏造する気なのね…砕星谷の谷主の正体は喩非宸の七皇叔である慎(シン)王だった。七皇叔に誘われ柳坊にやって来た喩非宸。慎王は親しげに皇太子の腕をつかんで席まで案内したが、喩非宸はそんな七皇叔を冷ややかに見ていた。上階の個室で2人で酌み交わしていると、回廊から月見の声が聞こえて来た。<太子妃?<あら小度すると喩非宸が様子を見に来た。月見は柳葉(リュウヨウ)釀を買いに来たと説明して帰ることにしたが、わざとぶつかって喩非宸に酒をこぼしてしまう。月見は馬車にある着替えを受け取り、桃金娘の指示通り喩非宸を天字一号室へ誘導した。しかし着替えを手伝わず、外で待つと伝えて出て行ってしまう。月見はその間に別の衣に着替え、階段を降りた。すると郡王が月見に気づいて嬉しそうにやって来る。「これはさっきの美人さん!着替えたのかい?」「奇遇ね」月見はつまずいたふりをして郡王にもたれかかったが、すぐ行ってしまう。実はその時、郡王は月見に刺されていた。郡王が殺され、柳坊の1階は大騒ぎになった。その間に月見は上階へ戻って外衣を脱ぎ捨て、元の衣装に戻る。すると暗がりから突然、賊が現れ、月見は慌てて身をかわした。「鬼卿(キケイ)…」つづく( ๑≧ꇴ≦)もう度彬がツボ過ぎるw
2026.08.10
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嫁东宫第3話(第7集~第9集)月見(ゲツケン)の正体を知りながら献身的に手当てする喩非宸(ユヒシン)。一方、皇太子暗殺に失敗した桃金娘(トウキンジョウ)は根城に戻っていた。「主上、お許しください、太子と月見は崖から落ちて行方不明です 月見は人質をかばって負傷、恐らく…」「連れ戻し意図を確認せよ、必要ならば次の手を打て」月見は皇太子でありながら手際よく火をおこして魚を焼き始めた喩非宸に驚いた。実は喩非宸は16歳の時、皇帝が息子を鍛える目的で身分を偽り、宸宇(シンウ)という名で入隊させたという。当時は何もできなかったが、行軍中に何かと面倒を見てくれた友がいた。「身分を知らないから気軽に友になれたのね…で、それから?」「彼は死んだ」虎子(コシ)は戦で喩非宸を守って死んだ。最期に虎子は宸宇が皇太子だと知っていたと明かし、絶命する。…弟が亡くなったあと、無力さを感じたのは2回目だ…しかし何も知らない月見は親友だからこそ盾になってくれたのだと言った。「じゃあ君が彼女を救ったのも友だから?」月見は尹南瑶(インナンヨウ)が逃げてきた時を思い出しながら、無意識に体が動いたと答えた。もし彼女が死んだら、両親や彼女を愛する人たちが傷つくだろうと以前から気がかりだったという。「なら自分が死んだら家族や友が傷つくと思わなかったのか?…家で何と呼ばれている?」「阿月(アーユエ)…なら太子殿下はなぜ私を助けたの?」「無意識に体が動いたんだ」夜を徹して捜索していた度彬(ドヒン)と尹(イン)国公たちが皇太子と皇太子妃を発見した。尹国公は人払いして全てを明かすことにしたが、喩非宸は暗に皇太子妃の秘密を守るよう釘を刺す。「負傷した太子妃の手当てが先であろう」すると喩非宸は月見を抱き上げた。「家に帰ろう」度彬は尹国公が黒幕ではなかったと報告した。尹南瑶が毒を盛られて人質となり、解毒薬を毎月もらうため従うしかなかったという。喩非宸は尹家を追求せず、砕星(サイセイ)谷を掃討後に解毒薬を入手して娘を救うことにした。「今回、砕星谷の刺客の大半を掃討し、残るは桃金娘と鬼卿(キケイ)と… 殿下の部屋のあの方だけですね」「太子妃を中傷するとは…杖刑30回!」「はあ?殿下、まさか好きになっ…」すると図星だった喩非宸は度彬の尻を蹴り飛ばして追い出してしまう。その頃、皇太子の寝所にある娘が忍び込んでいた。寝台で眠っている皇太子妃を見た娘はやはり偽物だと確信、恐る恐る短剣を振り下ろす。すると目を開けた月見がいきなり素手で刃をつかんだ。( ๑≧ꇴ≦)<キィャアー!ちょっと!危ないじゃない!しかし短剣は装飾品、月見の手は無事だった。「誰なの?」「私?私は太后の養女で郡主、太子哥哥とは幼なじみよ!」「太后の養女のくせに何が太子哥哥よ、太子からしたら大姨媽じゃない」月見は歯牙にも掛けず、履き物を履いて出て行ってしまう。月見は自分の寝殿に戻ることにしたが、郡主・沈念慈(シンネンジ)が追いかけてきた。実は郡主は皇太子妃と尹南瑶の筆跡が違うと気づき、偽物だと分かったという。月見は思わず首根っこを捕まえたが、その時、郡主の侍衛・沈黙(シンモク)が駆けつけ月見を突き飛ばした。しかし運良く喩非宸が現れ、月見を抱き止める。「ふぁんすー(放肆)!東宮で太子妃に手を出すとは何と大胆な!太子妃は怪我人だぞ!」すると沈念慈が金切り声を上げた。「怪我人?!こんな怪力な怪我人がいるもんですか!」沈念慈は皇太子が騙されていると訴え、証拠の書を示した。「太子哥哥が淑女好きだから猫かぶってるのね! 私が狩りに誘ったら断りの文が来たわ、筆跡を変えるのを忘れたでしょう?」「私が淑女好き?デマを流すな!私は怪力で腕が立つ嘘つきが好きだ!」喩非宸は思わず反論、沈黙に斬首を命じた。すると焦った沈念慈が自分の配下の罰は自分で決めるという。「…沈黙、顔を上げて」⊂彡☆))Д´) バシッ!沈念慈は涙をのんで沈黙の顔を引っ叩いた。喩非宸は月見を抱きかかえて自分の寝所へ向かった。「殿下、自分で歩けます」「分かってる」…喩非宸、まさか私のことが好きなの?…一方、屋敷に戻った沈念慈は沈黙の頬を心配して冷やしていた。沈黙は皇太子妃に関わらないよう警告したが、沈念慈は自分が懲らしめてやると威勢がいい。「それにしてもなぜ私に偽物の短剣を渡したの?今度は本物を作って!宝石をはめた剣よ?」相変わらず寡黙で何の反応もない沈黙、しかし天真爛漫な郡主の後ろ姿を見送りながら、自然と顔をほころばせた。沈黙の掌をまともに受けた月見は肩の傷が再び開いた。喩非宸は手当することにしたが、月見は喩非宸の真意が気になる。「嘘つきが好きなの?…私を信じていないのね」「この目で見て心で感じたことを信じる、私たちの間に嘘があるなら話してくれ その前に傷の手当てを…」喩非宸は月見の衣をはだけて新しい包帯に交換した。すると月見が顔を歪めて痛みをこらえている。「痛いなら声を出していい」月見は砕星谷で痛みを感じなくなるまで修行しろと叩き込まれていた。そのため痛みを認めることが難しい。喩非宸は仕方なく棗の砂糖漬けを月見の口に入れた。その時、うっかり度彬が寝所に入ってしまう。「殿下!ってうわっ!私は何も見ていません!…門を閉めておいてください」喩非宸は慌てて月見の肩を隠すと、誰かに皇太子妃の世話をさせるよう命じた。「今度、何かあったらお前を罰する」ある日、街に出た喩非宸は露店でかんざしを買って帰った。度彬はそのかんざしで刺されるかもしれないと警告したが、喩非宸は月見をどう思うか聞いてみる。月見は腕が立ち、頭の回転が速く、人に厳しいが自分にはさらに厳しかった。完全に冷酷な殺人者とも言えず、物乞いの子供や尹南瑶を助ける優しさもある。「でも殿下、あなたを刺す時は迷いなく殺しますよ?」喩非宸は優しい月見が本来の姿だと信じ、何か事情があって砕星谷に身を投じたのだと考えた。「全てを明らかにする時期かもしれないな」「お言葉ですが、まだ話す時期ではないかと…」度彬は時期尚早だと判断したが、案の定、護衛が駆けつけ、誰かに眠らされた隙に皇太子妃が消えたと知らせた。「やはり逃げたのでは?」「いや、任務が果たせぬうちに戻れば酷い目に遭う」独月(ドクゲツ)山では報告に戻った月見が桃金娘から厳しい罰を受けていた。「よくも裏切ったわね!」桃金娘は月見を鞭で打ちのめし、香炉を近づけた。「心臓をえぐる痛みで任務を思い出したか?今月の解毒薬はなしだ」月見は皇太子をかばって信用を得るためだったと釈明したが、それがかえって桃金娘の怒りを買ってしまう。「あの男に惚れたな!敵に心を動かされるなと教えたはずだ!折れた刀はどうなると? どうやらもう解毒薬も必要ないようだ」桃金娘は再び鞭を振り上げたが、その時、喩非宸が兵を率いて現れた。度彬は逃亡した桃金娘たちを追った。すると喩非宸は自分の披風で月見を覆い、抱き上げる。「阿月、家に帰ろう」つづく( ๑≧ꇴ≦)度彬wもうやめてあげてwww
2026.08.09
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锦月如歌 Legend of The Female General第11話何如非(カジョヒ)が肖珏(ショウカク)を狙う理由は依然、薮の中だった。禾晏(カアン)は肖珏が父や肖家軍の将士たちが死んだのは撫越(ブエツ)軍が遅れたせいだと恨みを募らせていたことを思い出したが、当時、禾晏は知らせを受けてすぐ救援に向かっている。…まさか鳴水(メイスイ)の戦いが肖大将軍と肖家軍を葬る陰謀だった?…肖仲武(ショウチュウブ)が常々、丞相・徐敬甫(ジョケイフ)を批判していたのは禾晏も知っていた。やはり今回の黒幕は徐敬甫で、何如非が丁一(テイイツ)を放ち、肖珏の命を狙ったに違いない。…奴は鳴水の陰謀にも関与を?いいや、あの頃、奴は華玉(カギョク)寺にいたはず、軍のことに手出しはできまい…禾晏が兵営を歩きながら物思いにふけっていると、同期の仲間たちが現れた。禾晏が怪我を負ったと知り、帰還の祝いを兼ねて連れて行きたいところがあるという。一方、飛奴(ヒド)は都督がなぜ疑いが晴れた禾晏の監視をまだ続けるのか首を傾げていた。肖珏は禾晏が女子とは明かせなかったが、まだ疑わしい点が多くあるという。「禾晏はどうしている?」「仲間たちと温泉に…」その頃、禾晏は仲間たちから温泉に入るよう強要され困惑していた。焦った禾晏は傷口に障ると断って逃げようとしたが、仲間に捕まって温泉に引きずり込まれそうになってしまう。しかし危ないところで肖珏が現れ、禾晏は温泉禁止だと厳命した。「都督、なぜですか?!」「…それは虚弱ゆえだ」肖珏は禾晏を連れて帰ったが、これが思わぬ誤解を招いてしまう。小麦(ショウバク)たちは禾晏が虚弱と聞いてもぴんと来なかった。何だ虚弱って?>(*´・ω)(ω・`*)<どこに問題が?すると兵士たちの間で禾晏が不能だという噂が広まり、宋陶陶(ソウトウトウ)も偶然、耳にしてしまう。翌日、禾晏が宿舎に立ち寄ると、仲間たちからの差し入れがあった。禾晏は喜んで食べ始めたが、そこに宋陶陶が現れる。「禾大哥、噂なんか気にしないで、私が治してあげる、私は不能でも気にしない だってあなたは本物の英雄だもの、絶対よくなるから頑張りましょう!」すると宋陶陶は気まずそうに出て行ってしまう。禾晏は仲間の差し入れがすっぽんの理由に気づき激怒、都督の幕舎に怒鳴り込んだ。兵営内は禾晏が不能という噂でもちきりだった。禾晏は全て肖珏のせいだと訴え、責任を取って個室をよこせと要求する。呆れた肖珏は温泉で女子だとばれていたら残れなかったと指摘したが、逆に禾晏から脅されてしまう。「都督の″最愛の人″という立場で残りましょうか?」腰の赤い痣を思い出した肖珏は仕方なく禾晏を侍衛という名目で自分の営舎に住まわせることにした。九旗営に入るため肖珏からの信頼を得たい禾晏。その夜、肖珏から何如非との確執について聞き出そうとしたが、部屋を繋ぐ戸の鍵を締められてしまう。禾晏は仕方なく戸越しに自分を信じられる時が来たら肩を並べて共に戦いたいと声をかけた。「都督…今夜の月は美しいですよ?一緒に見ませんか?」肖珏は思わず戸の鍵に手をかけたが、ふと冷静になって諦める。しかし戸で隔たれながらも2人は窓から同じ月を見ていた。一方、曜京(ヨウケイ)城に戻った楚昭(ソショウ)は丞相に帳簿を届けていた。徐敬甫が恐れていた通り、やはり孫祥福(ソンショウフク)は丞相への付け届けを全て記録してある。楚昭は帳簿を全て回収できたかは不明だと報告したが、その時、飛鴻(ヒコウ)将軍の来訪が伝えられた。何如非は丁一の失態を謝罪、肖珏暗殺を謀ったのも丞相のためだったと釈明した。徐敬甫は何も言わなかったが、数珠を投げ出して不満をあらわにする。そこで楚昭は師父の意を汲んで口を挟んだ。「老師、丁一は将軍の腹心、当然、周到であったと…」「ご安心ください、丁一は用心深く、不利な証拠は残しません!」すると徐敬甫は何も問題が起きなければ構わないと許した。何元盛(カゲンセイ)が飛鴻将軍府で待っていると何如非が帰ってきた。「なぜまだ丞相と関わっている?!何家はすでに富喜を手にした、もう手を切るべきだ」「それが許されると?」何如非は徐敬甫が自分を避けていたのは″いつでも始末できる″という脅しだと分かっていた。楚昭が書斎で帳簿を見ていると応香(オウコウ)が困惑した。「丞相に全てお渡ししたのでは?」「これは要点を書き写したものだ」楚昭は丞相が皇帝に隠れてこれほど私腹を肥やしていたことに驚きを隠せなかった。その夜、雪が舞う掖州衛に栗台(リタイ)城からの奏状が届いた。烏托(ウタク)が頻繁に襲来するため撃退に手を貸して欲しいという。肖珏は九旗営を連れて明朝、発つことにしたが、禾晏は置いて行くと決めた。「あいつは馬大梅(バタイバイ)に監視させろ」禾晏の部屋から物音が聞こえた。肖珏が心配して駆けつけてみると、背中に薬を塗ろうとしていた禾晏が薬瓶を落としただけだと分かる。すると禾晏の背中の傷が開いていた。「都督?」「私がやろう」禾晏は栗台城へ行きたいと嘆願した。「私が都督を守ります」しかし肖珏は傷を治すことが先だという。「私がお前を守るはめになる」「はい、私は掖州衛を守ります」その時、ふいに禾晏の後れ毛が傷口にかかり、肖珏は髪を避けながら禾晏の肌に触れてしまう。互いに相手を意識し、一瞬だけ流れる静寂。「終わったぞ」「あ、都督…渡したいものがあります」すると禾晏は道中に食べて欲しいと桂花糖を贈った。肖珏は黙って受け取ったが、部屋を出て行く前にふと言い残しておく。「…あの晩の月は美しかった」翌朝、禾晏が目を覚ますと肖珏の姿はなかった。すると机の上に開封していない桂花糖が置いてある。「まあ受け取っただけでも良しとするか」…肖珏、無事に戻って、それまで掖州衛は私が守る…こうして肖珏のいない生活が始まった。順調ならそろそろ栗台城に着く頃だろう。一方、宋陶陶は禾晏が不能だと誤解したまま薬湯を届けていた。その日、新しい処方を思いついた宋陶陶は薬草を取りに山へ入ったが、怪我をして倒れている男を発見し、兵営へ運び込む。しかし禾晏は男の身なりから異民族だと気づき、警戒を強めた。その頃、肖珏たちはまだ20理しか進めずにいた。報告によれば山道で崩落があり、進軍は困難だという。抜け道が1本あると聞いて肖珏は予定を変更することにしたが、飛奴に密かに指示を出しておいた。徐娉婷(ジョヘイテイ)が中庭で梅の花を見ていると、ちょうど楚昭の姿が見えた。「子蘭(シラン)!来てくれたの?」「老師に会いに…あ、もちろん君にも」喜んだ徐娉婷は楚昭にも梅の枝を贈ることにした。そこで侍女に枝を切らせたが、ふいに風が吹いて梅の花が落ちてしまう。「何してるの?!役立たずね!」徐娉婷はいきなり侍女を引っ叩いた。涙ぐむ侍女を見た楚昭は今度、郊外の梅の花を見に行こうと誘い、徐娉婷の機嫌を取って別れる。その様子を徐敬甫が見ていた。徐敬甫は娘を甘やかし過ぎたと嘆いた。内心で徐娉婷を嫌悪しながら、楚昭はこれも率直な性格ゆえだろうとかばう。すると徐敬甫は掖州城から戻った肖珏が順風満帆のようだと遠回しに不満を漏らした。しかし楚昭はそろそろ掖州衛に嵐が起こるという。つづく( ๑≧ꇴ≦)やだもう都督ったらw ←何が?w
2026.08.08
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锦月如歌 Legend of The Female General第10話孫(ソン)家の仏堂で12体もの娘の亡骸が見つかった。応香(オウコウ)から一連の報告を聞いた楚昭(ソショウ)は何より丁一(テイイツ)を倒した禾晏(カアン)の武功の高さに目を見張る。しかし自分の目的は帳簿を手に入れること、孫父子の所業については肖珏(ショウカク)に任せることにした。「慈悲は私とは無縁、自分で選んだ道だ、今さら徳を積む必要はない」好色の孫凌(ソンリョウ)は娘たちをさらい、辱めて殺した挙句、死後の安らぎさえ奪っていた。禾晏は亡骸が街の告示に張り出されていた消息不明の娘たちだと確信し、一刻も早く無念を晴らしてやりたいという。しかし目下の急務は軍費と糧秣、肖珏は処理が多少、遅れても問題ないと冷たかった。「どう動くかは考えてある、口を出すな」禾晏は肖珏が価値の軽い女子の事件を後回しにしたと憤慨、翌日から単独で行動することにした。すると偶然、告示版の貼り紙を見ながら尋ね人を記録している飛奴を見つける。禾晏は肖珏を誤解していたと気づき、飛奴にある情報を耳に入れた。肖珏が青琅(セイロウ)剣と飲秋(インシュウ)剣の手入れをしていると飛奴が戻って来た。飛奴は告示版の前で禾晏と出くわしたと伝えたが、肖珏は気にせず都の状況を聞く。「何如非(カジョヒ)は徐敬甫(ジョケイフ)に接触を図るも会えずにいます」「私に見る目がなかったか…」肖珏は鳴水(メイスイ)で何如非が遅れて来たのも丞相と結託していたからだと気づき、自分の暗殺計画も丞相への手土産だと分かった。「何如非とはかつて共に学んだ仲、だが…」しかし肖珏はそこで言葉を飲み込んでしまう。孫祥福(ソンショウフク)は突然、姿を消した丁一を探し回っていた。楚昭は見ていないとごまかし、応香に孫祥福を見張るよう指示する。「命綱である帳簿を気にしているはず、見つけてもすぐには奪うな、騒ぎは避けたい」その日の宴、楚昭は独りで席についた程鯉素(テイリソ)を見て、目が治ったと知った。禾晏は実は夜には治っていたと暴露し、肖珏を驚かせる。「従甥は再び襲われるのを恐れて芝居を続けていたそうだ、私も騙されていた」肖珏は咄嗟に釈明し、計画を進めた。昨日、孫祥福が軍費に回すほど税収がないと嘆いていたが、ならば商人たちを集めて代わりに自分が徴収するという。「楚大人も同席してくれるか?」「都督の頼みなら喜んで」楚昭にとっても孫家の混乱は好都合だった。宴は散会、すると部屋へ戻る道すがら、肖珏はなぜ急に目のことを明かしたのか聞いた。禾晏はこれも都督のためだと訴え、孫父子を脅かして計画を進めやすくしたという。「微力ながらお手伝いを」肖珏は禾晏が自分の計画に気づいて怒りを解いたのだと分かった。楚昭の予想通り孫祥福は帳簿を確認するため隠し部屋に現れた。物陰に潜んでいた応香は金庫の開錠方法を暗記、楚昭に報告する。「肖珏が明日、騒ぎを起こすはずだ、侍衛が制圧されたら帳簿を盗みに行け」応香は宴に出席すれば楚昭も巻き込まれると心配したが、楚昭はその場にいたほうが対処できると安心させた。「どちらにせよ孫祥福は生かしておけぬ」「ご安心を、私が必ずや憂いを断ちます」翌日、肖珏の招きで商人たちが宴に現れた。しかし早く散会させたい孫祥福が商人たちに睨みをきかせ、弱みを握られている商人たちは料理に手もつけられない。すると禾晏が気分転換に庭でも散策してはどうかと提案、商人たちを仏堂へ誘導した。商人の中にも行方不明の娘を探している者がいた。すると思いがけず仏堂で哀れな姿になった娘と対面、父親たちの慟哭が響く。孫祥福は関与を否定し証拠がないと訴えたが、そこへ宋陶陶(ソウトウトウ)が駆けつけた。宋陶陶は太医院長官の一人娘だと明かし、掖州城に来て孫凌にさらわれそうになったと証言する。「宿の誰もが見ていたわ」そこで禾晏は12体の仏像がいつ作られたのか調べ、女子たちが死んだ時期と一致するか見てみようと畳み掛けた。孫祥福は思わぬ追及に言葉を失い、激怒した商人たちは孫父子を厳罰に処して欲しいと都督に嘆願する。その隙に禾晏は別の亡骸の場所に向かった。禾晏は自分が殺した丁一の亡骸をさも初めて発見したかのように驚いた。「ここに男の亡骸もあるぞ!この屋敷で働いていた男では?」すると肖珏は掖州城に到着直後、万花(バンカ)閣でこの男が舞姫を選んでいるのを見かけたと言った。「その舞姫たちが私を暗殺しようと謀った、まさかあれも孫大人の命か?」「アイヤ~この男も気の毒だ、使い捨てとはな」そんな騒ぎの中、応香は隠し部屋に潜入し、金庫を開けて帳簿を手にした。しかし飛奴が現れ、帳簿の取り合いになってしまう。飛奴は黒衣の賊を蹴り飛ばして帳簿を手にしたが、応香はその隙に逃げ出した。すると飛奴は賊から取り上げたと思っていた帳簿が同じ布装のただの書物だったと気づく。一方、追い詰められた孫祥福は肖珏たちを一網打尽にすべく笛を吹いて侍衛を呼んだ。しかし駆けつけたのは九旗営、すでに屋敷は制圧したという。「糧秣は見つかったか?」「いいえ、倉は空っぽでした」肖珏は孫祥福に糧秣をどうしたのか聞いた。ついに逃げられなくなった孫祥福は腹を括り、命を助けてくれるなら黒幕を明かすという。その時、孫祥福に暗器が命中、絶命した。実は禾晏は仏堂で亡骸が発見された時、上等な衣を着ている娘がいることに着目していた。翌日、街で飛奴と出くわした禾晏は豪商の中にも失踪した娘がいることから亡骸と無関係ではないと助言する。肖珏は今回ばかりは禾晏のおかげで真相を暴けたと素直に感謝した。楚昭は応香のおかげで帳簿を手に入れた。「絶妙な時に孫祥福を始末してくれた この帳簿はまさに諸刃の剣、さて、どのように利用すべきか」すると応香が済まなそうに隠し部屋で肖珏の配下と争ってしまったと報告した。しかしどちらにせよ肖珏は丞相の門下である自分を疑うはず、楚昭は証拠がなければ何もできないと安心させる。一方、飛奴も賊が金庫に隠してあった帳簿を持って逃げたと報告していた。肖珏は楚昭の仕業と勘づいたが証拠はない。「消えた軍費や糧秣は徐敬甫の懐に入ったのだろう、この借りは返す」12体の亡骸のうち3体は素性の知れない娘だった。そこで肖珏は郊外にある乗風(ジョウフウ)という高台に3体を葬ることにする。名も知れぬことから石塔には″乗風而游自在山河(風に乗り自由に山河を旅する)″と彫った。宋陶陶は貞淑を美徳とする女子の弱さを嘆き、禾晏は女子でも武術を身につけ強くなれると説く。その時、楚昭が男なら己の翼の下で女子を守るべきだと訴えた。楚昭の辛い過去を知る由もない禾晏は女子が男に全て委ねるべきではないと反論、己の翼で自由に飛ぶこともできるという。楚昭は幼い自分を残して亡くなった母のことを思い出していた。『子蘭(シラン)@楚昭、私は疲れただけ、来世も女子に生まれてあなたの母親になりたい その時はしっかり翼を生やしてあなたを守るわ』病床の母はそう言って穏やかに笑った。…あの時、誰かが母を助けてくれたら良かったのに…都督が孫家の悪事を暴いてくれたと知り、孫府に城内の民が駆けつけた。民は感謝の印に各々が差し入れを持参、豪商たちも軍費と糧秣の足しにして欲しいと食料と銭を持ってきてくれる。すると宋陶陶が記録すると申し出て皆を連れて行った。楚昭は肖珏と程鯉素に都へ帰ると別れを告げた。「縁があればまた会いましょう、程公子、君とは縁があるようだ まだ本名を知らない、程鯉素は仮の姿だろう?」「私は禾晏です、黙っていてくださり感謝します」その時、楚昭がふいに禾晏に接近、耳元で囁いた。「剣舞も見事だった、仙女が現れたかと…安心してくれ、君の秘密は必ず守るよ」すると面白くない肖珏が早く荷物をまとめろと急かした。掖州衛に肖珏たちの馬車が到着した。程鯉素は身代わりになってくれた禾晏を出迎えたが、思いがけず最後に宋陶陶が現れる。「毒女だ!」「何ですって!程鯉素!」程鯉素が逃げ出すと宋陶陶が追いかけて行った。誰もいない宿舎に落ち着いた禾晏。「毒を盛ってからとどめを刺す、何如非は変わらないな でも肖珏の命を狙うのはなぜだ?2人には私の知らない軋轢が?」つづく"(ノ*>∀
2026.08.07
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锦月如歌 Legend of The Female General第9話肖珏(ショウカク)を牽制するため何如非(カジョヒ)の侍衛・丁一(テイイツ)を利用し、その隙に孫祥福(ソンショウフク)の帳簿を奪いたい楚昭(ソショウ)。侍女・応香(オウコウ)は帳簿が孫凌(ソンリョウ)の部屋にあると目星をつけて見張っていたが、思いがけず肖珏が忍び込み、隠し部屋に入ったという。肖珏は丞相と孫祥福の金銭の授受を知らないはず、おそらく税収について調べているのだろう。「だが帳簿を奪われると厄介なことになる、応香、肖珏から目を離すな」その頃、肖珏は孫祥福と茶を飲みながら、糧秣が届かぬ苦労を嘆いて反応を見ていた。孫祥福は烏托(ウタク)との戦が絶えず市場が閉鎖となり、商人の稼ぎが減ると同時に税収が減って軍費の工面もできなくなったと嘆き、この身を売れるのなら銭に換えて軍営に届けたいと涙する。「胸を打たれる言葉だ、軍の困窮が一時的なものならきっと信じたはず」肖珏に下手な芝居は通じず焦る孫祥福だったが、その時、楚昭が客間で待っていると使用人が知らせた。すると渡りに船とばかりに孫祥福はさっさと行ってしまう。一方、丁一(テイイツ)はどこか見覚えのある程鯉素(テイリソ)を怪しんでいた。そこで程鯉素が部屋で独りになった隙に接近、本当に見えていないのか試してみる。禾晏(カアン)は見えない演技を続け、丁一がわざと足元に置いた小さな踏床につまずいて転んだ。すると丁一は程鯉素が腰に下げている香炉に毒入りの香り玉を仕込んで音もなく去って行く。禾晏は毒に気づいたが、恐らく近くで見張っていると考え、取り出すことができなかった。…この毒で肖珏もろとも始末する気ね…肖珏が中庭の池の橋を渡っていると、前から禾晏がふらふらとやって来た。「どうした?」肖珏が禾晏の腕をつかむと、禾晏は毒の香り玉を仕込まれたと囁く。すると禾晏は足を踏み外したふりをして肖珏をもろとも池へ落下した。濡れた香り玉は台無し、丁一はまたしても暗殺に失敗してしまう。しかし毒を仕掛けた途端に池に落ちるのはあまりにでき過ぎだった。「見えないふりだろう」禾晏は丁一がなぜ肖珏を狙うのか気になり、その夜、母屋の屋根に登って孫祥福と丁一の会話を盗み聞きした。<程鯉素を殺す?飛鴻(ヒコウ)将軍の命は肖珏の暗殺なのでは?<彼が邪魔なのです、先に知恵者を消せば肖珏の暗殺ははるかに簡単に…肖珏暗殺計画の黒幕は何如非(カジョヒ)だった。その時、丁一が屋根に曲者がいると気づいてしまう。禾晏は屋根から飛び降り、急いで逃げた。すると驚いたことに途中で別の賊と出くわし、手合わせになってしまう。しかし追っ手が迫り、2人は慌てて別々の方向へ逃げた。実はもう一人の賊は肖珏だった。肖珏は部屋に戻ったが着替える時間がなく、湯殿に入ることを思いつく。その時、思いがけず禾晏が飛び込んできた。禾晏は覆面を下ろして安堵したが、衝立の奥で湯あみしている肖珏に気づき動揺を隠せない。ふと設定を思い出して目が見えないふりをした禾晏、しかし手遅れだった。「黒衣を脱いで猿芝居をやめないか」すると賊を捜索していた丁一が門を叩いた。「肖都督?お休みですか?」焦った禾晏は勝手に湯殿の中に入って潜ってしまう。丁一がいきなり門を開けた。肖珏は無礼だとたしなめたが、丁一は賊の捜索中だと断り、程鯉素が部屋にいなかったという。そこで肖珏は従甥なら食雲居(ショクウンキョ)の菓子を食べに行ったとごまかし、丁一を追い返した。禾晏は肖珏のおかげで難を逃れた。「なぜ追われている?黒衣を着て何をしていた?」肖珏はここぞとばかりに禾晏を追求したが、その時、禾晏が肖珏の顔を手で覆った。やはり先ほど出くわした覆面の賊は肖珏だ。「都督こそ、さっきまで黒衣で何を?多分、同じことでは?」「(ギギギギ…)なぜ見えぬふりをした?」「都督をかばって目が見えなくなったのは事実です、ただ治りが早かっただけ 恩をお忘れなく♪」「禾晏…出ていけ」実は禾晏が屋根にいた時、肖珏も反対側の屋根で盗み聞きしていた。肖珏は何如非が自分を殺すつもりだと知って憤った。…孫祥福に仕える男が何如非の配下だとは鳴水(メイスイ)では援軍を遅らせ、御前では誣告し、今度は私の暗殺を謀った私が知る何如非は決して陰険でも狡猾でもないそれとも私が本性を見誤ったのか?そして禾晏は一体どんな役割を演じているのか?…そんな騒ぎの中、楚昭は高みの見物を決め込んでいた。応香の話では孫祥福と丁一の密談を誰かに聞かれ、その時、肖珏は湯浴み中だったという。「周到だな」「肖珏は丁一が何如非の手下だと察したはず」「放っておけ、恨まれるのは何如非だ」すると応香は公子のために準備した汁物を渡した。(๑´ω`๑)♡キュン@応香禾晏は部屋に戻ったものの諦めきれず、決着をつけるため再び部屋を出た。ちょうど捜索をあきらめて部屋に戻った丁一、しかし再び黒衣の賊が現れ、対峙する。「私が誰か分からぬか?」すると禾晏は覆面を外した。「程鯉素…いや程鯉素は武芸ができぬ、別人だな?」禾晏は剣を抜いて丁一に襲い掛かり、孫府の仏堂へ誘導した。仏堂には孫父子が12の亡霊を封じるため12体の仏像が立っていた。「いい死に場所を選んだな、お前の魂も永遠に閉じ込められ、生まれ変われぬ!」「私は地獄から戻った悪鬼、来世などどうでもよい!仏像など怖くないわ!」禾晏と丁一の激しい攻防が続いた。すると身軽な禾晏が壁を蹴り上げ姿を消してしまう。急に静まり返った仏堂、丁一は息を殺しながら警戒していたが、その時、突然、禾晏が頭上から現れ、丁一の両目を切りつけた。その夜は激しい雷雨になった。応香は窓を閉めることにしたが、楚昭はそのままでいいという。「この嵐がどこまで天地を濡らすか見たい」果たして禾晏はこの局面で何を果たすつもりだろうか。丁一は幡に絡まれ身動きが取れなくなった。「丁一、私は同じ奴に2度も殺されない、今日、私の代わりに地獄へ行け おまえも生まれ変われるかな?」「正体を明かせ!」「かつてお前は目の見えぬ女を殺した…これで分かったか?」その様子を肖珏がこっそり見ていた。「何晏(カアン)だな!」「なぜ何如非が肖珏の命を狙うのか、正直に話せば楽に死なせてやる」「そんなに肖珏が大事なのか!」「彼は生死を共にする仲間、当然だろう?」「ぶはははは~!たとえ死のうともお前に話すものか!」「それなら閻魔に話せ、私はお前に殺され地獄から這い戻った、復讐のためにな」禾晏は丁一の首を切り裂いた。「…お前は何者だ?」その声は肖珏だった。「丁一に殺されたとはどういうことだ?」禾晏は肖珏に見られていたと気づき、咄嗟にいつもの調子に戻す。「脅かしただけですよ~」「まだ言わぬつもりか…禾″姑娘″」肖珏はすでに禾晏が女子だと知っていた。肖珏は女子の身で男の戸籍を作り、掖州衛に潜入した禾晏を怪しんだ。「全て明かすなら九旗営(キュウキエイ)に入れてもいい」「本当ですか?!(信じるかっつーの)」実は何晏の師匠・柳不忘(リュウフボウ)は全て織り込み済み、禾晏は台本通り事情を明かした。「私はもともと戸籍上は男です」身重だった母がある占者と出会い、男を産めば立派な将軍に、女なら早死にすると言われ、禾晏を男として育て、戸籍にもそう記したという。「では暴れ馬を鎮めた撫越(ブエツ)軍の技は?」「男として生きるからには将軍になりたい そこで撫越軍に入り、少々、手柄を立てましたが、伍長に女子だとばれました 伍長は表沙汰にしませんでしたが、処罰を恐れて怪我を理由に私を郷里に送り返したんです」確かに最近の調査で禾晏が撫越軍で功を立てるも負傷して除隊したという知らせを受け取っていた。「全部、答えましたよ!九旗営に入れますか?」「女と知られても追い出されると思わないのか?」「私は将軍になって国を守りたい!肖家軍なら才を重視し公平に扱ってくれるはずです!」その時、肖珏は禾晏が背中を怪我したと気づき、急ぎ戻ることにした。「行くぞ」「でも屍が…」「飛奴(ヒド)がやる」禾晏は背中に手が届かず、肖珏に薬を塗って欲しいと頼んだ。「男装して恥じらいもなくしたか?」「都督は君子だと信じています」仕方なく肖珏は衝立の奥に入り、手当てしながら探りを入れた。「どうして何如非の配下と斬り合いになった?」「都督のためですよ~都督の暗殺を企てていると知って何としても防ごうと思って 丁一に気づかれ攻撃されてしまい、手加減できなかったんです 私の忠誠心は本物ですよ!」しかし肖珏は九旗営入りにこだわる禾晏を訝しんだ。無事に手当を済ませ、身支度を整えた禾晏。そこで禾晏は賢才ばかりの九旗営に入り、身分や性別に関係なく功を立て国に貢献できると証明したいと訴えた。「志ある者は必ず大事を成す、いつか必ず将軍になる!(๑•̀ㅂ•́)و✧」「言葉によどみなく説得力もある、だが、私が信じると?真実を言えないのなら掖州衛を去れ」「約束を破るんですか?!」「私にだけ誠実さを求めるな」禾晏は肖珏に追い出されると焦り、愚策に走った。「私を追い出すなら言いふらすから、都督が女を囲っていたって 都督、腰に小さな赤い痣があるって知ってますよ~」「何だと?!」実は禾晏は湯殿に潜って隠れていた時、肖珏の腰にある赤い痣に気づいた。「また絶妙な場所にありますよね~情人でなければ知るはずない」その時、飛奴が報告にやって来た。すると飛奴は寝台にいる肖珏と禾晏を見て顔をしかめてしまう。肖珏は禾晏の脅しがまんざら嘘でもないと知り、気まずくなった。「で、報告があるのでは?」「都督、丁一の屍を埋めようと思ったのですが、仏堂内に穴を掘ったところ… ご自分の目で確かめてください」肖珏と禾晏は再び仏堂へ向かった。そこで見たものは…。つづく( ๑≧ꇴ≦)えー意外な展開!今回もツッコミどころが多くて楽しかった!
2026.08.06
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嫁东宫第2話(第4集~第6集)皇太子・喩非宸(ユヒシン)の暗殺を企てるも失敗続きの尹南瑶(インナンヨウ)こと月見(ゲツケン)。翌朝、皇太子が参内すると、早速、双子の弟・喩非梵(ユヒハン)を訪ねた。「初夜を終えたばかりで私と密会か?どうやら皇兄は役立たずなんだな?ふっ」「近過ぎ…毒をくれないと太子を殺せないわ」すると喩非梵は毒を渡す代わりに殺したらすぐ連絡が欲しいという。「君が太子を殺したらすぐ兄に取って代わるためさ」「その目では無理でしょう?」喩非梵は顔こそ皇太子と瓜二つだが、目の色が青かった。「大丈夫…とにかく警告しておく、死に損ないの皇兄は少しばかりやっかいだぞ?」「大きなお世話よ」喩非宸が屋敷へ戻ると尹南瑶が待っていた。…何を企んでいるのか見てやろう…すると尹南瑶は汁物を準備しておいたので飲んで欲しいという。「私はきのこが苦手で発疹が出てしまうの、殿下が口移しで飲ませてくれるなら別だけど」月見は無理を承知で皇太子を煽ったが、その時、毒入りだと知っている喩非宸が口移しで尹南瑶に飲ませてしまう。驚いた月見は体が痒くなって来たとごまかし、慌てて部屋に向かった。その途中、月見は回廊で点穴し毒を吐き出す。「毒入りだと気づいた?二殿下の罠だったのかしら…」喩非宸は側近の度彬(ドヒン)から尹南瑶に入れ替わったのが砕星(サイセイ)谷の達人・月見だと聞いた。「極めて残忍で腕が立ち、師父は砕星谷の一番手・桃金娘(トウキンジョウ)です もう1人の達人は鬼卿(キケイ)という名で本人の姿を見た者はいません」しかし情報もここまで、砕星谷の拠点までは分からなかったという。月見は喩非宸が喩非梵に成りすましている可能性を疑い、師匠に相談した。桃金娘の話では確かに目の色を変えられる薬が存在するが、2刻しかもたないという。そんなある夜、月見は皇太子が皇宮に留まると知り、喩非梵と酒を飲むことにした。「ずっと冷宮にいたの?」喩非梵は動揺を悟られまいとふいに席を立ち、背を向ける。「双子が生まれると国運が下降する、全ては私の目の色のせいだ 私は皇兄の影に隠れて生きるだけ、まるでネズミのように」「町の野良犬より皇宮のネズミの方がましよ」「口下手なら無理に慰めなくていい」月見は喩非梵の青い目をのぞき込んだが判別できず、このまま2刻待つことにした。すると今度は喩非梵がなぜ砕星谷に入ったのか尋ねる。「そうね…空腹だったから、食べないと死んでしまう、生きたかったの」月見は師匠との辛い修練を思い出しながら、本当はすごく怖がりだと明かした。「雨の日の稲光が怖い、雷鳴も怖い、雨の日は人が死ぬ…」酒を飲んだ月見は幼少期の話をしながら眠ってしまう。月見は喩非梵の声で目を覚ました。「嫂嫂、もうすぐ朝だ、そろそろ戻った方がいい」すでに2刻を過ぎたが、やはり喩非梵の目は青いままだった。月見が帰ると水廊の下でずっと控えていた度彬が現れた。「殿下、内力で薬効を伸ばすなんて危険すぎます!」すると喩非宸は急ぎ血を流しながら黒目に戻し、月見から盗んだ紫の花を見せた。「辰(シン)国の断崖絶壁で紫の月見草が生えるのは…独月(ドクゲツ)山か」「そこが拠点?!、二皇子に成り済ます策が功を奏しましたね!」度彬は早速、捜索に向かった。「私も雨が嫌いだ(ボソッ」あれは激しい雨の夜、まだ幼かった喩非宸は冷宮に弟・喩非梵を訪ねたが、すでに死んでいた。…目の色が違うだけで不吉と思われ、死んでも誰も気にかけないなんて…喩非宸が推察した通り独月山に屋敷があった。そこで尹国(インコク)公が砕星谷の黒幕なのか探りを入れるため、尹国公府の裏庭で狩りをすると決める。翌朝、喩非宸は何の前触れもなく尹南瑶に今日は尹国公夫妻と狩りをすると伝えた。月見は砕星谷に知らせるため部屋に戻ろうとしたが、喩非宸に邪魔されてしまう。仕方なく尹国公府へ向かう馬車から密書を捨てた月見。やがて馬車が急停止した。饅頭(マントウ)を盗んだ子供が店主に捕まり、道のど真ん中で折檻されていた。見かねた月見は馬車から飛び出し、店主にかんざしを渡して子供を見逃してもらう。「あなたには分からないでしょうね、危険を冒してまで饅頭を盗む子の気持ちが!」「はあ?何様のつもりだ?」そこに喩非宸が現れた。まさか皇太子妃とは知らず、驚いてその場にひざまずく店主。すると喩非宸は店主に杖刑50回を命じ、少年には軍に入るよう勧めた。少年は東影(トウエイ)国のせいで両親が死んだと訴え、兵士になって復讐するという。「でも待って、廟に空腹の妹がいるんだ!」「妹がいるの?」月見は弟と饅頭を分け合って食べたことを思い出し、妹想いの少年に自分を重ねた。尹国公府へ到着した喩非宸と月見。月見は密書が無事に届いたか半信半疑だったが、尹国公は再会を喜んで娘を抱きしめた。「会いたかったぞ、宮中での生活はどうだ?(裏山へ)」月見が捨てた密書は無事、組織の者が拾っていた。先回りした桃金娘はすでに尹南瑶を人質にし、話を合わせるよう尹国公夫妻を脅す。尹国公は指示に従うと約束、娘を傷つけないよう頼んでいた。裏山にやって来た喩非宸たち。喩非宸は馬にまたがり、皇太子妃のために獲物を取って来ると約束して度彬と森へ向かった。すると案の定、潜んでいた砕星谷の刺客たちが襲いかかって来る。しかし予見していた喩非梵が口笛を吹いて伏兵を呼び、刺客たちは逆に襲撃された。その時、思いがけず背後から桃金娘が現れ、度彬を蹴り飛ばし、喩非宸に襲いかかる。さらに仮面をつけた鬼卿(キケイ)が駆けつけ、見事な足技で弓兵を倒した。使い手2人が相手とあって思い通りに攻撃できない喩非宸。すると度彬が援軍を連れて駆けつけ、桃金娘と鬼卿はそこで退散してしまう。「追え!」その時、騒ぎに気づいた月見と尹国公夫妻がやって来た。「殿下?ご無事ですか?」月見は密かに短剣を構えた。しかし人質だった尹南瑶が隙をついて逃げ出し、突然、走って来る。「母親!母親!助けてーっ!」驚いた月見は短剣を隠して振り返った。その時、背後から喩非宸を狙っていた刺客が矢を放ってしまう。月見は咄嗟に走り出して尹南瑶を後ろへ突き飛ばし、代わりに肩を射抜かれ、その衝撃で崖から転落した。すると思いがけず喩非宸が飛び降りて月見を捕らえ、岩肌に剣を突き刺して持ちこたえる。「手を離すな!」しかし刺客が投げた暗器が剣に命中、2人は谷底へ落下した。尹国公夫妻は皇太子の無事を信じ、戻った暁には砕星谷に脅されていた件を全て話すと決めた。しかし思いがけず娘の恩人となった月見を危険に晒すことになってしまうと気づく。一方、喩非宸と月見は川に落下し無事だった。喩非宸は深手を負った月見を川から引き上げ、肩の傷を見ようとしたが、その時、急に月見がその手を握りしめる。「阿瞳(アトウ)!」「阿瞳?誰のことだ?」月見は朦朧とした意識の中、幼い頃の辛い経験を思い出していた。激しい雨の中、生き埋めになった弟を必死に引っ張り出そうとしていた月見…。すると月見はふと我に返った。「何でもない…過ぎたことよ」喩非宸は月見を連れて森に入り、暖を取った。やむを得ず衣をはだけて刀傷に薬草を湿布し、自分の衣の裾を割いて包帯がわりに巻いてやる。月見はこの機に乗じて短剣を握ろうとしたが、その時、激痛が走って顔を歪めた。「動くと傷が開く」喩非宸は月見が手を動かさぬよう握りしめた。…助けてもらうのは今回だけよ…つづく
2026.08.05
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锦月如歌 Legend of The Female General第8話掖州(エキシュウ)知県・孫祥福(ソンショウフク)の屋敷に到着した楚昭(ソショウ)。それとなく肖珏(ショウカク)の排除をほのめかすも、あくまで丞相の与り知らぬことであると牽制した。すると孫祥福はすでに掖州で動いていた飛鴻(ヒコウ)将軍の侍衛・丁一(テイイツ)と引き合わせる。「何かあればお申し付けください」「不要な気遣いだ、頼むことはない」肖珏と程鯉素(テイリソ)に成り済ました禾晏(カアン)が孫府に到着した。すでに妓楼で顔を合わせていた肖珏と楚昭、しかし暗黙の了解で久しぶりの挨拶を交わす。そんな中、禾晏は占者と偽って騙した楚昭との再会に動揺していた。すると思いがけず楚昭が初対面として対応してくれる。「初めまして、程公子」「程鯉素と申します、楚大人」禾晏は楚昭が自分の正体を暴露するつもりがないと気づいて胸をなで下ろしたが、2人の関係を勘繰っていた肖珏はいささか当てが外れた。孫祥福は掖州の財政が赤字続きで軍にまで手が回らないと理解を求めた。そこで肖珏はこの機会に楚昭と一緒に帳簿を確認したいと切り出し緊張が走るも、ひとまず挨拶がわりの乾杯が終わり、余興が始まる。すると楽師と美しい舞姫たちが現れた。禾晏は丁一が妓楼から連れてきた舞姫たちを警戒していたが、そこに孫家秘蔵の酒が運ばれて来る。しかし禾晏は丁一が肖珏に注いだ酒を怪しみ、乾杯するふりをしてわざと肖珏の手から杯を落とした。その時、床にこぼれた酒から煙が湧き立つ。「毒だ!どういうことだ!」禾晏が騒ぎ立てると、舞姫たちが隠し持っていた武器を手にした。刺客の標的は肖珏だった。肖珏は独りで刺客を次々と退けたが、その時、禾晏は丁一が倒れた舞姫にこっそり指で合図を送るのを見る。驚いた禾晏は咄嗟に肖珏を突き飛ばし、代わりに舞姫の毒粉を浴びた。激怒した肖珏はその舞姫を刺し殺したが、結局、他の刺客も毒を噛んで自害してしまう。静まり返る宴席、すると禾晏が口を開いた。「舅舅…目が見えない」刺客たちが全滅し取り調べはできなくなった。孫祥福と丁一は身に覚えがないと釈明したが、肖珏はこの機会を利用し、真相究明まで孫府に残って調査に協力するという。すると楚昭も証人として真相を探り、黒幕を捕らえると約束した。( ತ _ತ)激オコとどー🦭wその夜、肖珏は禾晏を心配して付き添っていた。禾晏は落ち着いていたが、肖珏は禾晏が平静を装っているだけだと誤解している。「私なら大丈夫です、視力を失っても目が見えない者の中で1番になりますから」禾晏は玉華(ギョクカ)寺の参拝客の男の言葉を引用したが、肖珏も禾晏が自分と同じ発想なことに驚いていた。一方、宴で騒ぎを起こした孫祥福と丁一は楚昭から叱責されていた。楚昭はこの失策を指示したのが飛鴻(ヒコウ)将軍だと気づいたが、孫祥福は咄嗟に自分たちの独断とは言え丞相のためだったと釈明する。「そなたたちが何をしようと勝手だが、我が師の名声を傷つけたら責任を取ってもらう!」「ご心配なく!必ずや肖珏を始末してみせます!」孫祥福は楚昭を何とかなだめて帰したが、肖珏だけでなく程鯉素も切れ者だと知った。肖珏の杯を落としたのも偶然とは思えず、武芸ができないと見せかけながらそれとなく肖珏を援護している。すると丁一は程鯉素になぜか見覚えがあると言った。肖珏は献身的に禾晏を世話した。そんな優しい肖珏の一面の戸惑いながら就寝した禾晏。「何かあれば呼べ」( ತ _ತ)ヤンデレ化とどー🦭肖珏は隣の部屋に戻ると飛奴(ヒド)が待っていた。飛奴が潜入した際、孫凌(ソンリョウ)の楼閣で隠し部屋を発見、帳簿は恐らくそこにあるという。この機に乗じて虎穴に入ると決めたものの、禾晏を巻き込んでしまったと自責の念に駆られる肖珏。一方、孫祥福は金庫の中に隠してある帳簿の無事を確認していた。…肖珏は思ったより手強い、帳簿をしっかり隠さねば、税収をごまかしていると肖珏にバレたら何もかもおしまいだ…しかし金庫にはもう1冊、孫祥福の命をつなぐ大事な帳簿があった。…これさえあれば丞相は私を見捨てない、万一の時は道連れにするまで…すると孫祥福は金庫を閉めた。翌朝、肖珏は禾晏に自ら粥を食べさせてやった。そこへ目に詳しい医者がやって来る。喜んだ禾晏は決明子(ケツメイシ)と白芍(ビャクシャク)を煎じて飲んだと伝えたが、医者は確かに決明子は目に良いとしか言わなかった。すると医者は禾晏の目に鍼を刺そうとする。心配そうに見守る肖珏、しかしすんでのところで禾晏が医者の手を掴んで止めた。…見えているのか?…肖珏は驚いたが、実は禾晏はヤブ医者だと見抜いていた。「大夫、決明子と白芍は併用すると腹痛が起きやすい、禁忌を忘れたのか?」焦った大夫は年のせいで物覚えが悪くなったと言い逃れ、薬を準備すると言って退散した。( ತ _ತ)騙されたとどー🦭昨夜、目が見えなくなった禾晏は密かに師匠からもらった薬を飲んで視力が回復していた。しかし敵を油断させるため、しばらく見えないふりをすると決める。…その方が何かと動きやすい…一方、禾晏が演技していると見破った肖珏はこれを利用することにした。肖珏は禾晏を連れて屋敷を散策した。「舅舅、どこへ行くのですか?」すると肖珏は孫凌の院子に到着するや禾晏を一人残し、消えてしまう。「肖珏の奴、人使いが荒いな…(ボソッ」薄目を開けた禾晏は自分の居場所に気づいて事情を察し、わざと大声を出して門衛の気を引いた。「誰かいないか?!目が見えないんだ!道に迷った!」門衛は慌てて駆けつけ禾晏を追い出そうとしたが、その隙に窓から肖珏が楼閣に忍び込んでしまう。肖珏は地下の密室を発見、複雑な鍵がついた金庫を見つけた。しかし正しい順序で回さねば開かないどころか、1つでも間違えれば中の物が台無しになってしまう仕掛けだろう。その時、中庭にいる禾晏の声が大きくなった。「大丈夫!独りで戻れる!放せよ!押すなってば!」肖珏は孫凌が戻ってきたと気づき、咄嗟に梁の上に隠れて無事だった。孫凌は庭で揉め事を起こしている程鯉素を懲らしめようと外へ出た。しかし運良く楚昭が現れ、禾晏の肩を持ってくれる。「では私が部屋まで送ろう」程鯉素が女だと知っている楚昭は目が見えない禾晏に気を遣った。禾晏はそんな楚昭に困惑し、独りで歩けると安心させ、自分の部屋に招く。「楚大人、どうぞ座って…」「君に大人と呼ばれるのは変な感じだ」「なら楚兄と…多謝、楚兄」「何?急に改まって…」「楚兄ならお分かりかと…」「ではそういうことに」すると丁一が楚昭を迎えに来た。楚昭は孫祥福が呼んでいると聞いて席を立ったが、丁一は一緒に出て行ったと見せかけ、音もなく禾晏の部屋に戻る。つづく( ๑≧ꇴ≦)んなわけないのに楽しいw
2026.08.05
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锦月如歌 Legend of The Female General第7話客桟を抜け出した禾晏(カアン)は掖(エキ)州知県・孫祥福(ソンショウフク)の屋敷を見張っていた。すると見覚えのある男が屋敷から出てくる。それは掖州衛で見かけた何(カ)家の配下・丁一(テイイツ)だった。禾晏は早速、男を尾行することにしたが、実は自分も肖珏(ショウカク)につけられていると気づく。その時、運良く丁一が万花閣に入った。…気位の高い肖珏に妓楼は無理でしょ…禾晏はこれで肖珏を振り切れると踏み、万花閣へ潜り込んだ。掖州城に入った兵部巡察使・楚昭(ソショウ)は万花閣で酒を飲んでいた。その時、侍女・応香(オウコウ)がある男に目を止める。「公子、あれは闕(ケツ)城からの帰路で会った占者では?」実は楚昭と禾晏は面識があった。…掖州衛へ向かう途中、酒楼に立ち寄った禾晏そこで金持ちそうな客を見つけ、小遣い稼ぎに占者と称して近づいた『ここで会えたのも何かの縁、占わせてください』禾晏は指を折って計算しながら、公子からほのかに薬の匂いを感じ取った『最近、怪我をなさいませんでしたか?』公子の表情を見た禾晏は当たったと確信、そこで傷薬と体力増強の薬を差し出したするとその意味を悟った公子が薬の代金を払ってくれるおかげで禾晏は店主に食事代を支払い、出発した…客を装って妓楼に入った禾晏は妓女の案内で上階の閨房に入った。妓女が酒の準備で部屋を出ている間に衣装を拝借、面紗で顔を隠し、美しい舞姫に成り済ました禾晏。するとちょうど舞姫を引き連れて出かける丁一を見かける。禾晏はどさくさに紛れて舞姫たちの最後尾についたが、その時、大広間では売れっ子の舞姫が体調不良で遅れ、客たちの怒号が響き渡っていた。困っていた女将は通りかかった美しい舞姫の禾晏に目をつけ、ひとまず場をつないで欲しいと舞台に押し出してしまう。禾晏は正体がばれないよう切り抜けるしかなかった。そこで客人から剣を借りて得意の剣術で舞うことにする。舞台に現れた舞姫の見事な剣舞に釘づけとなった楚昭、その時、舞姫があの占者だと見破った。「男装だったか…これは面白い」すると意外にも肖珏が店に入って来る。禾晏は肖珏に気づいて動揺を隠せず、拍子を外して足がもつれた。その時、楚昭が咄嗟に笛を吹いて助け舟を出してくれる。禾晏は笛の音のおかげで調子を取り戻し、ようやく広間に駆けつけた本物の舞姫と交代した。安堵した禾晏は笛を吹いてくれた公子に会釈したが、あの時の公子だと気づいて困惑してしまう。肖珏は舞姫が禾晏だと気づいていたが、知らないふりをした。…本当に肝が据わった女子だ…一方、禾晏は肖珏が舞姫姿の自分に気づくはずがないと高を括り、急いで着替えに戻る。すると用心棒たちが逃げ出そうとした娘を無理やり部屋に連れ戻す様子を見かけた。その頃、肖珏と楚昭は意外な場所で1年ぶりの再会を果たした。「笛が上手いな」「それほどでも…」2人は酒の席を共にした。すると男装に戻った禾晏が扇子で顔を隠しながら急いで広間を通り抜けて行く姿が見える。肖珏は楚昭が禾晏を目で追っていることに気づき、困惑した。…同じ場所に現れ、禾晏を気にかけている、まさか知り合いなのか?…「では私はそろそろ、次は孫府で会うことになるだろう」「都督、では後日」妓楼の裏口から用心棒が拘束した娘を連れて出てきた。待ち伏せしていた禾晏は用心棒たちを倒し、娘を救って客桟へ連れて帰る。娘は婚姻が嫌で逃げ出したが、掖州で誘拐されたと説明した。「私は宋陶陶(ソウトウトウ)よ」名前を聞いた禾晏は驚いた。実は何如非(カジョヒ)として賢昌(ケンショウ)館で学んでいた頃、父が何晏(カアン)の偽装結婚を企んでいたことがある。その時、名前が上がった相手が宋陶陶だった。宋陶陶との思わぬ縁に顔がほころぶ禾晏。聞けば宋陶陶は孫家の息子の妾にされるところだったという。「一度はかんざしで刺して逃げたの、でも追いつかれた、私が本気を出せば倒せたのに」すると宋陶陶は腰にぶら下げていた自慢の毒を見せた。( ̄▽ ̄;)<オイオイ、危ないから片付けて@禾晏孫知県の息子・孫凌(ソンリョウ)が客桟に乗り込んできた。次々と追い出される客たち、するとついに禾晏の部屋に孫凌が配下を連れてやって来る。禾晏はすでに宋陶陶にも男装させ、自分の従者のふりをさせていた。しかし妓楼にいた用心棒の男が娘を連れ去ったのが禾晏に似ていると証言してしまう。「お前の名前は?」「程鯉素(テイリソ)だ」すると許嫁の名前を聞いた宋陶陶は驚いてうっかり顔を上げてしまう。孫凌は従者を怪しんで顔を確認しようとしたが禾晏に邪魔され、ともかく2人を連行すると決めた。禾晏は階段を降りながら警告した。「悪いことは言わないからやめておけ、私の舅舅を誰だと? 封雲(ホウウン)将軍、右軍都督・肖珏だぞ?」しかし孫凌は腹を抱えて大笑い、本当ならすぐ呼んでこいという。「私が怖気づくとでも?肖珏の目の前でお前をボコボコにしやんよ!」その時、ちょうど肖珏と飛奴(ヒド)が客桟へ戻ってきた。「しゅーま(是嗎)?」すると禾晏は呆気に取られている孫凌たちを尻目に宋陶陶を連れて肖珏の背後に隠れた。肖珏と面識がない孫凌はまさか本人だとは知らず、激高して鞭を放った。するとあっけなく肖珏に鞭をつかまれ、吹き飛ばされてしまう。そこへ客桟での騒ぎを聞いた孫祥福が駆けつけた。孫祥福は大怪我を負った息子の姿に動揺したが、相手が都督だと知って慌ててひざまずく。「ご到着とは知らず大変、失礼しました!何とお詫びしたら良いのか~!」孫凌はその男が本当に都督だと聞いて慌てて叩頭した。「ご子息の私に対する無礼は罪に問わぬ だがもし兵部巡察使を偽者扱いすれば命を失うことになるぞ?」都督に見逃してもらった孫祥福は慌てて孫凌を連れて退散した。禾晏は宋陶陶が程鯉素の許嫁だと知った。実は宋陶陶は禾晏が程鯉素の身代わりだと気づいていたという。「非力な男に扮するのは大変だったでしょう?」一方、屋敷に戻った孫祥福は自ら息子に薬を飲ませていた。「敵に回す相手を間違えたな、閻魔を怒らせるとは… だが準備はしてある、罠にかかるのを待とう、安心しろ、お前の敵を討ってやる だが当分はおとなしくしておけ あそこに埋めた″ごみ″もさっさと始末しろよ?」翌日、禾晏は宋陶陶と買い物に出かけた。聞けば許嫁の程鯉素は宋陶陶の父の弟子、しかし昔から馬が合わないという。縁談を断るつもりが先に程鯉素が掖州衛へ逃げてしまい面目丸潰れ、この機に直接、破談を伝えると決めていた。その時、宋陶陶が飴店に足を止め、桂花糖を買いたいという。禾晏は玉華(ギョクカ)寺でもらった飴を思い出し、この世で一番、美味しかったと話した。そこで1袋、買うことにする。すると道すがら、告示板に行方不明の娘の絵姿を貼っている両親を見かけた。城内では妙齢の女子の失踪が続き、孫凌が関わっているともっぱらの噂だという。客桟に戻った禾晏は肖珏に飴を差し入れた。肖珏は桂花糖と聞いていささか驚いたが、いらないという。「どうして?甘いですよ?」「甘味は食べぬ」「嘘だ…(はっ!)安物だからいらないんですね」禾晏はうっかり口を滑らせそうになり、慌てて取り繕った。楚昭が孫府に到着、肖珏たちは宴に招待された。程鯉素として同行するよう命じられた禾晏。するとかつて占者と偽って騙した男と再び再会してしまう。チーン(ㆆ_ㆆ).oO(まさか巡察使だったのか…つづく( ๑≧ꇴ≦)あはははは~♪楽しかった!
2026.08.04
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锦月如歌 Legend of The Female General第6話旗の争奪戦で見事に優勝した禾晏(カアン)。しかし九旗営(キュウキエイ)への入隊が決まったのは雷侯(ライコウ)だった。悔しさのあまり大酒をあおった禾晏だったが、どうしても納得できず、都督の営舎に突撃してしまう。その頃、肖珏(ショウカク)は家族と囲んだ中秋節の円卓を懐かしみながら琴を弾いていた。すると突然、禾晏が乗り込んでくる。「肖珏、ひどいぞ!」「何と呼んだ?」「″肖珏″だ!バカなのか?自分の名前だろう?!」酩酊した禾晏はくだを巻き、思わず肖珏の胸ぐらをつかんだ。「掖州衛一の兵士である私をなぜ選ばない?! ふん、選ばなかった理由は分かってる…私を間者だと疑っているのだろう?」その時、肖珏は窓紗に映る人影に気づいた。慌てて禾晏の口をふさごうとしたが、禾晏に手をつかまれてしまう。「雷侯…雷侯だ」しかし人影はすぐ消えてしまう。その頃、都督の営舎から慌てて立ち去った雷侯はちょうど夜食を差し入れに来た飛奴(ヒド)と出くわした。「九旗営に選ばれて感謝を伝えに来たんだが…」すると雷侯は気まずそうに行ってしまう。一方、禾晏は肖珏の腰にすがりついて駄々をこねていた。「私が嫌いなんですか?容貌も武芸も…それに背の高さだって負けてない!」すると禾晏は書机に乗って肖珏を見下ろした。「何が足りないの?!」「…いや背は低い」禾晏は再び暴れ出した。肖珏は禾晏を止めようとしたが、足を踏み外した禾晏に腕を引っ張られ、一緒に倒れてしまう。咄嗟に禾晏の頭を支え、抱きかかえた肖珏。禾晏が酔っ払って口を滑らせると思ったが、結局、肝心な事は何も明かしてくれなかった。(  ̄꒳ ̄)もう都督ったら3翌朝、禾晏は程鯉素(テイリソ)の声で目を覚ました。聞けば肖珏は寝台を禾晏に譲って程鯉素の宿舎で寝たという。都督の営舎で寝ていたと気づいた禾晏は慌てて飛び起きた。すると壊れた琴が目に入り、ふと昨夜の醜態を思い出して顔面蒼白になる。実は禾晏は酔った勢いで青琅(セイロウ)剣を振り回した挙句、琴を真っ二つに破壊していた。都督の営舎に掖州知県・孫祥福(ソンショウフク)の使者がやって来た。使者は肖珏に招待状を渡して帰って行ったが、その足取りや呼吸からかなりの使い手だと分かる。「程鯉素を呼べ」ちょうどその頃、禾晏は演習場で罰を受ける武器を選びながら都督への謝罪の言葉を練っていた。すると偶然、都督を訪ねた客人が通りかかる。「掖州衛は広いんだな、1人なら道に迷っていた」それは寺から脱出した何晏(カアン)を襲った刺客の声だった。…大小姐、お見送りします、来世は何家の娘にならぬように…あの時、刺客と手合わせした禾晏は男の小指が欠けていると気づいたが、客人の男も確かに左手の小指がなかった。「あいつだ」禾晏は客人を門まで案内した兵士に一緒にいた男が誰か聞いた。「掖州知県の使いだ、都督に招状を届けに来た」禾晏は使者が何家の配下だと確信、何家が掖州知県と手を組んで何か企んでいると分かった。一方、程鯉素は肖珏から招待状を見せられ困惑していた。「″都督をお招きし糧秣や軍費不足について話し合いたい またこの機に程賢甥ともお会いできれば幸いです、ぜひ共にお越しください″? 何で私を呼ぶんだ?何も関わりないのに」その時、肖珏が誰の招待状か確認させた。「はっ!孫祥福か!終わったー!」禾晏はちょうど都督の営舎から出て来た程鯉素を捕まえ、どんな招待状が届いたのか探りを入れた。すると程鯉素は肖珏と一緒に掖州知県の屋敷を訪ねることになり、これで人生も終わりだという。「孫祥福の妻は私の縁談をまとめた仲人なんだ」程鯉素は毒使いの宋(ソウ)家の娘が苦手だった。禾晏は都督がついていると励ましたが、肖珏は軍需品の交渉で行くため守ってくれないと嘆く。「程公子、私が助かる方法を考えましょう」肖珏は孫祥福の罠だと分かっていたが、招待を受けることにした。飛奴の報告では兵部巡察使・楚昭(ソショウ)が掖州に来るという。楚昭と言えば慶元19年の状元で徐敬甫(ジョケイフ)の門生、現在も丞相の側にいた。「楚昭は最近、闕(ケツ)城から戻っており、都督の悪評を広めた犯人の可能性も…」肖珏は幼い頃から楚家で冷遇されていた楚昭が状元になってやっと認められたと聞いていた。丞相に仕えるのもその力を利用するためだろう。飛奴は武人でない程鯉素を連れて行くのは危険だと気づいたが、肖珏はすでに手を打っていた。「代役として禾晏を連れて行く」「・・・・・」(  ̄꒳ ̄)都督…@飛奴w水汲みに出かけた禾晏は孫祥福の企みが何なのか思案していた。…何如非(カジョヒ)は孫祥福と何か企んでいるはず、矛先は掖州衛に向いているわ、肖珏も標的なのね、掖州城へ行って軍や肖珏はもちろん、自分のためにも敵の思惑を明らかにしないと…そこへ急に肖珏がやって来た。「心ここに在らずだな」「昨夜は酔って失態を…それで償う方法を考えたんです」「それで程鯉素の身代わりになると?」「本当は自分のためなんです、都督に評価してもらえれば次は九旗営に入れますから」「お手並み拝見だな」出発の朝、禾晏は程鯉素のような風流な公子に様変わり、肖珏を驚かせた。程鯉素も美しく変貌した禾晏を絶賛したが、肖珏は噯にも出さない。(^ꇴ^)b<都督、どうです?今日の私は風采がよく魅力的でしょう?( ತ _ತ)<…お前はやはり背が低い一方、楚昭はすでに掖州城に入っていた。侍女の話では丁一(テイイツ)がすでに孫祥福と接触したという。「招状も肖珏のもとに届いているはずです 孫祥福の息子・孫凌(ソンリョウ)について収穫が… 孫凌は好色で親の権力を盾に街の女子を手込めにし、民の反感を買っています」「舞台は整い、役者ももうすぐ揃う、動くのはそれからだ」その頃、肖珏たちも掖州城へ到着、清風客桟(セイフウキャクサン)に落ち着いた。ひとまず腹ごしらえして客室に入った禾晏、そこで聞こえよがしに満腹で眠くなったと漏らし、こっそり部屋を出る。一方、隣の部屋では肖珏と飛奴が露台に出ていた。「孫家へ忍び込み、近年の帳簿を探せ、糧秣を渡さぬ裏にどんな事情があるか確かめる」その時、肖珏は人混みの中に禾晏の姿を見つけた。つづく( ̄▽ ̄;)そこまで背にこだわるのに、なぜ朝堂で気づかなかった?!扇子パタパタ攻撃されて肖珏が素で笑ってたねw
2026.08.03
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锦月如歌 Legend of The Female General…仮面を着けた小柄な何如非(カジョヒ)は同窓生の格好の標的となったその日、何如非はドジョウを入れられた履き物をひっくり返して歩いていたが、偶然、書棚の影から現れた肖珏(ショウカク)とぶつかってしまうすると肖珏の腰から巾着が落下、何如非は慌てて中身を拾い集めて返すことにした『すまない、不注意だった…あ、この飴は汚れてしまったな』『戻せ』何如非は飴を袋に入れて返したが、実は本棚の隅にもう1つ飴が落ちていたしかし2人は気づかず、結局、肖珏にとって最後の桂花糖になってしまう…第5話飛奴(ヒド)がどれだけ調べても禾晏(カアン)に不審な点は見つからなかった。肖珏は禾晏が女子だと明かさなかったが、それにしてもよほど有能な者が禾晏の正体を隠したのだろう。「調査を続けろ、ところで糧秣(リョウマツ)が届かない原因は?」「掖州(エキシュウ)知県・孫祥福(ソンショウフク)いわく、今年は不作で我々に回すほど余裕がないと」孫知県が嘘をついているのは明らかだった。恐らく丞相・徐敬甫(ジョケイフ)が肖珏の再起を阻もうと妨害しているのだろう。徐敬甫は左遷された肖珏の軍の成長に焦っているのだろうが、実はこの地を選んだのは肖珏本人だった。ともかく天災でもないのに糧秣が不足しているとなれば兵たちの心が離れると心配し、肖珏は旗の争奪戦が終わり次第、孫知県に会いに行くという。「いい機会だ、徐敬甫の操る駒がどの程度か見てやろう」中元節、禾晏も兵たちに混ざって近くの川で灯籠を流した。…何晏(カアン)、あなたは家族に疎まれ、見捨てられて、殺された私は名を変えて生き直す、禾晏としての人生は全て自分で決める…すると大きな灯籠を抱えた程鯉素(テイリソ)がやって来た。「程公子、大き過ぎませんか?」「これは程家の故人だけでなく、肖家の人々の弔いも含んでいるからな 賑やかでいいだろう?私の″大叔母″は寂しがり屋でね」禾晏は肖珏の母も亡くなったと知った。肖夫人は夫の死に耐え切れず、肖珏が棺と共に戻ったあと、自ら命を絶ったという。「あいつは孤独なんだ、程家の者や肖家と近しい人たちには好かれていない 一方、懐瑾(カイキン)の兄の肖璟(ショウケイ)は皆に愛されている 肖家は武官の家柄、跡継ぎが必要だが肖璟は武芸を好まなかった だから懐瑾は兄のため自ら軍に入ったんだ 早くに家を離れたせいか性格も冷淡になったよ 家族や親戚と距離ができて母親ともぎこちなくなった」実は何晏と肖珏は事情は違えど互いに軍に身を投じ、家族と疎遠になっていた。夜も更けた頃、肖珏も供養にやって来た。『辛い時は桂花糖をなめてね、このほのかな甘みが多くの苦しみを消してくれる』母からもらった飴を思い出し、献杯して灯籠を流す肖珏。その時、都督に気づいた禾晏がやって来た。禾晏は英霊のためだと言って灯籠を作り始めたが、その不器用な様子を見て肖珏は思わず笑ってしまう。禾晏が女子だと知ったせいか、自然と意識してしまう肖珏。相変わらずつっけんどんながら、なかなか火をつけられない禾晏のために手を伸ばして風除けを作ってやった。「月明かりに亡き人を思う…彼らにも同じ月が見えているでしょうか?」「そう願う」(  ̄꒳ ̄)都督ったらw新兵による旗の争奪戦、当日を迎えた。教官たちが白月(ハクゲツ)山の各所に立てた赤い旗は15本、日没までに最も多くの旗を手に入れた小隊が優勝となる。すると肖珏は争奪戦の後、優秀な新兵1名を選び、九旗営(キュウキエイ)に加えると発表した。禾晏の小隊は黄雄(コウユウ)を加え5人に戻った。すでに白月山の地図を完成させていた禾晏は最初に誰も近づけなさそうな危険な場所から攻めるという。一方、肖珏は総教官・沈瀚(シンカン)と対局しながら決着がつくのを待っていた。沈瀚は優秀な兵が集まった雷侯(ライコウ)の小隊が勝つと踏んでいたが、肖珏は個々の能力以上に団結力が鍵になるという。「隊をまとめる力が物を言うだろう、私は禾晏に賭ける」その時、飛奴が駆けつけ途中経過を伝えた。「禾晏たちが他隊の旗を奪っています」「″余力を蓄え、敵の疲労を待ち、勝機をつかむ″か、新兵は禾晏の敵ではないな」禾晏たちは誰も来ない危険な場所の旗を集めて余力を残し、争奪戦で疲れた隊から旗を奪った。片や正攻法で争奪戦を制し、旗を手に入れた雷侯たち。双方共に7本ずつ獲得し、残る1本は谷の岩壁にある。ひと足先に谷へ降りた雷侯は最後の旗を手にしたが、その時、身軽な禾晏が竹林から現れ、鞭で腕をつかまれてしまう。すると禾晏は1対1で勝負しないかと持ちかけた。「もし負けたら全ての旗を渡す」「2位の座まで失うぞ?」「争いは好まないが、欲しいものは必ず手にいれる」禾晏と雷侯の手合わせが始まった。すると雷侯が不利になった時、焦った仲間が禾晏に暗器を放つ。しかし瞬時に気づいた江蛟(コウコウ)が長槍で阻止、全員で卑怯な兵士たちを牽制した。「禾晏の背中は俺たちが守る!」禾晏はそんな仲間たちの姿を見て思わず笑みがこぼれた。雷侯は禾晏の武器である鞭を器用に足で踏みつけながら接近、剣で襲いかかった。…変わった技だ…しかし武器を封じられながらも柔軟な体で剣を避けた禾晏は鞭の反動を使って反撃、ついに雷侯の急所をとらえた。「禾兄弟、見事な腕前だ、負けを認める」飛奴から報告が来た。禾晏の小隊が15本の旗を全て獲得し戻ったという。沈瀚は碁も人を見る目も都督に敵わないとお手上げ、肖珏は密かにほくそ笑んだ。…あいつが本当に間者ならこれほど目立つことはしないはずだが新兵とは思えぬ、一体、何を企んでいる?…禾晏たちは優勝したが祝宴もなく、褒賞は5日後の中秋節までお預けとなった。そこで禾晏は記念に旗飾りを作って肖珏に届ける。九旗営に配属されるのも目前となりすっかり舞い上がっている禾晏。ちょうど飛奴が報告に戻ったことから禾晏は帰ることにしたが、肖珏が引き止めた。「机の上の菓子をやる」「…謝謝、都督」(  ̄꒳ ̄)都督ったら2w一方、楚昭(ソショウ)は飛鴻(ヒコウ)将軍府に何如非を訪ねていた。実は先日、丞相が会わなかったのには理由があるという。「心配事があって気が立っていたのです」楚昭は肖珏が孫祥福に過剰に軍需品を要求して対立していると説明、これから掖州へ出向き仲裁しなければならないと言った。しかし一介の武官で侍女が1人しかいない自分では心許ないという。何如非は楚昭の思惑に気づき、自分の侍衛を使って構わないと言った。「それはありがたい、ただ私はすぐに行けないため、掖州で合流したい」「分かった」何如非は楚昭を見送ると、丁一(テイイツ)に掖州へ向かうよう命じ、ある指示を出した。「楚昭は手柄を立てたいのだろう、独り占めなどさせるか」中秋節の夜、禾晏は都督が宴に来るのを今か今かと待っていた。すると沈教官が現れ、優勝した禾晏たちに特別に酒を振る舞う。禾晏は待ちきれず九旗営の人選が発表されるか尋ねたが、沈教官は都督が雷侯を選んだと伝えた。「雷侯?」「禾晏、諦めるな、今後も機会はある」つづく|•́ㅿ•̀ )シュン! そんな~女子だから?
2026.08.02
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锦月如歌 Legend of The Female General…思いがけず肖仲武(ショウチュウブ)から宝剣・青琅(セイロウ)を贈られた何如非(カジョヒ)青琅の重みで右腕を痛めてしまったが、宿舎の部屋に戻るといつの間にか窓枠に薬瓶が置かれていた『金瘡(キンソウ)薬?』しかし何如非は誰が薬をくれたのか分からなかった…第4話手合わせに勝った禾晏(カアン)は祝宴で程鯉素(テイリソ)から意外な話を聞いた。実は程鯉素以外にも禾晏に焼餅(シャオビン)を賭けた者がいたという。「黄雄(コウユウ)か小麦(ショウバク)だろうな」すると禾晏はふと思い立って都督の幕舎へ出かけてしまう。禾晏は師匠への感謝の印に茶を献じることにした。しかし肖珏(ショウカク)は茶に手をつけず、奏状を読み始めてしまう。「では夜食をどうぞ…」「やめろ!」肖珏は止めたが間に合わず、禾晏は蓋を開けてしまう。すると籠には山盛りの焼餅が入っていた。禾晏に賭けたことがばれて気まずい肖珏、そこで禾晏は都督を勝たせた褒美に九旗営に入れるかと聞いてみる。「新兵2人に勝った程度でうぬぼれるな」「ではもっと試してください、失望させません」新兵たちが訓練を始めて一月、各自の実力を示す機会として中秋前夜に旗の争奪戦を行うことになった。新兵たちは小隊に分けられ、白月(ハクゲツ)山に立てられた旗15本を探し出し、規定の時間内により多くの旗を得た小隊が優勝となる。しかも優勝した小隊は俸給が1ヶ月間だけ倍、さらに配給も倍量になるという。今日は争奪戦の前に山の下見が許され、早速、総教官の沈瀚(シンカン)が組み分けを発表した。すると禾晏は天敵の王覇(オウハ)と子分の鄭玄(テイゲン)、江蛟(コウコウ)、小麦(ショウバク)と組むことになり、隊長に指名されてしまう。禾晏たちは馬を置いて頂上近くまで登った。ひとまず休憩しながら黙々と地図を書いていた禾晏だったが、王覇と鄭玄は焼餅に飽きて勝手に食糧を探しに行ってしまう。しかし陽が傾く頃になっても2人は戻って来なかった。小麦はさすがに心配になったが、その時、鄭玄だけが戻って来る。「大変だ!助けてくれ!王覇が狼の群れに襲われた!」すると禾晏は助けを呼ぶよう頼み、独りで王覇を探しに出かけてしまう。王覇は木の枝に捕まったまま狼に囲まれ動けなくなっていた。しかしついに力尽きて落下、挫いた足を引きずりながら必死で逃げるも狼に飛びつかれてしまう。その時、禾晏が馬で駆けて来た。禾晏は倒れている王覇の胸ぐらをつかんでそのまま馬を走らせ、何とか狼の群れから離れる。「王覇!大丈夫か?!」すると禾晏は怪我をした王覇を馬に乗せて先に逃し、おとりになった。その夜、禾晏の小隊からようやく鄭玄だけが戻って来た。罰を恐れた鄭玄は他の仲間が狼に殺されたと思い込み、禾晏たちが脱走したと報告する。しかし思いがけず小麦、江蛟、王覇が無事に帰還してしまう。一方、禾晏は仕留めた狼と共に崖下に落下、かろうじて群れから逃れていた。鄭玄の嘘を知った王覇は激怒した。江蛟の話では自分たちまで殺そうと鄭玄が帰りの馬まで逃していたという。そんな騒ぎの中、都督が現れた。沈瀚は自分が探しに向かうと申し出たが、肖珏は地形に詳しい自分が行くという。禾晏は狼の亡骸を抱きしめ、寒さをしのいだ。「ここもそう悪くない…」夜空を見上げれば美しい月が見える。「″人々は皆、秋月を見上げ、幾万本もの赤い糸を針に通す″か… 今夜は七夕、こんな過ごし方もいい、だって独りじゃない」「想い人と共に過ごしたかったのか?夢見がちだな」その声は肖珏だった。禾晏は狼との戦いで負傷し、自力で上がれずにいた。そこで肖珏は森で見つけた長い蔓を下ろし、禾晏を引き上げてやる。「ふっ、お前は独りで狼を倒し、仲間を危機から救って先に逃した 大した度胸だ、とても新兵とは思えない」「必死だったんです、若く有望な兵が閻魔の所へ行くのを見るのは忍びないですから」相変わらず口が減らない禾晏。肖珏は警戒しながらも仕方なく怪我した禾晏を後ろに乗せて帰ることにした。するとしばらくして疲れた禾晏は眠ってしまい、うっかり肖珏の背中に体を預けてしまう。…はっ!女子か?女子の身で遠方まで来て軍に入るとは、一体、何が狙いだ?…肖珏が掖州衛(エキシュウエイ)に到着する頃には陽が昇っていた。沈瀚たちは慌てて出迎え、眠っている禾晏を起こして馬から下す。「程鯉素のところへ連れて行き手当させろ」「優しいくせに昔から言葉はきつい…(ボソッ」「何だと?!」「いえ、何でもありません」禾晏は兵舎で程鯉素の手当てを受けながら、鄭玄が腰斬の刑に処されたと聞いた。…肖珏はやはり容赦ない…また王覇は山越えの罪で棒叩き20回、小麦と江蛟は狼に立ち向かわなかったとして10回くらいは打たれそうだという。「君も懐瑾(カイキン)@肖珏のやり方は残酷だと思うか?」「鄭玄は軍紀を破りました、道義を守れぬ奴に戦場で背中を預けられない きっと深く考えてお決めになったのでしょう」「まるで将軍みたいだな」「将軍を目指していますから!」その話を偶然、肖珏が聞いていた。すると程鯉素が体にも薬を塗るので脱げと言い出し、禾晏が動揺して逃げ回り始める。「許嫁以外に肌は見せない!」そこへ肖珏が現れ、助け舟を出した。「貞操を守らせてやれ」肖珏は禾晏に薬瓶を投げ渡し、出て行った。程鯉素はその薬が金瘡薬だと気づいて驚く。「奴がこれを渡したのは2人だけ、1人は君でもう1人は恩知らずの何如非だ」この時、禾晏はようやく賢昌(ケンショウ)館で薬をくれたのが肖珏だったと気づいた。その頃、義妹の軍功を横取りして飛鴻(ヒコウ)将軍となった何如非は何晏(カアン)の供養のため寺にいた。一方、肖珏が掖州衛で手柄を立てながら、新兵の訓練にも成果が出始めたとて聞いて警戒を強める丞相・徐敬甫(ジョケイフ)。楚昭(ソショウ)は掖州衛と役所が軍需品の件で軋轢があると知り、丞相の門生だった掖州知県・孫祥福(ソンショウフク)を利用してはどうかと進言した。しかし丞相はどこか口が重い。実は恩返しと称していつからか孫祥福と金銭のやり取りが始まり、帳簿を作っている可能性があると懸念する。その時、飛鴻将軍が訪ねて来たと声がかかった。何如非の要件は丞相への贈り物だった。丞相の代わりに対応した楚昭は飛鴻将軍から受け取った治水の書を師匠に届けたが、何如非は噂に聞くような名高い将軍に見えなかったという。「ですか利用できる点はあります」楚昭は足音もなく歩いていた何如非の侍衛がかなりの使い手だと分かった。「何如非を巻き込めば肖珏に対抗でき、孫家への懸念も消えます」楚昭が屋敷へ戻ると継父の石晋(セキシン)伯・楚臨風(ソリンフウ)がいた。今日は丞相が公務で忙しいため早めに戻ったと報告したが、楚臨風は重用されるため側にいるよう釘を刺す。「まあよい、私は宴に出かける、お前は母親の食事に付き合いなさい」楚昭は継父に言われて奥へ向かったが、石晋伯夫人は楚昭の顔を見ると食欲がないと言って席を立った。「ふん、あの人と本物の父子にでもなったつもり? お前は楚家の大小姐の子だけれど父親は誰だか分からない 楚家の面目を保つため、あの人が養子にしただけ 家名を汚した母親を祠堂に入れたくば、後ろ盾を得て出世するのね」つづく( ๑≧ꇴ≦)バレるの早っw
2026.08.01
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锦月如歌 Legend of The Female General…賢昌(ケンショウ)館で学問を学び始めた何如非(カジョヒ)しかし仮面を外さないせいで授業が終わるや同窓生の標的にされてしまう書を取られた何如非は取り返そうと必死だったが、手が届かなかったその時、呆れた肖珏(ショウカク)が書を取り返してくれる肖家の次男には誰も逆らえず、意地悪な同窓生は退散した『ありがとう』『愚かで背も低い、よく入学できたな、もっと食え』すると肖珏はさっさと帰ってしまう…第3話白い湯気が立ち込める山間の温泉。禾晏(カアン)が独りで浸かっていると、思いがけず肖珏が現れた。驚いた禾晏は咄嗟に潜って隠れたが、水面に浮き上がる気泡に気づいた肖珏に襲われてしまう。しかし禾晏は見事に攻撃を交わし、温泉から飛び出した。٩(¨ )ว=͟͟͞͞ <お先に失礼っと…「またあいつか」肖珏が気づいた時にはすでに禾晏は衣を着ていた。翌日、総教官の沈瀚(シンカン)は訓練中の禾晏を見て目を見張った。「今日は軽快な動きだ」すると肖珏が昨日、禾晏と手合わせしたと明かし、決して弱くはないという。「新たな餌を撒いて尻尾を出すのを待つ」肖珏が騎兵隊を率いてこれ見よがしに駆け回った。羨望の眼差で九旗営を見つめる江蛟(コウコウ)、しかし小麦(ショウバク)は何のことか分からない。「九旗営だ、亡き肖大将軍が作った、精鋭揃いで漆黒の軍衣をまとう 向かうところ敵なしの肖家軍が誇る部隊さ」しかし禾晏だけは急に九旗営の話題で持ちきりになったことを怪しんだ。…温泉での手合わせで何かを察し、ぼろを出させようと餌を仕掛けたのか?ならそれを利用して九旗営に入ってやるか…すると案の定、沈教官がそれとなく禾晏を鼓舞した。「頑張ればお前も入れるぞ?」「強い部隊なら入りたいです!」沈教官は九旗営には毎年1人だけ、最も優れた新兵を配属すると吹き込んだ。その日の配給、王覇(オウハ)はわざと禾晏にぶつかり、禾晏の手から離れた焼餅(シャオビン)を横取りした。小麦は相手にするなとなだめたが、禾晏は怒りが収まらない。「1度あることは2度ある、毎日のように奪われたら私はずっと空腹だ こんな不公平が許されると?」そこで禾晏は10日後に王覇の得意な弓術で勝負しようと持ちかけた。「大きく出やがって、もしお前が負けたら炊事番になれ」「よし、その代わりお前が負けたら私を大哥と呼んでもらう」その時、江蛟が思わず冷笑した。すると禾晏は同じ日に江蛟にも槍で挑むという。騒ぎに気づいた沈教官は軍紀を忘れたのかと叱責したが、禾晏の実力を知りたい肖珏は許した。禾晏は寝る間も惜しんで独り孟特訓を始めた。その様子を密かに見守る肖珏だったが、長槍に手こずる禾晏を見かねて手を出してしまう。「これだけ努力してその程度か?」禾晏はあっけなく肖珏に敗れた。「あの時、温泉にいたのはお前だろう?」「はっ!都督でしたか?!驚いて思わず逃げてしまいました」「何を企んでいる?」すると禾晏はあっけらかんと肖珏の弟子になりたいと懇願した。「理由もなく夜更けに新兵を攻撃しますか?私に見込みがあるからでは?」肖珏は痛いところを突かれ、仕方なく円の中で10手持ちこたえられたら許すと言った。禾晏は9手まで何とか円の中に残っていた。それも肖珏のさじ加減のおかげ、最後の10手で長槍に引っ掛けられ、投げ飛ばされてしまう。しかし禾晏は咄嗟に槍の柄をつかんで空中を舞い、肖珏の首に抱きついた。「都督、私は円の中にいます!」確かに禾晏は肖珏の足の上に着地、かろうじて外に出ていなかった。「毎夜、戌の刻だ」「謝謝、都督…いえ、師父!」すると肖珏は10日後の手合わせで負けた時は掖州衛(エキシュウエイ)を去れと命じた。肖珏の特訓のおかげで長槍の腕が上達した禾晏。しかしその夜は肖珏が稽古に現れなかった。そこで禾晏は都督の営舎を訪ねたが、肖珏の姿はない。すると思いがけず鳴水の戦いで肖珏に取り上げられた青琅(セイロウ)剣を見つけた。「青琅、久しぶり…」青琅剣は肖珏と何如非が共に学んでいた頃、肖仲武(ショウチュウブ)が何如非に贈った宝剣だった。肖仲武がかつて名匠に頼んで作ったという2本の宝剣。1本は飲秋(インシュウ)といい、肖珏が元服の時に贈ったという。『この件は青琅、今日、お前に贈ろう』肖珏は父がなぜ何如非に譲るのか分からなかったが、肖仲武は2人が必ずや大魏(ギ)を支える星になると期待した。禾晏は思わず青琅に手を伸ばした。その時、ちょうど営舎に戻ってきた肖珏に背後から剣を突きつけられてしまう。禾晏は涙をこらえ、笑顔を作ってから振り返った。「見事な剣だったので思わず掴んでしまいました、都督の剣も業物ですね~ 教えてもらった技を全て身につけたので見てください」「…行くぞ」手合わせ当日の朝、炊事房はさながら賭場と化し、兵士たちは自分の焼餅を賭けた。程鯉素(テイリソ)は恩人のため参加することにしたが、意外にも禾晏に賭けた者が1人いる。「私は焼餅10枚を全て禾晏に賭けるぞ!」こうして皆が見守る中、まずは王覇と禾晏の弓術対決が始まった。すると禾晏は新兵で1番の雷侯(ライコウ)まで見学に来ていることに気づく。「雷侯、賭けたのか?」「いいや」王覇は難なく的のど真ん中を射抜いた。すると禾晏は黙って後方へ歩いて行ってしまう。野次馬たちは禾晏が尻尾を巻いて逃げ出したと揶揄したが、その時、振り返った禾晏が矢を放って的のど真ん中を射抜いた。え…>ʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ<うわ…禾晏と江蛟の長槍の手合わせが始まった。あの雷侯でさえ禾晏の見事な身のこなしに驚き、新兵とは思えないと漏らす。その時、肖珏がわざと禾晏に礫(ツブテ)を放った。礫は肩に当たったが、禾晏は見事に体勢を立て直す。飛奴(ヒド)は思わず禾晏の動きが主と同じだと言った。「でも石は避けられませんでしたね」「いいや」肖珏は禾晏があえて避けなかったと分かった。やがて防御一辺倒だった禾晏が攻撃に転じ、江蛟は長槍を奪われた挙句、禾晏に詰め寄られ転んでしまう。江蛟は素直に負けを認めて禾晏を″大兄″と呼んだ。江蛟の勝利を願っていた王覇だったが、仕方なく禾晏を″大兄″と呼ぶしかない。「大哥…」その夜、賭けに勝った程鯉素は祝宴を開いて兵士たちにご馳走を振る舞った。差し入れの羊の汁物も届いて夕食は大盛り上がり、雷侯も好敵手に賛辞を送る。一方、都督の営舎では飛奴がなぜ禾晏がわざと石に当たったのか聞いていた。すると肖珏は禾晏に尻尾を出させるつもりが、全て読まれていたという。「私は九旗営を餌に腕比べをさせ、余裕のない時に奇襲をかけた 意外にも奴は私に試されていると気づき、避けなかったのだ、辛抱強く、おまけに賢い」「捕らえますか?」「まだだ、新兵が訓練を始めて一月経った、旗の争奪戦で全て明らかになるだろう」つづく( ๑≧ꇴ≦)さすがに男設定に無理があるw
2026.08.01
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锦月如歌 Legend of The Female General…慶元(ケイゲン)14年、賢昌(ケンショウ)館へ入学した何如非(カジョヒ)は早速、魏(ギ)先生からなぜ仮面を外さないのか聞かれた何如非は顔に傷があると説明したが、その時、肖(ショウ)家の次男・肖珏(ショウカク)が遅れてやって来る…第2話太医院長官の弟子・程鯉素(テイリソ)は婚姻から逃れるため、肖珏の掖州衛(エキシュウエイ)に身を寄せた。しかし肖珏は侍衛・飛奴(ヒド)にすぐ送り返すよう命じる。「同窓の親友を見捨てるのか?年は近いが君は私の従叔父、どうかここに置いてくれ」一方、入隊を希望する何晏(カアン)もまた掖州衛に到着した。禾晏は師匠が用意してくれた男子の戸籍と禾晏(カアン)という新たな名前で志願したが、まず裸になって健康診断を受ける必要があると知る。その時、偶然にも程鯉素が乗った馬が暴走する騒ぎが起きた。禾晏はこの機に乗じて列から飛び出し、ちょうど馬から振り落とされた程鯉素を受け止める。兵士たちは暴れ馬を御せずにいたが、禾晏は見事に馬にまたがってなだめることに成功した。禾晏は馬を手懐けるところを肖珏に見られていた。…しまった、元撫越(ブエツ)軍と気づかれたかも…しかし肖珏は気づいていながらあえて禾晏を無視して行ってしまう。騒ぎが収まり兵士たちが散り散りになると、教官が馬を引き取りにやってきた。「背は低いが侮れん、こういう逸材が欲しかったのだ」禾晏はわざと身体検査がまだだと謙遜したが、教官は暴れ馬を手懐けられるなら問題ないと合格させてくれた。飛奴は禾晏を間者と疑い、始末するよう進言した。しかし肖珏は殺しても別の者が来るだけだとあきらめ、泳がせて黒幕を突き止めたいという。「何如非と徐敬甫(ジョケイフ)、どちらでしょうか?」実は肖仲武(ショウチュウブ)は出征前、丞相・徐敬甫を弾劾していた。その数日後に奇襲に遭って命を落とし、何如非は100里先にいながら援護に来たのは要請から7日後、故意としか思えない。「2人で共謀したのでは?」「2人が結託して鳴水の敗戦を招いたと証明する術はない」肖家軍が弱体化した今、肖珏は独自に調査して疑いを晴らすしかなかった。「あの者を詳しく調べよ」肖珏を監視していた丞相の門生・楚昭(ソショウ)が曜京(ヨウケイ)城に戻った。「勝算のない戦でしたが、まさか肖珏が闕(ケツ)城を水没させて勝つとは ただ多くの民が犠牲に…」肖珏は皇帝との約束を守って闕城を取り戻し、徴兵権を回復していた。そこで徐敬甫はこの件を世に知らしめて肖珏の悪名を広めるよう指示する。「これで皇帝も一層、警戒するはずだ」「闕城である者を見つけました、駒として送り込んだのでいずれ必ず役に立つでしょう」「そうか、ゆっくり傷を癒すが良い、さらに重要な任務が控えておる」その時、徐敬甫の娘・徐娉婷(ジョヘイテイ)が現れた。「子蘭(シラン)!戻ったのね?お土産は?」すると徐敬甫は娘のために楚昭を解放した。楚昭の土産は香だった。徐娉婷は早速、火をつけて欲しいと頼んだが、楚昭は困惑する。実は楚昭には幼い頃に火に巻かれた辛い経験があり、炎への恐怖心があった。徐府からの帰り道、侍女・応香(オウコウ)は楚昭の左腕の怪我を心配した。しかし楚昭はこれも丞相の信頼を得るための代償だという。楚昭は丞相に流民に怪我を負わされたと説明していたが、本当は自ら腕を傷つけていた。機転を利かせて無事に入隊を果たした禾晏。同期の新兵たちはまさに烏合の衆だった。図体が禾晏の3倍もあろうかという王覇(オウハ)は腕の入れ墨を見るに元山賊だろう。王覇にへつらっているのは鄭玄(テイゲン)、額の印から罪人だと分かった。腕が立ちそうな江蛟(コウコウ)は鏢門出身、そんな中、小麦(ショウバク)が自分と同じ背格好の禾晏に親近感を覚えて声をかける。「何と呼べばいい?」「禾晏だ」「じゃあ…禾大哥と呼ぶよ、僕は小麦、農民出身だ」すると2人のために寝床を確保してくれた男がいた。「ここで寝ろ」毛皮を背負った黄雄(コウユウ)は元猟師らしい。しかし殺生しながら数珠を着けているとは面白い男だ。その夜、なかなか寝付けない禾晏は師匠から聞いた話を思い出していた。肖珏が闕城の戦いで街を水没させた噂が広まり、今や名声が地に落ちたという。師匠は肖家軍に入れば禾晏も中傷されると心配したが、禾晏は肖珏が安易に街を沈めたり、民の命を軽んじたりしないと知っていた。『肖家軍は今、人材を必要としています、私も早く頭角を表し、実力を証明したい』翌朝、軍鼓の音で新兵たちが目を覚ました。そんな中、禾晏だけはすでに支度を済ませ、独り腰掛けて喉を潤している。すると総教官・沈瀚(シンカン)が現れた。慌ただしく着替えていた新兵たちは手を止め挨拶したが、王覇たち3人はまだ眠っている。沈教官は3人に水を浴びせかけた。憤慨して飛び起きた王覇たちだったが、自分たちの置かれた状況に気づいて動揺する。そこへちょうど都督・肖珏がやって来た。しかし肖珏は寝坊した新兵ではなく、すでに支度を終えた禾晏に目を止める。「支度が早いな」その時、小麦が咄嗟に禾晏は尿意を催して早起きしたと援護した。肖珏は初日から新兵たちに厳しい訓練を課した。沈教官はさすがに厳し過ぎると心配したが、程鯉素は新兵が農民や盗賊出身の訳ありが多いため、資質を見極めているのだという。一方、病み上がりの禾晏は自分の体力がいかに落ちているか実感していた。剣術ならいざ知らず、重量のある長槍の訓練ではうっかり槍を落として失笑を買ってしまう。新兵の調査を終えた飛奴は禾晏が確かに嘉州出身で従軍歴がなく、特に問題はなかったと報告した。しかし肖珏は馬の手懐け方や軍営の掟を知っている禾晏には明らかに従軍歴があると見抜く。「だが訓練時はまるで無能だ、気になるな、演技なのか、本当に無能なのか」すると飛奴は素性を偽っていた新兵1名の名簿を渡した。「鳴水にいる配下の一部を嘉州と闕城へ送れ、2人の素性を確認する 残りは引き続き鳴水の件の調査を」その夜、肖珏は父の後を追って首を吊った母の夢を見て飛び起きた。一方、禾晏も寝付けず目が冴えてしまい、こっそり天幕を出る。「クンクン…何の臭い?山の方から漂っている(はっ!)硫黄だ!」禾晏は温泉を発見、久しぶりに気兼ねなく服を脱いで湯に浸かった。…妹妹、お前の今の地位は何家の嫡男という身分があってこそ何如非がもし女子だったら今の地位と名誉があるとでも?…禾晏は義兄の言葉を思い出して無性に腹が立った。「全て私が努力して手に入れた、″何家の嫡男″?何それ、美味しいの? 全て私の物よ、返してもらう」白い湯気が立ち込める山間の温泉で独り月を眺める禾晏。「まだ数ヶ月しか経っていないというのにまるで隔世の感がある 仮面を着けていた前世では月しか素顔を知らない 今世では私もやっと正々堂々と戦えるのね」禾晏はこの温泉で体を癒しながら訓練に励めば体力の回復も早いと期待した。その時、温泉に近づく人影が見える。禾晏は慌てて湯の中に潜ったが、驚いたことに肖珏が温泉に入って来た。つづく∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!風呂じゃなくて温泉w
2026.07.31
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锦月如歌 Legend of The Female General序章刺客に襲われた何晏(カアン)は崖から転落、川底へ沈んで行った。…長く替え玉を演じていると忘れてしまう、自分が何者なのかを皆は私を″何如非(カジョヒ)″と呼ぶ何家の嫡男だ私は物心ついた時から男児として育てられ、仮面をかぶらされていた皆がこう言った、生きている間は黙って従い、死ぬときは静かに逝けと恨んだ、でも喜びもあったこの冷たい仮面に心を殺されながらも軍功を立てたことだ戦火と硝煙、屍と血の海の中では生死が交錯し、考える余裕もなかった、本当の自分が何者なのかを私は名もなき一兵卒から無敵の飛鴻(ヒコウ)将軍となっただけど結局、飛鴻将軍は誰?私?それとも別人?…第1話慶元(ケイゲン)20年、大魏(ギ)に烏托(ウタク)が再び侵攻。承平(ショウヘイ)帝は5年前に烏托に圧勝した大将軍・肖仲武(ショウチュウブ)を戦場に向かわせた。しかし鳴水(メイスイ)で3万の肖家軍は奇襲に遭い、窮地に陥ってしまう。何如非の撫越(ブエツ)軍が来てくれると信じ、最後まで投降を拒んだ肖仲武だったが…。何如非が援軍を率いて駆けつけた。しかし時すでに遅し、肖仲武は何如非の目の前で絶命してしまう。その時、封雲(ホウウン)将軍・肖珏(ショウカク)が現れ、何如非を父から引き離した。「何如非、華原(カゲン)と鳴水は近いのになぜ今頃、現れた?!」すると肖珏は何如非の手から父が贈った青琅(セイロウ)剣を奪い取ってしまう。「お前に使う資格はない!」激戦を制し、長い軍営生活を終えて飛鴻将軍府に戻った何晏。継父の何元盛(カゲンセイ)に呼び出されて訪ねてみると、これまで何晏として静養していた本物の何如非が現れた。「妹妹、何家のために長年ご苦労だった、今後は哥哥である私に任せよ」何晏が3歳で何家にきた時、病弱な何如非は玉華(ギョクカ)寺で静養中、何晏と何如非はこれが初対面だった。継父は爵位のため何晏に替え玉を演じさせてきたが、兄が帰ってきたので本来の姿に戻れという。「父親、本気ですか?」「何家は儒学の大家で文壇の中心だったが、文を捨て武を取った」「何家の名誉を守るため努力してきました、肖大将軍のような英雄を目指して…」「肖仲武を目指すだと?あの男は罪人だ、手柄を焦り、無謀な作戦に走った」「″将士たる者、剣を手に取り国と民を守れ″、肖大将軍の言葉です こたびの件も何か事情があったはず」何晏は軍功を失おうとも明日の朝議で皇帝に直訴すると言ったが…。鳴水の戦いで3万人以上の将士を失った肖仲武は平民として葬るよう命じられ、肖家の兵権も剥奪された。肖珏は内通者の存在を疑って真相解明を嘆願したが、その時、何如非が召喚される。すると何如非は肖大将軍が功を焦って烏托と正面衝突、援軍要請も出し渋ったと嘘をついた。「封雲将軍、父親をかばうために事実をねじ曲げるのはよせ 私は援軍の要請を受けてすぐさま駆けつけた」「お前はなぜ…そこまで変わり果てたのだ!」激高した肖珏は思わず父の遺品の剣を抜いて何如非の仮面を切りつけてしまう。壊れた仮面の下から現れたのは何晏とすり替わった何如非だった。…何晏が陳情すると聞いた何元盛は何家が巻き添えになると激怒したしかし何如非が父をなだめ、元に戻りたくないのは分かったと理解を示すそしてこれまで苦労してくれた何晏への礼としてまずは茶を入れた何晏は継父に勧められるまま茶を飲んだが、意識を失ってしまう…御前で剣を抜いた肖珏は罰として杖刑(ジョウケイ)20回に処され、翌朝まで正殿前でひざまずくことになった。「陛下、私は愚か者です、兵を率いて闕(ケツ)城へ向かい、失地を取り戻し、罪を償います ここに誓います、闕城を奪還するまで戻らぬと!」すると丞相・徐敬甫(ジョケイフ)が現れ、皇帝の許可が降りたと知らせた。しかし朝廷は1人も兵士を派遣できないと言い放ち、方法は自分で考えろという。「承知いたしました、感謝します」…もう後戻りはできない、必ずや父親の汚名をそそいでみせる…数日後、玉華寺に何晏の姿があった。父から毒入りの茶を飲まされ、視力を失ってしまった何晏。その日も小坊主の一心(イッシン)に頼んで庭を散策させてもらいながら道順を頭に叩き込んでいた。「一心、右に曲がってまっすぐ行けば塀に行き着く?」「そうだよ、僕がこっそり山を下りる道がある」その様子を密かに何如非の侍衛・丁一(テイイツ)が見ていた。実は何如非は父が何晏の視力を奪っただけでは飽き足らず、後顧の憂いを断つと決めた。そこで丁一に何晏を見張らせ、何晏の病が悪化したと噂を流しておく。「必ずや成し遂げます」その夜、何晏はこっそり禅房を抜け出した。…橋までは61歩、渡り終えて7歩進んだ所に月季の鉢植えがある…何晏は鉢植えを見つけたが、実は丁一がこっそり場所を移動させていた。…昼間と歩幅が違う?歩数を間違えた?何晏は不思議に思いながらもそのまま右に曲がってしまう。その先は池だった。何晏は何も知らずにうっかり池に落ちそうになった。その時、偶然にも参拝に来ていた肖珏が何晏を抱きしめ、助けてくれる。「誰?!」「失礼した、私は参拝に来ただけ、他意はない 父母の養育の恩を捨て、死を選ぶなら止めはせぬが…」肖珏は帷帽(イボウ)の娘が身を投げるつもりだと誤解した。すると何晏は失笑、警戒を解く。「育ててくれた恩?直訴の機会も与えず、私の視力を奪ったのに? ならば自分の命は自分の思うままに…」「死ぬのは生きるより簡単だ 視力を失ったのなら目が見えない者の中で特別になればいい」肖珏は娘に桂花糖を渡した。「この世で最後の1粒だ、もう食べられぬが甘い」しかし何晏は口に放り込んでしまう。「確かに甘いわ…今夜の月はどう?」「月は霜のようで風は水のよう…美しき秋の夜だ」丁一は何晏が池に落ちるよう仕向けたが、肖珏の邪魔が入って失敗したと報告した。肖珏が玉華寺にいたと聞いた何如非は秘密が漏れることを恐れ、次の手を講じる。「わざと逃がせ、陛下に直訴に行く道中で殺せ」何晏はついに一心が使う秘密の山道を使って外に出た。すると背後から丁一が現れ、いきなり背中を斬られてしまう。「大小姐、お見送りします、来世は何家の娘にならぬように…」何晏は目が見えなくても耳と高い武功で応戦したが、最後は丁一に刺されて崖から転落してしまう。川に落ちた何晏を救ったのは師匠・柳不忘(リュウフボウ)だった。1ヶ月後、何晏は死の淵からよみがえり、視力も回復する。柳不忘はようやく愛弟子がなぜこれほど衰弱してしまったのかを知り、驚愕した。「替え玉にしておいて、用が済んだら口封じか…」すると何晏は気がかりだった肖家の様子を聞いた。朝廷では肖仲武への非難が止まらず、皇帝は混乱を鎮めるため肖仲武の罪を認定、肖家軍の徴兵も一時、禁じたという。実は何如非の証言が決め手となり、皇帝には詳しい調査を行う理由がなかった。回復した何晏は仮面を外し、何家との縁も断ち切って師匠の屋敷を出発した。…これから私はただの禾晏(カアン)、もう誰の替え玉でもない、何如非は私の地位を横取りし、命まで狙った、絶対に許さない、再び入隊し、正々堂々と全てを取り戻してみせる…そんな禾晏が目指したのは肖珏が左遷された掖州衛(エキシュウエイ)だった。つづく( ๑≧ꇴ≦)何如非、急に背が伸びてますけどw
2026.07.30
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary最終話宮中を掌握したのは趙(チョウ)家の北府軍ではなく天道社だった。「しゃあー(殺)っ!」厳涵(ゲンカン)たちを救出すべく、一斉に突撃した燕遅(エンチー)たち。一方、紫宸殿の寝所では天道社社主・燕澤(エンタク)が両親の敵である厳涵に天罰を下そうとしていた。すると袁慶(エンケイ)が信(シン)王妃が飲まされた毒入りの茶を厳涵に無理やり飲ませてしまう。「母親の逝去後、すぐに父親が亡くなったのも貴様の仕業だ、残酷で邪悪な人でなしめ」厳涵は燕澤が全て知っていることに衝撃を受けたが、それもそのはず、側近として尽くしていた袁慶が間者だった。燕澤は袁慶が書き上げたばかりの罪己詔(ザイキショウ)を読み上げるよう命じた。その時、皇帝を探していた燕離(エンリー)が寝所へ入って来てしまう。厳涵は息子に逃げろと言ったが、燕離は訳が分からないまま燕澤に匕首を突きつけられた。「罪己詔を聞いてみろ、陛下のことが理解できるぞ」…朕は先帝の二皇子・厳涵である、皇位を奪うため傅成業(フセイギョウ)に謀反を起こさせ、双子の兄・燕淮(エンワイ)を戦場に誘い出し、風雷嶺(フウライレイ)で2人きりの折、弑して入れ替わった、世が乱れたのは兄の名で皇位についた我が身の不徳、天命は尽きた、ちんつー…皇帝は燕離の父・厳涵だった。しかし厳涵は悪びれる様子もなく、自分も皇太后の息子であり、先帝の嫡子に変わりないと正当化する。「単に双子だという理由だけで燕家から無情に捨てられたことを恨んではならぬと?! 皇家は朕に返しきれぬ借りがある!皇位で償わせたまでだ!」その時、呆然と聞いていた燕離が口を開いた。「私と母にも恥じぬことはないと言えるのか?」燕澤は思わず失笑した。そこで燕遅の両親や瑾妃、晋王、沈毅(シンキ)の死も厳涵の仕業だと教えてやる。厳涵は燕離を皇位につけるために邪魔者を排除したまでだと訴えたが、燕離には到底、受け入れ難い現実だった。「不可能…不可能っ!」その時、袁慶が手刀で燕離の首を突き、眠らせてしまう。燕澤は匕首で燕離の胸を斬りつけ、その血で帷に大きな無義花を描いた。「生贄の血と肉を天に捧げて祈れば飛龍が身を守り、不老不死に…」袁慶はひざまずいて社主に進言したが、その時、燕澤が匕首で袁慶の首を掻っ切ってしまう。すると燕澤は白い仮面を袁慶の顔に被せた。「皇位を奪うのは厳涵を庇った者どもに命で償わせるため、まもなく望みが叶いそうだ …何が天の道理だ、報われぬ者たちよ、来世では正義の道など信じるな」結局、公平を求めて天道社に忠誠を誓った哀れな者たちは燕澤に利用されただけだった。一方、崇明殿に駆けつけた秦莞は岳凝の援護で燕遅と合流した。しかし逆賊に包囲され、身動きが取れなくなってしまう。そこで燕遅は白楓と岳凝に秦莞を託し、3人を長槍で吹き飛ばして先に行かせた。燕澤は袁慶を天道社の首魁として誅した。これで天道社との関係を知る者がいなくなり、世間では厳涵が袁慶に殺され、袁慶と燕離が相打ちで死んだことになるという。その時、燕離が目を覚ました。厳涵は安堵したが、燕澤が燕離に狙いを定め、匕首を構える。「やめろー!離児に手を出すな!」「私と同じように死に行く肉親を前にして何もできない苦しみを味わうんだな」しかし突然、岳凝が現れ阻止、燕離を後ろへ放った。一方、燕遅は崇明殿の門をひとりで守っていた。すると薛青山(セツセイザン)たちが駆けつけ、燕遅を皇帝の救出に向かわせてくれる。その時、ちょうど白楓が取り残されていた燕綏(エンスイ)を背負ってひと足先に出てきた。秦莞は岳凝が燕澤と戦っている間に燕離を手当していた。しかし燕澤の蹴り飛ばした花台に足を取られて岳凝が転倒、危機が迫る。その時、燕遅の長槍が燕澤の匕首を阻止、燕澤の胸を突いて柱に押し付けた。全てを知った燕離は父の罪を自分の命で償うと言った。しかし燕遅は厳涵の罪と燕離は無関係だという。その時、白楓が賊軍を制圧したと知らせに来た。「皆を連れて行け」しかし厳涵は動けず、燕離を先に逃すよう頼んだ。岳凝と白楓が燕離を連れて脱出した。秦莞は厳涵を解放して薬を飲ませたが、脈を診て余命がわずかだと気づく。すると燕澤が厳涵を守った燕遅に憤った。「なぜ厳涵を助ける?厳涵の罪は法では裁ききれぬ この男は君主どころかもはや人にあらず」「ふっ、袁慶を無惨にも殺しておきながら自分だけ君子面か?」厳涵は燕澤が簒奪のための勢力を得るために人心を惑わし、天道社を利用したと言い返した。「確かに皇位は不正に得たものだ、されど長きにわたり真摯に政に取り組んできた よき皇帝であったと自負しておる」「よき皇帝だと?貴様は皇祖母に自分を捨てたことを悔やませた 己の野心を叶えるため妻子を捨て、妻の兄を裏切り、兄弟やその一族を害した! 貴様こそこの世で最も悪辣な卑劣漢だ!」その時、秦莞が2人の言い争いを止めた。「偽君子であれ卑劣漢であれ、同じ穴の狢よ!何にせよ人殺しは許されない!」しかし燕澤は復讐をあきらめられず、燕遅の長槍を払いのけて厳涵に襲いかかった。驚いた厳涵は咄嗟に冠のかんざしを引き抜き、先に燕澤の胸を刺してしまう。燕澤は最後の力を振り絞って匕首を振り上げたが、厳涵の肩を刺すだけで精一杯だった。「…なぜ殺した、罪のない私の母親を」それが燕澤の最期の言葉となった。( ˙꒳˙ )これでいいの?その頃、威厳を取り戻した趙淑華(チョウシュクカ)は瓊華宮の馮齢素(フウレイソ)を迎えに行った。「今から紫宸殿へ行き、あの男の正体を暴くわよ?」「何の話か分からないわ」馮齢素は乱心したふりを続けたが、趙淑華は演技だと気づいていた。「国賊に身を委ねたりするから報いを受けたのよ」「あんたは警戒されていたから寝所に連れ込めなかっただけでしょう?」「一緒にしないで、私は正当な血筋を守るため策を講じてきた お前ときたら権勢と富しか考えておらず、息子を殺されても呆けたふり、それでも母親?」「生きるのが罪なの?」実は厳涵は馮齢素を隠れ蓑として利用しただけ、隣に寝ていても肌着すら脱ごうとしなかった。それでも息子のために寡婦のごとく耐えてきたという。「正当な血筋ですって?息子を無能に育てたのは傀儡にして自ら政権を握るため 自分の欲望のためだったんでしょう?!」すると激情に駆られた趙淑華は馮齢素をかんざしで刺し殺してしまう。しかし馮齢素は隠し持っていた匕首で趙淑華の胸を突き刺し、道連れにした。( ˙꒳˙ )本当にこれでいいのか?一方、李牧雲(リボクウン)は密かに京城を脱出しようとしていた。「あの方と出会い、前途が開けたと思ったが、結局、全て水の泡に… 朝廷に居場所がなければ去るのみだ」しかし地下の密道へ降りようとした時、鄭(テイ)府尹たちが駆けつけ捕まってしまう。「この敗北は天が不公平なせいだ、私は人を見誤っただけ さもなくば凡庸なお前に負けるはずがない」展捕頭は鄭府尹を見下した李牧雲に怒りをあらわにしたが、鄭府尹は冷静だった。「あなたより才はなくとも、人としては上だ」その時、李牧雲のはだけた左胸から無義花の入れ墨が見えた。厳涵はいよいよ毒が回って激しく喀血した。「頼む…離児だけは傷つけないでくれ…悪かった… 燕麒(エンキ)を放任してお前の父親を殺させた…今さら悔いても遅いが…」そこで秦莞は自分の父親も厳涵のせいで死んだと訴え、ついに身分を明かした。「私の爹は大理寺卿だった沈毅(シンキ)…私は娘の沈莞(シンワン)よ 父と晋王は凶器を隠し、皇帝を守ることで朝廷の混乱を防ごうとした あなたが殺したのは忠臣よ!」厳涵は沈莞の言葉に衝撃を受け、ようやく己の過ちを知った。「すまなかった…全て私のせいだ…犯した罪を償う…」するとその言葉の通り厳涵は絶命した。沈莞は父と秦二叔のため正義を取り戻した。皇太后は皇帝の正体に気づいても何もできなかったと打ち明け、政務に勤勉な名君となった厳涵を燕淮より皇帝に相応しいと信じたかったという。「このまま清廉な政を行い、燕徹(エンテツ)に皇位を譲ってくれればいいと思ったの 私の過ちが思いもよらぬ大罪につながろうとは… あの時、情に流されず、赤子の時に命を奪うか、親征後に出自を明かすべきだった」しかし燕遅は厳涵がいなければ燕離と燕綏もいなかったと笑った。すると皇太后は燕綏に皇位を継がせるつもりだと明かす。「私の決断を悪く思わないでね」「私も燕離も皇位に興味がなく、綏児の即位を望んでいます 私が心から望むのは莞児と朔西(サクセイ)の地だけ」そこで皇太后は燕綏を数年、支えてくれれば必ず2人の望みを叶えると約束した。沈莞は大長公主を訪ねた。しかし秦莞の正体を知っても大長公主は責めることもなく、愛する孫であることに変わりないという。すると大長公主は燕遅に沈莞を任せ、荊(ケイ)州へ戻ることにした。皇太后の懿旨により燕綏が即位した。燕遅は摂政王に封じられ、摂政王妃となった秦莞と共に嗣君を輔翼することになる。そして薛青山も禁軍の将軍に抜擢され、朝廷は大きな混乱もなく新帝の世が始まった。秦莞と燕遅は荊州へ戻ることになった岳凝との別れを惜しんだ。「もう燕澤に負い目を感じることも無くなった、これからどう生きるべきか考えてみる」「そう思えたなら安心ね、実は餞別があるのよ」すると燕遅が馬車に声をかけた。「急がねば船が出るぞ!」「今、行くよ!」燕遅と秦莞の餞別は燕離だった。徳成(トクセイ)元年、刑法改正が布告された。…痴情のもつれから同居者を死なせた場合、従来より一段階、重い刑とするまた同居者を故殺した場合は即刻、斬首刑に処す未成年に対し猥褻行為に及んだ者は遠方へ流刑、陵辱した者は絞首刑に処す治療の名目で患者の臓器を摘出した場合は絞首刑、患者を殺した場合は斬首刑に処す不当な目に遭い報復に及んだ者には酌量の余地を残すこととする邪術や妖言で大衆を惑わす者は3年の流刑、他者を教義に従わせるため負傷させた場合は三千里の流刑とする陵辱殺人は即刻、斬首刑とする…「新刑法は本日から施行され、過去の事件も新たな刑法が適用される」布告を聞いた民たちは増補された刑法を歓迎、その中には占卜師に戻った張洞玄(チョウドウゲン)の姿もあった。朝雪堂に秦莞の姿があった。秦莞はここで検視人の育成に尽力しながら、今日も燕遅の要請で事件の解決に向かう。師父を見送る生徒たち、その頭上にある扁額には″天下に冤罪なし″とあった。完( ๑≧ꇴ≦)完走しました!このドラマ、グロテスクな検視と男主と女主のイチャイチャという謎のコントラストが面白いランディーの垢抜けない感じがかえってリアルだな~って言ってもドラマですから←知ってるw当初、案件1つに5話という長さで挫折しそうになりましたが、珍しく中盤から楽しくなりましたとにもかくにも最後に大長公主が見られて嬉しかった実はキャストの中で一番、好きかもw少年歌行ぶりのルイポンでしたが、こちらの方がお似合いでした(^ꇴ^)ご満足いただけた方はここで解散です!wさてここからは反省会場となります映画セブンを見た人限定(ってセブン見た人がこのドラマ見ないだろうというツッコミがw)になりますが、お気づきの通り第19話の最後、女主のセリフでピンときた方が多いと思います「量刑の基準を超えぬことが法であり、法を守り、人情を見誤らぬことが厳明である この世に完全な公平や厳明が存在しがたくとも信念を失ってはならず ましてやこれに乗じて悪に走ってはならない 私情を捨て、公正な道を守ってこそ、この不公正な世を変えられるのです」これセブンのまとめですよねあれ?と思っていたらその後からセブンと同じような連続殺人事件が始まりました「まさかすごいラストなの?」と期待値が上がりましたが、そりゃ無理な話で…後半になるにつれまた前半のまどろこしさが戻り、当然ながら最終話は酷かったwここまでパ…いやオマージュするなら最後に本来のまとめを持ってきても良かったんじゃないかな?だって秦莞が一番、言いたい事はこれなんだから
2026.07.30
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第37話銭(セン)嬷嬷は皇太后がまだ貴妃だった時の女官だった。貴妃が初めての懐妊で産んだのは実は双子だったという。…双子を出産した貴妃だったが、腰に母斑がある子は余命わずかとされたもし宮中で赤子が亡くなれば不吉とされ、皇后に付け入る隙を与えてしまう貴妃は母子が生き残るため、産んだのは皇子1人と報告させたそして銭嬷嬷に子供を連れて逃げるよう頼む『決して出自を知らせないで、今生での縁を断つ』『娘娘、せめて名前を…』『厳しい人生を歩む、母の不甲斐なさを許して欲しい…厳涵(ゲンカン)と』余命わずかとされた厳涵だったがすくすく育ち、銭嬷嬷は縁戚の立場で世話を続けたそんなある日、突然、陳(チン)嬷嬷が現れるこれまで皇太子は燕凛(エンリン)が有力とされていたが、皇帝が長子である燕淮(エンワイ)を選んだというのだ『淮児と似ている事が露見せぬよう涵児を都から遠ざけて』『宮中で赤子が死ねば不吉だからって…この禁忌のせいで涵児は宮外へ追いやられた』銭嬷嬷は厳涵の不遇を嘆きながら陳嬷嬷を見送りに出たが、部屋に戻るとわなわな震えている厳涵の姿があった…まだ少年だった厳涵は自分の出生の秘密を知り、燕一族への恨みを募らせた。家を飛び出し入隊、数年後に恩人である傅成業(フセイギョウ)を殺して皇太子を救い、焼死したと聞いたという。「すぐに悟りました、太后が恐れていた事態が起きたのだと」実は厳涵は謀反を利用して燕淮を救い出し、その機に乗じて入れ替わっていた。燕淮を刺殺してから鎧を交換、本物の燕淮の遺体に火をつけ、命がけで皇太子を守った厳涵として葬ってしまう。銭嬷嬷は厳涵が放った刺客に追われ、都に戻って身を隠した。そこで帝后が不仲だという噂を聞き、皇后に情報を漏らしたという。すでに皇帝の正体を疑っていた皇后はもしもの時のため、銭嬷嬷をかくまった。皇太后とは接触していなかったが、共に過ごした我が子が入れ替われば気づくのは当然だろう。「でもどちらも我が子、一人が既に亡くなっていたら手を下せるでしょうか?」その時、秦莞(シンワン)は皇太后が2回だけ己の心に従い行動したと言ったことを思い出した。恐らく厳涵を生かし、身分を隠したことだろう。睿王府へ戻った秦莞と燕遅(エンチー)。2人は皇帝が皇子たちを殺して皇族の子弟たちを支持した理由を知った。厳涵は実の息子である燕離(エンリー)の即位を画策しているのだろう。しかし燕遅は皇位に全く興味がない燕離には黙っておくと決めた。「でもあなたは正当な血筋よ?皇位に付く気はある?」「興味はない、ただ今生陛下は帝の器ではない」秦莞が診察で福寧宮を訪ねると、ちょうど岳凝(ガクギョウ)と燕澤(エンタク)がいた。皇祖母と三兄の対局を楽しそうに見ている燕綏(エンスイ)。すると秦莞は燕澤が眼帯をしていないことに気づく。「見えるようになったのですか?」「金針(キンシン)術のおかげで視力は回復したよ」しかし金針術は血流を整えることしかできない。その時、燕離が慌ててやって来た。今やすっかり燕離に懐いた燕綏は喜んで兄に飛びついた。「哥哥っ!」「何だ、碁ですか?三哥が急かすからてっきり…」「お前を良く見たかったのだ、義(ギ)王になった姿を見るのは初めてだからな お前が入ってきた時、一瞬、陛下かと思った、お前と燕綏も似ているな、兄弟みたいだ」燕澤の思わぬ指摘に皇太后は居たたまれなくなり、めまいがしてきたと嘘をついて皆を追い出してしまう。秦莞は皇太后を診察してから寝宮を出た。すると太医院で皇太后の出産記録を探していた燕遅がやって来る。秦莞は燕澤が皇太后の前で燕離と燕綏が似ていることを強調したと報告、皇帝の正体を知っていると確信した。「想定外ね…それで収穫はあった?」「それが皇祖母が陛下を産んだ記録だけがなかった 当時の担当医は帰郷の道中で急死を、厳涵が証拠を隠滅したのだろう」燕遅と秦莞が宮門を出ると白楓(ハクフウ)が馬車を準備して待っていた。そこへ薛青山(セツセイザン)が部隊を率いてやって来る。「少帥!…少帥と王妃にご挨拶申し上げます」「身内なんだ、堅苦しい挨拶はよせ」「六姐のつわりはどう?」「ありがとうございます、霜(ソウ)児は食欲もあり、よく眠れています」薛青山は幸せそうに笑ったが、実は燕遅に重要な報告があった。薛青山の部隊が急に城門のほうへ配置替えとなり、殿前司に入った北府軍出身の新顔たちが趙(チョウ)副将の命で宮門の守備に入ったという。燕遅は明日にも自分が着任すれば異動させないと安心させたが、皇后が動く布石なのは明らかだった。厳涵の出自は真相を解明する大きな鍵となった。屋敷へ戻った秦莞と燕遅はようやく散らばっていた糸口と被害者同士の関係を結びつけ、全ては厳涵が自分の正体を隠すため重ねた悪事だったと知る。「まずは信王妃が亡くなり、次に睿王妃、瑾妃、晋王…そして父親が亡くなった 信王妃は厳涵を手当てした際、母斑に気づいたのね」…厳涵は自分の腰にだけある母斑を熱した剣先で焼いていたしかし皇帝の傷口を治療した信王妃は何も知らずに手当してしまう『母斑を腐った皮膚と見間違えるところでした』信王妃は皇帝から茶を賜り帰ったしかし厳涵は信王妃がその足で産後間もない睿王妃の診察に向かったと知る厳涵は信王妃の口から睿王妃に秘密が漏れた可能性を考え、袁慶(エンケイ)に始末するよう命じた一方、燕綏は瑾妃と厳涵との子供だったしかし学者の家系だった瑾妃は偶然にも皇帝が即位前に記した冊子を見つけ、筆跡から矛盾点を発見してしまうそして皇帝に詰め寄り、自ら死へと向かう羽目になった事件当日、晋王は護衛の宋希聞(ソウキブン)と一緒に燕綏へ贈り物の匕首を届けに向かい、貴妃の遺体を発見した凶器の匕首が″五爪の金龍″だったことから父皇が下手人と気づき、晋王は咄嗟に凶器を袂に忍ばせ、装飾品の匕首を抜いて罪を被ってしまう晋王は動乱を恐れ、父皇の罪を隠したまま収監されたそこで大理寺卿・沈毅(シンキ)にだけ真相を明かし、凶器を隠して欲しいと頼む結局、晋王は厳涵から毒酒を賜り絶命した沈毅もまた国を守るため晋王に協力したが、妻と秦ニ公をも巻き込み死んでしまう…沈莞(シンワン)は父がなぜ復讐するなと書き残したのか分かった。厳涵が在位する限り、誰も無念を晴らすことができないと知っていたのだろう。しかし燕遅は真相をつかんだ今、あとは実行するのみだと鼓舞した。「厳涵の悪行を公にし、燕氏の天下を守りたい、最悪、綏児を擁立する 必ずや全員の無念を晴らしてみせる」薛青山が皇城司に駆けつけ、燕遅に急報を知らせた。実は鳳儀宮で守衛が交代、そこへ信王世子が挨拶に現れたという。しかし皇后と世子が言葉を交わしたかまでは確認できなかった。「今夜は当直か?」「本来、城内の巡回でしたが、趙副将の命で宗正寺の守備に回されました まさか今夜、皇后を救い出そうと?」燕遅はそれ以上の企みだと気づいた。そこで非番の配下も召集し、理由をつけて詰め所に留まるよう命じる。一方、李牧雲を調べていた鄭(テイ)府尹は展(テン)捕吏を連れて睿王府に秦莞を訪ねた。やはり李牧雲は天道社の殺害手口に似た事件を多数、担当していながら、結審時には触れていなかったという。しかも観音鎮事件の期間中に現地の知州を訪ね、張洞玄(チョウドウゲン)の捕縛を提案して結審前に去っていたことが分かった。李牧雲を尾行していた展捕吏も驚くべき事実を突き止めていた。実は李牧雲が消えた民家を調べたところ、売買記録から6年前の所有者が寧不易(ネイフエキ)だと分かったという。すると急に燕遅が戻ってきた。「李牧雲と寧不易は何らかの関わりがある…その他には?」鄭府尹は寧不易の資料の中に気になる証言を見つけていた。観音鎮の証人が事件発生時、張洞玄の他に寧不易と目の不自由な若者を見たという。「証人によるとその若者は気品に満ち眉目秀麗だったため記憶に残ったと…」燕遅と秦莞は真っ先に燕澤を思い浮かべた。燕遅は燕澤が皇后に会いに行ったと話し、2人が結託したと気づく。「目撃された若者が燕澤なら全て説明がつく 薬を求めて遊歴していたと言うが真相は不明だ あの風采と話術なら李牧雲と寧不易を取り込める 信王妃は生前、都で多くの権力者を診察し、人脈を築いた それを利用すれば李牧雲たちを都へ招くことも可能だろう」燕離と燕綏が似ていると言ったのも信王妃を殺したのが皇帝だと知っているからだ。燕遅は今夜、動くはずだと伝え、鄭府尹と展捕頭には城内の警戒を、白楓には黒甲衛の配備を命じた。その夜、燕離は燕綏を連れて紫宸殿にやって来た。しかし皇帝はおろか内侍たちもいない。燕離は出直すことにしたが、その時、物陰に放置された内侍の死体を発見した。慌てて引き返した燕離と燕綏、するといつの間にか門に錠をかけられ出られない。一方、生死を共にすると誓った秦莞と燕遅は2人で参内した。宮門はすでに閉門していたが、秦莞が皇太后の診察に来たと門衛に告げる。「太后の治療が遅れたら大事よ?開門しないなら王爺を呼ぶわ」すると門衛は門を開け、睿王妃が中に入ったところで始末しようと企んだ。その時、物陰に隠れていた燕遅が飛び出し、門衛たちを退ける。倒れた門衛たちは白い腕章をはめていた。「皇后と燕澤の死士たちだ、宮変かも」燕遅は宮変を止めるためにも厳涵を救いに紫宸殿へ向かうことにした。そこで秦莞に皇太后と燕綏を助けに行くよう頼む。すると黒甲衛の配置を終えて白楓が駆けつけた。秦莞は万が一に備え燕遅に薬を渡して唇を重ねる。「もし死んだら検視の標本にするから」「ふっ、その機会はない」燕遅は白楓に秦莞を頼み、空に向かって照明弾を打ち上げた。紫宸殿に閉じ込められた燕離はてっきり皇帝の乱心だと思い、燕綏を物陰に隠した。「いいか、七哥夫婦以外の者が呼んでも出てはだめだ」その頃、燕遅たちは薛青山たちと合流、義王と九皇子が一時前に紫宸殿に入ったと知る。「急ぐぞ、計画実行だ」一方、福寧宮では岳凝が戻ってこない燕綏を心配していた。すると秦莞と白楓が駆けつける。「九殿下は?!」「陛下に勉強を見てもらうため、燕離と紫宸殿へ行ったわ」驚いた秦莞は陳嬷嬷に閉門して出入り禁止にするよう頼み、岳凝を連れて燕綏を探しに向かった。趙淑華(チョウシュクカ)は久しぶりに正装し、静かにその時を待った。やがて北府軍が駆けつけ開錠、ついに解放される。一方、紫宸殿の寝所では意識を失っていた厳涵がようやく目を覚ました。しかし拘束されていることに気づき、直前に飲んだお茶に毒が入っていたと分かる。目の前では内侍総管の袁慶が何やら筆を走らせていた。「罪人が目覚めた、では始めよう」「はい、社主」すると白い仮面をつけた天道社の社主がやって来た。袁慶もまた天道社に傾倒している1人だった。厳涵は反乱だと声を荒らげたが、社主は反乱ではなく乱れを正し、天に代わって道を行うという。すると社主は仮面を外して正体を明かした。「燕澤か…」「いかにも、貴様に両親を殺された燕澤だ」燕遅たちが崇明殿へ駆けつけると北府軍が門を封鎖していた。燕遅は外敵と逆賊以外は斬りたくないと訴えたが、その時、思いがけず趙副将軍たちが連行されてくる。「皇后に騙された!奴らは北府軍ではなく天道社…」趙副将軍はそこまで叫ぶと、いきなり斬り殺されてしまう。つづく(  ̄꒳ ̄)燕遅と秦莞が皇太后に同情的なのがピンと来ない
2026.07.30
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第36話皇帝は皇室の対面を考え、成(セイ)王・燕麒(エンキ)の幽閉を命じた。しかしそれは表向き、袁慶(エンケイ)に自害と見せかけ殺すよう手配する。すると突然、長刀を手にした燕遅(エンチー)が乗り込んで来た。「燕麒と二人だけで話したい」燕遅は縛られていた燕麒を解放、彼の長刀を投げ渡した。「蒋和英(ショウワエイ)に父王を殺すよう命じた時にお前の死は決まった 最後くらいは自ら決着をつけろ」すると燕麒はひざまずいて謝罪すると見せかけ、長刀をつかんで燕遅に襲いかかった。燕遅と燕麒の激しい攻防が続いた。すると燕遅は父王の亡骸に残っていた傷跡を思い出しながら、同じ場所を斬りつけ始める。やがて足の腱を切られた燕麒は立てなくなってひざをついた。「ぶはははっ!復讐したいなら永慈(エイジ)を道連れに父親の墓前で自害すればいい! 皇叔が死んだのはお前たちのせいだ、お前があの女子のために私の対面を傷つけた だから復讐しようと決めたのさ、女子のために父親を死に追いやるとは… お前こそ正真正銘の外道だ、この親不孝者め!」燕麒は燕遅を挑発、自分を殺すよう仕向けた。激情に駆られた燕遅は燕麒めがけて飛び出したが、秦莞(シンワン)の言葉が刃を燕麒の喉元ギリギリのところで止めてくれる。…一時の焦りで法を軽んじてはならない…その時、燕麒が刃先をつかみ、いきなり自分の胸を刺してしまう。実は皇家には太祖が定めた家法があった。…燕氏の子孫が罪を犯しても刑罰を科してはならぬ、たとえ反逆罪でも獄中の賜死に限り、市中での処刑を禁じる、もし燕氏の子孫が背けば天罰が下るだろう…皇帝は燕麒を私刑に処した燕遅を叱責した。「お前も父親を害した黒幕を知っておったのだな だが朕が袁慶に命じたことを見たであろう?ならば朕の腹積りも分かったはず」「自らの手で燕麒に罪を認めさせ処罰せねば、父の魂を安んじられぬと思ったのです それが息子としての務めだと…」燕遅は自ら大理寺に赴き、裁きを受ける覚悟だった。しかし袁慶が燕麒は睿(エイ)王の刀をつかんで自ら胸を刺したと証言し、罪は免れる。結局、燕遅は刑部の職を解かれ、皇城司の親従官に降格されただけだった。「当分は禁足にするゆえ反省せよ、下がれ」薛青山(セツセイザン)の部隊は思いがけず憧れの燕遅の配下となった。「これからは燕校尉と呼んでくれ」「我らは長らく殿下を敬慕しており、いつか共に戦いたいと願っていました どんな任務に就こうと我らにとって永遠に″少帥″です!」こうして燕遅は思いがけず六姐夫という味方を手に入れた。秦莞は憔悴して戻った燕遅を黙って抱きしめた。すると燕遅は自らの手で敵を討つことができなかったと嘆き、父王に顔向けできないという。「大丈夫、父王も自慢の息子を殺人者にしたくないはずよ きっと冷静なあなたを見て安心し、往生されたわ」燕遅は父王の非業の死を世に知らせぬまま終わらせることになったと落胆した。真実を追求するためには皇帝の信頼が不可欠、警戒されないよう振る舞うしかなかったという。そこで秦莞は独りで調べていた皇帝の筆跡について気づいたことを報告した。「こちらへ来て…」棋譜と燕綏(エンスイ)が持っていた書き付け、璇璣(センキ)閣で見つけた″海棠″の書は同一人物の筆跡だった。瑾(キン)妃の見立て通り燕淮(エンワイ)が即位する前の親筆だろう。改めて読んでみた秦莞は、燕淮が皇后と仲睦まじく、嫡子の燕徹(エンテツ)を愛していたと分かった。しかし燕遅の記憶では皇帝は皇后に対して常によそよそしく、燕徹を″我が子″と呼んだこともなかったという。「親征後の筆跡を調べれば瑾妃が殺された理由が分かるかも」燕遅は皇帝が父王に宛てた私信があると思い出した。やはり確かに筆跡は以前と大きく異なっていたが、その時、秦莞は今の筆跡をどこかで見たと気づく。それは義(ギ)王妃からもらったかんざしだった。「義王が夫人に贈ったかんざしの刻字と同じだわ」「つまり陛下は義王・厳涵(ゲンカン)?!」「明智小五郎なら聞いたことがあるけれど、そこまで似せられる?」しかしどんな術を使おうと皇太后が実子を見誤るとは思えない。皇后と素(ソ)貴妃もすぐに気づくはずだ。「事が事だけにうかつに聞き回れない、やはり晋王事件を引き続き調べるわ」一方、晋王府では使用人たちが金目の物を盗んで我れ先に逃げ出そうとしていた。そんな騒ぎの中、馮沈碧(フウシンヘキ)は秦湘(シンショウ)を発見、頭を殴って池に突き落としてしまう。沈み行く秦湘を眺めながら独りほくそ笑む馮沈碧。その時、逆賊を誅殺に来た兵士にいきなり首を斬られてしまう。「私は…馮家の娘…とうに離縁されて…い…(バタッ!」( ゚д゚)池深っ!秦霜(シンソウ)は五姐の訃報を聞いて睿王府に駆けつけた。禁足の燕遅は燕離(エンリー)と岳凝(ガクギョウ)に頼んで秦湘を迎えに行かせたが、一足遅かったという。しかしどちらにしても成王府の者は皆、殺される運命だった。「皇后の指示だろう、禁軍の中に趙(チョウ)家の者がいた」秦莞は無関係の秦湘が殺されたことに憤りながら、悲しみに暮れる秦霜を座らせた。すると秦霜は三夫人林(リン)氏を呼び寄せ、秦湘の代わりに面倒をみるという。その時、手首を掴んだ秦莞は六姐が身ごもっていると気づいた。「私も孝行する、もう泣かないで、お腹の子に良くないわ」「本当?!」一方、馮齢素(フウレイソ)は燕麒を失った悲しみから錯乱していた。沈莞(シンワン)は燕麒とこっそり実家へ戻り、父と庭の木に作った秘密の隠し場所から思い出の品を取り出した。すると奥の方から布にくるまれた見覚えのない物が出てくる。実はそれこそ瑾妃を刺殺した凶器だった。書き付けには″瑾″とだけ書いてある。「父親の時だわ」匕首の柄には皇帝しか使えない五爪の金龍が彫られていた。「瑾妃を殺めたのはやはり陛下だ」沈莞は矢も盾もたまらず李牧雲(リボクウン)を郊外へ呼び出した。禁足の燕遅は同行できず、念のため白楓(ハクフウ)と茯苓(フーリン)に供を頼む。すると沈莞は李牧雲が装飾品の匕首を凶器にして晋王を犯人に仕立て上げ、沈毅(シンキ)を誣告したと非難した。李牧雲は27話でやはり秦莞が架閣(カカク)庫にある晋王事件を調べていたのだと確信する。「だが物証を隠したのは紛れもない事実だ、奴は法を軽んじる君側の奸だ」「…本当の下手人を知っているのね? 沈公が庇う人物を知っているからこそ″君側の奸″と侮辱した 沈公はあなたを信じて凶器を隠したと話したのね」李牧雲は秦莞が真相を突き止めたと気づき、ならば誣告でないことが分かるはずだという。「あなたは晋王と沈公を売って三品(サンポン)に昇進した それなのに″君側の奸″呼ばわりするなんて!」「何が悪い!″朝廷を揺るがさぬため″など言い訳に過ぎぬ! 凶器の隠匿も許されることではない!罪を犯せば裁かれるのが天の道理!」その時、沈莞は思わず手を挙げた。「(バシッ!)師を欺き、恩を踏みにじる者を天は決して許さない!」( ๑≧ꇴ≦)思わず痛っ!って声出たw屋敷に戻った沈莞は燕遅に李牧雲を叩いたと報告した。しかし未だ怒りが収まらず、李牧雲は父から下手人が皇帝だと聞いていながら、のうのうと″天の道に従っただけ″と言い放ったという。「言い草が寧不易(ネイフエキ)と同じだったわ」秦莞は李牧雲も天道社(テンドウシャ)に傾倒していると疑った。その夜、白楓は京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)をさらって睿王府に運んだ。何分、燕遅は禁足の身、鄭府尹にあらぬ疑いがかからぬよう配慮したという。そこで刑部で李牧雲の任地で天道社に似た事件がなかったか調べて欲しいと頼んだ。「王爺、もしや李大人が天道社と通じているとお疑いに?」「本人が中の者である可能性も」永慈の言葉に鄭府尹は目を見張った。「…やってみましょう」重臣たちは不幸続きの皇家を案じ、皇帝自ら欽天監に赴いて吉凶を占い、罪己詔(ザイキショウ)をもって天地を慰めるよう諫言した。罪己詔と聞いた皇帝は憤怒、例え自分の実子が途絶えようと立派な子弟たちがいると訴える。鳳儀宮に幽閉された趙淑華(チョウシュクカ)は内侍からその話を聞いて失笑した。「燕離(エンリー)、燕遅、燕澤(エンタク)の3人が太子候補だというの? へそで茶を沸かすわ!ぶははははは~!」すると趙淑華は内侍に丸い玉を託し、永慈郡主に渡すよう命じた。…あの男の思い通りにさせてたまるものですか…秦莞は皇太后の診察に出かけたが、陳(チン)嬷嬷にやんわり診察を断られた。今後は呼ばれるまで来なくていいという。秦莞は仕方なく福寧宮を後にしたが、その時、通りすがりの内侍に呼び止められた。「王妃、落とし物です…皇后」睿王府に戻った秦莞は燕遅に玉を渡した。玉の表面にはかんざしで彫ったのか″淑華″とある。燕遅が玉を割ってみると、何も書いていない布切れが入っていた。そこで布切れを鹹水(カンスイ)につけたところ文字が浮かぶ。…城南 安民 張 銭…地図で見ると城南の安民坊に張家巷(チョウカコウ)という路地があった。「″銭″は姓やも…」白楓の調べで張家巷に確かに一軒だけ銭家があると分かった。秦莞と燕遅はその夜、早速、訪ねてみたが、出てきた婦人は2人を見るなり皇后の指示かと尋ねる。実は皇后がかくまっていたのは皇太后の元女官だった。「皇后が王爺と王妃を寄越したのなら最後の手段 もし私が死ねばこの秘密は闇に葬られてしまい、いつか朝廷を揺るがす災いに 皇太后に何とお詫びすればよいのか」実は皇太后が最初に産んだ皇子は双子だった。つづく∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!双子ネター!
2026.07.28
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第35話燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)は秦朝羽(シンチョウウ)を守るため、宗正寺(ソウセイジ)の火災を不注意による事故として処理した。報告書を見た皇帝はいささか意外だったが、秦氏が燕徹(エンテツ)の逃亡と無関係なら火事について不問とし、実家での禁足を命じる。しかしこの恩情ある処分に秦莞は困惑した。皇帝は唯一の嫡子である燕徹や幼い燕綏(エンスイ)に冷淡だが、一方で秦朝羽には同情を示し、養子の燕離(エンリー)を重用している。「実の息子を冷遇し、燕離には慈父のように振る舞う、本当に妙だわ」燕遅が皇太后から聞いた話では瑾(キン)妃の事件後から皇帝の皇子たちへの態度が変わったという。思えば皇帝が父王を疑い始めたのも同じ頃だった。秦莞は往診で福寧宮を訪ねた折、それとなく皇太后の胸中を探った。「もし人生をやり直せるとしたら、やはり入内して妃となりますか?」「皇祖母、2度だけ己の心に従って行動したの ただ自分で決めたことでも望む結果になるとは限らない、運命に翻弄される」「八姐姐も同じです、陛下のご恩情がなければ一生、禁所暮らしになるところでした」すると皇太后の顔が一瞬、曇った。「ワンR、宮中の騒ぎには関わらず、夫婦2人で静かに暮らしなさい 小七は凛(リン)児が残した唯一の子よ、宮中とは距離を置いた方がいい」「心に刻みます」一方、忠勇(チュウユウ)侯府では秦朝羽を実家へ帰すと決めた皇帝の意図を図りかねていた。秦述(シンジュツ)は恐らく二皇子の件に関わるなという警告だと気づいたが、秦琰(シンエン)は二皇子と共に反旗を翻してはどうかと進言する。しかし秦述は激怒して息子を引っ叩いた。「秦家の爵位は″忠勇″に基づく、忠心なくしてどうして朝堂に立てようか!」秦莞は皇太后に頼まれ九皇子の様子を見に来た。しかし燕綏はどこか元気がなく、手持ち無沙汰なのか小さな紙切れを握りしめている。「それは何?」すると燕綏は慌てて紙を隠し、人払いしてから秦莞に告白した。「以前、私が話せず、字を書けなかったのは演技なんだ」実は燕綏は晋(シン)王事件当日、皇帝が瑾妃を刺し殺すところ見ていた。あの日から皇父の自分を見る目が冷たくなったという。「目撃したと気づかれたらきっと殺される、お願い信じて」「もちろんよ、安心して、嫂嫂と七哥がついている」「皇祖母があなたは大周一の検視人だって言ってた、全部、話すから手伝って欲しい 本当のことを明らかにしたいんだ」…あの日、燕綏は宴会で晋王から贈り物をもらう約束だったしかし大人の宴会が苦手で仮病を使って欠席、含光(ガンコウ)殿で臨書を見ることにするすると突然、皇父と母妃が入ってきた怒られると思った燕綏は慌てて身を隠したが、その時、父皇の怒号が響き渡る『この冊子を入手した目的は何だ?!』『陛下こそお答えください!なぜあの掛け軸と冊子の筆跡が大きく異なるのですか?』『言ったはずだ!腰や背中、腕にまで傷を負ったせいで筆跡が変わってしまったと…』燕綏は怖くなって耳をふさいだやがて母の悲鳴と物音に驚いて振り返ると、皇父が母妃を刺すのを見てしまう皇帝は急いで袁慶(エンケイ)に掛け軸を回収させたその時、皇帝は本棚の奥に誰かがいると気づくしかしちょうど燕綏を探している晋王の声が聞こえ、皇帝たちは慌てて出て行った燕綏は母の亡骸を前に呆然と立ちすくんだその時、晋王が駆けつけ、瑾妃の胸に刺さっていた匕首を見て皇帝が殺したと気づく「綏児、いいか?全て忘れろ、誰にも言うな」すると袁慶が禁軍を連れて乗り込んできた晋王は咄嗟に凶器を隠して自分の匕首を抜き、皇父の罪を被ってしまう…燕綏は自分に勇気がないばかりに母妃を救えなかったと後悔した。もし宴会を欠席していなければ晋王を巻き込まずに済んだという。しかし秦莞は燕綏と事件は無関係だとなだめ、必ず真実を明らかにすると約束した。話を聞いた燕遅は皇帝の筆跡を調べるため、秦莞と燕綏を連れて璇璣(センキ)閣を訪ねた。すると老年の多寿(タジュ)掌事(ショウジ)がちょうど棋譜の日干しをしている。多寿掌事は法帖を探すなら手伝うと申し出たが、燕遅は自分たちで事足りると断り、代わりに酒を渡して休ませることにした。その時、秦莞は棋譜がどれも子供が使うような初心者向けだと気づく。「陛下の愛読書なんです、陛下は碁の道の天才であられます ″碁の奥義は単純な理(コトワリ)にあり、万変しても根本は同じ″と仰せです」「…では太后のところではわざと負けたのかしら?」「陛下のお心遣いでしょう 今や政務にお忙しく、棋譜を読み、書道を楽しむ暇もありません 私が配属されて以降、陛下直筆の書は収められておりませんから…」燕綏はかつて母妃が棚の上の隅に隠した法帖を見つけた。母妃の話では即位前の燕淮(エンワイ)の書だという。確かに他の皇帝の法帖と筆跡は同じだったが、燕遅は最近の奏状にある裁可の筆跡とは大きく異なると気づいた。すると燕綏が事件当日、母妃の臨書から見つけた小さな書き付けを差し出す。「皇父が即位前に書いたものみたい」瑾妃は皇帝が偽物だと疑い、殺されていた。そうとは知らず晋王は皇父をかばい、沈毅(シンキ)も朝廷の混乱を恐れて口外しなかったのだろう。晋王の護衛・宋希聞(ソウキブン)事件に関わった皇后なら事情を知っているはずだ。恐らく皇后は燕徹(エンテツ)に皇位を継がせるため、皇帝に協力した可能性が高い。しかし皇帝は操られることを嫌い、宋希聞の遺体を利用してこの機に乗じ、母子を廃したのだろう。「なんと嘆かわしい、我らの推測通りなら陛下は二皇子を故意に逃したんだ もし成(セイ)王に捕まれば命はないだろう」その頃、無事に脱出した燕徹はわずかな護衛だけで逃亡中だった。しかし待ち伏せしていた成王たちの奇襲に遭い、殺されてしまう。その夜、京城に二皇子の逝去を知らせる鐘が鳴り響いた。燕麒(エンキ)は二皇子が自刃(ジジン)を遂げたと報告、皇帝は悲しみに暮れる。その大袈裟な狼狽ぶりに違和感を否めない燕遅。すると皇帝は皆と引き上げようとしていた燕遅だけ引き止め、あの気弱な燕徹が自害するとは信じられないと吐露した。そこで永慈(エイジ)と一緒に真相を突き止めて欲しいという。成王府では馮沈碧(フウシンヘキ)が勝手に本院に入ってきた秦湘(シンショウ)に激怒、池に突き落とそうとしていた。しかしちょうど宮中から戻った燕麒が現れ、馮沈碧を引っ叩いて離縁すると宣言する。秦湘は思わず燕麒に寄り添ったが、馮沈碧が冷遇されても自分が寵愛されるわけではないと知った。知らせを聞いて忠国公と夫人が慌てて成王府に駆けつけた。すると燕麒は今や皇帝唯一の成人した皇子になったと豪語、今後も出世したいなら離縁状を受け取るか、それが嫌なら娘を病死させると言い放って出て行ってしまう。馮沈碧は貴妃を頼ろうとしたが、忠国公は取り合ってくれなかった。そこで夫人が娘に戒めを与える。「近年、陛下は貴妃に若さを保つ丹薬を与えていたわ 確かに貴妃は今も美しいけれど、丹砂を多く摂取すれば子を授かりにくくなるの」馮沈碧は皇帝自ら貴妃の懐妊を阻止していたと気づき、今さらながら栄華を守ることの厳しさを知った。翌日の朝議、大理寺卿・李牧雲(リボクウン)は二皇子の逝去について詳しく調査したいと上奏した。京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)も同意したが、その時、燕遅が検視報告書を持って参上する。永慈郡主の検視結果によれば燕徹は自刃ではなく、何者かに斬られて即死していた。傷口からみても凶器は匕首ではなく長刀で、照合したところ成王の刀の形と一致したという。( ̄▽ ̄;)もうずっとチベスナなのよw焦った燕麒は同行を拒んだ燕徹を縛ったところ、自分の刀にぶつかり死んだと釈明した。しかし皇太子の少保だった秦述が二皇子の無念を訴え、さらに娘を蔑ろにされた忠国公にも裏切られてしまう。「成王は以前から太子の座を奪うつもりでした!皇位を手中に収めた気でいます! 馮氏は皇后に不相応だと言い放ち、離縁を迫りました!」皇帝は燕麒が簒奪を目論んでいたと知り激高、大理寺で尋問するよう命じた。その時、燕麒はやっと皇父にはめられたことに気づく。「私に皇兄を殺すよう示唆しておいて、罪を着せるとは…なぜなんだ!」燕麒は思わず真相を暴露したが、その場で庶民に落とされ捕縛されてしまう。袁慶は燕麒を屋敷へ連行、数人がかりで白綾に首をかけて自害と見せかけ殺そうとした。その時、突然、長刀を手にした燕遅が乗り込んでくる。「燕麒と二人だけで話したい」つづく(  ̄꒳ ̄)うーむ、ここにきてまた前半のまどろこしさが復活してきた
2026.07.26
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話最終話首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長が瞿明誠(チューミンチョン)主体の談合を告発。入札に失敗した瞿明誠は取締役会とも契約不履行となり、窮地に陥ってしまう。沈皓明(シェンハオミン)は父の病室を訪ね、ネットのトップニュースを見せた。「協力してくれてありがとう、爸爸」実は沈金松(シェンジンソン)はすでにすっかり回復していた。沈皓明は瞿明誠を油断させるため、入札が終わるまで父を意識不明のまま入院させていた。VAM契約も沈皓明の画策、取締役には沈金松の味方が多いことから、個別に面会して提案したところ賛同を得たという。沈金松は息子の手腕に感心しながらも、極秘だった談合の情報をなぜ手に入れることができたのか不思議だった。瞿明誠は正式に逮捕された。まさか当日になって黄社長に出し抜かれるとは夢にも思わなかっただろう。お礼に向かった沈皓明は、なぜ自分を信じてくれたのか聞いた。すると黄社長はそもそも自分に談合を持ちかけること自体、瞿明誠の読み違いだったと笑う。「長年のビジネスで培った人や物事を見る目だ、心から信頼できる人は極めて少ない 人として誠意は絶対に不可欠だ、ハオミン、私は君たち夫婦が好きなんだ」全ては順調に進んでいた。しかし許妍(シューイェン)から思わぬ連絡が入る。「何だって?方蕾(ファンレイ)が?…分かった、すぐ帰る」突然、方蕾が夫婦を訪ねてきた。すると方蕾は本物のDNA鑑定書を示し、実は沈皓辰(シェンハオチェン)と沈皓明は父子ではないと明かす。沈皓明の顔からみるみる血の気が引いた。「どういう事だ?…どういう事かと聞いたんだ?!」マンションに沈皓明の怒号が響き渡った。…ある日、姉の方妤(ファンユー)が急に訪ねてきた方妤は妊娠していると明かし、父親が沈皓明か分からないという『でももう別れたんでしょう?』『そうよ、でもまだ別れて2ヶ月だし…彼の子なのか分からない』聞けば方妤は沈皓明と別れた日、バーで出会った中国系の画家と1度だけ関係をもったというしかし2人とも泥酔した末の過ち、相手の名前も連絡先も分からなかった結局、悩んだ末、方妤は沈皓明に打ち明けることにする…姉の恋人だった沈皓明に密かな恋心を抱いていた方蕾は子を通じて自然と付き合いが続くと期待した。しかし姉が事故で死亡した時、沈皓明が子供とのDNA鑑定を求め、結果を受け取った方蕾は沈皓明の子ではないと知る。「鑑定書を偽造し、こっそりすり替えたの」すると方蕾は号泣した。許妍は激怒、机を叩きながら方蕾の浅はかさを嘆いた。「それでも人間なの?心はある?ハオチェンがどうなるか少しは考えたの?! やっと受け入れたのよ?あの子や私たちがどれだけ努力したと思うの?! もう誰にもあの子を傷つけさせない、誰にも渡さないから」その時、呆然としていた沈皓明が本物のDNA鑑定書を破いた。「僕と妍妍があの子の両親だ、ここがハオチェンの家だ」スティーブに排除されたおかげで談合事件に巻き込まれずに済んだ韓衛平(ハンウェイピン)。独りバーで飲んでいると方蕾が現れた。「僕を笑いにきたのか?」「私はロンドンに戻るわ、一緒に行かない? 心の内が分からない人より、あなたみたいなクズの方が分かりやすいから」金達の役員が沈皓明を呼び出した。取締役として金達への復帰を求めているが、沈家が会社に与えた損害を補填できるだけの業績をあげられるのかと訝しむ。沈皓明は新規の会社で北外川の土地を取得できたら金達と共同開発を行いたいと訴え、すでに準備しておいた開発計画をプレゼンした。一方、妍衣坊(イエンイーファン)では新入社員も加わり、許妍たちはいよいよ事業拡大に乗り出した。しかしその夜、許妍は沈皓明が取締役での復帰を却下されたと知る。「北外川の開発計画に不満があるそうだ まとまり過ぎて核となるコンセプトがないと言われたよ」機会はあと1度きり、次も失敗すれば復帰は絶たれる。すると許妍は自分も会社の設立直後、同じ問題に突き当たったと明かした。蒋亮(ジアンリアン)に企画書を見せた時も全て突き返され、方向転換するしかなかったという。「デザインを極限まで追求するより、幅広い生活上のニーズを満たす方向を模索したわ その転換が新たな道を開いてくれたの」その時、沈皓明は許妍から″各地の政府が歴史の保護と伝承を重視している″と聞いたことを思い出し、名案が浮かんだ。「君を顧問に招こう、北外川開発の共同プロデューサーとして」「まずは企画書を見せて」沈皓明は金達の役員たちに許妍をプロデューサーとして紹介、再検討した開発計画をプレゼンした。そこで許妍はコンセプトとして無形文化財の継承を掲げ、手工芸の匠たちが安定と保障を得て持続的に発展できることを目的にしたいと訴える。また沈皓明は沈家の私的財産を劣後(レツゴ)ローン、金達の投資分は優先ローンとし、金達は優先的に利益を得るもリスク負担は最小限になる好条件を示した。1ヶ月後、沈皓明の新業(インイエ)が北外川の土地を落札した。これを機に金達は沈金松と沈皓明への訴訟を取り下げ、2人の職務を回復。同時に沈皓明は取締役に選出され、名実ともに金達の総裁となった。許昌惠(シューチャンフイ)が京州に遊びに来た。許妍はこのまま一緒に暮らそうと言ったが、許昌惠はそろそろ自分の家や庭が恋しいという。再び動き出した許妍のアルバム、沈皓明は祖母と許妍と3人で撮った写真をアルバムに加えた。「君がいて幸せだ」「私も」翌日、喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)が祖母を迎えにやって来た。実は両親が美容院を売り払い、祖母の家で一緒に暮らすことにしたという。許妍は見送りに行くつもりだったが、母は忙しい娘を気遣い、必要ないと言った。「…パパとママもまた来てね、姥姥(ラオラオ)と一緒に泊まっていって」許妍の優しい言葉に思わず微笑み合う喬建斌と王亚珍。その頃、林涛(リンタオ)はようやく喬琳(チァオリン)をあきらめ、田舎へ戻る決心がついた。喬琳と于一鳴(ユーイーミン)は晴れて結婚、2人だけで挙式を上げた。そして金達と妍衣坊の契約調印当日。許妍と沈皓明は経営者として肩を並べ、書類に署名した。完( ๑≧ꇴ≦)あ〜終わった〜前半の緊張感から中盤のコメディが盛り上がっただけに、正直、後半は飽きてしまいました放送予定が変わって週2話に減らされてしまったのも要因かも特に最後の2話は詰め込み過ぎて肝心の許妍の出番が少なく物足りなかったやっぱり最後の印象って大事さて、これはルースーが長い休養に入る前の最後の作品でした相変わらず安定の演技、そろそろドラマ復帰という噂もチラホラ…ルースーの新しいドラマが待ち切れません(^ꇴ^)
2026.07.25
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第31話…2024 私たちは離婚する…許妍(シューイェン)のアルバム″我们(私たち)″はこの言葉を最後に途切れていた。紆余曲折あったことを思い出し感慨深い沈皓明(シェンハオミン)。その時、ふいに沈皓辰(シェンハオチェン)が現れた。「僕の着替えは?」すると沈皓辰は沈皓明が届けるはずだった着替えを持って風呂場へ向かう。( ๑≧ꇴ≦)<ハオチェンがしゃべったー!その夜、沈皓明は中庭で携帯をいじっている許妍を見つけ、一緒にスイカを食べることにした。倒れた父の病状も安定し、何より沈皓辰がやっと口を利いたと聞いて母は大喜びだったという。許妍は祖母のやり方が正解だったと確信した。「子供の頃から祖母を賢い人だと思っていた、姥姥(ラオラオ)がいるだけで安心していられた」「姥姥は君にとって心の支え、君は僕の心の支えだ」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブッ!なぜ急にダサイ口説き文句を?」「今日、部屋で君のアルバムを見た、写真は離婚騒ぎの時で止まっていた あれが最後のページでないのが幸いだ」そこで沈皓明はアルバム用に自分の携帯で2人の写真を撮った。沈皓辰が口を利いてくれたのは1度きりだった。翌日、沈皓明は沈皓辰と畑を耕しながら話しかけ続けたが、反応はない。やがて許妍が昼食ができたと知らせに来た。許妍は寂しそうな沈皓明を先に帰し、沈皓辰をやんわりたしなめた。「無視されたらハオミンも傷つくわ」すると沈皓辰がようやく胸の内を明かした。「理由が知りたいんだ、なぜ僕を騙したのか、なぜこんな嘘をついたのか」「辰辰、当時のハオミンも子供だった、急に父親になると言われて戸惑ったでしょうね でもあなたを見捨てず守ろうとした、ハオミンのパパも我が子を守ろうとした ただやり方を間違っただけ、みんなあなたを大切に思ってる 確かに嘘は良くない、いつかバレるし、代償を払うことになる 彼らも苦しんだの、でも忘れないで、皆あなたを愛してる 許さなくていい、決定権はあなたにあるわ、ただ覚えておいて、皆があなたを愛してると」その夜、沈皓辰はお腹が空いて目が覚めた。食べる物を探したが見つからず、買い物に行くことにする。するとちょうど家の前で近所のおじさんと出くわした。「すいません、売店はありますか?」「遠いぞ?」一方、ふと目を覚ました沈皓明は沈皓辰の姿が見えないことに気づき、慌てて家を飛び出した。沈皓辰は売店でスナック菓子を購入、食べながら帰路についた。しかし夢中で食べているうち道に迷い、灯りが乏しい見知らぬ村で不安に襲われてしまう。その時、運良く沈皓明が現れた。「辰辰!」「ここだよ!」「こんな夜中に一体、何してる?!なぜ勝手に出かけた?!心配したんだぞ!沈皓明は安堵から思わず声を荒らげたが、沈皓辰はこれが自分への愛情なのだと分かった。この一件で家族へのわだかまりが解け始めた沈皓辰。許妍はこれを機に京(ケイ)州に帰ると決め、祖母に伝えた。「姥姥を呼び寄せると言っておきながら、何かあると姥姥を頼ってしまう」「″姥姥は私の避難所″があなたの口癖だった 辛いことや悲しいことがあったら帰ってきなさい、私はいつもここにいる」妍衣坊(イエンイーファン)では社長の復帰を皆が喜んでくれた。許妍は銀行の融資を取り付けてくれた林涛(リンタオ)に特に感謝し、再び仕事へ邁進する。しかしその夜、許妍は喬琳(チァオリン)がなぜマンションを引き払って自分の家に身を寄せたのか、その理由を知った。「つまりこれまで彼が黙々と働いていたのは全て演技、初めから計画していたのね」実は喬琳は自分たちが詐欺に加担していない証拠を持っていた。あの日、林涛に騙されたと知った喬琳は咄嗟にボイスレコーダーのスイッチを押して録音したという。…確かに粉飾決算で君を脅したのは卑劣だった、でも君への愛は本物だ…許妍は林涛が利益率を21%も粉飾したと聞いて矛盾に気づいた。実は素材や付属品の高コストに膨大な宣伝費用を考えると妍衣坊は損益分岐点ギリギリの状態、利益率21%などあり得ない。いくら小馮(シャオフォン)が林涛の親友だとしても犯罪のリスクを冒すとは思えず、何より審査で見落としがあれば上層部まで連帯責任を問われることになる。「銀行が見抜けないはずない」そこで許妍は喬琳に至急、小馮と会って話を聞くよう頼んだ。許妍は于一鳴(ユーイーミン)にも全て話すべきだと喬琳を説得した。そこで喬琳は于一鳴のマンションを訪ね、林涛に脅されていたと説明する。于一鳴は今後どんなことがあっても自分に話して欲しいと訴え、小馮との話し合いに同行することにした。喬琳は天津の出張と偽って調査に向かった。何も知らず婚約指輪を購入し、出張から戻った喬琳をレストランの個室に呼び出した林涛。「結婚してくれ」ドアが開いた瞬間、林涛はひざまずいて指輪を差し出したが、そこにいたのは于一鳴だった。于一鳴の後ろから喬琳がひょっこり現れた。すでに小馮と面会し、林涛が銀行に提供したデータは全て本物だと聞いたという。「結婚を強要するため、偽の書類に押印させたのね でも訴えないことにする、大目に見る、その代わり私の前から消えて」こうして喬琳は再び于一鳴からもらった指輪をはめた。一方、金達(ジンダー)から沈金松(シェンジンソン)と沈皓明を排除した瞿明誠(チューミンチョン)はついに取締役会長に選出された。しかし株主たちの条件はVAM契約、北外川の土地入札が成功すれば試用期間は終了するが、失敗すれば再度、会長を選任することになった。沈皓辰は自ら復学を希望し、心身ともに落ち着きを取り戻した。許妍も姉の問題が解決、実店舗の準備も順調に進んでいる。しかし沈皓明と言えば株主から損害賠償を求めて訴えられ、口座も凍結されていた。「あなたはどうするの?」「北外川の土地入札を諦めていない、爸が最初に立ち上げた″新業(シンイエ)″で入札する 中心メンバーは離職手続きを終えて僕と進退を共にする 堂々と入札を続けられるのも君のおかげだ」実は沈皓明は首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長に接触していた。沈皓明は自宅をオフィス代わりにして入札に向け動き出した。そんなある夜、沈皓明が深夜までパソコンと睨み合っていると許妍が起きて来る。「まだ終わらないの?」「見てくれ、旧市街地の再建計画だ」「″石庫門(セッコモン)歴史保護区″?…いいわね」 私も古北鎮の仕事で各地の政府が歴史の保護と伝承を重視していると実感したわ」「つまり方向性は正しい?」「ええ」沈皓明は新しい会社の評価を上げるため、まず旧市街の案件を受けて事業の安定化を図ることにした。瞿明誠が沈皓明の動きに睨みを利かせる中、スティーブは韓衛平(ハンウェイピン)を排除しようと企んでいた。会長は約束通り金達の法務部の仕事を韓衛平の事務所に依頼していたが、スティーブは自分が役員になっただけでも不満がでているため、養子を優遇するのは得策ではないと警告する。瞿明誠も試用期間のため念には念を入れ、韓衛平には事情を説明して欲しいと頼んだ。韓衛平はスティーブを呼び出し、約束通り自分の事務所と長期契約を交わすよう迫った。しかしスティーブは入札の大事な時機に会長も慎重にならざるを得ないという。韓衛平は自分を切り捨てるつもりだと分かった。「ハオチェンの件で警察に拘束され、弁護士資格も剥奪、全て失ったんだぞ? 義父に確かめて来る」スティーブの仕業だと気づいた韓衛平は席を立った。「今、行ったら左手もやられるぞ?」スティーブの言葉で韓衛平は足がすくんだ。28話で殴打された右手は今も治っていない。韓衛平はあの時の恐怖を思い出すと義父と会う勇気がなくなった。瞿明誠は沈皓明を呼び出し、金達の持ち株を手放すよう説得した。この期に及んで優しい叔父の顔を見せる瞿明誠、高値で沈家の株を買い取り、賠償訴訟も取り下げるという。しかし沈皓明は売る気など毛頭ないと突っぱね、席を立った。北外川1137番地、入札会当日。異議がある場合は監督係が封緘(フウカン)印の確認を終えるまでに申し出るようアナウンスがあった。その時、黄社長が急に声を上げる。「告発する、瞿明誠が主体となって今回の入札談合を計画した」黄色社長は証拠として金達・世嘉(シージア)・万林(ワンリン)の3社と首科が共同で作成した内部資料があると示した。沈皓明は瞿明誠が自分の一挙一動を監視していると知っていた。そこで黄社長はわざと沈皓明の味方ではないふりをして瞿明誠を安心させ、談合の誘いに乗って証拠をつかんでいた。つづく※VAM契約(valuation adjustment mechanism 契約)業績連動型の評価調整契約
2026.07.25
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第34話秦朝羽(シンチョウウ)は何とか宮中を抜け出し、実家を頼った。燕徹(エンテツ)の失脚を聞いた忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は愕然となったが、秦朝羽にはもう時間がない。「父親、母后から預かった文を北府軍の趙(チョウ)将軍にお渡しください 私は殿下と運命を共にします」すると秦述は二皇子を逃す準備が整い次第、知らせると約束した。一方、秦莞(シンワン)は福寧(フクネイ)宮の中庭で九皇子・燕綏(エンスイ)の面倒を見ていた。すると皇太后に挨拶を済ませて出てきた皇帝の姿が見える。「殿下はまだ皇父が怖いのですか?何をそんなに恐れているの?」「皇父が怒って母后や太子哥哥を殺してしまうかも…」秦莞は命までは奪わないとなだめたが、燕綏は母妃のように死んだら生き返らなくなってしまうという。その時、岳凝(ガクギョウ)がやって来た。信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が秦莞と燕遅(エンチー)を呼んでいるという。「今回は検視道具を持ってきて欲しいって」燕澤は正門で秦莞と燕遅を出迎えた。外では眼帯が必要だが、秦莞の治療のおかげで光が強くなければぼんやり見えるようになったという。すると燕澤は2人を連れて地下の氷室に案内した。「母妃、七弟と弟妹が会いに来てくれましたよ」氷室にはミイラ化した信王妃の亡骸があった。燕澤は母妃の死因をどうしても突き止めたいと訴え、秦莞に協力を求めた。実は信王妃も薬王谷(ヤクオウコク)で1年ほど薬の調合を学んでおり、秦莞と同門だという。秦莞は全力を尽くすと約束、逝去に際し不審に思う点があったのか尋ねた。すると燕澤は当時の出来事を語り始める…あの日、信王妃は調合した薬を皇后に預け、王府に戻ったのは夜だったしかし信王妃は帰るなり閨房に閉じこもってしまい、燕澤は心配で様子を見に行ったという信王妃は寝台で苦しそうにしていた燕澤は茶壺のお茶を注いで届けることにしたが、母妃に渡す前に念のため味見してみるその時、信王妃が突然、息子の手から茶碗を払いのけ、勢い余って寝台から転げ落ちた『飲んでは駄目!』すると息が上がった信王妃は次第に目が見えなくなり、程なくして耳も聞こえなくなってしまうそして最後は五感を失って血を吐き、一夜のうちに世を去った…当時、太医は中毒死ではないと断定し、お茶を調べなかった。しかし燕澤もその夜から病がちになり、目も悪化の一途を辿ることになったという。「調べてみましょう」秦莞は遺体の腕の組織を切り開き、骨に自分の血を垂らしてみることにした。驚いた燕遅が自分の血を使うよう止めたが、燕澤が自分の血を使って欲しいという。すると骨が黒く変色した。「死因は毒殺です」「…長年の胸のつかえがようやく下りた、ありがとう弟妹」燕澤は弟夫婦を書斎へ案内した。「寒中の梅のようにすっきりした香り、沈水香と丁子、薔薇水ですか?」「その通り、返魂梅(ハンコンバイ)という名の合わせ香で母妃が最も愛した香りだ 今度、弟妹にも調合しよう」燕遅は思わず母妃との思い出がある燕澤が羨ましいと漏らした。すると燕澤は母妃が死んだ数日後に睿(エイ)王妃が燕遅を産んで亡くなったことも偶然とは思えないという。「皇叔が赤子のお前を皇祖母に託して独り朔西(サクセイ)に、そのせいで都では噂が広まった お前は睿王の血筋でないから見捨てられたと…何者かが意図的に流したのだ」燕澤は自分には爵位も官職もなく無力なため、2人に真相解明を頼みたいと言った。帰りの馬車の中、燕遅は信王妃が皇后に届けていた薬が親征で深傷を負った皇帝のためだったと明かした。「つまり信王妃に毒を盛ったのは皇后か陛下のどちらかだと?」「分からない、だが命の恩人である信王妃をなぜ亡き者に? 皇位争いであったとしても信王妃を狙う理由がない」どちらにしても宮中がらみであることは事実、秦莞はやはり晋王事件を洗うことにした。実は今日、燕綏の方から瑾(キン)妃の話に触れ、話したいのに口に出せない様子だったという。一方、燕遅も燕麒(エンキ)が蒋和英(ショウワエイ)に銀子を与え、配下に父王を襲わせていたと突き止めていた。「陛下が指示した可能性がないとも限らない、今は泳がせておく」その夜、趙将軍の使いから宗正寺(ソウセイジ)に知らせが届いた。秦朝羽は寝ていた燕徹を起こし、急いで内侍の衣に着替えさせて送り出すことにする。「殿下、私は残ります」「駄目だ!一緒に行こう!」しかし秦朝羽は自分が一緒では足手まといになると断り、心配せずに逃げろと急かした。「分かった、脱出できたら必ず迎えに来る」こうして燕徹は空の肥桶に身を隠し、宮中を出た。鳳儀宮に侍女が夜食を届けにきた。皇后は燕徹が無事に逃げ出し、秦朝羽が残って時間稼ぎしていると聞いて安堵する。すると明け方、秦朝羽は自ら寝所に火をつけた。皇帝は外から聞こえる騒がしい声で目を覚ました。「陛下、宗正寺から火の手が上がっています」結局、被害は燕徹の禁所だけだったが、秦氏の無事は確認できたものの燕徹が行方不明だと判明する。皇帝は直ちに燕遅と燕麒を招喚した。燕麒は火事と燕徹の失踪に関連があると匂わせたが、燕遅は憶測での発言を控え、燕徹を捜索したいと嘆願する。しかし皇帝は燕遅には永慈(エイジ)との現場検証を任せ、燕麒に燕徹の捜索を命じた。皇帝は燕麒だけにそれとなく二皇子の暗殺を命じた。「皇后の兄である趙将軍は部隊を率いて城外に待機している もし趙氏に謀反の意あれば、その時は父子の情を断ち切らねばならない 今や朕が頼みとする成年皇子はお前だけ 不測の事態となった場合、己の身の安全を第一とせよ」「必ずやご期待に応えてみせます!」禁所は本来、禁軍が三交代制で見張っているはずだった。しかし内侍の証言では二皇子が眠れないため夜は独りになりたいと訴え、昨夜は守衛がいなかったという。禁軍は皇帝直属、燕遅は皇帝がわざと燕徹を逃して生け取りにする算段ではないかと心配した。ともかく焼け跡を調べ始めた秦莞と燕遅、その時、院子から燕麒の怒号が聞こえてきた。「秦氏、出てこい!従わねば逃亡罪となる!」秦朝羽は兵士に捕まり、燕麒の前に連行された。「お前が付け火をして廃太子を逃したな?逃亡先を教えろ!」「驚いたせいで忘れてしまったわ」その時、燕遅が現れ、兵士の佩剣を抜いて燕麒の首に突きつけた。秦莞は兵士たちが慌てた隙に八姐を取り戻した。父の敵を前に目の色を変える燕遅、すると燕麒は燕遅が本気だと気づいて動揺する。「燕遅、私を殺せば王位を剥奪されるぞ?そして睿王妃は私と共に埋葬されるだろう この件はお互いに不問としよう、いいな?」「燕遅…陛下が報告をお待ちよ」秦莞の声を聞いた燕遅はようやく落ち着きを取り戻し、剣を外して燕麒を追い出した。秦莞は秦朝羽と2人だけで話すことにした。実は秦朝羽が時間稼ぎのため火を付けて騒ぎを起こし、二皇子を逃したと分かっているという。「睿王のためならあなたも自分の命を犠牲にして救ったはず だから殿下の行き先は絶対に明かせない、自死しなかったのは父母と兄を守るためよ」秦朝羽は秦莞の前にひざまずき、忠勇侯府に手を貸して欲しいと懇願した。「一時だけ待って、殿下が京城から出たら陛下に真相を話しても構わない」すると秦莞は秦朝羽を立たせ、二房の娘としてもちろん見て見ぬ振りはできないと言った。「あなたと伯母は全力で守る、でも伯父と兄長は太子との関係が深過ぎてかばえない」秦朝羽は納得し、以前は九妹に嫉妬して誤解していたと素直に謝罪した。燕遅は崇明(スウメイ)殿の外で朝議が終わるのを待った。すると燕離(エンリー)を見つけて呼び止め、二皇子の話題が出たか聞いてみる。「いいや、なかった、腹の中を探られぬよう陛下は黙っているのかも」「皇子が生死不明なのにそんな余裕あるか?」「三哥なんていつも余裕綽々だろ?泰山が崩れても動じないふりするさ」その話をちょうど朝堂を出てきた燕澤が聞いていた。「私は目が見えないから動じずにいられるだけだ」久しぶりに仲の良い兄弟3人が顔を揃えた。すると燕離は燕澤の手を取り、ちょうど近くに残っていた3人のいたずら書きを見せることにする。そんな2人の微笑ましい後ろ姿を眺めていた燕遅、その時、燕澤が地面に落ちている石をあっさり避けて歩くのを見てしまう。一方、朝議を終えた皇帝は鳳儀宮で趙淑華(チョウシュクカ)に自ら皇后を辞するよう強要していた。趙将軍が詔なしに北府軍を率いて都へ入り、奸臣と結託して二皇子を逃したという。しかし趙淑華は脅されても退かなかった。「忠臣の兄に過失はない、全ては燕氏皇帝の正統な血筋を守るためにしたこと」「あの軟弱で無能な太子に君主の努めは果たせぬ 従わぬというなら夫婦と言えども容赦しない」「夫婦?我らは夫婦ではない、長年、大目に見てきたのは徹児を皇位につかせるため」「策士、策に溺れるとはそなたのことだ 宗正寺の警備をわざと手薄にしたのは何のためだと? 燕徹の命までは奪わないと母后に約束した あやつは朕の庇護下から自ら離れたのだ、あとは天命に任せるしかあるまい」激情に駆られた趙淑華は思わず燭台をつかんで皇帝に襲いかかった。しかし皇帝は危ないところで趙淑華の腕をつかみ、難を逃れる。「皇后は灯りが嫌いらしい、全ての灯りを消して真っ暗にしろ」つづく( ๑≧ꇴ≦)えーっ!三兄まで…
2026.07.23
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第33話秦莞(シンワン)と燕遅(エンチー)は万喜(バンキ)の養子・王翰(オウカン)から話を聞いた。晋(シン)王事件の夜、宋希聞(ソウキブン)は大理寺への収監を待たずして皇后の命で御懲司(ゴチョウシ)へ連行されたという。王翰は当日、迎陽門で当直だった。「指示は義父の万喜(バンキ)から受けました、義父は皇后の側近で最も信頼が厚い 遺体を隠した肥桶の荷車が届き、夜のうちに運び出して栖梧(セイゴ)山に埋めました」燕遅は白楓(ハクフウ)に王翰を連れて遺棄現場を確認するよう命じた。しかし秦莞は王翰の話が事実だという。実は晋王府での初検で秦莞は遺骸と共に鎮静作用がある烏飯子(ウハンシ)を見つけていた。「これは山中にしか生えない、王府の裏庭にあるはずないの 李牧雲(リボクウン)には遺体が移動されたことをまだ話していないわ」一方、皇帝は今朝も皇太后を見舞っていた。皇太后は燕凛(エンリン)の忘れ形見となった孫・燕遅を守るため、できるだけ早く王位を継がせてはどうかと提案する。すると皇帝はいっそのこと燕離(エンリー)も一緒に冊封しようと決めた。「離児は私の養子、私を救ってくれた義(ギ)王の恩に報いるためでもあります」「では約束して、今後、何が起きても小七を冷遇せぬと」「大逆の罪を犯さぬ限りは生涯、平穏でいられることを保証します」全て白状した王翰は皇后の報復を恐れ、睿(エイ)王世子に保護を求めた。しかし燕遅は助かる手立ては自首しかないという。皇后の命で遺体を処理したと証言すれば成(セイ)王は喜んで王翰を守ってくれるはずだ。「成王に事実を話せばいい、ただし私と成王は不仲、助かりたければ私の名を出すな」王翰が大理寺に出頭した。当時、貴人の命のため身を隠せと言われたが、銭が必要になって義父を訪ねたところ捕縛されたと分かり、事態を知ったという。「引き継いだ時点で肥桶の荷車に遺体がありました 引き継ぎをしたのは康博文(コウハクブン)という内侍です」容疑者が分かり喜ぶ成王、しかし掖庭の井戸で康博文の遺体が発見されたと報告が来た。燕麒(エンキ)が掖庭に駆けつけると、すでに秦莞と燕遅が遺体の検視を始めていた。康博文が宮中の内侍のため検視は皇太后の命、燕遅は異議があるなら命の取り消しを頼めという。すると李牧雲が永慈(エイジ)郡主は検視の権威のため真相を解明してくれると成王を説得した。康博文は溺死だった。燕遅の井戸の検証から事故による落下ではなく、身を投げたと分かる。その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は慌てて鳳儀宮に母后を訪ねていた。「康博文が自害しました、王翰が名を明かし、母后の命で宋希聞の遺体を運んだと… 本当ですか?!」「でたらめよ、善意で逃がしてやったのに殺されただけ」趙淑華(チョウシュクカ)は燕麒がこの事件を利用し、息子の皇太子の地位を揺るがそうとしていると分かった。「命ある限り最後まで闘い抜くのよ!あなたが即位してこそ皇父のた…ハッ! 皇父の不当な仕打ちを世に問えるの ふっ、お前の目元は″あの人″に似てる、きっと喜ぶわ」「母后?あの人とは?」「皇父のことよ…覚えておいて、全力で闘いなさい、ここで誓って たとえ私がいなくなってもやり遂げると」「燕徹が誓いを立てます、たとえ私一人が生き残ろうとも必ずや頂点に立ってみせると 誓いを破れば二度と人には生まれ変われないでしょう」すると母子は抱き合って涙した。燕遅と燕離は世襲によりそれぞれ王位を継いだ。燕離は同時に吏部への配属が決まり、その夜、岳凝(ガクギョウ)に改めて縁談を申し込む。「これでお前が嫁いでも暮らしには困らないし軽蔑もされない、心移りはしないと誓う 三哥が望むものは何でも差し出す、でもお前だけは渡せない」すると岳凝は指切りしようと言った。「永不離(※永寧の″永″と燕離の″離″で″永遠に離れない″)」王翰の供述が決め手となり、宋希聞事件は皇后趙氏が黒幕だと断定された。皇后は鳳儀宮で禁足、後宮を統べる権限を剥奪され、庶民と同様の待遇に処される。燕徹も東宮で禁足となったが、婚礼は簡素化ながら認められ、秦朝羽(シンチョウウ)は念願通り愛する人に嫁いだ。成王の側室となった秦湘(シンショウ)は懐妊していた。しかし嫉妬した正妃・馮沈碧(フウシンヘキ)の策略で流産してしまう。燕麒は身重の秦湘が足を滑らせ転んだと知り、馮沈碧の仕業だと気づいた。「身の程をわきまえよ、さもなくば死んだ馮璋(フウショウ)の元へ送る」兄を殺したのが燕麒だと悟った馮沈碧。一方、秦霜も踏青(トウセイ)で知り合った薛青山(セツセイザン)に嫁いでいた。( ˶´꒳`˵ )良かった~六娘子燕遅と秦莞は福寧宮で皇太后や大長公主ら近親者に見守れながら拝礼の儀を済ませた。その夜、睿王府で床入りの儀を迎えた2人。燕遅は夫婦の杯を交わしてから自分で作ったお揃いの腕輪を贈った。服喪中のため新婚夫婦の部屋には飾り付けがなく、婚礼衣装も青の2人。すると秦莞が赤い手巾を広げ、手巾越しに赤くなった閨房の中を見回した。「″心を重ね合い、深い愛を結ぶ、座しても歩んでも誓いは尽きない″」こうして2人は夫婦となった。燕遅は皇帝の意図が読めず、心が落ち着かないと吐露した。皇后は宋希聞の件を語ろうとせず、皇帝もこの機に乗じて廃后できるにも関わらず、成王に事件を任せて皇太子と争わせている。「それに燕離だ、なぜ人目を引く吏部の要職に置いた? 燕離が不適任で本人が望まないことも承知しているはずだ」「無理に考えないで、太后が皇位争いには関わるなとおっしゃった もう休みましょう」( ๑≧ꇴ≦)何だかここだけ熟年夫婦?w燕徹は謁見が認められ、皇父に母后の無実を訴えた。確かに母后は宋希聞を逃がしたが、命まで奪っていないという。しかし燕麒は康博文も自害直前に皇后に呼ばれていたと明かし、皇后から圧力があったのは疑いようのない事実だと言い放った。燕徹は激高、思わず燕麒につかみかかり、皇父の逆鱗に触れてしまう。「なんたる傲慢さ!いずれお前が皇位につけば弟たちに生きる道はない!」「罰は受けます!どうか小物の言葉に惑わされず、母后に公正な対応を…」すると皇帝はついに燕徹の皇太子の位を廃し、宗正寺(ソウセイジ)に幽閉してしまう。素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は鳳儀宮に赴き、回廊で聞こえよがしに燕徹が皇太子を廃されたと話した。すると動揺した皇后が門のわずかな隙間から顔を出す。「ふふ、哀れな二皇子は今後、宗正寺で貧しく暮らす、あなたも后位を守りきれない 母子が再会する日はもう来ないけれど悲しまないで~ウッ…ウゥゥワハッハハハハハ~!」皇后は興奮して門を開けようとしたが、鍵は外れない。しかし素貴妃がいなくなると秦朝羽が現れた。「お別れの挨拶にきました、座して死を待つわけにいきません 何か太子を救う策はありませんか?急いでお考えを…」秦朝羽の言葉を聞いた皇后はやはり妃選びに間違いはなかったと安堵した。「太后がいる限り手は出せない、でも成王が必ず排除に動く 徹児を逃すことを優先して欲しい」その頃、燕麒は意気揚々と屋敷に戻っていた。「私が太子になったら王妃の座を廃す」一方、皇后の予想通り皇太后は燕徹の命だけは助けて欲しいと皇帝に頼んでいた。しかし皇帝は熟慮するとだけ答え、政務があると断って早々に席を立ってしまう。そこで皇太后は皇后が幽閉されている間、後宮の采配は自分に任せて欲しいと言った。その頃、信(シン)王府では三皇子・燕澤(エンタク)が地下の氷室にいた。氷床には長年、保存していた遺体が横たわっている。「あと少しです、間もなく真相が暴かれます」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ ミイラ?三兄はまともだと思ったのにw
2026.07.22
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第32話睿(エイ)王府に無言の帰宅を果たした燕凛(エンリン)。燕遅(エンチ-)が独り父の棺に付き添っていると、秦莞(シンワン)と白楓(ハクフウ)が弔問にやって来た。実は睿王が西戎(セイジュウ)に討たれたことを理由に弔いの典儀を簡素にし、明日の卯の正刻に埋葬するよう皇帝が勅命を下したという。「陛下がそんなことを?」「莞児、頼みがある」埋葬まであと3時、燕遅は秦莞に急ぎ父王の検視を頼んだ。燕凛の体には無数の傷があり、致命傷は左胸の矢傷だった。髪にはもみ殻が付着、四肢の全てに策痕があることから、燕凛はもみ殻を浴びて視界を奪われ、手足を縛られたのだと分かる。しかし殺しが目的なら首に縄を掛ければ済んだはず、なぜ拘束する必要があったのか。秦莞が矢傷を改めて確認してみると、傷痕が普通の矢傷と異なっていた。燕遅の説明では西戎では重い矢じりに返しがついているため、大弓ではなく手弩(シュド)で撃つという。「すでに拘束しているのに矢を放ったの?」「心臓を射抜かれて死んだと思わせるためか?」燕凛を縛っていた縄を持ち帰り、四棱箭を残しておいたのは西戎の仕業と印象付けるためだろう。確かに西戎なら戦利品として首を持ち帰ったはずだ。「朔西(サクセイ)軍内部の者が怪しいわ」燕遅は棺に同行した父王の側近・范鑫(ハンキン)を呼んだ。そこで西戎が陣を組んで人を縛るのを見たことがあるか聞いてみる。「″陣を組んで人を縛る″…なぜそれを?」実は燕遅が帰京した後、燕凛の命で天枢(テンスウ)営が縄を使った″流星の陣″を編み出したという。天枢営とは朔西軍の中でも敵将を暗殺するための専門部隊、流星の陣は燕凛と天枢営しか知らない軍の機密だった。翌朝、皇帝はどうしても燕凛の顔が見たいという皇太后を必死になだめていた。「母后、お体が本復されたら必ず墓参りにお連れします」「弔いもさせず、陵墓を見て何になるの?!」すると皇太后はこれまでの鬱憤が爆発した。「凛児はあなたに忠義一徹だった、あなたの即位以来、20年以上も辺境を守ってきたわ 詔なしに一歩も朔西を離れようとしなかったのに、脅威と見なされた 凛児が死んだのにそれでも寛大になれないのね!」皇帝はひざまずき、辺境の安定のためにも派手な弔いはできず、円滑に兵権を回収する必要があったと釈明した。「あなたのために幾度となく身を引いて来た…その結果、息子の死に顔すら見られないと? ならば太后でなどいたくない!」「母后、あなたにとって大事なのは皇弟だけなのですか?朕も母后の子なのですよ?!」すると皇太后は何も言えなくなってしまう。鄭(テイ)府尹は晋(シン)王府で見つかった白骨死体が宋希聞(ソウキブン)だったと上奏、朝議の議題となった。忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)はたかが侍衛の死で晋王の件を蒸し返す必要はないと進言したが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)はすでに遺骸の噂が世間に広まっていることから、放置すべきでないという。すると李牧雲(リボクウン)も大理寺の威信と政局の安定のためにも調べるよう嘆願した。皇帝は燕遅が喪中のため成王に真相究明を下命し、李牧雲に補佐を任せる。一方、秦莞は福寧宮の院子で皇太后が目を覚ますのを待っていた。そこへ陵墓から戻った燕遅がやって来る。「もし私が刑部の職を罷免され、王位を継げなくても嫁いでくれるか?」「医館を開業して私があなたを養うわ」秦莞は夫婦で立ち向かうためにも喪が明けるのを待たず、すぐ燕遅に嫁ぎたいと望んだ。燕遅は皇太后に婚儀の許しを請うた。皇太后は服喪中の成婚では世間に非難され、婚儀も簡素になると心配したが、秦莞は燕遅と心が通じていれば気にしないという。「…天は息子を奪ったけれど、新たに孫娘を与えてくれた いいでしょう、欽天監に命じて日取りを決めさせるわ」一方、忠勇侯府には成王から秦湘(シンショウ)を側室に迎えたいと聘礼が届いていた。寝耳に水だった秦述と胡(コ)氏は呆然、嫡女は側室になれないと断ったが、秦湘はすでに成王と同衾したと告白する。「側室になることをお許しください」秦述は頭に血が上り、思わず秦湘を蹴り飛ばした。「出ていけ!一族の恥さらしめ!」すると実家から連れて来た晩荷(バンカ)まで侯府に残って六娘子の世話をしたいと申し出た。秦湘は侍女にまで裏切られ憤慨、捨て台詞を吐いて侯府を出て行ってしまう。「今日、受けた恥辱は忘れない、私が栄華を極めたら後悔するわよ!」そんなある日、睿王府に朔西軍を代表して軍師・斉寓(サイグウ)が訪ねて来た。兵権が兵部に移り、燕凛の副将も配置換え、睿王を慕う将兵たちは転属を拒否して拘束されてしまったという。皇太子と成王もこの機に乗じて大勢の間者を紛れ込ませていた。実は転属は燕遅が将兵たちのために考えた策だという。「皆が生きている限り、朔西軍の魂が消えることはない 父王の敵は私が必ず討つと伝えてくれ」斉寓は少帥の気遣いに感謝し、最後に睿王の遺品を渡して帰って行った。燕凜の遺品には母妃の姿絵があった。すると燕遅が8歳で朔西へ向かうことになった時、皇祖母が縫ってくれた抹額(マッコウ)が出てくる。「まさか父王が持っていたとはな…」実は燕凛は皇太后に大切に育てられた燕遅が腕比べで猛者の范鑫(ハンキン)を制した時、演習台の上に落とした抹額をこっそり拾っていた。日記には断腸の思いで赤子の燕遅を母后に預けたことや、息子の成長を心から喜ぶ父の思い、燕遅に罰を与えた時には胸が張り裂けそうだったと記している。秦莞は燕凛が本当は燕遅のことを深く愛し、誇りに思っていたのだと知った。『久しぶりに再会しながら息子に声を荒らげてしまった 息子の真心を傷つけたことは痛恨の極み まさか忠を尽くした皇兄に疑われていたとは… 恨む心はあれど私は皇子として生まれた身 朝廷が混乱を極め、忠臣らが悲惨な死を遂げる中、己だけ逃げることは許されぬ 国に負い目は一切ないが、母后と妻子には不義理を重ねた』燕遅は朔西軍と父王を思う自分の真心が伝わっていたことを知り、涙に暮れた。皇太子・燕徹(エンテツ)は母后が宋希聞を逃したと知っていた。そこで急ぎ皇父が燕麒に宋希聞の件を任せたと伝えたが、皇后・趙淑華(チョウシュクカ)は問題ないという。一方、燕麒は宋希聞を逃したのが皇后付きの内侍(ナイジ)・万喜(バンキ)だと突き止め、皇帝に報告した。「万喜への尋問を許可する」燕遅は斉寓を呼び、天枢営で軍功もなく将官になった者がいるか尋ねた。実は父王が天枢営の秘技で暗殺されたと分かったという。兄弟の中に裏切り者がいると知った斉寓は驚愕したが、蒋和英(ショウワエイ)が条件に該当すると答えた。「父王より身分の高い者が命じたのだろう、更なる出世を望めるような相手だ」しかし皇后の兄は北府(ホクフ)軍将軍、朔西軍の兵権は必要ない。燕遅は皇帝が成王の野心を利用して頼りない皇太子を追い詰めていることから、恐らく勢いがある成王の可能性が高いと言った。確かに蒋和英なら燕凛の戦闘能力や巡視の道筋も完全に把握できる。荊(ケイ)州で燕遅を襲ったのも蒋和英だろう。すると燕遅は成王の裏に皇帝がいることを警戒し、兵士たちに今は力を温存し、自分の指示を待つよう命じた。皇后は万喜の家族の面倒をみると約束して切り捨てた。口の固い万喜に手こずった成王は拷問にかけたが、鄭府尹と李牧雲に諌められ諦めるしかない。一方、秦莞は皇太后から宋希聞の情報を聞き出すことにした。鳳儀宮の万喜が御懲司(ゴチョウシ)から宋希聞を逃したとして成王に尋問されているが、黙秘しているという。皇太后は確かに万喜は忠義者だと話し、禁軍に息子同然の男がいると教えた。「確か王翰(オウカン)という名だったわ」つづく(  ̄꒳ ̄)秦湘、どうするつもりだろう?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第31話秦莞(シンワン)を傷つけようとした燕麒(エンキ)に怒りが収まらず、弓を構えて急所を狙った燕遅(エンチー)。「冗談はよせ…やめろ…やめろーっ!」燕麒の絶叫が響き渡る中、燕遅は結局、狙いを外した。燕遅は秦莞が成(セイ)王の企みを探ろうとして危険を冒したと気づいた。秦莞も認めたが、思った以上に卑劣な男だったという。今回は運良くかすり傷で済んだが、燕遅は愛する人を守れなかったと深く後悔し、すぐにでも秦莞を娶ると決めた。翌朝、燕麒は何とか自力で逃げ出し、ぼろぼろな姿で森を歩いていた。すると忠国公(チュウコクコウ)の嫡女・馮沈碧(フウシンヘキ)が現れ、持ってきた外套を着せてくれる。その時、皇太子一行がやって来た。馮沈碧はとっさに成王に寄り添い、あたかも密会していたように演出する。「ここで何を?ぁ…2人は想い合う仲だったようだ、ならば邪魔はせぬ」燕徹(エンテツ)は意味ありげに微笑み、通り過ぎて行った。燕麒は馮沈碧の思惑に気づいた。「わざとだな…馮沈碧、下手な芝居はやめろ」「お心はいりません、だからお気遣いなく、私が欲しいのは秦朝羽(シンチョウウ)と対等の立場 いずれ東宮に入り皇后になる、私を正妃にしてください!」しかし燕麒は馮家には頼らないと言い捨て、帰ってしまう。その話を白楓(ハクフウ)が聞いていた。…馮沈碧は成王妃の座が狙いか…一方、野心を抱く秦湘(シンショウ)も成王妃の座を狙っていた。そこで幕舎に戻って来た晋王を呼び止めたが、意外にも秦莞の従姉だと知った成王があっさり受け入れてくれる。その頃、燕遅は皇太后に永慈(エイジ)郡主との縁談を嘆願していた。皇帝は皇子たちに縁談を賜るため幕舎に呼んだ。しかし燕遅と燕麒が獲物を巡って大喧嘩したと知り激怒する。そこへ素(ソ)貴妃と馮沈碧が駆けつけ、馮璋(フウショウ)が死んだと報告した。素貴妃は涙ながらに捜査を嘆願したが、狩りでの死傷は避けられないため、事故として処理されてしまう。皇帝は欽天監の相性診断の結果をもとに縁談を決めた。燕遅に緊張が走る中、燕徹は秦朝羽と、燕麒は馮沈碧と婚姻が決まる。母と馮沈碧にまんまとはめられた燕麒。その時、皇太后から懿旨が届き、燕遅と秦莞の婚姻も決まる。燕徹はいささから落胆したが、実は皇帝はすでに燕遅には後ろ盾のない秦莞を嫁がせようと決めていた。燕遅と森へ散策に出かけた秦莞。皇帝が昨夜の一件をあっさり水に流したと聞き、成王がこのまま黙っているとは思えなかった。燕遅によれば燕麒が封地へ移らないのには理由があるという。「奴のお目当ては兵糧と戦馬の供給地・涼(リョウ)州だ」「朔西(サクセイ)の重要拠点ね、兵糧事件の黒幕は…」「燕麒か、皇太子か、あるいは陛下か」燕遅は父王の強情さが皇帝の逆鱗に触れた可能性があると心配した。結局、燕遅は皇帝からは父の間者とみなされ、父王には臆病な不孝者と思われているという。すると秦莞は晋(シン)王事件のことなら自分に任せて欲しいと言った。実は李牧雲(リボクウン)が秦莞を泳がせて粗探ししているいう。「あなたが関わるのは危険よ」「婚姻を賜ったよ、今後は夫婦で乗り越えよう 莞児、いばらの道だが共に歩んでくれるか?」「はい、喜んで」皇族一同が揃い、秦朝羽と馮沈碧、永慈郡主が御前に呼ばれて婚姻の詔を賜った。しかし成王と関係を持ちながら正妃に選ばれなかった秦湘は不貞腐れ、祝宴が始まると秦霜(シンソウ)の心配を余所にやけ酒をあおってしまう。そんな中、燕遅が見事な大雁を持って祝宴に戻って来た。「姑祖母、大雁を贈ります、秦莞との婚姻をお許しください」「誠意は受け取ったわ、今日からお前を孫婿にする」大長公主は秦莞と小七の婚姻を喜んだが、その時、訃報が飛び込んだ。「急報!陛下!一大事です!」皇帝の弟であり燕遅の父である睿王・燕凛(エンリン)が逝去した。息子の突然の死を知った皇太后は衝撃のあまり倒れ、密書を見た燕遅は呆然と立ちすくんでしまう。…睿王が不慮の死を遂げる…秦莞は震える燕遅の手を握りしめ、何があろうと妻として一緒に立ち向かうと訴えた。皇帝は母后の幕舎に駆けつけた。しかし皇太后は薬を飲もうとせず、目も開けてくれない。「皇弟は逝ってしまった、私まで遠ざけるおつもりで?私も息子なのですよ?」すると皇太后は重い体を起こし、声を絞り出した。「凛児を連れ帰っておくれ…」控えていた秦莞、岳凝(ガクギョウ)、燕離(エンリー)、燕綏(エンスイ)は拝跪して皇帝を見送った。相変わらず皇父を見て怯える燕綏、すると皇帝がふと立ち止まる。「離児、お前は皇祖母のおそばにいろ」燕離はなぜ自分が付き添いを頼まれたのか分からず、いささか困惑した。燕遅は白楓に秦莞の護衛を任せ、父を迎えに行った。白楓と一緒に燕遅を見送る秦莞。…私があなたを守って見せる、あなたを傷つけた者には罰を受けさせる…「白楓、都へ戻り、蒸骨(ジョウコツ)法で遺骸の再検をするわ」朔西に到着した燕遅は父の棺にすがりつき泣き崩れた。まさか父子の最後の別れがあの激しい口論になってしまうとは…。燕遅が兵糧事件の調査で朔西に戻った時、睿王は皇兄が自分から虎符を取り上げるはずがないと断言、息子の諫言を聞こうとしなかった。『父王、人の心は変わるのです、今の陛下は用心深く、権力を持つ者を警戒しています それが皇弟ならなおさら…問題は事件の調査ではなく、陛下の猜疑心なのです 兵糧事件を理由に虎符を返上すれば陛下が自ら貪官を調べます 朔西軍には他の指揮官が就任するでしょう』『私は外敵が滅びぬ限り朔西を離れぬと約束した 心配するな、帰京して参内する時には虎符をお返しする』『父王!今や陛下だけでなく太子も成王も兵権を狙っている! 3人の誰かが我らを襲撃したんです! 陛下は国の安全より兵権を優先、太子も成王も軍に手を回している 父王が固執すれば朔西軍は挟撃されて無駄死にします!』『辺境を守る我が軍を陛下が滅ぼすわけがない!もしその日が来ても運命だ!』『なぜです!父王の信念のために私も朔西軍も無駄死にしろと?! 父王の考えは愚劣の極みだ!』頭に血が上った燕遅はうっかり口答えし、父王に蹴り飛ばされてしまう。その頃、秦莞は白楓や展(テン)捕頭たちの協力のもと、郊外に大きな釜を作って遺骸を煙で燻した。すると鄭(テイ)府尹が李牧雲を連れて現場にやって来る。李牧雲は興味深そうに釜を眺めた。「郡主はどこで蒸骨法を?」「書物よ」遺骸の後頭部には鬱血があり、鈍器による殴打と推定された。また全身の骨の傷から見ると生前、激しい暴行を受けたことが分かる。「右尺骨の亀裂と鬱血は強い衝撃による損傷 例えば腕比べで拳を受け止めた時や、落馬時の防御で生じるわ」すると李牧雲が傷痕のみで身元は特定できないと言った。しかし秦莞は両足の長短に差があり、左膝が内側に曲がり、直立時には右足の方が長く見えたはずだと指摘する。「歩行時には両肩が交互に上下していた、左足で踏ん張り、右足で攻める傾向が」恐らく生前は鏢師や侍衛のような武術の達人だったはずだ。遺骸が晋王府で見つかったことを思えば、晋王の旧臣である可能性が高い。晋王府は封鎖されて1年余り、死亡時期はおよそ1年前、埋められたのは封鎖前だった。李牧雲は確かに晋王の側近に侍衛がいたと認めた。「西域の血統で名は宋希聞(ソウキブン) もし死者が宋希聞なら我々では到底、対処しきれません」聞けば宋希聞は当時、御懲司(ゴチョウシ)に収監されたが、厳重な御懲司から逃げ出したという。しかし御懲司と言えば宮女を処罰する場所。秦莞は収監された理由を聞いたが、李牧雲は晋王に関することゆえ答えられないという。「過ちは隠そうとするほど綻びが広がる あるまじき場所から遺骸が出た以上、事実を奏上し、陛下に処遇を委ねるべきです」すると鄭府尹が急ぎ起草すると言った。…燕遅、晋王事件の突破口を見つけたわ、必ず無事に戻って…燕遅が睿王の亡骸を連れて帰京した。城門では秦莞たちは無言の帰宅を果たした睿王を出迎え、平伏する。皇帝は崇明殿で弟の棺が到着したと報告を聞いた。「宣旨の際、燕遅は落ち着いていたか?」「世子殿下は朔西軍の虎符だけ返上し、黙しておりました」すると侍従の袁慶(エンケイ)が虎符を献上した。「…ようやく戻って来たか」つづく(  ̄꒳ ̄)後宮ネタに飽きて来た頃、ようやく話が戻ったw伏線が残っているけれど、全部、回収されるかな?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第30話秦莞(シンワン)の顔を一目見る時間もなく、密命により朔西(サクセイ)へ赴いた燕遅(エンチー)。そんな中、封鎖された晋王(シンオウ)府で白骨遺体が発見された。鄭(テイ)府尹たちは大理寺と刑部の許可を待たなければならなかったが、到着した秦莞は皇帝から検視を行う権限を賜っていると断り、自ら封印を破ってしまう。「私が責任を負います」白骨遺体を見つけたのは盗人だった。賭場で晋王府の裏庭に使用人たちが埋めたお宝があるという噂を耳にし、昨夜、塀から忍び込んだという。やがて掘り返された跡を見つけて近づいたところ土が崩れて落下、そこで白骨遺体を見つけて通報していた。秦莞が初検していると李牧雲(リボクウン)が乗り込んできた。しかし李牧雲は封印を解いた秦莞を責めるどころか、急に遺体が出てきた真相を突き止めたいという。…邪魔する気はないようね…すると秦莞は鄭府尹に遺骸を義荘へ運ぶよう指示し、見張りをつけて欲しいと頼んだ。皇帝は李牧雲と秦莞から晋王府の一件を聞いた。しかし踏青(トウセイ)が近いため捜査はひとまず棚上げにするよう命じ、上巳節のあとに改めて考えるという。一方、朔西軍に到着した燕遅は父を説得するも、大喧嘩になっていた。紫宸殿を後にした秦莞は福寧(フクネイ)宮を訪ね、九皇子・燕綏(エンスイ)の相手をしていた。そんな2人の様子を眺めなが談笑する皇太后と大長公主。大長公主は裕(ユウ)王の11番目の側室が男女の双子を産んだと教えた。「皇兄にはホント呆れるわ~ 人生のほとんどを遊んで暮らし、還暦を過ぎて子を産ませるとはね~」「双子なの?…めでたいことだわ」皇帝から縁談を賜る上巳節を前に忠国公嫡子・馮璋(フウショウ)は成(セイ)王に皇帝への口利きを頼んでいた。「永寧(エイネイ)公主を娶りたいのです」燕麒(エンキ)は永寧では馮璋の手に負えないと言ったが、馮璋は一服もって既成事実さえ作れば大丈夫だという。「器の小さい奴め…その代わり手伝ってくれるか?燕遅なら都にいない」皇帝一行は踏青で郊外の馬場に出かけた。燕麒は森で密かに密偵と接触、燕遅がすでに朔西を出たと知る。「では計画実行だ」そこへ成王を探していた馮璋が現れた。「ご下命があればいつでも動けます」踏青は妙齢の男女の見合いの場でもあった。忠勇(チュウユウ)侯夫人胡(コ)氏は武安(ブアン)侯夫人のつてで秦湘(シンショウ)に薛青山(セツセイザン)をあてがったが、秦湘は相手が七品(シチホン)の副尉(フクイ)だと聞いて内心、面白くない。そんな事とは知らず、薛青山は偶然にも足を挫いた秦霜(シンソウ)を助けていた。皇太子・燕徹(エンテツ)と成王・燕麒の腕比べが始まった。誰もが成王が勝つと信じて疑わなかったが、今日のために弓の稽古に励んできた皇太子は引き分けに持ち込む。皇太后と大長公主が結果を聞いて目を丸くする中、皇后は鼻が高かった。その時、雁の群れが飛んでくる。皇帝は決着をつけるため射落とした方に褒美を出すと命じたが、見事に落としたのは皇太子でも成王でもなく、朔西から戻った燕遅だった。燕遅は森の中で待っていた秦莞を見つけ、愛しい人に口づけした。しかし父との話し合いは決裂、皇帝は朔西軍の兵権の返上を命じたが、睿(エイ)王・燕凛(エンリン)は西戎(セイジュウ)を倒すまで返上しないの一点張りだという。「陛下に兵権を返してあなたと睿王が免官になったら私が養うわ 万が一、睿王が兵を挙げたら陛下は我らを斬る…とにかく備えないと」「″我ら″と言ったな?命懸けで無位無官の私に嫁ぐというのか?」「あなたと生死を共にする」そこへ白楓(ハクフウ)が現れた。「急ぎ報告が、素(ソ)貴妃が成王の妃候補に永慈(エイジ)郡主を指名したと」その夜、皇帝は燕遅から報告を聞いた。兵糧事件には裏があり、睿王が罷免して捕らえた糧料使を尋問したところ、涼州府の地方官に西北路転運使を紹介されたと供述を得たという。「この兵糧事件において朔西軍は明らかに被害者です 睿王が汚職を黙認した事実はなく、黒幕が別におります 陛下、大周と陛下に対する睿王の忠心は揺るぎなく、朔西軍は天子の軍勢、大周の鉄壁 睿王をお疑いなら見せしめとして世子である私の首をはね、朔西にお送りください!」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブハッ!妄言は控えよ!」燕遅はもう少し時間が欲しいと訴え、この機に秦莞との縁談を願い出ようとした。しかし運が悪く后妃が現れ、機会を逃してしまう。岳凝(ガクギョウ)が三兄に嫁ぐと言い出し、面白くない燕離(エンリー)。燕離は焚き火の前で剣舞を披露する岳凝を眺めていたが、そこへ白楓が駆けつけた。「郡主から伝言です、先に休むので義(ギ)王世子に永寧郡主を頼むと…」「七嫂の頼みじゃ仕方がないな」すると燕離は三兄に嫁ぐなど許さないと迫り、どうしても嫁ぐなら自分を殺せと言い放った。意地を張っていた岳凝だったが、実は三兄に寄り添ってくれる女子がいるなら嫁がなくて済むという。「容姿は私以上よ?」「無理を言うな、お前より美人などいないさ、機嫌を直してくれ」その頃、白楓がいない隙を狙って曲者が秦莞と茯苓(フーリン)の幕舎に催眠香を投げ込んでいた。茯苓は眠っていたが、たまたま起きていた秦莞は咄嗟に口を塞いで寝台へ逃げ込み、薬や鍼を急いで懐に隠す。…成王の手下かも…すると曲者は眠ったふりをした秦莞を担いで森へ運んだ。秦莞が折を見て目を覚ますと見知らぬ男がいた。男は秦莞に手を貸して座らせ、薬のついた手巾で顔を拭き始める。「あなた誰?何の薬なの?」「鳳栖楼で妓女を仕込む時に使う薬さ、意識があっても体が動かなくなる 永寧とは実の姉妹のように仲がいいそうだが、お前と親密になるのも悪くないな」その時、燕麒が現れ、男を蹴り飛ばした。男は燕麒の従弟・馮璋だった。馮璋は成王のために秦莞をさらったが、まさか本気で検視人を王妃にするのかと冷笑する。「私が選んだ女子だ、お前ごときが触れてよい相手ではない」「表哥、血縁の私に対してさすがに言い過ぎだろう?」これまで下手に出ていた馮璋は堪忍袋の緒が切れ、馮家の支えがなければ母子とも生き残れなかったと蔑んだ。その時、燕麒がいきなり馮璋を刺し殺し、秦莞は呆然となる。「何てことを…」「ここは汚れた、場所を変えよう」燕遅は白楓から秦莞が消えたと聞いた。幕舎を調べた燕遅は成王の配下で持ち場にいない者を探すよう指示、見つけ次第、口封じするよう命じる。「郡主がさらわれた件を外に漏らすな」「はい、″もしもの時″は狩りで事故に遭ったことに」しかし燕遅は白楓の進言に何も答えられなかった。燕遅は弓矢片手に森へ入った。やがて天枢(エンスウ)営の秘薬が入った筒を発見、その先に白い粉が落ちている。実は曲者に背負われていた秦莞はこっそり曲者の腰にあった筒を落とし、目印として粉薬をこぼしていた。「莞児!」燕遅は粉薬をたどって先を急ぐと、やがて馮璋の遺体を発見した。一方、成王は秦莞のためにろうそくを灯し、花びらを散らした。「私が女子に心を砕くなど稀なことだぞ? お前は変わっている、泣きも喚きもせず、実に冷静だ そう言うところが気に入った、正式に成王妃にならないか?」「気に入ったのは検視の腕でしょう? 私に構うのも燕遅に正攻法で勝てないから私で鬱憤を晴らすしかない 女を利用する腰抜けどころか、弱者にしか威張れない臆病者よ」秦莞はわざと成王を挑発、頬を打たれてしまう。「私は女子にも厳しいぞ?素直になるなら優しくしてやる」「蛇に″咬まないで″と頼む人がいる?そんな理屈も分からないなんて愚か者ね」燕麒はカッとなったが、秦莞の時間稼ぎもそこまでだった。「ふっ、その減らず口は燕遅にとっておけ お前が弄ばれたと知った時の奴の顔を想像しただけで楽しみだ 今は郡主などと呼ばれているが卑しい女に成り下がる、生き地獄をたっぷり味わえ」その時、秦莞は密かに鍼を構えた。「品性は奪おうとしても奪えない、私は簡単に生きる気力を失ったりしない あなたが破滅するのが先よ!」秦莞は成王の腕に鍼を刺し、燕麒が怯んだ隙に逃げ出した。すると燕遅が現れ、燕麒を蹴り飛ばして矢を放ち、大木にはりつけにしてしまう。秦莞は無事だった。しかし怒りが収まらない燕遅は再び矢をつがえ、すでに身動きが取れなくなった燕麒に狙いを定める。「何をする?!私を殺すつもりか?!」「燕遅、やめて」つづく( ๑≧ꇴ≦)成王wwwwwww絶対、笑わせに来てるw
2026.07.19
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第30話林涛(リンタオ)に食事に誘われ出かけた喬琳(チァオリン)。銀行から無事に融資の許可が下りたと連絡をもらい、てっきり打ち上げだと思っていた。喬琳は尽力してくれた林涛に心から感謝したが、実は融資を受けられたのは林涛が粉飾決算したからだと知る。「俺が財務諸表を操作したから審査に通ったんだ、だがやったのは俺じゃない 君の妹妹だよ、妍衣坊(イエンイーファン)の社長・許妍(シューイェン)の行為になる 財務諸表に社印を押したのは君だ、防犯カメラにもしっかり映っていたよ 通報すれば許妍も道連れだ!」林涛は許妍を巻き込みたくなければ于一鳴(ユーイーミン)と別れ、地元に戻って自分と結婚するよう迫った。初めから騙されていたと知った喬琳は呆然、しかし後悔してももう遅い。「あなたの要求に応じる」モウヤダ… (‘、з)っ⌒っ一方、許妍は傷ついた沈皓辰(シェンハオチェン)に付ききりで世話をしていた。しかしその夜、沈皓明(シェンハオミン)から緊急のメッセージが届き、家政婦の小慧(シャオフイ)に任せて慌てて病院へ駆けつける。実は沈金松(シェンジンソン)は急激に心拍数が落ち、心臓が止まっていた。沈金松は医師の処置ですでに落ち着いていた。すると許妍は非常階段に座って項垂れている沈皓明を見つける。沈皓明の打ちひしがれた姿に呆然となる許妍。近づいて良いのか分からず立ちすくんでいたが、その時、許妍に気づいた沈皓明が手を伸ばして助けを求めた。「爸爸は山のように頼もしい人だ、どんな困難や挑戦に対してもひるむことはない でも病床に横たわる爸爸は弱々しくて、心臓が止まった時は怖かった 爸爸がいなくなるんじゃないかって…」「大丈夫きっと良くなるわ、信じて」許妍は初めて弱みを見せた沈皓明を抱きしめ、何度も励ました。喬琳は林涛から1週間の猶予を与えられ、それまでに于一鳴と別れることになった。しかし決心がつかず、于一鳴を避けてしまう。一方、許妍は憔悴する于嵐(ユーラン)を心配し、看病を交代して沈皓辰の世話を頼んだ。于嵐は沈皓辰を元気づけようと外へ連れ出したが、物陰に隠れていたパパラッチに気づいた沈皓辰が激高してしまう。すぐに警備員がパパラッチを捕まえたが、部屋に戻った沈皓辰は鍵をかけて閉じこもった。知らせを聞いた沈皓明が慌てて帰って来た。何度も呼びかけるが沈皓辰の返事はなく、心配した沈皓明は扉を蹴飛ばして強引に中へ入る。すると沈皓辰が気を失って倒れていた。沈皓辰は食事を採れずに低血糖で倒れた。沈皓明たちは命に別状がないと知って安心したが、医師はうつ状態が悪化する前に生活環境を変えてはどうかと提案する。于嵐と沈皓明は海外に留学させようと言ったが、許妍は何かあった時に間に合わないと心配した。「そうだ、祖母の家は?山奥だし動物もいるから子供が喜ぶわ」許妍と沈皓明は沈皓辰を連れて雲来(ウンライ)村の祖母の家に身を寄せた。腫れ物に触るような家族と違って許昌惠(シューチャンフイ)はお構いなし、ひ孫を自分のペースに引き込んでしまう。翌朝、沈皓辰は朝食に少し口をつけただけで席を立った。沈皓明と許妍が引き止めても無視、しかし許昌惠が呼び止めると沈皓辰がふと足を止める。「ハオチェン、食べ終わったなら仕事へ 庭の籠を背負って裏山でトウモロコシの収穫よ、山暮らしにはルールがある 働けない年寄りと赤ん坊は仕方がないけれど、他は全員、畑仕事をすること」そこで許妍は負けず嫌いな沈皓辰を煽った。「姥姥(ラオラオ)~ハオチェンはまだ子供よ?畑仕事なんてできないわ~」すると憤慨した沈皓辰は自ら庭に出て籠を背負い、畑に出かけて行った。沈皓明は急いで沈皓辰を追いかけ、一緒にトウモロコシを収穫した。初めこそうまくとれなかった沈皓辰だったが、沈皓明の助言を聞いて面白いようにもぎ取れるようになると自然と笑顔になる。すると体を動かしたことで自然と食欲が戻り、翌朝は自らお代わりまでした。一方、金達(ジンダー)の乗っ取りを画策する瞿明誠(チューミンチョン)は沈父子の役職が解かれても安心はできなかった。今も沈父子が大株主である事実は変わらず、2人の帰りを待っている上層部も多い。しかし株価暴落の原因が沈父子にあることから、スティーブは巨額の損失に対して賠償責任を追及できると進言した。「株主に声をかけ、訴訟を提起させて父子の口座を凍結しましょう そうすれば奴らの株券はただの紙切れになる、金がなければ再起不能です」喬琳との連絡が途絶え、明らかに避けられていると気づいた于一鳴。そんなある夜、やっとマンションで喬琳を見つける。喬琳はまた仕事へ戻ると嘘をついて逃げ出したが、慌てるあまり階段を踏み外して転倒した。于一鳴は喬琳を病院へ連れて行った。軽い捻挫で済んだが、診察が終わって会計に向かおうとした時、突然、林涛が現れる。「管理人さんから聞いたんだ、大丈夫か?…于先生、あとは俺に任せてくれ」「何のつもりだ?彼女は僕の恋人だぞ?」于一鳴はわけが分からず憤慨した。「聞いていないのか?俺たちは復縁した」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ喬琳は覚悟を決め、林涛との復縁を認めた。やはり2人に大きな格差があることは否めず、一途な林涛に心を打たれ、自分に釣り合うのは林涛だと分かったという。「于一鳴、言うべきことは全て伝えた、もう会うことはないわ」すると林涛は誤解のないようプレゼントを返すよう指示した。喬琳は悲しみをこらえながら指輪を外し、于一鳴に返して林涛と帰ってしまう。_:(´ཀ`」∠):_ 助けて…翌日、于一鳴が部屋を出ると喬琳の部屋から荷物を運び出している引っ越し業者を見かけた。驚いた于一鳴は慌てて喬琳を追いかけ、どこへ引っ越すのか尋ねる。喬琳は妹のマンションだと答えた。何か事情があるのは明らかだったが、于一鳴が問いただしても喬琳は何も教えてくれない。「君の心変わりを信じない」「諦めが悪いわよ」すると喬琳はトラックに乗って行ってしまう。許妍は祖母の家の前で両親と出くわした。喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)は許妍がいると聞いて会いにきたという。「ハオミンと子供は?」「ハオミンたちは畑仕事へ行ったの」「駄目じゃないの、お客さんに畑仕事なんてさせて、止めないと」王亚珍は驚いたが、許妍はこれでいいと言った。「よく食べ、よく寝て、健康的よ、心配しないで あの子を連れてきたのは心を休めるため、だから会うのはもう少し落ち着いてから」両親は許妍の話を聞いて納得し、挨拶せずに帰ることにした。「これはお土産だ、あとこれも…」喬建斌は以前、許妍が自分の治療費のためにくれた銀行のキャッシュカードを返した。「使わなかったよ、良性の腫瘍だから簡単な手術で済んだ 沈家のことは聞いた、困ったことがあったら連絡してくれ、地元なら力になれる」すると両親は引き返した。「ありがとう!」許妍は初めて両親の真心に触れ、思わず声をかけた。「いいのよ、だって家族じゃない、じゃあね」王亚珍はようやく許妍に受け入れられたと感じ、嬉しそうに夫の腕に手を絡めて帰って行った。鶏の世話を任され、農作業に励みながら、心の平穏を取り戻し始めた沈皓辰。すると裏山から戻った沈皓明は偶然、許妍のアルバムを見つけた。…我们…開いてみると左側には許妍、右側には沈皓明の写真がある。その時、沈皓明は以前、許妍と自分の子供の頃のアルバムを見た時のことを思い出した。『写真を撮ってもいい?』『いいけど何に使うの?』『記念にするのよ』沈皓明はやっと写真の使い道を知った。…私10歳、あなた15歳…2人とも賞をもらう……私21歳、あなた26歳…初めて同じ街で暮らす……私26歳、あなた31歳…あなたと出会う……2023.9.20. 今日結婚した…しかし結婚式の写真でアルバムは終わり、最後のページにメッセージだけが残されていた。…2024 私たちは離婚する…つづく
2026.07.18
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第29話沈皓明(シェンハオミン)の取締役就任を決める大事な役員会議も目前。すると父の盟友であり、金達(ジンダー)創設者のメンバーだった瞿明誠(チューミンチョン)が沈皓明のオフィスに現れた。今回ばかりは息子同然の沈皓明に1票を投じるため、遠路はるばる駆けつけたという。しかしその笑顔の裏で、瞿明誠はスティーブに金達の株を買い集めるよう指示していた。スティーブはすでに沈皓明がロンドン留学中に方妤(ファンユー)との間に子をもうけ、DNA鑑定を受けていたことを突き止めた。沈皓明の帰国後に会長夫妻が急に国外で第2子をもうけたと公表したことから、沈皓辰(シェンハオチェン)が沈皓明の息子である可能性が高い。そこで韓衛平(ハンウェイピン)に証拠を手に入れるよう頼んだ。陳霖(チェンリン)は接待続きの沈皓明の送迎で忙しく、恋人の誕生日まで祝えなくなった。すると同情した韓衛平が自分が引き受けると申し出る。「恩に着るよ!」しかしその夜、泥酔した沈皓明を部屋の中まで送り届けた韓衛平は、帰ったと見せかけて書斎を漁り始めた。パソコンにそれらしいファイルはなかったが金庫を発見、しかしパスワードが分からない。…誕生日じゃない、電話番号は違う、車のナンバーも駄目か、まずい、5分以内に3回エラーを出した、あと1回間違えたら警報が鳴る…その時、不意に思いついたのが沈皓明と許妍(シューイェン)の結婚記念日だった。「230920#」翌朝、ネットニュースは金達のスキャンダルで持ちきりとなった。…金達グループの沈皓明に隠し子、婚外子を弟と偽っていた…沈皓明は開け放たれた金庫の中にあるDNA鑑定研究所の封書を眺めながら呆然としていた。すでに沈皓辰は学校へ到着、ともかく急いで実家に連れ戻すことにする。その頃、許妍も喬琳(チァオリン)からニュースを聞いて驚愕していた。取るものも取りあえず、全ての予定をキャンセルして飛び出した許妍。一方、沈皓辰はまだ何も知らずにいた。しかし友だちからネット記事の話で揶揄され激高、喧嘩になってしまう。そこへ担任教師が運転手と一緒に駆けつけ、沈皓辰を家に帰した。ネット記事の影響で金達の株は暴落。金達では緊急取締役会が招集され、沈金松(シェンジンソン)と沈皓明は取締役たちから記事についての釈明を求められた。すると突然、会議室に沈皓辰が現れ、沈皓明を追求する。「あなたが僕の爸爸なの?!」沈皓明は興奮気味の沈皓辰をかついで自分のオフィスまで連れて行った。「僕は誰の子なの?!ネットの噂が本当か知りたいだけなんだ! どうして嘘をついたの?!僕なんていらなかったの?!」しかし沈皓明はまず家に帰るようなだめ、戻ったら話すとはぐらかしてしまう。沈皓明は陳霖に沈皓辰を家まで送るよう頼んで会議に戻った。すると役員たちに追い込まれた父の様子がおかしいと気づき、体調が悪いと断って散会する。沈皓明は父を会長室で休ませたが、その時、秘書がやって来た。実は金達の株を買い漁っている筆頭は思拓(スートゥオ)建築だという。その頃、誰も信じられなくなった沈皓辰は赤信号で停止した車から逃走していた。沈皓辰は行く当てもなくベンチに座っていた。すると父の顧問弁護士が現れ、母親に会わせてくれるという。一方、沈皓明は陳霖から沈皓辰が行方不明だと聞いて警察に捜索願いを出した。知らせを聞いた許妍も心当たりを探しに出かけたが、そんな中、沈皓明の携帯に沈皓辰の学生鞄の画像が届く。引き伸ばしてみると壊れた看板に″永祥(ヨンシアン)″とあった。沈皓明は許妍と合流、廃墟となった永祥ビルに到着する頃には日が沈んでいた。すると車の音に気づいた韓衛平が独りで慌てて廃墟から飛び出してくる。沈皓明は車を止め、許妍に警察を待つよう伝えて後を追った。沈皓明は韓衛平を捕まえ、沈皓辰の居場所を突き止めた。許妍に連絡して急いで廃墟に駆けつけた沈皓明。するとちょうど警察に無事保護された沈皓辰と許妍を見つける。沈皓明は沈皓辰を抱き上げて帰ることにしたが、廃墟の外ではマスコミが殺到していた。マスコミに囲まれた沈皓辰は興奮して暴れ出し、真実が知りたいと沈皓明に訴えた。すると沈皓明は正直に自分が父親だと認める。マスコミは増長し、夫婦の不仲の原因は子供なのかと迫った。その時、許妍が矢面に立って沈皓明と沈皓辰を守る。「私がこの子の母親よ、息子は今、混乱しています 最低限の倫理を守って未成年者への配慮を、家庭は円満です、心配無用よ 取材が続くなら法的措置を取ります…道を空けて、どいてっ!」マスコミを押し除け、何とか車に乗り込み出発した許妍たち。その様子を遠目から韓衛平が見ていた。翌朝、韓衛平は花束を抱えて方蕾(ファンレイ)のマンションを訪ねた。しかし方蕾はDNA鑑定を公表した韓衛平に激怒、平手打ちする。「私たちの関係は終わりよ、出て行って」一方、激しい衝撃を受けた沈皓辰は食事も喉を通らず、ふさぎ込んでいた。父から連絡を受けた沈皓明は仕方なく母と許妍に沈皓辰を頼んで出社したが、会長室で瞿明誠と対峙することになる。すると瞿明誠はこれまでの鬱憤を爆発させた。「長年、あなたに頭を押さえられ、取締役会に参加したのも数えるほど 私など電話越しの影のような存在だった、私を忘れていただろう? 私たちは裸一貫で会社を立ち上げ、ここまで育て上げた あなたはワンマンで誰も逆らえなかった 一緒に創業した仲間を全て京(ケイ)州から追いやったな? 私も広東へ飛ばされ早30年、幸い香港市場を開拓したおかげで自分の勢力を保てた この椅子に何十年も座り続けたんだ、そろそろ譲る頃だろう?」「子供に手を下すのか、陰湿だな?」「私だって背水の陣だ、道徳に構っていられない」瞿明誠はそこで引き上げることにしたが、去り際、沈皓明に大事なことを伝えておいた。「そうだハオミン、韓衛平はお前の顧問弁護士だったな?私の養子でもある」瞿明誠の裏切りを知った沈金松は頭に血が上り、卒倒した。直ちに京州悦康(ユエカン)病院に搬送され、動脈瘤破裂によるクモ膜下出血だと分かる。幸い手術は成功したが、意識が戻るかどうかはまだ分からなかった。許妍は仕事を休んで沈皓辰に付き添っていた。夫婦の寝室にこもったまま口も聞かず、何も食べようとしない沈皓辰。許妍は筆談はどうかと提案したが反応はなかった。「話したくないのね…じゃあいいわ、ただ一緒にいさせてね」病院では于一鳴(ユーイーミン)が沈皓明の力になってくれた。一方、喬琳も許妍の代わりに妍衣坊(イエンイーファン)を引き受け、支えることにする。すると于一鳴から連絡が来た。「無理はするなよ」「優しいのね、ありがとう」その頃、林涛(リンタオ)はレストランの個室で喬琳が来るのを待っていた。つづく( ๑≧ꇴ≦)ウワァァァァァァー!
2026.07.17
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第29話燕遅(エンチー)は連続殺人事件の容疑者である王信(オウシン)の目撃情報を得た。そこで目撃現場の付近一帯にある全ての石臼店を調べさせることにする。しかし時すでに遅く、捜索中の白楓(ハクフウ)が空き家になった石臼店の廃屋で遺体を発見した。知らせを聞いた燕離と秦莞(シンワン)が現場に駆けつけた。被害者は石臼で顔の半分を潰され死亡、手のタコの位置から彫刻師と推測され、急ぎ寧不易(ネイフエキ)を呼んで似顔絵を作ることにする。遺体の死後硬直と血の乾き具合から被害者は捜索前には殺されていた。争った形跡はなく、被害者が自らここまで歩いて来たのなら、顔見知りの犯行の可能性が高い。燕遅が梁に上がってみたところ、縄を切り落とした痕跡があった。「事件の夜、梁には石臼が吊され、地面には無義花の絵があった しかし被害者は暗がりで気づかず、絵の上に立った瞬間、下手人が縄を切ったんだ」秦莞と燕遅は石臼に残っていた縄を調べた。縄は2度に分けて切られており、1度で切れないことを案じてあらかじめ半分、切っておいたらしい。秦莞は片側の切り口が整い過ぎていることから、彫刻で使う糸鋸(イトノコ)を使ったと分かった。下手人はやはり王信なのか。そこへ寧不易が到着したが、顔を潰された遺体を見てまた気分が悪くなってしまう。寧不易は半分の骨格を元に似顔絵を作成、帰って行った。すると燕遅は寧不易が嘔吐(エズ)いた時、甕に張った水に映る様子を見たという。寧不易は嘔吐するふりをしていただけだった。実は秦莞は最初の呉謙(ゴケン)の時にすでに気づいていたという。普通なら胸や腹に手を当てて不快感を和らげるが、寧不易は脚に手を当てていた。苦しそうにしながら顔色は変わらず、目の充血もなかったという。遺体を義荘に移した秦莞は復顔法で遺体の頭部を模した粘土像を作った。そこへ展(テン)捕頭が寧不易が書いた王信の似顔絵と今回の犠牲者の似顔絵を持って来てくれる。粘土像は王信の似顔絵と一致、手のタコからも被害者は王信と断定した。寧不易の腕なら被害者の顔を間違えるとは思えず、わざと別人に描いたのだろう。王信を下手人に仕立てるため顔を潰し、彫刻師が使う糸鋸を使ったのだ。「輪郭を似せつつ顔の特徴を微調整している、下手人だから王信であることを隠したのね」状況証拠は明らかに寧不易を示していたが、燕遅はやはり動かぬ証拠が必要だと言った。燕離と岳凝は染墨画館を訪ねた。そこへ予定通り鳳栖(ホウセン)楼の妓女が現れ、燕離に馴れ馴れしく言い寄る。「燕離!私の真心を踏みにじったわね!」激怒した岳凝は燕離を引っ叩いて帰ってしまう。その様子を寧不易が見ていた。寧不易は郡主に真心を尽くすよう諌めたが燕離は一蹴、機嫌取りに店で何か買いたいという。「ちょうど良い匕首があります、家の書斎にあるので夕餉の後にお越しください」燕離と岳凝が一芝居打って寧不易の標的となった。燕遅は今晩、燕離の代わりに白楓を送り込むことにしたが、燕離は自分が行くと譲らない。誰もが危険だと反対する中、秦莞だけは燕離を後押しした。「生きてさえいれば必ず私が治してみせる、これを持って行って」秦莞は万一のため薬や鷹笛を渡した。すると燕離は不安そうな岳凝の様子に気づく。しかし岳凝は素直になれず、優しい言葉ひとつかけられなかった。「何も言わないで!私たちは何があってもずっと″良き兄弟″よ」その夜、燕遅と白楓は寧不易の家の屋根に上り、瓦をひとつ外して燕離を見守った。しかし燕離は寧不易が持って来た匕首を見ようと席を立ち、2人の視界から消えてしまう。証拠をつかむまで乗り込むことができない燕遅たち、その時、部屋の奥から白い煙が見えた。「しまった!」寧不易が匕首が入った箱を開けると途端に迷昏香の煙が現れた。驚いた燕離は握りしめていた鷹笛を吹こうとしたが、首を突かれて意識を失ってしまう。気がつくと燕離ははりつけにされていた。燕遅と白楓は燕離を見失った。そこへちょうど秦莞たちが駆けつけ、寧不易が抜け道から燕離を連れ去ってしまったと知る。恐らく屋敷内のどこかに密室があるはずだ。その時、秦莞が池から小さな気泡が出ていることに気づく。「抜け道よ」燕遅たちは注意深く橋を調べると、ついに隠し扉を見つけた。燕離は時間を稼ぐため、悪事を働いていない自分を殺すのは天道社(テンドウシャ)の規則に反すると訴えた。天道社を知る者がいたことに激しく動揺する寧不易、すると妓楼に入り浸って永寧(エイネイ)郡主の心を弄んだ罪により燕離を″切り裂きの刑″に処すという。「誤解だ!私はまだ女子を知らぬ、ただ1人で眠れず妓楼通いを… 我らは三生を近い、夜を共に過ごした仲なんだ」その時、岳凝が真っ先に地下の密室に飛び込み、背後から寧不易を蹴り飛ばした。「それ以上、言ったら口を裂くから!」岳凝は燕離を心配していたことも忘れ、名節を傷つけられたと激高した。白楓と展捕頭は梯子を登って来た義(ギ)王世子を引っ張り上げた。すると燕離は大急ぎで走って逃げてしまう。2人は呆気に取られながら、今度は永寧郡主に手を貸した。「燕離は?!」「あちらに」「許さない!八つ裂きにしてやる!」一方、秦莞と燕遅は現場に残って寧不易の目が覚めるのを待った。隠し部屋を見回していた秦莞が帷を外すと社主の白い仮面を発見、壁には大きな無義花の絵がある。その時、寧不易の意識が戻った。「あなたが王信を殺さなければ疑念のまま終わったのに」「奴は殺されて報いを受けるべきだった、欲深い者には″石臼の刑″が相応しい 観音鎮事件の時は詰めが甘かった、そろそろけじめをつけるべきだな 私は殺されても構わぬ、だが数日でも生き延びたら必ずや貴様を殺して大業を果たす!」寧不易の標的は将軍として多くの命を奪った燕遅だった。「なんと惜しいことよ…まだ志半ばだ」すると寧不易は匕首で自分の首を掻っ切ってしまう。秦莞は寧不易の遺体を検視した。気血が尽きているところを見ると、すでに余命がわずかだったと分かる。すると左胸に無義花の入れ墨が入っていた。翌朝、秦莞は張洞玄(チョウドウゲン)を証人として京兆府に呼んだ。社主の仮面は樟木(ショウボク)に白い漆を塗り、寧不易の顔の輪郭を基に作られている。樟木の堅さから輪郭が一致しなければつけることはできず、色も黄ばんで年季が入っていた。張洞玄の話では白い仮面は社主しかつけられず、副社主が銀の仮面をつけるという。そこへ白楓が寧不易の来歴を調べて戻って来た。…岷江(ミンコウ)と沁河(チンガ)で水害が起き、裕(ユウ)王自ら朝廷の救済金を湖(コ)州へ護送した、しかし湖州布政司(フセイシ)の按察副使(アンサツフクシ)・寧守徳(ネイシュトク)が救済金を横領、救済が停滞、結局、寧守徳は罪を認めないまま斬首刑に処され、子孫三代は仕官の道を断たれた…寧守徳は寧不易の父だった。確かに按察副使1人で横領などできるはずもなく、皇族の裕王だけ見逃されたのだろう。「寧守徳は身代わりにされたのね、息子が天道の不公平を恨んで当然だわ」秦莞は父を思い出してうっかり私情を挟み口を滑らせた。燕遅が秦莞を連れて一旦、外に出た。「寧守徳と君の父親は違う、首謀者でないにしろ横領に手を染めたのだ」「そうね、正義を求めるなら民を害さず、裕王を裁く術を探るべきだった」秦莞は軽率な発言を反省し、燕遅の警告に感謝した。「鄭府尹や展捕頭の前での言動には気をつけてくれ」その夜、燕遅は皇帝に呼び出された。皇帝は連続殺人事件が無事、解決したことを評価したが、兵糧事件の容疑者が入京したにも関わらず動かない燕遅を訝しむ。「調査の結果、軍内に″害虫″がいますが、証拠を収集できていません 害虫はいても軍の潔白の事実は揺るがず、陛下に忠実です」燕遅は父王をかばったが、皇帝が遠回しに兵権の返還を迫っているのは明らかだった。「陛下、私自ら朔西へ赴き、害虫を炙り出して陛下の心を安心させましょう」「よかろう、この件は漏らすな」白楓が密書を持って睿王府に戻ってきた。皇太子が朔西に到着、兵糧を引き渡す際、睿王が内部調査していた鳩組を捕まえてしまったという。「私は朔西へ行く、お前は命懸けで莞児を守れ」(ˇ⊖ˇ)<ホッホ~李牧雲(リボクウン)は鄭府尹から事件の報告書を受け取った。すると報告書の末尾に″未解決″とある。鄭府尹は張洞玄の証言から副社主と残党が残っていると説明した。しかし李牧雲は都を騒然とさせた事件を早く決着させるべきだと訴え、何より義王世子を危険に晒したことが皇帝の耳に入れば処罰は免れないと脅した。鄭府尹は罷免を恐れるあまり、調書を修正してから奏上すると約束してしまう。そんなある日、岳凝が秦莞を迎えにやって来た。帰京した信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が皇太后への挨拶で福寧宮に来るため、一緒に参内しようという。実は亡き信王妃と睿王妃は親友で、燕澤は燕遅とも仲が良かった。燕澤は目が見えず、名医を探して各地を旅していた。しかし秦莞の名声を聞いて帰京したという。すると燕澤は診察のため近づいた秦莞にこっそり皇太后を心配させたくないと伝えた。「後日、改めて診察を頼む」「分かりました」そこで秦莞は皇太后を安心させるため、鍼治療と薬膳で回復できると伝えた。岳凝は秦宅に泊まることにした。珍しく元気がない岳凝、茯苓(フーリン)は鬱憤晴らしに燕離と遊びに行ってはどうかと勧めたが、かえって怒らせてしまう。実は秦莞は岳凝が信王世子と再会してから様子がおかしいと気づいていた。「正直に話すわ…内緒よ?ずっと後悔していることがあるの」それは岳凝がまだ6歳の頃だった。冬の巻狩に参加したくても誰も馬場へ連れて行ってくれず、腹が立って勝手に出かけてしまったという。しかし岳凝は大雪の中、足をくじいて迷子になった。そんな岳凝を探しに来てくれたのが燕澤だったという。燕澤は岳凝を背負って歩いた結果、吹雪を顔に受け、雪の反射光で目を痛めてしまう。「その後よ、目が見えなくなったのは… 確かに昔から体が弱くて、長く目を使うと痛みが生じると言ってた でも見えなくなったのは私のせいなの だから…責任を取って澤哥哥に嫁いでお世話する! 目が不自由な皇族に令嬢は嫁がない、見捨てられないわ、責任を取る!」「愛していない相手に嫁ぐの?燕離のことは?」「望んで嫁ぐのよ、燕離は…私がいなくても楽しく過ごすわ」燕離は風邪を引いていた。白楓は薬を届けがてら、茯苓から聞いた話を教えてしまう。岳凝が信王世子に嫁ぐと知った燕離は激怒、薬そっちのけで慌てて出かけて行った。翌日、秦莞は信王府を訪ねた。そこで燕澤が太医から処方された薬を確認したところ、脈診との矛盾に気づく。「以前、毒を盛られたことをご存知ないのですか?」「やはり優秀な医者だ、だがもう済んだことだ」すると燕澤はもし両目を失っても運命だと受け入れる覚悟があると伝えた。その夜、秦莞は燕遅のことを想いながら証しの玉を見つめていた。すると突然、白楓が駆けつける。実は燕遅は兵糧の横領事件と睿王のことで問題が生じ、急に朔西へ出かけたという。「あなたは行かないの?」「私は少帥の命により郡主を護衛します、ところで晋(シン)王府の件で…」「晋王府?」つづく( ゚д゚)え?終わり?と思ったら未解決か、これは期待!そう言えば王信を待ち伏せしていたのって銀色仮面だよね…ザワッw
2026.07.16
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第28話遺体発見現場の酔仙(スイセン)楼へ向かう馬車の中。秦莞(シンワン)は自分のことばかり考えて暴走し、岳凝(ガクギョウ)と燕離(エンリ)を巻き込んでしまったと反省した。しかし岳凝はむしろ巻き込んで欲しいという。「小碗児にはこれからも迷わず堂々と前へ進んで行って欲しい 遠慮なんかされたら私の思いが無駄になっちゃうわ ふふ、こんなこと言えるのは親友だからよね♪」秦莞は岳凝の言葉に深い感銘を受け、嘘をついているのが心苦しくなった。「凝児、実は…私は秦莞(チンワン)じゃない、本当は沈莞(シェンワン)なの」秦家の九娘子の正体は沈毅(シンキ)の娘だった。燕遅(エンチー)はすでに了承済み、父の冤罪を晴らすため名を偽ったという。岳凝はもちろん驚いたが、姓が何であろうと同じ人間に変わりはないと受け止めてくれた。「今までのままでいましょう、私の胸にしまっておく」安堵した沈莞は馬を御している燕離(エンリー)にも話すべきか聞いたが、岳凝は止めた。「絶対に駄目!酔ってどこかで話すかも」「ふふ、実はもう一つ告白することが…本当は私の方が年上なの」∑(⊙∀⊙)<なんだってー!よくも騙したわねー!一方、燕遅は兵糧を横領して朔西(サクセイ)軍を危機に陥れた黒幕を調査していた。白楓(ハクフウ)の報告では兵部が転運使(テンウンシ)に責任転嫁して逃げ切るつもりだという。兵部は成(セイ)王の管轄、そこで鳩組に朔西軍の中で西北路転運使に通じている者を探させることにした。「もし内部に協力者がいなければ傷んだ古米を軍営に運び込むことなどできない しかし父王にとって朔西軍は身内も同然、内部調査など認めないだろう、父王には知らせるな」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~酔仙楼にはすでに鄭(テイ)府尹と展(テン)捕吏たちが到着していた。凍死していた男は氷蔵庫の管理人として住み込みで働いていた胡徳全(コトクゼン)。展捕頭が到着した時、門は開いていたという。すると秦莞が倒れた遺体の下に足跡を発見、下手人のものと断定した。下手人は被害者を後ろ向きに運び込み、自分の足跡は自然と被害者の体で擦られ消えたのだろう。帰りは履き物を脱いで足跡を消して出て行ったはずが、被害者の下に残った足跡に気づかなかったと見える。その時、秦莞は敷居の前に赤色顔料が落ちていることに気づいた。「門を閉めて」秦莞の推察通り、門の裏側に″無義花″の絵が描かれていた。秦莞は岳凝と燕離に楼主の聞き取りを任せ、遺体の初検を始めた。すると鼻の穴の付近で曼陀羅華の葉の燃えかすを見つける。やはり下手人は被害者を眠らせて運び込み、生きたまま凍死させていた。その証拠に遺体はうっすら微笑んでいる。実は凍死の際に血流が滞る時、痛みを忘れるため幸せな夢を見ることが多いという。秦莞は被害者の寝室で曼陀羅華を探した。どうやら粉末を灯心に混ぜたらしい。そこへ岳凝と燕離が駆けつけ、胡徳全が一人娘を鳳栖(ホウセイ)楼に売り飛ばしていたと報告した。最初の犠牲者は鳳栖楼の客、2番目の犠牲者の妾は鳳栖楼から見受けした妓女、つまり3件とも鳳栖楼と関わりがあると分かる。その時、秦莞は連日の捜査の疲れが出たのか、急に咳き込んだ。すると燕遅が現れ、秦莞を抱き上げて連れて行ってしまう。燕遅は馬車の薬棚から百花園の薬を取り出し、秦莞に飲ませた。兵糧事件の調査が概ね終わり、解決も近いという。「実は凝児に私の素性を打ち明けたの」「そうか」燕遅は驚く様子もなく、秦莞の決断を尊重してくれた。「少し休むといい」今日から秦莞は秦宅へ住まいを移した。使用人は影七(エイシチ)と同じく軍戸出身、岳凝のための部屋もすでに準備してある。燕離は自分も部屋が欲しいと訴えたが岳凝に阻止され、鳳栖楼の調査へ連れ出されてしまう。すると釈放された張洞玄(チョウドウゲン)が現れた。燕遅はここで張洞玄をかくまうため、連れてきたという。「今日、新たな私刑があったそうだな、俺は部屋に戻って観音(カンノン)鎮の事件を洗い直そう」沈莞と燕遅は中庭の水廊を渡って沈宅に面している塀の前までやって来た。元々は高い塀だったが、沈毅と秦良(シンリョウ)が親友になった後、透塀(スカシベイ)にして花を植え、門を造って行き来していたという。その時、突然、門が開いた。「鳩組の暗衛だ」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~沈莞は実家が没収されたと思っていたが、競売に出されていた。事件の影響もあって買い手がつかず、燕遅が別名義で購入したという。沈莞は子供の頃に登った木に燕遅と腰掛け、当時と変わらない景色を懐かしんだ。「実は今日、大理寺で父親と晋(シン)王の事件資料を読んだの ″晋王は酔った勢いで瑾(キン)妃を殺めた″とあった 晋王が黙秘したから李牧雲(リボクウン)が供述を捏造したのよ ″晋王は匕首を手に遺体の近くに立っていた″なんて… 理性を失うほど飲んでいたのに立っていられるかしら? 父親が証拠を隠したと書かれていたわ でも何を隠したかは記されず、父親は無言で罪を認めたとしか書いていなかった 供述内容が変えられている、2人は無実よ」しかし燕遅はこれが李牧雲(リボクウン)の罠なら、晋王事件の資料を見たと糾弾されると心配した。沈莞は短慮だったと反省したが、今となっては相手の出方を見るしかない。すると燕遅が秦莞の手を握りしめた。「何にせよ我らは真相に近づいている」張洞玄が観音鎮の3つの事件から天律を導き出した。「今夜4件目の私刑が執行されるぞ!」観音鎮と同様3つで終わりだと思っていた燕遅は驚いた。しかし張洞玄によれば天道社(テンドウシャ)の社主の行動規範と天時暦法に基づき予測したところ、当たるかはさておき4月1日は″火炙りの刑″だという。その夜、念のため燕遅と鄭府尹が警戒していると、子の初刻、東市の玉器通りで火災が発生した。岳凝と燕離は聞き込みを終えるとまた酒を飲み、酔い潰れたまま鳳栖楼で朝を迎えた。次第に頭がはっきりしてきた燕離は酔った勢いで岳凝に妻になって欲しいと告白したことを思い出し、岳凝も喜んでいたという。しかし岳凝は恥ずかしさのあまり何も覚えてないと誤魔化した。燕離は皇太后に岳凝と一夜を過ごしたと報告して婚姻を賜ると言ったが、岳凝に脅されてしまう。「余計なことを言ったらただじゃ置かないから!昨夜のことは全て忘れて!」秦莞が義荘に到着すると方伯(ホウハク)が検視を終えていた。被害者は全身に油をかけられ、両手で銅柱を抱きかかえた状態で焼け死んだという。頭頂部から足の裏まで火傷を負い、曼陀羅華の使用は不明だが争った形跡はなく、肺に微量の煤(スス)が見られたことから、火事の前に意識を失ったと推察された。「死因は気道熱傷による窒息死です、遺体の背部と現場の寝台から水銀も検出されました 赤色顔料の朱砂(スサ)が燃え残った跡と思われます」方伯の検視は正確だった。実は秦莞から検視が人の命を救い、正義を取り戻す手段だと学び、この道を誇りに思えるようになったという。燕離と岳凝は鳳栖楼で手がかりを掴んでいた。実は被害者3人と鳳栖楼の妓女に接触している人物がいたという。それは染墨画館を解雇された彫刻師・王信(オウシン)だった。王信は妓女を利用して客に印章を作らせ、紹介してくれた妓女に返礼していたという。第4の被害者は王守昌(オウシュショウ)、8歳の頃に小屋を燃やしてしまった過去があった。まさか中で物乞いが暖を取っていたとは知らず、叫び声が聞こえた時には火の勢いに足がすくみ、助けることができなかったという。誰にも話したことはなかったが、母親の証言によると罪悪感を抱えた王守昌は次第に口数が少なくなり、普段は染墨画館の彫刻師とわずかに言葉を交わすだけだった。兵部から戻った燕遅は秦宅で第4の事件について話を聞いた。しかし故意で人を殺めたわけでもなく、悔いている王守昌までなぶり殺すのが天道社の正義なのだろうか。燕遅は憤ったが、張洞玄は曲がった心の人間なら正義の道も偏るという。実は張洞玄は前回、導き出した凶行日時と詳細に照らし合わせ、7つの事件に対応する方角を割り出していた。4件の凶行日時を星に照らし合わせたところ、北斗七星の形と一致したという。「残り3件の位置と方角も地図上に示しておいたぞ」予測通りなら次は″石臼の刑″、そこで秦莞は事前に石臼のある場所の目星をつけておこうと提案した。するとその夜、人気のない石臼店の空き家に王信が現れる…。∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!つづく
2026.07.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第27話観音(カンノン)鎮事件の検視記録を調べながら京兆(ケイチョウ)府で朝を迎えた燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)。秦莞はいつの間にか眠っていたが、目を覚ますと徹夜した燕遅がすでに張洞玄(チョウドウゲン)の疑わしい点をまとめていた。「どうして彼を疑うの?」「君と沈毅(シンキ)大人は信じる立場、私は疑う立場で捜査する それなら奴に振り回されずに済む」資料の中には当時、張洞玄の家から見つかった3枚の地獄絵図があった。秦莞はその絵が3人の死因と酷似していることに気づき、張洞玄から聞き取り調査したいという。しかし張洞玄は燕遅に反抗的なため、今回は秦莞ひとりで出かけることになった。秦莞は張洞玄に地獄絵図を示し、3人の死因と重なると指摘した。最初は重傷を負った弟から財産を奪った兄が皮を剥がされ死亡、2人目は妻の私通を偽装して再婚を企てた夫が舌を抜かれて死亡、3人目は父親を養わず外へ追い出し凍死させた息子が凍った川面に全裸で縛り付けられて死亡している。しかし残酷な絵を見せられた張洞玄の顔から血の気が引いていた。そこで秦莞は匕首を取り出し、刃先で張洞玄の指をわずかに傷つけて出血させる。すると血を見た張洞玄は卒倒した。張洞玄は血液恐怖症だった。天道社(テンドウシャ)の血盟の儀式で倒れたのも無理はない。張洞玄は当時、気づいていれば無実を証明できたはずだと憤ったが、秦莞は見抜ける役人はおろか医者さえ難しいと教えた。「だが解せぬ、天道社はなぜ俺に罪を?官府に全てを暴露されてもいいのか?」「それで信じてもらえた?」確かに当時、張洞玄の荒唐無稽な話を誰も信じてくれなかった。天道社も初めから分かっていたのだろう。「あなたに罪を着せれば天道社の罪も存在も隠せて一石二鳥だったのね それで社主はどんな人物なの?」「滅多に姿を見せなかったが白い仮面をつけていた 背の高い痩せた男で年齢は不明、声は落ち着いていた」張洞玄は潔白を証明してくれた恩に報いるため、全てを明かすと決めた。紹介者の話によれば天道社は官府近くで張洞玄のように苦汁をなめた者を探しているという。社主自身も陥入れられた経験があり、黒い花弁に赤い蕊(シベ)の″無義花″を図案化、この種の花は処刑場でしか見られぬらしく、人の血を吸って咲く地獄の花だと言われていた。殺害現場にこの花の絵を書くのは″天道なければ悪行が蔓延する″という世間への警告だという。その時、燕遅が慌ててやって来た。「九先生、都でも舌抜き事件が…」船着場の小舟で舌を抜かれた死体が見つかった。秦莞は早速、現場で初検を開始、燕遅が記録係を買って出る。切り取られた舌は桟橋の上に落ちていた。被害者は生存中に舌を抜かれており大量出血、すると被害者と一緒に小舟に積まれていた麻袋に無義花の絵があった。「鉛粉(エンプン)筆による絵だ」「…沈香の匂いがするわ」すると京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)の命で絵師の寧不易(ネイフエキ)が到着した。しかし寧不易は遺体を見るとまた気分が悪くなってしまう。似顔絵のおかげで被害者の身元はすぐに分かった。被害者の男は趙嘉許(チョウカキョ)。趙夫人は夫が家計を支えるため魏(ギ)府へ通い、朝から晩まで学問を教えていたと話した。しかし秦莞は被害者の下衣に染みを発見し、夫が妻に嘘をついて私通していたと知る。結局、夫人に真実は伝えなかったが、これで天道社が下手人だと確定した。秦莞と燕遅は張洞玄を訪ね、現場に残された無義花の絵を見せた。実は張洞玄の実家は文具店で、彩色鉛粉筆を作る秘方があったという。「この2色の鉛粉筆は社主の命で私が作ったものだ」「もしかして墨に沈水香を加えた?」「ああ、材料は全て支給された」張洞玄の話では社主は礼法を重んじ天道に従う人で、全ての物事を暦法と時節に沿って行うという。「社主によれば順序を乱せば天時も乱れると…」皮剥ぎ事件に続き舌抜き事件、観音鎮事件と照らし合わせると次は凍死事件の可能性が高い。燕遅は張洞玄に次の凶行の時刻と方角を推測するよう頼んだが、張洞玄は困惑した。実は占卜師とは名ばかりで、若い頃に少し書物を読んだ程度の浅知恵しかなく、占いでは客の顔色を見て小銭を稼いでいたという。仕方なく燕遅は観音鎮事件の節気と時刻、方角の関係を割り出すよう頼んだ。「では今夜、あなたの症状を記録して殿下に渡します」「明日には牢を出られる」すると張洞玄は秦莞と燕遅に感謝し、恩人にその場で叩頭した。茯苓(フーリン)はようやく戻ってきた秦莞を出迎えた。すると明らかに忠勇(チュウユウ)侯府の侍女たちの様子がおかしい。秦莞は街中での検視が知れ渡ったのだと分かったが気にする必要はなかった。「近々、引っ越すから荷物をまとめておいて」その頃、胡(コ)氏は侍女から九娘子が戻ったと聞いた。噂通り勅命で検視を行い、京兆府や義荘に入り浸っているという。勅命であろうと卑しい生業、胡氏はやはり娘の秦朝羽(シンチョウウ)と同列ではないと見下した。燕遅が夜間の外出禁止令を奏上しようと決めた矢先、朔西(サクセイ)軍の兵糧に傷んだ古米が混入して兵糧が尽きたと報告が上がった。皇帝は急ぎ皇太子・燕徹(エンテツ)と燕遅を呼んで協議。燕遅の進言に従い、朔西に近く十分な備蓄がある涼(リョウ)州で兵糧を調達することになる。そこで皇帝は皇太子に自ら朔西まで兵糧を届けるよう命じ、横領した不届きものを突き止めるべく燕遅を監察御史(カンサツギョシ)に任命した。一方、素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は朔西軍に潜入させた鄭(テイ)という間者が未だ昇進もできず苛立っていた。すると成(セイ)王・燕麒(エンキ)は今回の兵糧事件を機に間者が昇進できれば自分たちの計画も軌道に乗ると安心させる。燕遅が監察御史になっても睿(エイ)王とは不仲、父親を御すことなどできないと分かっていた。しかし素貴妃は皇帝が皇太子に大役を任せたことが気に入らない。燕麒も皇帝が皇太子に功績を積ませるためだと分かっていた。「母妃がどんなに不満でも燕徹は正妃の子、嫡子であり長子です、地位は揺らがない」「本来なら趙淑華(チョウシュクカ)の子に長子の資格はない! 晋(シン)王が存命なら出る幕などなかった!」素貴妃は同日に入内(ジュダイ)し嫁ぎながら、年上という理由だけで皇后に冊封された趙淑華を深く恨んでいた。兵糧事件で忙しくなった燕遅は燕離と岳凝に秦莞の護衛を頼むことにした。そこで翌朝、2人と一緒に秦莞を訪ね、秦莞専用の馬車を贈る。車は火に強く、並の剣では貫通しない上、車内には薬棚や茶具から休憩用の寝具一式まで準備されていた。「礼は不要だ、刺繍入りの巾着を縫ってくれれば…」「私、裁縫は苦手なの…何か手作りの物を贈ればいいのね?」「ああ、それが言いたかった」「仕事に戻って、私は大理寺で調べ物が…沈寺卿が残した資料もある」「李牧雲の邪魔が入るやも、後日、私が付き添うよ」「鄭府尹がいるわ、慎重に動くから安心して」そんな仲睦まじい2人の様子を燕離と岳凝が見守っていた。秦莞たちは急ぎ大理寺へ出かけた。そこで鄭府尹が李牧雲に話を通している隙に架閣(カカク)庫へ向かう。守当は李寺卿の許可がいると止めたが、郡主の捜査だと押し切られた。秦莞が資料を調べている間、燕離は門を見張り、岳凝は戸の前に立ちはだかった。するとついに李牧雲と鄭府尹がやって来る。燕離は岳凝に報告し、無駄話で李牧雲を引き止めた。その隙に岳凝は秦莞に知らせておいたが、痺れを切らした李牧雲が奥の書庫へ来てしまう。李牧雲は永寧(エイネイ)郡主を押しのけ、戸を開けて書庫へ入った。「どうかしましたか?」ぎりぎり書物を片付け終わった秦莞は冷静を装い、奥の書棚から出る。李牧雲は許可書を持参したが永寧郡主に阻まれたと釈明し、これから許可書を提出してくると言った。「お待ちください、張洞玄は血液恐怖症を患っており殺しは不可能です 無罪と断定し釈放しても?」「郡主の保証があるなら構いません」「それから沈毅大人の疑問点の記録が資料にありません」「私の手落ちです、すぐ調査して報告します」そこへ展(テン)捕頭が駆けつけた。「永慈郡主、酔仙(スイセン)楼の氷蔵庫で遺体が…」秦莞たちは急ぎ現場へ向かった。そこで李牧雲は秦莞が何を調べていたのか確認したが、沈毅が目的ではないと知る。「奴の娘だと思ったが…」すると皇宮資料と後三宮資料の箱を開けた形跡があった。「目的は晋王か…」つづく(  ̄꒳ ̄)医者は針を使うのに裁縫が苦手とかw
2026.07.14
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第26話刑部へ向かう馬車の中、秦莞(シンワン)は李牧雲(リボクウン)に正体を見抜かれたのではないかと怯えた。燕遅(エンチー)は李牧雲が沈莞(シンワン)と面識がない以上、証拠がないと安心させ、むしろ感情的にならなかった秦莞に感心する。「私なら一太刀で奴を殺していた」実は冷静沈着な燕遅も近頃は自分を抑えきれない時があるという。「父王のせいね?」「私の話を一切、聞き入れぬ」刑部に異動が叶い晋(シン)王事件を調べたが、全ての資料は封印されていた。どうやらこの案件は想像以上に闇が深いらしい。秦莞も李牧雲の偉容ある姿を目の当たりにし、一抹の不安がよぎった。「李牧雲にやましいところがないなら、私の父親は罪人なのかも…」「莞児、考え過ぎだ、真相は必ず明らかになる、焦らず調べよう」一方、孤独に苛まれる燕離(エンリ)も生活が荒んでいた。皇帝の養子となり国姓を賜ったものの皇族と見なされず、唯一の家族である母も隠居、寂しさのあまり家に寄りつかず、酒に溺れる日々。すると突然、妓楼に岳凝(ガクギョウ)が乗り込んで来た。妓女たちは永寧(エイネイ)郡主に驚き退散、すると燕離は岳凝が涙ぐんでいることに気づく。「凝児?どうした?!誰にいじめられた?!」「私をいじめたのはあなたよ!死んじゃったと思ったわ!」岳凝は思わず燕離に抱きついて号泣した。聞けば一昨日、鳳栖(ホウセイ)楼に出入りする客が殺され、燕遅が捜査していると聞いて義荘へ駆けつけたところ、検視中の遺体の特徴が燕離に似ていたという。「探してもあなたはどこにもいなくて…怖かったのよ?!どんどん心配になって…」燕遅は感激して岳凝を強く抱きしめた。「私の生死をここまで案じてくれるのはお前だけだ…私から離れないでくれ」「安心して…私は一生あなたの親友でいる」「何があろうと私たちは生涯の友だ」( ๑≧ꇴ≦)え?そっち?w燕遅は観音(カンノン)事件の下手人である占卜師・張洞玄(チョウドウゲン)を審問室に引っ立てた。相変わらず小賢しい張洞玄、しかし実は目が見えると秦莞に見抜かれてしまう。すると白目を剥いていた張洞玄は観念して目を戻した。「一度も見破られたことがなかったのに…」「光に反応したからよ」秦莞は自分が移動したせいで明かり窓から陽が差し込んだ時、張洞玄が一瞬、眩しそうな顔をしたのを見逃さなかった。「蔵瞳(ゾウトウ)術は視力に影響を及ぼすからやめた方がいいわ」その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は永慈(エイジ)郡主との縁談を夢見てすっかり浮かれていた。すると突然、皇帝が東宮にやって来る。「都の治安を守るのが太子の役目であろう?!それでも太子か?!」皇帝は皇太子が皮剥ぎ事件の資料にも目を通さず、呑気に箏を奏で、詩を詠んでいることに激怒、皇太子は禁足を命じられてしまう。一報が素(ソ)貴妃から成(セイ)王・燕麒(エンキ)へ届いた。思えば連続事件の解決は秦莞の手柄、皇太子に京兆(ケイチョウ)府の公務など果たせるはずがない。しかしここで下手に動けば父皇に野心を疑われると考え、静観することにした。「九娘を侮っていた」ちょうど居合わせた忠国(チュウコク)公の嫡子・馮璋(フウショウ)は才があっても所詮は女子、名節を失えば再起不能になると献策する。「妙策だ、だが父皇の怒りを買わぬよう時機を見極めねば…秦莞か、興味深い」皇后は皇太子が禁足になったと知って東宮へ駆けつけた。自暴自棄になった燕徹は自分から身を引きたいと言い出したが、廃太子の末路は目に見えている。しかしそもそも風流を好む皇太子は公務が嫌い、子供のように駄々をこねた。すると皇后は激怒、どうしても退くのなら自分を殺せと迫る。「母后!殺せるものか!」「殺せないのなら皇帝となるその日まで、その座にしがみつきなさい!」皇后は息子を抱きしめ、上巳節には婚姻を賜るため禁足が解かれるとなだめた。張洞玄は自分が無実だと証明するため、胸の大きな傷跡を見せた。秦莞が診たところ、確かに傷口の皮肉が収縮して血流が滞り、左の胸筋はかなり衰えている。「左腕の神経にまで傷が達している、皮を剥ぐような作業は無理だわ」しかし燕遅はわざと疑って煽った。「だが誰かに指示することもできる」激怒した張洞玄は自分が下手人ではないと気づいて観音鎮まで事実を確かめに行ってくれた沈毅(シンキ)の資料を見ろと声を荒らげた。秦莞はその捜査記録がなぜか押収されて閲覧できないと伝え、あらためて捜査に協力して欲しいと頼む。すると張洞玄は6年前の経緯を話し始めた。実は観音鎮で惨殺された3人は全て張洞玄の客、これが決め手となり捕まったという。…災難の始まりは道観の近くに露店を出していた時のこと張洞玄は知り合いの兄弟が参拝客と揉めて弟が半身不随の重傷を負ったと知り、見舞いに出かけたすると兄に家財を奪われ、家畜のような扱いを受けている弟の姿を目の当たりにする見かねた張洞玄は兄を諌めたが、乱暴に追い払われたその数日後、張洞玄の家の前に皮を剥がされた兄の無惨な遺体が置かれていたという驚いた張洞玄は慌てて田舎に逃げ出し、身を隠した…張洞玄は″天道社(テンドウシャ)″の関与を匂わせた。天道社とは天に代わって正義の道を行う結社で、勧善懲悪を旨としているという。天道社に身を投ずる者は生涯の忠誠を誓い、血盟を結ばされ、足抜けする時は罰として胸の肉を削ぎ、償わねばならなかった。秦莞と燕遅は張洞玄の胸の傷跡がその時に負ったものだと気づく。「これで縁が切れたと思っていた、だがあの遺体を見てすぐ分かったよ 私のせいで肉親を陥れた罪で刑に処されたんだと 我が家の前に遺体を置いたのは結社の存在を口外するなという警告さ」張洞玄の実家は裕福だったが、地元の有力者に目をつけられ、父は殴り殺された。追い込まれた母は自ら首を吊り、官府に訴えてもすでに買収されていたという。「万策尽きて逃げる準備をしていた時、ある男に誘われた ″復讐したいなら一緒に来い″と… 勧められるまま結社の一員となった、当初は互助会みたいなものだと思っていた だが奴らは暗殺者を育て、独自に刑罰を定めた殺人集団だった」目隠しされて到着した結社の集会場所はどこか分からず、社主はもちろん構成員が全て仮面をつけているため、紹介者の男以外の顔は見たことがなかった。張洞玄は訳も分からず血盟の儀式に臨んだが、いきなり人間の心臓を見せられ卒倒したという。目が覚めてからは逃げ出すことばかり考えるようになり、見かねた紹介者の男が足抜けの方法を教えてくれた。しかし肉を注ぐ段階になって初めて紹介者の男も同じ苦しみを味わうことになると知ったという。張洞玄は当時を思い出したのか、その場で泣き崩れた。「今日はここまでにしましょう」秦莞は夜も更けたことから張洞玄を休ませ、刑部を後にした。白楓(ハクフウ)と茯苓(フーリン)が仲良く雲呑を食べていると、ようやく主たちが刑部から出て来た。仲睦まじい2人の様子に目をほそめる秦莞と燕遅。すると秦莞が自分も睿王府へ帰るという。燕遅は秦莞の大胆な提案に目を丸くしたが、秦莞は至って冷静だった。「だって宮中には戻れないし、侯府だと質問攻めに遭うわ」「そうだな」驚いた茯苓は郡主の名誉に関わると反対したが、秦莞は人命を優先すべきだという。「白楓、展(テン)捕頭に兄弟不和の家が怪しいと伝えて」( ˶´꒳`˵ )可愛い♪燕遅は秦莞に自分の衣を貸した。「やっぱりブカブカね」「いいや、何を着ても似合うよ」燕遅は秦莞の着替えを用意しておくと言ったが、秦莞にはすでに計画があった。「秦二叔の屋敷に移るわ 実家の隣だから父親の書類を探せるし、供養もできる」「分かった、人を遣って転居の準備をさせよう」そこへ突然、岳凝と燕離が飛び込んできた。燕離と岳凝は燕遅たちが死者の身元を調べていると知り、鳳栖楼を探っていた。すると白楓が展捕頭に不仲な兄弟を当たれと伝えるのを聞いて思い浮かんだ人物がいるという。「威遠(イエン)伯府の四公子・呉謙(ゴケン)さ」翌日、燕遅と秦莞は被害者の似顔絵を持って威遠伯府を訪ねた。似顔絵を見た三公子・呉瑜(ゴユ)は弟だと確認、呉謙が母の持参金に手を出したことがきっかけで不仲になったという。しかし母に出資させて印章の商いを始めたはずが、染墨(センボク)画館が弟の借金の取り立てに来ていた。染墨画館は被害者の顔を書いた寧不易(ネイフエキ)の店だった。寧不易の話では確かに呉謙から書画の保管を任されたが、掛け売りなどしていないという。すると秦莞が辞めた使用人がいないか聞いた。「おります」寧不易がすぐ似顔絵を書いて見せたところ、呉瑜が取り立てに来た男だと確認した。「こいつだ!」男は店の彫刻師だった王信(オウシン)だった。貴人の印章を偽造したり質が悪く、ひと月前に解雇したという。実は呉謙は王信が取り立てに行った夜に殺されていた。下手人の目星がついた燕遅と秦莞は食事に出かけることにした。すると燕遅は母が好きだった思い出の山荘へ秦莞を連れて行ってくれる。山荘には大きな蓮の池があり、地下の温泉のおかげで一年中、花が咲いていた。燕遅は池に棲む魚を捕まえ、火をおこして焼いた。「何でもできるのね」「8歳で朔西(サクセイ)軍に入ったが、父王には放っておかれた 戦場では大人も子供も関係ない、術なき者は死ぬ。「子供の頃は辛かった?」「8歳までは福寧(フクネイ)宮で育ったゆえ、両親がおらずとも皇祖母が面倒を見てくれた 辛いのは父のもとへ行った後だ… 母妃は私を産んだ時の出血が原因で亡くなった 父王が帰京した時には既に埋葬されていたらしい」「数ヶ月は遺体を安置して弔うべきなのに、なぜ急いで埋葬を?」「分からない、言われてみれば確かに妙だ… 父王は3月もの間、墓前で弔い、赤子の私を皇祖母に託して朔西へ戻った 父王は母妃が亡くなった悲しみで抜け殻となった だから父から怒りをぶつけられても私は耐えるしかない」「父王もいつか悟るわ、妻の死を悲しむより残された息子を愛するべきだと」「君さえいれば私は十分だ」燕遅は秦莞に口づけしようとした。その時、突然、秦莞が事件の手がかりに気づき、甘い雰囲気を壊してしまう。「はっ!皮剥ぎ…舌抜き…凍死…天道社の刑罰には何か意味があるのよ 観音鎮の検視記録にあった3人の死因には関連があるはず」「すぐ確認しよう!」「あ…せっかく素敵な場所に連れてきてもらったのに情緒に欠けていたわ」「私をそんな裁量な男だと?それこそが君の魅力だ そしてそんな君を受け止められるのは私しかいない」( ๑≧ꇴ≦)キィャァー!やってんなーw翌朝、物乞いが露店の野菜くずをあさっていた。すると足元に落ちている切り落とされた舌を発見する。血痕をたどっていくと、小舟に舌を切り落とされた男の死体があった。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノつづく(  ̄꒳ ̄)やっぱりセブンだ~同じラストだったら金獅子賞ものだけど、さすがに無理だなw
2026.07.13
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第25話永慈(エイジ)郡主に封じられ、貴人の仲間入りを果たした秦莞(シンワン)。これを知った皇太子・燕徹(エンテツ)は忠勇(チュウユウ)侯府に少保を訪ね、父皇の覚えがめでたい秦莞を皇太子妃候補にすると言い出した。秦述(シンジュツ)は確かに九娘を秦朝羽(シンチョウウ)と一緒に嫁がせることも考えていたが、郡主となった今、秦莞は嬪になれない。しかし皇太子は秦莞を正妃とし、秦朝羽には皇后に頼んで他の縁談を与えると言った。燕徹が書斎の門を開けると秦琰(シンエン)と秦朝羽が立っていた。運悪く父と皇太子のやり取りを立ち聞きしてしまった秦朝羽。しかし燕徹は呆然と立ちすくむ秦朝羽に何の釈明もなく、足早に帰ってしまう。( ̄▽ ̄;)タイズェェェェェ___胡(コ)氏の悪い予感は的中した。しかし秦朝羽は秦莞の存在より、皇太子が軽々しく自分に他の縁談を与えると言ったことに衝撃を受けたという。「馬鹿な子ね、男など頼りにならない、どれほど愛されようと時が経てば心は離れていく どちらにせよ太子が即位すれば妃嬪を娶るのだから」「でも…」その時、回廊から物音が聞こえた。八娘子の部屋の前で聞き耳を立てていた秦湘(シンショウ)。その時、五姐を見つけた秦霜(シンソウ)がうっかり声をかけ、立ち聞きしていたことがばれてしまう。胡氏は激怒、秦湘と秦霜に禁足を命じた。「一生、良家に嫁げなくてもいいの?…さもなくば寺へ送るわよ?」大長公主が帰京した。秦莞と岳凝は祖母に会うため福寧(フクネイ)宮を訪ね、再会を喜ぶ。その時、皇太后の元で書写していた九皇子・燕綏(エンスイ)がうっかり見本を落とし、失態を恐れるあまり椅子の陰に隠れてしまう。侍女は皇太后に九皇子が衣に墨をこぼしてしまったと説明した。すると秦莞が優しく燕綏をなだめ、着替えに行こうと誘う。「太后、私が付き添います」秦莞は着替えた燕綏を連れて福寧宮へ戻ることにした。すると道すがら、燕綏が涼亭で飼っている鳥を見せてくれる。( ˙꒳˙ )<内侍が捕まえたのですか?フル(・_・ ))(( ・_・)フル口がきけない燕綏は身振り手振りで自分だと訴えたが、秦莞はわざと分からないふりをした。その時、どうしても伝えたい燕綏が必死に声を喉から絞り出す。「捕まえたのは僕…」皇祖母へ挨拶に来た皇太子は偶然、涼亭にいる九弟と秦莞を見かけた。「野生の鳥が母親や空から離れ、自由を失えば楽しくないのでは?」「小鳥は話せないのになぜ分かるの?」皇太子は九弟の声を聞いて目を見張った。「どこにも行けなければ退屈です、空に放ち自由にしてあげては?」「はお」すると燕綏は籠の鳥を捕まえ、空に放った。そこへ皇太子がやって来る。「まさか永慈が九弟の言葉を引き出すとはな」皇太子はますます秦莞に惹かれ、ひと足先に福寧宮へ向かった。皇太子から話を聞いた皇太后たちは秦莞と燕綏が戻るのを今か今かと待っていた。やがてようやく2人が現れる。「皇祖母…」燕綏の言葉を聞いた皇太后は感激した。そこで秦莞に燕綏の治療を任せることにしたが、今度は慌てて燕遅が駆けつける。「また都で殺しがあり、永慈に捜査協力の命が…」( ๑≧ꇴ≦)安定の大御所w昨晩、夜回りが路地裏で変死体を発見した。現場は鳳栖(ホウセイ)楼と酒楼の近く、しかしわずかな血痕のみで他に手がかりはなく、目撃者もいない。秦莞と燕遅は現場を確認後、義荘へ向かった。京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)が出迎えてくれたが、そこへ大理寺卿(ダイリジケイ)・李牧雲(リボクウン)が現れる。「お名前をうかがっても?」沈莞(シンワン)は動揺を悟られまいと初対面のふりをした。すると燕遅がすかさず大理寺の李寺卿だと紹介する。「李寺卿、九先生だ、豫(ヨ)州では紹介しそびれてしまった」遺体は全身の皮を剥がされていた。方伯(ホウハク)が氷ですぐ冷やしてくれたが、それでも腐敗を止められないという。秦莞の検視によれば死者は20歳前後の男子、後頭部に浅い陥没があり、鈍器による殴打と思われた。恐らく拉致が目的だったのだろう。太ももの付け根にある切り傷は血管に達しておらず、ここから皮を剥いだと分かった。何度か刃を入れ直していることから手首の疲労が原因で皮を剥ぐのに手間取ったと見える。死因は失血死ではなく、生きたまま皮を剥がされた激痛による心臓発作と断定した。秦莞は殺害現場の手がかりを求めて遺体の背中を調べた。すると水銀の粒が見つかる。燕遅は朱砂(スサ)だと気づき、ある事件を思い出した。燕遅は秦莞を連れて外へ出た。実は沈毅(シンキ)の資料の中に″観音(カンノン)鎮殺人事件″という6年前の案件があったという。その事件では3人が殺され、遺体の周囲には朱砂と鉛粉(エンプン)筆で描かれた黒い無義(ムギ)花の絵が残されていた。そこへちょうど当時の検視記録を取りに戻った白楓(ハクフウ)が帰って来る。報告書によると1人は皮を剥がされ死亡、2人目は舌を抜かれて死亡、3人目は指を切断され凍死。下手人は捕まったが、未解決事件とされていた。しかし沈毅の資料が押収されてしまったため、理由は分からないという。「父親が未解決と判断したのなら、捕まった者は無実かも…」実は下手人も罪を認めず、今も牢で生きているという。秦莞は絵師を呼んで骨格を元に被害者の似顔絵を描いてもらうよう頼んだ。やがて衙門の依頼も受けている絵師・寧不易(ネイフエキ)が到着したが、遺体を見るなり気分が悪くなって外へ飛び出してしまう。燕遅は明日でも構わないと言ったが、寧不易は殊勝にも捜査を手伝うため尽力すると言ってくれた。燕遅は秦莞が解剖している間に早速、刑部の牢を訪ねた。″観音鎮殺人事件″の下手人は占卜(センボク)師・張洞玄(チョウドウゲン)。張洞玄は目が見えなかったが知恵が回り、一筋縄ではいかない相手だった。出入りする役人たちの噂話のおかげで牢にいながら外の情報に詳しく、按察使(アンサツシ)の燕遅が自分を訪ねて来るとお見通しだったらしい。「だが占ってみたが私の救世主は女子のようだ」すると張洞玄は協力して欲しいなら″すね肉の甘辛煮″を差し入れろと要求する。一方、岳凝(ガクギョウ)は皮剥ぎ遺体の特徴が燕離(エンリー)と似ていたことから、慌てて燕離を探し回っていた。燕遅が義荘へ戻ると解剖が終わっていた。ちょうど胃の内容物を調べていた秦莞は最後の食事が死亡の2時前、残渣から蟹を食べたと特定する。すると燕遅が蟹の調理法が分かるか聞いた。「遺棄現場の近くにある酒楼は炒め蟹、鳳栖楼は蒸し蟹で有名だ」(  ̄꒳ ̄)<お詳しいですね~( ๑≧ꇴ≦)<朋友から聞いたんだ!(  ̄꒳ ̄)<どのみち関心しません方伯の指摘にたじたじの燕遅。秦莞はそんな燕遅に失笑しながら″蒸し蟹″だと教えた。検視が終わり、捕頭の展楊(テンヨウ)は急ぎ鳳栖楼へ向かった。すると李牧雲は検視中の秦莞の厳かな表情が恩師とそっくりだという。秦莞はうっすら笑みを浮かべたが、平静を装うだけで精一杯だった。その時、咄嗟に燕遅が助け舟を出してくれる。「てっきり九先生は大周一の検視人かと、沈毅大人が存命なら腕を競えたな」「…唐突でした、では私は陛下に報告があるのでこれで」つづく(  ̄꒳ ̄)これってセブン?
2026.07.12
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第24話北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)は燕遅(エンチー)に横恋慕、秦莞(シンワン)を亡き者にすべく南苑に誘き出した。護衛たちは落馬した秦莞を助ける間もなく侍女の鞭に倒れ、元蕪は短剣を構えて秦莞に狙いを定める。その時、秦莞はすかさず暗器を放ち、元蕪たちが怯んだ隙に逃げ出した。一方、皇帝に呼ばれた燕遅は紫宸(シシン)殿にいた。「そなた朕に隠し事をしていたな?」燕遅は困惑したが、何事かと思えば秦莞の功績のことだった。「豫(ヨ)州知州の奏状で初めて知った、黄金強奪事件は九娘子の手柄だそうだな?」「実は″秦安(シンアン)事件″も″首なし花嫁事件″も太子殿下が担当した連続殺人事件もそうです」皇帝は沈毅(シンキ)以来の検証の名手だと感慨深げだったが、男子でないことが惜しいという。しかし燕遅は古い慣習だと一蹴、人は才で用いるべきであり、九娘子は必ずや朝廷に報いると嘆願した。「ではひとまずお前の参謀とし、時機を見て適当な身分を与えよう」「恩情に感謝を」その時、急報が届いた。南苑で北代皇太子・元弘(ゲンコウ)が行方不明になったという。北代五皇子・元鋭(ゲンエイ)は兄の失踪が西寒三皇子・劉贇(リュウイン)の仕業だと疑い、両国は一触即発の様相となった。しかし燕遅が駆けつけ、両国をなだめて捜索の指揮を執る。皇子たちはひとまず梅林で知らせを待つことになった。燕遅は燕離(エンリー)と岳凝(ガクリョウ)を連れて山に入ったが、そこで思いがけない報告が届く。「大変です!九娘子が元蕪公主と共に行方不明です!」燕離は元弘探しを燕遅に任せ、岳凝と秦莞を探しに行くと申し出た。しかし燕遅は秦莞の隠れ場所を見つけられるのは自分しかいないという。その時、元弘の馬・長風(チョウフウ)が怪我をして帰って来た。燕遅は長風のたてがみに水草がついていることに気づき、池と沼がある場所を探して馬1頭が通れる小道を探すよう指示する。「山肌を擦った跡が目印だ…頼んだぞ」燕遅は燕離と岳凝に元弘の捜索を任せて秦莞を探しに向かった。やがて護衛の死体を発見、その近くで岳凝が秦莞に贈った暗器の矢を発見する。一方、燕離と岳凝たちは長風を連れて沼地を捜索していた。すると胸に矢が命中し、瀕死の重傷を負った元弘を発見する。その頃、燕遅は秦莞の足取りを追っていた。洞窟を抜けて川沿いを進みながら崖下へ、やがて薬草を噛み砕いた残りと血痕を見つける。燕遅は確かに秦莞がいたと確信、慌てて走り出した。そしてついに大木の根の陰に隠れている傷だらけの秦莞を見つける。秦莞は意識を失いながらも寒月を握りしめて身を守っていた。秦莞が目を覚ますと燕遅の姿があった。「さすが少帥ね、やっぱり助けに来てくれた」「怖かっただろう?手遅れだったらどうしようかと…」すると燕遅は履き物を失くした秦莞に手作りの草履を履かせた。「まさか草履まで作れるなんて」「野外の戦闘では必要な技術だ」そこへ兵士が駆けつけた。重傷を負った元弘が発見されたという。秦莞にかまけている間に兄が失踪したと知った元蕪は慌てて弟と合流した。様子が分からず、燕徹(エンテツ)たちが待機する山荘へ駆けつけた元蕪。そこへ驚いたことに燕遅が秦莞を連れて戻って来た。「どうして…」「私が生きていることに感謝するのね」すると燕離と岳凝たちが元弘を運んできた。帯同していた張(チョウ)太医は皇太子と成(セイ)王に状況を説明した。矢傷の場合、矢柄が抜けても矢じりが体内に残ってしまう。矢じりを取り除かねば治療ができないが、これ以上、出血すれば体がもたず、至難の業だという。燕麒(エンキ)は皇太子の失態に上機嫌、これで両国の戦は免れないと牽制した。燕遅たちが外で待っていると、開胸の準備をしていた秦莞が出て来た。実は獣の餌が元弘の髪の根本に埋め込まれるように置かれていたという。「誰かが北代太子の髪に仕込んだのよ、でもなぜ北代太子だけ別行動を?」岳凝の話では燕秦(エンシン)が抱いていた雪狐を撫でていた時、急に雪狐が逃げ出してしまったという。すると五公主の気を引きたい元弘は護衛が止めるのも聞かず、独り馬で駆け出して行ったのだった。元弘の難しい治療が始まった。一方、燕遅は燕離の案内で元弘の発見場所へ出かけ、そこで秦莞が見つけた獣の餌と同じ餌を拾う。燕遅は真上の崖が怪しいと踏んで登ってみると、木に縄を縛りつけていた跡や蹄の跡があった。恐らくここで長風が縄に足を取られ、その時、元弘が矢を受けて落下したのだろう。燕遅と燕離は皇太子に状況を報告した。誰かが元弘を狙ったのは確実だが、下手人を特定するには証拠が少ないという。しかし気が弱い皇太子は外交問題を恐れ、使節団を取り調べることに難色を示した。燕遅は元弘の暗殺に失敗した下手人が再び命を狙うと考え、誘き寄せることにした。その夜、燕離と岳凝が出て来た部屋に元弘がいると誤解した刺客は窓から侵入、しかし待ち構えていた燕離に捕まってしまう。すると刺客の懐から猛毒の″毒箭木(ドクセンボク)″が出てきた。下手人は驚いたことに元弘の侍従・徐常(ジョジョウ)だった。御前に引っ立てられた徐常の姿に動揺を隠しきれない元蕪と元鋭。実は雪狐の逃走は徐常の仕業だった。秦莞は南苑で岳凝と合流した時、岳凝の衣から狐が嫌う熊貂(クズリ)の臭いがしたという。「あなたはこっそり郡主に臭いを振りかけた 郡主に撫でられた雪狐は驚いて逃走し、北代太子を誘き出すことに成功したのね」その時、意識を取り戻した元弘が輿に乗って現れた。元弘は側近の裏切りに困惑した。「なぜ私に矢を放ち、殺そうとした?まさか毒まで盛ろうとしたなんて…」徐常は弁解しなかったが、燕遅はすでに調査済みだった。実は徐常は元弘の恩を受けるより前に五皇子・元鋭から買収されていたという。元鋭はしらばくれようとしたが、秦莞から証拠を突きつけられた。「重傷を負った北代太子の体に獣の餌を置き、襲わせようとしましたね?」( ˙꒳˙ )ん…餌=五皇子だっけ?元鋭は北代が朔西(サクセイ)軍の手に落ちたのは無能な兄のせいだと恨んでいた。姉も燕遅を籠絡することさえできず、兄弟馴れ合っていても意味はないという。「有能な者が上に立つのが天の道だ!」元弘と元蕪は弟の裏切りに激しい衝撃を受けた。すると憤慨した燕遅が声を荒らげる。「君主に徳があってこそ民は安心して暮らせる 大義名分を掲げ、己の欲を正当化し、奸計で国を奪おうとする小人め!」「もうよい、そこまでだ」皇帝は燕遅の正論を遮り、元鋭と徐常を代理寺に監禁しておけと命じた。しかしこの件は北代の内政のため、皇太子に北代に連れ帰ってから罪を問うよう勧める。元弘は皇帝の配慮に感謝し、燕遅の言葉を聞いて目が覚めたと言った。「不甲斐ない私に五公主を娶る資格はない、国に戻ったら内政に精力を傾けます 両国国境の平和を保ち、自国の安寧を守ります」皇帝は燕遅と燕離を呼んで意見を聞いた。「九娘の働きによって北代太子が救われ、真相も暴けた 立て続けの功績に対し、褒美に何をやるべきか迷っておる」すると燕遅は燕離に目配せし、自分の代わりに答えさせた。「陛下、単純な話です、前回は金銀財宝でしたから今回は名誉を…」秦莞は皇帝からの命で燕遅たちと一緒に西寒三皇子・劉贇を郊外まで見送りに出た。 「北代の矢羽根で元弘を殺せば内乱に見せかけられると考えていた まさか本当に内輪もめで漁夫の利を得ることになろうとは…」実は秦莞は劉贇が思い肺病だと気づいていた。そこで自分が治療すれば寿命を伸ばせると言ったが、劉贇は苦い薬を飲んでまで延命するつもりはないと笑う。「元弘の怪我で北代の気勢も削がれた、西寒もやっと一息つける 貴国の寛大な寛容な対応に感謝する」劉贇たちが出発した。すると早馬で秦莞に聖旨が届く。「…忠勇(チュウユウ)侯府・蓁良(シンリョウ)の嫡女・秦莞は賢く徳があり、慎み深く、勤勉 心根がまっすぐで温和にて才がある これを評価し、本日より永慈(エイジ)郡主に封じ、広くこれを知らせるものとする ちんつー」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第28話蠟纈(ロウケツ)染めをきっかけに初(チュー)大師夫妻の仲を取り持つことにした許妍(シューイェン)と沈皓明(シェンハオミン)。そこで許妍は初師娘の蠟纈染め工房を訪ねた。藍染めが好きで草木染めを学びに来たと聞いた初師娘は喜んで許妍をお茶に誘ってくれたが、話題が初大師に及ぶと急に不機嫌になって帰ってしまう。その時、許妍は初師娘が落としたかんざしを拾った。沈皓明は山頂のカフェで許妍と合流、隠し撮りした初大師の動画を見せた。初大師は目深に帽子をかぶってマスクで顔を隠し、実は年間パスで染色工房に通っているという。沈皓明はそんな初大師に自分の姿を重ね、変わろうと努力しても妻に疑われていると思うと明かせないと察した。すると許妍は自分も宿で沈皓明と出くわした時、はなから疑ってかかったことを思い出してしまう。実はその夜、巴来金(バラキン)夫人から連絡があり、沈皓明が巴来金に夫婦が冷却期だと明かしたことを知った。…でも夫は契約を決めたわ、金達(ジンダー)は優秀だもの、2人は大丈夫なの?…カフェの店主・于春玲(ユーチュンリー)が飲み物を持って来た。すると机の上にあるかんざしを見てすぐ初師娘のものだと分かる。実はそのかんざしは初大師が結婚の時に贈った愛の証しだった。許妍は初師娘も内心ではまだ夫を愛してると気づき、夫婦が意地を張って素直になれないだけだと分かる。そこで2人は初大師と初師娘を話し合わせるため、対面させようと思いついた。沈皓明は初大師にかんざしを見せて初師娘が山頂のカフェで待っていると伝えた。一方、許妍は初師娘を訪ね、初大師がかんざしを拾ったと嘘をつき、山頂のカフェにいると告げる。しかし努力も虚しく2人は大喧嘩となり、怒ってそれぞれ店を飛び出してしまう。沈皓明は初大師を引き止め、自分も意地を張って一番、大切な人を失ったと明かした。せっかく彼女がチャンスをくれたが、プライドが邪魔して拒否してしまったという。「それ以来、彼女は僕を信じてくれなくなった、愛を認めるのは恥ではない 断られても諦めないで、彼女がなぜ今でもかんざしをつけていると?」一方、許妍も初師娘を説得していた。実は自分も夫を理解できず、戸惑い、苦しんだという。「彼の愛が本物なのか疑っていました 彼の優しさは私を大切だからなのか、利用価値があるからなのか分からなかった でもお2人の事情を知って決めたんです、私たちの恋にもチャンスを与えようと このまま疑い続けるより、信じてみませんか?」そこで許妍は初大師が展示を見に来ていると明かし、本当は変わりたいと思っていながら口に出せなかったのだとかばった。「だから溝が深まったんです、大師の家の庭には藍がたくさんありました あなたもご存知でしょう?大師の腕ならあなたとおなじ藍色が出せる でもあなたがいないから投げ出してしまったのです」すると初大師が戻って来た。「もう一度、手伝ってくれないか?私が欲しいのは布を染めてくれる″人″なんだ」初大師と師娘は復縁した。そしていよいよ新解釈″鍘美案(サツビアン)″の舞台本番。すると陳世美(チンセイビ)演じる沈皓明は劇中の最後にアドリブで許妍への素直な思いを告白した。「君に感謝する、この言葉を伝える機会をくれたことを おかげで私自身の問題に気づき、反省した 私がどんな人間か聞かれたら、こう答える ″今も君を愛していることに気づいた人間″だと…」紆余曲折あった許妍と沈皓明。しかしお互いに成長してわだかまりを解消し、ついに復縁を果たした。許妍のいない妍衣坊(イエンイーファン)も林涛(リンタオ)のサポートのおかげで順調に見えた。しかしある日、林涛が店舗の進捗を遅らせ、製造部門に資金を回すよう提案する。銀行から融資を受ける予定だったが規定外のため凍結になり、仕入れ先への支払遅延で違約金が発生することになった。遠航(ユエンハン)の資金は実店舗の運営費にしか使えない契約。喬琳(チァオリン)は頭を抱えたが、林涛は他の銀行を当たろうと励ます。一方、スティーブに急かされた韓衛平(ハンウェイピン)は、関係を持った方蕾(ファンレイ)から沈皓明の弱みを聞き出そうとしていた。スティーブは結局、沈皓明と許妍の離婚の証拠を見つけられず、巴来金も提携先に金達を選んだ。報告を聞いた金達(ジンダー)の役員・瞿明誠(チューミンチョン)は激怒、養子の韓衛平を呼び出し、ゴルフクラブで殴りつけてしまう。林涛から朗報が届いた。実は転職した元同僚の銀行から融資を受けられそうだという。安堵した喬琳は話を進めるよう頼み、契約の際は一緒に帰省することになった「何とお礼を言ったら良いのか…」「会社を助けるのが社員の務めだよ」林涛は喬琳をうまく丸め込み、書類に社印を押させてしまう。沈皓明は会長室に父を訪ね、巴来金と契約を締結したことを報告した。また北外川(ホクガイセン)エリアの入札について相談すると、息子へ信頼が回復した沈金松(シェンジンソン)は喜んで応援するという。「私も約束を果たさなくては」沈金松は次の役員会議で沈皓明を取締役に昇進させると決めたが、何より許妍と復縁できたことを喜んだ。蒋亮(ジアンリアン)は許妍が戻ったと聞いて早速、オフィスを訪ねた。しかし沈皓明と和解したと知り、いきなり失恋してしまう。「彼との関係が変わったら教えてくれ」「私にはハオミンが唯一の選択肢なの」「チャンスさえくれないのか~失恋の儀式はやるよ 許妍、真面目な話、俺は永遠に君の家族であり、味方だよ」「分かってる、ありがとう」一方、義父から灸を据えられた韓衛平は沈皓明と許妍の復縁を知り追い詰められていた。するとスティーブから連絡が入り、沈皓明の取締役入りを何としてでも阻止しなければならないという。その時、韓衛平は方蕾の話を思い出した。「彼女が酔って話したんだ、彼女の姉はロンドン時代に沈皓明と交際していた 別れた後に妊娠が発覚、出産しているが父親かは分からない」方蕾がマンションに帰ると韓衛平が待っていた。韓衛平が手を骨折したと知った方蕾は心配し、自分が夕食を作るという。方蕾の優しさにほだされながらも、韓衛平は沈皓明が許妍と復縁したとばらして方蕾を煽った。確かに方蕾はショックを受けていたが、未練は断ち切ることにしたという。すでに前を向いて歩き出した方蕾。一方、許妍と沈皓明の復縁を知った沈皓辰(シェンハオチェン)は大喜び、早速、兄夫婦のマンションに泊まることにした。沈皓明はお邪魔虫の沈皓辰に呆れながらも、久しぶりに家族の幸せな時間をかみしめる。しかしその頃、スティーブが沈皓明のロンドン留学について調査を始めていた。「キーワードは子供だ」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第27話復縁を目前にしながら再び許妍(シューイェン)の信用を失ってしまった沈皓明(シェンハオミン)。秘書の陳霖(チェンリン)は鬱々としている沈皓明を心配し、今年も古北(コホク)鎮を訪ねてはどうかと勧めた。「気分転換も必要です、ちょうど民俗祭りの開催中で賑わっています」沈皓明は仕事が山積みだと一蹴したが、″草木染め″があると聞くや急に仕事をキャンセルした。一方、許妍も第3弾の販売に向け慌ただしい毎日を送っていた。喬琳(チァオリン)はサインをもらいに来たついでに、古北鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)から催促の電話があったと知らせる。「いつ来られるのかって」「はっ!…忘れてた」すると喬琳は視察ついでに気分転換できると勧めた。古北鎮に到着した許妍は張主任の案内で滞在先まで歩きながら街の風景を楽しんだ。その時、偶然、手作りの凧の店からリュウゼツランの凧を乗せたスクーターが走り去る姿を目撃する。許妍はどこか見覚えのある後ろ姿をしばし眺めていたが、張主任に促されて宿へ向かった。許妍も宿のスクーターを借りて早速、″永順(ヨンシュン)草木染め工房″に駆けつけた。一通り説明を受けてからいよいよ実践、というところで思いがけず沈皓明がやって来る。気まずいながらも他人のふりをして草木染めを学ぶ許妍と沈皓明。許妍は純粋に草木染めを楽しんだが、ふと沈皓明の存在を思い出して笑顔を消した。許妍が染めたワンピースが乾いた。初めてにしては綺麗に染まった龍膏煙紫(リュウコウエンシ)色に大満足の許妍。しかしいつの間にか沈皓明の姿は消えていた。宿に戻った許妍はスクーターを部屋の裏門に止めた。その時、驚いたことに隣の部屋から沈皓明が現れる。沈皓明は偶然だと訴えたが、許妍はまた何か企んでいると疑い、思わず自分の視界から消えろと言ってしまう。許妍が怒って部屋に入ると喬琳から連絡が来た。「ハオミンが隣の部屋なの」「あなたに会いに行ったのね、信じられない粘り強さだわ~ふふ」「それでも姐なの?私は利用されたのよ?」しかし喬琳は沈皓明のおかげで妍衣坊(イエンイーファン)が救われたのも事実だと言った。「まだ彼のことを忘れられないんでしょう?私は良い人だと思う だってあなたに何度、拒まれようと他に目移りしていないもん」喬琳が残業していると林涛(リンタオ)がやって来た。実は帳簿を確認したところ残高が100万元ほど不足しているという。喬琳は工場へ追加発注をした時、急がせるため前金を増やしたことを思い出した。事情が分かった林涛は処理しておくと安心させたが、そこへ喬琳が残業だと聞いた于一鳴(ユーイーミン)が現れる。「残業に付き合おうと思って」すると林涛は忙しい喬琳を気遣い、今日は仕事を上がって先生と食事に行くよう勧めた。「ありがとう、じゃあPCをオフにしておいて!」翌日、宿を引き払い、草木染め工房にも顔を見せなかった沈皓明。いささか拍子抜けした許妍は工房の帰り、手作りの凧の店をのぞいた。やはりリュウゼツランの凧を買ったのは沈皓明だと分かったが、店主は沈皓明と長年の友人だという。「観光案内所やレストランは金達(ジンダー)が建ててくれたんだ でも当初、彼は普通の観光客のふりをしていた、あとから金達の人だと分かってね 今回は鎮で一番有名な草木染めの工房で技を盗んでるよ」「…私もリュウゼツランの凧を特注でお願いします」一方、許妍に追い払われた沈皓明は陳霖に頼んでキャンピングカーを準備、人気のない場所に隠れていた。宿に戻った許妍は偶然、すれ違った客の話から演舞台で芝居の練習があると耳にした。演目が″鍘美案(サツビアン)″だと知った許妍はふと興味が湧き、スクーターで夜の町へ向かう。すると驚いたことに妻を捨てた男・陳世美(チンセイビ)を演じるのは沈皓明だった。リハーサルに参加していた沈皓明は時代に合わせてセリフを変えたいと提案した。張主任はならばいっそのこと陳世美が妻を追いかける話にしようと思いつく。その時、沈皓明は舞台を眺めている許妍を発見、まだ練習の途中だというのに逃げ出した。「なぜ私を避けているの?私が怖い?」スクーターの許妍はすぐ沈皓明に追いついた。「なら帰ったら?」「まだ草木染めを学び終えていない」実は沈皓明は許妍が草木染めに興味があると知り、いつか役に立てるよう先に学びたかったという。「それに君の質問(@どういう人なの?)の答えもここなら見つかる気がして…」「だったら探したら?隠れないで」沈皓明へのわだかまりが解け、翌日は一緒に草木染めの講義に出かけた許妍。展示されている地元の職人の作品は全て興味深かったが、中でも許妍が心惹かれたのは蠟纈(ロウケツ)染めのだった。「でもこれだけなぜ写真なんですか?」「実物を借りることができなくて… 職人がミャオ族の集落で暮らしたことがあって、あちらの技術を持ち帰ったの」許妍は瑶瑶(ヤオヤオ)がこの作品を気にいると確信、職人に会って作品の使用許可が欲しいと頼んだ。しかし職人は3年前に創作を辞め、その時に展示品も回収されてしまったという。すると沈皓明がその作品を作った初(チュー)大師と知り合いだと教えた。沈皓明と初大師の出会いは数年間、金達が古北鎮で開いた慈善イベントだった。そこで沈皓明が初大師を紹介してくれることになったが、蠟纈染めの話になると初大師は途端に頑なに断り、2人を追い返してしまう。許妍は急に仕事の話を持ち出した自分が悪かったと反省した。しかし沈皓明は庭にまだ染め物の道具や原料があったことから、原因は他にあると気づく。「情報通に聞いてみよう」沈皓明と許妍は山頂のカフェの店主から初大師の事情を聞いた。初大師は3年前に離婚、それ以来、スランプに陥ったという。「染める人がいなくなったからよ」当時は初大師が絵を描き、藍色染めが上手い初師娘が染めていた。初師娘はミャオ族で、染色を学びに来た初大師と出会い結婚、故郷を離れて古北鎮へ来たという。「妻は夫が時代遅れだと感じ、夫は甲斐性がなく嫌われたと思い込む 不満を抱えたまま一緒に暮らすことができず、すっぱり離婚したの」一方、妍衣坊では許妍の留守を守ろうと無理をした喬琳が体調を崩していた。林涛は少しでも負担を減らそうと銀行の融資を提案、すると喬琳が高熱だと分かり、慌てて病院へ連れて行く。すると喬琳は携帯を忘れたことに気づき、林涛に届けて欲しいと頼んだ。林涛は喬琳を自宅まで送り届けて会社に戻ったが、その時、ちょうど喬琳の携帯に于一鳴から連絡が入る。そこで林涛は事情を説明し、マンションの下で待っていると伝えた。于一鳴が慌ててマンションへ戻ると、林涛が待っていた。すると林涛は喬琳の携帯を渡し、あくまで同僚として送って来ただけだと釈明する。「…林涛、助かったよ」翌日、許妍は沈皓明と一緒に改めて初大師を訪ねた。そこで求める藍色に染めるには初師娘が必要なはずだと訴えたが、怒った初大師に追い返されてしまう。初大師の説得に失敗した許妍と沈皓明。沈皓明は初大師が藍色やスランプを口実にしているだけで、ずっと師娘を恋しがっていると分かった。「僕は大師の気持ちが分かる、以前の僕と重なって見えるんだ 僕は自信過剰で、相手に対し強い支配欲を持っていた 大師も同じだ、変化を嫌がるのは不安を感じるから そこで周りを従わせようとする 離婚の原因は自分の殻を破って時代に合わせるのが怖くて逃げたからだ」「あなたは?支配欲は治った?」「治療中だ」古北鎮は沈皓明と沈皓辰(シェンハオチェン)の思い出の場所だった。沈皓明が古北鎮に初めて来たのは沈皓辰が4歳の時だという。「幼稚園に行きたくないと言った日、連れて行くふりをしてここまで来たんだ」それ以来、夏になると2人で遊びに来るようになったという。沈皓明が古北鎮に投資しているのは金儲けではなく、より良い環境にするためだった。「皓辰はあなたが好きよ、いい父親だわ」2人は川沿いの遊歩道を歩きながら、自然と打ち解けていった。つづく
2026.07.10
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第23話朝賀の場で突然、燕遅(エンチー)を駙馬にしたいと言い出した北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)。実は以前、朔西(サクセイ)で西戎(セイジュウ)に捕まった時、燕遅に助けられ、北代まで護送してもらったことがあった。元蕪は燕遅との再会に胸を躍らせたが、燕遅は素っ気ない。「当時は少年兵だと思い、道すがら護送したまで、公主と知っていれば慎重に対応を… 私が妻に迎えるのは愛する者のみ、どちらにせよ騎射であなたは私に勝てぬ」けんもほろろでとりつく島もない燕遅、宴の場で恥をかかされた元蕪は激怒したが、咄嗟に弟が席まで連れ戻した。すると皇太子・燕徹(エンテツ)がその場を和ませるため、客人を行楽に連れて行きたいと提案する。これを好機と見た成(セイ)王・燕麒(エンキ)は皇太子の案に賛成し、皇帝も許可した。燕遅は秦莞(シンワン)に釈明しようと門で待っていた。しかし秦莞は燕遅を無視して馬車に乗ってしまう。燕遅は焦って追いかけようとしたが、岳凝(ガクギョウ)に止められた。「馬車には忠勇(チュウユウ)侯夫人と秦朝羽(シンチョウウ)が乗っているのよ?」その夜、燕遅はこっそり秦莞を呼び出し、湖まで足を伸ばした。美しい月夜のもと舟で漕ぎ出す2人、やがて灯火のゆらめく小島に到着する。「素敵ね」「君のために用意したんだ…莞児、私は愛する者しか娶らぬ、私が愛するのは君だけだ」2人は愛を確かめ合い、口づけを交わした。一方、燕遅を諦めきれない元蕪は睿(エイ)王府で待ち伏せしていた。やがて蹄の音を聞いて馬車を飛び出したが、思いがけず親密そうな燕遅と秦莞の姿を目撃してしまう。「あの女…この手で始末してやる!」燕遅は睿王府の前で秦莞と馬を降りた。父王は自分など到底およばない軍神で、実は皇太子候補だったという。しかし父王は帝位を望まず権力闘争を避けて朔西に退き、燕淮(エンワイ)が即位していた。母妃の死後、父王は都へ戻らなくなり、管理する者がいない睿王府は荒廃する一方だという。「父王にとって私は陛下を安心させる人質 だが父王は知らぬ、予測不能な朝廷こそが真の戦場だと 辺境にいる間に朔西軍も睿王府も滅ぼされるだろう」燕遅が都へ戻った理由はこの事態を好転させ、朔西軍の活路を開くことだった。「君には知ってほしい、私の生活も睿王府と同様にすさんでいるのだと…」「私がそばにいるわ」すると燕遅は秦莞を抱きしめた。「君がいるから帰京した意味がある」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw翌日、秦莞は伯母から客人に酒を届けるよう頼まれ、離れの書斎へ向かった。客人が皇太子だと知った秦莞は伯母の思惑に気づいて失笑、酒を置いて早々に引き上げることにする。しかし皇太子は秦莞が自分の気を引くために下策を用いたと誤解し、もし東宮なら罰せられると糾弾した。その時、何も知らずに秦述(シンジュツ)がやって来る。「どうかしましたか?殿下」「例の凄腕の検視人はどうした?来ないのなら帰るぞ?!」「…ここにおりますが」実は事件を解決して自分を助けてくれたのは他でもない秦莞だった。捜査の時は身分を隠すため男装させていたが、鄭(テイ)府尹も承知しているという。「ではあの酒は…」「伯母が接客中ゆえ、お酒を届けるよう頼まれました、では私は太后の治療がありますので」秦朝羽は母をかばい、秦莞に酒を運ばせたのは自分の計画だったと認めた。「妃選びの前に面倒事が起きぬよう九妹妹の心を試したのです」「この愚か者め!」秦述は思わず手をあげそうになったが、咄嗟に秦琰(シンエン)が割って入った。「大局に影響するところだった、お前は知らぬが太子は…」「炎児…」秦述は息子の言葉を遮り、今日の浅はかな行動が皇后の耳に入れば皇太子妃には選ばれないと警告した。「侯爺!どうかご内密に…」「娘が天下の母となる日を望むなら、2度と無知で愚かな真似をさせるな!」一方、燕遅は年賀のため燕離(エンリー)と一緒に義(ギ)王妃を訪ねた。義王妃は顔を見せてくれなかったが、侍女からお揃いの数珠を受け取る。「夫人は今後も兄弟同然に心を通わせて欲しいと…」燕離は母の意図が分からないとぼやいたが、燕遅は問題児の燕離を心配しているだけだとごまかした。…年始なのに夫人の言葉には不吉な含みがある…秦莞が参内すると福寧(フクネイ)宮に皇帝たちの姿があった。床を離れ、すっかり元気になった皇太后。喜んだ皇帝は秦莞にどんな褒美がいいか尋ねたが、秦莞は財物など必要ないと辞退する。「ただご温情を賜りたく、永寧(エイネイ)郡主も明日の行楽に参加させてください」「奇遇にも同じことを頼まれたところだ」すると門外で控えていた燕遅が岳凝と燕離を連れて入ってきた。そこには幼い九皇子・燕綏(エンスイ)の姿もあったが、燕綏はどこか怯えた様子で陳(チン)嬷嬷の背後に隠れてしまう。皇帝は秦莞と燕遅の願いを聞き届け、岳凝の行楽への参加を認めた。「離児も同じ提案をしていたな?護衛を兼ねて同行しろ 七郎は行かなくて良い、また北代公主が騒ぐと面倒だ、あとで紫宸(シシン)殿に来い」すると皇帝たちは福寧宮をあとにした。岳凝と燕離は燕綏を連れて遊びに出かけた。実は九皇子は殺された瑾(キン)妃の息子で、事件当日、含光(ガンコウ)殿にいたという。かつては腕白だった燕綏、しかし母が殺されてから口がきけなくなっていた。皇太后は燕遅に燕綏を気にかけてやって欲しいと頼み、自分が倒れたことは睿王に伝えないで欲しいという。「小七、都に留まるなら陛下に尽くしなさい、ここ数年、苦労が絶えないの」「承知しました」皇帝に呼ばれたものの秦莞と離れ難い燕遅。そんな燕遅の様子を見た皇太后は2人の仲にすぐ勘づいた。皆に口利きを頼んでおいたおかげで岳凝は希望通り燕離と一緒に行楽へ同行、賓客たちと南苑にやって来た。皇太子は諸国の皇子たちに美しい梅の鑑賞を勧めたが、退屈なら比武に向けて騎射で駆け回るのも一興だという。一方、秦莞は皇太后の診察を終え、門を出たところだった。すると元蕪公主の侍女に引き止められ、落馬した公主を助けて欲しいと泣き付かれてしまう。「尊いお体を男に診せることはできません!」「…私が信じると思う?」秦莞は罠だと見抜いて無視したが、侍女に脅された。「この件は両国の外交に関わります 公主に万一があればあなたたちの太子殿下と少帥が責任を問われるのでは?」秦莞は仕方なく護衛を連れて南苑に入った。すると待ち伏せしていた元蕪が笛を吹いて馬を暴れさせ、秦莞は振り落とされてしまう。つづく( ゚ロ゚)!! 九皇子は犯人を知ってる?皇帝を見て怯えてたけどそういうこと???
2026.07.07
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第22話皇太后が危篤だと聞いて参賀どころではない皇帝。そこで燕遅(エンチー)はまず皇太后を見舞い、それから正華(セイカ)門へ向かうよう進言した。秦莞(シンワン)は機を見て皇太后を助けようと考えていたが、その時、秦家を妬む忠国侯の娘・馮沈碧(フウシンヘキ)がすかさず公主・燕秦(エンシン)に″小医仙″を薦めるよう入れ知恵する。驚いた秦朝羽(シンチョウウ)は口を慎めと諌めたが言い争いとなり、結局、皇帝の耳に入ってしまう。皇后と忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は若輩の秦莞には荷が重過ぎると反対し、太医に任せるよう訴えた。しかし燕遅から確かに秦莞は大長公主を救ったと聞き、皇帝は秦莞も連れて行くと決める。「皇后と太子は先に正華門へ行っておれ」福寧(フクネイ)宮ではすでに太医たちが匙を投げていた。最後の望みを秦莞にかけるしかない皇帝。早速、診察した秦莞は倒れる前の皇太后の症状を見事に言い当て、陳(チン)嬷嬷を驚かせた。どうやら皇太后は脳への血流が滞ったせいで昏睡しているという。「倒れて一時以内ならまだ間に合います、民女に治療させてください」皇帝は無能な太医に激怒した。しかし秦莞は慎重過ぎただけで太医の処置は正しかったとかばう。燕遅は口答えしないよう密かに合図したが、秦莞を止めることはできなかった。「陛下、医師でも治せぬ病があります、過剰に責めれば余計に保身に走るかと…」燕遅は秦莞の直言に肝を冷やしたが、皇帝は太医を見逃してくれた。「九娘のとりなしを無駄にするでないぞ?」すると皇帝は秦莞に治療を一任し、正華門へ向かった。秦莞は薬王谷の金針八法で皇太后を危機から救った。やがて参賀を済ませた皇帝が駆けつけ、息を吹き返した母后の姿に目を潤ませる。外で待っていた皇后たちは皇太后の無事を聞いて喜んだが、内心では秦莞の功績に戸惑い、それぞれの思惑が交錯した。皇帝は秦莞が皇太后の治療で参内できるよう玉佩を授けて退出させた。「七郎、送ってやれ」帰りの馬車の中、秦莞はふざけて皇太后を救った褒美が欲しいと手を出した。すると燕遅は肌身離さず持っていた母の形見の玉を贈る。「何て書いてあるの?」「″守心″だ、父親が母親に贈った愛の証し、そして君を守りたいという私の真心だ」喜んだ秦莞はお返しに燕遅に口づけした。「荊州であなたを狙ったのは都にいる誰かなのよね?…太子も成(セイ)王も怪しそう」「心配するな、私が何とかする、それより君も陛下のお気に入りになったんだ 素(ソ)貴妃と皇后の争いに巻き込まれぬようにな」「何か事件を捜査させてもらえる?検視人なら妃から妬みを買わずに済むわ」「それなら皇子からも狙われなくなる、妙策だ」皇太子は父皇の信頼を得た秦莞に興味を持った。しかし母后から後ろ盾がない秦莞では意味がないと釘を刺され、気に入ったのなら嬪に迎えればいいと言われてしまう。「ならなぜ太子妃の決定を先延ばしに?秦家が待ちわびています」「すぐに太子妃にしては秦家が恩義を感じないわ、もう休みなさい」皇后は自分の息子ながら落胆した。…燕遅の幾分かでも手腕があればよかったものを…一方、成王・燕麒(エンキ)は愚かな企みばかりしている馮沈碧に呆れていた。素貴妃はそもそも燕麒が忠国公を嫌うせいで馮沈碧が皇太子妃の座を争うはめになったと嘆く。「太子になりたいのなら忠国公に協力しなさい、そこまで沈碧を嫌わなくても(ボソッ はっ!まさか九娘を見初めたの?!」「ふん!私に釣り合う者などいない!」翌朝、忠勇侯府の九娘子に皇帝と皇后から褒美が届いた。夜更けに戻ってきた秦莞はまだ眠っていたが、秦霜(シンソウ)と茯苓(フーリン)は楽しそうに豪華な装飾品を眺めている。すると秦湘(シンショウ)が激しい嫉妬から暴言を吐いた。「九妹妹も出世したものね~″鳳凰″になる日も間近かも」しかし運悪く秦述たちに聞かれ、罰として書写を命じられてしまう。秦朝羽は五姐を早めに嫁がせるよう提案した。秦述も確かに災いを及ぼす前に片付けろと言ったが、胡(コ)氏は秦湘より皇帝の覚えがめでたい秦莞を警戒する。( ゚д゚)<1箱全部、真珠?羽児にくれたっていいのに…すると秦述は秦朝羽と秦莞は別の道を行くと諭した。「羽児を必ずや太子妃にしてみせる」ゆっくり休んだ秦莞は茯苓に留守を任せて皇太后の診察に出かけることにした。すると中庭に出た時、偶然、胡氏と秦朝羽の話を耳にする。「父親は九娘を燕遅に嫁がせるつもりよ、早く嫁がせてしまえば後顧の憂いはなくなる」「でも燕遅ほどの位なら引く手数多では?」しかし胡氏は睿(エイ)王府に縁談を持ちかける者などいないと否定した。「睿王妃は睿王に毒殺されたとの噂があるの」「睿王妃は難産のために亡くなったのでは?」「それはあくまで建前よ、燕遅は睿王の実子ではない だから妻を殺し、外聞のため息子だけ生かしたとか これが公になれば燕遅は無爵よ、だから誰も娘を嫁がせないの」秦莞は誰かが悪意ある噂で睿王と燕遅を離間させ、朔西(サクセイ)軍を内部から崩壊させるつもりだと疑った。…一体、誰がこんな悪辣な罠を仕掛けたのかしら道は険しいけれど、燕遅、今度は私があなたを守る番よ…皇太后は危険な状態を脱した。喜んだ皇帝は皇太后の療養も秦莞に任せ、回復した暁には大功として必ず報いると約束する。「今日は宮中で各国の使節を招いた宴がある、そなたも秦児や凝児と同じ席に」そこで皇后は公主がまだ袖を通していない礼服を秦莞に貸すことにした。新年の朝賀では皇太子と成王の立場が逆転、皇后も堂々とした息子の姿に目を細めた。すでに秦莞の噂も広まっているのか、早速、挨拶してくれる令嬢もいる。面白くない馮沈碧は聞こえよがしに秦莞がわずか2度目の宮中で公主と同列だと言った。しかし燕秦の態度は一変、皇祖母の恩人なら当然だとあしらう。その時、家宴には顔を出さなかった燕離(エンリー)が現れた。岳凝は喜んで手招きしたが、燕離は周囲の目が気になって諦めてしまう。「なぜ来ないのかしら?」「燕遅と同じよ、高い身分なのに都で苦労している 都に来て私も2人の苦労をようやく理解したわ」崇明(スウメイ)殿に北代(ホクダイ)と西寒(セイカン)の使者が到着した。両国は犬猿の仲、北代皇太子・元弘(ゲンコウ)たちと西寒三皇子・劉贇(リュウイン)は互いに牽制しながら皇帝に拝謁する。皇子たちは五公主との縁談を望み、どちらも贈り物を用意していた。元弘は北代の蒼羽(ソウウ)山脈で取れた見事な紅玉、片や劉贇は意外な贈り物を見せる。「この雪狐(セッコ)は霊獣です 公主殿下がこの鈴を3日間、身につければ雪狐は唯一の主人と認めて懐きます」燕秦は可愛い雪狐をひと目で気に入り、早速、鈴をつけてあやしてみた。すると雪狐は鈴の音に反応し、公主に近づく。「父皇、母后、この狐狸が欲しい!」皇帝は10日後に南苑(ナンエン)で騎射の腕比べを行うと宣言した。そこで燕遅に両皇子の補佐を務めるよう命じる。すると北代公主・元蕪(ゲンブ)が優勝者には褒美があるか聞いた。「もちろんだ」皇帝の答えを聞いた元蕪は御前に出ると、自分が勝ったら燕少帥を駙馬(フバ)にするという。つづく( ˙꒳˙ )急に普通の宮廷ものに?w
2026.07.06
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第21話都を震撼させる連続殺人事件。秦莞(シンワン)の検視で糸口をつかんだ燕遅(エンチー)は捜査を急ぐことにしたが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)の配下に監視されていた。成王の狙いは恐らく秦莞、被害者の衣の紛失も成王の仕業に違いない。そこで燕遅は展(テン)捕頭に魚商探しを任せ、秦莞を連れて馬車に乗り込んだ。燕遅は忠勇(チュウユウ)侯が太子を助けるために秦莞を政権争いに巻き込んだと憤った。しかし秦莞は構わないという。「被害者や晋(シン)王、父親の無念を晴らすためにも介入するわ」「警戒は怠るな、陛下に話を通したゆえ君も警部の案件を扱える」やがて2人を乗せた馬車は義(ギ)王府に到着した。義王のいない王府は閑散としていた。すると前庭の長椅子でうつらうつらしている燕離(エンリー)を見つける。燕遅は燕離に成王の配下を追い払うよう頼み、その間に秦莞を連れて義王妃への挨拶に向かった。燕遅との1年ぶりの再会を喜ぶ義王妃。記念に自分のかんざしを外して秦莞に贈り、可能なら早く都を離れるよう助言して写経へ戻ってしまう。義王府からの帰り道、秦莞はかんざしが義王から王妃への愛の証しだと気づいた。「なぜ息子の燕離ではなく私に?」「20年前に謀反を企てた四川宣撫使(シセンセンブシ)・傅成業(フセイギョウ)を知っているか?」実は義王妃は傅成業の妹だった。義王は生前、傅成業に仕えていた恭(キョウ)州観察使・厳涵(ゲンカン)のことだった。志願兵でありながら戦功により重用された厳涵。ある日、傅府を訪ねた時に偶然、傅成業の妹と出くわし、2人は互いに惹かれ合って結婚したという。しかし幸せな夫婦生活は長くは続かなかった。厳涵は傅成業の謀反を察し、身重の夫人を出産の名目で帰郷させてから都へ知らせに向かったという。すると出兵した皇太子が風来嶺(フウライレイ)で奇襲に遭ったと分かり、急遽、駆けつけた。厳涵は傅成業を刺し殺し、火攻めから皇太子を救い出した。やがて援軍が到着した時には、深手を負った皇太子を守るように全身が焼けただれた厳涵が立ったまま絶命していたという。厳涵の忠義に感銘を受けた燕淮(エンワイ)は即位後、義王の称号を追贈し、遺児の燕離を養子にして国姓を授けた。「ゆえに都の権力者は燕離を皇族だと認めていない 夫人は幼かった燕離のため自死を選ばず、封賞も辞退して隠居した 幸い燕離は皇祖母に可愛がられ、宮中で不当な扱いは受けていない 夫人がかんざしをくれたのは私たちに希望を託したからだろう」秦莞は燕遅が燕離の母をなぜ王妃ではなく″夫人″と呼ぶのか、その悲しい理由を知った。(๑•̀ㅂ•́)و✧<私はあなたが殺されても死なない、必ず下手人を捕らえて法で裁く(;・・)<その言葉を聞いて……とても……安心したよ?(੭*ˊ꒳ˋ)੭<あなたが死んでも私は強く生きて行くっ!(´・ω・)<そうか…だが私は君より先に死なない( ˙꒳˙ ) キョトン成王の妨害を警戒し、尾行をまいて衙門に戻った燕遅と秦莞。遺体発見現場はバラバラだったが、燕遅は地図を使って殺害場所を絞って行く。「人目を避けて遺体を捨てに行き、戻って来られる距離か 遺体の運搬に押し車は使えぬ、成人を背負って一時で5里以上歩くのは困難だ」そこで燕遅は遺体発見現場に画鋲を刺して紐を引っ掛け、半径5里の円を描いた。「3つの円が重なった地域に犯行現場があるはずだ」燕遅は展捕頭が調べた魚粥の露店へ聞き込みに出かけた。一方、秦莞は鄭府尹と一緒に義荘へ戻ったが、3体の遺体がすでに埋葬されてしまったと知る。「鄭府尹が運び出すよう命じたのでは?」「私は知らぬ!」方伯(ホウハク)の話では遺体を引き取ったのは展捕吏と一緒に遺体を運び込んだ役人だった。「また成王ね…衙門へ戻り殿下を待ちましょう」燕遅は展捕吏と一緒に西市で評判の魚粥の露店を訪ねた。すると給仕の男が腰に真っ赤な巾着を下げていることに気づく。「何か祝い事でもあるのか?」「これは先日、食べに来た若い娘さんの忘れ物なんです」娘の服装を覚えているか尋ねたところ、ありふれた葛布(クズフ)の布だったという。被害者と同じだと気づいた燕遅は巾着を確認、すると中から花嫁衣装の仕立書が出て来た。「…受取日は失踪した日だ」その頃、錦衣(キンイ)閣ではある女子が花嫁衣装を受け取りに来ていた。衙門へ戻った燕遅は秦莞と合流、仕立書を観察した鄭府尹が印章から錦衣閣を特定した。白楓と展捕頭たちが急ぎ捕縛へ向かったが、秦莞は物証がなければ成王が難癖をつけるかもしれないと心配する。そこで燕遅は鄭府尹に皇帝への奏状を書くよう頼んだ。こうして迎えた大晦日の宮宴。秦莞も岳凝(ガクギョウ)と一緒に招かれたが、早速、前の席で貴人が揉め始める。すると岳凝が呆気に取られている秦莞に事情を説明した。「首座は皇后の嫡女である公主・燕秦(エンシン) 隣は馮沈碧(フウシンヘキ)、父親が忠国公で素(ソ)貴妃の側近なの あの2人は宿敵同士だけど、秦朝羽(シンチョウウ)が現れた途端、徒党を組むわよ?」秦莞は馮沈碧も太子妃の座を狙っているのだと分かった。「宮宴は素貴妃が仕切り皇后は無関係、どちらが優勢かは明白ね 母親が優勢だから成王が太子を圧倒している 秦家が宮中に娘を嫁がせようとすれば妨害に遭うでしょうね」その時、秦朝羽が母と一緒にやって来た。秦莞が自分たちの前の席だと気づいて面白くない胡(コ)氏、しかし岳凝は本来なら夫人は末席だが、秦朝羽が皇后のお気に入りのため中央に座れるのだと耳打ちした。宮宴が始まった。連続殺人事件の続報が届かず気が気でない皇太子、すると遅れて燕遅がやって来る。燕遅の顔を見た秦莞は無事に解決したと確信したが、何も知らない成王は配下に合図を送った。宋(ソウ)卿は宴席の場だというのにわざわざ御前に出て連続殺人事件について奏上した。「今日が期限ゆえ太子殿下に捜査状況をご明示いただきたく…」皇太子は仕方なく御前にひざまずき、解決間近だとごまかした。しかし皇帝から詳しい説明を求められ口ごもってしまう。成王は思わずほくそ笑んだが、その時、燕遅が皇太子に倣っていひざまずき、奏状を提出した。「連続殺人事件は解決に至りました 太子殿下の命により家宴での報告を控えていた次第です」(´-`).。oO(ホッ錦衣閣へ踏み込んだ白楓たちは裁縫師を捕らえ、危うく4人目の被害者になるところだった娘を救っていた。下手人は母親から虐待されて育ち、心を病んでいたという。妓女だった母親は息子では役に立たないと罵倒しては下手人を女装させ、娘が生まれてこなかった不運を嘆いていた。成王の企みは失敗に終わった。皇太子は面目躍如、検視人を推挙した忠勇侯も皇帝から労われ、秦朝羽も鼻が高い。そこで燕遅は皇帝に鄭府尹から預かった謝罪文を提出した。「何?!死者の着衣紛失と遺体の損壊だと?!」皇帝は激怒、証拠を隠滅して捜査を妨げた者を捕らえるよう燕遅に命じた。すると皇帝に睨まれた成王は思わずうつむいてしまう。「太子は的確に事を処理し、気遣いもできる やはり新春は平穏無事であることが最善だろう」一方、体調がすぐれず宮宴を欠席した皇太后は激しい咳による胸の痛みに苦しんでいた。陳(チン)嬷嬷は太医を呼ぶことにしたが、皇太后は大晦日に皇帝を驚かせたくないという。燕遅は崇明(スウメイ)殿の前で剣舞を奉納、これで最後の儀式が終わった。喜んだ皇帝は約束通り燕遅を刑部侍郎に任じ、民と共に新年を祝うため皇后と一緒に正華(セイカ)門へ向かうことにする。しかしそこへ皇太后が急病だとの知らせが届いた。太医はすでに福寧(フクネイ)宮に詰めているが、皇太后が薬を飲めずに危篤状態だという。驚いた皇帝は輿を呼んだ。すると皇后の目配せに気づいた秦述がひざまずき、新春の折に皇帝が姿を見せなければ民が動揺すると諫言する。「国事を優先すべきです!」つづく( ๑≧ꇴ≦)あらやだ、皇太子=裁縫師かと思ってたwwwww
2026.07.05
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第20話晴娘(セイジョウ)こと清嬛(セイケン)との面会を終えて府署を出た秦莞(シンワン)。門の前では燕遅(エンチー)が待っていた。「私に医術と検視の腕がなかったら晴娘と同じように復讐のため、人を殺めていたかも」「違う、晴娘は因果応報を求めたが、君の望みは天下無冤 どんなに恨んでいても人は殺さない」秦莞は燕遅の言葉に慰められ、せめて晴娘が温情により減刑されることを願った。龐宜文(ホウギブン)は父の連座で連行され、私財も没収された。秦莞は龐(ホウ)夫人たちの行く末を案じたが、持参金が戻り、客桟で商いを続けて行けるという。こうして豫(ヨ)州に別れを告げ、都へ出発した秦琰(シンエン)一行。すると秦莞はあらかじめ燕遅に都では自分と距離を置くよう頼んだ。秦琰が命がけで自分を救う燕遅を見ていたはず、忠勇(チュウユウ)侯が知れば自分を餌に燕遅を皇太子側に引き込もうとするだろう。「人前では私をあくまで参謀として扱って」「君が望むならそうする、ただ私の参謀に誰も手出しさせぬ」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw一方、盛安(セイアン)では皇太子・燕徹(エンテツ)が都を騒がせている連続殺人事件に頭を悩ませていた。皇帝から年内に解決するよう命じられたが、あと数日ではどうにもならない。燕徹の失脚を虎視眈々と狙う成(セイ)王・燕麒(エンキ)。焦った皇太子は誰かを下手人に仕立てるよう命じたが、京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)は反対した。すると忠勇侯・秦述(シンジュツ)が救いの手を差し伸べる。「殿下、推挙したい者がおります ただその者は役人ではなく特別な身分のため、秘密裏に進めたく…」秦莞たちは忠勇侯府に暖かく迎えられた。すると昼餉が終わる頃、参内していた嫡女の八娘子・秦朝羽(シンチョウウ)が帰ってくる。都育ちの朝羽は洗練された美人で皇太子妃の有力候補だったが、未だ内定がもらえず、母の胡(コ)氏は気を揉んでいた。秦述は初対面の秦莞に好印象を持った。しかし問題を起こした三房の娘・秦湘(シンショウ)と秦霜(シンソウ)を警戒、秦琰に目を離さぬよう命じる。「秦安(シンアン)の事件は国中を震撼させた 太子の取り成しのおかげで家長の責任を問われずに済んだが… 忠勇侯府の醜聞は2度と許されぬ」「分かりました、では燕遅と九妹妹の件は?」「睿(エイ)王父子は政争に加わらず中立を保ち、太子とも一線を引いている ましてや燕遅の身分では婚姻を結ぶにも陛下の許可が必要となる 我らが介入すれば陛下に疑いを抱かせるであろう 入城の際、燕遅が別行動だったのは九娘との関係を隠すため、しばらくは様子見だ」秦述はすでに皇太子に秦莞を推挙したと教え、今回の厄介事を解決できれば東宮と忠勇侯府はより親密になると期待した。「九娘の未来は朝羽に引けを取らぬやも…」「父親は九妹妹を太子の嬪にすると?ですが羽児は一途に…」「爵位を継げなくてもいいのか?!大功を立てねば勲貴の爵位は世襲できぬ 父はもう吏部尚書の勤めで精一杯、太子の即位を助けてお前がこの家を守り抜け!」「必ず成し遂げます」秦述は早速、秦莞を書斎へ呼んだ。そこでわずかながら秦良(シンリョウ)が残した財産を九娘に返し、本題に入る。「一つ頼みがある、最近、都で女子が殺められる事件が続いている 私の独断でお前を府尹に推挙しておいた、官府に力を貸してくれないか?」忠勇侯からの申し出は沈莞(シンワン)にとって渡りに船だった。「莞児、民の安寧のため是非、お手伝いしたく存じます」その頃、成王は皇太子の側近である忠勇侯を警戒、見張りを命じていた。一方、帰京した燕遅は参内し、大周(シュウ)皇帝・燕淮(エンワイ)と碁に興じていた。相変わらず歯に衣着せぬ物言いの燕遅に失笑する皇帝、そこで本気で刑部に入るのかと尋ねる。「刑部で成果をあげます、才ある者を登用できるよう私を高位に据えてください 父王への言い訳にもなります」「朕を父子の争いに巻き込むつもりか?」皇帝は笑いながら希望を叶えると約束した。翌朝、男装した秦莞は秦琰の案内で義荘に到着した。鄭府尹と初検を担当した熟練検視人・方伯(ホウハク)が立ち会いのもと、秦莞は捕頭・展楊(テンヨウ)の説明を聞きながら遺体を確認する。遺体は3体、いずれも妙齢の娘だった。最初の遺体は一月半前、城南の玉水橋の近くで発見されたという。「橋のそばに階段はありますか?」「めいよー」「殺害現場には階段があるはず、下手人は遺体をここに遺棄しただけです」死者は明らかに首を絞められたことによる窒息死だった。しかし遺体の臀部や足の後ろ側に打撲痕が見られ、死後に階段を引きずられた可能性が高いという。2人目は一月前、城西の廃屋で発見された。城南で働く兄に夕餉を届けたあとに姿を消し、捜索願いが出されて2日後に遺体が見つかったという。当初は別々の事件として捜査していたが、半月前に城外の村に住む3人目が被害に遭った。城内の村から西市(ニシノイチ)へ買い出しに来て殺されたという。すると秦莞は恐ろしい事実に気づいた。「検視記録に記されていない点が1つありました…」実は遺体は3体とも死後に乱暴されていた。「新しい3体目の臓腑から何か見つかるかも、解剖します」成王は逃亡した下僕を探しているという名目で義荘に乗り込んできた。鄭府尹は慌てて止めようとしたが、その時、騒ぎを聞いた秦莞たちも外へ出てくる。秦莞を見た成王は検視を行う重要な場所に部外者がいると鄭府尹を糾弾、すると運良く燕遅が駆けつけた。「四哥、九先生は私の参謀です」「七弟?お前の配下であろうと勝手に入ることは認められぬ」「私は年明けから刑部に入る、九先生は私が陛下の許しを得てお招きしたのです 凄腕の検視人ですよ?」成王は皇太子側についたのかと揶揄したが、燕遅はあくまで公務であり、公私混同すれば皇帝に申し訳が立たないと否定した。仕方なく退散することにした成王。「事の次第が分かったので四哥は帰ろう…行くぞ!ほかを探す! ふん、小賊ごときに天下を覆せるものか」成王は遠回しに秦莞を牽制し、引き上げた。秦莞は検視に戻った。3体目の胃から出たのは蜜柑の種と魚、食事は死亡する一時半前と推定される。しかし都では鮮魚をあまり見かけず、売っていたとしても値段は高価だ。身なりからして娘は庶民、選んだのは西市の安い屋台だろう。すると展捕頭が3人目の被害者の衣服がないことに気づいた。「初検の時、下穿きはありましたか?」「そう言えば上着と内着は確認したが、下穿きは記憶にない」その時、秦莞は下手人が女子の着衣に特殊な嗜好があると気づいた。普通の男は伴侶の衣でさえよく分からないものだが、下手人は被害者の衣を完璧に整えて遺棄している。「それなのに下穿きを忘れるでしょうか?」鄭府尹は展捕吏と方伯に遺体を運んだ者を調べるよう命じた。しかし燕遅は私的な嗜好のため、手がかりにはならないと心配する。すると秦莞がもう一つの証拠を示した。「死者の爪にあった霜焼けの塗り薬です 死者の手に霜焼けはなかった、抵抗した時に下手人の皮膚を引っ掻いたのでしょう」「冬の手仕事で手が荒れたのか… 下手人は塗り薬を買えるだけの稼ぎがあり、手を大事にしている 恐らく緻密な技を要する職人だな」3人を階段がある同じ屋内で殺したのなら独居の可能性が高い。女子の身なりに詳しく、独りでも店を営める職人、秦莞と燕遅は裁縫師だと分かった。ちょうどその頃、錦衣(キンイ)閣という衣装店に独りの娘がやって来た。娘は花嫁衣装を作りたいという。「ではこちらで採寸を…」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
2026.07.05
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第26話コンテストで見事、最優秀ブランド賞を獲得した妍衣坊(イエンイーファン)。貢献した沈皓明(シェンハオミン)も于一鳴(ユーイーミン)と一緒に祝賀会に招かれたが、許妍(シューイェン)と蒋亮(ジアンリアン)の親密な様子に苛立ちを隠せない。そこで于一鳴は喬琳(チァオリン)を送り込み、許妍と蒋亮を引き離してくれた。許妍はようやく沈皓明の席へ向かおうとしたが、蒋亮はわざとダーツを始めようと提案、許妍が最初に投げるよう指名してしまう。「なら僕は帰る」ヘソを曲げた沈皓明はうっかり口を滑らせた。許妍は楽しそうな仲間たちの前で面目が立たず、忙しいなら引き止めないと冷たくあしらってしまう。すると于一鳴は沈皓明を心配して後を追った。喬琳は泥酔した許妍の代わりに皆を送り届けて一息ついた。「落ち込むなら引き止めればよかったでしょう?」「落ち込む?何が?あんな奴、帰ればいいのよ!もうどうだっていい!」強がる妹をなだめ、何とかタクシーを拾った喬琳。一方、于一鳴も酩酊して奇行を繰り返す沈皓明に手を焼いていた。翌朝、許妍と沈皓明は夫婦のベッドで目を覚ました。何が起きたのか悟った2人は呆然、しかし許妍は誰かに見られたわけでもないと冷静になる。その時、廊下から于一鳴と喬琳の声が聞こえた。「起きたか?もう昼だぞ?」「記憶が飛んでるでしょう?何があったか知りたければ服を着て降りて来て!」…于一鳴が沈皓明をマンションに送り届けると、ほどなくして喬琳が許妍を連れて現れた許妍はここが自分の家だと主張し、仕方なく送ってきたというすると許妍と沈皓明は酔って素直になり、互いにまだ愛情があると認めた于一鳴と喬琳はそこで帰ることにしたが、気がつくと2人が水槽の魚を食べようとしたり、気分が盛り上がっていきなり服を脱ぎ始めてしまう慌てた于一鳴と喬琳は夫婦を何とか寝室まで連れて行ったしかし寝室に閉じ込めても大騒ぎが続き、于一鳴と喬琳は心配で帰れなくなったという…于一鳴と喬琳は事の経緯を説明して帰って行った。許妍も仕事があると思い出して帰ることにしたが、沈皓明は朝食を食べていかないかと引き止める。「何が食べたい?」許妍を壁に押し付け顔を近づける沈皓明。その時、思いがけず于嵐(ユーラン)が差し入れを持ってやって来た。于嵐は許妍と沈皓明の復縁を確信し、沈皓辰(シェンハオチェン)の馬術大会での昇級を祝うパーティーを許妍に企画して欲しいと頼んだ。「当日も来てね、ハオチェンが喜ぶわ」「日程を確認します」沈皓明は許妍を車で送ることにした。すると道すがら許妍は会社を助けてくれた巴来金(バラキン)夫人に感謝したいという。沈皓明は早速、明日の6時に食事会をセッティングすると決めた。「場所はあとで送る…でも君は飲まないほうがいい」「ダメなことないわ(クスッ」その時、許妍は燃料計の警告ランプに気づいた。( ˙꒳˙ )<加油(給油よ)(੭*ˊ꒳ˋ)੭<おう!頑張る(加油)!」(´゚艸゚)∴ブッ!<ガソリンの話よ(ㆆㅅㆆ)・・・妍衣坊の受賞で提携先も手の平を返し、第3弾は予定より早く発売できることになった。やはり実力をつけることが正義だと実感する許妍たち。するとコンテストで妍衣坊を知った古北(コホク)鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)が訪ねて来た。「古北鎮の草木染めは無形文化財になっています 御社が手織りの錦を広めたのを見て、我々も草木染めの知名度を高めたくて… 実は古北鎮の宣伝と観光客の呼び込みのため、インフルエンサーを招く計画があります 多くの魅力を掘り起こしたいが、草木染めは御社以外にないと思って」許妍は草木染めに興味があると前向きだったが、まずは学ぶ時間が欲しいという。そこで張主任は招待状を渡し、古北鎮にある草木染めの工房で体験できるよう手配しておくと言った。スティーブがレストランの駐車場に車を停めて待っていると、タクシーから許妍が降りて来た。そこで姿が見えないよう隠れながら許妍に連絡する。「もしもし?」「食事会ですか、許小姐?…沈皓明があなたを呼んだ理由をご存知で?」スティーブは巴来金が金達(ジンダー)に3ヶ月の評価期間を化したと明かし、妍衣坊の危機に尽力したのは許妍を懐柔して離婚させないことだったと暴露した。「すべてはビジネスのためであなたへの愛じゃない」その時、許妍は巴来金夫人から提携候補の全企業に3ヶ月の評価期間があると聞いたことを思い出した。確かに沈皓明が妻への支持を表明したインタビューは多くの共感を集め、金達の株価は連日ストップ高になった。「彼はあなたを助け、巴来金夫妻にアピール、株価高騰で大儲けした 今日の食事会も夫婦円満のふりをして巴来金夫妻に信じ込ませるためです 写真を撮らせるパパラッチまで用意してる これで提携を成功させれば取締役の座も確実だ」「…話は終わり?」「ビジネスでは裏を読むことも必要です(ガチャ」しかし許妍はそのまま店に入って行った。レストランの庭園に確かにパパラッチが潜んでいた。許妍は沈皓明への不信感を拭えなかったが、それでも精一杯の笑顔で食事会に臨む。しかし夫人の隣に座りたいと頼み、沈皓明と距離を取った。食事会は和やかに終わった。許妍は沈皓明と個室の前でにこやかに巴来金夫妻を見送ったが、夫妻の姿が見えなくなると途端によそよそしくなる。「もう帰るわ、演技は終わりよ…3ヶ月の評価期間があるそうね? 提携を勝ち取るために周囲を利用した、あなたらしい、相変わらずね?」「認めるよ、夫人に妍衣坊の服を選ばせたのもインタビューも巴来金に見せるためだ だが今日、君を呼んだのは違う」「でも結局、望み通りの虚像を見せたわ」「虚像?一夜を過ごしたことも嘘だと言うのか?」「ともかく今、言い争うのはまずくない?パパラッチを雇ったでしょう?」すると沈皓明は陳霖(チェンリン)に連絡した。陳霖がパパラッチを連れてやって来た。「写真はすべて削除させました」「分かった、連れて行け」沈皓明はパパラッチが何者か知らないと釈明した。そもそも写真が必要なら陳霖に撮らせればいいだけのこと、人を雇う必要などないという。「分かった、誰かが私たちを利用して提携を邪魔しているのね」許妍は実はスティーブが何度も接触してきたと明かした。「奴はただの手先だ、裏に誰がいるのか分からない」「それはあなたの考えること、恩は返したわ、提携の成功を祈ってる」「僕が見返りを求める人間だと?!」沈皓明が語尾を強めると、許妍も思わず声を荒らげた。「じゃあどういう人なの?!…残念ながら私には分からない でも割り切ったわ、今後は支援の申し出も喜んで受ける、お互い大人だもの 利益を追求するのは当然、これからも利用し合う関係でいましょう? 夫婦でなくなっても友人としてね」つづくε-(•́ω•̀๑)ラブラブのあとは決まって大事件が起こるセオリー
2026.07.03
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第25話取引先の工場長から精算を迫られた許妍(シューイェン)。妍衣坊(イエンイーファン)の品質の良さを誰よりも知る工場長の手のひら返しに許妍は憤り、精算するなら2度と提携しないと言い放った。その時、思いがけず沈皓明(シェンハオミン)が巴来金(バラキン)夫人を連れて現れる。巴来金夫人は妍衣坊を絶賛、クロージングパーティーで妍衣坊のドレスを着たいと言った。許妍は巴来金夫人を連れて試着室へ向かった。そこで沈皓明は喬琳(チァオリン)にも仕事へ戻るよう促し、工場長たちの対応を買って出る。工場長たちは沈皓明と会えたことに感激、巴来金夫人の正体を知るや態度を豹変させた。許妍と沈皓明は会社の前で巴来金夫人の車を見送った。すると許妍は窮地を救ってくれた沈皓明に素直に感謝する。「妍衣坊のことは聞いたよ、君の原則を破る気はないが傍観もできない…これを見て」沈皓明は会社を苦境から救える手段だとして″青嵐(セイラン)杯デザインコンテスト″のサイトを見せた。「影響力の大きいコンテストだ、受賞して発言の機会を得たら会社の理念を広められる」すでに応募は締め切られていたが、実は沈皓明が参加申請を済ませていた。「ありがとう…好意に甘えさせてもらう」コンテストに向けて息を吹き返した妍衣坊。デザイナーの瑶瑶(ヤオヤオ)は素晴らしい作品を完成させ、受賞への期待も高まった。そんな中、財務で問題が発覚する。アシスタントの劉(リウ)はどう処理すれば良いのか分からず、確認しようにも前任の董(ドン)部長は電話を解約し、SNSも削除、蒸発してしまったという。許妍は喬琳に事情を説明し、引き継ぎを手伝ってくれた林涛(リンタオ)に協力を頼めるか聞いた。「気が進まないならいいの」「別にいいわ」喬琳は快諾、すると林涛はすぐオフィスに駆けつけ、問題を全て解決してくれた。そこで許妍と喬琳は転職を考えているなら妍衣坊の財務で働かないかと誘う。林涛は迷惑をかけた自分を受け入れてくれることに感激し、2人の信頼に応えると意気込んだ。こうして空席だった財務部長が決まり、落ち着きを取り戻した妍衣坊。しかし突然、青嵐杯の参加資格取り消しの通知が届いた。青嵐杯運営委員会は炎上している妍衣坊を問題視、コンテストに悪影響が出るとして参加を取り消した。許妍たちは運営に乗り込んだが、まずは汚名返上することが条件だと追い返されてしまう。沈皓明は参加取り消しを喬琳からのメッセージで知った。孫思唯(スンスーウェイ)は沈皓明からオファーを断られでもお構いなし、取材に押しかけた。しかし意外にも沈皓明がインタビューに応じてくれる。「メディアへの露出は少ないと聞いていましたが、今日は機会をいただき光栄です」「最近、妻の会社がトラブルにあったことで僕も学んだんだ 控えめは一種の美徳だが、控えめ過ぎると自らを不利な立場に追い込んでしまう 妻は黙々と実務をこなすタイプで、僕が宣伝をするのも嫌がった でもそんな性格があだとなり、悪意あるものに陥れられた… ご存知のように金達(ジンダー)が開発した住宅は価格競争をしない 弊社の企業理念は使用するレンガ1個から鉄筋1本、砂1粒まで国家基準を満たすこと オーナーは嵐のあと実感するでしょう、真の価値とは何かを… 妍衣坊も同様です、手織りの錦にこだわり、織物の文化的価値を伝えようとしている 悪意ある者がアクセス稼ぎで真実を曲げ、世論操作で妍衣坊をおとしめている これはネットいじめであって正義ではない 彼女の考えは至って明確、僕のアドバイスは必要ない むしろ僕が彼女の気概を学ぶべきだろう 妻はこのスピード社会にあえて複雑な技法の手織り生地を選んだ 困難な道のりと知りながらチームを率いて集落の中に入り、刺繍の手仕事を製品化した 村の女性に仕事を持たせ、都会で働く夫に帰省を促す 親子が一緒に居られたら留守児童も減らせます これは意義深く、愛ある事業だと言えるでしょう、妻は僕の手本であり誇りなのです」沈皓明の擁護のおかげで翌日から妍衣坊のフォロワーが増え始めた。同時に巴来金夫人がパーティーで着用した妍衣坊の服も話題となり、好意的なコメントがつくようになる。沈皓明の言葉に背中を押された許妍はついに反撃に出ると決めた。「もう譲歩しなくていい、我々の権利を守り、陣地を取り戻す」すると一晩で書き上げた台本を渡した。「ライブ配信の準備を」瑶瑶と罐罐(グァングァン)はカメラの前に立ち、ライブ配信で自分たちの理念を訴えた。「これまで言い訳するのが嫌で私たちは沈黙を守ってきました でも皆様の正義の声を聞き、真の妍衣坊を伝えようと決めたのです」「皆さん、こんにちは、私はデザイナーの路宝瑶(ルーバオヤオ)、彝(イ)族の娘です 小さな頃から村の女性が刺繍をしたり、頭飾りを作るのを見て育ちました 故郷の刺繍の技術を広めたいという願いを妍衣坊が叶えてくれたのです そして妍衣坊は村民の暮らしにもうるおいをもたらしました 手織りの生地とイ族の独特な刺繍法は実際に触れて着用してこそ良さが分かります どんな誹謗中傷を受けても初心を貫きます、それは伝統とファッションの融合 青嵐杯の舞台に立ち、妍衣坊の心を皆様に伝えたい」「世論を利用して妍衣坊をおとしめる人には決して負けません 法律を武器に正当な権益を守ります この配信は妍衣坊から悪意ある者への宣戦布告、ネットいじめに対し戦い続けます」「皆様の力を妍衣坊にお貸しください」動画は一気に拡散、青嵐杯事務局にも妍衣坊の出場を願う声が殺到し、出場資格の回復が認められた。妻が巻き込まれたトラブルへの沈皓明の対処法は巴来金を感心させた。これが決め手となり巴来金と金達の提携が内定する。一方、喬琳を迎えに来た于一鳴(ユーイーミン)は偶然、会社の前で林涛と出くわした。林涛は慌てて事情を説明し、喬琳への未練は断ち切ったと訴える。「腹が立つなら殴ってくれ」于一鳴は手を伸ばしたが、それは握手を求めるためだった。ちょうどその時、喬琳が現れ、2人が和解したと知ってひと安心する。「じゃあ俺はこれで!」2人の邪魔をしないよう急いで帰った林涛。しかしその夜、幸せそうにマンションへ戻って来た于一鳴と喬琳の様子を物陰から見ている林涛がいた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ青嵐杯デザインコンテストが始まった。妍衣坊は予選を勝ち抜き、いよいよ決勝戦のリハーサルに臨む。独りで最後まで残り、ランウェイの最終チェックに余念がない許妍。「完璧なんだけど何か感動が足りないわ…」その時、ふと振り返ると沈皓明がいた。「満足できないのか?」「違うわ、満足してる…でも何かが欠けている、というかバラバラというか 私たちの作品からその背後にある物語を感じ取って欲しいの」「妍衣坊を始めて一番、感動したことは?」「ヤオヤオの言葉よ」瑶瑶はイ族では女の子が生まれると成人するまで、節目に村の女性たちが美しい服や頭飾りを作ると教えてくれた。「ー針ごとに年長者の愛が詰まっている」「それなら共感を得やすい、ランウェイで素朴な思いを伝えたらどうだい」すると許妍は急いで喬琳に電話をかけた。「みんなを呼んで、相談があるの」沈皓明の助言で許妍は決勝戦のランウェイで血脈で紡がれた絆を表現、見事に最優秀ブランド賞を獲得した。その夜、妍衣坊の祝賀会には蒋亮(ジアンリアン)だけでなく、沈皓明と于一鳴も招待される。すると代表として許妍が挨拶に立った。「一番にお礼を言いたい人がいます、どん底の時に支え、力をくれました」于一鳴はついに沈皓明の努力が実ったと喜び、思わず沈皓明の腕をつかんだ。「ありがとう、蒋総、1番目の出資者に感謝します!」期待を裏切られ、乾杯にも加わらずに黙々と食事をする沈皓明。しかし親しげに話している許妍と蒋亮が気になり、悶々としてしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)ハオミンwww
2026.07.02
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第24話待ちに待った妍衣坊(イエンイーファン)の商品が完成。許妍(シューイェン)は喬琳(チァオリン)と一緒に祖母へ真っ先に報告した。喜ぶ祖母の顔を画面で眺めながら、必ず成功して祖母を呼び寄せようと誓う許妍。しかし早々にトラブルに巻き込まれてしまう。許妍が同乗して第1弾の商品を運んでいたトラックが途中で故障した。知らせを聞いた瑶瑶(ヤオヤオ)は慌ててデザインルームを飛び出したが、ちょうど許妍を訪ねた沈皓明とかち合う。「瑶瑶?どうした?」救援のトラックが意外にも早く到着した。すると驚いたことに運転席から沈皓明が現れる。「なぜここに?」「積み替えが先だ、君は車に乗って」沈皓明は許妍をトラックの助手席に押し込むと、大きな段ボールを運び始めた。その時、瑶瑶からメッセージが届く。…沈皓明は到着した?彼が迎えを買って出てくれたの…許妍は汗だくになって荷物を運ぶ沈皓明に水を差し入れた。「そんなに遠慮しなくていい、人の協力なくしてビジネスの成功は不可能だ」しかし許妍は遠慮ではなく、自分の力で結果を出したいという信念だと言った。「君が頑張る理由は分かった、以前の僕はあまりに傲慢で君を大切にしていなかった でも君にはこんな苦労をせず、楽しく生きて欲しい」「本当の自分に戻って今の方が心安らかで楽しいの 成功するためなら苦労くらいどうってことない」「僕を頼ればいい」「分かっていないのね、私は自分の力で成功をつかみたいの」「…君ならできるよ」「必ず成功してみせる、だって私たちもこうしてお互い変わったわ」沈皓明のおかげで無事に商品の搬入が間に合った許妍。帰りのトラックでは疲れて眠り込んだ沈皓明がカーブを曲がった勢いで許妍の肩に頭を預けてしまう。許妍は困惑したが、なぜか無理に沈皓明を拒絶することもできなかった。妍衣坊の第1弾の商品は大好評のうち完売した。このまま第2弾も好調なら、第3弾は予約販売に移行する。すでに再販の希望やコスメブランドからのコラボの打診があり、好調な滑り出しを見せた妍衣坊。しかしほどなくしてブランドを揺るがせる大事件が起こった。ネットで妍衣坊の売れ残りと称し、コピー商品が出回った。値段は10分の1、しかし本物は手織りの高級生地だが、コピー商品は機械織りの粗悪な生地を使っている。ライバーは妍衣坊がぼったくりだとデマを流し、あっという間に噂が広まった。蒋亮(ジアンリアン)は許妍を励まそうとランチに誘い出した。しかしすでに蒋雲(ジアンユン)の指示で遠航(ユエンハン)ファンドから許妍にメールが届き、投資が中止になったという。蒋亮は個人の資金で援助すると励ましたが、許妍は起業の時に十分、助けてもらったと感謝し、断った。「今の妍衣坊には″知財エコシステム″の構築の方が重要よ」「そうだな、奴の案の方がほんの少~しだけ優れている」すると許妍がやっと笑った。安堵した蒋亮は許妍の意思も会社の決定も尊重すると受け入れ、沈静化したら再び投資したいという。「こんな強い女性に会ったのは初めてだ」妍衣坊のレビューは大炎上した。第2弾の商品は全く売れず、支払いを心配した取引先の張(ジャン)部長まで清算を要求してくる。許妍も取引先の対応に追われたが、そんな中、突然、オフィスに思拓(スートゥオ)建築のスティーブが現れた。「トラブルが起きたそうですね… 投資家が撤退し、資金難に陥れば、取引先が債権の取り立てに来る どうするつもりですか?」実は許妍はランチの席で蒋亮から警告されていた。わずか1日で新規ブランドを炎上させるには裏で仕組んだ者がいるはずだという。『恨みを買っていないか思い出せ』案の定、スティーブは巴来金(バラキン)との提携話を持ち出した。夫婦関係が破綻し、離婚協議中だと公表すればすぐ思拓が資金を振り込むという。しかし許妍は金達(ジンダー)を頼っていない以上、思拓にも協力する義理はないと突っぱねた。「トラブルの収拾がつかなくなりますよ?」「分かっているわ…他に用がなければ帰って」「考える時間は十分に差し上げます、失礼」一方、沈皓明も妍衣坊のトラブルに胸を痛めていた。妍衣坊が混乱する中、財務部長の董(ドン)が突然、今日付で辞めると言い出した。聞けば満足できる給与で引き抜かれ、すぐ新しい会社に出社したいという。「どちらにせよ残っている資金では1ヶ月ももちません」「どうぞ辞めて、ただ雇用契約書にある通り引き継ぎを終えてから辞めるのね」その時、ちょうど林涛(リンタオ)がオフィスにやって来た。喬琳にこれから実家へ帰ると挨拶、許妍にも迷惑をかけたので謝りたいという。喬琳は許妍なら気にしていないと笑ったが、突然、許妍の部屋から財務部長の怒鳴り声が聞こえた。「俺を倒産まで突き合わせるつもりか?!違約金なら払ってやるよ!」銀行勤めで財務に詳しい林涛は思わず許妍の部屋に入った。林涛は引き継ぎしないで退職するのは違法行為にあたると指摘、自分が引き継ぐことは可能だが、董部長に法的責任は残るという。すると焦った董部長は2日だけという条件で引き継ぎを認めた。「専門家を呼んでくれ!」「俺は財務学士と金融修士を取得してる、公認会計士だ、俺の目はごまかせないぞ?」引き継ぎは夜になっても終わらなかった。喬琳は心配して夕食を差し入れたが、董部長は疲れて眠っている。林涛の話では帳簿がぐちゃぐちゃで、急いで辞めるのには不正があるかもしれないと警告した。一方、沈皓明は帰国した巴来金夫人をもてなしていた。実は巴来金が急用で来られなくなり、独りで会いに来たという。「イェンイェンが会いたがっていました 連れてこようと思ったのですが、トラブルに巻き込まれてしまって…」「トラブル?私に何か手伝える?」許妍はドラブルメーカーだった林涛の意外な手腕に感心しながら、会社の立て直しに奔走していた。するとスティーブが警告した通り、取引先の劉(リュウ)工場長が張部長と趙(ジャオ)部長を連れて押しかけてくる。実は先日、張部長が許妍の不在時に訪ねた際、追い返されたというのだ。喬琳は許妍に心配かけまいと黙っていたが、その時、期日前の清算を迫られていた。劉工場長の口調は穏やかだったが、前金を1割増やして欲しいと要求してきた。許妍はあっさり了承、すると取り引きを継続するなら第2弾の残金を払って欲しいという。「あの程度、金達なら簡単に払えるでしょう?」「私の会社は金達とは無関係です」すると金達の後ろ盾がないと知った劉工場長たちは態度を一変させた。「残金を払わなければ契約は解除だ!やはり金がないんだな!耳を揃えて残金を払え!」「いいわ、払います、でもこちらも条件がある」許妍は決して怯まなかった。「残金を支払ったら提携を完全に解消します」つづく(  ̄꒳ ̄)キャスティングミスじゃない?林涛とスティーブは逆でしょう?w
2026.07.01
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第19話秦莞(シンワン)は風邪気味だという龐(ホウ)夫人を診察した。すると脈診の時、夫人の腕にあざがあると気づく。実は龐輔良(ホウホリョウ)は機嫌が悪いと龐夫人を呼びつけ乱暴していた。龐夫人は子供だちのために耐えているのだろう。確かに龐嘉言(ホウカゲン)はまだ幼く、養女の龐嘉韵(ホウカウン)は年頃の娘だったが、心の病なのか自分を幼い子供だと思っていた。そんな中、衙門では清暉(セイキ)園の連続殺人事件が新たな展開を迎えていた。燕離(エンリー)の聞き込みによると実は劉仁励(リュウジンレイ)が未婚なのは殺された清筠(セイイン)に想いを寄せていたからだという。燕遅(エンチー)は龐輔良が清筠を厚遇していたのは劉仁励を取り込むためだと気づいた。また鳩組から届いた報告では清筠も劉仁励、龐輔良と同郷だという。すると燕遅は3人が15年前に定州を去ったと知り、ある事件を思い出した。「定州で黄金強奪事件があったな」この事件は軍費がらみの案件のため未解決のまま伏せられ、燕遅も偶然、耳にしたのだという。「牢へ行く、楊英(ヨウエイ)から話を聞くぞ」一方、清暉(セイキ)園に帰った岳凝(ガクギョウ)は燕離と一緒に聞き込み調査に行ったと秦莞に報告していた。その時、再び庭園から目連救母の歌が聞こえてくる。「この歌が聞こえてくると事件が起こる…もう4回目よ」秦莞は岳凝と一緒に犯人探しを始めた。庭園で怪しい人影を見つけ、念のため軟剣を抜いた岳凝。すると庭石の影で龐嘉韵を発見した。しかし岳凝の軟剣を見た龐嘉韵は驚いて発作を起こしてしまう。双清一座には座長が2人いるのが常だった。楊英の証言によれば確かに当時、殺された清筠(セイイン)の他に清曦(セイギ)という座長がいたという。しかし清曦が嫁ぐため一座を離れ、これが原因で2人は不和になった。清曦が嫁いだのは西北(セイホク)路の将軍で、将軍は清曦を張(チョウ)姓で賤籍(センセキ)から外してくれたという。実は清曦は嫁ぐ時、一緒に弟子の清嬛(セイケン)を連れていた。清筠は清曦が嫁いで以降、一座に興味を失って酒に溺れていた。しかし15年前に龐公と一緒に西北へ行き、商いで大儲けしたという。その裏で清曦は弟子を連れて帰郷した時、賊に襲われ殺されていた。「その後、清筠は座長の地位を清璃(セイリ)に譲り、引退しました 以後、たまに豫州を訪れ、龐公と会っています」燕遅たちは早速、役所の書庫にこもり、黄金強奪事件の資料を探した。やがて燕遅が発見、書の間から振武(シンブ)将軍一家の戸籍が見つかる。そこには確かに孟(モウ)州の張晋宗(チョウシンソウ)の妻として張氏清曦の名が記載されていた。…辺境へ軍費を運ぶ輸送隊のひとつだった振武将軍の隊が定州で襲撃に遭う、黄金5万両は消え、護送した官兵は全滅、振武将軍一家も皆殺しにされた…「劉仁励の捐官(エンカン)、龐輔良の十方客桟の買収、清筠の一座の引退、いずれも15年前だ」その頃、秦莞と岳凝は発作を起こした龐嘉韵を龐夫人のもとまで送り届けていた。龐夫人の話では龐嘉韵は驚くといつも発作を起こしてしまうという。すると龐嘉言が姉のお気に入りの人形を持って来た。龐嘉韵は人形を見るとすぐ機嫌が直ったが、秦莞は人形の精巧な作りを見て目を丸くする。「その人形はどこで購入したのですか?」「これは舞台好きの韵児のため晴娘(セイジョウ)が作ってくれたの」その時、龐嘉韵が目連救母を歌い始めた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ庭園で歌っていたのは龐嘉韵だった。秦莞と岳凝は困惑しながら龐夫人の離れを出たが、その時、秦莞は庭の片隅で曼陀羅華の花を見つける。「凝児、殿下を呼んで来て」すると秦莞は龐輔良の書斎へ向かった。書斎には人影が見えたが、門を叩いても返事がなかった。秦莞は仕方なく勝手に中へ入ったが、そこで長剣で胸を突き刺されたまま立っている龐輔良を見つける。しかも龐輔良は全身が桐油まみれだった。その時、虫の息となった龐輔良がうっすら目を開ける。「たっ…助けてくれ」「救えないわ、剣を抜けば即死する、誰の仕業なの?死ぬ前に教えて!」しかし何者かが火矢を打ち込み、龐輔良はあっという間に火だるまとなって絶命した。( ๑≧ꇴ≦)死ぬ前に言え!って鬼w燕遅が駆けつけた時には書斎はすでに火の海だった。逃げ遅れた秦莞は煙に巻かれ、意識が遠のいていたが、その時、燕遅や岳凝の声が聞こえてくる。秦莞は力を振りしぼり、咄嗟に物を投げて窓を壊した。居場所が分かった燕遅は屋根から飛び降り、白楓(ハクホウ)が下ろしてくれた命綱を使って無事に脱出する。外では岳凝だけでなく秦霜(シンソウ)や茯苓が心配して待っていた。「大丈夫?怪我はない?!もう寿命が縮んだわ!」その様子を秦湘(シンショウ)が回廊から複雑な面持ちで見ていた。秦琰(シンエン)は手柄を焦って危うく劉仁励の不正に巻き込まれそうになったが、早めに手を引いたのが功を奏した。何より今回、燕遅が命懸けで秦莞を救ったところを見ると、やはり2人は特別な関係なのだろう。「うまく利用すれば3年以内に朔西(サクセイ)軍は太子の力となろう」折しも皇太子からの任務で問題が生じ、秦莞の力を借りて名誉挽回する機会に恵まれた。龐輔良の死因は結局、焼死だった。あの状態でもいずれ失血死したはず、なぜ生きたまま焼き殺す必要があったのか。すると秦莞は燕遅に″験屍格目(ケンシカクモク)″を渡し、黄金強奪事件について父の検証があったと教えた。報告では張一家は客桟で焼死とされていたが、沈毅(シンキ)の検証によると虐殺された後に痕跡を消すため放火されたとある。…清曦は頸部骨折で死亡、長子は溺死、張将軍は矢を受けて死亡…秦莞は張一家の死因と今回の4体の死因がほぼ同じことに注目した。一家の本当の死因は非公開にも関わらず殺され方が同じ、つまり下手人は強奪事件の生き残りの可能性が高い。その時、燕遅は検証の中に答えを見つけた。…なお随行していた義妹、及び長女の遺体が行方不明…「義妹などいないはずだが…はっ!」燕遅は楊英が話していた清曦の弟子・清嬛を思い出した。清嬛がもしその義妹なら、長女を救出することもできる。「戸籍によると生きていれば長女は18歳、清嬛は30歳前後のはずだ」「年の頃、中庭に咲く曼陀羅華の花、人形やあの歌から推測するに… 清嬛は晴娘で、養女が張将軍の長女だわ」晴娘が龐輔良殺害の罪で捕まった。衙門では公開審理となり、公堂で多くの民が見守る中、刑部提刑按察使(テイケイアンサツシ)・燕遅の要請により秦莞が証人として召喚される。すると秦莞は第一の事件から真相を暴いた。下主人は木矢を重い鉄矢にすり替えて矢が射出される頃合いをずらし、楊英が礼をして紐を引いた瞬間、矢が放たれたという。「次に第二の被害者です、遺体の胃の中から曼陀羅華の粉が認められました あの夜、覃(タン)夫人は書斎で龐輔良に十方客桟を要求するも物別れに 下手人は覃夫人の酒に曼陀羅華の粉を仕込んだのです 部屋に戻った覃夫人は酔っていて苦味に気づかず、酒を飲み昏倒したのでしょう 下手人はまず縄を使って覃夫人を梁に乗せた それから梁に登り、覃夫人の帯を梁に引っ掛けて覃夫人の首に結ぶ あとは縄を解いて覃夫人の体を落下させ、縊死に見せかけ殺したのです」汪知府は女子独りでそんな離れ業が可能なのか首を傾げた。しかし燕遅が楊英の供述書を示し、晴娘の正体が清嬛だと明かす。実は清嬛は師匠・清曦の奥義を継承しており、武芸の実力は群を抜き、清璃にも勝っていた。汪知府が納得したところで秦莞は第3の事件について証拠を示すことにした。その時、晴娘が話を遮り、罪を認めるという。「全て私が独りでやった、確かに法に照らせば有罪だけど、情に照らせば無罪だわ 龐輔良たちは極悪非道よ!結託して我が師父を絞殺した! 張将軍を射殺し、長子を溺死させ、長女は恐怖で乱心してしまった! これが15年前に起きた″黄金強奪事件″の真相よ!」公堂は騒然となった。審理は中断、黄金強奪事件については後日に延期となってしまう。秦莞は投獄された晴娘を訪ねた。すると晴娘は秦莞を責めるどころか、強奪事件を語らせてくれたと感謝する。「清筠は師父より年上だけど、裁量で嫉妬深かった 師父の良縁を妬み、将軍府の財を羨んで、和解したいと擦り寄って来たの 情に厚い師父は清筠を信じたがため自ら災いを招くことになった」清筠は将軍が運ぶ軍費に目をつけ、龐輔良、劉仁励、清璃と結託し、一行を定州まで追いかけて来たという。4人は御者や侍女に扮して客桟に侵入、薬で官兵たちを眠らせ、全員の命を奪った。「師父の子供はまだ幼かったのに、あの悪党は井戸に投げ込んだ 清筠は師父の首を締めて殺したわ 私が助かったのは師父に清筠を敬うよう叱られ、納屋に隠れていたからよ」龐嘉韵はやはり清曦の長女だった。晴娘は清筠たちが去ってから井戸へ降りたが、救えたのは長女だけだったという。「長子は妹を背負い溺死していたわ」「なぜ通報しなかったの?」「黄金強奪事件がなぜ15年も伏せられていたと? この世には是非善悪も厳格な法もない、結局は権力と銭次第なのよ」「是非善悪…厳格な法…?」その時、沈莞(シンワン)は清廉潔白な父の姿を思い出し、涙が込み上げて来た。…莞児、私情で道理を曲げたり、人情で法を歪めてはならぬ…すると秦莞は己を律するように法の原則を解き、牢をあとにした。「量刑の基準を超えぬことが法であり、法を守り、人情を見誤らぬことが厳明である この世に完全な公平や厳明が存在しがたくとも信念を失ってはならず ましてやこれに乗じて悪に走ってはならない 私情を捨て、公正な道を守ってこそ、この不公正な世を変えられるのです」つづく( ;∀;) 意外に深かったわ〜それにしてもちょこちょこ意味不明なセリフが出てくるのねでもワカチコよ ←ってもう古い?w
2026.06.30
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第18話その夜、龐宜文(ホウギブン)は屋敷に戻った秦莞(シンワン)を見かけ、声をかけようとした。しかし賊だと誤解した茯苓(フーリン)に灯籠で殴られ、池に落ちてしまう。「九娘子!私だ!助けてくれ!」秦莞と茯苓は急いで灯籠の持ち手を差し出し、龐家の大公子を引き上げた。その時、偶然、現場を目撃した幼い弟・龐嘉言(ホウカゲン)の笑い声が聞こえて来る。激怒した龐宜文は弟を捕まえ折檻しようとしたが、侍女・晴娘(セイジョウ)がかばって代わりに打たれてしまう。秦莞は女子どもに手を挙げるのかと猛抗議、すると龐宜文は渋々、引き上げて行った。晴娘は龐夫人付きの侍女だった。しかし夫人は後添え、龐宜文は前妻の子供だという。秦莞は夫人に挨拶したいと言ったが、晴娘は体調が悪いと断った。「私でよければ診察するわ、ところでさっき歌は誰が?」「一座の者では?…屋敷の者に聞いておきます」一方、燕遅(エンチー)は龐輔良(ホウホリョウ)と劉仁励(リュウジンレイ)の関係を洗っていた。2人は定州出身だと判明したが十数年も帰郷しておらず、素性を隠しているらしい。「悪事を働き、故郷を捨てたようだな、鳩組に調べさせろ」白楓(ハクフウ)は自分が調べると言ったが、燕遅はそれより茯苓を連れて遊びに行くよう勧めた。その時、闇夜を切り裂き鷹笛が聞こえる。「はっ!清暉園へ!」劉仁励は龐輔良の紹介でようやく秦琰(シンエン)と顔を合わせていた。これを機に都への異動を期待していた劉仁励だったが空振り、このまま現職に留まって東南塩運の権益を守り続けた方が太子の助けになると言われてしまう。龐輔良が出世を阻むつもりだと邪推した劉仁励は反発、今回の上京で忠勇(チュウユウ)侯に会いたいと訴えた。秦琰は父との顔合わせは次回にとはぐらかしたが、その時、龐家の家職が慌てて駆けつける。「覃(タン)夫人が自死を…」侍女が覃夫人の首吊り死体を発見、龐家は大騒ぎになった。真っ先に現場に駆けつけた秦莞と燕遅だったが、覃夫人の身元がはっきりしない。その時、知らせを聞いた龐輔良と劉仁励が駆けつけた。龐輔良と劉仁励は覃夫人と古い付き合いだった。覃夫人は双清一座の前座長で殺された清璃(セイリ)の師匠・清筠(セイイン)だという。「昔、双清の舞台が好きで通っているうち、座長だった覃夫人と親しくなりました 殿下がすでに知府に知らせたのなら、あとはお任せします」燕遅は白楓に一座の来歴を調べるよう命じた。龐輔良は財力で劉仁励を出世させ、その見返りとして便宜を図ってもらっている。そのため劉仁励を賓客として扱うのは理解できるが、なぜ役者あがりの清筠を長期に渡って清暉園に滞在させ、使用人まで毎年、入れ替えて素性を隠す必要があるのか分からない。秦莞も確かに劉仁励は死者に情があるように思えたが、龐輔良は関係を隠したがっているように見えたと指摘した。「清筠に弱みを握られ、脅されていたのかも?」劉仁励は龐輔良が清璃と清筠を始末したと疑った。龐輔良は否定したが、どちらにしても過去を暴かれたら自分たちは身の破滅だという。( ̄▽ ̄;)区別がつかない2人義荘で秦莞の検視が始まった。覃夫人の死因は確かに縊死だったが、自死にしてはもがいた形跡がない。そこで解剖して自死か否かを判断することになった。案の定、豫州知府・汪懐宇(オウカイウ)は気分が悪くなって飛び出してしまう。するとすっかり意気投合して夜通し飲んでいた岳凝(ガクギョウ)と燕離(エンリー)がやって来た。あれ?汪知府?(*´・ω)(ω・`*)見たんだな…覃夫人の衣の肩先に幅3分ほどのほつれがあった。ほつれた部分には緑色の木屑が付着、恐らく東屋の柱に肩をぶつけたのだろう。また袖口には油のしみがあり、匂いから非常に高価な龍涎(リュウゼン)香油と思われた。すると胃の内容物から酒の他に蔓陀羅華の種が見つかる。種は毒性が強く、飲めば手足が痺れて動けなくなり、半刻後には昏睡状態に陥らせることができた。「でも酒瓶に混ぜたのなら苦味に気づくはずだわ」その時、白楓が戻ってきた。龐公の書斎近くの柱で死者の衣とよく似た繊維を見つけたという。「これです」「一致したわ!」燕遅は龐輔良の書斎を訪ねた。すると龍涎香の匂いがする。実は龐輔良は灯油に龍涎香を混ぜて使っていた。「お気に召したのなら後ほどお届けします」「では九娘子に」そこで燕遅はなぜ覃夫人を招いたのか尋ねた。龐輔良は通常なら一座に同行し、単独で招くことはないという。「死者を悪く言うのは気が引けますが、昨日の件は腹に据えかねました 一座を辞めた後も援助を続けてきましたが、次第に図に乗るようになって… 一座と引き換えに客桟の権利を3口よこせと要求してきたのです」「覃夫人とはこの書斎で面会したのか?」「ここは賓客を迎える部屋なので、あの者とは離れの客間で…」「夕餉は?」「飲める口ゆえ酒肴でもてなしました」燕遅はその足で秦莞の部屋を訪ねた。死者の袖口のシミは龐輔良の書斎の灯油だと判明、一緒に酒も飲んでいたという。「だが客間で会ったと嘘をついた、ここに油が届くゆえ証拠となる」確かに料理に混ぜれば曼陀羅華の苦みには気づかなかっただろう。龐輔良が下手人の可能性は高くなったが、燕遅は塩運を調査する役人がいる中で危険を犯すとは思えなかった。「まずは清筠の過去から調べよう」龐宜文が父の使いで灯油を持って待っていると庭園に秦莞が現れた。そこで灯油を渡す時、どさくさに紛れて秦莞の手に触れようとする。しかしちょうど屋敷に戻ってきた岳凝に蹴り飛ばされ、倒れたところを燕離に踏まれた。連日、燕離と飲み歩いては泥酔して帰ってくる岳凝。すると燕離が酔った勢いで岳凝と名目上の夫婦になり、兄弟として生きると報告する。その間に立ち上がった龐宜文は性懲りも無く秦莞を湖に誘ったが、岳凝と燕離に手を出すなと叱られ、追い返されてしまう。秦莞は酔い潰れた岳凝を介抱しながら、自然と笑みがこぼれた。「娘子、最近はよく笑うようになりましたね」茯苓はこれも燕遅世子のおかげだと分かっていた。燕離は七兄嫁に言い寄っていた龐宜文に激怒。ちょうど妓楼で飲んでいる龐宜文を誘き出して懲らしめた。しかし手加減したつもりが大ごとになり、秦莞が治療する羽目になる。燕離は回廊で燕遅と見守っていたが、すでに自分の仕業だとバレていた。すると燕遅は遊び人の燕離ならではの捜査を任せ、名誉挽回の機会を与えるという。その時、秦莞の治療に付き合っていた岳凝が部屋から飛び出して来た。「笑っちゃう!小碗児ったらわざとこんな太い鍼を足の指に刺したの!」燕離は双清一座を探るため、岳凝と一緒に雲韶(ウンショウ)坊へやって来た。雲韶坊は豫州一の劇場だが、十方(ジッポウ)客桟と双清一座に危うく潰されかけたという。「一座を宿敵として恨んでいるからこそ、話を聞かなければ!」一方、豫州府署に登庁した劉仁励はちょうど李牧雲(リボクウン)が東南塩運の帳簿を運び出すところを見た。その夜、金塊を握り締めながら怒りと悲しみに震える劉仁励。やがて銀票を懐に忍ばせ、部屋を出て行ってしまう。…この世は広いが私の居場所はどこにもない…同じ頃、秦莞の部屋に燕遅がやって来た。「これを君に」燕遅はこの機に沈毅(シンキ)の豫州在任中の資料を探していたが、書庫で″験屍格目(ケンシカクモク)″を見つけたという。沈莞(シンワン)は父の覚書があることに気づいて感激し、思わず涙ぐんだ。「ありがとう」すると世も更けたというのに庭園から目連救母の歌が聞こえて来た。燕遅と秦莞が庭園へ駆けつけると晴娘と出くわした。すると歌声はぴたりと止まってしまう。晴娘は覃夫人の娘・龐嘉韵(ホウカウン)を探していた。実は龐嘉韵は身寄りのない娘で、龐夫人が善意で養女にしたという。その時、笑い声と共に庭石の間を走り抜ける人影が見えた。3人が後を追ってみると、池にかかった橋の上で龐嘉韵を捕まえる。「晴娘、見て!私も水遊びがしたい!」秦莞たちが池をのぞき込むと、劉仁励の遺体と銀票が浮かんでいた。翌朝、秦莞の検視が終った。死因は溺死だったが、首と手首には索痕があり、抵抗した際にできる擦傷も見られるという。しかし発見時に手足は縛られておらず、周囲に縄もなかった。何より並の人間では槍術を訓練していた劉仁励を簡単に倒せると思えない。「縄はあったはずよ」秦莞は索痕が薄いことから、縄をすぐ解いた可能性が高いと考えた。その時、燕遅は証拠品の銀票を持って来たことを思い出し、袋から出して見せる。「池から引き上げた銀票だ、溶けた分も含めて10万両はある」「水に溶けた…はっ!水中脱出の奇術だわ!」秦莞は父の覚書でこの手法を知ったが、一般的には知られていないという。「麻紙をよった縄で手足を縛る、でも水中で濡れるとほどけて溶けてしまうの」「双清一座が怪しいな」つづく( ˙꒳˙ )カップル1のイチャイチャをカットし、無駄にカップル2と大公子ネタ選ぶというェェェェェェ…
2026.06.29
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第17話裕(ユウ)王の寿宴で父の敵・李牧雲(リボクウン)と目が合った沈莞(シンワン)。冷静沈着な沈莞もさすがに動揺を隠せず、李牧雲に見抜かれたのではないかと焦った。李牧運は秦莞を気に留めなかった様子、しかし沈莞は居たたまれなくなって席を立ってしまう。沈莞は感情的になった自分を恥じた。「何度も容姿を想像してきたけれど、まさかあんな君子然とした男だとは…」「君子に見えてもご両親を害した悪人です!」沈莞は茯苓(フーリン)の言葉に慰められ、思わず涙ぐんでしまう。そこへ岳凝(ガクギョウ)が駆けつけ、秦莞は咄嗟に涙をぬぐった。「小碗児!やっと抜け出せた!」岳凝は裕王妃たちと上座の円卓にいたが、次々と縁談を持ちかけられて困っていたという。すると秦霜(シンソウ)までやって来た。「郡主!九妹妹!″目連救母″が始まるわよ!」一方、龐輔良(ホウホリョウ)は裕王の寿宴を利用して江淮(コウワイ)路転運使・劉仁励(リュウジンレイ)を秦琰(シンエン)に紹介する予定だった。しかし燕遅(エンチー)と李牧雲の姿に気づいた劉仁励は逃げ出してしまう。宴もたけなわ、すると李牧雲はひと足先に引き上げた。秦琰と龐輔良も中座したが、警戒していた燕遅は燕離(エンリー)に2人の様子を探るよう頼む。物陰で2人の会話を盗み聞きする燕離。どうやら秦琰は約束を破って先に帰った劉仁励に怒っていた。「太子を軽んじている!」「それは大袈裟かと、劉漕司(ソウシ)は燕遅を避けるため寿宴を抜けたのです」実は劉仁励は慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)に出資していた。龐輔良は事件後に手を引いて潔白だと安心させたが、秦琰は皇太子への推挙をためらってしまう。燕離が宴席に戻る頃、ちょうど目連救母が始まった。双清(ソウセイ)一座の座長・清璃(セイリ)の見事な目連に宴席は拍手喝采、すると最後の見せ場で副座長・楊英(ヨウエイ)が誤って矢箱から矢を放ち、清璃の心臓を射抜いてしまう。清璃は即死、高齢の裕王は驚いて発作を起こした。しかし秦莞がすぐに対応したおかげで大事に至らずに済む。宴席は騒然となったが、燕遅が直ちに黒甲衛を呼び入れ、現場を封鎖した。秦莞は検視のため急ぎ岳凝と一緒に衙門へ向かった。秦莞が検視人と知った燕離は慌ててついて行ったが、検視を見て気分が悪くなってしまう。そこへ初動捜査を終えた燕遅がやって来た。焦った燕離は咄嗟に岳凝と立場を入れ替え、自分が岳凝を介抱しているふりをしてごまかしてしまう。すると岳凝から顔を立ててやったと恩を着せられ、酒に付き合うハメになった。検視の結果、清璃は純鉄製の矢で背中から胸を射抜かれていた。燕遅が届けてくれた小道具の矢を確認すると、凶器以外の矢は全て鉄で覆われた木製だと分かる。しかし木製の矢だとしても殺せたはず、そこで燕遅は楊英が背負っていた矢箱に鉄製と木製の矢を入れて試し撃ちした。すると木製の矢は勢いよく飛び出したが、重みがある鉄製は紐を2回引かないと飛ばないことが分かる。下手人はこれを利用して清璃を射殺したのだろう。本来なら劇中で矢箱は空になり、終了間際に楊英が礼をする時、紐を引っ張っても問題はなかったはずだ。燕遅と秦莞は楊英から話を聞こうと府署へ駆けつけた。しかし結審を急いだ豫州府知府・汪懐宇(オウカイウ)が冤罪を訴えた楊英をその場で打ち据え、昏倒させてしまう。燕遅は急ぎ楊英の命を救うよう秦莞に頼み、憶測だけで断罪した汪知府を追及した。「前大理寺卿・沈毅(シンキ)大人の典籍に明記してある 捜査の報告書には供述書、検視記録、物証を添えるべきだと」「彼は大逆の罪を犯した者です(ボソッ」「だが勅定の典籍で廃止されていない、天子に代わって断ずると?」驚いた汪知府はひざまずいて謝罪し、間近に迫った退官を円満に迎えたかったと釈明した。「円満な退官?事件を適当に処理して無事に退官できると思うか? このままでは隠居どころでなくなるぞ?」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<ご教示いただき感謝します!@おじいちゃん一方、岳凝と燕離は昼間から天香楼で泥酔していた。すると家に縛られたくない岳凝と策略結婚を嫌う燕離は利害が一致。いっそ2人で名ばかりの夫婦となり、実際は″兄弟″として自由に生きようと約束する。「これで悩みが解決する!」その夜、覃(タン)夫人は荒れていた。「私がいなければ今の地位はなかった!十方客桟(ジッポウキャクサン)など取るに足らぬ! 本来なら清暉園(セイキエン)どころか龐家すべてが私のものだったのに!」燕遅は秦莞を清暉園まで送った。「劉仁励の不正の証拠を得た、奴と関わらぬよう秦琰に忠告を 何かあれば君も巻き込まれてしまう」そこで万一に備え、鳩組の影七(エイシチ)が使っている赤火と、軍で用いる鷹笛を秦莞に持たせた。「覚えたか?」「離れている時は赤火を打ち上げる、近くにいる時は鷹笛を吹けばいいのね?」秦琰は約束の時間になっても書斎に現れなかった。龐輔良は劉仁励が約束を破ったからだと呆れたが、劉仁励は皇太子を頼れなければ龐輔良に不足分を補填してもらうという。「さもなくば私の首が飛ぶ!私以外に龐家の商いを守れる者はいないぞ?」龐輔良は強気な劉仁励に憤慨した。「約束したはずだ、お前は出世、覃夫人は双清一座、私は客桟 各自の道を進み、儲けに干渉せぬと! なのにお前は尻拭いしろと言い、覃夫人は客桟をよこせと言う!」劉仁励は覃夫人が本当に客桟を要求したと知って動揺した。「実は清璃が昔の件で脅してきたそうだ、私は話すなと止めたんだが… だが旧情に免じてできる範囲で助けてやってくれ」「もし昔の件で脅して来たら一銭も渡さぬ」その時、ようやく秦琰が現れた。一方、秦莞と茯苓は離れに向かう途中、庭園を歩いていた。するとどこからともなく目連救母の歌が聞こえてくる。双清一座は全員が拘束されたはず、一体、誰が歌っているのか。その時、背後から人影が近づいてきた。つづく( ̄▽ ̄;)メンバーが入れ替わるたび検視を見て吐くってパターンも流石にしつこいw
2026.06.28
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第16話回廊で少帥を待ちながら自分の間の悪さを反省する白楓(ハクフウ)。そこへ燕遅(エンチー)が気まずそうにやって来た。「用件は何だ?」実は忠勇(チュウユウ)侯の命で秦琰(シンエン)が裕(ユウ)王の賀寿のため豫(ヨ)州へ向かうことになったという。裕王は皇帝のたった1人の叔父、とは言え賀寿のために妙齢の従妹たちを同行する目的はひとつしかない。燕遅は警戒を強める必要があったが、宴を仕切るのが義(ギ)王世子・燕離(エンリ)だと聞くや好都合だと笑った。≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズコーッ!次は豫州…w一方、秦琰は秦莞(シンワン)に人参の薬湯を差し入れ、燕遅との縁談を後押しした。燕遅が駐軍を動かせるほどの令牌を渡してくれたのなら、忠勇侯府が秦莞の後ろ盾になってもいいという。しかし秦莞は2人の関係を否定、燕遅は大長公主から護衛を頼まれただけで、安陽(アンヨウ)侯の養女になったとは言え、燕遅に礼を失することは許されないと言った。燕遅は秦家三房の案件で目をつけた慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)の帳簿から東南(トウナン)塩運の不正を疑っていた。秦莞たちが豫州へ向かうなら好都合、この機会に調査と称して同行しようと思いつく。早速、燕離に文で知らせ、皇帝への奏上も燕離に任せることにした燕遅。その夜、こっそり秦莞の寝所を訪ね、秦琰が豫州へ向かう思惑を伝えた。「忠勇侯の爵位は軍功ゆえ秦琰の代で無爵になる 太子の力となってその功績で爵位を得るつもりだ」「裕王もいい年をして色に溺れるなんて…」「だから還暦で子ができたのさ」「父親は別にいたりしてw」すると令牌の重みを知った秦莞が燕遅に返却した。しかし燕遅は改めて秦莞に令牌を渡す。(๑•̀ㅂ•́)و✧<令牌だけでなく私も君を守る!翌朝、秦莞は師兄との別れを惜しんだ。孫慕卿(ソンボケイ)は村人たちからの風当たりが強いと分かっていたが、このまま百草園に残って大師兄の医術を継承し、その罪も引き受けるという。「殿下、小師妹をよろしく頼みます」「尊ばれ、敬われる日まで…」それは燕遅と孫慕卿しか知らない約束だった。一行は豫州に到着、城門は固く閉ざされていた。秦家の周(シュウ)家職が到着を告げてもなしのつぶて、そこで白楓が照明弾を上げ、睿王世子が到着したと知らせる。すると城門が開き、見るからに風流な公子が嬉しそうに馬で駆けて来た。️″(ノ*>∀
2026.06.27
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第23話許妍(シューイェン)のスマホに沈皓辰(シェンハオチェン)の担任教師から保護者会の連絡が来た。一方、同盟を結んだ沈皓明(シェンハオミン)と于一鳴(ユーイーミン)は早速、作戦会議。于一鳴はモームの名言を引用し、愛する人を本気で取り戻したいならプライドを捨てて積極的に攻めるべきだと指南した。すると偶然にも許妍から音声メッセージが届く。『明日カフェで会える?ハオチェンのことよ』「明日なら大丈夫…」沈皓明はすぐ返事を吹き込み始めたが、于一鳴が止めた。「ダメダメ!取り消して!明日じゃダメだ、今日、彼女の家に!」許妍のマンションに突然、沈皓明が現れた。「近くで商談があったからついでに…」すると沈皓明は半ば強引に部屋に上がり込んでしまう。許妍はともかく保護者会の件を説明して資料のリンクを送信、早々に沈皓明を追い出すことにした。しかし沈皓明はWi-Fiが飛んでいないと気づき、ルーターの調子が悪いと知るや自分が直すと言い出す。「イェンイェン、パスワードは?」「私の携帯よ、100…」「100-5180-XXXX」驚いたことに沈皓明は確認もせず、許妍の番号をすらすらと打ち込んだ。沈皓明は電波を確認したいと言って部屋中を回り、男の痕跡がないと分かって安心した。しかし許妍が自慢の手料理を誰に食べさせるのか気になり、何かと理由をつけて居座る。そして日が暮れる頃、ついに呼び鈴が鳴った。「来たか…(ボソッ」沈皓明は自ら玄関で出迎えたが、来客は姉の喬琳(チァオリン)と起業メンバーの瑶瑶(ヤオヤオ)、罐罐(グァングァン)だった。( ತ _ತ)<しぇんはおみん… じぇ!久しぶり~!>(^ꇴ^)沈皓明はまるで家の主のような顔をして客をもてなした。しかし喬琳たちから許妍を突き放しておきながら今さら執着しているとあからさまに嫌悪されてしまう。沈皓明は針のむしろだったが、モームの格言を思い出して我慢した。そこで手厳しい喬琳ではなく瑶瑶と罐罐の懐柔に動く。「金達(ジンダー)のショッピングモールがもうすぐ開業する 気に入った物があったら買うといい、無料にするよ」本当?!(*≧∀≦)人(≧∀≦*)やった♪焦った喬琳は2人が丸め込まれないよう許妍の料理を手伝うよう指示、するとようやく沈皓明は帰って行った。結局、プライドだけが傷つき、何の進展もなかった沈皓明。すると于一鳴が次の作戦を考えた。「第2の策は″恋煩い″だ」そこで沈皓明は秘書・陳霖(チェンリン)を送り込んだ。陳霖は妍衣坊(イエンイーファン)に許妍を訪ね、自分が隠し撮りしたと前置きし、スマホを見せる。映像には沈皓明が何度も許妍のマンションを訪れながら、涙ながらに断念する様子が映っている。画像には会社でぼんやり窓の外を眺める様子や、派遣先の会社で許妍の写真を眺めている姿があった。「妍姐、沈総にとってあなたが心の支えなんです」しかし許妍から隠し撮りどころかすぐ近くで撮影していると見抜かれ、あっさり失敗してしまう。またしても作戦が失敗した沈皓明。その夜、許妍のSNSをチェックしていると、スクーターの前で撮った画像を見つけた。しかしその写真に蒋亮(ジアンリアン)がコメントを付け、許妍と同じスクーターの前で撮った画像を貼付している。「映像機材博物館?」翌日、蒋亮が映像機材博物館に出かけると、展示物の入れ替えが始まっていた。聞けば沈皓明に大金を提示された社長が全て売ってしまったという。沈皓明は蒋亮を呼び出し、今の関係がどうであれ離婚していない以上は許妍の夫だと念を押した。「君が純粋な出資者なら支援に感謝する、だが下心があるなら許さない、男でも女でも」「彼女と離れて久しいだろう?彼女の何を知っている?」蒋亮は許妍が起業してからの努力や現在の会社の内情まで詳しく知っていた。しかし沈皓明は例え蒋亮がいなくても許妍は必ず成功するはずだという。「僕にできるのは常に陰ながら見守り、必要な時に手を差し伸べることだ」「その役目は交代できる」「やってみるがいい」巴来金(バラキン)が金達との提携協定を締結する前に3ヶ月の評価期間を設けると分かった。思拓(スートゥオ)建築のスティーブは韓衛平(ハンウェイピン)と接触、何としてでも沈皓明夫妻の離婚か不仲の証拠を手に入れるよう頼む。「干爹(義父)を失望させるなよ、打つ手がなければ妍衣坊を使えばいい」実は韓衛平は思拓建築のスパイだった。沈皓明は喬琳を呼び出し、許妍と復縁したいと訴えた。「だったら許妍が望んだ時、なぜ突き放したの?」「僕が間違っていた、彼女が全てを失えば僕から離れないと思ったんだ でも別れて気がついたよ、彼女なしではダメなんだって…」喬琳はそれが沈皓明の本心だと感じたが、例え家族でも夫婦のことには口を出せないという。そこで沈皓明は于一鳴と親しくしていると明かした。「同病相憐むってやつかなぁ、彼の今の状態は…絶不調だ、食欲もない 君と仲直りする方法を考えているよ」すると喬琳は情にほだされ、沈皓明にチャンスをあげることにした。「確かに許妍は苦労してる、力になってあげて、明日の土曜日は会社で残業よ …蒋亮もいる」翌日、沈皓明は差し入れを持って妍衣坊を訪ねた。会議室ではちょうど蒋亮がホワイトボードの前に立ち、許妍に経営計画をレクチャーしている。「一緒に聞いても?」許妍は呆気に取られていたが、蒋亮は構わないと言った。蒋亮は強力な資金源がなければ選択肢が狭まると訴え、融資こそ最高戦略に位置づけるべきだと力説した。「キャッシュフローの確保こそ生存への王道だ 長い目で見て遠航(ユエンハン)が先頭に立てば今後、資金問題は心配無用 ブランド力の維持や人材不足も全て解決する」すると沈皓明はメリットばかりを説明し、デメリットを無視していると指摘した。投資家は慈善事業ではない、当然ながら何倍ものリターンを求めてくる。たとえ蒋亮が許妍の自主権を守ると主張しても、会長の蒋雲(ジアンユン)や社規に阻まれるのは目に見えていた。「もし業績を達成できなければ代償として会社ごと飲み込まれるぞ?」沈皓明は投資に依存しない経営計画を提案した。目標が明確なら雇われ社長ではなく、経営者になるべきだという。「知財エコシステムだ、ブランドが浸透するまで予約販売で資金を確保する 覚えておいて、金の主導権を持ってこそ方向性を自分で決められる 将来、人気商品を生み出せば独自の意匠権や著作権を持ち、これらを武器に融資を受ける これなら出資者と金額交渉ができるし、自己防衛も可能だ」沈皓明は個性的なブランドを持つことが鍵になると訴えた。しかし今後は誰から助言があっても鵜呑みにせず、許妍が自分で判断すべきだという。許妍は2人の提案を良く考えてみると言ったが、沈皓明への評価は確実に上がった。一方、約束の1週間が過ぎた于一鳴は沈皓明が準備してくれた化粧品を持って喬琳の部屋を訪ねた。「肌に優しい成分の化粧品を集めたんだ、使って」于一鳴はコスメが好きな喬琳のため、化粧品について学んだという。「1週間、良く考えたよ、学歴や職業の格差は大した問題じゃない 京(ケイ)州でゼロからスタートし、自分を卑下せず足りないことは学ぶ… そんな君は輝いて見えた、心は決まった、君が好きだ、君とゴールしたい」「それってプロポーズ?!軽率過ぎるわ!」「琳琳、まだ分からないか?僕はただの医生だが、君を風雨から守ってやれる どんな夢でも応援するよ、試用期間は君が決めてくれ」「じゃあ…いつからスタートしたい?」すると于一鳴は喬琳に口づけし、寝室へ連れて行った。つづく( ゚ェ゚)方蕾が好きなのかと思ったら、そういう事だったのね…
2026.06.26
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第22話泥酔してバーで沈皓明(シェンハオミン)にからんだ方蕾(ファンレイ)。すると沈皓明の顧問弁護士・韓衛平(ハンウェイピン)が止めに入り、方蕾を担いで送って行った。一方、蒋亮(ジアンリアン)は許妍(シューイェン)をマンションまで送って行った。しかし許妍から仕事以上の関係はありえないと念を押されてしまう。「私はまだ既婚者よ?」「だが沈皓明との間には大きな問題がある」「彼との問題は解決する、でもそれと新しい恋愛は別の話 今の良好なパートナー関係を壊すつもりはない」その話をちょうど許妍を訪ねてきた沈皓明が聞いていた。「拒否されるのは努力が足りないからだな でも信じてる、ビジネスで得た信頼や理解は必ず心の奥深くに届くとね」「イェンイェン!」たまり兼ねた沈皓明はそこで姿を現した。「妻を送ってくれたのか?面倒をかけたな」沈皓明は自分の優位性を誇示したが、蒋亮も負けていなかった。「そっちこそ、別居中の妻を訪ねる方が面倒だろう? 俺はパートナーだから毎日、会えるけど」すると許妍は幼稚な男たちに呆れ、早々に退散してしまう。「もう行くわ」そこで沈皓明は人妻にまで手を出すなと蒋亮に釘を刺し、許妍を追いかけた。許妍はエレベーターに乗り込んだが、沈皓明はボタンを押してドアを開けた。(^ꇴ^)<彼を拒否してくれて嬉しかったよ許妍は誤解を与えぬよう、きっぱり別れたいと伝えた。「沈皓明、2回目は離婚届が順調に受理されることを願うわ、手を離してっ!」沈皓明はボタンから手を離し、今も外していない薬指の結婚指輪をちらつかせた。しかしまだエレベーターのドアが閉まらず、ついに警告音が鳴り響く。許妍は沈皓明が足で扉を止めていることに気づき、思わずハイヒールで踏みつけた。(,,Ծ‸Ծ,,)<ここは共有設備よ!沈皓明を追い返し、無事に部屋へ戻った許妍。すると姉の喬琳(チァオリン)が差し入れを届けに来ていた。蒋亮に送ってもらったと知っていた喬琳は妹の心にまだ沈皓明がいると見抜き、よく考えてから選択して欲しいという。その夜、独りになった許妍は沈皓明と過ごした休暇のことを思い出していた。一方、沈皓明も許妍がやり直したいと懇願した夜のことを思い出し、今さらながら後悔してしまう。その頃、傷心の方蕾は酔った勢いで韓衛平と一線を超えていた。すると韓衛平は沈皓明を破滅させないかと持ちかける。「君が泥沼に落ちていくのをもう見たくないんだ」翌日、陳霖(チェンリン)はランチの前に沈皓明へ書類を届けなければならなかった。すると韓衛平と出くわし、ついでに一緒に届けてくれるという。陳霖は何の疑いもなく預けたが、韓衛平に″戦略的提携案″の内容を盗まれてしまう。蒋雲(ジアンユン)は弟が沈皓明の妻に興味があると知り、猛反対した。一方、乗馬クラブでは沈皓辰(シェンハオチェン)の青少年馬術大会への参加が認められ、家族の承認が必要になる。そこで沈皓辰はコーチに兄嫁が自分の保護者だと伝え、急いで沈皓明にメッセージを送った。「哥!すぐ来て!」沈皓辰の策略で許妍は思いがけず沈皓明と乗馬クラブで顔を合わせることになった。しかし許妍はコーチとの面談が終わると早々に席を立ってしまう。慌てた沈皓辰は許妍にジュースを買ってくると言って足止めしたが、戻ってみると許妍の姿がない。すると沈皓明はのんきに仕事で帰ってしまったと知らせた。「哥、何やってるの?!嫂子を怒らせたんだから積極的に動いてよっ!」沈皓明は乗馬クラブの話を母に伝えた。すると于嵐(ユーラン)は許妍が沈皓辰を大事にするのは沈皓明の家族だからだという。「あなたが大切だから家族も大切にしてくれるのよ」于嵐は息子夫婦の現状に責任を感じていた。当初、許妍の家柄が釣り合わないと邪険にしなければ、彼女も嘘をつく必要はなかっただろう。「お互いに嘘はなくなった、やり直すチャンスはあるわ、私は彼女が好きよ どんなことをしてでも取り戻して」「僕は結婚した時から別れなど考えたことはないよ」「加油!」一方、仕事を探していた林涛(リンタオ)は打たれ強くなりたいとボクシングジムのスパーリングパートナーに応募、採用されていた。そんなある日、スパーリング中に負傷した同僚の付き添いで病院に来た林涛は偶然、于一鳴(ユーイーミン)と同僚の親密な様子を目撃し、慌てて喬琳を呼びつける。「于一鳴が浮気しているぞ」喬琳は驚いて病院の食堂へ駆けつけた。于一鳴は泣いている文謹(ウェンジン)の肩に手を置き、慰めていた。動揺した喬琳は逃げるように病院を後にしたが、林涛が追いかけて来る。すると喬琳は林涛の腕のアザに気づいて驚いた。聞けばジムでスパーリング相手の仕事を見つけたという。「気が晴れるなら好きなだけ俺を殴ってくれ!」「林涛、今日は冷静に話しましょう? 私たちは合わないと気づいたの、だから別れるのが最良の選択だわ だからあなたも気持ちの整理をつけて 今は妹妹と一緒だし、起業仲間もいる、毎日が充実しているの あなたも自分の生活に戻って、あなたにも幸せになって欲しい…じゃあ行くわ」林涛は返す言葉もなく、喬琳の背中を見送った。「琳琳…元気で」( ๑≧ꇴ≦)エーッ!意外にもあっさり引き下がったw沈皓明は陳霖から許妍の仕事の様子を聞いた。最近、妍衣坊(イエンイーファン)の業績は急上昇、動画の内容や質も大幅に向上しているという。沈皓明は蒋亮の強気な理由が分かったと不満げだったが、意外にも陳霖が有益な助言をくれた。「妍姐がこれほど努力するのはあなたに見せるためです 今は対等な男女関係が恋愛のトレンド、仕事で成功すればあなたのもとに戻ってきますよ そもそも完全に関係を断ちたいなら旅行も断ったはず 断言します!女性は本当に嫌いなら1秒たりとも一緒にいられない」「全く余計なことばかり言って…座れ!続きを!」「外堀を埋める、つまり周囲の協力を得るんです」「でも彼女の姐には断られた」「男性の友人はいませんか?男性同士なら同情を買いやすい」許妍の結婚生活の破綻を目の当たりにした喬琳は、大きな格差が障害になると実感していた。そこで翌朝、于一鳴を訪ね、正直な気持ちをぶつける。「あなたが好き、でも私たちの間には現実的な格差がある、避けて通れない問題よ? あなたにも選択の権利がある、だから同僚の方が自分に相応しいと思うなら…私は身を引く!」于一鳴はわけが分からなかった。すると実は喬琳が病院の食堂で自分と後輩の文謹が一緒にいる所を見たという。「彼女は初めて患者の死に直面した、だから慰めていた 彼女に同僚以上の気持ちはない、本当だ」「あなたを信じてる、でも私たちの間の現実問題はやっぱり存在する これが今後、私たちの障壁になるかもしれない だから1週間ほど時間を置くのはどう?お互いに考えてみない?」于一鳴は何か言おうとしたが、喬琳は答えを聞かずに出て行ってしまう。許妍がオフィスを出ると大きな花束を抱えた于一鳴が立っていた。于一鳴は喬琳に避けられていると気づいて落胆したが、許妍は仕事で外出しただけだと笑う。「考え過ぎよ、話は聞いたわ、姐は正しいと思う 今の不安を軽視すると将来、大きな問題になるかも 本当に受け入れられるか、あなたも冷静に考えるべきよ 姐は考えてる、変わったわ、あなたが大切だからよ?分かるでしょう?」「分かった、待つことにする」于一鳴は許妍に花束を渡して帰った。その時、着信が鳴る。「…もしもし?」「沈皓明だ」復縁に向けて動き出した沈皓明は于一鳴を呼び出し、協力を求めた。しかし于一鳴も実は喬琳との関係がうまく行っていないという。「で、今の状況は?」「交際冷却期だ、そっちは?」「離婚冷却期…」沈皓明と于一鳴は自分たちが似た境遇だと知って意気投合、同盟を結ぶことにした。「そうだな、君なら喬琳と話せるし、僕なら許妍に話ができる!」姐夫!>ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ <妹夫!つづく( ๑≧ꇴ≦)あははははは~!何この2人w
2026.06.25
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第21話沈皓明(シェンハオミン)と円満な夫婦を演じ、無事に任務を果たした許妍(シューイエン)。そこで帰りの車の中、実は出資者が遠航(ユエンハン)ファンドの蒋亮(ジアンリアン)だと明かした。「蒋亮は遊び人だ、やめておけ」「以前、彼が有益な助言をくれたの、遊び人じゃない」沈皓明は許妍と蒋亮が密会していたと知り嫉妬、悔し紛れに嫌みを言ってしまう。「それで?資金不足は解消したのか?元夫を助ける余裕までできたとはな こうして小遣いまで稼いで、君は本当ぉ~に立派だよ」「ピキッ!私はこの役目の前に万策尽きて彼に助言をもらった でもその時に出資の話はなかったわ、さっき姐の電話で知ったのよ あなたにすぐ伝えたのにまだ不満?」その時、許妍はガーデンバーで怒りに任せ、出資者がいると嘘をついたことを思い出した。「認める、一昨日のは嘘だった」「ファッ!許小姐、君は本当に嘘がうまい、まだまだ隠し事があるんだろうな~」「確かに山ほどあるわ、初めて金達(ジンダー)を訪ねた時 熱を出したのは本当、でも気絶は演技よ」「ギギギ…病院で君に貼った絆創膏、あれは秘書が買った物だ 君が感極まってたから黙ってた」2人は売り言葉に買い言葉で暴露の応酬となり、やがて大喧嘩になってしまう。「君が僕に選んだ服はどれも気に入らなかった!色、品質、センス、すべて最悪だ!」「原因はあなたじゃないの?もともと老けて見える(老気横秋)くせにセンスも時代遅れ 頭は万年、ポマードべったり、いつもスーツは3点セット、って寝具かっつーの! そのメガネだって何?伊達メガネのくせに!」許妍は自分でも言い過ぎだと気づいたが、もはや止められなかった。本当は沈皓明の前にも男がいたと見栄を張り、完全に沈皓明をキレさせてしまう。すると頭に血が上った沈皓明は車を急停止、引っ込みがつかなくなった許妍は黙って降りた。「8日の朝10時に離婚手続きよ、よろしく!」( ๑≧ꇴ≦)wwwwwその夜、実家に帰った沈皓明は沈皓辰(シェンハオチェン)の様子を見に行った。沈皓辰は今も許妍の帰りを待っていたが、相変わらず仕事が忙しいとはぐらかされてしまう。「嫂子は哥に怒っているんだ、ちゃんと謝りなよ」すると沈皓明は好きなら諦めず、100回断られても取り戻せと沈皓辰から叱咤激励されてしまう。蒋亮のおかげで立派なオフィスを構えることができた妍衣坊(イエンイーファン)。許妍と喬琳(チァオリン)は新しい旅立ちをテレビ電話で祖母に報告していたが、その頃、実は林涛(リンタオ)が京(ケイ)州で仕事を探しているとは知る由もなかった。一方、沈皓明は8日が近づくにつれ神経過敏になり、″8″と聞くだけで機嫌が悪くなってしまう。そんな中、新たな開発プロジェクトのため用地を買収していた沈金松(シェンジンソン)は、肝心な中心の土地の所有者が沈皓明だと知った。秘書の話では10年前、当時はまだ荒地だった土地を沈皓明が取得していたという。その夜、沈金松は実家に沈皓明を呼びつけ、018号の土地の件を尋ねた。当時はどの会社も北側の荒地に興味を示さなかったが、沈皓明は鉄道網計画で線路がいずれ北まで伸びることに注目したという。「市当局は新区を高速鉄道の拠点に整備するはず、そこで賭けに出たんだ」「お前には先見の明があったんだな」「留学させてもらったおかげだ、世界中の都市計画を学べたから」実はその時の投資者は大学の同級生だったという。喜んだ沈金松は土地を譲ってもらう代わりに条件を聞いた。しかし沈皓明は条件をつけないと辞退、これまでの自分の態度を謝罪する。「昔はパパの気持ちも考えず、理解ばかり求めた ハオチェンのことは後悔していないが、パパたちに大きな負担をかけたね 僕は生意気で傲慢だった、将来に不安があったんだ でもパパたちがハオチェンを受け入れ、何不自由なく育てるのを見て救われた 確かに僕は責任感に欠けていた、だからこの土地は無条件で渡すよ」「休暇から戻ってお前は人が変わったようだな」この時、沈金松は息子を変えたのが許妍の励ましだとは知る由もなかった。「巴来金との提携が決まったらお前を取締役にすると約束する」一方、許妍たちは社員を募集、テレビ局で許妍のアシスタントだった欢欢(ホワンホワン)を含め新しい仲間が加わった。蒋亮も積極的にサポートし、順調に滑り出した妍衣坊。許妍は明日の8日を逃さぬよう、沈皓明へ連絡を入れた。すると沈皓明は急な出張でモスクワにいるという。「来月まで延期だな…仕事なんだ、仕方がない」離婚したくない沈皓明は出張だと嘘をつき、許妍の電話も無視して逃げ回った。仕方なく許妍は数日後、秘書の陳霖(チェンリン)に連絡し、沈皓明の居場所を探る。しかし陳霖はしどろもどろ、許妍は沈皓明の嘘だと気づいた。約束の1ヶ月が経った。沈皓明は秘書に再び雲隠れすると連絡しながら家を出たが、待ち伏せしていた許妍に捕まってしまう。「実はリスケしたのは病院に行くからなんだ、心臓が痛くて…」「分かった、付き添う」当然、病院で検査しても沈皓明の心臓に異常はなかった。かえって医者から休むよう説得された沈皓明はこの機会に人間ドックを受けると言い出す。許妍は永遠と待たされた挙句、ようやく沈皓明を引っ張って民政局へ駆け込んだが、受付時間を5分過ぎていた。「受付は終わりです」「そこを何とか…」「冷却期は終わった?で、離婚は決まったの?」「はい!」「じゃあ再度、離婚届を出して、来月8日の5時半までに手続きに来てください」すると許妍は怒ってさっさと帰ってしまう。(๑•̀ㅂ•́)و✧<謝謝、受付@ハオミンそんなある日、蒋亮は商談と称して許妍を映像機材博物館に案内した。ここは友人が開いた私設の博物館で一般公開しておらず、考え事がある時はいつも来ているという。すると蒋亮は昔話で許妍の関心を引いた。映画好きの母の影響で本来は監督志望だったが、父の命令で金融の道に進むしかなかったという。「監督としてヒロインを失ったが、ビジネスで君に出会った 俺の人生で唯一無二のパートナーにね」「私はそんなに映画を見ることがなかったわ でもテレビ番組が好きでニュースキャスターに憧れて…」「ほらな?俺たちは共通点が多いだろう?」そこで蒋亮は展示されている″ローマの休日″と同じ形のスクーターにまたがった。「後ろへ乗って、君が最初の乗客だ」その時、蒋亮の女友達のインフルエンサーが現れ、蒋亮の感傷的な思い出話がいつもの口説き文句だとばれてしまう。「前も私を騙して動かないバイクに乗せたけど、またやっているの?」許妍は思わず失笑した。「あら、私が初めての乗客では?」焦った蒋亮は慌てて女友達を追い返したが、面目丸潰れだった。その夜、沈皓明は会員制クラブで飲みながら、許妍の電話番号を眺めていた。すると酔った方蕾(ファンレイ)が現れる。「皓明哥、知ってる?最近、業界で持ち切りの噂、許妍と蒋亮が熱愛中ですって 昔から女遊びが派手だった蒋亮さえ夢中になるんだから、許妍はやり手ね」「彼女はまだ僕の妻だ。口を慎め」「許妍にとってあなたは好いカモでしかない、浮気されてないか確かめたら?」方蕾は沈皓明を挑発するが無視され、悔し紛れにグラスの酒を浴びせかけてしまう。つづく( ̄▽ ̄;)せっかく楽しかったのに林涛ェェェェェェェェ…
2026.06.24
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