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2013.07.26

　大和西大寺からはこの日の一番のお目当て、９：４０発天理行き臨時特急に乗車します。実はこれこそが、基本的に毎月２６日にしか運転されない臨時特急ということで、お目当てにしたわけです。
　なぜ２６日だけなのか、というか、毎月２６日になると天理周辺で臨時列車が運転され、近鉄であれば普段設定のない「大阪難波～天理」の急行や快速急行の運転もありますが、その理由は天理教の行事に伴うものだからです。通称「天理臨」というものです。

　この天理行き特急もその一環というわけですが、今回乗車した京都発天理行き特急の特急券は一般販売もされており、天理教関係者でなくとも、誰でも利用可能です。チケットレスでの購入もできます。
　なお、毎月２６日にはやはり名古屋からも天理行き特急が運転されます（名古屋～大和八木間は名阪乙特急と併結、天理行きは平端駅の配線の都合で３回スイッチバックするのが有名です。）が、こちらは基本的に団体列車扱いとなっています。以前、特定の時期に一般販売されたこともあるようですが。

　列車はビスタカー４両編成、チケットレスで購入時、シートマップ選択であえて階上席をチョイスしました。しかし実際乗車してみるとそれほど乗車率が高いわけでもなさそうに見えます。
　橿原線と天理線の分岐点・平端では運転停車はしませんが、ゆっくりと通過します。そして定期営業列車では設定のない、途中駅の二階堂・前栽通過も体験します。そして天理へ。下車すると、そこそこの乗客がこの特急から降りてきます。たまたま私のいた号車は乗客がいなかっただけというようです。
　天理では、じっくりと撮影などを行いますが、乗車してきた特急は１０：０５発の回送列車となるようです。また駅前は人出が多いような感じです。

　ここでＪＲに乗り換えます。１０：２０発奈良行き普通列車に。ワンマンカー２両編成でした。実はＪＲも、毎月２６日になると大和路快速を奈良～天理間延長運転する（こちらも一般乗車可能）などの臨時列車の設定があり、また団体列車で様々な車両が天理駅に乗り入れてきます。そのためいわゆる「撮り鉄」とされる人々も注目するとか。
　また普段、ＪＲ天理駅の１・２番線に通じる階段には柵が置かれて入れないようになっていますが（回送列車が１・２番線に発着すること自体は毎日あります）、この日は柵が置かれておらず、２番線には１０３系車両が留置してありました。

　ここで乗り換えて奈良線・１０：４０発京都行き普通列車に乗車します。２２１系４両編成でした。この奈良線、線路の戸籍上は京都～木津間が奈良線で、木津～奈良間は関西本線ですが、基本的に奈良線の列車は奈良まで直通しています。
　以前この路線にはみやこ路快速でつごう１往復していますが、普通列車の乗車はなかったので普通列車に乗車したいと思っていたわけで、普通列車で長池を目指します。

　木津からしばらく単線なので、途中普通列車やみやこ路快速と何度か行き違いをします。

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