2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004年03月の記事
全31件 (31件中 1-31件目)
1
-
ニュースレター完成！
前々から少しずつ、したためて製作しておいた「犬童たたみ・ふすま店」のニュースレターが完成した。今回のNLは、実践コンサルタントで有名な、平 秀信さんのNLについてのメルマガ、資料を参考に、ウチの宣伝、売り込みは一切せず、奥様、女性に受けが良いような内容に製作した。文章については、楽天日記でお客様とのやり取りや、私の仕事に対する取り組み方や考え失敗談や、カミサン、子供たちのことを、アットホームに書き綴ったものを、抜粋して書き込んだ。今回から、カミサンにも、何でもいいから、気づいたことや、子供たちのことを記事にしてもらい女性に共感してもらえる取り組みにもチャレンジしてみた。文字も堅いイメージのする物から、手書き風の文字を取りこみ、読みやすさと、親しみやすさを狙ってみた。お盆前のお客様に案内を送る時に入れるため、時期的には梅雨の明ける直前、畳が一番ある意味注目される時期で、湿気が多いため、カビ問題で大変な思いをされているお客様が多いことをふまえ、カビ対策、湿気対策の記事を満載した。この記事は昨年の梅雨の時期に、やはりNLで記事として載せた物で、お客様に非常に感謝されたことがあり、今回も更に追加記事を載せて、グレードアップしている。この記事を載せたため、昨年の顧客の皆さんから、カビに対するクレームは一件も無くそれどころか、先ほども書いたように、感謝されたのである。更に、女性にとってはたまらない、スイ―ツ物、ケーキ屋さんを紹介、私自身やカミサン子供たちも何度も食べて、その味たるや、最高のケーキなのである。先日までかかって、新しく更新したホームページの宣伝も詳しく説明、記事にしてお客様に見てもらえるように、工夫してみた。大きさも前のA4サイズで一色両面から、読みやすい様にB4サイズに大きくし、一色片面印刷にしてみた。今回かなり頭をしぼって、前回までのNLの反省点、新しい取り組みにより、お客様にはより、一層分かり易く、面白い内容に製作したつもりで、早く一人でも多くのお客様に読んでもらい、その感想や、反応が今から楽しみな私である。
2004年03月31日
コメント(0)
-
ここが踏ん張り所
先週末は、何かと忙しく、仕事に、デスクワークに、スポーツにと、考えてみると修行僧並みのハードスケジュールの中本日もまだ引きずって、こなしている。土曜日、4時起き、事務所にて、ホームページのカミサンのページ（まったり主婦のひとり言）製作 楽天日記を書いて朝食後、若久のお客様宅の畳表替え、かなりハードな内容にクタクタ、終了後、夕方より4月・5月に打つチラシの原稿を最終チェックCDに落して印刷屋さんのU君に渡しカミサンのページ仕上げ、障子張替えのページ製作、完成するころには、夜遅く自宅に帰り寝るだけ・・・・日曜日、早朝4時、HPの「お客様のありがたい手紙」のページを製作、楽天日記を書いて、朝食後、カミサンと屋形原の病院寮の畳を引き取りに行く、狭い階段3Fより大きい畳を降ろし工場で表替え作業、途中ソフトボールの試合に出場、メンバーが少ない為、休めずフル出場となり、かなり熱い中、白熱戦となり楽しかったのだが、疲れた、小学校のグランドで試合があったので、本日試合のチームの方々は桜が半咲きの中、花見酒を楽しんでいた。仕事があるので、呑みたい気持ちを押さえ、休憩がてらチームの仲間と話をする、私が誘ってチームに入った畳屋が２人いるのだが、貧相な仕事の話しに変わる努力をする様に活を入れて仕事に戻る、疲れた身体ではあるが、先ほど2人に活を入れたお陰で、自分も気合が入り勢いで、畳を仕上げる、夕方再び病院寮へ仕上がった畳を納めに行く、足が沈む・・・・何とか納め、工場に帰り、片付け、事務所に上がりデスクワーク、眠い目をこすりながら新しいニュースレターの原稿製作、明日からも忙しい為、早め早めに手を打たないと、いずれ苦しい思いをするのは自分である。やはり夜遅くまで、作業は続き、帰宅後、食事を取りくつろぐ間も無く寝てしまう・・・・そして本日早朝５時ニュースレターを仕上げ終わり、反応を見たいため、２０枚程度印刷その後、楽天日記を書いている、本日も朝食後、昨日の病院寮の畳表替えを５階より降ろし本日夕方には、搬入しなければならず、ハードである、その後も、やはりデスクワークが待っておりまだまだ、キツイ日が続きそうである。しかし、確実にお客様に対しての仕掛かりは出来つつあり、この頑張りが、後々大きく響いてくるのは間違い無いのである。
2004年03月30日
コメント(0)
-
元気の源
先日、U印刷屋さんのU君が、夕方訪問、しばらく営業話に夢中になっていた。少し前まで、今後の仕事上での取り組みに不安を持っていたU君だったが、とりあえず続けてきたニュースレターの反応が良くなってきたことと、自分が理想とする取り組みを実現化している会社に巡り会えたことで、かなり元気になっていた。ちょうど私も、4.5月用チラシ製作終了と、それに伴う、ホームページ作成が終わったやさきでかなり、疲れがきており、さらに仕事がこれから忙しくなる事を思うと・・・・そんな時にエネルギーとなる人物と話すと、こちらも元気になるのである。取りあえず、飛び込み営業で初対面の方々にまずは、自分を知ってもらう意味でニュースレターを手書き風にアレンジして配っていたらしいのだが、ここにきてお客様からの反応が良くなってきており注文の電話もかかり始めたという。ウチもニュースレターを出してはいるが、U君とは違い、直接手渡しで渡すことは余り無い。この違いが大きいと思う。やはり、手渡しが基本で、本人の印象をお客様に植え付ける意味で大切なことだと思うのだ。NLが当たり出したU君、これからの更なる仕掛かりが楽しみである。そして、U君の元気の源のもう一つ、U君の理想を現実化している会社と出会えた事、その話をHPから取り寄せた沢山の資料やメルマガで説明し出した。なるほど、はた目から説明を聞いても、素晴らしい会社であるようだ、今の時流に乗っていてしかも、従業員さんにとっても遣り甲斐のある会社の仕組み、お客様に対しての提案も一味違うお客様にも利得があり、ありがたがられ、会社も儲かるというこの上ない理想の会社作りを現実化しているのである。U君が元気になり興奮気味で説明するのも当然のような気がしてきた。そして私も便乗ながら、そんな素晴らしい会社が現実に存在する事を嬉しく思い、そんな方々に少しでも追いつく様に、まだまだ頑張らなければならない思いで一杯になり、元気になってきた気がした、そんな元気なU君に感謝であり、これからも、元気の源を沢山運んで私を楽しませてほしいと思うのである。
2004年03月29日
コメント(1)
-
チラシの原稿
４月１１日に25.000枚、5月9日に同じく25.000枚に朝刊に折り込むチラシ作成のツメに入る。原稿を見ながら、直す所、おかしい所を、チェックして、最終的にCDに焼きつけて印刷屋さんのU君に渡すのだが、この場におよんで、まだ時間をかけて、見ている。それだけに、今年初めて打つチラシには期待を込めているのである。今までのチラシとは違い、ホームページのことを書き出したり、おいしいケーキ屋さんと共同企画したりと、新しい試み満載で、完成しているのだが、自分でパソコンのイラストレーターで一から製作したとあり、思い入れもひとしおで、それだけに世に出て沢山の人たちに見てもらい、役にたって欲しいとの願いで一杯であるのだ。朝一番の仕事の時間も迫ってきており、取りあえず上書き保存で、保留しておき、本日夕方U君に原稿を渡す時間まで、アイディアをギリギリまで考える事にして、カミサンと若久の現場に畳表替えの仕事に向かう。意外とデスクワークしながらアイディアは浮かばないものだが、仕事で身体を動かしながら物を考えると、以外に良いアイディアが浮かぶもので、ふと仕事先の掲示板に目をやった時にインターネットに関する記事が載っており、見入っていると、お店のホームページ紹介で見やすく、分かりやすい、何故か・・・顔写真を大きくしてあるのだ、私のチラシに載せてあるケーキ屋さん紹介の写真はご夫婦の全体写真、お客様は、同じ写真なら、顔を知りたいのではと思い、仕事終了後の夕方、早速実行してみる、「これだ！」見やすくなっており、分かりやすいしスッキリしている。ついに完成！すぐにアウトロックをかけて、文字化けを防ぎ、チラシのデータをCDに焼きつける、全ての作業が終了後、印刷屋のU君がデータを取りに来て、ギリギリ間に合った形になり、ホッとした。毎度ながら、チラシ製作は大変な作業で、いつかはU君に、原案製作から、印刷までの一切を任せたいのだが、何せ自分の店のこと、印刷屋さんが畳屋の内情を知るよしも無く、反響率を高めるのは指南の技といえる、やはり「犬童たたみ・ふすま店」店主の分身であるチラシは私が将来も製作し続けることになるであろう。
2004年03月28日
コメント(0)
-
上に下に
朝早くから、事務所でチラシの原案と向き合っていた。価格については、４月からの、総額表示価格になるということで大幅な、改正をしいられやっとの思いで、カミサンと仕上げた所だが、仕上がっていたはずの、表紙の部分が何かと気になり、印刷屋さんに回す前に、チェックしていた。チラシというものは、印刷屋さんにデータを出すが出すまで、悩む物である。何度考え、チラシを４年前から、出し続けているのにもかかわらず、毎回ギリギリまでアイディアを考えるもので、やはりかなりの出費がそこにかかるので、仕方ないものだと思っている。必ずしも、自分で、「今回のチラシはいける！」と思って出したはずが、思いのほか外したりそれかと思いきや、何気なアイディアで大当たりするなど、博打に近いものがあったりする。しかし、ここ数年の傾向で、確実に、外さなくなり、コンスタントに反応が良いのはダイレクト・メールやニュースレターを出し続けて来たことが、実を結んできたものと考えられる、他にも、創業４１年のあゆみの印刷物を配ったり、お客様にお礼状を出し続けたことも大きな要因である。更に、今後これからは、チラシやDM,NLに代わるであろう、ホームページが大きな威力を発揮するはずで、正月明けから今日に至るまで、ほとんどの日数をかけて、HPに関する情報を仕入れたり、製作する時間に当ててきた、賃貸関係の安い仕事や県営、市営住宅の仕事を切って、その間、収入が減ろうとも、今後大きな、収入を生むであろう、HP製作に全力を注いできた。プログラマーI君指導の基、確実に、HPは自分の手で良くなり、４月のチラシにはHPを取り上げチラシ・HPの相乗効果を狙えることだろう。何より、数ヶ月で、HPを扱えるようになるとは思ってもみなかったので、今後の取り組みに期待が膨らむ。HP製作について、教えることに徹してくれたI君に感謝である。しかし、労働派の私としては、デスクワークをこんなに長い期日、長い時間こなした事は無く仕事がある時など、上の事務所、下の作業場を行ったり、来たりと慌ただしい、毎日であった。数年前の、年越して仕事もゆっくりで「今日は何しようかな～」とヒマだった日々とは比べ物にならないほど、充実した毎日だが、いささか疲れ気味なのは、仕方ないものか。
2004年03月27日
コメント(0)
-
終末から仕事本番
本日から外仕事（畳・襖・障子などの仕事）が詰まっているので、昨日は朝早くから事務所に閉じこもりっきりで、デスクワークに励む。一つは、４月から始まる、総額表示の価格の書き換えである。数日前からカミサンと大変な思いで、価格の改正に取り組み、何とか、この月末に決まり、全ての「犬童たたみ・ふすま店」の価格表を書き換える作業に入る。大きな作業は、４月に打つチラシの書き換えとホームページの書き換えで、価格のみならず気になる所を、その都度直したり、変えたりするものだから、時間もかかる。しかし、少しでも、お客様が見やすいように、分かりやすいようにと思い、どうしても見逃す事ができないのである。そうこうしていると、パソコンの方から、色んな要求指示が出てきたりする、ディスクの容量が足りないとか、そのため動きが、鈍くなり、仕事の能率に支障が出てくる。何とか、クリアーしながら、続けるのだが、時間がかかって思うように進まず、やっと総額表示価格を、打ち込み終わったのは、夕方近く・・・・・これからもう一つの課題であるホームページのページ作りで、HPの表紙に目次を先に作って置いたため、その項目の内容のページを作らねばならない。それは、「仕事場∞はいけん」というページで、畳の表替え作業を写真入で説明、お客様にウチの畳替えの作業を分かり易く、知ってもらうためのコーナーである。携帯電話のカメラで数日前から、写真を撮っておいて、メモリースティックに保存、写真が少なければ直接、自分のHPにメールとしておくるのだが、余りに多いので、メモリースティックが読み取れるパソコンで、CDに焼き付け、楽天の画像の倉庫に転送、これも１枚、１枚登録するので、大変な作業である。そうこうしているうちに、夜も遅くなって、何とか、項目に値するものが完成！目は痛いし、座りっぱなしなので腰は固まり、頭もクラクラしてくる。明日から、身体を酷使する作業に切り替わるので、一通りのデスクワーク終了にホッと胸を撫で下ろし溜めに溜めた、畳、襖仕事に、没頭する毎日になるのである。
2004年03月26日
コメント(0)
-
最大の我慢
3月も後半、HPを立ち上げた九州一円の畳店さんも、内容良くぼちぼち忙しくなりつつあるがウチの周りの畳店さんは、非常にヒマか、非常に忙しいかどちらかである。しかし、どちらが、良いかと言えば、どちらも良くない。ヒマな畳店さんは、先に繋がることは、しておらず、来年も再来年も、拍車をかけてヒマだろう忙しい畳店さんは、内容が良くない、単価が安いのである。更に、大手畳店さんが、組合に参入したため、単価の引き下げ、物件の取り合いは必死である。どちらにしても、目先の仕事のみで、先に繋がる仕掛かりなど無いのである。ウチでは昨年、1月2回、2月2回、3月2回と市営、県営団地、社宅、アパートなどに1回に200枚ほどポスティングをしていた、しかも、捨てられないようにと苦肉の策で、そのお宅の玄関ﾄﾞｱの受け入れ口まで登り、1件1件入れるのである。これだけ苦労して、入れて昨年は10件仕事が取れた、確かに、ヒマな時期は苦労してでも仕事を取らないと、という気持ちになるが、考えてみると、その間、次の繁盛記であるお盆前の仕掛かりが、疲れてほとんど出来ず、目の前の僅かなお金のために、大きな金額を儲けるための、仕掛かりとその準備が出来ておらず、結果、慌てて作成100パーセント仕掛かりも、儲けも思うほど良くなかった。しかも、大手の畳店も仕事量が苦しいのか、団地、アパートなどの賃貸物件を必用に取り始めた。資金に物を言わせて、従業員、アルバイトにポスティングをさせている。大手の畳店なので合見積りを取られたら、単価で勝てるわけが無い。付き合うと地獄が待っている。しかし、付き合って単価を合わせ、仕方無しに仕事をしている畳店がほとんどである。犬童たたみ・ふすま店では、今年は、物件物のポスティングは一切せず、昨年までしていた下請けの畳表替えも1枚も入れず、断った。何故か、それは、儲けも少ない上に、身体を酷使し、その間、次の作戦どころではないからである。忙しくて、子供たちは遊びに連れて行けない、カミサンも仕事に付き合せる、時間があれば、仕事を詰めこむ毎日で、ボロボロに成行く身体で、だましだまし畳を仕上げる。こんな毎日は絶えられないのだ。だからと言って、何もしない分けではない、その間、インターネットからホームページの作成（敷居が低く、アットホームな畳店のイメージ、店主とお客様とのやり取りや、考えを毎日の日記 に掲載、お客様のありがたい声、ウチのこだわり、など）やDM、ニュースレター、チラシの作成、頑張る九州各県の畳店さんとの勉強会、今後にも次の繁盛記にも繋がる仕掛け作りは、3月半ばで完全に完成。しかも、昨年からの仕掛かりが実って来ており、チラシなどの販促物をこの時期使わなくても仕事が少ないこの時期に多くのお客様からの仕事が舞込んで来るし、賃貸物も安くせずに取れた。多くの、新規工務店、新規設計事務所も仕事の依頼に来られたが、全部お断りした。単価が安い、納期が短い、地元の業者ではない、現場が遠い、紹介が無い、支払いが遅い。などが理由である、この時期資金繰りだけは大変な思いをしたくないのである。お陰で売上金は昨年よりも少々落ちたが、それ以上に今後の仕掛かりが完璧に仕上がっているのと頭しか余り使わなかった分、体力が十分あり、いつでも、個人のお客様の準備は整っており4月のチラシをきっかけに、突っ走りたいものである。
2004年03月25日
コメント(0)
-
新しい仕事
先代の頃から付き合いのあるOさんより電話が入る。Oさんは同じ東花畑校区に住んでおられ大工をされており、その腕と誠実さから今でもウチでは何かあったらOさんをご紹介している。そのOさんから電話で「今度、ウチの息子がゼネコンから独立して個人の工事を始めたので、宜しく頼みます。」ということだった。Oさんの息子は、私と同級生で、同じ花畑中学校に通い、野球や釣りを楽しんだ友人だった。しばらくして同級生のOくんから電話がかかり、仕事の依頼をしてきた。しかし、そこはウチも商売、最低限のルールを確認して、クリアできた時点で、内容に入る。現場は中州の料理屋の改装、縁無し畳で半畳物7枚、早速カミサンと寸法取りに向かう。カミサンを連れて行くのは、現場では、職人と営業マンとの現場の食い違いで何度もいやな目に合わされたことがあったので、最悪の事態を考えてのことである。（仕上がって、畳が入る前の和室はどうやら、資材置き場と思っている職人が多い、寸法の「す」も取れない状態を何度も経験している、事前に営業マンに行っておいても、現場の末端まで伝わらないのが現状なのだろう、なので私はこのような仕事は絶対に取らないようにしている）中州に到着、数十年ぶりのO君との再会に懐かしく、お互い、いいオヤジになったことを痛感早速現場に案内してもらう、和室に着くと、私が嫌う資材置き場になっていない。職人さんも来て、寸法の確認と細かい説明を丁寧にしてくれた、「ここの現場はいい！」O君の仕事ぶりが数分で分かる、久しぶりの良い現場に、これから長い付き合いになることを嬉しく思う私であった。
2004年03月24日
コメント(0)
-
営業の師（14）
全ての行程を一通りこなし、今回の私の仕掛かりで、お世話になった畳店さんと岡さんに、八代ツアーの報告と、今後の年間計画をまとめＦＡＸにて通達年間契約してもらい、責任も重大だが、それだけにやりがいも大きいし、1年後皆さんの結果が出た時点での自分の信頼度がどう出るかも楽しみである。少なくとも私にとって、今回の仕掛かりによる、畳店の皆さんのデータと1年間遣り抜いた充実感は感動的なものになり、更なる飛躍の大きな財産になるのは間違いない。そのためにも畳店の皆さんに、都度々、役に立ついろんな情報や、販促物などをＦＡＸしたり、必要とあらば、プロググラマーＩ君とも相談してセミナーも考え、ウチが少し動ける6月梅雨の時期には、個別訪問も考えている。決して、やりっぱなしにはしない、とことん理解してもらい実践してもらいたい。それだけ今回の仕掛かりは、私やＩ君にとって自信を持って薦めており、昨年「犬童たたみ・ふすま店」で実践済みで好結果を出している事実もある。後は、理解を深め、実践してもらわなければ、話にならない。Ｆ総研さんはあらゆるデータや実践報告などを分かり易く、公開説明され、「ご飯を、消化良く噛み砕き、おじやの状態にして食べ易くしてくれる」という感じだが、私は「おもゆにして飲ますか、おじやをスプーンで食べさせる」所まで持っていきたい。実践すれば必ず好結果が待っており、やらない事が非常にもったいないのである。私の最大の目標は、1年後好結果が出たデータを皆で持ちより笑いが止まらない状態で実践話で呑み明かすことで、頑張った皆さんで温泉でも浸かり、美味しい物でも食べて労をねぎらってもらい、成功話の花を咲かせたい。数日後、私にとって4年間、営業の最先端を学ばせてもらったＦ総研のＨさんとの最後の勉強会のため、資料をまとめ、県庁そばのパピヨンプラザに向かう。最後になるであろう席に着いて、勉強会は始まり、全畳店の結果報告、今後の仕掛かりを発表、参考になる事項もあり記帳、色んな質問も飛び交い、皆さんの今日来られた意気込みを感じさせる。ある畳店さんは、思うように売上が伸びず、精神的に参っているある畳店さんは、新しい試みを実践されたが結果はイマイチ良くないある畳店さんは、思うようにお客様への提案が出来ず、売上が下がっているある畳店さんはメーカーの仕掛かりで機械を購入、今後メーカーはどう動くか心配全部数年前、私が経験した事ばかりである。そして講師のＨさんが、仕事を楽しんで作業されてるか方は手を上げてみてくださいの問いに、上げたのは、私1人であった。「ショックだった」ここまで気持ちの上で皆さんが落ち込んでいたかと思うと・・・・F総研さんにも頑張って皆さんの気持ちを高める事から再度奮起してもらいたいが、同時に自分も今回の仕掛かりをやはり、重要視して、実践してもらわねば、と気が引き締まった。もう二度と、こんな落ち込んだ勉強会風景は見たくない。畳店全員が手を上げて、「仕事が楽しい、営業が楽しい」と心から言えるような勉強会が見たい年末からの私の仕掛かりは今まで水中で動いた活動であり、水面に出ることは無かったが勉強会では、全てを公開した。私は除籍するが、残る今回お世話になった畳店の皆さんに迷惑を掛けられないためで畳店の皆さんも更なる向上を目指して、私の取り組みを踏み台にして頑張ってもらいたい。そのための前面公開である。私はＦ総研に不満や意見があるわけでもなく、外の世界に引かれているだけで、あらゆる営業論を唱えている方々は無数に存在し、面白そうな営業、実践してみたい営業、コンサルタントや実践型コンサルタントの本や、セミナーで学びたいことが沢山あり、自店に落しこめる内容や時代の合致に会わせて、勉強していきたい。「自分の大事な店は、いつかは、自分自身だけでのノウハウで営業していきたい」これが、今後の犬童たたみ・ふすま店、店主の新たな目標である。 終わり
2004年03月23日
コメント(0)
-
営業の師（13）
午前中、苦しい二日酔いの中、皆には、悟られない様に無事、プログラマーＩ君の元ホームページ勉強会は終了。午後から、岡さん案内で、い草農家1件見学と、ＪＡ主催の畳表品評会を見学、どちらも畳屋をやっている方々には大変参考になり、仕事が忙しい中、車まで出して案内してくれた岡さんに感謝である。夕方、岡さんが、皆さんのために犬童さん窓口で貴重な『すっぴん畳表』を分けてくださる約束をしてくだされ、年間4000枚しか生産できず、その素晴らしさに全国各地から引き合いのある畳表を今回の私たちの熱意に心動かされ、『すっぴん畳表』を分けてくださる、ありがたい結果を生んだ。参加された畳店の皆さんも大喜びで、岡さんのお宅に上がり畳を見た時から、心は決っていたようで、まさかの岡さんの約束に興奮気味である。長い間、お邪魔して、案内役までかって出られた岡さん夫妻に重々お礼を言って、今後、頑張って『すっぴん畳表』の素晴らしさを、お客様に伝えることを約束して八代の地を離れる。夕方遅くに、熊本市内のＮ畳材店の社長との勉強会が最後の日程に組んであり、帰りの方向が一緒の、2社の畳店の方々ご同伴で向かう。こちらのＮ社長は大変勉強家で、常に新しい取り組みに忙しく、その加工技術を駆使した畳表のおかげで昨年6月、梅雨の時期の畳作業でのカビのクレームは一件も無かった。それ依頼、絶大な信用を持ち、新しい試みもあると伺い、今回の訪問となる。到着したのは７時近く、遅くなった事をお詫びして社長と共に勉強会は始まる。Ｎ社長から、自慢の加工技術を駆使して仕上がった畳表の製法、効能、今後の取り組みなどの話をお聞きし、敷いては畳店の発展のためにと、営業販促物まで企画されており、営業不足の畳店には大変便利でかつ売上向上を狙える企画となりそうである。ためになる話を夜遅くまで、熱く語ってくだされ夕飯まで、ご馳走になり、いつでも何かあれば力になる、とまで約束してくれたＮ社長に感謝しつつ、最終目的を終えて私たちは岐路に着くすでに10時を回っており、車も少なく、今回の企画を思い起こしながら、ゆっくり3号線を走って帰る事に・・・・帰れば、仕事に追われることも、さる事ながら岡さんとのやり取りも頻繁になり新しい仕掛かりに忙しくなりそうである。 続く
2004年03月22日
コメント(0)
-
営業の師（12）
2月13日朝早、高速にて集合地である八代の、い草研究所に向かう。到着するとそこには2社の畳店のメンバーが来られており、すぐに岡さんも来られた。今回の八代ツアーは、仕事で忙しい最中の企画であり、全畳店の方々も変則で来られたり帰られたりと、慌しい企画となった。岡さんとの、久しぶりの再開に元気そうでなにより嬉しかった。早速、岡さんが、い草研究所の所長さんを紹介、中を説明してもらう。い草の歴史、八代のい草に纏わる話、今現在の、い草の状況などを、陳列してある資料や、現物を見ながらの説明に一同聞き入っていた。その足で、近くの岡さん知合いの、い草農家を皆で訪ね、産地の状況、農家のい草に関する考え、今後の対策、将来性などを、お聞きした。聞けば聞く程に、農家の状況は苦しく、いかに畳店や材料店の営業不足で、自店はともかく生産者まで、苦しめてきたかを反省するとともに、その償いをすべく、この方々、頑張るい草農家の畳表を多いにお客様にアピールして、売り抜く考えを説明、大いに喜ばれた。午後からは、岡さん家に訪問、畳織りの機械で畳表が出きるまでと『すっぴん畳表』を見学しかも、岡さん宅の畳は全て『すっぴん畳表』ということで20年来の物から、数日前に表替えをした、新しい物まで、歴史も様々である。素晴らしい事に、20年来物は綺麗な黄金色に焼けており、艶も綺麗である。これらを見て、畳店の皆の目が変わった、『すっぴん』が欲しい・・・後日談である。岡さん自慢の『すっぴん畳表』の畳の上で岡さんの話中心に勉強会が始まるすでに、来られていた熊本市内と水俣の畳店さんも加わり、熱の入った討論となる。今置かれている畳店の現状、これからの販促活動、い草産地、畳表のアピール、議題を上げれば切りがないほど、皆で語り合う。特に岡さんは熱心で、今回の話し合いも、奥さん同席で一番熱心に討論に加わっていた。熱さと、情熱、努力においては、岡さんの右に出る物はなかった、そのくらい素晴らしい方で岡さんが愛情込めて世に出した『すっぴん畳表』を見て、使ってみればおのずとその答えがでる。熱い討論は夕方まで続き、いささか、話くたびれたが、岡さんは元気で、すぐに懇親会の場所へ皆を案内してくれる。着くと、先ほどお世話になった、農家の方々が仕事を終えられ、参加されていた。メンバーが増えたところで、岡さん乾杯の基、宴が始まる。酒が入っても話は、い草、畳表で持ちきり、しかし、呑んでしか言えない話や、気を許したからこそ話せる事を聞く事が出来、本音で話し合う、良い時間を過ごせた。私も岡さんとの初めての呑み会に、すっかり打ち解けて2次会まで参加、とことん呑み明かした。翌朝、良い酒だったが、完全に二日酔い、しかし、本日も強行スケジュールを慣行しなければならず皆には悟られぬように、朝からの用意に追われる。プログラマーＩ君から電話があり、1社の畳店さんと共に合流、早速ホームページの勉強会の会場へと向かう。皆さんのＨＰの取り組みにおいて、その後の質問、現状を改善することから始まりその後の提案、アイディアを意見し合う、岡さんもお茶を挿し入れてくれたり、参加されたりと本当に頭が下がる思いである。 続く
2004年03月21日
コメント(0)
-
営業の師（11）
数日間は仕事が溜まっており、必死に片付けながらも、残る畳店1社のことを考えていた。博多区にあるＯ畳店のＯさんには、私自身、他の畳店とは違う思い入れがある。4年前、畳店構造改革の話があった時、すでに実践されていて、アドバイスを頂いたのがＯ社長で、大変だが遣り甲斐の有る畳店、未来が明るくなる畳店が目指せる事を強調されたのが印象的で、私が実践する大きな要因となった方である。それから今に至まで、Ｆ総研の勉強会に出たり、個人的に、勉強会を開いたり、仕事上の相談に行ったりと、一番お世話になっている畳店さんである。しかし数年前から、取り組んできたＦ総研の勉強会の仕掛かりをこなすのが大変らしくそれに伴い売上も減少傾向を辿り、そのため、安く、条件の厳しい物件もこなさなければ、ならなくなり最大目標である個人客への取り組みも出来ない状態まで陥っていた。年齢も50を過ぎ、私たちと同じことを実践するには厳しくなりつつあり、せめて今回、私の仕掛かりで少しでも楽に、営業活動につながればと思い、Ｏ畳店だけは、直接お伺いしてＨＰ製作、ＤＭ、ＮＬの説明、これらの販促物を使って連動させる仕組みを説明、とにかく少しでも実践してもらい、個人客獲得の糸口にしてもらいたい一心である。どうしても、時間が取れなければ、ＤＭ、ＮＬもこちらが製作、印刷、袋詰めまで担当するが出きれば、本人か家族でやって欲しいと思う。やはり自店のことは本人か家族でないと「思い入れ」が入らずお客様にも、その思いが伝わりにくいものと考える。「思い入れ」を込めてＤＭやＮＬ、ＨＰ、チラシなどで商品をうたい込んで、お客様にアピールして買って頂くのだが、そのために、一つの企画を思いつきすでに、今回ＨＰを立ち上げた畳店全店に案内状をＦＡＸしておいた。内容は、ウチが「思い入れ」商品として一番人気なのが『すっぴん畳表』で、この畳表の素晴らしさついては何度も語ってきたのだが、畳店の皆さんにも是非、産地に出向いてもらい、本物志向のい草、畳表をその目で確かめてもらいたいと思い今回の企画に至った。数日前に、八代のい草生産者である岡さんに連絡をとり、それならばとＯＫだけでもありがたいのにい草の研究所見学、産地で頑張るい草農家の紹介、岡さん家での勉強会まで案内役をかってくれて更に夜の懇親会の席まで用意してくれた。 ありがたいことである。当日は、熊本市内、水俣からも熱心な畳店の方々も勉強会に参加されるということで気持ちも引き締まる今回は、いつもお世話になっている岡さんともゆっくり、お話がしたかったため1泊2日の日程で2日目にはプログラマーＩ君とも合流、近くの公民館を借りて、その後のホームページ勉強会を企画午後は岡さん紹介のい草農家見学、い草品評会見学、珍しい、い草での焼き物店見学、最後に参加者のみだが、熊本市内に戻り、Ｎ畳材店の新商品について社長さんとの勉強会とかなり過密スケジュールになるが、今後の取り組みのためには、どれも重要な役割をはたすため頑張ってこなしてもらいたい。そして2月の13.14日に八代ツアーの運びとなるのであった。 続く
2004年03月20日
コメント(0)
-
営業の師（10）
熊本の地を後にし、福岡に戻ると、山のような仕事が待っていた。カミサンが何とか、日程を調節してくれたので、休むヒマなく帰るなり仕事にかかる。熊本での仕掛りを思い出しながら・・・・そして、夜仕事の段取りも一段落着いたので、「楽天」のチェックをする。熊本の3社の畳店のホームページのその後を見るためである。そこには、HPを立ち上げて嬉しい声が書いてあった、1社、2社と見ていき3社目K畳店だけ日記の書き込みが無く、心配になり、私書箱を見てみるとそこには、K社長からの書き込みがあり、内容はまだ、よく理解出来ないうちに仕掛りがどんどん進んでいき、HPも立ち上がり不安が高まっていく自分にここまで出来るだろうか・・・と、そして最終的に考えた末、私たちの仕掛りを実践していく自信がなく、やり方に着いてゆけないので、申し訳無いが今回は・・・・と言う内容だった。愕然とした、確かに仕掛りの内容は、売上を上げる為、信者客を作るためには、完璧に近いものだと自信があるのだが、それをこなして実践して行く方には、多大な重圧と責任をかけていたのに気がついた。すぐさま、K社長に、今回の訪問については、一切の費用は問いません、仕掛りの説明が不十分だった事を深くお詫び致します、と返信文を、お送りした。その後、I君にも連絡を取り、I君も、終わったことは、仕方ない、今後の取り組みに生かしていこうと行ってくれ、次の訪問者である、熊本のI畳店では、二度と同じ過ちを犯すまいと反省した。そして、溜まっていた仕事を一応にこなし、またI君と共に早朝、高速で熊本のI畳店に向かう。今回は、間でF総研の勉強会もあり、九州一円の畳店数社がH講師のもと売上向上の勉強をしたのだが私は少し、H講師を見る目が違っていた、教え方、話し方、落とし込みまでの持っていき方、改めて見てみると、プロのコンサルタントは違う、落ち込む事や、具合の悪い時もあるだろうが今まで、一度もそのような素振りは無かった、モチベーションの保ち方も凄い。これらのことも今回、勉強して、一回り大きく自信になり、先日の反省点を生かした。水俣のI畳店に朝9時到着、早速今回の仕掛りについて、説明する、前の反省点をいかし一つ一つ説明ごとに、納得してもらい、理解出来てるかを確認、問題なく安心して実践体制を取れるかを最終的に確認を取り、商談成立の運びとなった。すぐに、ホームページの製作に取り掛かり、こちらの畳店でも元々のHPがあり、そちらの画像を利用したり、リンクしたりと、考えられる工夫は何でも実行に移す。午後からは、I社長に実際にHPに加わってもらい、先での更新や書き換えが出来るようにI君に指導してもらう。夕方頃には、完全にHPも立ち上がり、I社長にもHPのページを増やすことと、日記をつける努力を重々頼んで、水俣を後にする、途中、福岡の三潴のN畳店N社長からHPの最終的な所が分からないとの電話があり、夜、遅めでよければ、今から向かうと連絡して、帰りに立ち寄る。私の性分から、何でもとことん追求しなければいられない（好きな事のみ）ので必ず今回の仕掛りでお世話になった畳店、全店のHPを完全立上げることを取り敢えずの最終目的としていた。N畳店に夜遅くお邪魔させてもらい、I君にHPの確認をしてもらい、N社長の分からない所を確実に指導して、N社長も一安心され、私たちも取り敢えずの仕掛り終了に胸を撫で下ろした。深夜にウチに戻りカミサンにまたもや、仕事が溜まっていると聞き明日からまた、大車輪のごとく仕事をこなす職人に戻り、お客様との仕事のやり取りに忙しい日々が続きそうである。次の日、早朝ホ－ムページを開くとそこには、今回の仕掛でお世話になった畳全店のHPが立ち上がっており、遂に念願である全畳店のHPが出来上がったのである。嬉しかった。しかし、まだ今回の仕掛りは、やっとスタートラインに、全選手揃った所なのである。 続く
2004年03月19日
コメント(0)
-
営業の師（9）
熊本のF社長宅を後にし、その足で次の依頼主であるK社長宅を訪れる。同じ熊本の大手畳店で車で３０分に距離である。朝９時頃到着、事務所で早速K社長に今回の仕掛りを販促物、資料を基に説明昨日とほぼ同じ、落とし込みなので、説明もスムーズに進む。そのあと、I君から、インターネット、ホームページについて小冊子を基に話が進み、終了と同時に、ホームページ立上げに入る。K畳店には、元々ホームページがあり、かなり立派なものがあるのだが、宣伝効果がみられず、手も加えられてない状態で、お客様の反応は、少ないアクセス数が物語っていた。これだけのHPがあるので、今回、「楽天」で敷居の低い大衆向きのHPを設立してリンクすることにした。午前中でほぼ、設立作業は終了、午後からは、取り扱い商品の価格表作りとK社長に楽天の操作方法の説明で、難なくこなし、３時頃には全ての行程が終了。やはり、昨日からの流れで確実にスピードアップしている。K社長に挨拶、今後の説明、取り組みはFAXでその都度連絡する事を約束して後にした。２日間のスケジュールに疲労気味のI君と私であるが、どうしても同じ熊本のK畳店のHP作成経過が気になり、I君に無理を言って了解をもらい、人吉市まで足を延ばす。到着は、夕方となり、かなり寒い・・・早速K畳店にお邪魔させてもらいHP作成に入るKさんは先日の「営業強化合宿」で夫婦で参加されており、その時の勉強熱心さに心を打たれ、今回の訪問を思い立った。思いのほか、早く立ち上がり、寸前まで行程をこなされていたKさんのお陰で早く完成。7時頃には全てが終わり、近くのビジネスホテルを予約、明日は私も仕事が入っているのでゆっくりもしていられない。その頃、Kさんから連絡があり、今日のお礼にと、近くの店で宴会の席を設けてくれて2人で喜んで甘える事に・・・・2日間の強行日程が無事終了した充実感に、気が緩み、大いに呑んで食べた。楽しい宴会は数時間続き、ホテルに帰ると、泥のように寝入った。後日早朝、2日間の日程を思い起こし記帳、後々の貴重な資料となるだろう。朝8時頃、Kさんに、くれぐれも楽天の日記を出来れば毎日、書いてもらうことをお願いして熊本の地を後にする。今回の取り組みに、まずまずの成功を収め、喜ばれたが、まだ、反省点とやらねばならない仕掛りが出来、これからも大変だが、遣り甲斐と責任の中、重圧感と充実感が自分を大きく変えていく。これらが、完全に構築されれば、私の人生上これほどの財産はないだろう。 続く
2004年03月18日
コメント(0)
-
営業の師（8）
熊本の大手畳店でF社長に朝から早速、今回の「仕掛り」について詳しくお話する。先日の小国での営業強化合宿のデータも加え、新たに起こし直した、販促物や資料を基に、大手畳店に落とし込んだ全ての営業内容を私から直接説明する。何故、ここまで今回の依頼主であるF社長に力が入るのか・・・それは、初めて、F総研のHさんによる個別指導の１年間が終わり、引き続き、F総研勉強会を申し込み、福岡のセミナー会場に九州各地で、頑張って結果を出しておられる、先輩畳店の皆様と一緒に勉強させてもらう事になり、その初日、会場に入ると、その光景に驚いた。「この方々は、本当に畳屋さんなのか！」まるで、会社の重要会議のごとく資料を机に並べ、電卓片手に、データを出している、身に纏うスーツは黒で威圧感が漂う、個人個人が、講師の方が来られるまでの僅かな時間を惜しむように、データ作成に追われている、その姿に、声すらかけ難い、オーラが漂っている。その中で、最も威圧感をがあり、近寄りがたかった方が、F社長である。ある時は、ひょうひょうと、ある時は、ズバッと、全くつかみ所が分からない方なのだがこと、仕事、営業、理念にかけては、凄い方で、私はこの方を目標に頑張ることで、今日までF総研の勉強会を続けてきた、いつかは、追いつきたい、の一心で直接話したりはしなかったが頂いたチラシを、食い入るように、隅々まで見渡し、狙い、落とし込み、を自分なりの解釈で考え、自店のチラシに応用したこともしばしばあった。それから４年が経ち、今回の対大手畳店の提案に一番に名乗りを挙げられたのが、F社長である。正直、驚いた、しかしF社長が興味を持たれたことで、一気に自信が湧き販促物製作にも当然力が入る、完璧に仕上げないと、認めてもらえない。この思いで、現時点では、これ以上ない完璧な、ものが仕上がり、意気揚揚とF社長宅にプログラマーI君と共に乗り込んだ。F社長と奥様が出迎えられ、経緯から今日に至るまでの結果を踏まえ、私が考えて実践してきた営業戦略について、資料、販促物を基に、説明する。F社長も、面白い営業戦略に、納得され、商談成立、更にF社長から、提案が数多く出され、１泊覚悟で出向いた甲斐があり、早速I君から、ホームページによる営業戦略、製作、将来性などを分かり易く、HPのバイブルとも呼べるI君製作の小冊子を基に説明、F社長も唸る内容ですぐさまHPの表紙の製作作業にGOサインが出た。F社長も、HPに関しては、あらゆる提案があり、協議しながら少しずつ仕上げていく「今までに無い、おもしろいHPが出来そうだ！」I君もF社長の、面白い発想に目を輝かせて取り組んでいる、ここでは奥様がパソコン担当なので４人で丸一日かけての、突貫作業となり、HPの表紙と業務内容の各ページ製作は夜遅くまで続き詰めの作業はI君が担当した。その間、私とF社長は初めてゆっくり呑みながら話をする事が出来た。F社長も結婚され子供さんも２人おられ、幾分昔の、近寄り難さも取れ、こんなに笑う人なのかと思い直したほどである。F社長は、私が昔の自分に良く似ていて、頑張りすぎることを心配してくれた。自分自身、頑張りすぎると、周りが見えなくなり、そのツケが後で巡ってくる恐さ、自信があるゆえの自分自身の限界、失敗による落ち込み、などの警告をしてくれた。私はそれらの事を、構造改革２年目に経験して今日に至っている事を話し、F社長も私のそこからの脱出後の取り組みに、並々ならぬ気迫を感じ改めて今回の仕掛りを楽しみに、実践される事を約束された。良い酒だった。久しぶりに、良い方と良い話で気持ち良く呑めた・・・・満足・感謝である。朝、HPの最終チェックを済ませ、今後の取り組みの説明と、後々までFAXで案内・説明・指示を出します、と約束してF社長宅を後にする。勿論、仕掛り代は結果次第である。 続く
2004年03月17日
コメント(1)
-
営業の師（7）
一応の成功を収めた、熊本での営業強化合宿だったが、有料セミナーとのことで、私自身もリスクを負うことにしていた。「来年までに私の仕掛りを実践して、１０％売上が延びなければ、セミナー代金は返金する。」というもので、当然の事だと思う。その代わり、必ず、３つのポイント（HP・DM・NL）はしっかり押さえてもらう。そのために、FAXで、指示の内容や、仕掛りのポイント、情報などを、逐一発信している。そうこうしているうちに、もう一つの山を越えてみたくなった。今までのセミナーは、九州各地の、個人で頑張る畳店のみだった。それは、リスクが少なくて済み、結果もすぐに出る、何より、自分の店の延長線上にあるので落とし込みが楽なのである。しかし、F総研の勉強会のメンバーには九州各地で、億を稼ぐ大手畳店が多数あるし面識もある「何とか、今の仕掛を、大手畳店に応用して、落とし込めないものか」それから、仕掛りを大手畳店用に練り直し、プログラマーI君にも考えてもらい、HPに関する小冊子を製作してもらう。これが傑作物で、HPの仕掛かりのツボが、分かり易く書き記してある、私は何度読み返しただろう。そして、私が製作した販促物も、大手畳店用に追加事項を加え、改良してかなりの、完成度の高い、販促物に仕上がった。「これで、大手畳店の方々の受けも良いはず」自身は確信になりつつあり、I君も、印刷屋U君も、いい出来に太鼓判を押してくれて、決して自分善がりな、ワンマンな、「仕掛り」になってない事を確認。最終作業に大手畳店に、FAXで今回の営業戦略内容を書き記した案内状を打ち、後は待つだけ前日に、F総研の勉強会があり、九州各地から、皆さんが集まり、勉強会後、軽い飲み会があり、チャンスとばかりに、前より面識のある、大手畳店の３社の方々に私の今実践している「仕掛かり」について、聞いてみた、一頻り説明した後、感想を聞いてみると、面白そうな話に詳しく質問されたりして聞かれていた。その後のFAX送信である。その後、熊本の大手畳店さんから電話があった。「犬童さん、面白い仕掛かりだね、是非詳しく聞きたいんだが・・・」山が動いた・・・・熊本の有名大手畳店のFさんから直接の電話に、現地に出向いて説明しますと電話を切り、I君とU君に報告、更に熊本から２店、大分から１店、詳しく聞きたいとの電話があり、嬉しさと、責任の重さ、重圧感が同時に押し寄せて、気合を入れなおす。『絶対に、やり遂げてやる！』数日後の早朝、I君と共に、新たに営業戦略に加えたノートパソコンとギッシリ販促物、資料とともに熊本の大手畳店に向かったのであった。 続く
2004年03月16日
コメント(0)
-
営業の師（6）
熊本県小国町の研修所に昼前にI君と共に到着。小雪が舞う中、「やんでくれればな・・・・」と思いながらの会場作り、バッグ一杯の資料と配布用の販促物に全てを託し、会場作りが整った頃、勉強会の皆さん到着。奥様までご同伴の熱の入れようで、今回の勉強会にかける意気込みを感じさせる。温泉にでも入ってもらってから・・・と思いつつも、そこは心を鬼にして、勉強会開始！挨拶もそこそこに、早速、テーマの一つ、ホームページ製作に入り、その必要性と今後の仕掛りへの重要性を説明してから、各々のHP製作に入る。まずは、関連ソフトの説明から入り、素材集、便利なツールを駆使して、HPの雛型作りから入る、あれだけ苦しんだHTMLタグを簡単に処理できるソフトが今回の目玉で次々にHPの表紙に画像や書き込みが入力されていく。更に、動くイラストや動く文字に皆さん興味津々で、面白いHPの表紙が出来上がる。プログラマーI君も皆さんの気合に答え、時間外でも、質問、実演にも余念がなく、逆に燃えてやりがいを感じ、とことん分かるまで指導にあたってくれた。次の日は、朝９時から、有名な、秋武さん流DMの仕組みと必要性を説明、実際「犬童たたみ・ふすま店」のDM文章添削を秋武さんから受けた販促物を皆さんに配り、仕組みを紐解いていく。これだけでも、自社に落として年２回出せば、かなりの反響があるはずで、その反響率の凄さは昨年の夏、のウチのDMで実証済みである。引き続いて、ニュースレターについて、これまた有名な、エルハウスの平さんの物を参考に販促物を作った。ウチでは数年前から、お客様にニュースレターを欠かさず出しており、F総研のHさんからも誉められるほどで、大変な作業だが、やるだけの価値がある販促物であることは、間違いない。平さんのメルマガを基に、NLの内容、必要性そして、落とし込みこれらを駆使して仕上がった「犬童たたみ・ふすま店」の次期号を皆さんに配り、それを基に、説明は進む。次の日の朝、最後のまとめに、これら３つの（HP・DM・NL）を連動して更にチラシや名刺ポスティングなども、取り混ぜて、最終的にHPに向けることの重要性を説明、そして今回の勉強会はこれら販促物製作の始まりであり、これから頑張って、構築していかなければならないことを強調して勉強会を終了。特別講師に、クロス職人のT君に、次の仕事への仕掛りであるクロスやCF、カーテンの施工や高単価商品の進め方、取り方、クレーム処理、良い職人の見分け方、などの説明を、現場の達人として話してもらう。カタログや、資料を基に、丁寧に説明が進み、畳や襖仕事の延長線上に更なる高単価な市場があることを認識してもらう。全ての行程が終了し、皆さんすぐに、内容を、自社に落とし込みたいのか、帰られる。一応の成功に胸を撫で下ろし、これからのホォローと自社の仕事の両立に気を引き締める思いの私であった。 続く
2004年03月15日
コメント(0)
-
営業の師（5）
パソコン店でパーツを探し、店員の受け答えや応対などを見ていた。そんな時、フッと見た事のあるような人影を見つけ、よくよく見て見ると２０年来の友人I君だった。I君とは、趣味の店の常連として知り合い、遊んだ仲だったが、就職してからは音沙汰もなかった。某玩具店の店長を務めていたことは、風の便りに聞いてはいたが、それから十数年来である。少し肥りぎみになったI君に声をかけ、久しぶりの出会いに、話は弾む（まさか、この時の出会いが後々の仕掛りに、大きく関ってくるとは思いもよらなかった。）話は、趣味、近況、友人と尽きない、そして、仕事の話になった時、初めて、I君がパソコンに詳しい事が分かり、しかも今、再就職を考えている所で、前の玩具店は訳あって辞めていた。本日、パソコン店に来た、もう一つの理由に店員と話をして、今考えている仕掛かりを手伝ってもらえれば、と考えていた。そんな時、パソコンに詳しい、I君との出合い、早速ウチの事務所に来てもらい、パソコンをまずは、見てもらう・・・凄い、見る見る快適になっていく、重たくなって、作業が鈍いパソコンを快適化してもらい、注意点を指摘、今までの難点もクリアーにしてもらう。私は久々に興奮して、正月返上で取り組んでいる、仕掛りについて、全て話し、協力を要請してもらうこれで、全てクリアー出来、まずは、頭の痛かった私のホームページの表紙を立ち上げるソフトを製作してもらい、あれだけ時間がかかったHPの表紙が、いとも簡単に、１時間ぐらいで出来上がりその高度な技術には唸らされた。こうして、正月返上で構築した、仕掛りが全て仕上がり、後は、案内状を作るのみで、初めての実践コンサルタントとしての第一歩を踏み出した。正月明けで間もない頃、熊本県小国町の寒く、何も楽しい所の無い研修所に場所を取り、２泊３日で有料の勉強会の案内をF総研勉強会のメンバーに出した。反応は思いのほか良く、畳店５社が参加希望、それだけに、売上低迷が続いている証拠で参加でしてもらうからには、売上をアップさせる責任がある。しかも、年末忙しかったはずで、疲れて安みたい時期に、何も無い、こんな寒い所で、２泊３日の勉強会、頭が下がる思いである。しかし、そこまでして勉強したい思いはビシビシ伝わり、こちらにも熱が入る、プログラマーI君にも参加を協力、印刷屋のU君にも参加協力、仕掛りの延長にあるクロス職人のT君にも参加を協力してもらい、全ての手はずは整い、「実践あるのみ」の覚悟は出来たのであった。 続く
2004年03月14日
コメント(0)
-
営業の師（4）
今の「犬童たたみ・ふすま店」の営業に最も力を入れて、これからチラシに代わって主力になるであろうホームページ。その出会いは、昨年秋まで遡り、印刷屋のU君の紹介で、「楽天」を知り、最初は、面白半分でホームページを作成してみた。印刷屋のU君も、ウチにとっては欠かせない、営業の情報源で、最初の出会いは、飛び込み営業でウチに来て、色んな話をしたのがきっかけだった。20代と若く、印刷の仕事も営業もまだまだといった感じだったが勉強熱心で、営業関係の、本、メルマガ、セミナー、勉強会などに積極的に参加し、私の知らない、営業ノウハウを武器に営業をしていた。私は、このノウハウと勉強熱心さ、真面目さ、将来性を買って、ウチの全ての印刷物の発注を全てまかせ、その代わりの、ちょくちょく来た時、営業に関する情報を提供する約束をさせた。今でも仕事で忙しく身動きが取れないウチの大事な、営業の情報源として大変重宝している。しかも、U君のお陰で、色んな方々と知り合い、その方たちと異業種勉強会まで進展させる事が出来、ウチの営業に益々磨きがかかった。改めて、このような出合いを世話してくれたU君に感謝である。「楽天」のHPだが、とりあえず立上げたが、表紙の立上げだけでも相当な期日がかかり、U君と四苦八苦しながら、この新しい試みに挑戦したいた、素人が一生懸命製作、「犬童たたみ・ふすま店」をお客様に少しでも知って頂こうと、私たちの写真、店の写真など画像を多めに、日記もお客様との仕事上でのやり取り、私の仕事に対する考えなどを書きつづり、スタートした。思いのほか、お客様より、取り組みが面白いのか、コンサルタントの方々や、仕事関係の方々の訪問、書き込みが多く、これはこれで大変勉強になった。とくに、日頃はお会いできないような、有名なコンサルタントの先生や、営業の達人の方々と「楽天」を通じ知り合うことが出来大きな財産となった。ここから、DMの奥深さ、ニュースレターの意味、メルマガの面白さなどを吸収、営業の輪が大きくなっていく。しかし、HPのことは、やはり難しく、HTMLタグの本を買ったりHPで検索したりして勉強していたが、大本のことが、まだまだ分からず、苦戦していたが、いつしか、「素人っぽさが良いのでは」と言い聞かせ、日記だけに専念していた。そして、暮れ前になり仕事の忙しさがピークを迎えていた頃、やる気、根性はあっても、疲れと身体の衰えは日を増すごとに消耗し、自分の身体だけなら、まだしも、「犬童たたみ・ふすま店」の身体であることを、考え始め、また、家族のための身体であることの重要さも改めて考え始め、仕事に対する重圧感がのしかかり「もし、私が身体をこわして、働けなくなったら・・・」とよく考えるようになった。その考えの答えの一つに、「実践コンサルタント」が浮かんだ。もし、倒れても、脳と手が使えたら、パソコン、ネットを駆使して今までの、ノウハウと実践してきた事で、仕事になるのでは、と考え、年を越して、正月休み返上で、いや、それ以上に大変な忙しさと資料の作成、過去のデータの洗い出し、今年の売上アップするための仕掛り、販促物製作、などに時間を費やし、「いけるのでは・・・・」とひそかに、自信がついていた。そんな時、パソコン関係の、パーツ購入と、ある人材を探しにパソコン専門店を訪れた。 続く
2004年03月13日
コメント(0)
-
営業の師（3）
正月明けからの、好調の波はある程度続き、それ以上に、私のモチベーションは保たれ、少々キツイ、辛い仕事が続いても崩れる事は無かった。ある意味、F総研の勉強会が二つ期に一度のペースで行われるためやる気の持続と、勉強会のメンバーの中でも、一際、結果を出し色んな、仕掛りを発表したり、その実践報告だ出来る、唯一の場所であり、頑張る優等生として、居心地が良く、楽しみにしていた、ほどである。前年、あんなに点滴を射ちながら辛かった夏の仕事も、スムーズにこなし、秋に入っても、チラシの反応は良く、反響率が落ちる事は無かった。それと言うのも、年２回の「犬童たたみ・ふすま店」のお客様向けに、文面の達人である、秋武政道さんをお手本に「当たる」DM作りを徹底的に分析、製作しているのが大きな要点である。それだけではない、やはり年２回のニュースレター、エルハウスで有名な、平 秀信さんが業界で伸上った一番の要因であるニュースレターをやはり、徹底的に分析、自分流に（畳屋風）に製作してお客様に喜ばれている。それらの販促物を、それだけでも十分に反応が良いのだが、更に上の媒体、ホームページに向けさせているので、その反応はより強固なものになるのである。HPも今までの畳店にありがちな、プロの製作者まかせの、金額がかかり、その割には、アクセスと仕事に繋がることも少なく販促物として機能してないのが、現実だったのが、ここ（楽天）でHPを立ち上げ、お客様との仕事上でのやり取りを日記に記帳、表紙もお客様に分かり易い、「敷居の低い畳屋さん」のイメージで製作した。その結果、お金は一切かからず、アクセスは上がり、チラシと違って、捨てられず、カラーで、チラシの何百枚分もの情報が、お客様に向けられ発信し続けるのである。しかも、大手の畳店が、莫大な金額を投資して製作したHPを押さえ検索エンジンで、ウチの畳店HPがトップで出るのである。勿論、その後のHP展開も考えており、いかにこれからHPに無限の可能性があるかを、痛感させられる。それだけに、大変楽しみでもある。「犬童たたみ・ふすま店」の販促物は、地味な物の比率が非常に高い、「初心忘るべからず」の精神で、基礎である、ポスティング店前の看板、無料ゴザ巻きなども、後々、ボディーブローのごとく効いてくる事を知っている。ウチの畳店の販促物の大半は、多くの営業の師に教わり、実践することで、より、強固のものとなり、結果も良くなる。よく、巷では、「チラシが当たらない」と言われるが、私はチラシは、お客様から受けるの試験だと思っているチラシを打つ日を設定したら、その日に向けて、水中下で行動するDM,ニュースレター、ポスティング、HPこれらの販促物をいかに効率良く、お客様に向けるかによって、チラシの反響率が大きく左右する、つまり予習・復習しなければ、試験で良い点は取れないのである。 続く
2004年03月12日
コメント(0)
-
営業の師（2）
何日空しい、心が空白な日々を迎えただろう。ただ、仕事だけは、とにかくこなした、最低限度の家族への責任がある。畳の最新式機械を導入しているための、借金があり、これだけは家族に迷惑はかけられない。しかし、気持ちが伝わるのか、仕事の内容、運気、売上は良くはならない。次第に、人と会う事、話す事、電話に出る事までが、おっくうになり、夏の暑い時期は、体力に自信があった私が、病院で点滴を受けるほどになっていた。カミサンに相談して、ウツの相談を病院に行こうと思った時期もあり、人生上最悪な、状態に陥っていた。日曜日も朝からぼんやりと、子供たちとアニメを見たり、一日中部屋に閉じこもり、映画を見ながら、ゴロゴロしながら、酒を呑んでいた。そんな日々が、一年近く続き、お客様の仕事で、クロス張りを頼まれ、久々の、内装工事に、無我夢中で、こなした、何も考えずただ、クロスを張り続ける、いつもの畳、襖などの仕事と違い２日目になると、いつもと違う身体の部分が、こわったり、痛くなったりして、生きている実感と、少しづつだが、仕上がる嬉しさが湧いてくるように思えた。仕事は４日間に渡り、久々の長時間の仕事に、達成感と仕上がりの満足感に浸っている自分がいた。晩酌が、久しぶりに、うまかった。気分が良くなり、カミサンに、４日間の仕事の大変さや、仕上がりお客様の満足な様子などの話をツマミに、飲み明かした。こんなに楽しかった、晩酌は、いつ以来だったろう。それから、少しづつ、気持ちにゆとりが出来始め、改めてコンサルタントを受講し始めた時の、テキストや、自分が勉強したノートなどを、何度も、何度も、読み返した、少しづつではあるが、自信も、戻り、お客様の応対も、自力で良くするように義務づけた。気持ちが乗ってくると、不思議なもので、良い仕事も舞い込んで来るようになった。今まで先代の時代から、遠のいていた地元の、地主さんや、地元の大口客からの仕事の注文が立て続けに入ってきた。しかも、時は、正月明け、寒く、時折雪が舞う季節に何故か注文が入る、私は今までのうっぷんを、振り払うがごとく、がむしゃらに働いた、来る日も来る日も早朝仕事、残業仕事に取付かれたように没頭した、しかしその甲斐あって１月の売上は、例年に無い破格な売上で、私にとって、大きな自信となり、「今まで、ナエていた１年間の元を、倍返しで取り返してやる！」と誓った。それからの私は、今までの自分が脱皮したがごとく、元気になり更なる考え方、実践、勉強に打ち込み、ホームページからの情報を収集して、読みふけったり、異業種勉強会などにも積極的に参加して、どんどん意見をしたり、教えてもらったりとにかく、スポンジのごとく、吸収しまくっていった。 続く
2004年03月11日
コメント(0)
-
営業の師（1）
長かった付き合いの、Ｆ総研の勉強会を本日をもって終了する。Ｆ総研のＨさんとは4年前からの付き合いで、当初、営業の「え」も知らなかった「犬童たたみ・ふすま店」を今では個人のお客様中心に、経営も収入も、安心して仕事に打ち込める店として、指導して頂いた。思えば、当初、コンサルタントと名の付く方を見たことが無く、ドラマなどに出てくるコバンザメのごとく現れては引っ付いてそこの収入をむさぼる・・・そんなイメージだったが実際は、地味に、マメで、初めてお会いして時も、大きい鞄に一杯の資料、私の地元、福岡市南区の人口、世帯数、地域性なども事前に調べておられて、私に発した第一声が「犬童さん、ここの商圏範囲は素晴らしい、恵まれていますよ」だった、つかみの、この一言で、俄然やる気が出た事を今でも鮮明に覚えている。それからというものの、私とカミサンを徹底的に根本から、営業できる人間に仕立ててくれた。私は、言われる事1つ1つ、水が会い面白く、Ｈさんのマジックに取りつかれたごとく、勉強、実践成功、失敗、修正、実践の繰り返しで、身体で体得していった。１年間は、空港まで送り迎えでウチに年4回来てくれて、直接指導してくれた。2年目、新たなるＦ総研の勉強会、それは、Ｆ総研勉強会を何年を受けて頑張って良い結果を出されている九州一円のエリート畳店の集団と肩を並べての勉強会である。初めて、出席した時、私は息を飲んだ「この人たち、本当に畳屋なのか、何だ、この空気の緊張感は・・・・」気がついた時、ここでこの人たちと勉強して果たして着いて行けるのか、今まで勉強してきたものの自信が崩れるのではないか、そう思いかなり悩んだが、これからも頑張り続けるためには、ここで勉強して、結果を出し続けなければならない。ここは、考えを改め、皆さんの一番後ろからでも、引っ付いて離されない様に頑張って着いて行くしか方法は他にない。それからというものの、教わる事、実戦する事もレベルが上がり、着いて行くのに必死だったが、勉強会の皆さんの暖かい励ましに何度も、助けられ、何とかがんばり続けることができた。2年目が過ぎ、仕事に、営業に疲れや、仕事の量、質向上とともにピークが見られ、「スランプ」の状態に陥り、1年間、売上やモチベーション維持に苦しい日々が続いた、そんな時、勉強会に出席して、周りの方々の、良い結果報告や、やる気に満々た方、楽しそうに話す方を見るのがとても辛く、やめたい衝動にかられたが、それを察した方に、「いつかは、そんな辛さが逆にバネになり、大きくなれるよ。」と教えてもらい、踏みとどまる決心をし、何とか、頑張り続けることにする。 続く
2004年03月10日
コメント(1)
-
仕事の合間に
朝早くから、借家の襖張りを済ませ、楽天日記を書きながら、良く考える今の、ホームページの特に表紙の部分だ。確かに、敷居が低く、見られる方にはツボを押さえた画像が多く、スクロールしなくてもそのページで、だいたい頑張っている畳店のホームページということは分かる。素人が頑張って立ち上げた、素朴さ、熱心さが出ていると思う。画像が重くて、開くのに時間がかかるのが難点で、ここの部分を改良するぐらいに考えていた。しかし、数ヶ月経ってみて、ゲストさんや楽天からのお客さんの傾向から、コンサルタントの方や、友人、仕事仲間が多いのは仕方ない事だが、最初の目的は、畳や襖のことを知りたいお客様向けに作ろうと思っていたはず。特に、女性、その中でも主婦の方向けに持っていかないと、完全に畳屋店主の趣味のホームページになりつつある。そのため、少しづつ、お客様向けに、改良を加えていき、あくまでホームページの表紙は画像少なめで、目次、見出しのページにしたいと思う。更に、内容についても、女性に好まれるような内容を多くしたいと思い、考えられる項目を書き出してみた＊かわいい＊気の合った者同士での旅行＊おしゃべり＊お洒落＊ウインド･ショッピング＊綺麗＊化粧＊継続性＊生活感＊家事・育児＊共感性＊買物（ストアー、スーパー）＊食事・お茶（店の雰囲気・出される物の見た目・食器・味・品数・価格・音楽・店員、店主の応対）まだまだあるが、おおよそ、男性にはあまり見受けられない女性特有の性質を考えて少しづつイメージを変えていかなければ、女性の訪問者は増えないだろう。楽天の女性に受けている方のホームページを見ると、やはり女性製作のホームぺージに多い共感性の点では、男性は太刀打ちできない部分であろうが、そこは、ウチのカミサンにも協力してもらいコラムを書いてもらったり、出きれば、表に出てもらう事も考えている。楽天広場は、女性の方が圧倒的に多いのではないかと、考えられ、先々、有料のホームページ作成や、いくつかのホームページ作成、別の場所でのホームページ作成を考える方には絶好の実験ができて、結果もすぐに出る、優れたホームページだと思う。まだまだ型にはまらず、色んな実験を試みて結果とデータを出しながら、将来、楽天で培ってきた全てのデータを基に、１００パーセント自店をうたえるホームページで「犬童たたみ・ふすま店」のホームページを完璧に作り上げたいものである。
2004年03月09日
コメント(1)
-
３月らしく
３月、２週目頭の月曜日、暖かい、天気が良い、これらの条件が揃うと、予定の仕事が入っていて忙しい中、対応できるか、不安の中でとりあえず、仕事をこなす。朝１番で、借家２件の畳、襖、障子を預かりに行き、納期が余り無い中、工場で作業にかかっている途中、電話・・・・カミサンが応対・・・・急ぎの襖の張り替え注文である。すぐに、襖の見本を積み込み、若久のお客様宅へ向かう、ここではネコを３匹飼っており近じかお客様が来られるので、早めに張り替えて欲しいとのこと。ネコが襖を引っかくので、何度か張り替えたが、すぐにダメになるとのこと。ここで私は、ペット共住クロスの見本をお見せして、クロスに加工することにより強度を増し、ネコや、犬の引っかきに強い威力を発揮することを、説明。かなり、高単価だが、それならばと商談成立、材料店にも電話連絡してすぐに発注出来るとのことで、お客様にもそのむね、お伝えし、２日あれば、仕上げて配達できます、と説明して了解を得て、工場に戻る。作業を続けていると、カミサンから「寺塚のお客様からの電話で１４日の日曜日に畳表替えの注文が入った」と言いに来た。カミサンは２階で事務仕事を普段しているので、その時は電話はそちらで、対応してもらう。今週中にしなければいけない、大口のしごとも控えており、頭の中で仕事の整理をしながら今の仕事をこなしていく。３月、４月の仕事は、移動（賃貸物件中心）の仕事が多く、ウチは直接の取引で、ある程度の条件を飲んでもらえない業者さんとは取引をしていない。ただでさえ、安く、納期も早く、大変な仕事なのに、変な業者に仕事をかき回されては、やって行けないのである、価格が安い、現場が遠い、品物にうるさい、支払いは２ヶ月待ち、このような条件を突きつけてくる業者に何度、いやな目に合わされて来た事か・・・・それらを断ち切るために、今までの仕掛りを作り、実践して、やっと断ち切れるまでのことを大声で言えるようになった。早くこのような、泥沼仕事から、這い上がらないと、来年、再来年、どんどん、状況は悪化していく「今回は、安くて大変だけど、次は良い仕事を持ってくるから」などと、言われる業者が沢山いるが、そのようなことは絶対に無いのである。近くの、大型畳店などは、畳の新調で、４０００円を切ったというが、ほとんどの福岡の大型畳店は同じだろう、ウチならば、到底できない金額である。というより、自殺行為である。早く、畳業界が、目を覚まし、このような、自殺行為の歯止めをかけるよう、組合、個人、大手に頑張ってもらいたいものである。
2004年03月08日
コメント(0)
-
寒い開幕戦
朝早くから、先週のまとめの事務仕事を済ませ、９：３０からウチの子供たちが通う小学校のグランドに向かう。本日からウチの校区のソフトボールチームの開幕戦で、開会式後第一戦はウチのチーム「緑ヶ丘・混合」と桜ヶ丘との試合が早速組んである。今回、１番・サードで雪が降りしきる中、試合は始まり、御互いのチームのメンバーとも、日頃の練習不足が見られる中、仕事で忙しい合間を縫って、好きなソフトボールに勤しんでおられるので、仕方ない事だと思いながらも、せめて、ケガだけはしない、起こさないように、と願いながら、試合は進む。今回は何故か、どちらのチームもウインドミルのピッチャーを出さず、スローピッチャーを使い、打撃戦の試合運びとなる。私の場合、日頃忙しい中、せめて、週一回のソフトボールに出る事で、日頃のストレスや、体力不足、解消にと思い、かかさず、参加しようと、勤めているが、来るからには、時間を大事に、しっかり楽しんで、プレイしようと、心がけている。守りの方は、チームに迷惑をかけないように頑張り、その分バッティングの方は、よほど、大事な場面でない限り、自分の自由にさせてもらっている。昔に比べ、体力は落ちているものの、勝負の駆引きの集中力は格段についてきた。粘りのある、いやらしい、バッターになりつつある。右に左に、カウントが悪くなれば、相手を揺さぶり、プレッシャーをかけていく、その結果、相手によっては、根気負けするのであるそのような、やり取りは、日頃の仕事や、営業で培われているようだ。忙しい中時間を縫って、出て来る、日曜日なのに・・・・ここでまず、他に人とは出て来る気持ちの強さの違いの大きさがある。そして、試合にかける集中力、特にバッターボックスに入ると１対１の戦いに、色々考える、私のポリシーの中に、３ストライクは無く、１球勝負のみである、いい球が来れば初級から打ちに行く相手も初級は、ストライクが欲しいし、初級から振ってくるバッターはそうはいない。そんな、駆引きが、数年前の忙しくなってから、身に着いたのである。そのため、ソフトボールの試合も楽しくなり、次の日、かなり体がこわり、仕事が大変になるが、体力のバロメーターとして、毎年やめられない、スポーツとなっている。今年は、何とか、ピッチャーを育てて、私が投げなくて済むようにしたいものである（コントロールは良いが、球数が多く、次の日全く仕事にならない為）開幕戦何とか、打撃戦を制し、勝つ事が出来たが、その分よく走りよく動いたし、まだまだ、雪が降りしきる中、体のこわりが大変である。午後からは、家族で近くの温泉に向かったのは、ゆうまでもない。
2004年03月07日
コメント(0)
-
繁盛前に
本日は、来週初めより、大口の仕事が予定してあり、仕事以外のことが、出来なくなるため、スムーズに動けるために、片付けや、廃材の整理、見積もり、襖の配達などを全て、終わらせるつもりで朝からバタついていた、本日も寒く雪が降りしきる中、工場の整理を黙々とこなし、廃材は軽トラックへ、午前中は片付けと襖の配達で終わり、午後から廃材処理に春日市のクリーンパークに向かう土曜日の午後ともあり、施設内の車も少なく早めに片付き、帰りにお客様に、頼まれて製作しなければならない物の土台を買いにダイソー（１００円ショップ）に立ち寄る。いつもここは活気があり、品物も来るたびに、新しい物がありこれがこんなに安いのか・・・と思う事もしばしば。表向きは明るい活気のある、お客様で溢れる、繁盛店だが、裏では、営業マンが、倒産した会社の品物を安く買い叩いたり生産のコストを恐ろしいほどに安くさせたり、中国や他の国に頼み生産ラインの低賃金化をしていると思う。そうでなければ、こんなに安く、しかも利益までは出せないはずである。そう思うと、買う立場の私は安くてありがたいが、生産者の苦労が浮かび、１００円といえどもおろそかにできない。途中、電話があり、この頃よく仕事を頂いている、外装ペンキ屋さんから、電話があり、マンションの改装の仕事が取れたので、畳、襖、障子の張替えの見積もりが欲しいとのことで、すぐに花畑の現場に向かう。一通り見積もり、お渡しした後、土曜の夕方ともあり、ゆっくりとペンキ屋さん夫婦と、話をする事が出来、日頃私が、疑問に思う営業の仕掛りとその歴史や失敗談について、じっくり聞く事が出来た。やはり、聞いていると、今私たちが実践している事を、お客様とのやり取りの中で見つけ、何十年も前から実践されていて、私が気になるのは、「何十年」の部分である。私たちは、コンサル、セミナー、営業本などで、今の時流に乗った営業スタイルで、仕事をこなしているが、歴史という点では浅くまだまだ勉強していかなくてはならない。しかし、このペンキ屋さんは、何十年も営業スタイルを変えず絶えず儲かり続けている事実が、現実に今もある。凄いのは、「やらなければ」とか「実践」とか固い枠にとらわれている、私と違って、自然体なのである。営業スタイルが自然に身体にしみついていて、リラックスした空気が伝わってくるのである。お客様からしてみても、この雰囲気は感じ取ることが出来るはずで私がまだまだ学ばなければならない所である。正に「継続は力なり」で、これまでも、今からも実践されていくことだろう。このようなことが、自然体で出来るようになった時「犬童たたみ・ふすま店」はまだまだ伸びて行くことだろう。
2004年03月06日
コメント(0)
-
当たり前のこと
本日は、終末とも重なり、仕事の忙しさに拍車をかけていた。朝早くから、作業場そばのビルに畳の敷き込み、襖の立て込みを行う。終末（土、日）に引っ越してくる為、金曜日までの入れ込みを約束していたため、ギリギリの納品となった。朝９時からは、外装ペンキ屋さんから紹介されたお客様宅の藤崎まで畳を取りに行き、本日、夕方前までに、仕上がっている襖と共に納品を終わらせなければならない。しかも、かなりの家具、荷物類があるため、時間もかかり、工場に戻ってきたのは、昼前直前だった。昼食を後回しにし、とにかく畳表替えを終わらせ、車に積み込む昨日、大分のN畳店さんの追加仕事である、襖張り替えも仕上がっており、行き先が、近いため、連絡を取り、居られることを確認して、２件の配達に出かける。途中、流し込むように、昼食を取り、現場宅へ向かう。襖配達はすぐに終わったが、問題は畳の敷き込みである。３階の上、荷物が多く、１枚敷き込んで、家具移動という具合にパズルを解くがごとく、敷き込みを行わなければならない。体力と時間が無くなっていき、どうやら片付き、こちらの奥様が恐縮する中、拭き掃除を行う。そして、全て終わらせてからの、襖の立て込み、相当歪んで、隙間があるので、調整し、滑りを良くする、シリコンスプレーで仕上げる。お客様である奥様は、とても喜んで、コーヒーをお願いだから飲んでいってと、おいしいコーヒーを入れて頂き、本日も寒い中、コーヒーの温かさが身にしみて、おいしかった。何度もお礼を言って、こちらのお宅を後にして、工場に戻る。カミサンは子供たちの待つ自宅へ送り、私は、明日の配達のため今夜も残業で、襖を仕上げる事に。本日は何かと、階段を上り下りしたため、足腰に違和感があり、早く帰りたい気持ちを押さえて、頑張ってみる。毎日、当たり前の事を、当たり前にこなす、その継続の大切さはいつでも、持ち続けていきたい。
2004年03月05日
コメント(0)
-
約束と時間
昨日は、知り合いの大分の畳店さんとの約束でこちらの親戚で西区賀茂のお宅の畳表替えを頼まれていた。この日は忙しく、前の日から仕事をこなして、終わらせていたのだが、追加仕事になり、本日も朝早くから、仕事にかかっていた。大分のN畳店さんとの時間が迫り、一旦仕事を中断、賀茂の現場に向かう。場所はFAXで送られており、大まかには分かるのだが、何分地元でないぶん行かないと細かい所が分からない。時間には余裕を持って出かけてのだが、少し迷い、到着したのは５分前だった、少々焦ったが、時間に間に合う事が出来た。はっきり言って、ウチの仕事先で、１０分ぐらい遅く着いたからといって文句を言われるお客様はいない。しかし、時間は時間、約束は約束、自分とお客様をつなぐ、第一歩の始まりとして、決して甘えられないことだと思う。ある勉強会で集合は夜７時、しかし８時になっても私と主催の方しか来ない。会場を、御貸しいただいているリフォーム会社の社長も今回皆の前で話をする係りなのでやきもきされている。勉強会の皆さんは色んな業種の社長さんばかりで仕事に頑張られており、忙しいのは良く分かる、しかし、お客様の仕事で１時間も連絡も無く、遅れていったらどうなるか・・・・それと一緒である。知り合いだから、仲間だから、博多時間だから、そんなものは通用しない、もし、遅れて来た方の業種をお客様に頼まれても、自信を持って紹介できない、何時でも、何処でも、約束と時間は守りたい「やっぱり時間通り来たのは犬童さんだけか・・・・」リフォーム会社の社長にそう言われ、「やっぱり」の部分に今までの信用が伺えた。話は戻り、賀茂の現場のお宅の畳をカミサンと車に積み込み、N畳店さんに、確認の電話をかけてから、工場に戻る。工場には、N畳店さんが来られていて、打ち合わせをして仕上げの時間を決めて、作業にかかる、朝から３月だと言うのに雪が降り寒い１日だったが、N畳店さんも大分に用事があり、なるだけ早く終わらせたいとの要望で、急いで取り掛かる。お昼過ぎには完成、カミサンと敷き込みに行こうとすると、N畳店さんがカミサンの代わりに行くことに、N畳店さんは女性である。現場に着いて、驚いたのは、N畳店さんが畳をかつぎ始めたことで私が降ろすから、あなたは敷きこんで、と言われ言われるがままに敷き込んだ。家具移動、仕上げの拭き掃除まで終わらせ、N畳店さんの仕事ぶりに感銘を受けた。やはり、従業員をかかえる、大手の畳店さんの仕事ぶりは違う。追加で、襖を預かり、配達予定日をしていされて、N畳店さんは帰られえた。私は、当たり前だが、何より、約束通り、時間通り、頼まれた仕事が、終わった事に嬉しさを感じ、緊張感も解け、いい気分で残りの仕事に勤しむことができ、遅くまで頑張らなければならなかったが楽しく仕事ができた。明日も約束と時間を守らなければならない仕事があり、頭が痛いところではあるが、信用が一番、守り続ける継続が一番と心に思いながら、明日も頑張るのであった。
2004年03月04日
コメント(1)
-
頑張る恐さ
昨日、来客があり、お昼を一緒に済ませた後、某書店に立ち寄る何気に営業本を見て周り、ふと気になる本を取り上げ見てみる。それは、有名コンサルの神田さんの本で、頑張りすぎて地雷を踏むな、と言うもので、頑張り過ぎるあまり、周りが見えなくなり取り返しがつかなくなる物や、失う物、本人自身のウツ状態、などを地雷を踏むと言う、表現をされていた。私は、この本に凄く興味があったが、同時に読んで知る恐さもあり今回は、購入しなかったが、改めて考えてしまう。私の仕事や営業に対する方向性は間違っていないか、カミサンや子供たち、父母に負担をかけてはいないか、お客様に無理な営業をしていないか、など数え上げればきりが無いが、前に一度私も地雷らしき物を踏んだ時期があったので、思い出して不安にかりたてられることがある。４年前ぐらい、多額な借金を背負い、畳の機械と営業コンサルを導入、初年度はただ、がむしゃらに働き、周りが一切見えず、家族や周りの方々に多大な迷惑をかけた、売上は飛躍的に伸び、コンサルの方にも、売上のダントツに上がった畳店として周りに紹介され有頂天になり、更に頑張る決意をするが、初年度に無理過ぎる頑張りを行っていたため、それ以上延びるすべも、作戦も無く、すでに体と精進力は限界を超えており、２年目は売上こそ維持できたが内容と、営業戦略は酷い物になった。それ以上に私の精神的な疲れが出て、気持ちが仕事に乗らず、ウツのような状態になり、人に合うのや、話す事、がうっとうしかったり、気分展開に遊んでも、全然面白くなく、いつしか、自分の人生の終末を考える事もあった。しかし、仕事だけは、嫌でも、やる気が無くても、こなした。家族を守るため、自分が無理を言って借金をしたための責任だけは取りたかった。夏の暑い日の仕事後は、近くの病院に夜、点滴を受けに行きながら何度、精神科医に行こうかカミサンに相談したこともあった。朝起きて、鏡を見て今の嫌な自分の顔のビンタを数発はり、痛いという実感の中、生きてるんだと言い聞かせ、とにかく今日１日だけ頑張ろう、と働いてみた。その日、その日をだまし、だまし生きてきて、約１年、やっと光が見え始め、少しづつ、元気になっていく自分が確認できた。それからというもの、その１年の元を倍返しで取る勢いで頑張ったし、頑張れる自分が嬉しかった。それと同時に、カミサンや子供たち、周りの方々も良く見えるようになり、以前のように、がむしゃらに自分だけ走る事も無くなりいい形で、再度「犬童たたみ・ふすま店」は起動を始めた。このような事が、経験でき、乗り越えることにより、その先にはより大きな山があり、更に乗り越えようとする自分がいる。いつ、また大きな壁にぶち当たり、行き詰まることもあるだろうが私には分かった、何とか、もがいてでも、乗り越えられれば、そこには、次なる楽しみが待っているし、乗り越えた自分の体力精神力も大きくパワーアップしているのである。これさえ分かれば、大きな壁も、「また楽し」である。まだまだ、以前の壁にぶち当たった時の代償を、倍返しで請求するために、頑張り続ける私である。
2004年03月03日
コメント(1)
-
凄い職人
昨日、付き合いのある外装ペンキ屋さんの話をしたのだが、今回また畳・襖の仕事を紹介してもらった。しかも、場所は前と同じアパートの棟違い、すでに、ここで３件目の紹介を受けている。以前も何度か仕事の紹介を受けており、当然自店の仕事の延長にウチがありペンキ屋さん自体も忙しいのである。何故、この様な不景気な時期にこんなにも仕事が取れるのか不思議に思っていた。決して、安く引き受けてはおらず、ペンキ塗りの技法をお聞きしたことがあるが、素人の私でも、そこまで、手間をかけて、いい素材を使うのか、それでこの金額は、決して高くないのである。私が知っている限りでもペンキ屋さん（職人の方のほとんど）は仕事が少なく、先行きが不安な方ばかりで、仕事を忙しくされている方は安くしているか、大手の下請けで更に安い金額で受けている方がほとんどである。そんな中、どうしてこんなに内容が良くて忙しいのか・・・・チラシを出してもいない、DM、ニュースレターを出してもいないお聞きした話で見えてきたのは、いかにお客様の囲い込みの囲いが大きいかである。過去、数十年間、このペンキ屋さんは、お客様に対して、安い金額やサービスで知名度を上げてきて決してそこで終わらず、チェックしておいて、年間何度か足を運ぶと言う。更に、ペンキ屋さんと言えば、周りの方々にも仕事ぶりが見えるしペンキの臭いで、気づくし、ご近所の方なら、塗り替えの時機が近かったり、知り合いだと話も早い。ここで、お客様に丁寧に説明して、見積もりだけでも、お渡しできれば、囲い込みリストの上位に入ってくる。また、ペンキ屋さんの仕事は塗っては乾かしの連続で、乾かす時間をいかに有効に利用するかで、後々の仕事につながるのである。ここは奥様も旦那様も良く動き、人柄もとてもいい、仕事も丁寧で私ですら、数回紹介したほどで、お客様獲得のツボをよく心得ておられる。私たちが勉強会やセミナーで習う「顧客満足・営業戦略」を昔から身体で覚えこみ実践されており、今の時流にも当てはまっている決してお客様にこびない、逆にお客様から信頼され、頼みに来られる。そのような仕事や営業の手本になる方が身近におられることをとても嬉しく思う。そして、自分もペンキ屋さんに認めてもらえ、お客様まで紹介してもらえるまでになり、同じ営業・仕事の仕掛りを実践されている先輩として誇らしく思うのである。
2004年03月02日
コメント(0)
-
店舗でブレイク
先日、ある近くの散髪屋さんから電話があり、畳の小物を作って欲しい、との要望があり、すぐに伺う。店主から話をお聞きすると、お客様の待合のテーブルの上に畳を置きたいというもので、縁は室内の雰囲気に合せモダンな感じに、四方に付ける、厚みはテーブル代わりに相当する強度で２センチ表は、半端があるので、良い物を付けられる、金額も店主にOKをもらい、早速工場で製作。元々、このような畳の細工物は得意で、ヒマさえあれば色々製作している。い草で製作の一輪挿し、それを飾る敷き畳、自店に飾っているタペストリー畳、畳の掛け軸、そのほとんどが、自店で出る廃材をリサイクルして製作、ウチのお客様にとても好評で、ほとんどのウチの顧客様宅の玄関の棚やお座敷の床の間などに私の製作した一輪挿しや飾り畳が置いてあり、裏には自店のピーアールが仕込んであり、リピーターの発掘に一役買っている。テーブル畳の製作は１時間もあれば十分仕上がりついでに４個小さめな飾り畳を製作。土曜の朝、完成品と畳の小物のサンプルや岡さんの「すっぴん表」で作られた「香雅美草」（かがみそう）・・・い草のドライフラワー、などを持って、伺う。店主さんは、とても喜んで全てのサンプルと香雅美草を買い取りお店に飾られる。追加の飾り畳の注文を受け、月曜日の朝のお届けを約束して完成させ、昨日の朝、伺うと、店主さんはニコニコしながら、「犬童さん、お客さんに凄く畳のウケが良かったよ」と話され、自分の試みがお客様に喜ばれたのが嬉しそうだった。しかも、製作者である私と「犬童たたみ・ふすま店」の宣伝までされて、その技術の素晴らしさ、アイディア、直向きさなどを語ってくれたと言われる。大変、ありがたい事で、店主さんに重々お礼を言って、その気持ちとして持ち込んでいた、一輪挿しと飾り畳を差し上げる。店主さんは喜んで、今度来る時は、お宅のチラシや名刺を持ってきてレジの横に置いていいよ、とまで言われ、ここまでされると申し訳ないぐらいに恐縮してしまう。工場に戻ると、電話があり、先ほどの散髪屋さんの常連さんらしく「散髪に行くと、畳の香りが良く店主に聞いたらお宅を教えてくれたので電話しました、近いうちに畳の表替えをしたいので、見積もりに来てください。」との電話に改めて散髪屋さんの店主さんに頭が下がる思いで、ありがたさが、身にしみた。散髪屋さんのような形態の職業では固定客が多く、そんなに他所に行かない。多分、店主さんのファンでもあり、散髪する時間、会話には畳の話も出ているはずで、お客様も思わず、自分の家の畳が目に浮かぶと考えられ、必要があれば、店主さんに詳しい話を聞かれるはずで、上手くいけば、ウチに電話がかかると言う、口コミ、紹介が起こりやすい状況にあるわけで、取り組み的には、面白いことが出来そうである。しばらくは、店主さんと密に話し合い、「和」の良さを取り入れた散髪屋さんとして、アドバイスしながら、仕掛りを考えようと思っている。この仕掛りは、他店にも応用でき、また、やることが増えて大変だが、面白い試みである。
2004年03月01日
コメント(2)
全31件 (31件中 1-31件目)
1
