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「『三国志』を読む」(井波律子/岩波書店) 「三国志」の訳でおなじみ、井波先生のご著書。ご存じの方も多いと思いますが、「三国志」と「三国志演義」は別物です。「三国志」は歴史書、「演義」は長編小説です。なので、「三国志」やその他多くのもの(書物、伝承、語り物などなど)を加えて整理し、虚構性を膨らませたものが「演義」だと言えるでしょう。 さて、この本はタイトル通り歴史書である「三国志」を、分かりやすくかみ砕いて、部分的にピックアップしながら読んでいくというもの。 一番面白かったのは、第一回の「三国志」と陳寿の伝記、という部分。歴史書に限らず、現在に残っている資料はすべて、様々な取捨選択の末に残されてきた物です。決して公明正大、客観的なものではありません。 それを証明するかのような、作者陳寿の意図が語られていきます。 ものすごく面白い!! 第二回は「魏書」。武帝紀を中心に記されていきます。どれほど曹操が悪人化されていくか、知ってはいたものの、こうやって改めて読むと笑ってしまいます。私は文武両道の曹操が大好きなんですけどね。 第三回は「蜀書」。先主伝、諸葛亮伝。劉備と諸葛亮について記されます。 第四回は「呉書」こちらはきらびやかに? 呉主伝、周瑜・魯粛・呂蒙伝、を中心に。いつも思うのは、呉って人材豊富で華やかな国だなあ、ということ。 とまあ、正史をきちんと丁寧に読みながら(原文、書き下し文、訳文つき)、流れと傾向を追っていきます。 とても読みやすいので、マニアの方も初心者の方も、どちらも楽しめるのではないでしょうか。 また「三国志」を読み返したくなってきました・・・。(ついでに「世説新語」も読み返したくなってきました・・・)
2005年09月30日
君の行く道は、果てしなく遠いー。スター・トレック(TM) ネメシスアドバンスト・コレクターズ・エディションデータ・メモリアル・ボックス¥5,980(税込\6,279) | 透明プラスチックケース入り2005.12.22(THU.) DVD RELEASEこちらの商品は「スター・トレック(TM) ネメシス アドバンスト・コレクターズ・エディション」に"転送機能付き緊急転送装置型バッジ(※)"と"ポストカード3枚"の封入特典が入ったファン垂涎のBOXです。スター・トレック(TM) オリジナル・クルー劇場版コレクションエンタープライズBOX2005.12.22(THU.) DVD RELEASE【5000セット限定生産】 ¥36,000(税込\37,800)スター・トレック(TM)劇場版一作目から六作目(ディレクターズ・カット完全版、スペシャルコレクターズ・エディション)の12枚組を豪華版ボックスセットで発売。ディスクトレイを台座として、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701のダイキャスト製フィギュアを載く豪華仕様。本編ディスク6枚とボーナスディスク6枚をそれぞれデジパックとデジスタックスにまとめて収納しています 「エンタープライズ」も揃えながら、どうやってこれらを予約せよと言うのですか? あまりにもひどい・・・うう。劇場版も、とっくに揃っているけれどおまけが欲しいし・・・。何せフィギュアですぜ。宇宙船好きの私にとっては買うしかないのか? いや、しかしデータ少佐グッズも欲しい・・・。 誰かください。うわああん。 と思ったら、なんと12/23に「スペース・コブラ」のテレビ版と劇場版両方入った完全版? DVDも出ることが判明。ぎゃわわわわ。クリスタル・レディ大好きだったよなあ。話も曲も全部がスタイリッシュで大好きだった作品なので、現在、猛烈に苦悩中。ぎゃふん。
2005年09月29日
11歳の愛犬が肝臓癌で手の施しようがない状態。食欲もなくなんとか食べてもすぐに吐くしお腹を壊すし。一日中ねそべって動きません。もう心配で、私の方が食欲なくすし、眠れなくなるし。精神的ダメージが大きくて、体調もよくないこの頃です。やせ衰えた愛犬を見る度に泣けてきて、仕事に出かける度に、これが今生の別れではないかと心配し。何とか食べるだけでも食べて欲しいなあと願うばかりです。
2005年09月28日
「知識人の諸相 中国宋代を基点として」(伊原弘・小島毅 編 / 勉誠社) 四年ほど前に出た本。出版されると速攻で購入し、今に至るまで愛読しています。 中国宋代の官僚制度、政治体制、文人・・・さまざまな観点から、専門の学者さんが執筆された本格派論文集。 テーマはタイトル通り「知識人」論。 知識人って簡単に使ってしまうけれど、実際に当時の「知識人」とはどのようなものだったのか。何を「知識」としていたのか。 最初に読んだときは、難しい内容も多くて、初めて知ることもたくさん。不勉強な己を恥じつつ、必死に読んだものです。この本をもとにして、挙げられている参考資料などにも手を広げ、地道にコツコツ自身の「知識」(といえるほどではないけれど)を蓄えてきたのですが。 最近、ふと思うことがあって、また読み直してみてビックリ。 何度読んでも勉強になるではありませんか。 同じことを読むとしても、知らないとき、少し知ったとき、ある程度知ってきた時・・・と状況に応じて、受け取るものが変化していくのです。 もちろん、それはすべてのことに言える現象だと思います。 小説、音楽、絵画、映画・・・。 どんなものでも、受け手の意識によって、与える側は幾通りにも変化する。 それを、まさか専門書でしみじみ実感するとは。。。 というわけで、実はかなりお気に入りの一冊。 中国の知識人や宋代に興味のある方はぜひ。 必須本ですよ。
2005年09月27日
「スタートレック エンタープライズ」シーズン1 全七枚中三枚を見終わる。 えーと、だんだん、魅力が減ってきたような。困りました。 というのも、アーチャー船長があまりにも強引というか何というか。確かに艦隊の誓いができる前の初の長期宇宙探索なので、しょうがないと言えばしょうがない。でも文明汚染しまくり、「せっかくなんだからコンタクトしようぜ」というノリは、なんつーか、アメリカンという感じ。 なぜか息子ブッシュ大統領を思い出してしまった・・・。 うーんうーんうーん。 もちろん、意図はわかるのです。まだまだ経験値のない、野蛮で粗野なある意味「非文明的」な地球人が、さまざまな経験を経て、宇宙規模の文明人になっていく。そのための、最初の段階なのだから仕方がありません。 でも唯一のバルカン人、トゥポルもさぞかしご苦労なさっていることで。だんだん可哀想になってきました。何かっつーと「バルカン人」「バルカン人」と偏見・差別の矢面に立たされて。ほんと、バルカン人じゃなきゃ、精神がもたないだろうなあ。 宇宙船エンタープライズも初期なので、装備などが古くて、これしとても面白い。魚雷とか、目の前で装填されてるし! 古くさい感じが出ていて、ついついヴォイジャーとの違いを思い出して楽しんだり。 キャラクター的には、翻訳機がまだ未発達ということで、人間の言語学者が大活躍しているところが興味深い。ダメだと思いつつ、翻訳機に頼らず学者(ホシ)が自ら通訳し、相手に通じたシーンなんて、感涙ものです。(私も外国語で苦労してるから、つい・・・) 個人的に、よく分からないので興味津々なのがマルコム・リード。いかにもイギリス人、という外見で、なんだか神経質そう。もうちっとはじけるとか、存在感を出すとかしてくれるといいのだけれど。 とりあえず、あと四枚。コツコツ見ていこうと思います。 まあ、ね。アーチャー船長だってそのうち慣れるかもしれないし。あれだけ苦手だったTNGのライカー副長とピカード艦長にだって、少しずつ慣れてきてるんだし。まあ気長に見ていきますとも。
2005年09月26日
「妖怪文藝 巻之二 響き交わす鬼」(東雅夫 編/ 小学館文庫) シリーズ第二巻。特集は「鬼」。 実は幼少の頃から鬼には特別な思い入れがあって、特に好きなのが酒呑童子。彼の話を書こうと、大学時代はダンボールいっぱいに資料を集めたほど。(今でもそのネタは暖め続けています) たぶん幼児体験として「泣いた赤鬼」(だっけ? ひろすけ童話だったと思う)を読んだのがきっかけだと思う。鬼であっても、悪者ではないのだと実感し、以後、桃太郎大嫌い人間に育ったのでした。 あと、亡き父がよく「古事記」や「日本書紀」などの話をしてくれて、葛城の一言主とか「まつろわぬものども」の話をしてくれて、歴史的に負けたら妖怪扱いを受けることが多い、と聞かされたのも影響が大きかったかも。 さて、そんな「鬼」に対するこだわりを持つ私が手にしたのが、この本。 最初の対談から「桃太郎なんて嫌いです」・・・激しく同意。 掲載されている作者も、馬場あき子さん(鬼に関する古典的、基本的名著の作者!!)、小松和彦氏(氏の著書を何冊集めたことか!!)と研究家から、小説家まで幅広い。 このシリーズの良いところは、そこだと思う。単純に小説だけを集めているのではなく、エッセイであったり、歌であったり、様々なジャンルから幅広く取捨選択されている。 読み応えがあり、メリハリがあって楽しい。 ほかにも、加門七海さんや霜島ケイさんの書き下ろしもあり、とてもお得。 個人的に大収穫だったのは、三田村信行氏の「かべは知っていた」を読めたこと。小学生の時、学校で児童劇団が「おとうさんがいっぱい」を演じてくれて、そのあまりのシュールさ、SF、恐怖に満ちた内容に、しばらくうなされた覚えがある。その作者の作品にまた会えるとは!! というわけで、やっぱりシュールで不思議で奇妙で怖くてちょっぴり切ないのだった・・・。 そんなわけでとても楽しんで読む。 三巻ももうすぐ発売ですね。待ち遠しいけれど、三巻で終わりというのが残念かも。
2005年09月25日
「血と薔薇の誘う夜に 吸血鬼ホラー傑作選」(東雅夫 編/角川ホラー文庫) 麗しき? 吸血鬼アンソロジー。以下、簡単な感想。「仲間」(三島由紀夫) 毎回思うが、三島由紀夫の文章は端正で美しい。そこはかとない色気も感じられるにもかかわらず、理知的である。素晴らしい。この話で気になったのは、少年と父親の正体は・・・たぶん。とすれば「彼」は誰なのか。舞台がロンドン、そして「彼」の鞄。あれこれ想像してしまう。三島氏の答えは何だったのだろうか。「契」(須永朝彦) 日本語がべらぼうに端正な方。特に古典翻訳の素晴らしさよ。 この話は耽美、の一言。うーむ、私はそういう趣味はないのだが、好きな方にはこたえられない妖しい魅力があると見た。「影の狩人」(中井英夫) やはり耽美。うーむむ、吸血鬼と美青年は相性がよろしいようで。「ヴァンピールの会」(倉橋由美子) 既読。何が面白いかって、ラスト。それまでのことは事実だったのか、それとも主人公による妄想だったのか。曖昧なところがゾッとさせる。名手だけあって、切れ味が鋭く、怖い。「吸血鬼入門」(種村季弘) ごめんなさい。笑ってしまった・・・。「かわいい生贄」(夢枕獏) 既読。文体を見ただけで、あっ獏さんだ、と分かってしまう。なんちゅーか、そうきたか、というオチで、皮肉も効いていてブラックさが楽しい。「干し若」(梶尾真治) わーい、カジシンだ、と読み始めて気づいた。時間SFではなかったのか。現代に生きる吸血鬼。そして、それよりもあくどい? 人間。オチがSFしているのはさすが。「白い国から」(菊地秀行) 既読。やっぱり吸血鬼といったら菊地先生。でもって、短編とくれば切ない系。という期待を裏切らぬ、しみじみとした情趣深さ。ラストにぐっとくる。「吸血鬼」(江戸川乱歩) 既読。乱歩らしい視点。エッセイなのに、怖いとはこれいかに。事実を挙げながら、想像力を刺激させて、怖がらせる腕前は乱歩ならでは。「日本にも吸血鬼はいた」(百目鬼恭三郎) 興味深く読む。日本だけでなく中国にもいたなあ。ただ西洋での吸血鬼とは少し趣が違うと感じるのだけど。 以上、ざっと思いつくままに。 感想を書いていない作品があるのは、単に力尽きたからで、他意はありません。 それとも東さんの解説もいつも楽しみ。好奇心をバシバシ刺激してくれるのです。感謝。
2005年09月24日
「闇夜に怪を語れば 百物語ホラー傑作選」(東雅夫 編/角川ホラー文庫) 東氏の百物語と言えば、過去に「百物語の百怪」という本もありましたね。あれも、もちろん持っています。 さて、この「闇夜に・・」は過去の作品を集めたアンソロジー集。森鴎外もあれば福澤徹三氏もあるという豪華、幅広いラインナップ。 ただほとんどが読んだことのあるものだったので、初読のどきどき感が少なく、それだけが残念。 とはいえ、私の大好きな作品が掲載されていると嬉しくなるし、「それをこういう順に載せたか。うむむ」と一人で勝手に唸ったりにやにやしたり。 ちなみにタイトル通り、百物語もしくは怪談会がテーマとなった作品ばかりが収録されている。これを見ると、日本人ってよっぽど怪談が好きなのだなあと思ってしまう。(確かに私も大好きだけど) しつこいようだが、マイベストは福澤徹三さんの「怪談」。初めて読んだ時、あまりの巧さと怖さにびっくりして、声も出なかったという強烈な思い出があり、今回も読み直してしみじみ感嘆。いい作品はネタとかオチとかが分かっていても、それでも何回読んでも素晴らしさが色あせることはない、という典型的な例かと。 他にも、勿論読み応えがあり、パターンを踏むもの、逸脱するもの、さまざま。同じテーマでありながら、或いは異なり、或いは似ており。そういった点も面白い。理知的に落とすのか、超自然的に落とすのか。一作品だけでも作者の個性がかいま見える。 ちなみに私個人は、やはりオチのつかない、超自然的なものが好み。特に理知的なオチがつきそうに見えて、最後の最後でやっぱり超自然的な謎が・・・というのはたまりません。いいなあ。 というわけで、また百物語やってみたいな。(過去に一度やったことがあるので)まあ私自身にはそれほどネタがあるわけではないのですが。
2005年09月23日
「スタートレック エンタープライズ」シーズン1 一枚目、三話を見終わる。テレビでは飛ばし飛ばしでしか見ていなかったので、DVDでちゃんと見ることができるのは嬉しい。 トゥポル目当てで見ていたのだけれど、アーチャー船長の性格もいいなあ。なんつーか素朴というか。リードも好きなんだけどね。 ちなみにこのシリーズは、TOS以前の話。つまり、これまでのスタートレックの中で一番古い時代。つまり、もう何もかもが新鮮に感じる時代で、見ていて微笑ましい。 何せクリンゴンとのファーストコンタクトとか。クリンゴン語が通じないなんて! 地球人のバルカン人に対する偏見とか。いやいや面白い。 今までのスタトレとどうつなげていくのか、それも楽しみ。 でも人気がなくて4シーズンで打ちきりになったそうだから、あんまり見れないのが残念。私はけっこう好きなんだけど、このシリーズ。 オープニングの歌とか最初はびっくりしたけれど、エンディングの曲も含めて、独特の牧歌的な? 雰囲気があって、いいと思うんだけどなあ。 あと船長が可愛い犬を飼っていて、これがもう犬好きにはたまりません。登場したら、船長ではなくて、犬ばっかり見てしまう。あー、ポートス可愛いや。 ちなみに今は携帯にダウンロードしたホシの声で起きています。時々トゥポルの声で起こしてもらったり。うふふ。ついでに他のシリーズでも、そういう声を用意してくれると嬉しいんだけど。 個人的にはガラックとかホログラム・ドクターがあると、めちゃくちゃ嬉しいかも。 楽しみに、仕事しながら流していきます。
2005年09月22日
英語の通信教育、まだ続けていますよ。二ヶ月目も無事にクリア。夏休みに入るとどうしてもパターンが崩れるので、早起きして朝一番にやることにしました。普段は仕事の行き帰りでやっているもんで。 マンスリーテストも無事に提出。ただ、苦手なのが興味のなかったビジネス関係や経済用語。どうにも単語が頭に入らない。逆に旅行とか日常とかに関係ある単語はもともと知っていたり、聞いたことがあるのですんなり覚えられるのだけど。 四ヶ月の通信教育にしたので、ちょうど半分をクリア。これからまた半分、頑張らないと。 ちょっと嬉しいのは、海外ドラマを見ていて、覚えた単語だけは妙にクリアに聞き取れるようになったこと。反射的に日本語の意味がパッと浮かぶし。まあ、日本語訳が浮かぶレベルはまだまだ未熟者で、本当は英語は英語として受け入れられるようにならないとダメなんですが。 でも私、趣味でやってるだけだからいーのです。そんな高度なことは望んでなくて、とりあえず最低限の基本を身につけられたらそれでひとまずオッケー。地味に頑張るしかないですね。 中国語は停滞期。だらだらラジオやCDを聞いてるだけ。あとは参考書とかを読み直したり、語学書を読み直してチェックしたり。地味に調べ物して翻訳もどきもしているけれど、こんなん素人レベルだしなー。 もうちょっと実践的なことをしないとダメですね。 先日翻訳のお仕事をいただいて、短期間に大量の、専門用語だらけのものを訳すということをしましたが、まだまだ。実力不足を痛感しました。ていうか、工場用語知らなすぎ。もっと覚えないと。反省中なのでした。
2005年09月21日
「ミュータントX」2ndシーズン を見終わりました。うっわー。なんちゅーか、ラストが。分かっていたけど、つらいね。この段階では「つづく」なんだけど、3シーズンの始めを知ってるから・・・どうなるか分かるし。 でもまあ、ある意味最強の力を持っていたキャラがお亡くなりになるのは、話の展開からして必要なのかも。 というのも、いつも見ていて「いや、あの人があの能力を使ったら解決いいでしょ」と突っ込みまくりだったし。あまりに大きな力を与えすぎたんじゃないかな。だからこそ、次のシーズンにつなげるのに、いなくなったほうが脚本として都合が良かったのかも。 (曖昧に書いててスミマセン。まだ見てない人のために、敢えてぼかして書いてます) 今シーズンの特徴は、まず第一シーズンにあったアジア臭が減ったこと。それから、いろいろな映画をパクった(いや、オマージュというのか?)設定が多かったこと。バリバリ「エイリアン」もあったし(いや「遊星からの物体X」でもいいけど)。まあ意図的なんだろうけどね。こちらも楽しんで見ていたので、別に文句を言うつもりはないです。 それからシャリマーとプレナンの関係が最後まで曖昧だったこと。第一シーズンの終わりあたりでは、かなりいい雰囲気になっていたのに、このシーズンではむしろ少しずつ距離が開いていったような感じ。いいカップルだと思っていたので、残念。 それからアダムが目立ちまくりのシーズン。いや、あんた本当にフツウの科学者? と思うことしばしば。 それから今シーズンの終わりぐらいまでは、ラスボスがなかなか姿を現さず、その結果として、何でも屋? みたいなミュータントXになってしまったことも、特徴の一つかも。まあ世界平和だけでは食っていけませんから。(ってお金をもらっていたのかどうかは知りませんけど) でも、1、2とシーズンつづけて楽しめました。これだけ楽しめたら、わたしとしては充分に合格点。 さーて、次は「新スタトレ」のつづき(シーズン3)か、はたまた「スタトレ エンタープライズ」(シーズン1)か、それとも「心理探偵フィッツ」(BOX2)か。どれにしよーかなー。
2005年09月20日
昨日に引き続き、ANIMEX1200 シリーズについて。 「ウラシマン」以外にまとめ買いしたのは以下のタイトル。「交響組曲 宇宙からのメッセージ」 (大好きだったなあ。まぼろし、ながれぼし! ソフィア・・・)「ジャッカー電撃隊」 (そりゃあもう番場荘吉ことビッグワンにメロメロでしたよ)「スターウルフ」 (エドモンド・ハミルトンのファンなんで。子供心に渋いドラマだと思いながら、せっせと見ていました)「ムーの白鯨」 (隠れた名作。大好きだったなあ。特にエンディングが大好きで今でも余裕で歌える。「時計じゃはかれない遠い遠いむかしー」)「秘密戦隊ゴレンジャー」 (よくアオレンジャー役をやってました、友達とゴレンジャーごっこして。好きだったなあ、鉄人仮面テムジン将軍。敵ながらカッコヨカッタ)「バビル二世」 (ロデムかっこいいーっ。あの声にしびれる。) 以上、なつかしの作品をまとめ買いして、仕事のBGMに流して、時には一緒に歌ったり・・・あっ、仕事が進まないっ(あほ) 問題は最近喘息がひどいことぐらいかなー。一緒に歌うのがきついや。
2005年09月19日
「未来警察 ウラシマン 音楽集」(コロムビア/1260円) ANIMEX1200 というシリーズから出ていて気づきませんでした。 昔のアニメや特撮の音楽集を、限定で再発売したものです。 子供の頃お年玉をためて購入したLPのCD版も出ていて、懐かしい。 というわけで反射的に注文したのがコレ。 本当はDVDも欲しいのだけれど高いし、手に入りにくいし。 という作品。 放映当時、音楽もお洒落だし演出も画面もとても新しい感覚で、大好きだったアニメ。時間SFというのかな。主人公がタイム・トラベルをして未来にやってきて・・・という話なのですが、明るく軽快なノリはとても楽しく、いつもウキウキして見ていた覚えがあります。 改めて音楽集を聞くと、今でも充分に鑑賞に堪えうる曲で、決して古びていないところがすごい。懐かしさだけでなく、新鮮ささえ感じてしまいました。 仕事の友として、流していきます。
2005年09月18日
テレビでも見たことのある「付き馬屋 おえん」を舞台で見てきました。 主演のおえんに山本陽子、脇の渋い役に若林豪!!、おえんの婚約者に川崎麻世、敵に三林京子、同心に中山仁・・・と豪華キャスト。 私が見に行こうと思ったのは、「Gメン75」で大好きだった狩屋警部補を演じておられた若林豪さんをナマで見たかったから! いやー、役柄も良かったですが、にこにこなさっていてとても感じの良い方でした。立ち回りもカッコイイし、もうわたくし夢中。 うーん、かっこいい。素敵。渋い!! 山本陽子さんはものすごくおきれいでびっくり。三林京子さんは迫力あるわ色気あるわでうっとり。すごい。 ナマの迫力ならでは、でした。 まあストーリー自体はちょいと無理があったりしましたが。楽しめればそれで良し。 問題は観劇の態度。ずーっっっっっと声高に喋り続ける後ろの五人組おばはん。シリアスなシーンで高らかに笑いやがるし。うるせー。隣ではバリバリ音を立てておかきを食うわ飴を取り出すはわパンを食うわ。ほんの二、三時間くらい食うなっ!! 夕飯には早いだろーっっ。 うるさいわ食べ物臭いわ背もたれを蹴られるわ。 頼むから役者さんが台詞を言ってる時だけでも静かにして(号泣)という心境でした。 大衆演劇だから、クラッシクみたいに静かにしろとは言わないけれど。最低限のマナーは守って欲しいなあとしみじみおもった次第。 それだけが残念でした。
2005年09月17日
「ナインス・ハート」 (チェコスロヴァキア/1977) 魔術師に操られ夜な夜な抜け出すお姫様を、ひょんなことから救うことになった貧乏学生。姫を慕う道化と共に、透明になるマントを身につけて後を追う。数百年を生きる魔術師は、不老不死の薬を作るため、姫を救いにやってきた男達から心臓を奪い取っていた。九つの心臓が集まれば、秘薬は完成するのだ・・・・。 なんちゅーか、ゴシック・ファンタジーと書いてあったから、そう言えばいいのかな。人形劇団の娘と恋に落ちながら、目の前のお姫様にクラクラして浮気する貧乏学生とか。姫に横恋慕する魔術師が笑えるほど滑稽な顔をしているとか、肝心の姫も美しいだけの空っぽさんだったりとか。皮肉だらけで、美しいお話とは言えないところが、なかなか面白い。 シュールというかなんというか。奇妙な味わい。 不可思議な魅力に満ちた物語。画像は相変わらず目の保養。 うーん不思議な作品ばっかりだったなあ。チェコ怪奇骨董幻想箱。
2005年09月16日
「EVIL HEART イビルハート」 (武富智/集英社) 「週刊 ヤングジャンプ」に連載中の合気道マンガ。現在コミックスは二巻まで発売中で、連載も続いている・・・けれど、後ろの方なので打ちきりにならないかと、毎回ひやひや。 連載開始の時からすごく気に入ってしまって、いつも最初に読んでいます。 複雑な家庭に育ったために、感情の暴発を押さえきれない少年が主人公。かつて兄が家庭暴力を繰り返し、悩んだ母親が兄を刺し、監獄へ。高校生の姉と二人で暮らし、母を待つ少年は、深い心の傷から暴力に対して押さえきれない嫌悪と衝動を抱き続けている。 クラスメートともうまくいかず、不良たちにからまれ、兄が現れ・・主人公の心は揺れ動く。そんな時、彼を真っ直ぐに見つめてきた一人の教師がいた。ダニエル先生。合気道をたしなむダニエルは、主人公の精神を支え、暴力性を押さえるために合気道を勧める。最初は反発していた主人公だが。 というのが第一部。第二部では、ダニエル先生に憧れる女の子が登場し、主人公とともに合気道部をつくって頑張るが、変質者と対峙して「強さ」というものを知ることになり・・・という流れ。今はまだ彼女は合気道を辞めているけれど、必ず戻って欲しいな。 うちの弟は「暗い」と言って、あまり好きではないみたいだけれど、私はとにかくこのマンガが大好き。第一部のころなんか、毎週読むたびに「よかったね」とか「わーん、だめだよっ」とか叫んでおりました(^^;) メッセージももちろんあるけれど、何より底辺に確固として流れる「優しい眼差し」と「人間への信頼」が心地いい。 興味を持たれた方はぜひ一読を。 私的には2005年度上半期イチオシ マンガです。
2005年09月15日
「闇の展覧会 敵」 (カービー・マッコリー 編/ハヤカワ文庫) なつかしーい。高校生の時だったか、今はなき某書店で購入した全二冊本が、大きな活字になって再登場。というわけで、相も変わらず「買い支え運動」の一貫として購入。 これは何て言うかな、ホラー・アンソロジーと一言でいうには少し難しい。ホラーとまで言えない「ちょっと奇妙な」「不思議な」物語も多いので。日本で発売されている「異形コレクション」のようなノリとでも言えば分かりやすいかもしれない。 さまざまな不思議な味わいの小説が掲載されている。 一冊目の「敵」はのっけからロバート・プロック!! 彼の短編はもう神業。あのブラックさといい、どんでん返しといい、中高生の時どれだけはまったか。というわけで「クリスマスの前夜」もラストがやってくれる。うんうん、その通りだね、とニヤリ。いいなあ。 そのほか作者名を羅列すると、ジーン・ウルフにクリフォード・D・シマック、ラムジー・キャンベル、カール・エドワード・ワグナー(ケインシリーズの続きを出してください。。。待ち続けてます!)・・・ほかたくさん。 ね? 作者名だけでもう読みたくなるラインナップでしょ? 読み直してかつての喜びを思い出し、うっとり。懐かしいなあ。こういった短編集、アンソロジーは大好きなので、もっともっと出して欲しいと切望。昔のを復刊するのもいいけれど、新しく編集していただけるともっと嬉しいんてすけどね・・・。
2005年09月14日
「失踪当時の服装は」 (ヒラリー・ウォー/創元推理文庫) 解説などによると、これがヒラリー・ウォーの出世作らしい。 ある女子大生が行方不明になった。彼女は生きているのか、死んでいるのか。どうして失踪したのか。 という描写が延々とつづく。半分くらいまで、被害者の遺体は発見されず、警察の地道な捜査と推理が続く。やっと遺体が発見されると、今度はそれが自殺か事故か他殺かで悩み、他殺となるとその原因と犯人を探すことになり。。。 そしてすべて鍵は被害者が残した、一見なんの変哲もない日記に隠されていた。 あらすじを書くと地味に見えるかもしれないけれど、実はものすごく面白い。警察小説、というジャンルになるとか。実際の捜査もこんな感じだったのかな? と思わせるリアリティ。推論を繰り返しながら、次第に真実に近づいていく警察。署長をはじめとする警察官たちの個性。新聞記者、私立探偵。 単純な言葉で申し訳ないのだけれど、緻密で読み応えがあり知的好奇心を刺激される名作。とでも言おうか。 すっかりヒラリー・ウォーの魅力にはまってしまった。まだ訳してないものがあるなら、ぜひ全部翻訳・出版してほしい。いやもう、我慢できなくて英語を鍛えて原書に挑戦したいくらい。(大学生の時、ゼラズニィやヴァンス、ムアコックの未訳ものをどうしても読みたくて、必死になって原書と格闘した思い出が・・・。今も仕事がもう少し楽だったら挑戦するんだけどね) とにかく凄い作家です。
2005年09月13日
「モルギアナ」 (チェコスロバキア/1972) チェコ怪奇骨董幻想箱VOL1の中の一枚。 父親が死んで残された二人姉妹。姉は性格が悪くてプライドが高いくせに、実はコンプレックスの塊というオールドミス。愛するのは猫のモルギアナだけ。いつも黒い衣装に身を包み、絶えずあっちで覗き見こっちで聞き耳。若くて美しい女性に嫉妬して石をなげつけて大けがさせたり、妹の恋人に言い寄って無視されたり、召使いと戯れていた逞しい若者を誘惑しようとして鼻で笑われたり・・・次第に姉は憎悪をつのらせていく。 その憎悪の対象が妹。白い衣装にふりふりのお花。愛らしい微笑みと無邪気な性格は誰にでも愛されている彼女は、ついに姉に毒を盛られてしまい、日に日に弱っていく。 やがて。 という話。 ゴスロリ? という衣装といい化粧といい、なんちゅーか・・・。妹も「無邪気」を通り越して、ちょっと危ない人に見えるし。大仰な仕草や心理描写が笑えて、ついつい見入ってしまった。 「毒を盛ったのを知ってるのよ」という脅迫者は現れるわ、がけの上でもみ合うシーンもあるわ。 まるで二時間サスペンスドラマのノリです。楽しすぎ。 いやー、面白いわ、これ。 特に姉の性格がいい。あそこまで歪んでいるのも(そしてどこか間抜けなのも)高得点でしょう。
2005年09月12日
「闇のバイブル 聖少女の詩」 (チェコスロバキア/1969) 「チェコ怪奇骨董幻想箱」Vol.1に入っていた一枚。 えーとよく分からん。ストーリーが追えない。 筋道をたてて見ようとすると混乱するので、とりあえず美しくも幻想的な画面や背景、美少女を堪能することにする。あと音楽もいい。 あらすじを読むと、初潮を迎えた少女がかいま見る、現実とも幻ともつかぬ不思議な一週間を描いているとかで、吸血鬼だの魔女狩りだのいろいろと出てきては、やたらとエロチックな雰囲気を醸し出す。 なんつーか美女とか美少女の裸満載。ただポルノチックではなくて、幻想的で美しく感じるところがいい。 主人公の少女は、一言で言うと「ロリータ」という印象。そういう趣味の人にはたまらん魅力なんではないかと愚考したり。 (念のために言うと私はそっちの趣味はありませぬ。オヤジ趣味なんで) ヒロインの恋人が実の兄だったり、という禁断シーン。かと思えばおばあさまがお母様と男をとりあったり、若さに固執するおばあさまが吸血鬼と取り引きしたり。ヒロインを襲おうとする宣教師さまがいると思えば、イタチに変わる吸血鬼・・・。 吸血鬼に噛まれたあとの歯形は、二つの穴ではなくて、人間の歯形がしっかり。うーむむ。 いろいろな意味で変わっている。 ものすごく幻想的なのだけはよく理解できた。あとは感性で受け止めるしかないのだろうなあ。 物語について悩まなければ、個人的には割と好きかも。 ものすごく綺麗な画面で目の保養。 どうやら原作があるらしく、同名の小説だとか。これはぜひ小説を読んでから、もう一度見なくては。 あ、でも翻訳出てるのかな?
2005年09月11日
http://www.apple.com/jp/ipodnano/ 二泊三日の自主缶詰旅行から帰ってきたら、新商品がいつのまにか発売されていました。その名もipod nano。 シャッフルとminiの後継者といった感じで、メモリオーディオ(シャッフルの後継)でありながら、4G(miniの後継)、外見はminiに似つつも、鉛筆並みの薄さ!! 凄い! 今は普通にipod photo30Gを使っているけれど、ハードディスクなので扱いには細心の注意を払わねばならないのが難点。音飛びとかね。いかにハードディスクが衝撃などに弱いかは、パソコンを使っていて、骨身にしみているので、新商品のnanoはかなり魅力的。 まあ去年、256Mの別会社のメモリ・オーディオを買ったので、当分はそれとipodを併用するつもり。だからしばらくはこのnanoは買いませんが。 だけど魅力的。特に白と黒のうち、黒のボディがめちゃめちゃcool!! かっこいい。やばいなあ。 だけどジッと待っていたら、もしかしたらシャッフルの時みたいに値下がりするかもしれないし。 しばらくは様子見の我慢状態。 とりあえず家電店に通ってデモ機をいじりたおしてきます(^^;)
2005年09月10日
「中国語通訳への道」 (塚本慶一/大修館書店) 私は通訳に向いていない。実力的な問題はもとより、性格的な部分で明らかに向いていないのだ。しかしそれとこれとは別で、とにかく中国語が上手くなりたい。少しでも上手になりたい。知的教養溢れる中国語を話したり書いたりできるようになりたい。 というわけで、いろいろ中国語関係の本を買っては読んだり勉強したり。 今回は、前身の古いバージョンも持っているにもかかわらず買ってしまった、新しいバージョンの「中国語通訳への道」をご紹介。 これは実際に通訳をしている友人に言わせると「やや硬い文」で「少し古びた文」らしいのだが、それでも私から見れば王道のきちんとした文であると思う。やや砕けた表現を使うのは、まず基礎が確立してからでいいと思うので、まずはこの本で基礎固め。 冒頭、かなりの頁を割いて長々と「通訳とはどういうものか」といったことや「通訳の基礎」「基礎練習の仕方」などが書かれている。 これがまたとても役に立つ。最前線で活躍されている方ならではの経験に基づいた話は、私のような素人には目から鱗ぼろぼろ、といったことも。 特に「基礎練習」の部分は、具体的な自習方法が載っているので、これで独学も可能である。実際に私はこれを見て地味にコツコツ独習している。 その後「実践練習」のコーナー。これは日中の文章が載っていて、決まったパターン文が紹介されている。これをまず覚えることが肝要。 ただ唯一の問題はばら売りされているCDが9000円ということ。高いよー。前述のフリー翻訳者の友人は買ったとか。うーん、私は未だに躊躇。そのうち臨時収入が入ったら買おう。 それまでは手持ちの教材を利用して基礎を身につけるぞ、と。
2005年09月09日
https://www.justmyshop.com/app/servlet/item?item_code=9002450&idt_tag=0 その名もズバリ「一太郎 文藝」。 ううむ、文藝の「藝」の字にこだわりを感じる? か。 宣伝を見ているとかなり良さそうなのだが、問題は重さ。 普段、短いものや訳注やふりがながたくさんいるものは「一太郎」で、長文には「Word」と使い分けるようにしている。 Wordは基本的に動作が軽くていいのだけれど、実際に痒いところまで手が届くのは(私的には)一太郎。 ただし一太郎は動作が重く、しょっちゅうフリーズしてくださる。 メモリくうんだよなあ。 というわけで一長一短。 今回の新商品、一太郎文藝 がどの程度使いやすいのか、多機能でも重ければ使い勝手悪そうだし。 気になって仕方がない。 しばらく様子見して、使った人の評価・感想を聞くしかないのかな。
2005年09月08日
「ミュータントX」2ndシーズン のちょうど半分ほどを見たところ。いちいち購入していられないので、レンタルで地味に見ているせいで、なかなか進まない。借りようにも、先が借りられていて、容易にゲットできないのだった・・うう。 で。今シーズンはシャリマー以外は外見が変貌。おとなしかったエマはファッションモデル? か何かのような、オレンジに染めた髪にやたらとお洒落な服装。雰囲気変わりすぎ。ブレナンは坊主頭(もうちょい長いけど)になって、不良のイメージから「気のいいヤツ」に変化。ジェシーは逆に優等生からちょいワイルドな髪型になり、少しカッコイイ感じになる。 あとは、1stシーズンではやたらと意識され強調されていた「東洋」がなりをひそめた印象。悪役から食事まで東洋テイストだったのが、ずいぶんと減ってしまった。まあそれはそれで別のイメージなんでしょうが。 内容としては、例えば「意図的に閉鎖された村」とか、どこかで見たようなネタ続出。「おお元ネタはあれか、それともこれか」と考えて楽しんでいる私。 しかしブレナンとシャリマーは互いを気にしあっているはずなのだけど、それにしてはしょっちゅう誰かに惚れてるなー。あの二人の関係がよく分からない・・・。相手が誰かに惚れると嫉妬するくせに、自分は簡単に誰かと恋愛関係になるし。うーむ、謎や。 2ndシーズンも折り返し。ラストを知ってしまったので、見たいような見たくないような。でも気になるから、借りちゃうんだろーなー。 というわけで、残りも楽しみ。
2005年09月07日
「愚か者の祈り」 (ヒラリー・ウォー/創元推理文庫) とある公園で顔を潰されたスタイルのいい女性の惨殺死体が発見される。身元が分かりそうなものは、古ぼけた指輪一つ。警察は彼女の身元を確認し、ついで空白の五年間を追い、犯人と動機を探っていく。 簡単に書くと普通の推理小説に思えるかもしれないが、決してそうではない。ヒラリー・ウォーらしく、警察の地道な努力と勘、或いは経験など丁寧に描いていく。捜査の細かな手順など、非常に説得力もあり、また選挙を控えた市長の横やりなど、やけにリアル。 まず被害者の身元割り出しに一苦労。分かったと思うと、今度は家出してから殺されるまでの五年間の足取りをたどらねばならない。苦労してたどっていくうちに、浮き彫りにされる一人の少女の人生。それは誰にでも起こりうることかもしれない。彼女だけが特殊なのではない。栄光を夢見て挫折し、それでも諦めずに立ち向かいつづけた一人の女性。 なぜ彼女は殺されたのか。 悲しい結末。 犯人は出てきた瞬間に分かってしまったものの(今回は動機もすぐに分かった)、警察が確実に証拠固めしていくさまが非常に面白い。 さらにヒラノー・ウォーの特徴の一つである「人間描写」(人物描写ではない)が相変わらず素晴らしく、夢中になってしまった。 社会派だと思う、この作者は。 読み応えがあり、テーマがあり、訴えるものがある。 そのメッセージ、毎回私なりにしかと受け止めてる・・つもり。 いい作家だなあ。
2005年09月06日
「サイン」 (2002/アメリカ) キリスト教徒でないとたぶん理解しにくいだろう映画。 私のような無神論者には、今ひとつ恐怖も感動も足りず。 妻が死んで神を捨てた元牧師は、二人の子供と弟と暮らしていた。 ある日彼らの農場にミステリーサークルが出現する。 ミステリーサークルは世界中に広がり、それを中心としてUFOが目撃されるようになり、ついに宇宙人が襲来してくる。 元牧師一家も籠城して宇宙人をやり過ごそうとするが、最終的には残っていた宇宙人と戦うことになる。 絶体絶命のピンチの時、元牧師は忽然と悟る。 死を間近にした妻の残した言葉。まるで意味をなさないと思っていた遺言は、今、この瞬間、息子を助ける方法を教えていたのだ! 「奇跡ではない。必然なんだ」 元牧師はその存在を信じる。 彼は信仰を取り戻すのだった・・・。 という話。 えーと、確かホラーとかサスペンスとかSFとか紹介されていたので、そういうものだと思って見始めたら・・・信仰の話やんか! 宇宙人とかミステリーサークルとかは単なる小道具にしかすぎず、仮にこれらが強盗団であろうとチャールズ・マンソン一味だろうと変わりはなかったんじゃないかと疑ってしまう。 ミステリーサークルや宇宙人の描き方もすごくおおざっぱだし。 きっと信仰心のある人には「神を捨てる」「神を憎む」という行為そのものに恐怖を覚えるんだろうな。 私みたいに八百万の神、万物皆神、みたいな考え方の人間にはピンとこなかったです。 しかたないですね、こればっかりは。
2005年09月05日
「13ウォーリアーズ」 (1999/米) 北欧版「七人の侍」といった感じか。 およそ1000年前のスカンジナヴィア半島での物語。 主人公は人妻に恋したために辺境へ追いやられたアラブの詩人、イブン。 彼は途中でヴァイキングの一団と知り合い、客分となる。 そこへ別の北欧の国から使者が訪れる。その王国は謎の集団「死人を喰らう者」に襲われ壊滅状態だという。 巫女の占いにより13人の戦士が旅立つことになる。13人目はヴァイキング以外の者でなければならない-----そう、アラブ人の主人公だ。 バカにされつつも言葉を覚え、次第に彼らと友情を深めていく主人公。 そして、たどりついた王国には、熊のかぶりものをした異民族との壮絶な戦いが待っていた。 一人、また一人と斃れていく仲間たち。 集団を率いる王(他国をわざわざ助けに来た)は決意する。「待つのではない、奴らのねぐらを叩くのだ」 生き残った戦士たちが、敵陣に奇襲をかける。。。。 という話。 何がカッコイイってヴァイキングですよ、あーた。かっこよすぎ。ワイルドで男らしくて豪快。もーまいったね、こりゃ。 中でもブルヴァイ(王)が死ぬほどカッコイイ。泣ける。 他にも11人いるのだけれど、名前が覚えられん。あっという間にお亡くなりになった二人とか、顔も格好も似ているので、うーむむむ。区別がつかん。 主人公のアラブ人にアントニオ・バンデラス。実はこの主人公が一番かっこよくなかった。でも詩人って設定で、戦士ではないのだから無理は言えませんな。 別にホラーでもミステリでも何でもなく、何というかアクションといったらいいのか。歴史物って感じでもないしなー。 個人的には好きな部類。 ヴァイキングっていうと、「ビッケ」(アニメ。確か「小さなヴァイキング ビッケ」とかいうタイトルだった)が思い浮かぶ私は、しょせん平和な農耕民族です(^^;)
2005年09月04日
「ジーニアス・ファクトリー ----「ノーベル賞受賞者精子バンク」の奇妙な物語」 (デイヴィット・プロッツ/早川書房) 実は私はノンフィクションが大好き。 というわけで、ちらしに書かれていたタイトルとあらすじを見た瞬間、この本は「買い」だと直感。 実際に読み始めると、止まらなくなってしまって徹夜で読み終えてしまった。 かつてアメリカで「ノーベル賞受賞者の精子バンク」と称された精子提供会社があり、日本でも随分話題になった。しかし、その後どうなったのかはとんと知らなかった。いつのまにか閉鎖されていたらしい。 ではそこから生まれた子供たちはどうなったのか。 当初のもくろみ通り「天才児」として成長したのか。 創設者の望み通り、「優性遺伝」の結果「社会」や「政治」「科学」の分野で世界をリードしているのか。 これは一人の記者が膨大な資料と当事者たちのインタヴューに基づいて書き上げた本である。 読んでいくと、創設者がものすごいナチ的な思想者であったり(厳密にはナチとは違うのだが。)、精子提供者がノーベル賞受賞者中心のはずがとんでもない連中もたくさんいたとか、意外な話がぼろぼと出てくる。 しかしそれ以前の不妊治療が、医師か医学生の精子を適当に使用していただけというのがもっと驚きだった。不妊治療のある大家の医師は数十人も自分の子供を作っていたのだから! 精子バンクにより生まれた子供たち。家庭が崩壊した例も少なくなく、父親だけが浮いてしまって、結局は母親と子供の家庭になるというものも多かったらしい。さらに子供達は「天才」か、という疑問に対して、筆者は必ずしもそうとは言えない、という結論を出している。 古い言い方だが「氏より育ち」。 子供達はより密接な関係の母親に影響を受け、母親に非常によく似ているという。遺伝子の影響も、もちろんあるだろう。しかしより大切なのは、育つ環境、文化背景なのではないか。 私は専門家でも何でもないので、よくは分からない。ただ、子供が欲しいという友人知人は少なくない。彼女たちの気持ちを思うと、確かに精子バンクというのは一つの解決法ではあると思う。 問題は「誰の」ものか、ということなのかもしれない。 匿名性であったために、将来、子供達が偶然に知り合って結婚する危険があるかもしれない。成長した子供達が事実を知って、「父親」に会いたいと思った時、果たして会えるのか。 さまざまな問題が山積みになっている。 この著者によると、匿名性は徐々に薄れつつあり、近い将来、子供達の出生を知る権利が適応されていくかもしれない、とのことだ。 生きるということは難しい。 しかし、それ以上に生む、生まれる、ということは難しいことなのかもしれない。
2005年09月03日
DVD「新スタートレック」セカンド・シーズン ちまちまと間を空けつつ見続けて、ようやくクリア。 さすがに苦手だった自信家ライカーや気むずかしいピカード艦長にも慣れてきて、時折「おっ可愛い」と思うようになる。 セカンド・シーズンの一番の特徴は、やはりドクターが代わったことでしょう。ビバリー・クラッシャーはピカードとの関係もあるせいか、ちょっと客観的になりにくいところも。それに比べて、セカンド・シーズンにしか登場しないドクター・ポラスキーは歯に衣着せぬ台詞でカッコイイ。 おばさま素敵! というわけで見終わる頃にはすっかりドクター・ポラスキーのファンに(^^) あとはやっぱりデータがいいな。昔テレビ放送を見ていた頃からデータ一押しだったわけですが、うーん、やっぱりいい。 考えてみると人間でない存在が人間性を獲得するというパターンに、めっきり自分が弱いということに気づく。 VOYのホログラム・ドクターとかDS9のオドーとか。ある意味TOSのスポックもそんな感じかな。彼の場合は「地球人的感情」なんですが。 というわけで、また折を見てサード・シーズンに取りかかる予定。実はシーズン4までしか持っていないので、あと3シーズン・・・入手せねば。 オークションか何かで安売りしてないかなあ。
2005年09月02日
「妖怪文芸 巻之壱 大特集 モノノケ大合戦」 (東雅夫 編/小学館文庫) 全三巻予定の第一巻。表紙からして可愛らしい妖怪モノ。 対談、特集、文藝妖怪名鑑と三つに分かれている。 特集ではその名の通り、妖怪が戦う話。とくれば、反射的に「稲生物怪録」かと思うのが普通かもしれないが、もちろんそれ以外もたっぷりと紹介されている。 個人的にものすごく気に入ったのが、「月は沈みぬ」の純真純朴青年みずち(健気っ)、 「河童将軍」の豪快なストーリー(夢中になってしまった)、 「妖恋魔譚」の蜘蛛女の悲恋(ああいう古い日本ドラマ絶対見たって。岸田森が孤島で二匹の蜘蛛の化身と渡りあい、白蜘蛛が彼に惚れて黒蜘蛛と戦った話・・・記憶違いかなあ。幼少時に見たし)。 「狐の生肝」の飄々とした面白さ、 「荒譚」の足穂イズム・・・。 お腹いっぱい堪能いたしました。 妖怪名鑑も面白く、特に小田仁二郎という作者は初耳だったので興味津々。後書きに紹介されていた「鯉の巴」が気になって、あちこちで検索したのだけれど、近くの図書館にはないし。うー気になる。今ちょっと中国の鯉精の異類婚を追っているので。それと関係あるのかなあ。 なにはともあれ続刊がたのしみです。 イラストも魅力満点。いーなあ、こういうの。大好き(^^)
2005年09月01日
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