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『異星人の郷』読み終わりました。【送料無料】異星人の郷(上)SFを読みつけている人、ヨーロッパの中世が好きな人、どちらにもおすすめの作品だと思います。まず冒頭の文章でやられてしまいました。「わたしは星々への道のありかを知っている。扉は遠い昔、はるかな、似つかわしくない場所で一度開き、また閉じてしまった。これはその扉がどのように開き、どのように閉じ、なぜそうなったかについての物語だ。」この、星々への憧れと、そこはかとない喪失感を含んだ文章で、これは面白そう、と確信しました。以下、ネタバレも含むので未読の方はご注意下さい。さて、本作は二つの物語が交互に語られる。ひとつは「中世ドイツ。田舎の村に異星人が不時着し、領民と次第に交流を深めるが、やがて別れが訪れる」という物語。もうひとつは「現代のアメリカ。宇宙物理学者と統計歴史学者のカップルが別々に自分の研究テーマを追いかけるうちに、なんたる偶然、二人の研究対象が意外なところで結びつく」という物語。中世ドイツという現代の読者にとっての異文化世界へ入っていけるように、中世パートの視点人物は自然哲学の素養をもった神父に設定されている。中世とはいえ、当時の教会関係者は限られたインテリ層であるから、不時着した異星人を冷静かつ分析的な目でとらえている。また、神父に信頼をおいている領主マンフレートは聡明で現実的な人物で、打算もあろうが異星人を非常に公正に扱う。一般の村人は当然のごとく、異星人を悪魔だと恐れるのだが、神父と領主らによって異星人たちは村に次第に受け入れられて行く。異星人達は故郷の星に帰るために、14世紀に可能な限りの技術を求め、宇宙船を修理するのだが、それには2年近い月日がかかる。その間、異星人側の内紛、領主の関わる戦闘への協力、神父との神学的および自然科学的な対話などが織り交ぜられていて話に奥行きを増している。異星人が生化学的に地球人と大きく違うことが現代パート・中世パートの端々に示唆されており、これが不吉な予感をかもしだしつつ、さらにそこにペストの流行が絡んできて、物語は終盤、カタストロフになだれこんでいく。ほか、中世パートにオッカム(あの「オッカムの剃刀」のオッカム)が登場したり、現代パートのラストでカール・セーガンの名が出たり、SFファン・科学ファンがうれしくなるようなネタもちりばめられていて楽しめる。ラスト、宇宙物理学者が中世の紋章と自分の研究との符号に気づく場面、それから彼らが「異星人の郷」を発掘に行く場面がもっともカタルシスを覚えるところになるはずなのだが、ここはちょっと不満。あの、良質のSFやミステリを読んだときの「すべてのピースがはまった!」という快感が思ったほどないのである。なぜだかわからないが、今のところ思うのは、現代パートにあまり感情移入できないこと。本来現代パートは現代人に理解しがたい中世世界を現代人の思考の枠組みでとらえるための窓口になるはずなのだろう。ところが、中世世界に次第に感情移入し始めると、現代パートを読むのがわずらわしくなってくるのである。また、発掘の場面はなくても、紋章と物理学の符号に気づく場面だけで充分だったのではないかという気もする。不満も書いたが、SF読みが見慣れたものが方々に登場し、それが中世と出会ったことで、とえも読み応えのある作品になっている。【送料無料】異星人の郷(下)
2011年01月30日
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すっかりごぶさたです。最近読んだ本や観たDVDぐらいは書いておこう。DVD「レポゼッション・メン」 【中古】洋画DVD レポゼッション・メン ブルーレイ&DVDセット【画】個人的にあまり血糊ドバドバは好きでないので、その点では楽しめなかったが、スタイリッシュでなかなか凝ったところもあり。そこそこ楽しめると思う。不満はひとつあって、主人公がタイプライターで経緯を書いている、という設定なのだが、いかんせん主人公は逃避行中で、タイプライターが物語半ばで失われてしまう。そして後はアクションシーンの連続になってしまうので、もうちょっと「書く主人公」と「書かれる物語」という設定を生かしてほしかった。ちなみに、この映画の原作は新潮文庫から出ていて、題名が『レポメン』(映画の現代と同じ)昔、「レポマン」という映画があったから、区別するために「レポゼッション・メン」にしたんでしょうね。紛らわしいですね。ちなみにちなみに、原作『レポメン』の作者は、あの『さらば愛しき鉤爪』を書いたエリック・ガルシア。「サロゲート」人型アンドロイドの先駆者、石黒先生がカメオ出演しているというだけの理由で観た。ほとんどの市民が「サロゲート」と呼ばれる遠隔操作のアンドロイドを使って社会生活を送っている近未来が舞台。背景設定や美術は「ブレードランナー」や「攻殻機動隊」などで既視感のあるもの。生身の人間のすばらしさを称揚するような終わり方だったことを含め、突っ込みどころは多々あるものの、なかなか楽しめた。「髪の毛のあるブルース・ウィリス」という珍しいものが観られます。読んだ本『異星人の郷』上巻。【送料無料】異星人の郷(上)下巻がなかなか終わらない。いや、他の本もつまみ食いしているもので。中世ドイツの田舎の村に、異星人の宇宙船が不時着した。科学の萌芽が見える時代。科学的な考え方をある程度内面化している村の神父が主人公。この人物が現代の読者と中世の世界とのいわば橋渡しをしている。ある時代、忽然と消えた村について調査する現代の科学者カップルと交互に描いている。面白いなと思ったのは、異星人が人類を遙かに超えた聖人君子でなく、技術面では地球人を凌駕するものの、性質はきわめて俗っぽく短気で暴力的ですらある。しかし一部の異星人は地球人の自己犠牲を目にして洗礼を受けちゃったりするのである。下巻でラストを読むのが楽しみである。『身体知』【送料無料】身体知内田樹と、『オニババ化する女たち』の三砂ちづるの対談。われわれが体の発するシグナルにいかに無頓着になっているかということを反省させられる。他にもなんか読んだり観たりしたような気がするけど、ひとまずこれにて。
2011年01月23日
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【送料無料】たった1分で人生が変わる片づけの習慣【送料無料】たった1分で人生が変わる片づけの習慣(実践編)これを読んで、さっそく年末大掃除の続きをしてみた。昨日は玄関と新書類。今日は自分の書類カバン。カバンの中身を全部出したら、出るわ出るわ。いやー反省。戒めのために、ここに晒しておこう。(順不同)付箋(三か所のポケット)鎮痛剤(同じく三か所)ティッシュ(これも三か所)ガム(やはり三か所)化粧ポーチ・ボールペン・手帳・クリップボード・源泉徴収票・社内報・便箋・ルーズリーフの紙・綿棒・楽譜・イヤホン・電子メトロノーム・iPod用のミニスピーカ・携帯の充電器・デジカメのバッテリーと充電器・エコバッグ・あぶら取り紙・ペンケース・本・書類・映画の前売り券・出しそびれた手紙。文房具や衛生用品はわかるが、電子メトロノームとかデジカメのバッテリーに至ってはなんで入っているのかさっぱりわからない。(←怠慢だからじゃ)事業仕分けして、ダブったものや不要なを減らし、だいぶカバンが軽くなった~。リバウンドしないように気を付けよう。
2011年01月05日
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。昨年日記に書いた抱負を読み返してみたところ、あんまり実行できていないので愕然。・『アンブロークン・アロー』をちゃんと読み返す。 (読み返してない)・岩国を手始めに、行ける範囲の航空祭は行く。 (岩国行かなかった。 クラシックのイベントと某イベントに行ったため)・クラシックは、知ってる曲を増やす。 (知ってる曲が両手ぐらいになった)・一度もオペラを観たことがないので一度ぐらいは観に行く。 (一度も行けなかった。 というよりコンサートにあんまり行けなかった。)・歌舞伎座取り壊しの前に、名残を惜しみに行く。 (これはやった)・積ん読と積んプラモを(少しは)片付ける。 (本を少しは片付けたが、それにも増して増えた。 プラモは一個だけ作ったが、5,6個増えた。) う~む、昨年はツイッターも始めたせいか日記も読書も低調だったので、今年はもう少し日記をまめに書き、読書量を増やしたいと思います。
2011年01月03日
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