偐万葉田舎家持歌集

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2007.10.20

錦織公園をゆく

(3)

カテゴリ：銀輪万葉

智麻呂の笑みはもはしき錦織河内の里の風のやさしも
はじけてやほのあたたかき綿の実の真白き思ひのどちと道ゆく
木綿の実のはじけて白き秋の風妹に届けむ錦織の里
万知姫の嬉しき昼げ馳走なり笑みもこぼるる里のあづま屋
玉箒棗がもとに今日咲きて河内の里の庭のさやけし
朝顔の花凛としてむらさきに我もありたし秋の道かな
車椅子押す坂道の手応への何やらうれし秋の日だまり
青雲の棚引く空の高々と柿の光りて秋ぞうるはし

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最終更新日 2007.10.20 23:06:51
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■コメント

Re:錦織公園をゆく

ドジまちさん

朝顔（桔梗）の笑みを前にして詠んで下さった歌に感謝、秋の日だまりのひととき、有り難うございました。 (2007.10.21 22:16:19)

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小万知様へ

ヤカモチさん

こちらこそお世話になりました。ご主人様のお心遣いも有り難く感謝です。

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Re:錦織公園をゆく

俵の小万知さん

名付け親に感謝です。名前の由来を説明せねば。あずまやの中に積んであった米俵（中身は枯葉で軽量）を面白がって肩に担ぎ、みんなに笑われた、歌を詠めないいちびり小万知です。 (2007.10.22 10:09:49)

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プロフィール

けん家持

養老２年（718年）の生まれゆゑ､年令1307才（養老元年生れ説だと1308才）。銀輪歌人、偐家持（ニセヤカモチ）｡若草の里の読書会に屯しています。時に「まっ黒の走子｣｡時に「偐定家」。時に「筆蕪蕉（不精者）」であります。また、時々は偐家持美術館のヤカモチ館長でもあります。自転車（銀輪）であちらこちらを気ままに散歩し、花を愛でたり、虫と遊んだり、万葉調の歌（と言っても大抵は戯れ歌）などを作ったりしています。

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