全28件 (28件中 1-28件目)
1
NHKホール 18:00〜 3階左側 パンフィリ:戦いに生きて レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭り」 NHK交響楽団 指揮:ファビオ・ルイージ GWが終わってからどうするか何も考えてませんでした。 気がついたらもう平生の通常運行モード。どうするかと思って調べたらN響定期があるのか....ということで、チケット買ったのですが、最近に無い埋まり具合。あまり空きがなく、まぁ結構なことですが..... 実際行ってみると超満員。いや、結構なことなんですけどね。なんだかなぁ。 ファビオ・ルイージの就任記念公演のヴェルディのレクイエムはかなり空席があった。昨年暮れの千人交響曲は満員だったけど、その前のフレンチ・プログラムはガラッガラだった。いや、いいんですよ?人気曲に集まる、まぁ、いいんですけどね。でも、なぁ.........なんか今日は吹奏楽系の人が多かったようで、それは悪いことではないけれど。でも、ねぇ........ふーん.......... なんか前半終わりでギャーギャー騒いでるお客がいたようです。うん。やっぱり、最近のお客って、態度悪いからね。態度悪いっていうか、家と公共の場の区別が付いてないからね。そういうのも、出てきちゃうよね。騒いでる方が悪いのか、騒がれる方が悪いのか、よく知らんけど。 最初は、パンフィリという1979年生まれのイタリアの作曲家の作品。曰く、ベートーヴェンとヴェルディを結ぶ戦い、習慣やマンネリを打ち破り、新たな言語を開拓し、境界を押し広げる芸術家の内なる闘志、なんですって。へー。 まぁ、そんな感じですね。へー。冷淡かも知れないけど、まぁ、そんなもんかな。 前半2曲目と後半は、まぁ本日のお目当て、レスピーギのローマ3部作。 うん、まぁ、良かったですよ。面白かった。 .........まぁ、それだけのことかなぁ。 いや、N響ですからね。こういうの本気でやらせると確かに迫力のある音は出ます。プログラム的にも前半終わりが松、後半終わりが祭りだから、盛り上がるし。面白いですよ。それは。 でも、さぁ。うん、面白い、と思って、NHKホールを出て、坂を下って、飯食って、電車乗って家帰って、夜も更けて、さて、と思ったら........えーと、なんだっけ..........って感じなんですよね。演奏が悪いというより、そもそもそういう曲である気はします。ただ、敢えて言わせてもらうと、前にバッティストーニだったかで、だから多分東フィルだったと思うのだけれど、その時は、もうちょっと面白さが持続した気はするのですね。 NHKホールだから?いや、そういうことではない気はします。ルイージの問題?どうだろう?N響?うーん?なんか、誰がどう、ということではない気はするんですよね。やっぱり、そもそもそういう曲である気はします。ボラティリティが高いというか、「うん、面白い!」と聞いてる時は思うし、それはその通りなんだけど、実際、あんまり後に残らないんですね。ちょっとポップスに似てる。敢えて言えば、それでも何か尾を引くとすれば、その方が普通じゃないというか、何か善かれ悪しかれ引っ掛かりがあるんだろうな、という。 昔々、チェリビダッケが腹いせ紛れにカラヤンの演奏というか音楽を「コカコーラみたいだ」と言ったらしいけれど、もしそういう言い方にふさわしい音楽があるとすれば、こういうものなのかも知れないなと。けれどそれはまぁそんなに悪い話ではない気はします。大体がチェリビダッケ自体が、よくてドクダミ茶....モゴモゴ。まぁ、コカコーラ、悪くないと思いますよ。 だけど、コカコーラばっかり飲みたがる人というのも、まぁ、別の意味でめんどくさい気はします。他人事みたいに言える立場ではないけれども。 面白かったんですけどね。ファビオ・ルイージって、なんか貧乏籤ひかされてる感はあるかなぁ。
2024年05月12日
コメント(0)
テアトロ・ジーリオ・ショウワ 14:00〜 3階右側 ロッシーニ:ラ・チェネレントラ アンジェリーナ:但馬由香 ドン・ラミーロ:小堀勇介 ドン・マニーフィコ:押川浩士 ダンディーニ:岡昭宏 クロリンダ:楠野麻衣 ティーズべ:米谷朋子 アリドーロ:久保田真澄 藤原歌劇団合唱部 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ 指揮:鈴木恵里奈 演出:フランチェスコ・ベッロット LFJは今年は5/3・4・5、と、GWの後半にあたりました。前半は、そんなわけであれやこれやと。 この日は藤原歌劇団の公演。新百合ヶ丘での芸術祭・アルテリッカしんゆりの一環として上演される公演。まぁ、藤原歌劇団と関係の深い昭和音大の構内の劇場を使っての公演。最近この時期にやるんですよね。 テアトロ・ジーリオ・ショウワは......何人くらい入るんだろう。あまり大きくないです。1,000人くらいだったか、ともあれ新国立劇場や東京文化会館みたいな箱と比べると全然小さいです。まぁ、なので、学生公演には向いているし、藤原も、ねぇ。とはいえ一応本公演の扱いです。 まぁ、正直言うと、悪くはないというところ。ただ、正直、歌手に関してはあまりどうこうというレベルではないかなと。一応シンデレラ役や王子様役はそこそこ歌ってましたけどね。ただ、こういう劇場ですからね。このくらいは歌って普通と言えば普通。凄く歌い回しが上手いとか、そういうわけでもないし...... テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラは、昭和音大の卒業生などなどで構成されたアマオケというのかセミプロというのか.......どっちなんでしょうね。まぁ、思いの外良かったのは事実です。無論、アバドのロッシーニ・クレッシェンドには比べるべくもないですが、そういうこと言い出すとキリがないので。それなりに整っていたのは間違いないかなと。ただ、まぁ、指揮者共々、歌手のサポートに回るような体では、ないですよね。そこは実力並みなのでしょう。でも、それでダメかというと、まぁ、よく健闘していたと言っていいのだと思います。 演出はちょっと風変わり。 正直、全部見えている席でもないのもあって、最初見ていてよく分からず。途中で禁を破ってプログラムの演出ノートを読んで、あ、そういうことね、と。つまり、これはまず「シンデレラ」という物語を読む少女がいて、その少女の夢見たシンデレラの物語、とか、まぁそういう感じのようで。分かったような分からないような話ですが、まぁ、実際見ていると言うほど違和感はない。要はおとぎ話のシンデレラの世界観に近いのでしょうね。無論そのままではなく、本の世界から飛び出した体であって、その辺が独特ではあるのですが........そうねぇ。こうやってみていると、ロッシーニのオペラは妙に現実感のある世界だけれど、元々は結構なおとぎ話の世界でもあるので、そっちに程よく振ったらこうなりました、という感じなのでしょうか。実際の舞台として見てみると、実はいじる幅の広い作品なのかも知れません。 全体としては、まぁ、それなりに良かったと言っていいと思います。
2024年05月11日
コメント(0)
LFJ2024の開催報告が出ました。 https://www.lfj.jp/lfj_2024/news/2024/05/07-01.html PDFへの直リンクはこちら。 ざっくり言うと、去年とほぼ同様、国際フォーラムで15万7千人、周辺エリア4万3千人の計20万人。 まぁ、実感としては、違和感無いですね。日別は出ていませんが、国際フォーラムで連日5万人くらい、去年よりちょい多いくらい、というのは、そんなもんかなと。海外アーティスト46人に対して国内735人、というのは、そんなもんなのか、と思わなくもないけれど、まぁ、なるほど。こちらはかなり選んで聞いているから、というのはありますが、それでこのくらい出来るのか、というのはありますね。ま、オケを呼んでいないのは間違いなく理由の一つでしょうけれども。そういや、今年は児玉姉妹とかもいなかったしなぁ。ううむ。 まぁ、いろいろ難しいところはあるでしょうね。去年はまだコロナ明け半身の状態でしたから、会場来場者15万人というのは違和感なかったんですけれども。まだ、新型コロナの指定が緩められる前でしたからね。一方今年は、条件は変われども、あまり殺伐感もなくて、全体に余裕のある感じで、その意味ではいいんだけれども、ちょっと寂しいですよね。コンサートも少なめだし。 LFJそのものの露出が以前より少ない、というのは間違いなくあると思います。以前は一種のお祭り騒ぎ感が強かったのが、そういう面が引いてしまって、「普通のコンサートのちょっと毛色が違ったもの」くらいに落ち着いているのかなと。それは必ずしも私が好きだったLFJとは言えない気はするんですけれどもね。 露出の減少も含めた主催側のやる気のなさ感は感じます。それは以前からそうだったのだけれども、どうも国際フォーラム自体にやる気がないのかなと。今、足下では、大規模改修が入っているというのはあるのですけれども、そもそもこの設備自体決して稼働率高くないですし、目玉イベントというのもあまりないですし。そのへん、同列に論じられないと言われそうだけれども、国際展示場とかパシフィコ横浜とかに比べると、ちょっとねぇ。 もう一つは、有楽町から丸の内エリアの地盤沈下ですね。コロナ前はインバウンド目当ての高級ブランド街になるのか、という勢いの丸の内仲通りこと三菱地所通りでしたが、コロナが明けてみると閑散として目も当てられない。 周辺は、東京駅前から徐々に改築高層化ラッシュが進んでいたのが、見事に国際フォーラムの隣の大通りでストップしましたし。不動産屋はどう思ってるか知らないですが、正直、都心のオフィス需要はもう頭打ちでしょう。これ以上高層ビル建てても不動産屋以外誰も喜ばない。国際フォーラムもそれ狙ってたのかもしれないですけれどね。でも、もうないな。土地はそこそこ広いけれど、形も含めて中途半端なところに、今更何作るの?という。もう良くも悪くもバブルの徒花ですから、むしろそれを活かしていっそこのまま行く方が正解のようには思うんですけれどもね。 ちなみに、国際フォーラムは1992年10月着工、1996年竣工して1997年に開業。最後の徒花に近いでしょうか。こういうと、いやこれはバブル後だ、みたいなことを言いたがる人はいるみたいで、この間も某所で新宿のパークハイアットは1994年開業だからバブル後の真摯に作られたもので....みたいな事言ってるトンチキがおりまして。あれなんて着工1990年秋ですから、バブル後期ジャストミートなんですよ。バブル崩壊が始まったのは1990年初めの株価下落からですけれども、地価下落が始まったのはその翌年くらいから、ああ、景気は減速傾向なんだなと誰もが認識したのは1992年に入ったくらいじゃないですかね、確か。就職が本格的に大変になっていったのは、1993年入社組くらいから。で、大型ビルの計画から設計を経て着工までは、このくらいの規模だと少なくとも2年は掛かるんじゃないでしょうか。つまり、国際フォーラムなら構想が練られていたのは恐らく1990年頃。まだバブルが崩壊して景気が悪化していく、という認識は持ち切れていなかったと思います。ちなみにパークハイアットはこの計算だと1988年。まさにイケイケな時期です。 これは国際フォーラムの悪口というわけじゃなくて、ホールAやホールCの椅子が、少なくとも一般的なコンサートホールのそれよりよほど余裕があるのは、そういう事情はあるのだと思います。東京都という地方自治体の事業でしたしね、実質的には。あそこにあった都庁に行ったことある人は、一般的にはもう60代かもしれないくらいの話だからなぁ。 まぁその辺がやる気の無さにも繋がるのだと思うのですが。役所というのはやる気を出すと上手く行くことはあるのだけれど、基本やる気ないからなぁ。東京都としては、今更国際フォーラムを超活性化させるつもりはないんだろうなと思いますし。バブルの徒花と言いましたが、時代的には、箱物行政の徒花とも言える建物ですし。この後大規模な箱物は豊洲市場くらいでしょうか。今は神宮外苑地区を民間に開発させるみたいなのがお気に入りのようですが、さすがにもう時代遅れですしね、そういうの。 LFJの楽しさというのはまだ失われてはいないと言えばいないけれど、会場のある種のお祭り感のなさは、人を集める魅力の薄さと同時に、やっぱりチケット代の高さにも出てくるのだと思います。 ええ、そりゃ、私みたいなのは買いますよ。でも、世間一般的には、やっぱりあれは高いんだと思います。20年前の初回の時は、イザイ四重奏団のベートーヴェンの弦楽四重奏の演奏会が1枚1000円でしたからね。今は、小ホールだと大体2,900円。ほぼ3倍。これでは、やっぱり気後れしてしまう人は少なくないのでは。 まだやる気があるのなら、チケット1枚で楽しめる価値、という視点で考え直すのはいいのかも知れません。ハシゴするような客は置いておいてですね(<どの口が言うか)、有料公演家族で一つ取って、例えば4人で1万円、それで1日とは言わないけれども半日は十分楽しめる企画とかを考えていく.....と言うのは簡単だし、それって金にならないので営業的には厳しいんですが、でも、LFJの、少なくとも初期の盛況ぶりと言うのは、そういうインパクトがあってこそのものだったとは思うんですね。単に安いとかいうだけじゃなく、行くと何か楽しいことがある、みたいな。そういう視点での周辺の楽しみというのをもうちょっと厚くすると、魅力を取り戻せるんじゃないかと思うんですけれどもね。 実績によると、国際フォーラムへの来場者数15万人に対して有料公演チケット販売枚数は9万枚くらい。正直、これのべ人数ではあるけれど、やはり「ちょっと来てみた」人とかが減ってるんだと思うんですよね。それでも十分人を集めているとは思うけれども......
2024年05月08日
コメント(0)
というわけで、GWももう終わり......今日は英気を養って......って、ずっとGW中遊んでただけなんですけどね...... 今年はまだ記者会見とか公式発表が無いので、どのくらい来てたのか、ちょっとよく分からないんですが、実感としては、来場者的にはちょっと少なかった気はします。地上広場は無理なく歩けたし、地下のホールEも、イベントがある時は人が集まってましたけど、それ以外はそれほどでもなく。有料公演も、勿論小ホールは売り切れ大混雑だったけれど、最終公演のホールAとか、後ろの方に空席はありましたし。 理由の一つは、この3日間天気が良かったこと。コロナ明けのGWは去年が最初といえば最初でしたが、まだおっかなびっくりだったし。今年のGWははっきり前後半に分かれて、かつ後半の方が長めだったので、出掛けるなら後半、という人は少なくなかったでしょう。遠出しなくても、今年はずっと天気が良かったので、LFJよりどこかに、というのは、これは以前からずっとそうだったので、少なめなのはまぁ納得。 とはいえ少なかったかなぁ、と。 正直言うと、ちょっと運営側の力の入れ方というかお金の掛け方が、半身な感じになってたのは否めないと思います。細かいことだけれど、そもそも広報に力がそれほど入っていなかったと思うし、場内も、とうとうガラス棟の大きなバナーというか垂れ幕というか、あれもなくなっていたし。プログラムも、どうも刷ってる数がやや少なめになっているのではないかなと。プログラムがもらえなかったと大騒ぎしている人を見掛けましたが、確かに不心得者が多かったのだろうとは思うけれど、そこそこ多目には刷ってたのですよ、あれは......少なくとも10年前はね....... 広報的には、以前は毎年やっていたNHK-FMの「今日は一日LFJ三昧」がないんですよね。あの「三昧」企画自体今どうなってるのかというのはあるのですが、しかし、OttavaはともかくNHKが乗ってこないのはやはり集客的には厳しいと思います。 運営的な話をすると、スタッフに関しても、相当問題が多かったと思います。具体的に大事故があったわけではないけれど、相当レベルが低い。現場も、マネージメントも、簡素化している部分はあって、簡素化自体は悪くないとは思うのですが、それに対する質の低下が酷い。ドアの閉め方が分かってないスタッフがガンガン演奏中に音を出すとか、人の流れを整理出来ないとか、そうかと思えば、ホールCではスーパーの特売の人ごみ整理みたいにやたら大きな声で煽るようにガーガー黄色い声でがなってるし。一方、マネージャー層はG409の裏の普通に人が通るところで仕事もしないでスマホいじってるし。 はっきり言ってプロ意識がまるでない。この場合プロ意識とは何かといえば、「演奏会を演奏会として最良の状態にすること」。そういう意味で、以前のバイトがやたら数だけいた状況以上に劣化していると思います。 あのね。ボランティアにやらせろと思うけれど、それがどうしても嫌なら、もうちょっとマシな人間揃えてもらえます?もうこれって看過出来ないレベルですよ。小さなイレギュラーに対応出来ない人間に、大事故が起きた時何も期待出来ないもの。なんなら、主要メンバークラスは都内に幾つもちゃんとしたホールがあるんだから、応援をお願いしに行くくらいでいいんじゃないの?日頃ホールAでやってるいい加減なイベントレベルの仕事じゃ無理ですよ、きっと。 内容的には、割と毎年思うことですけれども、まぁ結果的には良かったんじゃないの?という形でしょうか。今年のテーマのORIGINってのもなんだかなぁ、と思っていましたが、もうこれ、単なる「お題」くらいに考えといた方がいいんでしょうね。一応関係するようになんかこじつける縛りくらいのもので。 オーケストラを海外から呼べない、というのが今の実情だと思いますが、そういう意味では日本のオケを起用してどうにかした、というところなのだと思います。やれば出来るのは分かっていて、問題は、日本のオケがこれに今後も乗ってくれるかどうか、でしょうね。個人的には、日本のオケも正直どん詰まりの尻窄み状態なんだから、こういうの乗っていってしかるべきだと思うんですけどね。でないと、どんどんデッドエンドに向かっていきますよ。率直に言って、東フィルとウラルフィルとどっちがいい?って言われたら、東フィルにだっていいところはあるもの。ダメなところもあるんだけどね..... 来日組は、その結果、アンサンブルレベルとソリスト群、ということになりましたが、まぁこれはこれでこんなものかなと。少なくとも聞いた限りでは半分以上はいい感じでした。チケット買ってる時点で選んでますけどね.... 個人的に良かったなと思うのは、もう各日で書いたのではありますが、初日はアンサンブル・オブシディエンヌ。二日目は、一つ選ぶなら、オリヴィエ・シャルリエとエマニュエル・シュトロッセのデュオ、次点に東フィルと塩谷哲、中川英二郎、エリック・ミヤシロらによるラプソディー・イン・ブルーとボレロ、及びエルミール弦楽四重奏団のハイドン「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。三日目は、やっぱり山下洋輔かなぁ。次点で、中野振一郎とアンヌ・ケフェレックとジャン・マルク・ルイ=サダ。全然次点になってない.............ケフェレックは、やはりピアニストとしての貫禄がLFJの中では抜きん出た存在ではありますが、この日はルイ=サダと山下洋輔もいますのでね......... また、公式発表が出たら書くことにしましょう。 そういえば、 アンケートもやってるようですので、いろいろ書いてあげて下さい。アンケートの数もいろいろ参考にされると思いますので。
2024年05月06日
コメント(0)
というわけで、最終日終了、つまり2024年のLFJは終了しました。お疲れ様でした。 まぁ、もうね、誰がなんと言おうと、今日は#326の山下洋輔。これに尽きます。今のクラシックとジャズのインターチェンジの源泉の一人にして、誰も真似出来ないオリジナリティの持ち主、という意味で、オリジンそのものでしょう。 他にも、#346の中野振一郎とか、よりによってラプソディー・イン・ブルーで泣かせにくるという大反則のルイ=サダの#335とか、勿論最終公演#315の井上道義とか、あるんですけどね。 ともあれ、いつも思うことではありますが、終わってみれば楽しい三日間でした。また来年もあるといいんだけどね.......
2024年05月06日
コメント(0)
セットリストがね.... バッハの無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード、サマータイム、GUGAN、仙波山、ボレロ。アンコールに枯葉。結果的には持ち時間の45分であっさり終えた感はありました。 山下洋輔はLFJ初参戦。御年82。如何にも慣れない感じで、どういうお客さんで、どうアプローチしたものか、と、探り探りに入る感じ。それはそうだと思います。MCも「クラシックを聞きに来ているお客さん」向けという感じでした。でも、そんな手探りでやる必要無かったと思うんですよね。実際場内は見た限りでは満員だったし。 そもそも、LFJでも、今年も盛んにラプソディ・イン・ブルーとか演奏されてましたが、今、小曽根真が盛んにオケと協奏曲で共演したりしている、その嚆矢を放ったのは40年前に山下洋輔がラプソディー・イン・ブルーとかボレロとかユーモレスクを取り上げたアルバムを作ったところだと思うのです。無論それ以前にもジョン・ルイスみたいなのはあったし、キース・ジャレットやチック・コリアみたいなのもあったけれど、フリージャズを主戦場とする山下洋輔が思い切って換骨奪胎をやってみせたところが出発点の一つになったのは、少なくとも日本では間違いないところ。今のLFJを形成した言わば前史。そのご当人がボレロを提げてご登場ですから。 でも個人的にはそれ以上に仙波山。GUGANもですが、比較的初期の山下洋輔トリオの定番。これが聞けるとは思っていなかった。ボレロといい、胸熱です。 個人的には、小曽根真がLFJに参戦した時以上にこれはLFJ史に残る駒だったと思います。アルゲリッチのホールAでの演奏と同じくらいのインパクト。 というかさ。コロナ挟んで暫く聞けていなかったのだけれど、82歳のピアニスト、っていう時点でもう事件ですよ。比べちゃいけないんだけど、今年で引退するって言ってる井上道義が5年若いんですよ。それで、まぁ、MCはちょっと遠慮というか測り兼ねてる感じはあったし、正直かなり控えめだったと思いますが、まだあれかぁ!と、ね。年齢抜きにして記憶に残る一夜でした。私の周囲じゃ意外と聞いてなかったみたいなんですが、なんとも勿体無い。
2024年05月06日
コメント(0)
ルイサダ押して、ギリギリ346に間に合いました… やっぱり中野振一郎は外せぬ… 早くも地下エリアは撤収モードの様子。まだ最終公演ありますけどね!
2024年05月05日
コメント(0)
いろんな意味でやらかしてくれました…とりあえず20分押し…そしてラプソディー・イン・ブルーで泣かしに来るとか…
2024年05月05日
コメント(0)
最近、国際フォーラムの地下に、ヴェトナム料理の老舗 サイゴンが入ったというので行ってみました。今日はこういうことする余裕が少しある… ヴェトナムが自由化して、ヴェトナムブームになる前からある老舗です。以前もこの界隈に店があったのですが、いつしか廃れて、今回ここに復活したと。 以前国際フォーラムに入ってたレバンテ、これは洋食屋でしたが、ここもコロナ下で閉店してしまったけれど、そういう店が少なからずあるのですよね。 フォーと春巻きのセットで飲み物付いて1480円は安くないけど、最近の屋台飯の値段考えると悪くはないのでしょう。コーヒーはヴェトナム式です。ウェイトレスさんはアオザイというのか、ああいうドレス。 国際フォーラムは商売大変みたいなので、繁盛するといいですね。
2024年05月05日
コメント(0)
今日も雲ひとつない青空……やはり暑くてもHimmels Blau……こんな日にはベートーヴェンのop.111が聞きたくなる… というわけでいよいよ最終日です。正直言うと、お客さん来てるんだけど、ちょっと少なめかな?という感じかも。この三日間、ずっといい天気なんですが、正直コンサート詰まってなければビール飲みたいくらいなんですけど、例年、天気良過ぎるとお客さん少な目なんですよね…遠出しちゃうのかな。 今年もそのパターンかな… 今日も張り切っていきましょう♪
2024年05月05日
コメント(0)
2日目終了しました。 今回のテーマはオリジンで.....という話は前にもしましたが...... 今日、オリヴィエ・シャルリエとエマニュエル・シュトロッセのデュオ(#232)で、ラヴェルのヴァイオリンソナタを聞きました。この曲、緩徐楽章の第2楽章がBluesと表記されてるんですね。これ、ラヴェルがジャズから影響を受けて....と言われていて、自分も今日改めて聞くまでそういう風には思っていたのですが.... ラヴェルのBluesというのを、今日シャルリエが弾いたやり方がどうなのか、スタンダードなのかどうかは私もそれほど詳しく無いので分かりませんが、このBluesは、どうも、ラプソディー・イン・ブルーの「ブルー」ではなくて、「ブルース」の方なんじゃないかという気はするのですね。つまり、ジャズなんじゃなくて、元々の、もっと泥臭い原型としてのブルースの方なんじゃないかと。菊池成孔に言わせるとブルースは全然西洋音楽の文脈に飼い慣らされていないヤバいやつで、どうもラヴェルのそれは、より洗練されたジャズじゃなくて、こっちのヤバい方なんじゃないかという。今日の演奏で改めて思ったのは、ラヴェルはもっとプリミティヴな方向を考えてたんじゃないかと。実際、それほど多くは聞いてないですが、この曲は「ジャズ」にしようと思って書いてるわけじゃない気はするんですね。 この曲が書かれたのは1927年だか28年だか、ラプソディー・イン・ブルーの初演が1924年なので、当然間に合ってはいるし、だからと避ける人もいないと思うけれども。ただ、なんとなく我々はラヴェルを整った音楽のように感じることはあるけれど、ラヴェルは同時にダフニスとクロエを書いた人でもあるし、ラ・ヴァルスなんて狂気の沙汰が入ってますからね。 そんなことを、最終公演の東フィルとSUPER BRASSのメンバーによるラプソディ・イン・ブルーとボレロの演奏(#215) を聞きながら思ったりするのでした。 二日目はそんなことをちょっと考えながら帰ってきた1日でした。 では、明日も頑張ろう......
2024年05月05日
コメント(0)
東フィルが塩谷哲とSuper Brassのメンバーを迎えてのラプソディー・イン・ブルーとボレロ。うん。最終公演に相応しい盛り上がりでした。また来年も楽しみ…ってまだもう1日あるじゃん!というくらいの盛り上がりでした。 今日の総括は帰ってからゆっくりと。ちょっと思うところあったし。あ、いい意味でですけどね。
2024年05月04日
コメント(0)
してるかと思ったら、ホールEはまだまだ大盛況!今やってるのはノルディックフィドルベースのチームだそうで。フィドルか、最近聞いてないなぁ…
2024年05月04日
コメント(0)
ヒナステラとアルベニスがなかなか… この人こういうのも弾くのね…
2024年05月04日
コメント(0)
本イベント販売品に該当しますか……?まぁ誰も気にしてないと思うけれどもさここまで4公演、17時です。あと3つ!
2024年05月04日
コメント(0)
あちこちで出没してるんですけどね〜 何度か会ってるんですが、いつも咄嗟で写真撮り損ねるという… 一度すぐそこで飯食ってたんですけど、それはあまりにもプライベートでやめときました…
2024年05月04日
コメント(0)
今回初の屋台飯です。ロティサリーチキン。端の方だからか、サクッと買えました。
2024年05月04日
コメント(0)
ガラス棟のG402から405くらいで、オーディオと楽器、これはフルートみたいですが、の体験ブースができてます。オーディオは2社。7桁クラスのシステムが聞けます。
2024年05月04日
コメント(0)
晴れ渡る素晴らしい青空……himmels Blau……というにはちょっと暑過ぎるようですが…東京は予想最高気温が28℃とか。うっかりすると30℃超えじゃないですか。真夏日ですよ… というわけで2日目です。今日も盛り沢山で遊ぶ暇がない…とはいえ今日は屋台飯も食いたいぞ……頑張ろう……
2024年05月04日
コメント(0)
というわけで初日終了しました。 今日は133のアンサンブル・オブシディエンヌと134のカンティクム・ノーヴムですかね。 似て非なる二つの団体ですけれども、中世の音楽と広く中近東やその東まで視野に入れた音楽、全然違うようでいて、いわばマージナルな領域を主戦場にするという意味でよく似ているし、LFJらしいプログラム、LFJならではと言えると思います。これは聞いてみてもらったほうが早いと思いますが、アンサンブル・オブシディエンヌは今日の夕方ホールEにも出ていたようですから、聞かれた向きもあったのではと。 今回のLFJのテーマはオリジンということなのだけれど、これもまた便利な言葉ではあるのだけれど、この辺の音楽を聞いていると、改めてテーマの意味をちょっと考えてしまったり。 なんか久しぶりに色々忙しくて、全然他のことが視野に入ってきませんでした。まぁ、今年はこんな感じかなぁ.......
2024年05月04日
コメント(0)
まだ公演はあるのですが、屋台村は20時過ぎであらかた閉まってしまいましたとさ…というわけで近所のカレー屋に… もう一踏ん張りです。踏ん張って頑張るもんじゃないとは思うけど…
2024年05月03日
コメント(0)
#134、こちらは多様性が売りで、地中海域の音楽を中心にしているという触れ込みのカンティクム・ノーヴム。まぁ、民族音楽集団的テイストでもあるのですが、これも面白かった。 これもLFJならではですねぇ。 日も暮れましたが、もう少し。
2024年05月03日
コメント(0)
今年は地下のホールEがあるのです。 演奏があるとそこそこ盛況ですね。例年と違って舞台は壁際。これでいいと思います。 定番のショットも…
2024年05月03日
コメント(0)
133、ホールD7の公演。 LFJお馴染み謎のアンサンブルの回…予想通りの面白さでした。まぁ、中世音楽やりますって時点で面白くなると思ってましたが。 まだまだ折り返し点ですかね。
2024年05月03日
コメント(0)
D7で聞いたんですけどね。演奏中にドアを開け閉めするんですよ。これは仕方ないものは仕方ない。 でもさぁ。何の配慮もなく閉めるんですよ。デカい音立てて。 アレはやりようあるし、コツでもなんでもなくちょっと考えりゃ出来るんです。そういう配慮が出来ない。駄目だよなぁ… 音楽や演奏家や聴衆に対する想いというか考えというか、ないのよね。所詮その程度のつもりでしかやってないのか…とは、まぁ、思うよね…がっかり。 君らの代わりならいつでも出来るよ。
2024年05月03日
コメント(0)
2024年05月03日
コメント(0)
無事初日の朝です。今日から3日間はいい天気だそうで… 今年はバナーがないんですね。ちょいと寂しいと言えば寂しいけれども、地下ホールも復活しているし、いろいろ楽しみにしましょう。
2024年05月03日
コメント(0)
いや気がつくもへったくれもないんですが、もう5/2の夜。明日からいよいよLFJであります。 去年はオンラインチケットの表示が、回線トラブルで出来なかったこともあったので、今年は携帯2個持ちにWi-Fi持ってこうと…全部キャリア違い…まぁ、D7では去年は一部Wi-Fiを開放してた時間帯もあったようで、それなりにどうにかなると思いますが… さぁ、もう寝ようっと…
2024年05月03日
コメント(0)
全28件 (28件中 1-28件目)
1