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本年度の名東結衆の秋の法要「十夜大法会」は当院(地福寺)が当番です。日程は次の通りです。『令和7年度 名東結衆 十夜大法会 担当寺院』地福寺 蔵本町3-4 088-632-5740 蔵本駅からすぐ、八坂神社の隣です。駐車場は駅前パーキングを使用してください。『法要日程』11月23日(日)17時00分 法要開始金剛界理趣経法(導師 地福寺 住職)18時30分頃終了予定11月24日(月)11時00分 法要開始地福寺 住職 過去帳読み上げ法話 『十夜大法会について』地福寺 住職 12時30分頃終了予定。『十夜(じゅうや)大法会(だいほうえ)について』十夜大法会は『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に「この世界で仏道(ぶつどう)修行(しゅぎょう)(善)を十日十夜すれば、極楽(ごくらく)などの浄土(じょうど)(諸仏国土)において千年間、仏道修行をすることより尊(とうと)い」とあることに基づいて旧歴(きゅうれき)十月六日より十五日までの10日間行われた念仏会(ねんぶつえ)で、広く浄土宗(じょうどしゅう)、天台宗(てんだいしゅう)寺院で行われていたと言われています。始まりは今から550年ほど前の永(えい)享(きょう)年間、伊勢(いせの)守(かみ)平(たいら)貞(さだの)国(くに)が、京都の天台宗の 真如堂(しんにょどう)で十日(とおか)十夜(じゅうや)の間、念仏を唱えたのがその始まりとされています。その後、明応(めいおう)4年(1495)に、鎌倉(かまくら)光明寺(こうみょうじ)の第九世 観(かん)誉(よ)祐(ゆう)崇(すう)上人が、後(ご)土御門(つちみかど)天皇(てんのう)に招かれ、宮中で阿弥陀(あみだ)経(きょう)の講義をされ、勅許(ちょっきょ)を得て、光明寺で法要を行うようになりました。それが何故真言宗寺院でおこなわれるようになったかについては推測ではありますが、春の涅槃会(ねはんえ)(旧暦二月十五日)に対して秋の法要として十夜(じゅうや)法会(ほうえ)(旧暦十月十五日)に設けられたと考えられます。ちょうど収穫も済ませた時期にあたるので、作物の実りに感謝する祭りも兼ねていたのではないでしょうか。浄土宗・天台宗で行われる十夜法要は念仏を中心とした法要になっておりますが、真言宗では理(り)趣(しゅ)経(きょう)を中心とした五日(ごにち)三時(さんじ)の法要を行っています。「五日(ごにち)三時(さんじ)の法要とは」五日(ごにち)三時(さんじ)の法要とは、悔(く)い改(あらた)め罪(つみ)を消す法として五日間を区切って一日三回、理(り)趣(しゅ)経(きょう)を読(どく)誦(じゅ)しそれを元にした理(り)趣(しゅ)経法(きょうほう)を修(しゅ)します。始まりは大唐(だいとう)青(せい)龍寺(りゅうじ)の恵果(けいか)和尚(わじょう)(弘法大師の師)が、師である不空(ふくう)三蔵(さんぞう)報恩(ほうおん)のため、五日間昼夜の間、計十五回、理趣経法を修法したところ不空三蔵が姿を現して大変喜ばれたと伝わります。日本においては、弘法大師が高雄山(たかおさん)において恵果(けいか)和尚(わじょう)報恩のために、弘(こう)仁(にん)13年12月11日より15日に至る間、毎日三回に理趣経法を修せられたのが最初です。理趣経は真言宗の最重要経典であり、法事・お葬式から日々のお勤めに至るまで、様々な場面で用いられ、五日三時の法は現在のお葬式・法事の基本となっております。なお、現在の十夜大法会は二日間にわたって、金剛界(こんごうかい)・胎蔵界(たいぞうかい)の二種類の理趣経法を行っております。インスタで境内の様子・イベントなどをお知らせしております。蔵本 地福寺 インスタ
2025年10月23日
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ネットで離檀料という言葉を聞きますが当院の近くでは、そのようなお金を取っているところはありませんし、また、取っているお寺を聞いたこともありませんが、先日ネットで他の僧侶がお話されているのを見ましたので、思うところをお話ししました。インスタで境内の様子・イベントなどをお知らせしております。蔵本 地福寺 インスタ
2025年10月08日
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