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2010年12月31日(金) 雪と氷の世界 ※※※ 書きたいことと伝えたいことと(補足) コミュニケーションとは自分が思い描いていることやそのイメージあるいはヴィジョンとでも言うべきものを相手に伝えようとする行為なのかもしれない。しかし、そのためのプロトコルとしての言語はどんなに洗練されたものであっても、どうにも力不足なのだ。もちろん個人的な言語能力の問題もあるかも知れない。それでもなお、言語表現に限らず、われわれの利用しうる表現手段は結果的にはきわめて限定的と評価せざるを得ない。だからこそ、表現手段としてのメタファーや抽象(音楽、絵画、写真、映画などにおけるそれ)が試みられるのだ。村上春樹の作品におけるメタフォリカルな構造、比類まれな比喩や暗喩の横溢はそのような思考から生まれたもののように個人的には感じている。わたしたちは、どんなことをしてでも、どうにか自分の頭の中に浮かぶ宇宙やこころに生まれた想いを、そのヴィジョンを他者と共有したいと渇望しているのかも知れない。言葉を換えるならば、「自分をわかって欲しい」というこの渇きは、創造力の原動力であり、同時に徒労を予感する未完の絶望である。コミュニケーションはきわめて限られた時と場所と場合にのみ成立する僥倖(ぎょうこう)のごときものなのだ。きみはぼくを理解したと言うが、それは違っている。それでもなお、わたしたちはへこたれない、たぶん。 ※※※ 12月27日(月)、ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。 詳しくはHPをご覧下さい:http://www.pilatus.jp/ わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで(どなるわけじゃないけれど)蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/携帯向けHP:http://sunset.rwiths.net/portal/i/tm_i_pln.html ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.30
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2010年12月30日(木) きょうの積雪 ※※※ 書きたいことと伝えたいことと ここ数日書いていることはぼくが本当に書きたいと思っていることではないけれど、本当に伝えたいと思っていることに違いない。伝えたいと思うことを伝えようとしている。つまり、それらは「情報」なのだ。一方で、ぼくが本当に書きたいと思うことは「情報」ではあるけれど、それは「コミュニケーション」に属するものだ。ドラッカーの言うように、コミュニケーションとは「知覚」であり、「期待」であり、「要求」であり、そして「情報」ではない。しかしながら「情報」とは緊密な相互補完関係にある。なかなか説明するのが難しいのだけれど、「情報伝達」と「コミュニケーション」とは本質的な部分で決定的に異なる。情報伝達は「情報そのもののやりとりという通信行為」であり、コミュニケーションは「ヴィジョンのやりとり」なのかもしれない。だから相手の感じていること考えていることが「見えたり、見えなかったり」という表現が用いられ得るのだと思う。う~ん、なんかまとまらないけれど・・・後日改めて補足します。 ※※※ 12月27日(月)、ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。 詳しくはHPをご覧下さい:http://www.pilatus.jp/ わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで(どなるわけじゃないけれど)蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/携帯向けHP:http://sunset.rwiths.net/portal/i/tm_i_pln.html ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.30
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2010年12月29日(水) 今日の積雪 ※※※ 雪だ雪だ! スキー場の方も僕らも積雪が遅くてやきもきしていたのですがようやく・・・数日前からどかどか積雪しています。ほっとした~。\(;∇;)/この年末年始は平年並みのたっぷりとした積雪のゲレンデになることは間違いないと思います。いま現在も極上のパウダースノーがずんずん積もっています。今日の積雪は冒頭掲載の写真の通りです。ペンション・サンセットのおとなりのピラタス蓼科スノーリゾートはたくさんのお客様で賑わっていますが、ブームの頃のような長時間のリフト待ちもなく快適です。お正月にはちょうどこんな感じになると思います。↓どうですか、血が騒ぎ出しましたか?ぼくはわくわくしてます。ぱふぱふパウダースノーですから~。\(^_^)/ ※※※ 12月27日(月)、ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。 詳しくはHPをご覧下さい:http://www.pilatus.jp/ わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで(どなるわけじゃないけれど)蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/携帯向けHP:http://sunset.rwiths.net/portal/i/tm_i_pln.html ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.29
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2010年12月28日(火) ピラタス蓼科スノーリゾート ※※※ 年末年始も平日料金 蓼科高原もようやくどかどか積雪しています。スキー場の雪はたっぷりあります!これから大晦日まで毎日のように夜は雪>昼は晴れ!変な予報ですが、蓼科の冬はこれが普通なのです。お隣のピラタス蓼科スノーリゾートはたくさんのお客様で賑わっています。 本日27日(月)からロープウエイ山頂駅からの 4キロメートルのロングダウンヒルコースがオープンしました~。\(^_^)/ピラタス蓼科スノーリゾート隣のペンション・サンセットでは開業以来はじめて年末年始でも平日料金でいっちゃいます。\(;∇;)/2食付(11500円)+リフト券(4000円)=15500円が、なんと11500円~!2食付(11500円)+レンタル(3500円)+リフト券(4000円)=19000円が、なんと12500円~!2食付(11500円)+レンタル(3500円)=15000円が、なんと10000円~!レンタル無料でファミリースキーも簡単に格安で楽しめます!ばりばりのスキーヤー、スノボーダーのみなさんは、リフト券が無料という計算になる超特価です。レンタルはスキーセット、スノボセット、ウエア上下セットからお選びいただけます。レンタルは信用あるゲレンデ横レンタルショップが担当しますので品質も整備状態もベストです!お食事、サービスは通常とまったく変わりません(コストダウン無し)のでご安心下さい。是非他のお宿と比較してそのコストパフォーマンスの高さをご確認の上、ペンション・サンセットをご利用いただければさいわいです。 公式ホームページ:http://www.p-sunset.com/ ※※※ 12月27日(月)、ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。 詳しくはHPをご覧下さい:http://www.pilatus.jp/ わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.28
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2010年12月27日(月) きょうのピラタス蓼科スノーリゾート ※※※ 年末年始はピラタス蓼科スノーリゾートがベスト 蓼科高原もようやく本来の冬の気候になりました。毎日のように夜は雪!蓼科の冬はこれが普通なのです。ここのところ毎日どかどかと粉雪が降り積もり マイナス16℃以下まで冷え込んで 最高気温もずううっと氷点下なのです。今日の午前中はすうっとマイナス14℃でしたから防寒対策は厳冬期なみにして下さいね! 降った雪は降ったときの粉雪のまま六角形でできた円形コンペイトウのように丸いのです。 それがまったく溶けないで変わることがないのです。踏みしめるとキュッキュッと鳴く極上の粉雪ですよ。 蹴飛ばすと砂のように転がって飛びます。握っても溶けないで砂時計の砂のようにさらさらと流れ落ちます。お隣のピラタス蓼科スノーリゾートはたくさんのお客様で賑わっています。 本日27日(月)からロープウエイ山頂駅からの 4キロメートルのロングダウンヒルコースがオープンしました~。\(;∇;)/ ※※※ 12月27日(月)、ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンしました。 詳しくはHPをご覧下さい:http://www.pilatus.jp/ わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.27
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2010年12月26日(日) 昨日の蓼科スノーリゾート ※※※ 積雪十分 ようやく本来の冬の気候になりました。蓼科の冬はこれが普通なのです。12月はどかどかと粉雪が降り積もり マイナス16℃まで冷え込んで 最高気温もずううっと氷点下なのです。 だからこそ、 降った雪は降ったときの粉雪のまま 変わることがないのです。踏みしめるとキュッキュッと鳴く極上の粉雪ですよ。 蹴飛ばすと砂のように転がって飛びます。お隣のピラタス蓼科スノーリゾートはたくさんのお客様で賑わっています。 27日以降にはロープウエイ山頂駅からの 4キロメートルのロングダウンヒルコースがオープン予定です。 ※※※ 12月27日以降ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープン予定ですが、必ず事前にご確認の上お越し下さいませ。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.26
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2010年12月25日(土) ホワイトクリスマス ※※※ クリスマス So this is Christmas, what have you done?インドの聖人は人々の想いこそがこの世界を作り上げているのだという。僕もそう思うよ。だからクリスマスが感動に満ちた聖なる夜になるんだ。信じられないほど心が温かくなったり、ちょっとだけ寂しかったりするんだ。そしてふと空を見上げたり・・・。War is over if you want it.John Lennon は唄った。So this is Christmas and a happy new year.Let's hope it's a good one without any fear.この歌を聴くたびに僕はたまらなく哀しくなる。彼は僕の心の灯台だったから。クリスマス・イブは終りいま外は氷点下12度。今日はクリスマスだね。I wish you A Merry Christmas and hope you have fun.Let's hope it's a good one.このようすだと一度止んでも明日の午後からまた雪が降る。ホワイトクリスマス。何もかも真っ白。雪の降る夜は本当に静かだ。静寂というのはこういうことなのだと知らされる。Sound of Silence.ついついいろんなことを思い出したり考え込んだりしてしまう。僕が10代、20代の青年なら、宿命的な恋に心躍る日々なのかもしれない。でも、僕も彼女ももう人生の後半を歩み始めているのだ。もしあの頃の僕らに再会したとしても、もう何も始まらないし何も終わらない。台風のような突風を伴った人生の雪が止んで、いまは静かな聖夜がゆっくりと過ぎてゆく。若い人も歳をとったひともその中間のひとも、素晴らしいクリスマスを過ごして下さい。追伸 ジョンの歌声を聞くと30年たったいまでも胸が苦しくなるのですが、 最近はジョージの歌声が有線放送のビートルズチャンネルから流れると、 やはりとても哀しい気持ちになります。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープン予定ですが、必ず事前にご確認の上お越し下さいませ。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.24
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2010年12月24日(金) ホワイトクリスマス ※※※ ホワイトクリスマス 「決戦は金曜日」のクリスマス・イブなのかもしれない。 街でそんなハイな気分が横溢しているのだろうか。 ここでは静かなホワイトクリスマス。 昨夕から降り始めた雪はたっぷり積もった。 蓼科高原ペンション・サンセットのまわりでも10センチ以上、 おとなりのピラタス蓼科スノーリゾートでは15センチから 30センチは積もったようだ。 スキー場は約400メートルも標高差があるから 上の方では相当な積雪になったと思う。 で、現在はこんな感じ。↓ ライブカメラの映像なので画質が悪いけれど とてもいい感じに仕上がっているのがわかる。 もう雪の心配はないです。(o^^o) ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートではロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープン予定ですが、必ず事前にご確認の上お越し下さいませ。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.24
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2010年12月23日(木) 在りし日のパル ※※※ レクイエム いまからちょうど2年前、 2008年12月23日(火)午後1時50分僕らの愛する家族パルが旅立ったぼくらが介護している最中に心不全を起こしたらしくあっとうまに逝ってしまった最初は何が起きたかわからなかったしかしやがてパルが呼吸をしていないことに気づく信じられない思いだった頭の中が真っ白になったいまでもそのあたりのことは記憶から抜け落ちてしまっている容体は決して良くはなかった前夜から息をするのが苦しそうで衰弱がひどくなっていたしかしこんなにはやく・・・とはすくわれたのは苦痛や苦しみが一瞬だったことだったいまパルの顔はとてもやすらかでやさしさと穏やかさをたたえているいくら見つめていても見飽きないほど美しい本当に美しい荘厳といえるほど強こころを惹かれる表情だとてもこころがきれいだったパルだからあっという間に天国についてしまったのかもしれないしばらくすると僕は自分が涙を流していることに気づいた何十年ぶりのことだろう止めどなく流れる涙には悲しみもくやしさも何もかもを超えた何かが感じられたああ、涙ってしょっぱい味がするんだ僕が泣く何の衒い(てらい)もなく声も出さず嗚咽もなくただ涙を流し続けるそれはパルに対する思いの丈をはき出しているようでもあった愛する者を失った者だけに許される涙だ未明にまどろんだ僕は天(あま)駆ける蒼きオオカミの群れの中にパルの姿を見たその姿はまばゆく輝いてその表情は走る喜びに満ちていたそれでも止めどなくあふれるこの涙はなんなのだろうモニタがにじんでよく見えない肉体は滅びても僕らの周囲からパルの気配は消えていないパルは僕らとともにこれからも生きてくれるようだありがとう、パル君に出会えただけでも僕らの人生には価値があったたくさんのものを僕らは君からもらった僕らはいったい何を返すことができただろう感謝ただそれだけしなかない ぼくらは決してきみのことを忘れない また新しい一日が始まる ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.23
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2010年12月23日(木) ※※※ ワンダーランド 原因も結果も人間が作りだした思考形式のひとつに過ぎないのであって、「物事の結果には必ずその原因が存在する」という論理命題にはなんの論理学的根拠もない。そうした意味では、「原因→結果」という思考だけにとらわれないように気をつけた方がいい。 思考というものはもっと「ハードボイルド」なものなのだ。 ということを昨日書いた。 「~であるはず」とか「~であるべき」とか「原因があるから結果があるのだ」とか、そういう常用語に厳密に論理的な思考が惑わされることをぼくは好まない。もちろん、何かをきちんと考えたいときだけだけれど。 コミュニケーションのための言語と思考するための言語とは本質的にまったく異なるのだ。 それはさておき、今回25回目の再読において「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のなかにその2年後の1987年に発表される「ノルウェイの森」の「兆し」のようなものを感じることができた。 「ノルウェイの森」においても二つの物語が相互に映し合う向かい合わせの鏡のような構造を持っていることに気づく。「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」と同じように、「直子との物語」と「緑との物語」が互いに互いを含んでいる、映し込んでいる。 主人公のワタナベはその両方の世界が重なり合う場所に立って双方の世界に含まれている。一方は「死」であり他方は「生」と呼ばれる世界なのかも知れない。二つの世界は紙一重の領域を残してほぼ完全に重なり合っている(相互に包含し合っている)。 作中に登場する「死は生の対極にあるのではなく、すでに生に含まれている、死は生の一部なのだ」という主旨の言葉はそのような意味だと思う。レイコはワタナベと同じ領域に立つナビゲーターでありワタナベの手を取り、緑の生きる「生」の領域へと導いていく。 この作品においてもセックスは二つの異なる世界を繋ぐ「儀式」として描かれている。村上春樹の作品におけるそれは、いわゆる「性描写」ではない。「海辺のカフカ」そして「1Q84」においてそれはより明確に描かれていく。 たしかに「ノルウェイの森」は「恋愛小説」なのかもしれない。しかし同時にそれはこの世界の構造のメタファーとしての物語でもある。どのように読もうとそれはひとそれぞれなのだけれど。 トリビアになるけれど、単行本には異例の「作者あとがき」があるが、文庫本にはない。是非単行本の「あとがき」を読むことをおすすめする、謎解きなどはないけれど。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.23
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2010年12月22日(水) 雪が積もりました ※※※ ハードボイルド 村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読み返しているが、その構造はその後の「海辺のカフカ」や「1Q84」に忠実に受け継がれている。その意味において村上春樹の世界観とでも呼ぶべきこの構造と物語の様式を理解することによって、ぼくらはより深く村上春樹ワールドに「かかわっていく」ことができるように思う。 ということを昨日書いた。 はっきり言って、あまり受けが良くなかったように感じている。それでも続きを書くのだけれどね。(笑) 念のために言うのだけれど、ぼくは「ハルキスト」ではない。彼の長編小説のファンに過ぎない。ぼくは村上春樹の信奉者ではない。ぼくにはぼくの世界観があり、それは村上春樹の描く世界観とは微妙に異なっている、あたりまえのことだけれど。 今回読み返してみて明確にわかるようになったのだけれど、「ハードボイルド・ワンダーランド」の物語から始まるこの作品は、互い違いに描かれるその直後の章の「世界の終り」にメタファーとして忠実に投影されていく。 その対称性、構造がわかればずっとずっと読み解きやすくなるし、数倍もおもしろく読み進めることができる。まあ、難しいことは考えずに物語に身を任せてしまうという手もあるのだけれど。 謎は謎のままでいいのだ。学校教育のおかげでなんでもかんでも出来事には「原因」があって「結果」があるのだと思い込んでいる人が多いようだけれど。それは逆で、「結果」を解明するために「原因」を仮定しているに過ぎないのだ。 原因も結果も人間が作りだした思考形式のひとつに過ぎないのであって、「物事の結果には必ずその原因が存在する」という論理命題にはなんの論理学的根拠もない。そうした意味では、「原因→結果」という思考だけにとらわれないように気をつけた方がいい。 思考というものはもっと「ハードボイルド」なものなのだ。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.22
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2010年12月21日(火) ピラタス蓼科スノーリゾートの今朝のゲレンデ 写真提供:(株)ピラタス蓼科ロープウエイ ※※※ 世界の終わりと 村上春樹の「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読み返している。もう20数回読み返している。「ノルウェイの森」よりも再読しているのではないだろうか。 この作品は1985年発表、その2年後、1987年に「ノルウェイの森」が画期的大ブームとなり村上春樹が女性を初めとした一般読者に広く読まれるようになる前の最後の大作だ。 個人的には村上春樹の全作品と通じての最高傑作だと思っている。 長くなるし、以前にも書いているので作品論はこのへんにしておく。 いずれにしてもぼくがこの作品を構成する二つの物語「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」のうち、「世界の終り」で描かれる世界にどうしようもないほど強く惹かれるということを今日は書いておきたかった。 じつはこの一見別の物語に見える二つの世界がある法則による対称性を持っていることにやがて気づくだろう。二つの物語は繋がっており、互いに呼応している。 この構造はその後の「海辺のカフカ」や「1Q84」に忠実に受け継がれている。その意味において村上春樹の世界観とでも呼ぶべきこの構造と物語の様式を理解することによって、ぼくらはより深く村上春樹ワールドに「かかわっていく」ことができるように思う。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.21
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2010年12月20日(月) ピラタス蓼科スノーリゾートの雪景色 写真提供:(株)ピラタス蓼科ロープウエイ ※※※ 省略と短縮 わたしはかつてブログに自分の「想い」を書いていた。ここでいう「想い」とは文学的表現としての「想い」であって、尊敬すべき「おたく文化圏」におけるそれではない。いちいちこんな風に注釈をつけなければいけないこと自体がとても残念なご時世だ。 そのような時流の変化は、携帯普及率がキャズム越えをしたあたりで劇的な変化を遂げたように思う。あくまでも個人的な印象に過ぎないけれど、言葉や表現の短縮によって言葉のそのもののもつ音の美しさや余韻や風景までもがある種の記号化の推進によって切り捨てられるようになった。 言語は間断なく変化していくという特性からいえばそれもまたありというほか無いけれど、やはりそれはとても残念なことだと感じている。なぜならば、言語はもはや単なるプロトコルではないからだ。目的が広義のコミュニケーションであるならそれでもいい。 しかし、同時に言葉は思考に用いられるとき単なる記号や数式ではなくそれ以上の何かなのだ。思考は通信ではない、想像すること、創造することはコミュニケーションとはまったく別の出来事なのだ。通信のみに用いられる言語には思考の機能はない。 私がかつてブログに書いていたのはそんな思考における言語の響きや風景や残像であったように思う。携帯向けに鬼改行してしたためるブログも認めた上で、それでもなお、このような省略や短縮や飛躍のない十全な文章を書きたいと思う。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.20
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2010年12月19日(日) 雪に刻まれる影 ※※※ 雪は大丈夫です この冬は気温が低いわりに雪が遅い。 いつもなら見渡す限りの銀世界なのに いまはまだ冬ざれた森。 数日おきに積雪するが 氷点下でも強い陽射しがあれば いずれそれも消えていく。 おそらくそれは 地表の温度が高いためだったのだろう。 最近ようやく地面が凍結した。 こうなれば雪はどんどん積もり 積雪は容易に溶けなくなり パウダースノーのまま保存される。 ゲレンデの雪も溶けることなく 降ったときのままのパウダーが 楽しめるようになる。 時週末にかけて積雪予報が出ている。 経験的にいって12月末にはまちがいなく 積雪1.5メートル以上の一面の銀世界になる。 ピラタス蓼科スノーリゾートでは 12/5(土)からロープウエイ山頂駅からの 4キロのロングコースがオープンする。 楽しい冬休み、気分爽快な年末年始休暇を お約束できそうでほっとしています。 (o^^o) ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月25日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは ロープウエイ山頂駅からの4キロコースをオープンします。 現在は1キロのメインゲレンデが滑走可能です。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.19
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2010年12月18日(土) 小雪舞う ※※※ 雪雲 あまりの静寂に目覚める。 耳が聞こえなくなってしまったのではないかと 心配になる。 まったくなんの物音もしない。 聴覚に意識を集中すると 自分の呼吸する音が 微かに聞こえるような気がする。 雪の降るときは あるいは 雪が降っているときは いつもこうなのだ。 世界中の音という音を すべて吸収してしまったかのような この静寂。 窓外を観ると案の定小雪が舞っている。 少し前から降り始め つもりはじめたところだ。 山の頂から500メートルほどは すっぽりと雪雲に覆われている。 暗い色合いの雪雲だが 不思議と重さを感じさせない。 雨雲と雪雲とではどこがどう違うのか そう問われても どうにも明確に答えることができない。 しかし実際に目にすればそれは雪雲なのだ。 断じて雨雲ではない。 僕もすっかり山のひとになってしまったようだ。 ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.18
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2010年12月17日(金) 凍結する月 ※※※ 世界の終り 村上春樹の長編小説に「ダンス・ダンス・ダンス」という作品があるけれど、いわゆる「僕シリーズ」の最後の作品にあたる。 主人公の「僕」が同一人物と考えられることから処女長編「風の歌を聴け」からこの作品までがシリーズと見なされている。 いや、少なくとも僕はそう考えている。 とても好きな作品群で、すべて初版刊行時に読み、その後も何度も読み返している。20回以上読み返している作品もあるほどだ。 そんなことで、そのあとの作品群ないしは単独作品には当初大いなる違和感を覚え、拒絶症状まで出そうになったほどだった。 しかし、村上春樹の「世界観」のレベルで捉えると、後期の作品もまた連続性を保っていることに気づいたのだった。 それは、 この世界ではどんなことでも起こりうるし、あらゆるものが繋がっている。 ということだ。 なぜならば、この世界は私の極めて個人的な世界だからだ。 ウィトゲンシュタインの言葉を借りるならば「私が私の世界である」(ミクロコスモス)ということになるのだろうか。 だから「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」で「世界が終わる」ということの意味は、「主人公の世界の終わり」を指し示していた。 僕自身もまったく同じ考えに行き着いていて、そのように確信している。 世界の終わりとは「私の世界の終わり」のことであって、私が死んでも世界は続いてゆく、なにごともなかったかのように。 そのような世界観を持った上で読み直すと、見かけや仕掛けは異なるかも知れないけれど後期作品群とりわけ「1Q84」もまたおなじことを語り直していることに気づくのだ。 ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.17
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2010年12月16日(木) 夕日に映える冬の蓼科山 ※※※ 繰り返し読むこと さて、ジョン・レノンの曲を連続して紹介してきましたが、 世の中にはもちろんジョンになんて興味のないひと、共感 できないひとがいるわけです。 ということで、違う話題を少し入れようということに。 今話題の村上春樹原作の映画「ノルウェイの森」 ですが、 すでに劇場でごらんになった方、いかがでしたか? わたしはこのような辺境に暮らしているので、 まだ観ていません。 ネットやマスメディアで紹介された限りの印象では キャスティングに関しては松山ケンイチのワタナベくんと 水原希子の緑(初めての演技で多少難ありとしても)は とても原作のイメージに近いかも知れないと感じています。 残りのひとりについては映画を観てからでないと語れない。 まあ、好きな女優さんなんですけれどね、他の映画では。 で、これをきっかけにしてまた今年も原作本の25回目の 再読をはじめているかといえば、そうではないのです。 なぜか砂漠で水に飢えた旅人のように読みたくなったのは 「ノルウェイの森」の2年前の1985年に刊行された 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」でした ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.16
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2010年12月15日(水) Mother Earth ※※※ ジョンに精神を育てられたと言っても過言ではないラヂヲとしてはジョンの人生に思いを馳せる上でかかすことのできないこの曲を紹介したいと思います。★★★MOTHER (clock chiming) Mother, you had me but I never had you, I wanted you but you didn't want me, So I got to tell you, Goodbye, goodbye. Farther, you left me but I never left you, I needed you but you didn't need me, So I got to tell you, Goodbye, goodbye. Children, don't do what I have done, I couldn't walk and I tried to run, So I got to tell you, Goodbye, goodbye. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home. Mama don't go, Daddy come home... (C) Written by: John Lennon ▼こちらのリンク(YouTube)で聴くことが出来ます;http://www.youtube.com/watch?v=85rPsIEHkyU&feature=related このジョンの叫びをきちんと聞き取れる母親はさいわいです。 幼子にとって、とりわけ男の子にとっては母親こそがこの世界 のすべてなのですから。。 この曲に限らずジョンの自伝的な楽曲にはいささか詳しい解説が必要かも知れない。そこでたとえばこちらのブログをご案内しておこうと思う。大変優れた解説になっている。↓ http://blogs.yahoo.co.jp/asongotoh/57516000.html ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.15
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2010年12月15日(水) 空 ※※※ 前回の記事の反響が多かったので、ジョンに精神を育てられたと言っても過言ではないラヂヲとしては続けてこの曲を紹介したいと思います。★★★God(補足)ジョン・レノンは唄う。"God is a concept by which we measure our pain."われわれの「世界」がそうであるのと同様にわれわれの「神」もまた「構成」された神である。あるいはこの世の不条理を合理的に受容する(あるいは受容させる)ために創作された神である。でなければ神を語るに「奇跡」など必要ない。神の「ある」ことは集団においては伝承的事実、個人的には体験的事実だからだ。神は「様々に自身を現わす」必要などない。神はあまねく「ある」からだ。僕は自分の体験的、個人的「神」について書いている。あるいは僕が個人的に生きている「この世界」について語っている。嫌われるのを承知で、それでも「いま」書かずにはいられないから書いている。ジョン・レノンは神が道具存在であると唄っているわけではない、もちろんこれは「たとえ」である。「神とはわれわれが自分の苦痛を測る概念である。」「神」は必要なのだ。僕にもあなたにも、きっと。「神が必要」なのだ。「神が無ければ「救い」は無いから。もはやわれわれは「神」ではなく、直接的に「救い」を切望すべきなのかも知れないけれど。時間と空間の内にある生の謎の解決は、時間と空間の《外》にある。(ここで解かれるべきものは自然科学の問題ではない。)世界が《どのように》あるかは、より高い次元からすれば完全にどうでもよいことでしかない。神は世界の《内》には姿を現しはしない。ウィトゲンシュタイン ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.15
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2010年12月14日(火) ※※※ 前回の記事の反響が多かったので、ジョンに精神を育てられたと言っても過言ではないラヂヲとしては続けてこの曲を紹介したいと思います。 ★★★ God God is a concept By which we measure Our pain I'll say it again God is a concept By which we measure Our pain I don't believe in magic I don't believe in i-ching I don't believe in bible I don't believe in tarot I don't believe in hitler I don't believe in jesus I don't believe in kennedy I don't believe in buddha I don't believe in mantra I don't believe in gita I don't believe in yoga I don't believe in kings I don't believe in elvis I don't believe in zimmerman I don't believe in beatles I just believe in me Yoko and me And that's reality The dream is overWhat can i say? The dream is over Yesterday I was the dreamweaver But now i'm reborn I was the walrus But now i'm john And so dear friends You'll just have to carry on The dream is over (C) Written by: John Lennon ★★★ 僕自身リアルタイムでこの曲を聴いて(つまりジョンに近い世代なので)、ものすごい衝撃を受けました。まずその歌詞の奥深さとストレートなところに。そして楽曲としてのすばらしさにも、もちろん。 ▼こちらのリンク(YouTube)で聴くことが出来ます; http://www.youtube.com/watch?v=Wv3ic6OOXns (注)ゴッド(God)は、1970年に発表されたジョン・レノンの曲。ビートルズ解散後初のソロ・アルバム『ジョンの魂』のハイライトとして収録されている。ビートル(※ビートルズのメンバーという意味)としての自分自身に決別し、ソロ・シンガー、ジョン・レノンの誕生宣言とも言える作品。 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) ※※※ 先週末以降たくさんの記事をアップしたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.14
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2010年12月14日(火) ※※※ 何年か前の春に書いた記事です。 このブログでは再公開になります。 ★★★ たまたまTV(NHK)を見ていたら2001年の同時多発テロ直後日本で行われた「ジョン・レノン・スーパーライヴ」の再放送をやっていた。そのなかで大貫妙子が歌った曲がいまの僕のこころに深く染み渡った。Oh My LoveOh my love for the first time in my life,My eyes are wide open,Oh my lover for the first time in my life,My eyes can see,I see the wind,Oh I see the trees,Everything is clear in my heart,I see the clouds,Oh I see the sky,Everything is clear in our world,Oh my love for the first time in my life,My mind is wide open,Oh my lover for the first time in my life,My mind can feel,I feel the sorrow,Oh I feel dreams,Everything is clear in my heart,Everything is clear in our world,I feel the life,Oh I feel love.(C) Written by: John Lennon & Yoko Ono素晴らしい。僕が言うべきことは何も無い。ジョンのアルバム「イマジン」に収録されているので、機会があったらぜひ耳を傾けて欲しい。 ▼こちらのリンク(YouTube)で聴くことが出来ます; http://www.youtube.com/watch?v=0LzNNgctnbs&feature=related ※※※ この土日の間にたくさんの記事を書いたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。 わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o)パソコン向けHP:http://www.p-sunset.com/モバイル向けHP:http://sunset.rwiths.net/ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.14
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2010年12月13日(月) ※※※ 何年か前の春に書いた記事です。 このブログでは再公開になります。 ★★★ iTunes Store をブラウズしながらいろいろな音楽を試聴していると、このように限定的な世界においてすら、めくるめく素晴らしい音楽であふれているのだということを知る。このような素晴らしい音楽たちと出会いそれを聴くことが出来ただけでも、生まれてきた甲斐があったというべきなのかも知れない。 もちろんそれには音楽に限らず文学や絵画や映画やありとあらゆる芸術作品との出会いも含まれ、ひととひととの出会いも含まれる、「いま・ここに・ある」だけで感じることのできる至福、地上の楽園なのかも知れない。 もちろんそれは「かりそめの」という限定付なのだけれど、それでもなお僕は生きていて良かったと思うのだ、そのような出会いと感動だけのためにでも生きていたいと思うのだ。いまだに自分の存在価値、存在の意味を知ることのかなわない身ではあるけれど、それでも生き続けていきたいと思うのだ。 二十歳の頃、僕は「もし、なにものをも創造することができないのならば、いったい自分には生まれてきた価値があるのだろうか?」と自らを問い詰めていた。それはその後の人生においても、不吉な呪文のように僕につきまとうことになった。生き方や考え方を変えようと思っても、この呪文は僕を手放してはくれなかった。 そしていま気づく。その呪文からすっかり自由になっている自分に。 僕はいつの頃からか、自分を規定することをやめたのだった。自分はこれこれの能力を持っていますとか、技術がありますだとか、このような美点を持っていますとか、このような欠点がありますだとか、このような人間なんですとかいうことをやめてしまったのだった。 自分を定義することをやめると、人は自由になれる。 セルフ・アイデンティティーとは「自分が自分である」という確信以外のなにものでもない。それは自分の仕様書をつくることではない、自分を定義することではない、自分についてプレゼンテーションすることではない。 ただ、「いま・ここに・ある」ことこそが、すなわち自分の存在理由(レゾンデートル)なのだ。 そんな単純なことを、この歳になってようやく知った。 いささか恥ずかしい。 ※※※ この土日の間にたくさんの記事を書いたので、全部読んでいただけるとうれしいです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.12
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2010年12月12日(日) ※※※ 何年か前の秋に書いた記事です。 このブログでは再公開になります。 ★★★ 「ちなみに僕が抱く世界観は池澤夏樹の「スティル・ライフ」の冒頭の文章に的確に表現されている。長いので引用は避けるけれど、機会があったら是非一読することをおすすめする。」 と昨日僕は書いた。 しかしそれも大変だろうから、膨大な蔵書の中から(そうなのだ、僕の本とレコードのコレクションは膨大な量なのだ)「スティル・ライフ」をようやく探し出したので、冒頭の部分を引用しよう。 この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。 世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。 きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかも知れない。 でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。 大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和を図ることだ。 たとえば、星を見るとかして。 二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過ごすのはずっと楽になる。心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。 水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。 星を正しく見るのはむずかしいが、上手になればそれだけの効果が上がるだろう。 星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれども。 これは僕が長年の瞑想体験によって見ることのできるようになった世界をじつに的確に記述した文章だ。空気が平地にくらべて20%も薄く、清涼な大気と静寂に抱かれた蓼科は、瞑想者にとっては最適な環境だと言える。僕の瞑想体験は飛躍的に進んだ。 僕の「静かな生活(スティル・ライフ)」は続く・・・のだろうか。 (おわり) ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.12
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2010年12月12日(日) ※※※ 何年か前の秋に書いた記事です。 このブログでは再公開になります。 ★★★ 昨日書いた内容はしっかり読んでもらえないとおそらく大きな誤解を招くのではないかと思う。その一方で、いくら補足説明をしたところで、ひとそれぞれの立場や経験や考え方を変えることはできないので、そんなことは無駄だとも思われるのだ。 だから村上春樹がいまや代表作のひとつとなった「ノルウェイの森」の最終章で主人公に語らせている言葉を引用してひとまずこの議論を締めくくりたいと思う。 どのような真理をもってしても愛するものを亡くした哀しみを癒すことはできないのだ。どのような真理も、どのような誠実さも、どのような強さも、どのような優しさも、その哀しみを癒すことはできないのだ。われわれはその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。 僕は1987年の秋に刊行された初版でこの小説を読み、以来数十回読み返している。そしていまも蓼科の秋の訪れを感じるとふたたび手に取る座右の書ともなっている。個人的には、この小説から僕は人生のかなり多くのモノやコトを学ぶことができた。 「風の歌を聴け」以来の村上春樹ファンとしては全作品をかなりの回数読み返しているわけだけれど、唯一読み返すことをしていないのは「ねじまき鳥クロニクル」くらいだろうか。あまりにも重すぎて体力的にちょっと無理。 「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」、「ダンス、ダンス、ダンス」を順番に読みこめば村上春樹の世界のひとつの側面を体感できるだろう。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでから「海辺のカフカ」を読めばこの2つの小説の世界が表裏をなしていることがわかるだろう。 村上春樹本人が(例外的に書いた「あとがき」のなかで)言っているように、「ノルウェイの森」という作品はこれら、あるいは他の小説群のラインからはきっぱりとはずれた特異点に立っている作品だと思う。 これは氏の言うように「きわめて個人的な小説」なのだ。僕にとってそうであるように。その意味ではセンティメントを共有できないひとにはこの小説は「つまらない」と感じられるのかも知れない。 それはそうと、僕はよく池澤夏樹みたいな文章を書くと言われることがある。そうかも知れない。彼も僕が好きな作家のひとりだから。しかし僕は文章作法のほとんどを村上春樹の作品を読むことによって学んだ。特に真似するつもりはないけれど、僕がもっとも好きなスタイルだからだ。 池澤夏樹が僕が高校時代にどっぷりとはまっていた福永武彦の息子だと言うことを最近知って、ああなるほどと合点がいったものだった。ひとのセンティメントは変えようとしても変わるものではないということだ。 ちなみに僕が抱く世界観は池澤夏樹の「スティル・ライフ」の冒頭の文章に的確に表現されている。長いので引用は避けるけれど、機会があったら是非一読することをおすすめする。 (つづく) ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.12
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2010年12月11日(土) ※※※ 何年か前の秋に書いた記事です。 このブログでは再公開になります。 ★★★ 昨日は早朝からテラス補修用の木材のステイン塗布作業を行った。気温2℃、強風の吹きすさぶ中で3時間ほどかけて作業を終えた。ミズナラの大きな葉や落葉松の針葉が雨あられと落ちてくる。ステインで良かった。これがペンキだったらそのまま張り付いて台無しになってしまうところだ。体調が優れなかったせいか、それでなくても平地より20%も薄い空気のせいか呼吸が苦しい。1枚塗ってはしゃがみ込んで休まなければならない。南風なのに風は驚くほど冷たい。岩の上に腰掛けて呼吸を整えながら蓼科山を望む。本当に手が届きそうなほど間近にそれはある。ペンション・サンセットの庭と同様に山腹が紅葉で彩られている。空をよぎる雲の足が速い。酸欠で意識が遠のく。このまま意識を失ってそのまま死んでいくのもまた幸福なのではないかと、ふと思う。この美しい極彩色の世界で、清冽な風に吹かれて命を終えるのもまた良いのではないか。病院で身体を切り刻まれチューブだらけになって苦しみ抜いて死ぬよりは断然良いのではないか。その様な肉親の死をあまりにも繰り返し見てきた者としては、そんなものは尊厳を持った人間の死とはとうてい見なし得ない。「患者」が死ぬのではない、「人間」が死ぬのだ。ひとはひととして生き様を選択する尊厳と権利持つと同時に死に様を選択する尊厳と権利を持っている。個人的には僕は尊厳死を支持するし、いつでも「リビング・ウイル」を取得する準備ができている。なにがどうあれ、生きること、なんとしてでも生きようとすることはたとえようもなく尊い。それは「いのちあるもの」の使命でもある。けれど、一方でいのちを自然の意志にゆだねるという選択もまた尊いと思うのだ。それは決して生きることを放棄したりいのちを粗末にしているということではないからだ。どちらの選択も間違っていない、どちらの選択も正しいのではないかと思う。そのことを僕はこの森から教えられた。 (つづく) ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.11
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2010年12月11日(土) ※※※ パウダースノー 昨日の朝からこのような雪景色になっています。 今日もこのあと雪の予報が出ています。 来週も数回の雪マークが付いています。 ゲレンデはどんどん積雪量が増えています。 今朝も最低気温はマイナス10℃。 ウインタースポーツにはとてもよい気候です。 さらさらの砂のようなパウダースノー。 結晶がとてもきれいできらきらと光っています。 まごうかたなき冬がここにあります。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.11
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2010年12月10日(金) ※※※ 答えは風の中に 生きるってなんだろうその意味その価値とは・・・答えの無い問いを問い続けるのが人生なのかもしれません。答えは風の中に消え去ったまま、青春時代のまっただ中で立ちすくんでいる自分がいます。いまもあの時あの場所で誰かを待っている自分に夢の中で出会います。そんな自分を時の無い世界から連れ戻さなければならないそんな年齢にいよいよ僕も到達したようです。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.10
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2010年12月9日(木) ※※※ 粉雪 粉雪と聞くと レミオロメンの「こな~ゆき~!」という メロディが聞こえて来ちゃうのだけれど いまその「粉雪」が ものすごい勢いで降り積もっている。 蹴飛ばすとね 砂のように飛ぶんだよ。 手で握るとね まったく溶けないで 砂のようにこぼれ落ちるんだよ。 クルマの雪を下ろしながら さらさらとした懐かしい感触と しびれるような冷たさを とても懐かしく感じた。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.09
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2010年12月9日(木) ※※※ 夜明け 日が暮れてから夜が明けるまで 夜が明けてから日が暮れるまで じつにしずかです。 野生動物の気配は感じますが 外を歩かない限り出会いません 鳥の声もほとんど消え。 大地をすっかり雪が覆い尽くし 銀世界への変化が完了するまで こんな膠着状態が続きます。 なぜなのかはわかりません ただいつもこうなのです しかしそれももう終わります。 今朝も雪が降りました。 夜間に雪が降った後の夜明けは 光がとてもきれい風景がきれい。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.09
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2010年12月8日(水) うちの周りも白い世界に… ※※※ 白の世界 ヒートテックの上下の上に厚手のコットントレーナーの上下 そしてリップストップナイロンのダウンパーカ。 それでちょうどいお天気でした。 スキーシーズンですから当然といえば当然ですが。 朝起きてみると白い世界になっていました。 それでもまだ5センチほどの積雪です。 スキー場は積雪50センチ以上になっています。 あ、ピラタス蓼科スノーリゾートのことです。 雪質は最高のパウダーです。 人工雪でもここは気温がとても低く湿度が数パーセント。 それに優秀な雪作り職人の腕が加わると 結晶レベルで観ても完璧に近いパウダースノーができる。 滑り心地も抜群でしたよ。 今週末までにあと1回か2回雪が積もりそうです。 他のスキー場も一斉にオープンします。 蓼科高原のスキーシーズンが始まっています。 ※※※ 12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.08
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2010年12月7日(火) 真っ白な雪の世界 ※※※ 白の世界 静かだ。 じつに 静かだ。 標高1800mの森では 頭のすぐ上まで暗灰色の雪雲(ゆきぐも)が 降りてきている。 蓼科山の山頂から数百メートル下まで すっぽりと雪雲が覆い尽くし その中は降雪していることが感じられる。 どんよりとした暗鬱な空だが 風景は冬ざれているけれど この爽快感はなんなのだろう。 森の木々がすっかり落葉して 視界を遮るものもなく 遙か遠くの山並みまでくっきりと見えるのだ。 南アルプスも中央アルプスも穂高連峰も 山腹まですっかり冠雪して真っ白だ。 八ヶ岳はまだ山頂部のみの冠雪だ。 今週中に2回ほど降雪の予報が出ている。 こちらが真っ白な世界になるのも 時間の問題だと思う。 ※※※ きのう、12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.07
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2010年12月6日(月) 12/4(土)オープンしたピラタス蓼科スノーリゾートは前夜の雪で最高の雰囲気になりました。写真は私のペンションがあるピラタスの丘の夕暮れ。 ※※※ 戻るべき場所 前回の記事で Golden Slumbers のことを書いたのは 映画「ゴールデン・スランバー」を観たからなのだ。 あのスピード感と展開のテンポの良さはすばらしい。 あの中で竹内結子が演じている女性には胸キュンだし。 もともと竹内結子さんのファンなので、 彼女のところに帰ることができたらしあわせ。(笑) それはそうとこの歌詞、 Once there was a way to get back homeward. Once there was a way to get back home. Sleep pretty darling do not cry. And I will sing a lullaby. ( Golden Slumbers / The Beatles) ビートルズのこの曲の歌詞は何度聴いてもじんとくる。 特に最初の Once there was a way to get back homeward. が好きだ。 こういう感情って、 だれもが経験したことがあるんじゃないだろうか。 いずれにしても、 「帰る場所」があるというのは幸運なことだ。 戻るべき場所があるということはすてきなことだ。 しかしそのことは それを失ってはじめて知るのだけれど。 ※※※ きのう、12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.06
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2010年12月6日(月) 12/4(土)オープンしたピラタス蓼科スノーリゾートは前夜の雪で最高の雰囲気になりました。写真はピラタスから見た木曾御岳山の夕暮れ。 ※※※ Golden Slumbers Once there was a way to get back homeward. Once there was a way to get back home. Sleep pretty darling do not cry. And I will sing a lullaby. ( Golden Slumbers / The Beatles) ビートルズのこの曲にはじつに深い思い入れがある。 というか、個人的な深い想いがある。 聴くたびに胸がキュンとなるのだ。 村上春樹の「ノルウェイの森」の 主人公がそうであったように。 ある意味では、ビートルズの曲のすべてに リアルタイムで進行していたぼくの思春期の想いが 映し込まれていると言ってもいいのかもしれない。 彼らの高いキーの曲をそのまま歌える仲間たちがいて ビートルズの曲の多くをメインレパートリーとする ロック・バンド活動を高校生活を通じて行っていたことも そのひとつの要因かもしれない。 その後ぼくらはそれぞれジャズの道に進んだのだけれど ぼくらの音楽の基本は変わることなくビートルズだった。 音楽を知れば知るほどぼくは彼らの音楽の中に バッハを聴き、モーツアルトを感じ、ブルースやジャズを 聴くことができるようになった。 あのころつきあっていた 美しく聡明な少女の面影がふとぼくの心をよぎる。 「ノルウェイの森」に登場する緑のような女の子。 いまどこでなにをしているのだろうか。 恋はいつも通り過ぎてゆくものだけれど それはぼくの心に深い哀しみと温かな影を刻んでいく。 ※※※ きのう、12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 といういうことで、どなるわけじゃないけれど、 蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.06
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2010年12月5日(日) 昨日(12/4)オープンしたピラタス蓼科スノーリゾートは前夜の雪で最高の雰囲気になりました。今日の写真は(株)ピラタス蓼科ロープウエイの許諾を得て転載しています。 ※※※ シーズン・イン きのう、12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンしました。わたしのペンションのすぐお隣です。 前夜から降り始めた雪が3cm~10cm(標高によって異なります) 積もったので、すっかり雪景色になって雰囲気が盛り上がりました。 数年前、年甲斐もなくモーグルバーンにはいって遊んでいて 腰椎をもろに痛めてしまいしばらく控えていたスキーを 昨年から復活したのですが、 本格的には滑ることができませんでした。 4kmのカモシカコースを一直線にダウンヒルしてばかりでした。 しかし今シーズンは違います、たぶん。 いろんなスキー場のいろんなバーンを滑って楽しみたいと思います。 昨日はたくさんのお客様の紅潮した晴れやかな笑顔と歓声でわいた ピラタス蓼科スノーリゾートですが、これから中旬にかけて 天然の雪がずんずん雪がどかっと積もる時節ですから楽しみです。 それはそうと、どなるわけじゃないけれど、蓼科高原いらしたら是非 私のペンションに泊まって下さいね!(o^^o) ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.05
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2010年12月4日(土) ※※※ 雪の朝 雪は降っているのか止んでしまったのかわからない。 外はとても暗い。 雪が降っているときには人工雪を作らないのだ。 だからゲレンデの明かりが暗くなる。 オレンジ色のナトリウム灯の光が届かない森の中は 夜明けまでの間とても暗い闇になる。 これで晴れて月が照れば 目の前の巨大な蓼科山も南アルプスも中央アルプスも 遠く乗鞍岳まではっきりとみえるのだけれど。 きょう、12月4日(土)ピラタス蓼科スノーリゾートは オープンします。わたしのペンションのすぐお隣です。 雪景色になって雰囲気が盛り上がって良かった。 ●私のペンションへのご予約はこちらからどうぞ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.04
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2010年12月3日(金) 雪のテーブル ※※※ 冬将軍 雪はもう止んだのだろうか こうこうと三日月が照りつけているのだろうか ここではわからない。 これから降る雪はもう溶けたりはしない。 ずんずんと積もっていく雪だ。 とうとう冬将軍がやってきた。 もう誰も反抗することはできない 春が彼らを打ち倒すまでは。 美しい冬がこころ癒す蓼科にきょう変わった。 ●私のペンションへのご予約はこちらからどうぞ ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.03
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2010年12月3日(金) ※※※ LEFT ALONE 同名のジャズの名曲がある。 切なくてどうしても泣けてしまう演奏だ。 ☆マル・ウォルドロン(pf)☆ジュリアン・ユーウェル(b)☆アル・ドリーレス(drs)---------------------------★ジャッキー・マクリーン(alto-sax) このパーソネルでの演奏。 この曲についてはこちらを読んで下さい。↓ ある音楽人的日乗 まあそういういきさつのあるアルバムに収められた シンボリックな曲であり、演奏であるわけだ。 数十年来のぼくの愛聴版でもあるわけだけれど まあ、日本人ならきっと泣ける。 保証します。 ●蓼科高原ペンション・サンセットのご予約はこちらから! ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.03
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2010年12月3日(金) 雪上の十字架 ※※※ 最も強いものが生き残るのではなく、 最も賢いものが生き残るのでもない。 唯一生き残るのは変化できるものである。 (英生物学者: チャールズ・ダーウィン) この言葉に出会ったときの衝撃は忘れられない。 そうなのだ、変化をやわらかく受け止めて それに適応していくものが生き残るのだ。 生き残るのは「力あるもの」でもなく「賢いもの」でもない。 力強く適応するのでもなく 賢く適応するのでもなく。 しなやかであること、たおやかであること。 淡々と選択に身をゆだね適応していくこと。 個体ではなく、種が生き残ること。 深い言葉だ。 ●蓼科高原ペンション・サンセットのご予約はこちらから! ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.03
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2010年12月2日(木) conversations with myself ※※※ 思い煩うことはない、人生は無意味なのだ。(英作家:サマセット・モーム ) サマセット・モームのこの言葉とはどこで出会ったんだっけ。 今日、Twitter で再開したこの言葉。 ずいぶん昔に出会ったということだけは確かだ。 当時若者だったわたしにはとうてい理解できるものではなかった。 50歳になった自分の姿なんて百万光年の彼方の出来事だった。 自分が歳を取るなんてありえないと本気で信じかねない年齢だった。 混乱は「人生の意味」と「人生の価値」を混同することから生じる。 悲嘆は「生きる意味」と「生きる価値」を混同することから生じる。 「人生の意味」を問うことは徒労に終わる。 そもそも、問いのたて方が間違っているのだから。 あなたの人生に意味を与える第三者は存在しない。 もしあなたに信仰があってもそのことを神に問うことは筋違いだ。 サマセット・モームのいうとおり 思い煩うことはない、人生は無意味なのだ。 我々が本当に問いたいのは「人生の意味」「生きる意味」ではなく 私たちにとって自分の人生、自分のいのちは生きる価値があるのか 自分にとってあるいは周囲の人々にとって 最終的にはこの世界のために存在する価値があるのか? そういうことなのではないのか。 問うべきは「価値」であって、「意味」ではない。 自分にとっての自分の「人生の価値」を問うのだ。 自分にとっての自分の「生きる価値」を問うのだ。 どのような答えを出そうとそのようなあなたを神は愛している。 わたし流にいうならば どのようなあなたであってもこの世界はあなたを必要としている。 大切なのはあなたがあなたであることだ。 「生きる目的」はあなたがあなたになることだ。 ●蓼科高原ペンション・サンセットのご予約はこちらから! ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.02
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2010年12月1日(水) ※※※ 氾濫する愛という言葉 ジャズのスタンダード・ナンバーに「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」 You Don't Know What Love Is. という曲がある。 詳しい歌詞と意味はこちら → http://d.hatena.ne.jp/wineroses/20061112 上のリンクを見てから続きを読んで下さい。 最近しみじみ思うんよ、自分は「愛とめぐりあうことができたのだろうか?」ってね。 もちろんひとなみの恋愛経験はあるし結婚経験もある。 それでも改めて思うのだ。 「愛ってなんだろう」って。 あ、ここでいう愛は、とりあえず男女間の愛に限定するね。 「愛している」っていうのは簡単だ。 「愛している」って思い込むのはもっと簡単。 「愛し合っている」と思うのも意外と簡単。 愛し愛されて、とても幸せそうな人生を歩むのも簡単かも知れない。 でもさ、時の経過とともにその「愛の実相」とでもいうべきものが見えてくる。 神の愛のように純粋無垢な愛なんてないんだから、残念ながら。 それは、ぼくらが人間だから。人間である証拠だから。 愛はうつろいやすく、日々新しい。 恋愛の成就の後にやってくるのは長い長い「生活」だ。 この「生活」というやつは 形而上学のように「純粋性」を保つのにはいささかなまぐさい現実なのだ。 世に氾濫する愛という言葉を見聞しては 愛って、「愛という言葉」無しには存在し得ないものではないか とふと想う昨今。 ●蓼科高原ペンション・サンセットのご予約はこちらから! ※※※from 信州蓼科高原・標高1800m ☆たてしなラヂヲ☆ http://twitter.com/tateshina_radio
2010.12.01
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