武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手盛岡駅前

解体工事終了予定の 12月3日です。
生命保険に入る必要があるのはどんな人？
住宅ローン控除が継続に？　手続きは？
こんなモノがマイホーム建築の見積書？
基礎コンクリートそのままだと搬出できず
2700万円の新築は高望みでしょうか？
玄関のタタキ廻りのコンクリートで苦戦？
子供４人だけど住宅ローン6000万 GO！？
以後の出費が多いのに家を買うメリットは？
11月いっぱいで解体！できませんでした

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2007/08/31

中身の分からないモノに・・お金を払ってない？

顧問会員のHさん（30代）
（相談：マイホーム取得・生活設計）

Hさん・・、
これからマイホーム取得に向けて、
まずは・・家計の現状診断・・です。

現在・・ヒアリング（聞き取り）でやりとりしています。
各種添付資料も提出してもらいます。

その中で・・、
生命保険の加入状況チェックのために、
保険証券の写しをいただきました。
毎月の保険料は・・、夫：17,000円、
妻：3,000円の・・計20,000円です。

夫の保険証券を確認しました。

「・・なんじゃ・・こりゃ。」　・・です。

Hさんの家族構成は・・、
夫婦とも30代前半で、1歳未満の赤ちゃんとの
3人家族・・です。　（夫：団体職員）

このケースで最も必要なのは、
夫の死亡保障・・です。
子どもがまだ赤ちゃんですから、
ちょっと大きめな保障が必要になります。

・・で、夫の「なんじゃこら」保険は・・、
「3年ごと利率変動型積立終身保険」・・です。

主契約の死亡保険金額・・に、
（注1）と書かれています。
欄外の・・その（注1）を読んでみると・・、
「第一保険期間の死亡給付金額は死亡時の積立金額」
・・と、なっています。

「第一保険期間」なるものが・・いつまでなのか、
分かりにくい内容になっていますが・・、
いずれにせよ・・死亡保険金は
「それまで積立てた金額」・・ということです。

死亡保障・・には、なり得ません。

それでは・・何の保障に・・、
17,000円もの保険料を払っているんでしょう？

付いていましたぁ、ごろごろと・・「特約」が。
このような状態を・・「てんこ盛り」と言います

・新介護収入保障特約　逓減型
　　　・特定疾病保障定期保険特約
　　　・傷害特約
　　　・傷害損傷特約
　　　・入院治療重点保障特約
　　　・災害入院特約
　　　・疾病医療特約
　　　・通院特約
　　　・成人病医療特約

　　　2番目の特約に、300万円の死亡保障が
　　　付いていますが、病名が限られます。

よくもまあ・・こんなにてんこ盛りに・・。
それぞれの特約の意味、Hさんは
理解できているでしょうか？

保険屋さんは、きちんと理解させたでしょうか？

きわめて・・疑問です。

これから・・Hさんの家計全般の現状診断を行ないます。
その中で・・死亡保障の必要額も計算します。

これから・・マイホームを取得しようとしています。
わけの分からない生命保険に
毎月2万円も払っている場合ではありません。

Hさんのマイホーム：進行状況（グリーンの部分）

　　　望ましいマイホーム取得の順序

1　家計の現状診断・問題点把握
　　　2　ライフプランニング（生活設計）
　　　3　資金・ローンの目安を立てる
　　　4　土地探し・売買契約
　　　5　展示場ほか見学
　　　6　住宅プラン検討・作成
　　　7　住宅会社・数社が提案競争
　　　8　業者決定・請負契約
　　　9　着工～上棟
　　　10　完成・入居
　　　11　住宅ローン返済開始