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「その日本語は間違いです 正しい言葉の使い方」(神辺四郎/日経ビジネス文庫) 日本語週間? ということで、こちらも話題になっていたので手に取ってみる。この本は一つの単語(もしくは決まり文句など)を挙げ、使い方或いは読み方の正誤を載せ、解説するというもの。 例えば「市に虎あり」という言葉を挙げ、例文を二つ載せる。正しい使い方と間違った使い方。さらに、解説。 一からだーっと読んでいっても面白いけれど、私はパラパラと適当に開いて適当に読んで楽しみました。必死になって読むほどのことはないのかもしれないけれど、知っていて損はないし、第一もしかしたらうっかり勘違いしていたことを発見できるかもしれないし。 特に留学生相手に使えそうなネタが豊富で、そういう意味ではとても役立ちそうです。(ありがたやー) 通勤途中なんかに読むのに良いかもしれない一冊です。
2005年03月31日
「ティアーズ・オブ・サン」(アメリカ) 以前知り合いの英語の先生からいただいた作品。確かブルース・ウィリスが出てたよな、と気分転換に見始める。 うわ・・・戦争ものだよ(涙) 何が苦手って、「西部戦線異状なし」以来ほんとに戦争物は苦手でして。つらいから。「プラトーン」見て声なくしたし。日本の「ひめゆりの塔」とかもつらかったなー。 ただ「ランボー」とかね、気分昂揚系は違う意味で苦手です。戦いなんて本当はカッコよくないから。(とかいいつつ、「ダイ・ハード」見てたりするんだけど。皮肉のない戦いものは駄目ですよねー。ひたすら主人公のみが「善」という勧善懲悪ものもあまり…) 内戦の続くアフリカから、アメリカ人医師を救出するミッション。しかし医師は難民も連れて行けと主張。虐殺される彼らを見捨てられず、僅かな人数の特殊部隊隊員たちは苦難の脱出を計る。 まあ簡単に書けばこんな話。 「七人の侍」とか「荒野の用心棒」みたいに、隊員が割と一人ずつクローズアップされたりして(まあそんなに深くは描かれてませんけど)、イヤな予感通り一人また一人と死んでいくわけですよ。難民たちも総攻撃の中、かなりの人が死んでいくし。ラストでアメリカ軍が空爆して敵を一掃するわけですが。 えーとね、だからといってそこで「やったあ」と快哉を叫ぶわけにはいかんのよ。なんていうか、内紛なんて日常的で、民衆が犠牲になるものであって、たまたま今回アメリカ軍が爆弾落として一方を助けたからって、今後どうなるものでもないし。ボスニア・ヘルツェゴビナのことにしたって、それまで彼らは隣人だったわけだしなー。 後味の悪い映画になってしまいました。ヒューマニズムと言われても、どうにもちと納得いきかねるし。一方的に片方を悪人にしているけれど、現状はどうなのかと考えてしまうし。ヒーローだったのは、たまたまだっただけで。じゃあベトナム戦争はどうなのか、と言いたくなるし。 戦争関係はどうも私には鬼門のようです。気晴らしじゃなくなってしまった。考え込んでしまうのだった…うーん。
2005年03月30日
「問題な日本語」(北原保雄 編/大修館書店) 日本語には割とこだわっているのですが、その理由は三つ。 一つ目は亡き父がとてもこだわっていて、私が幼稚園の時には「象は鼻が長い。この『は』と『が』は同じ主語だけど、置き換えはできない。それはどうしてだと思う?」などという質問を夕食時にしてくるような人だったからです。なんでもそういうタイトルの本を買って読んだらえらく面白かったとか。 いやもう、何を言っても「それは正しい意味ではない。辞書調べてこい」だったからなあ。鍛えられました。 ちなみに私が初めて自分で買った国語辞典はとても癖のあるものだったらしく、父はそれを見るなり「単なる解説ではなくて、著者の主義主張も入っているから、100%信じないように。読み物としては面白いけどな」。ええ、立ち読みして解説が一番面白かったから買ったんですよ。大学の頃の思い出です。 二つ目は自分自身、日本語を使うから。当たり前のことだけれど、母国語というのは案外、当たり前のように思っていて深く考えないもの。でもいざ話したり聞いたり書いたりすると・・・おやおや? みたいなことが多いわけです。もちろん私も悪文駄文誤字脱字王なので偉そうなことは言えませんが、それでも「どうしてだろう」と思うのは大切だと思います。 それと大学で習った国語学の授業がとっても面白かったのも原因の一つかな。当時教えてくださった先生がロマンスグレーの魅力で、穏やかでとっても素敵だったので、必死に勉強しました(単純な動機)。 なので、実は自分の専門よりも国語学の成績のほうが良かったというのは、今でも当時のゼミの先生に言われることの一つです。てへ。 三つ目は留学して、外から日本語を見直す機会を得たこと。また留学生実はとても難しく、普通にただ漠然と日本語を使用していただけでは、とても説明できるような問題ではありません。 もちろん私は日本語教師できないし、その資格もないのだけれど、それでも知っていて損になることはないので、日々、日本語教師の先生に推薦していただいた書物と格闘中。だってさ、「場所+に」「場所+で」の違いは? と言われて、とっさに答えられます? (一瞬は? と思うの私だけ? とほほ)英語の「at」と「in」のように、などと言うわけにもいかず。いやはや、大変ですね。 そんなかんなで、たまたま手に取ったのが本書。 これは現役の学者さんたちが、昨今の日本語に対する疑問について、解説し答えてくれるというもの。 例えば「全然いい」は正しいか、間違っているか。この場合、まず「全然」が歴史的にどう使われていたか、二つの流れがあること、そのうち一つは江戸時代に由来があり実は漱石たちも使っていて・・・という展開。 面白いですよ、とっても。 楽しかったので寝ころびながら読んでいたら、徹夜してしまいました。(馬鹿者) 単純に間違っている・正しい、という判定ではなく、なぜこういう現象が生じたのか、といったところまで踏み込んでいるので、なるほどと読むことができます。 私は語学のプロではないのでよく分かりませんが、この意見だけが正しいというわけではないのかもしれません。異論もあるかもしれませんが、一つの説として読む分には全く問題なく、ちょっとしたうんちくとしても、楽しいかもしれません。
2005年03月29日
マイ・ベスト映画の位置をキープしつづけている作品。ちなみに次点は「デリカテッセン」。監督とか知らないまま、この順序を保ちつづけているのですが、ふと最近気づいた。「あっ、同じ監督やん」(大馬鹿者)。道理で「エイリアン4」のみ映画館まで見に行ったはずです。どうやら私は、ジャン=ピエール・ジュネ監督の大ファンのようです。 というわけで。風邪引きで熱も出てかなりつらかったので、寝ころびながら「ロスト・チルドレン」を見直す。DVDが出てなかった頃は、レンタルビデオの安く売られているヤツを買って、それをせっせと見てましたよ、わたしゃ。 で、何がいいのかと言われると困るのですが。まず風景と色彩。美しくも幻想的。何ともいえずムードがあり絵画的。緻密で丁寧に作り込まれた画面は、その一枚一枚が素晴らしい。 次にキャラクター。ヒロインの少女でありながら内在する「女」を感じさせる美しさ。あの吸い込まれそうな瞳。繊細な硝子細工のような、ある年齢にしか存在しない「一瞬の美」。 無垢で純粋な大男。クローン/博士の演技。フリークへの愛情。 それら全てを支える音楽。 子供達。 どれをとっても素晴らしいです。おなじみの俳優さんたちを見るとほっとするし、フリーク愛、クローンへのこだわりなんか、「エイリアン4」にもつながっていて、やっぱりこの監督のこだわりが感じ取れるし。 世界観が素晴らしい。大人へと脱皮する寸前の少女が素晴らしい。 ・・・って手放しで絶賛してしまいますな。好き嫌いがあるかもしれませんが、私はこの作品に心底まいってしまってます。 最初「デリカテッセン」を見たときは、これが永遠のマイ・ベスト・ワン作品になるのでは、と思ったものですが。「ロスト・チルドレン」のような美しさはちと足りなかったので、「デリカテッセン」は次点となってしまいました。 この監督作品好きだなあ。と思って検索したら「アメリ」もそうだったのね。恋愛映画は見ないので、見てませんでした。この監督なら絶対普通の恋愛映画ではなさそうだし、随分有名な作品でもあるから、今度見てみようっと。
2005年03月28日
3を見たら、やっぱり見たくなって見てしまいました。1。 1は新鮮だったなー。 あとブルース・ウィリス若いし。ふっくらしてて、健康そう(^^) 敵方がハンサム揃いで、個人的には目の保養です。 いろいろ皮肉っていますが、何より狙われたのが日系企業で主人公の妻はそこに就職するために「結婚していると日系企業では不利なの」と旧姓で「ミス」を名乗っているところなんか。最近の日本企業であからさまな既婚者女性差別やったら、問題ですがな。(といっても助成差別は根強いそうですねえ。私は企業に勤めたことがないので、実体験はないのですが) あれこれ権威を揶揄してるのも面白いですね。ロス市警とかFBIとかテロリストとかマスコミとか。 それと無線でつながれた友情も良かったなー。 見直すといろいろ懐かしく、気づくと夢中になってました。何回も見たんだけど。こういう何度見ても楽しい、ってのは有り難いですね。2もネットで頼んだので、そのうちくるでしょう。また見なくちゃ。
2005年03月27日
「ダイ・ハード3」(FOX) 999円になっていたので、とりあえずお店にあった1と3をゲット。買おうかどうか悩んでいたら、いつのまにか背後に忍び寄っていた弟(仕事を休んでずっと寝ていたので、アウトドア派の彼は我慢できず・・・私の車に乗り込んでついてきたのでした。まあ私の運転にずいぶんケチつけることつけること。余計疲れたみたいですが。はっはっはっ)が、「ぼく3は見たことないねん。これがあったら、部屋でおとなしくしていても退屈やないなあ」。・・・背中押されたようなもんですな。で、買って貸した後、私も見ました。 ちなみに1と2は吐くほど? 繰り返し見ているので、とりあえず3から。 映画館で見た時には気づかなかったのが、途中で電信柱にポスターではなさそうなところに、ひげ面のおっさんの顔がぼおっと浮かび上がっていたこと。弟に尋ねると「いやあ、心霊写真ってわけじゃないかもしれんが。ヘンやなあ」とのこと。さて、どうなんでしょうね。そんな噂、耳にした方おられます? このシリーズの1と2は、マクレーン刑事の孤軍奮闘ぶりが特徴。3では相棒?ができます。知的な黒人で、マクレーンよりも魅力的(私には)。まあマクレーンだけだったら、敵が次々と出すなぞなぞに対応できんかったでしょ。私も楽しみながら、なぞなぞを解いて「へへん、奴らより早いぜ」なんて思ったり。 このシリーズの特徴? としては、もう一つ、敵方がやたらとカッコイイ。いいですねえ。今回もボスもその妻も、とにかくクール。2では敵方に入れ込んで見てしまったほどなんですが、やはりヒーローがださい(笑)分、敵はよりスタイリッシュでグッときますな。 といっても、ブルース・ウィリスは「こちらブルームーン探偵社」をテレビで見て以来のファンなので(当時は小学生だった。食事時に親が見ていて、一緒になって見ていたのだけど、そのとき駄目男の主人公の大ファンで。のちに「ダイ・ハード」を見て「ああっ」と叫んだものです。しみじみ)、やっぱり好きやなあ、味があるなあ、と楽しく見たり。 映画館で見たときは「ハドソン・ホーク」(ルパン三世みたいな内容だった)で見限ったのですが、数年後に「ハドソン・ホーク」見たら面白かった。というのも、小粋なこじゃれた内容を楽しめるトシになったってことですかね、私が。「シックス・センス」も好きだし、「隣のヒットマン」も嫌いじゃないしなー。というわけで、久々に「ダイ・ハード3」を見たら、私の中でにわかにブルース・ウィリス ブーム再燃。彼の作品はけっこう映画館で見てるんですけどね。DVDでもレンタルしてこよっかな。
2005年03月25日
「ブラッドタイト」(メルヴィン・バージェス/創元推理文庫) 井辻朱美さんが推薦? されていると、それだけで反射的に買ってしまうバカですが、解説を立ち読みして買ってしまいました。 北欧神話のFT。といっても舞台は未来?で、獣人と人とが勢力争いを繰り広げるロンドン。そこで北欧神話を再現するかのように物語が進行していく。血なまぐさく、荒々しく、生々しい雰囲気は、まさに神話そのもの、といった雰囲気。暴力と愛と裏切りに満ちていて、読んでいてなんつーか「むわっ」という印象。(よく分からん表現でスミマセン) しかし、それでも一生懸命読んでしまい、その圧倒的なパワーにひれ伏してしまいました。いやあ、迫力あるわ。 死と生命の物語。 個人的にはチェリーいちおし。めっちゃ可愛い。でもあのラストはあんまりといえばあんまりな・・・。メラニーといい。 神話好きの人は特に原点を思い出し比較しながら読めるという、二重の楽しみつきです(^^)
2005年03月24日
「中国女性史入門」(関西中国女性史研究会/人文書院) いただきもの。執筆者のうちのお二人の先生から、連名でいただきました。欲しかったので、とっても嬉しいです。ありがとうございました。 さて、この本はというと、タイトル自体はなにやら難しそうな雰囲気もしますが、実際にはとても簡潔で分かりやすく、読みやすい内容になっています。またもっと詳しく知りたい人のためには、各章において研究書が紹介されており、基礎も応用も自由自在になっています。 たくさんのイラストや写真が導入されており、パラパラ眺めているだけでも、充分に楽しい作りで、私も既に三読くらいしました。 様々な角度から紹介されている中国の女性たち。コンパクトでとても分かりやすいので、入門書としては最高の出来ではないかと思います。興味がある人にはもちろん、そうでない人にも。必ず「おっ」と思うような内容に出会うかと思います。 個人的にはとっても面白かったので、強烈にお勧め。 (私は女性問題とか難しいことはよく分かりませんが、それでも大学時代にそういう授業が複数あって、ものすごく興味深かったのを覚えています。自主的にどうこうするのではないけれど、そんな関係の本があるとついつい読んでしまいます。そういう意味では、今回の本は読み物としても面白く、楽しい時間すごせました)
2005年03月23日
「心理探偵フィッツ」DVD-BOX1 というわけで、全五話を見ました。一話あたりが長くて、テレビではそれぞれ2-3回に分けて放映されていたもの。 主人公は心理学者のフィッツ。大酒飲みで一日5-60本のタバコを吸い、賭け事大好きで、傲慢、自分勝手な巨漢。妻は彼に愛想をつかし、何度となく別居し、離婚の危機を迎えている。 そんなフィッツになぜか思いをよせる女性警部補。喧嘩しつつも彼を認める、妻子を愛するビルボロー警部。強引でどうにも「バカ」としか思えぬベック刑事。 などなど、細かな人物描写が目立つ。 この作品は決して単純な事件解決ものでもなければ、犯人逮捕劇でもない。時には傲慢なフィッツに下された罰として無実の者が捕まり、真実は闇に閉ざされる(真犯人は分からず、事件も全く解決していない)ものもあれば、犯人を逮捕し爆破を未然に防いだと思いきや・・・という話もある。 ではこの作品は何を描きたかったのか。それはフィッツであり、彼を取り巻く人々の生き様であり、複雑な人間心理でもあるのだろう。 どうひいき目に見てもヒーローからはほど遠いフィッツ。欠点だらけで、他人の心理は読めるくせに、自分のこととなるとからっきし駄目。現実から目を背けようとし、妻に指摘されると、饒舌になってごまかそうとする。 なのに、である。 見ているうちに、このどうしようもない駄目中年が、愛おしくなってくるのだから困ったものである。他人に迷惑をかけ、勝手な思いこみで理論を組み立て、時には被疑者から「あなたのほうが精神鑑定が必要だ」と言われ、女警部補からは「心理的レイプ」だと罵られる。 それでも、フィッツという人物を憎むことができない。 それは丹念に描かれる彼という人物像が成功しているからなのだろう。 同時に、一話一話のテーマにも考えさせられることが多い。BOX-1で印象に残ったのは、四話目の犯人(今の日本社会にもありそうでゾッとした)、五話目の狂信的な人々(その裏に隠されたもの)である。 大好きな「ミレニアム」ファーストシーズンと比べると、求めているものがハッキリ違うことが分かる。「ミレニアム」は犯罪とそこに根ざす家族問題。「フィッツ」はフィッツという人物を中心にして描かれる社会そのもの。 どちらにせよ、高い評価を受けたのは最もだと思う。 ちなみにフィッツ役の俳優さん、どこかで見かけたと思ったら、「ハリー・ポッター」の大男(生き物好きの人)だったのね。なるほど。全然雰囲気違うから一瞬、分からなかった。 で。フィッツを見ながら、つらつら自分の心理状態を分析して、時には「いたたたた」と悲鳴を上げています。そうよねー。人間って根本的には自己満足の生き物でしかないもんね。(一部の例外を除いて)
2005年03月21日
ただ券があったので(またか!)、見送りを終えたあと、友人と見に行く。 展示物、たくさんあって圧倒される。 ただ分からないのは、日本画。横山大観のようなものを想像していたら、なんつーか油絵みたいなものがたくさんあった。 日本画と洋画の区別がつかない。 日本の紙とか絵の具を使えば、日本画というのかしら? 頭の中は「ハテナ」でいっぱい。 はてさて、どうなんでしょうか。どなたかご存じの方、ぜひぜひご教示下さいませ。
2005年03月19日
ただ券があったので、母と一緒に見に行く。最寄り駅に地下鉄が載っていたけれど、調べてみるとJRからでも簡単に行けそうなので、地図を見ながら歩いてみる。おお、余裕じゃん。分かりやすいし。ていうか、淀屋橋と梅田の側なのね。 さて中国国宝展。名に恥じぬ素晴らしい出展物ばかりで、堪能してきました。私自身、中国に興味があるのはもちろん、実際に中国で見たことのある文物もあって、懐かしい気持ちにも。 留学中、あちこちに旅をしたのですが、そのとき必ず実行したのが、どの地方に行っても、必ず博物館には行く、ということ。どんなに遠くてもどんなにしょぼくても、必ず立ち寄ってその地方の文物とか考古物とかを見てきたのでした。 それぐらい好きなんですよ(^^) ちなみに今回の展示物の中で最も気になったのが「手」。いやもう謎です。人間の手をかたどった文物がちょこんと置いてあり、説明書を見ると「用途は不明」。今のところ発見されたのはこれだけだそうです。 なんか気になる。いろいろ空想の翼が・・・ああっ、物語がいっぱい浮かんでくるー。ツボだ、ツボだよ、こりゃあ。 というわけで一人でにんまりしておりました。まあ、実際は最初に頭に浮かんだのは「日本でよく寺に保存されている河童の手、鬼の手、みたいな感じ」だったんですけどね(^^;) とても良かったので、重くて高いけれど図録も購入しました。 ただこういう展覧会で困るのは、大きな事で話す人。説明書をいちいち読み上げたり、てんでちぐはぐなことをわあわあ演説はじめたり、感想を大声で言ったり。せめて小声にしてください。あと、無理矢理割り込んできたり、ぶつかってきたり、足を踏んだり。誰も謝らないし、時にはそっちからぶつかってきたくせに、にらんでくるし。 こういうマナーの問題、どうにかならないかなあ。それもほとんどが、私より年上の方なんですよね。はあ。私もそういうおばさん以上になっちゃうのかなあ。やだやだ。せめて他人に迷惑だけはかけぬよう、なるべく気をつけたいと思うこのごろです。
2005年03月18日
幸いにも雨天だったので、体調はかなりマシ。昨日は風邪と花粉症でダウンして熱を出していたので、ラッキー。というわけで、かねてから見に行きたかった京都開催の「エジプト展」と「フィレンツェ展」を見に行く。 いつもは地下鉄など電車中心。しかし本日は、一日フリーバス券500円を購入して、ひたすら市内バスを乗り継ぐ作戦に出る。 いやあ、これが面白いし、意外なほどに楽ちん。京都は碁盤の目のようにかっちりつくられた町なので、通り名と地図さえ照らし合わせれば、(あとバス路線図は必携)たいていのところには行けることが判明。それに市内バスは220円均一運賃なので、あちこち乗り降りしていたら、あっという間にチケット500円分を越えてしまい、フリーチケット万々歳。めちゃくちゃお得。 さて肝心の展示物は、というと。「エジプト展」はツボに入って、財政難にもかかわらず図録を買ってしまう。あの独特の文字とか信仰とかたまりませんね。ブハスティス萌え、みたいな(あほ)。同じ建物に「布帛の物語 展」が無料で開催されていたので、立ち寄る。着物や屏風など和の心の世界。私の好きな世界でしばしうっとり。日本文化も、いや、なかなか美しい。 「フィレンツェ展」は遠足か何かの小学生が大量に走り回ったり逆送したりで、ゆっくりみることができず。ちと残念。金を効果的に用いた美しい絵画など見るも、個人的には当時の商工関係の文様とかレリーフとかに興味津々。こちらは先に「エジプト展」を見たために感銘はやや薄く、図録は買わず。 で、せっかくの京都だったので、展示会以外にも六角堂(池坊発祥の地。通称「京都のへそ」)、本能寺(商店街にあったので、腰を抜かしかけた。イメージが・・・)、平安神宮、八坂神社、知恩院、とまわってタイムアップ。 三月は観光地の閉館時間がとても早いので、あまり見て回ることができず少し残念。時間に余裕があれば、哲学の道を散策したかったし、詩仙堂にも行きたかったし、一条戻り橋で思いを馳せてみたかったし、三十三間堂でうっとりもしてみたかったのだけれど。まあどこも行ったことのある、お気に入りの場所なんで。 今回は行ったことのない八坂さんと知恩さん、本能寺に寄れたから満足かな。 歩き回って、膝が痛くなりました。 でも一人でふらふら寺社仏閣、美術館、博物館巡りをするのは、何よりも楽しいですねー(^^)
2005年03月17日
ハヤカワ文庫 「幻想と怪奇 ポオ蒐集家」 古いバージョンも持っていますが、買いましたよ。懐かしい。創元推理文庫 「キャプテンフューチャー全集」 「反対進化」 さらに六月には幻想短編集も出るらしい。ああ、十歳からはじまったハミルトンファン歴。こんなに嬉しい日が来るとは誰が予測し得たであろうか。「フェッセンデンの宇宙」を初めて読んで茫然自失した中三の夏。「反対進化」を読んでますますハミルトンに惚れ込んだ大学生時代。何もかもが私の青春と重なっているハミルトン!! 創元さん、一生ついていきます。 「ファファード&グレイマウザー」三巻。 早く幻の四巻がでないかなあ。わくわくわく。 「デイルマーク王国史」最終巻 単品読みもシリーズ読みもできる、壮大リアルFT。お手本みたいな作品。保存用にもう一冊買う予定(あほ)マンガ 「Samurai Deeper Kyo」31巻 デラックス版 いつのまにかはまっていて、コミックス揃えてました。わはは。弟が毎週買っている雑誌に連載していて、ずいぶん古くから読んでいて知っていたのですが、「灯」ちゃんが登場してから俄然おもしろくなり、彼女? のためにコミックスを揃える羽目に。虎と遊庵が好き。 果たして私はお金を貯められるのでしょうか? 100%ムリ。
2005年03月16日
今日は某学校の卒業式。留学生を喜ばせようと、朝も早くから着付けに挑戦。が、緊張して帯がなかなか上手くしめられない。ぎゃー。時間は刻々と過ぎていく。間に合わないっ。母にヘルプコール。手伝ってもらって、何とか完成し、飛び出す。 とはいえ、着付け教室に通っているせいで、どこが悪いかが分かってしまうのが悲しい。知らなかったら平気なんだろうけれど。襟元、ちょっときついなあ。ゆるめたほうがいいな。とか、帯揚げがいまいち、とか。一つ一つ細かいことが気になって仕方がないので、写真を撮るときには道行きコートを着たままにしたかったほど。ううう。道は険しい。 午後から着付け教室だったのだけれど、とてもこんな姿を先生に見せられない!! と一度帰宅して着替えて出直す。案の定、先生から「そのまま来たら、どこが悪いか教えてあげたのに」と叱られる。いや、どこがという以前の問題です、先生。卒倒されるかもよ(^^;) 着付け教室では初級のお免状をいただく。もうすぐ中級のテスト。とはいえ先生曰く「まだまだなので、今度特訓をします」。というわけで、私ともう一人(教室内では若手二人組)が特訓決定。うわーん。 手結び難しすぎる。相手に着せつけるのも、難しい。ていうか、力が足りなくて帯がきっちりしめられません。 そんなかんなで、着物好きではあるけれど、まだまだちゃんと着ることができません。ついでに経済的な問題も・・・上級の方々が次から次へと着物や帯や小物を取り出して、組み合わせを考えておられたのを見てびっくり。 あんなにたくさん持ってません。着物のために働くことになりそう(^^;) まあ今はまだとてもとても。買う以前のもんだいですけどね。
2005年03月14日
うわー。 くーらーいー。 救いがまったくなーい(号泣) テレビでちょこちよこ見ていた時は、主に第一シーズンと第三シーズンだったこともあり、おぼろげに第二シーズンで何が起こるかを知っていただけ。今回通して見て、あまりの救いのなさにノックアウト。 ワッツはどうなった?! ララはあれじゃあんまりだあ!! キャサリンは・・・キャサリンは・・・うっうっうっ。もー言葉にならんよ、わたしゃ。 というわけで、時々妙な毛色の作品も混じっていたセカンド・シーズンですが、ラストに来て一気に悲劇の度合いを深め、暗さも重さもパワーアップ。 まいった。 サード・シーズンで完結だけれど、それも納得できるかも。こんな重い話、延々と続けられたら、こっちがもたん。(でも絶対見ちゃうし) ちなみに毛色が違う話のなかでは「サタン」がとびっきり面白かった。「ミレニアム」だと思わなかったら、めちゃくちゃツボ。「ミレニアム」だと思ったら、すごく抵抗感あるのですが。ああいうピリッと皮肉な話は大好きです。 サード・シーズンは四月発売予定。それまでは、とりあえずは「X-FILE」でも見ておこうかな。時間があれば「心理探偵フィッツ」なんかも。 でも睡眠時間を削って見るのはそろそろ辞めた方がよいのかも。 だんだんつらくなってきたような。
2005年03月12日
たまたま無料券をいただいたので、家人とUSJに行く。初めてなので、どんなんかと思っていたら、予想外に楽しめました。 特にスパイターマンの施設は面白かった。迫力満点。二度と乗りたくないっと、悲鳴を上げたのは、ジュラシック・パーク。アトラクションもいろいろ楽しめましたが、特に楽しかったのはエルモ、クッキーモンスターと一緒に写真を撮ったことだったりして。某巨大ネズミ楽園は苦手だったのですが、セサミストリートとなると話は別。子供の時から好きだったものでして(^^;) ふかふかで気持ち良かった(^^) それと、ブルース・ブラザーズの演奏も良かったです。思わずノリノリ。二回もライブを聞いてしまいました。 残念なことにユニバーサルと言えばホラー。という私にとって、同行者の趣味によりホラー関係に行けなかったことだけが・・・心残り。また行かなくては。 あとは花粉症がもう少しマシだったらなあ。 何はともあれ、予想以上に楽しかったです。
2005年03月10日
「ミレニアム」BOX2、着々と進んでおります、見ております。 いやあ、だんだん理解できない観念的な内容が増えてきましたよ(涙) なんつーか分かる人だけ分かる、ってヤツですかい? 若い頃ならたぶん、「すげえ」と思ったのかも知れませんが、トシとって世間ずれしちゃったんで、そっちの感覚がかなり鈍って常識人に近づきつつある私にとっては「なんじゃあこりゃあ」状態のものも。 コメディタッチまで登場して、「ぎゃふん」と言わされてしまいました。うわーん。こんなの私の愛する「ミレニアム」じゃないやーい。剽軽なフランク・ブラックなんてちがわーい。 まあそれはそれで面白いのですが。なんていうかな。「ミレニアム」だと思って見ると、かなり違和感を覚えます。総指揮が変わっただけで、ここまで路線が変わるとは・・・ちとショック。 わたしとしては、シーズン1のひたすら重い、現実に根ざした犯罪、そこに見え隠れする家族の問題というのが好きですね、やっぱり。 まあシーズン2も、シーズン1の名残のある作品もあるし。作品全体を通したストーリーもあるので、決して嫌いではないのですが。ただ、やはりシーズン1ほどはまりきれないのも事実です。 求めるものがちょっと違ってきてるって感じかなあ。 アメリカでシーズン1ファンが、シーズン2から離れたというのも頷けます。(同時に「X-FILE」ファンには分かりやすくて受けたそうですが・・・。でも「X-FILE」があるんだから、何もわざわざ似た路線しなくったって・・・)
2005年03月07日
留学生の友人が泊まりに来た。ついでに? 朝から彼女の希望でレンタル自転車に乗って飛鳥巡りをすることになった。なにせ私も小学校以来来てないので、亀石とか石造物以外は何も覚えていない。くわえて方向音痴だというのに、「姉さん案内よろしく」と言われ、必死に地図を見ながら走る。ぐはー。 久しぶりの自転車で、5時間半のプチ旅行。足がいてー。でも、中国人の彼女は本当に飛鳥を気に入って、大喜び。確かに空気は綺麗だし、景色は美しいし、閑静で、観光ずれしていない。子供の時には分からなかった美しさというものが、このトシになったら分かってしまった。素晴らしいところだ、飛鳥!! また来るぞ!! へろへろになって帰宅。すき焼き。そのご近所の温泉へ。彼女は初温泉。どうかな、と思っていたら、おおはしゃぎ。なんと二時間半も浸かっておりましたよ。わたしゃ二時間でダウン。うーむ。日本人より日本人らしい中国人だな、こりゃ。風呂上がりにフルーツ牛乳をおごり、腰に手を当てて一気飲みするのが日本の伝統だと教える。信じてぐい飲みする彼女。いや、よっぽど美味しかったらしく、帰りの車の中でいつまでも「フルーツ牛乳・・・」と繰り返しておりました(笑) そんなかんなで一日終了。中国に留学していた時は本当にお世話になったのに、彼女が日本に留学に来た時は、私が仕事でバタバタしていてあんまり一緒にいられず、申し訳なかったなー、と思ってしまった。でも私とちがって、彼女は性格が良いので、友達もたくさんいて、寂しくはなかったみたい。 楽しかったけれど疲れました。ふひー。
2005年03月05日
最近ちまちまとみはじめています、「ミレニアム」。BOX1とBOX2では明らかに基本コンセプトが変化していて、好みの分かれるところです。私個人はBOX1の「家族」をテーマとした犯罪、主人公の心理などがたまらなく好きだったので、BOX2のミレニアム組織だの政府の陰謀?だのになってくると、ちょっと「X-FILE」めいてきて、うーん。少し残念。 幸せでありながら、実は脆い家族の絆。BOX2ではそれが壊れたところから始まります。いたーい。主人公の家族が崩壊するさまが悲しい。それでも希望を持ってしまうのだけれど。どうなるかはテレビ放映で見て知っているので、余計にいたたたた。 このドラマを見ていると、どーも「事件記者コルチャック」だっけ。あれを見たくてたまらなくなりました。ちなみに安売りで「心理探偵フィッツ」はゲットしたのですが。閉店セールがあったので、走ったのです。でも目当ての「新スタトレ」も「キングダム・ホスピタル」も「名探偵ホームズ」も「刑事コロンボ」も「ナイト・ライダー」も売り切れでしたとさ。ちぇ。
2005年03月04日
寝不足と花粉症を抱えて不安な二日目。70%の降水確率もなんのその、空は快晴。というわけで鳥羽湾巡り。水族館にも立ち寄る。母親が水族館大好き人間なので、予定していた時間をあっというまにオーバー。たっぷり見て回ることになる。私が一番はまったのは、「オーストラリア ハイギョ」。愛くるしい瞳に癒やされました。かわええ。アシカショーも可愛くてぐっ、とハートをわしづかみ状態。ヤバイ、かわいすぎるぞ。実は私も弟も水族館でかなり癒やされてたりして。 周辺をうろついたあと、本日の私の最大目的石神さんへ。ところがたどり着くまでの道がえらい急でまがりくねった山道。絶叫モード。弟の運転でないとまず行けません。ぶるぶる。加えて石神さんへの最後の急斜面は工事中。車、私ならまず無理という狭さ。弟が神様に見えました。ちなみにこの石神さんは、「女性の願い事なら一つ必ずかなえてくれる」という神様です。確か玉依媛さまだったかな、ご神体。母も私も必死に願い事。ところが、五円玉を賽銭箱に入れ、確認してからお願いし、目を開けると・・・なな、なんとっ。入れたはずの五円玉がちゃんと、賽銭箱の上にのっかっているではありませぬか!! 思わず「ひょえー」と情けない悲鳴をあげる。そんなあ。私の願い事は却下、ということですか? 突っ返されたのでがっくりくる。ええ、めげずにもう一度入れてきましたが。そんなことってあるんですねえ。 その後夫婦岩へ。人形(ひとがた)があったので、悪いところを塗りつぶして息を吹きかけてお祈りする。頭が良くなるように、とてっぺんを塗りつぶしていると、母親が「今更顔は無理よ」・・・ちゃうやんっ。ていうか、ひどいぞ、それ。弟は「おまえ体中あちこち全部悪いから、そのひとがた、全身を真っ黒に塗りつぶせ」・・・それもひどいっす。まあ心臓あたりを選んで「心を綺麗にしたい」というテも考えたのですが。抽象的なことよりも、具体的に頭の良さを選びました。わし、あほやから。 昼食をぶっちぎって帰途へ。途中のドライブインで松阪肉を昼夜兼用でいただく。ジューシー、舌の上でとろけますな。 夜、三人ともへとへとになって帰宅。 でも明後日には友人が泊まりに来るので、その準備もあるのだった。 だけど、すごく落ち込んで悩んでいた気持ちが、ちょっぴり軽くなった気がしました。一人旅もいいけれど、家族旅行もいいなあ、と改めて思った次第。父が生きていて、一緒に行けたらもっと良かったんだけど。 何はともあれお伊勢さん、とても良かったので、またちょくちょく行きたいです。今度は電車でぼーと一人旅したいなあ。神社仏閣巡りしたいです。
2005年03月03日
念願のお伊勢さん参りをしてきました。ただし、一人旅ではなく家族旅行(笑) ここ最近の私のあまりの落ち込みの激しさに、「よもやひょっとしてふらふらと魔が差して・・・」と心配したのか? 家族でドライブ兼旅行とあいなりました。 猿田彦神社(なんと奥さんのさるめ媛の神社もあり、こちらは自立した女性、芸能の女神ということで思いっきりお願いする)、伊勢神宮内宮(さすがに荘厳な空気に感動。ただし私だけ。家族はヘーゼン)、伊勢神宮外宮(めっちゃ小さかった)、月読宮、といったところで時間切れ。本日のお宿へ。 もちろん伊勢神宮の内宮も行きたかったのですが、猿田彦神社を発見して狂喜乱舞。本当は他にもあちこちお参りしたい神社があったのですが、まあそんなにまとめて行っても、と断念。 なにより残念だったのが、朝からパチパチ撮りまくっていたデジカメが、ラストの月読宮を出たとたん、クラッシュ。それまで撮りためていた画像すべてが消去されてしまったことでした。 へこみまくる私に、家族曰く「これで今までの不運や辛いことをすべてリセットして、明日から頑張れ、そういうお告げだと思うよ」。 一人旅でなくて良かった。ありがとう、持つべきものはあったかい、心優しい家族ですなあ。 というわけで、へろへろに疲れて宿にたどりつくも、ベッドのハウスダスト攻撃でアレルギー勃発。私一人くしゃみしまくり、涙でまくり、鼻水炸裂。その騒音のせいで家族も撃沈。三人とも眠れぬ夜となったのでした。 スミマセン。
2005年03月02日
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