やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2013/02/10
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カテゴリ: 登山
昨年の海の日

4:40 G会館起床。クルマ2台で小川温泉を目指す。

6:00 ハーバルバレーおがわの駐車場に到着。取り付きまで歩く。

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6:18 175m 打谷に入る林道すぐのスギ林斜面に取り付く。出発時点では暗かったがヘッ電は不要であった。いきなりの急登は辛い。

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尾根筋を歩くが、ヤブがひどい。右に左に移動しながら、我慢の登高。

7:50 500m GPSでは517mを差す。515mの三角点であろう。この先はブナ林に変わって歩き易い。さらさらの雪が降る。

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目指す負釣山の稜線が見えた。

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8:33 505m 尾根歩きは、南に進路が変わる。一旦下って登り返す。スネラッセル。

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幅広の尾根は二重山稜の箇所もあり、ペナントを打ちながら進む。降雪は大したものではなかったが、帰路トレースは消えかかっていた。

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8:56 580m リッジにて稜線がうっすらと見えた。これより核心部となる。ザックを下ろして休憩しつつ、ハーネスを装着する。

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9:23出発。手前のピークが地形図の538m地点で、奥のピークが核心部である。

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両側が切れ落ちたリッジが続く。慎重にワカンをさばく。

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潅木を踏んでの空中歩きもある細い尾根。

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眼前に核心部が見えてくる。

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海側を眺めるとよく見渡せる。中央右から左に伸びる尾根を登高してきた。

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10:00 635m 核心部の谷筋にはデブリがあり、上部斜面には横方向にクラックが走っている。稜線には冠状に雪庇が引っかかっており、これから気温が上昇する中、突っ込んでいくのは危険だ。一度、ドーンと雪崩の音が響いた。

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この先に進むことは止め、休憩がてら弱層テストを行ってみた。60~70cm掘り下げて、雪の断面を観察してみると、穴を付けたところに雪質の変化が見られた。

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この雪柱を引っ張ってみたところ、ひじを曲げた力で60cmくらい下から破断した。破断面の少し下にザラメ層があった。雪の状態はあまりよろしくないということで、納得の撤収である。

10:42 往路下山。ペナントを回収しながら。

11:12 585m 道中、雪のテーブルを作ってツェルトをかぶり、昼食とした。

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ファイントラック のドライレイヤーと ホグロフス スピッツジャケット の二層で行動した。これくらい薄くしないと暑かったのだ。これ以上は簡素化できない究極のレイヤリング。

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12:47 305m ヤブに突入。厳しい下山。こんな急斜面を登ってきたのか。先頭の山ちゃんはトレースを見ながら下山しているはずであるが、本当に合っているのが疑問に思うほどであった。会長も同じ思いだったようだ。実際は正しかったのだが。

13:04 170m 取り付き地点に到着。

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Last updated  2013/02/17 12:01:56 PM


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