紅子のセレブなグルメ日記

そんな中、久しぶりに美味しいピッツァが食べたくなってお出かけ。向かったのはお気に入りのイタリアンのお店、 タランテッラ　ダ　ルイジ

今月２日に一周年を迎えたルイジさん。まだ一年しか経っていないのにすっかり人気店の一つになってしまいました。この日も開店して間もなくに既にお客さんでいっぱいになるぐらいでした。美味しいからしかたないですけど、予約が取りずらくなったらイヤだなあ。なんて、お客として勝手な事を思ってしまいました。

前回と同じ席に案内されて、メニューを閲覧。見れば見る程、美味しそうなものがいっぱいです。前回はお肉料理などを食べましたが、今回はピッツァメインで食べたかったので、それを中心にオーダーしました。

オーダーしてお通しのパンがやってきました。

ピッツァ生地と今回は薄いおせんべいのようなパンがついていました。相変わらず美味しい生地で、期待度十分！薄いおせんべいの様なのは、印度料理のパパドみたいなもの。パリパリして美味しかったです。

そして割と早くサラダがやってきました。

ＭＩＸサラダ。グリーンカール、レタスなどの葉野菜にトマト、グリルしたキノコとナスが入っていました。ドレッシングはいつもの人参のではなく、パイナップルのドレッシング。これは新宿伊勢丹で売られているのと同じもの。うちで買って食べたのと同じで、さっぱりして美味しかったです。聞くと新作が出たそうなので、また買いに行こうとおもいます。

続いて初めての揚げもの。

パンツェロッティ。「出たお腹を形をしたナポリコロッケ」だそうです。バジルを加えたジャガイモのコロッケの中にチーズが包み込まれいました。揚げたてでアツアツ！そして中のチーズがトローリ♪外はサックリ、なかはほっくりクリーミィー。普通のパン粉をつけたコロッケではなく、そのまま揚げただけなので、ジャガイモの味がずっと強く美味しかったです。

そしてメインの一枚目のピッツァが登場！

燻製のモッツァレラ　チェリートマトのピッツァ。バジルももちろんトッピングされていました。が、ここで、ハプニング発生！ハーフ＆ハーフでオーダーしたのに、どうみても一種類のピッツァ。すぐにそれを告げるとオーダーミスで、とりあえず半分食べてくださいと、半分取って再度持ってきました。うーむ、なぜ？と思いながら気を取り直して、

では、実食！！

口元にピザを持っていくと、燻製のスモーキーな匂いが鼻につきます。食べると更に口の中にスモーキーなチーズの味わいが広がって、めっちゃ美味しい♪ミルキーなモッツァレラにスモーキーな味わいが加わると、かなりワイルドに変身するんですね。びっくりです。それにちょっと酸味のあるチェリートマトとバジルの風味がいいアクセントになって、マルゲリータとは全然違った、また新しい味わいでよかったです。トマトソースだとスモーキーさが消えてしまいそうな感じですが、チェリートマトを使ってビアンカっぽくしたところがまたニクイ！流石です。

こちらはルイジ風パンツェロッティ。ピザ生地にリコッタチーズ、ハム、バジルを包みこんで揚げ、トマトソースを敷いたもの。こちらの名物の揚げピッツァの小型版みたいな感じ。こちらもサックリした食感にチーズがトローリ♪さっきのコロッケよりもピッツァ生地な分、ボリューミーです。でも、美味しい♪中でも、敷かれたトマトソースが、トマトソースなのに酸味がなく、まろやかで美味しいです。ピッツァでつかっているトマトソースよりもぽってりしていて、その分味がぎゅっと濃縮されているよう。今度はこれをつかったパスタ食べよーっと。

で、２枚目が登場！

スイートコーンとボイルハムのピッツア。リコッタチーズ（かな？）にボイルハム、スイートコーン、チェリートマト、バジルを乗せて焼き上げたもの。アクセントに黒胡椒がかかっていました。が、これもどう見ても１種類のピッツァ。またまた店員さんにその旨を告げると、先ほどのハーフ分で、ハーフサイズが無理なので、このサイズで、という事でした。え？もう一枚ハーフ＆ハーフがあるのに、このサイズを食べるんですか？私たち大丈夫？と思いながら食べました。

なんか、見かけはとてもしょぼく、冷蔵庫の残り物をピッツァに乗せて食べてしまえ！的な感じ。しかも、コーンからの水分のせいか、かなりベショベショ。大丈夫なのか？

が、そんな不安は一口食べてぶっ飛びました。なんで、こんなどこにでもある食材で作ったピッツァがこんなに美味しくなるんでしょうか？！チーズの美味しさとか生地の美味しさもあるんですが、その具材のバランスが絶妙なんでしょう。シャバシャバしているのに、生地はべっちょりでなく、ちょうどいい具合の柔らかさとサックリ感が残っていました。そして、チーズの乳製品の甘さとコーンの甘さにピリッときいた黒胡椒の存在がまたいい！！脱帽なピッツァでした。

もう一枚あることを考えながらもペロッと食べてしまった。するとお皿を下げながら、店員さんがデザートを勧めてくれました。

えっ？！もう一枚あったはずなんですけど。

その旨を告げると、どうも２枚目のオーダーは全く通ってなかったよう。お作りしますか？と言われましたが、時間も随分遅くなっていたし、お腹もだいぶいっぱいになってしまっていたので、結局２枚目は見送って、デザートを食べることにしました。

デザートプレートを持ってきてくれて、どれも美味しそうでしたが、チョイスしたのはこちら。

栗のジェラート（左）＆モンテビアンコ（右）。栗のジェラートは前回も食べて美味しかったのでリピート。マロングラッセの粒が入って、口どけも滑らかで美味しかったです。モンテビアンコはクッキーというかガレットっぽい土台にマロンペーストを絞って、それを生クリームで覆って、栗の渋皮煮をトッピングしたもの。ケーキっぽいものは初めて食べましたが、下手なケーキ屋さんのケーキよりも美味しい！マロンペーストが結構お酒が効いていて後でちょっとフラついちゃいましたが、甘さもちょうどいいし、生クリームも滑らかで乳脂肪分高めの美味しいクリームで、大満足な栗のデザートでした。

オーダーにミスがあったり、相変わらずのイタリア時間で、お料理が出てくるまでにすごく時間がかかったりして、そのあたりに不満さはすごくありましたが、お料理自体はどれも美味しくてそれをカバーする価値は十分にありました。今回食べ損なったピッツァや気になるメニューがたっぷりあるので、また再訪したいと思います。

さて、また明日から一週間。何を食べようかな？