まりし-てん 【摩利支天】
〔梵 Marici〕
光・かげろうの神格化。自らの姿を隠して災難を除き,利益を与えるという。
もとインドの民間信仰の神であったが,日本では武士の守り本尊とされ,
護身・富裕・勝利などを祈る摩利支天法が修される。
蓮華上に座す尺女像,猪(イノシシ)に乗った三面八臂の像などがある。
コロナcorona
(1)太陽大気の最外層。皆既日食の時,
太陽の周りに真珠色の淡光として見える。
(2)「光冠{(1)}」に同じ。
こう-かん 【光冠・光環】
(1)太陽や月の周りにできる視半径二~三度の小さな光の輪。
内側が青色,外側が赤色を帯びる。空気中の水滴によって光が回折して生じる。
コロナ。
かげろう 【陽炎】
春,晴れた日に砂浜や野原に見える色のないゆらめき。
大気や地面が熱せられて空気密度が不均一になり,
それを通過する光が不規則に屈折するために見られる現象。
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