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2024.11
2009.01.30
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カテゴリ: 家系調査
曾祖母の実家の改製原戸籍謄本が届き、
私は、弐女である曾祖母の欄を こわごわ 覗きこみました。


曾祖母の転籍先、つまり 曾祖父と結婚したときの住所は・・・


あ、だめだ。
この住所、どこかで 見たことがあるもの。


それは、たしか 曾祖父の戸籍に記載されていた住所でした。


空白期間の、その前を 求めていたのに、
空白期間の、その後と つながってしまった。

万事休す。






あれ?

見覚えがあるものの、その住所は、F町です。

曾祖父の戸籍の住所は、たしか R市だったはず・・・


急いで 手持ちの資料を調べると、
曾祖父の改製原戸籍謄本の住所は、R市内でした。

R市役所へ申請して入手したものですから、
当然といえば、当然です。



私は、曾祖母の実家の戸籍に 目を戻しました。

よく読むと、曾祖母は、曾祖父と結婚したとき、
F町にある 高祖父の 戸籍に 入籍したことになっていました。





現在は、結婚すると、夫も妻も それぞれの戸籍を離れ、
ふたりで 新しい戸籍をつくります。

が、当時は、妻は 夫とともに、
夫の父親(戸主)の戸籍に 入っていたようです。

子供が生まれると、そのまま 子供も その戸籍に加わったので、

も含め、3世代が 入っていました。

同じように、祖父の兄弟の配偶者・子供も 曾祖父の戸籍に
入っていますので、謄本には 総勢21名! の記載があります。

ムカシの謄本が 分厚いのは、子供の数が多かったから だけでなく
配偶者・孫まで 同じ戸籍に入っていたからなんですね。





・・・話が 逸れました。


そんなわけで、曾祖母は、
結婚しても 曾祖父とともに 新しい戸籍を つくることなく、
そのまま 高祖父の戸籍に入ったのでした。


ということは。

私が入手したR市の戸籍は、樺太から戻ってきた後の戸籍で、
曾祖母の嫁ぎ先、F町の戸籍は、樺太へ渡る前の戸籍なのでは?


期待していた通りの結果です。





それでは、私が その住所を「見覚えがある」と思ったのは、
どこで見たものなのでしょうか?


それは、祖父(とその兄弟たち)が出生したときの住所でした。

だから、曾祖父や祖父の戸籍で、なんども 目にしていて、
見覚えがあったのでした。


ということは、なおさら、
F町の住所は、曾祖父一家が 樺太へ渡る前の住所、
という可能性が高いです。



だから、曾祖父の謄本を よーく見て、よーく考えていれば。

曾祖父の戸籍⇒曾祖母の実家の戸籍⇒高祖父の戸籍 なんて
複雑な途をたどらなくても、曾祖父の出生地の住所を元に、
最初から F町へ 高祖父の戸籍を請求することは
可能だったのでした。

ちゃんちゃん♪




だけど。

曾祖母は「曾祖父の妻」というだけではありません。
私の曾祖母、ひいおばあちゃんなんです。


ともすると、上に さかのぼることばかりを目的に、
父親系のルートばかりを 重視してしまいがちな、ご先祖調べ。

ルーツをたどるという目的から見れば 回り道かもしれませんが、
私に関わるご先祖さまを調べる、という点では、
曾祖母の家を調べることも、とても大切なことでした。



そして、もうひとつ。

この、曾祖母の戸籍から当たる、と言う方法を 思い出し、
実際に 探し当てたことで、戸籍調査に関する推理力?が
養われたように思います。




与那嶺先生も、「先祖調べは 探偵だ」と おっしゃっていました。

どんな些細な情報も見逃さず、仮説を立てては 検証し、
事実を 探り出していく。


これで、墓石調査や 過去帳調べ、親類への聞き込み調査が
加われば、ほんとに 探偵業務そのもの。

現段階では、私は そこまでは やるつもりはないので、
自称‘机上の探偵’止まりですが・・・

いずれは、北海道まで お墓参りに行くつもりです。






ぐちゃぐちゃになっていた流れが、ちょっとだけ見えてきました。

私の推理では・・・



F町生まれの曾祖母と結婚した。
そこで、祖父をはじめ、10人!の子供が 生まれた。

その後、高祖父一家は 樺太へ渡り、
そこで、祖父は 樺太生まれの祖母と結婚。
R町で、伯父(父の兄)と 父が 生まれた。

終戦後、高祖父一家は、樺太から 北海道R市へ移住。



ということに なりそうです。




F町役場には、高祖父母&曾祖父母の、
樺太へ渡る前の戸籍が 残っているかもしれません!!


この ひとすじの光を頼りに・・・

私は、高祖父・林蔵さんの、樺太へ渡る前の戸籍を申請するべく、
ふたたび、F町へ 書類を 送付しました。





ここから先は、崖っぷちの1本道。

目の前に大きな岩が 落ちていたら、もう 前には 進めません。



孫、曾孫の代から 先祖をたどるのも 1本道ですが、
それは あくまでも 書類上のこと。

子を産み、守り、次の世代へ バトンを渡していくのは、
命がけの真剣勝負、それこそ 崖っぷち続きの1本道だったでしょう。




「生きているうちの供養が、いちばんなんですよ。」


あの日、講座で。

私の中で 一生 覆ることのないと思っていた ある感情を、
一瞬にして ひっくり返した、与那嶺先生の言葉。


その言葉が、よみがえってきました。













<たばちゃん家 ご先祖調査物語> つづく





ご先祖調査物語 その1 はじめの一歩

ご先祖調査物語 その2 知らなかった名前

ご先祖調査物語 その3 消えた長女

ご先祖調査物語 その4 不自然な空白

ご先祖調査物語 その5 与那嶺先生のお言葉

ご先祖調査物語 その6 いざ 樺太へ!?

ご先祖調査物語 その7 家系図をつくろう♪

ご先祖調査物語 番外編 永訣の朝

ご先祖調査物語 番外編2 めざせ70代!?

ご先祖調査物語 その8 ウラワザ





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Last updated  2009.01.30 12:49:17


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